JPH1097088A - 感光体塗布液の検査方法およびその製造方法並びに電子写真感光体の製造方法および電子写真感光体 - Google Patents

感光体塗布液の検査方法およびその製造方法並びに電子写真感光体の製造方法および電子写真感光体

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JPH1097088A
JPH1097088A JP25333596A JP25333596A JPH1097088A JP H1097088 A JPH1097088 A JP H1097088A JP 25333596 A JP25333596 A JP 25333596A JP 25333596 A JP25333596 A JP 25333596A JP H1097088 A JPH1097088 A JP H1097088A
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wavelength
absorbance
photoreceptor
absorption
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JP25333596A
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Masanori Murase
正典 村瀬
Koichi Yahagi
浩一 矢作
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体塗布液の良好な分散状態を評価し、該
感光体塗布液を用いて塗膜欠陥のない電気特性に優れた
電子写真感光体を製造する。 【解決手段】 電荷発生材料および溶剤を含む感光体塗
布液の検査方法において、感光体塗布液の吸収スペクト
ルを測定し、該スペクトルに形成される任意のピーク波
長の吸光度と該電荷発生材料固有の吸収のない波長にお
ける吸光度との比を式(I)(電荷発生材料固有の吸収
のない波長における吸光度)/(吸収スペクトルに形成
される任意のピーク波長の吸光度)×100 ・・・
(I) によって求め、この比によって前記感光体塗布液に含ま
れる電荷発生材料の分散状態を評価する。電荷発生材料
がクロロガリウムフタロシアニン顔料においては、78
0nmにおける吸光度と1000nmにおける吸光度か
ら(I)式の値が2.5〜4.5の範囲内の任意の値と
なったときに分散を終了することが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体塗布液の良
否を間便にしかも短時間で判別することができる感光体
塗布液の特性検査方法、及び、その特性検査方法を用い
て製造した塗布液、並びにその塗布液を用いて製造した
電子写真感光体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体塗布液は結着樹脂を溶剤中に溶解
し、電荷発生材料や電荷輸送材料等を混合して調整され
ており、このような塗布液を導電性基体上に塗布、乾燥
することにより感光体が作成されている。このような塗
布液を用いて作成された感光体は、成膜性能が良く、ま
た生産性能が高い等の利点を有しており、しかも使用す
る顔料などを自在にコントロールできる等の利点を有
し、これまで幅広い検討がなされてきた。
【0003】ところで、上記電荷発生材料としての顔料
の分散状態によって、作成された感光体特性が大きく変
化することから、顔料を十分に液中に分散させるために
は、通常、予備分散が必要であり、また、製造された塗
布液が使用可能であるか否か、つまり顔料の分散状態が
十分であるか否かを検査するためには、この塗布液を用
いて感光体を作成し、この感光体について種々の特性を
検査していた。
【0004】一方、電子写真感光体の製造方法として、
浸漬塗布方法は広く実施されており、その方法は、基本
的に塗布液の中に、被塗布物である導電性基体を下降さ
せていき、塗布したいところまで基体を浸漬させた後、
上昇させることによる。この浸漬塗布方法は、ドラム状
の感光体の製造方法として生産性、膜厚の均一性などに
おいて優れた方法である。しかしながら、電荷発生材料
からなる感光体塗布液の塗布工程においては、様々な問
題を有している。例えば、同一粘度、同一固形分比であ
るにもかかわらず同一塗布速度で塗布した際の塗膜膜厚
が異なり同時に異なった電気特性を示すことが上げら
れ、製造ラインにおいて調整生産を強いられること、ま
た、分散状態の善し悪しによって塗膜欠陥が生ずること
等が挙げられる。
【0005】このような問題を解決するための対策とし
て、特開平4−76153号公報には、感光体塗布液に
て形成される吸収スペクトルを測定し、該吸収スペクト
ルに形成される二つのピークの吸光度を比により感光体
塗布液に含まれる電荷発生材料の分散状態を評価する方
法が提案されている。しかし、この方法では、電荷発生
