JPH08307760A - 画像メモリ機能付き映像装置 - Google Patents

画像メモリ機能付き映像装置

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JPH08307760A
JPH08307760A JP7105560A JP10556095A JPH08307760A JP H08307760 A JPH08307760 A JP H08307760A JP 7105560 A JP7105560 A JP 7105560A JP 10556095 A JP10556095 A JP 10556095A JP H08307760 A JPH08307760 A JP H08307760A
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field
signal
area
memory
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隆 坂口
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岳史 浜崎
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    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/683Vibration or motion blur correction performed by a processor, e.g. controlling the readout of an image memory

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないメモリ容量で、メモリを用いる複数機
能を実現することによって、低コスト・小型化・多機能
化を実現する。 【構成】 第1読み出し制御部104はフィールドメモリ1
02に記憶されている第nフィールドの信号の任意の領域
である第1領域を読み出し、第2読み出し制御部105は
フィールドメモリ102に記憶されている第nフィールド
の信号の内第1領域を含みその領域より広い領域である
第2領域を読み出し、第nフィールドに引き続く第(n
+1)フィールドの書き込み先頭アドレスを第1領域の
読み出し終了アドレスの次のアドレス以降になるように
決定すると共に、第(n+1)フィールドの映像信号を書
き込み先頭アドレスを始点として、フィールドメモリ10
2にリング状に書き込み、第1領域の信号を映像信号と
して出力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等の映像
処理装置におけるメモリ機能に関するものであり、特に
電子式拡大処理と巡回型ノイズ低減処理というようにメ
モリを用いる複数の機能を実現する画像メモリ機能付き
映像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の映像装置におい
てはデジタル化,多機能化が進み、メモリを用いた各機
能を備えた撮像装置の開発、商品化が行われている。従
来のビデオカメラ等の撮像装置におけるメモリ機能につ
いて説明する。
【0003】従来のメモリを用いた映像装置としては、
特公平6−81276号公報「画像メモリ装置」があ
る。以下に、この画像メモリ装置について説明する。
【0004】図12はこの画像メモリ装置のブロック図
を示すものであり、図12において、入力端子201か
らの映像信号入力はデュアルポート型のフィールドメモ
リ202の入力ポートに入力される。203は書き込み
制御回路で、入力端子204に与えられる同期信号と、
入力端子207に与えられる読み出し終了相対アドレス
から、映像信号入力に対応した書き込みアドレスを生成
し、フィールドメモリ202に与える。また、当該フィ
ールドの書き込み先頭アドレスを読み出し制御回路20
5に与える。読み出し制御回路205で、入力端子20
6に与えられる読み出し先頭相対アドレスと、読み出し
終了相対アドレス及び同期信号から、図13に示す読み
出し領域(後述)のデータに対応する読み出しアドレス
を生成し、フィールドメモリ202に与える。208は
補間回路で、フィールドメモリ202から読み出された
画像の1部領域を補間・内挿して1画面の映像に拡大し
て、映像出力を出力端子209に出力する。
【0005】以上のように構成された画像メモリ装置に
ついて、以下その動作を図13を参照しながら説明す
る。
【0006】図13はフィールドメモリ202に書き込
まれる1フィールド分の映像信号と、同じく読み出され
る領域との関係を示す図である。図中、斜線部は読み出
し領域である。読み出し領域の左上は読み出し先頭アド
レスであり、これは書き込み制御回路203から得られ
る前フィールドの書き込み先頭アドレスに、読み出し先
頭相対アドレスを加算して求められる。同様に、斜線部
右下の読み出し終了アドレスは前フィールドの書き込み
先頭アドレスに読み出し終了相対アドレスを加算して求
められる。これらの処理は読み出し制御回路205で行
われる。そして次フィールドで読み出すために当該フィ
ールドの読み出しと同時に書き込まれる次フィールド分
の書き込み先頭アドレスは、読み出し領域に重ならずし
かも読み出し終了アドレスに近いアドレスとなるよう
