JP2004349791A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末機の電源である2次電池を充電すると共に、通信機器本体(親機)に付属する子機と携帯端末機との間のデータ送受信も行う通信システムを目的とする。
【解決手段】電話番号等のデータを携帯端末機11との間で送受信する子機21を付属する通信機器本体(親機)41と、充電台31とを有し、充電台31は、携帯端末機11と子機21を充電するための携帯端末機用電力供給部32と子機用電力供給部33とを備え、携帯端末機11と子機21の充電を行うと共に、携帯端末機11と子機21との間のデータの送受信を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】電話番号等のデータを携帯端末機11との間で送受信する子機21を付属する通信機器本体(親機)41と、充電台31とを有し、充電台31は、携帯端末機11と子機21を充電するための携帯端末機用電力供給部32と子機用電力供給部33とを備え、携帯端末機11と子機21の充電を行うと共に、携帯端末機11と子機21との間のデータの送受信を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末機の充電と、携帯端末機とのデータ送受信を行う通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末機とのデータ送受信を行う通信機器として、携帯電話と有線又は無線により接続し得るファクシミリ装置や、データ通信を行いながら携帯電話の充電を行う印刷装置(ファクシミリ)などがある。携帯電話と有線又は無線により接続し得るファクシミリ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものがあり、データ通信を行いながら携帯電話の充電を行う印刷装置としては、例えば特許文献2に記載されたものがある。
【0003】
特許文献1に記載されたファクシミリ装置は、外付接続部を利用して携帯電話とファクシミリ装置を接続し、携帯電話のデータをファクシミリ装置内のメモリに保存するものであり、メモリに保存した電話番号データから、任意の電話番号を検索し、電話をかけたり、ファクシミリを送信したりできるものである。また、ファクシミリ装置の印刷機能を利用して、メモリに保存した電話番号データを電話番号帳として印刷することができる。特許文献2に記載された印刷装置は、コネクタを利用して、携帯電話と印刷装置を接続し、携帯電話を充電すると同時に、携帯電話のデータを印刷装置内のメモリに保存する。また印刷機能を利用して、メモリに保存したデータを印刷することができるものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−218094号公報
【特許文献2】
特開2002−99364号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通信機器においては、通信機器本体(親機)に携帯端末機を充電する機能を備え、データ送受信をする構成であり、携帯端末機の充電と、親機とのデータ送受信の際には、親機からの充電通信ケーブルが届く範囲に制限を受けることとなる。
【0006】
また、親機に付属する子機とのデータ送受信が行えず、親機以外で携帯端末機のデータを利用できないという制限も受け、せっかく送受信したデータを利用できる範囲も狭くなる。
【0007】
さらに、携帯端末機と固定端末機と異なる点は、移動の有無だけでなく、個人利用と複数人利用という性質も異なる。そのため、先行例では、個人データ保護のための機能を付けている。しかし、携帯端末機と親機とを接続して、携帯端末機の充電とデータ送受信の際には、親機が設置されている場所に、携帯端末機を処理が終わるまで放置しておく必要があり、個人利用の携帯端末機が、複数人利用が考えられる親機と接続が可能な範囲に放置されたままになる。つまり、個人情報が入った携帯端末機を他人の目に付く所に置いておくことになり、個人情報の漏洩に不安が残る。実際に、携帯端末機が個人利用である性質上、充電は各個人の部屋で行われることが多い。こうした利用状況を考えると、持ち運び可能な子機の方にこそ、携帯端末機の充電と、携帯端末機とのデータ送受信機能を備えておくべきである。
【0008】
本発明では、データ送受信可能範囲の拡張でき、携帯端末機の個人情報の物理的保護する事が可能な通信システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、子機と、親機と、充電台より成る通信システムにおいて、子機内の2次電池の充電する電力供給部に加えて他の携帯端末機の2次電池の充電可能な電力供給部を充電台に設け、さらに充電台の中に子機と携帯端末機との間のデータ送受信を可能にするデータ送受信部を設けた。
【0010】
これにより、携帯端末機の充電を行うと共に、携帯端末機と子機とのデータ送受信をも行うことができる通信システムが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の通信システムは、子機と、親機と、充電台より成る通信システムであって、子機は子機データ保存部と、子機データ保存部に保存されたデータを利用して子機の動作を制御する子機データ制御部と、種々の情報を表示するための子機表示部と、音声出力のための子機音声出力部と、親機との間で無線を用いて送受信するための子機無線部と、子機の電源となる子機2次電池とを有し、親機は、親機データ保存部と、親機データ保存部に保存された前記データを利用して親機の動作を制御する親機データ制御部と、種々の情報を表示するための親機表示部と、音声出力のための親機音声出力部と、子機との間で無線を用いて送受信するための親機無線部とを有し、充電台は、子機2次電池を充電するための子機用電力供給部と、携帯端末機を充電するための携帯端末機用電力供給部と、携帯端末機と子機データ保存部との間のデータ送受信を可能にするデータ送受信部とを有することとしたものである。
【0012】
この構成により、通信機器の子機内のデータ保存部に携帯端末機のデータを保存することができ、保存されたデータを子機で利用したり、子機無線部と親機無線部とを介して親機データ保存部へ送ることにより親機で利用したり、また子機や親機がもつデータを携帯端末へ提供して携帯端末機でもそれらのデータを利用できるという作用を有する。またバックアップとして、子機データ保存部に携帯端末機のデータを貯えておいたりすることができるという作用を有する。
【0013】
請求項3に記載の通信システムは、請求項1乃至2いずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータ送受信において、送受信対象となるデータが電話番号であることとしたものである。
【0014】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ電話番号を自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された電話番号に電話をしたり、逆に子機や親機から携帯端末機へ電話番号を提供したりできるという作用を有する。
【0015】
請求項4に記載の通信システムは、請求項1乃至3いずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータの送受信において、送受信対象となるデータが着信メロディー等の音楽であることとしたものである。
【0016】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ着信メロディー等の音楽を自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、子機音声出力部や親機音声出力部を利用して、携帯端末機から自動的に保存された音楽を聞いたり、子機や親機の着信音として設定したり、逆に子機や親機から携帯端末機へ着信メロディー等の音楽を提供したりできるという作用を有する。
【0017】
請求項5に記載の通信システムは、請求項1乃至4いずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータの送受信において、送受信対象となるデータが静止画や動画等の画像であることとしたものである。
【0018】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ静止画や動画等の画像を自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、子機表示部や親機表示部を利用して、携帯端末機から自動的に保存された静止画や動画等の画像を見たり、編集したり、携帯端末機へ静止画や動画等の画像を提供したりできるという作用を有する。
【0019】
請求項6に記載の通信システムは、請求項1乃至5のいずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータの送受信において、送受信対象となるデータが電子メールや電子メールアドレスであることとしたものである。
【0020】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ電子メールや電子メールアドレスを自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、子機表示部や親機表示部を利用して、携帯端末機から自動的に保存された電子メールや電子メールアドレスを見たり、逆に子機や親機から携帯端末機へ電子メールや電子メールアドレスを提供したりできるという作用を有する。
【0021】
請求項7に記載の通信システムは、請求項1乃至6いずれか1に記載の通信システムにおいて、親機は、インターネット等の外部情報網と接続可能な親機ネットワーク部を備えたこととしたものである。
【0022】
この構成により、親機がインターネット等から得た外部情報を子機や携帯端末機に提供したり、子機や親機に保存された電子メールアドレスを利用して、電子メールを送信したり、また、電子メールを受信したりできるという作用を有する。
【0023】
請求項8に記載の通信システムは、請求項1乃至7のいずれか1に記載の通信システムにおいて、親機は、親機データ保存部に保存されたデータ印刷するための親機印刷部を備えたこととしたものである。
【0024】
この構成により、親機データ保存部に保存された電話番号や電子メールアドレスの一覧表や、電子メールの内容や、静止画や動画等の画像を印刷できるという作用を有する。
【0025】
請求項9に記載の通信システムは、請求項1乃至8のいずれか1に記載の通信システムにおいて、子機データ保存部は、子機と接続される携帯端末機の個別情報を認識し、個別にデータを保存する機能を有することとしたものである。
【0026】
この構成により、利用者ごとや携帯端末機ごとに子機データ保存部内に専用のデータ保存場所を個別に設けて、携帯端末機からのデータを自動的に保存し、子機データ制御部から指示を与えて利用することができ、個別のデータが混在することを防止するという作用を有する。
【0027】
請求項10に記載の通信システムは、請求項1乃至9のいずれか1に記載の通信システムにおいて、子機データ保存部は、暗証番号によるデータの保護機能を有することとしたものである。
【0028】
この構成により、利用者ごとや携帯端末機ごとに子機データ保存部内に保存されたデータの利用範囲を制限し、プライバシーの保護や他人による不正利用の防止という作用を有する。
【0029】
請求項11に記載の通信システムは、請求項1乃至10のいずれか1に記載の通信システムにおいて、親機無線部は、複数台の携帯端末機や子機との無線を利用したデータ送受信できる機能を有することとしたものである。
【0030】
この構成により、複数台の携帯端末機や子機との無線を利用したデータ送受信が複数の場所で個別に可能となり、例えば、家庭内で複数人による通信システムの同時利用が可能となるという作用を有する。
【0031】
請求項12に記載の通信システムは、請求項1乃至11いずれか1に記載の通信システムにおいて、前記携帯端末機と前記子機の両方を設置できる充電台に代えて、前記携帯端末に通信ケーブルを用いて接続ができ、前記携帯端末機を充電すると共に、前記携帯端末機と前記子機との間のデータ送受信ができる充電台を備えたこととしたものである。
