JP2002302091A - シフト制御装置 - Google Patents

シフト制御装置

Info

Publication number
JP2002302091A
JP2002302091A JP2002062221A JP2002062221A JP2002302091A JP 2002302091 A JP2002302091 A JP 2002302091A JP 2002062221 A JP2002062221 A JP 2002062221A JP 2002062221 A JP2002062221 A JP 2002062221A JP 2002302091 A JP2002302091 A JP 2002302091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
shift control
gear
planetary gear
bicycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002062221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3693970B2 (ja
Inventor
Masahiro Hanatani
雅裕 花谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Singapore Pte Ltd
Original Assignee
Shimano Singapore Pte Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25184615&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2002302091(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Shimano Singapore Pte Ltd filed Critical Shimano Singapore Pte Ltd
Publication of JP2002302091A publication Critical patent/JP2002302091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3693970B2 publication Critical patent/JP3693970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M25/00Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
    • B62M25/02Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers
    • B62M25/04Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers hand actuated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K23/00Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips
    • B62K23/02Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips hand actuated
    • B62K23/04Twist grips
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/2042Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20396Hand operated
    • Y10T74/20402Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
    • Y10T74/2042Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
    • Y10T74/20438Single rotatable lever [e.g., for bicycle brake or derailleur]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さい操作力で有効に操作し得る2方向回動
グリップ型操作装置を提供する。 【解決手段】 ハンドルバーと同軸上に位置するよう
に、該ハンドルバーに固定された筒状ベース部材と、前
記ベース部材回りに回転自在とされた制御部材と、前記
ベース部材回りに回転自在とされ、且つ、変速制御部材
を引張及び解放し得るように構成された作動部材と、前
記ベース部材回り回転自在とされ、且つ、前記作動部材
に作動的に連結された遊星ギア機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用シフト制
御装置に関する。より詳しくは、本発明は、作動部材と
ベース部材との相対角度位置を変化させる遊星歯車機構
を備えた自転車トランスミッション変速用2方向回動グ
リップ型シフト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ライダーは、操作容易で、且つ、
操作に際して殆ど力を要さないように構成されたシフト
制御装置を好む。ト制御装置を好む。
【0003】従来の2方向回動グリップ型シフト制御装
置は、自転車のハンドルバーに回転自在に装着されたコ
ントロールグリップに作動的に連結されたケーブル巻取
り部材を備えている。斯かる従来の2方向回動グリップ
型シフト制御装置は、コントロールグリップと巻取り部
材との回転角の比が1:1である。該従来の2方向回動
グリップ型シフト制御装置においては、前記巻取り部材
の直径を小さくすることによって、操作の際に必要な力
を削減する試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置における巻取り部材はハンドルバーに外挿支持さ
れており、従って、該巻取り部材の直径をハンドルバー
の直径より小さくすることは不可能である。
【0005】なお、操作に必要な力はコントロールグリ
ップの直径を大きくすることによっても減らすことがで
きる。しかしながら、この方法は、人間の手に対する人
間工学上の制限を受ける。さらに、極端に大きなコント
ロールグリップは不人気であり、特に、手の小さいライ
ダーに対しては人気がない。
【0006】さらに、極端に大きいコントロールグリッ
プは、美観上、好ましくない。又、コントロールグリッ
プのサイズを大きくすると、シフト制御装置の重さも増
加し、自転車及び構成部品の軽量化が望まれる場合に不
利となる。
【0007】したがって、コントロールグリップと巻取
り部材との相対回転角度比を制御し得るギア機構を備え
たシフト制御装置が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の2方向
回動グリップ型シフト装置を操作する際に必要とされた
大きな操作力を不要とし得る2方向回動グリップ型シフ
ト装置を提供する。
【0009】本発明の一態様においては、作動部材と制
御部材との相対角度位置を変化させる遊星ギア機構を備
えた自転車用シフト制御装置が提供される。好ましい形
態においては、前記シフト制御装置は、複数の遊星ギア
を固定ベース部材回りに回転駆動させるべく、リングギ
アに係合された制御部材を備えている。好ましくは、前
記固定ベース部材は、一体的に設けられた太陽歯車を有
する。好ましくは、前記遊星ギアは、自転車シフトケー
ブルを引張及び解放し得るように構成された作動部材に
支持される。前記遊星ギアが回転すると、前記自転車シ
フトケーブルは解放又は巻取られる。前記シフト制御装
置は、前記ベース部材に対する作動部材の相対位置を調
整する位置合わせ機構を備えることができる。
【0010】本発明の前記目的及び他の目的、構成及び
効果は、添付図面を参照して、本発明の好ましい形態を
説明する以下の実施の形態から、当業者にとって明らか
であろう。但し、本発明の好ましい実施の形態を示す下
記実施の形態及び特定の例示は、本発明を説明する為の
ものであり、本発明を限定するものではない。即ち、本
発明の要旨から逸脱することなく、種々の変形及び置換
を行うことができ、これらの変形態様は全て本発明に包
含される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の好ましい実施の
形態に係るシフト制御装置10が、自転車のハンドルバ
ー12に装着された状態を示している。好ましくは、該
シフト制御装置10は、シフターブラケット14に設け
られた固定バントによって、前記ハンドルバー12に固
定される。下記において詳述するように、該シフト制御
