JP4223449B2 - Rfid付きコードレス電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、親機と子機から構成されるRFID付きコードレス電話装置に関し、子機及び親機の着信制御方法およびコードレス電話機に関する。
従来から、親機と子機から構成されるコードレス電話機においては、例えば子機が親機上で充電中のような場合には、外部からの着信に対して子機は鳴動させないといった制御が行われていた(特許文献1参照)。また、子機が充電器に置かれてない場合でも、親機からの受信電波の強さを子機で検出して、あるしきい値より大きい場合には子機は親機からの着信情報を受信しても鳴動しないという技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開平5−292161号公報 特開平11−103335号公報
上記、特許文献1記載の技術では、子機が充電器に置かれている場合には、子機を鳴動させないことにより親機と子機が同時に鳴動することを防げるが、例えば、子機使用後に親機の近くの例えば机の上などに子機を置いてしまった場合には、子機が親機の充電器に置かれないため、親機と子機が同時に鳴動してしまい、着信音が聞き取り難く不快感を与える。
また、特許文献2記載の親機からの電波の強さにより鳴動の有無を子機で判定する場合には、子機で鳴動音は鳴らないが、親機から子機には呼出信号を送信するため、限られた無線チャネルを使用してしまい、同じ時に他のコードレス電話で制御チャネルが使用できないと言う問題があった。
親機の本体と送受器部分間がコードレスになっているカールコードレスタイプのコードレス電話機において、子機が親機の近くにないときには親機が鳴動しても送受器が無く応答できないため、親機が鳴動することは不要であり付近の人に不快感を与えるという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するもので、親機と子機の間がコードレスに接続されるコードレス電話機において、子機の不要な着信鳴動を回避できるRFID付きコードレス電話装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、外線または内線と接続される親機と、前記親機と無線通信により接続される子機とから成るコードレス電話装置において、前記子機は、RFIDタを備え、前記親機は、前記子機との無線通信可能な範囲より狭い範囲に存在するRFIDタグからID情報を読み取るRFID読取手段を備え、前記外線または内線から着信があった場合に、前記RFID読取手段の読取可能な範囲内に存在する子機のRFIDタグからID情報を読み取り、読み取ったID情報に対応する子機に対し、少なくとも予め設定した時間の間、当該着信に対応する呼び出し信号を送出しないようにした。
また、本発明は、外線または内線と接続される親機と、前記親機と無線通信により接続される子機とから成るコードレス電話装置において、前記子機は、RFIDタグを備え、前記親機は、前記子機との無線通信可能な範囲より狭い範囲に存在するRFIDタグに情報を書き込むRFID書込手段を備え、前記外線または内線から着信があった場合に、前記RFID書込手段の書込可能な範囲内に存在する子機のRFIDタグに、当該着信に対する着信動作を指示するコマンドを書き込み、前記コマンドを書き込まれたRFIDタグを備える子機は、当該書き込まれたコマンドに従って着信動作するようにした。
本発明は、コードレス電話の子機にRFIDタグを付け、親機とのデータ送受信により子機が親機の近くにいるか否かを識別して、子機の鳴動を制御することにより、子機の不要な着信鳴動を回避でき、近くで親機と子機の両方が鳴動する不快感をなくすことができる。
本発明は、子機の不要な着信鳴動を回避することにより、電波のチャネルを不要に使用することを防ぐことができる。また、子機の不要な着信鳴動を回避することにより、子機の電池の消耗を低減することができる。
従来、子機と親機の両方が鳴動することを回避する手段の1つとして、時間差を付けて親機を一定時間呼び出しても応答が無い場合に子機を呼び出す技術が提案されているが、本発明では、子機が親機の近くに無いことが分かるため、最初から子機を鳴動させることができ、発信者を待たせることがない。
