JP2002316526A - 車両用送風機 - Google Patents

車両用送風機

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JP2002316526A JP2001126518A JP2001126518A JP2002316526A JP 2002316526 A JP2002316526 A JP 2002316526A JP 2001126518 A JP2001126518 A JP 2001126518A JP 2001126518 A JP2001126518 A JP 2001126518A JP 2002316526 A JP2002316526 A JP 2002316526A
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四方  一史
Masafumi Kawashima
誠文 川島
Satomi Suzuki
里実 鈴木
Manabu Miyata
学 宮田
Koji Matsunaga
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    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングの大型化を抑制しつつ、車両左側
に配置するための送風機と車両右側に配置するための送
風機とを共用する。 【解決手段】 ケーシング22の寸法Wをケーシング2
2の巻始め側から巻終わり側に渡って略一定とし、ファ
ン20の回転軸方向CL略中央部を通過するファン基準
線CLfがケーシング22のうち回転軸方向CLと平行
な部位の略中央部を通過するケーシング基準線CLcよ
り吸入口23側にずれ、かつ、モータホルダ21aのフ
ランジ部21dが、ケーシング22のうち回転軸方向C
L他端側より回転軸方向CL一端側(吸入口23側)に
ずれた部位に位置させる。これにより、ケーシング22
のうち吸入口23側の形状とモータ21側の形状とが大
きく相違してしまうことを防止できるので、入れ子を交
換するのみで、容易に右ハンドル車用のケーシング22
及び左ハンドル車用ケーシング22を製造することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用送風機に関
するものであり、車両用空調装置に適用して有効であ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車両用
空調装置に採用される送風機は、小型で大きな送風能力
を必要とされるので、通常、気体が径方向に羽根車を通
過する遠心ファン(JIS B 0132 番号100
4参照)を採用している。
【0003】ところで、遠心ファン(以下、ファンと略
す。)では、ファンから吹き出した空気を効率よく集合
させるべく、巻き始め側から巻き終わり側に向かうほど
通路断面積が増大するような渦巻き状のスクロールケー
シング(以下、ケーシングと略す。)内にファンが収納
されているが、ファンから吹き出す空気(の主流)は吸
入口と反対側に偏るので、吸入口と反対側(電動モータ
側)が巻き始め側から巻き終わり側に向かうほど、吸入
口と反対側に大きく突出するように螺旋状に拡大したケ
ーシングが提案されている。
【0004】しかし、このケーシングでは、吸入口側の
形状と電動モータ側の形状とが大きく相違するので、車
両左側に配置するための送風機(ケーシング)と車両右
側に配置するための送風機(ケーシング)とを共用する
ことが難しい。
【0005】これに対して、ケーシングのうち回転軸と
平行な部位の寸法を一定として、吸入口と反対側に突出
する部分を廃止すると、通路断面積を確保するためにケ
ーシングの径寸法(空気通路を対数螺線にて拡大すると
きには、拡がり角)を大きくする必要があるので、ケー
シングの大型化を招いてしまう。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、ケーシングの大
型化を抑制しつつ、車両左側に配置するための送風機
(ケーシング)と車両右側に配置するための送風機(ケ
ーシング)とを共用することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、回転軸方向
(CL)から空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す
遠心ファン(20)と、遠心ファン(20)を収納する
とともに、遠心ファン(20)から吹き出す空気の通路
(22a)を構成する渦巻き状のスクロールケーシング
(22)と、遠心ファン(20)を回転駆動する駆動手
段(21)とを有し、スクロールケーシング(22)の
うち回転軸方向(CL)と平行な部位の寸法(W)は、
スクロールケーシング(22)の巻始め側から巻終わり
側に渡って略一定であり、スクロールケーシング(2
2)のうち回転軸方向(CL)一端側に対応する部位に
は吸入口(23)が形成され、回転軸方向(CL)他端
側に対応する部位には駆動手段(21)が取付部材(2
1a)を介してスクロールケーシング(22)に固定さ
れ、遠心ファン(20)の回転軸方向略中央部を通過す
るファン基準線(CLf)は、スクロールケーシング
(22)のうち回転軸方向(CL)と平行な部位の略中
央部を通過するケーシング基準線(CLc)より吸入口
(23)側にずれており、さらに、取付部材(21a)
のうち遠心ファン(20)に面するフランジ部(21
d)は、スクロールケーシング(22)のうち回転軸方
向(CL)他端側より回転軸方向(CL)一端側にずれ
た部位に位置していることを特徴とする。
【0008】これにより、スクロールケーシング(2
2)のうち吸入口(23)側の形状と駆動手段(21)
側の形状とが大きく相違してしまうことを防止できるの
で、車両左側に配置するための送風機(スクロールケー
シング)と車両右側に配置するための送風機(スクロー
ルケーシング)とを共用することが可能となる。
【0009】また、ファン基準線(CLf)は、ケーシ