装置10には、トランスミッション制御ケーブルを巻取
り又は解放すべく、巻取り部材を操作するように構成さ
れている。
【0012】図1に示すように、シフト制御装置10
は、トランスミッション制御ケーブルを受け入れる為の
第1チャネル16を有している。該第1チャネル16
は、巻取り部材(図示せず)に連通されている。本発明
の好ましい実施の形態においては、シフト制御装置は、
前記トランスミッション制御ケーブルに加えて、インジ
ケータ用の第2制御ケーブルを備える。斯かる場合に
は、シフト制御装置は、第2制御ケーブルを受け入れる
為の第2チャネル18を備える。該第2チャネルは、同
様に、前記巻取り部材に連通される。
【0013】好ましくは、前記シフト制御装置10は、
ハンドルバー12に固着された固定グリップ19と、ハ
ンドルバー12回りに回転自在とされたコントロールグ
リップカバー20とを備える。シフト制御装置10は、
下記において詳述するように、前記コントロールグリッ
プカバー20の回転によって前記巻取り部材が回転する
ように、構成されている。シフト制御装置10は、巻取
り部材を回転させることによって、当業界で公知の方法
に従い、トランスミッション制御ケーブルを介してディ
レイラを制御する。
【0014】シフトギアの位置を表示すために、シフト
制御装置10は、ガイド24及びインジケータパネル2
6を有するシフトギア位置インジケータ22を備えてい
る。一形態においては、前記ガイド24が固定され且つ
前記インジケータパネル26がハンドルバー12に対し
て相対回転自在とされる。他形態においては、前記イン
ジケータパネル26が固定され且つ前記ガイド24がハ
ンドルバー12に対して相対回転自在とされる。何れの
形態においても、好ましくは、ハンドルバー12に対し
て相対回転自在とされた部材(即ち、ガイド24又はイ
ンジケータパネル26の一方)を前記巻取り部材に連動
させ、これにより、該巻取り部材の回転が前記ハンドル
バー12に対して相対回転自在とされた部材に伝達され
るように構成される。
【0015】シフト制御装置10は、ハンドルバー12
に装着される他の制御装置と共働するように、装着され
得る。例えば、図1で示す形態においては、ブレーキコ
ントロールアッセンブリ300が、シフト制御装置10
の近傍において、ハンドルバー12に連結されている。
該ブレーキコントロールアッセンブリ300は、ブレー
キレバー320と、ハンドルバー12に連結されたブレ
ーキレバーブラケット310と、ブレーキケーブルアジ
ャスター330とを備える。ブレーキコントロールアッ
センブリ300は、シフト制御装置10と同様に、ブレ
ーキコントロールアッセンブリ300に対する人間工学
的に好ましい操作をライダーに提供し得るように、構成
される。
【0016】さらに好ましくは、前記シフターブラケッ
ト14には、自転車用コンピュータ(図示せず)に電気
的に接続されたコンピュータコントロールスイッチ35
0が備えられる。図1に示すように、コンピュータコン
トロールスイッチ350は、好ましくは、シフターブラ
ケット14上であって、ライダーがハンドルバーを握り
ながら親指で操作可能な位置に配置される。
【0017】次に、シフト制御装置10の構成を詳細に
説明する。なお、以下の説明では、シフト制御装置10
がリアディレイラを制御するために使用され、且つ、自
転車のハンドルバー12の右端部に取り付けられた場合
を例に説明するが、同様の構成を有しつつ、ギア位置数
が変更されたシフト制御装置を、ハンドルバーの左端部
に装着することも可能である。好ましい形態において
は、フロントディレイラ用のシフト制御装置は3段のギ
ア位置を有し、他方、リアディレイラ用シフト制御装置
は、5段〜9段のギア位置を有し得る。
【0018】ここで、図2及び3を参照しつつ、シフト
制御装置10の各構成部材について説明する。好ましく
は、前記グリップカバー20は軸線回り2方向(軸線回
り双方向)に回転自在とされる。グリップカバー20を
図2における矢印Aで示す第1方向に回転させると、ト
ランスミッションコントロールケーブルは巻取り部材に
巻き付けられる。又、グリップカバー20を図2におけ
る矢印Bで示す第2方向へ回転させると、トランスミッ
ションコントロールケーブルは解放される。巻取り部材
の作動については、下記において詳述する。
【0019】好ましくは、グリップカバー20は、ライ
ダーの手とグリップカバー20との間に摩擦力を与える
べく、表面処理部28を備える。図2に示す形態におい
ては、表面処理部28は、複数の降起を有している。し
かしながら、本発明における表面処理部28は、図2に
示す形態に限定されず、カバー20の把持性を補助し得
る種々の処理を含む。
【0020】グリップカバー20は、制御部材30回り
に装着されるように構成されている。本発明の好ましい
形態においては、グリップカバー20は、制御部材30
に設けられた突出ガイド34に対応し且つ該ガイドと係
合する複数のガイド溝32を備えている。前記突出ガイ
ド34が前記ガイド溝32に係合するように、グリップ
カバー20を制御部材30に装着すると、グリップカバ
ー20は制御部材30に確実に固定され、グリップカバ
ー20の回転が制御部材30に伝わる。
【0021】前記シフト制御装置は、グリップカバー2
0に対する作動部材60の相対角度位置を変化させる遊
星歯車機構40を有している。該遊星歯車機構40は、
太陽ギア42、リングギア44及び複数の遊星ギア46
を備える。本発明の好ましい形態においては、前記太陽
ギアは45の歯数を有し、前記複数の遊星ギアはそれぞ
れ14の歯数を有し、且つ、リングギアは75の歯数を
有する。なお、前記各ギアの歯数は、必要及び/又は所
望により変更することができ、本発明は特定の歯数をも
つギアに限定されるものではない。
【0022】図3に良く示されるように、前記遊星ギア
46は、前記太陽ギア42と前記リングギア44との間
に配置される。該遊星ギア46は、太陽ギア42及びリ
ングギア44の双方と噛合し、且つ、該太陽ギア42回
りに公転するように、構成されている。好ましくは、前
記遊星歯車機構40は、3つの遊星ギア46を有し、よ
り好ましくは、5つの遊星ギアを有するものとされる。
【0023】好ましくは、前記太陽ギア42は、ベース
部材50と一体化される。本発明の好ましい形態におい
ては、前記ベース部材50は、前記ハンドルバー12回
りに外嵌装着される円柱形状とされる。シフト制御装置
10の操作中、前記ベース部材50はハンドルバー12
に固着されている。好ましくは、前記太陽ギア42及び
前記リングギア44は、前記ハンドルバー12の軸Xと
同軸上に装着される。
【0024】本発明の構成では、前記太陽ギア42を固
定的に取り付けた結果、安定性が向上する。一般的な自
転車ハンドルバー12の直径は、約22.0cm〜22.2
cmである。ハンドルバーの直径における前記0.2cmの
差違の為、ハンドルバー回りに装着される回転部材を、
常に、安定して回転させることは不可能である。例え
ば、前記回転部材がメーカによって直径22.2cmのハ
ンドルバーに固定されるように構成されている場合に、
該回転部材を直径22.0cmのハンドルバーに直接装着
させると、該回転部材の回転は不安定となる。斯かる回
転部材の不安定な回転によって、自転車シフト制御装置
の種々の構成部品間におけるギアの噛合性が不安定とな
る。このように、回転部材をハンドルバーに直接に回転
自在に装着すると、前記構成部品間の安定的なギアの噛
合を得ることができない。
【0025】本発明の好ましい実施の形態における重要
な効果の一つは、固定太陽ギア42が、固定ベース部材
50に一体的に設けられており、これにより、遊星ギア
46が、安定的に固定されている太陽ギア42の回りを
公転するようになっていることである。即ち、ハンドル
バーの直径の変差は、太陽ギア42の安定的な固定に影
響を与えず、従って、該太陽ギアは、ハンドルバー12
の直径の変差に関係なく、回転部材が回転する際におけ
る安定した基礎を提供する。斯かる構成によって、太陽
ギア42,リングギア44及び遊星ギア46の組立て及
び/又は製造誤差が吸収され、その結果、ギアの噛合性
を向上させることができる。
【0026】本発明の好ましい実施の形態において、前
記遊星ギア46は、作動部材60によって支持されてい
る。該作動部材60は、遊星キャリア70を一体的に有
する巻取り部材62を備えている。該遊星キャリア70
は、複数の遊星ギアシャフト72を備えており、該複数
の遊星ギアシャフト72は、それぞれ、前記複数の遊星
ギア46を支持するように構成されている。作動中にお
いて、前記複数の遊星ギア46は、それぞれ、対応する
遊星ギアシャフト72回りに自転する。
【0027】図5Aに良く示されるように、各遊星ギア
46は、ギア高さ47を有し、且つ、前記ギアシャフト
72を受け入れるように構成された中央孔48を有して
いる。図5Bに示すように、前記遊星ギア46の歯部4
9は、該遊星ギア46の中央孔48の外周から径方向外
方へ延びている。
【0028】本発明の好ましい実施の形態においては、