【0032】
この構成により、携帯端末機の充電と、携帯端末機と子機との間のデータの送受信が、充電台に携帯端末機を設置しなくとも、通信ケーブルにより行え、携帯端末機の外観の形状に依存しないで、行えるという作用を有する。
【0033】
以下、本発明の実施の形態として、コードレス子機を備えた通信機器について図を用いて説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における通信機器を示すブロック図である。図1において、21は本通信システムに付属する子機、41は通信システムの通信機器本体(親機)である。11は本通信システムに接続される携帯端末機である。コードレス子機を備えた通信機器の例としは、例えばコードレス電話機、コードレス子機を備えたファクシミリ装置、通信機能付きプリンタ等がある。また、ここでいう携帯端末機11とは、携帯電話、PHS、PDA、電子手帳等を含む。
【0035】
子機21において、22は子機のデータが保存してある子機データ保存部、23は子機のデータを制御する子機データ制御部、24は子機の音声を出力する子機音声出力部、25は子機のデータを画面表示する子機表示部、26は子機の電源となる子機2次電池26は親機と無線で通信ができる子機無線部である。通信機器本体(親機)41において、42は親機のデータが保存してある親機データ保存部、43は親機のデータを制御する親機データ制御部、44は親機の音声を出力する親機音声出力部、45は親機のデータを表示する親機表示部、47は子機と無線で通信ができる親機無線部である。31は、子機2次電池26の充電および子機21との間のデータ送受信と、後に示す携帯端末機の充電および携帯端末機との間のデータ送受信が可能な充電台である。充電台31において、32は携帯端末機11に電力を供給する携帯端末機用電力供給、33は子機2次電池26に電力を供給する子機用電力供給部、34は携帯端末機11と子機21との間のデータ送受信を行うためのデータ送受信部である。
【0036】
図1に、本発明の充電台31に接続して充電およびデータ通信が可能な携帯端末機11の一例を示す。携帯端末機11において、12は携帯端末機のデータが保存してある携帯端末機データ保存部、13は携帯端末機のデータを制御する携帯端末機データ制御部、14は携帯端末機の音声を出力する携帯端末機音声出力部、15は携帯端末機のデータを画面表示する携帯端末機表示部、16は携帯端末機の電源となる携帯端末機2次電池である。
【0037】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。最初に、携帯端末機11から子機21へとデータを送信するとき、まず、携帯端末機11と子機21を充電台31に設置する。この設置により、データ送受信部34を介して、携帯端末機11内の携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22を接続し、携帯端末機2次電池16と携帯端末機用電力供給部32、子機2次電池26と子機用電力供給部33をそれぞれ接続する。これらの接続後、携帯端末機電力供給部34や子機用電力供給部33が、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26を充電するための電力を供給する。
【0038】
一方、携帯端末機データ保存部12は、データ送受信部34へと携帯端末機11のデータを送信する。データ送受信部34では、携帯端末機データ送受信部16から送信されたデータを子機21で利用できるデータ形式に変換し、子機データ保存部22へとデータを送信する。
【0039】
子機データ保存部22は、データ送受信部34から送信されたデータを受信すると、そのデータを保存する。携帯端末機11や子機21の充電は、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26の電力が満たされるまで続けられ、携帯端末機11から子機21へのデータ送信は、送信対象となるデータが携帯端末機データ保存部12から全て送信され、子機データ保存部22が全て受信して完了する。
【0040】
以上、携帯端末機11や子機21を充電すると共に、充電台31に携帯端末機11と子機21の両方が設置されたときに、携帯端末機11から子機21へのデータの送信が自動的に行われる。
【0041】
次に、子機21から携帯端末機11へとデータを送信するとき、まず、携帯端末機11と子機21を充電台31に設置する。この設置により、データ送受信部34を介して、携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22を接続し、携帯端末機2次電池16と携帯端末機用電力供給部32、子機2次電池26と子機用電力供給部33を接続する。これらの接続後、携帯端末機電力供給部34や子機用電力供給部33が、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26を充電するための電力を供給する。
【0042】
一方、子機21から携帯端末機11へ送信したいデータを携帯端末機データ制御部13や子機データ制御部23から指示を与える。子機21から携帯端末機11へのデータ送信の指示が与えられると、子機データ保存部22は、データ送受信部34へと子機21のデータを送信する。データ送受信部34では、子機21から送信されたデータを携帯端末機11で利用できるデータ形式に変換し、携帯端末機データ保存部12へとデータを送信する。
【0043】
携帯端末機データ保存部12は、データ送受信部34から送信されたデータを受信すると、そのデータを保存する。携帯端末機11や子機21の充電は、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26の電力が満たされるまで続けられ、子機21から携帯端末機11へのデータ送信は、送信対象となるデータが子機データ保存部22から全て送信され、携帯端末機データ保存部12が全て受信して完了する。
【0044】
以上、携帯端末機11と子機21の充電が行われると共に、子機21から携帯端末機11へのデータ送信は、充電台31に携帯端末機11と子機21の両方が設置され、携帯端末機データ制御部13や子機データ制御部23から指示が与えられたときに行われる。さらに、データは、子機21と親機41との間で送受信ができる。
【0045】
子機21と親機41へのデータ送受信の際、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与える。子機21から親機41へのデータ送信の指示が与えられると、子機データ保存部22から子機無線部27を介して、無線により親機無線部47にデータが送信される。親機無線部47は、子機無線部27からのデータを受信すると、親機データ保存部42にデータを転送する。親機データ保存部42は、転送されたデータを保存する。
【0046】
逆に、親機41から子機21へのデータ送信の指示が与えられると、親機データ保存部42から親機無線部47を介して、無線により子機無線部27にデータが送信される。子機無線部27は、親機無線部47からのデータを受信すると、子機データ保存部22にデータを転送する。子機データ保存部22は、転送されたデータを保存する。
【0047】
最後に、携帯端末機11と子機21と親機41との3者間で送受信したデータは、携帯端末機11と子機21と親機41で利用することができる。例えば、携帯端末機音声出力部14や子機音声出力部24や親機音声出力部44で音声として出力したり、携帯端末機表示部15や子機表示部25や親機表示部45で画面に表示したりすることができる。
【0048】
以上のように本実施の形態によれば、通信機器の子機に内蔵する子機データ保存部に、携帯電話、PHS、PDA、電子手帳等の携帯端末機11のデータを自動的に保存することができる。これにより、子機21で携帯端末機11のデータを利用したり、子機無線部と親機無線部とを介して親機データ保存部に保存して、親機41でも利用したりすることができる。また、子機21や親機41に保存されたデータを携帯端末機11へ送ってバックアップとして蓄えることができる。また逆に、携帯端末機11や親機41がもつデータを子機21へバックアップとしてとして蓄えることができる。
【0049】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2による通信システムを示すブロック図である。図2において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は、図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図2の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0050】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、電話番号が自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする電話番号を検索する(図2ではDさんを検索する)。検索して必要とする電話番号を取得することで、その電話番号に電話することができる。また、子機21が取得した電話番号を携帯端末機11に提供することもできる。最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、電話番号を無線にて、親機41に転送し、子機21と同様に電話をかけることもできる。
【0051】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11に登録した電話番号を自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11に登録した電話番号を子機21や親機41へと改めて登録する必要がなく、携帯端末機11から自動的に保存された電話番号を利用して、子機21や親機41で電話できる。
【0052】
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3による通信システムを示すブロック図である。図3において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は、図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図3の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0053】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、着信メロディー等の音楽が自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする着信メロディー等の音楽を検索する(図3ではメロディーDを検索する)。検索して必要とする着信メロディー等の音楽を取得することで、その着信メロディー等の音楽を聴くことができる。また、その着信メロディー等の音楽を着信音として設定したり、編曲したりすることができる。さらに、子機21で作成した着信メロディー等の音楽を携帯端末機11に提供することもできる。最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、着信メロディー等の音楽を無線にて、親機41に転送し、子機と同様に着信メロディー等の音楽を聴いたり、編曲したり、作成した音楽を提供したりすることもできる。
【0054】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11に登録した着信メロディー等の音楽を自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11に登録した着信メロディー等の音楽を子機21や親機41で利用することができ、携帯端末機11から自動的に保存された着信メロディー等の音楽を利用して、子機21や親機41で聴くことができる。
【0055】
(実施の形態4)
