JP2002280459A - 集積回路の製造方法 - Google Patents

集積回路の製造方法

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JP2002280459A
JP2002280459A JP2001080289A JP2001080289A JP2002280459A JP 2002280459 A JP2002280459 A JP 2002280459A JP 2001080289 A JP2001080289 A JP 2001080289A JP 2001080289 A JP2001080289 A JP 2001080289A JP 2002280459 A JP2002280459 A JP 2002280459A
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mos transistor
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forming
electrode
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Satoshi Katayama
悟志 片山
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Kawasaki Microelectronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、MOSトランジスタと、上部電極お
よび下部電極を有する容量素子や抵抗素子とが混在する
集積回路の製造方法に関し、電気的特性に優れた受動素
子を有する集積回路を効率の良いプロセスで得る。 【解決手段】絶縁膜20の、少なくとも第1のMOSト
ランジスタ100のソース/ドレイン領域を覆う部分を
残したまま、少なくとも第2のMOSトランジスタ20
0のソース/ドレイン領域を覆う部分を除去すること
で、少なくとも第2のMOSトランジスタ200のソー
ス/ドレイン領域を露出する工程と、少なくとも、第2
のMOSトランジスタ200の、上記工程によって露出
されたソース/ドレイン領域上に金属膜を堆積し、熱処
理を行って第2のMOSトランジスタの200ソース/
ドレイン領域をシリサイド化する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSトランジス
タと、容量素子や抵抗素子等の受動素子とが混在する集
積回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置の微細化に伴い、pn
接合の深さが浅くなることで横方向の拡散抵抗は増加傾
向にある。例えばMOSトランジスタでは、微細化に伴
いソース/ドレイン領域を浅くする結果、ソース/ドレ
イン領域が高抵抗化し、トランジスタの高速化の妨げと
なる。このため、ソース/ドレイン領域をシリサイド化
することによって低抵抗化させる技術が知られている。
【0003】シリサイド化技術の中には、MOSトラン
ジスタのソース/ドレイン領域やゲート電極が形成され
た半導体基板上の全面にTi等の金属膜を形成して熱処
理することにより、ソース/ドレイン領域やゲート電極
のシリコンの露出部分だけにシリサイド化反応を起こさ
せて選択的にシリサイドを形成する、いわゆる自己整合
シリサイド形成技術(サリサイド技術)がある。一方、
入出力回路に使用するトランジスタ等はシリサイド化す
ることが好ましくない場合もある。このような場合、シ
リサイド化を避けるトランジスタを絶縁膜(サリサイド
ブロック膜)で覆ってから、他のトランジスタのみをシ
リサイド化する方法がある。
【0004】従来より、このような自己整合シリサイド
形成を含むCMOS(Complementary M
OS)プロセスにおいて、半導体基板上に容量素子や抵
抗素子といった受動素子を同時に形成する方法が提案さ
れている。特にアナログ用途の集積回路においては、こ
のような受動素子が多用される。
【0005】例えば、特開平7−202012号公報に
は、キャパシタ用の絶縁膜をサリサイドブロック膜もし
くはMOSトランジスタのサイドウォールスペーサとし
て同時に用いる方法が提案されている。また、特開平1
0−70244号公報では、自己整合シリサイド形成を
含む集積回路の製造方法において、キャパシタ用絶縁膜
とキャパシタ用上部電極とを同時にパターニングする方
法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−202012号公報に提案された方法では、絶縁膜
の一部をキャパシタ用の絶縁膜として使用するためにパ
ターニングした後、キャパシタ用の上部電極形成がなさ
れる。このために、その絶縁膜の、キャパシタ用の絶縁
膜となる部分がレジストに含有されている有機物により
汚染されたり、エッチングやアッシングによって膜減り
等のダメージを受ける恐れがあり、キャパシタ用の絶縁
膜として電気的特性に劣るという問題がある。
【0007】また、特開平10−70244号公報に提
案された方法では、絶縁膜をキャパシタ用の絶縁膜とし
てしか用いておらず、サリサイドブロックやサイドウォ
ールスペーサを形成するためには、絶縁膜をもう一度形
成してパターニングする必要があり、工程数が多くなっ
てしまう。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、電気的特性に
優れた受動素子を効率の良いプロセスで得ることができ
る集積回路の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の集積回路の製造方法は、半導体基板上に、第
1および第2のMOSトランジスタのそれぞれのゲート
電極と、上部電極および下部電極とを有する容量素子の
