JPH10200990A - 携帯音響機器用イヤホン装置 - Google Patents

携帯音響機器用イヤホン装置

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JPH10200990A
JPH10200990A JP9002992A JP299297A JPH10200990A JP H10200990 A JPH10200990 A JP H10200990A JP 9002992 A JP9002992 A JP 9002992A JP 299297 A JP299297 A JP 299297A JP H10200990 A JPH10200990 A JP H10200990A
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JP
Japan
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telephone
earphone
signal
portable
unit
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JP9002992A
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Mitsumasa Sakamoto
光正 坂本
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BLUE STAR KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドホンステレオ等の携帯音響機器を使用
中に携帯電話機の着信があった際などの両者の使用の切
り替えを簡単に行える携帯音響機器用イヤホン装置を提
供すること。 【解決手段】 携帯音響機器10に接続される音響機器
側コネクタ31と、携帯電話機20に接続される電話機
側コネクタ32と、耳に装着されるイヤホン部33と、
口元に近接配置されるマイクロホン部34と、これらの
音響機器側コネクタ31、電話機側コネクタ32、イヤ
ホン部33、マイクロホン部34とそれぞれ信号ケーブ
ルで接続された信号制御部35とを有し、この信号制御
部35は音響機器側コネクタ31からの音声信号をイヤ
ホン部33に伝達する音響再生モードと、電話機側コネ
クタ32からの音声信号をイヤホン部33に伝達しかつ
マイクロホン部34からの音声信号を電話機側コネクタ
32に伝達する電話モードとに切り替え可能な携帯音響
機器用イヤホン装置30とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯音響機器用イヤ
ホン装置に関し、いわゆるヘッドホンステレオ等の携帯
音響機器と携帯電話とを、同時あるいは選択的に使用で
きるようにする携帯音響機器用イヤホン装置に関する。
【0002】
【背景技術】近年、ヘッドホンステレオ(いわゆるコン
パクトカセットテープ、CD、MDプレーヤ等)や携帯
ラジオ等の携帯音響機器が多用されるようになってい
る。これらのヘッドホンステレオや携帯ラジオ等は、機
器本体にコードで接続されている両耳あるいは片耳用の
ヘッドホンやイヤホン等の受話装置を備え、これらを耳
に当てたり耳に差込む等により、音楽その他の音声情報
が聞こえるようになっている。このような携帯音響機器
は、固定設置される通常の音響機器と異なり、携帯が可
能であるため、屋内の使用はもちろん、歩きながらとい
った屋外での使用も自由に行えるという利点がある。
【0003】一方、近年、携帯電話機の普及も著しいも
のがある。このような携帯電話機としては、伝送方式に
より様々な商品区分がなされているが、何れも基本的に
無線通信により電話回線に接続できる無線電話装置であ
る点で共通である。このような携帯電話機では、一般に
本体ケースに送話部、受話部、操作ボタン等が一体に設
けられ、発信したい場合あるいは受信した場合には、本
人が送受信のボタン操作を行い、携帯電話機本体を耳に
押しつけて送受話を行う。なお、手で本体を持つ必要を
なくすために、ヘッドホン等を接続できる接続口を備え
たハンドフリー通話対応型の製品も増えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな携帯音響機器と携帯電話機とを多用する場合、各々
を使い分けるために不都合が生じている。すなわち、ヘ
ッドホンステレオを使用している状態で携帯電話を使用
する必要が生じた場合には、ヘッドホンを装置を耳から
外し、携帯電話を使用できる状態にしなければならな
い。送信の場合には、自発的であるため、繁雑さだけが
問題となるが、受信の場合には着信音やバイブレータ振
動が突然生じるため、あわててヘッドホンを外す動作を
行わなければならない。この動作はヘッドホンステレオ
の動作停止操作等を含めると意外と煩雑な動作である。
【0005】本発明の目的は、ヘッドホンステレオ等の
携帯音響機器を使用中に携帯電話機の着信があった際な
どの両者の使用の切り替えを簡単に行える携帯音響機器
