JP2002265889A - 粘着テープ用支持体及び粘着テープ - Google Patents

粘着テープ用支持体及び粘着テープ

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻戻し時の作業性を向上させると共に、より
細かな寸法精度で手切れ性を確保した粘着テープを提供
する。 【構成】 好ましくはポリエチレンやポリプロピレン等
のポリオレフィン樹脂などからなるプラスチック製のテ
ープ状物11の片面に、当該テープ状物11の全幅にわ
たる深さ0.01以上0.03mm以下の第1の溝12
と、当該テープ状物11の全幅にわたる深さ0.03以
上0.09mm以下の第2の溝13を交互的に、0.1
0以上0.50mm未満の間隔でテープ状物11の長手
方向にほぼ連続的に設け、本発明に係る粘着テープ用支
持体10を得る。当該粘着テープ用支持体10の、好ま
しくは溝12,13の非形成面にアクリル樹脂系やゴム
系などの粘着剤からなる粘着剤層20を積層して、本発
明に係る粘着テープ1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着テープ用支持
体及び粘着テープに関する。具体的には、梱包用粘着テ
ープや養生用マスキングテープ等の各種粘着テープに用
いられる粘着テープ用支持体及び当該粘着テープ用支持
体を用いた粘着テープに関し、さらに詳しくは手切れ性
がよく、巻戻し性にも優れた粘着テープに適した支持体
に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープは一般的に、テープ状をした
フィルム基材の片面に粘着剤層が形成され、他面に剥離
処理が施された構造をしている。これらの粘着テープは
通常ロール状に巻回されて市販されており、使用時には
必要な長さ分だけ巻き戻された後、所望する位置(長
さ)でテープの幅方向に切断されて被着体に貼付され
る。従ってこのような粘着テープは、手で容易に切断可
能であるのが好ましく、被着体にも十分に接着すること
が重要なこととなる。
【0003】粘着テープの手切れ性に関して、支持体に
紙を用いた場合には問題を生じることはないが、プラス
チック製の支持体を用いた場合には手切れ性が悪く、手
切れ性改善のために何らかの工夫が必要となる。この方
法として、例えば特許第2694854号公報には、凹
凸絞りロールなどを用いて支持体の表面に溝を設けて凹
凸を形成した粘着テープが開示されている。当該粘着テ
ープには、支持体の長手方向と直行した0.03〜0.
30mmの深さの断面略逆三角形状をした溝が、支持体
の長手方向に0.5〜5.0mmの間隔で連続的に形成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該支
持体においては、前記溝の間隔(ピッチ)が0.5mm
以上であるために、 (1)粘着テープを巻き戻す際に、巻戻し力が大きく振
れ、巻戻し時の作業性が悪くなる (2)手切れ時は溝のところで切断されるために、0.
5mm未満の寸法精度で粘着テープを切断することがで
きない と言った問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであって、巻戻し時の作業性を向上させると
共に、細かな寸法精度で手切れ性を確保した粘着テープ
を提供することにある。
【0006】そこで、本発明者らは鋭意努力した結果、
支持体に設ける溝の深さ及び溝の間隔を調整することに
より上記問題点を解決することを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係る粘
着テープ用支持体は、プラスチック製テープ状物の片面
に、当該テープ状物の全幅に渡って設けられた深さ0.
01以上0.03mm以下の第1の溝と当該テープ状物
の全幅に渡って設けられた深さ0.03以上0.09m
m以下の第2の溝が、交互的に、0.10mm以上0.
