JP2002027029A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002027029A
JP2002027029A JP2000201238A JP2000201238A JP2002027029A JP 2002027029 A JP2002027029 A JP 2002027029A JP 2000201238 A JP2000201238 A JP 2000201238A JP 2000201238 A JP2000201238 A JP 2000201238A JP 2002027029 A JP2002027029 A JP 2002027029A
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Shinji Okazaki
真治 岡崎
Katsumi Hirota
勝己 広田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機などの通信端末装置において、ヘ
ッドホンを装着した際に自然な使用感で通話が行えるよ
うにする。 【解決手段】 所定の局との間で無線通信を行う無線通
信手段132,134と、無線通信手段で送受信する音
声データの処理を行う通話用音声データ処理手段133
と、音声データ又はオーディオデータを記憶した記憶媒
体から再生する再生処理手段114,138と、左右2
チャンネルを独立して出力可能なヘッドホンが接続可能
なヘッドホン接続端子124と、ヘッドホン接続端子に
ヘッドホンが接続されたとき、再生処理手段で再生され
た音声又はオーディオを、左右2チャンネルで出力さ
せ、通話用音声を、いずれか1チャンネルだけから出力
させる制御手段135とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話端
末と称される無線電話装置に適用して好適な通信端末装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線電話装置として使用される通
信端末装置に、別の機能を組み合わせて複合端末とする
ことが各種行われている。即ち、一般に無線電話装置は
携帯用として小型に構成されて、使用者が常時携帯する
ものであるため、無線電話としての機能の他に、時計機
能やスケジュール管理機能などを備えて、端末装置が備
える表示装置に表示させるようにしたものがある。
【0003】ここで、より高機能化された複合端末とし
て、オーディオ再生装置を携帯端末装置に内蔵させるこ
とが提案されている。即ち、近年半導体メモリの大容量
化及びオーディオデータの圧縮技術の向上に伴って、例
えば数十分〜数時間程度のオーディオデータを、メモリ
カードが内蔵したメモリに記憶させることが可能になっ
ている。このメモリカードを記録媒体(記憶媒体)とし
て使用した小型の再生装置に、ヘッドホンを取付けて、
そのヘッドホンでオーディオを聴取するようにしたもの
が既に実用化されている。
【0004】このようなメモリを記録媒体として使用し
たオーディオ再生装置を、携帯電話端末に内蔵させるこ
とで、携帯電話端末を通話用として使用しないときに
は、その端末にヘッドホンを取付けて、オーディオを聴
取することができ、携帯電話端末の用途が広がる。
【0005】また、携帯電話端末にオーディオ再生装置
を取付けることで、例えば無線電話回線を介してオーデ
ィオデータをセンタから端末にダウンロードさせて、そ
の端末に装着されたメモリカードにオーディオデータを
記憶させることで、オーディオデータをユーザに簡単に
配信することができ、非常に便利である。
【0006】また、このようなオーディオ再生装置が内
蔵された携帯電話端末にヘッドホンが取付けた状態のま
まで、その携帯電話端末を使用して電話機能を利用して
通話を行うこともできるようにしてある。この場合に
は、例えばヘッドホンにマイクロホンが一体的に取付け
られたものを使用して、ヘッドホンでの相手からの音声
を聞き取ることと、マイクロホンで相手に送出する音声
を拾うことの双方ができるようにする。
【0007】また携帯電話端末は、電話としての着信時
に、呼び出し音を鳴らす必要がある。バイブレータ機能
による振動や、光などで着信を知らせるモードを設定で
きる機種もあるが、基本的には、着信時には何らかの音
で呼び出し音を鳴らすことができるようにしてある。こ
の呼び出し音としては、単純に「ピッピッ」と鳴る電子
音の他に、数秒〜10秒程度の短時間のメロディを電子
音として鳴らせる場合がある。なお、本明細書では、こ
の着信時に鳴らせる呼び出し音のことを、着信音と称す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オーディオ
を再生するためのヘッドホンは、通常は使用者の左右両
方の耳に装着されて使用されるため、そのヘッドホンを
使用して通話を行うようにすると、左右両方の耳を使用
して通話を行うことになる。左右両方の耳から相手の話
し声が聞こえると、その携帯電話端末で通話を行ってい
る者は、通話中に周囲の音を聞くことができない状況に
なってしまい、不自然な状況で通話を行うことになって
しまう。
【0009】即ち、従来の一般の電話機による通話時に
は、電話機のハンドセット又は携帯電話端末のスピーカ