図6Aに良く示されているように、前記遊星ギアシャフ
ト72は、基端部74及び先端部76を有している。遊
星ギア46が遊星ギアシャフト72に装着される際、該
ギアシャフト72の基端部74が遊星ギア46を支持す
る。好ましくは、前記ギアシャフト72の基端部74の
高さ78は、前記遊星ギア46の高さ47より少し高め
にされ、これにより、遊星ギア46がギアシャフト72
の基端部回りに滑らかに回転することが保証される。前
記ギアシャフト72の先端部76は、遊星ギア46が該
ギアシャフト72に装着された際に、該遊星ギア46か
ら外方へ延在する。
【0029】好ましくは、図6A及び6Bに示すよう
に、前記作動部材60は、前記複数の遊星ギア46がそ
れぞれ対応する遊星キャリア70に支持された状態にお
いて、隣接する遊星ギア46間に位置する強化サポート
パネル80を備える。好ましくは、該強化サポートパネ
ル80は、遊星ギア46の外周形状に対応した湾曲エッ
ジ82を有するベース部86を備えている。該強化サポ
ートパネル80は、(後述するギアプレート90との共
働下に)遊星ギア46に対して軸線方向の空間を保証す
ると共に、横方向に沿って配置される前記湾曲エッジ8
2によって遊星ギア46に対して周方向の空間を保証す
る。
【0030】好ましくは、前記サポートパネル80のベ
ース部86の高さ88は、前記遊星ギアシャフト72の
基端部74の高さと同一とされる。好ましくは、前記ベ
ース部には、前記遊星ギアシャフト72の先端部76と
同一方向へ延びる突出先端部84が備えられる。
【0031】ここで、図7に、遊星歯車機構40の各構
成部材間の相互作用を示す。本発明の好ましい形態にお
いては、前記ベース部材50,作動部材60及びリング
ギア44は、自転車のハンドルバー12に同軸上で装着
される。前記ベース部材50はハンドルバー12に固定
され、遊星歯車機構の作動中において回転しないように
なっている。前記太陽ギア42は該ベース部材50に一
体的に形成されており、外周面に周方向外方へ延在する
歯部52を備えている。
【0032】前記複数の遊星ギア46は、それぞれ、前
記太陽ギア42と前記リングギア44との間において、
該遊星ギア46の歯部49が太陽ギア42の歯部52及
びリングギア44の歯部54の双方と噛合するように、
配設される。前記作動部材60の強化サポートプレート
80は、前記遊星ギアに対して、軸方向の空間及び円周
方向の空間を保証することによって、遊星歯車機構40
の滑らかな作動を保証している。前記強化サポートパネ
ル80の湾曲エッジ82は、遊星ギア46の回転を邪魔
することなく、該遊星ギア46の近傍に配置される。
【0033】遊星歯車機構40は、リングギア44の回
転を入力として作動するように構成されている。該リン
グギア44が回転すると、各遊星ギア46は、対応する
遊星ギアシャフト72回りに自転する。そして、該遊星
ギア46は、斯かる遊星ギア46の自転に従って、前記
太陽ギア44の回りを公転する。前述の通り、前記遊星
ギアシャフト72は作動部材60に一体化されているの
で、遊星ギア46が太陽ギア42回りに公転すると、作
動部材60も太陽ギア回りに回転する。
【0034】本発明の実施の形態においては、図2に良
く示されているように、ギアプレート90は、遊星ギア
46が遊星ギアシャフト72に確実に保持されることを
保証する為に、備えられる。該ギアプレート90は、遊
星ギアシャフト72の先端部76を受け入れるように構
成された複数の開口92を備えている。より好ましく
は、ギアプレートは、サポートパネル80の先端部84
を受け入れるように構成された追加の開口94を備える
ことができる。ギアプレート90は、遊星ギア46を前
記作動部材60と該ギアプレート90との間に安定保持
し得るように、該作動部材60に装着される。
【0035】本発明の好ましい実施の形態において、ギ
アプレート90の重要な効果の一つは、作動中におけ
る,遊星ギアシャフト72の曲がり、及び/又は、傾き
を防止し得ることである。図9に示すように、仮に、遊
星ギアシャフト72がギアプレート90によって支持さ
れていないとすると、ギアシャフト72は、遊星歯車機
構の作動中において、曲がったり、変形したりする恐れ
がある。前記ギアプレート90は、複数の遊星ギアシャ
フト72の相互間における相対軸距離を実質的に一定と
し、これにより、作動中における遊星ギアシャフト72
の変形を防止する。
【0036】本発明の好ましい実施の形態において、前
記ギアプレート90を備えることによる他の重要な効果
は、該ギアプレート90を前記強化サポートパネル80
と組み合わせて使用することによって、遊星ギアシャフ
ト72間の距離、即ち、遊星ギア46間の距離を、一定
に保つことである。この特徴は、前記太陽ギア42,リ
ングギア44及び遊星ギア46が樹脂や他の変形容易材
料で形成される場合に、特に有効である。
【0037】図2に良く示されるように、前記ベース部
材50に対する前記制御部材30の相対位置を制御する
為に、位置合わせ機構又はアイドラ−100が備えられ
る。本発明の好ましい実施の形態においては、前記位置
合わせ機構又はアイドラーは、制御部材30と遊星歯車
機構40との間に備えられる。該アイドラ−100は、
前記ベース部材50と同軸上となるように該ベース部材
50に外挿され、且つ、該ベース部材50の回りに回転
し得るように構成される。前記アイドラー100を前記
制御部材30に向けて付勢する為に、波形ワッシャ11
0及び停止プレート120が前記ベース部材50に同軸
上に外装される。前記波形ワッシャ110は、アイドラ
ー100と当接するように、該アイドラー100に隣接
配置される。図8に示すように、前記波形ワッシャ11
0は、波形又は断面S字状とされ、且つ、好ましくは、
前記アイドラー100を制御部材30へ向けて付勢する
に十分な押圧力を発揮し得る弾性材料で形成される。前
記停止プレート120は、前記波形ワッシャ110が前
記ベース部材50上を軸線方向に沿って移動することを
防止しており、これにより、該波形ワッシャとアイドラ
ー100との接触が解除されることを防いでいる。
【0038】好ましくは、前記停止プレート120は、
前記ベース部材50に設けられたL型溝56と係合する
装着ノッチ122を備えている。該ノッチ122が前記
L型溝56と係合すると、停止プレート120は、ベー
ス部材50に固定され、これにより、該停止プレート1
20は軸方向に動かなくなる。前記停止プレート120
は、該停止プレート120が前記波形ワッシャ110の
軸方向の動きを前記アイドラ−100と該停止プレート
120との間に制限し得るように、前記ベース部材50
上に配置される。前記停止プレート120の前記ベース
部材20に対する係合構造は、前記ノッチと溝とによる
係合に限定されるものではなく、該停止プレート120
は種々の公知方法によって前記ベース部材50に固定さ
れ得る。さらに、前記アイドラー100を前記制御部材
30に向けて押圧する為に、前記波形ワッシャ110に
代えて、種々の公知付勢部材を使用することができる。
【0039】図2,3及び10を参照しながら、シャフ
ト制御装置の各構成部材間の相互作用について説明す
る。本発明の好ましい実施の形態において、前記制御部
材30は、リングギア44を駆動する。図10に示すよ
うに、前記リングギア44は、制御部材30を巻取り方
向へ回転させた際に該制御部材30に設けられた第1接
触部130と当接する第1リングギア接触部140を有
している。前記制御部材30の第1接触部130が前記
リングギア44における第1接触部140に係合するこ
とによって、前記リングギア44が前記制御部材30と
同じ方向に回転する。
【0040】好ましくは、前記リングギア44は、前記
制御部材30が解放方向に回転された際に、スプリング
36によって解放方向に付勢される第2接触部142を
備えている。即ち、前記制御部材30の第2接触部13
2とリングギア44の第2接触部142との間にはスプ
リング36が配設されており、前記制御部材30が解放
方向に回転されると、該スプリング36が前記リングギ
ア44を解放方向に付勢するようになっている。当然な
がら、本発明は、スプリング36の使用に限定されるも
のではなく、リングギア44を解放方向に向けて付勢し
得る種々の公知付勢部材を使用することができる。
【0041】本発明の好ましい実施の形態においては、
前記リングギア44は、該リングギア44が解放方向B
に回転された際に、前記アイドラー100に設けられた
接触部108と係合する第3接触部146を備えてい
る。従って、前記リングギア44が前記スプリング36
によって解放方向へ回転されると、前記アイドラー10
0も解放方向へ回転することになる。
【0042】前記リングギア44は、該リングギア44
の外周から径方向内方へ延在する複数の複数の歯部14
8を備えている。リングギア44の該歯部148は、遊
星ギア46の歯部49と噛合し、該遊星ギア46を太陽
ギア42回りに公転させる。前述の通り、遊星ギアシャ
フト72は前記作動部材60に一体化されているので、