50mm未満の間隔で当該テープ状物の長手方向に備え
られたことを特徴としている。
【0008】上記本願第2の発明に係る粘着テープ用支
持体は、プラスチック製テープ状物の片面に、当該テー
プ状物の幅方向に一定長さを有する凹部が連続的に設け
られてなる手切れ用溝部が、0.10mm以上0.50
mm未満の間隔で当該テープ状物の長手方向に備えられ
たことを特徴としている。
【0009】このとき、凹部のテープ状物幅方向におけ
る長さを前記凹部のテープ状物幅方向間隔よりも大きく
し、さらには、前記凹部のテープ状物長手方向における
長さを、0.01mm以上0.25mm以下とするのが
よい。
【0010】また、当該粘着テープ用支持体において
は、前記手切れ用溝部を構成する各凹部の長手方向中心
線を、当該手切れ用溝部と隣り合う手切れ用溝部を構成
する凹部と凹部との間の長手方向中心線上に位置させる
のが望ましい。
【0011】本願2つの発明においては、上記粘着テー
プ用支持体として、ポリオレフィン樹脂からなるテープ
状物を用いるのが好ましい。
【0012】また、本発明に係る粘着テープは、支持体
の少なくとも片面に粘着剤層が形成された粘着テープで
あって、前記支持体に上記本発明に係る粘着テープ用支
持体を用いたことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本願第1発明の一実施形態
に係る粘着テープ1を示す説明図であって、同図(a)
はその背面図、同図(b)はその側面図である。当該粘
着テープ1は、本発明に係る粘着テープ用支持体10の
片面に粘着剤層20が形成されている。この支持体10
はプラスチック製のテープ状物11から作製されてお
り、テープ状物11には、支持体10を手で切断可能に
するための深さの異なる第1の溝12及び第2の溝13
がテープ状物11の長手方向と直交する方向、すなわち
支持体10の幅方向に形成され、テープ状物11の長手
方向に多数、ほぼ連続して設けられている。また、図に
示す支持体10においては当該第1の溝12及び第2の
溝13は、それぞれ断面略逆三角形状に形成されてい
る。
【0014】テープ状物11の材質としては、公知の粘
着テープの支持体に用いられている各種プラスチックで
あれば特に制限されるものではなく、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリアミド、ポリ
ウレタン、ポリスチレン、セロハンなどが挙げられ、こ
れら1種若しくは2種以上を用いて得られたものが用い
られる。さらにこれらからなるテープ状物を積層したも
のも好適に用いることができる。これらの中でも、生産
性やコスト、溝の加工性等を考慮すれば、ポリエチレン
をはじめとする各種のポリオレフィン系樹脂製のテープ
状物11が望ましく用いられる。当該ポリオレフィン系
樹脂としては、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリブ
テンなどのα−オレフィン単独重合体、エチレン−プロ
ピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブロッ
ク共重合体、エチレン−ブテンランダム共重合体、エチ
レン−ブテンブロック共重合体、プロピレン−ブテンラ
ンダム共重合体、プロピレン−ブテンブロック共重合体
等のα−オレフィン共重合体、あるいはこれらの重合体
の混合物等を挙げることができる。なお、これらの樹脂
に顔料や充填材、酸化防止剤、滑剤など公知の各種添加
剤を用いたテープ状物11を用いることができるのは言
うまでもない。また、当該テープ状物11の厚みとして
も特に制限されるものではないが、支持体10の厚みと
して好適には0.05〜0.18mmとなるように設定
される。
【0015】当該発明の支持体10においては、第1の
溝12は深さ(T1)が0.01mm以上0.03mm
以下であり、第2の溝13は深さ(T2)が0.03m
m以上0.09mm以下に設定され、第1の溝12若し
