JP5384092B2 - 仮設構造体用架設部材 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物などの構造体の外側等に一時的に構築される仮設足場などの仮設構造体に使用する仮設構造体用架設部材に関するものである。
仮設構造体の1つである仮設足場は、所定間隔で支柱が2列に立設され、その間に踏板が配設されている。また、各支柱列のうち、外側に位置する支柱列の各支柱間には、手摺としても使用される架設部材が架設されている。この架設部材は、略水平方向に延びる水平部材の両端に、支柱の連結受部に連結される一対の第1連結部材を備えている。また、この架設部材には、踏板上で作業を行う作業者の転落を防止するために、第1連結部材に対して斜材を回動可能に配設し、その先端に支柱の連結受部に連結する第2連結部材を配設したものがある。
このような仮設構造体用の架設部材に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2006−169883号公報
しかしながら、この架設部材は、第1連結部材を支柱の連結受部に対して上方から差し込んで連結するものであるため、上向きの負荷が加わると簡単に連結が解除(離脱)される。例えば、水平部材を支柱間に架設した後、斜材を水平部材の下側に位置する連結受部に連結する際には、位置調整を行う必要がある。この際、作業者が使用方法を誤って斜材を上向きに押し上げると、斜材を配設した第1連結部材が連結受部から離脱し、最悪の場合には架設部材を脱落させてしまう可能性がある。
この問題を解消するには、第1連結部材を連結受部に対して差し込んで連結すると、フック部材と付勢スプリングとからなる係合手段などにより離脱不可能に係合させることが考えられる。しかし、このような仮設構造体は、建築物の構築が完了すると解体する必要があるため、単に係合手段を設ける構成では、解体作業が極めて煩雑になるという不都合がある。
また、この架設部材は、上層の踏板を組み付ける前に先行して組み付けられ、後から踏板を組み付ける時に作業者が身体を支えるための足場としても使用される。即ち、踏板から離れた高所に組み付けられる。そして、特許文献に記載の架設部材は、踏板から最も離れた高所に連結させる一対の第1連結部材の連結作業性を十分に考慮して設計したものであるが、未だ改良の余地がある。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、架設作業時および架設状態での離脱を確実に防止できる一方、解体時には容易に離脱が可能な仮設構造体用架設部材を提供することを1つの課題とするものである。また、高く離れた連結位置への連結作業性を向上することを更に1つの課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の仮設構造体用架設部材は、軸方向に沿って所定間隔で突設された連結受部を有する支柱を所定間隔で立設し、その隣接する支柱間に架設される仮設構造体用架設部材であって、第1パイプと、該第1パイプ内に一部を進退可能に配設した第2パイプとを有し、隣接する前記支柱間にかけて略水平方向に延びる伸縮可能な水平部材と、前記水平部材の両端に回動可能に設けられ、前記支柱の前記連結受部に上方から差し込んで連結される差込部を有する一対の第1連結部材と、前記第1連結部材の両方に回動可能に設けられ、前記各第1連結部材を連結した他方の前記支柱の下部の前記連結受部にかけて延び、略中央に幅方向の寸法を小さくした扁平部を有する斜材と、前記斜材の端部に設けられ、前記支柱の前記連結受部に連結される第2連結部材と、前記斜材を配設した前記第1連結部材に設けられ、前記斜材が架設操作により回動されると、前記第1連結部材を連結した前記連結受部の下部に進入する一方、前記斜材が解体操作により回動されると、前記連結受部の下部から離反する係止部と、前記第1連結部材の一方に設けられ、前記水平部材に対して前記差込部が略直角方向に突出した状態を維持するように、前記水平部材に対して前記一方の第1連結部材を位置決め保持する保持部材と、を備え、前記係止部を前記斜材の端部により構成した構成としている。
この仮設構造体用架設部材は、斜材を配設した第1連結部材に、斜材を架設操作すると支柱の連結受部の下部に進入する係止部を設けているため、この架設作業時および架設状態で第1連結部材に対して上向きの負荷が加わっても、該第1連結部材が支柱の連結受部から離脱することはない。そのため、架設時の作業性を向上できるとともに、安全性を確保できる。一方、係止部は、斜材を解体操作すると連結受部から離反するため、この状態で第1連結部材に対して上向きの負荷を加えることにより、簡単に離脱させることができる。そのため、解体作業性を阻害することはない。しかも、係止部は斜材の端部により構成しているため、極めて簡単な構成で係止部を設けることができる。
