JP2002291693A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2002291693A
JP2002291693A JP2001096844A JP2001096844A JP2002291693A JP 2002291693 A JP2002291693 A JP 2002291693A JP 2001096844 A JP2001096844 A JP 2001096844A JP 2001096844 A JP2001096844 A JP 2001096844A JP 2002291693 A JP2002291693 A JP 2002291693A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率良く固体撮像素子を放熱させ、この固体撮
像素子の電気特性を向上可能な小型の撮像装置を実現す
る。 【解決手段】 撮像装置は、撮像素子ユニット34を備
えて構成される。前記撮像素子ユニット34は、先端側
に対物レンズ枠の基端側外周を嵌合する撮像素子枠38
に固体撮像素子33を保持されて構成される。前記撮像
素子枠38は、この左右に延出部38aを設けている。
この延出部38aの先端部分は、前記撮像素子ユニット
34の略中心軸より下側部分が更に後端側へ延出し保持
部38bを形成している。前記固体撮像素子33は、こ
の裏面近傍に熱伝導性の高い放熱部材57を配設され、
この放熱部材57との間に熱伝導性の高い樹脂を充填さ
れる。前記放熱部材57は、前記延出部38aに突き当
てられ、嵌合部で前記撮像素子枠38の嵌合部に面接触
して固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、特に内
視鏡の挿入部先端部に内蔵される撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡は、工業用又は医療用
広く用いられている。上記工業用の内視鏡は、細長の挿
入部をボイラ、エンジン、化学プラントなどの管内、或
いは機械内に挿入し、対象物の観察及び検査などに用い
られている。また、上記医療用の内視鏡は、細長の挿入
部を体腔内に挿入することによって体腔内の患部等を観
察したり、必要に応じて処置具を鉗子チャンネル内に挿
通して治療処置を行うことができる。このような内視鏡
は、挿入部の先端側に対物光学系から取り込んだ被写体
像を撮像するCCD等の固体撮像素子を有する撮像装置
を内蔵した電子内視鏡がある。
【0003】上記電子内視鏡に用いられる撮像装置は、
例えば、特許第2665441号公報に記載されている
ように固体撮像素子の裏面に電子部品が実装された回路
基板を設け、この回路基板に信号線と上記固体撮像素子
から延出した外部リードとを接続しているものが提案さ
れている。このような撮像装置は、用いられる固体撮像
素子の電気特性が温度依存するので、固体撮像素子が駆
動する際に発生する熱を放熱する手段が必要である。
【0004】上記撮像装置は、上記固体撮像素子、回路
基板、信号線の先端部外周を金属製のシールド枠で覆
い、このシールド枠の内部を熱伝導性の高い樹脂にて封
止されると共に、上記シールド枠の外周に熱伝導性の良
い薄肉の熱収縮チューブで被覆されて構成されている。
上記撮像装置は、上記固体撮像素子で発生する熱を、こ
の固体撮像素子の側面に近接したシールド枠、樹脂、熱
収縮チューブで経由し、内視鏡の挿入部先端部の先端構
成部材へ放熱している。そして、挿入部先端部の先端構
成部材へ伝達された熱は、この挿入部先端部の先端構成
部材から湾曲部の湾曲駒、可撓管部のブレード等を介し
て内視鏡手元側へ伝達され、内視鏡外へ放熱されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
許第2665441号公報に記載の撮像装置は、小型の
固体撮像素子を用いた場合、この固体撮像素子側面の面
積が減少して、この固体撮像素子で発生する熱を上記放
熱構造で効率良く放熱することができなかった。
【0006】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、効率良く固体撮像素子を放熱させ、この固
体撮像素子の電気特性を向上可能な小型の撮像装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、固体撮像素子及びこの固体撮像素子を保
持するための撮像素子枠を有する撮像装置において、前
記固体撮像素子の近傍又は、この固体撮像素子に寄与す
る固体撮像素子以外の能動素子の近傍に、熱伝導性の高
い放熱部材を設けると共に、この放熱部材を前記撮像素
子枠に固定することを特徴としている。この構成によ
り、効率良く固体撮像素子を放熱させ、この固体撮像素
子の電気特性を向上可能な小型の撮像装置を実現する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図10は本発明の第1
の実施の形態に係わり、図1は本発明の第1の実施の形
態の撮像装置を備えた内視鏡装置の全体構成を示す説明
図、図2は図1の内視鏡の挿入部先端部を示す断面図、
図3は本発明の第1の実施の形態の撮像装置を示す縦断
面図、図4は図3の対物レンズユニットを示す断面拡大
図、図5は図3の撮像装置のA矢視方向横断面図、図6
は図3のC−C断面図、図7は図3の延出部及び放熱部
材の外観斜視図、図8は図3のD−D断面図、図9は図
3の撮像装置のB矢視方向横断面図、図10は図3のE
矢視方向断面図である。
【0009】図1に示すように本実施の形態を備えた内
視鏡装置1は、撮像装置として後述のCCD等の固体撮
像素子を有する電子内視鏡(単に内視鏡)2と、この内
視鏡2へ照明光を供給する光源装置3と、前記内視鏡2
の制御及び内視鏡2で得た画像信号に対して信号処理を
行うビデオプロセッサ4と、このビデオプロセッサ4か
ら出力される映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモ
ニタ5とで主に構成されている。
【0010】前記内視鏡2は、細長な挿入部11及びこ
の挿入部11の基端側に操作部12を備え、この操作部
12の側部より図示しない照明光伝達手段などを内挿し
たユニバーサルコード13を延出して構成されている。
前記内視鏡2は、このユニバーサルコード13の端部に
設けたライトガイドコネクタ13aを介して前記光源装
置3と着脱自在に接続されるようになっており、このラ
イトガイドコネクタ13aの側部より延出する信号ケー
ブル14の端部に設けた電気コネクタ14aを介して前
記ビデオプロセッサ4と着脱自在に接続されるようにな
っている。尚、前記ビデオプロセッサ4は、図示しない
VTRデッキ、ビデオプリンタ、ビデオディスク等の周
辺機器が接続可能である。
【0011】前記挿入部11は、先端に設けられた先端
硬性部15と、この先端硬性部15の基端側に設けら
れ、複数の湾曲駒にて構成した湾曲自在の湾曲部16
と、この湾曲部16の基端側に設けられた長尺で可撓性
を有する可撓管部17とから構成されている。前記操作
部12は、この後方側に図示しない湾曲操作レバーが設
けられており、この湾曲操作レバーを回動操作すること
により前記湾曲部16を湾曲することができるようにな
っている。また、前記操作部12は、この前端付近に生
検鉗子やレーザープローブ等の処置具を挿入する処置具
挿入口18が設けられており、処置具を挿入すること
で、その内部に配設された図示しない処置具挿通用チャ
ンネルを経て処置具の先端側を突出させることができ、
患部組織を採取する生検等を行うことができる。
【0012】図2に示すように前記先端硬性部15に
は、先端部材21が設けられている。この先端部材21
の挿入部後方側には、前記湾曲部16が配設されてい
る。また、前記先端部材21の挿入部先端側には、電気