その下部電極とを形成する第1工程と、上記第1および
第2のMOSトランジスタのそれぞれの上記ゲート電極
およびそのゲート電極の両側のソース/ドレイン領域
と、上記容量素子の下部電極とを覆う絶縁膜を形成する
第2工程と、上記第2工程の実施に続いて、上記絶縁膜
上の、少なくとも上記下部電極を覆う部分に導電膜から
なる上記上部電極を形成する第3工程と、上記第3工程
の実施の後に、上記絶縁膜の、少なくとも上記第1のM
OSトランジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分を
残したまま、少なくとも上記第2のMOSトランジスタ
のソース/ドレイン領域を覆う部分を除去することで、
少なくともその第2のMOSトランジスタのソース/ド
レイン領域を露出する第4工程と、少なくとも、上記第
2のMOSトランジスタの、上記第4工程によって露出
されたソース/ドレイン領域上に金属膜を堆積し、熱処
理を行ってその第2のMOSトランジスタのソース/ド
レイン領域をシリサイド化する第5工程とを含むことを
特徴とする。
【0010】本発明の第1の集積回路の製造方法では、
絶縁膜の一部を上記容量素子の容量絶縁膜にするととも
に、その絶縁膜の他の部分をサリサイドブロックとして
利用する。このため、シリサイド化されたソース/ドレ
イン領域を有するMOSトランジスタと、シリサイド化
を避けたソース/ドレイン領域を有するMOSトランジ
スタと、受動素子である容量素子とを同じ半導体基板上
に工程数の少いプロセスフローで効率よく製造すること
ができる。
【0011】また、容量素子の容量絶縁膜として使用す
る絶縁膜を第2工程で形成した後、パターンニング工程
を経ることなく、続いて、容量素子の上部電極となる導
電膜を形成する。このため、容量絶縁膜に対する汚染や
ダメージの問題が無く、電気的特性の優れた容量素子を
形成することができる。
【0012】また、本発明の第1の集積回路の製造方法
において、上記第1工程が、上記第1および第2のMO
Sトランジスタのゲート電極と、上記容量素子の下部電
極とを形成するとともに、さらに抵抗素子を形成する工
程であり、上記第2工程において形成される絶縁膜が、
上記第1および第2のMOSトランジスタのそれぞれの
ゲート電極およびソース/ドレイン領域と、上記容量素
子の下部電極とに加えて、上記抵抗素子を覆うものであ
り、上記第4工程において、上記絶縁膜の、上記第1の
MOSトランジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分
に加えて、上記抵抗素子を覆う部分を残す態様が好まし
い。
【0013】この態様では、さらに、受動素子である上
記抵抗素子を同じ半導体基板上に工程数の少いプロセス
フローで効率よく製造することができる。
【0014】本発明の第2の集積回路の製造方法は、半
導体基板上に、上記第1および第2のMOSトランジス
タのそれぞれのゲート電極と、上部電極および下部電極
を有する容量素子のその下部電極とを形成する第1工程
と、上記第1および第2のMOSトランジスタのそれぞ
れの上記ゲート電極およびそのゲート電極の両側のソー
ス/ドレイン領域と、上記容量素子の下部電極と、その
上方に抵抗素子が形成される上記半導体基板の所定領域
とを覆う第1の絶縁膜を形成する第2工程と、上記第2
工程の実施に続いて、上記第1の絶縁膜の、少なくとも
上記下部電極を覆う部分と、上記所定領域を覆う部分と
の上に、それぞれ多結晶シリコンからなる、上記容量素
子の上部電極と上記抵抗素子とを形成する第3工程と、
上記第3工程によって形成された上記抵抗素子を覆う第
2の絶縁膜を形成する第4工程と、上記第1のMOSト
ランジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分の少なく
とも上記第1の絶縁膜と、上記抵抗素子を覆う部分の上
記第2の絶縁膜を残したまま、上記第2のMOSトラン
ジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分の上記第1の
絶縁膜を除去することで、少なくともその第2のMOS
トランジスタのソース/ドレイン領域を露出する第5工
程と、少なくとも、上記第2のMOSトランジスタの、
上記第5工程によって露出されたソース/ドレイン領域
上に金属膜を堆積し、熱処理を行ってその第2のMOS
トランジスタのソース/ドレイン領域をシリサイド化す
る第6工程とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第2の集積回路の製造方法におい
ても、第1の集積回路の製造方法と同様の特徴を有す
る。さらに、本発明の第2の集積回路の製造方法では、
多結晶シリコン膜の一部を容量素子の上部電極にすると
ともに、その多結晶シリコン膜の他の部分のシリサイド
化を避けて、抵抗素子にする。このため、シリサイド化
されたソース/ドレイン領域を有するMOSトランジス
タと、シリサイド化を避けたソース/ドレイン領域を有
するMOSトランジスタと、受動素子である容量素子
と、同じく受動素子である抵抗素子とを同じ半導体基板
上に工程数の少いプロセスフローで効率よく製造するこ
とができる。
【0016】本発明の第3の集積回路の製造方法は、半
導体基板上に、MOSトランジスタのゲート電極と、上
部電極および下部電極を有する容量素子のその下部電極
とを形成する第1工程と、上記MOSトランジスタのゲ
ート電極および上記容量素子の下部電極とを覆う第1の
絶縁膜を形成する第2工程と、上記第2工程の実施に続
いて、上記第1の絶縁膜上の、上記下部電極上の部分に
導電膜からなる上記上部電極を形成する第3工程と、上
記第3工程の実施の後に、上記第1の絶縁膜の、上記第
1のMOSトランジスタのゲート電極の側壁を覆う部分
を残したまま上面を覆う部分を除去することで、その第
1のMOSトランジスタのゲート電極の側壁にスペーサ
