JP2002276043A - 水切り材 - Google Patents

水切り材

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JP2002276043A JP2001077480A JP2001077480A JP2002276043A JP 2002276043 A JP2002276043 A JP 2002276043A JP 2001077480 A JP2001077480 A JP 2001077480A JP 2001077480 A JP2001077480 A JP 2001077480A JP 2002276043 A JP2002276043 A JP 2002276043A
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明 江澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の各部位ごとに同じ水切り材を区別する
ことなく使用可能で、基礎水切り、中間水切り、軒天水
切りとして及び見切り材として使用することができ、さ
らに幕板としての化粧機能も備えた水切り材であって、
鍔部内部に水が溜まることがなく、意匠性に優れ、防水
性が高く建物内への水の浸入を確実に防止できる水切り
材を提供する。 【解決手段】 建物躯体に取付けられる背板2を有し、
背板2から前側に突出しその前端部分で下側に曲がって
後側に折返された断面横U字状又はコ字状の鍔部3を有
する建物外装の水切り材1において、鍔部3の折り返し
た下側部分に水抜き孔11を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部に水が
浸入することを防ぐために外壁側に設ける水切り材に関
する。
【0002】
【従来の技術】建物の内部に水が浸入することを防ぐた
めに、水切り材が使用されている。この水切り材は建物
の外壁の基礎部分、各階の中間部分、軒天部分等に取付
けられる。水切り材は背板とこの背板から外側に突出す
る鍔部からなり、背板が建物躯体側に取付けられる。鍔
部の前端(建物外面側の端部)は下に垂れ下がり庇状の
略L字断面を形成する。この突出した鍔部により建物内
への雨水の浸入を防止するとともに、上から流れてくる
水を外に排出する。
【0003】このような水切り材において、建物外面に
露出する鍔部の意匠性を考慮してこの鍔部を湾曲して形
成した湾曲鍔部を有する水切り材が用いられている。こ
の湾曲鍔部は、断面が横U字状(又はJ字状)であり、
突出した前端部下側が後側(建物側)に折返されてい
る。このような折返し部を設けることにより意匠性が向
上し、特に中間水切り材とした場合に、水切り材を下か
ら見たときの建物との間の隙間が塞がれるため、見切り
材としての効果が得られ外観が向上する。
【0004】この場合、折り返し端部をそのまま建物の
外装材に突き当ててもよいし、又はこの折り返し端部を
一旦上側に屈曲させさらに水平後方に屈曲させて形成
し、この屈曲した水切り材の端部下側に外装材の上縁を
受け入れて収容すれば外観がさらに向上する。
【0005】一方、建物外壁を構成する外装材(サイデ
ィング)の厚さや種類を建物の中間階から変える場合、
あるいは縦張りから横張に変える場合等に、その境界部
分に沿って化粧用の幕板が張られ、境界部の不揃を覆っ
て外観の向上を図っている。
【0006】また、建物の軒天構造として、例えばバル
コニーでは、軒天材の前端に水切りを兼ねた見切り材が
取付けられる。この見切り材は、前縁の下部で外側
(縦)から内側(横)にL字状に屈曲し、この屈曲部状
に軒天材の前端部を載せて支持する。これにより雨水の
軒天材上への浸入を防止していた。
【0007】別の見切り材構造として、軒天材の前端に
沿って見切り材を装着した後、見切り材と軒天材との間
に湿式のシーリング剤を充填して雨水の浸入を防止する
ものもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の水
