JP2002237873A - 携帯型無線端末及び音送出方法並びに音取込方法 - Google Patents

携帯型無線端末及び音送出方法並びに音取込方法

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JP2002237873A
JP2002237873A JP2001033841A JP2001033841A JP2002237873A JP 2002237873 A JP2002237873 A JP 2002237873A JP 2001033841 A JP2001033841 A JP 2001033841A JP 2001033841 A JP2001033841 A JP 2001033841A JP 2002237873 A JP2002237873 A JP 2002237873A
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earphone
voice
microphone
transmission
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Haruhiko Okamura
晴彦 岡村
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、携帯型無線端末の使い勝手を向上し
得るようにする。 【解決手段】本発明は、スピーカ6に音響信号を送出
し、又はイヤホンジャック16からプラグ21を介して
イヤホン25に音響信号を送出する信号送出手段49
と、スピーカ6及び又はイヤホン25に任意の音響信号
を送出しているときに指定されたスピーカ6及び又はイ
ヤホン25に任意のタイミングで任意の音響信号又は他
の音響信号を送出するように信号送出手段49を制御す
る制御手段40とを設けることにより、スピーカ6及び
又はイヤホン25に音響信号を送出しているときにイヤ
ホンジャック16からプラグ21を引き抜かなくても、
任意に選定した所望のスピーカ6及び又はイヤホン25
に切り換えて音響信号を送出することができ、かくして
携帯型無線端末1の使い勝手を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型無線端末及び
音送出方法並びに音取込方法に関し、例えば音楽データ
の再生機能を有するデジタル携帯電話機に適用して好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】最近、デジタル携帯電話機として、例え
ば内部のメモリに、音楽をデジタルデータとして記録
し、外出先等で電話をかけないときに、携帯型の音楽再
生装置としてメモリから音楽データを再生して音楽を楽
しむことができるようになされたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
のデジタル携帯電話機においては、音楽データの再生時
に例えばイヤホンが用いられ、当該イヤホンに接続され
ているプラグがデジタル携帯電話機に設けられたイヤホ
ンジャックに差し込まれた状態でメモリから音楽データ
を再生し、当該再生した音楽データをアナログの音楽信
号に変換してイヤホンジャックからプラグを介してイヤ
ホンに送出することにより当該イヤホンから音楽信号に
基づく音楽を放音させる。
【0004】また、デジタル携帯電話機は、音楽データ
の再生中に着信があると、当該音楽データに応じた音楽
信号に着信音用の信号を重畳してイヤホンに送出するこ
とによりそのイヤホンから音楽と共に着信音を放音させ
てユーザに着信のあったことを報知する。
【0005】これによりデジタル携帯電話機は、音楽デ
ータの再生中に着信があっても、その着信をユーザに報
知して相手と通話させ得るようになされている。
【0006】ところが、このデジタル携帯電話機におい
ては、イヤホンジャックが機械的な切換スイッチになっ
ており、当該イヤホンジャックにイヤホンのプラグが差
し込まれると、デジタル携帯電話機に設けられているス
ピーカに代えてイヤホンのみを強制的に機能させてい
る。
【0007】このため、デジタル携帯電話機は、イヤホ
ンを用いて音楽を聴いている途中で着信があると、ユー
ザを相手と通話させるためにイヤホンジャックからイヤ
ホンのプラグを引き抜いてスピーカを機能させなければ
ならず、使い勝手がわるい問題があった。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を向上し得る携帯型無線端末及び音送出方
法並びに音取込方法を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の音響信号に基づく音響を放
音するスピーカと、当該音響信号に基づく音響を放音す
るイヤホンに接続されたプラグが抜差可能に差し込まれ
るイヤホンジャックと、スピーカに音響信号を送出し、
又はイヤホンジャックからプラグを介してイヤホンに音
響信号を送出する信号送出手段と、スピーカ及び又はイ
ヤホンに任意の音響信号を送出しているときに指定され
たスピーカ及び又はイヤホンに任意のタイミングで任意
の音響信号又は他の音響信号を送出するように信号送出
手段を制御する制御手段とを設けるようにした。
【0010】従って、スピーカ及び又はイヤホンに音響
信号を送出しているときにイヤホンジャックからプラグ
を引き抜かなくても、任意に選定した所望のスピーカ及
び又はイヤホンに切り換えて音響信号を送出することが
できる。
【0011】また、本発明においては、通話用にユーザ
の音声を集音する本体マイクロホンと、同様にユーザの
音声を集音する外部マイクロホンに接続されたプラグが
抜差可能に差し込まれるイヤホンジャックと、本体マイ
クロホンによりユーザの音声を集音して得られる送信音
声信号を取り込み、又はイヤホンによりユーザの音声を
集音して得られる送信音声信号を取り込む信号取込手段
と、イヤホンジャックにプラグが差し込まれているとき
に任意の本体マイクロホン及び又は外部マイクロホンに
よりユーザの音声を集音して得られる送信音声信号を取
り込むように信号取込手段を制御する制御手段とを設け
るようにした。
【0012】従って、イヤホンジャックからプラグを引
き抜かなくても本体マイクロホンを介して通話用にユー
ザの音声を集音することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0014】図1において、1は全体として本発明を適
用したデジタル携帯電話機を示し、表示部2及び本体3
がヒンジ部4を介して折り畳み可能に形成されている。
【0015】表示部2の右上端部には、送受信用のアン
テナ5が引出及び収納可能な状態に設けられており、当
該アンテナ5を介して基地局(図示せず)との間で電波
を送受信し得るようになされている。
【0016】また、表示部2の正面の上端中央部にはス
ピーカ6が設けられており、当該スピーカ6によって通
話中の相手の音声を放音させ得るようになされている。
【0017】さらに、表示部2には、スピーカ6の下部
に液晶ディスプレイ7が設けられており、当該液晶ディ
スプレイ7には電波の受信状態、電池残量、電話帳とし
て登録している相手先の名前や電話番号、発信履歴等の
他、メールアドレスとして登録している電子メールの送
付先の名前やメールアドレス、電子メールの内容、簡易
ホームページ、ウェブページ等を表示し得るようになさ
れている。
【0018】一方、本体3の表面には、「0」乃至
「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話及
び電源キー、クリアキー、電子メールキー等の操作キー
8が配設されており、当該操作キー8を用いて各種指示
を入力し得るようになされている。
【0019】また、本体3の表面には、操作キー8の下
部にメモボタン9やマイクロホン(以下、これを本体マ
イクロホンと呼ぶ)10が設けられており、当該メモボ
タン9によって通話中の相手の音声を録音し得ると共
に、本体マイクロホン10によって通話時のユーザの音
声を集音するようになされている。
【0020】さらに、本体3の表面には、操作キー8の
上部に回動操作及び押圧操作自在な回転操作子(以下、
これをジョグダイヤルと呼ぶ)11が本体3の表面から
僅かに突出するように設けられており、当該ジョグダイ
ヤル11の回動操作に応じて、液晶ディスプレイ7に表
示している電話帳やメールアドレスのリスト、電子メー
ルの内容等のスクロール動作、簡易ホームページやウェ
ブページの捲り動作等を実行すると共に、そのジョグダ
イヤル11の押圧操作に応じて電話帳やメールアドレス
のリストから所望の電話番号やメールアドレスを選択指
定させ得るようになされている。
【0021】これに加えて、図2に示すように、本体3