を形成する第4工程とを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の第3の集積回路の製造方法では、
第1の絶縁膜の一部を容量素子の絶縁膜にするととも
に、その第1の絶縁膜の他の部分を上記スペーサにす
る。このため、ゲート電極の側壁にスペーサを有するM
OSトランジスタと、容量素子を同じ半導体基板上に工
程数の少いプロセスフローで効率よく製造することがで
きる。
【0018】また、容量素子の容量絶縁膜となる第1の
絶縁膜を第2工程で形成した後、パターンニング工程を
経ることなく、続いて、容量素子の上部電極となる導電
膜を形成する。このため、容量絶縁膜に対する汚染やダ
メージの問題が無く、電気的特性の優れた容量素子を形
成することができる。
【0019】本発明の第4の集積回路の製造方法は、半
導体基板上に、第1および第2のMOSトランジスタの
ゲート電極と、上部電極および下部電極を有する容量素
子のその下部電極とを形成する第1工程と、上記第1お
よび第2のMOSトランジスタのそれぞれのゲート電極
と、上記容量素子の下部電極とを覆う第1の絶縁膜を形
成する第2工程と、上記第2工程の実施に続いて、上記
絶縁膜上の、少なくとも上記下部電極上の部分に導電膜
からなる上記上部電極を形成する第3工程と、上記第3
工程の実施の後に、上記第1の絶縁膜の、上記第1およ
び第2のMOSトランジスタのゲート電極の側壁を覆う
部分を残したまま上面を覆う部分を除去することで、そ
の第1および第2のMOSトランジスタのゲート電極の
側壁にスペーサを形成する第4工程と、上記第1および
第2のMOSトランジスタのそれぞれのゲート電極、お
よびそのゲート電極の両側のソース/ドレイン領域、お
よび上記容量素子の上部電極を覆う第2の絶縁膜を形成
する第5工程と、上記第2の絶縁膜の、少なくとも上記
第1のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域を覆
う部分を残したまま、少なくとも上記第2のMOSトラ
ンジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分を除去する
ことで、少なくともその第2のMOSトランジスタのソ
ース/ドレイン領域を露出する第6工程と、少なくと
も、上記第2のMOSトランジスタの、上記第6工程に
よって露出されたソース/ドレイン領域上に金属膜を堆
積し、熱処理を行ってその第2のMOSトランジスタの
ソース/ドレイン領域をシリサイド化する第7工程とを
含むことを特徴とする。
【0020】本発明の第4の集積回路の製造方法におい
ても、第3の集積回路の製造方法と同様の特徴を有す
る。さらに、本発明の第4の集積回路の製造方法では、
第2の絶縁膜の一部をサリサイドブロック膜として利用
する。これにより、スペーサが側壁に形成されたゲート
電極とシリサイド化を避けたソース/ドレイン領域とを
有するMOSトランジスタと、スペーサが側壁に形成さ
れたゲート電極とシリサイド化されたソース/ドレイン
領域とを有するMOSトランジスタと、容量素子を同じ
半導体基板上に工程数の少いプロセスフローで効率よく
製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0022】まず、図1を用いて、本発明の第1の集積
回路の製造方法における一実施形態について説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の集積回路の製造方
法における一実施形態の概略を工程順に示す断面図であ
る。
【0024】この図1に示された第1実施形態の集積回
路の製造方法では、1枚のシリコン基板上に、シリサイ
ド化を避けた第1のMOSトランジスタと、シリサイド
化された第2のMOSトランジスタと、受動素子である
容量素子とを製造する方法である。
【0025】まず、図1(a)に示す半導体基板(シリ
コン基板)10上の分離領域の表面に分離絶縁膜11を
形成する。分離絶縁膜11が形成されていない領域が、
MOSトランジスタが形成されるアクティブ領域とな
る。受動素子は、通常、分離領域の分離絶縁膜の上に、
分離絶縁膜上に直接、もしくは、他の絶縁膜を介して、
形成される。また、図示しないPウエル、Nウエル等の
構造も必要に応じて形成される。そして、アクティブ領
域において露出した半導体基板10の表面に、ゲート絶
縁膜を形成する。このように、分離絶縁膜やゲート絶縁
膜等が形成された半導体基板10の表面上に、第1の多
結晶シリコン膜を堆積し、リン等の不純物をドーピング
して、低抵抗化する。そして、この第1の多結晶シリコ
ン膜をパターニングすることによって、第1および第2
のMOSトランジスタそれぞれのゲート電極110,2
10と、キャパシタの下部電極310とを形成する。続
いて、LDD(Lightly Doped Drai
n)構造を形成するため、シリコン基板10表面にゲー
ト電極110,210をマスクとしてセルフアラインで
不純物を注入し、浅いソース/ドレイン拡散層121,
221となる拡散領域を形成する。この後、これら拡散
領域とゲート電極110,210を覆うように全面に酸
化膜等の絶縁膜を形成する。そして、この絶縁膜に反応
性イオンエッチングによる異方性エッチングを施す。こ
れによりゲート電極110,210の両側に絶縁膜の一
部をサイドウォールスペーサ111,211として残留
させる。このとき同時に、下部電極310の側壁にもス
ペーサ311が形成される。次に、このサイドウォール
スペーサ111,211とゲート電極110,210と
をマスクとして不純物を高濃度にドープし、高濃度ソー
ス/ドレイン拡散層122,222を形成する。これに
より、浅い拡散層121,221と高濃度拡散層12
2,222とからなるソース/ドレイン領域120,2
20が形成される。
【0026】次に、このようにして形成された、第1お
