JP2002237071A - 対物レンズ衝突防止装置及びその製造方法 - Google Patents

対物レンズ衝突防止装置及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの有効径内部と光ディスク表面と
の衝突を低減できる対物レンズ衝突防止装置を提供す
る。 【解決手段】 光学式情報記録媒体に情報を記録又は再
生する記録又は再生装置の光ピックアップに用いる対物
レンズと記録媒体表面との接触を防ぐ衝突防止装置であ
って、対物レンズのレンズ有効面の周縁から対物レンズ
の外縁又は外側までも積層されかつ光学式情報記録媒体
の表面に近づいた場合にレンズ有効面より先に光学式情
報記録媒体の表面に接触する緩衝層を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】光学式情報記録媒体に情報を
記録又は再生する記録又は再生装置の光ピックアップに
用いる。本発明は、情報をトラック上に記録する光ディ
スクなどの光学式情報記録媒体の記録又は再生に用いら
れる光ディスクシステムのピックアップ装置に備えられ
た対物レンズと光ディスク表面との接触を防ぐ衝突防止
装置すなわち衝突防止用クラッシュパッドに関し、特に
その構造、材料と製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクシステムは、映像、音
声などのデータを記録再生する手段として広く用いられ
ている。光ディスクシステムにおいては、より一層の高
密度化と小型化が求められている。対物レンズにおいて
開口数(NA)は、例えばCD(Compact Disc)の0.4
5であるのに対してDVD(Digital Versatile Disc)で
は0.6となり、さらに対物レンズの有効径は従来の
4.5mm程度から3mm程度へと小さくなっている。
ピックアップ装置の小型化の影響として、対物レンズの
レンズ面先端と光ディスク表面までのいわゆる作動距離
が縮小され、従来に比べて対物レンズが光ディスク表面
に衝突してしまう可能性が増大している。
【0003】さらに、CDでは1.2mmあった透過基
板の厚さがDVDでは0.6mmと薄くなり、透過基板
により保護されている記録面までの距離が短くなってい
るので、対物レンズの衝突によって光ディスク表面につ
く傷に基づく信号に対する影響が大きくなってきた。ま
た、近年ではDVD−RW(Digital Versatile Disc-Re
writable)規格の登場などによって、ユーザー側で光デ
ィスクへ記録を行うことも可能になっている。ユーザー
によるデータ記録時には光ディスク表面に傷があると深
刻な影響が発生する場合がある。
【0004】さらに、開口数を一段と大きくした対物レ
ンズを用いようとする場合には、対物レンズ先端から光
ディスク表面までの作動距離が減少し、従来以上に精密
な寸法をもつ衝突防止装置(クラッシュパッド)を用意
する必要がある。このようなクラッシュパッドとして、
従来はテフロン(登録商標)などの樹脂シートをドーナ
ッツ状に切り抜いて接着テープでアクチュエータボビン
又はレンズ鏡筒端に固定するか、鏡筒に嵌合するような
形状の樹脂部品をつくり、これをはめ合わせてクラッシ
ュパッドとするようにしていた。
【0005】作動距離の極めて短い2枚組高開口数の対
物レンズに用いるには、シート形状のものではシートの
接着層厚みの誤差や浮きなどが発生し光ディスクに接触
する可能性がある。成形された樹脂を対物レンズアクチ
ュエータにはめ合わせ構造では樹脂成形の精度を高め、
さらに十分な接着を行わないとやはり光ディスクに接触
する可能性がある。
【0006】どちらにおいても光ディスク表面より柔ら
かい材料を使わないと光ディスク表面を傷つけてしまう
が、柔らかい材料ではシート状の加工や精度の良い成形
が困難であり、薄型のカバー層を均一な厚さで実現でき
るような柔らかい光ディスクカバー層に対しては短い作
動距離に対応した精度良い柔らかなクラッシュパッドを
実現することが困難であった。
【0007】また、対物レンズ内の特定の領域に緩衝材
を貼り付けたり塗布することも考えられているが、この
ような方法によると対物レンズを鏡筒に接着する前に緩
衝材を塗布するか、接着後に塗布する必要があり、この
ようにすると接着にかかる工数が増大するうえ、接着後
の塗布では塗布時に対物レンズに力がかかるために鏡筒