材料の分散程度によって吸収スペクトルに形成される2
つのピークの比が変化が少ないため、この比によって確
実に電荷発生材料の分散状態を評価することが困難であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、感光体塗布液の分散状態を確実、簡便にしかも短時
間で評価して、該感光体塗布液を用いて作製する電子写
真感光体の電気特性を常時安定して製造できるようにす
ることにある。本発明の第2の目的は、感光体塗布液の
分散状態を簡便にしかも短時間で評価する感光体塗布液
の検査方法を提供することにある。本発明の第3の目的
は、上記の検査方法を利用して感光体塗布液を製造する
方法を提供することにある。本発明の第4の目的は、上
記の感光体塗布液の製造方法により製造された感光体塗
布液を用いて電子写真感光体を製造する方法を提供する
ことにある。本発明の第5の目的は、、上記の製造方法
で製造された電子写真感光体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電荷発
生材料及び溶剤を含む感光体塗布液の検査方法におい
て、感光体塗布液にて形成される試料の吸収スペクトル
を測定し、該吸収スペクトルに形成される任意のピーク
の吸光度と該電荷発生材料固有の吸収の無い波長の吸光
度の比(電荷発生材料固有の吸収の無い波長の吸光度)
/(ピーク波長吸光度)×100・・・(I)によっ
て、また、電荷発生材料固有の吸収の無い波長の吸光度
をピーク波長の5分の1以下の任意の波長の吸光度と
し、該吸収スペクトルに形成される任意のピーク波長の
吸光度とピーク波長の5分の1以下の任意の波長の吸光
度の比(ピーク波長の5分の1以下の任意の波長の吸光
度)/(ピーク波長吸光度)×100によって、また、
電荷発生材料固有の吸収の無い波長を900〜1000
nmの任意の吸光度の波長とし、(900〜1000n
mの任意の波長の吸光度)/(ピーク波長吸光度)×1
00によって、感光体塗布液に含まれる電荷発生材料の
分散状態を評価する感光体塗布液の検査方法が提供され
る。また、分散中の感光体塗布液を前記検査方法によっ
て評価した値が任意の一定値の時点で分散操作を終了す
る感光体塗布液の製造方法が提供される。さらに、感光
体塗布液の分散工程時において、上記の所定の値が2.
0%以内となるように感光体塗布液を製造する方法が望
ましい。この際、電荷発生材料としてクロロガリウムフ
タロシアニンを用い、780nm付近のピークと100
0nmの吸光度の比をとった場合、前記(I)式による
値の範囲を2.5〜4.5とすることが望ましい。さら
に前記感光体塗布液の製造方法で製造された感光体塗布
液を用いて電子写真感光体を製造する方法および電子写
真感光体が提供される。
【0008】本発明において、分散状態を良好に保ち塗
膜欠陥のない電子写真感光体の製造方法、並びに、同一
塗布速度、同一粘度、同一固形分比で一定の塗膜膜厚か
らなる一定の電気特性を示す感光層を与えるものであ
る。さらに、電荷発生材料としてクロロガリウムフタロ
シアニン顔料を用いる場合、生産性を損なうことなく、
一定の電気特性、安定した塗膜で欠陥のない電子写真感
光体を与えるものである。
【0009】本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、電荷
発生材料特有の吸収スペクトルであるピークの吸光度に
着目し、また、電荷発生材料の吸収に関与しない波長の
吸光度が粒子の大きさに対応した散乱を起こし、粒子の
大きさが小さくなると、電荷発生材料の吸収に関与しな
い波長の吸光度が電荷発生材料特有の吸収スペクトルで
あるピークの吸光度に対して相対的に小さくすることに
着目し、この比を取ることによって分散状態を評価する
感光体塗布液の検査方法が可能となることを見出した。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において、感光体塗布液
は、通常、顔料等の電荷発生材料と溶剤とを主成分と
し、その他結着樹脂を含有する。感光体塗布液の吸収ス
ペクトルにおいて、電荷発生材料、溶剤、結着樹脂等を
含有し、それらに固有の吸収スペクトルを形成する。溶
剤、結着樹脂等に固有の吸収スペクトルは、電荷発生材
料に固有の吸収スペクトルに対して低波長側に位置し、
電荷発生材料に固有の吸収スペクトル側には溶剤、結着
樹脂に固有の吸収スペクトルは現れない。したがって、
本発明における吸収スペクトルに形成される任意のピー
ク波長とは、電荷発生材料に固有の吸収スペクトルにお
ける任意のピーク波長をいい、電荷発生材料固有の吸収
ない波長とは、電荷発生材料に固有の吸収スペクトルに
おける吸収のない波長をいう。
【0011】例えば、電荷発生材料としてのクロロガリ
ウムフタロシアニン顔料の場合、図1に示すような吸収
スペクトルを示す。図1において、感光体塗布液に含有
される結着樹脂、溶剤等の吸収スペクトルは、図1にお