の裏面には着脱自在なバッテリパック12が装着されて
おり、終話及び電源キーの押下に応じてオン状態になる
と、当該バッテリパック12から内部の各回路に対して
電力を供給して動作可能な状態に起動する。
【0022】また、ヒンジ部4には、抜差自在なメモリ
スティック(ソニー株式会社 商標)13を本体3の内
部に装填するためのメモリスティックスロット14が設
けられており、メモボタン9が押下されると、メモリス
ティック13に通話中の相手の音声を記録したり、ユー
ザの操作に応じて電子メール、簡易ホームページ及び音
楽データ等の各種データを記録再生し得るようになされ
ている。
【0023】ここで、メモリスティック13は、本願出
願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシ
ュメモリカードの一種である。このメモリスティック1
3は、例えば縦21.5[mm]、横50[mm]、厚さ 2.8[mm]の小
型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換及び
消去可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electr
ically Erasable and Programmable Read Only Memory
)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したもの
であり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種
データを書込及び読出可能になっている。
【0024】また、メモリスティック13は、大容量化
等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、
使用する機器で互換性を確保することができる独自のシ
リアルプロトコルを採用しており、例えば最大書込速度
1.5[MB/S]、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現
していると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼
性を確保している。
【0025】そして、デジタル携帯電話機1は、このよ
うなメモリスティック13が装填可能に構成されている
ため、当該メモリスティック13を介して他の電子機器
との間で音楽データ等の各種データの共有化を図ること
ができるようになされている。
【0026】因みに、デジタル携帯電話機1は、外部の
オーディオ機器等(図示せず)により予め音楽データを
記録したメモリスティック13を装填することもできる
が、図1に示すように、表示部2の右側面に外部のオー
ディオ機器等と接続するための接続端子15が設けられ
ており、外部のオーディオ機器等から接続端子15を介
して得られる音楽データをメモリスティックスロット1
4内のメモリスティック13に記録することもできる。
【0027】ところで、デジタル携帯電話機1(図1)
は、表示部2の左側面にイヤホンジャック16が設けら
れており、当該イヤホンジャック16に図3に示すよう
なヘッドセット20の抜差自在なプラグ21を差し込む
ことができる。
【0028】この場合、図3に示すように、ヘッドセッ
ト20は、プラグ21にケーブル(以下、これをプラグ
側ケーブルと呼ぶ)22を介してリモコン23が接続さ
れると共に、当該リモコン23にケーブル(以下、これ
をイヤホン側ケーブルと呼ぶ)24を介してイヤホン2
5が接続されて構成されている。
【0029】そして、ヘッドセット20のリモコン23
には、音楽データの再生/停止ボタン26、再生中の音
楽のタイトル等を表示する液晶表示部27、オンフック
/オフフックボタン28、マイクロホン(以下、これを
外部マイクロホンと呼ぶ)29等が設けられている。
【0030】ここで、デジタル携帯電話機1は、イヤホ
ンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し
込まれていない状態ではスピーカ6及び本体マイクロホ
ン10を機能させることにより当該スピーカ6及び本体
マイクロホン10を用いて通話させ得るようになされて
いる。
【0031】また、デジタル携帯電話機1は、イヤホン
ジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込
まれたときには、スピーカ6及び本体マイクロホン10
に代えてヘッドセット20のイヤホン25及び外部マイ
クロホン29を機能させるようになされている。
【0032】従って、デジタル携帯電話機1は、イヤホ
ンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し
込まれた状態でリモコン23の再生/停止ボタン26が
押下されると、メモリスティック13から音楽データを
再生し、当該再生した音楽データを音楽信号に変換して
イヤホンジャック16からプラグ21、プラグ側ケーブ
ル22、リモコン23及びイヤホン側ケーブル24を順
次介してイヤホン25に送出することにより当該イヤホ
ン25から音楽信号に基づく音楽を放音させる。
【0033】また、デジタル携帯電話機1は、このとき
メモリスティック13から音楽データと共に記録されて
いる音楽のタイトル等からなるデジタルの付加データも
再生し、当該再生した付加データをアナログの付加信号
に変換してイヤホンジャック16からプラグ21及びプ
ラグ側ケーブル22を順次介してリモコン23に送出す
ることにより当該リモコン23の液晶表示部27にその
付加信号に基づいて再生中の音楽のタイトル等を表示さ
せる。
【0034】このようにして、デジタル携帯電話機1
は、ユーザがメモリスティック13に記録している音楽
を楽しむことができるようになされている。
【0035】そして、デジタル携帯電話機1は、このよ
うな音楽データの再生中に着信があると、その音楽デー
タに応じた音楽信号に着信音用の信号を重畳してヘッド
セット20のイヤホン25に送出することにより当該イ
ヤホン25から音楽と共に着信音を放音させてユーザに
着信のあったことを報知する。
【0036】この結果、デジタル携帯電話機1は、ユー
ザによりリモコン23のオンフック/オフフックボタン
28が押下されると、音楽データの再生を一旦停止し、
このとき受信した相手の音声の音声データを音声信号
(以下、これを受信音声信号と呼ぶ)に変換してイヤホ
ンジャック16からプラグ21、プラグ側ケーブル2
2、リモコン23及びイヤホン側ケーブル24を順次介
してイヤホン25に送出することにより当該イヤホン2
5からその受信音声信号に基づく相手の音声を放音させ
る。
【0037】また、デジタル携帯電話機1は、このとき
ユーザの音声をリモコン23の外部マイクロホン29で
集音し、得られた音声信号(以下、これを送信音声信号
及ぶ)をプラグ側ケーブル22及びプラグ21を順次介
してイヤホンジャック16から取り込むことによりその
送信音声信号をアンテナ5から基地局に送信する。
【0038】このようにして、デジタル携帯電話機1
は、音楽データの再生中でも着信があると、ヘッドセッ
ト20のイヤホン25及び外部マイクロホン29を用い
てユーザと相手との間で通話を成立させる。
【0039】因みに、デジタル携帯電話機1は、ユーザ
と相手との通話中にはリモコン23の再生/停止ボタン
26の押下操作を受け付けないようにし、当該リモコン
23のオンフック/オフフックボタン28が再び押下さ
れてユーザと相手との通話が終了すると、リモコン23
の再生/停止ボタン26の押下操作を受け付けるように
する。
【0040】そして、デジタル携帯電話機1は、通話が
終了した後にリモコン23の再生/停止ボタン26が押
下されると、例えば音楽データを通話開始時に再生を停
止した時点から引き続き再生してユーザに聞かせるよう
になされている。
【0041】かかる構成に加えてこのデジタル携帯電話
機1の場合、図1に示すように、本体3の表面下側には
通話用の音声信号(送信音声信号及び受信音声信号)の
入出力にヘッドセット20のイヤホン25及び外部マイ
クロホン29と、スピーカ6及び本体マイクロホン10
とのいずれか一方を機能させるためのトグルスイッチで
なる切換ボタン30が設けられている。
【0042】この場合、デジタル携帯電話機1は、ユー
ザと相手とが通話している通話モード(以下、これを単
に通話モードと呼ぶ)時にヘッドセット20のプラグ2
1がイヤホンジャック16に差し込まれていない状態で
はスピーカ6及び本体マイクロホン10のみを機能させ
て切換スイッチ30の押下操作を受け付けないことによ
り、スピーカ6及び本体マイクロホン10を用いた通話
中に切換ボタン30の押圧操作により音声信号(送信音
