JP2002287394A - 電子写真感光体およびその製造方法 - Google Patents

電子写真感光体およびその製造方法

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JP2002287394A
JP2002287394A JP2001083925A JP2001083925A JP2002287394A JP 2002287394 A JP2002287394 A JP 2002287394A JP 2001083925 A JP2001083925 A JP 2001083925A JP 2001083925 A JP2001083925 A JP 2001083925A JP 2002287394 A JP2002287394 A JP 2002287394A
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Masanori Uchida
真紀 内田
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】残留電位が低く、優れた電気特性を得ることが
できる電子写真感光体を提供する。 【解決手段】支持基体上に熱硬化性樹脂を含む中間層
と、中間層上に設けられる感光層とを有し、中間層の可
視吸収スペクトルにおける、第1測定波長に対する第2
測定波長の吸光度比が、当該熱硬化性樹脂を含む中間層
上に感光層を設けた感光体の残留電位と吸光度比との相
関曲線における、第1近似直線と第2近似直線との交点
に対応する値以下であるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ、静電式複写機、普通紙ファクシミリ装置、およびこ
れらの機能を併せ持つ複合装置などの画像形成装置に使
用される電子写真感光体およびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上記画像形成装置においては、光照射に
よって電荷を発生する電荷発生剤、発生した電荷を輸送
する電荷輸送剤、およびこれらの物質が分散される層を
構成する結着樹脂等からなる、いわゆる有機感光体が広
く使用されている。有機感光体としては、大別して、電
荷発生剤と電荷輸送剤とを同一の層中に含有させた単層
型の感光層を備えたものと、電荷発生剤を含む電荷発生
層と、電荷輸送剤を含む電荷輸送層とを積層した積層型
の感光層を備えた感光体が一般的である。
【0003】しかしながら、これらの感光体には以下の
ような問題点がある。 1.画像出力時における帯電工程において、感光体表面
には正負いずれかの電荷が付加されるが、その際、支持
基体側には感光体表面と逆極性の電荷が発生する。中間
層がない場合、支持基体側の電荷が感光層に注入される
ため、感光体表面の帯電低下の原因となり、画像カブリ
が発生してしまう。 2.支持基体上に感光層を直接塗布した場合、結着樹脂
の種類や塗布条件によっては、感光層が支持基体上に十
分結着しないことがある。 3.支持基体表面に傷などの欠陥があると、画像上に黒
点が発生する。
【0004】以上の問題点を解決するために、支持基体
上に結着樹脂を含む中間層を設けて、その上に感光層を
設ける方法がある。すなわち、中間層を設けることによ
って、感光層底側に発生した電荷が容易に除去されるの
を防ぎ、感光層を支持基体上に強度に結着させ、支持基
体表面上の欠陥を被覆し平滑化することができる。
【0005】中間層に用いられる結着樹脂としては熱硬
化性樹脂であることが好ましい。これは、熱可塑性樹脂
を用いた場合、中間層上に電荷発生層を塗布形成する際
に、電荷発生層用塗布液の溶剤の種類によっては中間層
が溶解,変質し、電荷発生層が均一,均質に塗布できな
くなることがあるためである。
【0006】熱硬化性樹脂を結着樹脂として用いた場
合、中間層の形成は熱硬化性樹脂を溶媒中に溶解させた
塗布液を支持基体上に塗布したのち、熱処理を施して熱
硬化性の結着樹脂を硬化させることにより行われる。
【0007】しかしながら、熱処理が十分になされなか
った場合、熱硬化性樹脂の硬化度が低くなるため、熱可
塑性樹脂における上記と同様の問題点が発生する。ま
た、電気導電性が低くなるため、感光体としての残留電
位が大きくなってしまう問題が生じる。その結果、非画
像部にトナーが現像されてしまい、画像カブリの原因と
なる。
【0008】そこで、中間層を形成した後、その硬化度
を測定すれば、感光体としての電気的特性を推測するこ
とができるので、感光層を形成する前に不良品を除去す
ることが可能となる。