ける波長よりも低波長側に位置するため、図1の吸収ス
ペクトルには現れない。図1におけるピーク波長は、6
65nm付近、780nm付近にあり、電荷発生材料に
固有の吸収スペクトルにおける任意のピーク波長とは6
65nm付近、780nm付近である。
【0012】また、電荷発生材料固有の吸収ない波長
は、電荷発生材料がクロロガリウムフタロシアニン顔料
の場合、665nm付近、780nm付近をそれぞれ除
く波長領域である。ただし、本発明において、電荷発生
材料固有の吸収ない波長としては、電荷発生材料がクロ
ロガリウムフタロシアニン顔料の場合、粒子の分散状態
に影響する波長領域は900nm〜1000nmであ
り、特に粒子の分散状態に最も影響する波長領域は10
00nmである。ここで、例えば、電荷発生材料固有の
吸収のない波長を定義するには、少なくともその第2ピ
ークの吸収波長に相当する吸光度の1/5以下の波長と
して考えることができる。この場合、前記クロロガリウ
ムフタロシアニン顔料の場合には、780nm付近の第
2ピークに対して、例えば、800nm、850nmは
その比が1/5以上であり、この波長では分子の分散状
態を正しく表現できない。
【0013】したがって、電荷発生材料に固有の吸収ス
ペクトルにおける任意のピーク波長および電荷発生材料
固有の吸収ない波長は、電荷発生材料によって異なるの
で、それぞれの電荷発生材料に応じてそれぞれの波長が
選定される。本発明においては、上記のようにして定ま
る電荷発生材料に固有の吸収スペクトルにおける任意の
ピーク波長の吸光度および電荷発生材料固有の吸収ない
波長の吸光度に基づいて下記の式(I)を求める。 (電荷発生材料固有の吸収の無い波長の吸光度)/(ピーク波長吸光度)× 100・・・(I)
【0014】電荷発生材料固有の吸収の無い波長の吸光
度は、電荷発生材料の分散状態により、すなわち、電荷
発生材料の粒子が小さくなると、ピーク波長の吸光度に
対して相対的に小さくなるので、分散性性能の評価は、
この値が小さい程、分散性能が優れていることになる。
したがって、分散状態の不良によって生ずる塗膜製造工
程における塗膜欠陥をなくすためにはこの値(I)が小
さいほど、例えば、電荷発生材料としてクロロガリウム
フタロシアニン顔料を用い、780nm付近のピーク波
長と1000nmの吸光度の比によって分散状態を評価
する場合は4.5以下、特に2.5〜4.5とすること
が望ましく、より望ましくは3.2〜4.0である。式
(I)の値が4.5を越えると、電荷発生材料の分散状
態を充分でなく、その感光体塗布液を用いて作製された
電子写真感光体のハーフトーンでの黒点数が増加する。
この理由は、詳細にはあきらかではないが、分散によっ
て十分にほぐれていない粒子、あるいは凝集物によって
膜厚の均一性が損ねられ、膜厚変動とそれに伴う電気特
性の変動を生じさせているとも考えられる。ただし、式
(I)の値が2.5より小さくすることは、感光体塗布
液を用いて電子写真感光体を製造する際、塗布速度が著
しく低下するため生産性の面から好ましくない。
【0015】本発明において、感光体塗布液を製造する
際は、例えば、電荷発生材料としてクロロガリウムフタ
ロシアニン顔料を用いる場合、最初にピークの吸光度が
0.5〜2.0、望ましくは0.9〜1.1の範囲にな
るように感光体塗布液を希釈する。希釈溶媒としては、
感光体塗布液中の溶媒と同じものを用いることが望まし
いが、特にそれに限定されるものではない。その後、式
(I)の値を求め、その値が所定の値(例えば、4.5
以下、特に2.5〜4.5とすることが望ましく、より
望ましくは3.2〜4.0)になったときに感光体塗布
液の分散操作を終了する。式(I)の値が所定の値とな
った後も分散操作を継続すると、電荷発生材料の粒子の
再凝集が起こり、電子写真感光体の電気特性が低下しや
すい。
【0016】一方、本検査方法において異なった値を示
す感光体塗布液を用いた場合、同一粘度、同一固形分比
であるにもかかわらず同一塗布速度で塗布した際の塗膜
膜厚が異なると同時に異なった電気特性を示す。したが
って、ある一定の範囲の検査値、望ましくは2.0%以
内の幅からなる感光体塗布液を用いることによって解決
することができる。
【0017】さらに、分散工程中の液を少量分散機から
抜き取り該検査を行い、その値が任意の一定値の時点で
分散を終了させることによる感光体塗布液の製造方法に
よって、異なった電荷発生材料のロット、異なったバイ
ンダーのロットにおいても安定的に感光体塗布液を作成
することができる。この際、分散後の分散液の後処理、
例えば遠心沈降やフィルタリングよる分散性のさらなる
向上、また、塗液作成後の保管による二次凝集による分
散性の劣化等による検査値の変動を考慮して任意の一定
値は2.5〜6.5%の範囲の中で設定することが望ま
しい。
【0018】このような分散液を得るための分散手段自
身は本発明では特に限定されるものではない。すなわ
ち、サンドミル、ボールミル、ペイントシェイカー、ホ