声信号及び受信音声信号)の入出力がヘッドセット20
に切り換わって通話が途切れることを防止している。
【0043】また、デジタル携帯電話機1は、イヤホン
ジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込
まれているものの音楽データを再生している間は切換ボ
タン30の押下操作を受け付けないことにより、イヤホ
ン25で聴いている音楽が切換ボタン30の押下操作に
よりスピーカ6に切り換わって途切れることを防止して
いる。
【0044】これに対して、デジタル携帯電話機1は、
通話モード時にイヤホンジャック16にヘッドセット2
0のプラグ21が差し込まれている状態では切換スイッ
チ30の押下操作を受け付けるようにして、当該切換ボ
タン30が押下される毎にヘッドセット20のイヤホン
25及び外部マイクロホン29と、スピーカ6及び本体
マイクロホン10とを順次交互に切り換えて機能させ
る。
【0045】従って、このデジタル携帯電話機1は、通
話モード時にイヤホンジャック16にヘッドセット20
のプラグ21が差し込まれてイヤホン25及び外部マイ
クロホン29を機能させている状態で切換ボタン30が
押下されると、当該ヘッドセット20のイヤホン25及
び外部マイクロホン29に代えてスピーカ6及び本体マ
イクロホン10を機能させることによりユーザに本体3
を握持させてスピーカ6を耳に押し当てさせると共に、
本体マイクロホン10を口元近傍に位置させた状態で相
手と通話させ得るようになされている。
【0046】また、このデジタル携帯電話機1は、通話
モード時にイヤホンジャック16にヘッドセット20の
プラグ21が差し込まれた状態でスピーカ6及び本体マ
イクロホン10を機能させていれば、切換ボタン30の
押下操作に応じて当該スピーカ6及び本体マイクロホン
10に代えてイヤホン25及び外部マイクロホン29を
機能させることによりヘッドセット20を用いて通話さ
せ得るようになされている。
【0047】このように、デジタル携帯電話機1は、イ
ヤホンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が
差し込まれた状態において、音楽データの再生中やヘッ
ドセット20を用いた通話中にユーザが本体3を握持し
て通話したいと要望したり、又は本体3を握持して通話
している最中に両手を自由に使いたいと要望したとき等
には切換ボタン30を押下操作するだけの簡易な操作
で、ヘッドセット20のイヤホン25及び外部マイクロ
ホン29と、スピーカ6及び本体マイクロホン10とを
容易に切り換えて使用させ得るようになされている。
【0048】因みに、デジタル携帯電話機1は、イヤホ
ンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し
込まれた状態でスピーカ6及び本体マイクロホン10を
機能させたまま通話を終了したときには、当該通話が終
了した時点でスピーカ6及び本体マイクロホン10に代
えてイヤホン25及び外部マイクロホン29を自動で機
能させることにより、通話の終了後に音楽データを再生
しても、スピーカ6及び本体マイクロホン10とイヤホ
ン25及び外部マイクロホン29との切換操作をさせず
にヘッドセット20を介してユーザに音楽を聞かせるこ
とができると共に、その音楽データの再生中に再び着信
があってもこれをユーザに適確に報知し得るようになさ
れている。
【0049】また、デジタル携帯電話機1は、ヘッドセ
ット20のプラグ21がイヤホンジャック16に差し込
まれた状態で着信があったときには、リモコン23のオ
ンフック/オフフックボタン28の押下操作のみならず
に本体3の発呼キーの押下操作によってもユーザと相手
との通話を成立させる。
【0050】さらに、デジタル携帯電話機1は、通話モ
ード時にヘッドセット20のプラグ21がイヤホンジャ
ック16に差し込まれていれば、イヤホン25及び外部
マイクロホン29と、スピーカ6及び本体マイクロホン
10とのうちのいずれを機能させていても、ヘッドセッ
ト20のリモコン23のオンフック/オフフックボタン
28と、本体3の終話及び電源キーとのうちのいずれの
押下操作も受け付けて通話を終了し、操作性が損なわれ
ることを防止している。
【0051】次に、デジタル携帯電話機1の回路構成に
ついて図4を用いて詳細に説明する。この場合、デジタ
ル携帯電話機1は、表示部2及び本体3の各部を統括的
に制御する主制御部40にメインバス41を介して電源
回路部42、操作入力制御部43、接続端子15、LC
D(Liquid Crystal Display)制御部44、画像デコー
ダ45、多重分離部46、記録再生部47、変復調回路
部48及び音声コーデック49が接続されると共に、画
像デコーダ45、多重分離部46、記録再生部47、変
復調回路部48及び音声コーデック49が同期バス50
を介して互いに接続されて構成されている。
【0052】主制御部40は、CPU(Central Proces
sing Unit )、ROM(Read OnlyMemory)及びRAM
(Random Access Memory)等から構成されており、ユー
ザによって終話及び電源キーが押下されることにより操
作入力制御部43を介してオン命令が入力されると、バ
ッテリパック12(図2)から得られる電力を電源回路
部42を介して各部に供給し、これによりデジタル携帯
電話機1を動作可能な状態に起動する。
【0053】また、主制御部40は、通話モード時にヘ
ッドセット20のプラグ21がイヤホンジャック16に
差し込まれていない状態では、本体マイクロホン10で
ユーザの音声を集音して得られた送信音声信号を音声コ
ーデック49によって音声データに変換する。
【0054】そして、主制御部40は、音声コーデック
49によって得られた音声データに変復調回路部48で
スペクトラム拡散処理を施した後、送受信回路部51で
デジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を順次施
し、得られた送信音声信号用の送信信号をアンテナ5を
介して基地局(図示せず)に送信する。
【0055】これに加えて、主制御部40は、通話モー
ド時にアンテナ5で受信した受信音声信号用の受信信号
を送受信回路部51で増幅して周波数変換処理及びアナ
ログデジタル変換処理を順次施した後に変復調回路部4
8でスペクトラム逆拡散処理を施し、得られた音声デー
タを音声コーデック49によって受信音声信号に変換し
てスピーカ6に送信することにより当該スピーカ6から
受信音声信号に基づく相手の音声を放音させる。
【0056】一方、主制御部40は、データ通信モード
時に電子メールを送信する場合、操作キー8及びジョグ
ダイヤル11の操作に応じて操作入力制御部43を介し
て入力された電子メールのテキストデータに変復調回路
部99でスペクトラム拡散処理を施した後、送受信回路
部51でデジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理
を順次施し、得られた電子メール用の送信信号をアンテ
ナ5を介して基地局に送信する。
【0057】また、主制御部40は、データ通信モード
時に電子メールを受信する場合、アンテナ5で受信した
電子メール用の受信信号を送受信回路部51によって増
幅して周波数変換処理及びアナログデジタル変換処理を
順次施した後に変復調回路部48によってスペクトラム
逆拡散処理を施すことにより元のテキストデータを復元
する。
【0058】そして、主制御部40は、復元したテキス
トデータをLCD制御部44を介して液晶ディスプレイ
7に送出することにより当該液晶ディスプレイ7にその
テキストデータに基づく相手の電子メールを表示させ
る。
【0059】因みに、主制御部40は、ユーザの操作に
応じて、受信した電子メールを記録再生部47を介して
メモリスティック13に記録することができる。
【0060】さらに、主制御部40は、データ通信モー
ド時に例えば簡易ホームページを受信する場合、アンテ
ナ5で受信した簡易ホームページ用の受信信号を送受信
回路部51によって増幅して周波数変換処理及びアナロ
グデジタル変換処理を順次施した後に変復調回路部48
によってスペクトラム拡散処理を施し、得られた多重化
データを多重分離部46に送出する。
【0061】そして、主制御部40は、多重分離部46
によってその多重化データを符号化画像データ及び音声
データに分離し、当該符号化画像データを同期バス50
を介して画像デコーダ45に送出すると共に、音声デー
タを同期バス50を介して音声コーデック49に送出す
る。
【0062】これにより、主制御部40は、画像デコー
ダ45によってその符号化画像データを所定の符号化方
式に対応する復号化方式でデコードし、得られた画像デ