よび第2のMOSトランジスタ100,200それぞれ
のソース/ドレイン領域およびゲート電極と、容量素子
の下部電極310とを覆うように、例えばCVD(Ch
emical VaporDepostion)法を用
いて、図1(b)に示す酸化膜(SiO2膜)等の絶縁
膜20を形成する。後述するように、この絶縁膜20の
一部は、サリサイドブロック膜として利用され、絶縁膜
20の、下部電極310上の部分は、容量絶縁膜とな
る。続いて、フォトリソグラフィやエッチング等のプロ
セスを介在させずに、この絶縁膜20上の全面に第2の
多結晶シリコン膜30を形成する。そして、第2の多結
晶シリコン膜30の、少くとも下部電極310上の部分
に不純物をドープしてこの部分の抵抗値を低下させてお
く。その後、多結晶シリコン膜30の、下部電極310
を覆うレジストマスク40を図1(b)に示すように形
成する。
【0027】続いて、このレジストマスク40を利用し
て多結晶シリコン膜30のエッチングを行うことで、図
1(c)に示すように、多結晶シリコン膜30の、下部
電極310上の部分だけが残り、この部分が、キャパシ
タの上部電極320となる。なお、この工程において
は、絶縁膜20の、第1および第2のMOSトランジス
タ100,200上の部分までもが完全に除去されない
ようにエッチング条件を設定する。
【0028】このように、容量絶縁膜として使用する絶
縁膜20の形成に続いて、フォトリソグラフィやエッチ
ング等のプロセスを介在させずに、この絶縁膜20上
に、上部電極を構成する導電膜である多結晶シリコン膜
30が形成される。従って、容量絶縁膜となる絶縁膜2
0が、レジストに含有される有機物による汚染や、エッ
チングやアッシングによる膜減等のダメージを受けるこ
とが無く、電気的特性の優れた容量素子を形成すること
ができる。ただし、例えば、絶縁膜20の形成と多結晶
シリコン膜30の形成とを同一の成膜装置内で連続して
行うような、特殊な処理は必須ではない。絶縁膜成膜装
置内で絶縁膜20を形成した半導体基板を、いったん、
クリーンルーム内に取り出してから、多結晶シリコン成
膜装置に挿入し、多結晶シリコン膜30形成を行えばよ
い。もし必要であるならば、絶縁膜20の形成と多結晶
シリコン膜30形成との間に、膜厚測定工程や、洗浄工
程等を行うことも可能である。また例えば、形成した絶
縁膜20の膜質を向上させるための熱処理を行ってか
ら、多結晶シリコン膜30の形成を行うことも可能であ
る。このような場合も含めて、絶縁膜20の形成に「続
いて」多結晶シリコン膜30の形成を行ったと見なすこ
とができる。
【0029】ただし、フォトリソグラフィやエッチング
等の、汚染やダメージを与える可能性のある工程を、絶
縁膜20形成と多結晶シリコン膜30形成との間に介在
させることは避けるべきである。少なくとも、形成した
絶縁膜20のパターンニングを行う工程の介在は避ける
べきであり、形成した絶縁膜20上の全面に、多結晶シ
リコン膜30等の導電膜の形成を行うことが好ましい。
【0030】ここで、この第1実施形態においては、こ
の後に、少くとも第2のMOSトランジスタ200のソ
ース/ドレイン領域とゲート電極をシリサイド化させる
一方で、第1のMOSトランジスタ100のシリサイド
化を避ける工程を有する。そこで、絶縁膜20の、第1
のMOSトランジスタ100上の部分をサリサイドブロ
ック膜として用いるため、まず、この部分を図1(d)
に示すようにレジスト40で覆う。そして、絶縁膜20
のエッチングを行うことで、絶縁膜20の、第1のMO
Sトランジスタ100上のソース/ドレイン領域120
およびゲート電極110を覆う部分を残すとともに、第
2のMOSトランジスタ200のソース/ドレイン領域
220(厳密には、高濃度ソース/ドレイン拡散層22
2)およびゲート電極210を覆う部分を除去する。こ
の、第1のMOSトランジスタ100のソース/ドレイ
ン領域120およびゲート電極110を覆う部分の絶縁
膜20が、次の工程において、サリサイドブロック膜2
1として利用される。
【0031】その後、シリサイド化の工程として、ま
ず、全面に蒸着またはスパッタリングによりチタン膜等
の金属膜を堆積させる。続いて、熱処理を施すことで、
サリサイドブロック膜21によって被覆されていないシ
リコン面がチタンと反応してシリサイド化される。すな
わち図1(f)に示すように、第2のMOSトランジス
タ200の、ゲート電極上面およびソース/ドレイン領
域(厳密には高濃度ソース/ドレイン拡散層)上面にそ
れぞれシリサイド膜210’,220’が形成される。
一方、サリサイドブロック膜21によって保護された第
1のMOSトランジスタ100はシリサイド化が避けら
れ、ゲート電極110およびソース/ドレイン領域12
0それぞれの破壊耐圧を高く維持することができる。そ
の後、サリサイドブロック膜21上の未反応チタンを除
去し、熱処理を再び行う。シリサイド化が避けられた第
1のMOSトランジスタは、例えば、入出力回路に使用
される。シリサイド化された第2のMOSトランジスタ
は、ソース/ドレイン領域およびゲート電極が低抵抗化
されているため、高遠動作が可能であり、集積回路内部
での信号処理に一般的に使用される。なお、本実施形態
においては、図1(f)に示したように、容量素子の上
部電極もシリサイド化され、その上面にチタンシリサイ
ド膜320’が形成される。
【0032】このように、この第1実施形態の集積回路
の製造方法では、絶縁膜20の一部を、容量素子300
の容量絶縁膜330にするとともに、絶縁膜20の他の
部分をサリサイドブロック膜21として利用する。この
ため、低抵抗化された第2のMOSトランジスタ200
と、破壊耐圧を高く維持している第1のMOSトランジ
スタ100と、容量素子300を同じシリコン基板10
上に効率よく、工程数の少いプロセスフローで製造する
ことができる。絶縁膜20の形成方法としては、前記の
