JP2000354088A - ヘッドホン用携帯電話接続キット - Google Patents
ヘッドホン用携帯電話接続キットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カセットプレーヤなどの音声再生器のヘッド
ホンを着用したままで携帯電話の通話を可能にするとと
もに、通話中に音声再生器の音声信号をヘッドホン及び
携帯電話器に、あるいはヘッドホン又は携帯電話器に切
替え接続することができるようにした、着脱自在なヘッ
ドホン用携帯電話接続キットを提供する。 【解決手段】 音声切替スイッチとマイク装置とを備
え、携帯電話器のイヤホンマイク端子と音声再生器のヘ
ッドホン端子との間に接続され、マイク装置及びヘッド
ホンによる携帯電話器の通話を可能にするとともに、音
声再生器の音声信号をヘッドホン及び携帯電話器に音声
切替スイッチにより選択的に接続する。
ホンを着用したままで携帯電話の通話を可能にするとと
もに、通話中に音声再生器の音声信号をヘッドホン及び
携帯電話器に、あるいはヘッドホン又は携帯電話器に切
替え接続することができるようにした、着脱自在なヘッ
ドホン用携帯電話接続キットを提供する。 【解決手段】 音声切替スイッチとマイク装置とを備
え、携帯電話器のイヤホンマイク端子と音声再生器のヘ
ッドホン端子との間に接続され、マイク装置及びヘッド
ホンによる携帯電話器の通話を可能にするとともに、音
声再生器の音声信号をヘッドホン及び携帯電話器に音声
切替スイッチにより選択的に接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドホン用携帯
電話接続キット、さらに詳しくは、カセットプレーヤな
ど音声再生器のヘッドホンと携帯電話器との間に接続さ
れ、ヘッドホンを着用したままで携帯電話器を利用する
ことができる、ヘッドホン用携帯電話接続キットに関す
る。
電話接続キット、さらに詳しくは、カセットプレーヤな
ど音声再生器のヘッドホンと携帯電話器との間に接続さ
れ、ヘッドホンを着用したままで携帯電話器を利用する
ことができる、ヘッドホン用携帯電話接続キットに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】日常の生活、仕事などにおいて、カセッ
トプレーヤ、ディスクプレーヤあるいはテープレコーダ
など音声再生器の音声を聞く場合、ヘッドホンが便利に
手軽に利用されている。また、携帯電話器はその利便性
から常に身辺に用意され、情報の伝達手段として活用さ
れている。
トプレーヤ、ディスクプレーヤあるいはテープレコーダ
など音声再生器の音声を聞く場合、ヘッドホンが便利に
手軽に利用されている。また、携帯電話器はその利便性
から常に身辺に用意され、情報の伝達手段として活用さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
便利な機器は、音声再生器と携帯電話器の使用が重なる
場合、解決すべき問題がある。すなわち、両者は別個の
ものであり、ヘッドホン、特に両耳部にヘッドホンを着
用しているときに、携帯電話の受発信、例えば携帯電話
の着信に応える場合、ヘッドホンを外さなければなら
ず、携帯電話による通話は面倒で困難である。また、着
信に対しタイムリーに適切に応答することができない。
さらに、音声再生器の音声情報を携帯電話を通して話相
手に送ることは、携帯電話のマイクを通してできないこ
とはないが、実質的に困難である。
便利な機器は、音声再生器と携帯電話器の使用が重なる
場合、解決すべき問題がある。すなわち、両者は別個の
ものであり、ヘッドホン、特に両耳部にヘッドホンを着
用しているときに、携帯電話の受発信、例えば携帯電話
の着信に応える場合、ヘッドホンを外さなければなら
ず、携帯電話による通話は面倒で困難である。また、着
信に対しタイムリーに適切に応答することができない。
さらに、音声再生器の音声情報を携帯電話を通して話相
手に送ることは、携帯電話のマイクを通してできないこ
とはないが、実質的に困難である。
【０００４】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その技術的課題は、着用した音声再生器のヘッドホ
ンを外すことなく、携帯電話の通話を可能にするととも
に、通話中に音声再生器の音声信号をヘッドホン及び携
帯電話器に、あるいはヘッドホン又は携帯電話器に切替
え接続することができる、ヘッドホン用携帯電話接続キ
ットを提供することである。
で、その技術的課題は、着用した音声再生器のヘッドホ
ンを外すことなく、携帯電話の通話を可能にするととも
に、通話中に音声再生器の音声信号をヘッドホン及び携
