JP2004034980A - 自転車用変速機のシフト制御装置及び自転車用変速機のシフト制御装置用インジケータ装置 - Google Patents

自転車用変速機のシフト制御装置及び自転車用変速機のシフト制御装置用インジケータ装置 Download PDF

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謝花 聡
Tatsuya Kawakami
川上 竜也
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手塚 俊雄
Tetsuya Hino
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Abstract

【課題】 自転車用変速機のシフト操作を容易にする。
【解決手段】 このシフト制御装置は、作動部材と、付勢部材と、初期位置位置決め部材と、ケーブル取付部材とを備えている。作動部材は、作動部材初期位置、作動部材アップシフト位置及び作動部材ダウンシフト位置へと移動する手動操作式の部材である。付勢部材は、作動部材をアップシフト位置及びダウンシフト位置の一方に付勢する。初期位置位置決め部材は作動部材を初期位置に位置決めする。ケーブル取付部材は、ケーブルが、作動部材が作動部材初期位置まで移動するとケーブル初期位置まで移動し、作動部材が作動部材アップシフト位置まで移動するとケーブルアップシフト位置まで移動し、作動部材が作動部材ダウンシフト位置まで移動するとケーブルダウンシフト位置まで移動するように、ケーブルを作動部材に連結する。
【選択図】   図3

Description

 本発明は、シフト制御装置、より詳しくは、自転車用変速機に連結されたケーブルを制御するための自転車用変速機のシフト制御装置に関する。また、本発明は、自転車用変速機のシフト制御装置用のインジケータ装置に関する。
 ディレーラ及び内装変速機などの自転車用変速機の操作を容易に行えるように、これまでさまざまな装置が開発されてきた(特許文献1〜3参照)。その中で、ディレーラ変速機の操作補助に特に適した装置の例が、米国特許第5,358,451号に示されている。この装置は、リアディレーラの操作を補助するものであり、絶えず動作する複数の可動部品を用いて移動量を増加するものであるが、同時に、構成部材の磨耗を早める可能性のある装置である。また、この特許に示されているフロントディレーラ操作補助装置は、2枚のフロントスプロケットしか収容することができない。しかし、多くの自転車は2枚を超えるフロントスプロケットを装備する。したがって、2枚を超えるスプロケットと併用可能な補助装置が必要である。
米国特許第5,358,451号 米国特許第5,020,387号 米国特許第5,618,241号
 自転車用変速機の操作を制御するために、数多くのシフト制御装置もこれまで開発されてきた。こうしたシフト制御装置は通常、各ギア位置に対して特定位置まで回転するレバーや円筒状ツイストグリップの形態をとっている。シフト制御装置の中には電気式変速機と併用されるものもあり、この種の装置は、乗り手が押すボタン式となっている。様々な位置まで回転する構造となっているレバーの場合、乗り手はレバー操作のために各ギア用の別々の位置まで手を伸ばさなければならず、高速ライディング時には邪魔になる可能性がある。ツイストグリップの場合、こうしたさまざまな位置決めはしなくてよいが、操作するには手でグリップの周囲を握らなければならない。また、ボタン構造は、直観でわかるものではないという欠点があり、その位置を探り出すにはさらに努力を要する。
 第1の発明に係る自転車用変速機のシフト制御装置は、自転車用変速機に連結されたケーブルを制御するための装置であって、作動部材と、第1付勢部材と、初期位置決め部材と、ケーブル取付部材とを備えている。作動部材は、作動部材初期位置、作動部材アップシフト位置及び作動部材ダウンシフト位置へと移動する手動操作式の部材である。第1付勢部材は、作動部材をアップシフト位置及びダウンシフト位置の一方に付勢する。初期位置位置決め部材は作動部材を初期位置に位置決めする。ケーブル取付部材は、ケーブルが、作動部材が作動部材初期位置まで移動するとケーブル初期位置まで移動し、作動部材が作動部材アップシフト位置まで移動するとケーブルアップシフト位置まで移動し、作動部材が作動部材ダウンシフト位置まで移動するとケーブルダウンシフト位置まで移動するように、ケーブルを作動部材に連結する。
 第2の発明に係る自転車用変速機のシフト制御装置は、取付ユニットと、取付ユニットに移動自在に取付けられ第1ケーブル取付部材位置と第2ケーブル取付部材位置との間で移動するケーブル取付部材と、ケーブル取付部材を第1ケーブル取付部材位置に向けて付勢する第1ケーブル取付部材付勢機構と、第1作動部材位置と第2作動部材位置との間を移動する第1作動部材とを備えている。そして、第1作動部材とケーブル取付部材とが、第1作動部材が第2作動部材位置に向けて移動するとケーブル取付部材が第2ケーブル取付部材位置に移動するように連結されており、第1作動部材が第2作動部材位置に向けて移動している間にケーブル取付部材が第1ケーブル取付部材位置に向けて移動する。
 第3の発明に係る自転車用変速機のシフト制御装置は、取付ユニットと、取付ユニットに移動自在に取り付けられ第1ケーブル取付部材位置と第2ケーブル取付部材位置との間で移動する第1被駆動部材を含むケーブル取付部材と、ケーブル取付部材を第1ケーブル取付部材位置に向けて付勢する第1ケーブル取付部材付勢機構と、第1作動部材位置と第2作動部材位置との間を移動する第1作動部材駆動部材を含む第1作動部材とを備えている。そして、第1作動部材が第2作動部材位置に向けて移動すると、第1作動部材駆動部材が第1被駆動部材に係合して、ケーブル取付部材を第2ケーブル取付部材位置に向けて移動させる。また、第1作動部材が第2作動部材位置に向けて移動している間に、第1作動部材駆動部材の被駆動部材に対する係合が解除されて、ケーブル取付部材を第1ケーブル取付部材位置に向けて移動可能である。
 第3の発明に係る自転車用変速機のシフト制御装置用インジケータ装置は、取付ユニットと、取付ユニットに対して移動自在に取り付けられ第1ケーブル取付部材位置と第2ケーブル取付部材位置との間で移動するケーブル取付部材と、第1インジケータ位置と第2インジケータ位置との間で移動するインジケータと、インジケータ連結ユニットを備えている。インジケータ連結ユニットは、ケーブル取付部材が第1ケーブル取付部材位置に向けて戻ったときにインジケータを第1インジケータ位置に戻させず、ケーブル取付部材が第2ケーブル取付部材位置に向けて移動したときにインジケータを第1インジケータ位置から第2インジケータ位置に移動させる。
 第4の発明に係る自転車用変速機のシフト制御装置は、自転車用変速機を複数の変速位置に移動させるために複数の作動位置に移動する作動部材のための装置であって、ケーブル取付部材と、操作機構と、ケーブル取付部材初期位置位置決め機構とを備えている。ケーブル取付部材は、作動部材を動作させるために第1ケーブル取付部材位置と、第1ケーブル取付部材位置から延在する第1移動路上に位置する第2ケーブル取付部材位置と、第1ケーブル取付部材位置から延在し第1移動路とは異なる第2移動路上にある第3ケーブル取付部材位置との間を移動する。操作機構は、ケーブル取付部材が第1ケーブル取付部材位置から第2ケーブル取付部材位置に向けて、及び第1ケーブル取付部材位置から第3ケーブル取付部材位置に向けて移動できるように、ケーブル取付部材を動作させる。ケーブル取付部材初期位置位置決め機構は、操作機構が停止状態にある間、ケーブル取付部材を操作機構に固定する。
 [自転車の全体構成]
 図1は、自転車用変速機における速度切換操作を補助するために、本発明による補助機構14の具体的一実施形態を組み入れた自転車10を示す側面図である。自転車10は、いかなる種類の自転車でもよく、この実施形態の自転車10は、トップチューブ22、ヘッドチューブ24、ヘッドチューブ24から下向きに延出するダウンチューブ26、トップチューブ22から下向きに延出するシートチューブ30、ダウンチューブ26とシートチューブ30との接合部に位置するボトムブラケット32、トップチューブ22から後方下向きに延出する1対のシートステイ34、及びボトムブラケット32から後方に延出する1対のチェーンステイ38を含む典型的フレーム18を有している。ヘッドチューブ24内にフォーク42が回転自在に支持されており、フォーク42の下方端部に前輪46が回転自在に支持されている。フォーク42及び前輪46の方向は、周知の方法でハンドルバー50が制御する。複数枚のスプロケット(図示せず)が同軸方向に取付けられた後輪54は、シートステイ34とチェーンステイ38との接合部に回転自在に支持されており、複数枚のフロントスプロケット(チェーンホイール)62を支持するペダルアセンブリ58が、ボトムブラケット32内で回転自在に支持されている。この実施形態では、3枚のフロントスプロケット62が、ペダルアセンブリ58と同軸状に一体回転する。チェーン66が、フロントスプロケット62の1枚と、後輪54に取付けられたフリーホイールスプロケットの1枚とに係合される。チェーン66の位置をフロントスプロケット62の1枚から別の1枚に移動させるのがフロントディレーラ70であり、チェーン66の位置をフリーホイールスプロケットの1枚から別の1枚に移動させるのがリアディレーラ74である。双方の操作は周知の通りである。この実施形態において、フロントディレーラ70の制御は、補助機構14に連結された出力制御ワイヤ78の引張り及び解放により行われ、補助機構14の制御は、ハンドルバー50左側に取付けられたシフト制御装置84に接続されているボーデン型制御ケーブル82のインナーワイヤ80により行われる。リアディレーラ74の制御は、従来通りの方法でボーデン型制御ケーブル86のインナーワイヤ80により行われる。
 [シフト制御装置]
 図2は、シフト制御装置84を示す、ハンドルバー50左側のより詳細な図であり、図3は、シフト制御装置84の分解図である。この実施形態において、シフト制御装置84は、固定式ハンドグリップ92とブレーキレバー98を支持する従来型ブレーキレバーブラケット94との間に取り付けられている。シフト制御装置84は、基部部材102と、クランプバンド106と、バネ110の形態である付勢部材と、中間部材114と、作動部材118と、保持器122とを含む。基部部材102は、ハンドルバー50を取り囲んでいる管状部分126と、管状部分126の内側端部から半径方向外向きに延出しているフランジ部分130とを含む。クランプバンド106は、固定突起部134と取付耳部138及び142を有しており、この構造が、環状凹部(図示せず)内でフランジ部分130の内周面に形成された固定溝と嵌合するようになっている。ネジ144を、フランジ部分130の開口148内と取付耳部138及び142内とに延在させ、フランジ部分に設けられたもう1つの開口153に位置するナット152内にねじ込むことにより、取付耳部138及び142を相互に向き合う方向に締付けて、クランプバンド106を締め、基部部材102をハンドルバー50に固定する。従来のネジ型である調節式コントロールケーブル連結器156がフランジ部分130上に配置されており、これにより、コントロールケーブル82のアウターケーシング81を従来通りの方法で収容することができるようになっている。当接部160a及び160bを有する、直径方向に対向して位置する凹部160(図3では一方のみを図示)が、管状部分126とフランジ部分130との接合部に形成されており、基部部材付勢係合部164が、バネ穴の形態で、フランジ部分130に形成されている。このバネ穴164内に、バネ110の端部168が嵌合される。
 中間部材114は、バネ110がこの中間部材114と基部部材102のフランジ部分130との間に位置するように、基部部材102の管状部分126周囲に回動自在に支持されている。当接部172a及び172bを形成している、直径方向に対向して位置する突起またはストッパ172(図3では一方のみを図示)が、中間部材114の内側端部から軸方向に延出しており、当接部188a及び188bを形成している、直径方向に対向して位置する1対の突起またはストッパ188が、中間部材114の外周面184から半径方向外向きに延出している。バネ110の端部192は、中間部材114を時計回りに付勢するように、ストッパ188の一方に形成されたバネ開口194(これが、中間部材付勢係合部として機能する)内に嵌合されている。この構造により、ストッパ172の当接部172aが、当接部160a(これが基部部材ストッパとして機能する)に係合すると、中間部材114の基部部材102に対する回転を制限できるようになっている。
 作動部材118は、中間部材114により回動自在に支持されており、中間部材114は、上述したように、基部部材102の管状部材126により回転自在に支持されている。したがって、作動部材118は、中間部材114、基部部材102の管状部分126及びハンドルバー50の周囲を同軸状に回転することができる。作動部材118は、管状部材200と、管状部材200から半径方向外向きに延出する第1及び第2のレバー204及び208と、開口212の形態をとるケーブル連結部と、直径方向に対向して位置する凹部216とを含む。開口212としてのケーブル連結部は、インナーワイヤ80が作動部材118と一体移動するように、インナーワイヤ80の端部に装着されたケーブル端部ビード(図示せず)を収容するためのものである。また、凹部216は、当接部216a及び216bを形成している。これらを組立てると、中間部材ストッパ188が、当接部216aと216bとの間で対応凹部216内に嵌合するため、当接部216a及び216bは作動部材ストッパとして機能する。この実施形態において、コントロールケーブル82のインナーワイヤ80は、補助装置14内に配置された付勢部材の作用により張力下におかれている。したがって、作動部材118は、反時計回りの方向に付勢され、これにより、中間部材ストッパ188の当接部188aが当接部216aに係合して、基部部材102の中間部材114に対する作動部材118の回転を制限するようになっている。
 保持器122は、基部部材102が含む管状部材126の外側端部周囲に嵌合するものである。保持器122は、基部部材102が含む管状部分126の外側端部から半径方向外向きに延出する4つの固定タブ228を係合するように、側部表面224に4つの凹部220を均等に有している。したがって、保持器122により、作動部材118及び中間部材114は、基部部材102の周囲にて軸方向一定位置に固定される。
 [シフト制御装置の操作]
 図4A〜図4Cは、シフト制御装置84の操作を概略的に図示したものである。図4Aに示した作動部材118は作動部材初期位置にある。この位置では、バネ110が中間部材114を時計回り(図4Aでは右)に付勢しているため、ストッパ172の当接部172aが、基部部材102に形成された凹部160の当接部160aに接触し、補助機構14内の付勢部材(バネ232)が、作動部材118を反時計回り方向に付勢するため、凹部216の当接部216aが中間部材ストッパ188の当接部188aに接触する。したがって、当接部169a、172a、188a及び216a(及びバネ110及び232のある程度)が、初期位置位置決め機構として機能する。インナーワイヤ80は作動部材118に直接連結されているため、インナーワイヤ80もこのとき同様に、ケーブル取付部材初期位置にある。