本発明は、カールコードレスタイプのコードレス電話機で、子機(送受話器)が近くに無いために応答できないにもかかわらず、親機が鳴動することを回避でき、不快感をなくすことができる。
カールコードレスタイプのコードレス電話機で、子機(送受話器)が充電器に乗っていない場合は親機ではなく最初から子機を鳴動させるような技術もあるが、本発明では、子機(送受話器)が親機の近くに有る場合には、親機を鳴動させることにより、親機の持つ多彩な着信方法(例えば音声による呼出など)を有効に利用することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明にかかるコードレス電話機の全体構成を理解するための概略図である。図1の(1)は主に一般家庭などで使用される単体型のコードレス電話機に本発明を適用した例である。親機1がRFIDリーダー/ライターを持ち、子機3にRFIDタグを持つことにより、子機3が親機のRFIDエリア内にある場合とエリア内に無い場合で、親機1から子機3への呼出信号の送出の有無を変える等の制御を行うことができる。
図1の(2)は、主に一般家庭などで使用される単体型のコードレス電話機であって、親機と親機の送受話器間がコードレスになっているカールコードレスタイプのコードレス電話機に本発明を適用した例であり、この場合の送受話器(子機)3には一般のコードレス電話機の子機と同様に送受話器の機能のほかに送受話器3だけで発信及び着信応答が可能な、ダイヤル及び各種機能キー等を持っている。親機1にはRFIDリーダー/ライターを持ち、送受話器(子機)3にRFIDタグを持つことにより、送受話器(子機)3が親機のRFIDエリア内にある場合とエリア内に無い場合で、親機1から送受話器(子機)3への呼出信号の送出の有無を変える等の制御を行うことができる。
図1の(3)は、主に事業所などで使用されるボタン電話装置の内線に接続されるコードレス式のボタン電話機に本発明を適用した例である。ボタン電話装置は、主装置5と、主装置5に接続されるコードレスボタン電話機親機1および子機3と、場合によって有線式ボタン電話機6が接続される。コードレス式ボタン電話機親機1にはRFIDリーダー/ライターを持ち、子機3にRFIDタグを持つことにより、子機3が親機のRFIDエリア内にある場合とエリア内に無い場合で、コードレス式ボタン電話機親機1から子機3への呼出信号の送出の有無を変える等の制御を行うことができる。
図1の(4)は、主に事業所などで使用されるボタン電話装置の内線に接続されるコードレス式のボタン電話機の内、親機と親機の送受話器(子機)間がコードレスになっているタイプのコードレス式ボタン電話機に本発明を適用した例であり、この場合の送受話器(子機)3には一般のコードレス電話機の子機と同様に送受話器の機能のほかに送受話器(子機)だけで発信及び着信応答が可能な、ダイヤル及び各種機能キー等を持っている。コードレス式ボタン電話機親機1にはRFIDリーダー/ライターを持ち、送受話器(子機)3にRFIDタグを持つことにより、送受話器(子機)3がコードレス式ボタン電話機親機1のRFIDエリア内にある場合とエリア内に無い場合で、コードレス式ボタン電話機親機1から送受話器(子機)3への呼出信号の送出の有無を変える等の制御を行うことができる。
図2を用いて、本発明の第1の実施例におけるコードレス電話機の親機1と子機3の構成の概略を説明する。図2において、コードレス電話機は、外線に接続されるコードレス電話機親機1と、親機と無線で接続されるコードレス電話機子機3から構成される。
コードレス電話機親機1は、制御回路11と、無線通信回路12と、アンテナ13と、回線インタフェース回路14と、スピーチネットワーク15と、送受話器16と、スピーカ17と、入力回路18と、表示回路19と、RFIDリーダー/ライター20と、情報記憶回路21と、電源回路22と、充電端子23を有して構成される。
制御回路11は、コードレス電話機親機1の各回路からの入力情報(コードレス電話機子機3からの情報も含む)に対する解析や判断、情報記憶回路21に対する情報の入出力、各回路の制御を行う。また、無線通信回路12は、コードレス電話機子機3との間でアンテナ13を経由して無線交信を行う。