を支持するアクチュエータのバネの変形を引き起こしや
すいという問題がある。さらに、どちらによっても鏡筒
がディスクに接触するような場合には緩衝材が有効に機
能しないので、ディスクに傷が付きやすく、安定した記
録再生を著しく困難にするという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、対物レンズの
有効径内部と光ディスク表面との衝突を低減できる対物
レンズ及び衝突防止装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の衝突防止装置
は、光学式情報記録媒体によって情報を記録又は再生す
る記録又は再生装置の光ピックアップに用いる対物レン
ズと前記記録媒体の表面との接触を防ぐ衝突防止装置で
あって、対物レンズのレンズ有効面の周縁から前記対物
レンズの外縁又は外側までも積層されかつ前記光学式情
報記録媒体の表面に近づいた場合に前記レンズ有効面よ
り先に前記光学式情報記録媒体の表面に接触する緩衝層
を含むことを特徴とする。
【0010】本発明の衝突防止装置においては、前記緩
衝層は紫外線硬化型樹脂からなることを特徴とする。本
発明の衝突防止装置においては、前記緩衝層となる接着
剤によって、鏡筒と前記対物レンズが接着されているこ
とを特徴とする。本発明の衝突防止装置においては、前
記緩衝層は前記鏡筒の端面より前記光学式情報記録媒体
側に突出していることを特徴とする。
【0011】本発明の衝突防止装置においては、前記緩
衝層は互いに硬度の異なる少なくとも2つの緩衝材層の
積層体からなることを特徴とする。本発明の衝突防止装
置製造方法は、光学式情報記録媒体によって情報を記録
又は再生する記録又は再生装置の光ピックアップに用い
る対物レンズと前記記録媒体の表面との接触を防ぐ衝突
防止装置の製造方法であって、所定の厚みで一様に、対
物レンズのレンズ面に固着する紫外線硬化型樹脂層を成
膜する工程と、前記紫外線硬化型樹脂層の前記レンズ面
の有効径内部分を除去して有効径内のレンズ面を露出せ
しめる露出工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】本発明の衝突防止装置製造方法において
は、前記紫外線硬化型樹脂層を接着剤層として、前記対
物レンズと鏡筒とを接着する工程を含むことを特徴とす
る。本発明の衝突防止装置製造方法においては、前記露
出工程は、前記紫外線硬化型樹脂層の有効径内部分を切
り取り及び剥離する工程を含むことを特徴とする。本発
明の衝突防止装置製造方法においては、前記露出工程
は、前記紫外線硬化型樹脂層の有効径内部分をエッチン
グによって除去する工程を含むことを特徴とする。
【0013】本発明の衝突防止装置製造方法において
は、前記露出工程は、前記紫外線硬化型樹脂層の有効径
内部分をに対応する金型によって押し切る工程を含むこ
とを特徴とする。本発明の衝突防止装置製造方法におい
ては、前記紫外線硬化型樹脂層を成膜する工程におい
て、前記紫外線硬化型樹脂層は互いに硬度の異なる少な
くとも2つの緩衝材層の積層体から形成されることを特
徴とする。
【0014】本発明の対物レンズは、光学式情報記録媒
体によって情報を記録又は再生する記録又は再生装置の
光ピックアップに用いる対物レンズであって、対物レン
ズ本体と、前記対物レンズ本体のレンズ有効面の周縁か
ら前記対物レンズ本体の外縁又は外側までも積層されか
つ前記光学式情報記録媒体の表面に近づいた場合に前記
レンズ有効面より先に前記光学式情報記録媒体の表面に
接触する緩衝層と、を含むことを特徴とする。
【0015】本発明の対物レンズにおいては、前記緩衝
層は紫外線硬化型樹脂からなることを特徴とする。本発
明の対物レンズにおいては、前記緩衝層となる接着剤に
よって、鏡筒と前記対物レンズが接着されていることを
特徴とする。本発明の対物レンズにおいては、前記緩衝
層は前記鏡筒の端面より前記光学式情報記録媒体側に突
出していることを特徴とする。
【0016】本発明の対物レンズにおいては、前記緩衝
層は互いに硬度の異なる少なくとも2つの緩衝材層の積
層体からなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による実施形態の
対物レンズ衝突防止装置及びその製造方法について図面
を用いて説明する。図1は本発明に基づく衝突防止装置
