JP4421572B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、親機と子機とを含んで構成され、親機が電話回線に接続され、子機が親機と無線によって通信可能である電話装置に関する。
従来の電話装置であるコードレス電話システムは、電話回線に接続される親機と、親機と無線によって通信可能な複数の子機とを含む。親機は、電話回線から呼出信号を受信すると、鳴動するとともに、各子機に対して呼出報知指令信号である鳴動信号を送信する。各子機は、親機から鳴動信号を受信すると、鳴動する。このようなコードレス電話システムでは、電話回線から呼出信号を受信すると、親機および全ての子機が鳴動する。
電話回線から呼出信号を受信したときに特定の子機だけが鳴動するようにしたい状況がある。このような状況であっても、前述のコードレス電話システムでは、特定の子機だけを選択的に鳴動させることができない。
特許文献1には、子機において設定操作を行った後、一定の時間の間に着信があると、その設定操作を行った子機のみに着信表示を行わせる技術が開示される。
特許文献1に開示される技術では、子機において設定操作を行った後、一定の時間を経過すると、設定は解除される。このような技術では、設定の解除のし忘れに伴う不具合を防止することができるけれども、設定を継続したいにも拘わらず、一定の時間を経過すると、その設定が解除されてしまい、使い勝手が悪いという問題がある。
特開平5−136857号公報
本発明の目的は、的確なタイミングで子機に対する優先呼出の設定を解除することができ、使い勝手が向上された電話装置を提供することである。
本発明は、電話回線に接続される親機と、親機と無線によって通信可能な複数の子機と、各子機を充電する1または複数の充電器とを含み、
各子機は、
優先呼出の設定要求を含む入力情報を入力するための入力部と、
充電器に子機が装着された状態では、その子機が装着状態であることを表す装着信号を出力し、充電器から子機が離脱された状態では、その子機が離脱状態であることを表す離脱信号を出力する着脱検出部と、
親機と無線通信するための子機通信部と、
呼出情報を報知する子機報知部と、
子機通信部によって呼出報知指令信号を親機から受信すると、子機報知部によって呼出情報を報知する子機制御部であって、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を親機に対して送信し、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を親機に対して送信する子機制御部とを有し、
親機は、
各子機と無線通信するための子機用親機通信部と、
電話回線を介して外部と通信するための外部用親機通信部と、
子機に対する優先呼出が設定されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、優先呼出が設定されている子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信し、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、各子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する親機制御部であって、子機用親機通信部によって優先呼出の設定指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出を設定し、子機用親機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出の設定を解除する親機制御部とを有することを特徴とする電話装置である。
また本発明は、親機は、呼出情報を報知する親機報知部をさらに有し、
親機制御部は、子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機報知部による呼出情報の報知を禁止し、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、親機報知部によって呼出情報を報知することを特徴とする。
また本発明は、電話回線に接続される親機と、親機と無線によって通信可能な子機と、子機を充電する充電器とを含み、
子機は、
優先呼出の設定要求を含む入力情報を入力するための入力部と、
充電器に子機が装着された状態では、その子機が装着状態であることを表す装着信号を出力し、充電器から子機が離脱された状態では、その子機が離脱状態であることを表す離脱信号を出力する着脱検出部と、
親機と無線通信するための子機通信部と、
呼出情報を報知する子機報知部と、
子機通信部によって呼出報知指令信号を親機から受信すると、子機報知部によって呼出情報を報知する子機制御部であって、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を親機に対して送信し、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を親機に対して送信する子機制御部とを有し、
親機は、
子機と無線通信するための子機用親機通信部と、
電話回線を介して外部と通信するための外部用親機通信部と、
呼出情報を報知する親機報知部と、
子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機報知部による呼出情報の報知を禁止し、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信し、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、親機報知部によって呼出情報を報知するとともに、子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する親機制御部であって、子機用親機通信部によって優先呼出の設定指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出を設定し、子機用親機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出の設定を解除する親機制御部とを有することを特徴とする電話装置である。