【0009】熱硬化性樹脂の硬化度を測定する方法とし
て、特開平5-19518号公報には、表面層に含有するポリ
エステル(熱可塑性樹脂)に起因する赤外吸収におけ
る、カルボニル基の吸収ピークがほとんど飽和状態であ
ることを利用して、これを基準として、エポキシ樹脂
(熱硬化性樹脂)に起因する赤外吸収スペクトルの吸収
強度比を測定することによって、残留エポキシ基の相対
量を測定して硬化度を定量化することが開示されてい
る。
【0010】しかしながら、上記の方法は熱可塑性樹脂
を用いる必要がない場合でも、硬化度を測定するだけの
目的で熱可塑性樹脂を中間層に含有させなければならな
い。しかも、赤外吸収スペクトルの測定には時間が掛か
り煩わしい。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記の技術的課
題を解決し、従来に比べて残留電位が低く、電気特性の
優れた電子写真感光体を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、中間層形成時の中間
体の状態で、感光体としての残留電位を推測しすること
により、不良品を次工程へ送ってしまうことのない電子
写真感光体の製造方法を提供することである。
【0013】本発明のその他の目的は、残留電位のばら
つきが小さい電子写真感光体の製造方法を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明者らは熱硬化性樹脂の硬化度と相関があ
り、測定が簡単な因子を見出し、その因子と感光体の残
留電位との相関により、因子の適正範囲を定めることを
検討した。
【0015】その結果、上記因子として中間層の可視ス
ペクトルにおける、最大吸収波長の短波長側と長波長側
のそれぞれの特定波長の吸光度比が適当であることを見
出した。すなわち、吸光度比(短波長側に対する長波長
側の吸光度比)が減少するにつれて残留電位が低くな
り、吸光度比がある値を超えると残留電位の変化量がほ
とんどなくなり安定することがわかった。
【0016】上記の相関関係を踏まえ、中間層の吸光度
比と感光体の残留電位との相関から予め定めておいた吸
光度比〔残留電位がおおよそ安定するような吸光度比
(の範囲)〕の感光体を作製することで、本発明を完成
するに至った。
【0017】従って、本発明の電子写真感光体は、支
持基体と、支持基体上に熱硬化性樹脂を含む中間層と、
中間層上に設けられる感光層とを有し、前記中間層の
可視吸収スペクトルにおいて、第1測定波長は可視吸収
を有し、かつ最大吸収波長よりも短波長側の波長帯で定
められた波長であり、第2測定波長は可視吸収を有し、
かつ最大吸収波長よりも長波長側の波長帯で定められた
波長であるとき、第1測定波長に対する第2測定波長
の吸光度比が、当該熱硬化性樹脂を含む中間層上に感光
層を設けた感光体の残留電位と吸光度比との相関曲線に
おける、吸光度比の増大に伴う残留電位の変化量がほと
んど無い部分を近似する第1近似直線と、吸光度比の増
大に伴って残留電位が比例的に増大する部分を近似する
第2近似直線との交点に対応する値以下であることを特
徴とする。
【0018】また、本発明の第1の電子写真感光体の製
造方法は、支持基体上に熱硬化性樹脂を含む中間層を形
成した後、中間層表面の第1測定波長に対する第2測定
波長の吸光度比を測定し、その吸光度比が所定の範囲内
にある場合に、中間層上に感光層を形成することを特徴
とする。
【0019】また、本発明の第2の電子写真感光体の製
造方法は、支持基体上に熱硬化性樹脂を含む中間層を形
成し、その際、第1測定波長に対する第2測定波長の吸
光度比が所定の範囲内になるよう設定された熱処理条件
で熱処理を行い、その後、中間層上に感光層を形成する
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の電子写真感光体およびそ
の製造方法の詳細について説明する。
【0021】本発明の電子写真感光体は支持基体上に熱
硬化性樹脂を含む中間層を設け、この中間層の可視吸収
スペクトルが、中間層の接触角と感光体の残留電位との
相関から、残留電位がおおよそ安定するような範囲で定
められた値であり、中間層上に単層または積層構造の感
光層を設けたものである。本発明の電子写真感光体の各
構成について以下に説明する。 《中間層》 (層構成)本発明の電子写真感光体の中間層は結着樹脂
としての熱硬化性樹脂を主成分とする。中間層に顔料を
含有させる場合は、結着樹脂100重量部に対して5〜500
重量部、好ましくは20〜250重量部の割合で配合すれば
良い。また、中間層の厚さは0.1〜50μm、好ましくは0.
