JP2002317552A - 仮設構造物の構築方法とこれに用いる手摺り筋交い - Google Patents

仮設構造物の構築方法とこれに用いる手摺り筋交い

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JP2002317552A JP2001122147A JP2001122147A JP2002317552A JP 2002317552 A JP2002317552 A JP 2002317552A JP 2001122147 A JP2001122147 A JP 2001122147A JP 2001122147 A JP2001122147 A JP 2001122147A JP 2002317552 A JP2002317552 A JP 2002317552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足場板の上部側面に先行して安全手摺りを配
置することができ、高所作業となる足場板上での組み立
て作業の安全確保が実現できる仮設構造物の構築方法を
提供する。 【解決手段】 孔付きのフランジ5が固定された縦柱1
を順次継ぎ足し、隣接する縦柱1を所定の間隔で配置す
ると共に、足場板3を架設することによって組み立てる
仮設構造物において、下階の足場板3上で縦柱1の継ぎ
足しと、継ぎ足した縦柱1間への手摺り筋交い2の取り
付けを、上階足場板3の架設に先行して行ない、上階足
場板3上での縦柱1の継ぎ足しや手摺り筋交い2の取り
付け作業を行なうとき、すでに上階足場板3の上部周囲
に、支柱1と手摺り筋交い2が位置することになり、高
所作業となる足場板3上での仮設構造物の組み立てが安
全に行なえるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設工事の仮設
足場やローリングタワー、室内足場等の多目的な用途に
用いることができる仮設構造物の構築方法と、これに用
いる手摺り筋交い及び縦柱と水平材の結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種建物や土木等の建設工事に使
用される一般的な仮設枠組足場は、門型や鳥居型の建枠
と交差筋交い及び足場板を使用し、対向させた建枠を交
差筋交いで結合すると共に、対向する建枠の上部に足場
板を架設し、建枠の上方への継ぎ足しと水平方向への建
て増しを行なうことにより、所望する高さと平面的な長
さを有する足場を構築するものである。
【0003】また、簡易な足場としての一側足場は、順
次継ぎ足しが可能で、上下軸方向に所定の間隔で孔付き
のフランジやホルダーが固定された縦柱を、壁つなぎ等
で建物側に固定することにより足場板の架設間隔で立設
し、隣接する縦柱を、水平材を用いてフランジやホルダ
ーの部分で結合し、更に、各縦柱の建物側にフランジや
ホルダーを利用してブラケットを取付け、隣接するブラ
ケット間に足場板を架設することによって構築するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
枠組足場や一側足場の構築方法では、対向する建枠や縦
柱の上部間に架設した足場板の上で上方への継ぎ足し作
業を行なうとき、足場板の上部周囲に何も存在しないこ
とになり、このため、高所作業となる足場板上での組み
立て作業の安全対策が取れず、墜落のような事故が発生
する危険性があるという問題がある。
【0005】そこで、この発明の課題は、足場板の上部
周囲に先行して安全手摺り枠を配置することができ、高
所作業となる足場板上での組み立て作業の安全確保が実
現できる仮設構造物の構築方法と、これに用いる手摺り
筋交い及び縦柱と水平材の結合構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明の方法は、上下軸方向に所定
の間隔で孔付きのフランジが固定され、順次継ぎ足しが
可能となる縦柱を足場板の架設間隔で立設し、水平材の
一端側に斜材を該水平材に沿う状態から角度可変に枢止
して形成された手摺り筋交いを、先ず、水平材の両端を
フランジの孔に結合して隣接する縦柱間に架設し、この
後、斜材の下端を一方縦柱のフランジの孔に結合して隣
接する縦柱間に斜めに架設することにより、上部継ぎ足
し縦柱への足場板の架設前に先行して上部継ぎ足し縦柱
間に手摺り筋交いを取り付ける構成を採用したものであ