帯電話器に、あるいはヘッドホン又は携帯電話器に切替
え接続することができる、ヘッドホン用携帯電話接続キ
ットを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
技術的課題を解決するヘッドホン用携帯電話接続キット
として、音声切替スイッチとマイク装置とを備え、携帯
電話器のイヤホンマイク端子と音声再生器のヘッドホン
端子との間に接続され、マイク装置及びヘッドホンによ
る携帯電話器の通話を可能にするとともに、音声再生器
の音声信号をヘッドホン及び携帯電話器に音声切替スイ
ッチにより選択的に接続する、ことを特徴とするヘッド
ホン用携帯電話接続キットが提供される。
技術的課題を解決するヘッドホン用携帯電話接続キット
として、音声切替スイッチとマイク装置とを備え、携帯
電話器のイヤホンマイク端子と音声再生器のヘッドホン
端子との間に接続され、マイク装置及びヘッドホンによ
る携帯電話器の通話を可能にするとともに、音声再生器
の音声信号をヘッドホン及び携帯電話器に音声切替スイ
ッチにより選択的に接続する、ことを特徴とするヘッド
ホン用携帯電話接続キットが提供される。
【０００６】そして、音声再生器のヘッドホンと携帯電
話器との間に音声切替スイッチとマイク装置とを備える
接続キットを接続することにより、ヘッドホンと携帯電
話とを接続し、ヘッドホンを着用したままで携帯電話を
利用することができるようにする。また、音声切替スイ
ッチの操作により音声再生器の音声信号を携帯電話器に
流し話相手に音声再生器の音声情報を送ることができる
ようにする。
話器との間に音声切替スイッチとマイク装置とを備える
接続キットを接続することにより、ヘッドホンと携帯電
話とを接続し、ヘッドホンを着用したままで携帯電話を
利用することができるようにする。また、音声切替スイ
ッチの操作により音声再生器の音声信号を携帯電話器に
流し話相手に音声再生器の音声情報を送ることができる
ようにする。
【０００７】好適実施形態においては、該マイク装置
は、通話の開始を操作する通話スイッチを備えている。
は、通話の開始を操作する通話スイッチを備えている。
【０００８】そして、マイク装置に通話スイッチを設け
ることにより、接続キットを利用した通話をより適切に
容易に行えるようにする。
ることにより、接続キットを利用した通話をより適切に
容易に行えるようにする。
【０００９】なお、本発明における「音声再生器」と
は、ディスク、カセットなどのプレーヤそしてレコー
ダ、さらにはラジオ、テレビなど、ヘッドホンを接続し
てその再生音声を聞くことができる機器を意味してい
る。
は、ディスク、カセットなどのプレーヤそしてレコー
ダ、さらにはラジオ、テレビなど、ヘッドホンを接続し
てその再生音声を聞くことができる機器を意味してい
る。
【００１０】また、本発明における「携帯電話器のイヤ
ホンマイク端子」とは、携帯電話器に外部のイヤホン及
びマイクを接続するための接続端子を意味している。し
たがって、携帯電話器のイヤホンマイクジャックでもよ
いし、充電用端子などとともに設けられた外部インター
フェース接続端子でもよい。さらに、「音声再生器のヘ
ッドホン端子」とは、音声再生器とそれに接続されるヘ
ッドホンとの間に設けられた接続端子を意味している。
したがって、音声再生器そのものに設けられた端子でも
よいし、音声再生器とヘッドホンとを結ぶケーブルの途
中に設けられた端子でもよい。
ホンマイク端子」とは、携帯電話器に外部のイヤホン及
びマイクを接続するための接続端子を意味している。し
たがって、携帯電話器のイヤホンマイクジャックでもよ
いし、充電用端子などとともに設けられた外部インター
フェース接続端子でもよい。さらに、「音声再生器のヘ
ッドホン端子」とは、音声再生器とそれに接続されるヘ
ッドホンとの間に設けられた接続端子を意味している。
したがって、音声再生器そのものに設けられた端子でも
よいし、音声再生器とヘッドホンとを結ぶケーブルの途
中に設けられた端子でもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
ヘッドホン用携帯電話接続キットの好適実施形態を図示
している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
ヘッドホン用携帯電話接続キットの好適実施形態を図示
している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
【００１２】図１を参照して説明すると、全体を番号２
で示す携帯電話接続キットは、音声切替スイッチ４とマ
イク装置６とを備え、携帯電話器８に設けられたイヤホ