用イヤホン装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯音響機器
に接続される音響機器側コネクタと、携帯電話機に接続
される電話機側コネクタと、耳に装着されるイヤホン部
と、口元に近接配置されるマイクロホン部と、これらの
音響機器側コネクタ、電話機側コネクタ、イヤホン部、
マイクロホン部とそれぞれ信号ケーブルで接続された信
号制御部とを有し、この信号制御部は前記音響機器側コ
ネクタからの音声信号を前記イヤホン部に伝達する音響
再生モードと、前記電話機側コネクタからの音声信号を
前記イヤホン部に伝達しかつ前記マイクロホン部からの
音声信号を前記電話機側コネクタに伝達する電話モード
とに切り替え可能であることを特徴とする。
【0007】このような構成においては、音響機器側コ
ネクタを携帯音響機器に接続し、電話機側コネクタを携
帯電話機に接続し、イヤホン部を耳に装着するととも
に、マイクロホン部を口元に配置しておく。この状態
で、信号制御部を音響再生モードに設定すれば、携帯音
響機器からの音声をきくことができる。ここで、携帯電
話機に着信があった場合、または送信をしたい場合に
は、信号制御部を電話モードに切換えることで、イヤホ
ン部から相手方の声を聞くことができ、マイクロホン部
から自分の声を送ることができる。このため、携帯音響
機器の使用中に携帯電話機を使う場合でも、従来のよう
にヘッドホンを外す等の操作を行う必要がなく、使用切
換えの操作をきわめて簡略に行うことができる。
【0008】本発明において、前記信号制御部は外部操
作により前記音響再生モードと前記電話モードとを切り
替える手動式のモード切換えスイッチを有することが望
ましい。このようにすれば、最も簡単な構成で二つのモ
ードの切換えを行うことができる。
【0009】本発明において、前記信号制御部は前記携
帯電話機からの音声信号が検出された際に前記音響再生
モードから前記電話モードへ切り替える自動式のモード
切換えスイッチを有することが望ましい。このようにす
れば、二つのモード切換えを自動的に行うことができ、
使用切換えの操作を一層簡略にすることができる。な
お、携帯電話機からの音声信号としては、着信を示す呼
び出し音や、発信する際の待機音等が該当する。そし
て、自動切換えにあたっては、携帯電話機からの信号線
を常時監視し、一定レベル以上の音声信号が持続した際
にオンとなる検出回路と、この検出回路で切換えられる
電子スイッチ等を用いればよい。
【0010】本発明において、前記信号制御部は前記電
話モードの状態で前記電話機側コネクタからの音声信号
と前記音響機器側コネクタからの音声信号を減衰させた
信号とを混合して前記イヤホン部に伝達することが望ま
しい。このようにすれば、携帯電話機の通話中において
も、携帯音響機器からの音楽等が背景で小さく聞こえる
ため、その再生動作の進み具合が解り、音楽の途切れた
部分で停止させる等の操作を併せて行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1および図2には本発明の第1実
施形態が示されている。図1において、携帯音響機器1
0は、適宜な記録媒体(コンパクトカセットテープ、C
D、MD等)を使用するヘッドホンステレオなどの既存
の携帯音響機器であり、本体ケース上に操作ボタン1
1、液晶等の表示部12等を有するとともに、本体表面
に設けられたジャック13にヘッドホン等を接続するこ
とで内蔵する媒体の音声情報を再生可能である。この携
帯音響機器10の内部構造、回路等は公知のものとして
説明を省略する。
【0012】携帯電話機20は、本体ケース上に操作ボ
タン21、液晶等の表示部22、アンテナ23等を有す
るとともに、受話部および送話部(図示省略)を有する
各種既存の携帯式の電話機であり、この送話部、受話部
により会話ができる。また、携帯電話機20は本体ケー
ス上に外部から接続されるジャック24を有し、このジ
ャック24にイヤホンおよびマイクロホン等を接続する
ことで、これらのイヤホンとマイクロホンを用いて会話
を行うこともできる。この携帯電話機20の内部構造、
回路等は公知のものとして説明を省略する。
【0013】本発明に係る携帯音響機器用イヤホン装置
30は、携帯音響機器10に接続される音響機器側コネ
クタ31と、携帯電話機20に接続される電話機側コネ
クタ32と、耳に装着されるイヤホン部33と、口元に
近接配置されるマイクロホン部34と、これらの音響機
器側コネクタ、電話機側コネクタ、イヤホン部、マイク
ロホン部とそれぞれ信号ケーブルで接続された信号制御
部35とを備えている。各コネクタ31、32は、それ
ぞれ携帯音響機器10および携帯電話機20の接続ジャ
ック13、24に対応した既存の規格のプラグ(いわゆ
るステレオミニプラグ等)である。イヤホン部33はい
わゆるインナーイヤー型のイヤホンであり、ステレオ再
生に対応するべく左右の耳に対応した一対が設けられて
いる。マイクロホン部34は、クリップ等で衣服の襟や
ポケット等に装着可能な既存の小型マイクロホンであ
る。
【0014】各イヤホン部33からの信号ケーブル33
1は分岐ボックス36に接続されている。分岐ボックス
36からは、マイクロホン部34に至る信号ケーブル3
41と、音響機器側コネクタ31および電話機側コネク
タ32に至る信号ケーブル311、321が延びてい
る。音響機器側コネクタ31および電話機側コネクタ3
2に至る信号ケーブルは途中まで一体に形成され、中間
部分から互いに分岐して各コネクタ31、32に至って
いる。
【0015】信号制御部35は、分岐ボックス36内に
納められている。図2において、信号制御部35は、音
響機器側入力部351、電話側入出力部352、電話側
音声検出部353、音響機器側スイッチ354、電話側
受話スイッチ355、電話側送話スイッチ356、イヤ
ホン側出力部357、マイクロホン側入力部358を備
えている。音響機器側入力部351は、音響機器側コネ
クタ31からの音声信号を適宜増幅する既存のアンプ等
である。電話側入出力部352は、電話機側コネクタ3
2からの受話信号あるいはこのコネクタ32への送話信
号を適宜増幅する既存のアンプ等である。
【0016】電話側音声検出部353は、電話側入出力
部352に入力される電話機側コネクタ32からの受話
信号を監視し、一定レベル以上の信号が継続(数秒等、
呼び出し音に対応した長さ)した際にオン状態となる既
存の回路である。音響機器側スイッチ354は、電話側
音声検出部353がオン状態でない時に音響機器側入力
部351からの音声信号をイヤホン側出力部357に伝
達するものであり、いわゆる電子スイッチ等の既存の回
路である。電話側受話スイッチ355、電話側音声検出
部353がオン状態の時に電話機側入力部352からの
音声信号をイヤホン側出力部357に伝達するものであ
り、いわゆる電子スイッチ等の既存の回路である。
【0017】電話側送話スイッチ356、電話側音声検
出部353がオン状態の時にマイクロホン側入力部35
8からの音声信号を電話機側入出力部352に伝達する
ものであり、いわゆる電子スイッチ等の既存の回路であ
る。イヤホン側出力部357は、音響機器側スイッチ3
54および電話側受話スイッチ355から伝達された音
声信号をイヤホン部33に出力する既存の回路であるマ
イクロホン側入力部358は、マイクロホン部34から
の音声信号を適宜増幅して電話側送話スイッチ356に
送る既存のアンプ等である。
【0018】ここで、電話側音声検出部353がオフ状
態で、音響機器側入力部351から音響機器側スイッチ
354、イヤホン側出力部357までが導通状態の時が
音響再生モードであり、電話側音声検出部353がオン
状態で、電話機側入出力部352から電話側受話スイッ
チ355、イヤホン側出力部357までが導通状態であ
りかつマイクロホン側入力部358から電話側送話スイ
ッチ356、電話機側入出力部352までが導通状態の
時が電話モードである。
【0019】このように構成された本実施形態の使用状
態は次のようなものである。 (準備)まず、携帯音響機器用イヤホン装置30の音響
機器側コネクタ31を携帯音響機器10のジャック13
に接続し、電話機側コネクタ32を携帯電話機20のジ
ャック24に接続する。この状態で、携帯音響機器10
および携帯電話機20は鞄や衣服のポケット等に収納し
ておく。 (音響再生モード)携帯音響機器10で音楽を聞く等す
る場合には、携帯音響機器10を操作して動作状態とさ
せる。携帯音響機器10からの音声信号は、音響機器側
コネクタ31から信号制御部35に送られる。この際、
携帯電話機20が使用状態でなければ(電話機側音声検
出部353がオン状態でなければ)、携帯音響機器10
からの音声信号は音響機器側入力部351から音響機器
側スイッチ354、イヤホン側出力部357を経てイヤ
ホン部33に送られ、音声あるいは音楽として再生され
る。
【0020】(電話モード)この状態で、携帯電話器2
0に受信があった際には、携帯電話機20を操作して受
信状態とさせる。携帯電話機20からの音声信号は、電
話機側コネクタ32から信号制御部35の電話側入出力
部352に送られる。この音声信号により電話機側音声
検出部353がオン状態となり、音響機器側スイッチ3
54が遮断されるとともに、電話側受話スイッチ35
5、電話機側送話スイッチ356が導通状態とされる。
これにより、携帯音響機器10からの音声信号はイヤホ
ン側出力部357に出力されなくなり、一方でイヤホン
側出力部357には携帯電話機20からの音声信号が出
力され、イヤホン部33からは携帯電話機20からの音
声が聞こえることになる。また、マイクロホン側入力部
358から電話機側送話スイッチ356、電話側入出力
部352への経路が導通されるため、マイクロホン部3
4に話しかければこの音声が携帯電話機20に入力さ
れ、送信されることになる。
【0021】なお、携帯音響機器10を使用していない
状態で携帯電話機20に受信があった場合も同様の動作
により通話が行われる。一方、こちらからの送話を行う
場合、携帯電話機20を操作して発信音が生じること
で、この音声信号により同様に携帯電話機20が使用状
態となり、通話が行えるようになる。これらの携帯電話
機20の使用が済み、携帯電話機20からの音声信号が
無くなると、電話側音声検出部353がオフ状態とな
り、再び携帯音響機器10からの音声信号が聞こえるよ
うになる。
【0022】このような本実施形態によれば、携帯音響
機器10と携帯電話機20とを両方交互に使用するよう
な場合でも、同じ携帯音響機器用イヤホン装置30を用
いることができ、携帯音響機器10で音楽等を聞いてい
る際に携帯電話がかかった際でも同じイヤホン装置30
でそのまま対応することができる。このため、従来のよ
うに音楽用ヘッドホン等を外して携帯電話機を取出し、
耳に当てる等の繁雑な一連の操作を省略することがで
き、操作を飛躍的に簡易化でき、迅速に対応を行うこと
ができる。また、本実施形態では、携帯電話機20から
の音声信号で携帯音響機器用イヤホン装置30の音響再
生モードと電話モードとを自動的に切換えることができ
るため、音楽等を聞いていた際に電話がかかっても、携
帯電話機20を操作するだけで、イヤホン装置30に特
別な操作をする必要がなく、この点で操作を一層迅速か
つ簡略なものとすることができる。
【0023】なお、前記実施形態においては、電話側入
出力部352に送られる携帯電話機20からの音声信号
の有無を電話機側音声検出部353で識別し、音響再生
モードと電話モードとを自動的に切換えるようにした
が、分岐ボックス36に設けたスイッチにより手動で切
換えも可能にしてもよい。例えば、電話機側音声検出部
353と並列にスイッチを介装して各スイッチ354〜
356を切換えてもよく、あるいは電話機側音声検出部
353と電話側入出力部352との間にスイッチを設け
て音声信号を強制的に遮断するようにしてもよい。この
ようにすれば、電話中に一時的に携帯音響機器10の音
声を聞いて再生状態を確認する等の操作を自由に行うこ
とができるという利点がある。
【0024】また、前記実施形態においては、電話モー
ド時には音響機器側スイッチ354が遮断されるように
したが、音響機器側スイッチ354に替えてミュート回
路を用いてもよく、電話機側音声検出部353で電話モ
ードに切換えられた際に携帯音響機器20からの音声信
号を10分の1にする等のミュート動作を行うようにし
てもよい。このようにすれば、電話中も、電話での会話
を妨げることなく、背景で携帯音響機器からの音楽等を
聞くことができる。
【0025】図3には本発明の第2実施形態が示されて
いる。本実施形態は、前述した第1実施形態が音響再生
モードと電話モードとを自動切換えするものであったの
に対し、これらの各モードを外部から手動操作できる単
純なスイッチで切換えるようにして回路構成を大幅に簡
略化したものである。本実施形態の外観は、基本的に第
1実施形態の図1と同様である。但し、分岐ボックス3
6の表面にスイッチが装着されることになる。本実施形
態の回路は、図3に示される通りである。
【0026】図3において、携帯音響機器用イヤホン装
置40は、第1実施形態と同様に、携帯音響機器10に
接続される音響機器側コネクタ31と、携帯電話機20
に接続される電話機側コネクタ32と、耳に装着される
イヤホン部33と、口元に近接配置されるマイクロホン
部34と、これらの音響機器側コネクタ、電話機側コネ
クタ、イヤホン部、マイクロホン部とそれぞれ信号ケー
ブルで接続された信号制御部45とを備えている。本実
施形態の信号制御部45は、ステレオ対応の2回路連動
の単純なスイッチ47で構成されている。
【0027】携帯音響機器側コネクタ31からの左右チ
ャンネルの信号線311、312は、スイッチ47の各
音響再生モード側接点に接続されている。電話機側コネ
クタ32からの受話信号線321は、二分岐されてスイ
ッチ47の各電話モード側接点に接続されている。イヤ
ホン部33からの左右チャンネルの信号線は、スイッチ
47の各中立接点に接続されている。なお、マイクロホ
ン部33は電話機側コネクタ32からの送話信号線32
2に接続されている。
【0028】このような本実施形態における操作は、基
本的に前述した第1実施形態と同様であるが、電話使用
時および終了時にそれぞれスイッチ47の操作が必要に
なる点が異なる。このような本実施形態によれば、携帯
音響機器10と携帯電話機20とを両方交互に使用する
ような場合でも、同じ携帯音響機器用イヤホン装置30
を用いることができ、この点で前記第一実施形態と同様
な効果が得られる。但し、切換え操作は手動で行う必要
がある。一方で、本実施形態によれば、前記第一実施形
態に対して信号制御部45が大幅に簡略化されるため、
大幅なコストダウン等が可能であり、小型軽量化あるい
は耐久性の向上にも有理である。
【0029】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すような変形なども本発明に
含まれるものである。前記各実施形態においては、イン
ナーイヤー型イヤホン式のイヤホン部33およびクリッ
プ式のマイクロホン部34を用いたが、イヤホン部33
は円弧状フレームの両端に左右一対が配置されたステレ
オヘッドホン式としてもよく、マイクロホン部34はこ
のヘッドホンから延びる支持アームの先端に支持される
ように構成してもよく、各々一体化することで取り扱い
を容易にできる。このようにすれば、イヤホン部および
マイクロホン部がヘッドセットとして一体となり、機器
としての取り扱いが容易である。但し、前記実施形態の
ほうが各部33、34を小型化できるという利点があ
る。
【0030】前記各実施形態においては、携帯音響機器
10に対応したステレオ方式としたが、モノラルのラジ
オ等に対応してモノラル仕様としてもよい。この場合、
イヤホン部33は1個になり、信号制御部35、45等
も1回路でよい。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
携帯音響機器と携帯電話機とを両方交互に使用するよう
な場合でも、同じ携帯音響機器用イヤホン装置を用いる
ことができ、携帯音響機器で音楽等を聞いている際に携
帯電話がかかった際でも同じイヤホン装置でそのまま対
応することができる。このため、従来のように音楽用ヘ
ッドホン等を外して携帯電話機を取出し、耳に当てる等
の繁雑な一連の操作を省略することができ、操作を飛躍
的に簡易化でき、迅速に対応を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の外観を示す概略斜視
図。
【図2】本発明の第1実施形態を示す配線図。
【図3】本発明の第2実施形態を示す配線図。
【符号の説明】
10 携帯音響機器 20 携帯電話機 30、40 携帯音響機器用イヤホン装置 31 携帯音響機器側コネクタ 32 電話機側コネクタ 33 イヤホン部 34 マイクロホン部 35、45 信号制御部 36 分岐ボックス 47 モード切換え用のスイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04R 5/033 H04R 5/04 A 5/04 H04B 7/26 V

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯音響機器に接続される音響機器側コ
    ネクタと、携帯電話機に接続される電話機側コネクタ
    と、耳に装着されるイヤホン部と、口元に近接配置され
    るマイクロホン部と、これらの音響機器側コネクタ、電
    話機側コネクタ、イヤホン部、マイクロホン部とそれぞ
    れ信号ケーブルで接続された信号制御部とを有し、この
    信号制御部は前記音響機器側コネクタからの音声信号を
    前記イヤホン部に伝達する音響再生モードと、前記電話
    機側コネクタからの音声信号を前記イヤホン部に伝達し
    かつ前記マイクロホン部からの音声信号を前記電話機側
    コネクタに伝達する電話モードとに切り替え可能である
    ことを特徴とする携帯音響機器用イヤホン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した携帯音響機器用イヤ
    ホン装置において、前記信号制御部は外部操作により前
    記音響再生モードと前記電話モードとを切り替える手動
    式のモード切換えスイッチを有することを特徴とする携
    帯音響機器用イヤホン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した携帯
    音響機器用イヤホン装置において、前記信号制御部は前
    記携帯電話機からの音声信号が検出された際に前記音響
    再生モードから前記電話モードへ切り替える自動式のモ
    ード切換えスイッチを有することを特徴とする携帯音響
    機器用イヤホン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までの何れかに記
    載した携帯音響機器用イヤホン装置において、前記信号
    制御部は前記電話モードの状態で前記電話機側コネクタ
    からの音声信号と前記音響機器側コネクタからの音声信
    号を減衰させた信号とを混合して前記イヤホン部に伝達
    することを特徴とする携帯音響機器用イヤホン装置。
JP9002992A 1997-01-10 1997-01-10 携帯音響機器用イヤホン装置 Pending JPH10200990A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001084727A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 Muta, Fumio Emetteur/recepteur sous forme de casque
CN1125574C (zh) * 2000-01-07 2003-10-22 英华达(上海)电子有限公司 具有音频信号播放功能的移动电话电池组合装置
US8014824B2 (en) 2002-04-09 2011-09-06 Skullcandy, Inc. Article of manufacture integrated with music and telephonic communication devices

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