JP4356069B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コードレス電話装置、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)装置等の無線通信装置に関し、特に親機と、その親機に載置可能な無線無線子機とを有する無線通信装置における無線リンク確立手段に関する。
コードレス電話装置、無線LAN等の無線通信装置が普及している。コードレス電話装置、無線LAN装置等の無線通信装置では、データ通信に先立って無線リンクを確立する。このような無線通信装置は、良好な通信状態が維持される距離が無線通信装置の設置環境等により変わるため、一定の伝送品質を確保するためには電波法で規定されている最大レベルで無線リンクを確立し、通信を行うことが望ましい。しかし、大レベルの電波で通信を行うことは、ノートパソコンのようなバッテリーで駆動される機器に無線装置が実装されている場合は消費電力の増大による連続動作可能時間の短縮をもたらすため、好ましいことではない。逆に、小レベルの電波で通信を行うと、消費電力は節約できるものの環境変化に対応できない。
そこで、このような問題点を解決するため、無線リンク確立要求先ノードは、無線リンク確立要求元ノードから無線リンク確立要求信号を受けた場合、その無線リンク確立要求の電波の受信強度を検出して受信強度検知信号を無線リンク確立要求元ノードに通知し、無線リンク確立要求元ノードは受信強度検知信号によって、無線リンク確立要求先ノードへの送信電波出力を制御するようにした無線通信システムが提案されている(特許文献1参照)。この無線通信システムによれば、電力消費を抑えることができ、かつ環境変化にも対応できるとされる。
特開平7−312610公報
しかしながら、前記無線通信システムでは、無線リンク確立要求元ノードから無線リンク確立要求先ノードへ送信する無線リンク確立要求信号は最大レベルの信号であるため、無線リンク確立要求先ノードが無線リンク確立要求元ノードの至近距離に存在する場合には、無線リンク確立要求先ノードにおける受信強度が強すぎる(強入力)ためエラーになってしまうという問題点がある。特に、親機と、親機に載置可能な無線子機のように、通常は無線子機が親機の至近距離に存在する状態で無線リンク確立要求を行う無線装置の場合、問題が大きい。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、親機と、その親機と無線接続され、かつ親機に載置可能な無線子機とを備えた無線通信装置において、無線リンク確立要求信号の受信電波の強度を適切な強度にすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、親機と、その親機に載置可能な無線子機とからなり、前記親機あるいは前記無線子機が無線リンク確立要求信号を相手側に送信することで前記親機と前記無線子機間の無線リンクを確立した後に無線通信を行う無線通信装置であって、前記無線リンク確立の条件を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された電波強度の無線リンク確立要求信号で無線リンクを確立するリンク確立手段と、前記無線子機が前記親機に載置されているか否かを検出する載置状態検出手段とを備え、前記決定手段は、前記載置状態検出手段によって、前記無線子機が前記親機に載置されている状態から取り上げられたことが検出されたとき、前記無線リンク確立要求信号の電波強度を弱に決定することを特徴とする無線通信装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の無線通信装置において、無線通信時の電波強度を記憶する電波強度記憶手段と、無線通信の終了に応じて無線リンクを解放するリンク解放手段とを有し、前記決定手段は、前記リンク解放手段により無線リンクが解放され、かつ前記載置状態検出手段によって、前記無線子機が前記無線親機に載置されていないことが検出されているとき、前記無線リンク確立要求信号の電波強度を前記電波強度記憶手段に記憶されている前回の無線通信時の電波強度に決定することを特徴とする無線通信装置である。
請求項1、2に係る発明によれば、親機と、その親機と無線接続され、かつ親機に載置可能な無線子機とを備えた無線通信装置において、無線リンク確立要求信号の受信電波強度を適切な強度にすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明をボタン電話装置に適用した実施形態を示すブロック図である。