絶縁性の先端カバー22が嵌合している。前記湾曲部1
6の外周には、弾性のある湾曲ゴム23を配設してい
る。この湾曲ゴム23の挿入部先端側は伸縮性の少ない
糸24で前記先端部材21に対して糸巻き固定し、更
に、接着剤で固定することで、内視鏡挿入部の水密確保
を行っている。
【0013】前記先端部材21には、撮像装置25を配
設する透孔26が形成されている。前記撮像装置25と
前記透孔26との隙間には、熱伝導性の良い接着剤27
が充填され前記撮像装置25を固定している。また、前
記先端部材21には、透孔28が形成されており、この
透孔28には前記挿入部11内に挿通されているライト
ガイド29の先端側が固定され、このライトガイド29
で伝達された前記光源装置3からの照明光を出射する照
明光学系30が配設されている。
【0014】前記光源装置3内に設けられている図示し
ないランプより供給された照明光は、ライトガイドコネ
クタ13a、ユニバーサルコード13及び内視鏡2の操
作部12及び挿入部11内を挿通する前記ライトガイド
29を介して先端硬質部15まで導かれ、伝送した照明
光を先端面から照明光学系30を経て被写体を照明す
る。前記照明光で照明されて得られる被写体像は、前記
先端硬質部15に設けた前記撮像装置25で撮像され電
気信号に変換された後、この電気信号を前記ビデオプロ
セッサ4に伝達される。このビデオプロセッサ4は、伝
達された電気信号からビデオ信号に信号処理した後、こ
のビデオ信号を前記モニタ5に伝達して、モニタ画面上
に観察画像を表示するようになっている。
【0015】次に、前記内視鏡2に内蔵される前記撮像
装置25の詳細構成を説明する。図3に示すように前記
撮像装置25は、複数のレンズ群31(31a〜31
d)を対物レンズ枠32aの所定位置に配設した対物レ
ンズユニット32と、この対物レンズユニット32で結
像した光学像を光電変換するための固体撮像素子33を
有する撮像素子ユニット34とで構成されている。対物
レンズユニット32は、被写体像が前記固体撮像素子3
3の受光部33aに結像するように設定されている。
【0016】前記撮像素子ユニット34は、前記固体撮
像素子33と、ガラスリッド35と、カバーガラス36
及び遮光マスク37を撮像素子枠38に一括保持されて
構成される。前記ガラスリッド35は、前記固体撮像素
子33の受光部33a表面にガラスリッド35が張り合
わせられる。そして、これら固体撮像素子33及びガラ
スリッド35は、このガラスリッド35の先端側に前記
カバーガラス36を位置合わせた後、紫外線硬化型の接
着剤等の封止樹脂35aで接着固定されるようになって
いる。前記カバーガラス36は、前記遮光マスク37が
配設された状態で、前記撮像素子枠38に一括保持され
る。そして、前記撮像素子枠38は、この先端側に前記
対物レンズ枠32aの基端側外周を嵌合するようになっ
ている。
【0017】前記対物レンズユニット32は、図4に示
すように前記レンズ群31(31a〜31d)の他に、
赤外線を吸収する平板の赤外線吸収フィルタ(赤外フィ
ルタ)41、遮光マスク42、明るさ絞り43、前記レ
ンズ群31のレンズ31bとレンズ31dとのレンズ面
間を調整するスペーサ44a、44bが前記対物レンズ
枠32aに収納されている。
【0018】前記固体撮像素子33は、赤外光に対して
も高い感度を有するため、内視鏡検査で不必要な赤外光
を前記赤外フィルタ41によって吸収している。先端レ
ンズ31aは挿入部先端硬性部15の外表面に露出する
ため傷などが付き易く、この部分が内視鏡検査の妨げと
なることがある。このため、従来では、前記先端レンズ
31aを交換する場合、傷の付いた先端レンズ31aを
割り新しいレンズと交換していた。このとき、先端レン
ズ31aの破片が前記対物レンズユニット32の内部へ
侵入する虞れがあるので、先端レンズ31aの裏面には
光学的に無関係な平板のガラスを1枚多く設ける必要が
あった。本実施の形態では、前記対物レンズユニット3
2の光路長を短縮するために、前記先端レンズ31aの
裏面に光学特性上必要な前記赤外フィルタ41を設け、
レンズ枚数を減らす構成となっている。
【0019】前記固体撮像素子33の後方側には、コン
デンサ51a、51bやベアチップであるバッファIC
( Integrated Circuit )52等の電気回路部品が実装
される可撓性基板53が設けられている。前記可撓性基
板53は、ポリイミド、ガラスエポキシ、ポリエステル
等の有機素材のベースフィルムに電気パターンを両面に
形成している。尚、前記バッファIC52は、フリップ
チップ接続方式にて前記可撓性基板53に固定されてお
り、前記固体撮像素子33から得られた微弱の電気信号
を増幅するものである。
【0020】また、前記固体撮像素子33やバッファI
C52は、能動素子であるので、駆動時に発熱する。従
って、本実施の形態では、これら固体撮像素子33やバ
ッファIC52のお互いの熱の影響を無くすため、熱容
量の大きい前記コンデンサ51bを前記固体撮像素子3
3と前記バッファIC52との間に配置している。
【0021】前記可撓性基板53は、この一端から延出
したインナーリード54を前記固体撮像素子33の受光
部33aと同一面上に設けた図示しない電極に電気的に
接続されている。また、前記可撓性基板53は、信号線
55を介して前記ビデオプロセッサ4に電気接続されて
いる。このことにより、前記固体撮像素子33は、前記
可撓性基板53を介して前記ビデオプロセッサ4に電気
的に接続され、前記ビデオプロセッサ4からの駆動信号
は前記固体撮像素子33へ伝達されると共に、前記固体
撮像素子33からの電気信号は前記バッファIC52で
増幅されて前記ビデオプロセッサ4へ伝達されるように
なっている。尚、前記バッファIC52と前記可撓性基
板53との接合部周辺には、この可撓性基板53との固
定強度を向上させるため、図示しないアンダーフィル材
が充填されている。
【0022】前記固体撮像素子33及び前記信号線55
の先端部周辺部は、熱伝導性の良い樹脂が塗布され、そ
の外表面には熱収縮性チューブ56aが配設されてい
る。前記熱収縮性チューブ56aは、前記撮像装置25
の外形に大きく寄与するため、薄肉のものが使用されて
いる。一般的に、薄肉の熱収縮性チューブ56aは、熱
収縮率が悪く端部では前記撮像装置25の外側へ反りか
える傾向がある。このため、本実施の形態では、前記熱
収縮性チューブ56aの先端部をG面で斜めカットする
ことで、前記撮像素子枠38に対して前記熱収縮性チュ
ーブ56aの接触面積を少なくでき、この熱収縮性チュ
ーブ56aを前記撮像素子枠38に密着固定することが
可能となっている。
【0023】また、内視鏡2は、挿入部径が細い方が有
効であるため、必然的に前記挿入部11に内蔵される信
号線55も細径化が図られるようになっている。このた
め、従来では、細い信号線55に対して、収縮率の悪い
熱収縮性チューブ56aでケーブル先端部を収縮させる
と、前記熱収縮性チューブ56aと前記信号線55の間
に隙間が開いてしまう。本実施の形態では、前記信号線
55と前記熱収縮性チューブ56aとの間に短長の熱収
縮チューブ56bを設け密着固定を行っている。これに
より、前記固体撮像素子33の外表面は、前記熱収縮性
チューブ56aを使って確実に封止することができ、撮
像装置内への湿気の浸入を低減でき、信頼性を向上させ
ることができる。
【0024】本実施の形態では、前記固体撮像素子33
の近傍に、熱伝導性の高い放熱部材を設けると共に、こ
の放熱部材を前記撮像素子枠38に固定するように構成
する。図5及び図6に示すように前記固体撮像素子33
を保持するための前記撮像素子枠38は、この左右に前
記信号線55の方向へ延出する延出部38aを設けてお
り、この延出部38aは前記固体撮像素子33裏面より
長く延出している。このため、前記ガラスリッド35と
前記固体撮像素子33の剥離を起こすような応力を受け