くは第2の溝13が0.10mm以上0.50mm未満
の間隔で多数備えられる。ただし、第1の溝12の深さ
と第2の溝13の深さは異なるものであって、各溝1
2,13の深さ(T1,T2)が同じ場合は除かれる。
【0016】これらの第1の溝12及び第2の溝13
は、支持体10の長手方向に交互的に設けることがで
き、例えば図1に示す支持体10においては、溝の深い
第2の溝13が2本、支持体10の長手方向に設けられ
た後に、溝の浅い第1の溝12が1本設けられ、その後
溝の深い第2の溝13が2本続けて設けられ、次には溝
の浅い第1の溝12が1本設けられるというように、規
則的に第1の溝12と第2の溝13が支持体10の長手
方向に続けて設けられている。また、2本の第2の溝1
3の間隔(ピッチΔL)や第2の溝13と第1の溝12
との間隔(ピッチΔL)は等しくなっている。
【0017】このとき、各溝12,13間の間隔は上記
範囲内に設定されるが、溝12(13)と溝12(1
3)との間隔が0.10mmよりも狭い場合には実際の
製造が困難であり、0.50mmを越える場合には粘着
テープ1の巻戻し力が一定せず、巻戻し作業性が低下す
る。
【0018】また、溝の浅い第1の溝12は、0.01
mmよりも浅くなったり0.03mmよりも深くなれば
巻戻し力の安定性に寄与しなくなり、一方、溝の深い第
2の溝13は、0.03mmよりも浅くなれば十分に手
切れ性を確保することができなくなり、0.09mmよ
りも深くなれば支持体10の引っ張り強度が弱くなると
考えられる。
【0019】このように本発明は、深さの異なる溝の浅
い第1の溝12と溝の深い第2の溝13とを適宜組み合
わせ、上記の間隔範囲内で支持体10の長手方向に連続
して設けることにより、支持体10の引っ張り強度及び
手切れ性を維持しながら、より細かな寸法間隔で粘着テ
ープ1を切断できるようにしたものである。従って、当
該目的を達成するためには、第1の溝12と第2の溝1
3がそれぞれ単位長さ当たりで適当な混在比となるよう
に設けられ、第1の溝12及び第2の溝13がそれぞれ
支持体10の長さ方向において連続して、例えば支持体
10の長さ1cm中に溝の浅い第1の溝12のみしか存
在しないとか、溝の深い第2の溝13のみしか存在しな
いというのではなく、規則的若しくは不規則的に1〜複
数本の第1の溝12と1〜複数本の第2の溝13とが交
互に現われるように設けられる。つまり、本発明におい
て、交互的にとは、必ずしも第1の溝12と第2の溝1
3とが1本ずつ交互に現われる場合だけではなく、図示
したように第2の溝13が2本設けられた後、第1の溝
12が1本設けられ、その後第2の溝13が2本設けら
れ、さらに第1の溝12が1本などとこの繰り返しで設
けられたり、あるいは、第2の溝13が3本、第1の溝
12が1本、第2の溝13が3本、第1の溝12が2本
などとこの繰り返しで設けられるなど、第1の溝12と
第2の溝13とが交互して現われることを意味するもの
である。このとき、溝12,13間の間隔によっても異
なるが、好ましくは、第1の溝12及び第2の溝13が
それぞれ多くとも連続して10本程度にはならないよう
に設定するのがよい。
【0020】本発明において重要なのは、深さの異なる
第1の溝12及び第2の溝13を0.5mm未満のピッ
チで設けることであるが、テープ支持体10の強度及び
手切れ性の両者を確保するためには、上記したように、
深さの異なる第1の溝12と第2の溝13とを適当な比
で混在させることも必要である。この混在比としては、
第1の溝12及び第2の溝13の比は1:1〜1:1
0、好ましくは1:1〜1:3の比で、溝の深い第2の
溝13が多くなるようにして、溝の浅い第1の溝12を
少なくする、つまり、溝の深い第2の溝13の中に溝の
浅い第1の溝12を適宜混在させるようにするのが好ま
しい。言い換えるならば、上記範囲内の間隔で第2の溝
13を連続して形成すると共に、その中の一部の溝13
を、規則的若しくは不規則的に溝の浅い第1の溝12で