モミキサー、アトライター、ダイノーミルなどの湿式分
散装置を使用することによって達成されるが、分散処理
能力、及び、分散に要する破砕力の点よりダイノーミル
で行うことが望ましい。
【0019】本発明において、感光体塗布液を製造する
際は、ダイノーミル等の湿式分散装置を用いて、例え
ば、循環ポンプを用いて貯蔵タンクとの間を循環させ、
その循環ラインの途中で感光体塗布液をサンプリングし
てこの感光体塗布液の式(I)の値を測定し、その値が
所定の値となったときに分散を終了する。
【0020】上記のようにして得られる分散状態の良好
な感光体塗布液を導電性基体に塗布することによって、
電子写真感光体を製造される。この感光体塗布液を用い
た電子写真感光体は以下のような材料から構成される。
すなわち、導電性基体上に、下引層、電荷発生層、電荷
輸送層を順次積層したもの、もしくは、導電性基体上に
下引層、電荷輸送層、電荷発生層の順に積層したものか
らなる。
【0021】導電性基体としては、例えば、アルミニウ
ム、ニッケル、クロム、ステンレス鋼等の金属類、およ
びアルミニウム、チタニウム、ニッケル、クロム、ステ
ンレス、金、バナジウム、酸化錫、酸化インジウム、I
TO等の薄膜を設けたプラスチックフィルム等あるいは
導電性付与剤を塗布、または、含浸させた紙、およびプ
ラスチックフィルム等があげられる。さらに必要に応じ
て導電性支持体の表面は、画質に影響のない範囲で各種
の処理を行うことができる。例えば、表面の酸化処理や
薬品処理、及び、着色処理等または、砂目立てなどの乱
反射処理等を行うことができる。
【0022】下引き層に用いる結着樹脂はポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル
樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹
脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリイミド樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリ
ビニルアセタール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルアルコール樹脂、水溶性ポリエステル樹
脂、ニトロセルロース、カゼイン、ゼラチン、ポリグル
タミン酸、澱粉、スターチアセテート、アミノ澱粉、ポ
リアクリル酸、ポリアクリルアミド、ジルコニウムキレ
ート化合物、ジルコニウムアルコキシド化合物、チタニ
ルキレート化合物、チタニルアルコキシド化合物、有機
チタニル化合物、シランカップリング剤等の公知の材料
を用いることができるが、これらに限定されるものでは
ない。また、これらの結着樹脂は単独あるいは2種以上
混合して用いることができる。
【0023】本発明における感光体塗布液塗布液は、電
荷発生層を形成するための塗布液であって、電荷発生材
料および溶剤を主成分とし、必要に応じて公知の結着樹
脂、可塑剤、増感剤を用いることができる。電荷発生材
料としては、アゾ顔料、ジスアゾ顔料、キノン顔料、キ
ノシアニン顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔料、ビスベ
ンゾイミダゾール顔料、フタロシアニン顔料、キナクリ
ドン顔料、ピリリウム塩、アズレニウム塩、三晶方型セ
レンなどが挙げられる。結着樹脂としては、広範な絶縁
性樹脂から選択することができる。また、これらの電荷
発生材料は単独あるいは2種以上混合して用いることが
できる。また、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビ
ニルアントラセン、ポリビニルピレン、ポリシランなど
の有機光導電性ポリマーから選択することもできる。好
ましい結着樹脂としては、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリアリレート樹脂(ビスフェノールAとフタル酸の重
縮合体等)、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹
脂、フェノキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポリアクリルアミ
ド樹脂、ポリビニルピリジン樹脂、セルロース樹脂、ウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂、カゼイン、ポリビニルアル
コール樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂等の公知の絶縁
性樹脂をあげることができるが、これらに限定されるも
のではない。また、これらの結着樹脂は単独あるいは2
種以上混合して用いることができる。
【0024】電荷輸送層は、電荷輸送材料を適当な結着
樹脂中に含有させて形成される。電荷輸送材料として