図4は本発明の実施の形態4による通信システムを示すブロック図である。図4において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図4の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0056】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、電子メールや電子メールアドレスが自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、内容を確認したい電子メールや、調べたい電子メールアドレスを検索したりする(図4ではDさんの電子メールアドレスを検索する)。検索して内容を確認したい電子メールや調べたい電子メールアドレスは、子機表示部25や親機表示部45を利用して確認できる。また、子機21や親機41を利用して、電子メールの作成や編集ができる。
【0057】
さらに、子機21に登録した電子メールアドレスを携帯端末機11に提供することもできる。最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、電子メールや電子メールアドレスを無線にて、親機41に転送し、子機と同様に電子メールの内容を確認したり、電子メールアドレスを調べたり、電子メールを作成したり、親機41に登録した電子メールアドレスを提供したりできる。
【0058】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11にある電子メールや電子メールアドレスを自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11にある電子メールや電子メールアドレスを子機21や親機41で確認できる。また逆に、子機21や親機で作成した電子メールや、登録した電子メールアドレスを携帯端末機11に提供することもできる。
【0059】
(実施の形態5)
図5は本発明の実施の形態5による通信システムを示すブロック図である。図5において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図5の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0060】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、静止画や動画等の画像が自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする静止画や動画等の画像を検索する(図5では画像Dを検索する)。検索して必要とする静止画や動画等の画像を取得することで、子機表示部26を利用して、その静止画や動画等の画像を見ることができる。また、その静止画や動画等の画像を子機21の待ち受け画面として設定したり、編集したりすることができる。さらに、子機21で作成、あるいは取得した静止画や動画等の画像を携帯端末機11に提供することもできる。
【0061】
最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、静止画や動画等の画像を無線にて、親機41に転送し、子機21と同様に画像を親機表示部45で画面表示したり、親機41の待ち受け画面として設定したり、編集したり、親機41で作成、あるいは取得した画像を携帯端末機11に提供したりできる。
【0062】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11にある静止画や動画等の画像を自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11にある静止画や動画等の画像を子機表示部26や親機表示部45で見たり、子機21や親機41の待ち受け画面に設定したり、編集したりすることができる。さらに、子機21や親機41で作成した静止画や動画等の画像を携帯端末機11に提供することもできる。
【0063】
(実施の形態6)
図6は本発明の実施の形態6による通信システムを示すブロック図である。図6において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は図1と同様のものであり、その説明は省略する。48はインターネット等の外部ネットワークとつながる親機ネットワーク部であり、図6ではインターネット51とつながっている。
【0064】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。最初に電子メールの送受信方法について説明する。実施の形態5により、子機データ保存部24には、保存されるデータとして、電子メールアドレスが自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする電子メールアドレスを検索する(図6ではDさんに電子メールを送信する)。検索の結果、必要とする電子メールアドレスを取得し、子機無線部27と親機無線部47と親機データ保存部42と親機ネットワーク部48を介して、インターネット51へとつながり、電子メールを送信できる。また、電子メールの受信も親機ネットワーク部48を介して、インターネット51へとつながることで可能である。
【0065】
受信した電子メールは一旦、親機データ保存部42に保存された後、必要に応じて、子機21へと転送する。さらに、子機21から親機41へ電子メールアドレスを転送することができるので、親機41から直接インターネット51へとつながり、電子メールの送受信が可能となる。
【0066】
次に、インターネット51を利用した携帯端末機11への情報提供について説明する。まず、携帯端末機11、あるいは子機データ制御部23、あるいは親機データ制御部43に指示を与えるか、予め取得したい情報を登録しておく。携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22の接続後、前記指示、あるいは登録により、子機無線部27と親機無線部47と親機データ保存部と親機ネットワーク部48を介して、インターネット51から携帯端末機データ保存部12へ必要とするデータの提供を受ける。インターネット51から提供を受ける情報の種類としては、ニュース、着信メロディー等の音楽、静止画や動画等の画像、携帯端末機11の時刻を調整する時計情報等がある。
【0067】
以上のように本実施の形態によれば、インターネット51等のネットワークに接続することができる親機ネットワーク部48を備え、子機データ保存部22、あるいは親機データ保存部42はデータとして電子メールアドレスを自動的に保存する機能を有することにより、子機データ制御部23、あるいは親機データ制御部43から指示を与えることで、子機21、あるいは親機41等から保存された電子メールアドレスを利用して電子メールを送受信することができる。また、携帯端末機11をインターネット51に直接つなぐことなく、携帯端末機11の充電を利用して、必要な情報を取得し、携帯端末機11で確認することができる。さらに、携帯端末機11と子機21はデータ送受信部34等でつながっているため、インターネット51に直接つなぐ方法と比較して、大容量の情報を素早く受信することができる。
【0068】
(実施の形態7)
図7は本発明の実施の形態7による通信システムを示すブロック図である。図7において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、インターネット51は、図6と同様のものであり、その説明は省略する。49は親機データ保存部42に保存されたデータを印刷できる親機印刷部である。
【0069】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。
【0070】
携帯端末機データ保存部12のデータは、データ送受信部34等を利用して、子機データ保存部22に自動的に保存されている。まず、子機データ保存部22のデータで必要なデータを子機データ制御部23と親機データ制御部から指示を与えることで、子機無線部27と親機無線部47を介して、親機データ保存部に保存する。親機データ制御部43に指示を与えることで、親機印刷部49を利用して、印刷をする。もちろん、元々親機データ保存部42が取得したり、作成したりしたデータも印刷できる。印刷するデータとしては、電話番号、電子メール、電子メールアドレス、静止画や動画等の画像である。
【0071】
(実施の形態8)
図8は本発明の実施の形態8による通信システムを示すブロック図である。図8において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、インターネット51、親機印刷部49は、図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図8の通信システムの構成は図7と同様であるが、その利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0072】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。
【0073】
まず、初期設定として、子機21に接続する携帯端末機11を子機データ制御部23に個別に登録する。例えば、利用者ごとに、接続する携帯端末機11の登録を行う。この登録により、登録された携帯端末機11ごとにデータを保存する場所が、子機データ保存部22に確保される。次に、携帯端末機11の充電やデータ送受信の際に、携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22とをデータ送受信部34等を用いて接続する。携帯端末機11がデータ送受信部34等を介して子機データ保存部22に接続されると、登録したどの携帯端末機11かを子機データ制御部23が自動的に認識する。認識されると、登録した携帯端末機11ごとに対応したデータ保存場所にデータが自動的に保存される。
【0074】
以上のように本実施の形態によれば、予め登録した携帯端末機11に対応したデータの保存場所が、子機データ保存部22内に確保できる。これにより、利用者ごと等に利用できる形式でデータが保存され、他の利用者のデータと混在することを防ぐことができる。
【0075】
(実施の形態9)
図9は本発明の実施の形態9による通信システムを示すブロック図である。図9において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、インターネット51、親機印刷部49は図10と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図9の通信システムの構成は図7と同様であるが、その利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0076】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。実施の形態9に記載の子機データ保存部22において、暗証番号を設定する。子機データ保存部22に保存したデータを利用するとき、子機データ制御部23に暗証番号を入力し、子機データ保存部22で認証を受けると、認証を受けた範囲で子機データ保存部22のデータを利用できる。
【0077】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11から子機データ保存部25に保存されたデータを他の利用者に容易に見られたり、利用されたりしないようにできる。
【0078】
(実施の形態10)
図10は本発明の実施の形態10による通信システムを示すブロック図である。図10において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、親機印刷部49、インターネット51は図9と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図10の通信システムの構成は図7と同様であるが、その利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0079】
図10では親機41と複数の携帯端末機11と子機21と充電台31を備え、それぞれの携帯端末機11と子機21と充電台31の組は、実施の形態1から10と同じ役割を果たすことができる。
【0080】
以上のように本実施の形態によれば、複数の携帯端末機11と子機21との間のデータ送受信を同時にすることもできる。また、複数の携帯端末機11を同時に充電することもできる。
【0081】
(実施の形態11)