置き換えた構造をしたものである。
【0021】また、各溝の間隔(ピッチΔL)は上記目
的を達成できればよく、上記0.10mm〜0.50m
mの間隔であれば任意に設定できるものであるが、手切
れ性を考慮すれば、図示するように等間隔にするのが好
ましい。
【0022】さらに、溝12,13の断面形状は、図示
した粘着テープ1においては略逆三角形状としている
が、当該溝12,13の断面形状も手切れ性を向上でき
るものであれば特に限定されるものでもなく、これ以外
には例えば矩形状や略半円状の溝12,13とすること
も可能なものである。これらの第1の溝12や第2の溝
13は、例えば絞りロールなどを用いて加工することが
できる。なお、各溝12,13の溝幅は各溝のピッチ
(ΔL)に応じて、適宜定められる。
【0023】この粘着テープ用支持体10は、従来の粘
着テープ用支持体と全く同様にして使用することができ
るものであり、粘着剤層20を構成する粘着剤も公知の
かつ任意のものが使用できる。当該粘着剤として、例え
ば天然ゴム系や合成ゴム系、アクリル系、シリコーン系
の各種粘着剤やこれらをブレンドして得られた粘着剤を
使用できる。また粘着剤の形態についても特に限定され
るものでもなく、溶剤系やエマルジョン系、ホットメル
トタイプ、固形糊タイプなどが挙げられる。さらにこれ
らの粘着剤には、使用用途に応じて公知の添加剤、例え
ば架橋剤や顔料、タッキファイヤー、充填剤、老化防止
剤等を添加しても差し支えない。これらの粘着剤の厚さ
も特に限定はなく、概ね10〜200μm、好ましくは
30〜80μmに、公知である例えばキスコーター、グ
ラビアコーター、リバースコーターなどによって塗布形
成される。
【0024】また本発明においては、必要に応じて支持
体10の粘着剤層積層面にはコロナ処理やプラズマ処理
などの物理的処理、下塗り剤等による化学的処理などの
各種アンカー処理を、さらには支持体10の粘着剤層非
積層面には易剥離処理を施しても差し支えないものであ
る。なお、粘着剤層20を片面に形成する場合には、投
錨性等の観点から粘着剤層20を溝12,13の非形成
面に積層するのが好ましい。
【0025】次に本願第2の発明について説明する。図
2は当該発明の一実施形態である粘着テープ支持体10
の粘着剤層非形成面を示す平面図である。このテープ支
持体10においては、支持体10を手で切断可能にする
ために、当該テープ状物11の幅方向に一定長さを有す
る凹部31が連続的に設けられてなる手切れ用溝部30
が、テープ状物11の長手方向に多数、ほぼ連続して設
けられている。
【0026】各凹部31のテープ状物幅方向長さaは、
幅方向に切断可能な程度に設けられるが、好ましくは、
凹部31と凹部31との間隔bよりも長く設定するのが
よい。そうでなければ、テープ幅方向まっすぐに手切れ
できなくなる恐れが強くなる。
【0027】この場合において、各手切れ用溝部30を
構成する凹部31と凹部31との間隔bは、例えば0.
01mm以上0.35mm以下に設定される。凹部31
と凹部31との間隔bが0.01mm未満では凹部31
と凹部31とが連続してしまう。また、0.35mmを
越えると、一の手切れ用溝部30上に並ぶ隣合う凹部3
1が続けて切断されず、隣り合う手切れ用溝部30を構
成する凹部31と連続して切断されてしまい、斜め方向
にテープ支持体10が切断されやすくなる。この結果、
0.50mm未満の間隔でテープ支持体10をまっすぐ
に切断できなくなってしまう恐れがある。
【0028】また、各凹部31のテープ支持体10長さ
方向の長さ(溝幅)wは、例えば0.01mm以上0.
25mm以下であり、好ましくは0.03mm以上0.
15mm以下である。溝幅wが0.01mm未満である
凹部31の形成は製造上困難であり、0.25mmを越
えると0.5mm未満の間隔での手切れ性が悪くなる。
【0029】当該第2の発明においても、各手切れ用溝
部30の間隔(ピッチΔL)は、0.10mm以上0.