部を、通話者の片方の耳に近づけて、その片側の耳だけ
を使用して通話を行い、反対側の耳は周囲の音や自分自
身の話し声を聞ける状況になっている。ところが、オー
ディオを再生するためのヘッドホンを取り付けて、両方
の耳から相手の話し声を聞くようにすると、通常の通話
時とは異なる不自然な状態になってしまうと共に、自分
の話し声も自然な状態では聞き取れなくなり、違和感の
ある通話状況になってしまう。
【0010】本発明の目的は、この種の通信端末装置に
おいて、ヘッドホンを装着した際に自然な使用感で通話
が行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声データ又
はオーディオデータを記憶した記憶媒体からデータを再
生する再生処理手段を備えて通信端末装置において、ヘ
ッドホン接続端子にヘッドホンが接続されたとき、再生
処理手段で再生された音声データ又はオーディオデータ
を、ヘッドホンから左右2チャンネルで出力させ、通話
用の音声データを、ヘッドホンのいずれか1チャンネル
だけから出力させる制御を行うようにしたものである。
【0012】このようにしたことで、再生機能を利用し
てオーディオなどを再生させる際には、接続されたヘッ
ドホンから2チャンネルで出力させることができる。ま
た、ヘッドホンを使用して通話を行う際には、接続され
たヘッドホンのいずれか1つのチャンネルだけから通話
用音声が出力されるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施の形態について説明する。
【0014】本例においては、例えばデジタルデータを
基地局との間で無線伝送することで、通話やデータ通信
などを行う無線電話装置(携帯電話端末)に適用したも
のである。そして、本例の携帯電話端末には、無線電話
としての機能部の他に、オーディオ再生機能部を内蔵さ
せてある。
【0015】図1は、本例の携帯電話端末100の外観
の一例を示した図である。本例の携帯電話端末100
は、第1筐体110と第2筐体120とを接合部101
で回動自在に接合させたいわゆる折り畳み型の携帯電話
端末として構成してある。図1は、両筐体110,12
0を開いた状態で示してあり、その開いたときに内側に
なる面の第1筐体110側には、携帯電話として使用さ
れる複数のキーで構成されるキー入力部111が配置し
てある。キー入力部111として用意されたキーとして
は、0〜9の数字や*,#の記号のキーや、発信に関連
した操作(いわゆるオフフック操作,オンフック操作
等)を行うキーや、各種機能を設定するキーが用意され
ている。その機能キーの内の1つのキー111aは、電
話機能を停止させて、オーディオ再生機能だけを作動さ
せるモードを設定及び解除するためのキーとしてある。
【0016】また、一部のキー111b,111cにつ
いては、第2筐体120側に配置してある。さらに、第
1筐体110の側面には、回転操作と押下操作とが可能
なジョグダイヤル部112が配置してあり、このジョグ
ダイヤル部112の操作によっても各種操作が可能とし
てある。ジョグダイヤル部112の操作によって、オー
ディオ再生機能を操作することも可能としてある。
【0017】また、第1筐体110の下端部には通話用
のマイクロホン113が配置してあり、第2筐体120
の上端部には通話用のスピーカ122が配置してあり、
このマイクロホン113とスピーカ122とを通話者の
口と耳元に近づけることで通話ができるようにしてあ
る。第2筐体120の中央部には、表示部123を構成
する表示パネルが配置してあり、数字,文字,図形など
により、動作状態や登録された電話番号、受信した文字
メールなどの電話に関連した各種表示が可能としてあ
る。また、後述するオーディオ再生機能に関連した表示
も可能としてある。
【0018】第1筐体110には、メモリカード装着部
114が設けてあり、例えば筐体の側面側からメモリカ
ード10を挿入させて装着できるようにしてある。本例
の場合に使用可能なメモリカード10としては、例えば
スティク状(細長の薄板状)に構成された樹脂パッケー
ジ内に不揮発性の半導体メモリを収納させたものを使用
する。
【0019】第2筐体120には、上端にホイップアン
テナ121が取付けてあり、側面部に各種端子が配置し
てある。具体的には、ヘッドホンジャック124と、オ
ーディオ入力ジャック125と、データ通信用ポート1
26とが配置してある。ヘッドホンジャック124につ
いては、ヘッドホン装置に供給する左右2チャンネルの
オーディオ信号(音声信号)の出力部と、ヘッドホン装
置が内蔵するマイクロホンが拾った音声信号の入力部
と、ヘッドホン装置に取付けられたリモートコントロー
ル装置と通信を行うための入出力部とが、一体化されて
いる。データ通信用ポート126については、例えばパ
ーソナルコンピュータ装置などの情報機器と接続するた
めのポートであり、例えばUSB(Universal Serial B
us)と称される規格のインターフェース用ポート、或い
はIEEE(The Institute of Electrical and Electr
onics Engineers )1394規格のインターフェース用
ポートとする。
【0020】ヘッドホンジャック124に装着されるプ