このボタン電話装置は、1本以上の電話回線4に接続された主装置1と、内線伝送路2を介して主装置1に接続されたN個(N≧2)のボタン電話機3-1 〜3-N とから構成されている。ボタン電話機3-1 〜3-N は、それぞれ親機30-1〜30-Nと、無線子機50-1〜50-Nとから構成されている。ボタン電話機3-1 の親機30-1と無線子機50-1とは対をなしており、互いの親子間通信が可能となるように予め設定されている。同様に、ボタン電話機3-2 ・・・3-N の親子の間も対をなしており、互いの親子間通信が可能となるように予め設定されている。これらの親子間通信は、予め設定された親子間のみ可能であり、他の親又は子と通信することは出来ない。また、親機30-1〜30-Nには、それぞれ無線子機50-1〜50-Nを載せる場所(以下、載置部と言う)を30-1a 〜30-Na を備えている。そして、無線子機50-1〜50-Nを載置部30-1a 〜30-Na に載せることで親機30-1〜30-Nからそれぞれ無線子機50-1〜50-Nに充電が行われると共にオンフック状態となり、載置部30-1a 〜30-Na から取り上げることで充電が停止されると共にオフフック状態となる。
主装置1は、電話回線4及びボタン電話機3-1 〜3-N の状態を管理し、この主装置1全体の制御等を行う制御部11と、電話回線4を終端制御する外線インターフェース部12と、内線伝送路2を介してボタン電話機3-1 〜3-N を収容する内線インターフェース部13と、外線インターフェース部12と内線インターフェース部13とを交換接続する交換処理部14と、制御部11での制御に必要な各種制御情報、外線情報及び内線情報を関連付けて記憶する記憶部15とを備えている。
図2及び図3は、それぞれ図1における親機及び無線子機の構成を示すブロック図である。図1において、各親機30-1〜30-Nは同じ構成を持ち、各無線子機50-1〜50-Nも同じ構成を持つので、以下、区別する必要がある場合を除き、親機30、無線子機50とする。
図2に示すように、親機30は、この親機30全体の制御等を行う親機制御部31と、それぞれが親機制御部31に接続された内線インターフェース部32、無線インターフェース部33、音声処理部34、表示部35、操作部36、記憶部37、給電部38及び載置検出部39を備えている。給電部38の出力側には、無線子機50に電力を供給するための端子40が設けられている。
内線インターフェース部32は、内線伝送路2を介して主装置1と通信を行い、無線インターフェース部33は無線回線を介して無線子機50と通信を行う。音声処理部34は、呼出音や各種報知音の発生、親機30で無線子機50を使用せずに通話を行う所謂スピーカホン機能の実現のための処理等を行う。表示部35はLCD等を有し、親機制御部31から送られる各種情報を表示する。操作部36は、ダイヤルキー、外線キー、フックスイッチ等の各種キーを備え、操作者がこれらのキーを用いて入力した情報を親機制御部31へ送る。記憶部37は、親機制御部31が各種処理を実行するときに使用するプログラム等が予め格納されているROM、親機制御部31が各種処理を実行するときに各種データ等を一時的に記憶するRAM、親機のID等を記憶するEEPROM等からなる。給電部38は、無線子機50が親機30に載置されているときに端子40を介して無線子機50に電力を供給する。載置検出部39は無線子機30が載置されているか否かを検出し、検出信号を親機制御部31へ送る。
図3に示すように、無線子機50は、この無線子機50全体の制御等を行う無線子機制御部51と、それぞれが無線子機制御部51に接続された無線インターフェース部52、音声処理部53、状態検出部56、記憶部57、表示部58及び操作部59を備えている。また、各部に電力を供給する電池54、及び親機30から端子60を介して供給される電力により電池54を充電する充電部55を備えている。
無線インターフェース部52は無線回線を介して親機30と通信を行う。音声処理部53は、図示されていないスピーカーやマイクを用いた音声通話機能、各種報知音等の生成機能を有する。状態検出部56は、例えば機械的なフックスイッチ、光電スイッチ等を用いてもよいし、親機30の端子40から無線子機50の端子60へ印加される電圧に基づいて検出する構成にしてもよい。記憶部57、表示部58、操作部59は、それぞれ親機30の記憶部37、表示部35、操作部36と同様に構成されている。
親機30と無線子機50との間の無線リンク確立動作は、親機30の無線インターフェース部33と無線子機50の無線インターフェース部52との間で行われる。無線リンクの状態(確立/解放)は無線インターフェース33及び52により検出されており、それぞれ親機制御部31及び無線子機制御部51へ送られている。無線リンクの確立は、親機30又は無線子機50のどちらかの無線インターフェース33又は52が無線リンク確立要求信号を相手側に送信することで行われる。無線リンク確立要求信号の送信電波強度及び無線通信の送信電波強度は例えば3段階に切換可能である。本実施形態では、このレベル切換は親機30と無線子機50の状態やメモリに記憶されている電波強度に応じて自動的に行われる。