る。
【0007】請求項2の発明の方法は、上下軸方向に所
定の間隔でホルダーが固定され、順次継ぎ足しが可能と
なる縦柱を足場板の架設間隔で立設し、水平材の一端側
に斜材を該水平材に沿う状態から角度可変に枢止して形
成された手摺り筋交いを、先ず、水平材の両端をホルダ
ーに結合して隣接する縦柱間に架設し、この後、斜材の
下端を一方縦柱のホルダーに結合して隣接する縦柱間に
斜めに架設することにより、上部継ぎ足し縦柱への足場
板の架設前に先行して上部継ぎ足し縦柱間に手摺り筋交
いを取り付ける構成を採用したものである。
【0008】請求項3の手摺り筋交いの発明は、順次継
ぎ足しが可能で、上下軸方向に所定の間隔で孔付きのフ
ランジが固定され、足場板の架設間隔で立設した縦柱間
に取り付けるための手摺り筋交いであり、水平材の一端
側に斜材を該水平材に沿う状態から角度可変に枢止して
形成され、上記水平材の一端側に、フランジの孔に上部
からの抜き差しが自在となる挿入片を設け、この水平材
の他端側に、フランジの孔に上部からの抜き差しが自在
となり、縦柱に対する水平材の直交配置でフランジに抜
け止め係合する係止フックを固定し、上記斜材の一端側
に、フランジの孔に対する挿入片の挿入を許容し、縦柱
に対する斜材の設定角度の傾斜でフランジに対して挿入
片の抜け止め方向に係合する抜け止め係合部を設け、こ
の斜材の他端側に、フランジに対する上下からの外接金
具を固定し、この外接金具にフランジと外接金具の結合
具を組み合わせた構成を採用したものである。
【0009】請求項4の手摺り筋交いの発明は、順次継
ぎ足しが可能で、上下軸方向に所定の間隔でホルダーが
固定され、足場板の架設間隔で立設した縦柱間に取り付
けるための手摺り筋交いであり、水平材の一端側に斜材
を該水平材に沿う状態から角度可変に枢止して形成さ
れ、この斜材の一端側に、ホルダー内へ上部からの抜き
差しが自在となり、縦柱に対する斜材の設定角度の傾斜
でホルダーに抜け止め係合する係止部材を固定し、上記
水平材の他端側に、ホルダー内へ上部からの抜き差しが
自在となり、縦柱に対する水平材の直交配置でホルダー
に抜け止め係合する係止部材を固定し、上記斜材の他端
側に、ホルダーに対する上下からの外接金具を固定し、
この外接金具にホルダーと外接金具の結合具を組み合わ
せた構成を採用したものである。
【0010】上記した各発明における手摺り筋交いは、
水平材と斜材に鋼管を用い、水平材は隣接する縦柱間に
水平状態で架設することのできる長さを有し、架設せん
とする足場板よりも所定高さだけ上方の位置に架設する
と共に、また、斜材は、架設した水平材と足場板間の空
間に対して斜めに配置され、足場板の架設に先行してそ
の上部側面に手摺りを形成することになる。
【0011】請求項5の縦柱と水平材の結合構造の発明
は、縦柱に孔付きのフランジを固定し、水平材の端部に
フランジの孔に上部から抜き差しが自在に係止する係止
フックを固定し、この係止フックに、上記孔への差し込
み爪と、この差し込み爪の内側に位置して下縁が開放
し、フランジ周縁に対して嵌合する切り欠きとを、縦柱
に対する水平材の直交状態で差し込み爪が孔に対して抜
け止め状に係合する傾斜状に設けた構成を採用したもの
である。
【0012】請求項6の縦柱と水平材の結合構造の発明
は、縦柱に孔付きのフランジを固定し、水平材の端部に
フランジ上へ載置する接続部材を固定し、この接続部材
にフランジの孔に上部から抜き差しが自在に係止する下
向きの挿入片と、この挿入片の内側に位置して下縁が開
放し、フランジ周縁に対して嵌合する切り欠きとを設
け、上記接続部材に斜材を角度可変に枢着し、この斜材
の枢止側端部に、フランジの孔に対する挿入片の挿入を
許容し、縦柱に対する斜材の設定角度の傾斜で切り欠き
内に突出し、フランジに対して挿入片の抜け止め方向に
係合する抜け止め係合部を設けた構成を採用したもので
ある。
【0013】請求項7の縦柱と水平材の結合構造の発明
は、縦柱に上下が開放するホルダーを固定し、水平材の
端部にホルダー内へ上部からの抜き差しが自在となる係
止部材を固定し、上記係止部材が、縦柱の外面に対する
当接部と、この当接部の下縁から水平材の下方に突出し
て水平材の軸方向内側に向かう傾斜部と、この傾斜部の
下端から水平材の長さ方向り内方に屈曲し、縦柱に対す
る水平材の直交状態でホルダーの下縁に係合する係合片
とで形成されている構成を採用したものである。
【0014】請求項8の縦柱と水平材の結合構造の発明
は、縦柱に上下が開放するホルダーを固定し、ホルダー
上に載置する水平材の端部に斜材を角度可変に枢着し、
この斜材の枢止側端部にホルダー内へ上部からの抜き差
しが自在となる係止部材を固定し、上記係止部材が、縦
柱の外面に対する当接部と、この当接部の下縁から斜材
の下方に突出して斜材の軸方向内側に向かう傾斜部と、
この傾斜部の下端から斜材の長さ方向り内方に屈曲し、
縦柱に対する斜材の設定角度の傾斜でホルダーの下縁に
係合する係合片とで形成されている構成を採用したもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0016】図1乃至図9に示す第1の実施の形態は、
縦柱が上下軸方向に所定の間隔で孔付きのフランジが固
定されたタイプにおける仮設足場の構築方法と、これに
用いる手摺り筋交い及び縦柱と水平材の結合構造を示し
ている。
【0017】この仮設足場の基本的な構成部材は、図2
乃至図4に示すように、上方に継ぎ足して行く縦柱1
と、隣接する縦柱1を互いに結合する手摺り筋交い2
と、隣接する縦柱1の間に架設する足場板3と、図示省
略したが、縦柱1に足場板3を架設するためのブラケッ
トと、最下位縦柱1の下端を支持するジャッキベース
と、縦柱1を建物側に固定するための壁つなぎ等であ
る。
【0018】先ず、縦柱1は、所定の直径を有する鋼管
を用いて形成され、上端に縦柱1を順次継ぎ足して接続
するための小径のジョイントパイプ4が設けられ、この
縦柱1には上下軸方向に一定間隔の配置で孔付きのフラ
ンジ5が固定されている。ちなみに、縦柱1の高さ寸法
は、1800mmに設定され、足場板3の架設間隔で立
設配置されると共に、フランジ5は円形で半径方向に長
い四個の孔6が等間隔の配置で設けられている。
【0019】上記手摺り筋交い2は、鋼管を用いた水平
材7と斜材8の組み合わせからなり、水平材7の一方端
部に斜材8の一方端部をピン9で枢止することにより、
斜材8を水平材7に沿わせて一本の棒状にした折り畳み
状態から、水平材7に対して斜材8を傾斜させることが
できるようになっている。
【0020】上記水平材7には、一端側にフランジ5上
へ載置する垂直の板状となる接続部材10と、他端側に
フランジ5の孔6に上部からの抜き差しが自在となり、
縦柱1に対する水平材7の直交配置でフランジ5に抜け
止め係合する係止フック11が固定されている。
【0021】この接続部材10は、図5と図7のよう
に、先端下部にフランジ5の孔6へ上部から抜き差しが
自在に係止する下向きの挿入片12と、この挿入片12
の内側に位置して下縁が開放し、フランジ5の周縁に対
して嵌合する切り欠き13とが設けられている。
【0022】また、係止フック11は、図5と図8のよ
うに、先端下部に上記孔6への差し込み爪14と、この
差し込み爪14の内側に位置して下縁が開放し、フラン
ジ5の周縁に対して嵌合する切り欠き15とを、縦柱1
に対する水平材7の直交状態で差し込み爪14が孔6に
対して抜け止め状に係合する傾斜状に設けて形成され、
切り欠き15の上部外コーナ部分には、縦柱1に対する
水平材7の直交状態でフランジ5の板厚が嵌合する凹欠
部16が設けられている。
【0023】上記水平材7は、接続部材10の挿入片1
2を一方縦柱1のフランジ5の孔6に挿入し、係止フッ
ク11を他方縦柱1のフランジ5の孔6に係止すること
により、足場板3の架設間隔で立設配置した縦柱1間に
水平状態で架設することができる長さに設定されてい
る。
【0024】図8(A)のように、上記係止フック11
のフランジ5の孔6に対する挿入は、差し込み爪14が
垂直になるよう水平材7を傾斜状に保持し、この差し込
み爪14をフランジ5の孔6に差し込んだ後、図8
(B)のように、水平材7を水平にすると、係止フック
11の先端凸部11aが縦柱1の外面に当接し、凹欠部
16がフランジ5の外周部に嵌まり、係止フック11は
上方への抜け止め状態になる。
【0025】図5と図7のように、上記斜材8の一方端
部に係止プレート17を溶接固定し、この係止プレート
17を接続部材10の一面側にピン9で枢止することに
より、水平材7に対する斜材8の取付けが行われ、係止
プレート17の先端には、接続部材10の切り欠き13
に対して出没可能となり、フランジ5の孔6に対する挿
入片12の挿入を許容し、水平材7に対する斜材8の設