また本発明は、子機は、子機に対する優先呼出の設定状態情報を記憶する子機記憶部をさらに有し、
子機制御部は、
着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を送信するとともに、子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定中を表す情報にし、
着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、(a)子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定中を表すとき、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を送信するとともに、優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定解除中を表す情報にし、(b)子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すとき、子機通信部による優先呼出の設定解除指令信号の送信を禁止することを特徴とする。
また本発明は、着脱検出部は、充電器による子機への電力の供給がある状態では、装着信号を出力し、充電器による子機への電力の供給がない状態では、離脱信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、各子機において、子機制御部は、子機通信部によって呼出報知指令信号を親機から受信すると、子機報知部によって呼出情報を報知する。親機制御部は、子機に対する優先呼出が設定されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、優先呼出が設定されている子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する。したがって子機に対する優先呼出が設定されている状態では、優先呼出が設定されている子機において、呼出情報が報知される。また親機制御部は、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、各子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する。したがって優先呼出の設定が解除されている状態では、各子機において、呼出情報が報知される。
子機制御部は、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を親機に対して送信する。親機制御部は、子機用親機通信部によって優先呼出の設定指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出を設定する。このように優先呼出の設定要求が子機の入力部から入力されると、その子機に対する優先呼出が設定される。したがってユーザが所望するタイミングで、子機に対する優先呼出を設定することができる。
また子機制御部は、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を親機に対して送信する。親機制御部は、子機用親機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出の設定を解除する。このように着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、その子機に対する優先呼出の設定が解除される。したがって的確なタイミングで、子機に対する優先呼出の設定を解除することができる。
ユーザは、子機を使用するときは、その子機を充電器から離脱させる。ユーザは、子機の使用が終わると、その子機を充電器に装着し、充電器によってその子機を充電させる。このような点を踏まえて、本発明は、子機が充電器に装着されて、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、その子機に対する優先呼出の設定が解除されるように構成される。このように設定が解除されるので、設定の解除のし忘れに伴う不具合を防止することができ、また子機使用中のため、設定を継続したいにも拘わらず、その設定が解除されてしまうという不具合を防止することができる。したがって的確なタイミングで、子機に対する優先呼出の設定を解除することができ、使い勝手を向上させることができる。
また本発明によれば、親機制御部は、子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機報知部による呼出情報の報知を禁止し、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、優先呼出が設定されている子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する。したがって子機に対する優先呼出が設定されている状態では、優先呼出が設定されている子機において、呼出情報が報知される。また親機制御部は、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、親機報知部によって呼出情報を報知するとともに、各子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する。したがって優先呼出の設定が解除されている状態では、親機および各子機において、呼出情報が報知される。このように子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機において呼出情報が報知されないけれども、優先呼出の設定が解除されている状態では、親機においても呼出情報が報知されるので、利便性を向上させることができる。