次に、以上の構成を有する電話装置の無線リンク確立動作について図4乃至9を参照しながら説明する。ここで、図4は無線子機50を親機30に載せた状態から無線子機50を取り上げた場合、図5は無線子機50を親機30に載せた状態で親機30に着信があった場合、図6は無線子機50を用いて親機30の近くで通話を終了した後に親機30に載せないまま放置し、その後操作部59の操作を行った場合、図7は無線子機50を用いて親機30の近くで通話を終了した後に親機30に載せないまま放置し、その後親機30に着信があった場合、図8は無線子機50を用いて親機30の遠くで通話を終了した後に親機30に載せないまま放置し、その後操作部59の操作を行った場合、図9は無線子機50を用いて親機30の遠くで通話を終了した後に親機30に載せないまま放置し、その後親機30に着信があった場合の無線リンク確立動作を示している。以下、順番に説明する。
〔1〕無線子機を親機から取り上げた場合
図4に示すように、最初は親機30と無線子機50とは通信中である(ステップS1)。この状態では、ユーザは無線子機50を親機30から取り上げた後、その近くで親機30を介して外線又は内線通話を行っている。そして、ユーザが相手との通話を終了し、無線子機50を親機30の上に載せる(操作P1)と、無線子機50の状態検出部56により検出される。無線子機50の無線子機制御部51では、状態検出部56からの出力信号に基づいて、親機30に載置されたことを検出すると、その親機から供給される電力によって充電部55が電池54の充電を開始するように充電部55を制御するとともに、無線インターフェース部52から無線回線を介して、対をなしている親機30の無線インターフェース部33と通信を行い、載置されたことの検出をオンフックとみなして、親機30へ切断信号を送信する(ステップS2)。親機制御部31は、無線インターフェース部33を介して切断信号を受信すると、内線インターフェース部32及び内線2を経由して主装置1へその切断信号を送信するとともに、給電部38における給電を開始する。また、親機制御部31は、無線インターフェース部33を制御して無線子機50との間の無線リンクを解放する(ステップS3)。この無線リンク解放により、無線子機制御部51はスリープモードに入る。
次に、ユーザは無線子機50を用いて電話をかけるために、無線子機50を親機30の載置部30a から取り上げる(操作P2)。無線子機制御部51では、状態検出部56からの出力信号をチェックし、親機30から取り上げられたことを検出すると(ステップS4)、無線リンク確立要求信号の送信電波強度を”弱”に設定する(ステップS5)。これは、対をなしている親機30に直前迄載せられていたため、送信電波強度は”弱”でよいからである。そして、無線インターフェース部53から無線回線を介して親機30の無線インターフェース部33へ電波強度が”弱”の無線リンク確立要求信号を送信する(ステップS6)。次に、無線子機制御部51では、取り上げられたことをオフフックとみなし、電波強度が”弱”のオフフック通知信号を親機30へ送信する(ステップS7)。親機制御部31は、この通知信号を受信すると、内線インターフェース部32及び内線2を経由して主装置1へその電波強度が”弱”のオフフック通知信号を送信するとともに、給電部38における給電を停止する。以後の通信における送信電波強度は受信電波強度に応じて自動的に切換えられる。
〔2〕無線子機を親機に載せた状態で親機に着信があった場合
図5におけるステップS11、12、13及びP11は、それぞれ図4におけるステップS1、2、3及びP1と同じであるから、説明を省略する。
次に、親機30の内線インターフェース部32に対して主装置1から着信通知が送られてくると、親機制御部31は着信を検出する(ステップS14)。また、親機制御部31は載置検出部39の出力信号をチェックし、無線子機50が親機30に載っている、従って無線子機50が親機30に対して近くにあると判断すると(ステップS15)、無線リンク確立要求信号の送信電波強度を”弱”に設定する(ステップS16)。そして、無線インターフェース部33から無線回線を介して無線子機30の無線インターフェース部53へ電波強度が”弱”の無線リンク確立要求信号を送信する(ステップS17)。次いで、親機制御部31は電波強度が”弱”の着信通知信号を無線子機50へ送信する(ステップS18)。以後の通信における送信電波強度は受信電波強度に応じて自動的に切換えられる。
〔3〕無線子機を用いて親機の近くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置し、その後無線子機の操作を行った場合
図6に示すように、最初は無線子機50は親機30と通信中である(ステップS21)。このとき、ユーザは無線子機50を親機30から取り上げた後、その近くで親機30を介して外線又は内線通話を行っている。また、この通話の間、親機30及び無線子機50は、それぞれの無線インターフェース部33及び52において受信電波の強度を定期的(例、200msec毎)に検出しており、その受信電波強度は検出される毎に記憶部37及び57に記憶される。つまり、記憶部37及び57には、常に最新の受信電波強度が記憶された状態となる。
次に、無線子機50を用いて通話を行っていた使用者は通話を終了し、操作部59の終了ボタンを押す(操作P21)。無線子機制御部51は、このボタン操作を検出すると、無線インターフェース部52から無線回線を介して、親機30の無線インターフェース部33と通信を行い、親機30へ切断信号を送信する(ステップS22)。親機制御部31は、無線インターフェース部33を介して切断信号を受信すると、内線インターフェース部32及び内線2を経由して主装置1へその切断信号を送信するとともに、無線インターフェース部33を制御して無線子機50との間の無線リンクを解放する(ステップS23)。この無線リンク解放により、無線子機制御部51はスリープモードに入る。このとき、記憶部37及び57には、無線リンクを解放する前に検出された受信電波強度が保持されている。
次に、ユーザは無線子機50を用いて電話をかけるために、操作部59の開始ボタンを操作する(操作P22)。無線子機50の無線子機制御部51では、このボタン操作を検出すると、記憶部57に保持されている受信電波強度のデータをチェックする(ステップS24)。ここでは、無線子機を用いて親機の近くで通話を終了したので、記憶部57に保持されている受信電波強度は”弱”である。そこで、無線子機制御部51では、無線リンク確立要求信号の送信電波強度を”弱”に設定する(ステップS25)。そして、無線インターフェース部53から無線回線を介して親機30の無線インターフェース部33へ電波強度が”弱”の無線リンク確立要求信号を送信する(ステップS26)。次に、無線子機制御部51では、開始ボタンの操作をオフフックとみなし、電波強度が”弱”のオフフック通知信号を親機30へ送信する(ステップS27)。親機30の親機制御部31は、この通知信号を受け取ると、内線インターフェース部32及び内線2を経由して主装置1へそのオフフック通知信号を送信する。以後の通信における送信電波強度は受信電波強度に応じて自動的に切換えられる。
〔4〕無線子機を用いて親機の近くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置した状態で親機に着信があった場合
図7におけるステップS31、32、33及びP31はそれぞれ図6におけるステップS21、22、23及びP21と同じであるから、説明を省略する。
次に、親機30の内線インターフェース部32に対して主装置1から着信通知が送られてくると、親機制御部31は着信を検出する(ステップS34)。また、親機制御部31は、記憶部37に保持されている受信電波強度のデータをチェックする(ステップS35)。ここでは、無線子機を用いて親機の近くで通話を終了したので、記憶部37に保持されている受信電波強度は”弱”である。そこで、親機制御部31では、無線リンク確立要求信号の送信電波強度を”弱”に設定する(ステップS36)。そして、無線インターフェース部33から無線回線を介して無線子機50の無線インターフェース部53へ送信電波強度が”弱”の無線リンク確立要求信号を送信する(ステップS37)。次いで、親機制御部31は送信電波強度が”弱”の着信通知信号を無線子機50へ送信する(ステップS38)。以後の通信における送信電波強度は受信電波強度に応じて自動的に切換えられる。
〔5〕無線子機を用いて親機の遠くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置し、その後無線子機の操作を行った場合
図8における各ステップは、無線子機50の終了ボタンを操作する(操作P41)場所及び開始ボタンを操作する(操作P42)場所が、親機30から遠いこと以外は図6の対応するステップと同じである。従って、無線子機50の無線子機制御部51が開始ボタンの操作を検出したときに、記憶部57に記憶されている受信電波強度は”強”となり(ステップS44)、無線子機制御部51では、無線リンク確立要求信号の送信電波強度を”強”に設定する(ステップS45)。そして、無線インターフェース部53から無線回線を介して親機30の無線インターフェース部33へ送信電波強度が”強”の無線リンク確立要求信号を送信する(ステップS46)。次に、無線子機制御部51では、開始ボタンの操作をオフフックとみなし、送信電波強度が”強”のオフフック通知信号を親機30へ送信する(ステップS47)。親機制御部31は、この通知信号を受け取ると、内線インターフェース部32及び内線2を経由して主装置1へそのオフフック通知信号を送信する。以後の通信における送信電波強度は受信電波強度に応じて自動的に切換えられる。