定角度の傾斜でフランジ5に対して挿入片12の抜け止
め方向に係合する抜け止め係合部18が設けられてい
る。
【0026】図7(A)のように、水平材7に対して斜
材8を略直角の角度に近づけると、係合部18は切り欠
き13の外部に移動し、挿入片12のフランジ5の孔6
に対する挿入に支障を与えないと共に、図7(B)のよ
うに、水平材7に対して斜材8を所定の角度に傾斜させ
ると、係合部18は切り欠き13に向けて突出し、フラ
ンジ5の下面に対して挿入片12の抜け止め方向に係合
することになる。
【0027】図6と図9のように、上記斜材8の他方端
部に、フランジ5に対する上下からの外接金具19が固
定され、この外接金具19にフランジ5と外接金具19
の結合具20が装着されている。この外接金具19は、
金属板を狭いコ字状に折り曲げ、上下に角孔21が貫通
し、斜材8を所定の角度に傾斜させときその先端面19
aが縦柱1の外面に当接するよう、斜材8の端部に角度
をもって溶接固定され、フランジ5に対して外嵌する凹
溝22が先端面で開口するように設けられている。
【0028】結合具20は、角孔21に上部から挿入す
るプレート23に、フランジ5の孔6に対する係止片2
4と、この係止片24の後方に係止片24よりも長い下
向片25とを設け、係止片24と下向片25の間にフラ
ンジ5の周縁部に嵌合する凹欠部26を形成し、プレー
ト23の上端に角孔21への落ち込みを防ぐ頭部27を
設け、下向片25の下端に抜け止めピン28を設けた構
造になっている。
【0029】この結合具20は、図9のように、外接金
具19の凹溝22をフランジ5に対して外嵌した状態
で、同図一点鎖線の位置に引き上げておいた結合具20
を落とし込み、係止片24を孔6に挿入すれば、フラン
ジ5に対して外接金具19が抜け止め状に結合されるこ
とになる。
【0030】次に、上記手摺り筋交い2を用いた一側足
場の構築方法を説明する。
【0031】先ず、複数の縦柱1を上方に継ぎ足し、こ
れを足場板3の架設間隔で立設配置し、下位の位置にお
いて、隣接する縦柱1間に手摺り筋交い2を後述する手
順で取付け、縦柱1間の建物側にフランジ5を用いて固
定したブラケット間に足場板3を架設する。
【0032】次に、図2のように、作業者が足場板3の
上に載り、手摺り筋交い2を水平材7と斜材8が略直角
の状態になるよう両手で保持し、係止フック11の差し
込み爪14が垂直になるよう水平材7を傾斜状にし、上
位に架設せんとする足場板3よりも上位の位置にあるフ
ランジ5の孔6に差し込み爪14を上から差し込み、続
いて、図3のように、斜材8の下端部を保持して水平材
7の一方端部を押し上げるようにしながら、水平材7を
略水平にして接続部材10の挿入片12を縦柱1のフラ
ンジ5の孔6に挿入する。この挿入時に斜材8を水平材
7に対して略直角の位相にすれば、フランジ5の孔6に
対する挿入片12の差し込みは支障なく行えることにな
る。
【0033】これにより、水平材7は隣接する縦柱1間
に水平の架設状態となり、次に、斜材8の下端部を縦柱
1のフランジ5に外接金具19と結合具20を用いて固
定化する。図2乃至図4の例では、水平材7は上位に架
設せんとする足場板3よりも2ピッチ上のフランジ5間
に架設し、斜材8の下端部は上位に架設せんとする足場
板3と同じ高さ位置のフランジ5に固定する。
【0034】水平の架設状態となる水平材7は、図8
(B)のように、係止フック11がフランジ5の孔6に
対して上方に抜け止め状となり、また、図7(B)のよ
うに、斜材8を傾斜状に架設することにより、枢止端の
係合部18は切り欠き13に向けて突出し、フランジ5
に対して挿入片12の抜け止め方向に係合し、かつ、図
9の実線のように、斜材8の下端が外接金具19と結合
具20でフランジ5に固定化されるので、両側の縦柱1
を水平材7と斜材8で結合し、強度の向上が図れること
になる。
【0035】上記のようにして、両側の縦柱1間に手摺
り筋交い2を取り付けた後、図4のように、上位の位置
に足場板3を架設する。この足場板3を架設した時点に
おいて、すでに足場板3の上部で建物と反対側の側面に
手摺り筋交い2が先行して架設されているので、上位の
足場板3に載って上方への組み立て作業を行うときの安
全性を確保することができる。
【0036】両側の縦柱1間に取り付けた手摺り筋交い
2は、水平材7が手摺りとなり、斜材8が水平材7と足
場板3間の空間を斜めに遮蔽する筋交いとなり、足場板