の一例を用いた対物レンズを搭載したピックアップ本体
ユニット50の構成例を示す。図1において、11は対
物レンズ、12は対物レンズを支持する鏡筒、13は対
物レンズの光射出面における有効径部分(以下レンズ有
効面ともいう)、14はクラッシュパッド、15は対物
レンズを支持する鏡筒を駆動する対物レンズ駆動部、5
は光ディスクである。緩衝層であるクラッシュパッド1
4は対物レンズ11のレンズ有効面13周縁から対物レ
ンズの外縁及び外側面11aまでに積層され、光ディス
ク5の表面に近づいた場合にレンズ有効面13より先に
光ディスク5の表面に接触する。
【0018】クラッシュパッド14は樹脂によって対物
レンズ11の表面に環状に直接形成されており、クラッ
シュパッド14の開口径はレンズ有効径部分13より大
となっている。樹脂の材料は、例えば、大日本インキ社
製のEX−504,EX−508や、日本化薬社製のK
CB−308などの光ディスク表面よりも柔らかい紫外
線硬化型樹脂を選択することができる。本発明において
は対物レンズの表面に直接、紫外線硬化型接着剤樹脂な
どからなる樹脂層を形成し、対物レンズの有効径部分上
の樹脂層部分を除去した開口を有する形状として、この
接着剤樹脂層をクラッシュパッドとして作用させる。ま
た、紫外線硬化型接着剤樹脂に代えてゴム系やセルロー
ス系の樹脂をも接着剤樹脂層に用い得る。すなわち、本
発明に基づくクラッシュパッド14は光ディスク5の記
録面上の光透過層より硬度の低い材料を用いて形成され
る。
【0019】図2に示すように、クラッシュパッド14
はその周囲側面で支持される鏡筒12の内面に接着され
ている。また、クラッシュパッド14は鏡筒12の端面
より光ディスク5側に突出している。当然、クラッシュ
パッド14はレンズ有効面13より光ディスク5側に突
出している。図1に示す光ピックアップ装置のユニット
50は、光ビームを射出する半導体レーザなどの光源を
含み、該光ビームを対物レンズに導く照射光学系、並び
に光検出手段を含み対物レンズを介して光ディスクから
の反射光を光検出手段へ導く検出光学系を備える。
【0020】対物レンズ11を支持する鏡筒12の側面
周りには、該鏡筒を本体ユニット50に対して支持する
板バネなどの弾性支持部材、並びに、光ビームを光ディ
スク5の情報記録面上に向け集光するために光ディスク
の半径方向及びフォーカシング方向に対物レンズ11を
駆動するアクチュエータなどの対物レンズ駆動部15を
備えている。対物レンズ駆動機構は、鏡筒12と協働す
る半径方向及びフォーカシング方向に伸長するコイル及
び磁気回路(図示せず)を有している。本体ユニット5
0は、図1に示すように、光ディスク5の半径方向に伸
長するシャフト60上を移動するスライダ70に固定さ
れている。スライダ70により光ディスク5の半径方向
における本体ユニット50の粗移動が可能となる。
【0021】クラッシュパッド14を製造する方法は、
予め製造した対物レンズ11のレンズ面に固着するよう
に紫外線硬化型樹脂層を所定の厚みで一様に成膜して、
紫外線硬化型樹脂層のレンズ面の有効径内13対応部分
を除去して、有効径内のレンズ面を露出せしめる。対物
レンズ11の有効径部分の紫外線硬化型樹脂層を除外す
る方法としては、一度全面にわたって樹脂層を形成した
後で、有効径部分13を丸形に、治具によって切り取り
剥離する方法又はエッチングによって除去する方法と、
予め有効径部分を除外するような金型を作り、これを対
物レンズ有効径部分の表面に当てて紫外線硬化型樹脂層
を押し切り、クラッシュパッド14を形成する方法とが
ある。
【0022】また、他の実施形態としては、図3に示す
ように、対物レンズの光射出面における有効径部分13
の境界外部に凹又は凸形状の境界部分21を形成した
り、図4に示すように、有効径部分13の境界に段差3
1を設け、樹脂層の有効径内への漏出を防ぐ構造とする
ことも可能である。さらに、本発明の実施形態の構造と
して、対物レンズ外側面までのパッド径を制限する必要
はないので、図5に示すように、パッド14が外側の鏡
筒12の上Aまで拡張しているような形状のものも可能
である。すなわち、緩衝層が対物レンズの外縁及び外側
面までではなく、その外側へも広がっているような形状
のものも本発明に含まれる。また同様に、図6に示すよ
うに鏡筒の外側Bにまで出ている形状も本発明に含まれ