遊星ギア46が太陽ギア42回りに公転すると、該作動
部材も太陽ギア42の軸線回りに回転する。
【0043】上記したように、作動部材60は、該作動
部材に一体化された巻取り部材62を備えている。図3
に良く示されるように、巻取り部材は、トランスミッシ
ョン制御ケーブル200を受ける入れる第1溝64を備
えている。好ましくは、前記トランスミッション制御ケ
ーブル200は、ケーブルコネクタ210を介して、前
記巻取り部材62に連結される。シフト制御装置の操作
時において、トランスミッション制御ケーブル200
は、制御部材30の操作方向(回転方法)に応じて、巻
取り部材62に巻取られるか、若しくは、巻取り部材6
2から解放される。
【0044】本発明の好ましい実施の形態においては、
前記巻取り部材62は、第2制御ケーブル220を受け
入れる第2溝66を備えている。前記第2制御ケーブル
220は、第2インジケータ装置用制御ケーブル又は他
の制御装置用ケーブルとすることができる。該第2制御
ケーブル220は、一端部がケーブルコネクタ230を
介して、巻取り部材62に取り付けられる。シフト制御
装置10の操作時において、前記第2制御ケーブル22
0は、制御部材30の操作方向(回転方法)に応じて、
巻取り部材62に巻取られるか、若しくは、巻取り部材
62から解放される。
【0045】このように、本発明においては、前記制御
部材30を何れかの方向に回転させると、最終的に、制
御ケーブルが巻取られ、若しくは、解放される。本発明
の好ましい実施の形態においては、前記巻取り部材62
と、第1及び第2溝64,66とは、一定の半径をもつ
円形状とされる。該巻取り部材62,第1溝64及び第
2溝66が円形の場合、制御部材30の回転量は、制御
ケーブルの巻取り量又は解放量に直接的に比例する。即
ち、斯かる構成においては、巻取り比及び解放比は一定
となる。
【0046】他の好ましい実施の形態においては、前記
巻取り部材62と、第1及び第2溝64とは、カム形状
とされ得る。前記巻取り部材62,第1溝64及び第2
溝66をカム形状とした場合、前記制御部材30の回転
量は、制御ケーブルの巻取り量又は解放量に直接的には
比例しない。即ち、巻取り比及び解放比は、制御部材の
回転に応じて変化する。斯かる構成は、用途に応じて前
記制御ケーブルの巻取り量又は解放量をより良くコント
ロールするように、操作される。
【0047】本発明の好ましい実施の形態において、前
記巻取り部材62に対する制御部材30の回転角度比
(制御部材の回転角度/巻取り部材の回転角度)は1/
0.625とされる。回転角度比は、以下でより詳細に
説明するが、公知のギア比の公式を使って計算される。
【0048】φ1=360×(N/Ns) φ2=360×(N/Nr) φ3=φ1+φ2 φ2/φ3=Nr/(Nr+Ns) なお、前記式中、φ1は、太陽ギアと噛合する遊星ギア
の回転角度(公転角度)、φ2は、遊星ギアを公転させ
る為のリングギアの回転角度、φ3は、リングギアが制
御部材によって実際に回転される角度、Nは、リングギ
アと遊星ギアとの間で噛み合いが外れた歯部の数、Ns
は、太陽ギアの歯数、及びNrは、リングギアの歯数を
示している。
【0049】本発明の好ましい実施の形態では、リング
ギア44の歯数は75とされ、太陽ギアの歯数は45、
遊星ギアの歯数はそれぞれ14とされる。従って、本実
施の形態では、制御部材30に対する巻取り部材62の
角回転比(φ1/φ3)は、0.625となる。
【0050】位置合わせ機構は、ベース部材50に対す
る制御部材30の回転角度を制御するために使用され
る。本発明の一実施の形態においては、前記アイドラー
100が位置合わせ機構を構成している。該アイドラ−
100は、図3及び11に示すように、制御部材30の
インナーラチェット38と対応し且つ該インナーラチェ
ット38と噛合するアウターラチェット102を備えて
いる。該制御部材30のインナーラチェット38及び前
記アイドラーのアウターラチェット102は、一方向ク
ラッチを形成している。即ち、該インナーラチェット3
8及びアウターラチェット102は、制御部材30を巻
取り方向へ回転させる場合には前記アイドラー100が
該制御部材30と共に回転し、且つ、制御部材30を解
放方向へ回転させる場合には前記インナーラチェット3
8が前記アウターラチェット102を軸線方向に押動し
ながら該制御部材30だけが解放方向へ回転するよう
な、形状とされている。さらに、該アイドラー100
は、ベース部材50に設けられたアイドラーストッパ5
8に対応し且つ該アイドラーストッパ58と噛合するイ
ンナーラチェエト104を備えている。該アイドラー1
00のインナーラチェット104及び該ベース部材50
のアイドラーストッパ58も、同様に、一方向クラッチ
を形成している。即ち、該アイドラー100のインナー
ラチェット104及び該ベース部材50のアイドラース
トッパ58は、アイドラー100のベース部材50に対
する巻取り方向への相対回転を許容しつつ、解放方向へ
の相対回転を不能とし得るように構成されている。前記
制御部材30のインナーラチェット38及びアイドラー
100のアウターラチェット102は、アイドラー10
0のインナーラチェット104及びベース部材50のア
イドラーストッパ58よりも寸法的に大きくされる。即
ち、制御部材30を解放方向へ回転させ、該制御部材の
インナーラチェット38が前記アイドラー100のアウ
ターラチェット102を離間方向へ押動する際に、アイ
ドラー100のインナーラチェット104とベース部材
50のアイドラーストッパ58とは噛合解除されるが、
前記制御部材のインナーラチェット38とアイドラー1
00のアウターラチェット102とは噛合状態が維持さ
れるようになっている。
【0051】制御部材30を、巻取り方向に回転させる
と、該制御部材30の第1接触部130がリングギア4
4の第1接触部140に係合する(図2及び11を参
照)。従って、制御部材30及びリングギア44は共に
巻取り方向に回転して、制御ケーブルを巻取る。これと
同時に、前記制御部材30のインナーラチェット38
(図11参照)がアイドラー100のアウターラチェッ
ト102と噛合している為、該アイドラー100も制御
部材30と共に巻取り方向に回転する。なお、好ましく
は、前記アイドラー100のインナーラチェット104
は、実際のギアピッチ(即ち、ディレイラを1段変速さ
せる為に要するアイドラー100の回転量)よりも大き
なピッチを有するように構成される。これは、ディレイ
ラにおける1段の変速に要する移動量よりも、該ディレ
イラを大きく移動させ、これにより、一の変速段から次
段の変速段へのチェーンの掛け替えをスムースに行う為
である。斯かる構成により、制御部材30を巻取り方向
へ回転させる際には、アイドラー100は該制御部材3
0及びリングギア44と共に、ベース部材50に対して
巻取り方向に回転する。アイドラー100が巻取り方向
へ回転すると、該アイドラー100のインナーラチェッ
ト104及び前記ベース部材50のアイドルストッパー
58によるカム作用により、該アイドラー100は前記
波形ワッシャ110の付勢力に抗してベース部材50か
ら離間する方向へ押動される。そして、インナーラチェ
ット104の一ピッチ分だけ巻取り方向へ回転すると、
該アイドラー100の次のインナーラチェット104が
ベース部材50のアイドラーストッパ58と係合し、該
アイドラー100が係止される。このようにして、制御
部材30,アイドラー100及びリングギア44は、巻
取り方向へ一段毎に回転する。
【0052】他方、制御部材30が解放方向に回転させ
られる場合には、該制御部材30の第2接触部132
が、前記スプリング36をリングギア44の第2接触部
142へ向けて押圧し、これにより、リングギア44が
解放方向に付勢され回転する。前述の通り、リングギア
44が解放方向に回転される場合には、該リングギア4
4の第3接触部146がアイドラー100の接触部10
8と当接するから、該アイドラー100も解放方向へ回
転する。斯かる解放操作の際、前記制御部材30のイン
ナーラチェット38は、アイドラー100のアウターラ
チェット102を軸線方向に沿って離間方向へ押動し、
これにより、アイドラー100のインナーラチェット1
04がベース部材50のアイドラーストッパ58から解
除する。なお、制御部材30のインナーラチェット38
とアイドラー100のアウターラチェット104との噛
合状態は維持されたままである。アイドラー100のイ
ンナーラチェット104がアイドラーストッパ58から
解除されると、制御部材30,アイドラー100及びリ
ングギア44は共にベース部材50に対して回転可能と
なる。この際、アイドラー100は、前記波形ワッシャ
110によってベース部材50へ向けて付勢され、且
つ、前記スプリング36によって解放方向へ付勢されて
いる。従って、アイドラー100は、一のインナーラチ
ェット104とベース部材50のアイドラーストッパ5
8との噛合が解除されると、次のインナーラチェット1
04とアイドラーストッパ58とが噛合するまで、解放
方向へ回転する。即ち、前記制御部材30,リングギア
44,アイドラー100及び巻取り部材60は、該アイ
ドラー100におけるインンーラチェット104の一ピ
ッチ分だけ解放方向へ回転する。
【0053】ベース部材50は、シフト制御装置におけ
る構成部材の適切な装着及び作動を保証する為に、複数
のガイド部材を備えている。本発明の好ましい実施の形
態においては、図4に示すように、前記ベース部材50
は、ハンドルバー12の回りに装着される長細円柱形状
をなしている。前記円柱状ベース部材の一端部には、前
記制御部材30の軸方向移動を防止する抑止突起152
が設けられる。さらに、前述の通り、該ベース部材50
は、前記アイドラー100におけるインナーラチェット
104と噛合するアイドラーストッパ58を備えてい
る。ベース部材50は、さらに、制御部材30の内周面
に設けられた凹部と共働して、該制御部材30の巻取り
方向終端及び解放方向終端を画するリミタ59を備えて
いる。
【0054】ストッパープレート120及び波形ワッシ
ャ110は、ベース部材50のガイド溝154に適切に
係合するように構成される。上記したように、好ましく
は、ベース部材50は、停止プレート120のノッチ1
22を受けるためにL字型溝56を備える。好ましく
は、前記ギアプレート90を安定的に保持する為に、ベ
ース部材50は、該ギアプレート90を回転自在に支持
するギアプレートガイド156を備える。さらに、好ま
しくは、ベース部材50は、作動部材60の円滑な回転
の為に、滑らかな表面を有する作動部材ガイド158を
備え得る。ベース部材50の種々のガイドは、シフト制
御装置10の部品が正しい配置及び効率的な作動を保つ
ことを保証する。
【0055】図2に示されるように、シフト制御装置
は、シフターブラケット160及びクランプバンド17
0を用いて、自転車のハンドルバー12に取り付けられ
る。好ましくは、ブラケット160は、トランスミッシ
ョン制御ケーブル200及び第2制御ケーブル220を
それぞれ受け入れるチャネル162、164を備え得
る。クランプバンド170は、好ましくは、シフターブ
ラケット160のスリット166と係合するように構成
された接続アーム174を備え得る。クランプバンド1
70はクランプボルト172又は他の公知の締結部材を
使用して、ハンドルバーにしっかりと固定される。
【0056】図12,13に、前記アイドラー100の
代わりに他の位置合わせ機構を備えた他の自転車を示
す。図12,13に示すシフト制御装置10の構成部材
は、前記アイドラー100が除去され、且つ、該アイド
ラー100と係合する為に、対応部材に設けられたラチ
ェット及びストッパーが除去されている点を除き、前記
構成部材と実質的に同一である。特に、図12に示すよ
うに、該シフト制御装置は、固定ベース部材50と、該
ベース部材50に同軸上に外装された制御部材30とを
備えている。前記ベース部材50はリングギアに一体的
に連結されている。該リングギア44は、リングギア4
4の内周面から径方向内方へ延在された歯部148を有
している。該歯部148は、遊星ギア46の歯部49に
対応し且つ噛合するように構成されている。制御部材3
0を回転させるとリングギア44が回転し、これによ
り、遊星ギア46が公転する。遊星ギア46は、作動部
材60に一体化されている遊星ギアシャフト72に支持
されている。遊星ギア46が公転すると、作動部材60
が回転し、該作動部材60と一体化されている巻取り部
材62が回転する。該巻取り部材62はトランスミッシ
ョン制御ケーブル200の巻取り及び開放を制御する。
【0057】図13に最もよく示されるように、位置合
わせ機構180は、位置合わせ部材182を有してい
る。該位置合わせ部材182は、前記シフターブラケッ
ト160の内周面167に形成された複数の位置合わせ
リセス168の一つと選択的に係合する凸部184を有
している。好ましくは、作動部材60は、位置合わせ部
材182を受け入れるチャネル68を備えている。位置
合わせ部材182は、作動部材60の回転に応じて移動
するように、該作動部材60の前記チャネル68内に配
設されている。作動部材60が回転すると、位置合わせ
部材182が一の位置合わせリセスから隣接した他の位
置合わせリセス168へ移動する。
【0058】前記位置合わせリセス168は、前記位置
合わせ部材182における位置合わせ部184を受け入
れ、且つ、該位置合わせ部184を保持するように、構
成されている。位置合わせ部材182は、制御部材30
の回転時に、一の位置合わせリセス168から他のリセ
ス168に移動し得るように、十分な弾力性を有してい
る。加えて、該位置合わせ部材182は、制御部材が回
転しない時は、作動部材60に対して相対移動しないよ
うな硬さを有している。
【0059】図12及び13に示す位置合わせ機構18
0は、部品点数を削減することによって、装置の簡素化
を図っている。さらに、シフト制御装置における動作過
程においても、ギアによる動力伝達を行わないことで、
構造簡略化を図っている。
【0060】さらに、図14及び15に示す他の好まし
い実施の形態においては、前記位置合わせ部材182
は、凸部194及びベース部192を有する弾性片19
0によって構成されている。前記ベース部192は、作
動部材60のチャネル68に合致するように構成されて
いる。前記弾性片190は、制御部材30が回転する時
には、一の位置合わせリセス168から他のリセス16
8へ移動し得るように、十分な弾力性を有している。加
えて、該弾性片190は、制御部材が回転しない時に
は、位置合わせ部材182の位置を、作動部材60の位
置とともに保持するだけの十分な硬さを有している。
【0061】前記実施の形態は、遊星歯車機構を備えた
本発明に係る自転車用シフト制御装置の一形態である。
当業者であれば、本明細書において開示された本発明の
要旨から逸脱することなく、種々の用途及び利用方法を
想到し得る。従って、本発明の技術的範囲は、特許請求
の範囲によって画されるべきである。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、大きな
操作力を要することなく、適切にシフト操作し得る2方
向回動グリップ型シフト制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係るシフト制
御装置が装着された自転車ハンドルバーの斜視図であ
る。
【図2】図2は、位置合わせ機構としてアイドラーを用
いた本発明の好ましい実施の形態に係るシフト制御装置
の分解図である。
【図3】図3は、位置合わせ機構としてアイドラーを用
いた本発明の好ましい実施の形態に係るシフト制御装置
の断面図である。
【図4】図4は、本発明の一実施の形態に係るシフト制
御装置におけるベース部材の部分縦断側面図である。
【図5】図5Aは、本発明の一実施の形態に係るシフト
制御装置における遊星ギアの縦断側面図である。図5B
は、図5Aに示す遊星ギアの平面図である。
【図6】図6Aは、本発明の一実施の形態に係るシフト
制御装置における作動部材の部分縦断側面図である。図
6Bは、図6Aに示す作動部材の平面図である。
【図7】図7は、本発明の一実施の形態に係るシフト制
御装置における遊星歯車機構の平面図である。
【図8】図8は、前記アイドラーを前記制御部材に向け
て付勢する為に使用される波形ワッシャの縦断側面図で
ある。
【図9】図9は、ギアプレートによって支持されていな
い遊星ギアシャフトの変形状態を示す模式図である。
【図10】図10は、本発明の一実施の形態に係るシフ
ト制御装置におけるリングギアの背面図,側面図及び正
面図である。
【図11】図11は、本発明の一実施の形態に係るシフ
ト制御装置の部分分解側面図である。
【図12】図12は、本発明の他の実施の形態に係るシ
フト制御装置の縦断側面図である。
【図13】図13は、図12に示すシフト制御装置の正
面図である。
【図14】図14は、本発明のさらに他の実施の形態に
係るシフト制御装置の正面図である。
【図15】図15は、図14に示すシフト制御装置にお
ける位置合わせ部材の斜視図である。
【符号の説明】
10 シフト制御装置 12 ハンドルバー 14 シフターハウジング 22 ギア位置インジケータ 30 制御部材 40 遊星歯車機構 42 太陽歯車 44 リングギア 46 遊星ギア 50 ベース部材 60 作動部材 62 巻取り部材 64,66 巻取り部材の第1及び第2溝 70 遊星キャリア 72 遊星ギアシャフト 80 サポートパネル 84 サポートパネルの先端部 90 ギアプレート 92 ギアプレートの遊星ギアシャフト用開口 94 ギアプレートのサポートパネル先端部用開
口 100 位置合わせ機構 160 シフターブラケット 168 シフターブラケットに形成されたリセス 182 位置合わせ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D013 CH04 3J027 FB14 GC13 GC22 GD02 GD08 GD14 GE01 GE07 GE21 GE23