50mm未満の間隔に設定され、好ましくは0.3mm
以上0.4mm以下である。この範囲であれば適宜の間
隔で設けることができ、間隔は細かな方がよいが、間隔
が0.50mm以上になれば0.50mm未満の寸法精
度で切断することができず、また、テープの巻戻し力が
安定しない。さらに、製造工程上の問題から、0.10
mm未満の間隔には設定できない。すなわち、本願第2
の発明では、上記の凹部31をテープ支持体10の幅方
向に多数設けて手切れ用溝部30を構成し、当該手切れ
用溝部30を0.10mm以上0.50mm未満の間隔
でテープ支持体10の長さ方向に設けることによって、
テープ強度を維持しつつ、手切れ性の寸法精度や巻戻し
力のバラツキを少なくしようとするものである。
【0030】なお、各凹部31の深さは、手切れ性が発
現される深さであれば任意の深さに設定できるが、余り
に深いと粘着テープの巻戻し時にテープが切れる、ある
いは養生マスキングテープなどの用途に使用された場
合、再剥離時にテープが切れる可能性が高くなる。これ
らのことを考慮すれば、テープ支持体10(テープ状物
11)厚さの10%以上70%以下、好ましくは20%
以上50%以下に設定される。
【0031】また、当該発明においては、図2に示すよ
うに、一の手切れ用溝部30を構成する各凹部31と凹
部31との間の長手方向中心線Mが、当該手切れ用溝部
30と隣り合う手切れ用溝部30を構成する各凹部31
の長手方向中心線M´上に位置するように備えられる。
すなわち、図2に示す如く隣り合う手切れ用溝部30を
構成する凹部31同士が互い違いに配置されるように、
各手切れ用溝部30がテープ支持体10の長さ方向に設
けられる。このように手切れ用溝部30を構成する各凹
部31と凹部31との間の長手方向中心線Mと、当該手
切れ用溝部30を構成する各凹部31の長手方向中心線
M´とを一致させることにより、手切れ性及び巻戻し力
の振幅のより小さなものを得ることができる。
【0032】なお、図2に示すテープ支持体10におい
ては、凹部31は平面視で矩形状に設けられているが、
本発明においては、テープ支持体10の幅方向に長軸を
有する楕円形状や正方形を含むひし形状、三角形状な
ど、テープ支持体10の幅方向に手切れ性が発現される
ものであればその形状は任意に定められるが、各凹部3
1の長軸方向が手切れ用溝部30とほぼ平行になるよう
に設けるのがよい。従って、三角形状の凹部31の場合
には、一つの頂角から対辺に向かう垂線がテープ支持体
10の幅方向を向くように設けられる。
【0033】また、当該発明においても、テープ支持体
10の材質やその厚み、使用される粘着剤の材質や粘着
剤層の厚みなどは、上記本願第1の発明と同様の材質の
ものを用いることができる。また、粘着剤層は、手切れ
用溝部30の形成面又は非形成面いずれにおいても形成
することができるが、巻戻し時の作業性を考慮すれば、
手切れ用溝部30の非形成面に粘着剤層を形成するのが
好ましい。
【0034】このように、本願第2の発明においては、
幅方向に一定長さを有する凹部31をテープ状物11の
幅方向に連続して並べて手切れ用溝部30を構成し、当
該手切れ用溝部30を0.10mm以上0.50mm未
満の間隔で長手方向に設けることにより、粘着テープの
強度を維持しつつ、巻戻し時の振幅幅を少なくして巻戻
し時の作業性を良好なものとすることができる。また、
0.50mm未満のより細かな寸法精度で手切れ性を確
保することができる。
【0035】
【実施例】次に本発明の実施例である支持体及び粘着テ
ープに基づいて、さらに本発明について詳細に説明す
る。まず、最初に本願第1の発明について説明する。
【0036】〔支持体の作製〕密度:0.92g/cm
3のポリエチレン樹脂を用い、190℃にてT型ダイス
による押出し成形によって厚さ0.12mmの溶融シー
トを得た。当該溶融シートを凹凸絞りロールで押圧した
のち冷却固化して、図1に示すように2本の第2の溝と
1本の第1の溝とが交互に所程のピッチ(ΔL)となる
ように、表1に示す深さ(T1,T2)を有する第1の
溝と第2の溝を上記溶融シートの片面に形成し、各種粘
着テープ用支持体を得た。
【0037】〔粘着テープの作製〕こうして得られた幅
25mmの粘着テープ用支持体の溝非形成面に、アクリ
ル系粘着剤を40μmの厚さで塗布形成して実施例1〜
3及び比較例1〜2の粘着テープを得た後、長さ50m
でロール状に巻回した。
【0038】〔評価試験〕上記で得た実施例及び比較例
の粘着テープを用い、JIS Z−0237に基づいて
巻戻し力及び巻戻し力の振幅幅を測定した。なお、巻戻
し力の振幅幅は、チャートの最大値と最小値の差から計
算した。また、以下に記載の方法にて手切れ性及び剥離
時のテープ強度について官能評価を行った。これらの結
果を表1にまとめた。
【0039】<手切れ性>23℃の雰囲気下において、
粘着テープの長手方向端部を両手の指先で摘まみ(間隔
5〜10mm)、その後、粘着テープを幅方向に引裂
き、そのときの粘着テープの切断のし易さを評価した。
容易に粘着テープを切断することができた場合を「○」
で、容易に切断できないとまでは言えない場合を「△」
で、容易に粘着テープを切断できなかった場合を「×」
で表わした。
【0040】<剥離時のテープ強度>23℃の雰囲気下
において、粘着テープ(幅25mm)をアルミ板へ貼付
した後2時間放置し、その後、粘着テープをアルミ板か
ら素早く引き剥がした。その時の粘着テープの切断の有
無を確認した。剥離時に粘着テープの切断がなかった場
合を「○」で、剥離時に粘着テープの切断があった場合
を「×」で評価した。
【0041】
【表1】
【0042】表1から分かるように、実施例及び比較例
の粘着テープ共に手切れ性はよく、巻戻し力についても
大きな違いは見られなかった。しかしながら、溝の深さ
を同一にした比較例の粘着テープにおいては、溝のピッ
チを0.5mm未満に設定した場合(比較例2)には巻
戻し力の振幅幅は小さいものであったが、テープ強度が
弱くすぐに切れてしまう場合があった。また、溝のピッ
チを広くして1mm程度に設定した場合(比較例1)に
はテープ強度が比較的強く巻戻し時に切断されることは
なかったが、巻戻し力の振幅幅が大きなものであった。
【0043】この点、実施例の各粘着テープにおいて
は、巻戻し力の振幅幅も小さく、テープ強度も十分なも
のであった。このように、本発明によれば良好な手切れ
性を確保しながら巻戻し力のバラツキの小さなものを得
ることができた。
【0044】次に本願第2の発明について説明する。 〔支持体及び粘着テープの作製〕上記のポリエチレン樹
脂を用い、表2に示す大きさの平面視矩形状をした凹部
から構成される手切れ用溝部を、図2に示す如く設けて
テープ用支持体(厚み20μm)を作製した。こうして
得られた幅25mmの粘着テープ用支持体の手切れ用溝
部非形成面に、アクリル系粘着剤を40μmの厚さで塗
布形成して実施例4〜7及び比較例3〜4の粘着テープ
を得た後、長さ50mでロール状に巻回した。
【0045】〔評価試験〕上記で得た実施例4〜7及び
比較例3〜4の粘着テープについて、巻戻し力の振幅
幅、手切れ性及び剥離時のテープ強度について評価し、
その結果を表2にまとめた。
【0046】
【表2】
【0047】表2から分かるように、本願第2の発明に
おいても、実施例及び比較例の各粘着テープは巻戻し力
がいずれの場合においても小さいが、手切れ用溝部の間
隔を0.5mm以上にすることにより巻戻し力の振幅幅
が大きくなった(比較例3)。また、単純な線状の溝か
ら手切れ用溝部を構成した場合には(比較例4)、テー
プ強度が小さくなり剥離時に簡単に切断されてしまっ
た。この点、各凹部の長手方向長さを大きくした場合に
は、やや手切れ性が悪くなる場合があったが(実施例
7)、実際の使用上は問題がほとんどなく、各凹部の幅
を0.25mm以下に設定した場合には巻戻し力の振幅
幅も小さく、良好な手切れ性、強度を担保することがで
きた。
【0048】
【発明の効果】本願第1の発明に係る粘着テープ用支持
体は、プラスチック製のテープ状物の片面に、当該テー
プ状物の全幅に渡って設けられた深さ0.01mm以上
0.03mm以下の第1の溝と当該テープ状物の全幅に
渡って設けられた深さ0.03mm以上0.09mm以
下の第2の溝が、交互的に、0.10mm以上0.50
mm未満の間隔で当該テープ状物の長手方向に備えられ
たことを特徴としている。このため、当該支持体を用い
ることによって、テープ強度を維持した状態で、巻戻し
力のバラツキが少なく、より細かな寸法精度で手で切断
することのできる粘着テープを得ることができる。
【0049】また、本願第2の発明に係る粘着テープ用
支持体は、プラスチック製テープ状物の片面に、当該テ
ープ状物の幅方向に一定長さを有する凹部が連続的に設
けられてなる手切れ用溝部が、0.10mm以上0.5
0mm未満の間隔で当該テープ状物の長手方向に備えて
いることを特徴としている。このため、当該支持体を用
いることによって、テープ強度を維持した状態で、巻戻
し力のバラツキが少なく、より細かな寸法精度で手で切
断することのできる粘着テープを得ることができる。こ
の場合、前記凹部のテープ状物幅方向における長さを、
前記凹部の幅方向間隔よりも大きくすることにより、粘
着テープを幅方向まっすぐに切断することを容易にし、
さらには、前記凹部のテープ状物長手方向における長さ
を0.01mm以上0.25mm以下とすることによっ
て、細かな寸法精度での手切れ性を確実に担保できる。
【0050】この結果、本発明によれば、巻戻し時の作
業性が向上し、しかも細かな寸法精度でもって確実に手
で切断でき、より一層使い勝手のよい粘着テープを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明の一実施の形態に係る粘着テープ
を示す説明図であって、同図(a)はその背面図、同図
(b)はその側面図である。
【図2】本願第2発明の一実施の形態に係るテープ支持
体の粘着剤層形成面を示す平面図である。
【符号の説明】
1 粘着テープ 10 支持体 11 テープ状物 12 溝の浅い第1の溝 13 溝の深い第2の溝 20 粘着剤層 30 手切れ用溝部 31 手切れ用溝部を構成する凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金原 和彦 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 出川 修 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 堀池 美華 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA04 AA05 AA10 AA11 AB01 AB03 CA04 CA05 CA06 CC02 CC05 CC06 FA04 FA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製テープ状物の片面に、当
    該テープ状物の全幅に渡って設けられた深さ0.01m
    m以上0.03mm以下の第1の溝と当該テープ状物の
    全幅に渡って設けられた深さ0.03mm以上0.09
    mm以下の第2の溝が、交互的に、0.10mm以上
    0.50mm未満の間隔で当該テープ状物の長手方向に
    備えられたことを特徴とする粘着テープ用支持体。
  2. 【請求項2】 プラスチック製テープ状物の片面に、当
    該テープ状物の幅方向に一定長さを有する凹部が連続的
    に設けられてなる手切れ用溝部が、0.10mm以上
    0.50mm未満の間隔で当該テープ状物の長手方向に
    備えられたことを特徴とする粘着テープ用支持体。
  3. 【請求項3】 前記凹部のテープ状物幅方向における長
    さが、前記凹部のテープ状物幅方向間隔よりも大きいこ
    とを特徴とする請求項2に記載の粘着テープ用支持体。
  4. 【請求項4】 前記凹部のテープ状物長手方向における
    長さが、0.01mm以上0.25mm以下である請求
    項2又は3に記載の粘着テープ用支持体。
  5. 【請求項5】 前記手切れ用溝部を構成する各凹部の長
    手方向中心線が、当該手切れ用溝部と隣り合う手切れ用
    溝部を構成する凹部と凹部との間の長手方向中心線上に
    位置することを特徴とする請求項2、3又は4の何れか
    に記載の粘着テープ用支持体。
  6. 【請求項6】 前記テープ状物は、ポリオレフィン樹脂
    からなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5
    の何れかに記載の粘着テープ用支持体。
  7. 【請求項7】 支持体の少なくとも片面に粘着剤層が形
    成された粘着テープであって、 前記支持体は請求項1〜6の何れかに記載の粘着テープ
    用支持体であることを特徴とする粘着テープ。
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