ング基準線(CLc)より吸入口(23)側にずれ、か
つ、フランジ部(21d)は、スクロールケーシング
(22)のうち回転軸方向(CL)他端側より回転軸方
向(CL)一端側にずれた部位に位置しているので、フ
ランジ部(21d)より回転軸方向(CL)他端側にず
れた(突出した)空間が形成されるため、スクロールケ
ーシング(22)のうち回転軸方向(CL)と平行な部
位の寸法(W)を、スクロールケーシング(22)の巻
始め側から巻終わり側に渡って略一定としても、十分な
通路断面積を確保することができる。
【0010】以上に述べたように、本発明では、通路断
面積を確保するためにスクロールケーシングの径寸法を
大きくする必要がないので、スクロールケーシングの大
型化を抑制しつつ、車両左側に配置するための送風機
(スクロールケーシング)と車両右側に配置するための
送風機(スクロールケーシング)とを共用することが可
能となる。
【0011】なお、請求項2に記載の発明のごとく、ス
クロールケーシング(22)のうち回転軸方向(CL)
と平行な部位の寸法(W)は、遠心ファン(20)の回
転軸方向と平行な部位の寸法(h)の1.1倍より大き
く、かつ、1.6倍より小さくすることが望ましい。
【0012】また、請求項3に記載の発明のごとく、ス
クロールケーシング(22)のノーズ部(No)におけ
る、ノーズ部(No)と遠心ファン(20)との距離
(NG)は、遠心ファン(20)の直径(D)の0.0
7倍未満とすることが望ましい。
【0013】また、単純にスクロールケーシング(2
2)のうち回転軸方向(CL)と平行な部位の寸法
(W)を拡大すると、ノーズ部(no)の通路断面積が
大きくなり空気流れが不安定となるので、送風機内の圧
力及び騒音レベルが悪化する。
【0014】そこで、ノーズ部(No)と遠心ファン
(20)との距離(ノーズギャップNG)を請求項3に
記載の発明に示す値とすることにより、送風機の騒音レ
ベルが悪化することを防止しつつ、送風機の性能を向上
させ、かつ、スクロールケーシング(22)の小型化を
図ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明では、車室内に吹き
出す空気の調和を図る車両空調装置であって、車室内に
吹き出す空気が流通する空調ケーシング(10)と、空
調ケーシング(10)内に空気を流通させる送風機(1
2)とを備え、送風機(12)は、回転軸方向(CL)
から空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す遠心ファ
ン(20)と、遠心ファン(20)を収納するととも
に、遠心ファン(20)から吹き出す空気の通路を構成
する渦巻き状のスクロールケーシング(22)と、遠心
ファン(20)を回転駆動する駆動手段(21)とを有
して構成され、スクロールケーシング(22)のうち回
転軸方向(CL)と平行な部位の寸法(W)は、スクロ
ールケーシング(22)の巻始め側から巻終わり側に渡
って略一定であり、スクロールケーシング(22)のう
ち回転軸方向(CL)一端側に対応する部位には吸入口
(23)が形成され、回転軸方向(CL)他端側に対応
する部位には駆動手段(21)が取付部材(21a)を
介してスクロールケーシング(22)に固定され、遠心
ファン(20)の回転軸方向略中央部を通過するファン
基準線(CLf)は、スクロールケーシング(22)の
うち回転軸方向(CL)と平行な部位の略中央部を通過
するケーシング基準線(CLc)より吸入口(23)側
にずれており、取付部材(21a)のうち遠心ファン
(20)に面するフランジ部(21d)は、スクロール
ケーシング(22)のうち回転軸方向(CL)他端側よ
り回転軸方向(CL)一端側にずれた部位に位置してお
り、さらに、空調ケーシング(10)は、車種に共通使
用される共通部品(11、13、14)と車種毎に設定
した専用部品(15、22)とが別部品として製造され
た後、組み付けられて一体化されていることを特徴とす
る。
【0016】これにより、容易に右ハンドル用の空調ケ
ーシング(10)と左ハンドル用の空調ケーシング(1
0)とを製造することができる。
【0017】請求項5に記載の発明では、回転軸方向
(CL)から空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す
遠心ファン(20)と、遠心ファン(20)を収納する
とともに、遠心ファン(20)から吹き出す空気の通路
(22a)を構成する渦巻き状のスクロールケーシング
(22)と、遠心ファン(20)を回転駆動する駆動手
段(21)とを有し、スクロールケーシング(22)の
うち回転軸方向(CL)と平行な部位の寸法(W)は、
スクロールケーシング(22)の巻始め側から巻終わり
側に渡って略一定であり、スクロールケーシング(2
2)のうち、遠心ファン(20)の回転軸方向(CL)
一端側対応する部位及び他端側対応する部位に第1、2
開口部(221、222)が設けられ、両開口部(22
1、222)は同一形状であり、さらに、第1開口部
(221)には、吸入口(23)の外縁部を形成するベ
ルマウス部(23a)が組み付けられ、第2開口部(2
22)には、取付部材(21a)を介して駆動手段(2
1)が組み付けられていることを特徴とする。
【0018】これにより、後述する製造用の入れ子(1
10、120)を用いて開口部(221、222)形状
を相違させる必要がないので、スクロールケーシング
(22)を製造するための金型費を低減しつつ、車両左
側に配置するための送風機(スクロールケーシング)と
車両右側に配置するための送風機(スクロールケーシン
グ)とを共用することができる。
【0019】請求項6に記載の発明では、遠心ファン
(20)を収納するとともに、遠心ファン(20)の回
転軸方向一端側対応する部位に設けられた第1開口部
(221)、及び回転軸方向他端側対応する部位に設け
られた第2開口部(222)を有するスクロールケーシ
ング(22)の製造方法であって、溶融状態の材料が充
填される本体金型(100)において、第1開口部(2