は、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾール等のオキサジアゾール誘
導体、1,3,5−トリフェニル−ピラゾリン、1−
[ピリジル−(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチ
リル)−5−(p−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリ
ン等のピラゾリン誘導体、トリフェニルアミン、ジベン
ジルアニリン等の芳香族第3級アミノ化合物、N,N’
−ジフェニル−N.N’−ビス−(3−メチルフェニ
ル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン
等の芳香族第3級ジアミノ化合物、3−(4’−ジエチ
ルアミノフェニル)−5,6−ジ−(4’−メトキシフ
ェニル)−1,2,4−トリアジン等の1,2,4−ト
リアミン誘導体、4−ジエチルアミノベンズアルデヒド
−1,1’−ジフェニルヒドラゾン等のヒドラゾン誘導
体、2−フェニル−4−スチリルキナゾリン等のキナゾ
リン誘導体、6−ヒドロキシ−2,3−ジ(p−メトキ
シフェニル)ベンゾフラン等のベンゾフラン誘導体、p
−(2,2’−ジフェニルビニル)−N,N−ジフェニ
ルアニリン等のα−スチルベン誘導体、“Journa
l of Imaging Science“29:7
〜10(1985)に記載されているエナミン誘導体、
N−エチルカルバゾール等のポリ−N−ビニルカルバゾ
ールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾールエチル
グルタメートおよびその誘導体、さらにはピレン、ポリ
ビニルピレン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルア
クリジン、ポリ−9−ビフェニルアントラセン、ピレン
/ホルムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾール/ホルム
アルデヒド樹脂等の公知の電荷輸送材料を用いることが
できるが、これらに限定されるものではない。また、こ
れらの電荷輸送材料は単独あるいは2種以上混合して用
いることができる。
【0025】さらに電荷輸送層に用いる結着樹脂は、ポ
リカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、メタクリル樹
脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビニルアセテート
樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン
−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共
重合体、シリコン樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂、スチレン−アルキッ
ド樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾールなどの公知の樹
脂を用いることができるが、これらに限定されるもので
はない。また、これらの結着樹脂は単独あるいは2種以
上混合して用いることができる。
【0026】下引き層、電荷発生層および電荷輸送層の
塗布液作成に用いる溶剤には、例えば、メタノール、エ
タノール、イソプロパノールなどのアルコール 類、ア
セトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレン
グリコールモノメチルエーテルなどのエーテル類、クロ
ロホルム、ジクロルメタン、ジクロルエタン、四塩化炭
素、トリクロルエチレンなどの脂肪族ハロゲン化炭化水
素類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、酢酸メチル、酢酸エチ
ルなどのエステル類、あるいはベンゼン、トルエン、キ
シレン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼンなどの
芳香族類、などの一般に電子写真感光体の塗布液の作成
に用いられる公知の有機溶媒を用いることができるが、
これらに限定されるものではない。また、これらの溶剤
は単独あるいは2種以上混合して用いることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。 実施例1 以下の処方にて、分散方法の異なる感光体塗布液として
分散液a〜分散液lを得た。 (処方) キシレン 9.2kg 酢酸n−ブチル 4.6kg 構造式(1)の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 1.2kg をsus製タンクに入れ12時間撹はんエアー圧力0.