ラグ21を備えたヘッドホン装置20としては、その信
号線の途中にリモートコントロール部22が取付けてら
れたものとしてある。このリモートコントロール部22
には、表示部23と、キー24とボリュームと、マイク
ロホン26とが取付けてある。そして、信号線の先端部
には、左右のヘッドホンユニット27L,27Rが取付
けてあり、左のヘッドホンユニット27Lから左チャン
ネルのオーディオ(音声)が出力され、右のヘッドホン
ユニット27Rから右チャンネルのオーディオ(音声)
が出力されるようにしてある。
【0021】図2は、本例の携帯電話端末100を閉じ
た状態の表面側(即ち第2筐体120側の面)を示した
図である。この面には、オーディオ再生のための操作を
行う複数のキー111dと、再生音量を調整するための
ボリュームキー111eが配置してある。さらに、再生
されたオーディオを出力させるスピーカ143が配置し
てある。このスピーカ143は、電話の着信時の呼び出
し音などを鳴らすためにも使用される。
【0022】図3は、本例の携帯電話端末100を閉じ
た状態の裏面側(即ち第1筐体110側の面)を示した
図である。この面には、バッテリ(二次電池)の装着部
151が設けてあると共に、装着部141に装着された
メモリカード10を取り外すためのリジェクトスイッチ
152が配置してある。
【0023】次に、本例の携帯電話端末100の内部構
成を、図4を参照して説明する。無線電話用の回路とし
ては、アンテナ121がアンテナ共用器131を介して
受信回路132と送信回路134に接続してある。受信
回路132では、指示されたチャンネルの受信処理を行
い、受信回路132で受信された信号を、音声処理部1
33に供給して、無線伝送された音声信号や各種データ
を復調して抽出し、音声信号についてはスピーカ122
から出力させる。また、マイクロホン113が出力する
音声信号を音声処理部133に供給して、無線伝送用に
変調するなどの処理を行い、その処理された信号を送信
回路134で所定のチャンネルの送信信号とする送信処
理を行い、その送信信号をアンテナ121から無線送信
させる。これらの音声処理部133と受信回路132と
送信回路134での処理は、中央制御ユニット(CP
U)135の制御により実行される。CPU135は、
この携帯電話端末内での各種信号処理を制御するマイク
ロプロセッサであり、オーディオ再生機能についても、
このCPU135が制御する。
【0024】また、受信回路132には、着信検出回路
132aが接続してあり、受信回路132で基地局から
受信した制御信号などから、この端末100への着信を
着信検出回路132aで検出するようにしてある。着信
検出回路132aで着信を検出したときには、着信検出
情報をCPU135に供給し、CPU135に必要な処
理を実行する。ここでの着信に必要な処理としては、例
えば着信音を鳴らす処理と、通話などを開始させる処理
がある。
【0025】CPU135には、この端末の動作に必要
な情報が記憶されるROM136と、電話帳情報などの
ユーザが登録した情報が記憶されるRAM137とが接
続してあり、CPU135が随時記憶情報を読出すよう
にしてある。この場合、ROM136は、所定の処理を
行ったとき一部の記憶データの書換えが可能なフラッシ
ュメモリとしてあり、電話機能に関する登録情報を書き
込ますようにしてある。このROM136に記憶される
電話機能に関する登録情報としては、この電話端末に固
有の識別番号であるIDデータや、無線電話会社への契
約の有無の情報や、契約を行った場合には、電話会社か
ら付与された電話番号の情報などがある。また、オーデ
ィオ再生機能に関する契約が必要な場合には、その契約
に関する情報をROM136に書き込ませるようにして
も良い。
【0026】また、ROM136の一部のエリアが、着
信音のデータの記憶部として設定してあり、この端末へ
の着信があったとき、CPU135の制御で、このエリ
アに記憶された着信音のデータの中の、予め選択された
データを読み出して、スピーカ122(又は図示しない
着信音用の専用のスピーカ)から着信音を電子音として
鳴らすようにしてある。
【0027】キー入力部111やジョグダイヤル部11
2を操作した情報は、CPU135に供給され、CPU
135がその操作情報に基づいた動作を実行させるよう
にしてある。表示部123での表示についても、CPU
135が制御する。ここまで説明した構成は、基本的に
は電話機能に関連した構成である。
【0028】次に、オーディオ再生機能に関した構成に
ついて説明すると、本例の場合には、オーディオデータ
を所定の方式(例えばATRAC(Adaptive Transform
Acoustic Coding)3方式)で圧縮されたデータを、メ
モリカード10に記憶させるようにしてある。この場
合、ここでは左チャンネルと右チャンネルのステレオ再
生用の2チャンネルのオーディオデータを記憶させるこ
とができるようにしてある。
【0029】この2チャンネルのオーディオデータが記
憶されたメモリカード10がメモリカード装着部114
に装着されたとき、メモリカード10の記憶データが、
CPU135の制御によりデコーダ138に供給され、
デコーダ138で圧縮されたデータの逆圧縮処理を行っ
て元のデータに戻し、戻されたデータをデジタル/アナ