に、書き込み制御回路203で決定される。
【0007】また、従来のメモリを用いた映像装置とし
て、フィールドメモリを用いた巡回型ノイズ低減回路を
有するものがある。以下に、この撮像装置の巡回型ノイ
ズ低減装置におけるメモリ制御について説明する。図1
4は巡回型ノイズ低減装置のブロック図を示すものであ
る。第1の減算手段210で入力映像信号とフィールド
メモリ211の出力信号との差分信号を求める。入力映
像信号が静止画であれば、上記差分信号中には映像信号
は殆ど含まれず、ノイズだけが取り出される。この差分
信号を第2の減算手段212において入力信号から差し
引くことにより、ノイズを低減するものである。この処
理は、2つのフィールドの平均化処理と見なすことがで
きる。
【0008】しかし、上記の巡回型ノイズ低減装置では
動画においては差分信号中に映像信号が多く含まれるよ
うになってくるため、入力信号から上記差分信号をその
まま差し引くと残像劣化を引き起こすことになる。そこ
で、「一般的にノイズは信号に比べて振幅が小さい」と
いう統計的理由に基づき、図14の乗算手段213にお
いて上記差分信号に係数k(0≦k≦1)を乗算し、振
幅の小さい部分だけをノイズとして抜き出している。具
体的には、上記差分信号のうち振幅の小さい部分に対し
てはkを1に近い値、振幅の大きい部分に対してはkを
0に近い値に制御することでノイズを抜き出す。こうし
て抜き出したノイズを入力信号から減算することによ
り、残像を抑制しながらノイズを低減するということが
可能になってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像メモリ機能付き映像装置には、次のような問題点
がある。すなわち、多機能化を実現するために電子式拡
大機能と巡回型ノイズ低減機能を実現するには電子式拡
大機能用フィールドメモリと巡回型ノイズ低減機能用フ
ィールドメモリが必要となり、コスト・消費電力及びP
板面積が大きくなり、ローコスト化や小型化が困難にな
るという問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であって1フィールド分のメモリで電子式拡大機能と巡
回型ノイズ低減機能等の複数機能を実現できる画像メモ
リ機能付き映像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像メモリ機能付き映像装置は、少なくとも
2つの独立した読み出しポートを有し1フィールド分以
上の画像の記憶容量を持つフィールドメモリと、前記2
つの独立した読み出しポートに対応する少なくとも2つ
の読み出し制御部と、書き込み制御部とを備え、前記少
なくとも2つの読み出し制御部の内の1つである第1読
み出し制御部は前記フィールドメモリに記憶されている
第nフィールドの信号の任意の領域である第1領域を読
み出し、前記少なくとも2つの読み出し制御部の内のも
う1つである第2読み出し制御部は前記フィールドメモ
リに記憶されている第nフィールドの信号の内前記第1
領域を含みその領域より広い領域である第2領域を読み
出し、前記第nフィールドに引き続く第(n+1)フィ
ールドの書き込み先頭アドレスを前記第1領域の読み出
し終了アドレスの次のアドレス以降になるように決定す
ると共に、前記第(n+1)フィールドの映像信号を前
記書き込み先頭アドレスを始点として、前記フィールド
メモリにリング状に書き込み、前記第1領域の信号を映
像信号として出力するように構成している。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、入力された映像
信号を、書き込み制御部が与える書き込み先頭アドレス
からリングメモリ(メモリの上限アドレスと下限アドレ
スが見かけ上連続しているように制御されるメモリ)状
にフィールドメモリに書き込む。垂直ブランキング期間
中に、次のフィールドで一つの読み出しポート(第1読
み出しポート)から読み出す任意の領域の先頭アドレス
と終了アドレスと、もう一つの読み出しポート(第2読
み出しポート)から読み出す任意の領域の先頭アドレス
と終了アドレスを決定し、さらに第1読み出しポートの
読み出し終了アドレスの次のアドレス以降に書き込み先
頭アドレスが決定される。第1読み出し制御部は、読み
出しアドレスに対応して任意の領域をフィールドメモリ
から読み出し、第2読み出し制御部は前記フィールドメ
モリに記憶されている第nフィールドの信号の内前記第
1領域を含みその領域より広い領域である第2領域を読
み出す。書き込み制御部は第1読み出しポートの読み出
しと並行して、書き込み先頭アドレスからリングメモリ
状に新しいフィールドの映像信号の書き込みを行い、前
記第1領域の信号を映像信号として出力する。これらを
繰り返すことにより、出力する映像信号は第2読み出し
ポート側での処理も有効で、第1ポート側の処理も実現
可能となる。例えば1フィールド分のメモリで第2ポー
トで巡回型ノイズ低減機能を実現し、このノイズ低減さ
れた信号を用いて第1ポートでは電子式拡大機能を実現
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例における画像
メモリ機能付き映像装置のブロック図を示すものであ
る。
【0015】図1において、101は映像入力信号を入
力する入力端子、102は3ポート型のフィールドメモ
リであり、映像入力信号は3ポート型のフィールドメモ