CVD法の中でも、SiH4、とN2Oとを原料として7
50℃程度以上の温度でシリコン酸化膜を堆積するいわ
ゆるHTO(High Temperature Ox
ide)法が好適に使用できる。膜厚は、必要な容量に
応じて、例えば10〜100nmの範囲で適宜定めれば
よい。10nmまで薄くした場合においても、シリサイ
ドブロック膜としての効果を得ることができる。他の成
膜方法を使用することも可能である。シリコン窒化膜や
アルミナ、酸化タンタル等、シリコン酸化膜以外の絶縁
膜を利用することも可能である。シリコン酸化膜をCV
D法で堆積してから、窒化雰囲気中で熱処理することに
よって、部分的に窒化された絶縁膜を使用することも可
能である。
【0033】なお、本実施形態においては、第1および
第2のMOSトランジスタのゲート電極を多結晶シリコ
ンで形成し、第2のMOSトランジスタのゲート電極を
構成する多結晶シリコンをチタン膜と反応させ、シリサ
イド化した.これによって第2のMOSトランジスタの
ゲート電極の低抵抗が実現される。しかし、例えば多結
晶シリコン膜上に窒化タングステン膜を介してタングス
テン膜が積層された膜をパターニングしてゲート電極を
形成することにより、チタン膜との反応によるシリサイ
ド化を行わなくても、ゲート電極の低抵抗化は可能であ
る。この場合には、チタン膜との反応によるシリサイド
化は、第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領
域(および、必要ならば、容量素子の上部電極)に対し
てのみ行えばよい。
【0034】続いて、図2を用いて、本発明の第1の集
積回路の製造方法の展開例について説明する。
【0035】図2は、本発明の第1の集積回路の製造方
法の展開例の図1(f)に対応する工程の概略を示す断
面図である。
【0036】この図2に示された集積回路の製造方法
は、1枚のシリコン基板10上に、シリサイド化された
第2のMOSトランジスタ200と、受動素子である容
量素子300と、同じく受動素子である抵抗素子400
とを製造する方法である。
【0037】この製造方法では、シリコン基板10上に
第1の多結晶シリコン膜を形成してパターニングする際
に、第2のMOSトランジスタのゲート電極210と、
容量素子の下部電極310との他に、抵抗素子400も
形成する。抵抗素子400は、素子分離領域11上に設
ける。この抵抗素子を構成する多結晶シリコンへのドー
ピングは、第2のMOSトランジスタ200のゲート電
極や容量素子の下部電極310へのドーピングとは別に
低濃度で行う。これにより、この抵抗素子400には高
抵抗を維持させておく。以下は、第1実施形態と同様の
工程によって製造されるが、この抵抗素子400も絶縁
膜20によって被覆され、絶縁膜20の、抵抗素子40
0上に形成された部分は、サリサイドブロック膜21と
して利用される。その結果、抵抗素子400はシリサイ
ド化を免れ、高抵抗状態を維持することができる。した
がって、この展開例においては、低抵抗化された第2の
MOSトランジスタ200と、容量素子300との他、
抵抗素子400を同じシリコン基板10上に効率よく、
工程数の少いプロセスフローで製造することができる。
【0038】次に、図3を用いて、本発明の第2の集積
回路の製造方法における一実施形態について説明する。
【0039】図3は、本発明の第2の集積回路の製造方
法における一実施形態の概略を工程順に示す断面図であ
る。
【0040】この図3に示された第2実施形態の集積回
路の製造方法では、1枚のシリコン基板上に、シリサイ
ド化を避けた第1のMOSトランジスタと、シリサイド
化された第2のMOSトランジスタと、受動素子である
容量素子と、同じく受動素子である抵抗素子とを製造す
る方法である。
【0041】この第2実施形態においては、上述した第
1実施形態と同じようにして、図3(a)に示すシリコ
ン基板10上に、第1および第2のMOSトランジスタ
のゲート電極110,210と、容量素子の下部電極3
10とを第1多結晶シリコン膜をパターニングすること
によって形成する。さらに第1の絶縁膜(SiO2膜)
50と第2の多結晶シリコン膜とを第1実施形態と同じ
要領で形成する。後述するように、この第1の絶縁膜5
0の一部は、サリサイドブロック膜として利用され、第
1の絶縁膜50の、下部電極310上の部分は、容量絶
縁膜となる。本実施形態においても、容量絶縁膜として
使用する第1の絶縁膜50の形成に続いて、上部電極を
構成する導電膜である第2の多結晶シリコン膜が形成さ
れるので、電気的特性の優れた容量素子を形成すること
ができる。
【0042】第2の多結晶シリコン膜の、下部電極上の
部分31に高濃度に不純物をドープしてこの部分31を
低抵抗化させておくとともに、抵抗素子として使用する
所定の部分32は、若干の不純物のドープにとどめて高
抵抗を維持させておく。その後、第2の多結晶シリコン
膜の、下部電極上の部分31および所定の部分32を残
してパターニングする。その結果、第2の多結晶シリコ
ン膜の、下部電極上の部分31および所定の部分32が
残り、この下部電極上の部分31が容量素子の上部電極
320になり、この所定の部分32が抵抗素子400に
なる。なお、この工程においては、第1の絶縁膜50
の、第1および第2のMOSトランジスタ100,20
0上の部分までもが完全に除去されないようにエッチン
グ条件を設定する。
【0043】ここで、この第2実施形態においては、こ
の後に、少くともMOSトランジスタ200をシリサイ
ド化させる一方で、第1のMOSトランジスタ100と
抵抗素子400とのシリサイド化を避ける工程を有す
る。第1の実施形態と同様に第1のMOSトランジスタ
100上には、第1の絶縁膜50が残っており、シリサ
イド化を避けることができる。しかし、抵抗素子400
の上面は露出しているため、少なくとも、抵抗素子40
0を覆うサリサイドブロック膜となる絶縁膜を形成する
