JP2002273838A - 積層体 - Google Patents

積層体

Info

Publication number
JP2002273838A
JP2002273838A JP2001082216A JP2001082216A JP2002273838A JP 2002273838 A JP2002273838 A JP 2002273838A JP 2001082216 A JP2001082216 A JP 2001082216A JP 2001082216 A JP2001082216 A JP 2001082216A JP 2002273838 A JP2002273838 A JP 2002273838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyolefin resin
adhesive layer
weight
laminate
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001082216A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Matsuhisa
恵子 松久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2001082216A priority Critical patent/JP2002273838A/ja
Publication of JP2002273838A publication Critical patent/JP2002273838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ポリエステル樹脂層(A)とポリオレフィ
ン樹脂層(B)とを接着剤層(C)を介して接着してな
る積層体であって、接着剤層(C)がポリオレフィン樹
脂に不飽和カルボン酸もしくはその誘導体をラジカルグ
ラフトした変性ポリオレフィン樹脂及びカルボジイミド
化合物(D)を含有することを特徴とする積層体。 【発明の効果】カルボジイミド化合物を不飽和カルボン
酸変性ポリオレフィンで固定化することによって、従来
接着しづらいポリエステル樹脂とポリオレフィン樹脂と
の接着力に優れた積層体を得ることが出来る。 また、
変性ポリオレフインの配合量が少量であっても、良好な
接着力が発現する。成形不良や外観不良を起こしにくく
美麗なフィルム、シート等の積層体を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂積層体に関する。
詳しくは、ポリオレフィン樹脂層とポリエステル樹脂層
との接着性良好な積層体に関する。ポリオレフィンとの
接着性に難のあったポリエステル樹脂との接着性が良好
で、高温での使用や、耐ガソリン性などについて優れた
性能を有する積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン樹脂は成形性、耐溶剤
性、コスト、軽量化、安全性など様々な長所を持つ汎用
樹脂である。このポリオレフィン樹脂の長所を生かしな
がら、ガスバリア性や、オイルバリア性などを付与する
最も一般的な方法として、これらの性能を有する極性樹
脂、例えば、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エチ
レンー酢酸ビニル共重合体などと積層する方法が知られ
ている。これらの積層体は種々の成形方法で成形され、
種々の用途に利用されている。特にポリエステル系樹脂
はポリアミド等に比べて吸水率が低くまた、水蒸気透過
性が優れることからガソリンタンクのバリア層などに有
用である。
【0003】非極性のポリオレフィン樹脂と極性樹脂と
は親和性に乏しく、単なる熱融着では界面に剥離が生じ
るため接着剤層を必要とする。かかる接着剤層として
は、ポリオレフィンにカルボン酸や、無水酸、エポキシ
基などの極性官能基を持つ不飽和単量体をラジカルグラ
フトした変性ポリオレフィン、またはかかる極性官能基
を持つ不飽和単量体とオレフィンとの共重合体などが使
用されている。極性樹脂の中でもポリアミド樹脂などは
無水酸変性ポリオレフィン樹脂との反応性が高く、ある
程度必要とされる接着力が得られている。しかし、接着
に要する時間が長いことから、界面応力の緩和のために
低弾性率の材料を使用したり、配合したりするなどの制
限を受ける場合があった。ところが柔らかい低弾性率の
材料を使用したり配合したりすると、ガソリンやオイル
に接触するような用途の場合、樹脂が膨潤して材料が破
壊するといった別の問題が発生する。ポリエステル系樹
脂については、無水酸変性ポリオレフィンとエステル基