5MPaにて撹はんし、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体を溶解させた。
【0028】
【化1】
【0029】次いで、タンクにクロルガリウムフタロシ
アニン1.5kgを加え、循環ポンプによって1.4L
ダイノーミルを経由して液を循環させる方法によって分
散液を作製した。すなわち、液はダイノーミルを通過
後、再びタンクに戻る経路で循環する。
【0030】この際、分散条件は以下の通りである ガラスビーズ 1.65kg 回転数 2000rpm 液温度 20℃ 循環量 0.5L/min この条件下で分散時間を変えて分散液a〜分散液lまで
12種類の分散液を作製した。また、分散液の検査は以
下の手順にて行った。すなわち、最初にピークの1つで
ある780nm付近の吸光度が0.99〜1.01の範
囲になるように分散液をキシレン、酢酸n−ブチルの
2:1重量比の混合液にて希釈し、ついで1000nm
の吸光度を測定し、(1000nm吸光度)/(ピーク
波長吸光度)×100によってその比を求める。このよ
うにして作製した分散液の結果を表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】表1のように分散液a〜分散液lの検査値
はすべて20以下の値を示し(検査値:1/5×100
が検査値20を意味する)、ピーク吸光度に対して選択
した波長の吸光度が5分の1以下であることを示した。
次に、下記構成の塗布液(下引層)、塗布液(電荷輸送
層)を作製した。 塗布液(下引き層) 構造式(2)のジルコニウム化合物 20重量部 構造式(3)のシランカップリング剤 2重量部 構造式(4)のポリビニルブチラール樹脂 2重量部 n−ブタノール 70重量部 塗布液(電荷輸送層) 構造式(5)の電荷輸送物質 1重量部 構造式(6)のポリカーボネイト樹脂 1重量部 モノクロルベンゼン 3重量部 テトラヒドロフラン 3重量部
【0033】
【化2】
【0034】これらの塗布液、すなわち、塗布液(下引
き層)、分散液(a〜l)、塗布液(電荷輸送層)を用
いて電子写真感光体を以下の手順で作製した。塗布液
(下引き層)溶液を浸漬塗布法にて塗布し、120℃に
おいて10分間加熱乾燥し膜厚1.0μmの下引層を形
成した。次ぎに、上記分散液(a〜l)の各々を下引層
上に浸漬塗布方法にて塗布し、膜厚0.20μmの電荷
発生層を形成した。次いで、塗布液(電荷輸送層)を用
いて浸漬塗布法で塗布し、120℃において1時間加熱
乾燥、膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。これらの
電子写真感光体をレーザープリンター(XP−11:富
士ゼロックス製)に装着し、高温高湿(28℃,85%
RH)下で10000枚の耐久試験を行い、画質評価を
行った。これらの結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】この各々の結果を分散液検査値とハーフト
ーン黒点数との関係にまとめたのが図2である。このよ
うに分散液の検査値と10000枚プリント後のハーフ
トーン画質(黒点個数/枚)は良い相関が見られた。
【0037】また、電荷発生材料としてクロロガリウム
フタロシアニン顔料を用いた場合、780nm付近のピ
ーク波長と1000nmの吸光度の比によって分散状態
を評価する場合、感光体塗布液分散液検査値が4.5以
下の範囲において10000枚プリント後のハーフトー
ン画質欠陥が極めて少なく良好であることが示された。
【0038】さらに、また、本検査方法は分散途中の液
の少量(約1mg)をサンプリングすることによって可
能であり、任意の値に達した際、分散終了時間を判定す
ることが可能である。
【0039】実施例2 次に、分散液(a〜l)を固形分比が4.6重量比にな
るように調整し、一定粘度1.4mPa・sの塗布液を
得た。この塗布液を用いて一定塗布速度200mm/m
inで塗布した以外は実施例1と同様の条件で電子写真
感光体を作製した。このようにして得られた電子写真用
感光体を、レーザープリンター改造スキャナー(XP−
11改造機:富士ゼロックス製)を用いて、常温常湿
(20℃,40%RH)下で、グリッド印加電圧−70
0Vのスコロトロン帯電器で帯電し(A)、780nm
の半導体レーザーを用いて、1秒後に29.0ergs
/cm2 の光を照射して放電を行い(B)、更に、3秒
後50ergs/cm2 の赤色LED光を照射して除電
を行う(C)というプロセスによって、各部の電位を測
定した。また、電荷発生層の膜厚を電子写真感光体の断
面をカットし走査電顕微鏡にて求めた。これらの結果を
実験13から24としてまとめ表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】表3に示すように分散液が同一塗布粘度、
同一固形分比であるにもかかわらず、同一塗布速度で浸
漬塗布した膜厚が異なった値を示しており、分散液検査
値と相関がある。また、その影響は電気特性電位(B)
にも見られている。この各々の結果を分散液検査値と電
気特性電位(B)との関係にまとめたのが図3である。
このように、分散液検査値と電気特性(B)とは、直線
関係にあり、その傾きが約5V/%であることから、分
散液検査値の幅が例えば2.0%を越えると電気特性電
位(B)のばらつきが約10V以上と大きくなり問題が
生ずる。従って、分散液検査値の幅は2.0%以内にし
なければならない。
【0042】実施例3 分散液a〜分散液lをそれぞれ電荷発生層の膜厚が0.