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルバーを有する自転車用のシフト
    制御装置であって、 前記ハンドルバーと同軸上に位置するように、該ハンド
    ルバーに固定された筒状ベース部材と、 前記ベース部材回りに回転自在とされた制御部材と、 前記ベース部材回りに回転自在とされ、且つ、変速制御
    部材を引張及び解放し得るように構成された作動部材
    と、 前記ベース部材回り回転自在とされ、且つ、前記作動部
    材に作動的に連結された遊星ギア機構とを備えているこ
    とを特徴とする自転車用シフト制御装置。
  2. 【請求項2】 前記遊星ギア機構は、固定太陽歯車と、
    該太陽歯車と同軸上に配設されたリングギアと、前記太
    陽歯車回りに公転し得るように配設された少なくとも一
    つの遊星ギアとを備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の自転車用シフト制御装置。
  3. 【請求項3】 前記太陽歯車は、前記ベース部材に一体
    形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自転
    車用シフト制御装置。
  4. 【請求項4】 前記太陽歯車は、前記ベース部材と同軸
    上に配設されていることを特徴とする請求項2又は3に
    記載の自転車用シフト制御装置。
  5. 【請求項5】 前記太陽歯車は樹脂製であることを特徴
    とする請求項2から4の何れかに記載の自転車用シフト
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記遊星ギアを3つ備えていることを特
    徴とする請求項2から5の何れかに記載の自転車用シフ
    ト制御装置。
  7. 【請求項7】 前記遊星ギアを5つ備えていることを特
    徴とする請求項2から5の何れかに記載の自転車用シフ
    ト制御装置。
  8. 【請求項8】 前記作動部材は、巻取り部材及び遊星キ
    ャリアを備えていることを特徴とする請求項2から7の
    何れかに記載の自転車用シフト制御装置。
  9. 【請求項9】 前記巻取り部材及び遊星キャリアは一体
    的に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の
    自転車用シフト制御装置。
  10. 【請求項10】 前記遊星キャリアは、前記作動部材に
    一体的に形成されていることを特徴とする請求項8又は
    9に記載の自転車用シフト制御装置。
  11. 【請求項11】 前記巻取り部材は、2つのケーブル溝
    を有していることを特徴とする請求項8から10の何れ
    かに記載の自転車用シフト制御装置。
  12. 【請求項12】 前記遊星キャリアは、該遊星キャリア
    の本体部から延びる少なくとも一本の遊星ギア軸を備
    え、 該少なくとも一本の遊星ギア軸は、前記少なくとも一つ
    の遊星ギアを支持するように構成されていることを特徴
    とする請求項8から11の何れかに記載の自転車用シフ
    ト制御装置。
  13. 【請求項13】 前記遊星ギア軸は3本であることを特
    徴とする請求項12に記載の自転車用シフト制御装置。
  14. 【請求項14】 前記遊星ギア軸は5本であることを特
    徴とする請求項12に記載の自転車用シフト制御装置。
  15. 【請求項15】 ギアプレートと、少なくとも一本の遊
    星ギア軸とを、さらに備え、 前記少なくとも一つの遊星ギアは、前記ギアプレートと
    前記遊星キャリアとの間に位置し、且つ、前記少なくと
    も一本の遊星ギア軸に回転自在とされていることを特徴
    とする請求項8に記載の自転車用シフト制御装置。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも一本の遊星ギア軸は、
    前記遊星キャリアから延びていることを特徴とする請求
    項15に記載の自転車用シフト制御装置。
  17. 【請求項17】 前記ギアプレートは、前記少なくとも
    一本の遊星ギア軸に連結されていることを特徴とする請
    求項16に記載の自転車用シフト制御装置。
  18. 【請求項18】 前記ギアプレートは、前記少なくとも
    一本の遊星ギア軸を受け入れるように構成された少なく
    とも一つの開口を有していることを特徴とする請求項1
    7に記載の自転車用シフト制御装置。
  19. 【請求項19】 前記ギアプレートと前記遊星キャリア
    との間に位置するサポートパネルを、さらに備え、 該サポートパネルは、前記遊星ギアに対して軸線方向の
    空間を提供することを特徴とする請求項15から18の
    何れかに記載の自転車用シフト制御装置。
  20. 【請求項20】 前記サポートパネルは、前記遊星キャ
    リアから延びていることを特徴とする請求項19に記載
    の自転車用シフト制御装置。
  21. 【請求項21】 前記サポートパネルは先端部を有して
    おり、 該サポートパネルの先端部は、前記ギアプレートに形成
    された先端部用開口に挿入されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項20に記載の自転車用シフト制
    御装置。
  22. 【請求項22】 前記作動部材を収容するシフターハウ
    ジングと、該ハウジングに配設された電気スイッチと
    を、さらに備えていることを特徴とする請求項1から2
    1の何れかに記載の自転車用シフト制御装置。
  23. 【請求項23】 前記リングギアは、ギア位置インジケ
    ータを、さらに備えていることを特徴とする請求項2か
    ら21の何れかに記載の自転車用シフト制御装置。
  24. 【請求項24】 前記制御部材は、前記リングギアを回
    転させるように構成されていることを特徴とする請求項
    2から21の何れかに記載の自転車用シフト制御装置。
  25. 【請求項25】 前記作動部材に作動的に連結された位
    置合わせ機構を、さらに備えていることを特徴とする請
    求項1から24の何れかに記載の自転車用シフト制御装
    置。
  26. 【請求項26】 前記位置合わせ機構は、前記遊星ギア
    機構と前記制御部材との間に配設されたアイドラーを有
    していることを特徴とする請求項25に記載の自転車用
    シフト制御装置。
  27. 【請求項27】 前記作動部材に作動的に連結された2
    つのギアインジケータを、備えていることを特徴とする
    請求項1から26の何れかに記載の自転車用シフト制御
    装置。
  28. 【請求項28】 前記遊星キャリアは樹脂製であること
    を特徴とする請求項8から21の何れかに記載の自転車
    用シフト制御装置。
  29. 【請求項29】 前記ギアプレートは樹脂製であること
    を特徴とする請求項15から21の何れかに記載の自転
    車用シフト制御装置。
  30. 【請求項30】 ベース部材と、前記ベース部材回り回
    転自在とされた制御部材と、 前記ベース部材回り回転自在とされた作動部材と、 前記制御部材及び前記作動部材に作動的に連結された遊
    星ギア機構と、 少なくとも一部が、前記制御部材と前記遊星ギア機構と
    の間に配設された位置合わせ機構とを備えていることを
    特徴とするシフト制御装置。
  31. 【請求項31】 前記遊星ギア機構は、固定太陽歯車
    と、該太陽歯車と同軸上に配設されたリングギアと、前
    記太陽歯車回りに公転し得るように配設された少なくと
    も一つの遊星ギアとを備えていることを特徴とする請求
    項30に記載のシフト制御装置。
  32. 【請求項32】 前記太陽歯車は、前記ベース部材に一
    体形成されていることを特徴とする請求項31に記載の
    シフト制御装置。
  33. 【請求項33】 前記作動部材は、巻取り部材及び遊星
    キャリアを備えていることを特徴とする請求項31又は
    32の何れかに記載のシフト制御装置。
  34. 【請求項34】 前記遊星キャリアは、該遊星キャリア
    の本体部から延びる少なくとも一本の遊星ギア軸を備
    え、 該少なくとも一本の遊星ギア軸は、前記少なくとも一つ
    の遊星ギアを支持するように構成されていることを特徴
    とする請求項33に記載のシフト制御装置。
  35. 【請求項35】 ギアプレートと、少なくとも一本の遊
    星ギア軸とを、さらに備え、 前記少なくとも一つの遊星ギアは、前記ギアプレートと
    前記遊星キャリアとの間に位置し、且つ、前記少なくと
    も一本の遊星ギア軸に回転自在とされていることを特徴
    とする請求項33に記載のシフト制御装置。
  36. 【請求項36】 前記ギアプレートは、前記少なくとも
    一本の遊星ギア軸に連結されていることを特徴とする請
    求項35に記載のシフト制御装置。
  37. 【請求項37】 前記リングギアに設けられたギア位置
    インジケータを、さらに備えていることを特徴とする請
    求項31から36の何れかに記載のシフト制御装置。
  38. 【請求項38】 前記制御部材は、前記リングギアを回
    転させるように構成されていることを特徴とする請求項
    31から37の何れかに記載のシフト制御装置。
  39. 【請求項39】 前記遊星ギアを3つ備えていることを
    特徴とする請求項31から38の何れかに記載のシフト
    制御装置。
  40. 【請求項40】 前記遊星ギアを5つ備えていることを
    特徴とする請求項31から38の何れかに記載のシフト
    制御装置。
  41. 【請求項41】 前記作動部材は、該作動部材の本体か
    ら延びる複数の遊星ギア軸を備えており、 該複数の遊星ギア軸は、それぞれ、遊星ギアを支持する
    ように構成されていることを特徴とする請求項31に記
    載のシフト制御装置。
  42. 【請求項42】 前記作動部材は、複数のサポートパネ
    ルを備えており、 各サポートパネルは、隣接する遊星ギア軸の間に配設さ
    れていることを特徴とする請求項41に記載のシフト制
    御装置。
  43. 【請求項43】 前記位置合わせ機構は、アイドラーを
    備えていることを特徴とする請求項30から42の何れ
    かに記載のシフト制御装置。
  44. 【請求項44】 ベース部材と、 前記ベース部材回りに回転自在とされた制御部材と、 作動部材回転軸を中心として、前記ベース部材回りに回
    転し得るように構成された作動部材と、 太陽歯車及び少なくとも2つの遊星ギアを有し、前記制
    御部材と前記作動部材とに作動的に連結された遊星歯車
    機構であって、前記少なくとも2つの遊星ギアは対応す
    る遊星ギア回転軸回り回転自在とされ、且つ、該遊星ギ
    ア回転軸が前記作動部材回転軸と略平行とされた遊星歯
    車機構と、 前記ベース部材に作動的に連結された位置合わせ機構と
    を備えていることを特徴とするシフト制御装置。
  45. 【請求項45】 前記位置合わせ機構はアイドラーを備
    えていることを特徴とする請求項44に記載のシフト制
    御装置。
  46. 【請求項46】 前記位置合わせ機構は、位置合わせ部
    材と、複数の位置合わせリセスが形成されたブラケット
    とを備えており、 前記位置合わせ部材は、前記複数の位置合わせリセスに
    おける一のリセスと係合することによって、前記作動部
    材の回転を制限するように構成されていることを特徴と
    する請求項44に記載のシフト制御装置。
  47. 【請求項47】 前記位置合わせ部材は、弾性片を有し
    ていることを特徴とする請求項46に記載のシフト制御
    装置。
  48. 【請求項48】 前記弾性片は、金属製であることを特
    徴とする請求項47に記載のシフト制御装置。
  49. 【請求項49】 隣接する遊星ギア間にスペースを確保
    し得るように、前記作動部材に連結されたギアプレート
    を、さらに備えていることを特徴とする請求項44から
    48の何れかに記載のシフト制御装置。
  50. 【請求項50】 前記作動部材は、隣接する遊星ギア間
    にスペースを確保し得るように構成されたサポートパネ
    ルを少なくとも一つ備えていることを特徴とする請求項
    44から49の何れかに記載のシフト制御装置。
  51. 【請求項51】 中心軸を有する固定ベース部材と、 前記ベース部材の中心軸を中心として、該ベース部材回
    りに回転自在とされた制御部材と、 前記ベース部材の中心軸を中心として、該ベース部材回
    りに回転自在とされた作動部材と、 前記制御部材と共に回転するリングギアと、 前記ベース部材に配設された太陽歯車と、 前記リングギア及び太陽歯車の双方と噛合し、且つ、前
    記作動部材を回転させるように構成された遊星ギアとを
    備えていることを特徴とするシフト制御装置。
  52. 【請求項52】 自転車のハンドルバーに取り付け得る
    ように構成されたシフト制御装置であって、 前記ハンドルバーに同心上に固定されるように構成され
    たベース部材と、 前記ベース部材に配設された固定太陽歯車と、 前記ベース部材に対して回転自在に装着された制御部材
    と、 前記制御部材に作動的に係合されたリングギアと、 複数の遊星キャリアを有する作動部材本体とを備え、 前記複数の遊星キャリアは、対応する遊星ギアを支持す
    るように構成され、 前記遊星ギアは、前記作動部材を回転させるように、前
    記リングギアと太陽歯車とに噛合されており、 前記制御部材は前記リングギアを回転駆動し、且つ、前
    記遊星ギアは前記固定太陽歯車回りに回転するように構
    成されていることを特徴とするシフト制御装置。
  53. 【請求項53】 巻取り部材を回転させる方法であっ
    て、 固定ハンドルバー,制御部材,ギア機構及び前記巻取り
    部材を同心上に配置し、且つ、前記ギア機構を前記ハン
    ドルバー,制御部材及び巻取り部材に作動的に係合させ
    る工程と、 前記制御部材を回転させることによって、前記巻取り部
    材と前記固定ハンドルバーとの相対角度位置を変化させ
    る工程とを含み、 前記巻取り部材の回転角度は、前記制御部材の回転角度
    よりも小さいことを特徴とする巻取り部材の回転方法。
  54. 【請求項54】 ベース中心軸を有する固定ベース部材
    と、 該固定ベース部材の径方向外方に一体的に取り付けられ
    た固定太陽歯車と、 前記ベース中心軸回りに回転し得るように、前記ベース
    部材に対して相対回転自在に装着された制御部材と、 前記制御部材と作動的に係合されるリングギアと、 それぞれが対応する遊星ギアを支持する複数の遊星キャ
    リアを有する作動部材本体であって、リングギア及び太
    陽歯車の双方と噛合する前記遊星ギアによって回転させ
    られる作動部材本体と、 前記ベース部材,制御部材及びリングギアと作動的に係
    合し、且つ、前記ベース部材に対するリングギアの回転
    を制御するアイドラーとを備え、 前記制御部材が前記リングギアを駆動回転させ、 前記遊星ギアが前記固定太陽歯車回りに回転するように
    構成されていることを特徴とする自転車用シフターアッ
    センブリ。
  55. 【請求項55】 固定ハンドルバーと、 前記固定ハンドルバーに固着されたベース部材と、 前記ベース部材回りに回転自在とされた制御部材と、 前記ベース部材回りに回転自在とされた作動部材と、 前記制御部材及び前記作動部材に作動的に連結された遊
    星歯車機構とを備え、 前記制御部材が、前記ベース部材回りに回転する前記遊
    星歯車機構を回転駆動させるように構成されていること
    を特徴とする自転車用シフターアッセンブリ。
JP2002062221A 2001-03-09 2002-03-07 シフト制御装置 Expired - Fee Related JP3693970B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/802764 2001-03-09
US09/802,764 US6595894B2 (en) 2001-03-09 2001-03-09 Shift control device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002302091A true JP2002302091A (ja) 2002-10-15
JP3693970B2 JP3693970B2 (ja) 2005-09-14

Family

ID=25184615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002062221A Expired - Fee Related JP3693970B2 (ja) 2001-03-09 2002-03-07 シフト制御装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6595894B2 (ja)
EP (1) EP1238899B1 (ja)
JP (1) JP3693970B2 (ja)
CN (2) CN1919687B (ja)
CZ (1) CZ2002826A3 (ja)
DE (1) DE60223863T2 (ja)
TW (1) TW590952B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286195A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Miyata Ind Co Ltd 自転車用ヘッドロック装置の安全装置
JP2009287674A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Fuji Koki Corp 遊星歯車式減速装置における歯車支持装置及びそれを備えたキャンド遊星歯車式電動弁
CN104691699A (zh) * 2015-03-12 2015-06-10 太仓明佳塑料制品有限公司 一种自行车指拨式变速控制器
JP5777613B2 (ja) * 2010-06-02 2015-09-09 株式会社ミクニ アクセル装置

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10132010A1 (de) * 2001-07-02 2003-01-16 Sram De Gmbh Drehgriffschalter
US7150205B2 (en) * 2002-04-04 2006-12-19 Shimano, Inc. Handgrip shifter for a bicycle
US7013751B2 (en) * 2003-05-29 2006-03-21 Shimano Inc. Bicycle shift control device
US7104154B2 (en) * 2003-05-29 2006-09-12 Shimano Inc. Bicycle shift control device
US7290462B2 (en) * 2003-08-11 2007-11-06 Shimano, Inc. Bicycle twist-grip shift control device with parallel gearing
FR2860097A1 (fr) * 2003-09-18 2005-03-25 Valeo Climatisation Clavier muni de touches a enfoncement ainsi que bouton equipe d'un tel clavier, en particulier pour tableau de commande de vehicule automobile.
US7281489B2 (en) * 2004-04-29 2007-10-16 Shimano, Inc. Bicycle transmission gear indicating device
US20060053936A1 (en) * 2004-08-17 2006-03-16 Wancket Daniel V Variable ratio hand twist throttle cable pulley
JP2007076545A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Shimano Inc 自転車用変速操作装置
US20070112377A1 (en) * 2005-11-09 2007-05-17 Schneiter James A Reusable laparoscopic surgical instrument
US7901323B2 (en) * 2006-03-24 2011-03-08 Precor Incorporated Flexible display assembly for fitness trainers
JP4280764B2 (ja) * 2006-11-10 2009-06-17 株式会社シマノ 自転車用変速操作装置
US7757582B2 (en) * 2006-12-20 2010-07-20 Shimano (Singapore) Pte., Ltd. Bicycle component mounting structure
DE102007008054A1 (de) * 2007-02-15 2008-08-21 Sram Deutschland Gmbh Schalter für ein Fahrrad
US8161841B2 (en) * 2007-05-16 2012-04-24 Shimano Inc. Cable operating mechanism
IT1394543B1 (it) * 2009-05-22 2012-07-05 Ricci Dispositivo di comando per veicoli, particolarmente per il controllo del sistema di accelerazione e frenante.
US20110088504A1 (en) * 2009-10-15 2011-04-21 Falcon Cycle Tech. Co., Ltd. Grip shifter assembly
US8978511B2 (en) * 2010-11-09 2015-03-17 Shimano Inc. Position control mechanism
TW201223715A (en) * 2010-12-03 2012-06-16 Matatakitoyo Tool Co Ltd A hand tool torque indicating device
US10239581B2 (en) 2011-08-26 2019-03-26 Gevenalle, Inc Bicycle brake and shift lever assembly
US9651138B2 (en) 2011-09-30 2017-05-16 Mtd Products Inc. Speed control assembly for a self-propelled walk-behind lawn mower
CN103029803B (zh) * 2011-09-30 2016-08-24 禧玛诺(新)私人有限公司 自行车用拉索控制装置
US8402664B1 (en) * 2011-10-28 2013-03-26 Shimano Inc. Electric control device
FR2987342B1 (fr) * 2012-02-27 2014-04-25 Decathlon Sa Manette de changement de vitesse pour bicyclette comprenant un reducteur de deplacement.
US8777795B2 (en) 2012-04-26 2014-07-15 Phil Schwarz Device to reverse direction of a unidirectional powered drive
JP2014091384A (ja) 2012-11-01 2014-05-19 Shimano Inc 自転車変速機駆動用モータユニット
US20140252746A1 (en) * 2013-03-06 2014-09-11 Specialized Bicycle Components, Inc. Bicycle electronic display and shift lever mount
US9835233B2 (en) 2016-01-18 2017-12-05 Kongsberg Interior Systems Ii, Inc. Gearbox for actuating a component of a vehicle seat
DE102016004329A1 (de) * 2016-04-13 2017-10-19 Sram Deutschland Gmbh Vorrichtung zum Schalten einer elektrischen Fahrradkomponente
IT201600120097A1 (it) * 2016-11-28 2018-05-28 Giovanni Conte Carrozzina motorizzata per disabili o anziani.
CN108466674B (zh) * 2018-06-15 2024-04-19 姜新兵 一种变速器调速组件