21)に対応する部位を形成する第1入れ子(11
0)、及び第2開口部(222)に対応する部位を形成
する第2入れ子(120)それぞれが、本体金型(10
0)に対して取り外し可能になっており、両入れ子(1
10、120)を本体金型(100)に取り付けた状態
で溶融状態の材料を充填することを特徴とする。
【0020】これにより、入れ子(110、120)を
交換するのみで、容易に右ハンドル車用のスクロールケ
ーシング(22)及び左ハンドル車用のスクロールケー
シング(22)を製造することができる。延いては、車
両左側に配置するための送風機(スクロールケーシン
グ)と車両右側に配置するための送風機(スクロールケ
ーシング)とを共用することが可能となる。
【0021】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る車両用送風機を車両用空調装置に適用した
ものであって、図1は第1実施形態による車両用空調装
置の室内ユニット部10の全体構成の概略断面図であ
り、図2、3は室内ユニット部10を車両後方側から見
た正面図であり、図2は右ハンドル車用の室内ユニット
部10を示し、図3は左ハンドル車用の室内ユニット部
10を示す。
【0023】室内ユニット部10は車室内前部の計器盤
(図示せず)内側において車両幅(左右)方向の略中央
部に配置される。その際、室内ユニット部10は車両の
上下前後左右方向に対して図1〜3の矢印のように搭載
される。
【0024】本実施形態による室内ユニット部10は、
内外気切替部11、送風機部(車両用送風機)12、熱
交換部13、吹出モード切替部14、及び内外気切替部
11の空気出口部と送風機部12の吸入側との間を接続
する接続ダクト15に大別される。なお、各部11〜1
5の詳細は後述するまた、室内ユニット部10は、図
2、3に示すように、紙面左右方向に2分割可能な分割
ケーシング体17、18をボルトやクリップ等の締結手
段により締結したケーシング19(室内ユニット10)
の分割面(分割ケーシングの接合面)16が、車両幅
(左右)方向の略中央部に位置するように車両に搭載さ
れる。
【0025】なお、分割ケーシング体17、18はポリ
プロピレンのようなある程度の弾性を有し、機械的強度
の高い樹脂材料にて成形されているとともに、ケーシン
グ19(分割ケーシング17、18)を分割面16に対
して左右対称の形状とすることにより、室内ユニット部
10の全体を右ハンドル車と左ハンドル車とで共通化し
ている。
【0026】次に、内外気切替部11及び送風機部12
について説明する(図1参照)。
【0027】内外気切替部11は、熱交換部13の上
部、かつ、車両前方側の部位に配置され、送風機部12
は、室内ユニット部10の下部、かつ、車両後方側(車
室内乗員寄り)の部位に配置されている。
【0028】そして、送風機部12は、図4に示すよう
に、遠心ファン(以下、ファンと略す。)20、ファン
20を回転駆動する電動モータ(駆動手段)21、及び
ファン20を収納するとともに、ファン20から吹き出
す空気の通路22aを構成する渦巻き状の樹脂(本実施
形態では、ポリプロピレン)製のスクロールケーシング
(以下、ファンケーシングと呼ぶ。)22等から構成さ
れている。
【0029】ここで、ファンケーシング22のうち回転
軸方向CLと平行な部位の寸法Wは、ファンケーシング
22の巻始め側から巻終わり側に渡って略一定であり、
かつ、ファンケーシング22のうち回転軸方向CL一端
側に対応する部位(本実施形態では、水平方向一端側)
には吸入口23が形成され、回転軸方向CL他端側(本
実施形態では、水平方向他端側)に対応する部位には、
電動モータ21(以下、モータ21と略す。)がモータ
ホルダ(取付部材)21aを介してファンケーシング2
2に固定されている。
【0030】なお、モータホルダ21aは、モータ21
のロータ(アーマチャ)21bを収納する略円筒状のモ
ータハウジング21cの外周部全周に渡って径外方側に
突出してファン20に面する略円盤状のフランジ部21
d、及びファンケーシング22の外周側内壁面22bと
所定の隙間を介して対向した略円筒状の円筒部21e等
からなるもので、円筒部21eがファンケーシング22
に嵌合組み付けされている。
【0031】因みに、モータハウジング21cは、ロー
タ21b側に面した磁性材料からなるヨーク部と、この
ヨーク部を覆い、かつ、モータホルダ21aが一体化さ
れた樹脂製のホルダ部とからなる二重円筒状のものであ
る。
【0032】また、ファン20の回転軸方向CL略中央
部を通過するファン基準線CLfは、ファンケーシング
22のうち回転軸方向CLと平行な部位の略中央部を通
過するケーシング基準線CLcより吸入口23側(図4
の左側)にずれ、かつ、モータホルダ21aのフランジ
部21dは、ファンケーシング22のうち回転軸方向C
L他端側(紙面右端)より回転軸方向CL一端側(吸入
口23側)にずれた部位に位置している。
【0033】このため、円筒部21eと外周側内壁面2
2bとの間に形成される空間(隙間)αは、フランジ部
21dより回転軸方向CL他端側(紙面右端)にずれた
(突出した)状態となる。
【0034】ところで、図5は内外気切替部11と送風
機部12との接続構成を示すもので、内外気切替部11
は、車両幅方向に延びる空気通路24を形成するケーシ
ング25により形成されており、このケーシング25は
ケーシング19の一部として一体成形されるものであ
る。
【0035】なお、ケーシング25は、図1に示すよう
に、円形断面を持つ略円筒状に成形され、かつ、空気通
路24の車両幅方向の両端部に円形の第1(右側)開口
部26及び第2(左側)開口部27が設けられている。
【0036】また、ケーシング19及びケーシング25
の車両幅方向の中央部の上部には、図2、3に示すよう
に、室外空気を導入する外気吸入口28が設けられてお
り、この外気吸入口28は、車両の幅方向に対しても略
中央部に位置するようになっている。そして、ケーシン
グ25の第1開口部26及び第2開口部27のうち、一
方が内気吸入口を構成し、他方が接続ダクト15の上流