ンマイク端子であるジャック１０と、音声再生器１２の
音声信号をヘッドホン１４に結ぶケーブル２８の途中に
設けられたジャック１６とプラグ１７の接続部、との間
に接続されている。ジャック１６とプラグ１７の間には
コネクタ１８により、また携帯電話器８のジャック１０
にはプラグ２０によりそれぞれ着脱自在に接続されてい
る。マイク装置６は、マイク６ａ及び携帯電話器８の通
話開始を操作する通話スイッチ２２を備えている。
で示す携帯電話接続キットは、音声切替スイッチ４とマ
イク装置６とを備え、携帯電話器８に設けられたイヤホ
ンマイク端子であるジャック１０と、音声再生器１２の
音声信号をヘッドホン１４に結ぶケーブル２８の途中に
設けられたジャック１６とプラグ１７の接続部、との間
に接続されている。ジャック１６とプラグ１７の間には
コネクタ１８により、また携帯電話器８のジャック１０
にはプラグ２０によりそれぞれ着脱自在に接続されてい
る。マイク装置６は、マイク６ａ及び携帯電話器８の通
話開始を操作する通話スイッチ２２を備えている。
【００１３】音声切替スイッチ４は、音声再生器１２に
接続するコネクタ１８にケーブル２４により、また携帯
電話器８に接続するプラグ２０にケーブル２６によりそ
れぞれ接続されている。マイク装置６は、ケーブル２４
を分岐したケーブル２５に接続されている。
接続するコネクタ１８にケーブル２４により、また携帯
電話器８に接続するプラグ２０にケーブル２６によりそ
れぞれ接続されている。マイク装置６は、ケーブル２４
を分岐したケーブル２５に接続されている。
【００１４】音声再生器１２に設けられた音声信号を出
力する端子１２ａには、ヘッドホン１４とを結ぶケーブ
ル２８がプラグ２９により接続されている。ケーブル２
８の途中には音声再生器用リモコン３０が備えられ、上
述のジャック１６はリモコン３０に設けられている。
力する端子１２ａには、ヘッドホン１４とを結ぶケーブ
ル２８がプラグ２９により接続されている。ケーブル２
８の途中には音声再生器用リモコン３０が備えられ、上
述のジャック１６はリモコン３０に設けられている。
【００１５】図１とともに図２を参照して説明を続ける
と、音声切替スイッチ４は切替操作によって３位置に切
替えられる。すなわち、「位置１」においてはヘッドホ
ン１４に携帯電話器８の音声信号のみを接続し、「位置
２」においてはヘッドホン１４に携帯電話器８の音声信
号と音声再生器１２の音声信号を接続し、「位置３」に
おいてはヘッドホンに携帯電話器８の音声信号と音声再
生器１２の音声信号を、また携帯電話器８に音声再生器
１２の音声信号をそれぞれ接続する。この切替えについ
ては後に詳述する。
と、音声切替スイッチ４は切替操作によって３位置に切
替えられる。すなわち、「位置１」においてはヘッドホ
ン１４に携帯電話器８の音声信号のみを接続し、「位置
２」においてはヘッドホン１４に携帯電話器８の音声信
号と音声再生器１２の音声信号を接続し、「位置３」に
おいてはヘッドホンに携帯電話器８の音声信号と音声再
生器１２の音声信号を、また携帯電話器８に音声再生器
１２の音声信号をそれぞれ接続する。この切替えについ
ては後に詳述する。
【００１６】音声切替スイッチ４は、切替操作部４ａと
制御部４ｂとを備えている。切替操作部４ａはマニュア
ル操作によって音声再生器１２からの音声信号を制御部
４ｂに「位置１（数字１で示す）」「位置２（数字２で
示す）」「位置３（数字３で示す）」の３位置に切替え
接続する。制御部４ｂは、音声信号の流れを制御するダ
イオードＤ１、Ｄ２、Ｄ３及びＤ４と、ＯＮ・ＯＦＦ型
のトランジスタＴ１及びＴ２と、通話スイッチ信号検出
器４ｃとを備えている。Ｔ１はマイク６ａと携帯電話器
８とを結ぶ回線の途中に設けられ常時は接続断状態の
「ＯＦＦ」に、またＴ２は音声再生器１２を「位置１」
において携帯電話器８及びヘッドホン１４に結ぶ回線の
途中に設けられ常時は接続状態の「ＯＮ」になってい
る。通話スイッチ信号検出器４ｃはこのＴ１及びＴ２に
それぞれ接続しており、検出器４ｃにより通話スイッチ
２２の信号出力が検出されると、検出信号が出力され、
Ｔ１は接続状態の「ＯＮ」に、Ｔ２は接続断状態の「Ｏ
ＦＦ」に切替わる。携帯電話器８からの音声入力回線４
ｄがＤ４を介して常時ヘッドホン１４に接続し、マイク
６ａ及び音声再生器１２からの音声信号の出力回線４ｅ
が携帯電話器８に接続している。また、通話スイッチ２
２は回線４ｆにより携帯電話器８に接続するとともに通
話スイッチ信号検出器４ｃに接続している。
制御部４ｂとを備えている。切替操作部４ａはマニュア
ル操作によって音声再生器１２からの音声信号を制御部
４ｂに「位置１（数字１で示す）」「位置２（数字２で