リ102に入力される。103はフィールドメモリ10
2の書き込み制御を行う書き込み制御回路、104はフ
ィールドメモリ102の第1読み出しポートの読み出し
制御を行う第1読み出し制御回路、105はフィールド
メモリ102の第2読み出しポートの読み出し制御を行
う第2読み出し制御回路、106は映像出力信号の出力
端子、107,108はマイクロコンピュータ等別回路
から与えられる読み出し先頭相対アドレス,読み出し終
了相対アドレスを入力する入力端子、109は映像信号
の同期信号を入力する入力端子である。
【0016】以上のように構成された画像メモリ機能付
き映像装置について、以下その動作を図2,図3を参照
しながら説明する。
【0017】図2はフィールドメモリ102に書き込ま
れる1フィールド分の映像信号と、同じく読み出される
領域(第1読み出し領域,第2読み出し領域)との関係
を示す図である。図中、A,B,Cは書き込み領域=第
2読み出し領域であり、またB(斜線部)は第1読み出
し領域である。前フィールドの書き込み先頭アドレスと
当該フィールドの第2読み出し先頭アドレスとは等し
く、書き込み領域と第2読み出し領域とは等しい。一
方、第1読み出し領域の左上は第1読み出し先頭アドレ
スであり、これは書き込み制御回路103から得られる
前フィールドの書き込み先頭アドレスに、第1読み出し
先頭相対アドレスを加算して求められる。同様に、斜線
部B右下の第1読み出し終了アドレスは前フィールドの
書き込み先頭アドレスに第1読み出し終了相対アドレス
を加算して求められる。これらの処理は第1読み出し制
御回路104で行われる。そして、次フィールドで読み
出すために当該フィールドの読み出しと同時に書き込ま
れる次フィールド分の書き込み先頭アドレスは、第1読
み出し領域に重ならずしかも第1読み出し終了アドレス
に近いアドレスとなるように、書き込み制御回路103
で決定される。ここで、フィールドメモリ102の容量
が1フィールド分のみの場合は、読み出し終了アドレス
の次のアドレスから読み出し終了走査線の次の走査線の
先頭アドレスまでの範囲(フィールドメモリ102の容
量に余裕がある場合は、更にその余裕分を加えた範囲
内)のいずれかのアドレスに書き込み先頭アドレスを決
定すればよい。このように、書き込み制御回路103
で、同期信号と、読み出し終了相対アドレスから、映像
信号入力101に対応した書き込みアドレスを生成し、
フィールドメモリ102に与える。また、当該フィール
ドの書き込み先頭アドレスを第1読み出し制御回路10
4及び第2読み出し制御回路105に与える。第1読み
出し制御回路104は、読み出し先頭相対アドレスと、
前記読み出し終了相対アドレス及び同期信号から、図2
に示す第1読み出し領域及び第2読み出し領域のデータ
に対応する第1読み出しアドレス及び第2読み出しアド
レスを生成し、フィールドメモリ102に与える。
【0018】図3は上記のように生成された書き込み・
読み出しアドレスの発生タイミングを示す図であり、n
フィールドで書き込まれた信号を(n+1)フィールド
で読み出しながら新たに書き込みを行う様子を示してい
る。各フィールドの書き込み先頭アドレスは黒丸で表わ
され、読み出し先頭アドレスは白丸で表されている。こ
こで、(n+1)フィールドの第1読み出し先頭アドレ
スは、例えば電子式拡大機能の拡大倍率及び手ぶれ補正
のための1画面中の切り出し領域位置等の制御により、
前述のようにnフィールドの書き込み先頭アドレスに読
み出し先頭相対アドレスを加算して求め、同様に読み出
し終了相対アドレスを加算して求められる読み出し終了
アドレスから、(n+1)フィールド目の書き込み先頭
アドレス(黒丸)が決定される。また、(n+1)フィ
ールドの第2読み出し先頭アドレスは、例えば巡回型ノ
イズ低減機能等の制御により前述のようにnフィールド
の書き込み先頭アドレスが用いられる。
【0019】また、書き込み(読み出し)アドレスがフ
ィールドメモリの上限アドレスに達したとき、フィール
ドメモリの下限アドレスからそのまま続けて書き込む
(読み出す)ように制御する。
【0020】この時、図3に示すように、(n+1)フ
ィールドにおいて第1読み出しアドレスにより読み出さ
れる第1読み出し領域の信号は、書き込みアドレスによ
り追い越されることはないが、第2読み出しアドレスに
より読み出される第2読み出し領域の信号は、当該フィ
ールドの書き込み動作により途中から新データに書き変
わっているため、第2読み出し領域信号を用いる処理が
有効な範囲が制限される。つまり、例えば第2読み出し
領域信号を用いる処理である巡回型ノイズ低減等の処理
が有効な範囲が制限され、ノイズ低減されない範囲が存
在することになる。但し、書き込み動作により途中から
新データに書き変わるのは、第1読み出し領域の信号を
用いて補間・内挿を行い電子式拡大機能等を実現するた
めであり、第1読み出し領域の信号を最終出力として使
用する場合は、第1読み出し領域の信号がノイズ低減さ
れていれば良く、図2,図3に示すように、第1読み出
し領域の信号は全て巡回型ノイズ低減が有効な範囲に含
まれている。
【0021】これらの動作を繰り返すことにより、映像
信号入力がフィールドメモリ102に書き込まれ、同時
に、読み出し先頭相対アドレスと読み出し終了相対アド
レスで指定された領域がフィールドメモリ102の第1
読み出しポートから読み出され、最終出力信号として出