回線インタフェース回路14は、外線に接続されるインタフェース回路である。ここでいう外線は、一般公衆回線、IP電話事業者の回線、専用線、私設線、携帯等の無線使用回線(無線/有線変換アダプタ使用)等も含まれる。また、ボタン電話装置などの内線にコードレス式ボタン電話機として接続される場合には、ボタン電話装置の内線回路も含まれる。
スピーチネットワーク15は、回線インタフェース回路14からの音声情報や無線通信回路12を経由した子機からの音声情報等を、送受話器16及びスピーカ17に接続する。
送受話器16は、コードレス電話機親機1にて通話を行うためのものであり、スピーカ17は、着信音を鳴動させたり他の音を聞かせるためのものである。入力回路18は、ダイヤルキーや機能キーなどの各種情報の入力手段である。表示回路19は、電話番号や通話時間等を表示する手段である。
RFIDリーダー/ライター20は、RF信号を送出して子機に付加されたRFIDタグに電源を供給するとともに、RFIDタグと各種情報の送受信を行う手段である。情報記憶回路21は、通常の記憶部としての働きの他に、コードレス電話機子機3に付加されたRFIDタグのID番号、ID受信状態等の情報が記憶される。
電源回路22は、商用電源等からコードレス電話機親機1を動作させる電源に変換する回路であり、充電端子23は、コードレス電話機子機3を充電するための電源出力回路である。
コードレス電話機子機3は、制御回路31と、無線通信回路32と、アンテナ33と、スピーチネットワーク34と、送受話器35と、スピーカ36と、入力回路37と、表示回路38と、情報記憶回路39と、記憶部41を有するRFIDタグ40と、充電端子42と、電源回路43を有して構成される。
制御回路31は、コードレス電話機子機3の各回路からの入力情報(コードレス電話機親機1からの情報も含む)に対する解析や判断、情報記憶回路39に対する情報の入出力、各回路の制御を行う手段である。無線通信回路32は、コードレス電話機親機1との間でアンテナ33を経由して無線交信を行う手段である。
スピーチネットワーク34は、無線通信回路32を経由した親機からの音声情報等を、送受話器35及びスピーカ36に接続する。送受話器35は、コードレス電話機子機にて通話を行う手段であり、スピーカ36は、着信音を鳴動させたり他の音を聞かせるための手段である。入力回路37は、ダイヤルキーや機能キーなどの各種情報の入力手段である。表示回路38は、電話番号や通話時間等を表示する手段である。情報記憶回路39は、コードレス電話機子機3を動作させるための各種情報を記憶させる回路である。
RFIDタグ40は、コードレス電話機親機1のRFIDリーダー/ライター20より、RF信号により電源供給を受けて動作し、RFIDリーダー/ライター20と各種情報の送受信を行う。また、記憶部41は、RFIDタグの固有のID情報を記憶するとともに、RFIDリーダー/ライター20から受信した情報を記憶する手段である。
充電端子42は、コードレス電話機親機1の充電端子23又は他の充電器から充電を受けるための端子であり、電源回路43は、充電端子42で受けた電源を、コードレス電話機子機3を動作させる電源に変換する回路である。
図2に示すボタン電話装置に適用される本発明の第1の実施例の動作を、図2〜図5を用いて説明する。この実施例では、コードレス電話機親機1と第1の子機A3−1及び第2の子機B3−2が、図3に示す位置関係、すなわち、第1の子機A3−1が親機1のRFIDエリア内にあり、第2の子機B3−2が親機1のPFIDエリア外にあるとする。
図5に示すように、コードレス電話機親機1に着信があると、制御回路11は着信を認識する(S101)。この着信に対して第1の子機A3−1と第2の子機B3−2を鳴動させる場合、制御回路11は、RFIDリーダー/ライター20からRF信号を送出する(S102)。RFIDエリア内にある子機A3−1のRFIDタグ40は、RF信号によりパワーが供給され動作を開始する(S201)。(図3の場合には第1の子機A3−1にはパワーが供給され第2の子機B3−2にはパワーが供給されない)このRF信号にはコマンドが含まれ、第1の子機A3−1はそのコマンドを受け取る(S202)。コマンドを受け取ったRFIDタグ40は、記憶部41に予め記憶された自分のIDを送信し(S203)、コードレス電話機親機1のRFIDリーダー/ライター20はRFIDタグから送信されたIDを受信する(S103)。