ログ変換器139に供給して、2チャンネルのアナログ
オーディオ信号とする。そして、デジタル/アナログ変
換器139で変換された左チャンネルのオーディオ信号
を、左チャンネル用アンプ145Lを介してヘッドホン
ジャック124の左チャンネル出力端子124Lに供給
する。また、デジタル/アナログ変換器139で変換さ
れた右チャンネルのオーディオ信号を、右チャンネル用
アンプ145Rを介してヘッドホンジャック124の右
チャンネル出力端子124Rに供給する。
【0030】左右のチャンネルのアンプ145L,14
5Rのゲインは、CPU135により制御される。この
アンプ145L,145Rのゲイン制御により、再生音
量調整を行うようにしても良い。この場合、左右のチャ
ンネルのゲインは独立に制御できる構成としてあり、必
要により何れか一方のチャンネルのアンプのゲインをC
PU135が制御して、一方のチャンネルだけをミュー
ティング状態(いわゆる無音状態)にできるようにして
ある。
【0031】また、デジタル/アナログ変換器139に
は、音声処理部133からの通話用音声がデジタルデー
タとして供給されるようにしてあり、通話用音声データ
がデジタル/アナログ変換器139に供給される際に
は、通話用音声信号がアンプ145L,145Rを介し
て、各チャンネルの出力端子124L,124Rに供給
され、ヘッドホンジャック124に接続されたヘッドホ
ン装置20のヘッドホンユニット27L,27Rから、
通話用音声が出力されるようにしてある。但し、この場
合には、CPU135の制御で左チャンネル用アンプ1
45Lと右チャンネル用アンプ145Rのいずれか一方
のアンプのゲインを制御して、一方のチャンネルだけを
ミューティング状態として、他方のチャンネルのヘッド
ホンユニットだけから通話用音声を出力させるようにし
てある。そのミューティング状態に設定する処理の詳細
については後述する。
【0032】また、デジタル/アナログ変換器139が
出力するオーディオ信号を、増幅器142を介して端末
の表面に取付けられたスピーカ143に供給して出力さ
せることも可能としてある。デジタル/アナログ変換器
139の出力系統の選択(即ちヘッドホンを使用する系
統とスピーカを使用する系統の選択)は、CPU135
により制御される。
【0033】本例のオーディオ再生機能部は、入力した
オーディオ信号(又は音声信号)を、装着されたメモリ
カード10に記録(記憶)させる機能も備える。この記
録機能のために、デジタルオーディオデータの入力端子
125を備えて、その入力端子125に得られるオーデ
ィオデータを、デコーダ138に供給する。なお、既に
述べたように本例のオーディオ再生機能部は2チャンネ
ルのステレオオーディオ信号を処理できる構成としてあ
り、この入力端子125についても、2チャンネルのオ
ーディオ信号が入力できる入力端子としてある。そし
て、本例のデコーダ138は、この記録用に入力データ
をエンコードするエンコーダとしての機能も備え、CP
U135の制御でエンコードされたデータを、メモリカ
ード装着部114に装着されたメモリカード10に記憶
させるようにしてある。なお、デコーダ138でのデコ
ード処理やエンコード処理は、ここでは音楽などのオー
ディオデータを処理するのに適した方式の処理としてあ
る。
【0034】図1に示すヘッドホンジャック124は、
図4に示す左右のチャンネル用の出力端子124L,1
24Rの他に、ヘッドホンに内蔵されたマイクロホンか
らの音声信号の入力端子124mと、リモートコントロ
ール用の入出力端子124cとを備える。
【0035】入力端子124mに得られる音声信号につ
いては、アナログ/デジタル変換器141を介してデコ
ーダ138に供給し、オーディオデータの場合と同様に
エンコードして、メモリカード10に記憶させることも
できるようにしてある。また、入力端子124mに得ら
れるマイクロホンからの音声信号については、音声処理
部133に供給して、マイクロホン113から入力した
音声と同様に、通話用音声として処理できるようにして
ある。リモートコントロール用の入出力端子124c
は、CPU135が、ヘッドホン装置20内のリモート
コントロール部22と通信を行うための端子であり、リ
モートコントロール部22内の表示部23での表示をC
PU135が制御すると共に、キー24の操作情報など
をCPU135が判断する。なお、リモートコントロー
ル用の信号をオーディオ信号(音声信号)に重畳して、
リモートコントロール用の入出力端子124cを出力端
子124L,124Rと共通の端子とすることも可能で
ある。また、本例のCPU135は、ヘッドホンジャッ
ク124へのヘッドホン装置20のプラグ21の装着の
有無を検出できるようにしてある。このプラグ21の装
着の有無の検出としては、信号ラインのインピーダンス
の変化などから電気的に検出する構成と、スイッチ機構
などで検出する構成のいずれでも良い。
【0036】また、本例の携帯電話端末100は、パー
ソナルコンピュータ装置などの情報機器と通信を行うた
めのデータ通信用ポート126を備えて、そのポート1
26にインターフェース部144が接続してあり、イン
ターフェース部144を介してポート126と接続され
た相手側の機器と、CPU135及びデコーダ138が
通信をできるようにしてある。このポート126を使用
した外部の機器との通信では、例えば外部の機器からポ
ート126に供給されるオーディオデータを、デコーダ
138に供給して、記録(記憶)用に圧縮して、メモリ
カード装着部114に装着されたメモリカード10にそ
のデータを記憶させたり、或いはメモリカード10に記
憶されたオーディオデータを、デコーダ138で逆圧縮
し、そのデータをポート126に接続された機器に供給
すること等が可能である。また、無線電話回線を経由し
てこの端末が受信したデータを、CPU135の制御で
ポート126に供給して、外部の機器に供給したり、逆
に外部の機器からポート126に得られるデータを、C
PU135の制御で無線電話回線側に送出させることも
できる。
【0037】また、無線電話回線を経由してこの端末の
受信回路132が受信したオーディオデータなどの各種
データを、CPU135の制御で、メモリカード114
に記憶させることも可能としてある。この場合、受信し
たデータが既に記憶用にエンコードされたデータである
場合、デコーダ138でのエンコード処理を省略してメ
モリに書き込ませても良い。
【0038】このようにして、本例の携帯電話端末に
は、オーディオデータや音声データを記録(記憶)し再
生する機能部が内蔵されている。なお、本例の場合に
は、メモリカード10が装着部114から着脱自在であ
るので、例えば他のオーディオ機器でオーディオデータ
を記憶させたメモリカード10を、本例の携帯電話端末
100に装着して、再生させることも可能である。
【0039】次に、本例の携帯電話端末における着信時
の処理を、図5のフローチャートを参照して説明する。
まずCPU135は、着信検出回路132aで着信を検
出したか否か判断する(ステップS11)。着信を検出
しない場合には、ここでの処理に関しては、そのままで
待機する。
【0040】そして着信ありを検出した場合には、CP
U135はヘッドホン装置の装着の有無の判断、即ちヘ
ッドホン装置20のプラグ21が、ヘッドホンジャック
124に接続されているか否か判断する(ステップS1
2)。ここで、ヘッドホン装置20が接続されていない
と判断した場合には、通常の着信処理を実行する(ステ
ップS13)。ここでの通常の着信処理とは、予め設定
された着信音(呼び出し音)を鳴らし、そのオフフック
操作があったとき、着信音の出力を停止させて、端末1
00に取付けられたマイクロホン113とスピーカ12
2を使用した通話を開始させるための処理である。な
お、この通常時の着信処理時には、着信音を鳴らせる代
わりに、バイブレータ(図示せず)で端末本体を振動さ
せて、着信を知らせる場合もある。
【0041】そしてステップS12でヘッドホン装置の
接続があると判断すると、オーディオ再生機能部を利用
してメモリカード10に記憶されたオーディオデータ
(又は音声データ)を再生中であるか否か判断する(ス
テップS14)。ここで、再生中であると判断した場合
には、その再生を停止させる処理を行う(ステップS1
5)。そして、ステップS14で再生中でないと判断し
た場合と、ステップS15で再生を停止させた後には、
左チャンネル用アンプ145LのゲインをCPU135
が制御して、左チャンネルの出力端子124Lからの出
力をミューティングさせて、左チャンネルを無音状態に
設定する(ステップS16)。
【0042】そして、この状態で着信音(呼び出し音)
のデータをデコーダ138からデジタル/アナログ変換
器139に供給して、その着信音を出力させるためのア
ナログ信号を得、そのアナログ信号を右チャンネル用ア
ンプ145R及び右チャンネル用出力端子124Rを介
して、接続されたヘッドホン装置20の左チャンネル用
のヘッドホンユニット27Rに供給し、この左チャンネ
ル用のヘッドホンユニット27Rから着信音を出力させ
る(ステップS17)。左チャンネルのヘッドホンユニ
ット27Lについては、ミューティング状態であるの
で、着信音は出力されない。また、ここでは通常着信時
の設定として、着信音を鳴らすように設定されている場
合と、バイブレータを使用して振動で着信を知らせるよ
うに設定されている場合のいずれであっても、ヘッドホ
ン装着時にはヘッドホンからの着信音出力で着信を知ら
せるようにしてある。
【0043】そして、ステップS17で着信音を出力さ
せている状態で、オフフック操作があったか否かCPU
135が判断し(ステップS18)、オフフック操作が
ない場合には、着信状態が継続しているか否か判断し
(ステップS19)、着信状態が継続しているとき、ス
テップS17での着信音の出力を継続して行う。ここで
のオフフック操作としては、端末に配置されたキー入力
部111やジョグダイヤル部112の対応した操作の他
に、ヘッドホン装置20に取付けられたリモートコント
ロール部22内のキー24の操作により該当する操作が
行われるようにしても良い。
【0044】ステップS18でオフフック操作があった
と判断したときには、無線電話回線で接続された相手と
の通話処理に移り(ステップS20)、接続されたヘッ
ドホン装置20のヘッドホンユニット27Rとマイクロ
ホン26を使用した通話が行われる。このときには、ス
テップS16で左チャンネルを無音状態に設定してある
ので、右チャンネルのヘッドホンユニット27Rだけか
ら通話用音声が出力される。そして、通話を終了させる
終話状態になったか否か判断し(ステップS21)、終
話状態にならない限り、ステップS20での通話を継続
して行う。
【0045】そして、ステップS21で終話を検出した
とき、CPU135は左チャンネル用アンプ145Lの
ゲインを制御して、ミューティング状態を解除し(ステ
ップS22)、処理を終了する。また、ステップS19
で着信状態でなくなったと判断したときにも、ステップ
S22に移り、CPU135は左チャンネル用アンプ1
45Lのゲインを制御して、ミューティング状態を解除
して、着信処理を終了させる。
【0046】なお、このステップS22でミューティン
グ状態を解除した際には、ステップS15で停止させた
再生を再開させるようにしても良い。このときには、ス
テップS15で停止させた位置から、オーディオの再生
を再開させるいわゆるリジューム再生を行うようにして
も良い。或いは、再生を停止させた曲の先頭部分から再
度再生させても良い。
【0047】以上説明したようにヘッドホン装置が携帯
電話端末に接続されている際には、通話の処理がヘッド
ホン装置に内蔵されたスピーカとマイクロホンを使用し
て行われる。従って、内蔵されたオーディオ再生機能を
利用してオーディオなどを再生させている最中に、電話
の着信があった際には、ヘッドホン装置を外すことな
く、そのまま通話を開始させることができる。そして、
その通話時には、装着された2チャンネルのヘッドホン
ユニット27L,27Rの内の一方のチャンネルのユニ
ットだけから通話音声が出力されることになり、片耳だ
けを使用した自然な感覚で通話が行える。また、装着さ
れたヘッドホン装置20が密閉型のものでない限りは、
通話音声が聞こえない反対側の耳で使用者の周囲の音を
捕らえることもできるので、その点からも自然な使用感
で通話が行える。従って、左右2チャンネルのヘッドホ
ンを装着した状態であっても、端末に内蔵されたスピー
カとマイクロホンを使用して通話を行う場合と同様の使
用感で通話を行うことができる。
【0048】なお、ここまで説明した図5のフローチャ
ートの処理では、通話中の音声だけでなく、着信音の出
力についても一方のチャンネルだけから出力させるよう
にしたが、着信音については、ヘッドホン装置20の左
右のヘッドホンユニット27L,27Rから出力させる
ようにしても良い。
【0049】図6は、この場合の処理例を示したフロー
チャートである。ステップS11からステップS15の
処理までは、上述した図5の処理と同じであり、ここで
は説明を省略する。そして、ステップS14で再生中で
ないと判断した場合と、ステップS15で再生を停止さ
せた後には、着信音(呼び出し音)のデータをデコーダ
138からデジタル/アナログ変換器139に供給し
て、その着信音を出力させるためのアナログ信号を得、
そのアナログ信号を左右のチャンネルのアンプ145
L,145R及び左右のチャンネルの出力端子124
L,124Rを介して、接続されたヘッドホン装置20
の左右のチャンネルのヘッドホンユニット27L,27
Rに供給し、左右のチャンネルのヘッドホンユニット2
7L,27Rから着信音を出力させる(ステップS3
1)。
【0050】そして、ステップS31で着信音を出力さ
せている状態で、オフフック操作があったか否かCPU
135が判断し(ステップS32)、オフフック操作が
ない場合には、着信状態が継続しているか否か判断し
(ステップS33)、着信状態が継続しているとき、ス
テップS31での着信音の出力を継続して行う。
【0051】ステップS32でオフフック操作があった
と判断したときには、左チャンネル用アンプ145Lの
ゲインをCPU135が制御して、左チャンネルの出力
端子124Lからの出力をミューティングさせて、左チ
ャンネルを無音状態に設定する(ステップS34)。
【0052】そして次に、無線電話回線で接続された相
手との通話処理に移り(ステップS35)、接続された
ヘッドホン装置20のヘッドホンユニット27Rとマイ
クロホン26を使用した通話が行われる。このときに
は、ステップS34で左チャンネルを無音状態に設定し
てあるので、右チャンネルのヘッドホンユニット27R
だけから通話用音声が出力される。そして、通話を終了
させる終話状態になったか否か判断し(ステップS3
6)、終話状態にならない限り、ステップS35での通
話を継続して行う。
【0053】そして、ステップS36で終話を検出した
とき、CPU135は左チャンネル用アンプ145Lの
ゲインを制御して、ミューティング状態を解除し(ステ
ップS37)、処理を終了する。また、ステップS33
で着信状態でなくなったと判断したときにも、ステップ
S37に移り、CPU135は左チャンネル用アンプ1
45Lのゲインを制御して、ミューティング状態を解除
して、着信処理を終了させる。
【0054】この図6のフローチャートに示すように処
理されることで、上述した図5のフローチャートに示し
た処理の場合と同様に、ヘッドホンを装着したままでの
通話時には、片方のチャンネルだけで通話が行われるこ
とになり、端末本体に内蔵されたスピーカとマイクロホ
ンを使用した場合と同様の感覚で良好に通話が行える。
そしてこの図6のフローチャートに示した例の場合に
は、着信音については、ヘッドホン装置の左右2チャン
ネルのユニット27L,27Rから出力されるので、そ
れだけ着信音については使用者に確実に伝えることがで
きる。
【0055】なお、ここまで説明した例では、通話時に
音声が出力されるチャンネルは、一方のチャンネル(上
述した例では右チャンネル)に固定させた例としたが、
ユーザの操作による登録操作で、通話時に音声が出力さ
れるチャンネルを選択できるようにしても良い。図7
は、このチャンネルを選択して登録させる処理例を示し
たフローチャートである。
【0056】まず、CPU135は、所定のキー操作な
どによりチャンネル設定モードが選択されたか否か判断
する(ステップS41)。そして、チャンネル設定モー
ドが選択されたとき、通話チャンネルとして右チャンネ
ルが選択されたか否か判断し(ステップS42)、右チ
ャンネルが選択されたとき、左チャンネルをミューティ
ングさせるチャンネルとして、CPU135に接続され
たメモリに登録させる(ステップS43)。また、ステ
ップS42で、通話チャンネルとして右チャンネルが選
択されてない場合には、通話チャンネルとして左チャン
ネルが選択されたか否か判断する(ステップS44)。
ここで、左チャンネルが選択されたとき、右チャンネル
をミューティングさせるチャンネルとして、CPU13
5に接続されたメモリに登録させる(ステップS4
5)。また、ステップS44で左チャンネルが選択され
ない場合には、ここでの登録内容の更新を行わない。そ
して、図5のフローチャートのステップS16又は図6
のフローチャートのステップS34でミューティング処
理を行うとき、この処理で登録されたチャンネルを読み
出して、ミューティングさせるチャンネルを判断する。
【0057】このようにして、ヘッドホン装着時にミュ
ーティングさせるチャンネルが選択できることで、携帯
電話端末の使用者が普段通話時に使用している側の耳を
使用して通話が行えることになり、いずれも耳を通話に
使用しているユーザであっても、違和感無く通話できる
ようになる。
【0058】なお、図7のフローチャートに示したチャ
ンネル設定モードで、通話時に両方のチャンネル(即ち
両耳)を使用して通話できるモードを登録できるように
して、このモードを登録させたときには、ヘッドホン装
着時であっても、片方のチャンネルをミューティングし
ないようにしても良い。
【0059】なお、上述した実施の形態では、2チャン
ネルの内の一方のチャンネルだけから通話用音声を出力
させる処理として、デジタル/アナログ変換器の出力部
に接続されたアンプのゲインの制御によりミューティン
グさせる処理を行うようにしたが、その他の処理で出力
チャンネルを選択させるようにしても良い。
【0060】また、上述した実施の形態では、通話時に
はオーディオ再生部でのオーディオ再生を停止させるよ
うにしたが、オーディオ再生を継続させたままで、通話
を行うようにしても良い。この場合、オーディオの出力
レベルについては、ある程度制限されたレベルとし、通
話用の音声が明瞭に聞き取れるようにする処理などを行
うようにしても良い。
【0061】また、上述した実施の形態では、装着され
たメモリカードには、オーディオデータを記録(記憶)
させて、その記録されたオーディオデータを再生するよ
うにしたが、携帯電話端末が内蔵したマイクロホンが収
録した音声データや、電話として使用中の通話音声のデ
ータを、メモリカード内のメモリに記憶させて、必要な
ときに再生する音声記録再生装置としても良い。この場
合、記憶させるデータの処理としては、音楽などのオー
ディオデータを記憶させる場合のエンコード処理(圧縮
処理)とデコード処理(逆圧縮処理)と同じでも良い
が、会話用音声に適したより圧縮率の高いエンコード処
理やデコード処理を行うようにしても良い。この通話用
などの音声をメモリカードから再生させる場合にも、ヘ
ッドホンから2チャンネルで再生させるようにすれば良
い。なお、通話用などの音声については、元々のチャン
ネル数は1チャンネルのモノーラル信号であるのが一般
的であり、1チャンネルの場合には、その1チャンネル
の信号を左右のヘッドホンから同時に出力させることが
考えられる。
【0062】また、上述した実施の形態では、使用され
る記録媒体(記憶媒体)としてメモリカードを使用した
が、他の記録媒体を使用しても良い。また、メモリを記
憶媒体として使用する場合に、そのメモリが端末装置内
に予め組み込まれたものを使用して、交換できないよう
にしても良い。
【0063】また、上述した実施の形態では、通信端末
として無線電話回線を使用する携帯電話端末としたが、
基地局を介して接続された相手と通話を行うその他の無
線通信システム用の無線通信端末にも適用できるもので
ある。
【0064】
【発明の効果】本発明によると、再生機能を利用してオ
ーディオなどを再生させる際には、接続されたヘッドホ
ンから2チャンネルで出力させることができ、ヘッドホ
ンを使用して通話を行う際には、接続されたヘッドホン
のいずれか1つのチャンネルだけから通話用音声が出力
されるようになる。従って、2チャンネルのヘッドホン
を装着させたままでも、通常の通話時と同様に片方の耳
だけを使用した自然な使用感で通話が行えるようにな
る。
【0065】この場合、無線通信手段で着信を検出した
ときに鳴らせる着信音については、左右2チャンネルで
ヘッドホンから出力させるようにしたことで、着信音は
両方の耳に届くようになり、ヘッドホンを装着させたま
まで、使用者が着信を迅速かつ確実に検知できるように
なる。
【0066】また、無線通信手段で着信を検出したとき
に、再生処理手段で再生された音声又はオーディオのミ
ューティング処理を行うようにしたことで、着信音や通
話用の音声を、より確実に聞き取れるようになる。
【0067】さらに、通話用音声を出力させるいずれか
1つのチャンネルは、所定の操作に基づいて左右2チャ
ンネルの中から選択できるようにしたことで、利用者に
とって都合の良いチャンネルを選択することで、通信端
末装置としての使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による端末装置の例(開
いた状態)を示す斜視図である。
【図2】図1に示した例の端末装置を閉じた状態の表面
の例を示す斜視図である。
【図3】図1に示した例の端末装置を閉じた状態の裏面
の例を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態による端末装置の内部構
成の例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態による着信時の処理例を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態による着信音の別の処理
例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態によるチャンネル選択処
理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…メモリカード、20…ヘッドホン装置、22…リ
モートコントロール部、23…表示部、24…キー、2
5…ボリューム、26…マイクロホン、100…携帯電
話端末、110…第1筐体、111…キー入力部、11
3…マイクロホン、114…メモリカード装着部、12
0…第2筐体、121…アンテナ、122…スピーカ、
123…表示部、124…ヘッドホンジャック、124
L…左チャンネル用出力端子、124R…右チャンネル
用出力端子、124c…リモートコントロール用入出力
端子、124m…マイクロホン用入力端子、125…オ
ーディオ入力ジャック、126…データ通信用ポート、
132…受信回路、132a…着信検出回路、133…
音声処理部、134…送信回路、135…中央制御ユニ
ット(CPU)、138…デコーダ(エンコーダ)、1
39…デジタル/アナログ変換器、141…アナログ/
デジタル変換器、145L…左チャンネル用アンプ、1
45R…右チャンネル用アンプ
フロントページの続き Fターム(参考) 5D020 AD04 AD05 5K011 GA06 HA06 HA07 JA01 JA03 JA06 KA12 5K027 AA11 BB01 CC08 DD14 DD16 FF03 FF25 HH29 5K067 AA25 AA34 BB04 DD54 FF13 FF27 FF28 FF34 FF40 HH23 KK15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の局との間で無線通信を行う無線通
    信手段と、 上記無線通信手段で送信する音声データ及び受信した音
    声データの処理を行う通話用音声データ処理手段と、 音声データ又はオーディオデータを記憶した記憶媒体か
    らデータを再生する再生処理手段と、 左右2チャンネルを独立して出力可能なヘッドホンが接
    続可能で、接続されたヘッドホンから上記通話用音声デ
    ータ処理手段で処理された音声データの出力と、上記再
    生処理手段で再生されたデータの出力とが可能なヘッド
    ホン接続端子と、 上記ヘッドホン接続端子にヘッドホンが接続されたと
    き、上記再生処理手段で再生された音声データ又はオー
    ディオデータを、左右2チャンネルで出力させ、上記通
    話用音声データ処理手段で処理された音声データを、い
    ずれか1チャンネルだけから出力させる制御手段とを備
    えた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信端末装置において、 上記無線通信手段で着信を検出したとき、上記制御手段
    は上記ヘッドホン接続端子に接続されたヘッドホンか
    ら、左右2チャンネルで着信音を出力させるようにした
    通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信端末装置において、 上記無線通信手段で着信を検出したとき、上記制御手段
    は、上記再生処理手段で再生された音声又はオーディオ
    のミューティング処理を行うようにした通信端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の通信端末装置において、 上記制御手段の制御により、上記通話用音声データ処理
    手段で処理された音声データを出力させるチャンネル
    は、所定の操作に基づいて選択できるようにした通信端
    末装置。
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