図11は本発明の実施の形態11による通信システムを示すブロック図である。図11において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、親機印刷部49、インターネット51は、図7と同様のものであり、その説明は省略する。35は携帯端末機11へ内部の2次電池を充電するための充電電流を供給し、携帯端末機11と子機との間のデータ送受信の際の信号を通す機能を備えた通信ケーブルである。
【0082】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。通信ケーブル35に携帯端末機11を接続し、子機21を充電台31に設置する。これにより、携帯端末機2次電池16と携帯端末機用電力供給部32、子機2次電池26と子機用電力供給部33をそれぞれ接続し、データ送受信部34を介して携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22を接続する。これらの接続により、実施の形態1、あるいは実施の形態2と同様にして、携帯端末機11の充電と、携帯端末機11と子機21と親機41の3者間でデータの送受信を行う。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、例えば電話番号、着信メロディー等の音楽、電子メール、電子メールアドレス、静止画や動画等の画像等のデータを携帯端末機から電話機、ファクシミリ、通信機能付きプリンタ等の通信機器の子機に自動的に保存することができる。これにより、携帯端末機と子機の充電と共に、携帯端末機と子機との間のデータ送受信を行うこともできる。また、携帯端末機の充電という習慣を利用して、携帯端末機と子機との間のデータ送受信が行え、携帯端末機のデータを子機に保存するとき、利用者が意識しなくとも、データを外部の通信機器に自動的に保存できる。さらに、携帯電話と子機との間のデータ送受信が、無線により行われるので、本発明が解決しようとする課題のうち、3つを解決できると考えられる。1つ目は、データ送受信範囲の拡張である。携帯端末機が通信機器本体(親機)と無線通信可能で、データ送受信ができる機能を備えておれば、親機とのデータ送受信は、親機から離れたところに携帯端末機があっても可能である。
【0084】
また本発明により、データ送受信は携帯端末機と子機との間で行う形態にすることで、親機から離れたところでも、携帯端末機と親機とのデータ送受信ができ、データ送受信範囲の拡張が実現できる。
【0085】
また本発明により、データ送受信は携帯端末機と子機との間で行うことで、子機データ保存部に携帯端末機のデータを自動保存することができ、子機にて携帯端末機のデータが利用できる形態になるので、データ利用範囲の拡張が実現できる。
【0086】
また本発明により、データ送受信は携帯端末機と子機との間で行う形態にすることで、親機から物理的に離れたところで、データ送受信をし、データの利用と管理ができるので、他の利用者によるデータ漏洩や不正なデータ利用を防ぐことができる。また、親機へデータを転送し、親機でデータを利用する形態になっているが、親機でのデータ利用後、データを消去するようにしておけば、他の利用者も利用すると考えられる親機からのデータの漏洩と不正利用を防止することができる。
【0087】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で電話番号を送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された電話番号を利用して、子機や親機で電話したり、親機に登録した電話番号を携帯端末機に提供したりできるという有利な効果が得られる。
【0088】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で着信メロディー等の音楽を送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された着信メロディー等の音楽を子機音声出力部や親機音声出力部を通して聞いたり、親機や子機の着信音として設定したり、また、子機や親機で作成、あるいは編曲、あるいは取得した着信メロディー等の音楽を携帯端末機に提供したりできるという有利な効果が得られる。
【0089】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で静止画や動画等の画像を送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された静止画や動画等の画像を子機表示部や親機表示部を通して見たり、親機や子機の待ち受け画面として設定したり、また、子機や親機で作成、あるいは編集、あるいは取得した静止画や動画等の画像を携帯端末機に提供することができるという有利な効果が得られる。
【0090】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で電子メールや電子メールアドレスを送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された電子メールや電子メールアドレスを子機表示部や親機表示部を通して見たり、子機や親機で作成、あるいは編集、あるいは取得した電子メールや電子メールアドレスを携帯端末機に提供したりできるという有利な効果が得られる。
【0091】
また、親機はインターネット等の外部情報網と接続可能な親機ネットワーク部を備えたことにより、親機がインターネット等から得た外部情報を携帯端末機や子機に提供したり、子機や親機に自動的に保存された電子メールアドレスを利用して、電子メールを送信したり、電子メールを受信したりできるという有利な効果が得られる。
【0092】
また親機は親機データ保存部に保存されたデータを印刷するための親機印刷部を備えたことにより、電話番号や電子メールアドレスの一覧を表に編集したものを印刷したり、携帯端末機と送受信した電子メールや親機が親機ネットワーク部を介して送受信した電子メールを印刷したり、インターネット等からの外部情報を印刷したり、携帯端末機と送受信した静止画や動画等の画像を印刷したりできるという有利な効果が得られる。
【0093】
また、子機データ保存部は、子機と接続される携帯端末機の個別情報を認識し、個別にデータを保存する機能を備えたことにより、子機と接続される携帯端末機を利用者ごと等、個別に認識し、個別のデータ保存場所にデータを保存できるので、同じ子機に保存された他の利用者のデータとの混在を防げるという有利な効果が得られる。
【0094】
また、子機データ保存部は、暗証番号によるデータの保護機能を備えたことにより、利用者ごとや携帯端末機ごと等、個別に子機データ保存部に保存されたデータの利用範囲を制限し、他の利用者によるデータ漏洩や不正利用を防止できる。また利用者のプライバシー保護を物理的に行うため、子機と携帯端末機との間のデータ送受信することに加えて、データ利用においても、利用者のプライバシーを保護できるという有利な効果が得られる。
【0095】
また、親機無線部は、複数台の子機や携帯端末機との無線を利用したデータ送受信できる機能を備えたことにより、携帯端末機データ制御部や子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、複数台の子機や親機とのデータ送受信が可能となると共に、複数台の子機や親機の充電が可能となるという有利な効果が得られる。
【0096】
また、前記携帯端末機と前記子機の両方を設置できる充電台に代えて、前記携帯端末に通信ケーブルを用いて接続ができ、前記携帯端末機を充電すると共に、前記携帯端末機と前記子機との間のデータ送受信ができる充電台を備えたことにより、携帯端末機の充電と、携帯端末機と子機との間のデータの送受信が、充電台に携帯端末機を設置しなくとも、通信ケーブルにより行えるという有利な効果が得られる。例えば、通信ケーブル接続部の形状さえ合えば、外観の異なる携帯端末機を設置するために、異なる形状の充電台を用意する必要がない。また、携帯端末機の通信ケーブル接続部の形状が異なったとしても、通信ケーブルのみを対応できるものに交換すればいいので、携帯端末機の買い替えや複数の利用者により異なる携帯端末機の外観の形状にとらわれることなく、対応できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による通信機器を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による通信機器を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による通信機器を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4による通信機器を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5による通信機器を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態6による通信機器を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態7による通信機器を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態8による通信機器を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態9による通信機器を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態10による通信機器を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態11による通信機器を示すブロック図
【符号の説明】
11 携帯端末機
12 携帯端末機データ保存部
13 携帯端末機データ制御部
14 携帯端末機音声出力部
15 携帯端末機表示部
16 携帯端末機2次電池
21 子機
22 子機データ保存部
23 子機データ制御部
24 子機音声出力部
25 子機表示部
26 子機2次電池
27 子機無線部
31 充電台
32 携帯端末機用電力供給部
33 子機用電力供給部
34 データ送受信部
35 通信ケーブル
41 通信機器本体(親機)
42 親機データ保存部
43 親機データ制御部
44 親機音声出力部
45 親機表示部
47 親機無線部
48 親機ネットワーク部
49 親機印刷部
51 インターネット
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末機の充電と、携帯端末機とのデータ送受信を行う通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末機とのデータ送受信を行う通信機器として、携帯電話と有線又は無線により接続し得るファクシミリ装置や、データ通信を行いながら携帯電話の充電を行う印刷装置(ファクシミリ)などがある。携帯電話と有線又は無線により接続し得るファクシミリ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものがあり、データ通信を行いながら携帯電話の充電を行う印刷装置としては、例えば特許文献2に記載されたものがある。
【0003】
特許文献1に記載されたファクシミリ装置は、外付接続部を利用して携帯電話とファクシミリ装置を接続し、携帯電話のデータをファクシミリ装置内のメモリに保存するものであり、メモリに保存した電話番号データから、任意の電話番号を検索し、電話をかけたり、ファクシミリを送信したりできるものである。また、ファクシミリ装置の印刷機能を利用して、メモリに保存した電話番号データを電話番号帳として印刷することができる。特許文献2に記載された印刷装置は、コネクタを利用して、携帯電話と印刷装置を接続し、携帯電話を充電すると同時に、携帯電話のデータを印刷装置内のメモリに保存する。また印刷機能を利用して、メモリに保存したデータを印刷することができるものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−218094号公報
【特許文献2】
特開2002−99364号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通信機器においては、通信機器本体(親機)に携帯端末機を充電する機能を備え、データ送受信をする構成であり、携帯端末機の充電と、親機とのデータ送受信の際には、親機からの充電通信ケーブルが届く範囲に制限を受けることとなる。
【0006】
また、親機に付属する子機とのデータ送受信が行えず、親機以外で携帯端末機のデータを利用できないという制限も受け、せっかく送受信したデータを利用できる範囲も狭くなる。
【0007】
さらに、携帯端末機と固定端末機と異なる点は、移動の有無だけでなく、個人利用と複数人利用という性質も異なる。そのため、先行例では、個人データ保護のための機能を付けている。しかし、携帯端末機と親機とを接続して、携帯端末機の充電とデータ送受信の際には、親機が設置されている場所に、携帯端末機を処理が終わるまで放置しておく必要があり、個人利用の携帯端末機が、複数人利用が考えられる親機と接続が可能な範囲に放置されたままになる。つまり、個人情報が入った携帯端末機を他人の目に付く所に置いておくことになり、個人情報の漏洩に不安が残る。実際に、携帯端末機が個人利用である性質上、充電は各個人の部屋で行われることが多い。こうした利用状況を考えると、持ち運び可能な子機の方にこそ、携帯端末機の充電と、携帯端末機とのデータ送受信機能を備えておくべきである。
【0008】
本発明では、データ送受信可能範囲の拡張でき、携帯端末機の個人情報の物理的保護する事が可能な通信システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、子機と、親機と、充電台より成る通信システムにおいて、子機内の2次電池の充電する電力供給部に加えて他の携帯端末機の2次電池の充電可能な電力供給部を充電台に設け、さらに充電台の中に子機と携帯端末機との間のデータ送受信を可能にするデータ送受信部を設けた。
【0010】
これにより、携帯端末機の充電を行うと共に、携帯端末機と子機とのデータ送受信をも行うことができる通信システムが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の通信システムは、子機と、親機と、充電台より成る通信システムであって、子機は子機データ保存部と、子機データ保存部に保存されたデータを利用して子機の動作を制御する子機データ制御部と、種々の情報を表示するための子機表示部と、音声出力のための子機音声出力部と、親機との間で無線を用いて送受信するための子機無線部と、子機の電源となる子機2次電池とを有し、親機は、親機データ保存部と、親機データ保存部に保存された前記データを利用して親機の動作を制御する親機データ制御部と、種々の情報を表示するための親機表示部と、音声出力のための親機音声出力部と、子機との間で無線を用いて送受信するための親機無線部とを有し、充電台は、子機2次電池を充電するための子機用電力供給部と、携帯端末機を充電するための携帯端末機用電力供給部と、携帯端末機と子機データ保存部との間のデータ送受信を可能にするデータ送受信部とを有することとしたものである。
【0012】
この構成により、通信機器の子機内のデータ保存部に携帯端末機のデータを保存することができ、保存されたデータを子機で利用したり、子機無線部と親機無線部とを介して親機データ保存部へ送ることにより親機で利用したり、また子機や親機がもつデータを携帯端末へ提供して携帯端末機でもそれらのデータを利用できるという作用を有する。またバックアップとして、子機データ保存部に携帯端末機のデータを貯えておいたりすることができるという作用を有する。
【0013】
請求項3に記載の通信システムは、請求項1乃至2いずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータ送受信において、送受信対象となるデータが電話番号であることとしたものである。
【0014】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ電話番号を自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された電話番号に電話をしたり、逆に子機や親機から携帯端末機へ電話番号を提供したりできるという作用を有する。
【0015】
請求項4に記載の通信システムは、請求項1乃至3いずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータの送受信において、送受信対象となるデータが着信メロディー等の音楽であることとしたものである。
【0016】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ着信メロディー等の音楽を自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、子機音声出力部や親機音声出力部を利用して、携帯端末機から自動的に保存された音楽を聞いたり、子機や親機の着信音として設定したり、逆に子機や親機から携帯端末機へ着信メロディー等の音楽を提供したりできるという作用を有する。
【0017】
請求項5に記載の通信システムは、請求項1乃至4いずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータの送受信において、送受信対象となるデータが静止画や動画等の画像であることとしたものである。
【0018】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ静止画や動画等の画像を自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、子機表示部や親機表示部を利用して、携帯端末機から自動的に保存された静止画や動画等の画像を見たり、編集したり、携帯端末機へ静止画や動画等の画像を提供したりできるという作用を有する。
【0019】
請求項6に記載の通信システムは、請求項1乃至5のいずれか1に記載の通信システムにおいて、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間、これら3つのデータの送受信において、送受信対象となるデータが電子メールや電子メールアドレスであることとしたものである。
【0020】
この構成により、携帯端末機から子機や親機へ電子メールや電子メールアドレスを自動的に保存したり、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、子機表示部や親機表示部を利用して、携帯端末機から自動的に保存された電子メールや電子メールアドレスを見たり、逆に子機や親機から携帯端末機へ電子メールや電子メールアドレスを提供したりできるという作用を有する。
【0021】
請求項7に記載の通信システムは、請求項1乃至6いずれか1に記載の通信システムにおいて、親機は、インターネット等の外部情報網と接続可能な親機ネットワーク部を備えたこととしたものである。
【0022】
この構成により、親機がインターネット等から得た外部情報を子機や携帯端末機に提供したり、子機や親機に保存された電子メールアドレスを利用して、電子メールを送信したり、また、電子メールを受信したりできるという作用を有する。
【0023】
請求項8に記載の通信システムは、請求項1乃至7のいずれか1に記載の通信システムにおいて、親機は、親機データ保存部に保存されたデータ印刷するための親機印刷部を備えたこととしたものである。
【0024】
この構成により、親機データ保存部に保存された電話番号や電子メールアドレスの一覧表や、電子メールの内容や、静止画や動画等の画像を印刷できるという作用を有する。
【0025】
請求項9に記載の通信システムは、請求項1乃至8のいずれか1に記載の通信システムにおいて、子機データ保存部は、子機と接続される携帯端末機の個別情報を認識し、個別にデータを保存する機能を有することとしたものである。
【0026】
この構成により、利用者ごとや携帯端末機ごとに子機データ保存部内に専用のデータ保存場所を個別に設けて、携帯端末機からのデータを自動的に保存し、子機データ制御部から指示を与えて利用することができ、個別のデータが混在することを防止するという作用を有する。
【0027】
請求項10に記載の通信システムは、請求項1乃至9のいずれか1に記載の通信システムにおいて、子機データ保存部は、暗証番号によるデータの保護機能を有することとしたものである。
【0028】
この構成により、利用者ごとや携帯端末機ごとに子機データ保存部内に保存されたデータの利用範囲を制限し、プライバシーの保護や他人による不正利用の防止という作用を有する。
【0029】
請求項11に記載の通信システムは、請求項1乃至10のいずれか1に記載の通信システムにおいて、親機無線部は、複数台の携帯端末機や子機との無線を利用したデータ送受信できる機能を有することとしたものである。
【0030】
この構成により、複数台の携帯端末機や子機との無線を利用したデータ送受信が複数の場所で個別に可能となり、例えば、家庭内で複数人による通信システムの同時利用が可能となるという作用を有する。
【0031】
請求項12に記載の通信システムは、請求項1乃至11いずれか1に記載の通信システムにおいて、前記携帯端末機と前記子機の両方を設置できる充電台に代えて、前記携帯端末に通信ケーブルを用いて接続ができ、前記携帯端末機を充電すると共に、前記携帯端末機と前記子機との間のデータ送受信ができる充電台を備えたこととしたものである。
【0032】
この構成により、携帯端末機の充電と、携帯端末機と子機との間のデータの送受信が、充電台に携帯端末機を設置しなくとも、通信ケーブルにより行え、携帯端末機の外観の形状に依存しないで、行えるという作用を有する。
【0033】
以下、本発明の実施の形態として、コードレス子機を備えた通信機器について図を用いて説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における通信機器を示すブロック図である。図1において、21は本通信システムに付属する子機、41は通信システムの通信機器本体(親機)である。11は本通信システムに接続される携帯端末機である。コードレス子機を備えた通信機器の例としは、例えばコードレス電話機、コードレス子機を備えたファクシミリ装置、通信機能付きプリンタ等がある。また、ここでいう携帯端末機11とは、携帯電話、PHS、PDA、電子手帳等を含む。
【0035】
子機21において、22は子機のデータが保存してある子機データ保存部、23は子機のデータを制御する子機データ制御部、24は子機の音声を出力する子機音声出力部、25は子機のデータを画面表示する子機表示部、26は子機の電源となる子機2次電池26は親機と無線で通信ができる子機無線部である。通信機器本体(親機)41において、42は親機のデータが保存してある親機データ保存部、43は親機のデータを制御する親機データ制御部、44は親機の音声を出力する親機音声出力部、45は親機のデータを表示する親機表示部、47は子機と無線で通信ができる親機無線部である。31は、子機2次電池26の充電および子機21との間のデータ送受信と、後に示す携帯端末機の充電および携帯端末機との間のデータ送受信が可能な充電台である。充電台31において、32は携帯端末機11に電力を供給する携帯端末機用電力供給、33は子機2次電池26に電力を供給する子機用電力供給部、34は携帯端末機11と子機21との間のデータ送受信を行うためのデータ送受信部である。
【0036】
図1に、本発明の充電台31に接続して充電およびデータ通信が可能な携帯端末機11の一例を示す。携帯端末機11において、12は携帯端末機のデータが保存してある携帯端末機データ保存部、13は携帯端末機のデータを制御する携帯端末機データ制御部、14は携帯端末機の音声を出力する携帯端末機音声出力部、15は携帯端末機のデータを画面表示する携帯端末機表示部、16は携帯端末機の電源となる携帯端末機2次電池である。
【0037】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。最初に、携帯端末機11から子機21へとデータを送信するとき、まず、携帯端末機11と子機21を充電台31に設置する。この設置により、データ送受信部34を介して、携帯端末機11内の携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22を接続し、携帯端末機2次電池16と携帯端末機用電力供給部32、子機2次電池26と子機用電力供給部33をそれぞれ接続する。これらの接続後、携帯端末機電力供給部34や子機用電力供給部33が、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26を充電するための電力を供給する。
【0038】
一方、携帯端末機データ保存部12は、データ送受信部34へと携帯端末機11のデータを送信する。データ送受信部34では、携帯端末機データ送受信部16から送信されたデータを子機21で利用できるデータ形式に変換し、子機データ保存部22へとデータを送信する。
【0039】
子機データ保存部22は、データ送受信部34から送信されたデータを受信すると、そのデータを保存する。携帯端末機11や子機21の充電は、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26の電力が満たされるまで続けられ、携帯端末機11から子機21へのデータ送信は、送信対象となるデータが携帯端末機データ保存部12から全て送信され、子機データ保存部22が全て受信して完了する。
【0040】
以上、携帯端末機11や子機21を充電すると共に、充電台31に携帯端末機11と子機21の両方が設置されたときに、携帯端末機11から子機21へのデータの送信が自動的に行われる。
【0041】
次に、子機21から携帯端末機11へとデータを送信するとき、まず、携帯端末機11と子機21を充電台31に設置する。この設置により、データ送受信部34を介して、携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22を接続し、携帯端末機2次電池16と携帯端末機用電力供給部32、子機2次電池26と子機用電力供給部33を接続する。これらの接続後、携帯端末機電力供給部34や子機用電力供給部33が、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26を充電するための電力を供給する。
【0042】
一方、子機21から携帯端末機11へ送信したいデータを携帯端末機データ制御部13や子機データ制御部23から指示を与える。子機21から携帯端末機11へのデータ送信の指示が与えられると、子機データ保存部22は、データ送受信部34へと子機21のデータを送信する。データ送受信部34では、子機21から送信されたデータを携帯端末機11で利用できるデータ形式に変換し、携帯端末機データ保存部12へとデータを送信する。
【0043】
携帯端末機データ保存部12は、データ送受信部34から送信されたデータを受信すると、そのデータを保存する。携帯端末機11や子機21の充電は、携帯端末機2次電池16や子機2次電池26の電力が満たされるまで続けられ、子機21から携帯端末機11へのデータ送信は、送信対象となるデータが子機データ保存部22から全て送信され、携帯端末機データ保存部12が全て受信して完了する。
【0044】
以上、携帯端末機11と子機21の充電が行われると共に、子機21から携帯端末機11へのデータ送信は、充電台31に携帯端末機11と子機21の両方が設置され、携帯端末機データ制御部13や子機データ制御部23から指示が与えられたときに行われる。さらに、データは、子機21と親機41との間で送受信ができる。
【0045】
子機21と親機41へのデータ送受信の際、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与える。子機21から親機41へのデータ送信の指示が与えられると、子機データ保存部22から子機無線部27を介して、無線により親機無線部47にデータが送信される。親機無線部47は、子機無線部27からのデータを受信すると、親機データ保存部42にデータを転送する。親機データ保存部42は、転送されたデータを保存する。
【0046】
逆に、親機41から子機21へのデータ送信の指示が与えられると、親機データ保存部42から親機無線部47を介して、無線により子機無線部27にデータが送信される。子機無線部27は、親機無線部47からのデータを受信すると、子機データ保存部22にデータを転送する。子機データ保存部22は、転送されたデータを保存する。
【0047】
最後に、携帯端末機11と子機21と親機41との3者間で送受信したデータは、携帯端末機11と子機21と親機41で利用することができる。例えば、携帯端末機音声出力部14や子機音声出力部24や親機音声出力部44で音声として出力したり、携帯端末機表示部15や子機表示部25や親機表示部45で画面に表示したりすることができる。
【0048】
以上のように本実施の形態によれば、通信機器の子機に内蔵する子機データ保存部に、携帯電話、PHS、PDA、電子手帳等の携帯端末機11のデータを自動的に保存することができる。これにより、子機21で携帯端末機11のデータを利用したり、子機無線部と親機無線部とを介して親機データ保存部に保存して、親機41でも利用したりすることができる。また、子機21や親機41に保存されたデータを携帯端末機11へ送ってバックアップとして蓄えることができる。また逆に、携帯端末機11や親機41がもつデータを子機21へバックアップとしてとして蓄えることができる。
【0049】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2による通信システムを示すブロック図である。図2において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は、図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図2の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0050】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、電話番号が自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする電話番号を検索する(図2ではDさんを検索する)。検索して必要とする電話番号を取得することで、その電話番号に電話することができる。また、子機21が取得した電話番号を携帯端末機11に提供することもできる。最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、電話番号を無線にて、親機41に転送し、子機21と同様に電話をかけることもできる。
【0051】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11に登録した電話番号を自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11に登録した電話番号を子機21や親機41へと改めて登録する必要がなく、携帯端末機11から自動的に保存された電話番号を利用して、子機21や親機41で電話できる。
【0052】
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3による通信システムを示すブロック図である。図3において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は、図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図3の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0053】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、着信メロディー等の音楽が自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする着信メロディー等の音楽を検索する(図3ではメロディーDを検索する)。検索して必要とする着信メロディー等の音楽を取得することで、その着信メロディー等の音楽を聴くことができる。また、その着信メロディー等の音楽を着信音として設定したり、編曲したりすることができる。さらに、子機21で作成した着信メロディー等の音楽を携帯端末機11に提供することもできる。最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、着信メロディー等の音楽を無線にて、親機41に転送し、子機と同様に着信メロディー等の音楽を聴いたり、編曲したり、作成した音楽を提供したりすることもできる。
【0054】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11に登録した着信メロディー等の音楽を自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11に登録した着信メロディー等の音楽を子機21や親機41で利用することができ、携帯端末機11から自動的に保存された着信メロディー等の音楽を利用して、子機21や親機41で聴くことができる。
【0055】
(実施の形態4)
図4は本発明の実施の形態4による通信システムを示すブロック図である。図4において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図4の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0056】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、電子メールや電子メールアドレスが自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、内容を確認したい電子メールや、調べたい電子メールアドレスを検索したりする(図4ではDさんの電子メールアドレスを検索する)。検索して内容を確認したい電子メールや調べたい電子メールアドレスは、子機表示部25や親機表示部45を利用して確認できる。また、子機21や親機41を利用して、電子メールの作成や編集ができる。
【0057】
さらに、子機21に登録した電子メールアドレスを携帯端末機11に提供することもできる。最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、電子メールや電子メールアドレスを無線にて、親機41に転送し、子機と同様に電子メールの内容を確認したり、電子メールアドレスを調べたり、電子メールを作成したり、親機41に登録した電子メールアドレスを提供したりできる。
【0058】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11にある電子メールや電子メールアドレスを自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11にある電子メールや電子メールアドレスを子機21や親機41で確認できる。また逆に、子機21や親機で作成した電子メールや、登録した電子メールアドレスを携帯端末機11に提供することもできる。
【0059】
(実施の形態5)
図5は本発明の実施の形態5による通信システムを示すブロック図である。図5において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図5の通信システムの構成は図1と同様であるが、送受信されるデータ種類とその利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0060】
携帯端末機11と子機21を充電台31に設置すると、携帯端末機データ保存部12のデータが子機データ保存部22に自動的に保存される。保存されるデータとして、静止画や動画等の画像が自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする静止画や動画等の画像を検索する(図5では画像Dを検索する)。検索して必要とする静止画や動画等の画像を取得することで、子機表示部26を利用して、その静止画や動画等の画像を見ることができる。また、その静止画や動画等の画像を子機21の待ち受け画面として設定したり、編集したりすることができる。さらに、子機21で作成、あるいは取得した静止画や動画等の画像を携帯端末機11に提供することもできる。
【0061】
最後に、子機データ制御部23や親機データ制御部43から指示を与えることで、静止画や動画等の画像を無線にて、親機41に転送し、子機21と同様に画像を親機表示部45で画面表示したり、親機41の待ち受け画面として設定したり、編集したり、親機41で作成、あるいは取得した画像を携帯端末機11に提供したりできる。