RFIDタグからのデータ受信を一定時間監視して、タイムオーバーした場合(S104)に、制御回路11は受信データを情報記憶回路21内に設けたID識別テーブルに記憶する(S105)。図4を用いて、情報記憶回路21内に設けたID識別テーブルに記憶されるデータの構成を説明する。ID識別テーブルは、子機とそのIDとID受信状態を対応付けて構成される。この例では、子機番号AのIDは“0001”であり、ID受信状態は“受信”であり、子機番号BのIDは“0002”であり、ID受信状態は“未受信”が記述される。
情報記憶回路21に記憶された子機とID識別テーブルを構成するデータから、IDを受信できた子機(この場合には第1の子機A3−1)が近くにあり、IDを受信できなかった子機(この場合は第2の子機B3−2)が近くに無いことを制御回路11が判定する(S106)。制御回路11は、スピーチネットワーク15の制御を行い、スピーカ17から着信音を鳴動させることにより親機を着信鳴動させる(S107)。
コードレス電話機親機1の着信鳴動については、図5には特に記述しないが、(S106)の判定結果により以下の3つの中から選択することができる。
(1)無条件で鳴動させる。
(2)鳴動させる子機がある場合には親機は鳴動させない。
(3)子機を一定時間鳴動させて、誰も応答しなかった場合に親機を鳴動させる。
制御回路11は、IDを受信できないので近くに無いと判定した第2の子機B3−2に対して、無線通信回路12及びアンテナ13を通じて呼出信号を送信し(S108)、第2の子機B3−2が呼出信号を受信することにより(S301)、対応の第2の子機B3−2が鳴動する(S302)。
さらに、必要な場合には指定時間の間だれも応答しなかった場合には(S109)、近くにある第1の子機A3−1に対しても無線通信回路12及びアンテナ13を通じて着信信号を送信し(S110)、第1の子機A3−1が着信信号を受信することにより(S204)、対応の第1の子機A3−1を鳴動させることもできる(S205)。
実施例1においては、第1の子機A3−1と第2の子機B3−2の2台で説明しているが、3台以上の子機の構成においても同様に本発明を実施することが可能である。また、子機が1台の構成においても同様で、図3において1台の子機が第1の子機Aの位置にある場合と第2の子機Bの位置にある場合とで考えることができる。さらに、実施例1において、図1(1)に示す親機1にカールコードで送受話器が接続されるコードレス電話機に対し、図1(2)に示す親機1と送受話器(子機)3との間をコードレスで接続するコードレス電話機(カールコードレスタイプ)についても同様に本発明を実施できる。
図6を用いて、本発明の第2の実施例におけるコードレス電話機の子機の構成を説明する。図6においては図2と同一の符号が付されたブロックは同一の機能を有するものであり説明を省略する。また、コードレス電話機の親機については図2と同一であり説明を省略する。
第2の実施例は、第1の実施例に比べて、コードレス電話機子機3のRFIDタグ40の記憶部41に記憶された情報を、コードレス電話機子機3の制御回路31から読み出せるようにしたものである。すなわち、第2の実施例のコードレス電話機子機3は、図2で説明したブロックの他にRFID制御回路44を有して構成される。
RFID制御回路44は、制御回路31においてRFIDタグ40の記憶部41に書かれている情報を読み出したり、RFIDタグ40の記憶部41に情報を書き込んだりするための回路である。
