JP3151288B2 - 画像要素変換処理装置 - Google Patents

画像要素変換処理装置

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JP3151288B2
JP3151288B2 JP08797892A JP8797892A JP3151288B2 JP 3151288 B2 JP3151288 B2 JP 3151288B2 JP 08797892 A JP08797892 A JP 08797892A JP 8797892 A JP8797892 A JP 8797892A JP 3151288 B2 JP3151288 B2 JP 3151288B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像要素変換処理装置
に関し、特にテレビジョン方式変換のような処理を行う
簡易な構成の画像要素変換処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、NTSC方式の画像信号をPA
L方式の画像信号に変換するには、図17に示すような
両方式諸元の違いを補間や間引き処理等によって解消し
なければならない。即ち、NTSC方式をPAL方式に
変換する場合、1Hのデータ量はNTSC方式では85
8画素であるのに対してPAL方式では864画素であ
るため、143クロック(CLK)毎に1画素を補間す
る必要がある。また、1フィールドの走査線数はNTS
C方式で262.5本であるのに対してPAL方式では
312.5本であるため、5本毎に1本補間し、更に、
フィールド周波数はNTSC方式で59.94Hz(1
6.7msec周期)であるのに対してPAL方式では
50.0Hz(20msec周期)であるため6フィー
ルド毎に1フィールド間引き処理する必要がある。
【0003】図18には、上記走査線の補間処理の処理
態様が示されている。かかる補間処理では、NTSC走
査線5本からPAL走査線6本を生成するために、隣り
合う2本のNTSC走査線を用いた補間処理が行われ
る。すなわち、NTSC方式の第0番目と第5番目の走
査線はPAL方式の第0番目と第6番目の走査線に一致
するので、何らの補間処理は不要であるが、PAL方式
の第1番目〜第5番目の走査線を生成するには当該走査
線が含まれる隣り合う2本のNTSC走査線を用いて補
間処理を行う必要がある。その際、画質の劣化を抑制す
るために当該走査線とNTSC方式の2本の走査線のそ
れぞれとの距離に応じた重み付けを施した補間が行われ
る。例えば、第1番目のPAL方式の走査線は、第0番
目から第1番目の走査線に向かった距離の0.833に
相当するので、第0番目の走査線に対して0.167の
重み付け係数を乗算し、第1番目の走査線に対して0.
833の重み付け係数を乗算し、両乗算結果を加算して
第1番目のPAL方式の走査線を得る。同様に、第1番
目のNTSC走査線に0.333の重み係数が乗算さ
れ、第2番目のNTSC走査線に0.667の重み係数
が乗算され、両者の加算結果として上記第2番目のPA
L走査線が得られることになる。以下、同様にして第3
番目〜第5番目のPAL走査線が得られる。かかる補間
処理は、1Hのデータ量をNTSC方式の858画素か
らPAL方式の864画素に変換する場合にも適用され
る。
【0004】図19には、フィールド周波数の変換処理
態様が示されている。NTSC方式のフィールド周期1
6.7msecをPAL方式の20msecに変換する
ため、図示の如くフィールドの間引き処理が行われる。
すなわち、NTSC方式の1〜5フィールドのそれぞれ
を20msecのフィールドに変換すると、PAL方式
の第5フィールド変換終了タイミングはNTSC方式の
第6フィールド終了タイミング(100msec)と一
致し、結局、NTSC方式の第6フィールドは不要とな
る。したがって、フィールド周波数の変換はフィールド
の間引き処理によって行われる。
【0005】図20は、従来のNTSC方式からPAL
方式への変換装置の一構成例ブロック図を示す。NTS
C方式の入力Y信号は、A/Dコンバータ101で、1
3.5MHzのサンプリング周波数でデジタル信号に変
換され、フィールドメモリ102に書き込まれる。この
書き込みは、ライトコントローラ103からのNTSC
レートのクロックタイミングにより行われる。フィール
ドメモリ102からの読み出しは、リードコントローラ
104からのPALレートのクロックタイミングで行わ
れる。このフィールドメモリ102の書き込み、読み出
しによって前述フィールド周波数の変換が完了する。フ
ィールドメモリ102から読み出されたデータは、1H
遅延器105と、乗算器106、107と、加算器10
8とを有する走査線補間処理部において、上述の如き走
査線補間処理が施される。リードコントローラ104か
ら乗算器106と107に供給される重み係数Kや1ー
Kが図18に示す重み係数に相当する。
【0006】加算器108からの走査線補間処理が施さ
れたデータは、1クロック遅延器109と、乗算器11
0,111と、加算器112とを有する画素補間処理部
において、上記走査線補間処理と同様な回路動作によ
り、隣り合う2つの画素データに基づく補間処理が行わ
れる。ここで、リードコントローラ104から乗算器1
10と111に供給される重み付け係数kや1−kは
K,1−Kと同様な基準によって決定される。上記補間
処理で用いられる重み付け係数は、通常、ROMに格納
される。
【0007】こうして、図17に示すようなフィールド
周波数、走査線、画素数等の諸元についての変換処理に
より、NTSC方式からPAL方式への変換が完了し、
加算器112からの変換出力データは、D/Aコンバー
タ113において、13.5MHzクロックでアナログ
信号に変換され、PAL方式の画像信号が得られる。
【0008】図21には、上述従来装置における走査線
補間処理の動作を説明するためのタイミングチャートが
示されている。HSYNCを基準クロックとして、6進
カウンタからはフィールドメモリ(ROM)のアドレス
データROM Addが出力され、そのデータが5に至
る毎にカウンタイネーブル(EN)信号が出力される。
したがって、Vアドレスデータ(V Add)が図示の
如く出力される。こうしてフィールドメモリ102から
読み出されたデータ(A)は、1H遅延器105で1H
だけ遅延され(B)、加算器108から出力データ
(C)が得られる。以上の説明はY信号についてのもの
であるが、C信号についても同様な変換が行われてPA
L方式のC画像信号が得られる。
【0009】リードコントローラ104と重み付け係数
K,kを生成する回路の構成例が図22に示されてい
る。ROM122には、走査線(V)補間用の重み付け
係数Kが、ROM126には画素(H)補間用の重み付
け係数kが格納されている。前述の如く、重み付け係数
Kは6個の値を周期的にとり、重み付け係数kは144
個の値を周期的にとるから、ROM122と126には
アドレス対応にそれぞれ図23に示す如く、8bitか
ら成る6個の係数値と144個の係数値が格納されてい
る。図22において、水平同期信号HSYNCをクロッ
クとして6進カウント動作する6進カウンタ121から
は、アドレスデータがROM122とカウンタイネーブ
ル発生回路123に送出され、図23に示すような当該
アドレスに対応する重み付け係数Kが出力されるととも
に、カウンタイネーブル信号が出力される。Vアドレス
カウンタ124は、HSYNCをクロックとして8bi
tのVアドレスデータをフィールドメモリ102に送出
する。Vアドレスカウンタ124は、カウンタイネーブ
ル発生回路123からカウンタイネーブル信号が供給さ
れたときには、アドレスカウント動作が停止される。
【0010】同様に、画素補間用の144進カウンタ1
25からは、アドレスデータがROM126とカウンタ
イネーブル発生回路127に送出される。ROM126
からは、図23に示す如く、Hデータ用重み付け係数k
が出力され、カウンタイネーブル発生回路127からは
カウンタイネーブル信号がHアドレスカウンタ128に
供給される。したがって、Hアドレスカウンタ128
は、フィールドメモリ102にHアドレスデータを供給
し、カウンタイネーブル信号により、そのカウント動作
が停止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
NTSC方式からPAL方式への変換を行う処理のよう
な画像要素変換処理では、補間係数(重み付け係数)を
生成するためには、カウンタとこれらの係数を格納する