また、第1パイプ内に一部を進退可能に配設した第2パイプを有する伸縮可能な構成であるため、支柱の連結受部に対する一対の第1連結部材の連結作業性および解体作業性を向上できる。さらに、斜材を一対の第1連結部材の両方に設け、各斜材の略中央に幅方向の寸法を小さくした扁平部を設けているため、更に架設作業性を向上できる。
そして、本発明では、第1連結部材の一方に、水平部材に対して差込部が略直角方向に突出した状態を維持するように、水平部材に対して一方の第1連結部材を位置決め保持する保持部材を設けているため、差込部を支柱の連結受部に連結する際の作業性を向上できる。具体的には、保持部材を設けていない第1連結部材を支柱の連結受部に連結した状態で、保持部材を配設した第1連結部材を連結受部に連結する際の差込角度を規制できる。そのため、特に高く離れた連結位置への連結作業性を向上できる。逆に、非使用時には、保持部材による第1連結部材に対する保持を解除することにより、水平部材に対して第1連結部材を平行に位置させることができるため、結束性を向上できる。
本発明の仮設構造体用架設部材では、斜材を配設した第1連結部材に、斜材を架設操作すると支柱の連結受部の下部に進入する係止部を設け、第1連結部材の離脱を防止できるようにしてるため、架設時の作業性を向上できるとともに、安全性を確保できる。また、係止部は、斜材を解体操作すると連結受部から離反するため、解体作業性を阻害することはない。
さらに、本発明の仮設構造体用架設部材には、第1連結部材の差込部が水平部材に対して略直角方向に延びるように保持する保持部材を設け、該第1連結部材を連結受部に連結する際の差込角度を規制できるようにしているため、特に高く離れた連結位置への連結作業性を向上できる。逆に、非使用時には、水平部材に対して第1連結部材を平行に位置させることができるため、結束性を向上できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る仮設構造体用架設部材(以下「架設部材」と略する。)20を適用した仮設構造体である足場を示す。この足場は、最も下側に位置する第1階層の上層を、本発明の架設部材20を用いて構築したものである。
具体的には、足場は、垂直方向に延びるように立設する複数の支柱10を備えている。これら支柱10は、水平(横)方向に所定間隔をもって2列で立設され、平面視で左右(建築物を中心とした外周方向)一対の支柱10,10と前後(建築物を中心とした内外方向)一対の支柱10,10の4本が、長方形状の角に位置するように構成されている。各支柱10は、断面円形のパイプからなる複数の支柱構成部材11を軸方向に継ぎ足してなる。各支柱構成部材11の外周部には、断面コ字形状をなすように突出する連結受部12が、周方向に等間隔で4箇所に設けられている。これら連結受部12のうち、対称に位置する連結受部12,12は同一高さに形成される一方、隣接する連結受部12,12は軸方向に沿って連結受部12の高さ寸法分異なる高さに形成されている。また、各連結受部12は、突端面が上側から下側に向けて内向きに(軸心に向けて)傾斜する傾斜面12aで構成されている。これら4個の連結受部12の組は更に、軸方向に沿って所定間隔で突設されている。なお、これら連結受部12は、継ぎ足しにより複数の支柱構成部材11を連接した状態で、下側の支柱構成部材11の上端の組と、上側の支柱構成部材11の下端の組との間隔も、同一間隔になるように構成されている。また、支柱10は、ジャッキベース13を用いて、隣接する支柱10,10の高さを調節可能としている。
また、足場は、前後方向に隣接する支柱10,10を連結する連結パイプ14を備えている。この連結パイプ14は、支柱10と同様なパイプで構成されている。この連結パイプ14の両端には、支柱10,10の対向する連結受部12,12に連結されるクサビ状の連結部(図示せず)が設けられている。そして、横方向に隣接する連結パイプ14,14には、踏板15が架設されている。この踏板15は、矩形状に形成した枠内に金網16を取り付けるとともに、両端に連結パイプ14に引っ掛けるためのフック状の連結部17を設けたものである。
さらに、足場は、横方向に隣接する支柱10,10を固定する固定部材18A,18Bを備えている。固定部材18Aは、支柱10と同様なパイプで構成され、その両端部には、支柱10の連結受部12に連結されるクサビ状の連結部(図示せず)が設けられている。また、この固定部材18Aは、横方向に隣接する支柱10,10の間隔と略同一に形成され、水平方向に組み付けられることにより、手摺としての役割もなす。固定部材18Bは、固定部材18Aより外径が小さいパイプにより構成され、その両端部には、支柱10の連結受部12に連結される連結部(図示せず)が設けられている。そして、この固定部材18Bは、横方向に隣接する支柱10,10間に斜めに組み付けられる。具体的には、隣接する固定部材18Bを左上がり組み付けている場合、その上端から左下がりに傾斜するように組み付けられ、トラス構造により足場の剛性向上を図っている。