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3633437A (en) 1969-07-31 1972-01-11 Takuo Ishida Hand control device for speed change gear mechanism of a bicycle
US3524979A (en) * 1969-08-11 1970-08-18 Seymour Cohen Illuminated gearshift selector
DE1964867C3 (de) * 1969-12-24 1974-01-24 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Schalteinrichtung für Fahrradgetriebe
US3665775A (en) 1970-10-06 1972-05-30 Kenneth G Freeman Ratchet control mechanism
FR2210973A5 (ja) 1972-12-20 1974-07-12 Juy Lucien
US3874248A (en) 1973-07-18 1975-04-01 Foote Foundry Co J B Shift mechanism for transmissions
DE2710391A1 (de) 1977-03-10 1978-09-14 Magenwirth Kg Gustav Drehgriff fuer den lenker eines zweiradfahrzeuges
DE3012034A1 (de) * 1980-03-28 1981-10-15 Gustav Magenwirth Gmbh & Co, 7432 Urach Gasdrehgriff fuer den lenker eines motorgetriebenen zweiradfahrzeuges
DE3215426A1 (de) * 1982-04-24 1983-10-27 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Betaetigungseinrichtung fuer gangwechseleinrichtung am lenker eines fahrrades oder dergleichen
DE3215427A1 (de) 1982-04-24 1983-10-27 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Betaetigungseinrichtung fuer gangwechseleinrichtung am lenker eines fahrrades oder dergleichen
DE4026058A1 (de) 1990-08-17 1992-02-27 Produktgestaltung Frank Gmbh Vorrichtung zur betaetigung von zweiradbremsen
JP2786951B2 (ja) 1991-02-20 1998-08-13 益幸 鳴瀬 ハンドルグリップ機構
US5197927B1 (en) 1991-03-20 2000-10-17 Sram Corp Bicycle derailleur cable actuating system
US5102372A (en) 1991-03-20 1992-04-07 Sram Corporation Bicycle derailleur cable actuating system
JPH06199270A (ja) 1992-12-28 1994-07-19 Mori San Tsuaa:Kk 自転車用変速操作装置
JP3644602B2 (ja) * 1994-02-23 2005-05-11 株式会社シマノ 自転車用変速操作装置
US5476019A (en) 1994-03-07 1995-12-19 Sram Corporation Rotatable handgrip actuating system
JPH0844450A (ja) 1994-03-07 1996-02-16 Sram Corp 回動型グリップ作動装置及びその回り止め機構
US5799541A (en) 1994-12-02 1998-09-01 Fichtel & Sachs Ag Twist-grip shifter for bicycles and a bicycle having a twist-grip shifter
US5666859A (en) 1994-12-02 1997-09-16 Fichtel & Sachs Ag Latching shifter for a bicycle transmission
US5588925A (en) 1994-12-02 1996-12-31 Fichtel & Sachs Ag Shifter for transmissions on bicycles
DE69531986T3 (de) * 1995-02-15 2011-05-12 Shimano Inc., Sakai Verfahren zur Festlegung der Übersetzungsverhältnisse sowie entsprechende Vorrichtung zum Schalten einer Fahrradkettenschaltung
US5676020A (en) 1995-06-30 1997-10-14 Sram Corporation Hand-rotatable bicycle gear shift actuator with overshift return
US6055882A (en) 1995-09-20 2000-05-02 Fichtel & Sachs Ag Twist-grip shifter for bicycles
US5673594A (en) 1996-01-03 1997-10-07 Industrial Technology Research Institute Speed change lever apparatus for use in bicycles
JP3678496B2 (ja) 1996-05-30 2005-08-03 株式会社シマノ 自転車用変速操作装置
DE19700885A1 (de) 1997-01-14 1998-07-16 Sram De Gmbh Rastenschalter für ein Fahrradgetriebe
DE19723346A1 (de) 1997-06-04 1998-12-10 Sram De Gmbh Drehgriffschalter für Fahrradgetriebe
DE19734685A1 (de) 1997-08-11 1999-02-18 Sram De Gmbh Rastenschalter, insbesondere Drehgriffschalter zur Steuerung eines Fahrradgetriebes

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286195A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Miyata Ind Co Ltd 自転車用ヘッドロック装置の安全装置
JP2009287674A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Fuji Koki Corp 遊星歯車式減速装置における歯車支持装置及びそれを備えたキャンド遊星歯車式電動弁
JP5777613B2 (ja) * 2010-06-02 2015-09-09 株式会社ミクニ アクセル装置
CN104691699A (zh) * 2015-03-12 2015-06-10 太仓明佳塑料制品有限公司 一种自行车指拨式变速控制器

Also Published As

Publication number Publication date
US6595894B2 (en) 2003-07-22
CN1919687B (zh) 2010-06-02
CZ2002826A3 (cs) 2002-10-16
EP1238899B1 (en) 2007-12-05
CN1919687A (zh) 2007-02-28
TW590952B (en) 2004-06-11
EP1238899A1 (en) 2002-09-11
JP3693970B2 (ja) 2005-09-14
CN1283521C (zh) 2006-11-08
DE60223863D1 (de) 2008-01-17
US20020128112A1 (en) 2002-09-12
CN1374229A (zh) 2002-10-16
DE60223863T2 (de) 2008-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3693970B2 (ja) シフト制御装置
JP3769237B2 (ja) 自転車用コントロール装置及びシフトコントロール機構
JP3644604B2 (ja) 自転車用変速操作装置
JP3850808B2 (ja) 自転車用シフト制御装置
EP1619113B1 (en) Shift control device for a bicycle transmission
JP2003261091A (ja) 自転車用シフト制御装置
JP4065290B2 (ja) 自転車用変速操作装置
JPH09249183A (ja) 自転車用変速装置内装ハブ
JP2730555B2 (ja) 自転車用変速レバー装置
US9056648B2 (en) Bicycle component positioning device
JP2006096333A (ja) 自転車部品の係合部材の係合力低減装置
EP1378436A1 (en) Shift control device for a bicycle transmission
JP2005059844A (ja) パラレルギアを用いた自転車用ツイストグリップ式のシフト装置
WO1993019977A1 (en) Gear shifter for bicycle
JP2004034981A (ja) 自転車用変速機の補助装置、自転車制御装置及び補助装置用動力保存装置
KR100944972B1 (ko) 자동 속도변환장치의 브레이크장치
EP1378439A2 (en) Shift control device for a bicycle transmission
JPH0126557Y2 (ja)
JP2004034980A (ja) 自転車用変速機のシフト制御装置及び自転車用変速機のシフト制御装置用インジケータ装置
JPH07125678A (ja) 自転車用変速操作レバー装置
JP2004249970A (ja) 自転車装置用回転制御装置及び自転車変速機操作装置
MXPA99011440A (es) Aparato para cambiar la rotacion de eje del pedalpara bicibleta
JPH02147488A (ja) 自転車用変速操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3693970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080701

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090701

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090701

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100701

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110701

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130701

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees