JP2007235474A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補聴器利用者の、受話する左右いずれかの耳に応じて音声信号の送信先を制御できるようにする。
【解決手段】通話における音声信号を音声として出力するスピーカと、利用者の音声を音声信号に変換するマイクと、前記通話における音声信号を受信機に無線送信する送信手段と、利用者が左右のいずれかの耳で受話器を利用するかを特定する耳特定手段とを備え、前記送信手段は、前記通話における音声信号を前記耳特定手段により特定された耳に対応付けられた前記受信機に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電話装置に関し、特に利用者の利用状態に応じて受信機に音声信号を送信する電話装置に関する。
従来より、高齢者や聴覚不自由者など難聴者に対して、移動電話機にアダプタを取付けることで、移動電話の音声を拡大して聞くことができるような補聴器がある。しかしながら、移動電話を使用する場合にはアダプタを取付けなければならず、面倒である。また、そのアダプタを持ち歩かなければならず、使い勝手が悪い。このような問題点を解決するため、無線回線を介して音声を受信する無線部を補聴器に内蔵し、この補聴器に通話における音声信号を送信する発明が開示されている(特許文献1)。
特開2003−125496号公報
しかしながら、この従来の発明では、音声信号の送信先を選択することができないため、電話装置と対応する無線通信規格の無線部を内蔵する補聴器全てに音声信号を送信してしまう。その結果、利用者が補聴器を両耳に装着している場合や、利用者が補聴器を片耳だけ装着している場合、補聴器の利用者は、受話器を持ち換え(受話する耳を換え)ても本来聞こえてこないはずの耳から音声が聞こえてくる場合があり、違和感を感じることとなる。
そこで本発明は、補聴器利用者の、受話する左右いずれかの耳に応じて音声信号の送信先を制御する電話装置および受話器を提供することを目的とする。
本発明にかかる電話装置は、通話における音声信号を音声として出力するスピーカと、利用者の音声を音声信号に変換するマイクと、前記通話における音声信号を受信機に無線送信する送信手段と、利用者が左右のいずれかの耳で受話器を利用するかを特定する耳特定手段とを備え、前記送信手段は、前記通話における音声信号を前記耳特定手段により特定された耳に対応付けられた前記受信機に送信することを特徴とする。
ここで、前前記耳特定手段は、少なくとも前記スピーカを備えた受話器の傾きを検出する傾きセンサと、この傾きセンサの検出結果に基づいて前記利用者が左右のいずれかの耳で受信するかを特定する特定手段とを備えてもよい。
また、前記送信手段は、前記利用者の左右の耳ごと前記受信機の識別子を対応付けて記憶した記憶手段を有し、この記憶手段に記憶された前記識別子に基づいて、前記耳特定手段により特定された耳に対応付けられた前記受信機に前記音声信号を送信してもよい。
ここで、前記送信手段は、前記記憶手段において、前記耳特定手段により特定された耳に受信機の識別子が対応付けられていない場合は、前記スピーカに前記音声信号を送信してもよい。
本発明によれば、補聴器利用者の受話する左右いずれかの耳を特定し、その耳と対応する補聴器(受信機)にのみ音声信号を送信するので、補聴器利用者は違和感を感じることなく、通話を行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、電話装置1は、電話網400に電話回線500を介して接続された電話機本体100αと、この電話機本体100αとカールコード600を介して接続された接続された受話器200αとで構成されている。
この受話器200αは、補聴器300Rおよび300Lと無線回線700を介して接続されている。
ここでは、補聴器300Rは利用者の右耳に、補聴器300Lは、利用者の左耳にそれぞれ装着されているものとする。
なお、図1では、説明の便宜上、補聴器の構成例として、補聴器300Rのみを示し、補聴器300Lについては、(デザイン)外形上の差異があるのみで、基本的な内部構造は補聴器300Rと同様であるので、その具体的構成についての説明を適宜省略する。
まず、電話機本体100αの構成は次のようなものである。