必要が生じる。そこで、本実施形態においては、まず、
図3(a)に示すように、少くとも抵抗素子400を覆
うように、全面に第2絶縁膜(SiO2膜)60を形成
する。このようにして第2の絶縁膜60を形成したこと
により、第1および第2のMOSトランジスタ100,
200上には、第1および第2の絶縁膜50,60が重
なって形成される。
【0044】そして、第2の絶縁膜60の、第1のMO
Sトランジスタ100上および抵抗素子400上の部分
を図3(b)に示すようにレジスト40でそれぞれ覆
い、エッチングを行う。
【0045】すると、図3(c)に示すように、第1の
MOSトランジスタ100上には、第1および第2の絶
縁膜からなるサリサイドブロック膜51,61が形成さ
れるとともに、抵抗素子400上には、第2の絶縁膜か
らなるサリサイドブロック膜61が形成される。その
後、第1実施形態と同じようにして、全面に蒸着または
スパッタリングによりチタン膜を堆積させて第2のMO
Sトランジスタ200をシリサイド化し、図3(c)に
示すような、第2のMOSトランジスタ200のゲート
電極上面およびソース/ドレイン領域上面にそれぞれシ
リサイド膜210’および220’が形成される。一
方、サリサイドブロック膜51,61によって保護され
た、第1のMOSトランジスタ100と抵抗素子400
との双方はシリサイド化が避けられ、抵抗素子400は
高抵抗状態を維持することができる。その後、サリサイ
ドブロック膜51,61上の未反応チタンを除去し、熱
処理を再び行う。
【0046】このように、この第2実施形態の集積回路
の製造方法では、第1の実施形態の場合と同様に、第1
の絶縁膜50の一部を容量絶縁膜として使用するととも
に、第1の絶縁膜50の他の部分を、第1のMOSトラ
ンジスタのシリサイド化を避けるためのサリサイドブロ
ック膜51として使用する。さらに、第1の多結晶シリ
コン膜の一部をキャパシタの上部電極320にするとと
もに、第1の多結晶シリコン膜の他の部分を抵抗素子4
00にする。そして、この抵抗素子を覆うように第2の
絶縁膜60で第2のサリサイドブロック膜61を形成す
る。この時、第1のMOSトランジスタ100上では第
1および第2の絶縁膜50,60を重ね、第1のMOS
トランジスタ100および抵抗素子400を覆うレジス
ト40を形成して、エッチングを行うことにより、第1
および第2のサリサイドブロック膜を同時に形成してい
る。この結果、低抵抗化された第2のMOSトランジス
タ200と、破壊耐圧を高く維持している第1のMOS
トランジスタ100と、受動素子である容量素子300
と、同じく受動素子である抵抗素子400とを同じシリ
コン基板10上に効率よく、工程数の少いプロセスフロ
ーで製造することができる。なお、図3に示した工程に
おいては、容量素子300の上部電極320を覆う部分
の第2の絶縁膜60を除去してからサリサイド工程を行
っており、この上部電極もシリサイド化される。容量素
子の上部電極をシリサイド化によって低抵抗化すること
により、寄生抵抗を低減することが可能である.しかし
これは必ずしも必須ではない。上部電極320を覆う部
分の第2の絶縁膜60を残した状態でサリサイド工程を
行い、上部電極320のシリサイド化を避けることも可
能である。
【0047】最後に、図4を用いて、本発明の第3およ
び第4の集積回路の製造方法における一実施形態をまと
めて説明する。
【0048】図4は、本発明の第3および第4の集積回
路の製造方法における一実施形態の概略を工程順に示す
断面図である。
【0049】この図4に示された第3実施形態の集積回
路の製造方法では、1枚のシリコン基板上に、シリサイ
ド化を避けた第1のMOSトランジスタと、シリサイド
化された第2のMOSトランジスタと、受動素子である
容量素子とを製造する方法である。このような第3実施
形態においては、上述の第1および第2実施形態と異な
り、第1および第2のMOSトランジスタのゲート電極
の側壁にサイドウォールスペーサを形成するための、第
1の絶縁膜(SiO2膜)の一部をサイドブロック膜と
して利用する。以下、第1実施形態との相違点を中心に
説明する。
【0050】まず、第1実施形態と同じように、図4
(a)に示すシリコン基板10上に第1の多結晶シリコ
ン膜を形成し、第1および第2のMOSトランジスタそ
れぞれのゲート電極110,210と、容量素子の下部
電極310とをパターニングによって形成する。続い
て、第1実施形態と同じようにして浅いソース/ドレイ
ン拡散層121,221を形成する。
【0051】続いて、図4(b)に示すような第1の絶
縁膜(SiO2膜)50と第2の多結晶シリコン膜30
とを第1実施形態と同じ要領で形成する。後述するよう
に、この第1の絶縁膜50の、下部電極310上の部分
は、キャパシタの絶縁膜となり、さらに、第1の絶縁膜
50の、第1および第2のMOSトランジスタそれぞれ
のゲート電極110,210の両側壁上の部分は、サイ
ドウォールスペーサとなる。次に、多結晶シリコン膜3
0の、下部電極310上の部分を図4(b)に示すよう
にレジスト40で覆う。
【0052】この後、レジスト40をマスクとして異方
性エッチングを行う。このエッチングでは、第1実施形
態と異なり、第2の多結晶シリコン膜30のみならず第
1の絶縁膜50もエッチングする。この際、第1の絶縁
膜50の、第1および第2のMOSトランジスタ10
0,200上の部分のうち、ゲート電極110,210
の両側壁上の部分のみを残留させる。このエッチングに
より残った、第1の絶縁膜50の、ゲート電極110,
210の両側壁上の図4(c)に示す部分は、サイドウ
ォールスペーサ111,211となる。このサイドウォ
ールスペーサ111,211とゲート電極110,21
0とをマスクとして、浅いソース/ドレイン拡散層12
1,221に不純物を高濃度にドープし、高濃度ソース
/ドレイン拡散層122,222を形成する。本実施形