3上からの転落事故の発生を有効に防ぐことになる。
【0037】なお、一側足場の解体手順は、上記組み立
てと全く逆の工程を行うことによって実施することがで
きる。
【0038】図10乃至図18の第2の実施の形態は、
縦柱1が上下軸方向に所定の間隔でホルダーが固定され
たタイプにおける仮設足場の構築方法と、これに用いる
手摺り筋交い及び縦柱と水平材の結合構造を示してい
る。
【0039】この仮設足場の基本的な構成部材は、図1
1乃至図13に示すように、上方に継ぎ足して行く縦柱
1と、隣接する縦柱1を互いに結合する手摺り筋交い3
1と、隣接する縦柱1の間に架設する足場板3と、図示
省略したが、縦柱1に足場板3を架設するためのブラケ
ットと、最下位縦柱1の下端を支持するジャッキベース
と、縦柱1を建物側に固定するための壁つなぎ等であ
る。
【0040】先ず、縦柱1は、所定の直径を有する鋼管
を用いて形成され、上端に縦柱1を順次継ぎ足して接続
するための小径ジョイントパイプが設けられ、この縦柱
1には周囲四箇所の位置に固定され、かつ、上下軸方向
に一定間隔の配置でホルダー32が設けられている。ち
なみに、縦柱1の高さ寸法は、1800mmに設定さ
れ、足場板3の架設間隔で立設配置されると共に、ホル
ダー32は金属板をコ字状に折り曲げて形成され、上下
が開放するように溶接固定されている。
【0041】上記手摺り筋交い31は、鋼管を用いた水
平材33と斜材34の組み合わせからなり、ホルダー3
2上に載置する水平材33の一方端部に斜材34の一方
端部をピン35で枢止することにより、斜材34を水平
材33に沿わせて一本の棒状にした折り畳み状態から、
水平材33に対して斜材34を傾斜させることができる
ようになっている。
【0042】図14のように、上記斜材34の一端側
に、ホルダー32内へ上部からの抜き差しが自在とな
り、縦柱1に対する斜材34の設定角度の傾斜でホルダ
ー32に抜け止め係合する係止部材36を固定し、上記
水平材33の他端側に、ホルダー32内へ上部からの抜
き差しが自在となり、縦柱に対する水平材の直交配置で
ホルダー32に抜け止め係合する係止部材37を固定
し、図15のように、上記斜材34の他端側に、ホルダ
ー32に対する上下からの外接金具38を固定し、この
外接金具38にホルダー32と外接金具38の結合具3
9が装着されている。
【0043】上記斜材34の一端側に固定した係止部材
36は、図14と図16のように、帯状の金属板を用
い、斜材34の傾斜端部に固定され、縦柱1の外面に対
する当接部36aと、この当接部36aの下縁から斜材
34の下方に突出して斜材34の軸方向内側に向かう傾
斜部36bと、この傾斜部36bの下端から斜材34の
長さ方向の内方に屈曲し、縦柱1に対する斜材34の設
定角度の傾斜でホルダー32の下縁に係合する係合片3
6cとで形成され、図16(A)のように、傾斜部36
bを垂直にした位相で、係合片36cがホルダー32の
下縁から離脱し、ホルダー32に対する係止部材36の
抜き差しが上下に行えることになる。
【0044】上記水平材33の他端側に固定した係止部
材37は、図14と図17のように、帯状の金属板を用
い、水平材33の端部に直角に固定され、縦柱1の外面
に対する当接部37aと、この当接部37aの下縁から
水平材33の下方に突出して水平材33の軸方向内側に
向かう傾斜部37bと、この傾斜部37bの下端から水
平材33の長さ方向の内方に屈曲し、縦柱1に対する水
平材33の直交状態でホルダー32の下縁に係合する係
合片37cとで形成され、図17(A)のように、傾斜
部37bを垂直にした位相で、係合片37がホルダー3
2の下縁から離脱し、ホルダー32に対する係止部材3
7の抜き差しが行えることになる。
【0045】上記斜材34の他方端部に固定した外接金
具38は、図15と図18のように、ホルダー32に対
して上下から外嵌する側面コ字状に形成され、結合具3
9は外接金具38の上孔40から挿入する係止片41
と、この係止片41の後方に係止片41よりも長く、外
接金具38の上孔40から下孔40aにわたって貫通す
る下向片42とを設けて形成され、ホルダー32内に挿
入する係止片41と下向片42の間にホルダー32の板
厚に嵌合する凹欠部43を設け、下向片42の下端に抜
け止めピン44を取付けた構造になっている。
【0046】この結合具39は、外接金具38をホルダ