端と接続される内外気出口を構成するようになってい
る。
【0037】具体的には、図5の実線部及び図2に示す
右ハンドル車の場合には、第1開口部26を直接に車室
内側に開口して内気吸入口とし、接続ダクト15の上流
端を内外気出口となる第2開口部27に接続し、一方、
接続ダクト15の下流端をスクロールケーシング22の
左側面の吸入口23に接続する。
【0038】また、図5の破線部及び図3に示す左ハン
ドル車の場合には第2開口部27を直接車室内へ開口し
て内気吸入口とし、接続ダクト15の上流端を内外気出
口となる第1開口部26に接続し、一方、接続ダクト1
5の下流端をスクロールケーシング22の右側面の吸入
口23に接続する。
【0039】一方、空気通路24内の車両幅方向の略中
央部(外気吸入口28の下方側)には、内外気切替ドア
29が回転軸30a,30bにより回転可能に配置され
ている。なお、図6は図1のX−X断面図であり、図7
は内外気切替ドア29単体の形態を示すもので、内外気
切替ドア29のドア本体31は、図1、図7(d)に示
すように、車両前後方向には半円状に形成された円周
面、及び車両前後方から見て、上方側に底辺を有するよ
うな三角状(図6、図7b)参照)に側面部を有した鞍
形状となっている。
【0040】そして、ドア本体31の車両前後方向の両
端部には、回転軸30a、30bが配置されているとと
もに、ドア本体31と回転軸30a、30bとは樹脂に
て一体成形されている。
【0041】また、ドア本体31の車両幅方向の左右の
両縁部には弾性シール材32、33が固着されており、
この弾性シール材32、33は弾性に富んだゴム系の弾
性体により断面V字状に形成されてリップシール形状を
構成している。
【0042】なお、図6は右ハンドル車用(図2)とし
て構成された内外気切替ドア29を示しており、ドア本
体31の両縁部の弾性シール材32、33のV字状の左
側先端部が外気吸入口28のシール面34、35に圧着
して外気吸入口28を全閉し、ケーシング25の空気通
路24の第1、第2開口部26、27間を開放している
ので、内気吸入モードの状態となっている。
【0043】そして、図6に示す状態から内外気切替ド
ア29を回転軸30a,30bを中心として矢印C方向
に回転することにより、弾性シール材33のV字状の右
側先端部が外気吸入口28のシール面34に圧着し、弾
性シール材32のV字状の右側先端部が空気通路24内
壁のシール面36に圧着して、内気吸入口をなす第1開
口部26を閉塞し、外気吸入口28を全開する。これに
より、外気吸入モードを設定できる。
【0044】また、左ハンドル車の場合(図3)には、
内外気切替ドア29として、弾性シール材32のV字状
の右側先端部が外気吸入口28のシール面34に圧着
し、弾性シール材33のV字状の右側先端部が外気吸入
口28のシール面35に圧着して、外気吸入口28を全
閉するタイプのものを用いる。この外気吸入口28の全
閉時は空気通路24の第1、第2開口部26、27間を
開放するので、内気吸入モードの状態となる。
【0045】そして、この内外気切替ドア29を回転軸
30a,30bを中心として矢印D方向に回転すること
により、弾性シール材32のV字状の左側先端部が外気
吸入口28のシール面35に圧着し、弾性シール材33
のV字状の左側先端部が空気通路24内壁のシール面3
7に圧着して、内気吸入口をなす第2開口部27を閉塞
し、外気吸入口28を全開する。これにより、外気吸入
モードを設定できる。
【0046】なお、内外気切替ドア29を図6、7に示
す形状に限定されるものではなく、通常の板ドア等によ
り構成してもよい。
【0047】次に、室内ユニット部10のケーシング1
9内に配置される熱交換部13について述べる(図1参
照)。
【0048】熱交換部13は送風機部12の車両前方側
に配置され、送風機部12のスクロールケーシング22
の出口側から車両前方へ向かって延びる入口通路40が
ケーシング19内の最下部に形成されている。そして、
ケーシング19内において、入口通路40の上方部位に
冷房用熱交換器をなす蒸発器41が配置されている。
【0049】なお、蒸発器41は略長方形の薄型形状で
あり、ケーシング19の底面部より所定高さだけ上方部
位にて略水平方向に配置されている。
【0050】ここで、略水平とは、厳密な水平配置では
なく、水平より微小角度だけ空気下流側(車両前方側)
に向かって下方へ傾斜配置している。これは、蒸発器4
1に発生する凝縮水を空気流れに沿って空気下流側の傾
斜下端部に集め、この傾斜下端部より凝縮水を下方へス
ムースに排出するためである。
【0051】なお、蒸発器41は、蒸気圧縮式冷凍機の
低圧側熱交換器であり、車室内に吹き出す空気から吸熱
して蒸発することにより、車室内に吹き出す空気を冷却
するものである。
【0052】また、ケーシング19のうち蒸発器41の
下方に位置する底面部は、凝縮水受け部を構成し、その
最底部に凝縮水排出口(図示せず)が開口している。
【0053】蒸発器41は、周知のようにタンク部41
a、41bの間に熱交換部41cを配置した構成であ
り、この熱交換部41cは偏平チューブ(図示せず)と
複数のコルゲート状の伝熱フィン(図示せず)とを交互
に並列的に多数積層して接合した構成である。入口通路
40の空気は蒸発器41の熱交換部を矢印Eのように下
方から上方へ通過するようになっている。
【0054】そして、ケーシング19内において、蒸発
器41の空気流れ下流側、すなわち、蒸発器41の上方
側で、かつ、車両後方側にヒータコア42が略直角状に
垂直方向に配置されている。ここで、ヒータコア42
は、車両エンジン(図示せず)からの温水により空気を
加熱する暖房用熱交換器である。
【0055】このヒータコア42は、上下方向に所定間
隔を隔てて対向配置した温水入口タンク部42aと温水
出口タンク部42bとの間に熱交換部42cを配置した
構成であり、この熱交換部42cは、複数の偏平チュー
ブ(図示せず)と複数のコルゲート状の伝熱フィン(図
示せず)とを交互に並列的に積層し接合した構成であ
る。
【0056】このヒータコア42は、いわゆる全パスタ
イプ(一方向流れタイプ)のヒータコアであり、温水入
口タンク部42aから温水を複数の偏平チューブの全て
を通して、温水出口タンク部42bに向かって下方から
上方への一方向に流す構成となっている。
【0057】上記したように、略水平方向に配置された
蒸発器41に対して、ヒータコア42を略直角状に垂直
方向に配置しているのであるが、その際に、蒸発器41
の水平方向の一端部(本例では、車両後方側に位置する
タンク部41a側)に、ヒータコア42の下方の一端部
(本例では温水入口タンク部42a側)を近接配置して
いる。
【0058】ここで、図示の例では、蒸発器41の一端
のタンク部41aとヒータコア42の下方端の温水入口
タンク部42aとの間に所定間隔43を設けて、両者の
間の断熱を行うようになっている。
【0059】上記のようにヒータコア42の下方端部を
蒸発器41の水平方向の車両後方側の一端部に近接配置
して、ヒータコア42を蒸発器41の上方側へ垂直に配
置しているため、ヒータコア42よりも車両前方側の部
位に、ヒータコア42の熱交換部42cの面と平行に垂
直方向(上下方向)に延びる空間44を形成できる。そ
して、この空間44の上方部に、ヒータコア42をバイ
パスして冷風を矢印Fのように流す冷風バイパス通路4
5が形成されている。
【0060】ヒータコア42の上方端部付近で、車両前
方側の部位にはエアミックスドア46の回転軸46aが
配置されている。この回転軸46aは、図1の紙面垂直
方向(車両幅方向)に延びるように配置され、回転軸4
6aの両端部はケーシング19の壁面の軸受孔(図示せ
ず)により回転可能に保持される。回転軸46aには板
状のエアミックスドア45の上端部が一体に連結され、
エアミックスドア45は空間43内で回転軸46aを中
心として、図1の実線位置と2点鎖線位置との間で回転
可能になっている。
【0061】ここで、エアミックスドア45の実線位置
はヒータコア42の熱交換部42cの通風路を全閉する
最大冷房位置であって、2点鎖線位置は冷風バイパス通
路45を全閉する最大暖房位置である。エアミックスド
ア45がヒータコア42の熱交換部42cの通風路を開
けると、空間44の空気は矢印Gのように熱交換部42
cを車両前方側から車両後方側へと通過する。
【0062】エアミックスドア46は周知のごとくヒー
タコア42の熱交換部42cを通過する温風(矢印G)
とヒータコア42をバイパスして冷風バイパス通路45
を通過する冷風(矢印F)との風量割合を調整して車室
内への吹出空気温度を調整する温度調整手段である。
【0063】ケーシング19内においてヒータコア42
及び冷風バイパス通路45の車両後方側(送風機部12
の上方側)に空気混合部47が形成され、ここで、上記
温風(矢印G)と上記冷風(矢印F)が混合される。こ
の冷温風の混合により所望温度の空気が得られる。
【0064】この空気混合部47の下流側、すなわち、
空気混合部47の斜め後方の上側に吹出モード切替部1
4が配置されている。本例の吹出モード切替部14は、
車両幅方向に延びる半円筒状の開口シール面48をケー
シング19に形成し、この開口シール面48のうち、車
両後方側の面にフット開口部49を配置し、フット開口
部49の開口位置より上方位置にフェイス開口部50を
配置し、このフェイス開口部50の車両前方側にデフロ
スタ開口部51を配置している。
【0065】半円筒状の開口シール面48の内側には、
吹出モード切替ドア52が回転軸53により回転可能に
配置されている。この吹出モード切替ドア52は一般に
ロータリドアと称されるタイプのドアであって、回転軸
53を中心とする所定曲率の円周壁面を有するドア本体
52aを有している。ドア本体52aの円周方向の中間
部位に連通穴52bを有し、このドア本体52aの回転
により上記の各開口部49〜51を開閉する。
【0066】なお、フット開口部49はフット吹出通路
部54を介してフット吹出口54aに連通し、このフッ
ト吹出口54aは車両幅方向の左右両側に開口してお
り、ここから乗員の足元部に向けて空気を吹出すように
なっている。フェイス開口部50は図示しないフェイス
ダクトを介して乗員の顔部に向けて空気を吹出すもので
ある。デフロスタ開口部51は図示しないデフロスタダ
クトを介して車両前面窓ガラスの内面に向けて空気を吹
出すものである。
【0067】なお、吹出モード切替ドア52の回転軸5
3は、図示しないリンク機構を介して吹出モード操作機
構に連結されて、この吹出モード操作機構によりドア5
2を回転操作する。同様に、エアミックスドア46の回
転軸46aもリンク機構を介して温度調整操作機構に連
結されて、この温度調整操作機構によりエアミックスド
ア46の開度が調整される。また、内外気切替ドア29
の回転軸30a,30bの一方もリンク機構を介して内
外気切替操作機構に連結されて、この内外気切替操作機
構により内外気切替ドア29を回転操作する。
【0068】これらの吹出モード操作機構、温度調整操
作機構及び内外気切替操作機構は、サーボモータを用い
たオート操作機構で構成しても、乗員の手動操作力によ
るマニュアル操作機構のいずれでもよい。
【0069】次に、上記構成に基づいて本実施形態の作
動を簡単に説明する。
【0070】モータ21によりファン20を作動させる
と、内外気切替部11から内気または外気が吸入され、
この吸入空気は接続ダクト15を介してスクロールケー
シング22の吸入口23に吸入される。
【0071】そして、この吸入空気は、ファン20によ
りスクロールケーシング22内を送風され、矢印B(図
1参照)のごとく車両後方側から車両前方側へ向かって
送風される。従って、送風空気は蒸発器41の下側の入
口通路40へ導入され、その後、蒸発器41を矢印Eの
ごとく下方から上方へ通過して冷却され、冷風となる。
【0072】この冷風は、次に、エアミックスドア46
の開度により冷風バイパス通路45を通過する冷風Fと
ヒータコア42を通過する温風Gとに振り分けられるの
で、エアミックスドア46により冷風Bと温風Fの風量
割合を調整することにより、この冷風Fと温風Gが空気
混合部47付近で混合して所望の温度の空気が得られ
る。
【0073】そして、吹出モード切替ドア52を操作し
て、フット開口部49とフェイス開口部50とデフロス
タ開口部51の開閉を選択することにより、所定の1つ
の開口部または複数の開口部から車室内へ空気を吹き出
すことができる。
【0074】次に、ファンケーシング22の製造方法の
概略を述べる。
【0075】ファンケーシング22を樹脂成形するため
の樹脂成型用(溶融状態の材料が充填される)金型を、
図8に示すように、ファン20の回転軸方向CL一端側
対応する部位に設けられた第1開口部221を形成する
第1入れ子110、及び回転軸方向CL他端側対応する
部位に設けられた第2開口部222を形成する第2入れ
子120それぞれが、本体金型100に対して取り外し
可能なものとするとともに、両入れ子110、120を
本体金型100に取り付けた状態で溶融状態の樹脂を充
填する。
【0076】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
【0077】ファンケーシング22のうち回転軸方向C
Lと平行な部位の寸法Wは、ファンケーシング22の巻
始め側から巻終わり側に渡って略一定であるので、ファ
ンケーシング22のうち吸入口23側の形状とモータ2
1側の形状とが大きく相違してしまうことを防止でき
る。
【0078】したがって、ファンケーシング22の製造
方法の説明の欄で述べたように、入れ子110、120
を交換するのみで、容易に右ハンドル車用のファンケー
シング22及び左ハンドル車用ファンケーシング22を
製造することができる。延いては、車両左側に配置する
ための送風機(ファンケーシング)と車両右側に配置す
るための送風機(ファンケーシング)とを共用すること
が可能となる。
【0079】また、ファン20の回転軸方向CL略中央
部を通過するファン基準線CLfは、ファンケーシング
22のうち回転軸方向CLと平行な部位の略中央部を通
過するケーシング基準線CLcより吸入口23側(図4
の左側)にずれ、かつ、モータホルダ21aのフランジ
部21dは、ファンケーシング22のうち回転軸方向C
L他端側(紙面右端)より回転軸方向CL一端側(吸入
口23側)にずれた部位に位置しているので、フランジ
部21dより回転軸方向CL他端側(図4の右端)にず
れた(突出した)空間αが形成されるため、ファンケー
シング22のうち回転軸方向CLと平行な部位の寸法W
を、ファンケーシング22の巻始め側から巻終わり側に
渡って略一定としても、十分な通路断面積を確保するこ
とができる。
【0080】以上に述べたように、本実施形態では、通
路断面積を確保するためにファンケーシングの径寸法
(空気通路22aを対数螺線にて拡大するときには、拡
がり角)を大きくする必要がないので、ファンケーシン
グの大型化を抑制しつつ、車両左側に配置するための送
風機(ファンケーシング)と車両右側に配置するための
送風機(ファンケーシング)とを共用することが可能と
なる。
【0081】なお、本実施形態では、拡がり角を4.5
°としている。因みに、拡がり角とは、r=ro・e
(n・θ)(対数螺線方程式)のnを言い、roは図9に示
すように、ファン20(ファンケーシング20)の中心
とノーズ部Noとを結ぶ線Lo上における、ファン20
(ファンケーシング20)の中心からファンケーシング
20の外周側内壁面22bまでの寸法を言い、巻き角θ
は線Loからファン20の回転の向きに図った角度を言
う。
【0082】また、ノーズ部Noとは、周知のごとく、
ファンケーシング22の巻き始め側と巻き終わり側との
重なる部分を言い、このノーズ部Noでは、空気上流側
と空気下流とが、僅かな隙間を介して連通している。
【0083】また、ファン20の回転軸方向CL略中央
部を通過するファン基準線CLfは、ファンケーシング
22のうち回転軸方向CLと平行な部位の略中央部を通
過するケーシング基準線CLcより吸入口23側(図4
の左側)にずれているので、図10(a)に示すよう
に、ファン基準軸CLfにおいてファンケーシング22
内を流通する空気の風速が最大となるような略正規分布
状となる。因みに、図10(b)は、ファン基準軸CL
fとケーシング基準線CLcとを一致させたときの風速
分布を示すものである。
【0084】ところで、図11は、ファンケーシング2
2のうち回転軸方向CLと平行な部位の寸法(以下、ス
クロール幅Wと呼ぶ。)とファン20の回転軸方向と平
行な部位の寸法(以下、ファン幅hと呼ぶ。)との比を
パラメータとする送風機部12の送風特性を示す試験結
果であり、図12はノーズギャップ(ファン20とノー
ズ部Noとの距離)NGと送風機部12の送風特性との
関係を示す試験結果であり、これらの試験結果から明ら
かなように、スクロール幅Wはファン幅hの1.1倍よ
り大きく、かつ、1.6倍より小さくすることが望まし
く、さらに望ましくは、スクロール幅Wをファン幅hの
1.1倍より大きく、かつ、1.6倍より小さくした状
態でノーズギャップNGをファン20の直径Dの0.0
7倍未満とすることが望ましい。なお、本実施形態は、
スクロール幅Wはファン幅hの1.3倍であり、ノーズ
ギャップNGは、ファン直径Dの0.05倍である。
【0085】因みに、上記の試験方法は、送風量350
3としたときに100Paの圧力損失(通風抵抗)が
発生するよう状態として、JIS B 8330及びJ
ISB 8346に準拠して測定した結果である。ま
た、比騒音、効率、流量係数及び圧力係数の定義は、J
IS B 0132による。
【0086】(第2実施形態)上場の実施形態では、内
外気切替部11及び送風機部12等が全て、車両幅方向
略中央部に配設されるセンタ置きユニットであったが、
本実施形態は、図13に示すように、内外気切替部1
1、熱交換部13及び吹出モード切替部14等(以下、
これらを総称して空調ユニットと呼ぶ。)を車両幅方向
略中央部に配設し、送風機部12を接続ダクト15を介
して空調ユニットに対して車両幅方向(右側又は左側)
にずらして(オフセット)配置した室内ユニット10に
対して適用したものである。
【0087】そして、本実施形態では、図14に示すよ
うに、室内ユニット10(空調ケーシング)を構成する
部品のうち、車種に共通使用される共通部品(本実施形
態では、内外気切替部11、熱交換部13及び吹出モー
ド切替部14)と車種毎に設定した専用部品(本実施形
態では、ファンケーシング22及び接続ダクト15)と
を別部品として製造し、右ハンドル用の専用部品と左ハ
ンドル用の専用部品とを組み付け時に選定して組み付け
ることにより、容易に右ハンドル用の室内ユニット10
と左ハンドル用の室内ユニット10とを製造することが
できる。
【0088】(第3実施形態)本実施形態は、図15に
示すように、モータホルダ21a(フランジ部21d)
に、ファン20から離れるほど、外径側に拡がるような
テーパ部21fを設けたものである。
【0089】これにより、ファン20から吹き出す空気
を滑らかに空気通路22a内に導くことができる。
【0090】(第4実施形態)本実施形態は、図16に
示すように、ファン20の回転軸方向CL一端側対応す
る部位に設けられた第1開口部221と、回転軸方向C
L他端側対応する部位に設けられた第2開口部222と
を同一形状とするとともにに、吸入口23の外縁部に形
成されるベルマウス部23aを別部品として、組み付け
時にベルマウス部23aをファンケーシング22に組み
付けるようにしたものである。因みに、本実施形態で
は、モータホルダ21a、及びベルマウス部23aはボ
ルトb等の締結手段により組み付けられている。
【0091】これにより、上述の実施形態と異なり、入
れ子110、120を用いて開口部221、222形状
を相違させる必要がないので、ファンケーシング22を
製造するための金型費を低減しつつ、車両左側に配置す
るための送風機(ファンケーシング)と車両右側に配置
するための送風機(ファンケーシング)とを共用するこ
とができる。
【0092】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、送風機部12が下方側に配置された室内ユニット1
0であったが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば図17に示すように、送風機部12が上方側
に配置された室内ユニット10であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による車両用空調装置の
室内ユニット部の概略断面図である。
【図2】図1の室内ユニット部の車室内側からみた正面
図で、右ハンドル車の場合を示す。
【図3】図1の室内ユニット部の車室内側からみた正面
図で、左ハンドル車の場合を示す。
【図4】本発明の第1実施形態に係る送風機の断面図で
ある。
【図5】第1実施形態による内外気切替部と送風機部と
の接続構成の説明図である。
【図6】図1のX−X断面図である。
【図7】(a)は第1実施形態による内外気切替ドアの
平面図、(b)は同ドアの正面図、(c)は同ドアの斜
視図、(d)は同ドアの側面図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る送風機の効果を説
明するための説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る送風機の正面図で
ある。
【図10】本発明の第1実施形態に係る送風機の効果を
説明するための説明図である。
【図11】ファンケーシング22のうち回転軸方向CL
と平行な部位の寸法(スクロール幅Wと呼ファン20の
回転軸方向と平行な部位の寸法(ファン幅h)との比を
パラメータとする送風機部12の送風特性を示すグラフ
である。
【図12】ノーズギャップNGと送風機部の送風特性と
の関係を示すグラフである。
【図13】本発明の第2実施形態による車両用空調装置
の室内ユニットの斜視図である。
【図14】本発明の第2実施形態による車両用空調装置
の効果を説明するための説明図である。
【図15】本発明の第3実施形態に係る送風機の断面図
である。
【図16】本発明の第4実施形態に係る送風機の断面図
である。
【図17】(a)は本発明のその他の実施形態による車
両用空調装置の室内ユニットの断面図であり、(b)は
本発明のその他の実施形態による車両用空調装置の室内
ユニットの正面図である。
【符号の説明】
20…遠心ファン、21…電動モータ(駆動手段)、2
1a…モータホルダ(取付部材)、22…スクロールケ
ーシング、23…吸入口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 誠文 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 鈴木 里実 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 宮田 学 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 松永 浩司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H034 AA02 AA18 BB02 BB06 CC03 DD01 EE00 EE12 3L011 BF01 BF02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸方向(CL)から空気を吸入して
    径外方側に空気を吹き出す遠心ファン(20)と、 前記遠心ファン(20)を収納するとともに、前記遠心
    ファン(20)から吹き出す空気の通路(22a)を構
    成する渦巻き状のスクロールケーシング(22)と、 前記遠心ファン(20)を回転駆動する駆動手段(2
    1)とを有し、 前記スクロールケーシング(22)のうち前記回転軸方
    向(CL)と平行な部位の寸法(W)は、前記スクロー
    ルケーシング(22)の巻始め側から巻終わり側に渡っ
    て略一定であり、 前記スクロールケーシング(22)のうち前記回転軸方