態においても、容量絶縁膜として使用する第1の絶縁膜
50の形成に続いて、上部電極を構成する導電膜である
第2の多結晶シリコン膜30が形成されるので、電気的
特性の優れた容量素子を形成することができる。
【0053】ここで、この第3実施形態においても、第
1実施形態と同じく、第2のMOSトランジスタ200
と、キャパシタの上部電極310とをシリサイド化さ
せ、第1のMOSトランジスタ100はシリサイド化を
避けさせる。ところが、先の異方性エッチングによって
第1の絶縁膜50もエッチングされてしまっているた
め、第1のMOSトランジスタ100は露出している。
このため、少なくとも、第1のMOSトランジスタ10
0を覆う部分にサリサイドブロック膜となる絶縁膜を形
成する必要が生じる。そこで、本実施形態においては、
まず、図4(d)に示すように、全面に第2の絶縁膜
(SiO2膜)60を形成する。そして、第2の絶縁膜
60の、第1のMOSトランジスタ100上の部分をレ
ジスト40で覆ってからエッチングを行う。
【0054】すると、第1のMOSトランジスタ100
上には、図4(e)に示すように、第2の絶縁膜からな
るサリサイドブロック膜61が形成される。その後、第
1実施形態と同じようにして、シリサイド化を行い、図
4(f)に示すような、第2のMOSトランジスタ20
0の、ゲート電極上面およびソース/ドレイン領域上面
と、容量素子300の上部電極上面320の上面にそれ
ぞれシリサイド膜210’,220’および320’を
形成する。
【0055】このように、この第3実施形態の集積回路
の製造方法では、第1の絶縁膜50の一部をキャパシタ
の絶縁膜にするとともに、第1の絶縁膜50の他の部分
をサイドウォールスペーサ111、211として利用す
る。そして、第1のMOSトランジスタを覆うサリサイ
ドブロック膜を形成してからシリサイド化を行う。従っ
て、低抵抗化された第2のMOSトランジスタ200
と、破壊耐圧を高く維持している第1のMOSトランジ
スタ100と、容量素子300とを同じシリコン基板1
0上に効率よく、工程数の少いプロセスフローで製造す
ることができる。この場合、第1の絶縁膜50の膜厚
は、サイドウォールスペーサとして必要な膜厚、例えば
100nm程度に設定する。一方、第2の絶縁膜60
は、前述のように10nm程度まで薄くすることが可能
である。
【0056】以上、第1実施形態から第3実施形態まで
を説明したが、これらの説明においてはいずれも、容量
素子300の上部電極320には多結晶シリコン膜30
の一部が利用されている。多結晶シリコン膜の代わりに
タングステンや窒化チタン等の高融点金属膜をキャパシ
タの上部電極320として使用することも可能である。
上部電極320を高融点金属膜とした方がキャパシタの
容量値の電圧バイアス依存性が少なくなり、電気的特性
をさらに向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の集積回
路の製造方法によれば、電気的特性に優れた受動素子を
有する集積回路を効率の良いプロセスで得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の集積回路の製造方法における一
実施形態の概略を工程順に示す断面図である。
【図2】本発明の第1の集積回路の製造方法の展開例の
図1(f)に対応する工程の概略を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の集積回路の製造方法における一
実施形態の概略を工程順に示す断面図である。
【図4】本発明の第3および第4の集積回路の製造方法
における一実施形態の概略を工程順に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 分離絶縁膜 20 第1の絶縁膜 21 サリサイドブロック膜 30 第2の多結晶シリコン膜 40 レジスト 50 第1の絶縁膜 51,61 サリサイドブロック膜 60 第2の絶縁膜 100 第1MOSトランジスタ 110,210 ゲート電極 111,211 サイドウォールスペーサ 120,220 ソース/ドレイン領域 121,221 浅いソース/ドレイン拡散層 122,222 高濃度ソース/ドレイン拡散層 200 第2MOSトランジスタ 300 容量素子 310 下部電極 320 上部電極 330 容量絶縁膜 400 抵抗素子 210’,220’,320’ シリサイド膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、第1および第2のMO
    Sトランジスタのそれぞれのゲート電極と、上部電極お
    よび下部電極とを有する容量素子の該下部電極とを形成
    する第1工程と、 前記第1および第2のMOSトランジスタのそれぞれの
    前記ゲート電極および該ゲート電極の両側のソース/ド
    レイン領域と、前記容量素子の下部電極とを覆う絶縁膜
    を形成する第2工程と、前記第2工程の実施に続いて、
    前記絶縁膜上の、少なくとも前記下部電極を覆 う部分に導電膜からなる前記上部電極を形成する第3工
    程と、 前記第3工程の実施の後に、前記絶縁膜の、少なくとも
    前記第1のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域
    を覆う部分を残したまま、少なくとも前記第2のMOS
    トランジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分を除去
    することで、少なくとも該第2のMOSトランジスタの
    ソース/ドレイン領域を露出する第4工程と、 少なくとも、前記第2のMOSトランジスタの、前記第
    4工程によって露出されたソース/ドレイン領域上に金
    属膜を堆積し、熱処理を行って該第2のMOSトランジ