ータをLCD制御部44を介して液晶ディスプレイ7に
送出することにより当該液晶ディスプレイ7にその画像
データに基づく簡易ホームページの画像を表示させる。
【0063】このとき、主制御部40は、音声コーデッ
ク49によって音声データを音声信号に変換してスピー
カ6に送出することにより当該スピーカ6からその音声
データに基づく簡易ホームページの効果音等を当該簡易
ホームページの画像に同期させて放音させる。
【0064】因みに、主制御部40は、この場合も電子
メールを受信した場合と同様にユーザの操作に応じて簡
易ホームページの多重化データを記録再生部47を介し
てメモリスティック13に記録することができる。
【0065】これに加えて、主制御部40は、メモリス
ティック13に音楽データを記録するデータ記録モード
時、ユーザの操作に応じて外部のオーディオ機器等(図
示せず)から供給される音楽データを接続端子15を介
して取り込み、当該取り込んだ音楽データを記録再生部
47を介してメモリスティック13に記録する。
【0066】ところで、イヤホンジャック16の内部に
は、ヘッドセット20のプラグ21が差し込まれるまで
は導通し、当該プラグ21が差し込まれたときにはその
プラグ21に押されて開放することによりプラグ21が
差し込まれたか否かを検出するための接点(以下、これ
を検出用接点と呼ぶ)が設けられている。
【0067】そして、音声コーデック49は、イヤホン
ジャック16内の検出用接点に予め設定された所定の値
(以下、これを規定値と呼ぶ)の電圧を印加しながらそ
の電圧の値の変化を監視する。
【0068】ここで、音声コーデック49は、イヤホン
ジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込
まれるまでは、検出用接点が導通していることにより当
該検出用接点に印加している規定値の電圧をそのまま検
出する。
【0069】これに対して、音声コーデック49は、イ
ヤホンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が
差し込まれると、検出用接点が開放することにより当該
検出用接点に印加している電圧の値として規定値よりも
低い値(例えば0[V])を検出する。
【0070】従って、音声コーデック49は、イヤホン
ジャック16内の検出用接点に電圧を印加しながら規定
値の電圧を検出すると、当該イヤホンジャック16にヘ
ッドセット20のプラグ21が差し込まれていないと判
断し、その判断結果を主制御部40に通知する。
【0071】また、音声コーデック49は、イヤホンジ
ャック16内の検出用接点に印加している電圧が規定値
以下に低下したことを検出すると、当該イヤホンジャッ
ク16にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれた
と判断してその判断結果を主制御部40に通知する。
【0072】これにより主制御部40は、音声コーデッ
ク49から通知される判断結果に基づいて、イヤホンジ
ャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込ま
れているかどうかを認識する。
【0073】そして、音声コーデック49には、ヘッド
セット20のイヤホン25及び外部マイクロホン29
と、スピーカ6及び本体マイクロホン10とのいずれを
受信音声信号の出力用及び送信音声信号の入力用に接続
するかを切り換えるスイッチ素子(図示せず)が設けら
れている。
【0074】従って、主制御部40は、音声コーデック
49から与えられる判断結果に応じてイヤホンジャック
16にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれてい
ないと認識している間は、その音声コーデック49にス
イッチ素子によってスピーカ6及び本体マイクロホン1
0を接続することにより当該スピーカ6及び本体マイク
ロホン10を用いて通話(着信や簡易ホームページの効
果音等の放音も含む)させ得るようになされている。
【0075】また、主制御部40は、音声コーデック4
9から与えられる判断結果に応じてイヤホンジャック1
6にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれたこと
を認識したときには、その音声コーデック49にスイッ
チ素子によってヘッドセット20のイヤホン25及び外
部マイクロホン29を接続する。
【0076】これにより主制御部40は、イヤホンジャ
ック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれ
た状態でリモコン23にユーザによる再生/停止ボタン
26の押下操作に応じて再生命令が入力されると、当該
リモコン23からその再生命令をプラグ側ケーブル2
2、プラグ21、イヤホンジャック16及び音声コーデ
ック49を順次介して取り込み、当該取り込んだ再生命
令に基づいて記録再生部47を介してメモリスティック
13から音楽データを再生すると共に、当該再生した音
楽データを音声コーデック49によって音楽信号に変換
してイヤホンジャック16からヘッドセット20に送出
する。
【0077】そして、主制御部40は、このような音楽
データの再生中に着信があると、音声コーデック49か
ら音楽信号に着信用の信号を重畳してヘッドセット20
に送出し、かくしてユーザに音楽を聞かせながら着信の
あったことを報知する。
【0078】ここで、主制御部40は、イヤホンジャッ
ク16にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれた
状態で着信があると、当該着信のあった時点からこの着
信による通話が終了するまでの間は、切換ボタン30の
押下操作を受け付けるようにする。
【0079】これにより主制御部40は、ヘッドセット
20を用いた通話の際に切換ボタン30が押下される
と、これに応じて音声コーデック49にスイッチ素子に
よりヘッドセット20のイヤホン25及び外部マイクロ
ホン29に代えてスピーカ6及び本体マイクロホン10
を接続し、かくしてイヤホン25から放音させていた相
手の音声をスピーカ6から放音させると共に、外部マイ
クロホン29を介して集音していたユーザの音声を本体
マイクロホン10を介して集音する。
【0080】また、主制御部40は、イヤホン25及び
外部マイクロホン29に切り換えてスピーカ6及び本体
マイクロホン10を機能させた後、再び切換ボタン30
が押下されると、これに応じて音声コーデック49にス
イッチ素子によってスピーカ6及び本体マイクロホン1
0に代えてイヤホン25及び外部マイクロホン29を接
続することにより当該スピーカ6から放音させていた相
手の音声をイヤホン25から放音させると共に、電話機
マクロホン10を介して集音していたユーザの音声を外
部マイクロホン29を介して集音する。
【0081】このようにして、主制御部40は、イヤホ
ンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し
込まれた状態で着信のあった時点からこの着信による通
話が終了するまでの間は、切換ボタン30の押下される
毎にイヤホン25及び外部マイクロホン29と、スピー
カ6及び本体マイクロホン10とを順次交互に切り換え
て機能させ得るようになされている。
【0082】因みに、主制御部40は、イヤホンジャッ
ク16にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれた
状態で通話を開始した後、スピーカ6及び本体マイクロ
ホン10を機能させたままユーザによってリモコン23
のオンフック/オフフックボタン28が押下されてオフ
フック(終話)命令が入力されると、これに応じて通話
を終了すると共に、このとき、音声コーデック49にス
イッチ素子によりスピーカ6及び本体マイクロホン10
に代えてイヤホン25及び外部マイクロホン29を接続
する。
【0083】実際上、主制御部40は、このような送信
音声信号及び受信音声信号の入出力の切換処理を内部の
ROMに予め記憶されている切換処理プログラムに従っ
て実行するようになされている。
【0084】すなわち、主制御部40は、イヤホンジャ
ック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれ
ていない状態で終話及び電源キーの押下に応じて動作可
能な状態になり、この後、ヘッドセット20を用いた音
楽データの再生中に着信があった場合を例にとって説明
すると、内部のROMから同様に内部のRAMに転送し
て展開した切換処理プログラムに従って、図5に示す切
換処理手順RT1にステップSP1から入り、続くステ
ップSP2に進む。