5〜30μmである。 (結着樹脂)本発明の電子写真感光体の中間層に用いる
結着樹脂は、熱硬化性樹脂であり、従来、感光層に使用
されている種々の樹脂の使用することができる。例えば
シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、その他架橋性の熱硬化性樹脂など
が挙げられる。
【0022】本発明の感光体の中間層には、感光体の特
性や生産性に支障がない範囲内で、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレン−アクリロニトニトリル共重合
体、スチレン−マレイン酸共重合体、アクリル共重合
体、スチレン−アクリル共重合体、ポリエチレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポリ
塩化ビニル、ポリプロピレン、アイオノマー、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、アルキド樹
脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポ
リアリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレート、ケ
トン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂;エポキシア
クリレート、ウレタン−アクリレート等の光硬化型樹脂
等の樹脂を含有させることができる。
【0023】これらの中から、中間層上に塗布される感
光層用塗布液の分散媒(有機溶剤など)に溶解しないも
のを選択する必要があるが、この点でアクリル樹脂、ア
ルキド樹脂、ポリウレタン、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリアミド、ポリエス
テル、マレイン酸樹脂、イソシアネート樹脂およびシリ
コン樹脂などのように3次元網目構造を形成する樹脂は
好適に用いられる。特に、フェノール樹脂は支持基体へ
の付着性、耐溶剤性、電荷輸送剤との相溶性が共に優れ
ており、最適である。 (顔料)本発明の電子写真感光体の中間層には、中間層
の導電性を上げるとともに、干渉縞の発生を防止するた
めに、顔料を含有させることができる。本発明で用いら
れる顔料としては、公知の有機顔料や無機顔料が適用で
きる。例えば、種々のフタロシアニン顔料、多環キノン
顔料、アゾ顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料、キナク
リドン顔料、アズレニウム塩顔料、スクアリリウム顔
料、シアニン顔料、ピリリウム染料、チオピリリウム染
料、キサンテン染料、キノンイムン色素、トリフェニル
メタン色素、スチリル色素、アンサンスロン系顔料、ピ
リリウム塩、トリフェニルメタン系顔料、スレン系顔
料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料等の有機顔
料、酸化チタン、酸化鉄、アルミナ、酸化スズ、酸化亜
鉛等の金属酸化物やカーボンブラック等の無機顔料が上
げられ、これらの顔料を1種のみを用いるほか、2種以
上を混合して用いることができる。 (可視スペクトル)本発明の電子写真感光体において
は、中間層の可視スペクトルを熱硬化性樹脂の硬化度の
尺度として用いる。
【0024】まず、感光体の残留電位と中間層の可視吸
収領域での吸光度との相関を予め求めておくことが必要
である。そのためには、使用する熱硬化性樹脂につい
て、熱処理条件を振って様々な硬化度の中間層を作製
し、その可視スペクトルの第1測定波長と第2測定波長
の吸光度(これらの波長の吸光度比を求める。)を測定
した後、中間層上に同一条件にて感光層を形成して残留
電位を測定する。
【0025】吸光度比の算出に用いる吸光度は、最大吸
収波長の短波長側(第1測定波長)と長波長側(第2測
定波長)から選択すれば良い。これらの波長のいずれか
一方が、熱処理条件による吸光度の変化が最も大きい波
長を選択すれば、吸光度比の幅を大きく取れるので、後
述する吸光度比の適正範囲を定めるのが容易になり、適
正範囲自体の精度が向上する。
【0026】図1に残留電位と吸光度比との相関の一例
を示した。第1測定波長を吸光度の変化が最も大きい波
長500nmとし、第2測定波長を560nmとした。一般的に
は、図1に示されるように、吸光度比のある値(図1に
おいては0.994。)を境に、吸光度比が増大しても残留
電位の変化量がほとんどない第1相関部と、吸光度比が
増大するにつれて、残留電位が比例的に減少する第2相
関部とに分けられる。
【0027】次に、第1相関部を近似する第1近似曲線
と、第2相関部を近似する第2近似直線を作成する。こ
こで、第1近似直線は、第1相関部における残留電位と
吸光度比の測定値を最小二乗法などにより近似したもの
である。第2近似直線は、第2相関部における測定値を
第1近似直線と同様に近似したものである。本発明にお