    スタのソース/ドレイン領域をシリサイド化する第5工
    程とを含むことを特徴とする集積回路の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程が、前記第1および第2の
    MOSトランジスタのゲート電極と、前記容量素子の下
    部電極とを形成するとともに、さらに抵抗素子を形成す
    る工程であり、 前記第2工程において形成される絶縁膜が、前記第1お
    よび第2のMOSトランジスタのそれぞれのゲート電極
    およびソース/ドレイン領域と、前記容量素子の下部電
    極とに加えて、前記抵抗素子を覆うものであり、 前記第4工程において、前記絶縁膜の、前記第1のMO
    Sトランジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分に加
    えて、前記抵抗素子を覆う部分を残すことを特徴とする
    請求項1に記載の集積回路の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に、前記第1および第2の
    MOSトランジスタのそれぞれのゲート電極と、上部電
    極および下部電極を有する容量素子の該下部電極とを形
    成する第1工程と、 前記第1および第2のMOSトランジスタのそれぞれの
    前記ゲート電極および該ゲート電極の両側のソース/ド
    レイン領域と、前記容量素子の下部電極と、その上方に
    抵抗素子が形成される前記半導体基板の所定領域とを覆
    う第1の絶縁膜を形成する第2工程と、 前記第2工程の実施に続いて、前記第1の絶縁膜の、少
    なくとも前記下部電極を覆う部分と、前記所定領域を覆
    う部分との上に、それぞれ多結晶シリコンからなる、前
    記容量素子の上部電極と前記抵抗素子とを形成する第3
    工程と、 前記第3工程によって形成された前記抵抗素子を覆う第
    2の絶縁膜を形成する第4工程と、 前記第1のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域
    を覆う部分の少なくとも前記第1の絶縁膜と、前記抵抗
    素子を覆う部分の前記第2の絶縁膜を残したまま、前記
    第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域を覆
    う部分の前記第1の絶縁膜を除去することで、少なくと
    も該第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域
    を露出する第5工程と、 少なくとも、前記第2のMOSトランジスタの、前記第
    5工程によって露出されたソース/ドレイン領域上に金
    属膜を堆積し、熱処理を行って該第2のMOSトランジ
    スタのソース/ドレイン領域をシリサイド化する第6工
    程とを含むことを特徴とする集積回路の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に、MOSトランジスタの
    ゲート電極と、上部電極および下部電極を有する容量素
    子の該下部電極とを形成する第1工程と、 前記MOSトランジスタのゲート電極および前記容量素
    子の下部電極とを覆う第1の絶縁膜を形成する第2工程
    と、 前記第2工程の実施に続いて、前記第1の絶縁膜上の、
    前記下部電極上の部分に導電膜からなる前記上部電極を
    形成する第3工程と、 前記第3工程の実施の後に、前記第1の絶縁膜の、前記
    第1のMOSトランジスタのゲート電極の側壁を覆う部
    分を残したまま上面を覆う部分を除去することで、該第
    1のMOSトランジスタのゲート電極の側壁にスペーサ
    を形成する第4工程とを含むことを特徴とする集積回路
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に、第1および第2のMO
    Sトランジスタのゲート電極と、上部電極および下部電
    極を有する容量素子の該下部電極とを形成する第1工程
    と、 前記第1および第2のMOSトランジスタのそれぞれの
    ゲート電極と、前記容量素子の下部電極とを覆う第1の
    絶縁膜を形成する第2工程と、 前記第2工程の実施に続いて、前記絶縁膜上の、少なく
    とも前記下部電極上の部分に導電膜からなる前記上部電
    極を形成する第3工程と、 前記第3工程の実施の後に、前記第1の絶縁膜の、前記
    第1および第2のMOSトランジスタのゲート電極の側
    壁を覆う部分を残したまま上面を覆う部分を除去するこ
    とで、該第1および第2のMOSトランジスタのゲート
    電極の側壁にスペーサを形成する第4工程と、 前記第1および第2のMOSトランジスタのそれぞれの
    ゲート電極、および該ゲート電極の両側のソース/ドレ
    イン領域、および前記容量素子の上部電極を覆う第2の
    絶縁膜を形成する第5工程と、 前記第2の絶縁膜の、少なくとも前記第1のMOSトラ
    ンジスタのソース/ドレイン領域を覆う部分を残したま
    ま、少なくとも前記第2のMOSトランジスタのソース
    /ドレイン領域を覆う部分を除去することで、少なくと
    も該第2のMOSトランジスタのソース/ドレイン領域
    を露出する第6工程と、 少なくとも、前記第2のMOSトランジスタの、前記第
    6工程によって露出されたソース/ドレイン領域上に金
    属膜を堆積し、熱処理を行って該第2のMOSトランジ
    スタのソース/ドレイン領域をシリサイド化する第7工
    程とを含むことを特徴とする集積回路の製造方法。
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