る。このような構成の本発明の利点は、鏡筒がディスク
に接触する場合にも緩衝層が有効に機能することであ
る。これは、特にディスクの反りなどによって対物レン
ズがディスクに対して傾いた状態の時などに有効であ
る。また、鏡筒のほうが対物レンズよりディスク側に突
出しているような形状のものであっても緩衝層が有効で
ある。
【0023】さらにまた、緩衝層が対物レンズ外径より
大きく形成されているので、緩衝層の形成と対物レンズ
の接着を同時に行うことができる。さらに、鏡筒の上部
にも緩衝層を形成することができるので鏡筒がディスク
に衝突するような状況においても緩衝層が有効に機能す
る。さらに、他の構成例として、上記例においては緩衝
層の接着効果によってだけ対物レンズを固定するような
構成を示したが、更なる強度が求められるような場合に
は、対物レンズを鏡筒にはめ合わせとしたり、さらに別
に接着剤を塗布して固定を補強するなどの方法もとるこ
とができる。
【0024】また、緩衝層の構成は1層に限られるもの
ではなく、図7に示すような緩衝材層14a,14bの
2層構造などの多層構造を採ることも可能である。ここ
で、緩衝層の上層の緩衝材層14aはドーナッツ型のシ
ートなどを用いることができ、これに下層の緩衝材層1
4bとして接着剤を塗布して、対物レンズ11及び鏡筒
12にまたがるように緩衝層を取り付け、同時に鏡筒と
対物レンズの固定を行うことができる。さらに、上層緩
衝材層14aも紫外線硬化性樹脂を用い、下層の上に積
層して緩衝層を構成することも可能である。このように
することによって、下層緩衝材層14bにはディスクよ
り固い材料を用いることも可能となるので、より強力に
対物レンズを固定したり、より柔らかい上層緩衝材層1
4aを形成することが可能になる。この場合、上記の紫
外線硬化型樹脂層を成膜する工程において、紫外線硬化
型樹脂層を互いに硬度の異なる少なくとも2つの緩衝材
層の積層体として形成し、その後工程で、紫外線硬化型
樹脂層のレンズ面の有効径内の対応部分を除外する。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明によれば、対物レンズ衝突
防止装置のクラッシュパッドの材質に光ディスクの最表
面の透明カバー層と同種の柔らかいものを用いることが
でき、カバー層表面に傷を付けることがない。また、対
物レンズを基準にクラッシュパッドを形成できるので寸
法公差の少ない正確な厚さのクラッシュパッドを容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の対物レンズを搭載した
光ピックアップ装置を示す概略斜視図。
【図2】本発明による実施形態の対物レンズを示す概略
平面図(a)及び断面図(b)。
【図3】本発明による他の実施形態の対物レンズを示す
概略断面図。
【図4】本発明による他の実施形態の対物レンズを示す
概略断面図。
【図5】本発明による他の実施形態の対物レンズを示す
概略断面図。
【図6】本発明による他の実施形態の対物レンズを示す
概略断面図。
【図7】本発明による他の実施形態の対物レンズを示す
概略断面図。
【符号の説明】
5 光ディスク 11 対物レンズ 12 鏡筒 13 対物レンズ有効径部分 14 クラッシュパッド 15 対物レンズ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 良嗣 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 2H044 AA02 AE01 AJ03 AJ04 AJ05 AJ06 5D119 AA31 AA32 BA01 JC03 LB08 MA14 NA05

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式情報記録媒体によって情報を記録
    又は再生する記録又は再生装置の光ピックアップに用い
    る対物レンズと前記記録媒体の表面との接触を防ぐ衝突
    防止装置であって、対物レンズのレンズ有効面の周縁か
    ら前記対物レンズの外縁又は外側までも積層されかつ前
    記光学式情報記録媒体の表面に近づいた場合に前記レン
    ズ有効面より先に前記光学式情報記録媒体の表面に接触