電話機本体100αは、電話回線500を介して電話網400に接続するインターフェースである電話網I/F(InterFace 以下、「インターフェース」という。)110と、例えばダイヤルキーやオフフックボタン等、補聴器利用者が電話操作を行う入力手段である電話操作部120と、例えばディスプレイや点滅可能なボタン等、通話の状態を補聴器利用者に通知する表示手段である表示部130と、例えばACアダプタや電池等、電話機本体100αに電力を供給する電源部140と、カールコード600を介して受話器200αと接続するインターフェースである受話器I/F150と、制御部160αとを備えている。電話機本体100αは、電源部140から電力が供給されることで動作する。
制御部160αは、図示はしないが、CPUと主記憶装置を備え、この主装置記憶装置に記憶されたのプログラムを読み込んで実行することにより、プログラムと上記ハードウェアとが協働して、電話機能および受話器送信機能を有する。
この電話機能は、電話操作部120による補聴器利用者の電話操作に基づいて、電話網I/F110を用いて呼制御を行うことで、電話装置1を通話の状態にする機能である。
また、受話器送信機能は、電話網I/F110および受話器I/F150を用いて通話における音声信号を受話器200αに送信する機能である。
次に、受話器200αの構成について説明する。
受話器200αは、利用者の音声を音声信号に変換する入力手段であるマイク210と、入力された音声信号を音声として出力する出力手段であるスピーカ220と、カールコード600を介して電話機本体100αと接続するインターフェースである受話器I/F230と、無線回線700を介して補聴器300R、300Lと接続するインターフェースである無線I/F240αと、例えば3軸加速度センサ等、受話器200αの傾きを検出する傾きセンサ250と、例えばボタン等の入力手段である利用状態切替入力部260αと、音声信号の送信先を記憶する利用状態記憶部270αと、受話器200αの動作を制御する制御部280αとを備えている。
この無線回線700は、例えばブルートゥース(登録商標:Bluetooth)や無線LAN等、特定の対象と接続(ユニキャスト)が可能な伝送路である。
なお、説明の便宜上、無線回線700のうち、補聴器300Rとの無線伝送路として確立されたリンクをリンク700r、補聴器300Lとのリンクをリンク700lとする。
また、利用状態記憶部270αは、本発明における記憶手段に相当し、利用者の左右の耳ごとに補聴器の識別子を対応付けて記憶した記憶装置である。
図2は、利用状態記憶部が記憶するデータのデータ構造の一例を示す図である。
例えば、(a)は、右耳に補聴器300Rの識別子(キーコード)、左耳に補聴器300Lの識別子が対応付けて記憶されている。(b)は、右耳に補聴器300Rの識別子が対応付けて記憶されているが、左耳には、補聴器の識別子は記憶されていない。(c)は、左耳に補聴器300Lの識別子が対応付けて記憶されているが、右耳には、補聴器の識別子は記憶されていない。
利用状態記憶部270αには、利用者による利用状態切替入力部260αの操作により、上述した(a)〜(c)に示すのいずれかの状態が設定される。
また、上述した制御部280αは、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)と主記憶装置を備え、この主装置記憶装置または利用状態記憶部270αに記憶されたのプログラムを読み込んで実行することにより、プログラムと上記ハードウェアとが協働して、主記憶装置とともに特定制御部281αおよび送信制御部282αとして機能する。これら特定制御部281αおよび送信制御部282αは、制御部280αに設けられている。
特定制御部281αは、本発明における特定手段に相当し、傾きセンサ250を用いて補聴器利用者の受話する左右いずれかの耳を特定する機能部である。
送信制御部282αは、本発明における送信手段に相当し、電話回線500を介した通話における音声信号を特定制御部281αにより特定された耳に対応付けられた補聴器に送信し、この音声信号を音声として出力する機能部である。特定された耳と音声信号を送信する送信先については、後述する〔1−2 送信先決定方法〕にて詳しく述べる。
また、特定制御部281αと傾きセンサ250とを組合わせた耳特定部800αは、本発明における耳特定手段に相当する。耳特定部の動作手順は、後述する〔1−1 耳特定手段の動作手順〕にて詳しく述べる。
次に、補聴器300Rの構成について説明する。
補聴器300Rは、本発明における受信機に相当し、無線回線700を介して受話器200αと接続するインターフェースである無線I/F310と、受信した音声信号を増幅する機器である増幅器320と、増幅器320で増幅された音声信号を音声として出力する出力手段であるスピーカ330とを備えている。
また、補聴器300Rは、図示はしないが例えば電池等の電源部を有し、この電源部から電力が供給されることで動作する。
また、補聴器300Rは、無線I/F310を介して音声データを受信すると、この音声データを音声信号に変換し、この音声信号を増幅器320に送信する。増幅器320は、送信された音声信号を所定の音量まで増幅し、増幅した音声信号をスピーカ330に送信する。スピーカ330は、送信された音声信号を音声として出力する。
なお、補聴器300Lの構成については、(デザイン)外形上の差異があるのみで、基本的な内部構造および動作は補聴器300Rと同様であるので、その具体的構成についての説明を適宜省略する。
次に、本発明における耳特定手段に相当し、受話する左右のいずれかの耳を特定する「1−1 耳特定部の動作手順」と、送信制御部281αの〔1−2 送信先決定方法〕と、本実施の形態にかかる電話装置1の動作手順である〔1−3 電話装置の動作手順〕とについて図を参照しながら説明する。
〔1−1 耳特定手段の動作手順〕
図4は、耳特定部の動作手順を示すのフローチャートである。
特定制御部281αは、傾きセンサ250から出力された受話器200αの傾きを検出結果として受信する(S181)。
特定制御部281αは、この検出結果から受話する左右いずれかの耳かを特定可能か判断する(S182)。
本実施の形態では、傾きが±5°を超えると特定可能と判断するものとする。
ここで、この判断について図5を参照して説明する。
図5は、受話する左右いずれかの耳と受話器200αの傾きとの関係を表す図である。
この傾きセンサ250は、受話器の3次元情報(x、y、z)を検出することができるセンサである。例えば、x、y、z軸を、それぞれ直交し、y軸方向をスピーカ220の音声出力方向、z軸方向を鉛直方向と定義すると、特定制御部281αは、受話器200αのx軸方向の傾きから受話する耳を特定することができる。
例えば、(a−1)の図は、y軸方向からみた受話器200αの図である。そして、この図をz軸方向からみた図が(a−2)である。この図が示す状態では、受話器200αのx軸方向の傾きから、受話する耳は左耳であることがわかる。
また、(b−1)の図は、y軸方向からみた受話器200αの図である。そして、この図をz軸方向からみた図が(b−2)である。この図が示す状態では、受話器200αのx軸方向の傾きから、受話する耳は右耳であることがわかる。
したがって、特定制御部281αは、受話器200αのx軸の傾きである検出結果を得られれば、受話する左右いずれかの耳を特定可能と判断する。そして、特定制御部281αは、ここで特定された耳を仮特定とする。
受話する左右いずれかの耳が特定可能と判断する(S182:YES)と、特定制御部281αは、先の検出結果(S181)の受信より所定時間(例えば1秒)経過後の検出結果(S183)から特定した耳と仮特定した耳が同一か否か判断する(S184)。
その結果、特定制御部281αは、同一であると判断する(S184:YES)と、仮特定した耳を補聴器利用者が受話する左右いずれかの耳と特定する(S185)。
以上の動作手順により、特定制御部281αは、利用者の受話する左右いずれかの耳を特定することができる。
〔1−2 送信先決定方法〕
送信制御部282αは、利用状態記憶部270αに基づいて、特定制御部281αが特定した耳に対応する補聴器を音声信号の送信先とする。
この利用状態記憶部270αには、両耳それぞれに対応する補聴器を対応付けた状態が記憶されている。
以下、図2に示した例に基づいて送信先決定方法を説明する。
(a)の場合、特定制御部281αによって左耳が特定されると、送信制御部282αは、左耳に対応付けられた識別子に基づいて補聴器300L(キーコード:300L)との間にリンク700lを確立し、補聴器300Lに音声信号を送信する。一方、特定制御部281αによって右耳が特定されると、送信制御部282αは、右耳に対応付けられた識別子に基づいて補聴器300R(キーコード:300R)との間にリンク700rを確立し、補聴器300Rに音声信号を送信する。
(b)の場合、特定制御部281αによって左耳が特定されると、左耳に補聴器の識別子が対応付けられていないので、送信制御部282αは、スピーカ220に音声信号を送信する。一方、特定制御部281αによって右耳が特定されると、送信制御部282αは、右耳に対応付けられた識別子に基づいて補聴器300Rとの間にリンク700rを確立し、補聴器300Rに音声信号を送信する。
(c)の場合、特定制御部281αによって左耳が特定されると、送信制御部282αは、左耳に対応付けられた識別子に基づいて補聴器300Lとの間にリンク700lを確立し、補聴器300Lに音声信号を送信する。一方、特定制御部281αによって右耳が特定されると、右耳に補聴器の識別子が対応付けられていないので、送信制御部282αは、スピーカ220に音声信号を送信する。