 補助機構14内の付勢部材232の付勢力に対抗して、図4Aに示した位置から時計回りに作動部材118を回転させることにより、作動部材118の当接部216bは、図4Bに示すように、中間部材ストッパ188の当接部188bに接触する。このとき、中間部材114は静止したままである。図4Bにおいて、作動部材118は、作動部材ダウンシフト位置にあり、インナーワイヤ80は、ケーブルダウンシフト位置に引き込まれた状態となる。
 図4Aに示した位置から反時計回りに作動部材118を回転させると、当接部216aが中間部材ストッパ188の当接部188aに接触し、結局、バネ110が作動部材118と基部部材102との間で連結された状態となるため、中間部材114が、バネ110の付勢力に対抗して反時計回り(図4Cにおいて左)に回転する。これにより、作動部材118は作動部材アップシフト位置に位置し、インナーワイヤ80は、ケーブルアップシフト位置に解放される。
 [補助機構]
 図5は、補助機構14をさらに詳しく示す図である。図5に示すように、補助機構14はボトムブラケット32に取付けられており、入力ユニット250と、位置決めユニット254と、回転部材係合ユニット258と、これに取り付けられたカバー262とを含む。この実施形態において、補助機構14は、クランクアーム266と併用されている。クランクアーム266は駆動軸取付ボス270を有している。駆動軸取付ボス270はクランクアームスプライン274を有しており、このクランクアームスプライン274に、ボトムブラケット32に回転自在に支持される駆動軸282の端部に形成された駆動軸スプライン278が回転不能に係合される。また、駆動フランジ286が、駆動軸取付ボス270から半径方向外向きに延出して形成されており、この駆動フランジ286に、半径方向に対向して位置する1対の回転部材290を支持している。1対の回転部材290は駆動部材として機能しており、この駆動部材290は、駆動フランジ286の側部表面294から垂直に延出する円形チューブの形状である。
 [補助機構−入力ユニット]
 図6は、入力ユニット250の具体的な一実施形態を示す分解図である。入力ユニット250は、入力ユニット取付部材298と、ワイヤ連結部材302と、バネ232と、入力リンク306とを含む。入力ユニット取付部材298は、インナーワイヤ80用ガイドチャネル310と、位置決めユニット254の駆動軸318(図10)を内部に収容する中央駆動軸開口314と、直径方向に対向して位置する1対の開口322(図6に一方のみを図示)とを有する。ワイヤ連結部材302は、インナーワイヤ80の巻取り及び伸張を行うワイヤ巻取り溝326と、ネジ334の形態である従来型ワイヤ連結器330と、ワイヤ保持器338と、インナーワイヤ80をワイヤ連結部材302に固定するナット342と、位置決めユニット254の駆動軸318を収容する駆動軸開口346とを含む。入力リンク306は、ワイヤ連結部材302の回転位置を位置決めユニット254に伝達する役割を果たすものであり、駆動軸収容開口352を設けた駆動軸取付部分350と、連結タブ354と、半径方向に延出する部分358と、軸方向に延出する連結部分362とを含む。連結タブ354は、駆動軸取付部分350から軸方向に延出して、入力ユニット取付部材298の開口322内及びワイヤ連結部材302の対応開口(図示せず)内に挿入されることにより、連結部材302と入力リンク306とをユニットとして回転させるものである。したがって、連結部材302と入力リンク306とは共に、シフト制御装置84の作動部材118の位置に対応して、初期、アップシフト及びダウンシフトの位置をとることになる。ワイヤ連結部材302と入力リンク306とを時計回り(ワイヤ巻取り)方向に付勢するように、バネ232の一方の端部233は、ワイヤ連結部材302に取付けられ、もう一方の端部234は入力ユニット取付部材298に取付けられている。
 [補助機構−回転部材係合ユニット]
 図7は、回転部材係合ユニット258のカバー262を取り外した、補助機構を示す斜視図であり、図8は補助機構14を示す背面断面図であり、図9A〜図9Dは回転部材係合ユニット258の操作を示す図である。図7、図8及び図9Aに示すように、回転部材係合ユニット258は、内部に駆動軸282を収容する開口374を有するボトムブラケット取付部材370(図7)と、軸方向に延在する側部壁378と、制御カムスロット386を有し側部壁378に装着されたカムプレート382と、下方回動軸392を支持する開口390とを含む。回転部材係合部材394の第1の端部部分391(図21)は、この実施形態ではレバー形状であり、クランクアーム266上の駆動部材290を係合するための弓状回転部材係合面398を有する。回転部材係合部材394の第2の端部(図21)は、回動軸410(図8及び図9A)により位置決めユニットインターフェースプレート402と支持プレート406との間(これらが動力伝達部材として機能する)で回動自在に接続されて、回転部材係合リンクを形成している。この回転部材係合部材394の第1の端部部分と第2の端部部分との間に、特に、回動軸410の極めて近くにカムフォロア414が配置されている。カムフォロア414は、カムスロット386により形成された制御カム表面418に係合するものである。バネ420(図8)が、位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406を反時計回り方向に付勢する。この実施形態では、位置決めユニットインターフェースプレート402、支持プレート406、カムフォロア414及び制御カム表面418を、回転部材係合部材394を回転部材係合位置に固定し、回転部材係合部材394を回転部材非係合位置に向けて復帰させる固定機構407と見なすことができる。無論、適した固定機構を形成するために、数多くの構造体を組合わせることができる。また、カムフォロア414は回転部材係合部材394上に設けられているが、カムフォロアをスロット386内に配置し、制御カムを回転部材係合部材394上に設けることも可能である。
 図9Aは、回転部材非係合位置にある回転部材係合部材394を示したものである。この位置において、駆動部材290は、補助機構14に何の作用も及ぼさずにクランクアーム266と共に回転する。一般に、シフト制御ユニット84の作動部材118が、アップシフト位置かダウンシフト位置かの一方に回転させられると、位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406が図9Bに示すように反時計回りに回動する。これにより、カムフォロア414がカムスロット386内にて図9Bに示す回転部材係合位置に留まるため、回転部材係合部材394が回動軸410を中心に時計回りに回動する。この位置において、回転部材係合面398が駆動部材290の通路内にくるため、駆動部材290の1つが、図9Bに示すように回転部材係合面398に接触し、回転部材係合部材394が位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406を、図9Cに示すように、バネ420の付勢力に対抗して時計回りに回転させることになる。クランクアーム266が回転を続けると、係合されていた駆動部材290が回転部材係合部材394からはずされるため、図9Dに示すように、回転部材係合部材394は回転部材非係合位置に戻るように反時計回りに回動し、バネ420が位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406を、図9Aに示す位置に戻るように反時計回りに回動させることになる。
 [補助機構−位置決めユニット]
 図10は、位置決めユニット254の内部の構成を示す拡大背面断面図であり、図16Aは、位置決めユニット254が含む内部の構成の一部を示す側面図である。図10に示すように、位置決めユニット254は、爪軸470の一方の端部を支持する基部プレート450と、回転部材454(出力伝達部材)と、バネ456(付勢部材)と、位置決めラチェット458(位置決め部材)とを含む。回転部材454は、駆動軸318を中心に回転自在に支持され、複数の出力位置に対して出力制御ワイヤ78の巻取り及び解放を行うためのワイヤ巻取り溝455を有する。バネ456はワイヤ解放方向に回転部材454を付勢する。位置決めラチェット458は、回転部材454に、これと一体となって回転できるように連結されている。
 また、位置決めユニット254は、爪軸470のもう一方の端部を支持する中間プレート466と、位置保持位置と位置解放位置との間で回転できるように爪軸470により支持され、位置決め歯475及び476(図16A)を有する位置決め爪474(位置保持部材)と、位置決め歯475に取付けられた回動軸477と、回動軸477により回転自在に支持されたカムローラ478(カムフォロア)と、位置決め爪474を位置保持位置に向けて(図16Aにおける反時計回りに)付勢するように、位置決め爪474と基部プレート450との間に接続された爪用バネ482とを含む。
 位置決めユニット254はさらに、解放プレート486と、伝動部材498と、爪軸502と、伝動爪506と、バネ509と、爪軸510と、モード切換爪514とを有している。解放プレート486は、駆動軸318を中心に回転自在に支持され、カムプレート494の形態であるカム部材を支持する回動軸490を有している。伝動部材498は駆動軸318を中心に回転自在に支持されている。爪軸502は伝動部材498に取付けられている。伝動爪506は爪軸502を中心に回動自在に支持されている。バネ509は伝動爪506を図16Aにおける反時計回りに付勢する。爪軸510は伝動部材498に取付けられている。モード切換爪514は爪軸510を中心に回動自在に支持されている。
 さらに位置決めユニット254は、駆動軸318を中心に回転自在に支持された制御プレート518(入力伝達部材)と、基部プレート522と、基部プレート522に取り付けられた駆動制御爪530(スイッチオフ駆動制御部材)を支持する爪軸526と、図16Aにおける反時計回りに駆動制御爪530を付勢するバネ531と、基部プレート522に取付けられた駆動制御爪538(スイッチオン駆動制御部材)を支持する爪軸534(図16A)と、図16Aにおける反時計回りに駆動制御爪538を付勢するバネ539と、バネ保持器541と、図16Aにおける時計回り方向に伝動部材498を付勢するように、バネ保持器541と伝動部材498との間で接続されたバネ499と、駆動軸318を中心にこれらの構成部材を軸方向に保持するための保持ナット542とを含む。基部プレート450、基部プレート522及び駆動軸318が、さまざまな構成部材に対する取付ユニットとして機能している。
  <伝動部材498>
 図11は、伝動部材498を示す側面図である。伝動部材498は、基部部分550と、爪取付け耳部554と、伝動アーム558とを含む。基部部分550は、駆動軸318を内部に収容する開口562と、駆動制御爪530に接触する当接部570を形成している半径方向外向きに延出した突起566と、駆動制御爪538に接触する当接部578を形成している半径方向外向きに延出する突起574とを含む。爪取付け耳部554は、爪軸(モード切換爪514を支持する)510を取り付けるための開口582を含み、伝動アーム558も同様に、爪軸(伝動爪506を支持する)502を取り付けるための開口586を含む。伝動アーム558はまた、駆動制御爪539に接触する当接部588と、図8及び図10に示すように、ネジ594を介して位置決めユニットインターフェースプレート402に装着される、軸方向に延出する回転部材係合ユニットインターフェースプレート590とを含む。
  <制御プレート518>
 図12は、制御プレート518の具体的一実施形態を示す側面図である。制御プレート518は、基部部分598の形態である入力制御部材と、レバーアーム部分602と、入力ユニットインターフェースプレート604とを含む。入力ユニットインターフェースプレート604には、入力リンク306の連結部分362(図6)を収容する開口605が設けられている。基部部分598は、半径方向に延出する駆動制御カム表面またはローブ606、610、614及び618の形態である入力制御部材を含む。駆動制御カムローブ606は、上方面606aと、傾斜スロープ606b及び606cとを含む。同様に、駆動制御カムローブ610は、上方面610aと、傾斜スロープ610b及び610cとを含む。駆動制御カムローブ614は、上方面614aと、傾斜スロープ614bと、上方面614aからカムローブ618の上方面618aまで延在する移行面614cとを含む。カムローブ618はさらに、上方面618aから基部部分598の外周面598aまで延在する移行面618bを含む。以下の記載から、カムローブ606、610、614及び618と、駆動制御爪538と、突起578を設けた伝動部材438とが、回転部材係合位置と回転部材非係合位置との間における回転部材係合部材394の移動を制御する切換機構をなしていることが明白になるであろう。
  <中間プレート466>
 図13は、中間プレート466の具体的一実施形態を示す側面図である。中間プレート466は、基部部分630と、爪連結アーム634と、ダウンシフト制御プレート638と、ダウンシフト制御プレート638から延出する爪連結部分642とを含む。爪連結アーム634は、このアセンブリを筐体に装着するのに使用する固定具(図示せず)を収容する開口646を含み、爪連結部分642は、爪軸(位置決め爪474を支持する)470を装着する開口650を含む。ダウンシフト制御プレート638は、以下に説明するように機能する爪制御面660を有する凹部656を構成している。
  <位置決めラチェット458>
 図14は、位置決めラチェット458を示す側面図である。位置決めラチェット458は、位置決めラチェット458と回転部材454とをユニットとして回転させるために、回転部材454に形成された複数の対応雄スプライン(図示せず)を回転不能に係合する複数の雌スプライン674を内周面672に形成した略環状本体670を有する。外周面678は、3つの位置決め歯682、686及び690と、駆動面694a及び698aをそれぞれ構成する2つの駆動歯694及び698とを形成している。この構造により、回転部材454を、3枚のフロントスプロケット62に適合する3つの位置に固定することができる。このスプロケットは通常、小径スプロケットと、中径スプロケットと、大径スプロケットとを含む。
  <伝動爪506>
 図15は、伝動爪506を示す斜視図である。伝動爪506は、爪軸502を収容する開口506bを設けた基部部分506aと、以下に説明するように中間プレート466の爪制御面660に接触するダウンシフト制御面506cと、位置決めラチェット駆動面506dと、解放プレート駆動面506eと、モード切換爪接触面506f及び506gとを含む。