いては、第1近似直線と第2近似直線とを結んだものを
相関曲線とする。
【0028】最後に上記で求めた相関曲線から、吸光度
比の適正範囲を求める。具体的には、第1近似直線と第
2近似直線との交点に対応する吸光度比以下の値を適正
範囲とする。すなわち、この適正範囲の吸光度比であれ
ば、どのような条件で熱処理されたかに係わらず、感光
体完成品の残留電位は低い値で安定するのである。
【0029】なお、図1で上記交点より吸光度比が大き
くても、第1近似直線に沿ってプロットが存在するが、
これは表1によれば比較的熱処理温度が高くて熱処理時
間が短すぎないもの(熱処理温度180℃、熱処理時間10
〜30min.)、熱処理温度が低いが熱処理時間が長いもの
(熱処理温度150℃、熱処理時間30分)である。これら
の処理条件では、中間層に十分に熱処理が施されたもの
と考えられる。
【0030】しかしながら、上記交点よりも吸光度が大
きい領域で、熱処理が不十分であり、残留電位の高くな
るものもある。すなわち、この領域においては、熱処理
条件による残留電位の変動が大きいため、熱処理条件の
許容範囲が狭く、また、感光体の品質にバラツキが出や
すくなる。
【0031】本発明の電子写真感光体は、中間層の可視
スペクトルの吸光度比が上記で求められた適正範囲内に
ある。
【0032】吸光度の測定は市販の分光光度計や分光測
色計で行うことができる。また、上記相関を求めるとき
と、感光体を作製するときで同一の測定条件(視野、光
源の種類、表色系など)で行う必要がある。
【0033】残留電位と吸光度との相関を求めるための
測定試料は、作製する電子写真感光体と同様のものを用
いれば良く、中間層形成時の熱処理条件を振ったものを
幾つか準備すれば良い。
【0034】熱処理条件には、熱処理温度と熱処理時間
がある。これら温度と時間を振ることにより、様々な硬
化度の測定試料を作製すれば良い。 《支持基体》本発明で用いられる支持基体としては、導
電性を有する種々の材料を使用することができ、例えば
鉄、アルミニウム、銅、スズ、白金、銀、バナジウム、
モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケル、
パラジウム、インジウム、ステンレス鋼、真鍮等の金属
単体や、前記金属が蒸着またはラミネートされたプラス
チック材料、ヨウ化アルミニウム、酸化スズ、酸化イン
ジウム等で被覆されたガラス等があげられる。
【0035】支持基体の形状は、使用する画像形成装置
の構造に合わせて、シート上、ドラム上等のいずれであ
っても良く、基体自体が導電性を有するか、あるいは基
体の表面が導電性を有していれば良い。また、支持基体
は、使用に際して十分な機械的強度を有するものが好ま
しい。
【0036】支持基体の表面には、必要に応じて粗面化
処理、酸化処理、エッチング加工などの表面処理が施さ
れていても良い。 《感光層》本発明の電子写真感光体における感光層は、
その構成により単層型と積層型に分けられる。単層型感
光体は、支持基体上に、少なくとも電荷輸送剤と電荷発
生剤と結着樹脂とを含有する単一の感光層を設けたもの
である。積層型感光体は、導電性基体上に電荷発生剤を
含有する電荷発生層と電荷輸送剤を含有する電荷輸送層
とをこの順で、あるいは逆の順で積層したものである。
単層型および積層型感光体の感光層構成の詳細、電荷発
生剤および電荷輸送剤の具体例と配合比率、感光層の形
成方法、結着樹脂、電荷発生剤、電荷輸送剤の他に含有
させても良い添加剤、感光層の他に形成しても良い層
は、従来公知のものを採用することができる。これらの
ことは例えば、特開平10-26836号公報、特開平11-10208
1号公報、特開平11-344813号公報、特開平11-352710号
公報、特開2000-3049号公報、特開2000-3051号公報、特
開2000-10324号公報、特開2000-56488号公報、特開2000
-75510号公報などで詳細に述べられている。
【0037】次に、本発明の電子写真感光体の製造方法
について、以下に説明する。 《中間層の形成》洗浄処理、粗面化処理、陽極酸化処理
などの前処理が終了した支持基体上に、中間層を以下の
方法で形成する。
【0038】中間層を塗布の方法により形成する場合に
は、前記例示の結着樹脂および、必要に応じて顔料を適
当な分散媒とともに、公知の方法、例えばロールミル、
ボールミル、アトライタ、ペイントシェーカー、超音波
分散機等を用いて分散混合して塗布液を調整し、これを
公知の手段、例えばブレード法、浸漬法、スプレー法に
より塗布して、熱処理を施し、結着樹脂である熱硬化性
樹脂を硬化させるとともに、分散媒を蒸発させれば良
い。
【0039】塗布液を作るための分散媒としては、従来
公知の有機溶媒が挙げられる。例えばメタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール
類;n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪
族系炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族系炭化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、クロロベンゼン等のハロゲン化
炭化水素;ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテ
ル類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸メチル等のエステル
類;ジメチルホルムアルデヒド、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等があげられる。
【0040】さらに、電荷輸送剤や電荷発生剤の分散
性、感光層表面の平滑性を良くするために界面活性剤、
レベリング剤等を使用しても良い。
【0041】上記のようにして形成した中間層につい
て、上述した方法により可視スペクトルを測定する。第
1測定波長と第2測定波長との吸光度比が、上記の方法
で定めた適正範囲内に入っていれば、引き続き感光層の
形成を行い、感光体を作製する。
【0042】また、熱処理条件は吸光度比が適正範囲内
に入るよう予め定めておけば、感光体の品質ばらつきが
小さくなり好ましい。特に適正範囲内で熱処理の緩い条
件(低熱処理温度、短時間処理など)を組めば、生産効
率が上がりさらに好ましい。
【0043】なお、熱処理の際、処理温度を上げる方
が、処理時間を長くするよりも硬化度の増大には効果が
ある。 《感光層の形成》中間層を形成した後、中間層上に感光
層を形成する。感光層の形成方法は上記の中間層の形成
と同様に、従来公知の塗布による方法を用いることがで
きる。例えば、上述の特開平10-26836号公報、特開平11
-102081号公報、特開平11-344813号公報、特開平11-352
710号公報、特開2000-3049号公報、特開2000-3051号公
報、特開2000-10324号公報、特開2000-56488号公報、特
開2000-75510号公報などに記載の製造方法を用いること
ができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 《中間体の作製》 (中間層の形成)結着樹脂としてフェノール樹脂(大日
本インキ社製のTD447)60重量部、顔料として酸化チタ
ン(富士チタン工業製のTA-300)100重量部、分散媒と
してメタノール100重量部およびジアセトンアルコール1
0重量部を、ボールミル(φ1のジルコニアビーズ)にて
24時間混合、分散させて中間層用の塗布液を作製した。
次いで、この塗布液をφ30のアルミニウム素管(支持基
体)上にテフロンブレードを用いて塗布し、表1に示す
それぞれの熱処理条件にて、膜厚が10μmの中間層を形
成し、電子写真感光体の中間体を作製した。 (吸光度の測定)これらの中間体表面に対して、分光測
色計(ミノルタ社製:CM-1000R)を用いて、可視領域で
の吸光度と最大吸収波長を測定した。測定条件は以下の
通りである。 ・ク゛ラフの単位:吸光度 ・表示の種類:分光特性 ・視野:2度 ・光源の種類:D65 ・表色系:Yxy ・テ゛ータ設定、保存:測定値 ・限界警告:なし ・時間変化の波長:550nm ・平均回数:1回 ・測定モート゛:手動 ・タイマー:00 ・測定の雰囲気:常温常湿 測定結果を表1に示した。
【0045】
【表1】
【0046】表1より、最大吸収波長よりも短波長側で
ある500nmを第1測定波長、長波長側である560nm、580n
m、600nm、620nmを第2測定波長として、吸光度比(=
第2測定波長の吸光度/第1測定波長の吸光度)を求め
た。その結果を表2に示す。
【0047】
【0048】
【表2】
【0049】《積層感光体》 (感光層の形成)吸光度測定後、まず、電荷発生剤とし
てのY型チタニルフタロシアニン1重量部を、分散媒とし
てのエチルセロソルブ39重量部に添加し、超音波分散機
を用いて1次分散させた。この分散液にさらに、結着樹
脂としてのポリビニルブチラール(積水化学工業製のBM
-1)1重量部を、9重量部のエチルセロソルブに溶解させ
た液を添加して、再び超音波分散機を用いて2次分散さ
せて、積層型感光層のうち電荷発生層用の塗布液を作製
した。次にこの塗布液を前記中間体上にテフロンブレー
ドを用いて塗布し、110℃で5分間乾燥させて、膜厚0.5
μmの電荷発生層を形成した。
【0050】次いで、電子輸送剤である3,3’,5,5’−
テトラ−tert−4,4’−ジフェキノン0.05重量部と、正
孔輸送剤であるN,N,N’,N’−テトラキス(3−メチルフ
ェニル)−1,3−ジアミノベンゼン0.8重量部と、結着樹
脂であるZ型ポリカーボネート(帝人化成製のパンライ
トTS2050)0.95重量部およびポリエステル樹脂(東洋紡
製のRV200)0.05重量部とを、8重量部のテトラヒドロフ
ランと共に混合、分散させて、電荷輸送層用の塗布液を
得た。そしてこの塗布液を、上記電荷発生層上にテフロ