ー32に対して外嵌した状態で、図18に一点鎖線で示
した引き上げ位置の結合具39を落とし込み、係止片4
1をホルダー32内に挿入すれば、同図実線のように、
ホルダー32に対して外接金具38が抜け止め状に結合
されることになる。
【0047】次に、上記手摺り筋交い31を用いた一側
足場の構築方法を説明する。
【0048】先ず、複数の縦柱1を上方に継ぎ足し、こ
れを足場板3の架設間隔で立設配置し、下位の位置にお
いて、隣接する縦柱1間に手摺り筋交い31を後述する
手順で取付け、縦柱1間の建物側にホルダーを用いて固
定したブラケット間に足場板3を架設する。
【0049】次に、図11のように、作業者が足場板3
の上に載り、手摺り筋交い31を水平材33と斜材34
が略直角の状態になるよう両手で保持し、水平材33の
係止部材37における傾斜部37bが垂直となるよう水
平材33を傾斜状にし、上位に架設せんとする足場板3
よりも上位の位置にあるホルダー32に係止部材37を
上から差し込み、続いて、図12のように、斜材34の
下端部を保持して水平材33の一方端部を押し上げるよ
うにしながら、水平材33を略水平にして斜材34の係
止部材36を縦柱1のホルダー32に挿入する。図16
(A)のように、この挿入時に傾斜部36bが垂直とな
るよう斜材34を水平材33に対して直角に近い位相に
すれば、ホルダー32に対する係止部材36の差し込み
は支障なく行えることになり、図16(B)の如く、水
平材33の一方端部はホルダー32上に載って支持され
る。
【0050】これにより、水平材33は隣接する縦柱1
間に水平の架設状態となり、次に、斜材34の下端部を
縦柱1のホルダー32に外接金具38と結合具39を用
いて固定化する。図11乃至図13の例では、水平材3
3は上位に架設せんとする足場板3よりも2ピッチ上の
ホルダー32間に架設し、斜材34の下端部は上位に架
設せんとする足場板3と同じ高さ位置のホルダー32に
固定する。
【0051】水平の架設状態となる水平材33の他端
は、図17(B)のように、係止部材37がホルダー3
2に対して上方に抜け止め状となり、また、図16
(B)のように、斜材34を傾斜状に架設することによ
り、枢止端の係止部材36がホルダー32に対して上方
に抜け止め状となり、かつ、図18のように、斜材34
の下端が外接金具38と結合具39でホルダー32に固
定化されるので、両側の縦柱1を水平材33と斜材34
で結合し、強度の向上が図れることになる。
【0052】上記のようにして、両側の縦柱1間に手摺
り筋交い31を取り付けた後、図13のように、上位の
位置に足場板3を架設する。この足場板3を架設した時
点において、すでに足場板3の上部で建物と反対側の側
面に手摺り筋交い31が先行して架設されているので、
上位の足場板3に載って上方への組み立て作業を行うと
きの安全性を確保することができる。
【0053】両側の縦柱1間に取り付けた手摺り筋交い
31は、水平材33が手摺りとなり、斜材34が水平材
33と足場板3間の空間を斜めに遮蔽する筋交いとな
り、足場板3上からの転落事故の発生を有効に防ぐこと
になる。
【0054】なお、上記した一側足場の解体手順は、上
記組み立てと全く逆の工程を行うことによって実施する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、縦柱
を順次継ぎ足し、隣接する縦柱を所定の間隔に配置して
その間に足場板を架設することによって組み立てる仮設
構造物において、下階の足場板上で縦柱の継ぎ足しと、
継ぎ足した縦柱間への手摺り筋交いの取り付けを、上階
足場板の架設に先行して行なうようにしたので、足場板
の上部側面に先行して安全手摺りを配置することがで
き、上階足場板上での支柱の継ぎ足しや手摺り筋交いの
取り付け作業時にすでに上階足場板の上部周囲に、縦柱
と安全手摺りが位置することになり、従って、高所作業
となる足場板上での組み立て作業の安全性を縦柱と手摺
り筋交いで確保でき、仮設構造物の組み立てが安全に行
なえるようになる。
【0056】また、仮設構造物の構成部材である縦柱、
手摺り筋交いは汎用性があり、既存の部材との組み合わ
せで多様な仮設構造物の構築が可能となり、構成部材の
多目的利用によって種々の仮設構造物を構築することが
できる。
【0057】さらに、手摺り筋交いは、縦柱間への取付
けと同時にロック化することができ、固定のための手間