この足場の第1階層の上層は、第1階層と同様の連結パイプ14、踏板15および固定部材18Aと、本発明の架設部材20とで構築される。なお、固定部材18Aは、建築物の側に位置する支柱10の列に使用され、本発明の架設部材20は、建築物から離れた支柱10の列に使用される。
架設部材20は、図2に示すように、水平方向に延びるように配設される水平部材21と、該水平部材21の両端に配設された一対の第1連結部材30A,30Bと、各第1連結部材30A,30Bに配設された斜材51A,51Bと、各斜材51A,51Bの自由端に配設された第2連結部材58A,58Bと、を備えている。そして、本実施形態では、連結受部12に連結した第1連結部材30A,30Bの離脱を阻止する係止部53を、第1連結部材30A,30B内に位置する斜材51A,51Bの端部により構成している。
具体的には、前記水平部材21は、架設状態で手摺としての役割をなすもので、第1パイプ22と、該第1パイプ22内に一部が進退可能に配設される第2パイプ26とからなり、全長を変更できる伸縮可能なものである。第1パイプ22は、図3に示すように、第1連結部材30Aに連結する一端が、楕円形状をなすように扁平させた取付部23となっている。この取付部23は、長軸方向が垂直に延びるように配置されるもので、その短軸方向に貫通するように取付孔24が設けられている。また、第1パイプ22は、取付部23の逆側端部に第2パイプ26が装着されるもので、その端部から所定間隔をもった位置に、上下方向に貫通するボルト通孔25が設けられている。第2パイプ26は、図4に示すように、第1パイプ22内を挿通可能で、かつ、第1連結部材30B内を挿通可能な外径のものである。この第2パイプ26には、第1パイプ22に挿入する側の端部に、軸方向に沿って延び、径方向に貫通する長円形状のボルト挿通穴27が設けられている。また、このボルト挿通穴27と逆側に位置し、第1連結部材30B内に配設される取付部28には、ボルト挿通穴27の貫通方向に対する直交方向に貫通する一対の貫通孔29A,29Bが、軸方向に所定間隔をもって設けられている。そのうち、端部から離れて位置する貫通孔29Aは、後述する保持部材45が貫通されることにより、第1連結部材30Bに対して第2パイプ26を回動可能に連結させるものである。また、端部の側に位置する貫通孔29Bは、保持部材45が着脱可能に貫通されることにより、該第2パイプ26に対する第1連結部材30Bの回動を規制するものである。なお、第1パイプ22と第2パイプ26とは、ボルト通孔25とボルト挿通穴27とを径方向に一致させ、ボルトを貫通させ、貫通した側をナットで固定することにより離脱不可能に装着される。但し、ボルトおよびナットは、第1パイプ22と第2パイプ26とを離脱不可能に係着する役割のみであり、これら一対のパイプ22,26による水平部材21の全長を固定するものではない。
前記第1連結部材30A,30Bは、支柱10の連結受部12に対して上方から差し込んで連結されるもので、水平部材21の両端に回動可能に配設されている。これら第1連結部材30A,30Bは、図3および図4に示すように、平面視コ字形状をなす連結部材本体31と、該連結部材本体31内に固着される差込部材43とを備えている。
前記連結部材本体31は、対称形状をなす一対の側板部32A,32Bと、これら側板部32A,32Bの一端上部を連結する連結板部33とを備え、金属板を打ち抜いて屈曲加工を施すことにより形成されるものである。そのうち、側板部32A,32Bは、一端下部間に支柱10の連結受部12が挿入されるもので、該連結受部12の幅より大きい隙間を有する。また、側板部32A,32Bは、上部が略直角三角形状をなすように突出され、その突出部分が水平部材取付部34を構成する。この水平部材取付部34には、第2パイプ26の貫通孔29A,29Bと同一の間隔をあけて水平部材取付孔35A,35Bが設けられている。そのうち、一方の側板部32Bの水平部材取付孔35Bの周囲には、円筒状をなすように外向きに突出するスペーサ部36が設けられている。さらに、側板部32A,32Bは、下部が水平部材取付部34と同一方向に突出され、その突出部分が斜材取付部37を構成する。この斜材取付部37の先端には、1個の斜材取付孔38が設けられている。そして、これら取付部34,37の間は、差込部材配設部39を構成する。この差込部材配設部39は、連結受部12の幅より僅かに大きい隙間となるように、略P字形状に没入させた第1没入部40を備えている。また、この第1没入部40の上部には、差込部材43より僅かに大きい隙間となるように、円錐台形状をなすように没入させた第2没入部41が設けられている。そして、この第2没入部41の中心には差込部材取付孔42が設けられている。また、連結板部33は、第1連結部材30A,30Bを連結受部12に連結した状態で、その下端が連結受部12の上端に載置される寸法で形成されている。言い換えれば、連結部材本体31の端部(連結板部33)は、連結受部12を挿入するように、下部が切り欠かれている。
前記差込部材43は金属製であり、連結受部12内に差込可能な肉厚のものである。この差込部材43は、連結受部12の突出方向に対応する横幅が、連結受部12より小さく形成されている。また、差込部材43は、その上部が差込部材配設部39の形状と対応するように略半円形状をなすように突出され、その中心に差込部材取付孔42に対応する取付孔44が設けられている。そして、この差込部材43は、連結部材本体31に対してボルトとナットなどの固定金具により、回動不可能に固定されている。
一対の第1連結部材30A,30Bのうち、第1パイプ22に配設する第1連結部材30Aは、図3に示すように、第1パイプ22の取付孔24と水平部材取付孔35Aとを一致させ、ボルトとナットなどにより回動可能に連結されている。また、第2パイプ26に配設する第1連結部材30Bは、図4に示すように、連結作業時に差込部材43が第2パイプ26に対して直角方向に延びるように保持するための保持部材45により回動可能に連結されている。
前記保持部材45は、第2パイプ26の貫通孔29Aおよび第1連結部材30Bの水平部材取付孔35Aを貫通する回転軸部46と、該回転軸部46の一端から屈曲した屈曲部47と、該屈曲部47の先端から屈曲した係止軸部48とを備えている。回転軸部46の先端には、ネジ溝部46aが設けられ、貫通孔29Aおよび水平部材取付孔35Aを貫通した状態で、付勢部材であるスプリング49を外嵌させ、ナット50を取り付ける構成としている。これにより、スプリング49の付勢力によって、保持部材45の屈曲部47が側板部32Bに向けて付勢される構成としている。また、係止軸部48は、屈曲部47が側板部32Bに付勢された状態で、該側板部32Bの側の水平部材取付孔35B(スペーサ部36)および貫通孔29Bを貫通し、第2パイプ26の中央近傍まで延びる寸法で形成されている。これにより、第2パイプ26が上方から回動され、係止軸部48に当接すると、第2パイプ26の湾曲した外周部によりスプリング49の付勢力に抗して保持部材45を後退させる。そして、係止軸部48が貫通孔29Bに一致すると、スプリング49の付勢力で貫通孔29B内に進入して係合するように構成している。
前記斜材51A,51Bは、図5および図6に示すように、連結部材本体31の側板部32A,32B間に配設可能な外径のパイプからなる。この斜材51A,51Bは、上端を第1連結部材30A,30Bに回動可能に連結した状態で、下端が他方の第1連結部材30B,30Aを連結した支柱10の連結受部12の下部2個目の連結受部12にかけて延びる寸法で形成されている。具体的には、この斜材51A,51Bの上端(一端)には、第1連結部材30A,30Bに対して回動可能に配設するための貫通孔52が、径方向に貫通するように設けられている。この貫通孔52は、図12(A)および図13(A)に示すように、第1連結部材30A,30Bを連結受部12に組み付けた状態で、該連結受部12に斜材51A,51Bの端部が干渉しない程度で、十分に離れた位置に設けられている。これにより、この斜材51A,51Bの端部は、図示のように、斜材51A,51Bを斜めに延びるように回動させた架設状態で、端部が連結受部12の下部に進入する一方、垂直下向きに延びるように回動させた非架設状態で、端部が連結受部12の下部から離反する係止部53を構成する。また、斜材51A,51Bには、図5および図6に示すように、架設状態で互いに交差する略中央に、幅方向の寸法を小さくした縦長の断面楕円形状をなす扁平部54が設けられている。さらに、斜材51A,51Bの自由端である下端には、平坦にプレスした第2連結部材取付部55が設けられている。この第2連結部材取付部55には取付孔56が設けられている。
前記第2連結部材58A,58Bは、斜材51A,51Bの端部を支柱10の連結受部12に連結するためのもので、連結受部12に嵌合する嵌合部59と、第2連結部材取付部55に固定するためのブラケット部66とを備えている。なお、これら第2連結部材58A,58Bは同一のもので、反転状態で斜材51A,51Bに固定される。嵌合部59は、連結受部12の上下端部を覆う上面部60および下面部61と、これらを連続する連続部62とを備えている。上面部60には、下向きに突出して連結受部12の上端部に当接する突出部63が設けられている。また、上面部60には、連結状態で連結受部12の上部に位置し、楔部材68を挿通するための第1挿通孔64が設けられている。下面部61には、第1挿通孔64より前後方向の幅が広い第2挿通孔65が設けられている。ブラケット部66は、挿通孔64,65に対して平行に延びるように連続部62の端縁から屈曲して設けられたものである。このブラケット部66は貫通孔67を備え、第2連結部材取付部55に対してボルトおよびナットにより固定される。