【0085】ステップSP2において、主制御部40
は、音声コーデック49によりイヤホンジャック16に
ヘッドセット20のプラグ21が差し込まれていないと
判断された判断結果に応じて当該音声コーデック49に
スイッチ素子によりスピーカ6及び本体マイクロホン1
0を接続してステップSP3に進む。
【0086】ステップSP3において、主制御部40
は、終話及び電源キーが押下されたか否かを判断する。
【0087】このステップSP3において否定結果を得
ることは、デジタル携帯電話機1がイヤホンジャック1
6にヘッドセット20のプラグ21が差し込まれていな
い状態で通話の待ち受けやユーザと相手との通話、電子
メールの送受信等に使用されていることを意味し、この
とき、主制御部40は、ステップSP4に進んでイヤホ
ンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し
込まれたか否かを判断する。
【0088】このステップSP4において否定結果を得
ることは、イヤホンジャック16にヘッドセット20の
プラグ21が差し込まれていないことによりデジタル携
帯電話機1がヘッドセット20を用いずに使用されてい
ることを意味し、このとき、主制御部40は、ステップ
SP3に戻ることにより終話及び電源キーが押下されて
オフ状態とならなければステップSP4−SP3−SP
4の処理ループを繰り返すようにしてヘッドセット20
が用いられることを待ち受ける。
【0089】これに対してステップSP4において肯定
結果を得ることは、例えばヘッドセット20を用いて音
楽を聴くためにイヤホンジャック16にヘッドセット2
0のプラグ21が差し込まれたことによりこれを音声コ
ーデック49から与えられる判断結果に応じて認識した
ことを意味し、このとき、主制御部40は、ステップS
P5に進んで音声コーテック49にスイッチ素子により
イヤホン25及び外部マイクロホン29を接続してステ
ップSP6に進む。
【0090】ステップSP6において、主制御部40
は、イヤホンジャック16からヘッドセット20のプラ
グ21が抜かれたか否かを判断する。
【0091】このステップSP6において否定結果を得
ることは、例えばユーザがヘッドセット20を用いてメ
モリスティック13から再生した音楽を聴いていること
を意味し、このとき、主制御部40は、ステップSP7
に進んで終話及び電源キーが押下されたか否かを判断す
る。
【0092】ステップSP7において否定結果を得るこ
とは、例えばユーザがそのままヘッドセット20を用い
てメモリスティック13から再生した音楽を聴いている
ことを意味し、このとき、主制御部40は、ステップS
P8に進んで着信があるか否かを判断する。
【0093】ステップSP8において否定結果を得るこ
とは、この時点では着信がないことを意味し、このと
き、主制御部40は、ステップSP6に戻ることにより
イヤホンジャック16からヘッドセット20のプラグ2
1が引き抜かれたり、終話及び電源キーが押下されてオ
フ状態とならなければステップSP8−SP6−SP7
−SP8の処理ループを繰り返すようにして着信を待ち
受ける。
【0094】これに対してステップSP8において肯定
結果を得ることは、例えばユーザがヘッドセット20を
用いて音楽を聴いている途中で着信があったことを意味
し、このとき、主制御部40は、ステップSP9に進ん
でユーザによるリモコン23のオンフック/オフフック
ボタン28又は本体3の発呼キーの押下に応じてヘッド
セット20を用いたユーザと相手との通話を成立させた
後、続くステップSP10に進んで通話が終了したか否
かを判断する。
【0095】ステップSP10において否定結果を得る
ことは、ユーザにより相手との通話中に本体3の切換ボ
タン30が押下される可能性があることを意味し、この
とき、主制御部40は、ステップSP11に進んでユー
ザにより切換ボタン30が押下されたか否かを判断す
る。
【0096】ステップSP11において否定結果を得る
ことは、この時点ではユーザにより切換ボタン30が押
下されてはいないが、通話が終了するまでの間にはユー
ザにより切換ボタン30が押下される可能性があること
を意味し、このとき、主制御部40は、ステップSP1
0に戻り、この後、ユーザと相手との通話が終了するま
での間はステップSP11−SP10−SP11の処理
ループを繰り返しながら切換ボタン30が押下されるこ
とを待ち受ける。
【0097】これに対してステップSP11において肯
定結果を得ることは、ユーザによりスピーカ6及び本体
マイクロホン10を用いて通話するために切換ボタン3
0が押下されたことを意味し、このとき、主制御部40
は、ステップSP12に進んで音声コーデック49にス
イッチ素子によりイヤホン25及び外部マイクロホン2
9に代えてスピーカ6及び本体マイクロホン10を接続
することによりユーザにそのスピーカ6及び本体マイク
ロホン10を用いて相手と引き続き通話させてステップ
SP10に戻る。
【0098】これにより主制御部40は、この後、ユー
ザによりリモコン23のオンフック/オフフックボタン
28又は本体3の終話及び電源キーが押下されて通話が
終了するまでの間はステップSP10−SP11―SP
12−SP10の処理ループを繰り返すようにして切換
ボタン30が押下される毎にスピーカ6及び本体マイク
ロホン10と、イヤホン25及び外部マイクロホン29
とを順次交互に切り換えて機能させる。
【0099】この後、主制御部40は、ステップSP1
0において、ユーザによりリモコン23のオンフック/
オフフックボタン28又は本体3の終話及び電源キーが
押下されることにより通話を終了して肯定結果を得る
と、ステップSP6に戻り例えば再びユーザの操作に応
じてメモリスティック13から音楽データを再生しなが
ら、イヤホンジャック16からヘッドセット20のプラ
グ21が引き抜かれたり、終話及び電源キーが押下され
てオフ状態とならなければステップSP8−SP6−S
P7−SP8の処理ループを繰り返すようにする。
【0100】そして、ステップSP7において肯定結果
を得ることは、ユーザにより終話及び電源キーが押下さ
れてオフ状態になったことを意味し、このとき、主制御
部40は、ステップSP13に進んで切換処理手順RT
1を終了する。
【0101】因みに、ステップSP6において肯定結果
を得ることは、例えばヘッドセット20を用いた音楽デ
ータの再生が終了してイヤホンジャック16からヘッド
セット20のプラグ21が引き抜かれたことを意味し、
このとき、主制御部40は、ステップSP2に戻る。
【0102】また、ステップSP3において肯定結果を
得ることは、ユーザにより終話及び電源キーが押下され
てオフ状態になったことを意味し、このとき、主制御部
40は、ステップSP13に進んで切換処理手順RT1
を終了する。
【0103】以上の構成において、このデジタル携帯電
話機1では、本体3に切換ボタン30を設け、イヤホン
ジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込
まれた状態で通話する際には、その切換ボタン30の押
下操作に応じて当該ヘッドセット20のイヤホン25及
び外部マイクロホン29と、デジタル携帯電話機1のス
ピーカ6及び本体マイクロホン10とを切り換えて機能
させるようにした。
【0104】従って、このデジタル携帯電話機1では、
イヤホンジャック16にヘッドセット20のプラグ21
が差し込まれていてもユーザが本体3を握持してスピー
カ6及び本体マイクロホン10を用いて通話したいと要
望したときに、当該イヤホンジャック16からプラグ2
1を引き抜くことなく切換ボタン30を押下操作するだ
けで、ヘッドセット20のイヤホン25及び外部マイク
ロホン29を機能させた状態からスピーカ6及び本体マ
イクロホン10を機能させた状態に容易に切り換えて使
用することができる。
【0105】また、デジタル携帯電話機1では、イヤホ
ンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し
込まれていれば、スピーカ6及び本体マイクロホン10
を用いて通話している途中でユーザが両手を使いたいと
要望したとき等に切換ボタン30を押下操作するだけ
で、スピーカ6及び本体マイクロホン10を機能させた
状態からヘッドセット20のイヤホン25及び外部マイ
クロホン29を機能させた状態に容易に切り換えて使用
させることができる。
【0106】因みに、従来のデジタル携帯電話機のよう
に、イヤホンジャックにイヤホンのプラグが差し込まれ
て通話しているときに当該イヤホンに代えてスピーカを
機能させるためにイヤホンジャックからプラグを引き抜
く必要がある場合には、このような機能の切換の機会が
多いほどプラグの抜き差しを頻繁に行う必要があった。