が省けると共に、手摺りとなる水平材と筋交いとなる斜
材の二本の鋼管で形成したので、構成部品数を最小限に
抑えることがてき、コスト的に安価となるだけでなく、
軽量化と着脱時の操作性が良好となり、仮設構造物の構
築や解体作業の短時間化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手摺り筋交いの第1の実施の形態を示す正面図
【図2】同上の手摺り筋交いを用いた仮設足場の組み立
て工程の初期の状態を示す正面図
【図3】同上の手摺り筋交いを用いた仮設足場の組み立
て工程の中間の状態を示す正面図
【図4】同上の手摺り筋交いを用いた仮設足場の組み立
て工程の足場板架設状態を示す正面図
【図5】同上の手摺り筋交いの水平材と斜材の構造を示
す分解斜視図
【図6】同上の手摺り筋交いの外接金具と結合具及び縦
柱を示す分解斜視図
【図7】(A)は同上の手摺り筋交いにおける水平材の
一端側と縦柱の結合前の状態を示す一部切り欠き正面
図、(B)は同結合状態を示す一部切り欠き正面図
【図8】(A)は同上の手摺り筋交いにおける水平材の
他端側と縦柱の結合前の状態を示す一部切り欠き正面
図、(B)は同結合状態を示す一部切り欠き正面図
【図9】同上の手摺り筋交いにおける斜材の下端部と縦
柱の結合状態を示す一部切り欠き正面図
【図10】手摺り筋交いの第2の実施の形態を示す正面
【図11】同上の手摺り筋交いを用いた仮設足場の組み
立て工程の初期の状態を示す正面図
【図12】同上の手摺り筋交いを用いた仮設足場の組み
立て工程の中間の状態を示す正面図
【図13】同上の手摺り筋交いを用いた仮設足場の組み
立て工程の足場板架設状態を示す正面図
【図14】同上の手摺り筋交いの水平材と斜材の構造を
示す分解斜視図
【図15】同上の手摺り筋交いの外接金具と結合具及び
縦柱を示す分解斜視図
【図16】(A)は同上の手摺り筋交いにおける水平材
の一端側と縦柱の結合前の状態を示す正面図、(B)は
同結合状態を示す正面図
【図17】(A)は同上の手摺り筋交いにおける水平材
の他端側と縦柱の結合前の状態を示す正面図、(B)は
同結合状態を示す正面図
【図18】同上の手摺り筋交いにおける斜材の下端部と
縦柱の結合状態を示す正面図
【符号の説明】
1 縦柱 2 手摺り筋交い 3 足場板 4 ジョイントパイプ 5 フランジ 6 孔 7 水平材 8 斜材 9 ピン 10 接続部材 11 係止フック 12 挿入片 13 切り欠き 14 差し込み爪 15 切り欠き16 凹欠部 17 係止プレート 18 抜け止め係合部 19 外接金具 20 結合具 21 角孔 22 凹溝 23 プレート 24 係止片 25 下向片 26 凹欠部 27 頭部 28 抜け止めピン 31 手摺り筋交い 32 ホルダー 33 水平材 34 斜材 35 ピン 36 係止部材 37 係止部材 38 外接金具 39 結合具 40 上孔 41 係止片 42 下向片 43 凹欠部 44 抜け止めピン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下軸方向に所定の間隔で孔付きのフラ
    ンジが固定され、順次継ぎ足しが可能となる縦柱を足場
    板の架設間隔で立設し、水平材の一端側に斜材を該水平
    材に沿う状態から角度可変に枢止して形成された手摺り
    筋交いを、先ず、水平材の両端をフランジの孔に結合し
    て隣接する縦柱間に架設し、この後、斜材の下端を一方
    縦柱のフランジの孔に結合して隣接する縦柱間に斜めに
    架設することにより、上部継ぎ足し縦柱への足場板の架
    設前に先行して上部継ぎ足し縦柱間に手摺り筋交いを取
    り付けることを特徴とする仮設構造物の構築方法。
  2. 【請求項2】 上下軸方向に所定の間隔でホルダーが固
    定され、順次継ぎ足しが可能となる縦柱を足場板の架設
    間隔で立設し、水平材の一端側に斜材を該水平材に沿う
    状態から角度可変に枢止して形成された手摺り筋交い
    を、先ず、水平材の両端をホルダーに結合して隣接する
    縦柱間に架設し、この後、斜材の下端を一方縦柱のホル
    ダーに結合して隣接する縦柱間に斜めに架設することに
    より、上部継ぎ足し縦柱への足場板の架設前に先行して
    上部継ぎ足し縦柱間に手摺り筋交いを取り付けることを
    特徴とする仮設構造物の構築方法。
  3. 【請求項3】 順次継ぎ足しが可能で、上下軸方向に所