【0062】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11にある静止画や動画等の画像を自動的に子機データ保存部22に保存しておくことにより、携帯端末機11にある静止画や動画等の画像を子機表示部26や親機表示部45で見たり、子機21や親機41の待ち受け画面に設定したり、編集したりすることができる。さらに、子機21や親機41で作成した静止画や動画等の画像を携帯端末機11に提供することもできる。
【0063】
(実施の形態6)
図6は本発明の実施の形態6による通信システムを示すブロック図である。図6において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47は図1と同様のものであり、その説明は省略する。48はインターネット等の外部ネットワークとつながる親機ネットワーク部であり、図6ではインターネット51とつながっている。
【0064】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。最初に電子メールの送受信方法について説明する。実施の形態5により、子機データ保存部24には、保存されるデータとして、電子メールアドレスが自動的に保存してある。子機データ制御部23から指示を与えることで、必要とする電子メールアドレスを検索する(図6ではDさんに電子メールを送信する)。検索の結果、必要とする電子メールアドレスを取得し、子機無線部27と親機無線部47と親機データ保存部42と親機ネットワーク部48を介して、インターネット51へとつながり、電子メールを送信できる。また、電子メールの受信も親機ネットワーク部48を介して、インターネット51へとつながることで可能である。
【0065】
受信した電子メールは一旦、親機データ保存部42に保存された後、必要に応じて、子機21へと転送する。さらに、子機21から親機41へ電子メールアドレスを転送することができるので、親機41から直接インターネット51へとつながり、電子メールの送受信が可能となる。
【0066】
次に、インターネット51を利用した携帯端末機11への情報提供について説明する。まず、携帯端末機11、あるいは子機データ制御部23、あるいは親機データ制御部43に指示を与えるか、予め取得したい情報を登録しておく。携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22の接続後、前記指示、あるいは登録により、子機無線部27と親機無線部47と親機データ保存部と親機ネットワーク部48を介して、インターネット51から携帯端末機データ保存部12へ必要とするデータの提供を受ける。インターネット51から提供を受ける情報の種類としては、ニュース、着信メロディー等の音楽、静止画や動画等の画像、携帯端末機11の時刻を調整する時計情報等がある。
【0067】
以上のように本実施の形態によれば、インターネット51等のネットワークに接続することができる親機ネットワーク部48を備え、子機データ保存部22、あるいは親機データ保存部42はデータとして電子メールアドレスを自動的に保存する機能を有することにより、子機データ制御部23、あるいは親機データ制御部43から指示を与えることで、子機21、あるいは親機41等から保存された電子メールアドレスを利用して電子メールを送受信することができる。また、携帯端末機11をインターネット51に直接つなぐことなく、携帯端末機11の充電を利用して、必要な情報を取得し、携帯端末機11で確認することができる。さらに、携帯端末機11と子機21はデータ送受信部34等でつながっているため、インターネット51に直接つなぐ方法と比較して、大容量の情報を素早く受信することができる。
【0068】
(実施の形態7)
図7は本発明の実施の形態7による通信システムを示すブロック図である。図7において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、インターネット51は、図6と同様のものであり、その説明は省略する。49は親機データ保存部42に保存されたデータを印刷できる親機印刷部である。
【0069】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。
【0070】
携帯端末機データ保存部12のデータは、データ送受信部34等を利用して、子機データ保存部22に自動的に保存されている。まず、子機データ保存部22のデータで必要なデータを子機データ制御部23と親機データ制御部から指示を与えることで、子機無線部27と親機無線部47を介して、親機データ保存部に保存する。親機データ制御部43に指示を与えることで、親機印刷部49を利用して、印刷をする。もちろん、元々親機データ保存部42が取得したり、作成したりしたデータも印刷できる。印刷するデータとしては、電話番号、電子メール、電子メールアドレス、静止画や動画等の画像である。
【0071】
(実施の形態8)
図8は本発明の実施の形態8による通信システムを示すブロック図である。図8において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、インターネット51、親機印刷部49は、図1と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図8の通信システムの構成は図7と同様であるが、その利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0072】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。
【0073】
まず、初期設定として、子機21に接続する携帯端末機11を子機データ制御部23に個別に登録する。例えば、利用者ごとに、接続する携帯端末機11の登録を行う。この登録により、登録された携帯端末機11ごとにデータを保存する場所が、子機データ保存部22に確保される。次に、携帯端末機11の充電やデータ送受信の際に、携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22とをデータ送受信部34等を用いて接続する。携帯端末機11がデータ送受信部34等を介して子機データ保存部22に接続されると、登録したどの携帯端末機11かを子機データ制御部23が自動的に認識する。認識されると、登録した携帯端末機11ごとに対応したデータ保存場所にデータが自動的に保存される。
【0074】
以上のように本実施の形態によれば、予め登録した携帯端末機11に対応したデータの保存場所が、子機データ保存部22内に確保できる。これにより、利用者ごと等に利用できる形式でデータが保存され、他の利用者のデータと混在することを防ぐことができる。
【0075】
(実施の形態9)
図9は本発明の実施の形態9による通信システムを示すブロック図である。図9において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、インターネット51、親機印刷部49は図10と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図9の通信システムの構成は図7と同様であるが、その利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0076】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。実施の形態9に記載の子機データ保存部22において、暗証番号を設定する。子機データ保存部22に保存したデータを利用するとき、子機データ制御部23に暗証番号を入力し、子機データ保存部22で認証を受けると、認証を受けた範囲で子機データ保存部22のデータを利用できる。
【0077】
以上のように本実施の形態によれば、携帯端末機11から子機データ保存部25に保存されたデータを他の利用者に容易に見られたり、利用されたりしないようにできる。
【0078】
(実施の形態10)
図10は本発明の実施の形態10による通信システムを示すブロック図である。図10において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、親機印刷部49、インターネット51は図9と同様のものであり、その説明は省略する。すなわち、図10の通信システムの構成は図7と同様であるが、その利用方法を詳細に記載するために、内容を編集してある。
【0079】
図10では親機41と複数の携帯端末機11と子機21と充電台31を備え、それぞれの携帯端末機11と子機21と充電台31の組は、実施の形態1から10と同じ役割を果たすことができる。
【0080】
以上のように本実施の形態によれば、複数の携帯端末機11と子機21との間のデータ送受信を同時にすることもできる。また、複数の携帯端末機11を同時に充電することもできる。
【0081】
(実施の形態11)
図11は本発明の実施の形態11による通信システムを示すブロック図である。図11において、携帯端末機11、携帯端末機データ保存部12、携帯端末機データ制御部13、携帯端末機音声出力部14、携帯端末機表示部15、携帯端末機2次電池16、子機21、子機データ保存部22、子機データ制御部23、子機音声出力部24、子機表示部25、子機2次電池26、子機無線部27、充電台31、携帯端末機用電力供給部32、子機用電力供給部33、データ送受信部34、通信機器本体(親機)41、親機データ保存部42、親機データ制御部43、親機音声出力部44、親機表示部45、親機無線部47、親機ネットワーク部48、親機印刷部49、インターネット51は、図7と同様のものであり、その説明は省略する。35は携帯端末機11へ内部の2次電池を充電するための充電電流を供給し、携帯端末機11と子機との間のデータ送受信の際の信号を通す機能を備えた通信ケーブルである。
【0082】
以上のように構成された通信システムについて、その動作を説明する。通信ケーブル35に携帯端末機11を接続し、子機21を充電台31に設置する。これにより、携帯端末機2次電池16と携帯端末機用電力供給部32、子機2次電池26と子機用電力供給部33をそれぞれ接続し、データ送受信部34を介して携帯端末機データ保存部12と子機データ保存部22を接続する。これらの接続により、実施の形態1、あるいは実施の形態2と同様にして、携帯端末機11の充電と、携帯端末機11と子機21と親機41の3者間でデータの送受信を行う。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、例えば電話番号、着信メロディー等の音楽、電子メール、電子メールアドレス、静止画や動画等の画像等のデータを携帯端末機から電話機、ファクシミリ、通信機能付きプリンタ等の通信機器の子機に自動的に保存することができる。これにより、携帯端末機と子機の充電と共に、携帯端末機と子機との間のデータ送受信を行うこともできる。また、携帯端末機の充電という習慣を利用して、携帯端末機と子機との間のデータ送受信が行え、携帯端末機のデータを子機に保存するとき、利用者が意識しなくとも、データを外部の通信機器に自動的に保存できる。さらに、携帯電話と子機との間のデータ送受信が、無線により行われるので、本発明が解決しようとする課題のうち、3つを解決できると考えられる。1つ目は、データ送受信範囲の拡張である。携帯端末機が通信機器本体(親機)と無線通信可能で、データ送受信ができる機能を備えておれば、親機とのデータ送受信は、親機から離れたところに携帯端末機があっても可能である。
【0084】
また本発明により、データ送受信は携帯端末機と子機との間で行う形態にすることで、親機から離れたところでも、携帯端末機と親機とのデータ送受信ができ、データ送受信範囲の拡張が実現できる。
【0085】
また本発明により、データ送受信は携帯端末機と子機との間で行うことで、子機データ保存部に携帯端末機のデータを自動保存することができ、子機にて携帯端末機のデータが利用できる形態になるので、データ利用範囲の拡張が実現できる。
【0086】
また本発明により、データ送受信は携帯端末機と子機との間で行う形態にすることで、親機から物理的に離れたところで、データ送受信をし、データの利用と管理ができるので、他の利用者によるデータ漏洩や不正なデータ利用を防ぐことができる。また、親機へデータを転送し、親機でデータを利用する形態になっているが、親機でのデータ利用後、データを消去するようにしておけば、他の利用者も利用すると考えられる親機からのデータの漏洩と不正利用を防止することができる。