力される。しかもこの第1読み出しポートから読み出さ
れる領域の信号は第2読み出しポートからの信号を用い
た巡回型ノイズ低減機能によりノイズ除去された信号で
ある。
【0022】以上説明したように、本実施例の画像メモ
リ機能付き映像装置では、3ポートのフィールドメモリ
一つで、巡回型ノイズ低減機能と電子式拡大機能または
手ぶれ補正のように複数のメモリを用いる機能を実現す
ることができる。
【0023】図4は本発明の第2の実施例における画像
メモリ機能付き映像装置のブロック図を示すものであ
る。
【0024】図4において、図1と共通部分は同一符号
で示し、異なる部分を中心に説明する。図4において、
110は巡回型ノイズ低減回路であり、映像信号101
は巡回型ノイズ低減回路に入力される。111は電子式
拡大機能(電子ズーム)を制御し、必要な読み出し先頭
相対アドレス,読み出し終了相対アドレス,補間制御信
号を発生する電子式拡大制御回路、112はフィールド
メモリ102の第1読み出しポート出力信号である画像
の一部領域を補間・内挿して1画面の映像に拡大する補
間回路である。
【0025】以上のように構成された画像メモリ機能付
き映像装置について、以下その動作を図5,図6を参照
しながら説明する。
【0026】図5は図2と同様フィールドメモリ102
に書き込まれる1フィールド分の映像信号と、同じく読
み出される領域(第1読み出し領域,第2読み出し領
域)との関係を示す図である。図中、A,B,Cは書き
込み領域=第2読み出し領域であり、またB(斜線部)
は第1読み出し領域である。前フィールドの書き込み先
頭アドレスと当該フィールドの第2読み出し先頭先頭ア
ドレスとは等しく、書き込み領域と第2読み出し領域と
は等しい。一方、第1読み出し領域の左上は第1読み出
し先頭アドレスであり、これはメモリ書き込み制御回路
103から得られる前フィールドの書き込み先頭アドレ
スに、電子式拡大制御回路111からの読み出し先頭相
対アドレスを加算して求められる。同様に、斜線部B右
下の第1読み出し終了アドレスは前フィールドの書き込
み先頭アドレスに、電子式拡大制御回路111からの読
み出し終了相対アドレスを加算して求められる。これら
の処理は第1読み出し制御回路104で行われる。そし
て、次フィールドで読み出すために当該フィールドの読
み出しと同時に書き込まれる次フィールド分の書き込み
先頭アドレスは、第1読み出し領域に重ならずしかも第
1読み出し終了アドレスに近いアドレスとなるように、
書き込み制御回路103で決定される。ここで、フィー
ルドメモリ102の容量が1フィールド分のみの場合
は、読み出し終了アドレスの次のアドレスから読み出し
終了走査線の次の走査線の先頭アドレスまでの範囲(フ
ィールドメモリ102の容量に余裕がある場合は、更に
その余裕分を加えた範囲内)のいずれかのアドレスに書
き込み先頭アドレスを決定すればよい。このように、書
き込み制御回路103で、同期信号と、電子式拡大制御
回路111からの読み出し終了相対アドレスから、映像
信号入力に対応した書き込みアドレスを生成し、フィー
ルドメモリ102に与える。また、当該フィールドの書
き込み先頭アドレスをメモリ第1読み出し制御回路10
4及びメモリ第2読み出し制御回路105に与える。第
1読み出し制御回路104は、電子式拡大制御回路11
1からの読み出し先頭相対アドレスと読み出し終了相対
アドレス及び同期信号109から、図5に示す第1読み
出し領域及び第2読み出し領域のデータに対応する第1
読み出しアドレス及び第2読み出しアドレスを生成し、
フィールドメモリ102に与える。
【0027】図6は上記のように生成された書き込み・
読み出しアドレスの発生タイミングを示す図であり、n
フィールドで書き込まれた信号を(n+1)フィールド
で読み出しながら新たに書き込みを行う様子を示してい
る。各フィールドの書き込み先頭アドレスは黒丸で表わ
され、読み出し先頭アドレスは白丸で表されている。こ
こで(n+1)フィールドの第1読み出し先頭アドレス
は、電子式拡大制御回路111におけるズーム倍率及び
1画面中の切り出し領域位置制御により、前述のように
nフィールドの書き込み先頭アドレスに読み出し先頭相
対アドレスを加算して求め、同様に読み出し終了相対ア
ドレスを加算して求められる読み出し終了アドレスか
ら、(n+1)フィールド目の書き込み先頭アドレス
(黒丸)が決定される。また(n+1)フィールドの第
2読み出し先頭アドレスは、巡回型ノイズ低減回路11
0が巡回型ノイズ低減を行うために前述のようにnフィ
ールドの書き込み先頭アドレスが用いられる。
【0028】また、書き込み(読み出し)アドレスがフ
ィールドメモリの上限アドレスに達したとき、フィール
ドメモリの下限アドレスからそのまま続けて書き込む
(読み出す)ように制御する。
【0029】また、フィールド毎に第1読み出し領域の
垂直位置が異なる場合、例えば電子式拡大機能の拡大倍
率が異なる場合や電子式拡大機能を用いて手ぶれ補正を
行うために画面中の切り出し領域位置を変化する場合
等、は当該フィールドの書き込みが始まるまでに、書き
込み先頭アドレスが確定している必要がある。つまり、
当該フィールドの有効期間が始まるまでにこれらの演算
が終了している必要がある。
【0030】ここで、電子式拡大機能を用いた手ぶれ補
正における電子式拡大制御回路111を図7を用いて以
下簡単に説明する。電子式拡大制御回路111はズーム