切り材では、以下の問題があった。(1)外観向上のた
めに湾曲鍔部を形成した場合、鍔部下側に折返し部分が
形成されるため、この下側折返し部分に水が溜まること
があった。(2)また、同じく湾曲鍔部を形成した場
合、鍔部上側から折返した下側部分へ水が回り込んで建
物内に水が浸入することがあった。(3)また、建物の
各部位ごとに異なる水切り材や見切り材(基礎水切り
材、中間水切り材、軒天水切り材等)を用いなければな
らず、部品点数が多くなり、管理も面倒で取扱い性が悪
かった。(4)軒天部分に使用する見切り材について、
シーリング剤を用いる場合は、現場での施工時に作業が
面倒になり、またシーリング剤が経時とともに劣化し、
防水性が損なわれていた。(5)軒天材が見切り材(又
は水切り材)の縁部の平面で支持されていたため、毛管
現象により接触面に水が入り込んで建物内に水が浸入す
ることがあり防水性が損なわれていた。
【0009】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、建物の各部位ごとに同じ水切り材を区別すること
なく使用可能で、基礎水切り、中間水切り、軒天水切り
として及び見切り材として使用することができ、さらに
幕板としての化粧機能も備えた水切り材であって、鍔部
内部に水が溜まることがなく、意匠性に優れ、防水性が
高く建物内への水の浸入を確実に防止できる水切り材の
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、建物躯体に取付けられる背板を有し、
この背板から前側に突出しその前端部分で下側に曲がっ
て後側に折返された断面横U字状又はコ字状の鍔部を有
する建物外装の水切り材において、前記鍔部の折り返し
た下側部分に水抜き孔を設けたことを特徴とする水切り
材を提供する。
【0011】この構成によれば、鍔部の下側折返し部分
に溜まった水を、水抜き孔から排出できる。この水切り
材は、前端部が折返されているため、下側から見て躯体
との間の隙間がなくなり、見切り材の機能が得られるた
め、建物の基礎部、中間部、軒天部を問わず使用でき
る。したがって、各部位ごとに異なる水切り材や見切り
材を用いる必要がなくなるので、部品点数が少なくな
り、管理が容易となる。また、外装材の種類や厚さ及び
取付工法等を建物中間で変えた場合に、幕板を使用する
ことなく本発明の水切り材で境界部を覆って外観を保つ
ことができる。なお、折返された断面形状の鍔部は滑ら
かな湾曲形状だけでなく、屈曲した略コ字状断面であっ
てもよい。
【0012】好ましい構成例においては、前記鍔部の長
手方向に沿って折返した下側端部の下方向に突出する雨
水浸入防止用の突片を設けている。
【0013】この構成によれば、鍔部を湾曲形状に形成
した場合、折返した下側部分に回り込んだ水が突片に沿
って下に流れるので、確実に建物内部に水が浸入するこ
とを防ぐことができる。この突片は、鍔部の折返し端部
に設けて、外装材に密着させてもよいし、または端部か
ら間隔を隔てて設けてもよい。
【0014】好ましい構成例においては、前記鍔部の長
手方向に沿って折返した下側端部に上方向に突出する軒
天受け用の突起を設けている。
【0015】この構成によれば、軒天材を突起で支持す
ることにより、従来の平面で支持していた構造と異なり
線で支持することになり、毛管現象による水の浸入がな
くなって、建物内部に水が浸入することを確実に防ぐこ
とができる。また、これにより軒天部分における軒天材
と水切り材との間に隙間が生じないので、シーリング剤
の充填が必要なくなり、水切り材の取付作業が簡単にな
って、施工性が向上し、工期短縮が図られる。また、シ
ーリング剤の劣化等による防水性の低下の心配がなくな
る。
【0016】さらに、好ましい構成例においては、水切
り材の外形に対応した形状の塞ぎ材を2つの水切り材間
の継ぎ目の外面に接着して両水切り材同士を連結してい
る。
【0017】この構成によれば、水切り材の継ぎ目全体
を塞ぎ材で覆って隠すことができるので、意匠性に優れ
た水切り材とすることができる。また、両方の水切り材
を接着して連結するため両水切り材同士が相互に確実に
固定され、間隔が広がることを防止できるとともに、接
着で固定することにより継ぎ目からの水の侵入を防ぐこ
とができるので、防水性を高めることができる。
【0018】別の好ましい構成例では、水切り材の鍔部
の内面形状に対応したジョイント材を用いて、該ジョイ
ント材を2つの水切り材間の継ぎ目の内面側に挿入する
ことにより、両水切り材同士を連結している。
【0019】この構成によれば、一方の水切り材の端面
側からジョイント材を挿入し、そのジョイント材の反対
側端部に他方の水切り材の端部を嵌め込んで両水切り材
同士が連結される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
るについて説明する。図1は本発明に係る水切り材を示
す概略図である。
【0021】図示したように、本発明に係る水切り材1
は、背板2を有し、この背板2の下側から前側に突出
し、前側部分から下に垂れ下がり再び曲がって背板側に
折返される断面横U字状又はコ字状の鍔部3(図では断
面横U字状)を備える。背板は建物躯体に取付けられ
る。鍔部3の折返した下側部分3aの端部3bに端面板
5が形成される。この端面板5の前記下側部分3aの端
部3bより下方向に突出する突片4が備わる。この突片
4は鍔部3の下側に回り込んできた水を遮るためのもの
であり、建物内部への水の浸入を防ぐ。突片4は図示し
たように端面板5と一体でもよいし、またはこの突片4
だけ幾分前側に形成してもよい。端面板5の上側端部は
背板方向に折れ曲がり、その端部は上方向に突出し、軒
天受け用の突起6を形成する。この軒天受け用の突起6
は後述するように、その上端に軒天材を載置する。
【0022】背板2の中央よりやや下部分からは前受け
片7が突出している。この前受け片7には、胴縁やサイ
ディングが載せられ、水切り材1とともに建物躯体に固
定される。背板2の下端部からは前側にジョイントガイ
ド8が突出し、端面板5からも前側にジョイントガイド
9が突出する。ジョイント10はこのジョイントガイド
8,9に沿ってスライドして差込まれ、水切り材内に収
まり、水切り材1とこれに隣接する他の水切り材1’と
を連結する。23はジョイントの補強用及びモールド成
形時の直線成形性向上のためのリブである。
【0023】本実施形態では、湾曲鍔部3の下側部分3
aの端部3b近傍に、長手方向(横方向)に沿って複数
の水抜き孔11が適当な間隔で連続的に形成される。こ
のように鍔部3の折返した下側部分3aに水抜き孔11
を設けることにより、鍔部3内部に溜まった水を排出す
ることができる。このとき、この水抜き孔11より虫や
塵埃の進入のおそれがあるため、防虫網(図示しない)
を設けてもよい。防虫網に代えて弾性材からなる蓋片を
水抜き孔11上に排水可能な隙間を隔てて配設してもよ
い。また、ジョイントガイド9を幾分長く水抜き孔11
の上まで突出させて虫や塵埃の進入防止を図ってもよ
い。
【0024】図2は本発明に係る水切り材の別の実施形
態示す概略図である。この実施形態は、水切り材同士の
継ぎ目構造を変えたものである。
【0025】図示したように、この実施形態では、水切
り材1,1’を連結する場合、図1のジョイント10に
代えて塞ぎ材20を用いたものであり、水切り材1自体
の形状は図1と同様である。水切り材1と他の水切り材
1’を接合する場合、その継ぎ目部分を塞ぎ材20で覆
って接合する。塞ぎ材20は水切り材1の外形全体に対
応した形状であり、例えば塞ぎ材20の裏面側に貼った
両面テープ等により水切り材1,1’の外側から接着さ
れる。したがって、水切り材1の継ぎ目部分全体を覆う
ことになり、意匠性が向上する。この場合、継ぎ目部に
隙間が生じていても、全体を接着剤で固定するため確実
な防水性が得られるとともに、継ぎ目部が固定され隙間
が広がることがないため防水性が確保される。水切り材
1,1’の背板2の前面に突出する前受け片7は省略可
能である。前受け片7を省略することにより、この前受
け片7に対応して突出する塞ぎ材20の折れ曲がった突
出部分20aがなくなるため、塞ぎ材20の形状を簡単
にすることができ、取付作業が容易になるとともに防水
性が向上する。
【0026】図3(A)(B)はそれぞれ、図1、図2
の水切り材の連結部を前面から見た概略図である。
【0027】(A)に示すように、図1に示すジョイン
ト10は水切り材1,1’の内部からその鍔部3を接続
する。この場合、ジョイント10は、水切り材1,1’
の背板2の裏面側にまで延ばすとジョイントの板厚分だ
け背板が前に出るため、不陸が生じて好ましくない。し
たがってジョイント10は背板2部分をカバーできな
い。このため防水機能が幾分低下するおそれがある。ま
た、ジョイント10は水切り材1,1’内を自由にスラ
イドするため、継ぎ目部分から外れるおそれがあり、ま
た、水切り材1,1’同士が固定されないため、隙間が
広がるおそれがある。これにより防水機能が損なわれる
場合がある。
【0028】これに対し(B)に示すように、図2に示
す塞ぎ材20は水切り材1,1’を外側から継ぎ目全体
を覆って両水切り材を固定して接続する。したがって、
(A)のジョイント10に比べ(B)の塞ぎ材20の方
が、水切り材1,1’は確実に接続され防水性も向上す
る。なお、塞ぎ材20を用いる場合には、水切り材1の
ジョイントガイド8,9は省略してもよい。ただし、施
工中の仮止めや接続構造の汎用性を高めるためには残し
ておいてもよい。
【0029】図4は本発明に係る水切り材1を、(A)
は軒天部分、(B)は各階の中間部分、(C)は基礎部
分に使用したときの説明図である。
【0030】(A)に示すように、水切り材1を建物の
軒天部分、例えばバルコニーに用いる場合、前受け片7
にサイディング13を載せて、バルコニー構造体側(不
図示)に固定する。軒天材12は軒天受け用の突起6の
上端に沿って線で受けて支持される。このようにして軒
天材12を支持することにより、シーリング剤を用いる
ことなく水が入り込むことを確実に防ぐことができる。
また、湾曲鍔部3が形成されているため建物を下から見
たときに見栄えがよく、見切り材として使用することが
できる。
【0031】(B)に示すように、水切り材1を建物の
各階の中間部分に用いる場合、上階側では建物躯体に取
付ける胴縁16とサイディング14を水切り材1の前受
け片7に載せて固定する。下の階のサイディング15は
胴縁17の厚さを調整(選定)することにより端面板5
に密着して取付けられる。これにより、通気層を形成す
るための胴縁16を水切り材1により各階ごとに分断し
て上からの水を外に排出することができる。なお、水切
り材1の背板2を胴縁16とサイディング14との間に
取付けて胴縁16を背板2の裏面側に設けることも可能
である。しかし、その場合には通気層が上階側から下階
側に連通するため、上階側の水が通気層を通して下階側
に浸入するおそれが生じる。したがって、排水性の点か
ら、図示したように胴縁16,17を上下階で分断して
各階の通気層を分離することが好ましい。
【0032】建物の中間階から外装材の厚さを変える場
合、すなわち上下のサイディング14,15の厚さが違
う場合でも胴縁16,17の厚さを調整することにより
外面を揃えることが可能である。この場合、下側のサイ
ディング15が端面板5に密着して隙間なく揃っている
ので上下のサイディング14,15の外面が実際に揃っ
ていなくても、揃って見えるという意匠的効果が発生し
外観が向上する。サイディングの厚さは予め分かってい
るため(通常15mm又は18mm)、胴縁の板厚(通
常12mm又はそれ以上)の調整幅を考慮して、水切り
材1の背板2と端面板5との間の間隔Wを充分とること
によりサイディングの板厚が変わっても常に外面を端面
板5に突き当てて揃えて装着することができる。
【0033】(C)に示すように、水切り材1を建物の
基礎部分に用いる場合、サイディング18と胴縁19を
前受け片7に載せて、背板2を建物躯体(基礎21上の
土台22)に取付け、固定する。この場合においても、
上からの水は水切り材1により建物外側に排出され、ま
た湾曲鍔部3により意匠的効果が得られ外観が向上す
る。上記(A)(B)(C)の各例においてそれぞれ前
述の図1で説明した水抜き孔11や突片4の効果は有効
に発揮され高い防水機能が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、鍔部
の下側折返し部分に溜まった水を、水抜き孔から排出す
ることができ水切り材や建物躯体の劣化を抑制すること
ができる。この水切り材は、建物の基礎部、中間部、軒
天部を問わずまた幕板としても使用することができるの
で、各部位ごとに異なる水切り材や見切り材等を用いる
必要がなくなる。したがって、部品点数が少なくなり、
生産効率が高まるとともに現場でも施工がしやすくなり
管理も容易となる。
【0035】また、鍔部を湾曲形状に形成して下側に突
片を設けた場合、折返した下側部分に回り込んだ水が突
片に沿って下に流れるので、確実に建物内部に水が浸入
することを防ぐことができる。
【0036】さらに、軒天材を突起で支持することによ
り、従来の平面で支持していたときの毛管現象による水
の浸入がなくなるので、建物内部に水が浸入することを
確実に防ぐことができるとともに、軒天部分における建
物外壁と水切り材との間に隙間が生じないので、シーリ
ング剤等の充填が必要なくなり、劣化等による防水性の
低下の心配がなくなる。
【0037】水切り材の継ぎ目全体を塞ぎ材を装着して
固定することにより継ぎ目全体を覆って隠すことができ
るので、意匠性に優れた水切り材とすることができると
ともに、継ぎ目からの水の浸入を確実に防ぐことがで
き、防水性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る水切り材を示す概略図。
【図2】 本発明に係る水切り材の別の実施形態を示す
概略図。
【図3】 図1、図2の水切り材の連結部を前面から見
た概略図。
【図4】 本発明に係る水切り材を、(A)は軒天部
分、(B)は各階の中間部分、(C)は基礎部分に使用
したときの説明図。
【符号の説明】
1:水切り材、2:背板、3:鍔部、4:突片、5:端
面板、6:突起、7:前受け片、8:ジョイントガイ
ド、9:ジョイントガイド、10:ジョイント、11:
水抜き孔、12:軒天材、13:サイディング、14:
サイディング、15:サイディング、16:胴縁、1
7:胴縁、18:サイディング、19:胴縁、20:塞
ぎ材、21:基礎、22:土台、23:リブ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物躯体に取付けられる背板を有し、この
    背板から前側に突出しその前端部分で下側に曲がって後
    側に折返された断面横U字状又はコ字状の鍔部を有する
    建物外装の水切り材において、 前記鍔部の折り返した下側部分に水抜き孔を設けたこと
    を特徴とする水切り材。
  2. 【請求項2】前記鍔部の長手方向に沿って折返した下側
    端部の下方向に突出する雨水浸入防止用の突片を設けた
    請求項1に記載の水切り材。
  3. 【請求項3】前記鍔部の長手方向に沿って折返した下側
    端部に上方向に突出する軒天受け用の突起を設けた請求
    項1に記載の水切り材。
  4. 【請求項4】水切り材の外形に対応した形状の塞ぎ材を
    2つの水切り材間の継ぎ目の外面に接着して両水切り材
    同士を連結した請求項1、2又は3に記載の水切り材。
  5. 【請求項5】水切り材の鍔部の内面形状に対応したジョ
    イント材を用いて、該ジョイント材を2つの水切り材間
    の継ぎ目の内面側に挿入することにより、両水切り材同
    士を連結した請求項1、2または3に記載の水切り材。
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