    向(CL)一端側に対応する部位には吸入口(23)が
    形成され、前記回転軸方向(CL)他端側に対応する部
    位には前記駆動手段(21)が取付部材(21a)を介
    して前記スクロールケーシング(22)に固定され、 前記遠心ファン(20)の回転軸方向略中央部を通過す
    るファン基準線(CLf)は、前記スクロールケーシン
    グ(22)のうち前記回転軸方向(CL)と平行な部位
    の略中央部を通過するケーシング基準線(CLc)より
    前記吸入口(23)側にずれており、 さらに、前記取付部材(21a)のうち前記遠心ファン
    (20)に面するフランジ部(21d)は、前記スクロ
    ールケーシング(22)のうち前記回転軸方向(CL)
    他端側より前記回転軸方向(CL)一端側にずれた部位
    に位置していることを特徴とする車両用送風機。
  2. 【請求項2】 前記スクロールケーシング(22)のう
    ち前記回転軸方向(CL)と平行な部位の寸法(W)
    は、前記遠心ファン(20)の回転軸方向と平行な部位
    の寸法(h)の1.1倍より大きく、かつ、1.6倍よ
    り小さいこと特徴とする請求項1に記載の車両用送風
    機。
  3. 【請求項3】 前記スクロールケーシング(22)のノ
    ーズ部(No)における、前記ノーズ部(No)と前記
    遠心ファン(20)との距離(NG)は、前記遠心ファ
    ン(20)の直径(D)の0.07倍未満であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の車両用送風機。
  4. 【請求項4】 車室内に吹き出す空気の調和を図る車両
    空調装置であって、 車室内に吹き出す空気が流通する空調ケーシング(1
    0)と、 前記空調ケーシング(10)内に空気を流通させる送風
    機(12)とを備え、 前記送風機(12)は、 回転軸方向(CL)から空気を吸入して径外方側に空気
    を吹き出す遠心ファン(20)と、 前記遠心ファン(20)を収納するとともに、前記遠心
    ファン(20)から吹き出す空気の通路を構成する渦巻
    き状のスクロールケーシング(22)と、 前記遠心ファン(20)を回転駆動する駆動手段(2
    1)とを有して構成され、 前記スクロールケーシング(22)のうち前記回転軸方
    向(CL)と平行な部位の寸法(W)は、前記スクロー
    ルケーシング(22)の巻始め側から巻終わり側に渡っ
    て略一定であり、 前記スクロールケーシング(22)のうち前記回転軸方
    向(CL)一端側に対応する部位には吸入口(23)が
    形成され、前記回転軸方向(CL)他端側に対応する部
    位には前記駆動手段(21)が取付部材(21a)を介
    して前記スクロールケーシング(22)に固定され、 前記遠心ファン(20)の回転軸方向略中央部を通過す
    るファン基準線(CLf)は、前記スクロールケーシン
    グ(22)のうち前記回転軸方向(CL)と平行な部位
    の略中央部を通過するケーシング基準線(CLc)より
    前記吸入口(23)側にずれており、 前記取付部材(21a)のうち前記遠心ファン(20)
    に面するフランジ部(21d)は、前記スクロールケー
    シング(22)のうち前記回転軸方向(CL)他端側よ
    り前記回転軸方向(CL)一端側にずれた部位に位置し
    ており、 さらに、前記空調ケーシング(10)は、車種に共通使
    用される共通部品(11、13、14)と車種毎に設定
    した専用部品(15、22)とが別部品として製造され
    た後、組み付けられて一体化されていることを特徴とす
    る車両空調装置。
  5. 【請求項5】 回転軸方向(CL)から空気を吸入して
    径外方側に空気を吹き出す遠心ファン(20)と、 前記遠心ファン(20)を収納するとともに、前記遠心
    ファン(20)から吹き出す空気の通路(22a)を構
    成する渦巻き状のスクロールケーシング(22)と、 前記遠心ファン(20)を回転駆動する駆動手段(2
    1)とを有し、 前記スクロールケーシング(22)のうち前記回転軸方
    向(CL)と平行な部位の寸法(W)は、前記スクロー
    ルケーシング(22)の巻始め側から巻終わり側に渡っ
    て略一定であり、 前記スクロールケーシング(22)のうち、前記遠心フ
    ァン(20)の回転軸方向(CL)一端側対応する部位
    及び他端側対応する部位に第1、2開口部(221、2
    22)が設けられ、 前記両開口部(221、222)は同一形状であり、 さらに、前記第1開口部(221)には、吸入口(2
    3)の外縁部を形成するベルマウス部(23a)が組み
    付けられ、前記第2開口部(222)には、取付部材
    (21a)を介して前記駆動手段(21)が組み付けら
    れていることを特徴とする車両用送風機。
  6. 【請求項6】 遠心ファン(20)を収納するととも
    に、前記遠心ファン(20)の回転軸方向一端側対応す
    る部位に設けられた第1開口部(221)、及び前記回
    転軸方向他端側対応する部位に設けられた第2開口部
    (222)を有するスクロールケーシング(22)の製
    造方法であって、 溶融状態の材料が充填される本体金型(100)におい
    て、前記第1開口部(221)に対応する部位を形成す
    る第1入れ子(110)、及び前記第2開口部(22
    2)に対応する部位を形成する第2入れ子(120)そ
    れぞれが、前記本体金型(100)に対して取り外し可
    能になっており、 前記両入れ子(110、120)を前記本体金型(10
    0)に取り付けた状態で溶融状態の材料を充填すること
    を特徴とするスクロールケーシングの製造方法。
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