また、この第2連結部材58A,58Bは、別体の楔部材68を備えている。この楔部材68は、略三角形状をなす金属板からなり、その肉厚は、第1挿通孔64より僅かに小さいものである。そして、この楔部材68は、第1挿通孔64を挿通させた状態で、下端部に折曲加工等を施して抜止部69が設けられている。この抜止部69を形成した下端は、第1挿通孔64の幅より広く、第2挿通孔65の幅より狭くなるように構成している。
このように構成した架設部材20は、足場の第1階層の構築後に、上側の第2階層以上を構築する際の先行手摺として好適に使用される。次に、この架設部材20を先行手摺として使用する際の架設作業について説明する。
まず、架設前の架設部材20は、図7に示すように、水平部材21に対して一対の斜材51A,51Bが平行に延びるように、第1連結部材30Aに対して水平部材21を90度回動させて、該水平部材21を第1の斜材51Aに対して重ね合わせる。また、水平部材21に対して第1連結部材30Bを90度回動させるとともに、第2の斜材51Bを更に90度回動させておく。この状態で、図示のように、踏板15より6個目(約2.7m上方)の連結受部12に対して、保持部材45を配設していない第1連結部材30Aの差込部材43を上方から差し込んで連結する。
ついで、図8に示すように、連結されていない水平部材21の第1連結部材30Bの側を上向き回動させるとともに、水平部材21に対して第1連結部材30Bを90度回動させる。これにより、保持部材45を水平部材21の第2パイプ26に対して貫通させ、該水平部材21に対して差込部材43が直交方向に突出した状態を維持させる。その後、第1連結部材30Bに配設した斜材51Bを把持し、図9に示すように、隣接する支柱10において踏板15から6個上方の連結受部12の上方に第1連結部材30Bを位置させ、該第1連結部材30Bの差込部材43を連結受部12に上方から差し込んで連結する。
この際、本実施形態では、保持部材45によって差込部材43が水平部材21に対して直交方向に突出する状態を維持するとともに、一対のパイプ22,26からなる水平部材21が伸縮可能なため、差込部材43を連結受部12に対して簡単に位置決めして差し込むことができる。また、本実施形態の斜材51Bは、その端部が係止部53を構成するため、回動角度によっては差込部材43の下方に位置することがある。そのため、斜材51Bは、図示のように、略垂直に延びるように位置させて差込作業を行うことが好ましい。
このようにして、図10に示すように、一対の第1連結部材30A,30Bを隣接する支柱10,10の連結受部12,12に連結すると、続いて図11に示すように、斜材51Bを逆側の支柱10において、第1連結部材30Aを連結した連結受部12の2個下に位置する連結受部12に向けて回動させる。そして、第2連結部材58Bの楔部材68を上向きに引き上げた状態で、嵌合部59を連結受部12に嵌合させた後、楔部材68を下向きに押し下げて、第2挿通孔65を貫通させる。
ついで、第1連結部材30Aに配設した斜材51Aを把持し、逆側の支柱10において、第1連結部材30Bを連結した連結受部12の2個下に位置する連結受部12に向けて回動させる。そして、第2連結部材58Aの楔部材68を上向きに引き上げた状態で、嵌合部59を連結受部12に嵌合させた後、楔部材68を下向きに押し下げて、第2挿通孔65を貫通させる。これにより、図2に示すように、架設部材20を一対の支柱10,10間に架設することができる。
このようにして組み付けた架設部材20において、第1連結部材30Aでは、図12(A),(B)に示すように、差込部材43が連結受部12内に上方から差し込まれた状態をなす。また、斜材51Aの架設操作による回動で、該斜材51Aの端部である係止部53が連結受部12の下部に進入した状態をなす。同様に、第1連結部材30Bでは、図13(A),(B)に示すように、差込部材43が連結受部12内に上方から差し込まれた状態をなす。また、斜材51Bの架設操作による回動で、該斜材51Bの係止部53が連結受部12の下部に進入した状態をなす。
そのため、この状態で、第1連結部材30A,30Bを上向きに移動させるような負荷が加わった場合、斜材51A,51Bの係止部53が連結受部12の下端に当接するため、第1連結部材30A,30Bが脱落することを防止できる。なお、この第1連結部材30A,30Bの脱落防止作用は、架設状態だけでなく、架設作業時にも得ることができる。即ち、図12(A)および図13(A)に示すように、斜材51A,51Bは、垂直に延びる非架設状態から架設操作を行い、一点鎖線で示すように少し(本実施形態では約12度)でも回動させると、係止部53が連結受部12の下部に進入する。そのため、特に第1連結部材30Bに対して斜材51Bを介して上向きの負荷を加える可能性がある第2連結部材58Bを連結受部12に嵌合させる作業時には、係止部53を連結受部12の下部に進入させた状態とすることができる。よって、架設操作時にも確実に脱落防止作用を得ることができる。