倍率設定回路113と動き量検出回路114と加算回路
115から構成され、ズーム倍率設定回路113は、電
子ズーム倍率に応じフィールドメモリ102に書き込ま
れた画面の中央部分を切り出すために必要な読み出し先
頭相対アドレス及び読み出し終了相対アドレスを発生
し、一方、動き量検出回路114は検出した動き量に応
じ、手ぶれ等の動きをキャンセルするために必要な読み
出し先頭相対アドレスを発生する。そして、加算回路1
15によって上記読み出し先頭相対アドレスが加算され
る。つまり、電子式拡大制御回路111が発生する読み
出し先頭相対アドレスは電子ズーム倍率と動き量に応じ
て決定し、読み出し終了相対アドレス電子ズーム倍率に
応じて決定される。
【0031】この時、図6に示すように、(n+1)フ
ィールドにおいて第1読み出しアドレスにより読み出さ
れる第1読み出し領域の信号は、書き込みアドレスによ
り追い越されることはないが、第2読み出しアドレスに
より読み出される第2読み出し領域の信号は、当該フィ
ールドの書き込み動作により途中から新データに書き変
わっているため、巡回型ノイズ低減回路110が第2読
み出し領域信号を用いて行うノイズ低減有効範囲が制限
され、ノイズ低減されない範囲が存在することになる。
但し、書き込み動作により途中から新データに書き変わ
るのは、第1読み出し領域の信号を用いて補間回路11
2で補間・内挿を行い電子式拡大機能を実現するためで
あり、補間回路入力信号範囲がノイズ低減されていれば
良く、図5,図6に示すように補間回路入力信号範囲の
信号は、全て巡回型ノイズ低減が有効な範囲に含まれて
いる。
【0032】これらの動作を繰り返すことにより、映像
信号入力がフィールドメモリ102に書き込まれ、同時
に、電子式拡大制御回路111が発生する読み出し先頭
相対アドレスと読み出し終了相対アドレスで指定された
領域がフィールドメモリ102の第1読み出しポートか
ら読み出され、補間回路112で1画面の信号として拡
大される。しかもこの第1読み出しポートから読み出さ
れる領域の信号は第2読み出しポートからの信号を用い
巡回型ノイズ低減回路110によりノイズ除去された信
号である。
【0033】以上説明したように、本実施例の画像メモ
リ機能付き映像装置では、3ポートのフィールドメモリ
一つで、巡回型ノイズ低減機能と電子式拡大機能(電子
式拡大機能を用いる手ぶれ補正方式を含む)を実現する
ことができる。
【0034】また、上記実施例では、説明を簡単にする
ために、補間回路112が行う補間機能を垂直方向に限
定した場合を説明したが、水平方向も同時に行う場合
(例えば画像の中央部のみを読み出す場合)には、フィ
ールドメモリ102に与えるアドレスを垂直アドレスと
水平アドレスに分け、垂直アドレスについてのみ上記の
ようなコントロールを行えば良い。
【0035】また、上記実施例では、動き量検出の説明
は省略したが、映像検出方式,角速度検出方式等による
動き量検出が考えられる。
【0036】また、上記実施例では、電子式拡大制御回
路と補間回路及びメモリ制御による内挿・補間動作の説
明は各種文献で既知のため省略したが、ズーム倍率に応
じて内挿係数を変化させ、メモリに対しては同一信号を
読み出す等の制御を行うものである。
【0037】次に、図8は本発明の第3の実施例におけ
る画像メモリ機能付き映像装置のブロック図を示すもの
である。
【0038】図8において図1,図4と共通部分は同一
符号で示し、異なる部分を中心に説明する。
【0039】116は手ぶれ補正のために動き量を検出
する動き量検出回路であり、検出した動き量に応じて必
要な読み出し先頭相対アドレス,読み出し終了相対アド
レスを発生する。
【0040】ここでの手ぶれ補正は電子式拡大機能を用
いずに拡大撮像素子を用いる方式であり、この方式を図
9を用いて簡単に説明する。この方式は特開平7−67
021号公報「画像動き補正回路」、あるいはテレビジ
ョン学会技術報告Vol.18,No.8「高画質手ぶ
れ補正システムの開発」に示してあるように、手ぶれ補
正用余裕画素を有するCCD(ここでは858H×61
4V)から、予測補正(垂直方向)により映像信号を切
り出して(ここでは838H×250V)フィールドメ
モリに書き込み、その後動き検出による補正(垂直方
向)によりフィールドメモリから再度映像信号を切り出
し(ここでは838H×243V)、その後水平方向の
切り出しを行うものである。このように、動き検出情報
を用いてフィールドメモリから垂直方向の切り出しを行
う。
【0041】以上のように構成された画像メモリ機能付
き映像装置について、以下その動作を図10,図11を
参照しながら説明する。
【0042】図10は図2,図5と同様フィールドメモ
リ102に書き込まれる1フィールド分の映像信号と、
同じく読み出される領域(第1読み出し領域,第2読み
出し領域)との関係を示す図である。図中、A,B,C
は書き込み領域=第2読み出し領域であり、またB(斜
線部)は第1読み出し領域である。前フィールドの書き
込み先頭アドレスと当該フィールドの第2読み出し先頭
アドレスとは等しく、書き込み領域と第2読み出し領域
とは等しい。一方、第1読み出し領域の左上は第1読み
出し先頭アドレスであり、これはメモリ書き込み制御回
路103から得られる前フィールドの書き込み先頭アド
レスに、動き量検出回路116からの読み出し先頭相対