【0087】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で電話番号を送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された電話番号を利用して、子機や親機で電話したり、親機に登録した電話番号を携帯端末機に提供したりできるという有利な効果が得られる。
【0088】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で着信メロディー等の音楽を送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された着信メロディー等の音楽を子機音声出力部や親機音声出力部を通して聞いたり、親機や子機の着信音として設定したり、また、子機や親機で作成、あるいは編曲、あるいは取得した着信メロディー等の音楽を携帯端末機に提供したりできるという有利な効果が得られる。
【0089】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で静止画や動画等の画像を送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された静止画や動画等の画像を子機表示部や親機表示部を通して見たり、親機や子機の待ち受け画面として設定したり、また、子機や親機で作成、あるいは編集、あるいは取得した静止画や動画等の画像を携帯端末機に提供することができるという有利な効果が得られる。
【0090】
また、携帯端末機と子機との間、子機と親機との間、親機と携帯端末機との間で電子メールや電子メールアドレスを送受信する機能を有することにより、子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、携帯端末機から自動的に保存された電子メールや電子メールアドレスを子機表示部や親機表示部を通して見たり、子機や親機で作成、あるいは編集、あるいは取得した電子メールや電子メールアドレスを携帯端末機に提供したりできるという有利な効果が得られる。
【0091】
また、親機はインターネット等の外部情報網と接続可能な親機ネットワーク部を備えたことにより、親機がインターネット等から得た外部情報を携帯端末機や子機に提供したり、子機や親機に自動的に保存された電子メールアドレスを利用して、電子メールを送信したり、電子メールを受信したりできるという有利な効果が得られる。
【0092】
また親機は親機データ保存部に保存されたデータを印刷するための親機印刷部を備えたことにより、電話番号や電子メールアドレスの一覧を表に編集したものを印刷したり、携帯端末機と送受信した電子メールや親機が親機ネットワーク部を介して送受信した電子メールを印刷したり、インターネット等からの外部情報を印刷したり、携帯端末機と送受信した静止画や動画等の画像を印刷したりできるという有利な効果が得られる。
【0093】
また、子機データ保存部は、子機と接続される携帯端末機の個別情報を認識し、個別にデータを保存する機能を備えたことにより、子機と接続される携帯端末機を利用者ごと等、個別に認識し、個別のデータ保存場所にデータを保存できるので、同じ子機に保存された他の利用者のデータとの混在を防げるという有利な効果が得られる。
【0094】
また、子機データ保存部は、暗証番号によるデータの保護機能を備えたことにより、利用者ごとや携帯端末機ごと等、個別に子機データ保存部に保存されたデータの利用範囲を制限し、他の利用者によるデータ漏洩や不正利用を防止できる。また利用者のプライバシー保護を物理的に行うため、子機と携帯端末機との間のデータ送受信することに加えて、データ利用においても、利用者のプライバシーを保護できるという有利な効果が得られる。
【0095】
また、親機無線部は、複数台の子機や携帯端末機との無線を利用したデータ送受信できる機能を備えたことにより、携帯端末機データ制御部や子機データ制御部や親機データ制御部に指示を与えることで、複数台の子機や親機とのデータ送受信が可能となると共に、複数台の子機や親機の充電が可能となるという有利な効果が得られる。
【0096】
また、前記携帯端末機と前記子機の両方を設置できる充電台に代えて、前記携帯端末に通信ケーブルを用いて接続ができ、前記携帯端末機を充電すると共に、前記携帯端末機と前記子機との間のデータ送受信ができる充電台を備えたことにより、携帯端末機の充電と、携帯端末機と子機との間のデータの送受信が、充電台に携帯端末機を設置しなくとも、通信ケーブルにより行えるという有利な効果が得られる。例えば、通信ケーブル接続部の形状さえ合えば、外観の異なる携帯端末機を設置するために、異なる形状の充電台を用意する必要がない。また、携帯端末機の通信ケーブル接続部の形状が異なったとしても、通信ケーブルのみを対応できるものに交換すればいいので、携帯端末機の買い替えや複数の利用者により異なる携帯端末機の外観の形状にとらわれることなく、対応できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による通信機器を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による通信機器を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による通信機器を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4による通信機器を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5による通信機器を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態6による通信機器を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態7による通信機器を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態8による通信機器を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態9による通信機器を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態10による通信機器を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態11による通信機器を示すブロック図
【符号の説明】
11 携帯端末機
12 携帯端末機データ保存部
13 携帯端末機データ制御部
14 携帯端末機音声出力部
15 携帯端末機表示部
16 携帯端末機2次電池
21 子機
22 子機データ保存部
23 子機データ制御部
24 子機音声出力部
25 子機表示部
26 子機2次電池
27 子機無線部
31 充電台
32 携帯端末機用電力供給部
33 子機用電力供給部
34 データ送受信部
35 通信ケーブル
41 通信機器本体(親機)
42 親機データ保存部
43 親機データ制御部
44 親機音声出力部
45 親機表示部
47 親機無線部
48 親機ネットワーク部
49 親機印刷部
51 インターネット
Claims (12)
- 子機と、親機と、充電台より成る通信システムであって、
前記子機は、子機データ保存部と、前記子機データ保存部に保存された前記データを利用して子機の動作を制御する子機データ制御部と、種々の情報を表示するための子機表示部と、音声出力のための子機音声出力部と、親機との間で無線を用いて送受信するための子機無線部と、前記子機の電源となる子機2次電池とを有し、
前記親機は、親機データ保存部と、前記親機データ保存部に保存された前記データを利用して親機の動作を制御する親機データ制御部と、種々の情報を表示するための親機表示部と、音声出力のための親機音声出力部と、前記子機との間で無線を用いて送受信するための親機無線部とを有し、
前記充電台は、前記子機2次電池を充電するための子機用電力供給部と、携帯端末機を充電するための携帯端末機用電力供給部と、携帯端末機と前記子機データ保存部との間のデータ送受信を可能にするデータ送受信部とを有する
ことを特徴とする通信システム。 - データを保存することができる子機データ保存部と、前記子機データ保存部に保存された前記データを利用して子機の動作を制御する子機データ制御部と、種々の情報を表示するための子機表示部と、音声出力のための子機音声出力部と、親機との間で無線を用いて送受信するための子機無線部と、前記子機の電源となる子機2次電池とを備えた子機と、
データを保存することができる親機データ保存部と、前記親機データ保存部に保存された前記データを利用して親機の動作を制御する親機データ制御部と、種々の情報を表示するための親機表示部と、音声出力のための親機音声出力部と、前記子機との間で無線を用いて送受信するための親機無線部とを備えた親機と、
データを保存することができる携帯端末機データ保存部と、保存されたデータを利用して動作を制御する携帯端末機データ制御部と、種々の情報を表示するための携帯端末機表示部と、音声出力のための携帯端末機音声出力部と、電源となる携帯端末機2次電池とを備えた携帯端末機と、
携帯端末機を充電するための携帯端末機用電力供給部と、前記子機2次電池を充電するための子機用電力供給部と、携帯端末機と前記子機データ保存部との間のデータ送受信を可能にするデータ送受信部とをとを備えた充電台とを有することを特徴とする通信システム。 - 前記携帯端末機と前記子機との間、若しくは前記子機と前記親機との間、若しくは前記親機と前記携帯端末機との間のデータ送受信の対象となるデータは電話番号であることを特徴とする請求項1乃至2いずれか1に記載の通信システム。
- 前記携帯端末機と前記子機との間、若しくは前記子機と前記親機との間、若しくは前記親機と前記携帯端末機との間のデータ送受信の対象となるデータは着信メロディー等の音楽であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1に記載の通信システム。
- 前記携帯端末機と前記子機との間、若しくは前記子機と前記親機との間、若しくは前記親機と前記携帯端末機との間のデータ送受信の対象となるデータは静止画や動画等の画像であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1に記載の通信システム。
- 前記携帯端末機と前記子機との間、若しくは前記子機と前記親機との間、若しくは前記親機と前記携帯端末機との間のデータ送受信の対象となるデータは電子メールや電子メールアドレスであることを特徴とする請求項1乃至5に記載の通信システム。
- 前記親機は、インターネット等の外部情報網と接続可能な親機ネットワーク部を備えたことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1に記載の通信システム。
- 前記親機は、前記親機データ保存部から取り出したデータを印刷する親機印刷部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7いずれか1に記載の通信システム。
- 前記子機データ保存部は、前記子機と接続される携帯端末機の個別情報を認識し、個別に前記データを保存する機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の通信システム。
- 前記子機データ保存部は、暗証番号によるデータの保護機能を備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載の通信システム。
- 複数台の前記子機や前記携帯端末機との無線を利用したデータ送受信が可能な親機無線部を備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載の通信システム。
- 前記充電台から携帯端末機内の2次電池を充電するための充電電流を供給し、携帯端末機と子機との間のデータ送受信の際の信号を通す機能を備えた通信ケーブルを備えたことを特徴とする請求項1乃至11いずれか1に記載の通信システム。
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