た場合でも、前記延出部38aによって接着界面部の応
力を低減でき、前記ガラスリッド35の剥離防止が可能
となっている。
【0025】前記撮像素子枠38の前記延出部38aの
先端部分は、図7及び図8に示すような形状となってお
り、前記撮像素子ユニット34の略中心軸より下側部分
が更に後端側へ延出し保持部38bを形成している。前
記固体撮像素子33の裏面近傍には、熱伝導性の高い金
属性の放熱部材57を配設しており、前記固体撮像素子
33と前記放熱部材57との間には熱伝導性の高い樹脂
を充填している。前記放熱部材57は、前記延出部38
aのF面に突き当てられ、嵌合部57aで前記撮像素子
枠38の嵌合部38cに面接触して固定されるようにな
っている。
【0026】このことにより、前記放熱部材57を介し
て、前記固体撮像素子33の駆動熱を速やかに前記撮像
素子枠38へ逃がし、更に、この撮像素子枠38と嵌合
している前記対物レンズ枠32aへ駆動熱を放熱するこ
とができるようになっている。即ち、前記固体撮像素子
33の駆動熱は、熱伝導の良い金属部材の面接触経路を
介し、効率よく挿入部先端硬質部15の先端部材21へ
放熱することができる。そして、挿入部先端硬質部15
の先端部材21へ伝達された熱は、湾曲部16の湾曲
駒、可撓管部17のブレード等を介して内視鏡手元側へ
伝達され、内視鏡外へ放熱されるようになっている。
【0027】更に、上述した図5に示すように前記コン
デンサ51bの一方の電極には、単純線61が電気接続
され、一方の電極には同軸線62(62a〜62d)に
構成されているシールド部を束ねたシールド束63が電
気接続することで、前記固体撮像素子33及び前記バッ
ファIC52の駆動熱を信号線55へ積極的に放熱する
ように構成している。
【0028】また、前記単純線61とバッファIC52
との間には、少なくとも絶縁テープ64が設けられてい
る。前記バッファIC52は、上述したようにベアチッ
プであるため、四隅がエッジ状に形成されている。本実
施の形態では、前記絶縁テープ64を設けることによ
り、前記バッファIC52の四隅部が直接前記単純線6
1に接触することが無くなるため、ストレスに起因する
断線を低減することができるようになっている。
【0029】同軸線62(62a〜62d)は、図9に
示すように、前記可撓性基板53の電子部品が実装され
ている反対側の面に設けたケーブルランド65(65a
〜65d)に電気接続されている。同軸線62(62a
〜62d)をケーブルランド65(65a〜65d)に
それぞれ接続する場合、先ず始めに同軸線62b及び同
軸線62cを作業者手前側に引き出した後、撮像装置2
5の中心軸側に配置される同軸線62aと同軸線62d
をケーブルランド65a、65dに接続する。尚、撮像
装置25に対する信号線55の位置決めバラツキを少な
くするため、1番始めに半田接続する同軸線62a及び
同軸線62dに対応したケーブルランド65a、65d
は、信号線55に近接した方が良いので、前記可撓性基
板53の後端側へ設けられている。同軸線62aは、ケ
ーブルランド65aへ、同軸線62dはケーブルランド
65dへ各々電気接続される。次に、同軸線62bと同
軸線62cは、前記可撓性基板53の先端側にあるケー
ブルランド65bとケーブルランド65cに各々電気接
続される。
【0030】尚、同軸線62dは、前記バッファIC5
2からの出力信号線で、同軸線62bは固体撮像素子3
3を駆動させる駆動信号線である。これら信号線を伝達
する信号の中で、駆動信号の周波数が一番速い。従っ
て、駆動信号と出力信号とのクロストークを低減させる
ため、図10に示すように前記信号線55のケーブルの
配列は、これら同軸線62bと同軸線62dとは隣接し
ない配置となっている。
【0031】前記信号線55は、単純線61、同軸線6
2(62a〜62d)及び中心介在66が捩られて構成
されており、その外周を高分子テープ67、外部シール
ド68、高分子樹脂69の順で覆われている。前記中心
介在66は、表面の滑り性が高いアラミド繊維で形成さ
れている。このため、前記信号線55に屈曲等のストレ
スを加えた場合、単純線61や同軸線62(62a〜6
2d)が互いに干渉しづらく、信号線の耐久性が向上し
ている。
【0032】このように構成された本実施の形態の撮像
装置25は、小型で、効率良く固体撮像素子33を放熱
させ、この固体撮像素子33が電気特性を向上させるこ
とができる。
【0033】(第2の実施の形態)図11ないし図16
は本発明の第2の実施の形態に係わり、図11は本発明
の第2の実施の形態の撮像装置を示す横断面図、図12
は図11の固体撮像素子の駆動概念図、図13は図11
のH−H断面図、図14は図11のI−I断面図、図1
5は図11の撮像装置のK矢視方向縦断面図、図16は
図11のJ−J断面図である。
【0034】本第2の実施の形態では、前記固体撮像素
子33の出力部分に当たる封止樹脂35a周辺の熱を放
熱するように構成する。それ以外の構成は上記第1の実
施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構成には同じ
符号を付して説明する。
【0035】図11に示すように本第2の実施の形態を
備えた撮像装置の撮像素子ユニット70は、上記第1の
実施の形態で説明したように前記可撓性基板53の一端
から延出したインナーリード54が前記固体撮像素子3
3の受光部33aと同一面上に設けた図示しない電極と
電気接続している。
【0036】前記固体撮像素子33は、図12に示すよ
うに有る一定時に貯えられた電荷を、垂直転送パルスに
よって1ライン毎に水平転送部に送信している。更に、
水辺転送部に送られた1ライン分の微弱な信号電荷は、
水平転送パルスによって順次出力アンプ71に送られ増
幅後出力されるようになっている。このため、固体撮像
素子33の全消費電流の中で順次出力アンプ71近傍の
消費電流の比率が高く、出力部分に当たる封止樹脂35
aの周辺は固体撮像素子33の他のどの部分よりも発熱
している。
【0037】そこで、本実施の形態では、図11〜図1
4に示すように前記撮像素子枠72の左右方向に上述し
た第1の実施の形態で説明したのと同様な延出部72a
を設ける上に、更に前記封止樹脂35aの周辺に相対す
る撮像装置下側に延出部72bを設けている。
【0038】この構造により、前記封止樹脂35a周辺
の熱も前記延出部72bに伝わり、撮像素子枠72から
放熱されるため、上記第1の実施の形態よりも更に固体
撮像素子33の駆動熱を内視鏡先端部材へ放熱すること
ができる。
【0039】尚、前記固体撮像素子33の外周は、図1
1〜14に示すように薄い金属性の板を祈り曲げ加工し
た補強枠73を設けており、この補強枠73と前記撮像
素子枠72とは嵌合して構成されている。
【0040】前記固体撮像素子33から延出した前記可
撓性基板53の角度ばらつきにより、この可撓性基板5
3上に実装された電子部品と、前記補強枠73の電気接
触を避けるため、この補強枠73の内面には絶縁性収縮
チューブ74を設けている。
【0041】この絶縁性収縮チューブ74は、収縮する
際、前記固体撮像素子33側の端部が前記信号線55側
へ縮む特性がある。このため、本実施の形態では、前記
信号線55のストリップ部55aと前記補強枠73との
接触を防ぐため、図13及び図14に示すようにこの補
強枠73に切欠部73aを形成している。そして、前記
補強枠73の外周には、熱収縮性チューブ56cを設け
ており、撮像素子ユニット70内への湿気等の浸入を防
ぎ、信頼性向上を図っている。
【0042】また、図15に示すように、前記同軸線6
2の前記シールド束63と前記コンデンサ51bとの電
気接続は、ジャンパー線75を介して接続している。こ
れにより、太いシールド束63部分をコンデンサ51b
まで引き伸ばす必要がなくなるため、前記補強枠73と
干渉がなくなり撮像素子ユニット70を小型化できる。
【0043】前記ジャンパー線75と前記シールド束6
3との絡げ部75aは、図16に示すように前記補強枠
73の略対角方向に配置することにより、前記ジャンパ
ー線75の絡げ部75aと前記補強枠73との干渉を避
け、撮像素子ユニット70の小型化を図っている。その
他の構成は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0044】このように構成された撮像素子ユニット7
0を有する本第2の実施の形態の撮像装置は、上記第1
の実施の形態と比べ、放熱部材57を介して固体撮像素
子33による駆動熱を撮像素子枠38や補強枠73にも
伝達して挿入部先端硬質部15の先端部材21へ放熱す
ることができる。また、本第2の実施の形態の撮像装置
は、補強枠73の表面積が広く、内視鏡先端部材21と
の熱伝導経路が増ずため、上記第1の実施の形態よりも
更に放熱効果に優れている。
【0045】(第3の実施の形態)図17及び図18は
本発明の第3の実施の形態に係わり、図17は本発明の
第3の実施の形態の撮像装置を示す部分断面図、図18
は図17のコの字型放熱部材を示す外観斜視図である。
【0046】上記第1、第2の実施の形態では、前記固
体撮像素子33を保持する撮像素子枠に設けた放熱部材
57を介して前記固体撮像素子33の駆動熱を挿入部先
端硬質部15の先端部材21へ放熱するように構成して
いるが、本第3の実施の形態では、能動素子である前記
バッファIC34の熱を挿入部先端硬質部15の先端部
材21へ放熱するように構成する。それ以外の構成は上
記第1の実施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構
成には同じ符号を付して説明する。
【0047】図17に示すように本第3の実施の形態を
備えた撮像装置80は、上記第1の実施の形態で説明し
たように前記可撓性基板53の一端から延出したインナ
ーリード54が前記固体撮像素子33の受光部33aと
同一面上に設けた図示しない電極と電気接続している。
【0048】前記固体撮像素子33及び前記バッファI
C52は、能動素子であり、前記可撓性基板53を境に
表裏関係の位置となるように構成されている。即ち、前
記固体撮像素子33は領域Iに、前記バッファIC52
は領域IIに配置されている。このことにより、可撓性基
板53を境に固体撮像素子33とバッファIC52を別
領域に配置することで、発熱体であるバッファIC52
から固体撮像素子33への熱流動を防ぐことができる。
【0049】前記バッファIC52の近傍には、図18
に示すように熱伝導の良いコの字型放熱部材81が設け
られ、バッファIC52側面とコの字型放熱部材81の
H面とが面接触するような寸法となっている。尚、コン
デンサ51cには、前記信号線55を構成している前記
単純線61が電気接続される。
【0050】前記コの字型放熱部材81は、撮偉素子ユ
ニット80外周を覆う熱収縮チューブ56dに近接して
いるため、能動素子であるバッファIC52の駆動熱を
積極的に内視鏡先端部材へ放熱することができる。その
他の構成は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0051】このように構成された撮像装置80は、上
記第1の実施の形態と比べ、発熱体であるバッファIC
52から固体撮像素子33への熱流動を防ぐことができ
る。
【0052】(第4の実施の形態)図19は本発明の第
4の実施の形態に係る撮像装置を示す部分断面図であ
る。上記第1〜第3の実施の形態では、前記可撓性基板
53から延出するインナーリード54が前記固体撮像素
子33の受光部33a面端部の一辺に電気接続している
構成の撮像装置に本発明を適用しているが、本第4の実
施の形態では、前記可撓性基板53から延出するインナ
ーリード54が前記固体撮像素子33の受光部33a面
端部の2辺に電気接続している構成の撮像装置に本発明
を適用する。それ以外の構成は上記第1の実施の形態と
同様なので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付し
て説明する。
【0053】図19に示すように本第4の実施の形態を
備えた撮像装置90は、前記可撓性基板53の一端より
延出する数本のインナーリード54aが前記固体撮像素
子33の受光部33a面端部に設けられた2箇所以上の
図示しない電極に電気接続している。また、前記可撓性
基板53の他端より延出しているインナーリード54b
は、コンデンサ51aやバッファIC52が実装された
硬性基板91と電気接続している。この硬性基板91に
は、単純線61等が電気接続している。
【0054】前記カバーガラス36を保持している撮像
素子枠92は、この端面より前記単純線61側へ延出す
る延出部92aを設けている。前記固体撮像素子33の
後端側近傍に設けた放熱部材93は、上記第1の実施の
形態で説明したように前記撮像素子枠92の前記延出部
92aに固定されるようになっている。
【0055】この放熱部材93は、略L字上の柱形状に
形成され、直方体の絶縁部材94がH面で接着固定され
る。この絶縁部材94と前記バッファIC52とは、I
部で面接触し、前記固体撮像素子33に対する前記硬性
基板91の位置決めを容易にしている。尚、前記絶縁部
材94を設けることで、金属部材である前記放熱部材9
3と前記バッファIC52とは絶縁性を確保している。
その他の構成は、上記第1の実施の形態と同様である。
【0056】このように構成された撮像装置90は、固
体撮像素子33の2辺以上に電気接続するインナーリー
ドを有する撮像装置においても、上記第1の実施の形態
と同様、固体撮像素子33の裏面側近傍に放熱部材93
を設けることができ、この放熱部材93を介して固体撮
像素子33の駆動熱を挿入部先端硬質部15の先端部材
21に放熱することができる。また、本第4の実施の形
態の撮像装置は、前記可撓性基板53から延出したイン
ナーリード54a,54bを片側に設けた硬性基板91
に接続できるため、撮像素子ユニット90の小型化が図
れると共に、より大きな放熱部材を固体撮像素子33裏
面に設けることができる。尚、前記固体撮像素子33に
対する前記硬性基板91の位置決めは、前記放熱部材9
3と一体化した絶縁部材94に突き当てて行えるため組
立性が良い。
【0057】(第5の実施の形態)図20は本発明の第
5の実施の形態に係る撮像装置を示す部分断面図であ
る。上記第4の実施の形態では、前記可撓性基板53か
ら延出するインナーリード54が前記固体撮像素子33
の受光部33a面端部の2辺に電気接続している構成の
撮像装置に本発明を適用しているが、本第5の実施の形
態では、前記固体撮像素子33がパッケージを構成して
いる撮像装置に本発明を適用する。それ以外の構成は上
記第1の実施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構
成には同じ符号を付して説明する。
【0058】図20に示すように撮像装置90Bは、前
記固体撮像素子33の裏面側にセラミックで略コの字状
に形成されたベース95が設けられている。前記固体撮
像素子33の図示しない電極とリード96とは電気的に
接続され、固体撮像素子パッケージ97を構成してい
る。前記コンデンサ51aやバッファIC52が実装さ
れた前記硬性基板91は、前記リード96と電気接続す
ると共に、単純線61等が電気接続している。
【0059】前記撮像素子枠98は、この端面より前記
単純線61側へ延出する延出部98aを設けている。前
記固体撮像素子33の後端側近傍には放熱部材99が設
けられており、上記第1の実施の形態で説明したように
前記撮像素子枠98の前記延出部98aに固定されるよ
うになっている。この放熱部材99は、略L字上の柱形
状に形成されている。その他の構成は、上記第1の実施
の形態と同様である。
【0060】このように構成された撮像装置90Bは、
リード96を有する固体撮像素子パッケージにおいて
も、上記第1の実施の形態と同様、固体撮像素子パッケ
ージ73の裏面側近傍に放熱部材99を設けることがで
き、この放熱部材99を介して固体撮像素子33の駆動
熱を挿入部先端硬質部15の先端部材21に放熱するこ
とができる。
【0061】(第6の実施の形態)図21ないし図27
は、本発明の第6の実施の形態に係わり、図21は本発
明の第6の実施の形態の撮像装置の縦断面図、図22は
図21のフレキシブル基板を示す説明図であり、図22
(a)はフレキシブル基板の表面図、図22(b)は同
図(a)の裏面図、図23は図21の積層基板部を示す
説明図、図24は図21の撮像素子ユニットの下側断面
図、図25は図21のA−A断面図、図26は図21の
ケーブル断面図、図27は図26の同軸線の断面図であ
る。
【0062】本第6の実施の形態では、撮像素子枠の後
方側外周に嵌合する補強枠を設け、この補強枠に嵌合
し、且つ撮像素子枠の一部に接触する放熱部材を設け
て、撮像部の放熱を行う放熱部材を設けるように構成す
る。
【0063】図21に示すように撮像装置100は、撮
像素子ユニット101と対物レンズユニット102とで
構成されている。前記撮像素子ユニット101は、撮像
部103を有している。前記撮像部103は、表面に所
定面積の受光部104及び駆動及び出力信号や駆動電源
を伝送する接続部105が形成された固体撮像素子チッ
プ106と、この固体撮像素子チップ106上に接着剤
107で接合されたカバーガラス108を有して構成さ
れる。更に、このカバーガラス108の前面には、対物
光学系部品109が接合されている。尚、前記対物光学
系部品109は、平行平板でもパワーを有するレンズで
も良い。
【0064】前記撮像部103は、前記固体撮像素子チ
ップ106上の接続部105にフレキシブル基板110
が接続される。このフレキシブル基板110は、図22
(a)、(b)に示すようにフレキシブル基板110の
表裏面の各信号線(特に出力信号線)を伝送する配線パ
ターン111間及び配線パターンの無い領域にできるだ
け多くの領域にGNDパターン面112を設けている。
このことにより、撮像装置100は、周波数の高い駆動
波形の高周波成分のノイズをカットすることができ、撮
像部103の出力信号に容量結合し、出力にノイズが乗
ることを防止することができる。
【0065】前記フレキシブル基板110の開口部に露
出したインナーリード部は、積層基板部113のランド
部と半田で接続されるようになっている。前記積層基板
部113には、パルス信号のノイズを除去するための電
子部品114や撮像部103の出力信号を増幅するため
のバッファIC115が実装されている。
【0066】前記電子部品114の中で一番大きなサイ
ズの電子部品116は、図23に示すように積層基板部
113に形成した切欠部117に配置されている。一番
大きなサイズの電子部品116の配置の仕方で、前記撮
像部103の長手方向のサイズが決定されるため、一番
大きなサイズの電子部品116を積層基板部113内に
納めることで、撮像部103の長手方向のサイズを小型
化することができ、撮像装置100を小型化することが
できる。
【0067】前記電子部品114と前記バッファIC1
15の周辺及び前記フレキシブル基板110の周辺は、
封止樹脂118で封止されている。また、前記積層基板
部113の基端部側には、ケーブル122の各信号線を
接続する接続端子119が接続されている。
【0068】図24に示すようにGND用の接続端子1
20は、他の信号線の接続端子119よりも大きく或い
は長いものが接続されている。また、図25に示すよう
に各接続端子119、120間は、接着剤121で埋設
されている。これら各接続端子119、120間を接着
剤121で埋めることで、撮像装置100は前記ケーブ
ル122の各信号線を各接続端子119、120に半田
で接続する際、半田が各接続端子119、120間に流
れ込み、各信号がショートすることを防ぐことができ、
半田接続作業性を向上することができる。
【0069】図26に示すように前記ケーブル122
は、中心介在として高強度アラミド繊維123が形成さ
れ、この高強度アラミド繊維123の外周に複数の同軸
線124と複数の単純線125とが巻かれた状態で配置
されている。更に、その外周には、高分子テープ126
が巻かれ、鈴めっき銅合金の外部シールド線127が横
巻きに巻かれ、最外周は高分子樹脂128で覆われてい
る。
【0070】前記ケーブル122は、ケーブルの中心に
高強度アラミド繊維123を介在させることで、介在物
自身の強度が増し、ケーブル全体の引っ張り及び捻り方
向の耐性を向上することができる。また、前記ケーブル
122は、各同軸線124及び単純線125を中心介在
物の外周に配置させることにより、各同軸線124及び
単純線125が絡み合って負荷を架けることがないた
め、各同軸線124及び単純線125の断線を防止する
ことができる。
【0071】また、図27に示すように前記同軸線12
4は、銀めっき銅合金の同軸信号線129とその外周に
配置される鈴めっき銅合金の同軸シールド線130で構
成されている。前記同軸線124は、前記同軸信号線1
29に銀めっき銅合金を使用することで、鈴めっき銅合
金よりも素線径を細径化することができ、かつ導体抵抗
を小さくすることができる。これにより、前記同軸線1
24は、この外径の細径化を図ることができ、従って、
前記ケーブル122の外径を細くすることができる。
【0072】各同軸線信号線129及び各単純線125
は、前記撮像部103の接続端子119に半田で接続さ
れ、同軸シールド線130を一括した束線は、撮像部1
03のGND接続端子120に半田で接続される。前記
撮像部103の駆動信号は、図示しないプロセッサから
同軸信号線124より伝送される。また、前記同軸信号
線124により、前記バッファIC115で増幅された
撮像部103からの出力信号は、図示しないプロセッサ
へ伝送される。また、前記単純線125により、撮像部
103を駆動する駆動電源は、図示しないプロセッサか
ら伝送される。
【0073】同軸シールド線130は、撮像部103の
GNDへ接続されている。また、外部シールド線127
は、前記ケーブル122内に配設された前記高分子樹脂
128の端部131でカットされると共に、前記外部シ
ールド線127の周辺は前記ケーブル122のほぐし部
132から前記高分子樹脂127まで被覆部材133に
て覆われている。前記ケーブル122は、前記外部シー
ルド線127の周辺を被覆部材133で覆うことで、外
部シールド線127と周辺金属部材が接触することが無
くなり、確実に絶縁を行なうことができる。
【0074】前記撮像部103の接続端子119、12
0から前記ケーブル122の周辺は、例えばエポキシ系
の接着剤134で固定されている。前記撮像部103
は、前記カバーガラス108の前面に接合された対物光
学系部品109が熱伝導率の良い例えば真鍮の撮像素子
枠135に内嵌固定されることで、この撮像素子枠13
5に固定されている。前記撮像素子枠135の上側は、
撮像部103に内蔵されているバッファIC115付近
まで舌状延出部136が設けられている。この構成によ
り、固体撮像素子チップ106の熱だけでなく、バッフ
ァIC115付近の熱も撮像素子枠135の舌状延出部
136に放熱することができ、撮像部103の熱を低減
され、温度に依存する白傷が改善される。
【0075】前記撮像素子枠135の後方側には、この
撮像素子枠135外周に嵌合するように補強枠137が
固定されている。更に、前記撮像部103の後方側に
は、熱伝導率の良い例えば真鍮の放熱部材138が前記
撮像素子枠135の一部に接触し、且つ前記補強枠13
7に嵌合するように固定されている。この構成により、
撮像装置100は、前記撮像部103の熱を先端側の前
記撮像素子枠135だけでなく、後方側の前記放熱部材
138にも放熱することができるため、前記撮像部10
3の熱を低減することができ、温度に依存する白傷が改
善される。
【0076】前記ケーブル122の外周には、ケーブル
保護部材139が挿入されている。このケーブル保護部
材139は、前記放熱部材138の突当部140に突き
当てることで位置出しがされるようになっている。撮像
装置100は、前記放熱部材138の突当部140にケ
ーブル保護部材139を突き当てるだけでケーブル保護
部材139の位置出しを行なうことができるため、作業
性が向上する。
【0077】前記放熱部材138は、前記ケーブル保護
部材139の突当部140よりも後方側に切欠部141
が形成されている。この切欠部141の位置でケーブル
保護部材139の外周を糸142で縛り、ケーブル保護
部材139を固定する。前記放熱部材138の切欠部1
41で糸142縛り固定しているため、ケーブル122
にケーブル保護部材139を直接縛り固定することがで
き、更に、この糸142縛り部分が前記放熱部材138
よりも内側にあるため、ケーブル保護部材139のぬけ
を防止することができる。前記撮像素子枠135から前
記放熱部材138の後端側までの全周は、被覆部材14
3で覆われている。
【0078】また、前記撮像装置100は、上述した図
21で説明したように対物レンズユニット102を有し
ている。前記対物レンズユニット102は、レンズ枠1
44と複数のスペーサ145と複数の対物光学系部品1
46で構成されている。前記スペーサ145及び対物光
学系部品146は、前記レンズ枠144に内嵌固定され
ている。
【0079】内視鏡において高温、高湿の環境下で長時
間使用すると、第1レンズ147の球欠部に曇りが発生
し、視野を遮ることがある。この視野曇りを防止するた
めに、レンズ枠144と第1レンズ147の接着面積
(A)149と第1レンズ147と第2レンズ148の
間の容積(V)150の比A/Vの値が6以上になるよ
うにレンズ枠144、第1レンズ147、第2レンズ1
48が配置されている。
【0080】視野曇りの発生要因は、先端側、第1レン
ズ147側からの湿気浸入である。第1レンズ147と
第2レンズ148の間に湿気が浸入しないようにするた
めには、レンズ枠144と第1レンズ147の接着面積
(A)149をできるだけ大きくし、第1レンズ147
と第2レンズ148との間の容積(V)150をできる
だけ小さくしなければならない。その指数としてA/V
を用い、基準としてA/V≧6であれば、視野曇り耐性
的に優位な構造となる。
【0081】前記撮像素子ユニット101及び前記対物
レンズユニット102は、前記撮像素子ユニット101
の撮像素子枠135の内周面と、前記対物レンズユニッ
ト102を構成するレンズ枠144の外周面とが嵌合さ
れ、撮像素子ユニット101と対物レンズユニット10
2との光軸方向の位置決めがされた状態でピント出しが
行われ、固定される。
【0082】本第6の実施の形態の撮像装置100は、
前記撮像部103の熱を先端側の前記撮像素子枠135
だけでなく、後方側の前記放熱部材138にも放熱する
ことができるため、前記撮像部103の熱を低減するこ
とができ、温度に依存する白傷が改善される。
【0083】(第7の実施の形態)図28ないし図40
は、本発明の第7の実施の形態に係わり、図28は本発
明の第7の実施の形態の撮像装置の縦断面図、図29は
図28の遮光マスクを示す説明図、図30は図28のA
−A断面図、図31は図28の電子部品付近の拡大断面
図、図32は図31のC−C断面図、図33は図31の
回路基板の横断面図、図34は図28の接続端子付近を
示す説明図、図35は図28のB−B断面図、図36は
図35の接続端子を示す拡大図、図37は図28の撮像
素子ユニットの下側断面図、図38は図28の撮像素子
ユニットの変形例、図39は図28の撮像部の変形例、
図40は図28の撮像部の他の変形例である。
【0084】本第7の実施の形態では、撮像素子枠の後
方側外周に嵌合する補強枠を上側及び下側の2つに分け
て設け、撮像部の後方側面に撮像部の放熱を行う放熱部
材を設けるように構成する。
【0085】図28に示すように、撮像装置201は、
対物レンズユニット202と撮像素子ユニット203に
より構成されている。前記対物レンズユニット202
は、レンズ枠204内に複数の対物レンズ205と、こ
れら対物レンズ205間の距離を保つためのスペーサ2
06、遮光マスク207、208及び明るさ絞り209
を配置することで構成されている。
【0086】対物レンズ210、211は特定波長域の
光線をカットするためのカットフィルタである。これら
対物レンズ210、211は厚みと外径が同一である。
このため、対物レンズ210の1面をDカットすること
で双方の識別を可能とし、誤組されることを防止してい
る。尚、カットフィルタである対物レンズ210、21
1は、白板レンズ上に所望特性を有するカット膜を蒸着
することにより形成されている。このため、通常は蒸着
面の一部が剥がれたり、ゴミや傷が生じた場合は、この
レンズは不良となってしまう。しかしながら、このカッ
トフィルタを最も絞り径が小さく、光束が太くなる前記
明るさ絞り209の後方に配置することで、光線が遮光
されるレンズの周辺部分に不良が生じたレンズでも問題
なく使用することが可能となる。よって、レンズの歩留
まりを上げることができ、安価な対物レンズユニット2
02の提供が可能となる。
【0087】図29に示すように前記遮光マスク207
の外周は、4面がDカットされて形成されたDカット面
213を有している。そして、前記レンズ枠204の遮
光マスク207が当接する部分には、前記Dカット面2
13幅と略同幅の溝状の接着剤だまり212が形成され
ている。第1対物レンズ213及び遮光マスク207
は、前記レンズ枠204内に嵌装された後、このレンズ
枠204よりも突出する撮像装置枠215外周部に接着
剤214が塗布され固定されている。
【0088】尚、この接着剤214は粘性が低いために
第1対物レンズ213、遮光マスク207の側面を介し
て、接着剤だまり212まで浸入するが、遮光マスク2
07にDカット面213を形成することにより、接着剤
214をより確実に接着剤だまり212へ充填すること
が可能となる。これにより、対物レンズ枠204内に湿
気が浸入することを防止することができ、視野曇りの発
生を防止できる。
【0089】次に、前記撮像素子ユニット203を説明
する。前記撮像素子ユニット203は、撮像部216を
有している。前記撮像部216は、この撮像部216前
面に紫外線硬化型接着剤にて対物レンズ217が接合さ
れた後、この対物レンズ217の外形と同形状の遮光マ
スク218と共に、前記撮像装置枠215内に嵌装さ
れ、接着剤にて固定される。そして、この撮像部216
の後方側面には、図30に示すように放熱部材219が
接着剤にて固定されている。
【0090】前記撮像部216は、固体撮像素子220
と、この固体撮像素子220の受光部を覆うように紫外
線硬化型接着剤にて固体撮像素子220の一側面と同−
面にて位置出しされた状態にて接合されたカバーガラス
221と、受光部下側に形成されたボンディングパット
に接続される可撓性基板222と、電子部品223及び
接続端子224を有する回路基板225とが、前記固体
撮像儀子220後方に接着剤にて固定されている。
【0091】また、前記撮像部216は、回路基板22
5下面に形成された図示しない電極と可撓性基板222
とが半田等で電気的に接続され、前記電子部品223
と、前記固体撮像素子220と可撓性基板222との接
続部、及び可撓性基板222と回路基板225との接続
部が封止剤226にて覆われることにより構成されてい
る。
【0092】前記回路基板225は積層セラミック基板
であり、この回路基板225内には前記固体撮像素子2