比較的大規模なROMが必要であり、回路規模が大型化
してしまうという問題があった。
【0012】そこで、本発明の目的は、きわめて簡易な
構成で、補間係数の生成を可能とする画像要素変換装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像要素変換処理装置は、第1の走査
線数によって単位画面が構成される第1の形式の画像情
報を第2の走査線数によって単位画面が構成される第2
の形式の画像情報に変換するために、上記第1の形式に
よる各走査線についての位置情報及びレベル情報に対し
て所定の補間演算処理を施して第2の形式に適合する各
走査線に関するそれぞれの位置情報及びレベル情報を形
成するようになされた画像要素変換処理装置であって、
上記第1の形式による走査線間隔と第2の形式による走
査線間隔との比に実質的に対応した基準係数値を上記第
2の形式による水平走査のタイミングに実質的に同期し
て繰り返し発生する基準係数値発生手段と、上記基準係
数値を水平走査のタイミングに実質的に同期して継続的
に累積加算する累積加算手段と、上記累積手段による累
積加算結果値の小数部からの桁上げ出力に基づいて当該
重み付け係数が乗ぜられるべき上記第1の形式による当
該1の走査線を特定するためのリードアドレス情報を発
生させるリードアドレス情報発生手段と、上記累積加算
手段による累積加算結果の小数部の値を上記リードアド
レス情報により特定される走査線に関する重み付け係数
として提供し、且つ、上記小数部の値を1から減じた値
を上記リードアドレス情報により特定される走査線の前
の走査線に関する重み付け係数として提供する重み付け
係数発生手段と、を備えて構成される。また、本発明に
よる画像要素変換処理装置の他の態様は、第1の水平画
素数を似って1つの走査線が構成される第1の形式の画
像情報を第2の水平画素数を以って1つの走査線が構成
される第2の形式の画像情報に変換するために、上記第
1の形式による各水平画素に関するそれぞれの位置情報
及びレベル情報に対して所定の補間演算処理を施して上
記第2の形式に適合する各画素に関するそれぞれの位置
情報及びレベル情報を形成するための画像要素変換処理
装置であって、上記第1の形式による画素間隔と上記第
2の形式による画素間隔との比に実質的に対応した基準
係数値を第2の形式による水平画素のサンプリングに実
質的に同期して繰り返し発生する基準係数値発生手段
と、上記基準係数値を上記水平画素のサンプングに実質
的に同期して継続的に累積加算する累積加算手段と、上
記累積手段による累積加算結果値の小数部からの桁上げ
出力に基づいて当該重み付け係数が乗ぜられるべき上記
第1の形式による当該1の画素を特定するためのリード
アドレス情報を発生させるリードアドレス情報発生手段
と、上記累積加算手段による累積加算結果の小数部の値
を上記リードアドレス情報により特定される画素に関す
る重み付け係数として提供し、且つ、上記小数部の値を
1から減じた値を上記リードアドレス情報により特定さ
れる画素の前の画素に関する重み付け係数として各提供
する重み付け係数発生手段と、を備えて構成される。
【0014】
【作用】本発明では、テレビジョン方式変換処理のよう
な画像要素変換処理装置における変換処理の際に用いる
係数をメモリに格納しておき、第1の形式による走査線
間隔と第2の形式による走査線間隔との比に対応する基
準係数値を第2の形式による水平走査のタイミングに同
期して繰り返し発生させ、発生された基準係数値を累積
加算し、得られた加算結果値の小数部からの桁上げ出力
に基づき上記メモリから所要の係数を読み出すようにし
ている。したがって、従来方式では、係数格納用の比較
的大規模なROMを必要とするのに対して、本発明では
上記係数を演算により求めているので、回路構成が格段
に簡素化される。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明による画像要素変換処理装置に
おける補間係数を生成する回路の構成図である。図1を
説明する前に、本発明の実施例について、NTSC方式
画像信号のPAL方式画像信号への変換処理装置への適
用例を図4を参照して説明する。図4において、光学レ
ンズ1を介してNTSC方式の撮像素子(CCD)2上
に結像された画像は、電気信号(画像信号)に変換され
てNTSC方式の撮像プロセス回路3に供給される。撮
像プロセス回路3では、画像信号に対して、例えば、Y
/C分離等の周知の撮像処理を施し、得られたY信号を
A/Dコンバータ4に出力する。A/Dコンバータ4か
らのデジタル信号(画像データ)は、第1のフィールド
メモリ5に書き込まれる。SSG回路10は、NTSC
方式動作用の基準信号を発生し、撮像プロセス回路3の
動作を規定するとともに、CCD2を駆動する駆動回路
9の動作を規定する。また、SSG回路10からの基準
信号は、ラインコントローラ11に送出され、第1のフ
ィールドメモリ5へのデータ書き込みタイミングを制御
する。
【0016】第1のフィールドメモリ5と第2フィール
ドメモリ8との間には、切換スイッチ6が設けられ、第
1のフィールドメモリ5側の2つの入力端子のうち端子
NはA/Dコンバータ4の出力(第1のフィールドメモ
リ5の入力)が接続され、端子Pは第1のフィールドメ
モリ5の出力が接続されている。PAL方式動作用の基
準信号を発生するSSG回路12が設けられ、その出力
基準信号によりリード/ライトコントローラ13が制御
される。リード/ライトコントローラ13は、第1のフ
ィールドメモリ5の読み出しタイミングを規定するとと
もに、切換スイッチ7を介して第2フィールドメモリ8
に供給されて第2のフィールドメモリ8への書き込みタ
イミングを規定する。切換スイッチ7の入力端子Pはリ
ード/ライトコントローラ13の出力に接続され、入力
端子Nはライトコントローラ11の出力に接続されてい
る。切換スイッチ14の入力端子PにはSSG回路12
からの基準信号が、入力N端子にはSSG10からの基
準信号が供給され、選択された端子P,Nからの基準信
号がリードコントローラ15に供給される。リードコン
トローラ15は、後述する電子ズーム対応時の画素補間
用の第2フィールドメモリ8を制御する基準信号を発生
し、第2のフィールドメモリ8からの読み出しタイミン
グを規定する。
【0017】切換スイッチ6,7及び14は、NTSC
方式の画像信号を得たいときに入力端子Nが選択され、
PAL方式の画像信号を得たいときに入力端子Pが選択
される。例えば、NTSC方式画像信号を得たいときに
は、切換スイッチ6,7及び14の入力端子Nが選択さ
れる。このとき、A/Dコンバータ4の出力データは、
第2のフィールドメモリ8にライトコントローラ11か
らのNTSC方式基準信号で書き込まれ、第2のフィー
ルドメモリ8からの読み出しは、リードコントローラ1
5からのNTSC方式の基準信号タイミングで行われ
る。また、PAL方式画像信号を得たいときには、切換
スイッチ6,7及び14の入力端子Pが選択される。こ
のとき、第1のフィールドメモリ5への書き込みはNT
SC基準信号タイミングで行われ、その読み出しはPA
L基準タイミングで行われ、第2のフィールドメモリ8
への書き込みもPAL基準信号タイミングで行われる。
第2のフィールドメモリ8からの読み出しは、リードコ
ントローラ15からのPAL基準信号タイミングで行わ
れることになる。第2のフィールドメモリ8からの出力
データは、前述したと同様な回路構成の1H遅延器1
6、乗算器17,18及び加算器19を有する走査線補
間処理部で走査線が補間され、また、1クロック遅延器
20、乗算器21,22及び加算器23を有する画素補
間処理部で画素が補間され、加算器23から得られた電
子ズーム処理が施された画像信号のNTSC方式からP
AL方式の変換が終了したデジタル信号がD/Aコンバ
ータ24でアナログ信号に変換されて記録系に出力され
る。
【0018】リードコントローラ15は、以下の処理で
得られるVアドレスデータとHアドレスデータにより制
御されて、第2のフィールドメモリ8に読み出しアドレ
スデータ、タイミングを与える。NTSC方式とPAL
方式の走査線(V)方向補間と画素(H)方向補間にお
けるノーマル状態(NORMAL)と2倍ズーム(ZO
OM)時の重み付け係数は変化する。そこで、本実施例
では、ズームスイッチ25を設け、このズームスイッチ
25からのズーム倍率情報をマイコン26が受け、予め
内蔵ROMに格納されている上記の如く係数を選択して
VデータとHデータとして加算器28と29に供給する
ものである。マイコン26には、NTSC方式とPAL
方式を設定するための切換スイッチ27が接続され、端
子Nが選択されたときNTSC方式が、端子Pが選択さ
れたときPAL方式が設定される。すなわち、NTSC
方式のNORMAL状態では、V方向及びH方向補間の
係数はそれぞれ“1”であり、2倍ズーム状態では、両
係数ともに0.5がVデータ、Hデータとして得られ、
加算器28と29の一入力端子に供給される。加算器2
8と29の出力は、それぞれ1H遅延器30と1クロッ
ク遅延器31で遅延され、それぞれの出力は、加算器2
8と29の他入力端子に供給される。1H遅延器30と
1クロック遅延器31から得られるデータのそれぞれの
整数部は、加算器34と35の他入力端子に出力され
る。また、1H遅延器30と1クロック遅延器31から
得られるデータの小数部は、それぞれ重み付け係数Kと
kとして乗算器17と21に出力されるとともに、減算
器32と33において、1から減算処理され、それぞれ
1−Kと1−kの重み係数として乗算器18と22に出
力される。
【0019】加算器34と35においては、それぞれの
一入力端子に供給された整数部と1とが加算されて加算
データが上記Vアドレスデータ及びHアドレスデータと
してリードコントローラ15に供給される。同様に、P
AL方式のNORMAL状態では、V方向の係数0.8
33とH方向の係数0.933が選択され、2倍ズーム
の場合には、0.417と0.497がそれぞれ選択さ
れて、Vアドレスデータ及びHアドレスデータがリード
コントローラ15に供給される。
【0020】図4においても説明したように、Vアドレ
スと重み付け係数Kは、図2に示す如く、5/6の近似
値0.83を基本単位として累積して得られる値の整数
部と小数部にそれぞれ対応し、リードアドレス(V)、
係数K,1H遅延器の出力、係数1−K、加算器の出力
が関係付けられている。同様に、画素補間処理における
Hアドレスと重み付け係数k,1−k,1CLK遅延
器、加算器出力が図3に示す如く対応付けられている。
【0021】図1(A)には、上記Vアドレスと重み付
け係数Kを生成するより具体的回路例が図1(B)には
上記Hアドレスと重み付け係数kを生成する回路例が示
されている。図1(A)において、固定データ0.83
3を整数化するため253を乗算して得られる値213
が16ビットデータとして加算器51の一入力に供給さ
れる。この加算出力は、HSYNCで動作し、256が
初期セットされている1ビットシフトレジスタ52に供
給される。1ビットシフトレジスタ52の出力は、加算
器51の他入力端子に供給される。こうして得られる、
1ビットシフトレジスタ52の出力の上位8ビットが整
数部分に相当し、Vアドレスを示し、下位ビット8ビッ
トが小数部分に相当し、係数Kを示す。同様に、図1
(B)においては、固定データ0.993に256を乗
算して得られる254が18ビットデータとして加算器
53の一入力端子に供給される。この加算出力がCLK
で動作し、256が初期セットされている1ビットシフ
トレジスタ54に供給される。1ビットシフトレジスタ
54の出力は、加算器53の他入力端子に入力される。
こうして得られる1ビットシフトレジスタ54の出力の
うち上位10ビットが整数部に相当し、Hアドレスデー
タとなり、下位8ビットが小数部に相当し、係数kを示
す。
【0022】図5には、図1や図4に示す実施例におけ
る第1のフィールドメモリ5の書き込みと、第2のフィ
ールドメモリ8の書き込み及び読み出しタイミングの関
係が示されている。第1のフィールドメモリ5の書き込
みは、NTSC方式の16.7msec周期で行われ
る。また、第1のフィールドメモリ5からの読み出し
は、PAL方式の20msec周期で行われるととも
に、第2のフィールドメモリ8への書き込みも、この2
0msec周期タイミングで行われる。その結果、前述
の如く、NTSC方式の第6番目の画像データは間引き
されることになる。
【0023】図6は、図4に示す実施例において、マイ
コン26内蔵のROMには電子ズーム倍率に応じて0〜
256まで変化するアドレス対応のNTSC方式のズー
ムデータと、PAL方式のVデータとHデータが格納さ
れている。ROMアドレス“0”はズーム倍率1倍を、
ROMアドレス“256”はズーム倍率2倍に相当し、
1倍〜2倍のズーム倍率が256分割されている。NT
SC方式の場合には、ズームデータは、ズーム倍率1倍
でズームデータ1.00、2倍で0.500が設定され
ている。一方、PAL方式では、NTSC方式のデータ
に対してVデータに0.83が乗算され、Hデータに
0.993が乗算される。
【0024】図7には、図4のマイコン43の動作タイ
ミングが示されている。VSYNCを基準クロックとし
て動作する電子ズームスイッチのテレスイッチ(SW)
が操作されるとズームアップし、ROMのアドレスが1
ずつインクリメントされる。逆に、ワイドスイッチ(S
W)が操作されるとROMのアドレスを1ずつ低下させ
てズームダウンする。
【0025】図4に示す構成は、撮像プロセス部3で得
られたY信号についての処理系統を示しているが、C信
号についても同様であり、その構成ブロック図が図8に
示されている。図8において、A/Dコンバータ4C、
第1のフィールドメモリ5C、切換スイッチ6C、第2
のフィールドメモリ8C、1H遅延器16C、乗算器1
7C,18C,21C,22C,1クロック遅延器20
C及び加算器19C,23Cは、それぞれ図1における
A/Dコンバータ4、第1のフィールドメモリ5、切換
スイッチ6、第2のフィールドメモリ8、1H遅延器1
6、乗算器17,18,21,22,1クロック遅延器
20及び加算器19,23と同様機能を有する。また、
第1のフィールドメモリ5Cと第2のフィールドメモリ
8Cの制御回路は、図1と同様回路であるので図示省略
してある。こうして加算器23Cから得られたC信号
は、NTSCエンコーダ37とPALエンコーダ38で
それぞれ複号されて切換スイッチ39の入力端子NとP
にそれぞれ出力される。切換スイッチ39は、NTSC
エンコーダ37とPALエンコーダ38からの出力を選
択出力して、D/Aコンバータ24Cに供給され、アナ
ログ信号に変換されて記録系に出力される。
【0026】図9は、本発明の他の実施例構成を示す構
成ブロック図である。上述実施例における電子ズームで
は、スタート初期位置は(0,0)を想定しているが、
初期位置(x0,y0)は(0,0)から中心までの任意
位置とすることができる。このように任意位置(x0
0)を初期位置としたときには、加算器34に(y0
1)を、加算器35に(x0+1)を加算すれば、加算
結果がリードアドレスとなる。
【0027】図10を参照すると、電子ズームでは原画
の中心を動かすことなく、画面を拡大する必要がある。
したがって、図10のようにリードのスタートポイント
は、中心から0までのいずれかの位置になる。例えば、
原画を上述の如く水平768画素、垂直240ラインと
し、水平リードスタートアドレス位置x0、垂直リード
スタートアドレス位置y0、倍率をnとすれば、 x0 =384−384/n=384(1−1/n) y0=120−120/n=120(1−1/n) と表せる。例えば、 倍率が1倍(原画のまま)のときは、(x0,y0)=
(0,0) 倍率が1.5倍のときは、 (x0,y0)=
(128,40) 倍率が2倍のときは、 (x0,y0)=
(192,60) となる。
【0028】図11(A)と(B)は、本発明の他の実
施例構成を示し、図1の変形であり、汎用の画像専用メ
モリを用いたときの回路例である。画像専用メモリでは
外部からHクロック、Vクロック及びリセットクロック
のみを与えるだけで、アドレスを必要とせずに画像デー
タを読み出せる。本実施例では、8ビットデータ構成と
し、桁上げ信号をカウンタイネーブル信号として用いて
いる。
【0029】図16には、画像専用メモリ構成が示され
ており、主メモリ94に画像データが格納されており、
Vアドレスカウンタ93からの8ビットアドレスデータ
と、Hアドレスカウンタ95からの10ビットアドレス
データにより、データが読み出される。Vアドレスカウ
ンタ93とHアドレスカウンタ95は、Vリセット信号
をVRST端子に、Hリセット信号をHRST端子に受
けてリセットされる。Vアドレスカウンタ93のVCL
K端子には、HSYNCとVカウンタイネーブル信号が
入力されるANDゲート91が接続され、Hアドレスカ
ウンタ95のHCLK端子には、CLKとHカウンタイ
ネーブル信号が入力されるANDゲート92が接続され
ている。
【0030】さて、図11の加算器61〜66は、図1
2に示す如く、8ビットのフルアダー構成であり、図1
3に示す如く、8ビットの2つのデータAとBについて
下位0ビットから順に1ビット,2ビット,…,7ビッ
トのそれぞれを加算する加算器81,82,83,…,
84から成り、桁上げ信号が順次上位ビットの加算器の
CI端子に入力され、最上位ビットの加算器84のCO端
子からの桁上げ信号がカウンタイネーブル信号となる。
図11(A)の基本的動作は図1(A)と同様であり、
加算器61の出力が、1ビットシフトレジスタ62に入
力され、その出力が1ビットシフトレジスタ63に入力
され、1ビットシフトレジスタ63の出力が係数Kとな
る。1ビットシフトレジスタ62と63のリセット端子
にはVRST信号が入力されている。尚、1ビットシフ
トレジスタ63は、タイミング調整用であり、必ずしも
必須ではない。図11(B)も、図11(A)と同様に
動作し、加算器64、1ビットシフトレジスタ65及び
66を有する。
【0031】図14は、図11(A)に示す構成におけ
る、桁上がり信号COと小数部のデータ例を示す。桁上
がり信号が“1”のとき、Vカウンタイネーブル信号が
出力され、当該小数部が係数Kとなる。
【0032】図15は、図11に示す実施例における走
査線補間処理動作のタイミングチャートを示す。(A)
のようにHSYNCを基準クロックとして動作し、7個
目のクロック(HSYNC)入力時に桁上り信号Co
(B)が“0”となり、そのときのリードデータは、
(C)のようにアドレスがインクリメントされず、直前
のアドレス“5”のデータが引き続き読み出され、8個
目のクロック入力により次のアドレス“6”のデータが
読み出される。そして、1H遅延器出力データは、
(E)の如くなり、係数Kは、図14に示すような値と
なる。その結果、出力データ(F)が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
要素変換処理装置は、変換の際に用いる係数をメモリに
格納しておき、第1の形式による走査線または画素間隔
と第2の形式による走査線または画素間隔との比に対応
する基準係数値を第2の形式による水平走査のタイミン
グに同期して繰り返し発生させ、累積加算し、得られた
加算結果値の小数部からの桁上げ出力に基づき上記メモ
リから所要の係数を読み出すように構成しているので、
係数格納のためのROMが不要となり、回路構成が格段
に簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像要素変換処理装置に用いるア
ドレスおよび補間係数を生成する回路の一実施例を示す
回路図である。
【図2】従来の変換装置における走査線補間処理におけ
るROMに格納されている重み係数とアドレス及び動作
を説明するための図である。
【図3】従来の変換装置における画素補間処理における
ROMに格納されている重み係数とアドレス及び動作を
説明するための図である。
【図4】本発明による画像要素変換処理装置の一実施例
を示す回路図である。
【図5】本発明の実施例におけるフィールドメモリの書
き込み、読み出しタイミングを示す図である。
【図6】図4に示す実施例のマイコン内のROMに格納
されているデータの一例を示す図である。
【図7】図4に示す実施例のマイコン動作のタイミング
を示す図である。
【図8】本発明の実施例におけるC信号についての図4
と同様な構成ブロック図である。
【図9】本発明による画像要素変換処理装置の他の実施
例を示す構成ブロック図である。
【図10】図9の実施例の機能を説明するための図であ
る。
【図11】本発明による画像要素変換処理装置に用いる
アドレスおよび補間係数を生成する回路の他の実施例を
示す回路図である。
【図12】図11に示す加算器の具体的構成図である。
【図13】図11に示す加算器の具体的構成図である。
【図14】図11に示す回路図の動作を説明するための
図である。
【図15】図11に示す回路図の動作を説明するための
タイミングチャート図である。
【図16】図11に示す回路における画像専用メモリの
構成図である。
【図17】NTSC方式とPAL方式の諸元の違いを示
す図である。
【図18】NTSC方式からPAL方式への走査線の補
間処理の態様を示す図である。
【図19】NTSC方式からPAL方式へのフィールド
周波数変換のためのフィールド間引き処理態様を示す図
である。
【図20】従来のNTSC方式からPAL方式への変換
装置を示す一例構成ブロック図である。
【図21】図20の回路の動作を説明するための図であ
る。
【図22】従来の画像要素変換処理装置に用いるアドレ
ス及び補間係数を生成する構成ブロック図である。
【図23】図22の回路の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
4 A/Dコンバータ 5 フィールドメモリ 6,7,14 切換スイッチ 10 (NTSC)SSG回路 11 ライトコントローラ 12 (PAL)SSG回路 13 リード/ライトコントローラ 15 リードコントローラ 24 D/Aコンバータ 25 ズームスイッチ 26 マイコン 51、53 加算器 52、54 1ビットシフトレジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の走査線数によって単位画面が構成さ
    れる第1の形式の画像情報を第2の走査線数によって単
    位画面が構成される第2の形式の画像情報に変換するた
    めに、上記第1の形式による各走査線についての位置情
    報及びレベル情報に対して所定の補間演算処理を施して
    第2の形式に適合する各走査線に関するそれぞれの位置
    情報及びレベル情報を形成するようになされた画像要素
    変換処理装置であって、上記第1の形式による走査線間
    隔と第2の形式による走査線間隔との比に実質的に対応
    した基準係数値を上記第2の形式による水平走査のタイ
    ミングに実質的に同期して繰り返し発生する基準係数値
    発生手段と、 上記基準係数値を水平走査のタイミングに実質的に同期
    して継続的に累積加算する累積加算手段と、 上記累積手段による累積加算結果値の小数部からの桁上
    げ出力に基づいて当該重み付け係数が乗ぜられるべき上
    記第1の形式による当該1の走査線を特定するためのリ
    ードアドレス情報を発生させるリードアドレス情報発生
    手段と、 上記累積加算手段による累積加算結果の小数部の値を上
    記リードアドレス情報により特定される走査線に関する
    重み付け係数として提供し、且つ、上記小数部の値を1
    から減じた値を上記リードアドレス情報により特定され
    る走査線の前の走査線に関する重み付け係数として提供
    する重み付け係数発生手段と、 を具備したことを特徴とする画像要素変換処理装置。
  2. 【請求項2】第1の水平画素数を似って1つの走査線が
    構成される第1の形式の画像情報を第2の水平画素数を
    以って1つの走査線が構成される第2の形式の画像情報
    に変換するために、上記第1の形式による各水平画素に
    関するそれぞれの位置情報及びレベル情報に対して所定
    の補間演算処理を施して上記第2の形式に適合する各画
    素に関するそれぞれの位置情報及びレベル情報を形成す
    るための画像要素変換処理装置であって、 上記第1の形式による画素間隔と上記第2の形式による
    画素間隔との比に実質的に対応した基準係数値を第2の
    形式による水平画素のサンプリングに実質的に同期して
    繰り返し発生する基準係数値発生手段と、 上記基準係数値を上記水平画素のサンプングに実質的に
    同期して継続的に累積加算する累積加算手段と、 上記累積手段による累積加算結果値の小数部からの桁上
    げ出力に基づいて当該重み付け係数が乗ぜられるべき上
    記第1の形式による当該1の画素を特定するためのリー
    ドアドレス情報を発生させるリードアドレス情報発生手
    段と、 上記累積加算手段による累積加算結果の小数部の値を上
    記リードアドレス情報により特定される画素に関する重
    み付け係数として提供し、且つ、上記小数部の値を1か
    ら減じた値を上記リードアドレス情報により特定される
    画素の前の画素に関する重み付け係数として各提供する
    重み付け係数発生手段と、 を具備したことを特徴とする画像要素変換処理装置。
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