【0107】これに対して、本実施の形態によれば、イ
ヤホンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が
差し込まれて通話しているときにイヤホン25及び外部
マイクロホン29と、スピーカ6及び本体マイクロホン
10とのいずれを機能させるかを切り換えるための切換
ボタン30を設けるため、従来のデジタル携帯電話機の
場合に比べて当該イヤホンジャック16及びヘッドセッ
ト20のプラグ21の磨耗等を最小限に留めることがで
きる。
【0108】以上の構成によれば、本体3に切換ボタン
30を設け、イヤホンジャック16にヘッドセット20
のプラグ21が差し込まれてイヤホン25及び外部マイ
クロホン29を機能させて通話するとき、その切換ボタ
ン30の押下操作に応じて当該イヤホン25及び外部マ
イクロホン29に代えてスピーカ6及び本体マイクロホ
ン10を機能させるようにしたことにより、イヤホンジ
ャック16からプラグ21を引き抜くことなくヘッドセ
ット20を用いた通話から本体3を握持した通話に容易
に切り換えることができ、かくして使い勝手を向上し得
るデジタル携帯電話機を実現することができる。
【0109】なお、上述の実施の形態においては、切換
ボタン30の押下操作に応じてヘッドセット20のイヤ
ホン25及び外部マイクロホン29と、スピーカ6及び
本体マイクロホン10とのうちのいずれか一方を機能さ
せるようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、イヤホン25及び外部マイクロホン29と、ス
ピーカ6及び本体マイクロホン10とのうちのいずれか
一方を機能させた状態において切換ボタン30が押下さ
れたときに当該イヤホン25及び外部マイクロホン29
と、スピーカ6及び本体マイクロホン10とを両方とも
機能させたり、イヤホン25、外部マイクロホン29、
スピーカ6及び本体マイクロホン10を例えば外部マイ
クロホン29とスピーカ6との組み合わせのように任意
の組み合わせで機能させるようにしても良い。
【0110】因みに、ヘッドセット20を用いて通話し
ているときに、切換ボタン30の押下に応じて例えばヘ
ッドセット20のイヤホン25とデジタル携帯電話機1
の本体マイクロホン10とを機能させるようにすれば、
ユーザがヘッドセット20を用いずに通話するときのよ
うにデジタル携帯電話機1を持っても、イヤホン25を
耳から外すことなく通話することができ、さらに使い勝
手を向上することができる。
【0111】また、上述の実施の形態においては、イヤ
ホン25及び外部マイクロホン29と、スピーカ6及び
本体マイクロホン10とのいずれか一方を機能させるた
めにデジタル携帯電話機1の本体3にトグルスイッチで
なる切換ボタン30を設けるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、当該切換ボタン30を
デジタル携帯電話機1の表示部2やヘッドセット20の
リモコン23に設けたり、イヤホン25、外部マイクロ
ホン29、スピーカ6及び本体マイクロホン10を任意
の組み合わせで機能させるための1又は複数の切換ボタ
ンをデジタル携帯電話機1の本体3、表示部2又はヘッ
ドセット20のリモコン23に設けるようにしても良
い。
【0112】これに加えて、デジタル携帯電話機1に機
械的な1又は複数の切換ボタンを設けずに、表示部2の
液晶ディスプレイ7に表示させる所定の操作画面にイヤ
ホン25、外部マイクロホン29、スピーカ6及び本体
マイクロホン10を切り換えて機能させるための操作ボ
タンを設けるようにして操作キーやジョグダイヤルによ
ってその操作ボタンを選択指定してイヤホン25、外部
マイクロホン29、スピーカ6及び本体マイクロホン1
0を任意に機能させるようにしても良い。
【0113】さらに、上述の実施の形態においては、切
換ボタン30の押下操作に応じてイヤホン25及び外部
マイクロホン29と、スピーカ6及び本体マイクロホン
10とを切り換えて機能させるようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、表示部2の液晶ディ
スプレイ7に表示させる所定の設定画面上でイヤホンジ
ャック16にヘッドセット20のプラグ21が差し込ま
れた状態で着信があったときに機能させるべきイヤホン
25、外部マイクロホン29、スピーカ6及び又は本体
マイクロホン10を予め設定しておき、着信があったと
きにその設定に従って自動で切り換えるようにしても良
い。
【0114】さらに、上述の実施の形態においては、イ
ヤホンジャック16にヘッドセット20のプラグ21が
差し込まれた状態で着信があった時点からその着信に応
じた通話が終了するまでの間、切換ボタン30を押下操
作を受け付けるようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、ヘッドセット20のリモコン23に
よってもユーザから相手に発呼させ得るようにして、こ
のようにヘッドセット20を用いてユーザから相手に発
呼して通話している間もイヤホン25、外部マイクロホ
ン29、スピーカ6及び又は本体マイクロホン10を切
り換えて機能させたり、ヘッドセット20のイヤホン2
5を介して音楽等の所定の音響を放音させているときに
スピーカ6及びイヤホン25を任意に切り換えて機能さ
せるようにしても良い。
【0115】因みに、ヘッドセット20のイヤホン25
を介して音楽等の所定の音響を放音させているときにス
ピーカ6及びイヤホン25を任意に切り換えて機能させ
れば、ユーザがイヤホン25で聴いている音楽等の音響
をそのイヤホンを他の人に渡すことなくスピーカ6を介
して容易に聴かせることができる。
【0116】さらに、上述の実施の形態においては、ヘ
ッドセット20を用いて音楽を聴いている途中に着信が
あると、イヤホン25、外部マイクロホン29、スピー
カ6及び又は本体マイクロホン10を切り換えて機能さ
せるようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、ヘッドセット20を用いて留守録音を再生して
得られた相手の音声や自作した着信メロディー等のよう
に、この他種々の音響信号に基づく音響を聴いている途
中に着信があったときにイヤホン25、外部マイクロホ
ン29、スピーカ6及び又は本体マイクロホン10を切
り換えて機能させるようにしても良い。
【0117】さらに、上述の実施の形態においては、本
発明を図1乃至図5に示すデジタル携帯電話機1に適用
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、イヤホンに受信音声信号を送出し、又は外部マ
イクロホンから送信音声信号を取り込むことができるも
のであれば、ラジオ番組の受信機能やテレビジョン放送
の受信機能を有する携帯電話機や、トラシーバ、Blu
etooth等の近距離無線通信技術や、所定の遠距離
無線通信技術の適用されたPDA(Personal Digital A
ssistance )等のように、この他種々の携帯型無線端末
に広く適用することができる。
【0118】さらに、上述の実施の形態においては、ス
ピーカに音響信号を送出し、又はイヤホンジャックから
プラグを介してイヤホンに音響信号を送出する信号送出
手段として、音声コーデック49を適用するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、スピー
カに音響信号を送出し、又はイヤホンジャックからプラ
グを介してイヤホンに音響信号を送出することができれ
ば、この他種々の信号送出手段を広く適用することがで
きる。
【0119】さらに、上述の実施の形態においては、ス
ピーカ及び又はイヤホンに任意の音響信号を送出してい
るときに指定されたスピーカ及び又はイヤホンに任意の
タイミングで任意の音響信号又は他の音響信号を送出す
るように信号送出手段を制御する制御手段として、主制
御部40を適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、スピーカ及び又はイヤホンに任
意の音響信号を送出しているときに指定されたスピーカ
及び又はイヤホンに任意のタイミングで任意の音響信号
又は他の音響信号を送出するように信号送出手段を制御
することができれば、この他種々の制御手段を広く適用
することができる。
【0120】さらに、上述の実施の形態においては、音
響信号として通話用にユーザの音声の送信音声信号を送
信すると共に、相手の音声の受信音声信号を受信する送
受信手段として、送受信回路部51及びアンテナ5を適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、音響信号として通話用にユーザの音声の送信