ンブレードを用いて塗布し、110℃で30分間乾燥させ
て、膜厚30μmの電荷輸送層を形成して、積層型の電子
写真感光体を作製した。 《単層感光体》 (感光層の形成)吸光度測定後、電荷発生剤としてX型
無金属フタロシアニン5重量部、結着樹脂としてZ型ポ
リカーボネイト(帝人化成製のパンライトTS2050)95重
量部およびポリエステル樹脂(東洋紡製のRV200)5重量
部、分散媒としてテトラヒドロフラン800重量部、正孔
輸送剤として3,3’−ジメチル−N,N,N’,N’−テトラキ
ス(4−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−4,4’
−ジアミン60重量部および電子輸送剤として3,5-ジメチ
ル-3’,5’-ジtertブチル-4,4’-ジフェキノン50重量部
をボールミルにて50時間混合、分散させて感光層用の塗
布液を作製した。次いで、この塗布液を前記中間体上に
テフロンブレードを用いて塗布し、100℃で1時間乾燥
させて、膜厚が20μmの感光層を形成させ、単層型感光
体を製造した。 《評価試験》 (残留電位の測定)ドラム感度試験機(ジェンテック社
製)を用いて、上記のようにして作製した積層型および
単層型感光体に印加電圧を加え、その表面を積層型感光
体については−700±20Vに、単層型感光体については+
700±20Vに帯電させた後、初期表面電位V0(V)を測定
した。次いで、露光光源であるハロゲンランプの白色光
からバンドパスフィルターを用いて取り出した780nm
(半値幅20nm)の単色光(光強度I=16μW/cm2)を感
光体表面に照射(照射時間80msec)し、露光開始後330s
ec後の感光体の表面電位を残留電位Vr(V)として測定
した。 (残留電位と吸光度比との相関)上記表2の測定結果よ
り、縦軸に残留電位、横軸に吸光度比を採りプロット
し、これらのプロットから相関曲線を引いたのが図1〜
図8である。図1中、第1近似曲線は残留電位Vrが110V
付近で推移するプロットを、第2近似直線は吸光度比と
共に残留電位Vrが増大する部分のプロットを、それぞれ
近似したものである。図2〜図8においても、上記と同
様にして第1近似曲線と第2近似曲線を引いた。なお、
各図で吸光度比のもっとも大きい領域において、残留電
位Vrの変化が小さい部分(図中の点線部分)があるが、
これは、初期の表面電位を−700±20Vまたは+700±20V
としたために、残留電位Vrが上限値に近づいたためと考
えられる。
【0051】積層型感光体における図1〜図4、単層型
感光体における図5〜図8より、第1近似直線と第2近
似直線との交点における吸光度比と残留電位Vrは表3に
示す通りであった。
【0052】
【表3】
【0053】上述したように、この交点の吸光度比以下
が適正範囲となる。すなわち、この適正範囲にある感光
体は熱処理条件に拠らず、残留電位Vrが積層感光体では
約−110V、単層感光体では約180Vで安定している。逆に
上記適正範囲外の感光体は熱処理条件によって、残留電
位Vrが大きくなる。上記実施例においては、表2より、
積層型、単層型感光体とも熱処理時間−熱処理温度が、
30min.−180℃、5min.−200℃、10min.−200℃、15mi
n.−200℃、30min.−200℃の場合に適正範囲となる。こ
のうち、5min.−200℃、10min.−200℃、15min.−200
℃、30min.−200℃については、上記4つの第2吸収波
長全てに対する吸光度比が適正範囲内にあり、より好ま
しい熱処理条件といえる。
【0054】また、吸光度比が上記適正範囲となるよう
な熱処理条件を設定して中間層を形成すれば、残留電位
Vrのロット差によるばらつきが非常に少ないものとな
る。
【0055】
【発明の効果】以上記述したように、本発明の電子写真
感光体は残留電位が低く、優れた電気特性を示すもので
ある。
【0056】また、本発明の第1の電子写真感光体の製
造方法によれば、中間層形成時の中間体の状態で、感光
体の残留電位を推測することができるので、不良品を次
工程へ送ってしまうことがない。
【0057】さらに、本発明の第2の電子写真感光体の
製造方法によれば、残留電位のばらつきが小さくなるよ
うな熱処理条件で中間層を形成するので、品質の安定化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における、積層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(560nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図2】実施例における、積層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(580nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図3】実施例における、積層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(600nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図4】実施例における、積層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(620nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図5】実施例における、単層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(560nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図6】実施例における、単層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(580nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図7】実施例における、単層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(600nm/500nm)との相関を示す図であ
る。
【図8】実施例における、単層型感光体の残留電位と中
間層の吸光度比(620nm/500nm)との相関を示す図であ
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持基体と、支持基体上に熱硬化性樹脂を
    含む中間層と、中間層上に設けられる感光層とを有し、
    前記中間層の可視吸収スペクトルにおいて、第1測定波
    長は可視吸収を有し、かつ最大吸収波長よりも短波長側
    の波長帯で定められた波長であり、第2測定波長は可視
    吸収を有し、かつ最大吸収波長よりも長波長側の波長帯
    で定められた波長であるとき、第1測定波長に対する第
    2測定波長の吸光度比が、当該熱硬化性樹脂を含む中間
    層上に感光層を設けた感光体の残留電位と吸光度比との
    相関曲線における、吸光度比の増大に伴う残留電位の変
    化量がほとんど無い部分を近似する第1近似直線と、吸
    光度比の増大に伴って残留電位が比例的に増大する部分
    を近似する第2近似直線との交点に対応する値以下であ
    ることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】前記相関曲線は、中間層を形成するときに
    熱硬化性樹脂を硬化させるための、複数の熱処理条件に
    よる測定値から導かれたものであることを特徴とする請
    求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】第1測定波長および第2吸収波長のうちい
    ずれか一方が、前記熱処理条件による吸光度の変化が最
    も大きい波長であることを特徴とする、請求項2に記載
    の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】中間層が顔料を含む請求項1に記載の電子
    写真感光体。
  5. 【請求項5】支持基体上に熱硬化性樹脂を含む中間層を
    形成した後、中間層表面の第1測定波長に対する第2測
    定波長の吸光度比を測定し、その吸光度比が所定の範囲
    内にある場合に、中間層上に感光層を形成することを特
    徴とする電子写真感光体の製造方法。
  6. 【請求項6】支持基体上に熱硬化性樹脂を含む中間層を
    形成し、その際、第1測定波長に対する第2測定波長の
    吸光度比が所定の範囲内になるよう設定された熱処理条
    件で熱処理を行い、その後、中間層上に感光層を形成す
    ることを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  7. 【請求項7】第1測定波長は可視吸収を有し、かつ最大
    吸収波長よりも短波長側の波長帯で定められた波長であ
    り、第2測定波長は可視吸収を有し、かつ最大吸収波長
    よりも長波長側の波長帯で定められた波長であることを
    特徴とする、請求項5または請求項6に記載の電子写真
    感光体の製造方法。
  8. 【請求項8】前記所定範囲は、熱硬化性樹脂を含む中間
    層上に感光層を設けた感光体の残留電位と吸光度比との
    相関曲線における、吸光度比の増大に伴う残留電位の変
    化量がほとんど無い部分を近似する第1近似直線と、吸
    光度比の増大に伴って残留電位が比例的に増大する部分
    を近似する第2近似直線との交点に対応する値以下であ
    ることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電
    子写真感光体の製造方法。
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