 [位置決めユニットの操作−アップシフト]
 図16A〜図16Eは、アップシフト方向における位置決めユニット254の操作を示す図である。図16Aにおいて、位置決めユニット254は、フロントディレーラ70が小径フロントスプロケットの位置と一致するように配置された状態であり、フロントディレーラ70を中径フロントスプロケットまで移動させようとしているところである。図16Aで示した位置において、駆動制御爪530の先端部は、カムローブ606の上方面606aに支持され、駆動制御爪538の先端部は、カムローブ610が含むスロープ610cの底部に位置している。これにより、駆動制御爪538は、伝動部材498の当接部578と接触するため、伝動部材498を「スイッチオフ」位置に保持することができる。このように、駆動制御爪538及びカムローブ610が、伝動部材498を通常はスイッチオフ位置に維持しておく駆動制御機構をなしている。このとき、伝動爪506は、位置決めラチェット458が含む駆動歯694の上方面上で静止している。
 そこで乗り手は、作動部材118を反時計回り(図3)にアップシフト位置まで回転させて、インナーワイヤ80を作動部材118により解放する。これにより、ワイヤ連結部材302が図6の時計回りに回転し、この動作が入力リンク306を介して制御プレート518に伝達されるため、制御プレート518が図16Bに示すアップシフト位置まで時計回りに回転する。制御プレート518が時計回りに回転することにより、駆動制御爪530がカムローブ606のスロープ606cを摺動して下降し、図16Bに示す位置まで反時計回りに回転する。これと同時に、駆動制御爪538が、伝動部材498の当接部578から離れてカムローブ614の上方面614a上で静止するまで、カムローブ614のスロープ614bを摺動して上昇する。駆動制御爪538が当接部578にもはや接触していないため、伝動部材498は、駆動制御爪538が当接部588に接触するまで時計回りに回転して、図16Bに示すように「スイッチオン」位置にくる。このとき、伝動爪506は、位置決めラチェット458上で駆動歯694に保持された状態ではなくなっているため、反時計回りに回転して、位置決めラチェット458の外周面678上で静止する。この伝動部材498の時計回り動作が、回転部材係合ユニット258内にて位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406に伝達され、これにより、回転部材係合部材394が図9Bに示す位置まで回動する。
 クランクアーム266の駆動部材290が回転部材係合部材394を係合して、位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406を図9Cに示す位置まで回動させると、この動作が伝動部材498に伝達される。そこで、伝動爪506の位置決めラチェット駆動面506dが、位置決めラチェット458の駆動歯694に係合して、位置決めラチェット458及び回転部材454を回転させることにより、出力制御ワイヤ78を巻き取る。この間、位置決め歯682は位置決め爪474の爪歯475に押付けられて、爪歯475が位置決め歯682の先端部を通過させるまで、位置決め爪474を時計方向に回転させる。通過し終わると、位置決め爪474は反時計回りに回転するため、爪歯475が、図16Cに示す位置決め歯682と686との間にくる。
 クランクアーム266の駆動部材290が回転部材係合部材からはずれると、位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406が、図9Aに示す位置に回転して戻り、この動作が伝動部材498に伝達される。これにより、伝動爪506が位置決めラチェット458の駆動歯694から離れ、位置決めラチェット458及び回転部材454は、位置決め歯682が爪歯475に衝突するまで、バネ456の付勢力にしたがって時計回りに回転する。これと同時に、フロントディレーラ70が、所望通り、中径フロントスプロケットに一致するようになる。
 しかし、このとき、乗り手がまだ作動部材18を初期位置に戻していないと仮定すると、駆動制御爪538がカムローブ614の上方面614a上に静止した状態で、制御プレート518はまだアップシフト位置にある。この位置では、駆動制御爪538は、当接部578に係合することにより伝動部材498の回転を停止させることができない。したがって、伝動部材498は、図16Aに示すスイッチオフ位置に戻る代わりに、図16Bに示すスイッチオン位置まで回転を続け、回転部材係合部材394は、図9Bに示す回転部材係合位置に戻り、シフトがもう一度行われることになる。こうした操作は、用途によっては望ましく、これも本発明の範囲内である。しかし、この実施形態では、こうした2重シフトを避けるために駆動制御爪530が設けられている。具体的に言えば、駆動制御爪530は、上述したように反時計回りに回転しているため、こうした場合に伝動部材498の当接部570に接触する位置にきて、伝動部材498の回転を一時的に停止させる。これにより、伝動部材498を、図16Dに示す位置にできる。このように、駆動制御爪530及びカムローブ606は、伝動機構が回転部材係合部材394からの動作を回転部材454に伝達した後に伝動部材498がスイッチオン位置に回転して戻ることを阻止する駆動制御機構をなしている。
 乗り手が作動部材118を初期位置に戻すと、制御プレート518が同様に、図16Eに示す初期位置まで回転して戻る。これと同時に、駆動制御爪530は、カムローブ606のスロープ606cを摺動して上昇し、制御爪530が伝動部材498の当接部570から離れて駆動制御爪530の先端部がカムローブ606の上方面606a上で静止するまで、時計方向に回転する。また、駆動制御爪538は、カムローブ614のスロープ614bを摺動して下降し、反時計回りに回転する。これにより、図16Eに示すように、駆動制御爪538の先端部は伝動部材498の当接部578に接触する。こうして、伝動部材498は、図16Aに元々示したようにスイッチオフ位置に戻るが、位置決めラチェット458及び回転部材454は、フロントディレーラ70を中径フロントスプロケットと整合させる位置となる。中径フロントスプロケットから大径フロントスプロケットにシフトさせる動作もこれと同様である。
 [位置決めユニットの操作−ダウンシフト]
 図17A〜図17Eは、位置決めユニット254のダウンシフト方向における操作を示す図である。ダウンシフト操作で重要な役割を果たす構成部材の操作がよくわかるように、いくつかの構成部材は透明なものとして図示している。回転部材454が、フロントディレーラ70が中径フロントスプロケットと一致する位置(図16Eに示した位置と同じ位置)にあり、フロントディレーラ70を小径スプロケットまで移動させたい状況を仮定すると、図17Aに示す位置において、駆動制御爪530の先端部はまたもやカムローブ606の上方面606aに支持されており、駆動制御爪538の先端部は、駆動制御爪538が伝動部材498の当接部578に接触するように、カムローブ610のスロープ610cの底部に位置している。伝動爪506は、位置決めラチェット458の駆動歯698の上方面上で静止している。全体に丸みを帯びた細長い二等辺三角形であるカムプレート494は、軸方向に延出する位置決めタブ495を含んでおり、このタブが解放プレート486の側部面487に衝突して、カムプレート494を図17Aに示す位置に保持している。
 そこで乗り手は、作動部材118を時計回り図3にダウンシフト位置まで回転させて、インナーワイヤ80を作動部材118で引っ張る。これにより、ワイヤ連結部材302は図6の反時計回りに回転し、この動作が入力リンク306を介して制御プレート518に伝達されるため、制御プレート518は図17Bに示すように反時計回りに回転する。制御プレート518が反時計回りに回転することにより、駆動制御爪530がカムローブ606のスロープ606cを摺動して下降し、反時計回りに回転する。これと同時に、駆動制御爪538は、駆動制御爪538が伝動部材498の当接部578から離れてカムローブ610の上方面610a上で静止するまで、カムローブ610のスロープ610cを摺動して上昇し、時計回りに回転する。駆動制御爪538が当接部578にもはや接触していないため、伝動部材498は、駆動制御爪538が当接部588に接触して伝動部材498が図17Bに示す「スイッチオン」位置にくるまで、時計回りに回転する。このとき、伝動爪506は、カムローブ618の移行面618bにより時計回りに回転し、モード切換爪514は、伝動爪506を一時的に図17Bに示す位置に保持するように、時計回りに回転して、伝動爪506のモード切換爪接触面506fに係合する。この伝動部材498の動作が、回転部材係合ユニット258内において位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406に伝達され、これにより、回転部材係合部材394が図9Bに示す位置まで回動する。
 クランクアーム266の駆動部材290が回転部材係合部材394を係合して、位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406を図9Cに示す位置まで回動させると、この動作がまた伝動部材498に伝達される。しかし、今度は、伝動爪506の解放プレート駆動面506eが、解放プレート486の当接部487を係合し(これが第1の解放部材位置)、解放プレート486が図17Cに示すように反時計回りに回転する。このように、このモードにおける伝動部材498は、解放プレート486用の解放駆動部材として機能する。解放プレート486が回転するにつれて、カムプレート494の基部面496は、位置決め爪474に装着されたカムローラに接触して、位置決め爪474を反時計回りに回転させる。爪歯475の先端が位置決め歯682の先端を通過すると、位置決めラチェット458及び回転部454は、位置決め歯686が爪歯476に衝突して位置決めラチェット458及び回転部454の制御されない回転を阻止するまで、バネ456の付勢力にしたがって時計回りに回転する。
 解放プレート486が第2の解放部材位置(解放プレート486の動作範囲の終点)に向けて反時計回りの回転を続けると、カムローラ478がカムプレート494の丸い角部またはカムローブ497に到達して、図17Cに示すようにカムプレート494を反時計回りに回転させる。これにより、位置決め爪474は反時計回りに回転して、爪歯476を位置決め歯686から遠ざかる方向に移動させ、位置決めラチェット458及び回転部材454を、フロントディレーラ70が小径スプロケットに一致するように回転部材454が位置決めされるまで、反時計回りに回転させつづけることができる。
 シフト操作を制御するために位置決め爪及び位置決めラチェットを用いる周知のシステムにしたがってこのシステムを操作した場合、爪歯476は、解放プレート486が向きを逆にして(すなわち、時計回りに回転して)シフト操作を完了するまで、位置決め歯686に係合した状態を続けることになる。本発明により製造したシフト制御機構の場合、この状態を続ける必要はない。回転自在なカムプレート494が設けられているため、解放プレート486が反時計回りに回転している間にも、位置決め爪474はすぐにシフト操作を完了できるからである。したがって、解放プレート486が第2の解放部材位置に向けて移動している間に、位置決め爪474を位置解放位置に移動させ、さらに、解放プレート486が第2の解放部材位置に向けて移動し続ける間に、位置決め爪474を位置保持位置に復帰させることができるため、解放プレート486及びカムプレート494を、位置決め爪474を位置解放位置まで移動させる解放制御機構と見なすことができる。
 この好適実施形態のもう1つの有利な特徴は、伝動部材498がまだ反時計回りに回転している間にも解放プレート486を逆向きに回転させられることである。この好適実施形態によれば、伝動部材498が図17C及び図18Aに示す位置にある間、図18Aに示すように、伝動爪506のダウンシフト制御面506fが、中間プレート466の爪制御面660に接触し始める。伝動部材498がさらに回転することにより、伝動爪506は図17D及び図18Bに示すように反時計回りに回転して、解放プレート486との係合状態からはずれる。モード切換爪514はまた、伝動爪506のモード切換爪接触面506fからはずれて、モード切換爪接触面506g上に静止する。この結果、解放プレート486は、伝動部材498がまだ図17Dに示す反時計回り位置にある間にも、図17Dに示す位置に直ちに復帰することができる。
 クランクアーム266の駆動部材290が回転部材係合部材394からはずれると、位置決めユニットインターフェースプレート402及び支持プレート406がまた、図8Aに示す位置に向けて回転し、この動作が伝動部材498に伝達される。もう一度、乗り手がまだ作動部材118を初期位置に回転させていないと仮定すると、駆動制御爪538をカムローブ610の上方面610a上に静止させた状態で、制御プレート518はまだダウンシフト位置にあるが、駆動制御爪530が伝動部材498の当接部570に接触する。これにより、伝動部材498が図17Eに示す停止位置にくる。
 乗り手が作動部材118を初期位置に戻すと、制御プレート518も同様に、図17Fに示す初期位置まで時計回りに回転して戻る。これと同時に、駆動制御爪530は、伝動部材498の当接部570からはずれ、その先端部がカムローブ606の上方面606a上で静止するまで、カムローブ606のスロープ606bを摺動して上昇して時計回りに回転する。これと同時に、駆動制御爪538は、カムローブ610のスロープ610cを摺動して下降して反時計回りに回転して、図17Fに示すように、その先端部を伝動部材498の当接部578に接触させる。伝動部材498はここで、図17Aに元々示したスイッチオフ位置にくるが、位置決めラチェット458及び回転部材454は、フロントディレーラ70を小径フロントスプロケットに一致させる位置にくる。
 大径フロントスプロケットから中径フロントスプロケットへシフトする操作も同様である。しかし、この場合、爪歯475が位置決め歯686にぶつかるように、位置決めラチェット458がまず位置決めされる。カムプレート494からの圧力に応じて位置決め爪474が時計回りに回転するにつれて、爪歯475は位置決め歯686を通過し、位置決めラチェット458は、位置決め歯690が爪歯476に接触するまで、反時計回りに回転する。位置決め爪474が、カムプレート494のカムローブ497がカムローラ478に到達するように反時計回りに回転すると、爪歯475が、位置決め爪682と686との間の空間に入り、爪歯476が位置決め歯690を解放する。これにより、位置決めラチェット458及び回転部材454は、位置決め爪682が爪歯475に接触するまで、時計回りに回転する。こうして、位置決めラチェット458及び回転自在な部材454は、図17Aに示す位置に維持される。