第2の実施例の動作を、図2〜図4、図6〜図8を用いて説明する。この実施例においても、コードレス電話機親機1と第1の子機A3−1及び第2の子機B3−2が図3の位置関係にあるとする。図8に示すフローチャートにおいて、コードレス電話機親機1に着信があると、制御回路11は着信を認識する(S401)。この着信に対して第1の子機A3−1と第2の子機B3−2を鳴動させる場合、制御回路11はRFIDリーダー/ライター20からRF信号を送出する(S402)。RFIDエリア内にあるRFIDタグ40はRF信号によりパワーが供給され動作を開始する(S501)。(図3の場合には第1の子機A3−1にはパワーが供給され、第2の子機B3−2にはパワーが供給されない)
このRF信号にはコマンドが含まれ、第1の子機A3−1はそのコマンドを受け取る(S502)。コマンドを受け取ったRFIDタグ40はコマンドを記憶部41に記憶し(S503)、記憶部41に予め記憶された自分のIDを送信する(S504)。コードレス電話機親機1のRFIDリーダー/ライター20は、RFIDタグ40から送信されたIDを受信する(S403)。ステップS503において記憶部41に記憶されたコマンド情報を、図7を用いて説明する。すなわち、記憶部41に記憶されたコマンド情報は、例えば、自分のID情報“0001”と、親機から受信したコマンド“2”(音量中による着信)とされる。この記憶されたコマンド情報は、コードレス電話機親機1からの呼出信号を受信するか、記憶から一定時間を経過すると消去される。
コードレス電話機親機1は、子機3のRFIDタグ40からのデータ受信を一定時間監視して、タイムオーバーすると(S404)、制御回路11は受信データを情報記憶回路21に記憶する(S405)。情報記憶回路21に記憶されるデータ構成は、前述の図4に示したものと同様である。
情報記憶回路20に記憶されたデータから、IDを受信できた子機(この場合には第1の子機A3−1)が近くにあり、IDを受信できなかった子機(この場合は第2の子機B3−2)が近くに無いことを制御回路11が判定する。(S406)。制御回路11は、スピーチネットワーク15の制御を行い、スピーカ17より着信音を鳴動させることにより親機を着信鳴動させる(S407)。
親機の着信鳴動については、図8には特に記述しないが、ステップS506の判定結果により以下の3つの中から選択することができる。
(1)無条件で鳴動させる。
(2)鳴動させる子機がある場合には親機は鳴動させない。
(3)子機を一定時間鳴動させて、誰も応答しなかった場合に親機を鳴動させる。
制御回路11は、近くに無いと判定した第2の子機B3−2に対して、無線通信回路12及びアンテナ13を通じて呼出信号を送信し(S408)、第2の子機B3−2が呼出信号を受信することにより(S601)、対応の第2の子機B3−2が鳴動する(S603)。このとき、第2の子機B3−2のRFIDタグ40の記憶部41にはコマンドは記憶されていないので、通常の着信動作になる。
ステップS408で子機に呼出信号を送信する際、ID信号を受信でき近くに有ると判定した子機(図3の場合は第1の子機A3−1)に対しても設定によっては呼出信号を送信することもできる。
コードレス電話機親機1のRFIDエリア内に有る子機(図3の場合は第1の子機A3−1)に対して呼出信号が送出された場合には(S408)、第1の子機A3−1が呼出信号を受信したときに(S505)、制御部31は、RFIDタグ40の記憶部41に記憶されたコマンドを読出し(S506)、コマンドに従って、着信音量を小さくしたり、音を止めてバイブレータのみを動作させたり、着信動作を制御することができる(S507)。
第2の実施例においては、第1の子機Aと第2の子機Bの2台で説明しているが、3台以上の子機の構成においても同様に可能である。また、子機が1台の構成においても同様で、図3において1台の子機が子機Aの位置にある場合と子機Bの位置にある場合とで考えることができる。第2の実施例において、図1(1)に示す親機1にカールコードで送受話器が接続されるコードレス電話機に対し、図1(2)に示す親機1と送受話器(子機)3との間をコードレスで接続するコードレス電話機(カールコードレスタイプ)についても同様に本発明を実施できる。
図9を用いて、本発明の第3の実施例にかかるボタン電話装置のボタン電話主装置の構成を説明する。ボタン電話主装置に接続されるコードレス式ボタン電話機1−1〜1−nの構成は図2及び図6と同一であるため説明を省略する。