また本発明によれば、子機において、子機制御部は、子機通信部によって呼出報知指令信号を親機から受信すると、子機報知部によって呼出情報を報知する。親機制御部は、子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機報知部による呼出情報の報知を禁止し、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する。したがって子機に対する優先呼出が設定されている状態では、子機において、呼出情報が報知される。また親機制御部は、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、親機報知部によって呼出情報を報知するとともに、子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する。したがって優先呼出の設定が解除されている状態では、親機および子機において、呼出情報が報知される。
子機制御部は、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を親機に対して送信する。親機制御部は、子機用親機通信部によって優先呼出の設定指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出を設定する。このように優先呼出の設定要求が子機の入力部から入力されると、その子機に対する優先呼出が設定される。したがってユーザが所望するタイミングで、子機に対する優先呼出を設定することができる。
また子機制御部は、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を親機に対して送信する。親機制御部は、子機用親機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出の設定を解除する。このように着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、その子機に対する優先呼出の設定が解除される。したがって的確なタイミングで、子機に対する優先呼出の設定を解除することができる。
ユーザは、子機を使用するときは、その子機を充電器から離脱させる。ユーザは、子機の使用が終わると、その子機を充電器に装着し、充電器によってその子機を充電させる。このような点を踏まえて、本発明は、子機が充電器に装着されて、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、その子機に対する優先呼出の設定が解除されるように構成される。このように設定が解除されるので、設定の解除のし忘れに伴う不具合を防止することができ、また子機使用中のため、設定を継続したいにも拘わらず、その設定が解除されてしまうという不具合を防止することができる。したがって的確なタイミングで、子機に対する優先呼出の設定を解除することができ、使い勝手を向上することができる。
また本発明によれば、子機制御部は、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を送信するとともに、子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定中を表す情報にする。
子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定中を表すとき、子機制御部は、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を送信するとともに、優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定解除中を表す情報にする。これに対して子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すとき、子機制御部は、子機通信部による優先呼出の設定解除指令信号の送信を禁止し、したがって着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化しても、優先呼出の設定解除指令信号が送信されない。
このように子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すとき、子機通信部による優先呼出の設定解除指令信号の送信が禁止されるので、不要な信号の送信が省略される。これによって無駄な電力の消費を抑えることができる。
また本発明によれば、着脱検出部は、充電器による子機への電力の供給がある状態では、装着信号を出力し、充電器による子機への電力の供給がない状態では、離脱信号を出力する。このような着脱検出部は、既存の構成によって実現することができ、したがって充電器に対する子機の着脱を検出するための構成が別途、設けられる場合に比べて、子機の構成を簡素化することができる。
図1は、本発明の実施の第1形態である電話装置1の構成を示す図である。本実施の形態の電話装置1は、コードレス電話システムによって実現される。電話装置1は、電話回線に接続される親機2と、親機2と無線によって通信可能な複数の子機3と、各子機3を充電する複数の充電器4とを含む。本実施の形態では、子機3と充電器4とは、一対一で対応する。各子機3には、これらの各子機3を識別するための識別情報である子機番号が割り当てられる。
図2は、電話装置1の電気的構成を示すブロック図である。各子機3の電気的構成は同一であるので、図2には、各子機3のうち1つについてだけ、その電気的構成を示す。各充電器4の電気的構成は同一であるので、図2には、各充電器4のうち1つについてだけ、その電気的構成を示す。子機3には、二次電池によって実現されるバッテリ10が設けられる。子機3は、バッテリ10からの電力によって駆動される。本実施の形態において、子機3を充電するとは、子機3に設けられるバッテリ10を充電することをいう。
子機3は、子機記憶部である記憶部11と、子機制御部である制御部12と、入力部であるキー入力部13と、着脱検出部である電源部14と、子機通信部である無線送受信部15と、電話回路16と、スピーカ17と、表示部18と、通話用マイク19と、通話用スピーカ20とを有する。スピーカ17および表示部18は、子機報知部を構成する。
記憶部11には、制御プログラムが記憶される。記憶部11には、制御プログラム以外に、親機2との無線通信を制御するための無線通信プログラム、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、および電話番号とその使用者とを関連付けた電話帳データなどの各種データが、記憶される。本実施の形態では、記憶部11には、子機3に対する優先呼出の設定状態情報がさらに記憶される。
制御部12は、中央演算処理装置(Central Processing Unit、略称CPU)によって実現される。制御部12は、記憶部11に記憶される制御プログラムに基づいて、子機3全体の制御を行う。
キー入力部13は、優先呼出の設定要求を含む入力情報を入力するために設けられる。キー入力部13は、電話番号を入力するためのダイヤルキー、内線通話のための内線キー、および各種機能を使用するためのファンクションキーを含む。本実施の形態では、キー入力部13は、優先呼出の設定要求を入力するためのキーをさらに含む。
電源部14は、接触端子を有する。電源部14の接触端子は、充電器4に子機3が装着されたときに、充電器4の接触端子に電気的に接続される。電源部14の接触端子と充電器4の接触端子とが電気的に接続されることによって、子機3に設けられるバッテリ10が充電される。
電源部14は、充電器4による子機3への電力の供給がある状態では、その子機3が装着状態であることを表す装着信号を出力し、充電器4による子機3への電力の供給がない状態では、その子機3が離脱状態であることを表す離脱信号を出力する。電源部14は、接触端子における電圧値または電流値を検出することによって、充電器4による子機3への電力の供給の有無を検出する。電源部14は、充電器4による子機3への電力の供給の有無を検出することによって、充電器4に対する子機3の着脱を検出する。このような電源部14は、既存の構成によって実現することができ、したがって充電器4に対する子機3の着脱を検出するための構成が別途、設けられる場合に比べて、子機3の構成を簡素化することができる。
無線送受信部15は、親機2と無線通信するために、アンテナ21を介して信号を送信および受信する。無線送受信部15は、送信すべき信号が、制御部12および電話回路16から与えられる。無線送受信部15は、受信した信号を、制御部12および電話回路16に与える。
電話回路16は、通話用マイク19からの音声信号を変調して、変調した音声信号を無線送受信部15に与える。また電話回路16は、無線送受信部15からの音声信号を復調して、復調した音声信号を通話用スピーカ20に与える。
スピーカ17は、呼出情報を報知するための呼出報知音を出力する。表示部18は、液晶表示装置などによって実現される。表示部18は、子機3の動作状態、操作メニュー、およびエラーメッセージなど、ユーザに対する各種情報を表示する。本実施の形態では、表示部18は、呼出情報を報知するための呼出報知画像をさらに表示する。
通話用マイク19は、ユーザの音声を取込み、音声信号として電話回路16に与える。通話用スピーカ20は、電話回路16から与えられた音声信号を音声として出力する。
親機2は、親機記憶部である記憶部31と、親機制御部である制御部32と、キー入力部33と、子機用親機通信部である無線送受信部35と、外部用親機通信部である電話回路36と、表示部38と、通話用マイク39と、通話用スピーカ40とを有する。
記憶部31には、制御プログラムが記憶される。記憶部31には、制御プログラム以外に、子機3との無線通信を制御するための無線通信プログラム、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、および電話番号とその使用者とを関連付けた電話帳データなどの各種データが、記憶される。本実施の形態では、記憶部31には、優先呼出の設定情報がさらに記憶される。
制御部32は、CPUによって実現される。制御部32は、記憶部31に記憶される制御プログラムに基づいて、親機2全体の制御を行う。
キー入力部33は、入力情報を入力するために設けられる。キー入力部33は、電話番号を入力するためのダイヤルキー、内線通話のための内線キー、および各種機能を使用するためのファンクションキーを含む。
無線送受信部35は、子機3と無線通信するために、アンテナ41を介して信号を送信および受信する。無線送受信部35は、送信すべき信号が、制御部32および電話回路36から与えられる。無線送受信部35は、受信した信号を、制御部32および電話回路36に与える。
電話回路36は、電話回線との接続インターフェースとして機能し、所定のプロトコルに則って外線通話における信号の送信および受信を行う。電話回路36は、通話用マイク39からの音声信号を変調して、変調した音声信号を、無線送受信部35および電話回線に与える。また電話回路36は、無線送受信部35からの音声信号および電話回線からの音声信号を復調して、復調した音声信号を、通話用スピーカ40に与える。
表示部38は、液晶表示装置などによって実現される。表示部38は、親機2の動作状態、操作メニュー、およびエラーメッセージなど、ユーザに対する各種情報を表示する。
通話用マイク39は、ユーザの音声を取込み、音声信号として電話回路36に与える。通話用スピーカ40は、電話回路36から与えられた音声信号を音声として出力する。通話用マイク39および通話用スピーカ40は、ハンドセットを構成する。
充電器4は、接触端子と、電源回路51とを有する。電源回路51は、商用交流電源52からの電力を充電に用いるために、商用交流電源52からの電力を、トランスおよび整流器などによって、充電に適した電圧値および電流値に調整する。
図3は、子機3の制御部12による優先呼出の設定動作を説明するためのフローチャートである。子機3の制御部12による優先呼出の設定動作は、電源部14から離脱信号を入力している状態で、ユーザによってキー入力部13が操作され、これによって優先呼出の設定要求がキー入力部13から入力されると、開始される。
優先呼出の設定動作が開始されると、ステップa1で、記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定中を表す情報にし、ステップa2に進む。ステップa2では、無線送受信部15によって優先呼出の設定指令信号を親機2に対して送信する。この後、優先呼出の設定動作が終了される。
本実施の形態では、ステップa1で、記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定中を表す情報にした後、ステップa2で、無線送受信部15によって優先呼出の設定指令信号を親機2に対して送信するけれども、この順序は逆であってもよい。この場合でも、同様の効果を達成することができる。
図4は、子機3の制御部12による優先呼出の設定解除動作を説明するためのフローチャートである。子機3の制御部12による優先呼出の設定解除動作は、電源部14からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、開始される。
優先呼出の設定解除動作が開始されると、ステップb1で、記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報を読出し、ステップb2に進む。ステップb2では、優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定中を表すか否かを判定する。
前記ステップb2において、優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定中を表すと判定すると、ステップb3に進む。ステップb3では、記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定解除中を表す情報にし、ステップb4に進む。ステップb4では、無線送受信部15によって優先呼出の設定解除指令信号を親機2に対して送信する。この後、優先呼出の設定解除動作が終了される。
前記ステップb2において、優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すと判定すると、無線送受信部15による優先呼出の設定解除指令信号の送信を禁止する。したがって無線送受信部15によって優先呼出の設定解除指令信号が送信されることなく、優先呼出の設定解除動作が終了される。
本実施の形態では、ステップb3で、記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定解除中を表す情報にした後、ステップb4で、無線送受信部15によって優先呼出の設定解除指令信号を親機2に対して送信するけれども、この順序は逆であってもよい。この場合でも、同様の効果を達成することができる。
図5は、親機2の制御部32による優先呼出の設定および設定解除に関連する動作を説明するためのフローチャートである。親機2の制御部32による優先呼出の設定および設定解除に関連する動作は、無線送受信部35によって、優先呼出の設定および設定解除に関連する信号が受信されると、開始される。
優先呼出の設定および設定解除に関連する動作が開始されると、ステップc1で、優先呼出の設定および設定解除に関連する信号が、優先呼出の設定指令信号であるか否かを判定する。
前記ステップc1において、優先呼出の設定および設定解除に関連する信号が、優先呼出の設定指令信号であると判定すると、ステップc2に進む。ステップc2では、記憶部31に記憶される優先呼出の設定情報を、優先呼出の設定指令信号を送信した送信元の子機3に対する優先呼出が設定されていることを表す情報にする。このとき記憶部31には、優先呼出が設定されていることを表す情報と、前記送信元の子機3の子機番号とが、互いに関連付けられて、優先呼出の設定情報として記憶される。このようにして、前記送信元の子機3に対する優先呼出が設定される。この後、優先呼出の設定および設定解除に関連する動作が終了される。
前記ステップc1において、優先呼出の設定および設定解除に関連する信号が、優先呼出の設定解除指令信号であると判定すると、ステップc4に進む。ステップc4では、記憶部31に記憶される優先呼出の設定情報を、優先呼出の設定が解除されていることを表す情報にする。このようにして、優先呼出の設定が解除される。この後、優先呼出の設定および設定解除に関連する動作が終了される。
図6は、親機2の制御部32による着信動作を説明するためのフローチャートである。親機2の制御部32による着信動作は、電話回路36によって電話回線からの呼出信号が受信されると、開始される。
着信動作が開始されると、ステップd1で、記憶部31に記憶される優先呼出の設定情報を読出し、ステップd2に進む。ステップd2では、優先呼出の設定情報に基づいて、優先呼出が設定されているか否かを判定する。
前記ステップd2において、優先呼出が設定されていると判定すると、ステップd3に進む。ステップd3では、優先呼出が設定されている子機3に対して、無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。この後、呼出信号の受信が終了すると、着信動作が終了される。
前記ステップd2において、優先呼出の設定が解除されていると判定すると、ステップd5に進む。ステップd5では、各子機3に対して、無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。この後、呼出信号の受信が終了すると、着信動作が終了される。
このような本実施の形態によれば、各子機3において、制御部12は、無線送受信部15によって呼出報知指令信号を親機2から受信すると、スピーカ17によって呼出報知音を出力するとともに、表示部18によって呼出報知画像を表示する。このようにして各子機3において、呼出情報が報知される。
親機2の制御部32は、子機3に対する優先呼出が設定されている状態では、電話回路36によって呼出信号を電話回線から受信すると、優先呼出が設定されている子機3に対して無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。したがって子機3に対する優先呼出が設定されている状態では、優先呼出が設定されている子機3において、呼出情報が報知される。
また親機2の制御部32は、優先呼出の設定が解除されている状態では、電話回路36によって呼出信号を電話回線から受信すると、各子機3に対して無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。したがって優先呼出の設定が解除されている状態では、各子機3において、呼出情報が報知される。
各子機3のうち1つで相手と通話中に、その通話が何らかの理由によって突然、切れた場合、たとえば相手が携帯電話機であり、無線障害によって通話が切れた場合、相手から電話の掛け直しを行う。このとき、全ての子機3において呼出情報が報知されると、通話に用いていた子機3とは異なる別の子機3と通話が成立するという不都合が起こることがあり、この場合、当初、通話に用いていた子機3への転送という手間を要するという問題がある。またこの場合、相手にとっても無駄な待ち時間を要し、余計な課金が発生するという問題がある。本実施の形態では、優先呼出が設定されることによって、前述の各問題を解決することができる。
またユーザが一時的に特定の場所から出ることができないときに、電話回線からの着信を受ける場合、ユーザがその場所へ子機3を持ち込むことがある。このとき、全ての子機3において呼出情報が報知されると、持ち込まれた子機3とは異なる別の子機3で、たとえば通話転送操作のできない子供が通話を成立させてしまうことがある。この場合、相手に迷惑をかけてしまうという問題がある。本実施の形態では、優先呼出が設定されることによって、前述の問題を解決することができる。
子機3の制御部12は、電源部14から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求がキー入力部13から入力されると、無線送受信部15によって優先呼出の設定指令信号を親機2に対して送信する。親機2の制御部32は、無線送受信部35によって優先呼出の設定指令信号を子機3から受信すると、その子機3に対する優先呼出を設定する。このように優先呼出の設定要求が子機3のキー入力部13から入力されると、その子機3に対する優先呼出が設定される。したがってユーザが所望するタイミングで、子機3に対する優先呼出を設定することができる。
また子機3の制御部12は、電源部14からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、無線送受信部15によって優先呼出の設定解除指令信号を親機2に対して送信する。親機2の制御部32は、無線送受信部35によって優先呼出の設定解除指令信号を子機3から受信すると、その子機3に対する優先呼出の設定を解除する。このように電源部14からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、その子機3に対する優先呼出の設定が解除される。したがって的確なタイミングで、子機3に対する優先呼出の設定を解除することができる。
ユーザは、子機3を使用するときは、その子機3を充電器4から離脱させる。ユーザは、子機3の使用が終わると、その子機3を充電器4に装着し、充電器4によってその子機3を充電させる。このような点を踏まえて、本実施の形態の電話装置1は、子機3が充電器4に装着されて、電源部14からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、その子機3に対する優先呼出の設定が解除されるように構成される。このように設定が解除されるので、設定の解除のし忘れに伴う不具合を防止することができ、また子機3の使用中のため、設定を継続したいにも拘わらず、その設定が解除されてしまうという不具合を防止することができる。したがって的確なタイミングで、子機3に対する優先呼出の設定を解除することができ、使い勝手を向上させることができる。
また本実施の形態によれば、子機3の制御部12は、電源部14によって充電器4による子機3への電力の供給がないことが検出されている状態で、優先呼出の設定要求がキー入力部13から入力されると、無線送受信部15によって優先呼出の設定指令信号を送信するとともに、記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定中を表す情報にする。
記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定中を表すとき、子機3の制御部12は、電源部14からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、無線送受信部15によって優先呼出の設定解除指令信号を送信するとともに、優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定解除中を表す情報にする。これに対して記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すとき、子機3の制御部12は、無線送受信部15による優先呼出の設定解除指令信号の送信を禁止し、したがって電源部14からの信号が離脱信号から装着信号に変化しても、優先呼出の設定解除指令信号が送信されない。
このように記憶部11に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すとき、無線送受信部15による優先呼出の設定解除指令信号の送信が禁止されるので、不要な信号の送信が省略される。これによって無駄な電力の消費を抑えることができる。
図7は、本発明の実施の第2形態である電話装置61の電気的構成を示すブロック図である。本実施の形態の電話装置61は、前述の第1形態の電話装置1に類似するので、同一の部分には同一の符号を付して、説明を省略する。本実施の形態では、親機2は、スピーカ37をさらに有する。スピーカ37は、呼出情報を報知するための呼出報知音を出力する。親機2の表示部38は、呼出情報を報知するための呼出報知画像をさらに表示する。このような親機2のスピーカ37および表示部38によって、親機報知部が構成される。
図8は、親機2の制御部32による着信動作を説明するためのフローチャートである。親機2の制御部32による着信動作は、電話回路36によって電話回線からの呼出信号が受信されると、開始される。
着信動作が開始されると、ステップe1で、記憶部31に記憶される優先呼出の設定情報を読出し、ステップe2に進む。ステップe2では、優先呼出の設定情報に基づいて、優先呼出が設定されているか否かを判定する。
前記ステップe2において、優先呼出が設定されていると判定すると、ステップe3に進む。ステップe3では、スピーカ37による呼出報知音の出力および表示部38による呼出報知画像の表示を禁止し、優先呼出が設定されている子機3に対して、無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。この後、呼出信号の受信が終了すると、着信動作が終了される。
前記ステップe2において、優先呼出の設定が解除されていると判定すると、ステップe5に進む。ステップe5では、スピーカ37によって呼出報知音を出力するとともに、表示部38によって呼出報知画像を表示し、さらに各子機3に対して、無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。この後、呼出信号の受信が終了すると、着信動作が終了される。
このような本実施の形態によれば、親機2の制御部32は、子機3に対する優先呼出が設定されている状態では、スピーカ37による呼出報知音の出力および表示部38による呼出報知画像の表示を禁止し、電話回路36によって呼出信号を電話回線から受信すると、優先呼出が設定されている子機3に対して無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。したがって子機3に対する優先呼出が設定されている状態では、優先呼出が設定されている子機3において、呼出情報が報知される。
また親機2の制御部32は、優先呼出の設定が解除されている状態では、電話回路36によって呼出信号を電話回線から受信すると、スピーカ37によって呼出報知音を出力するとともに、表示部38によって呼出報知画像を表示し、さらに各子機3に対して、無線送受信部35によって呼出報知指令信号を送信する。したがって優先呼出の設定が解除されている状態では、親機2および各子機3において、呼出情報が報知される。
このように子機3に対する優先呼出が設定されている状態では、親機2において呼出情報が報知されないけれども、優先呼出の設定が解除されている状態では、親機2においても呼出情報が報知されるので、利便性を向上させることができる。また本実施の形態では、前述の第1形態と同様の効果を達成することができる。
前述の第2形態では、子機3は複数、存在するけれども、本発明の実施の第3形態では、子機3は1つだけであってもよい。この場合でも、前述の第2形態と同様の効果を達成することができる。
前述の実施の各形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において構成を変更することができる。前述の第1および第2形態では、子機3と充電器4とが一対一で対応し、換言すれば、複数の子機3に対して同数の充電器4が存在するけれども、本発明の実施の第4形態では、充電器4の数が子機3の数よりも少なくてもよく、たとえば複数の子機3に対して充電器3が1つであってもよい。この場合には、充電器4に装着されない子機3に対して優先呼出が設定されたとき、ユーザによって子機3のキー入力部13が操作されて、優先呼出の設定解除要求が入力されると、子機3の制御部12は、無線送受信部15によって優先呼出の設定解除指令信号を親機2に対して送信するように構成される。
また前述の実施の各形態では、電源部14の接触端子と充電器4の接触端子とが電気的に接続されるけれども、本発明の実施の第5形態では、無接点充電方式であってもよい。一例として述べると、充電器4には一次コイルが設けられ、子機3には二次コイルが設けられ、充電器4の一次コイルと子機3の二次コイルとが、電磁誘導によって電気的に接続されてもよい。この場合、電源部14は、たとえば二次コイルからの出力の出力値を検出することによって、充電器4による子機3への電力の供給の有無を検出し、これによって充電器4に対する子機3の着脱を検出する。このような本実施の形態でも、前述の実施の各形態と同様の効果を達成することができる。
本発明の実施の第1形態である電話装置1の構成を示す図である。 電話装置1の電気的構成を示すブロック図である。 子機3の制御部12による優先呼出の設定動作を説明するためのフローチャートである。 子機3の制御部12による優先呼出の設定解除動作を説明するためのフローチャートである。 親機2の制御部32による優先呼出の設定および設定解除に関連する動作を説明するためのフローチャートである。 親機2の制御部32による着信動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第2形態である電話装置61の電気的構成を示すブロック図である。 親機2の制御部32による着信動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1,61 電話装置
2 親機
3 子機
4 充電器
11 子機3の記憶部
12 子機3の制御部
13 子機3のキー入力部
14 子機3の電源部
15 子機3の無線送受信部
16 子機3の電話回路
17 子機3のスピーカ
18 子機3の表示部
31 親機2の記憶部
32 親機2の制御部
35 親機2の無線送受信部
36 親機2の電話回路
37 親機2のスピーカ
38 親機2の表示部
51 電源回路

Claims (5)

  1. 電話回線に接続される親機と、親機と無線によって通信可能な複数の子機と、各子機を充電する1または複数の充電器とを含み、
    各子機は、
    優先呼出の設定要求を含む入力情報を入力するための入力部と、
    充電器に子機が装着された状態では、その子機が装着状態であることを表す装着信号を出力し、充電器から子機が離脱された状態では、その子機が離脱状態であることを表す離脱信号を出力する着脱検出部と、
    親機と無線通信するための子機通信部と、
    呼出情報を報知する子機報知部と、
    子機通信部によって呼出報知指令信号を親機から受信すると、子機報知部によって呼出情報を報知する子機制御部であって、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を親機に対して送信し、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を親機に対して送信する子機制御部とを有し、
    親機は、
    各子機と無線通信するための子機用親機通信部と、
    電話回線を介して外部と通信するための外部用親機通信部と、
    子機に対する優先呼出が設定されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、優先呼出が設定されている子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信し、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、各子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する親機制御部であって、子機用親機通信部によって優先呼出の設定指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出を設定し、子機用親機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出の設定を解除する親機制御部とを有することを特徴とする電話装置。
  2. 親機は、呼出情報を報知する親機報知部をさらに有し、
    親機制御部は、子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機報知部による呼出情報の報知を禁止し、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、親機報知部によって呼出情報を報知することを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 電話回線に接続される親機と、親機と無線によって通信可能な子機と、子機を充電する充電器とを含み、
    子機は、
    優先呼出の設定要求を含む入力情報を入力するための入力部と、
    充電器に子機が装着された状態では、その子機が装着状態であることを表す装着信号を出力し、充電器から子機が離脱された状態では、その子機が離脱状態であることを表す離脱信号を出力する着脱検出部と、
    親機と無線通信するための子機通信部と、
    呼出情報を報知する子機報知部と、
    子機通信部によって呼出報知指令信号を親機から受信すると、子機報知部によって呼出情報を報知する子機制御部であって、着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を親機に対して送信し、着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を親機に対して送信する子機制御部とを有し、
    親機は、
    子機と無線通信するための子機用親機通信部と、
    電話回線を介して外部と通信するための外部用親機通信部と、
    呼出情報を報知する親機報知部と、
    子機に対する優先呼出が設定されている状態では、親機報知部による呼出情報の報知を禁止し、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信し、優先呼出の設定が解除されている状態では、外部用親機通信部によって呼出信号を電話回線から受信すると、親機報知部によって呼出情報を報知するとともに、子機に対して子機用親機通信部によって呼出報知指令信号を送信する親機制御部であって、子機用親機通信部によって優先呼出の設定指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出を設定し、子機用親機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を子機から受信すると、その子機に対する優先呼出の設定を解除する親機制御部とを有することを特徴とする電話装置。
  4. 子機は、子機に対する優先呼出の設定状態情報を記憶する子機記憶部をさらに有し、
    子機制御部は、
    着脱検出部から離脱信号を入力している状態で、優先呼出の設定要求が入力部から入力されると、子機通信部によって優先呼出の設定指令信号を送信するとともに、子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定中を表す情報にし、
    着脱検出部からの信号が離脱信号から装着信号に変化すると、(a)子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定中を表すとき、子機通信部によって優先呼出の設定解除指令信号を送信するとともに、優先呼出の設定状態情報を、優先呼出設定解除中を表す情報にし、(b)子機記憶部に記憶される優先呼出の設定状態情報が優先呼出設定解除中を表すとき、子機通信部による優先呼出の設定解除指令信号の送信を禁止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電話装置。
  5. 着脱検出部は、充電器による子機への電力の供給がある状態では、装着信号を出力し、充電器による子機への電力の供給がない状態では、離脱信号を出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電話装置。
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