    する緩衝層を含むことを特徴とする衝突防止装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝層は紫外線硬化型樹脂からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の衝突防止装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝層となる接着剤によって、鏡筒
    と前記対物レンズが接着されていることを特徴とする請
    求項1又は2載の衝突防止装置。
  4. 【請求項4】 前記緩衝層は前記鏡筒の端面より前記光
    学式情報記録媒体側に突出していることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1記載の衝突防止装置。
  5. 【請求項5】 前記緩衝層は互いに硬度の異なる少なく
    とも2つの緩衝材層の積層体からなることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1記載の衝突防止装置。
  6. 【請求項6】 光学式情報記録媒体によって情報を記録
    又は再生する記録又は再生装置の光ピックアップに用い
    る対物レンズと前記記録媒体の表面との接触を防ぐ衝突
    防止装置の製造方法であって、 所定の厚みで一様に、対物レンズのレンズ面に固着する
    紫外線硬化型樹脂層を成膜する工程と、 前記紫外線硬化型樹脂層の前記レンズ面の有効径内部分
    を除去して有効径内のレンズ面を露出せしめる露出工程
    と、を含むことを特徴とする衝突防止装置製造方法。
  7. 【請求項7】 前記紫外線硬化型樹脂層を接着剤層とし
    て、前記対物レンズと鏡筒とを接着する工程を含むこと
    を特徴とする請求項6載の衝突防止装置製造方法。
  8. 【請求項8】 前記露出工程は、前記紫外線硬化型樹脂
    層の有効径内部分を切り取り及び剥離する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の衝突防止装置製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記露出工程は、前記紫外線硬化型樹脂
    層の有効径内部分をエッチングによって除去する工程を
    含むことを特徴とする請求項6又は7記載の衝突防止装
    置製造方法。
  10. 【請求項10】 前記露出工程は、前記紫外線硬化型樹
    脂層の有効径内部分をに対応する金型によって押し切る
    工程を含むことを特徴とする請求項6又は7記載の衝突
    防止装置製造方法。
  11. 【請求項11】 前記紫外線硬化型樹脂層を成膜する工
    程において、前記紫外線硬化型樹脂層は互いに硬度の異
    なる少なくとも2つの緩衝材層の積層体から形成される
    ことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1記載の衝
    突防止装置製造方法。
  12. 【請求項12】 光学式情報記録媒体によって情報を記
    録又は再生する記録又は再生装置の光ピックアップに用
    いる対物レンズであって、対物レンズ本体と、前記対物
    レンズ本体のレンズ有効面の周縁から前記対物レンズ本
    体の外縁又は外側までも積層されかつ前記光学式情報記
    録媒体の表面に近づいた場合に前記レンズ有効面より先
    に前記光学式情報記録媒体の表面に接触する緩衝層と、
    を含むことを特徴とする対物レンズ。
  13. 【請求項13】 前記緩衝層は紫外線硬化型樹脂からな
    ることを特徴とする請求項12記載の対物レンズ。
  14. 【請求項14】 前記緩衝層となる接着剤によって、鏡
    筒と前記対物レンズが接着されていることを特徴とする
    請求項12又は13記載の対物レンズ。
  15. 【請求項15】 前記緩衝層は前記鏡筒の端面より前記
    光学式情報記録媒体側に突出していることを特徴とする
    請求項12〜14のいずれか1記載の対物レンズ。
  16. 【請求項16】 前記緩衝層は互いに硬度の異なる少な
    くとも2つの緩衝材層の積層体からなることを特徴とす
    る請求項12〜15のいずれか1記載の対物レンズ。
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