以上のように、送信制御部282αは、利用状態記憶部270αに基づいて、特定制御部281αが特定した耳と対応する補聴器を送信先と決定する。
〔1−3 電話装置の動作手順〕
図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の着信動作手順を示すシーケンス図である。ここでは、図2(a)に示す利用状態記憶部270αにおける電話装置1の着信動作手順を示す。
電話機本体100αにおいて、電話網400から電話回線500を介して着信通知が入力される(S100)と、制御部160αは、利用者に着信を知らせる着信表示を表示部130に表示させる(S110)とともに、電話機本体100αが備えるスピーカ(図1に図示せず)を用いて着信鳴動させる。
受話器200αを用いてオフフックされる(S120)と、制御部160αは、電話操作入力部120によりこのオフフックを検出し、着信表示を終了させる(S130)とともに、着信鳴動を停止させる。そして、制御部160αは、利用者に通話の状態であることを知らせる通話表示を表示部130に表示させる(S140)。さらに、制御部160αは、電話回線500を介して電話網400に応答通知を行う(S150)。電話網400にこの応答通知が通知されると、電話網400と電話機本体100αの間に通話路が確立され、電話装置1は通話の状態となる。さらに、制御部160αは、オフフックを通知するオフフック信号と、通話における音声信号とをカールコード600を介して受話器200αに送信する(S160、S170)。
ここで、利用者が右耳で受話すると、上述した耳特定部の動作手順にしたがって、特定制御部281αが右耳と特定する(S180)と、送信制御部282αは、上述した送信先決定方法にしたがって、送信先をキーコード300Rとする。
そして、送信制御部282αは、信号が正しく届いて返答が行われるかを確認する相手サーチ信号を無線回線700を介して送信する(S190)。
相手サーチ信号を受信した補聴器300L、300Rは、自身の識別子であるキーコードを無線回線700を介して受話器200αに送信(S200、S210)し、音声信号の受信が可能であることを送信制御部282αに通知する。
受話器200αの送信制御部282αは、受信したキーコードのうち、特定された右耳に対応するキーコード(300R)と同じキーコードがあると、そのキーコードを送信した補聴器300Rとリンク700rを確立する(S220)。
そして、送信制御部282αは、無線回線I/F240を制御することにより、通話における音声信号を送信可能な音声データに変換し、リンク700rを介してこの音声データを補聴器300Rに送信する(S230)。この音声データを受信した補聴器300Rは、音声データを音声として出力する。
その後、利用者の受話する耳が左耳に替わった場合、上述した耳特定部の動作手順にしたがって、特定制御部281αは受話する耳を左耳と特定する(S240)。
送信制御部282αは、既に確立されたリンク700rを切断する切断信号を補聴器300Rに送信し、リンク700rを切断する(S250)。
この切断信号を受信した補聴器300Rは、音声出力を停止する。
そして、送信制御部282αは、上述したS190〜S230と同様に、送信先であるキーコード300Lである補聴器300Lとリンク700lを確立し(S260〜S290)、通話における音声信号を無線回線で送信可能な音声データに変換して、この音声データを補聴器300Lに送信する(S300)。
この音声データを受信した補聴器300Lは、音声データを音声として出力する。
なお、さらに、その後、利用者の受話する耳が右耳に替わった場合、上述した耳特定部の動作手順にしたがって、特定制御部281αは受話する耳を右耳と特定し、送信制御部282αは、S250と同様に、既に確立されたリンク700lを切断し、S190〜S230と同じ動作手順により補聴器300Rに音声信号を送信する。この音声データを受信した補聴器300Rは、音声データを音声として出力する。
電話機本体100αにおいて、受話器200αを用いてオンフックされる(S310)と、制御部160αは、電話操作入力部120によりこのオンフックを検出し、通話表示を終了させる(S320)。そして、制御部160αは、オンフックを通知するオンフック信号をカールコード600を介して受話器200αに送信する(S330)とともに、電話回線500を介して電話網400に終了通知を行う(S350)。電話網400にこの終了通知を通知すると、電話網400と電話機本体100αの間に通話路が切断され、電話装置1はアイドル(待機)状態となる。
一方、オンフック信号を受信した受話器200αの送信制御部282αは、リンク確立されている補聴器、例えば補聴器300Lに切断信号を送信(S340)し、リンク700lを切断する。
以上のように、本発明にかかる電話装置1または受話器200αによれば、補聴器利用者が受話する左右いずれかの耳を特定し、その耳で利用されている補聴器にのみ音声信号を送信するので、補聴器利用者は違和感を感じることなく、通話を行うことができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、電話装置2は、電話網400に電話回線500を介して接続された電話機本体100βと、この電話機本体100βとカールコード600を介して接続された接続された受話器200βとで構成されている。
この受話器200βは、補聴器300Rおよび300Lと無線回線700を介して接続されている。
ここでは、補聴器300Rは利用者の右耳に、補聴器300Lは、利用者の左耳にそれぞれ装着されているものとする。
なお、図6では、説明の便宜上、補聴器の構成例として、補聴器300Rのみを示し、補聴器300Lについては、(デザイン)外形上の差異があるのみで、基本的な内部構造は補聴器300Rと同様であるので、その具体的構成についての説明を適宜省略する。
まず、電話機本体100βの構成について説明する。
電話機本体100βは、図1で示した電話機本体100αと同様に、電話網I/F110と電話操作部120と表示部130と電源部140と受話器I/F150とを備えている。さらに、電話機本体100βは、無線回線700を介して補聴器300R、300Lと接続するインターフェースである無線I/F160βと、例えばボタン等の入力手段である利用状態切替入力部170βと、音声信号の送信先を記憶する利用状態記憶部180βと、電話機本体100βの動作を制御する制御部190βとを備えている。
利用状態記憶部180βは、本発明における記憶手段に相当し、図1の利用状態記憶部270αと同様に、利用者の左右の耳ごとに対応付けられた補聴器との関係を記憶した記憶装置である。
この利用状態記憶部180βには、利用者による利用状態切替入力部170βの操作により、上述した図2(a)〜(c)に示すいずれかの状態が設定される。
また、上述した制御部190βは、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)と主記憶装置を備え、この主装置記憶装置または利用状態記憶部180βに記憶されたのプログラムを読み込んで実行することにより、プログラムと上記ハードウェアとが協働して、主記憶装置とともに特定制御部191βおよび送信制御部192βとして機能する。これら特定制御部191βおよび送信制御部192βは、制御部190βに設けられている。
特定制御部191βは、本発明における特定手段に相当し、図1の特定制御部281αと同様に、傾きセンサ250を用いて補聴器利用者の受話する左右いずれかの耳を特定する機能部である。
送信制御部192βは、本発明における送信手段に相当し、図1の送信制御部282αと同様に、電話回線500を介した通話における音声信号を特定制御部191βにより特定された耳に対応付けられた補聴器に送信し、この音声信号を音声として出力する機能部である。特定された耳と音声信号を送信する送信先について、特定制御部191βは、補聴器利用者の耳と音声信号の送信先を記憶した利用状態記憶部180βの設定に基づいて行う。
また、特定制御部191βと傾きセンサ250とを組合わせた耳特定部800βは、本発明における耳特定手段に相当する。耳特定部の動作手順は、上述した耳特定手段の動作手順で述べたとおりである。
次に、受話器200βの構成について説明する。
受話器200βは、図1の受話器200αと同様に、マイク210とスピーカ220と、受話器I/F230と傾きセンサ250とを備えている。さらに、受話器200βは、制御部270βを備える。この制御部270βは、図示はしないが、CPUと主記憶装置を備え、この主装置記憶装置に記憶されたのプログラムを読み込んで実行することにより、プログラムと上記ハードウェアとが協働して、主記憶装置とともに、傾きセンサ250の検出結果をカールコード600を介して特定制御部191βに送信する。
また、補聴器300R、300Lの構成の説明は、図1での説明と同様なので、ここでは省略する。
次に、電話装置2の動作手順について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置の着信動作手順を示すシーケンス図である。ここでは、図2(a)に示す利用状態記憶部180βにおける電話装置2の着信動作手順を示す。
電話機本体100βにおいて、電話網400から電話回線500を介して着信通知が入力される(S400)と、制御部191βは、利用者に着信を知らせる着信表示を表示部130に表示させる(S410)とともに、電話機本体100βが備えるスピーカ(図1に図示せず)を用いて着信鳴動させる。
受話器200βを用いてオフフックされる(S420)と、制御部190βは、電話操作入力部120によりこのオフフックを検出し、着信表示を終了させる(S430)とともに、着信鳴動を停止させる。そして、制御部190βは、利用者に通話の状態であることを知らせる通話表示を表示部130に表示させる(S440)。さらに、制御部190βは、電話回線500を介して電話網400に応答通知を行う(S450)。電話網400にこの応答通知が通知されると、電話網400と電話機本体100βの間に通話路が確立され、電話装置2は通話の状態となる。
ここで、利用者が右耳で受話すると、上述した耳特定部の動作手順にしたがって、特定制御部191βが右耳と特定する(S460)と、送信制御部192βは、上述した送信先決定方法にしたがって、送信先をキーコード300Rとする。
そして、送信制御部192βは、信号が正しく届いて返答が行われるかを確認する相手サーチ信号を無線回線700を介して送信する(S470)。
相手サーチ信号を受信した補聴器300L、300Rは、自身の識別子であるキーコードを無線回線700を介して受話器200βに送信(S480、S490)し、音声信号の受信が可能であることを送信制御部192βに通知する。
受話器200βの送信制御部192βは、受信したキーコードのうち、特定された右耳に対応するキーコード(300R)と同じキーコードがある場合、そのキーコードを送信した補聴器300Rとリンク700rを確立する(S500)。
そして、送信制御部191αは、無線回線I/F160βを制御することにより、通話における音声信号を送信可能な音声データに変換し、リンク700rを介してこの音声データを補聴器300Rに送信する(S510)。この音声データを受信した補聴器300Rは、音声データを音声として出力する。
その後、利用者の受話する耳が左耳に替わった場合、上述した耳特定部の動作手順にしたがって、特定制御部191βは受話する耳を左耳と特定する(S520)。
送信制御部192は、既に確立されたリンク700rを切断する切断信号を補聴器300Rに送信し、リンク700rを切断する(S530)。
この切断信号を受信した補聴器300Rは、音声出力を停止する。
そして、送信制御部192βは、上述したS470〜S510と同様に、送信先であるキーコード300Lである補聴器300Lとリンク700lを確立し(S540〜S570)、通話における音声信号を無線回線で送信可能な音声データに変換して、この音声データを補聴器300Lに送信する(S580)。
この音声データを受信した補聴器300Lは、音声データを音声として出力する。
なお、さらに、その後、利用者の受話する耳が右耳に替わった場合、上述した耳特定部の動作手順にしたがって、特定制御部191βは受話する耳を右耳と特定し、送信制御部192βは、S530と同様に、既に確立されたリンク700lを切断し、S470〜S510と同じ動作手順により補聴器300Rに音声信号を送信する。この音声データを受信した補聴器300Rは、音声データを音声として出力する。
電話機本体100βにおいて、受話器200βを用いてオンフックされる(S590)と、制御部190βは、電話操作入力部120によりこのオンフックを検出し、通話表示を終了させる(S600)。そして、送信制御部192βは、リンク確立されている補聴器、例えば補聴器300Lに切断信号を送信(S610)し、電話回線500を介して電話網400に終了通知を行う(S620)。電話網400にこの終了通知を通知すると、電話網400と電話機本体100βの間に通話路が切断され、電話装置2はアイドル(待機)状態となる。
以上のように、本発明にかかる電話装置2によれば、補聴器利用者が受話する左右いずれかの耳を特定し、その耳で利用されている補聴器にのみ音声信号を送信するので、補聴器利用者は違和感を感じることなく、通話を行うことができる。
なお、上述した実施の形態では、着信動作を例に説明したが、発信動作においても、耳特定部および送信制御部は同様に動作する。
また、上述した実施の形態では、カールコード600によって電話機本体と受話器とが接続されているとしたが、コードレスによって接続されているとしてもよい。
また、上述した実施の形態では、傾きセンサ250を用いたが、受話する左右いずれかの耳を特定できるものであればよく、例えば、補聴器の無線電界強度を検出し、検出結果が所定の値を超える場合に、受話する耳を左右いずれかの耳と特定してもよい。
また、上述した実施の形態では、利用者の左右の耳ごとに補聴器の識別子を対応付けて記憶した利用状態記憶部の状態に応じて音声信号の送信先を決定したが、利用状態記憶部を用いず、ディップスイッチで音声信号の送信先を定めてもよい。
また、利用状態記憶部が記憶する左右の耳と補聴器のペアリングを変更できるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、利用状態切替入力部で利用状態記憶部を変更できるようにしたが、電話装置に利用状態切替入力部を設けず、利用状態記憶部を固定とした電話装置としてもよい。
また、上述した実施の形態では、特定の補聴器利用者が使用する例で説明したが、補聴器利用者毎に利用状態記憶部に記憶し、ボタン操作で利用者を選択できるようにすることにより、複数の人が電話装置を利用できるようになる。
また、例えば補聴器に対する音声信号の送信を停止する切替スイッチを設け、補聴器を利用しない人も使用できるようにしてよい。
また、上述した実施の形態では、補聴器を受信機の一例として用いたが、補聴器限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の構成を示すブロック図である。 利用状態記憶部が記憶するデータのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の着信動作手順を示すシーケンス図である。 耳特定部の動作手順を示すのフローチャートである。 受話する左右いずれかの耳と受話器の傾きとの関係を表す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置の着信動作手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
100α、β…電話機本体、110…電話網I/F、120…電話操作入力部、130…表示部、140…電源部、150…受話器I/F、160β…制御部、170β…利用状態切替入力部、180β…利用状態記憶部、190β…制御部、191β…特定制御部、192β…送信制御部、200α、β…受話器、210…マイク、230…受話器I/F、240…無線I/F、250…傾きセンサ、260α…利用状態切替入力部、270α…利用状態記憶部、280α…制御部、281α…特定制御部、282α…送信制御部、300R、L…補聴器、310…無線I/F、320…増幅器、330…スピーカ、400…電話網、500…電話回線、600…カールコード、700…無線回線、700r、l…リンク、800α、β…耳特定部。

Claims (4)

  1. 通話における音声信号を音声として出力するスピーカと、
    利用者の音声を音声信号に変換するマイクと、
    前記通話における音声信号を受信機に無線送信する送信手段と、
    利用者が左右のいずれかの耳で受話器を利用するかを特定する耳特定手段とを備え、
    前記送信手段は、前記通話における音声信号を前記耳特定手段により特定された耳に対応付けられた前記受信機に送信する
    ことを特徴とする電話装置。
  2. 請求項1に記載された電話装置であって、
    前記耳特定手段は、
    少なくとも前記スピーカを備えた受話器の傾きを検出する傾きセンサと、
    この傾きセンサの検出結果に基づいて前記利用者が左右のいずれかの耳で受信するかを特定する特定手段とを備える
    ことを特徴とする電話装置。
  3. 請求項1または2に記載された電話装置であって、
    前記送信手段は、
    前記利用者の左右の耳ごと前記受信機の識別子を対応付けて記憶した記憶手段を有し、
    この記憶手段に記憶された前記識別子に基づいて、前記耳特定手段により特定された耳に対応付けられた前記受信機に前記音声信号を送信する
    ことを特徴とする電話装置。
  4. 請求項3に記載された電話装置であって、
    前記送信手段は、
    前記記憶手段において、前記耳特定手段により特定された耳に受信機の識別子が対応付けられていない場合は、前記スピーカに前記音声信号を送信する
    ことを特徴とする電話装置。
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