20を動作するための固体撮像素子電源ラインと、駆動
信号ラインと、出力信号ラインと、回路基板225上に
実装された電子部品223を動作するための電子部品電
源ラインとが配線されている。
【0093】また、前記回路基板225は、これら各信
号ラインの内、大きな電流が流れる固体撮像素子電源ラ
インと、電子部品電源ラインとを回路基板225内で分
離配線することでそれぞれの信号ラインに流れる電流を
低く抑えることが可能となっている。これにより、撮像
部216の発熱を抑えることができるので、前記撮像部
216の性能劣化を防止することができる。このとき、
両者の電源ラインを回路基板225の表層に配線するこ
とで放熱性が向上し、更に、撮像部216の発熱を抑え
ることができる。尚、この回路基板225側面には真鍮
製の放熱部材219が取り付けられる。このため、回路
基板225内の配線と導通する導体部は一切設けておら
ず、配線めっき用の導体部は全て回路基板225基端部
端面に形成されている。
【0094】図31に示すように前記電子部品223
は、コンデンサ227やバッファIC228より構成さ
れる。前記バッファIC228は中継基板229にフリ
ップチップボンディングした後、回路基板225上に半
田接続されている。このとき、回路基板225と中継基
板229との間には前記バッファIC228の発熱が回
路基板225へと伝導しないように断熱層230を介在
させている。この断熱層230は空気層でも良い。これ
により、前記バッファIC228の発熱が回路基板22
5へと伝導することを防止することができ、前記回路基
板225上に実装された他の電子部品の劣化及び前記固
体撮像素子220の劣化を防止することができる。加え
て、このバッファIC228を前記回路基板225の最
も基端側へ配置して前記固体撮像素子220との距離を
大きくすることで、前記バッファIC228の発熱が前
記回路基板225を介して前記固体撮像素子220へ伝
導する熱量を減少させることができる。
【0095】尚、図32に示すように前記可撓性基板2
22上には電子部品231が実装されている。このた
め、前記回路基板225には前記電子部品231を避け
るように、図33に示すような凹部232が形成されて
いる。これにより、限られたスペースに高密度実装が可
能となり撮像部216を小型化することができる。
【0096】前記回路基板225後端側には段差部23
3が形成されており、この段差部233内に収まるよう
に接続端子224が配置されている。これにより、前記
接続端子224に前記信号線234を接続する高さを低
く抑えることができる。
【0097】前記信号線234は、前記回路基板225
にロー付け等で接続される。前記接続端子224は、前
記回路基板225基端部に沿うようにL字型の形状とす
ることで、接合面積が増し、接続強度が大きくなるので
破損しづらい撮像部216を構成することができる。
【0098】そして、この接続端子224は、図34に
示すように接続される信号線234の太さに応じてサイ
ズを大きくしている。これにより、前記信号線234を
接続端子224へ接続することが容易となる。また、太
い信号線を回路基板225の一番外側に配置される接続
端子224に接続することにより、信号線同士のショー
トを防止することができる。尚、この構成は接続端子2
24のサイズが全て同じであっても同様な効果を得るこ
とができる。
【0099】また、図35に示すように絶縁部材263
が接続端子224間に配置されることにより、前記信号
線234が前記接続端子224に半田接続されたときに
生じる半田だれによる接続端子間のショートを防止する
ことができる。この絶縁部材263は接着剤でも良い。
尚、この信号線234は、前記信号線235内に配置さ
れた複数の同軸線や単純線である。この信号線235の
外側には、内視鏡内の他の内蔵物との干渉による破損を
防止するための保護チューブ236が被覆されており、
この保護チューブ236の先端部がナイロン等の糸23
7にて縛られ、固定されている。
【0100】そして、前記撮像部216及び信号線23
5は、前記撮像装置枠215の後方側に嵌合するように
取付けられる上側補強枠238及び下側補強枠239に
て覆われている。そして、前記保護チューブ236が基
端側へ抜けないように上側保護押さえ240及び下側保
護押さえ241が保護チューブ236を挟み、締め付け
るように上側補強枠238及び下側補強枠239後端部
と嵌合し、接着剤にて取付けられている。尚、上側保護
押さえ240は、前記保護チューブ236の糸237縛
り部を係止するための係止溝242が形成されており、
前記保護チューブ236の抜けを防止している。そし
て、上側補強枠238、下側補強枠239、上側保護押
さえ240、下側保護押さえ241内には接着剤が充填
されると共に、全休が熱収縮チューブ243にて被覆さ
れることにより、外部からの湿気の浸入を防止し、撮像
素子ユニット203の破損を防止している。尚、補強粋
が上側と下側とに分割されているため、補強枠内に接着
剤を隙間なく充填することができる。
【0101】また、図36に示すように接続される信号
線246の太さに応じて、前記接続端子247間のピッ
チを広くすることで、信号線同士のショートを防止する
ことができる。尚、接続端子224は熱伝導性の高いC
u系の材質にて形成されているので、撮像部216の熱
を信号線234へと放熱することができ、撮像部216
の性能劣化を防止することができる。そして、大きな電
流が流れる接続端子224を他の接続端子よりも大きく
することで、より放熱性が高くなる。
【0102】図37に示すように前記撮像装置枠215
は、前記固体撮像素子220内でもアンプが配置される
ことで最も高温となる側面部を覆うように延出部244
が形成されている。これにより、前記固体撮像素子22
0の発熱を撮像装置枠215を介して、対物レンズユニ
ット201及び対物レンズユニット201を嵌装する内
視鏡先端部へと放熱することができる。また、熱容量を
大きくするために前記撮像装置枠215の先端側にはフ
ランジ部245が形成されている。これにより、撮像部
216の発熱レベルを抑制することができる。
【0103】本第7の実施の形態の撮像装置201は、
前記撮像部216の回路基板225側面に配置された放
熱部材219により、前記撮像部216の発熱を前記上
側補強枠238及び前記下側補強枠239へと放熱させ
ることができるので、固体撮像素子220の性能劣化を
防止することができる。
【0104】また、撮像素子ユニット203Bは、図3
8に示すように構成しても良い。図38に示すように撮
像素子ユニット203Bは、撮像部251と、対物レン
ズ252aと、カバーガラス252b及び遮光マスク2
53を撮像装置枠250に嵌合し、接着剤にて固定して
構成される。前記撮像装置枠250には、撮像部251
内の固体撮像素子254まで延出する延出部255が形
成されている。そして、前記放熱部材256が前記回路
基板257上に実装されるバッファIC258を覆うよ
うに配置されている。前記放熱部材256の後端部分に
は、前記信号線235内の鈴めっき銅合金線製の外部シ
ールド259が半田接続されている。
【0105】これにより、固体撮像素子254の熱は撮
像装置枠250を介して前方へ放熱され、バッファIC
258の熱は放熱部材256、外部シールド259を介
して後方側へ放熱することができるので、各々が干渉し
他者を発熱させることを防止することができる。よっ
て、撮像部251の性能劣化を防止することができる。
【0106】また、撮像部216Bは、図39に示すよ
うに構成しても良い。図39に示すように撮像部216
Bは、前記固体撮像素子220と前記回路基板225と
の間に放熱部材271を介在させて構成する。このこと
により、前記撮像部216Bは、固体撮像素子220の
熱を回路基板225、放熱部材271を介して放熱する
ことができるので、固体撮像素子220の発熱を抑制す