示す）」「位置３（数字３で示す）」の３位置に切替え
接続する。制御部４ｂは、音声信号の流れを制御するダ
イオードＤ１、Ｄ２、Ｄ３及びＤ４と、ＯＮ・ＯＦＦ型
のトランジスタＴ１及びＴ２と、通話スイッチ信号検出
器４ｃとを備えている。Ｔ１はマイク６ａと携帯電話器
８とを結ぶ回線の途中に設けられ常時は接続断状態の
「ＯＦＦ」に、またＴ２は音声再生器１２を「位置１」
において携帯電話器８及びヘッドホン１４に結ぶ回線の
途中に設けられ常時は接続状態の「ＯＮ」になってい
る。通話スイッチ信号検出器４ｃはこのＴ１及びＴ２に
それぞれ接続しており、検出器４ｃにより通話スイッチ
２２の信号出力が検出されると、検出信号が出力され、
Ｔ１は接続状態の「ＯＮ」に、Ｔ２は接続断状態の「Ｏ
ＦＦ」に切替わる。携帯電話器８からの音声入力回線４
ｄがＤ４を介して常時ヘッドホン１４に接続し、マイク
６ａ及び音声再生器１２からの音声信号の出力回線４ｅ
が携帯電話器８に接続している。また、通話スイッチ２
２は回線４ｆにより携帯電話器８に接続するとともに通
話スイッチ信号検出器４ｃに接続している。
【００１７】この音声切替スイッチ４の作動についてさ
らに詳細に説明する。
らに詳細に説明する。
【００１８】（１）携帯電話の着信あるいは送信のない
とき：携帯電話器８の着信あるいは送信のないとき、す
なわち通話スイッチ２２が操作されていないときには、
音声再生器１２の音声信号は、「位置１」においては
「ＯＮ」状態のＴ２を介して、「位置２」においてはＤ
２を介して、「位置３」においてはＤ１及びＤ３を介し
て、ヘッドホン１４にそれぞれ接続されている。したが
って、音声切替スイッチ４が「位置１」「位置２」「位
置３」のいずれの位置にあっても、ヘッドホン１４によ
り音声再生器１２の音声を聞くことができる。
とき：携帯電話器８の着信あるいは送信のないとき、す
なわち通話スイッチ２２が操作されていないときには、
音声再生器１２の音声信号は、「位置１」においては
「ＯＮ」状態のＴ２を介して、「位置２」においてはＤ
２を介して、「位置３」においてはＤ１及びＤ３を介し
て、ヘッドホン１４にそれぞれ接続されている。したが
って、音声切替スイッチ４が「位置１」「位置２」「位
置３」のいずれの位置にあっても、ヘッドホン１４によ
り音声再生器１２の音声を聞くことができる。
【００１９】（２）携帯電話の着信あるいは送信による
通話：ヘッドホン１４に携帯電話器８からの着信音が音
声入力回線４ｄを介して流れそれに応えて通話スイッチ
２２を操作すると、あるいは送信のために通話スイッチ
２２を操作すると、信号出力が信号検出器４ｃに流れ、
信号検出器４ｃは検出信号をＴ１に出力し、Ｔ１が「Ｏ
Ｎ」になる。Ｔ１が「ＯＮ」になると、Ｔ１を介したマ
イク装置６と携帯電話器８とが接続され、マイク６ａに
よる携帯電話８の通話が可能になる。この通話は、音声
切替スイッチ４が「位置１」「位置２」「位置３」のい
ずれの位置にあっても可能である。また、音声再生器１
２の音声信号は、携帯電話器８に、「位置１」及び「位
置２」においてはＤ３で止められて流れず、「位置３」
においてのみ流れる。
通話：ヘッドホン１４に携帯電話器８からの着信音が音
声入力回線４ｄを介して流れそれに応えて通話スイッチ
２２を操作すると、あるいは送信のために通話スイッチ
２２を操作すると、信号出力が信号検出器４ｃに流れ、
信号検出器４ｃは検出信号をＴ１に出力し、Ｔ１が「Ｏ
Ｎ」になる。Ｔ１が「ＯＮ」になると、Ｔ１を介したマ
イク装置６と携帯電話器８とが接続され、マイク６ａに
よる携帯電話８の通話が可能になる。この通話は、音声
切替スイッチ４が「位置１」「位置２」「位置３」のい
ずれの位置にあっても可能である。また、音声再生器１
２の音声信号は、携帯電話器８に、「位置１」及び「位
置２」においてはＤ３で止められて流れず、「位置３」
においてのみ流れる。
【００２０】（３）「位置１」：「位置１」においてヘ
ッドホン１４により音声再生器１２の音声を聞いている
ときに、通話スイッチ２２が操作されると、信号出力が
信号検出器４ｃに流れ、信号検出器４ｃは検出信号をＴ
２に出力し、Ｔ２は「ＯＦＦ」になり、ヘッドホン１４
への音声再生器１２の音声信号は止められる。したがっ
て、マイク６ａ及びヘッドホン１４による携帯電話８の
通話はできるが、ヘッドホン１４には音声再生器１２の
音声は聞こえない。携帯電話器８の音声だけが聞こえ
る。
ッドホン１４により音声再生器１２の音声を聞いている
ときに、通話スイッチ２２が操作されると、信号出力が
信号検出器４ｃに流れ、信号検出器４ｃは検出信号をＴ
２に出力し、Ｔ２は「ＯＦＦ」になり、ヘッドホン１４
への音声再生器１２の音声信号は止められる。したがっ
て、マイク６ａ及びヘッドホン１４による携帯電話８の
通話はできるが、ヘッドホン１４には音声再生器１２の
音声は聞こえない。携帯電話器８の音声だけが聞こえ
る。
【００２１】（４）「位置２」：「位置２」においてヘ
ッドホン１４により音声再生器１２の音声を聞いている
ときに、通話スイッチ２２が操作された場合は、通話ス
イッチ２２の操作に関係なく、音声再生器１２の音声信
号はＤ２を介しヘッドホン１４に送られ続ける。したが
って、通話スイッチ２２の操作によりマイク６ａ及びヘ
ッドホン１４による携帯電話８の通話ができるととも
に、ヘッドホン１４により音声再生器１２の音声と携帯
電話器８の音声を一緒に聞くことができる。
ッドホン１４により音声再生器１２の音声を聞いている
ときに、通話スイッチ２２が操作された場合は、通話ス
イッチ２２の操作に関係なく、音声再生器１２の音声信
号はＤ２を介しヘッドホン１４に送られ続ける。したが
って、通話スイッチ２２の操作によりマイク６ａ及びヘ
ッドホン１４による携帯電話８の通話ができるととも
に、ヘッドホン１４により音声再生器１２の音声と携帯
電話器８の音声を一緒に聞くことができる。
【００２２】（５）「位置３」：「位置３」においてヘ
ッドホン１４により音声再生器１２の音声を聞いている
ときに、通話スイッチ２２が操作された場合は、通話ス
イッチ２２の操作に関係なく、音声再生器１２の音声信
号はＤ１及びＤ３を介しヘッドホン１４に送られ続ける
とともに、Ｄ１を介した音声信号は、通話スイッチ２２
の操作により接続されたＴ１を介したマイク６ａからの
音声信号とともに、出力回線４ｅを通して携帯電話器８
に送られる。したがって、マイク６ａ及びヘッドホン１
４による携帯電話８の通話ができるとともに、ヘッドホ
ン１４で音声再生器１２の音声と携帯電話器８の音声を
一緒に聞きながら音声再生器１２の音声を携帯電話器８
に送ることができる。
ッドホン１４により音声再生器１２の音声を聞いている
ときに、通話スイッチ２２が操作された場合は、通話ス
イッチ２２の操作に関係なく、音声再生器１２の音声信
号はＤ１及びＤ３を介しヘッドホン１４に送られ続ける
とともに、Ｄ１を介した音声信号は、通話スイッチ２２
の操作により接続されたＴ１を介したマイク６ａからの
音声信号とともに、出力回線４ｅを通して携帯電話器８
に送られる。したがって、マイク６ａ及びヘッドホン１
４による携帯電話８の通話ができるとともに、ヘッドホ
ン１４で音声再生器１２の音声と携帯電話器８の音声を
一緒に聞きながら音声再生器１２の音声を携帯電話器８
に送ることができる。
【００２３】図１及び図２を参照して上述したとおりの
ヘッドホン用携帯電話接続キット２の作用を説明する。
ヘッドホン用携帯電話接続キット２の作用を説明する。
【００２４】（１）接続キットの着脱：ヘッドホン用携
帯電話接続キット２を音声再生器１２と携帯電話器８に
装着するには、音声再生器１２とヘッドホン１４とを結
ぶケーブル２８の途中のジャック１６とプラグ１７との
接続を切り離し、その間に接続キット２のコネクタ１８
を取り付け、携帯電話器８のジャック１０に接続キット
２のプラグ２０を取り付ける。接続キット２を取り外す
には、装着とは逆に、ジャック１６とプラグ１７の間の
コネクタ３０を取り外しジャック１６とプラグ１７とを
直接接続し、携帯電話器８のジャック１０に取り付けら
れたプラグ２０を取り外す。したがって、接続キット２
の着脱は容易であり、音声再生器及び携帯電話器を必要
なときに接続し、必要なければ切り離してそれぞれを別
個に使用することができる。また、ヘッドホン用携帯電
話接続キット２を装着するために、音声再生器１４及び
携帯電話器１０に改修などの細工をする必要もない。
帯電話接続キット２を音声再生器１２と携帯電話器８に
装着するには、音声再生器１２とヘッドホン１４とを結
ぶケーブル２８の途中のジャック１６とプラグ１７との
接続を切り離し、その間に接続キット２のコネクタ１８
を取り付け、携帯電話器８のジャック１０に接続キット
２のプラグ２０を取り付ける。接続キット２を取り外す
には、装着とは逆に、ジャック１６とプラグ１７の間の
コネクタ３０を取り外しジャック１６とプラグ１７とを
直接接続し、携帯電話器８のジャック１０に取り付けら
れたプラグ２０を取り外す。したがって、接続キット２
の着脱は容易であり、音声再生器及び携帯電話器を必要
なときに接続し、必要なければ切り離してそれぞれを別
個に使用することができる。また、ヘッドホン用携帯電
話接続キット２を装着するために、音声再生器１４及び
携帯電話器１０に改修などの細工をする必要もない。
【００２５】（２）携帯電話の受信：ヘッドホン１４に
より携帯電話８の音声を聞くことができ、また通話のた
めのマイク装置６を備えているから、携帯電話器８に電
話がかかってくると、音声再生器１２の音声を聞いてい
てもヘッドホン１４に着信音が流れ、マイク装置６の通
話スイッチ２２を操作し通話を開始することができる。
さらに、音声切替スイッチ４によって音声再生器１２か
らの音声信号の流れを、「ヘッドホン１４に流したまま
にする」「ヘッドホン１４に流すのを止める」「ヘッド
ホン１４及び携帯電話器８の両方に流す」など通話中に
おいても任意に切替えることができる。通話が終わった
ら、携帯電話器８の終話手段（図示していない）によっ
て通話を終了させる。したがって、ヘッドホン１４を着
用したままで携帯電話８を容易に適切に受信することが
できる。
より携帯電話８の音声を聞くことができ、また通話のた
めのマイク装置６を備えているから、携帯電話器８に電
話がかかってくると、音声再生器１２の音声を聞いてい
てもヘッドホン１４に着信音が流れ、マイク装置６の通
話スイッチ２２を操作し通話を開始することができる。
さらに、音声切替スイッチ４によって音声再生器１２か
らの音声信号の流れを、「ヘッドホン１４に流したまま
にする」「ヘッドホン１４に流すのを止める」「ヘッド
ホン１４及び携帯電話器８の両方に流す」など通話中に
おいても任意に切替えることができる。通話が終わった
ら、携帯電話器８の終話手段（図示していない）によっ
て通話を終了させる。したがって、ヘッドホン１４を着
用したままで携帯電話８を容易に適切に受信することが
できる。
【００２６】（３）携帯電話の発信：ヘッドホン１４を
着用したまま携帯電話８による発信をする場合は、通話
スイッチ２２を操作し、音声切替スイッチ４は「位置
１」「位置２」「位置３」のうちの所望の位置で、マイ
ク６ａにより通話する。通話が終わったら、前述のよう
に終話させる。したがって、ヘッドホン１４を着用した
ままで携帯電話８による発信を容易に行うことができ
る。
着用したまま携帯電話８による発信をする場合は、通話
スイッチ２２を操作し、音声切替スイッチ４は「位置
１」「位置２」「位置３」のうちの所望の位置で、マイ
ク６ａにより通話する。通話が終わったら、前述のよう
に終話させる。したがって、ヘッドホン１４を着用した
ままで携帯電話８による発信を容易に行うことができ
る。
【００２７】（４）情報の発信：音声切替スイッチ４を
「位置３」にすれば、携帯電話器８の通話相手に音声再
生器１２の音声を送ることができるから、音声再生器１
２のディスク、テープなどなどに収録された情報を、必
要によりマイク６ａにより解説を加えながら通話相手に
送ることができる。この場合、収録手段にディスクを用
いればテープに比べて必要な部分の情報を容易に再生す
ることができるから、情報を効率よく、タイムリーに送
ることができる。
「位置３」にすれば、携帯電話器８の通話相手に音声再
生器１２の音声を送ることができるから、音声再生器１
２のディスク、テープなどなどに収録された情報を、必
要によりマイク６ａにより解説を加えながら通話相手に
送ることができる。この場合、収録手段にディスクを用
いればテープに比べて必要な部分の情報を容易に再生す
ることができるから、情報を効率よく、タイムリーに送
ることができる。
【００２８】（５）音声切替：音声切替スイッチ４は、
携帯電話８の通話中においても任意に切替えることがで
きるから、通話の途中で話題などに合わせてスイッチ４
を切替え、例えば相手と一緒に音声再生器１２の音声を
聞くことができる。
携帯電話８の通話中においても任意に切替えることがで
きるから、通話の途中で話題などに合わせてスイッチ４
を切替え、例えば相手と一緒に音声再生器１２の音声を
聞くことができる。
【００２９】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内においてさまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内においてさまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
【００３０】（１）音声再生器への接続位置：本発明の
実施の形態においては、音声再生器１２に接続するコネ
クタ１８は、ヘッドホン１４につながるケーブル２８の
途中のジャック１６とプラグ１７との接続を切り離しそ
の間に取り付けられたが、取付けはこの部分に限定され
るものではなく、音声再生器１２とヘッドホン１４との
間の適宜の位置、例えば音声再生器１２に設けられたジ
ャック１２ａの部分に取り付けてもよい。
実施の形態においては、音声再生器１２に接続するコネ
クタ１８は、ヘッドホン１４につながるケーブル２８の
途中のジャック１６とプラグ１７との接続を切り離しそ
の間に取り付けられたが、取付けはこの部分に限定され
るものではなく、音声再生器１２とヘッドホン１４との
間の適宜の位置、例えば音声再生器１２に設けられたジ
ャック１２ａの部分に取り付けてもよい。
【００３１】（２）携帯電話器への接続位置：本発明の
実施の形態においては、携帯電話器８に接続するプラグ
２０は、携帯電話器８のイヤホンマイクジャック１０に
取り付けられたが、取付けはこの部分に限定されるもの
ではなく、充電用端子などとともに設けられた外部イン
ターフェース接続端子に取り付けてもよい。
実施の形態においては、携帯電話器８に接続するプラグ
２０は、携帯電話器８のイヤホンマイクジャック１０に
取り付けられたが、取付けはこの部分に限定されるもの
ではなく、充電用端子などとともに設けられた外部イン
ターフェース接続端子に取り付けてもよい。
【００３２】（３）音声切替スイッチ及びマイク装置の
配置：さらに、音声切替スイッチ４及びマイク装置６
は、適宜に配置、また適宜に組み合わせ配置することが
できる。例えば、図３に示すように、マイク装置６にヘ
ッドホン１４をつなぐようにして、結果的に音声再生器
１２とヘッドホン１４の間にマイク装置６を設けるよう
にしてもよい。あるいは、図４に示すように、音声再生
器用リモコン３０に、マイク装置６及び音声切替スイッ
チ４を組み込んで、これらを一体にしてもよい。したが
って、音声再生器の種類や大きさ、音声再生器が携帯型
か家庭テレビのような設置型かなどによって、また音声
再生器及び携帯電話の使用の目的などによって、音声切
替スイッチ４、マイク装置６、ヘッドホン１４の組み合
わせを適宜に選択し、接続キット２をより使い易いもの
にすることができる。なお、図３及び図４において、図
１と実質的に同一のものには同一の番号を付してある。
配置：さらに、音声切替スイッチ４及びマイク装置６
は、適宜に配置、また適宜に組み合わせ配置することが
できる。例えば、図３に示すように、マイク装置６にヘ
ッドホン１４をつなぐようにして、結果的に音声再生器
１２とヘッドホン１４の間にマイク装置６を設けるよう
にしてもよい。あるいは、図４に示すように、音声再生
器用リモコン３０に、マイク装置６及び音声切替スイッ
チ４を組み込んで、これらを一体にしてもよい。したが
って、音声再生器の種類や大きさ、音声再生器が携帯型
か家庭テレビのような設置型かなどによって、また音声
再生器及び携帯電話の使用の目的などによって、音声切
替スイッチ４、マイク装置６、ヘッドホン１４の組み合
わせを適宜に選択し、接続キット２をより使い易いもの
にすることができる。なお、図３及び図４において、図
１と実質的に同一のものには同一の番号を付してある。
【００３３】（４）音声切替スイッチ：本発明の実施の
形態においては、音声切替スイッチ４は、切替操作部４
ａと制御部４ｂとを一体的に構成しているが、切替操作
部４ａと制御部４ｂを分離して、例えば切替操作部４ａ
をマイク装置６などに設けてもよい。
形態においては、音声切替スイッチ４は、切替操作部４
ａと制御部４ｂとを一体的に構成しているが、切替操作
部４ａと制御部４ｂを分離して、例えば切替操作部４ａ
をマイク装置６などに設けてもよい。
【００３４】（５）音声切替スイッチ：また、本発明の
実施の形態においては、音声切替スイッチ４は切替操作
部４ａとトランジスタなどによる制御部４ｂとを備えて
構成されているが、音声切替スイッチ４は、音声再生器
１２の音声信号をヘッドホン１４及び携帯電話器８に切
替え接続することができるものであればよいから、その
構造、構成は本発明の実施の形態に限定されるものでは
ない。
実施の形態においては、音声切替スイッチ４は切替操作
部４ａとトランジスタなどによる制御部４ｂとを備えて
構成されているが、音声切替スイッチ４は、音声再生器
１２の音声信号をヘッドホン１４及び携帯電話器８に切
替え接続することができるものであればよいから、その
構造、構成は本発明の実施の形態に限定されるものでは
ない。
【００３５】
【発明の効果】本発明に従って構成されたヘッドホン用
携帯電話接続キットによれば、着用した音声再生器のヘ
ッドホンを外すことなく、携帯電話の通話を可能にする
とともに、通話中に音声再生器の音声信号をヘッドホン
及び携帯電話器に、あるいはヘッドホン又は携帯電話器
に切替え接続することができる。
携帯電話接続キットによれば、着用した音声再生器のヘ
ッドホンを外すことなく、携帯電話の通話を可能にする
とともに、通話中に音声再生器の音声信号をヘッドホン
及び携帯電話器に、あるいはヘッドホン又は携帯電話器
に切替え接続することができる。
【図１】本発明に従って構成された携帯電話接続キット
の構成図。
の構成図。
【図２】図１に示す接続キットの音声切替スイッチの回
路図。
路図。
【図３】携帯電話接続キットの他の実施の形態を示す構
成図。
成図。
【図４】携帯電話接続キットのさらに他の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
２：ヘッドホン用携帯電話接続キット ４：音声切替スイッチ ６：マイク装置 ８：携帯電話器 １０：ジャック（イヤホンマイク端子） １２：音声再生器 １６：ジャック（ヘッドホン端子） １７：プラグ（ヘッドホン端子） ２２：通話スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｍ 11/08 Ｈ０４Ｍ 11/08 Ｆターム(参考） 5K023 AA07 BB11 EE03 EE05 FF04 GG03 MM14 NN06 PP12 5K027 AA11 BB01 DD11 DD14 EE02 HH29 KK07 MM04 5K101 LL12 NN31 NN32 NN37 NN40
Claims (2)
- 【請求項１】 音声切替スイッチとマイク装置とを備
え、携帯電話器のイヤホンマイク端子と音声再生器のヘ
ッドホン端子との間に接続され、 マイク装置及びヘッドホンによる携帯電話器の通話を可
能にするとともに、音声再生器の音声信号をヘッドホン
及び携帯電話器に音声切替スイッチにより選択的に接続
する、ことを特徴とするヘッドホン用携帯電話接続キッ
ト。 - 【請求項２】 該マイク装置は、通話の開始を操作する
通話スイッチを備えている、請求項１記載のヘッドホン
用携帯電話接続キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16395199A JP2000354088A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | ヘッドホン用携帯電話接続キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16395199A JP2000354088A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | ヘッドホン用携帯電話接続キット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000354088A true JP2000354088A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15783931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16395199A Withdrawn JP2000354088A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | ヘッドホン用携帯電話接続キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000354088A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002237873A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Sony Corp | 携帯型無線端末及び音送出方法並びに音取込方法 |
| US7447529B2 (en) * | 2000-12-22 | 2008-11-04 | Rascal Acoustics Limited | Modular communications devices |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP16395199A patent/JP2000354088A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7447529B2 (en) * | 2000-12-22 | 2008-11-04 | Rascal Acoustics Limited | Modular communications devices |
| JP2002237873A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Sony Corp | 携帯型無線端末及び音送出方法並びに音取込方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |