JP4293155B2 - コードレス電話機 - Google Patents

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本発明は、電話機制御技術に関し、特にコードレス電話機の親機に対する子機の誤載置を検出する誤載置検出技術に関する。
コードレス電話機には、呼制御機能を持つ親機と通話機能を持つハンドセット型の子機とが無線回線を介して接続されるカールコードレス電話機がある。通常、親機が網側からの電話回線やボタン電話装置などの電話システムの制御装置からの内線回線などの回線に接続され、ハンドセット型の子機が、組をなす親機の充電台に載置されて充電される。
この種のカールコードレス電話機では、親機と子機とを結ぶ無線インターフェースとして、例えばBluetooth(非特許文献1など参照)のような1対多接続が可能な無線方式を用いた場合、個々のカールコードレス電話機で親機子機の組み合わせを他と識別するため、予め当該カールコードレス電話機に固有の認証コードを親機と子機に登録して、両者を関連付けるための子機登録処理が行われる。
従来、このようなカールコードレス電話機において、親機のみを新たな親機に交換する際、旧親機と新親機とを専用のコネクタで接続して交換対象を特定し、これら両親機で特殊操作を行うことによりセキュリティ性を確保した上で、旧親機から新親機に対して認証コードを転送することにより、子機との関連付けを維持しつつ親機のみの交換を可能とするものとなっていた(例えば、特許文献1など参照)。
特開平7−75169号公報 www.bluetooth.org/spec/
しかしながら、前述した従来のコードレス電話機では、交換対象の特定やセキュリティ性の確保に、専用のコネクタや複雑な操作が必要となるため、子機との関連付けを維持しつつ利用者が容易に親機や子機の一方を交換できないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、専用のコネクタや複雑な操作を必要とすることなく親機または子機のいずれか一方を容易に交換できるコードレス電話機を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるコードレス電話機は、回線に接続されて呼制御を行う親機と、この親機と無線回線を介して接続されて回線を介して通話を行う子機とを有し、親機に前記子機が載置された状態で、無線回線を介して子機と親機との間で各種情報をやり取りすることによりこれら子機と親機とを組として関連付ける子機登録処理を行うコードレス電話機であって、子機は、無線回線を介して親機と無線通信を行う無線インターフェース部と、子機登録処理時に当該コードレス電話機に固有の認証コードを含む子機登録要求を無線インターフェース部から親機へ送信する子機制御部と、当該子機と当該子機が載置されている前記親機との距離に制限された伝搬距離を有する所定の無線信号を用いて近距離無線通信を行うことにより子機登録処理時に認証コードを親機へ送信する無線IDタグとを備え、親機は、無線回線を介して子機と無線通信を行う無線インターフェース部と、子機から無線信号により送信された認証コードを受信するタグインターフェース部と、無線インターフェース部で受信した子機からの子機登録要求に含まれる認証コードとタグインターフェース部で受信した認証コードとを比較し、その比較結果に応じて当該子機登録要求の成否を判断する親機制御部とを備えている。
この際、子機に、特定操作を検出する検出部をさらに備え、子機制御部では、検出部で特定操作が検出された場合に当該子機と組をなす親機の登録有無を確認し、その未登録に応じて子機登録処理を開始するようにしてもよい。
また、親機に、特定操作を検出する検出部をさらに備え、親機制御部では、検出部で特定操作が検出された場合に当該親機と組をなす子機の登録有無を確認し、その未登録に応じて子機登録処理の開始を指示する子機登録開始指示を無線インターフェース部から子機へ送信し、子機制御部で、無線インターフェース部で受信した親機からの子機登録開始指示に応じて子機登録処理を開始するようにしてもよい。
また、検出部で、特定操作として親機に対する子機の載置を検出するようにしてもよい。
本発明によれば、子機と当該子機が載置されている親機との距離に制限された伝搬距離を有する所定の無線信号を用いて子機の無線IDタグから近距離無線通信により送信されたコードレス電話機に固有の認証コードと、子機からの子機登録要求に含まれている認証コードを親機により比較し、その比較結果に応じて当該子機登録要求の成否を判断するようにしたので、親機に任意の子機が載置されている状態で、かつ無線IDタグの近距離無線通信が届く距離の子機からの子機登録要求が、親機で受け付けられて子機登録が行われる。
したがって、子機を交換する際、元の親機に新たな子機を載置するだけで、当該子機が親機と自動的に関連付けられ、親機の新たな子機として使用可能となる。これにより、従来のように専用のコネクタや複雑な操作を必要とすることなく子機を容易に交換できる。
また、組となる子機の未登録に応じて子機登録開始指示を親機から子機へ送信し、これに応じて子機で子機登録処理を開始するようにしたので、親機に載置されている子機からの子機登録要求に応じて子機登録を行うことができる。
したがって、親機を交換する際、新たな親機に元の子機を載置するだけで、当該子機が親機と自動的に関連付けられ、子機の新たな親機として使用可能となる。これにより、従来のように専用のコネクタや複雑な操作を必要とすることなく親機を容易に交換できる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の概略構成を示す説明図である。
このカールコードレス電話機は、呼制御機能を持つ親機1と通話機能を持つハンドセット型の子機2との組が無線回線3を介して接続される電話機である。
親機1は、網からの電話回線やボタン電話装置などの電話システムの制御装置(図示せず)からの内線回線などの回線1Lに接続される。親機1には、子機2を載置して充電などを行う載置場所として充電台1Aが設けられており、この充電台1Aに対する子機2の載置に応じて、子機2の充電端子2Bが親機1の充電端子1Bと電気的に接続され、これら充電端子1B,2Bを介した親機1からの給電により子機2内の電池が充電される。
また、親機1と子機2とを関連付けるための子機登録処理では、カールコードレス電話機に固有の認証コード(電話機識別情報)を含む子機2からの子機登録要求に応じて、親機1で予め記憶している認証コードと子機2から子機登録要求で通知された認証コードとを比較し、その一致に応じて親機1および子機2でその認証コードを両者間の無線通信に用いる認証コードとして登録する。
本実施の形態では、無線IDタグを子機2に設けるとともに、子機2の無線IDタグから通知された認証コードを受信するタグインターフェース部を親機1に設け、子機2から親機1に対する子機登録処理の際、カールコードレス電話機に固有の認証コードを子機2の無線IDタグから送信して親機1で受信し、この受信した認証コードと子機登録要求で子機2から親機1へ通知された認証コードとを比較することにより、当該子機登録要求の成否を判断するようにしたものである。
[親機]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の親機について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の親機の構成を示すブロック図である。
親機1には、回線インターフェース部(以下、回線I/F部という)10、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)11、音声処理部12、タグインターフェース部(以下、タグI/F部という)13、表示部14、操作入力部15、記憶部16、給電部17、載置検出部18、および親機制御部19が設けられている。
回線I/F部10は、網や電話システムの制御装置からの回線1Lを終端制御する回路部である。無線I/F部11は、無線回線3を介して子機2と無線通信を行う回路部である。音声処理部12は、親機1で子機2すなわちハンドセットを用いずに通話を行うためのスピーカホン機能や、着信あるいは誤載置発生などの各種状態を利用者に通知する各種報知音の生成機能を有する回路部である。タグI/F部13は、後述する子機2の無線IDタグから所定の無線信号で送信された認証コードを受信して親機制御部19へ出力する回路部である。
表示部14は、親機制御部19からの指示に基づきLEDやLCDを制御して、回線状態、着信あるいは誤載置発生などの各種状態を利用者に通知する各種表示を行う回路部である。操作入力部15は、利用者によるキー操作を検出する回路部である。記憶部16は、親機制御部19での処理動作に用いる、例えば当該カールコードレス電話機に固有の認証コードなどの各種情報やプログラムを記憶するメモリである。給電部17は、充電台1Aに載置された子機2の電池を充電するための電力を充電端子1Bから供給する回路部である。載置検出部18は当該親機1に対する子機2の載置有無を検出する回路部である。親機制御部19は、CPUなどのマイクロプロセッサを有し、記憶部16のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて親機1の各部を制御して、呼制御や子機登録処理を行う機能部である。
[子機]
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機の構成を示すブロック図である。
子機2には、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)21、音声処理部22、無線IDタグ23、表示部24、操作入力部25、記憶部26、充電部27、電池20、状態検出部28、および子機制御部29が設けられている。
無線I/F部21は、無線回線3を介して親機1とデータ通信を行う回路部である。音声処理部22は、スピーカやマイク(図示せず)を用いた音声通話機能や各種報知音の生成機能を有する回路部である。無線IDタグ(RFID:Radio Frequency IDentification)23は、所定の無線信号を用いて近距離無線通信を行うことにより、予め登録されている当該カールコードレス電話機に固有の認証コードを親機1へ送信する回路部である。表示部24は、無線回線3を介して親機1から受け取った指示に基づきLEDやLCDを制御して各種表示を行う回路部である。操作入力部25は、利用者によるキー操作を検出する回路部である。記憶部26は、子機制御部29での処理動作に用いる各種情報やプログラムを記憶するメモリである。
電池20は子機2の各部で用いる動作電源を蓄電する回路部である。充電部27は、充電端子2Bを介して親機1から供給された電力を電池20へ充電する回路部である。状態検出部28は、当該子機2のオンフック/オフフックの状態すなわち載置状態を検出する回路部である。子機制御部29は、CPUなどのマイクロプロセッサを有し、記憶部26のプログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて子機2の各部を制御して、通話制御や子機登録処理を行う機能部である。
状態検出部28については、公知技術として、親機1に対する子機2の載置により機械的に動作する例えばフックスイッチ、あるいは電気的に動作するフォトインタラプタなど、一般的なスイッチで実現される例もあり、親機1の載置検出部18でも同様のスイッチを用いてもよい。
また、状態検出部28として、親機1と子機2との間で充電動作に用いる充電端子1B,2B間の電気的接続を検出する例もあり、親機1の載置検出部18でも同様に電気的接続を検出するようにしてもよい。
この場合、充電端子1B,2B間の電気的接続により変化する電気量、例えば電流値や電圧値を、給電部17や充電部27から取り込み、その変化に応じて、親機1に対する子機2の載置有無を検出してもよい。
なお、子機2の電池20が満充電状態となった場合、親機1から子機2に対する充電電力はゼロとなる。したがって、例えば充電端子1B,2B間に常時所定値以上の電流を流しておく、あるいは所定の電位を印加しておくことにより、満充電状態であっても充電端子1B,2B間の電気的接続の有無を検出してもよい。
本実施の形態で用いる無線IDタグは、外部からの起動指示に応じて所定の無線信号により認証コードを送信するICチップから構成されており、物品の識別などに広く用いられている。この種の無線IDタグは、送信電力が小さく、送信電力を調整することにより無線信号の伝搬距離を制限できる。本実施の形態では、子機2が親機1に載置された距離で無線信号が子機2から親機1のタグI/F部13へ届く程度の近距離無線通信ができれば十分である。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機登録動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機登録動作を示すシーケンス図である。
カールコードレス電話機の親機1および子機2は、親機1に対する子機2の載置に応じて図4に示す子機登録動作を開始する。ここでは、元の親機1に新たな子機2を載置することにより、元の親機1に対する新たな子機2の子機登録処理を行う場合を例として説明する。
まず、子機2が親機1の充電台1Aに載置された場合(ステップ100)、親機1の充電端子1Bと子機2の充電端子2Bとが電気的に接続されて、親機1の給電部17で充電が開始され(ステップ101)、これに応じた親機1から子機2の充電部27へ電力供給により(ステップ102)、充電部27で電池20が充電される。
子機2の子機制御部29は、親機1への載置が状態検出部28で検出された場合(ステップ110)、無線I/F部21の内部メモリあるいは記憶部26を参照して有効な認証コードが登録されているか、すなわち当該子機2と組をなす親機1の登録有無を確認し(ステップ111)、すでに登録されている場合には(ステップ111:NO)、子機登録不要と判断して(ステップ112)、一連の子機登録処理を終了する。
一方、認証コードが未登録の場合(ステップ111:YES)、子機制御部29は、子機登録要求が必要であると判断し、次のような子機登録処理を開始する。
まず、子機制御部29は、例えば乱数などを用いて当該カールコードレス電話機あるいは当該子機登録処理に固有の認証コードを生成した後(ステップ113)、無線IDタグ23を起動し(ステップ114)、生成した認証コードを無線IDタグ23から無線信号により送信する(ステップ115)。また、生成した認証コードを含む子機登録要求を無線I/F部21から無線回線3を介して親機1へ送信する(ステップ116)。
親機1は、子機2の無線IDタグ23から無線信号により送信された認証コードをタグI/F部13で受信するとともに、無線回線3を介して子機2からの子機登録要求を無線I/F部11で受信する。
親機制御部19は、これらタグI/F部13で受信された認証コードと無線I/F部11で受信された認証コードを比較する(ステップ120)。
ここで、両認証コードが一致した場合(ステップ121:YES)、親機制御部19は、当該子機登録要求が親機1に載置されている子機2からの子機登録要求であることから当該子機登録は成功したと判断し、当該認証コードを含む登録成功を無線I/F部11から無線回線3を介して子機2へ送信する(ステップ122)。これにより、親機制御部19で、当該親機1と組をなす子機2の認証コードとして無線I/F部11や記憶部16に当該認証コードが登録されるとともに、子機制御部29で、当該子機2と組をなす親機1の認証コードとして無線I/F部21や記憶部26に当該認証コードが登録され(ステップ123)、一連の子機登録処理が終了する。
一方、ステップ121において、両認証コードが一致しなかった場合(ステップ121:NO)、親機制御部19は、当該子機登録要求の失敗を示す登録失敗を無線I/F部11から無線回線3を介して子機2へ送信し(ステップ130)、一連の子機登録処理を終了する。この登録失敗の通知に応じて、子機制御部29は、表示部24を制御して子機登録の失敗を示すエラー表示を行い、あるいは音声処理部22を制御して子機登録の失敗を示すエラートーンを出力し(ステップ131)、一連の子機登録処理を終了する。
このように、本実施の形態は、無線IDタグ23を子機2に設けるとともに、子機2の無線IDタグ23から通知された認証コードを受信するタグI/F部13を親機1に設け、子機2から親機1に対する子機登録処理の際、カールコードレス電話機に固有の認証コードを子機2の無線IDタグから近距離無線通信で送信して親機1で受信し、この受信した認証コードと子機登録要求で子機2から親機1へ通知された認証コードとを比較することにより、当該子機登録要求の成否を判断するようにしたので、親機1に任意の子機が載置されている状態で、かつ無線IDタグ23の近距離無線通信が届く距離の子機2からの子機登録要求が、親機1で受け付けられて子機登録が行われる。
したがって、子機2を交換する際、元の親機1に新たな子機2を載置するだけで、当該子機2が親機1と自動的に関連付けられ、親機1の新たな子機2として使用可能となる。これにより、従来のように専用のコネクタや複雑な操作を必要とすることなく子機を容易に交換できる。
また、無線IDタグ23で行われる近距離無線通信の伝搬距離を、親機1の近傍、例えば個々のカールコードレス電話機の親機が設置される間隔以下の距離、さらには親機1に子機2が載置された状態での距離に制限することにより、子機登録処理について高い安定性を得ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるカールコードレス電話機について説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態にかかるカールコードレス電話機での子機登録動作を示すシーケンス図であり、前述の図4と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
前述した第1の実施の形態では、子機を交換する場合の子機登録処理を例として説明したが、本実施の形態では、親機を交換する場合の子機登録処理について説明する。なお、親機1および子機2の構成については、前述した図1と同様であり、ここでの説明は省略する。
まず、子機2が親機1の充電台1Aに載置された場合(ステップ100)、親機1の充電端子1Bと子機2の充電端子2Bとが電気的に接続されて、親機1の給電部17で充電が開始され(ステップ101)、これに応じた親機1から子機2の充電部27へ電力供給により(ステップ102)、充電部27で電池20が充電される。
親機1の親機制御部19は、載置検出部18での子機2の載置検出に応じて、無線I/F部11の内部メモリあるいは記憶部16を参照して有効な認証コードが登録されているか、すなわち当該親機1と組をなす子機2の登録有無を確認し(ステップ140)、すでに登録されている場合には(ステップ140:NO)、子機登録不要と判断して(ステップ141)、一連の子機登録処理を終了する。
一方、認証コードが未登録の場合(ステップ140:YES)、親機制御部19は、子機登録要求が必要であると判断し、子機2での子機登録処理の開始を指示する子機登録開始指示を無線I/F部11から無線回線3を介して子機2へ送信する(ステップ142)。
これに応じて、子機2は、無線I/F部21により、親機1からの子機登録開始要求を受信する。子機制御部29は、無線I/F部21での子機登録開始指示の受信に応じて、前述した図4とステップ112以降と同様の子機登録処理を開始する。
これにより、親機制御部19で、当該親機1と組をなす子機2の認証コードとして無線I/F部11や記憶部16に当該認証コードが登録されるとともに、子機制御部29で、当該子機2と組をなす親機1の認証コードとして無線I/F部21や記憶部26に当該認証コードが登録され(ステップ123)、一連の子機登録処理が終了する。
このように、本実施の形態では、親機1の親機制御部19により、載置検出部18による子機2の載置検出に応じて、子機が未登録の場合には、子機に対して子機登録処理の開始を指示し、これに応じ子機2で子機登録を開始するようにしたので、親機1に載置されている子機2からの子機登録要求に応じて子機登録を行うことができる。
したがって、親機1を交換する際、新たな親機1に元の子機2を載置するだけで、当該子機2が親機1と自動的に関連付けられ、子機2の新たな親機1として使用可能となる。これにより、従来のように専用のコネクタや複雑な操作を必要とすることなく親機を容易に交換できる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態にかかるカールコードレス電話機について説明する。
前述した第1および第2の実施の形態では、親機1に対する子機2の載置を契機として子機登録処理を開始する場合を例として説明した。本実施の形態では、子機2を親機1に近接させた状態で子機登録処理を開始する場合について説明する。なお、親機1および子機2の構成については、前述した図1と同様であり、ここでの説明は省略する。
本実施の形態の場合、例えば第1の実施の形態(図4参照)で説明した子機2を交換する場合の子機登録処理では、交換した新たな子機2を元の親機1と無線IDタグ通信が可能な距離に近接させた状態で、子機2において例えば子機2の電源投入や特殊キー操作などの特定の操作を行う。これに応じて、図4のステップ100〜102,110を省略し、ステップ111で子機2によりその特定操作を検出するとともにペアリングが未登録の場合、ステップ113以降の処理を実行すればよい。
また、第2の実施の形態(図2参照)で説明した親機1を交換する場合の子機登録処理では、元の子機2を交換した新たな親機1と無線IDタグ通信が可能な距離に近接させた状態で、親機1において親機1の電源投入や特殊キー操作などの特定の操作を行う。これに応じて、図5のステップ100〜102,110を省略し、ステップ140で親機1によりその特定操作を検出するとともにペアリングが未登録の場合、ステップ142以降の処理を実行すればよい。
このように、本実施の形態では、特定の操作に基づき子機と親機の登録有無を確認し、その未登録に応じて子機登録処理を開始するようにしたので、親機に対して子機を載置することなく、任意の特定操作で子機登録処理を開始できる。
[各実施の形態の拡張]
以上の各実施の形態において、子機2で子機登録を開始する他の条件として、親機1への給電開始直後のみ子機登録処理を行うという条件を追加してもよく、不要な誤登録をより正確に抑止できる。
例えば、各実施の形態において、親機1での給電開始に応じて子機登録開始指示を子機2へ送信し、この子機登録開始指示を受信した時点で、子機制御部29が、親機1への載置および親機1の未登録を確認し、子機登録処理を開始するようにしてもよい。
また、親機1への給電開始から最初の子機登録要求のみ、あるいは給電開始から所定期間内での子機登録要求だけ、子機制御部19で受け付けるようにしてもよい。
また、各実施の形態では、親機に呼制御機能や操作機能を持ち子機をハンドセットとして制御するカールコードレス電話機に適用した場合を例として説明したが、これら限定されるものではない。例えば親機が基本的な中継機能だけを持ち、子機が電話機として呼制御機能や操作機能を持つような他の構成のコードレス電話機にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の概略構成を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の親機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機登録動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるカールコードレス電話機の子機登録動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…親機、1A…充電台、1B…充電端子、1L…回線、10…回線I/F部、11…無線I/F部、12…音声処理部、13…タグI/F部、14…表示部、15…操作入力部、16…記憶部、17…給電部、18…載置検出部、19…親機制御部、2…子機、2B…充電端子、20…電池、21…無線I/F部、22…音声処理部、23…タグI/F部、24…表示部、25…操作入力部、26…記憶部、27…充電部、28…状態検出部、29…子機制御部、3…無線回線。

Claims (4)

  1. 回線に接続されて呼制御を行う親機と、この親機と無線回線を介して接続されて前記回線を介して通話を行う子機とを有し、前記親機に前記子機が載置された状態で、前記無線回線を介して前記子機と前記親機との間で各種情報をやり取りすることによりこれら子機と親機とを組として関連付ける子機登録処理を行うコードレス電話機であって、
    前記子機は、前記無線回線を介して前記親機と無線通信を行う無線インターフェース部と、前記子機登録処理時に当該コードレス電話機に固有の認証コードを含む子機登録要求を前記無線インターフェース部から前記親機へ送信する子機制御部と、当該子機と当該子機が載置されている前記親機との距離に制限された伝搬距離を有する所定の無線信号を用いて近距離無線通信を行うことにより前記子機登録処理時に前記認証コードを前記親機へ送信する無線IDタグとを備え、
    前記親機は、前記無線回線を介して前記子機と無線通信を行う無線インターフェース部と、前記子機から無線信号により送信された認証コードを受信するタグインターフェース部と、前記無線インターフェース部で受信した前記子機からの子機登録要求に含まれる認証コードと前記タグインターフェース部で受信した認証コードとを比較し、その比較結果に応じて当該子機登録要求の成否を判断する親機制御部とを備える
    ことを特徴とするコードレス電話機。
  2. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記子機は、特定操作を検出する検出部をさらに備え、
    前記子機制御部は、前記検出部で前記特定操作が検出された場合に当該子機と組をなす親機の登録有無を確認し、その未登録に応じて前記子機登録処理を開始する
    ことを特徴とするコードレス電話機。
  3. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記親機は、特定操作を検出する検出部をさらに備え、
    前記親機制御部は、前記検出部で前記特定操作が検出された場合に当該親機と組をなす子機の登録有無を確認し、その未登録に応じて前記子機登録処理の開始を指示する子機登録開始指示を前記無線インターフェース部から前記子機へ送信し、
    前記子機制御部は、前記無線インターフェース部で受信した前記親機からの子機登録開始指示に応じて前記子機登録処理を開始する
    ことを特徴とするコードレス電話機。
  4. 請求項1に記載のコードレス電話機において、
    前記検出部は、前記特定操作として前記親機に対する前記子機の載置を検出することを特徴とするコードレス電話機。
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