などの水素結合を利用する方法や、エポキシ基変性ポリ
オレフィンとポリエステル末端のカルボキシル基を利用
する方法が知られているが、十分な接着力を得ることは
難しい。また、必要とする接着力を得るために変性体の
配合量を多くすると、例えば変性ポリエチレンの場合、
流動性不足やフィッシュアイの増加などの別の問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エステル樹脂層(A)とポリオレフィン樹脂層(B)と
を接着剤層(C)を用いて接着するに際し、接着層内の
官能基をポリエステル樹脂と良く作用するものに変換し
て、接着しにくいポリエステル樹脂とも十分な接着力を
有する積層体を提供すること、変性ポリオレフインを使
用することによって生じる成形不良や外観不良を軽減し
た積層体を提供すること、さらに、接着剤層の弾性率や
結晶化度、融点などの設計領域を広げ高温使用や、オイ
ル、ガソリンなどとの接触用途においても問題なく使用
できる積層体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、接着層中にポリエス
テル樹脂によく作用する化合物を変性ポリオレフインに
より固定化することによって、ポリエステル樹脂との相
互作用が向上することを見出し、本発明を完成した。す
なわち、本発明は、ポリエステル樹脂層(A)とポリオ
レフィン樹脂層(B)とを接着剤層(C)を介して接着
してなる積層体であって、接着剤層(C)がポリオレフ
ィン樹脂に不飽和カルボン酸もしくはその誘導体をラジ
カルグラフトした変性ポリオレフィン樹脂及びカルボジ
イミド化合物(D)を含有することを特徴とする積層体
に存する。
【0006】以下に、本発明を詳細に説明する。 (A)ポリエステル樹脂層 本発明に使用されるポリエステル樹脂としては特に限定
されるものではなく、一般的に用いられる樹脂を目的、
用途、性能などによって任意に選択することが出来る。
飽和ポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレ
フタレート、ポリアリレートなど芳香族ポリエステルが
好適に用いられる。またポリ乳酸、ポリエチレンアジペ
ート、ポリブチレンアジペート、ポリエチレンセバケー
トのような、脂肪族ポリエステルも使用できるほか、上
記芳香族ポリエステルと脂肪族ポリエステルの共重合体
も使用できる。また、これらポリエステルユニットのほ
かにポリエーテルユニットを含む共重合体も本発明に使
用できる。
【0007】(B)ポリオレフィン樹脂層 本発明に用いられるポリオレフィン層は特に限定される
ものではなく、接着剤層(C)との相溶性、積層体とし
ての目的、用途、物性などの様々の因子から自由に選定
することが出来る。例えば、低密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレンープロピレン共重合体、エチレン-αオ
レフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体ゴム
(EPM)、エチレン−ブテン共重合体ゴム(EB
M)、エチレン−ヘキセン共重合体、エチレン−オクテ
ン共重合体が挙げられる。並びに、それらに第3成分と
して、例えば、5−エチリデンノルボルネン、5−メチ
ルノルボルネン、5−ビニルノルボルネン、ジシクロペ
ンタジエン、1,4−ペンタジエンなどの非共役ジエン
を用いたエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体
ゴム(EPDM)やエチレン−プロピレン−ブテン3元
共重合体ゴムなども好適に用いられる。これらは単一ま
たは数種類の複合して使用することができる。
【0008】この中でも、100℃に近い高温での使用
や、ガソリンやオイルなど、ポリオレフィンを膨潤させ
るような物質に直接接触するような場合には、ポリプロ
ピレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン
など融点や結晶性が高いポリオレフィンを使用すること
が望ましい。曲げ弾性率で表現すると、通常200〜1
300MPa、好ましくは300〜1000MPaのポ
リオレフィン樹脂が用いられる。
【0009】(C)接着剤層 本発明に使用される接着剤層は、ポリオレフイン樹脂に
不飽和カルボン酸またはその誘導体(以下、変性剤とい
うことがある)をラジカルグラフトした変性ポリオレフ
イン樹脂を含有するものである。
【0010】不飽和カルボン酸またはその誘導体として
は、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イソクロ
トン酸、ナジック酸(エンドシスービシクロ(2,2,1)ヘプ
トー5−エン-2,3-ジカルボン酸)などの不飽和カルボン
酸;またはそれらの誘導体、例えば、酸ハライド、アミ
ド、イミド、無水物、エステルなどがあげられる。これ
らの具体例としては、塩化マレニル、マレイミド、無水
マレイン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モノメチ
ル、マレイン酸ジメチルなどがあげられる。これらの中
では、グラフト特性及び、得られた変性ポリオレフィン
樹脂の反応性を考慮すると不飽和カルボン酸またはその
無水物が好適であり、特にマレイン酸、無水マレイン酸
は好ましく用いられる。
【0011】変性ポリオレフィン樹脂の製造原料に使用
されるポリオレフィンとしては、上記ポリオレフィン樹
脂層(B)に記載のポリオレフィンがすべて好適に使用
される。使用目的によって、(B)と同様に結晶性や融
点を考慮して単一、または複数複合して使用することが
出来る。変性ポリオレフィン樹脂の製造方法としては、
ポリオレフィン樹脂と上記変性剤とを、ラジカル開始剤
が分解する温度以上に加熱するラジカルグラフト法が好
適に用いられる。
【0012】ラジカル開始剤としては、t−ブチルヒド
ロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、2、5ー
ジメチルヘキサンー2、5ージヒドロパーオキシド、t
−ブチルパーオキシベンゾエート、ベンゾイルパーオキ
シド、ジクミルパーオキシド、1、3ービス(t−ブチ
ルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ジブチルパーオ
キシド、メチルエチルケトンパーオキシドなどの有機過
酸化物、過酸化カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化
水素などの無機過酸化物、2、2ーアゾビスイソブチロ
ニトリル、2、2ーアゾビス(イソブチルアミド)ジハ
ライド、2、2ーアゾビス[2ーメチルーN−(2ーヒ
ドロキシエチルプロピオンアミド]、アゾジーt−ブタ
ンなどのアゾ化合物、ジクミルなどの炭素ラジカル発生
剤なども用いることができる。これらのラジカル開始剤
は、変性剤(グラフト用不飽和化合物)の種類や反応条
件との関連において適宜選択でき、2種以上を併用する
こともできる。またラジカル開始剤は、アセトン、キシ
レンなどの有機溶剤に溶解して用いることもできる。
【0013】ラジカルグラフト法は一般的な方法によっ
て行うことが出来る。すなわち、溶融混練による方法、
溶液による方法、懸濁法などが挙げられる。この中で
は、溶融混練法が経済的に優れ、溶液法が品質的に優れ
る。二つの方法に対する好ましい条件を以下に示すがこ
の限りではない。溶融混練法に用いる好ましい装置は、
押出機または撹拌機、具体的にはラボプラストミルや一
軸または二軸混練機、横型二軸多円板装置または横型二
軸表面更新機のような横型二軸撹拌機、あるいはダブル
ヘリカルリボン撹拌機のような縦型撹拌機等があげられ
る。
【0014】混練温度は、ポリオレフィン樹脂が溶融状
態になる温度であれば任意の温度で実施可能であるが、
劣化防止などのため150〜250℃が望ましい。反応
中、または反応後、未グラフト物を除去するために、ま
た劣化防止のために反応系を減圧にすることが望まし
い。不飽和カルボン酸またはその誘導体とラジカル開始
剤の添加方法としては、ポリオレフィン樹脂とドライブ
レンドして一括混練する方法、変性剤またはラジカル開
始剤のいずれか一方とポリオレフィン樹脂をドライブレ
ンドし、混練を行っている途中に他方を添加する方法、
溶融状態の樹脂に変性剤とラジカル開始剤を添加する方
法などがあげられる。反応効率の向上及び混練時の粘度
調節等のためにキシレンなどの有機溶剤を少量添加する
こともできる。
【0015】溶液法における溶媒は、ポリオレフィン樹
脂が溶解するものであれば特に制限はないが、グラフト
反応時に用いるラジカル開始剤の溶解性や半減期温度な
どを考慮すると、キシレンやクロロベンゼンなどの芳香
族系で沸点が100℃以上であるものが望ましい。反応
温度、及び反応時間は、ラジカル開始剤の半減期によっ
て異なる。例えば、80〜120℃で2〜8時間程度が
好ましい。反応終了後は、ポリオレフィン樹脂が溶解せ
ず、かつ、溶媒と分離しない溶剤と反応溶液を加えてポ
リマーを再沈させて変性ポリオレフィン樹脂を得ること
ができる。グラフト変性時の配合は、その変性方法によ
り好適値が異なる。代表的な変性方法における望ましい
配合を以下に示す。
【0016】不飽和カルボン酸またはその誘導体の配合
として、溶融混練法ではポリオレフィン樹脂100重量
部に対して、0.005〜20重量部、好ましくは0.
05〜10重量部、特に好ましくは0.5〜5重量部の
範囲である。溶液法では、ポリオレフィン樹脂100重
量部に対して、0.1〜100重量部、好ましくは、3
〜50重量部の範囲である。好適な範囲未満の添加では
充分なグラフト量が得られず、好適な範囲を超えて添加
してもグラフト量の向上は少なく、溶融混練法において
は未グラフト成分が多くなり悪影響を及ぼすことがあ
る。ラジカル開始剤の添加量は、ポリオレフィン樹脂1
00重量部に対して、通常0.001〜10重量部、好
ましくは0.01〜5重量部の範囲である。溶液法とし
ては通常0.5〜30重量部、好ましくは1〜10重量
部である。上記範囲より少なすぎては、充分なグラフト
量が得られず、多すぎると、分子架橋または分子切断な
ど、グラフト反応と競争する副反応が多くなるので好ま
しくない。配合した不飽和カルボン酸またはその誘導体
は、ポリオレフィン樹脂に20〜95重量%、通常30
〜90重量%程度ラジカルグラフトする。ラジカルグラ
フトしなかったものは未反応物となるが、これはその後
の工程で除去することが好ましい。ベント付き押出機を
使用する溶融混練法によれば、未反応物はベントから気
化するので殆ど残存することはなく、好ましいグラフト
法である。
【0017】変性剤は不飽和カルボン酸またはその誘導
体の中から2種類以上併用することが出来る。場合によ
っては他の変性剤として、ブチルアクリレート、メチル
メタクリレートのようなα,β-不飽和カルボン酸のアル
キルエステル化合物やスチレン、メチルスチレンのよう
な芳香族ビニル系化合物を併用することもできる。
【0018】本発明の接着剤層(C)には、上記した変
性ポリオレフィン樹脂のほかに、先に挙げたポリオレフ
ィン系樹脂、ポリオレフインエラストマー、スチレン系
エラストマーなどの樹脂を配合することが好ましい。変
性ポリオレフィン樹脂は、それ自身が、ポリエステル樹
脂層(A)とポリオレフイン樹脂層(B)の接着作用を
するほか、接着層内に存在するカルボジイミド化合物を
樹脂内に固定化する作用がある。変性ポリオレフイン樹
脂は、溶融混練中にカルボジイミド化合物と反応して架
橋体を生じる場合があるので余り多量に用いるのは好ま
しくない。変性ポリオレフインの使用量は、その変性率
(不飽和カルボン酸のグラフト量)により左右される。
不飽和カルボン酸のグラフト量の多い変性ポリオレフイ
ン樹脂をマスターバッチとして、これを未変性ポリオレ
フイン樹脂で適宜に希釈すれば各種の態様に適用でき
る。変性ポリオレフィンとその他の樹脂(未変性樹脂)
の配合比率は十分な接着力を保つために、かつカルボジ
イミド化合物との関係を考慮して、変性ポリオレフィン
樹脂0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量%と
未変性ポリオレフィン樹脂70〜99.5重量%、好ま
しくは80〜99重量%の範囲で用いられる。
【0019】(D)カルボジイミド化合物 本発明における接着剤層(C)には、カルボジイミド化
合物が配合される。カルボジイミド化合物としては、下
記一般式(1)で示されるモノカルボジイミド、及び、
一般式(2)で示されるポリカルボジイミドが挙げられ
る。 R1−N=C=N−R2 ・・・(1) H−(R3−N=C=N)n− R2 ・・・(2) (上記式中、R1,R2は同一又は異なる1価の炭化水素
基、R3は2価の炭化水素基を表わす。nは2〜40の
整数を表わす。)
【0020】R1,R2 としては、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、t−ブチル基、オクチル基等のア
ルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシ
クロアルキル基、フェニル基、2−メチルフェニル基、
2,6−ジエチルフェニル基、2,4,6−トリイソプ
ロピルフェニル基、ナフチル基等のアリール基が挙げら
れる。具体的なモノカルボジイミドとしては、ジメチル
カルボジイミド、ジイソプロピルカルボジイミド、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、t−ブチルイソプロピル
カルボジイミド、ジフェニルカルボジイミド、ジ−β−
ナフチルカルボジイミド等が挙げられる。これらのモノ
カルボジイミドは、対応するモノイソシアネート化合物
を触媒の存在下加熱・脱炭酸反応することにより製造す
ることができる。
【0021】一方、ポリカルボジイミドは、脂肪族ジイ
ソシアネート、芳香族ジイソシアネート、脂環族ジイソ
シアネートなど有機ジイソシアネートを縮合触媒の存在
下、無溶媒又は不活性溶媒中で、脱炭酸縮合反応を行な
うことにより製造することができる。例えば、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネー
ト、2,4−トリレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、シクロヘキサンー1,4−ジイソシア
ネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネートなどのジイソシ
アネート等が、単独又は複数混合して用いられる。脱炭
酸縮合反応において、触媒、反応温度、末端封止剤等を
選択することによってポリカルボジイミドの重合度を調
節することができる。重合度としては、通常2〜40、
好ましくは4〜20のものが用いられる。末端封止剤と
しては、フェニルイソシアネート、トリルイソシアネー
ト、ナフチルイソシアネート等のモノイソシアネート、
メタノール、エタノール、ジエチルアミン、シクロヘキ
シルアミン、コハク酸、安息香酸、エチルメルカプタン
など活性水素化合物が使用できる。縮合触媒としては、
チタン、ハフニウム、ジルコニウム、ナトリウム、カル
シウム等のアルコラート、フォスホレンオキシド等の有
機リン化合物が使用できる。
【0022】カルボジイミド化合物の配合量は、接着剤
層(C)の樹脂成分100重量部に対して通常0.01
〜5重量部、好ましくは0.2〜5.0重量部である。
上記範囲より少なくては充分な接着性を上げることがで
きず、多すぎても添加効果は飽和し、添加量の増加に見
合う効果の増加は得られず経済的ではない。モノカルボ
ジイミド、ポリカルボジイミドは、単独又は複数の化合
物を混合して使用することができる。耐熱性などの点か
ら特に重合度4〜20のポリカルボジイミドが好まし
い。
【0023】(E)付加的成分 本発明におけるポリエステル樹脂層(A)、ポリオレフ
ィン樹脂層(B)、及び接着剤層(C)の各層には、必
要に応じて任意の付加的成分を配合することができる。
具体的には、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線
吸収剤、中和剤、滑剤、防曇剤、アンチブロッキング
剤、スリップ剤、架橋剤、架橋助剤、着色剤、難燃剤、
分散剤、帯電防止剤等の各種添加物を添加することがで
きる。これらの中でも特に酸化防止剤を添加することが
好ましく、フェノール系、ホスファイト系、チオエーテ
ル系等の各種酸化防止剤を使用することができる。
【0024】[成形法]本発明の積層体を得るための方
法は、特に限定されるものではなく、熱可塑性樹脂につ
いて一般的な成形法、すなわち、押出成形、中空成形、
圧縮成形並びにインフレーション,Tダイのようなフィ
ルム成形、2色射出成形など各種の成形法が適応でき
る。また、おのおの別に成形したフィルム、シート、成
形体を熱プレス法、ラミネーション法、熱板融着法など
の一般的手法によって、接着させて目的の積層体や、成
形体を得ることも可能である。積層体の層構成は接着剤
層を含めて通常3層であるが、必要に応じて、保護層、
装飾材層、着色層などを付加的に設けることができる。
これらの成形及び接着行程における温度等の条件につい
ては、特に規定するものではないが、ポリエステル樹脂
層(A)、接着剤層(B)、ポリオレフィン樹脂層
(C)が溶融する温度であることが望ましく、通常20
0〜300℃の範囲で行われる。積層成形体の一例とし
て、中空成形などにより成形したポリオレフィン製の容
器・タンク類本体に、別途成形したポリエステル製の注
入口部材や抜出口部材を接合するような場合も、本発明
は好適に利用できる。この場合、容器・タンク類の孔部
にフランジ付きのパイプなどが接合した構造となるが、
当該接合部位がポリエステル樹脂層(A)とポリオレフ
ィン樹脂層(C)との積層構造となる。
【0025】各層の厚さは積層体の用途により適宜に選
択される。ポリエステル樹脂層(A)とポリオレフィン
樹脂層(B)の厚さは、通常0.03〜10mm、好ま
しくは0.05〜5mm、接着剤層(C)は10〜20
00μm、好ましくは50〜1000μmの範囲で用い
られる。例えば、ガソリンタンク用では、ポリエステル
樹脂層(A)として厚さ0.5mmのポリブチレンテレ
フタレート層、ポリオレフィン樹脂層(C)として厚さ
1mmの結晶性高密度ポリエチレン樹脂層などが使用で
きる。
【0026】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0027】<接着剤層用変性ポリオレフィンの製造>
線状低密度ポリエチレン(日本ポリケム社製、密度0.92
6g/cm3、MFR2。以下、以下、LLD1と略記)2
kgと、無水マレイン酸(和光純薬社製。以下、MAHと
略記)20g、2,5-ジメチル-2,5-ビス(t-ブチルパーオ
キシ)ヘキサン(日本油脂社製、商品名パーヘキサ25B。
以下、PH25Bと略記)1gをアセトン20gに溶解させ
た溶液をドライブレンドした。その後、二軸混練機(日
本製鋼所製、TEX-30)を用いて樹脂温度230℃、スク
リュー回転数250rpm、吐出量10kgにて押し出
し、変性ポリエチレン-1(以下、変性PE1と略記)
を得た。得られた変性PE1をキシレンに溶解、アセト
ンに再沈させて精製し、無水マレイン酸のグラフト量を
測定したところ0.75重量%であった。
【0028】<接着剤の製造>上記で製造した変性PE
1に、線状低密度ポリエチレン(日本ポリケム社製、密
度0.920g/cm3、MFR2.1。以下、LLD2と略
記)、エチレン・ヘキセン共重合体(日本ポリケム社製、
密度0.885g/cm3、MFR8。以下、C2-C6と略記)、
ポリカルボジイミド(日清紡社製、商品名カルボジライ
トHMY80A、軟化点70℃)を表1に示す配合(重量
部)でラボプラストミル(東洋精機社製)にて200
℃、100rpm、2分間溶融混練し、接着剤1〜接着剤
5を製造した。
【0029】<ポリエステル樹脂層(A)>ポリブチレ
ンテレフタレート(三菱エンジニアリングプラスチック
ス社製、商品名ノバドゥール5010。以下、PBT5010と
略記)を使用した。
【0030】[実施例1〜3、比較例1〜2] <積層体の製造>接着剤1〜接着剤5、及びPBT5010
を熱プレスによりそれぞれ0.1mm、0.3mmのシートに
成形した。LLD−1の0.1mmTダイフィルムをポリオレ
フィン樹脂層として使用し、表1に示す各接着剤を用い
て積層体を作成した。積層体は、LLD−1/接着剤/ポ
リエステルの順で各フィルムまたはシートを重ね、LLD
−1側から幅0.5mmの熱板(240℃)を2kg/cm2
の圧力で、30秒または60秒間押圧して融着させたも
のである。
【0031】<積層体の接着力評価>上記で製造した積
層体を1cm幅に切り、ポリエステル層と接着剤層の界
面を引っ張り試験機を使用して180度ピールにて接着力
(単位:g/cm)を室温で測定した。また、接着層の
成形性の指標としてメルトフローレート(MFR)を測
定した。外観はフィッシュアイの有無に関し目視にて確
認した。結果を表2に示す。尚、MFRは、JIS K
7210に準拠して190℃、荷重2.16kgfで測定(単位:
g/10分)したものである。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】カルボジイミド化合物を不飽和カルボン
酸変性ポリオレフィンで固定化することによって、従来
接着しづらいポリエステル樹脂とポリオレフィン樹脂と
の接着力に優れた積層体を得ることが出来る。 また、
変性ポリオレフインの配合量が少量であっても、良好な
接着力が発現する。成形不良や外観不良を起こしにくく
美麗なフィルム、シート等の積層体を得ることができ
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル樹脂層(A)とポリオレフィ
    ン樹脂層(B)とを接着剤層(C)を介して接着してな
    る積層体であって、接着剤層(C)がポリオレフィン樹
    脂に不飽和カルボン酸もしくはその誘導体をラジカルグ
    ラフトした変性ポリオレフィン樹脂及びカルボジイミド
    化合物(D)を含有することを特徴とする積層体。
  2. 【請求項2】接着剤層(C)の樹脂成分が変性ポリオレ
    フィン樹脂と未変性ポリオレフイン樹脂との混合物であ
    る請求項1記載の積層体。
  3. 【請求項3】カルボジイミド化合物(D)の含有量が、
    接着剤層(C)の樹脂成分100重量部に対して0.0
    1〜5.0重量部である請求項1または2記載の積層
    体。
  4. 【請求項4】接着剤層(C)を構成するポリオレフィン
    樹脂の曲げ弾性率が200〜1300MPaである請求
    項1〜3いずれか1項記載の積層体。
  5. 【請求項5】不飽和カルボン酸もしくはその誘導体のラ
    ジカルグラフト量が、ポリオレフィン樹脂100重量部
    に対して0.005〜20重量部である請求項1〜4い
    ずれか1項記載の積層体。
  6. 【請求項6】接着剤層(C)の樹脂成分が、変性ポリオ
    レフィン樹脂0.5〜30重量%と未変性ポリオレフィ
    ン樹脂70〜99.5重量%との混合物であることを特
    徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の積層体。
  7. 【請求項7】カルボジイミド化合物(D)が重合度2〜
    40のポリカルボジイミドである請求項1〜6いずれか
    1項記載の積層体。
  8. 【請求項8】接着剤層(C)のメルトフローレートが1
    〜10g/10分である請求項1〜7いずれか1項記載
    の積層体。
JP2001082216A 2001-03-22 2001-03-22 積層体 Pending JP2002273838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001082216A JP2002273838A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001082216A JP2002273838A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002273838A true JP2002273838A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18938187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001082216A Pending JP2002273838A (ja) 2001-03-22 2001-03-22 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002273838A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007040261A1 (ja) * 2005-10-06 2007-04-12 Mitsui Chemicals, Inc. 接着剤およびそれを用いた積層体
WO2008004510A1 (fr) * 2006-07-03 2008-01-10 Mitsubishi Plastics, Inc. film d'emballage
EP1860169A4 (en) * 2005-03-17 2010-06-02 Mitsui Chemicals Inc NEW ADHESIVE AND BASED LAMINATE
US20100183881A1 (en) * 2006-01-26 2010-07-22 Shigeyuki Yasui Laminate
WO2013184187A1 (en) * 2012-06-05 2013-12-12 Dow Global Technologies Llc Films containing functional ethylene-based polymer compositions
WO2015033703A1 (ja) * 2013-09-03 2015-03-12 東洋紡株式会社 ポリオレフィン系接着剤組成物
WO2019150191A1 (ja) * 2018-02-05 2019-08-08 藤森工業株式会社 ホットメルト接着性樹脂積層体及び積層体
JP2019171662A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 三井化学株式会社 積層体の製造方法及び積層体
JP2020125406A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 三井化学株式会社 接着材および積層体
JP7456307B2 (ja) 2020-06-26 2024-03-27 株式会社レゾナック 接着剤用組成物並びに蓄電装置用外装材及びその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0796588A (ja) * 1993-09-29 1995-04-11 Toppan Printing Co Ltd 積層体フィルム及びそれを用いた酸性内容物耐性容器
JPH07223296A (ja) * 1994-02-10 1995-08-22 Toppan Printing Co Ltd ラミネートフィルムの製造方法
JPH08503996A (ja) * 1993-09-28 1996-04-30 ビーピー ケミカルズ リミテッド 接着剤混合物
JPH1067978A (ja) * 1996-06-14 1998-03-10 Shin Etsu Chem Co Ltd ポリカルボジイミド樹脂含有接着剤及びフレキシブルプリント配線用基板
JPH11100450A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリオレフィン系樹脂シート及び樹脂被覆化粧金属板
JPH11123869A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Gunze Ltd 水性インク印刷用シート
JPH11138725A (ja) * 1997-11-05 1999-05-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 積層シート
JPH11268216A (ja) * 1998-01-28 1999-10-05 Basf Ag ポリブチレンテレフタレ―トのバリヤ―層を有する多層複合プラスチック材料
JP2000178287A (ja) * 1998-12-15 2000-06-27 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 加水分解性アルコキシシラン基含有カルボジイミド化合物、その製造方法及び重合体組成物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503996A (ja) * 1993-09-28 1996-04-30 ビーピー ケミカルズ リミテッド 接着剤混合物
JPH0796588A (ja) * 1993-09-29 1995-04-11 Toppan Printing Co Ltd 積層体フィルム及びそれを用いた酸性内容物耐性容器
JPH07223296A (ja) * 1994-02-10 1995-08-22 Toppan Printing Co Ltd ラミネートフィルムの製造方法
JPH1067978A (ja) * 1996-06-14 1998-03-10 Shin Etsu Chem Co Ltd ポリカルボジイミド樹脂含有接着剤及びフレキシブルプリント配線用基板
JPH11100450A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリオレフィン系樹脂シート及び樹脂被覆化粧金属板
JPH11123869A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Gunze Ltd 水性インク印刷用シート
JPH11138725A (ja) * 1997-11-05 1999-05-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 積層シート
JPH11268216A (ja) * 1998-01-28 1999-10-05 Basf Ag ポリブチレンテレフタレ―トのバリヤ―層を有する多層複合プラスチック材料
JP2000178287A (ja) * 1998-12-15 2000-06-27 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 加水分解性アルコキシシラン基含有カルボジイミド化合物、その製造方法及び重合体組成物

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1860169A4 (en) * 2005-03-17 2010-06-02 Mitsui Chemicals Inc NEW ADHESIVE AND BASED LAMINATE
JP4699449B2 (ja) * 2005-03-17 2011-06-08 三井化学株式会社 新規接着剤およびそれを用いた積層体
US8383727B2 (en) 2005-03-17 2013-02-26 Mitsui Chemicals, Inc. Adhesive and laminate using the same
WO2007040261A1 (ja) * 2005-10-06 2007-04-12 Mitsui Chemicals, Inc. 接着剤およびそれを用いた積層体
US8182925B2 (en) 2005-10-06 2012-05-22 Mitsui Chemicals, Inc. Adhesive and laminate prepared using the adhesive
JP5348712B2 (ja) * 2005-10-06 2013-11-20 三井化学株式会社 接着剤およびそれを用いた積層体
US20100183881A1 (en) * 2006-01-26 2010-07-22 Shigeyuki Yasui Laminate
WO2008004510A1 (fr) * 2006-07-03 2008-01-10 Mitsubishi Plastics, Inc. film d'emballage
JP2015525153A (ja) * 2012-06-05 2015-09-03 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 官能性エチレン系ポリマー組成物含有皮膜
WO2013184187A1 (en) * 2012-06-05 2013-12-12 Dow Global Technologies Llc Films containing functional ethylene-based polymer compositions
WO2015033703A1 (ja) * 2013-09-03 2015-03-12 東洋紡株式会社 ポリオレフィン系接着剤組成物
CN105452411A (zh) * 2013-09-03 2016-03-30 东洋纺株式会社 聚烯烃系粘接剂组合物
WO2019150191A1 (ja) * 2018-02-05 2019-08-08 藤森工業株式会社 ホットメルト接着性樹脂積層体及び積層体
JP2019137853A (ja) * 2018-02-05 2019-08-22 藤森工業株式会社 ホットメルト接着性樹脂積層体及び積層体
KR20200106182A (ko) * 2018-02-05 2020-09-11 후지모리 고교 가부시키가이샤 핫멜트 접착성 수지 적층체 및 적층체
CN111683812A (zh) * 2018-02-05 2020-09-18 藤森工业株式会社 热熔粘合性树脂层叠体及层叠体
KR102388015B1 (ko) * 2018-02-05 2022-04-18 후지모리 고교 가부시키가이샤 핫멜트 접착성 수지 적층체 및 적층체
JP2019171662A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 三井化学株式会社 積層体の製造方法及び積層体
JP2020125406A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 三井化学株式会社 接着材および積層体
JP7186630B2 (ja) 2019-02-05 2022-12-09 三井化学株式会社 接着材および積層体
JP7456307B2 (ja) 2020-06-26 2024-03-27 株式会社レゾナック 接着剤用組成物並びに蓄電装置用外装材及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6581668B2 (ja) 積層体およびその製造方法
JP5348712B2 (ja) 接着剤およびそれを用いた積層体
JP4699449B2 (ja) 新規接着剤およびそれを用いた積層体
JP4837680B2 (ja) 積層体
JP2002273838A (ja) 積層体
JPH07173447A (ja) 接着性含フッ素ポリマーおよびそれを用いた積層体
JP2019171662A (ja) 積層体の製造方法及び積層体
JP6111128B2 (ja) 変性ポリオレフィン系樹脂組成物およびそれからなる熱溶着性フィルム
JP2002264281A (ja) 積層体
JPH0725943A (ja) 変性ポリオレフィンおよび該変性ポリオレフィン含有熱可塑性樹脂組成物
JPH07173230A (ja) 接着性含フッ素ポリマーおよびそれを用いた積層体
JP2018138638A (ja) 脂肪族ポリケトン積層フィルム及びその延伸フィルム、これらを用いた転写フィルム、並びにこれらに用いる脂肪族ポリケトン接着用の接着性樹脂組成物
JP5254667B2 (ja) 変性ポリオレフィン系樹脂組成物の製造方法
KR20090020578A (ko) 금속 접착 촉진제로서 유용한 그라프트된 폴리올레핀
JP4207549B2 (ja) 積層体
JP4595213B2 (ja) 積層体
JP2000143896A (ja) 官能化エラストマー組成物の製造方法
JP2010248371A (ja) 変性ポリオレフィン樹脂組成物およびその製造方法
WO1996001873A1 (fr) Composition de resine polyester thermoplastique
US20200230934A1 (en) Method for manufacturing laminate and co-extruded sheet
JP2590053B2 (ja) ポリマー用接着剤
JP2006290983A (ja) カルボジイミド変性芳香族系接着剤およびそれを用いた積層体
WO2023286808A1 (ja) 多層シート及びその製造方法
JP2022029260A (ja) 接着性樹脂組成物及び積層体
JP2000073016A (ja) オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の接着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080201

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928