20μmになるように塗布速度を設定した以外は実施例
2と同等の条件で電子写真感光体を作成した。図4にこ
のときの分散液塗布速度と分散液検査値の関係を示し
た。このように、電荷発生材料としてクロロガリウムフ
タロシアニン顔料を用い、780nm付近のピーク波長
と1000nmの吸光度の比によって分散状態を評価す
る場合、分散液検査値の値が2.5より小さくなると塗
布速度が著しく遅くなることから、生産性の面から分散
液検査値2.5以上の分散液が妥当ということが示され
た。
【0043】実施例4,5 実施例1において分散液検査値を求める際、顔料固有の
吸収の無い波長として900nm、及び950nmを選
択した場合の分散液検査値とハーフトーン黒点数との関
係を表4にまとめた。
【0044】
【表4】
【0045】これらを実施例4,5としてグラフに示し
たのが図5,6である。このように分散液の検査値と1
0000枚プリント後のハーフトーン画質(黒点個数/
枚)は良い相関が見られた。また、表4のように顔料固
有の吸収の無い波長として900nm、及び950nm
を選択した場合の分散液a〜分散液lの検査値はすべて
20以下の値を示し(検査値:1/5×100が検査値
20を意味する)、ピーク吸光度に対して選択した波長
の吸光度が5分の1以下であることを示した。
【0046】比較例1,2 実施例1において分散液検査値を求める際、顔料固有の
吸収の無い波長として800nm、及び850nmを選
択した場合の分散液検査値とハーフトーン黒点数との関
係を表5にまとめた。
【0047】
【表5】
【0048】これらを比較例1,2としてグラフに示し
たのが図7,8である。このように分散液の検査値と1
0000枚プリント後のハーフトーン画質(黒点個数/
枚)は相関が見られない。また、表5のように顔料固有
の吸収の無い波長として800nm、及び850nmを
選択した場合の分散液a〜分散液lの検査値には20以
上の値を示すものがあり(検査値:1/5×100が検
査値20を意味する)、ピーク吸光度に対して選択した
波長の吸光度が5分の1以上の条件では分散液の検査値
と10000枚プリント後のハーフトーン画質(黒点個
数/枚)は相関が見られないことを示した。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、感光体塗
布液の分散状態を確実、簡便にしかも短時間で評価し
て、分散状態の良好な感光体塗布液を製造でき、該感光
体塗布液を用いて塗膜欠陥がなく、電気特性に優れた電
子写真感光体を常時安定して製造できる。特に同一塗布
速度、同一粘度、同一固形分比で一定の塗膜膜厚からな
る一定の電気特性を示す感光層を形成することができ、
電荷発生材料としてクロロガリウムフタロシアニン顔料
を用いる場合においても生産性を損なうことなく、一定
の電気特性、安定した塗膜で欠陥のない電子写真感光体
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電荷発生材料としてクロロガリウムフタロシア
ニン顔料を用いた感光体塗布液の吸収スペクトルを示す
グラフである。
【図2】実施例1における分散液(感光体塗布液)の検
査値とハーフトーン黒点数との関係を示す図である。
【図3】実施例2における分散液(感光体塗布液)の検
査値と電子写真感光体の電気特性との関係を示す図であ
る。
【図4】実施例3における分散液(感光体塗布液)の検
査値と分散液(感光体塗布液)の塗布速度との関係を示
す図である。
【図5】実施例4における分散液(感光体塗布液)の検
査値とハーフトーン黒点数との関係を示す図である。
【図6】実施例5における分散液(感光体塗布液)の検
査値とハーフトーン黒点数との関係を示す図である。
【図7】比較例1における分散液(感光体塗布液)の検
査値とハーフトーン黒点数との関係を示す図である。
【図8】比較例2における分散液(感光体塗布液)の検
査値とハーフトーン黒点数との関係を示す図である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷発生材料および溶剤を含む感光体塗
    布液の検査方法において、前記感光体塗布液の吸収スペ
    クトルを測定し、該スペクトルに形成される任意のピー
    ク波長の吸光度と該電荷発生材料固有の吸収のない波長
    における吸光度との比を下記の式(I) (電荷発生材料固有の吸収のない波長における吸光度)/(吸収スペクトルに形 成される任意のピーク波長の吸光度)×100 ・・・(I) によって求め、この比によって前記感光体塗布液に含ま
    れる電荷発生材料の分散状態を評価することを特徴とす