ることができる。
【0107】また、撮像部216Cは、図40に示すよ
うに構成しても良い。図40に示すように撮像部216
Cは、前記固体撮像素子254と回路基根257間に断
熱材272を介在させて構成する。このことにより、前
記撮像部216Bは、前記固体撮像素子254と前記バ
ッファIC258とを前記断熱材272で断熱すること
ができる。
【0108】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0109】[付記] (付記項1) 固体撮像素子及びこの固体撮像素子を保
持するための撮像素子枠を有する撮像装置において、前
記固体撮像素子の近傍又は、この固体撮像素子に寄与す
る固体撮像素子以外の能動素子の近傍に、熱伝導性の高
い放熱部材を設けると共に、この放熱部材を前記撮像素
子枠に固定することを特徴とする撮像装置。
【0110】(付記項2) 固体撮像素子及びこの固体
撮像素子を保持するための撮像素子枠を有する撮像装置
において、前記固体撮像素子の近傍、熱伝導性の高い放
熱部材を設けると共に、この放熱部材を前記撮像素子枠
に固定することを特徴とする撮像装置。
【0111】(付記項3) 固体撮像素子と、この固体
撮像素子を保持するための撮像素子枠と、前記固体撮像
素子に寄与する固体撮像素子以外の能動素子とを有する
撮像装置において、前記固体撮像素子の近傍又は、この
固体撮像素子以外の前記能動素子の近傍に、熱伝導性の
高い放熱部材を設けると共に、この放熱部材を前記撮像
素子枠に固定することを特徴とする撮像装置。
【0112】(付記項4) 前記放熱部材は、前記固体
撮像素子の裏面に配設することを特徴とする付記項1〜
3に記載の撮像装置。
【0113】(付記項5) 前記撮像素子枠は、前記放
熱部材側へ複数の延出部を設け、これら延出部に前記放
熱部材を嵌合固定することを特徴とする付記項1〜4に
記載の撮像装置。
【0114】(付記項6) 前記延出部は、前記固体撮
像素子に設けたアンプ部近傍に配設したことを特徴とす
る付記項1〜5に記載の撮像装置。
【0115】(付記項7) 前記放熱部材は、前記固体
撮像素子の近傍に設けた第1の放熱部材と、前記能動素
子の近傍に設けた第2の放熱部材とから構成され、少な
くとも前記第1の放熱部材を前記撮像素子枠に嵌合固定
したことを特徴とする付記項1又は3に記載の撮像装
置。
【0116】(付記項8) 前記第2の放熱部材を前記
撮像素子枠から離間した接触しない位置に設けたことを
特徴とする付記項7に記載の撮像装置。
【0117】(付記項9) 前記固体撮像素子以外の前
記能動素子は、前記固体撮像素子と同一の回路基板に実
装されることを特徴とする付記項1又は付記項3〜8に
記載の撮像装置。
【0118】(付記項10) 前記固体撮像素子と同一
の回路基板に実装される前記能動素子は、前記固体撮像
素子の遠位端に配置したことを特徴とする付記項9に記
載の撮像装置。
【0119】(付記項11) 前記放熱部材は、前記固
体撮像素子及び前記撮像素子枠の両方を前記固体撮像素
子の後方側へ投影した投影面積内に設けたことを特徴と
する付記項1又は付記項3〜10に記載の撮像装置。
【0120】(付記項12) 前記固体撮像素子と前記
回路基板とで挟まれた空間に断面部材又は断熱用空間を
設けたことを特徴とする付記項9に記載の撮像装置。
【0121】(付記項13) 前記固体撮像素子用の電
源電力と、前記固体撮像素子以外の前記能動素子用の電
源電力とを別々に供給することを特徴とする付記項1又
は付記項3〜13に記載の撮像装置。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、効
率良く固体撮像素子を放熱させ、この固体撮像素子の電
気特性を向上可能な小型の撮像装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の撮像装置を備えた
内視鏡装置の全体構成を示す説明図
【図2】図1の内視鏡の挿入部先端部を示す断面図
【図3】本発明の第1の実施の形態の撮像装置を示す縦
断面図
【図4】図3の対物レンズユニットを示す断面拡大図
【図5】図3の撮像装置のA矢視方向横断面図
【図6】図3のC−C断面図
【図7】図3の延出部及び放熱部材の外観斜視図
【図8】図3のD−D断面図
【図9】図3の撮像装置のB矢視方向横断面図
【図10】図3のE矢視方向断面図
【図11】本発明の第2の実施の形態の撮像装置を示す
横断面図
【図12】図11の固体撮像素子の駆動概念図
【図13】図11のH−H断面図
【図14】図11のI−I断面図
【図15】図11の撮像装置のK矢視方向縦断面図
【図16】図11のJ−J断面図で
【図17】本発明の第3の実施の形態の撮像装置を示す
部分断面図
【図18】図17のコの字型放熱部材を示す外観斜視図
【図19】本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置を
示す部分断面図
【図20】本発明の第5の実施の形態に係る撮像装置を
示す部分断面図
【図21】本発明の第6の実施の形態の撮像装置の縦断
面図
【図22】図21のフレキシブル基板を示す説明図
【図23】図21の積層基板部を示す説明図
【図24】図21の撮像素子ユニットの下側断面図
【図25】図21のA−A断面図
【図26】図21のケーブル断面図
【図27】図26の同軸線の断面図
【図28】本発明の第7の実施の形態の撮像装置の縦断
面図
【図29】図28の遮光マスクを示す説明図
【図30】図28のA−A断面図
【図31】図28の電子部品付近の拡大断面図
【図32】図31のC−C断面図
【図33】図31の回路基板の横断面図
【図34】図28の接続端子付近を示す説明図
【図35】図28のB−B断面図
【図36】図35の接続端子を示す拡大図
【図37】図28の撮像素子ユニットの下側断面図
【図38】図28の撮像素子ユニットの変形例
【図39】図28の撮像部の変形例
【図40】図28の撮像部の他の変形例
【符号の説明】
1 …内視鏡装置 2 …内視鏡(電子内視鏡) 11 …挿入部 15 …先端硬性部 25 …撮像装置 32 …対物レンズユニット 32a …対物レンズ枠 33 …固体撮像素子 34 …撮像素子ユニット 38 …撮像素子枠 38a …延出部 38b …保持部 52 …バッファIC(能動素子) 53 …可撓性基板 54 …インナーリード 55 …信号線 56a …熱収縮性チューブ 57 …放熱部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H01L 27/14 D 5F088 7/18 31/02 B Fターム(参考) 2H040 BA24 CA23 DA03 DA12 DA18 GA02 GA03 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 JJ20 LL02 NN01 PP15 4M118 AA10 AB01 BA10 FA06 GB01 GC11 HA22 HA23 HA24 HA27 HA36 5C022 AA09 AB39 AC43 AC77 5C054 CA04 CC07 EC06 HA12 5F088 BA11 BA13 BA16 BB03 EA04 EA20 JA12 JA20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子及びこの固体撮像素子を保
    持するための撮像素子枠を有する撮像装置において、 前記固体撮像素子の近傍又は、この固体撮像素子に寄与
    する固体撮像素子以外の能動素子の近傍に、熱伝導性の
    高い放熱部材を設けると共に、この放熱部材を前記撮像
    素子枠に固定することを特徴とする撮像装置。
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