また、第2連結部材58A,58Bでは、図14(A),(B),(C)に示すように、楔部材68が支柱10の連結受部12内を貫通され、その縁が傾斜面12aに圧接される。そのため、この連結状態では、楔部材68の下端以外の箇所に外力が加わっても、第2連結部材58A,58Bが脱落することはない。また、楔部材68は、ハンマーなどで確実に下向きに圧接することにより、下端に上向きの外力が加わっても、容易に離脱することはない。
なお、このようにして組み付けた架設部材20を分解する際には、架設作業とは逆順で、まず、第2連結部材58Aの楔部材68を下方からハンマーなどで叩き、楔部材68を上向きに移動させて嵌合部59を移動させて離脱させる。その後、第2連結部材58Aを配設した斜材51Aを垂直に延びるように回動させる。これにより、斜材51Aの係止部53が連結受部12の下部から離反し、第1連結部材30Aを離脱可能な状態とすることができる。
ついで、第2連結部材58Bの楔部材68を下方からハンマーなどで叩き、楔部材68を上向きに移動させて嵌合部59を移動させて離脱させる。その後、第2連結部材58Bを配設した斜材51Bを垂直に延びるように回動させる。これにより、斜材51Bの係止部53が連結受部12の下部から離反し、第1連結部材30Bを離脱可能な状態とすることができる。
この状態で、斜材51Bを上向きに押し上げることにより、第1連結部材30Bを連結受部12から離脱させる。その後、水平部材21と斜材51Bとが重なり合うように第1連結部材30Bに対して斜材51Bを回動させるとともに、水平部材21を第1連結部材30Aに対して回動させる。これにより、斜材51A,51Bおよび水平部材21を重ね合わせた状態で、全体を押し上げることにより第1連結部材30Aを連結受部12から離脱させる。
このように、本発明の架設部材20は、斜材51A,51Bを配設した第1連結部材30A,30Bに、斜材51A,51Bを架設操作すると支柱10の連結受部12の下部に進入する係止部53を設けているため、架設作業時および架設状態で第1連結部材30A,30Bに対して上向きの負荷が加わっても、該第1連結部材30A,30Bが支柱10の連結受部12から離脱することはない。そのため、架設作業性を向上できるとともに、安全性を確保できる。一方、係止部53は、斜材51A,51Bを解体操作すると連結受部12から離反するため、この状態で第1連結部材30A,30Bに対して上向きの負荷を加えることにより、簡単に離脱させることができる。そのため、解体作業性を阻害することはない。
そして、本実施形態では、係止部53を斜材51A,51Bの端部からなる構成としているため、極めて簡単な構成で係止部53を設けることができる。また、水平部材21は、第1パイプ22と第2パイプ26とを有する伸縮可能なものであるため、支柱10の連結受部12に対する一対の第1連結部材30A,30Bの連結作業性および解体作業性を向上できる。さらに、斜材51A,51Bを一対の第1連結部材30A,30Bの両方に設け、各斜材51A,51Bの略中央に幅方向の寸法を小さくした扁平部54を設けているため、架設作業性を向上できる。
また、本実施形態では、斜材51Bを配設した第1連結部材30Bに、支柱10の連結受部12への差込部材43が水平部材21に対して略直角方向に延びるように保持する保持部材45を設けているため、第1連結部材30Aを支柱10の連結受部12に連結した状態で、第1連結部材30Bを連結受部12に連結する際の差込角度を規制できる。そのため、高く離れた連結位置に組み付ける必要がある先行手摺として使用する際の連結作業性を向上できる。逆に、非使用時には、保持部材45による第1連結部材30Bに対する保持を解除することにより、水平部材21に対して第1連結部材30Bを平行に位置させることができるため、結束性を向上できる。
図15(A),(B)は第1参考例の架設部材20を示す。この架設部材20は、第1連結部材30A,30Bに形成する係止部53を、別体のストッパ部材75により構成した点で、前記実施形態と大きく相違している。
具体的には、第1参考例の第1連結部材30A,30Bは、連結受部12内に差込可能な肉厚の金属板により構成されている。この第1連結部材30A,30Bは、上部に横方向に突出する取付部70を備え、その先端に水平部材21を回動可能に取り付ける第1取付孔71と、斜材51A,51Bを回動可能に取り付ける第2取付孔72とが設けられている。また、第1参考例の第1連結部材30A,30Bには、下向きに突出する差込部73が一体に設けられている。さらに、この差込部73の上部には、ストッパ部材75を回動可能に取り付ける第3取付孔74が設けられている。
そして、第1参考例では、第1連結部材30A,30Bの一面側に水平部材21が配設され、この水平部材21がボルトおよびナットにより回動可能に連結されている。また、第1連結部材30A,30Bの他面側に斜材51A,51Bが配設され、この斜材51A,51Bがボルトおよびナットにより回動可能に連結されている。
前記ストッパ部材75は、略U字形状をなす金属製のもので、第3取付孔74にボルトおよびナットにより回動可能に連結されている。このストッパ部材75は、リンク部材76によって斜材51A,51Bの端部に連結されている。そして、ストッパ部材75の下端部は、差込部73より下側に位置する寸法で形成され、この下端部が連結受部12の下部に進入および離反可能な係止部53を構成する。
具体的には、図15(A)に示すように、架設部材20の非架設状態では、水平部材21および斜材51A,51Bを重ね合わせて垂直に延びる状態とする。この状態では、リンク部材76を介してストッパ部材75が斜材51A,51Bに近接するように回動している。そして、この状態で、第1連結部材30Aの差込部73を連結受部12内に差し込んだ後、他端の第1連結部材30Bを隣接する支柱10の連結受部12内に差し込む。ついで、図15(B)に示すように、斜材51A,51Bを架設操作により回動させると、その回動に連動し、リンク部材76を介してストッパ部材75が支柱10に向けて回動することにより、係止部53が連結受部12の下部に進入する。その結果、前記実施形態と同様に、架設状態は勿論、架設作業時に第1連結部材30A,30Bに対して上向きの負荷が加わっても、該第1連結部材30A,30Bが支柱10の連結受部12から離脱することはない。
一方、架設部材20を解体する際には、前記実施形態と同様に、第2連結部材58A,58Bを支柱10の連結受部12から離脱させ、斜材51A,51Bを下向きに延びるように回動させることにより、その回動に連動してストッパ部材75を回動させ、係止部53を連結受部12の下部から離反させることができる。そのため、解体作業性を阻害することはない。
そのため、第1参考例の架設部材20は、前記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。しかも、第1参考例では、係止部53を別体のストッパ部材75により構成しているため、支柱10の連結受部12とのクリアランスの調整を容易に行うことができる。
図16(A),(B)は第2参考例の架設部材20を示す。この架設部材20は、リンク部材76を用いることなく、ストッパ部材75を連動して回動可能とした点で、第1参考例と大きく相違している。
具体的には、第2参考例の第1連結部材30A,30Bは、第1参考例と同様に、連結受部12内に差込可能な肉厚の金属板により構成されている。この第1連結部材30A,30Bは略逆U字形状をなし、その中間部分に水平部材21およびストッパ部材75を回動可能に取り付ける第1取付孔77が設けられている。また、第1連結部材30A,30Bには、下向きに突出した先端部分に斜材51A,51Bを回動可能に取り付ける第2取付孔78が設けられている。そして、第1連結部材30A,30Bにおいて、支柱10の側に位置する基部には、下向きに突出する差込部73が設けられている。この差込部73には、ストッパ部材75が係止する係止溝79が設けられている。
そして、第2参考例の水平部材21は、略U字形状をなし、第1連結部材30A,30Bを挟み込むように突出する先端開放のブラケット部80が設けられ、このブラケット部80を介して第1取付孔77にボルトおよびナットにより回動可能に連結されている。また、斜材51A,51Bは、第2取付孔78にボルトおよびナットにより回動可能に連結されている。
第2参考例のストッパ部材75は、第1連結部材30A,30Bを挟み込むように屈曲加工を施してなる略U字形状のもので、ブラケット部80と第1連結部材30A,30Bとの間に位置するように配設され、水平部材21とともにボルトおよびナットにより回動可能に連結されている。このストッパ部材75の下端には、連結受部12の下部に進入および離反するとともに、差込部73の係止溝79に係止する係止部53が設けられている。そして、このストッパ部材75は、斜材51A,51Bを下向きに延びるように回動させた状態では、斜材51A,51Bに干渉することなく垂下した状態をなす。また、斜材51A,51Bが回動されると、該斜材51A,51Bの端部が干渉することにより、差込部73の側に向けて回動するように構成されている。
このように構成した第2参考例では、図16(A)に示すように、架設部材20の非架設状態では、水平部材21および斜材51A,51Bを重ね合わせて垂直に延びる状態とする。この状態では、ストッパ部材75が斜材51A,51Bと干渉しないため、支柱10の連結受部12から横方向に離反した状態をなす。そして、この状態で、第1連結部材30Aの差込部73を連結受部12内に差し込んだ後、他端の第1連結部材30Bを隣接する支柱10の連結受部12内に差し込む。ついで、図16(B)に示すように、斜材51A,51Bを架設操作により回動させると、斜材51A,51Bの端部がストッパ部材75に干渉することにより、斜材51A,51Bの回動に連動し、ストッパ部材75が支柱10に向けて回動し、係止部53が連結受部12の下部に進入するとともに、係止溝79に係合する。その結果、前記実施形態と同様に、架設状態は勿論、架設作業時に第1連結部材30A,30Bに対して上向きの負荷が加わっても、該第1連結部材30A,30Bが支柱10の連結受部12から離脱することはない。