    る感光体塗布液の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記電荷発生材料固有の吸収のない波長
    における吸光度が前記ピーク波長の吸収度の1/5以下
    の吸収度を示す任意の波長であることを特徴とする請求
    項1に記載の感光体塗布液の検査方法。
  3. 【請求項3】 前記電荷発生材料固有の吸収のない波長
    が900乃至100nmの任意の波長であることを特徴
    とする請求項1に記載の感光体塗布液の検査方法。
  4. 【請求項4】 前記電荷発生材料がクロロガリウムフタ
    ロシアニン顔料であることを特徴とする請求項3に記載
    の感光体塗布液の検査方法。
  5. 【請求項5】 前記ピーク波長が780nm付近のピー
    ク波長であり、前記前記電荷発生材料固有の吸収のない
    波長が1000nmであることを特徴とする請求項4に
    記載の感光体塗布液の検査方法。
  6. 【請求項6】 電荷発生材料および溶媒を分散する感光
    体塗布液の製造方法において、分散した前記感光体塗布
    液の吸収スペクトルを測定し、該吸収スペクトルに形成
    された任意のピーク波長の吸収度と該電荷発生材料固有
    の吸収のない波長における吸収度との比を下記の式
    (I) (電荷発生材料固有の吸収のない波長における吸光度)/(吸収スペクトルに形 成される任意のピーク波長の吸光度)×100 ・・・(I) によって求め、この比が所定の値となったときに分散を
    終了することを特徴とする感光体塗布液の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記電荷発生材料固有の吸収のない波長
    における吸光度が前記ピーク波長の吸収度の1/5以下
    の吸収度を示す任意の波長であることを特徴とする請求
    項6に記載の感光体塗布液の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記電荷発生材料固有の吸収のない波長
    が900乃至100nmの任意の波長であることを特徴
    とする請求項6に記載の感光体塗布液の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記電荷発生材料がクロロガリウムフタ
    ロシアニン顔料であることを特徴とする請求項8に記載
    の感光体塗布液の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ピーク波長が780nm付近のピ
    ーク波長であり、前記前記電荷発生材料固有の吸収のな
    い波長が1000nmであることを特徴とする請求項9
    に記載の感光体塗布液の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記所定の値が、2.5乃至4.5の
    値であることを特徴とする請求項10に記載の感光体塗
    布液の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記所定の値が、3.2乃至4.0の
    値であることを特徴とする請求項11に記載の感光体塗
    布液の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記所定の値の幅を2%以内とするこ
    とを特徴とする請求項10に記載の感光体塗布液の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項6乃至請求項13の方法で製造
    された感光体塗布液を導電性基体に塗布することを特徴
    とする電子写真感光体の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14の方法で製造された電子写
    真感光体であることを特徴とする電子写真感光体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008534A (ja) * 2010-05-24 2012-01-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真感光体及び画像形成装置
JP2018054695A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

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