アドレスを加算して求められる。同様に、斜線部B右下
の第1読み出し終了アドレスは前フィールドの書き込み
先頭アドレスに動き量検出回路116からの読み出し終
了相対アドレスを加算して求められる。これらの処理は
メモリ第1読み出し制御回路104で行われる。そし
て、次フィールドで読み出すために当該フィールドの読
み出しと同時に書き込まれる次フィールド分の書き込み
先頭アドレスは、第2読み出し終了アドレスとなるよう
に、メモリ書き込み制御回路103で決定される。ここ
で、フィールドメモリ102の容量が1フィールド分の
みの場合は、読み出し終了アドレスの次のアドレスから
読み出し終了走査線の次の走査線の先頭アドレスまでの
範囲(フィールドメモリ102の容量に余裕がある場合
は、更にその余裕分を加えた範囲内)のいずれかのアド
レスに書き込み先頭アドレスを決定すればよい。このよ
うに、書き込み制御回路103で、同期信号と、動き量
検出回路116からの読み出し終了相対アドレス(この
場合は、手ぶれ補正出力信号領域は一定のため固定値)
から、映像信号入力に対応した書き込みアドレスを生成
し、フィールドメモリ102に与える。また、当該フィ
ールドの書き込み先頭アドレスを第1読み出し制御回路
104及び第2読み出し制御回路105に与える。第1
読み出し制御回路104は、動き量検出回路116から
の読み出し先頭相対アドレスと読み出し終了相対アドレ
ス及び同期信号から、図10に示す第1読み出し領域及
び第2読み出し領域のデータに対応する第1読み出しア
ドレス及び第2読み出しアドレスを生成し、フィールド
メモリ102に与える。
【0043】図11は上記のように生成された書き込み
・読み出しアドレスの発生タイミングを示した図であ
り、nフィールドで書き込まれた信号を(n+1)フィ
ールドで読み出しながら新たに書き込みを行う様子を示
している。各フィールドの書き込み先頭アドレスは黒丸
で表わされ、読み出し先頭アドレスは白丸で表されてい
る。ここで、(n+1)フィールドの第1読み出し先頭
アドレスは手ぶれ補正機能の1画面中の切り出し領域位
置制御により、前述のようにnフィールドの書き込み先
頭アドレスに読み出し先頭相対アドレスを加算して求
め、同様に読み出し終了相対アドレス(固定値)を加算
して求められる読み出し終了アドレスから、(n+1)
フィールド目の書き込み先頭アドレス(黒丸)が決定さ
れる。また、(n+1)フィールドの第2読み出し先頭
アドレスは、巡回型ノイズ低減回路110が巡回型ノイ
ズ低減を行うために前述のようにnフィールドの書き込
み先頭アドレスが用いられる。
【0044】また、書き込み(読み出し)アドレスがフ
ィールドメモリの上限アドレスに達したとき、フィール
ドメモリの下限アドレスからそのまま続けて書き込む
(読み出す)ように制御する。また、この場合動き量検
出回路116が検出する動きベクトルに応じて、フィー
ルド毎に第1読み出し領域の垂直位置が異なるので、当
該フィールドの書き込みが始まるまでに、書き込み先頭
アドレスが確定している必要がある。つまり、当該フィ
ールドの有効期間が始まるまでにこれらの演算が終了し
ている必要がある。
【0045】この時、図11に示すように、(n+1)
フィールドにおいて第1読み出しアドレスにより読み出
される第1読み出し領域の信号及び第2読み出しアドレ
スにより読み出される第2読み出し領域の信号は、書き
込みアドレスにより追い越されることはない。
【0046】これらの動作を繰り返すことにより、映像
信号入力がフィールドメモリ102に書き込まれ、同時
に、動き量検出回路116が発生する読み出し先頭相対
アドレスと読み出し終了相対アドレスで指定された領域
がフィールドメモリ102の第1読み出しポートから読
み出され、手ぶれ等の動きが補正される。しかもこの第
1読み出しポートから読み出される領域の信号は、第2
読み出しポートからの信号を用い巡回型ノイズ低減回路
110によりノイズ除去された信号である。
【0047】以上説明したように、本実施例の画像メモ
リ機能付き映像装置では、3ポートのフィールドメモリ
一つで、巡回型ノイズ低減機能と手ぶれ補正機能を実現
することができる。
【0048】また上記実施例では、フィールドメモリの
第1読み出しポート側の信号をそのまま出力する場合を
示したが、第1読み出しポート側の信号は垂直方向にラ
イン単位での手ぶれ補正を行っているだけなので、さら
に手ぶれ補正精度を高めるために、ライン未満(小数)
の補正を行う。つまり、内挿処理回路を設け処理後出力
することが考えられる。
【0049】また上記実施例では、第1読み出し領域の
信号を用いた拡大撮像素子方式による手ぶれ補正機能の
場合を説明したが、第1読み出し領域の信号を用いて拡
大撮像素子方式による手ぶれ補正機能と補間回路による
電子式拡大機能とを両方実現することは可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明は3ポートメモリ
とメモリ書き込み制御回路とメモリ第1読み出し制御回
路及びメモリ第2読み出し制御回路を設け、メモリ制御
を行うことによって、1フィールド分のメモリ容量でメ
モリを用いる機能を複数実現することができ、低コスト
・小型化と多機能化を両立することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のフィールドメモリ制御の説明図
【図3】本発明の第1の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のフィールドメモリのアドレス制御の説明
【図4】本発明の第2の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のブロック図
【図5】本発明の第2の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のフィールドメモリ制御の説明図
【図6】本発明の第1の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のフィールドメモリのアドレス制御の説明
【図7】本発明の第2の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置の電子式拡大制御回路のブロック図
【図8】本発明の第3の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置のブロック図
【図9】本発明の第2の実施例における画像メモリ機能
付き映像装置の拡大撮像素子方式による手ぶれ補正の説
明図
【図10】本発明の第3の実施例における画像メモリ機
能付き映像装置のフィールドメモリ制御の説明図
【図11】本発明の第3の実施例における画像メモリ機
能付き映像装置のフィールドメモリのアドレス制御の説
明図
【図12】従来例のメモリ機能付き撮像装置のブロック
【図13】従来例のメモリ機能付き撮像装置のフィール
ドメモリ制御の説明図
【図14】従来例のメモリ機能付き撮像装置の巡回型ノ
イズ低減回路の説明図
【符号の説明】
102 3ポート型のフィールドメモリ 103,203 書き込み制御回路 104 第1読み出し制御回路 105 第2読み出し制御回路 110 巡回型ノイズ低減回路 111 電子式拡大制御回路 112,208 補間回路 113 ズーム倍率設定回路 114,116 動き量検出回路 115 加算回路 202 デュアルポート型のフィールドメモリ 205 読み出し制御回路 210 第1の減算手段 211 フィールドメモリ 212 第2の減算手段 213 乗算手段 214 巡回型ノイズ低減回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの独立した読み出しポー
    トを有し1フィールド分以上の画像の記憶容量を持つフ
    ィールドメモリと、前記2つの独立した読み出しポート
    に対応する少なくとも2つの読み出し制御部と、書き込
    み制御部とを備え、 前記少なくとも2つの読み出し制御部の内の1つである
    第1読み出し制御部は前記フィールドメモリに記憶され
    ている第nフィールドの信号の任意の領域である第1領
    域を読み出し、 前記少なくとも2つの読み出し制御部の内のもう1つで
    ある第2読み出し制御部は前記フィールドメモリに記憶
    されている第nフィールドの信号の内前記第1領域を含
    みその領域より広い領域である第2領域を読み出し、 前記第nフィールドに引き続く第(n+1)フィールド
    の書き込み先頭アドレスを前記第1領域の読み出し終了
    アドレスの次のアドレス以降になるように決定すると共
    に、前記第(n+1)フィールドの映像信号を前記書き
    込み先頭アドレスを始点として、前記フィールドメモリ
    にリング状に書き込み、 前記第1領域の信号を映像信号として出力することを特
    徴とする画像メモリ機能付き映像装置。
  2. 【請求項2】 第1領域の信号は、電子的拡大処理を施
    され、第2領域の信号は、ノイズリダクション処理を施
    されることを特徴とする請求項1記載の画像メモリ機能
    付き映像装置。
  3. 【請求項3】 第1領域の信号は、手ぶれ補正処理を施
    され、第2領域の信号は、ノイズリダクション処理を施
    されることを特徴とする請求項1記載の画像メモリ機能
    付き映像装置。
  4. 【請求項4】 第1の信号処理回路と、第2の信号処理
    回路と、電子式拡大制御回路と、少なくとも2つの独立
    した読み出しポートを有し1フィールド分以上の画像の
    記憶容量を持つフィールドメモリと、前記2つの独立し
    た読み出しポートに対応する少なくとも2つの読み出し
    制御部と、書き込み制御部とを備え、 前記少なくとも2つの読み出し制御部の内の1つである
    第1読み出し制御部は、前記電子式拡大制御回路出力信
    号を用いて、前記フィールドメモリに記憶されている第
    nフィールドの信号の任意の領域である第1領域を読み
    出し、この第1領域の信号は前記第1の信号処理回路に
    入力され、 前記少なくとも2つの読み出し制御部の内のもう1つで
    ある第2読み出し制御部は前記フィールドメモリに記憶
    されている第nフィールドの信号の内前記第1領域を含
    みその領域より広い領域である第2領域を読み出し、こ
    の第2領域の信号は前記第2の信号処理回路に入力さ
    れ、 前記第nフィールドに引き続く第(n+1)フィールド
    の書き込み先頭アドレスを前記第1領域の読み出し終了
    アドレスの次のアドレス以降になるように決定すると共
    に、前記第(n+1)フィールドの映像信号を前記書き
    込み先頭アドレスを始点として、前記第2の信号処理回
    路の出力信号を前記フィールドメモリにリング状に書き
    込み、 映像入力信号を第2の信号処理回路に入力し、この第2
    の信号処理回路は前記映像入力信号と前記第2領域の信
    号とを用いて巡回型のノイズリデューサを構成し、 前記第1の信号処理回路は前記電子式拡大制御回路の出
    力信号を用いて前記第1領域の信号を補間処理により正
    規のテレビジョン信号に生成し、映像出力信号として出
    力することを特徴とする画像メモリ機能付き映像装置。
  5. 【請求項5】 電子式拡大制御回路は、動き量検出回路
    とズーム倍率設定回路から構成され、前記動き量検出回
    路で検出した動き量とズーム倍率設定回路で設定された
    ズーム倍率とに応じて、第1読み出し制御部を制御する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像メモリ機能付き映
    像装置。
  6. 【請求項6】 第1の信号処理回路と、第2の信号処理
    回路と、動き量検出回路と、少なくとも2つの独立した
    読み出しポートを有し1フィールド分以上の画像の記憶
    容量を持つフィールドメモリと、前記2つの独立した読
    み出しポートに対応する少なくとも2つの読み出し制御
    部と、書き込み制御部とを備え、 前記少なくとも2つの読み出し制御部の内の1つである
    第1読み出し制御部は、前記動き量検出回路の出力信号
    を用いて、前記フィールドメモリに記憶されている第n
    フィールドの信号の任意の領域である第1領域を読み出
    し、この第1領域の信号は前記第1の信号処理回路に入
    力され、 前記少なくとも2つの読み出し制御部の内のもう1つで
    ある第2読み出し制御部は、前記フィールドメモリに記
    憶されている第nフィールドの信号の内前記第1領域を
    含みその領域より広い領域である第2領域を読み出し、
    この第2領域の信号は前記第2の信号処理回路に入力さ
    れ、 前記第nフィールドに引き続く第(n+1)フィールド
    の書き込み先頭アドレスを前記第1領域の読み出し終了
    アドレスの次のアドレス以降になるように決定すると共
    に、前記第(n+1)フィールドの映像信号を前記書き
    込み先頭アドレスを始点として、前記第2の信号処理回
    路の出力信号を前記フィールドメモリにリング状に書き
    込み、 映像入力信号を前記第2の信号処理回路に入力され、こ
    の第2の信号処理回路は前記映像入力信号と前記第2領
    域の信号とを用いて巡回型のノイズリデューサを構成
    し、 前記動き量検出回路の出力信号を用いて手ぶれ量が減衰
    した前記第1領域の信号を出力することを特徴とする画
    像メモリ機能付き映像装置。
  7. 【請求項7】 動き量検出回路は、映像入力信号から動
    きベクトルを検出し、前記動きベクトルに応じて、第1
    読み出し制御部を制御することを特徴とする請求項6記
    載の画像メモリ機能付き映像装置。
  8. 【請求項8】 フィールドメモリは、書き込みと読み出
    しの独立したポートを持つメモリであることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6または7記載の画像メ
    モリ機能付き映像装置。
  9. 【請求項9】 第1読み出し制御部及び第2読み出し制
    御部は、垂直ブランキング期間中に次フィールドの読み
    出し領域つまり読み出し先頭アドレス及び読み出し終了
    アドレスを決定することを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6または7記載の画像メモリ機能付き映像
    装置。
  10. 【請求項10】 メモリ書き込み制御部は、垂直ブラン
    キング期間中に次フィールドの書き込み領域つまり書き
    込み先頭アドレスを決定することを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5,6または7記載の画像メモリ機能
    付き映像装置。
  11. 【請求項11】 メモリ書き込み制御部は、フィールド
    メモリの書き込み領域範囲を1フィールド期間の入力映
    像信号と略等しい領域に決定することを特徴とする請求
    項1,2,3,4,5,6または7記載の画像メモリ機
    能付き映像装置。
  12. 【請求項12】 第1読み出し制御部は、フィールドメ
    モリの読み出し領域範囲を前フィールドの書き込み領域
    範囲内に決定することを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6または7記載の画像メモリ機能付き映像装
    置。
  13. 【請求項13】 メモリ書き込み制御部は、第2フィー
    ルドの書き込み先頭アドレスを読み出し終了アドレスと
    そのアドレス以降のリング状にとらえた第1フィールド
    の書き込み先頭アドレス間に決定することを特徴とする
    請求項1,2,3,4,5,6または7記載の画像メモ
    リ機能付き映像装置。
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