一方、架設部材20を解体する際には、第2連結部材58A,58Bを支柱10の連結受部12から離脱させ、斜材51A,51Bを下向きに延びるように回動させることにより、その回動に連動してストッパ部材75が垂下した状態をなすように回動し、係止部53を連結受部12の下部から離反させることができる。そのため、解体作業性を阻害することはない。
そして、このように構成した第2参考例の架設部材20は、第1参考例と同様の作用および効果を得ることができる。
なお、本発明の仮設構造体用架設部材20は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、水平部材21、斜材51A,51Bを断面円形状のパイプにより構成したが、四角形状であってもよく、その断面形状は希望に応じて変更が可能である。勿論、中空に限られず中実の棒材を使用してもよい。
また、前記実施形態では、一対の第1連結部材30A,30Bに対して両方に斜材51A,51Bを配設する構成としたが、一方のみに配設する構成としてもよい。さらに、水平部材21は、第1パイプ22と第2パイプ26とからなる伸縮可能なものとしたが、1本のパイプを用いた伸縮不可能な構成であってもよい。
さらに、前記実施形態では、本発明の架設部材20を先行手摺として使用したが、後から装着する手摺や、単に剛性を向上するためのトラス材として使用することもできる。
本発明の架設部材を適用した仮設構造体である足場を示す斜視図である。 実施形態の架設部材を示す正面図である。 一方の第1連結部材を示す分解斜視図である。 他方の第1連結部材を示す分解斜視図である。 第2連結部材を示す分解斜視図である。 第2連結部材を図5とは異なる方向から見た分解斜視図である。 架設部材の架設作業の第1工程を示す正面図である。 架設部材の架設作業の第2工程を示す正面図である。 架設部材の架設作業の第3工程を示す正面図である。 架設部材の架設作業の第4工程を示す正面図である。 架設部材の架設作業の第5工程を示す正面図である。 一方の第1連結部材の架設状態を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 他方の第1連結部材の架設状態を示し、(A)は断面図、(B)は平面図である。 第2連結部材の架設状態を示し、(A)は断面図、(B)は平面図、(C)は底面図である。 第1参考例の架設部材の第1連結部材を示し、(A)は非架設状態の正面図、(B)は架設状態の正面図である。 第2参考例の架設部材の第1連結部材を示し、(A)は非架設状態の正面図、(B)は架設状態の正面図である。
符号の説明
10…支柱
12…連結受部
14…連結パイプ
15…踏板
18A,18B…固定部材
20…架設部材
21…水平部材
22…第1パイプ
26…第2パイプ
30A,30B…第1連結部材
43…差込部材(差込部)
45…保持部材
46…回転軸部
48…係止軸部
51A,51B…斜材
53…係止部
54…扁平部
58A,58B…第2連結部材
68…楔部材
75…ストッパ部材

Claims (1)

  1. 軸方向に沿って所定間隔で突設された連結受部を有する支柱を所定間隔で立設し、その隣接する支柱間に架設される仮設構造体用架設部材であって、
    第1パイプと、該第1パイプ内に一部を進退可能に配設した第2パイプとを有し、隣接する前記支柱間にかけて略水平方向に延びる伸縮可能な水平部材と、
    前記水平部材の両端に回動可能に設けられ、前記支柱の前記連結受部に上方から差し込んで連結される差込部を有する一対の第1連結部材と、
    前記第1連結部材の両方に回動可能に設けられ、前記各第1連結部材を連結した他方の前記支柱の下部の前記連結受部にかけて延び、略中央に幅方向の寸法を小さくした扁平部を有する斜材と、
    前記斜材の端部に設けられ、前記支柱の前記連結受部に連結される第2連結部材と、
    前記斜材を配設した前記第1連結部材に設けられ、前記斜材が架設操作により回動されると、前記第1連結部材を連結した前記連結受部の下部に進入する一方、前記斜材が解体操作により回動されると、前記連結受部の下部から離反する係止部と、
    前記第1連結部材の一方に設けられ、前記水平部材に対して前記差込部が略直角方向に突出した状態を維持するように、前記水平部材に対して前記一方の第1連結部材を位置決め保持する保持部材と、
    を備え、前記係止部を前記斜材の端部により構成したことを特徴とする仮設構造体用架設部材。
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