ボタン電話主装置5は、中央制御部51と、通話路スイッチ52と、1以上の外線回路53−1〜53−nと、複数の内線回路54−1〜54−nと、記憶部55を有して構成される。
中央制御部51は、ボタン電話主装置5の各回路からの入力情報(コードレス式ボタン電話機1からの情報も含む)に対する解析や判断、記憶部55に対する情報の入出力、各回路の制御を行う。通話路スイッチ52は、ボタン電話主装置5内の交換処理(外線と内線の接続、他)を行う。外線回路53−1〜53−nは、外線に接続されるインタフェース回路である。内線回路54−1〜54−nは、コードレス式ボタン電話機1−1〜1−nと音声データ、制御データの通信を行うためのインタフェース回路である。
記憶部55は、通常の記憶部としての働きの他に、コードレス式ボタン電話機1の子機に付加されたRFIDタグのID番号、ID受信状態等の情報が記憶される。
本発明の第3の実施例の動作を、図2、図3、図6、図9〜図11を用いて説明する。ボタン電話装置のボタン電話主装置5に外線から着信があると、中央制御部51は外線回路53から着信を検出し(S701)、着信鳴動させるボタン電話機を指定して内線回路54から対応のコードレス式ボタン電話機の親機1にID確認信号を送出する(S702)。
コードレス式ボタン電話機の親機1と第1の子機A3−1及び第2の子機B3−2が図3の位置関係にあるとした場合、コードレス式ボタン電話機の親機1が主装置5からID確認信号を受信すると(S801)、制御回路11はRFIDリーダー/ライター20からRF信号を送出する(S802)。RFIDエリア内にある子機3のRFIDタグ40はRF信号によりパワーが供給され動作を開始する(S901)。(図3の場合には第1の子機A3−1にはパワーが供給され第2の子機B3−2にはパワーが供給されない)このRF信号にはコマンドが含まれ、第1の子機A3−1はそのコマンドを受け取る(S902)。コマンドを受け取ったRFIDタグ40は記憶部41に予め記憶された自分のIDを送信し(S903)、コードレス式ボタン電話機の親機1のRFIDリーダー/ライター20は第1の子機A3−1のRFIDタグ40から送信されたIDを受信する(S803)。
RFIDタグ40からのデータ受信を一定時間監視して、タイムオーバーすると(S804)、制御回路11は受信データをボタン電話主装置5に送信する(S805)。ID情報を受信した(S703)ボタン電話主装置5は、受信した子機3のID情報を記憶部55に記憶する(S704)。
記憶部55に記憶されるデータ構成を図11に示す。記憶部55に記憶されるデータは、子機とIDの識別テーブルとして構成され、親機に対応した子機番号およびそのID、ならびにID受信状態が登録される。この例では、親機番号“10”の子機番号“A”のIDが“0001”であり、ID受信状態は受信である。同様に親機番号“11”の子機番号“B”のIDが“0004”であり、ID受信状態は受信である。その他の子機はID受信状態となっていない。
記憶部55に記憶されたデータから、IDを受信できた子機(この場合には第1の子機A3−1)が近くにあり、IDを受信できなかった子機(この場合は第2の子機B3−2)が近くに無いことを中央制御部51が判定する。(S705)。
中央制御部51は、判定結果に基づいて鳴動指示をコードレス式ボタン電話機の親機1に送信する。指示の内容を図12に示す。すなわち、この例では指示対象はデータであり、親機1への指示は通常着信“0”であり、第1の子機Aへの指示は指定時間後着信“1”であり、第2の子機Bへは通常着信“0”であり、子機Aの指定時間は20秒“2”である。上記の指示は、例えば、子機の着信音量を下げたり、着信音を止めてバイブレータのみを動作させたり等の着信動作の指示に用いることもできる。
鳴動指示を受信した(S806)コードレス式ボタン電話機親機1は、指示に従って指定時間後に鳴動させる第1の子機A3−1に呼出信号を送信する(S807)。呼出信号を受信した(S904)第1の子機A3−1は、着信動作を行う(S905)。また、コードレス式ボタン電話機親機1は、ボタン電話主装置5からの鳴動指示に従って親機1の鳴動を行う(S808)。