音声信号を送信すると共に、相手の音声の受信音声信号
を受信することができれば、携帯型無線端末に適用する
通信方式に合わせての他種々の送受信手段を広く適用す
ることができる。
【0121】さらに、上述の実施の形態においては、音
響信号として音楽信号の記録された所定の記録媒体から
当該音楽信号を再生する再生手段として、記録再生部4
7を適用するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、音響信号として音楽信号の記録された
所定の記録媒体から当該音楽信号を再生することができ
れば、使用する記録媒体に応じたこの他種々の再生手段
を広く適用することができる。
【0122】さらに、上述の実施の形態においては、音
響信号として音楽信号の記録された所定の記録媒体とし
て、メモリスティック13を適用するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、携帯型無線端
末の内部メモリ等のように、この他種々の記録媒体を広
く適用することができる。
【0123】さらに、上述の実施の形態においては、受
信音声信号を送出すべきスピーカ及びイヤホンを指定す
る送出指定命令を入力するための送出指定手段として、
切換ボタン30を適用するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、受信音声信号を送出すべ
きスピーカ及びイヤホンを指定する送出指定命令を入力
することができれば、表示部2の液晶ディスプレイ7に
表示させる所定の入力画面や、本体3及び表示部2の開
閉動作等を検出する検出スイッチ等のように、この他種
々の送出指定手段を広く適用することができる。
【0124】さらに、上述の実施の形態においては、本
体マイクロホンによりユーザの音声を集音して得られる
送信音声信号を取り込み、又はイヤホンジャックに差し
込まれたプラグにイヤホンと共に接続されている外部マ
イクロホンによりユーザの音声を集音して得られる送信
音声信号を取り込む信号取込手段として音声コーデック
49を適用するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、本体マイクロホンによりユーザの音
声を集音して得られる送信音声信号を取り込み、又はイ
ヤホンジャックに差し込まれたプラグにイヤホンと共に
接続されている外部マイクロホンによりユーザの音声を
集音して得られる送信音声信号を取り込むことができれ
ば、この他種々の信号取込手段を広く適用することがで
きる。
【0125】さらに、上述の実施の形態においては、ユ
ーザの音声を集音すべき本体マイクロホン及び外部マイ
クロホンを指定する取込指定命令を入力するための取込
指定手段として、切換ボタン30を適用するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザ
の音声を集音すべき本体マイクロホン及び外部マイクロ
ホンを指定する取込指定命令を入力することができれ
ば、表示部2の液晶ディスプレイ7に表示させる所定の
入力画面や、本体3及び表示部2の開閉動作等を検出す
る検出スイッチ等のように、この他種々の取込指定手段
を広く適用することができる。
【0126】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定の音
響信号に基づく音響を放音するスピーカと、当該音響信
号に基づく音響を放音するイヤホンに接続されたプラグ
が抜差可能に差し込まれるイヤホンジャックと、スピー
カに音響信号を送出し、又はイヤホンジャックからプラ
グを介してイヤホンに音響信号を送出する信号送出手段
と、スピーカ及び又はイヤホンに任意の音響信号を送出
しているときに指定されたスピーカ及び又はイヤホンに
任意のタイミングで任意の音響信号又は他の音響信号を
送出するように信号送出手段を制御する制御手段とを設
けるようにしたことにより、スピーカ及び又はイヤホン
に音響信号を送出しているときにイヤホンジャックから
プラグを引き抜かなくても、任意に選定した所望のスピ
ーカ及び又はイヤホンに切り換えて音響信号を送出する
ことができ、かくして携帯型無線端末の使い勝手を向上
することができる。
【0127】また、通話用にユーザの音声を集音する本
体マイクロホンと、同様にユーザの音声を集音する外部
マイクロホンに接続されたプラグが抜差可能に差し込ま
れるイヤホンジャックと、本体マイクロホンによりユー
ザの音声を集音して得られる送信音声信号を取り込み、
又はイヤホンによりユーザの音声を集音して得られる送
信音声信号を取り込む信号取込手段と、イヤホンジャッ
クにプラグが差し込まれているときに任意の本体マイク
ロホン及び又は外部マイクロホンによりユーザの音声を
集音して得られる送信音声信号を取り込むように信号取
込手段を制御する制御手段とを設けるようにしたことに
より、イヤホンジャックからプラグを引き抜かなくても
本体マイクロホンを介して通話用にユーザの音声を集音
することができ、かくして携帯型無線端末の使い勝手を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル携帯電話機の外観構成の
一実施の形態を示す略線的斜視図である。
【図2】デジタル携帯電話機の本体の裏面の構成を示す
略線的斜視図である。
【図3】ヘッドセットの構成を示す略線的斜視図である
【図4】デジタル携帯電話機の回路構成を示すブロック
図である。
【図5】音声信号の入出力の切換処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1……デジタル携帯電話機、2……表示部、3……本
体、5……アンテナ、6……スピーカ、10……本体マ
イクロホン、16……イヤホンジャック、20……ヘッ
ドセット、21……プラグ、25……イヤホン、29…
…外部マイクロホン、30……切換ボタン、40……主
制御部、47……記録再生部、49……音声コーデッ
ク、51……送受信回路部、RT1……切換処理手順。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の音響信号に基づく音響を放音するス
    ピーカと、 上記音響信号に基づく上記音響を放音するイヤホンに接
    続されたプラグが抜差可能に差し込まれるイヤホンジャ
    ックと、 上記スピーカに上記音響信号を送出し、又は上記イヤホ
    ンジャックから上記プラグを介して上記イヤホンに上記
    音響信号を送出する信号送出手段と、 上記スピーカ及び又は上記イヤホンに任意の上記音響信
    号を送出しているときに指定された上記スピーカ及び又
    は上記イヤホンに任意のタイミングで上記任意の音響信
    号又は他の上記音響信号を送出するように上記信号送出
    手段を制御する制御手段とを具えることを特徴とする携
    帯型無線端末。
  2. 【請求項2】上記音響信号として通話用にユーザの音声
    の送信音声信号を送信すると共に、相手の音声の受信音
    声信号を受信する送受信手段と、 上記音響信号として音楽信号の記録された所定の記録媒
    体から当該音楽信号を再生する再生手段とを具え、上記
    制御手段は、上記再生手段により上記記録媒体から再生
    した上記音楽信号を上記信号送出手段を介して上記イヤ
    ホンに送出しているときに着信があると、上記送受信手
    段によって受信した上記受信音声信号を上記信号送出手
    段を介して上記スピーカ及び上記イヤホン、又は当該ス
    ピーカのみに送出するように当該信号送出手段を制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の携帯型無線端末。
  3. 【請求項3】上記受信音声信号を送出すべき上記スピー
    カ及び上記イヤホンを指定する送出指定命令を入力する
    ための送出指定手段を具え、上記制御手段は、上記スピ
    ーカ及び又は上記イヤホンに上記受信音声信号又は上記
    音楽信号を送出しているときに上記送出指定手段を介し
    て上記送出指定命令が入力されると、当該送出指定命令
    に応じた上記イヤホン及び又は上記スピーカに上記受信
    音声信号又は上記音楽信号を送出するように上記信号送
    出手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の携
    帯型無線端末。
  4. 【請求項4】ユーザの音声を集音する本体マイクロホン
    と、 上記本体マイクロホンにより上記ユーザの上記音声を集
    音して得られる上記送信音声信号を取り込み、又は上記
    イヤホンジャックに差し込まれた上記プラグに上記イヤ
    ホンと共に接続されている外部マイクロホンにより上記
    ユーザの上記音声を集音して得られる上記送信音声信号
    を取り込む信号取込手段とを具え、上記制御手段は、上
    記再生手段により上記記録媒体から再生した上記音楽信
    号を上記信号送出手段を介して上記イヤホンに送出して
    いるときに着信があると、任意の上記本体マイクロホン
    及び又は上記外部マイクロホンにより上記ユーザの上記
    音声を集音して得られる上記送信音声信号を取り込むよ
    うに上記信号取込手段を制御することを特徴とする請求
    項3に記載の携帯型無線端末。
  5. 【請求項5】上記ユーザの上記音声を集音すべき上記本
    体マイクロホン及び上記外部マイクロホンを指定する取
    込指定命令を入力するための取込指定手段を具え、上記
    制御手段は、上記信号取込手段により上記本体マイクロ
    ホン及び又は上記外部マイクロホンから上記送信音声信
    号を取り込んでいるときに上記取込指定手段を介して上
    記取込指定命令が入力されると、当該取込指定命令に応
    じた上記本体マイクロホン及び又は上記外部マイクロホ
    ンから上記送信音声信号を取り込むように上記信号取込
    手段を制御することを特徴とする請求項4に記載の携帯
    型無線端末。
  6. 【請求項6】通話用にユーザの音声の送信音声信号を送
    信すると共に、相手の音声の受信音声信号を受信する携
    帯型無線端末において、 上記ユーザの上記音声を集音する本体マイクロホンと、 上記ユーザの上記音声を集音する外部マイクロホンに接
    続されたプラグが抜差可能に差し込まれるイヤホンジャ
    ックと、 上記本体マイクロホンにより上記ユーザの上記音声を集
    音して得られる上記送信音声信号を取り込み、又は上記
    イヤホンにより上記ユーザの上記音声を集音して得られ
    る上記送信音声信号を取り込む信号取込手段と、 上記イヤホンジャックに上記プラグが差し込まれている
    とき、任意の上記本体マイクロホン及び又は上記外部マ
    イクロホンにより上記ユーザの上記音声を集音して得ら
    れる上記送信音声信号を取り込むように上記信号取込手
    段を制御する制御手段とを具えることを特徴とする携帯
    型無線端末。
  7. 【請求項7】所定の音響信号に基づく音響を放音させる
    スピーカと、 上記スピーカに上記音響信号又は上記受信音声信号を送
    信し、又は上記ヘッドホンジャックに差し込まれた上記
    プラグに上記外部マイクロホンと共に接続されているヘ
    ッドホンに上記音響信号又は上記受信音声信号を送信す
    る信号送信手段とを具え、上記制御手段は、上記信号送
    出手段により上記イヤホンに上記音響信号を送出してい
    るときに着信があると、任意の上記本体マイクロホン及
    び又は上記外部マイクロホンから上記送信音声信号を取
    り込むように上記信号取込手段を制御することを特徴と
    する請求項6に記載の携帯型無線端末。
  8. 【請求項8】上記ユーザの上記音声を集音すべき上記本
    体マイクロホン及び上記外部マイクロホンを指定する取
    込指定命令を入力するための取込指定手段を具え、上記
    制御手段は、上記信号取込手段により上記本体マイクロ
    ホン及び又は上記外部マイクロホンから上記送信音声信
    号を取り込んでいるときに上記取込指定手段を介して上
    記取込指定命令が入力されると、当該取込指定命令に応
    じた上記本体マイクロホン及び又は上記外部マイクロホ
    ンから上記送信音声信号を取り込むように上記信号取込
    手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の携帯
    型無線端末。
  9. 【請求項9】携帯型無線端末に設けられたスピーカと、
    当該携帯型無線端末に設けられたイヤホンジャックに抜
    差可能に差し込まれたプラグに接続されているイヤホン
    とのうちの少なくとも一方に任意の上記音響信号を送出
    する送出ステップと、 上記スピーカ及び又は上記イヤホンに上記音響信号を送
    出している状態から指定された上記スピーカ及び又は上
    記イヤホンに任意のタイミングで上記任意の音響信号又
    は他の上記音響信号を送出する送出切換ステップとを具
    えることを特徴とする音送出方法。
  10. 【請求項10】上記音響信号として音楽信号の記録され
    た所定の記録媒体から当該音楽信号を再生して上記イヤ
    ホンに送出する再生送出ステップと、 上記音響信号として通話用にユーザの音声の送信音声信
    号を送信すると共に、相手の音声の受信音声信号を受信
    する送受信ステップと、 を具え、上記送出切換ステップは、 上記記録媒体から再生した上記音楽信号を上記イヤホン
    に送出しているときに着信があると、上記送受信手段に
    よって受信した上記受信音声信号を任意の上記スピーカ
    及び又は上記イヤホンに送出することを特徴とする請求
    項9に記載の音送出方法。
  11. 【請求項11】上記送出切換ステップは、 上記スピーカ及び又は上記イヤホンに上記受信音声信号
    又は上記音楽信号を送出しているときに上記受信音声信
    号を送出すべき上記スピーカ及び上記イヤホンを指定す
    る送出指定命令が入力されると、当該送出指定命令に応
    じた上記イヤホン及び又は上記スピーカに上記受信音声
    信号又は上記音楽信号を送出することを特徴とする請求
    項10に記載の音送出方法。
  12. 【請求項12】上記記録媒体から再生した上記音楽信号
    を上記イヤホンに送出しているときに着信があると、上
    記携帯型無線端末に設けられた本体マイクロホンと、上
    記イヤホンジャックに差し込まれた上記プラグに上記イ
    ヤホンと共に接続されている外部マイクロホンとのうち
    の任意の少なくとも一方により上記ユーザの上記音声を
    集音して得られる上記送信音声信号を取り込む信号取込
    ステップを具えることを特徴とする請求項11に記載の
    音送出方法。
  13. 【請求項13】上記信号取込ステップは、 上記本体マイクロホン及び又は上記外部マイクロホンか
    ら上記送信音声信号を取り込んでいるときに上記ユーザ
    の上記音声を集音すべき上記本体マイクロホン及び上記
    外部マイクロホンを指定する取込指定命令が入力される
    と、当該取込指定命令に応じた上記本体マイクロホン及
    び又は上記外部マイクロホンから上記送信音声信号を取
    り込むことを特徴とする請求項12に記載の音送出方
    法。
  14. 【請求項14】携帯型無線端末により通話用にユーザの
    音声の送信音声信号を送信すると共に、相手の音声の受
    信音声信号を受信する送受信ステップと、 通話時に上記携帯型無線端末に設けられた本体マイクロ
    ホンと、当該携帯型無線端末に設けられたイヤホンジャ
    ックに抜差可能に差し込まれたプラグに接続されている
    外部マイクロホンとのうちの任意の少なくとも一方によ
    り上記ユーザの上記音声を集音して得られる上記送信音
    声信号を取り込む信号取込ステップとを具えることを特
    徴とする音取込方法。
  15. 【請求項15】上記携帯型無線端末に設けられたスピー
    カと、上記イヤホンジャックに差し込まれた上記プラグ
    に上記外部マイクロホンと共に接続されているヘッドホ
    ンとのうちの任意の少なくとも一方に所定の音響信号を
    送信する信号送信ステップを具え、上記信号取込ステッ
    プは、 制御手段は、上記信号送出手段により上記イヤホンに上
    記音響信号を送出しているときに着信があると、任意の
    上記本体マイクロホン及び又は上記外部マイクロホンに
    より上記ユーザの音声を集音して得られる上記送信音声
    信号を取り込むことを特徴とする請求項14に記載の音
    取込方法。
  16. 【請求項16】上記信号取込ステップは、 上記本体マイクロホン及び又は上記外部マイクロホンか
    ら上記送信音声信号を取り込んでいるときに上記ユーザ
    の上記音声を集音すべき上記本体マイクロホン及び上記
    外部マイクロホンを指定する取込指定命令が入力される
    と、当該取込指定命令に応じた上記本体マイクロホン及
    び又は上記外部マイクロホンから上記送信音声信号を取
    り込むことを特徴とする請求項15に記載の音取込方
    法。
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