 [駆動制御爪の変形例]
 前記好適実施形態では、別々に動作する駆動制御爪530及び538が設けられているが、図19A及び図19Bには、爪歯704及び708を具備した単一駆動制御爪700が図示されている。図19Aに示すように、伝動部材498が定位置にあると、爪歯704が伝動部材498の当接部578に接触する。図19Bに示すように、伝動部材498がスイッチオフ位置まで時計回りに回転して、制御プレート486がまだ初期位置に回転していない状態であると、爪歯708が伝動部材498の当接部570に接触する。
 [位置決め爪474制御の変形例]
 前記実施形態では、ダウンシフト操作において位置決め爪474を制御するのにカムプレート494を用いたが、図20に示す実施形態では、カムホイール750が位置決め爪474の操作を制御する。この実施形態において、カムホイール750は、位置決めラチェット458に対して同軸状に回転自在に取付けられており、周方向に配置された複数のカム歯754と、周方向に配置された複数のカム駆動歯758とを含む。カム駆動爪762は、回動軸766を介して解放プレート486’に回動自在に取付けられており、バネ770により反時計回りに付勢されるものである。解放プレート486’がダウンシフト操作時に反時計回りに回転すると、カム駆動爪762が、カム駆動歯758の1つに係合して、カムホイール750を反時計回り方向に回転させる。カム歯754の1つがカムローラ478を押圧するため、位置決め爪474が、前記実施形態と同様に時計回り方向に回転する。カム歯754がカムローラ478を通過した時点で、位置決め爪474が反時計回り方向に回転し、ダウンシフト操作が完了する。解放プレート486’が反時計回り方向に回転すると、カム駆動爪762が対応カム駆動歯758からはずれる。
 [シフト制御装置の別の実施形態]
 図21は、補助機構14と併用可能なシフト制御装置800の別の実施形態を示す詳細な図であり、図22は、シフト制御装置800の分解図である。この実施形態において、シフト制御装置800は、ブレーキレバーブラケット94の内側に隣接してハンドルバー50に取付けられている。シフト制御装置800は、周知の方法でネジ824によりシフト制御装置800をハンドルバー50にクランプするための一体形成型クランプバンド820を含む基部部材816などの取付ユニットを含む。ネジ型調節式コントロールケーブル連結器828が、基部部材816のフランジ部分832内にねじ込まれており、これに、コントロールケーブル82のアウターケーシング81を従来通りの方法で収容することができるようになっている。一般に、作動部材804の指接触部分802を押すとコントロールケーブル82のインナーワイヤ80が解放され、作動部材808の指接触部分806を押すとコントロールケーブル82のインナーワイヤ80が引っ張られる。その時点で選択されているギアは、ギアインジケータユニット812で示される。
 基部部材816の下側には、側壁844及び848を有する作動部材支持部836がネジ840により取付けられている。この側壁844に、支持部852、作動部材ガイド856、支持部860、付勢支持部材プレート864、及び支持部868がネジ872(図22には1つのみを図示)により取付けられている。作動部材804は、指接触部分802から延出している細長部分876を含み、この部分に、作動部材804がハンドルバー50に略垂直な方向で図21に示す定位置などの第1の作動部材位置と図24Dに示す最も内側に押された位置などの第2の作動部材位置との間で移動(例えば摺動)するように、作動部材ガイド856を取り囲む開口880が設けられている。爪支持基部884が、細長部分876の遠位端から横方向に延出し、爪軸888が、爪支持基部884から上方に延出している。バネ892が、作動部材804を定位置に向けて付勢するように、付勢支持プレート864の突起部896と爪支持基部884との間で接続されている。作動部材当接部(例えば、歯)902を含む爪900などの作動部材駆動部材が、爪軸888により回動自在に支持されて、爪支持基部884と爪900との間に取付けられた爪バネ904などの駆動部材付勢機構により時計回り方向に付勢されている。爪900は、クリップ908及びワッシャ912により、爪支持部シャフト888に固定されている。
 同様に、側壁848に、支持部920、作動部材ガイド924、支持部928、付勢支持部材プレート932、及び支持部936がネジ940(図22には1つのみを図示)により取り付けられている。作動部材808は、指接触部分806から延出している細長部分944を含み、この部分に、作動部材808がハンドルバー50に略垂直な方向で図21に示す定位置などの第1の作動部材位置と最も内側に押された位置などの第2の作動部材位置との間で移動(例えば摺動)するように、作動部材ガイド924を取り囲む開口948が設けられている。爪支持基部952が、細長部分944の遠位端から横方向に延出し、爪軸956が、爪支持基部952から上方に延出している。バネ960が、作動部材808を定位置に向けて付勢するように、付勢支持プレート932の突起部964と爪支持基部952との間に設けられている。作動部材当接部(例えば、歯)970を含む爪968などの作動部材駆動部材が、爪軸956により回動自在に支持されて、爪支持基部952と爪968との間に取付けられた爪バネ972などの駆動部材付勢機構により反時計回り方向に付勢されている。爪968は、クリップ976及びワッシャ980により、爪支持部シャフト956に固定されている。
 ボルト984は、そのヘッド996の高さが基部部材816の上面と実質的に同じになるように、基部部材816の開口988内及び作動部材支持部836の開口992内に延在している。ボルト984はさらに、ワイヤ巻取部材1008などのケーブル取付部材の中央開口1004内に嵌合するブシュ1000内、解放プレート1016の開口1012内、ワッシャ1020、1028及びスペーサ1024内、付勢プレート1036の中央開口1032内、スペーサ1040及びワッシャ1044内、半径方向に巻かれたバネ1048の内側、付勢プレート1056の中央開口1052内、ワッシャ1060、及び付勢止めプレート1068の中央開口1064内に延出する。これらの部材は、ボルト984のネジ切り端部1074に螺合するナット1072により、ボルト984に固定されている。
 ワイヤ巻取部材1008は、当接部または制御面1076及び1080などの被駆動部と、下向きに延出する付勢係合部材1120と、コントロールケーブル82のインナーワイヤ80を巻取り、解放するためのワイヤ巻取り溝1122とを含む。解放プレート1016が、基部部材816にネジ1090で固定されており、これが、カム面1084及び1088などの解放部材を含む。上述した部材の機能を、以下に記載する。
 付勢プレート1036は、半径方向外向きに延出するストッパ1116と、半径方向外向きに延出するワイヤ巻取り部材付勢部材1124とを含む。同様に、付勢プレート1056は、半径方向外向きに延出するストッパ1108と、半径方向外向きに延出するワイヤ巻取り部材付勢部材1128とを含む。バネ1048の一方の端部1092が、付勢プレート1056に周方向に設けられた複数開口1096の1つの内部に挿入され、バネ1048のもう一方の端部1100が付勢プレート1056のストッパ1108を係合する。このような構成により、付勢プレート1036は時計方向に付勢されて、ストッパ1116が、付勢止めプレート1068から上方に延出する折り曲げ部1112に当接し、付勢プレート1056は反時計方向に付勢されて、ストッパ1108が折り曲げ部1112に当接する。したがって、付勢プレート1036及び1056とバネ1048とが、操作機構が停止状態にある間、ケーブル取付部材を第1のケーブル取付部材位置に固定するケーブル取付部材初期位置位置決め機構として機能する。ワイヤ巻取部材1008の付勢係合部材1120が、第1のケーブル取付部材位置(例えば、定位置または初期位置)において、ワイヤ巻取部材付勢部材1124と1128との間に挟持される。ワイヤ巻取部材1008が、第2のケーブル取付部材位置(例えば、ワイヤ引上げ位置)に向けて反時計回り方向に第1の経路に沿って回転すると、バネ1048及び付勢プレート1036が、ワイヤ巻取部材1008を第1のケーブル取付部材位置に向けて時計回りに付勢して戻すケーブル取付部材付勢機構として機能する。同様に、ワイヤ巻取部材1008が、第3のケーブル取付部材位置(例えば、ワイヤ解放位置)に向けて時計回り方向に第2の経路に沿って回転すると、バネ1048及び付勢プレート1056が、ワイヤ巻取部材1008を第1のケーブル取付部材位置に向けて反時計回りに付勢して戻すケーブル取付部材付勢機構として機能する。言い換えれば、付勢プレート1036、1056及びバネ1048は、操作機構が停止状態にある間、ワイヤ巻取部材1008を第1のケーブル取付部材位置に固定するワイヤ巻取部材初期位置位置決め機構としても機能する。
 [ギアインジケータユニット]
 ギアインジケータユニット812は、透明な窓1154を備えたカバー1150(図21)と、インジケータ1158と、爪支持プレート1162と、伝動部材1166と、爪1170及び1174などのインジケータ駆動部材と、付勢バネ1178とを含む。インジケータ1158は、ネジ1182及びワッシャ1186でボルト984のヘッド996に回転自在に取付けられている。図25Aに詳細に示すように、インジケータ1158は、爪歯1158a、1158b、1158c及び1158dなどのインジケータ被駆動部材を含む。爪支持プレート1162も、ネジ1182によりボルト984のヘッド996に取付けられており、基部部材816の突起部1194に爪支持プレート1162の突起部1190が係合する構造により、基部部材816に回転できない状態で固定されている。爪支持プレート1162は、以下に説明するように機能する爪非係合面1162aを含む。
 伝動部材1166は、ワイヤ巻取部材1008に形成された開口1200に係合する1対のタブ1198により、ワイヤ巻取部材1008に連結されている。これにより、伝動部材1166はユニットとして、ワイヤ巻取部材1008と共に移動する。伝動部材1166はまた、爪1170及び1174を回動自在に支持するように、爪軸1204を含む。これにより各爪は、インジケータ被駆動部材係合位置とインジケータ被駆動部材非係合位置との間を移動できるようになっている。バネ1178の一端部1230が、爪1170と係合して、爪1170をその対応インジケータ被駆動部材係合位置方向に付勢する付勢機構として機能する。同様に、バネ1178の一端部1234が、爪1174と係合して、爪1174をその対応インジケータ被駆動部材係合位置に向けて付勢する付勢機構として機能する。爪1170及び1174とバネ1178とは、クリップ1208により爪軸1204に固定されている。
 [シフト制御装置の動作:ワイヤ巻取方向]
 図23A〜図23B及び図24A〜図24Dは、図23A及び図24Aに示す作動部材804が第1のシフト制御(オペレータアタッチメント)位置から図24Dに示す第3のシフト制御(オペレータアタッチメント)位置まで移動する間のシフト制御装置800の操作を示している(底部から180°回転させて見たところ)。まず作動部材804の指接触部分802を押すと、爪歯902がカム面1084に沿って移動する。次に、バネ904の付勢力とカム面1084の形状とにより、爪900が反時計回りに回転すると、図24Bに示すように、爪歯902がワイヤ巻取部材1008の当接部1076を係合(例えば、接触)する。さらに指接触部分802を押すと、図24Cに示すように、ワイヤ巻取部材1008が反時計回りに回転して、インナーワイヤ80を解放し、補助機構14が上述したように動作する。したがって、作動部材804及び爪900を、ワイヤ巻取部材1008を第1のケーブル取付部材位置から第3のケーブル取付部材位置に向けて動作させる操作機構の一部と見なすことができる。同時に、付勢係合部材1120が、付勢プレート1056のワイヤ巻取部材付勢部材1128を図23Bに示すように押付けられて、付勢プレート1056をバネ1048の付勢力に抗して反時計回りに回転させる。さらに指接触部分802を押すことにより、カム面1084の形状の影響で、爪900が時計回りに回転して、図24Dに示すように、爪歯902がワイヤ巻取部材1008の当接部1076から外れる。このように外れると、バネ1048の付勢力により、ワイヤ巻取部材1008及び付勢プレート1056は、図23A及び図24Aに示す位置まで反時計回りに回転して戻る。爪歯902が当接部1076から外れることにより、指接触部材802にはクリック感が伝わるため、乗り手は指接触部材806を放してよいことがわかる。
 シフト制御装置800は、作動部材808の指接触部材806が図23Cに示すように押された場合も同様に動作する。この場合、爪歯970はワイヤ巻取部材1008の当接部1080に係合して、ワイヤ巻取部材1008を第1のシフト制御(オペレータアタッチメント)位置から時計回りにワイヤ引上げ方向に第2のシフト制御(オペレータアタッチメント)位置まで回転させるため、これに伴って補助機構14が動作する。したがって、作動部材806及び爪968を、ワイヤ巻取部材1008を第1のケーブル取付部材位置から第2のケーブル取付部材位置まで動作させる操作機構のもう1つの一部と見なすことができる。同時に、付勢係合部材1120が、図23Cに示すように、付勢プレート1036のワイヤ巻取部材付勢部材1124に押付けられて、付勢プレート1036をバネ1048の付勢力に抗して時計回りに回転させる。さらに指接触部分806を押すことにより、カム面1088の形状の影響で、爪968が反時計回りに回転して、爪歯970がワイヤ巻取部材1008の当接部1088から外れる。爪968が外れた時点で、バネ1048の付勢力により、ワイヤ巻取部材1008及び付勢プレート1036は反時計回りに回転して図23Aに示す位置に戻る。爪歯970が当接部1088から外れることにより、指接触部材806に同様にクリック感が伝わるため、乗り手は指接触部材806を放してよいことがわかる。
 [インジケータの動作]
 シフト制御装置800がワイヤ引上げ方向に動作した時点におけるインジケータユニット812の動作(上から見たところ)を、図25A〜図25Iに示す。図25Aは、インジケータ1158が定位置にある状態を示している。同時に、ワイヤ巻取部材1008は第1のケーブル取付部材位置にあり、爪1170及び1174は爪解放面1162aにより支持されている。作動部材808の指接触面806が押された結果としてワイヤ巻取部材1008が反時計回りに回転すると、伝動部材1166が爪1170及び1174を図25Bに示す位置に移動させるため、爪1174が爪歯1158aに接触する。ワイヤ巻取部材1008がさらに回転することにより、爪1174が爪歯1158aに押付けられて、インジケータ1158を図25Cに示す位置まで回転させる。爪歯970が当接部1080から外れ、ワイヤ巻取部材1008が時計回りに第1のケーブル取付部材位置に向けて回転しながら戻ると、伝動部材1166により、爪1174は爪歯1158aから外れ、爪1170及び1174は図25Dに示す位置まで回転する。このとき、爪1170及び1174は、爪解放面1162aに支持される。このように、ワイヤ巻取部材1008がその元の位置まで回転しながら戻っていても、インジケータ1158は、新たに選択されたギアを反映する。
 作動部材808の指接触面806が2回目に押された結果としてワイヤ巻取部材1008が反時計回りに回転すると、伝動部材1166が爪1170及び1174を図25Eに示す位置まで移動させるため、爪1174が爪歯1158bに接触する。ワイヤ巻取部材1008がさらに回転することにより、爪1174が爪歯1158bに押付けられて、インジケータ1158を図25Fに示す位置まで回転させる。爪歯970が当接部1080から外れ、ワイヤ巻取部材1008が時計回りに第1のケーブル取付部材位置に向けて回転しながら戻ると、伝動部材1166により、爪1174が爪歯1158bから外れ、爪1170及び1174は図25Gに示す位置まで回転しながら戻る。こうして、爪1170及び1174は爪支持部材1162aに支持され、インジケータ1158は、最終的に選択されたギアを反映する状態となる。
 この実施形態において、補助機構14は3枚のフロントギアを収容する。乗り手が、ディレーラがすでに最終ギア位置にあることを忘れて、指接触部材806を再度押した場合、ワイヤ巻取部材1008が再度反時計回りに回転し、伝動部材1166が爪1170及び1174を図25Hに示す位置に移動させる。しかし、この場合は爪歯が係合しないため、インジケータ1158は同じ位置に留まる。続いて、ワイヤ巻取部材1008が第1のケーブル取付部材位置に回転しながら戻り、爪1170及び1174は再度爪解放面1162aに支持される。無論、爪歯の数を増減すれば、所望に応じてギアの数を増減することができる。
 [シフト制御装置の動作:ワイヤ解放方向]
 シフト制御装置800が反対(ワイヤ解放)方向に動作した時点におけるインジケータユニット812の動作を、図26A〜図26Iに示す。図26Aは、インジケータ1158が図25Hの位置と同じ位置にあることを示している。すなわち、ワイヤ巻取部材1008は第1のケーブル取付部材位置にあり、爪1170及び1174は爪解放面1162aに支持されている。作動部材804の指接触面802が押されて、ワイヤ巻取部材1008が時計回りに回転すると、伝動部材1166が爪1170及び1174を図26Bに示す位置まで移動させるため、爪1170が爪歯1158dに接触する。ワイヤ巻取部材1008がさらに回転すると、爪1170が爪歯1158dに押付けられて、インジケータ1158を図26Cに示す位置まで回転させる。爪歯902が当接部1076から外れて、ワイヤ巻取部材1008が時計回りに第1のケーブル取付部材位置に向けて回転しながら戻ると、伝動部材1166により、爪1170は爪歯1158dから外れ、爪1170及び1174は図26(D)に示す位置まで回転しながら戻る。こうして、爪1170及び1174は、爪解放面1162aに支持された状態となる。
 作動部材804の指接触面802が2回目に押された結果としてワイヤ巻取部材1008が時計回りに回転すると、伝動部材1166が爪1170及び1174を図26Eに示す位置まで移動させるため、爪1170が爪歯1158cに接触する。ワイヤ巻取部材1008がさらに回転することにより、爪1170が爪歯1158cに押付けられて、インジケータ1158を図26Fに示す位置まで回転させる。爪歯902が当接部1080から外れ、ワイヤ巻取部材1008が反時計回りに第1のケーブル取付部材位置に向けて回転しながら戻ると、伝動部材1166により、爪1170は爪歯1158cから外れ、爪1170及び1174は図26Gに示す位置まで回転する。こうして、爪1170及び1174は、爪解放面1162aに支持され、インジケータ1158は、その元の位置に戻った状態となる。
 この場合もまた、乗り手が、ディレーラがすでに最終ギア位置にあることを忘れて、指接触部材806を再度押した場合、ワイヤ巻取部材1008は再度時計回りに回転し、伝動部材1166は爪1170及び1174を図26Hに示す位置に移動させる。しかし、爪歯が係合しないため、インジケータ1158は同じ位置に留まり、ワイヤ巻取部材1008が第1のケーブル取付部材位置に回転しながら戻り、爪1170及び1174は再度爪解放面1162aに支持された状態となる。
 [シフト制御装置のさらに別の実施形態]
 図27は、シフト制御装置1400のさらに別の実施形態を示す図である。この実施形態において、シフト制御装置1400は、固定グリップ1412内側に位置するハンドルバー1408にシフト制御装置1400を取付けるための取付フレーム1404を含む。この取付フレーム1404は、ブレーキレバー1420を回動自在に支持するブレーキレバーフレーム1416と一体形成されたものである。ブレーキレバー1420は従来通りの方法で動作して、ボーデン型ケーブルアセンブリ1428のインナーワイヤ1424の引張及び解放を行う。シフト制御装置1400は、以下に説明するように、タップレバーインターフェースボタン1140及びカムレバーインターフェースボタン1444の操作に応じて動作して、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432の引張及び解放を行う。選択されているギアを示すために、ギアインジケータ1448が設けられている。
 図28は、シフト制御装置1400の内側構成部材を示す分解図である。図28では、この装置の動作を以下に説明できるように図27とは上下逆さまになっている。図28に示すように、シフト制御装置1400は、第1の基部プレート1452と、第2の基部プレート1456と、中間基部プレート1460とを含む。メインボルト1468のシャフト1464は、コイル状リターンバネ1476の形態であるケーブル取付部材位置決め機構内、ワイヤ巻取部材1480の形態であるケーブル取付部材の開口1478内、付勢プレート1488の形態である作動部材の開口1484内、中間基部プレート1460の開口1492内、ブシュ1500内、カムレバー1512の開口1508内、第2の基部プレート1456の開口1516内、固定ワッシャ1520内、及びこのアセンブリ全体を保持するナット1524内に延在する。取付ネジ1660は、中間基部プレート1460の開口1664内、ブシュ1668内、第2の基部プレート1456の開口1672内、固定ワッシャ1676内、及び第2の基部プレート1456と中間基部プレート1460とを間隔をあけて固定するナット1680内に延在する。
 第1の基部プレート1452のバネ開口1532が、リターンバネ1476の第1の端部1528を保持し、ワイヤ巻取部材1480のバネ開口1540が、リターンバネ1476の第2の端部1536を保持する。ワイヤ巻取部材1480はまた、タップレバー1543の作動部材駆動部材1542を係合するための、タップレバーインターフェース突起1541の形態である制御面を含む。
 カムレバー1512及びタップレバー1543は手動操作式部材であり、それぞれが第1の(停止)位置と第2の(作動)位置との間を移動してシフト制御装置1400を動作させる。この実施形態において、タップレバーインターフェースボタン1440をその対応停止位置と作動位置との間で押す及び解放することにより、ワイヤ巻取部材1480はボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432を引張り、解放する。また、カムレバーインターフェースボタン1444をその対応停止位置と作動位置との間で押す及び解放することにより、ワイヤ巻取部材1480はボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432を解放し、引っ張る。
 回動軸1548の第1の端部1544は、第1の基部プレート1452の開口1552内に保持される。回動軸1548は、爪ピボット部分1556と、カムピボット部分1560とを含む。爪ピボット部分1556は、コイル状爪バネ1564に延在し、位置決め爪1568の形態である位置制御部材を回転自在に支持するものである。C字型クリップ1570が、位置決め爪1568を爪ピボット部分1556に対して保持している。第1の基部プレート1452のバネ当接部1572が、爪バネ1564の第1の端部1576を保持し、位置決め爪1568の開口(図示せず)が爪バネ1564の第2の端部1580を保持している。これにより、爪バネ15686は反時計回りに付勢された状態となっている。爪歯1584を、ワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め面または当接部1588に選択的に接触させることができる。爪支柱1593が、爪歯1584から中間基部プレート1460の爪支柱開口1594内に上方に延出して、タップレバー1543の側部アーム1595を係合するようになっている。回動軸1548のカムピボット部分1560はまた、爪バネ1564及び位置決め爪1568内に延在し、さらにカムプレート1600の開口1596内、中間基部プレート1460の開口1604内に延在して、カムプレート1600をカムピボット部分1560により回転自在に支持している。C字型クリップ1608が、回動軸1548を中間基部プレート1460に固定している。
 付勢プレートバネ1616の第1の端部1612は、付勢プレート1488の伸張部1624に形成されたバネ係止部1620に固定されており、付勢プレートバネ1616の第2の端部1628は、カムプレート1600に形成されたバネ係止部1632に固定されている。付勢プレートバネ1616が、付勢プレート1488を反時計回りに付勢する作動部材付勢機構を形成している。付勢プレート1488は、カムプレート1600のカム面1640、ならびにワイヤ巻取部材1480の第2の位置決め面または当接部1592の形態であるシフト制御面に係合する付勢プレート脚部1636を含む。付勢プレート1488はまた、中間基部プレート1460のタブ1648を係合する当接部1644を含む。タブ1648はまた、第2の基部プレート1456に形成されたスロット1650を係合して、第2の基部プレートと中間基部プレート1460との間の安定性を高めている。カムレバー1512は、カムプレート1600に形成されたカムレバーインターフェース1652を係合するカムプレートインターフェース1656を含む。カムレバー1512はまた、タップレバー1543に形成されたタップレバー被駆動部材1658を係合するタップレバー駆動部材1657を含む。
 タップレバー1543のバネフック1692が、タップレバーバネ1688の第1の端部1684を保持し、中間基部プレート1460のバネ係合部1700がタップレバーバネ1688の第2の端部1696を保持している。タップレバーインターフェースボタン1440は、中間基部プレート1460の1対の開口1708(一方のみを図示)内に延在する回動軸1704により、中間基部プレート1460に回動自在に接続されている。タップレバーインターフェースボタン1440のタップレバーインターフェース部分1712が、タップレバー1543の被駆動部分1716を係合する。
 [シフト制御装置の動作:巻上げ→解放]
 図29及び図30は、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432を巻上げてから引き続き解放する際のシフト制御装置1400の動作を示す図である。図29は、初期位置またはアイドル状態にあるシフト制御装置1400を示している。この状態において、リターンバネ1476がワイヤ巻取部材1480を時計回りに付勢してそのタップレバーインターフェース突起1541をタップレバー1543の作動部材駆動部材1542に当接させ、位置決め爪1568の爪歯1584をワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め当接部1588に当接させているため、ワイヤ巻取部材1480は第1のケーブル取付部材位置にある。リターンバネ1476、位置決め爪1568及び第1の位置決め当接部1588(及び、ワイヤ巻取部材1480のタップレバーインターフェース突起1541とタップレバー1543の駆動部材1542のある程度)をケーブル取付部材初期位置位置決め機構と見なすことができる。
 図30に示すように、タップレバーインターフェースボタン1440を押すと、タップレバー1543は上方に(図28では左へ)移動する。タップレバー1543の作動部材駆動部材1542がワイヤ巻取部材1480のタップレバーインターフェース突起1541を押すため、ワイヤ巻取部材1480は反時計回り経路に沿って所望位置まで回転する。これにより、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432が所望量だけ引上げられる。この動作中、作動部材駆動部材1542はタップレバーインターフェース突起1541に係合したままである。
 タップレバーインターフェースボタン1440を解放すると、タップレバー1543は下方に(図28では右へ)移動する。これにより、タップレバーインターフェース突起1541及びワイヤ巻取部材1480はその初期位置まで時計回り経路に沿って回転する。これに伴い、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432は解放される。この間、タップレバー1543の作動部材駆動部材1542はワイヤ巻取部材1480のタップレバーインターフェース突起1541に係合したままである。位置決め爪1568は、ワイヤ巻取部材1480が初期位置に復帰した時点で位置決め爪1568の爪歯1584が再度ワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め当接部1588に当接する点を除き、このワイヤ引上げ及び解放動作に影響を与えることはない。
 [シフト制御装置の動作:解放→巻取り]
 図31〜図33は、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432を解放してまた巻き取る際のシフト制御装置1400の動作を示すものである。図31は、初期状態にあるシフト制御装置1400を示す別の図である。図32は、初期位置からワイヤ巻取部材1480を解放するためにカムレバー1512の動作開始を示す図であり、図33は、カムレバー1512の全動作を示す図である。図31では、カムレバー1512の動作を理解し易くするために、タップレバー1543を省略している。
 図30及び図31において、カムレバー1512のカムプレートインターフェース1656は、カムプレート1600のカムレバーインターフェース1652に当接している。位置決め爪1568の爪歯1584がワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め当接部1588に当接し、位置決め爪1568の爪支柱1593が中間基部プレート1460の開口1594内に延在している。付勢プレート1488は、付勢プレートバネ1616により反時計回りに付勢されており、これにより、付勢プレート脚部1636がカムプレート1600のカム面1640とワイヤ巻取部材1480の第2の位置決め当接部1592とに当接している。付勢プレート1488の当接部1644は、中間基部プレート1460のタブ1648に当接している。
 図32に示すように、カムインターフェースボタン1444を押すと、カムプレート1512のカムプレートインターフェース1656がカムプレート1600のカムレバーインターフェース1652に押付けられて、カムプレート1600を、回動軸1548のカムピボット部分1560を中心に反時計回りに回転させる。これにより、カムプレート1600のカム面1640が付勢プレート1488の付勢プレート脚部1636にさらに押付けられて、付勢プレート1488をバネ1616の付勢力に抗して時計回りに回転させる。同時に、タップレバー駆動部材1657がタップレバー被駆動部材1658を押付けられるため、タップレバー1543が左へ押される。タップレバー1543の側部アーム1595が位置決め爪1568の爪支柱1593を押すと、位置決め爪1568の爪歯1584をワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め当接部1588から外す条件が整う。ワイヤ巻取部材1480及びタップレバーインターフェース1541は、この時点で静止したままである。
 図33に示すように、カムレバーインターフェースボタン1444をさらに押すことにより、カムプレートインターフェース1656がカムレバーインターフェース1652にさらに押付けられて、カムプレート1600がさらにカムピボット部分1560を中心に反時計回りに回転する。カムプレート1600のカム面1640がさらに付勢プレート1488の付勢プレート脚部1636に押付けられるため、付勢プレート1488はプレートバネ1616の付勢力に抗して時計回りに回転する。タップレバー駆動部材1657がタップレバー被駆動部材1658を押し続けるため、タップレバー1543はさらに左に押される。しかし、このとき、タップレバー1543の側部アーム1595が、位置決め爪1568の爪支柱1593を十分に押して、爪歯1584をワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め当接部1588から外す。ワイヤ巻取部材1480はもはや位置決め爪1568、付勢プレート脚部1636及び付勢プレートバネ1616の付勢力に保持された状態ではないため、ワイヤ巻取部材1480及びタップレバーインターフェース突起1541(これらはリターンバネ1476により初期位置からワイヤ解放方向に付勢される)は、リターンバネ1476の付勢力により、図33に示す位置まで時計回りに回転する。これに伴い、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432が解放される。
 カムレバーインターフェースボタン1444が解放されると、カムプレートインターフェース1656がカムレバーインターフェース1652から遠ざかる方向に移動するため、カムプレート1600は回動軸1548のカムピボット部分1560を中心に時計回りに回転できる。カムプレート1600のカム面1640が付勢プレート1488の付勢プレート脚部1636から遠ざかる方向に移動するため、付勢プレート1488は付勢プレートバネ1616の付勢力にしたがって反時計回りに回転できる。付勢プレート1488の付勢プレート脚部1636がワイヤ巻取部材1480の第2の位置決め当接部1592に押付けられる。付勢プレートバネ1616のバネ力の方がリターンバネ1476のバネ力を上回っているため、付勢プレート1488はワイヤ巻取部材1480をデフォルト位置まで反時計回りに回転させ、ボーデン型ケーブルアセンブリ1436のインナーワイヤ1432がこれに伴って引っ張られる。同時に、カムレバー1512のタップレバー駆動部材1657がタップレバー1543のタップレバー被駆動部材1658から遠ざかる方向に移動するため、タップレバー1543は右に移動する。タップレバー1543の側部アーム1595がここで位置決め爪1568の爪支柱1593から遠ざかる方向に移動するため、位置決め爪1568の爪歯1584は再びワイヤ巻取部材1480の第1の位置決め当接部1588に係合する。
 以上、本発明のさまざまな実施形態を説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、さらに修正を加えることが可能である。例えば、さまざまな構成部材のサイズ、形状、位置または配向を所望に応じて変更することができる。図示した構成部材は直接、相互に接続または接触しているが、こうした構成部材の間に中間構造体を設けることもできる。1つの構成部材の機能を2つの構成部材で実施させることも可能であり、逆もまた可能である。一実施形態の構造及び機能を、他の実施形態に採用してもよい。すべての利点を、特定の実施態様に一度に含めなくてもよい。従来技術に比べて独自性のある各特徴は、それ単独であれ、他の特徴との組み合わせであれ、その特徴(1つまたは複数)により具体化された構造的及び/または機能的概念を含めて、本出願人による発明をさらに説明する別個の記載として見なされるべきである。したがって、本発明の範囲は、本明細書内に開示された具体的構造、または特定の構造や特徴に関する明白な当初の着目点に限定されるものではない。
本発明の一実施形態が採用された自転車の側面図である。 シフト制御装置を示す斜視図である。 図2に示したシフト制御装置の分解図である。 シフト制御装置の操作を示す概略図である。 シフト制御装置の操作を示す概略図である。 シフト制御装置の操作を示す概略図である。 補助機構を示す図である。 入力ユニットの具体的な一実施形態を示す分解図である。 回転部材係合ユニットの具体的な一実施形態を示す補助機構の図である。 補助機構を示す背面断面図である。 回転部材係合部材の操作を示す図である。 回転部材係合部材の操作を示す図である。 回転部材係合部材の操作を示す図である。 回転部材係合部材の操作を示す図である。 位置決めユニットの内側構成部材を示す拡大断面図である。 伝動部材の具体的一実施形態を示す側面図である。 入力伝達部材の具体的一実施形態を示す側面図である。 中間プレートの具体的一実施形態を示す側面図である。 位置決め部材の具体的一実施形態を示す側面図である。 伝動爪の具体的一実施形態を示す斜視図である。 アップシフト方向への補助機構操作を示す図である。 アップシフト方向への補助機構操作を示す図である。 アップシフト方向への補助機構操作を示す図である。 アップシフト方向への補助機構操作を示す図である。 アップシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト方向への補助機構操作を示す図である。 ダウンシフト操作時における伝動爪の中間プレートとの協働動作を示す図である。 ダウンシフト操作時における伝動爪の中間プレートとの協働動作を示す図である。 駆動制御機構の別の実施形態を示す図である。 駆動制御機構の別の実施形態を示す図である。 解放機構の別の実施形態を示す側面図である。 シフト制御装置の別の実施形態を示す詳細な図である。 図21に示したシフト制御装置を示す拡大図である。 シフト制御装置の操作を示す図である。 シフト制御装置の操作を示す図である。 シフト制御装置の操作を示す図である。 シフト制御装置の操作を示すさらに詳細な図である。 シフト制御装置の操作を示すさらに詳細な図である。 シフト制御装置の操作を示すさらに詳細な図である。 シフト制御装置の操作を示すさらに詳細な図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 第1の方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 逆方向へのギアインジケータの操作を示す図である。 シフト制御装置のさらに別の実施形態を示す詳細な図である。 図27のシフト制御装置を示す分解図である。 デフォルトまたは初期状態にあるシフト制御装置を示す図である。 制御ワイヤを初期状態から引上げるための、シフト制御装置のタップレバー操作を示す図である。 デフォルト状態におけるシフト制御装置を示す別の図である。 制御ワイヤを初期状態から解放するための、シフト制御装置のカムレバー操作の開始を示す図である。 制御ワイヤを初期状態から解放するための、シフト制御装置のカムレバー全操作を示す図である。
符号の説明
 10 自転車
 14 補助機構
 50 ハンドルバー
 70 フロントディレーラ
 74 リアディレーラ
 84 シフト制御装置
 102 基部部材
 110 付勢部材
 114 中間部材
 118 作動部材
 126 管状部分
 200 管部材
 204,208 レバー
 250 入力ユニット
 254 位置決めユニット
 258 回転部材係合ユニット
 298 入力ユニット取付け部材
 382 カムプレート
 386 カムスロット
 394 回転部材係合部材
 402 位置決めユニットインターフェースプレート
 407,407’ 固定機構
 414 カムフォロア
 418 制御カム表面
 450 基部プレート
 454 回転部材
 458 位置決めラチェット
 466 中間プレート
 470,502,510,526,534 爪軸
 474 位置決め爪
 475,476 位置決め歯
 478 カムローラ
 486,486’ 解放プレート
 498 伝動部材
 506,506’ 伝動爪
 514 モード切換爪
 518 制御プレート
 522 基部プレート
 530,538 駆動制御爪
 554 爪取付け耳部
 558 伝動アーム
 604 入力ユニットインターフェースプレート
 606,610,614,618 カムローブ
 638 ダウンシフト制御プレート
 660 爪制御面
 682,686,690 位置決め歯
 694,698 駆動歯
 700 単一駆動制御爪
 704,708爪歯
 750 カムホイール
 754 カム歯
 758 カム駆動歯
 762 カム駆動爪
 800 シフト制御装置
 804,808 作動部材
 812 ギアインジケータユニット
 816 基部部材
 900,968 爪
 902,970 歯
 1008 ワイヤ巻取部材
 1076,1080 制御面
 1084,1088 カム面
 1158 インジケータ
 1170,1174 爪(インジケータ駆動部材)
 1158a〜1158d 爪歯(インジケータ被駆動部材)
 1162 爪支持プレート
 1140,1444 ボタン
 1400 シフト制御装置
 1448 インジケータボタン
 1456 基部プレート
 1460 中間基部プレート
 1476 リターンバネ(ケーブル取付部材位置決め機構)
 1480 ワイヤ巻取部材(ケーブル取付部材)

Claims (68)

  1.  自転車用変速機に連結されたケーブルを制御するためのシフト制御装置であって、
     作動部材初期位置、作動部材アップシフト位置及び作動部材ダウンシフト位置へと移動する手動操作式の作動部材と、
     前記作動部材を前記アップシフト位置及び前記ダウンシフト位置の一方に付勢する第1付勢部材と、
     前記作動部材を初期位置に位置決めする初期位置位置決め部材と、
     前記ケーブルが、前記作動部材が前記作動部材初期位置まで移動するとケーブル初期位置まで移動し、前記作動部材が前記作動部材アップシフト位置まで移動するとケーブルアップシフト位置まで移動し、前記作動部材が前記作動部材ダウンシフト位置まで移動するとケーブルダウンシフト位置まで移動するように、前記ケーブルを前記作動部材に連結するケーブル取付部材と、
    を備えた自転車用変速機のシフト制御装置。
  2.  前記初期位置位置決め部材が、前記作動部材を前記作動部材アップシフト位置及び前記作動部材ダウンシフト位置の他方に向けて付勢する第2付勢部材を含む、請求項2に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  3.  前記ケーブル取付部材が、前記ケーブルが前記作動部材と一体に移動するように、前記ケーブルを前記作動部材に連結している、請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  4.  前記作動部材が回転自在に支持された基部部材を含み、
     前記第1付勢部材は、前記作動部材と前記基部部材との間に連結されたバネである、請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  5.  前記作動部材が回転自在に支持された基部部材と、
     前記基部部材に対して回転自在に支持された中間部材と、
     前記基部部材及び前記中間部材の一方に設けられた突起と、
     前記基部部材及び前記中間部材の他方に設けられた第1及び第2当接部とをさらに備え、
     前記中間部材の前記基部部材に対する回転を制限するために、前記突起が前記第1当接部と第2当接部との間に配置されており、
     前記初期位置位置決め部材が、前記突起、前記第1当接部及び前記第2当接部の少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  6.  前記初期位置位置決め部材が、前記作動部材アップシフト位置及び前記作動部材ダウンシフト位置の一方に向かう前記作動部材の移動を停止させるためのストッパを含む、請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  7.  前記作動部材が回転自在に支持された基部部材と、
     前記基部部材に対して回転自在に支持された中間部材とをさらに備え、
     前記ストッパが前記基部部材に連結された基部部材ストッパを含み、
     前記中間部材に連結された中間部材ストッパをさらに備え、
     前記基部部材に対する前記中間部材の回転を制限するために、前記中間部材ストッパが前記基部部材ストッパに係合する、
    請求項6に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  8.  前記作動部材が回転自在に支持された基部部材と、
     前記基部部材に対して回転自在に支持された中間部材とをさらに備え、
     前記第1付勢部材が前記中間部材と前記基部部材との間に連結されたバネである、請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  9.  基部部材と、
     前記基部部材に対して回転自在に支持されるとともに、前記作動部材を回転自在に支持する中間部材とをさらに備え、
     前記初期位置位置決め構成部材が、前記作動部材に連結された作動部材ストッパと、前記中間部材に連結された第1中間部材ストッパとを含み、
     前記中間部材に対する前記作動部材の回転を制限するために、前記作動部材ストッパが前記第1中間部材ストッパに係合する、
    請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  10.  前記初期位置位置決め部材が、前記基部部材に連結された基部部材ストッパと、前記中間部材に連結された第2中間部材ストッパとをさらに含み、
     前記基部部材に対する前記中間部材の回転を制限するために、前記第2中間部材ストッパが前記基部部材ストッパに係合する、
    請求項9に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  11.  基部部材と、
     前記基部部材に対して回転自在に支持されるとともに、前記作動部材を回転自在に支持する中間部材と、
     前記作動部材及び前記中間部材の一方に設けられた第1突起と、
     前記作動部材及び前記中間部材の他方に設けられた第1及び第2当接部と、
     前記基部部材及び前記中間部材の一方に設けられた第2突起と、
     前記基部部材及び前記中間部材の他方に設けられた第3及び第4当接部とをさらに備え、
     前記作動部材の前記中間部材に対する回転を制限するために、前記第1突起が前記第1当接部と前記第2当接部との間に配置されており、
     前記中間部材の前記基部部材に対する回転を制限するために、前記第2突起が前記第3当接部と前記第4当接部との間に配置されており、
     前記初期位置位置決め部材が、前記第1突起と、前記第2突起と、前記第1当接部及び前記第2当接部の少なくとも一方と、前記第3当接部及び前記第4当接部の少なくとも一方とを含む、請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  12.  取付ユニットと、
     前記取付ユニットに移動自在に取付けられ、第1ケーブル取付部材位置と第2ケーブル取付部材位置との間で移動するケーブル取付部材と、
     前記ケーブル取付部材を第1ケーブル取付部材位置に向けて付勢する第1ケーブル取付部材付勢機構と、
     第1作動部材位置と第2作動部材位置との間を移動する第1作動部材とを備え、
     前記第1作動部材と前記ケーブル取付部材とが、前記第1作動部材が前記第2作動部材位置に向けて移動すると前記ケーブル取付部材が前記第2ケーブル取付部材位置に移動するように連結されており、前記第1作動部材が前記第2作動部材位置に向けて移動している間に前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に向けて移動する、
    自転車用変速機のシフト制御装置。
  13.  前記第1作動部材が手動操作式の第1作動部材を含む、請求項1に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  14.  前記第1作動部材が第1作動部材駆動部材を含み、
     前記ケーブル取付部材が第1被駆動部材を含み、
     前記第1作動部材駆動部材が、前記ケーブル取付部材を前記第2ケーブル取付部材位置に向けて移動させるように、第1被駆動部材を駆動する、
    請求項12に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  15.  前記第1作動部材駆動部材が、前記第1被駆動部材を係合してこれを駆動し、
     前記第1作動部材が前記第2作動部材位置に向けて移動する間に、前記第1作動部材駆動部材の前記被駆動部材に対する係合を解除する第1解放部材をさらに備えている、
    請求項14に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  16.  第1作動部材駆動部材が第1作動部材当接部を含み、
     前記第1被駆動部材が第1ケーブル取付部材当接部を含み、
     前記第1作動部材が前記ケーブル取付部材を前記第2ケーブル取付部材位置に向けて移動させると、前記第1作動部材当接部が前記第1ケーブル取付部材当接部に接触する、
    請求項15に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  17.  前記解放部材が、前記第1作動部材当接部を前記第1ケーブル取付部材当接部から遠ざかる方向に移動させる第1カム面を含む、請求項16に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  18.  前記第1作動部材駆動部材が前記手動操作式第1作動部材に対して移動自在に支持されており、
     前記第1作動部材駆動部材を前記ケーブル取付部材に向けて付勢する第1駆動部材付勢機構をさらに備えている、
    請求項13に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  19.  第3作動部材位置と第4作動部材位置との間を移動する第2作動部材をさらに備え、
     前記第2作動部材及び前記ケーブル取付部材が、前記第2作動部材が前記第4作動部材位置に向けて移動すると前記ケーブル取付部材が第3ケーブル取付部材位置に向けて移動し、前記第2作動部材が前記第4作動部材位置に向けて移動し続けている間に前記ケーブル取付部材が第1ケーブル取付部材位置に向けて移動するように、連結されている、
    請求項12に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  20.  前記ケーブル取付部材が、前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2作動部材位置まで第1方向に移動し、前記ケーブル取付部材が、前記第1ケーブル取付部材位置から前記第3ケーブル取付部材位置まで前記第1方向とは異なる第2方向に移動する、請求項19に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  21.  前記ケーブル取付部材が前記取付ユニットに対して回転自在に支持されており、
     前記第1方向が前記第2方向と逆向きであり、
     前記ケーブル取付部材がワイヤ巻取り溝を有している、
    請求項20に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  22.  前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置に向けて付勢する第2ケーブル取付部材付勢機構をさらに含む、請求項20に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  23.  前記第1ケーブル取付部材付勢機構が前記ケーブル取付部材を第1付勢方向に付勢し、第2ケーブル取付部材付勢機構が前記ケーブル取付部材を第1付勢方向とは逆向きである第2付勢方向に付勢する、請求項22に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  24.  前記第1作動部材が第1作動部材駆動部材を含み、
     前記ケーブル取付部材が前記第1被駆動部材を含み、
     前記第1作動部材駆動部材が前記第1被駆動部材を駆動して、前記ケーブル取付部材を前記第2ケーブル取付部材位置に向けて第1駆動方向に移動させ、
     前記第2作動部材が第2作動部材駆動部材を含み、
     前記ケーブル取付部材が前記第2被駆動部材を含み、
     前記第2作動部材駆動部材が前記第2被駆動部材を駆動して、前記ケーブル取付部材を前記第3ケーブル取付部材位置に向けて、第1駆動方向とは異なる第2駆動方向に移動させる、
    請求項23に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  25.  前記第1作動部材駆動部材が前記第1被駆動部材に係合してこれを駆動し、前記第2作動部材駆動部材が前記第2被駆動部材に係合してこれを駆動し、
     前記第1作動部材が前記第2作動部材位置に向けて移動している間に、前記第1作動部材駆動部材の前記被駆動部材に対する係合を解除する第1解放部材と、
     前記第2作動部材が前記第4作動部材位置に向けて移動している間に、前記第2作動部材駆動部材の前記被駆動部材に対する係合を解除する第2解放部材と、
    をさらに備えた、請求項24に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  26.  前記第1作動部材駆動部材が第1作動部材当接部を含み、
     前記第1被駆動部材が第1ケーブル取付部材当接部を含み、
     前記第2作動部材駆動部材が第2作動部材当接部を含み、
     前記第2被駆動部材が第2ケーブル取付部材当接部を含み、
     前記第1作動部材が前記ケーブル取付部材を前記第2ケーブル取付部材位置に向けて移動させると、前記第1作動部材当接部が前記第1ケーブル取付部材当接部に接触し、前記第2作動部材が前記ケーブル取付部材を前記第3ケーブル取付部材位置に向けて移動させると、前記第2作動部材当接部が前記第2ケーブル取付部材当接部に接触する、
    請求項25に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  27.  前記第1解放部材が、前記第1作動部材当接部を前記第1ケーブル取付部材当接部から遠ざかる方向に移動させる第1カム面を含み、
     前記第2解放部材が、前記第2作動部材当接部を前記第2ケーブル取付部材当接部から遠ざかる方向に移動させる第2カム面を含む、
    請求項26に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  28.  前記第1作動部材が手動操作式第1作動部材を含み、前記第2作動部材が手動操作式第2作動部材を含み、
     前記第1作動部材駆動部材が前記手動操作式第1作動部材に対して移動自在に支持され、
     前記第2作動部材駆動部材が前記手動操作式第2作動部材に対して移動自在に支持され、
     前記第1作動部材駆動部材を前記ケーブル取付部材に向けて付勢する第1駆動部材付勢機構と、
     前記第2作動部材駆動部材を前記ケーブル取付部材に向けて付勢する第2駆動部材付勢機構とをさらに備えた、
    請求項25に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  29.  第1インジケータ位置と第2インジケータ位置との間を移動するインジケータと、
     前記ケーブル取付部材が前記第2ケーブル取付部材位置に向けて移動すると前記インジケータを前記第1インジケータ位置から前記第2インジケータ位置に移動させ、前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に向けて戻っても、前記インジケータを前記第1インジケータ位置に戻らせないインジケータ連結ユニットと、
    をさらに備えた請求項12に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  30.  前記インジケータ連結ユニットが、
     前記ケーブル取付部材と共に移動する第1インジケータ駆動部材と、
     前記インジケータと共に移動する第1インジケータ被駆動部材材とを含み、
     前記ケーブル取付部材が前記第2ケーブル取付部材位置に向けて移動すると、前記第1インジケータ駆動部材が前記第1インジケータ被駆動部材材に係合する、
    請求項29に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  31.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に向けて移動すると、前記第1インジケータ駆動部材の前記第1インジケータ被駆動部材材に対する係合が解除される、請求項30に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  32.  前記第1インジケータ駆動部材が第1インジケータ被駆動部材材係合位置と第1インジケータ被駆動部材材非係合位置との間を移動し、
     前記第1インジケータ駆動部材を前記第1インジケータ被駆動部材材係合位置に向けて付勢する第1付勢機構を含む、
    請求項31に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  33.  前記インジケータ連結ユニットが前記ケーブル取付部材に連結された伝動部材をさらに含み、
     前記第1インジケータ駆動部材が前記伝動部材に回動自在に連結された第1爪を含み、
     前記第1爪が、第1インジケータ被駆動部材材係合位置と第1インジケータ被駆動部材材非係合位置との間を移動し、
     前記第1付勢機構は、前記第1爪を前記第1インジケータ被駆動部材材係合位置に向けて付勢する、
    請求項32に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  34.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置にある間、前記第1爪を前記第1インジケータ被駆動部材材非係合位置に維持する爪支持部をさらに含む、請求項33に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  35.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2ケーブル取付部材位置に向けて第1ケーブル取付部材方向に移動し、前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置から前記第3ケーブル取付部材位置に向けて、第1ケーブル取付部材方向とは異なる第2ケーブル取付部材方向に移動し、
    する、請求項28に記載の装置。
     前記インジケータが前記第1インジケータ位置から前記第2インジケータ位置まで第1インジケータ方向に移動し、前記インジケータが前記第1インジケータ位置から第3インジケータ位置まで第1インジケータ方向とは異なる第2インジケータ方向に移動する、
    請求項30に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  36.  前記インジケータ連結ユニットが、
     前記ケーブル取付部材と共に移動する第2インジケータ駆動部材と、
     前記インジケータと共に移動する第2インジケータ被駆動部材材とをさらに含み、
     前記インジケータを前記第3インジケータ位置に移動させるように前記ケーブル取付部材が前記第3ケーブル取付部材位置に向けて移動すると、前記第2インジケータ駆動部材が前記第2インジケータ被駆動部材材に係合する、
    請求項35に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  37.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に向けて戻るように移動すると、前記第1インジケータ駆動部材の前記第1インジケータ被駆動部材材に対する係合が解除され、前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に向けて戻るように移動すると、前記第2インジケータ駆動部材の前記第2インジケータ被駆動部材に対する係合が解除される、請求項36に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  38.  前記第1インジケータ駆動部材が第1インジケータ被駆動部材係合位置と第1インジケータ被駆動部材非係合位置との間を移動し、前記第2インジケータ駆動部材が第2インジケータ被駆動部材係合位置と第2インジケータ被駆動部材非係合位置との間を移動し、
     前記第1インジケータ駆動部材を前記第1インジケータ被駆動部材係合位置に向けて付勢する第1付勢機構と、
     前記第2インジケータ駆動部材を前記第2インジケータ被駆動部材係合位置に向けて付勢する第2付勢機構とをさらに備えた、
    請求項37に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  39.  前記インジケータ連結ユニットが前記ケーブル取付部材に連結された伝動部材をさらに含み、
     前記第1インジケータ駆動部材が前記伝動部材に回動自在に連結された第1爪を含み、
     前記第2インジケータ駆動部材が前記伝動部材に回動自在に連結された第2爪を含む、
    請求項37に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  40.  前記第1爪が第1インジケータ被駆動部材係合位置と第1インジケータ被駆動部材非係合位置との間を移動し、
     前記第2爪が第2インジケータ被駆動部材係合位置と第2インジケータ被駆動部材非係合位置との間を移動し、
     前記第1爪を前記第1インジケータ被駆動部材係合位置に向けて付勢する第1付勢機構と、
     前記第2爪を前記第2インジケータ被駆動部材係合位置に向けて付勢する第2付勢機構とをさらに備えた、
    請求項39に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  41.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置にある間、前記第1爪を前記第1インジケータ被駆動部材非係合位置に維持し、前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置にある間、前記第2爪を前記第2インジケータ被駆動部材非係合位置に維持する爪支持部をさらに備えた、請求項40に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  42.  取付ユニットと、
     前記取付ユニットに移動自在に取り付けられ、第1ケーブル取付部材位置と第2ケーブル取付部材位置との間で移動する第1被駆動部材を含むケーブル取付部材と、
     前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置に向けて付勢する第1ケーブル取付部材付勢機構と、
     第1シフト制御位置と第2シフト制御位置との間を移動する第1作動部材駆動部材を含む第1作動部材とを備え、
     前記第1作動部材が前記第2シフト制御位置に向けて移動すると、前記第1作動部材駆動部材が前記第1被駆動部材に係合して、前記ケーブル取付部材を第2ケーブル取付部材位置に向けて移動させ、
     前記第1作動部材が前記第2シフト制御位置に向けて移動している間に、前記第1作動部材駆動部材の前記被駆動部材に対する係合が解除されて、前記ケーブル取付部材を第1ケーブル取付部材位置に向けて移動可能である、
    自転車用変速機のシフト制御装置。
  43.  取付ユニットと、
     前記取付ユニットに対して移動自在に取り付けられ、第1ケーブル取付部材位置と第2ケーブル取付部材位置との間で移動するケーブル取付部材と、
     第1インジケータ位置と第2インジケータ位置との間で移動するインジケータと、
     前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に向けて戻ったときに前記インジケータを前記第1インジケータ位置に戻させず、前記ケーブル取付部材が前記第2ケーブル取付部材位置に向けて移動したときに前記インジケータを前記第1インジケータ位置から前記第2インジケータ位置に移動させるインジケータ連結ユニットと、
    を備えた自転車用変速機のシフト制御装置用インジケータ装置。
  44.  自転車用変速機を複数の変速位置に移動させるために複数の作動部材位置に移動する作動部材のためのシフト制御装置であって、
     前記作動部材を動作させるために第1ケーブル取付部材位置と、前記第1ケーブル取付部材位置から延在する第1移動路上に位置する第2ケーブル取付部材位置と、前記第1ケーブル取付部材位置から延在し前記第1移動路とは異なる第2移動路上にある第3ケーブル取付部材位置との間を移動するケーブル取付部材と、
     前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2ケーブル取付部材位置に向けて、及び前記第1ケーブル取付部材位置から前記第3ケーブル取付部材位置に向けて移動できるように、前記ケーブル取付部材を動作させる操作機構と、
     前記操作機構が停止状態にある間、前記ケーブル取付部材を前記操作機構に固定するケーブル取付部材初期位置位置決め機構と、
    を含む自転車用変速機のシフト制御装置。
  45.  前記操作機構が、前記自転車のハンドルバー周りを回転するようにされた回転自在な部材と、前記回転自在な部材から半径方向外向きに延出する第1指突起とを有し、
     前記ケーブル取付部材が前記回転自在な部材と一体となって回転する、
    請求項44に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  46.  前記回転自在な部材が前記ハンドルバーを取り囲むようにされた管状部材を含み、
     前記第1指突起が前記管状部材から半径方向外向きに延出する、
    請求項45に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  47.  前記管状部材から半径方向外向きに延出する第2の指突起をさらに含む、請求項45に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  48.  前記ケーブル取付部材初期位置位置決め機構が、前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置に向けて付勢するケーブル取付部材付勢機構を含む、請求項47に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  49.  前記操作機構が、
     第1位置と第2位置との間を移動する手動操作式部材と、
     前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方に向けて移動させるために、前記手動操作式部材の前記第1位置から前記第2位置までの移動を前記ケーブル取付部材に伝達する駆動制御機構と、
    を含む、請求項44に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  50.  前記駆動制御機構により、前記手動操作式部材が前記第2位置に向けて移動し続けている間に、前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に移動して戻ることができる、請求項49に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  51.  前記ケーブル取付部材が制御面を含み、
     前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方に向けて移動させるために、前記駆動制御機構が、前記制御面に係合する作動部材駆動部材を含む、
    請求項50に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  52.  前記手動操作式部材が前記第2位置に向けて移動し続けている間に、前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置に向けて移動させられるように、前記作動部材駆動部材の前記制御面に対する係合が解除される、請求項51に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  53.  前記ケーブル取付部材が、前記第1ケーブル取付部材位置、前記第2ケーブル取付部材位置、前記第3ケーブル取付部材位置の間を回転する回転自在なワイヤ巻取部材を含む、請求項52に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  54.  前記手動操作式部材が前記第1位置に復帰すると、前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置に復帰する、請求項49に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  55.  前記手動操作式部材が前記第2位置に移動すると、前記ケーブル取付部材が前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方に移動する、請求項54に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  56.  前記ケーブル取付部材が制御面を含み、前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方に向けて移動させるために、前記駆動制御機構が、前記制御面を係合する作動部材駆動部材を含む、請求項55に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  57.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置から前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方に向けて移動する間、前記作動部材駆動部材が前記制御面と係合した状態を保つ、請求項56に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  58.  前記ケーブル取付部材が前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方から前記第1ケーブル取付部材位置に向けて移動する間、前記作動部材駆動部材が前記制御面と係合した状態を保つ、請求項57に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  59.  前記ケーブル取付部材が、前記第1ケーブル取付部材位置、前記第2ケーブル取付部材位置、及び前記第3ケーブル取付部材位置の間を回転する回転自在なワイヤ巻取部材を含む、請求項58に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  60.  前記ケーブル取付部材初期位置位置決め機構が、前記回転自在なワイヤ巻取部材を前記第1ケーブル取付部材位置、前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の1つに向けて付勢するケーブル取付部材付勢機構を含む、請求項59に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  61.  前記ケーブル取付部材付勢機構が、前記回転自在なワイヤ巻取部材を前記第1ケーブル取付部材位置から遠ざかる方向に付勢する、前記請求項60に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  62.  前記ケーブル取付部材初期位置位置決め機構が、前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置から遠ざかる方向に付勢するケーブル取付部材付勢機構を含む、請求項55に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  63.  前記手動操作式部材が前記第1位置から前記第2位置へ向けて移動すると、前記手動操作式部材が前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置から解放する、請求項62に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  64.  前記ケーブル取付部材が作動部材制御面を含み、前記駆動制御機構が、前記ケーブル取付部材を前記第1ケーブル取付部材位置に維持するために前記作動部材制御面に係合する作動部材を含む、請求項63に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  65.  前記ケーブル取付部材が前記第1ケーブル取付部材位置から遠ざかる方向に移動できるように、前記手動操作式部材が前記第2位置に向けて移動する間に、前記作動部材が前記作動部材制御面から遠ざかる方向に移動する、請求項64に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  66.  前記駆動制御機構が、前記手動操作式部材が前記第2位置に向けて移動すると前記作動部材を前記作動部材制御面から遠ざかる方向に移動させるカム部材を含む、請求項65に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  67.  前記駆動制御機構が、前記作動部材を前記作動部材制御面と係合する方向に付勢する作動部材付勢機構をさらに含む、請求項66に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
  68.  前記ケーブル取付部材が制御面を含み、
     前記駆動制御機構が、前記ケーブル取付部材を前記第2ケーブル取付部材位置及び前記第3ケーブル取付部材位置の一方から前記第1ケーブル取付部材位置に向けて移動させるために前記手動操作式部材が前記第2位置から前記第1位置へ移動する間、前記制御面に係合する作動部材を含む、請求項62に記載の自転車用変速機のシフト制御装置。
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