〔5〕無線子機を用いて親機の遠くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置した状態で親機に着信があった場合
図9におけるステップS51、52、53及びP51はそれぞれ図8におけるステップS41、42、43及びP41と同じであるから、説明を省略する。
次に、親機30の内線インターフェース部32に対して主装置1から着信通知が送られてくると、親機制御部31は着信を検出する(ステップS54)。また、親機制御部31は、記憶部37に保持されている受信電波強度のデータをチェックする(ステップS55)。ここでは、無線子機を用いて親機の遠くで通話を終了したので、記憶部37に保持されている受信電波強度は”強”である。そこで、親機制御部31では、無線リンク確立要求信号の送信電波強度を”強”に設定する(ステップS56)。そして、無線インターフェース部33から無線回線を介して無線子機50の無線インターフェース部53へ送信電波強度が”強”の無線リンク確立要求信号を送信する(ステップS57)。次いで、親機制御部31は送信電波強度が”強”の着信通知信号を無線子機50へ送信する(ステップS58)。以後の通信における送信電波強度は受信電波強度に応じて自動的に切換えられる。
なお、以上の実施形態は、本発明をボタン電話装置に適用したものであるが、本発明は一般のコードレス電話機にも適用できる。
本発明をボタン電話装置に適用した実施形態を示すブロックである。 本発明の実施形態における親機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における無線子機の構成を示すブロック図である。 無線子機を親機に載せた状態から無線子機を取り上げた場合の無線リンク確立動作を示す図である。 無線子機を親機に載せた状態で親機に着信があった場合の無線リンク確立動作を示す図である。 無線子機を用いて親機の近くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置し、その後無線子機の操作を行った場合の無線リンク確立動作を示す図である。 無線子機を用いて親機の近くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置した状態で親機への着信があった場合の無線リンク確立動作を示す図である。 無線子機を用いて親機の遠くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置し、その後無線子機の操作を行った場合の無線リンク確立動作を示す図である。 無線子機を用いて親機の遠くで通話を終了した後に親機に載せないまま放置した状態で親機への着信があった場合の無線リンク確立動作を示す図である。
符号の説明
30・・・親機、31・・・親機制御部、32・・・内線インターフェース部、33,52・・・無線インターフェース部、37,57・・・記憶部、50・・・無線子機、56・・・状態検出部、59・・・操作部。

Claims (2)

  1. 親機と、その親機に載置可能な無線子機とからなり、前記親機あるいは前記無線子機が無線リンク確立要求信号を相手側に送信することで前記親機と前記無線子機間の無線リンクを確立した後に無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記無線リンク確立の条件を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された電波強度の無線リンク確立要求信号で無線リンクを確立するリンク確立手段と、前記無線子機が前記親機に載置されているか否かを検出する載置状態検出手段とを備え、前記決定手段は、前記載置状態検出手段によって、前記無線子機が前記親機に載置されている状態から取り上げられたことが検出されたとき、前記無線リンク確立要求信号の電波強度を弱に決定することを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1記載の無線通信装置において、
    無線通信時の電波強度を記憶する電波強度記憶手段と、無線通信の終了に応じて無線リンクを解放するリンク解放手段とを有し、前記決定手段は、前記リンク解放手段により無線リンクが解放され、かつ前記載置状態検出手段によって、前記無線子機が前記無線親機に載置されていないことが検出されているとき、前記無線リンク確立要求信号の電波強度を前記電波強度記憶手段に記憶されている前回の無線通信時の電波強度に決定することを特徴とする無線通信装置。
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