    定の間隔で孔付きのフランジが固定され、足場板の架設
    間隔で立設した縦柱間に取り付けるための手摺り筋交い
    であり、水平材の一端側に斜材を該水平材に沿う状態か
    ら角度可変に枢止して形成され、上記水平材の一端側
    に、フランジの孔に上部からの抜き差しが自在となる挿
    入片を設け、この水平材の他端側に、フランジの孔に上
    部からの抜き差しが自在となり、縦柱に対する水平材の
    直交配置でフランジに抜け止め係合する係止フックを固
    定し、上記斜材の一端側に、フランジの孔に対する挿入
    片の挿入を許容し、縦柱に対する斜材の設定角度の傾斜
    でフランジに対して挿入片の抜け止め方向に係合する抜
    け止め係合部を設け、この斜材の他端側に、フランジに
    対する上下からの外接金具を固定し、この外接金具にフ
    ランジと外接金具の結合具を組み合わせた手摺り筋交
    い。
  4. 【請求項4】 順次継ぎ足しが可能で、上下軸方向に所
    定の間隔でホルダーが固定され、足場板の架設間隔で立
    設した縦柱間に取り付けるための手摺り筋交いであり、
    水平材の一端側に斜材を該水平材に沿う状態から角度可
    変に枢止して形成され、この斜材の一端側に、ホルダー
    内へ上部からの抜き差しが自在となり、縦柱に対する斜
    材の設定角度の傾斜でホルダーに抜け止め係合する係止
    部材を固定し、上記水平材の他端側に、ホルダー内へ上
    部からの抜き差しが自在となり、縦柱に対する水平材の
    直交配置でホルダーに抜け止め係合する係止部材を固定
    し、上記斜材の他端側に、ホルダーに対する上下からの
    外接金具を固定し、この外接金具にホルダーと外接金具
    の結合具を組み合わせた手摺り筋交い。
  5. 【請求項5】 縦柱に孔付きのフランジを固定し、水平
    材の端部にフランジの孔に上部から抜き差しが自在に係
    止する係止フックを固定し、この係止フックに、上記孔
    への差し込み爪と、この差し込み爪の内側に位置して下
    縁が開放し、フランジ周縁に対して嵌合する切り欠きと
    を、縦柱に対する水平材の直交状態で差し込み爪が孔に
    対して抜け止め状に係合する傾斜状に設けた縦柱と水平
    材の結合構造。
  6. 【請求項6】 縦柱に孔付きのフランジを固定し、水平
    材の端部にフランジ上へ載置する接続部材を固定し、こ
    の接続部材にフランジの孔に上部から抜き差しが自在に
    係止する下向きの挿入片と、この挿入片の内側に位置し
    て下縁が開放し、フランジ周縁に対して嵌合する切り欠
    きとを設け、上記接続部材に斜材を角度可変に枢着し、
    この斜材の枢止側端部に、フランジの孔に対する挿入片
    の挿入を許容し、縦柱に対する斜材の設定角度の傾斜で
    切り欠き内に突出し、フランジに対して挿入片の抜け止
    め方向に係合する抜け止め係合部を設けた縦柱と水平材
    の結合構造。
  7. 【請求項7】 縦柱に上下が開放するホルダーを固定
    し、水平材の端部にホルダー内へ上部からの抜き差しが
    自在となる係止部材を固定し、上記係止部材が、縦柱の
    外面に対する当接部と、この当接部の下縁から水平材の
    下方に突出して水平材の軸方向内側に向かう傾斜部と、
    この傾斜部の下端から水平材の長さ方向り内方に屈曲
    し、縦柱に対する水平材の直交状態でホルダーの下縁に
    係合する係合片とで形成されている縦柱と水平材の結合
    構造。
  8. 【請求項8】 縦柱に上下が開放するホルダーを固定
    し、ホルダー上に載置する水平材の端部に斜材を角度可
    変に枢着し、この斜材の枢止側端部にホルダー内へ上部
    からの抜き差しが自在となる係止部材を固定し、上記係
    止部材が、縦柱の外面に対する当接部と、この当接部の
    下縁から斜材の下方に突出して斜材の軸方向内側に向か
    う傾斜部と、この傾斜部の下端から斜材の長さ方向り内
    方に屈曲し、縦柱に対する斜材の設定角度の傾斜でホル
    ダーの下縁に係合する係合片とで形成されている縦柱と
    水平材の結合構造。
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