実施例3は、図1(3)に示すカールコードで送受話器が接続されるコードレス式ボタン電話機親機1とコードレスで親機に接続される子機3とからなるボタン電話装置について説明したが、図1(4)に示されるコードレス式ボタン電話親機1にコードレスで送受話器(子機)3が接続されるボタン電話装置)についても同様に本発明を実施することができる。実施例3においては、図6に示した子機を用いた場合の説明は省略しているが、図6の構成を用いることにより第2の実施例と同様の動作が可能である。実施例3においては、第1の子機A3−1と第2の子機B3−2の2台で説明しているが、3台以上の子機の構成においても同様に可能である。また、子機が1台の構成においても同様で、図3において1台の子機が子機Aの位置にある場合と子機Bの位置にある場合とで考えることができる。
RFIDタグには一般的に、電池を持つものと、電池を持たずにRFIDリーダー/ライターからのRF信号によりパワーを得るものがあり、本実施例では電池を持たない例を記述しているが、何れの方式でも同様に本発明を実施することが可能である。
本発明にかかるコードレス電話機の全体動作を説明する概略図。 本発明のる第1の実施例にかかるコードレス電話機の親機及び子機の構成の概略図。 本発明の第1及び第2の実施例における概略の動作イメージ図。 本発明の第1及び第2の実施例における子機とIDの識別テーブル。 本発明の第1の実施例における着信処理動作フローチャート。 本発明による第2の実施例におけるコードレス電話機の子機の構成概略図。 本発明の第2の実施例におけるRFIDタグの記憶部に記憶される情報。 本発明の第2の実施例における着信処理動作フローチャート。 本発明の第3の実施例におけるボタン電話装置の主装置の構成概略図。 本発明の第3の実施例における着信処理動作フローチャート。 本発明の第3の実施例における子機とIDの識別テーブル。 本発明の第3の実施例における鳴動指示情報。
符号の説明
1:コードレス電話親機、3:コードレス電話子機、5ボタン電話主装置、6:有線式ボタン電話機、11:制御回路、12:無線通信回路、13:アンテナ、14:回線インタフェース回路、15:スピーチネットワーク、16:送受話器、17:スピーカ、18:入力回路、19:表示回路、20:RFIDリーダー/ライター、21:情報記憶回路、22:電源回路、23:充電端子、31:制御回路、32:無線通信回路、33:アンテナ、34:スピーチネットワーク、35:送受話器、36:スピーカ、37:入力回路、38:表示回路、39:情報記憶回路、40:RFIDタグ、41:記憶部、42:充電端子、43:電源回路、44:RFID制御回路、51:中央制御部、52:通話路スイッチ、53:外線回路、54:内線回路、55:記憶部。

Claims (2)

  1. 外線または内線と接続される親機と
    前記親機と無線通信により接続される子機とから成るコードレス電話装置において、
    前記子機は、RFIDタグを備え、
    前記親機は、前記子機との無線通信可能な範囲より狭い範囲に存在するRFIDタグからID情報を読み取るRFID読取手段を備え、前記外線または内線から着信があった場合に、前記RFID読取手段の読取可能な範囲内に存在する子機のRFIDタグからID情報を読み取り、読み取ったID情報に対応する子機に対し、少なくとも予め設定した時間の間、当該着信に対応する呼び出し信号を送出しないことを特徴とするRFID付きコードレス電話装置
  2. 外線または内線と接続される親機と、
    前記親機と無線通信により接続される子機とから成るコードレス電話装置において、
    前記子機は、RFIDタグを備え、
    前記親機は、前記子機との無線通信可能な範囲より狭い範囲に存在するRFIDタグに情報を書き込むRFID書込手段を備え、前記外線または内線から着信があった場合に、前記RFID書込手段の書込可能な範囲内に存在する子機のRFIDタグに、当該着信に対する着信動作を指示するコマンドを書き込み、
    前記コマンドを書き込まれたRFIDタグを備える子機は、当該書き込まれたコマンドに従って着信動作することを特徴とするRFID付きコードレス電話装置。
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