JP2002232749A - 画像撮影装置 - Google Patents

画像撮影装置

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JP2002232749A
JP2002232749A JP2001025106A JP2001025106A JP2002232749A JP 2002232749 A JP2002232749 A JP 2002232749A JP 2001025106 A JP2001025106 A JP 2001025106A JP 2001025106 A JP2001025106 A JP 2001025106A JP 2002232749 A JP2002232749 A JP 2002232749A
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camera
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shooting
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Toru Baba
亨 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人物等の被写体の多種多様な撮影要求(特に
上方からの撮影要求)に容易に対処することができ、さ
らに水平方向からの撮影要求時の(全身、半身の撮影)
という複数の撮影形態を可能とする。 【解決手段】 所定の撮影範囲に位置する被写体の立像
を撮影する第1カメラと、前記撮影範囲に位置する被写
体を真上方向から撮影する第2カメラと、被写体の上方
に配置され、前記第2カメラで撮影した被写体画像を表
示する確認用表示装置とを備え、被写体による指示に応
じて、前記第2カメラで撮影した被写体画像と任意に選
択された選択済み背景画像とを処理装置で作成し、出力
装置から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物等の被写体の
方向に問わず、各方向から撮影を可能とする画像撮影装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動写真撮影装置において、カメ
ラ自体の位置を変更させる技術としては例えば、特開2
000−137284号公報に記載のものが知られてい
る。特開2000−137284号公報に記載のものは
撮影装置を被写体の頭部想定位置に対し、距離を保ちな
がら移動させる可動部を有するものであり、地面への垂
直方向に対して傾きをもたせ、前方斜め方向からの撮影
を実施したものである。また、特開2000−1940
61公報記載のものは人物等の被写体の多種多様な撮影
要求(特に後方、背面からの撮影要求)に容易に対処す
ることができ、かつ撮影画像を容易に確認し易いように
表示するために、天井部分に投影装置を設け、撮影した
被写体の映像を被写体が見たい方向に投射することで、
被写体が自分の撮影状況を常に確認できるようにしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−137
284号公報に記載のものは斜め上部から撮影すること
ができ、カメラを保持しているアダプタの角度を変化さ
せることで真下を撮影することができる。しかしなが
ら、真下を撮影しようとすると、撮影範囲が狭くなり、
複数人の同時撮影が困難になってしまうという問題があ
る。また、例えば、一度に3人の被写体が並んで斜め上
方からの撮影をした場合、常に誰かが真中になってしま
い、撮影結果に不公平が生じるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、人物等の被写体の多種多
様な撮影要求(特に上方の撮影要求)に容易に対処する
ことができ、さらに水平方向からの撮影要求時の(全
身、半身の撮影)という複数の撮影形態を可能とする画
像撮影装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に所定の撮影範囲に位置する被写体の立像を撮影する第
1カメラと、前記第1カメラで撮影した被写体画像を電
子処理する処理装置と、撮影画像を表示する表示装置
と、前記撮影画像をシール等の出力媒体に出力する出力
装置とを備えた画像撮影装置であって、前記撮影範囲に
位置する被写体を真上方向から撮影する第2カメラと、
被写体の上方に配置され、前記第2カメラで撮影した被
写体画像を表示する確認用表示装置とを備え、被写体に
よる指示に応じて、前記第2カメラで撮影した被写体画
像を前記処理装置で作成し、前記出力装置から出力する
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態を図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発
明による画像撮影装置の実施形態を示す図であり、側面
方向から見た内部構造を示す図である。図1において、
外部筐体1の内部は被写体Aが複数人収容可能な撮影空
間が用意されている。なお、外部筐体1の背面は壁で構
成される必要はなくカーテン、スクリーン等で構成され
ていても構わない。被写体Aの正面側には、被写体Aの
立像を撮影する第1カメラ2とが設けられ、さらに天井
部には被写体頭上のほぼ中心軸上に配置された天井固定
カメラ(第2カメラ)6と、天井固定カメラ撮影状態表
示パネル7が配置されている。第1カメラ2は、例えば
CCDカメラもしくはビデオカメラ、デジタルステルカ
メラが使用され、その視野は、外部筐体1の内部に入室
した1人又は複数人の被写体の頭部から足元までの全身
の画像を撮影可能に設定されている。天井固定カメラ6
は想定される被写体の頭上の中心軸に固定され、被写体
頭部真上からの撮影を可能にしている。また、天井固定
カメラ6を使用して顔を天井方向に見上げて撮影する場
合に被写体自身がどのようなポーズ、表情で撮影される
かを確認するために天井撮影状態表示パネル(確認用表
示装置)7が天井固定カメラ6の近隣に設けてある。見
上げたポーズや表情を撮影する場合には天井撮影状態表
示パネル7の表示画像を見ることで、自分自身の表情、
ポーズを確認し、頭上のみを撮影する場合には正面に設
けられているモニタ兼タッチパネル3の表示画像を見
て、自身のポーズ、表情を確認するようになっている。
【0007】モニタ兼タッチパネル3では表示画面上の
任意の位置に接触する、または押圧するとその位置を示
す位置信号を出力するものであり、この実施形態では、
各種操作メニユーの選択、背景画像の選択、角度、大き
さを指定するために使用され、撮影された被写体画像の
確認や撮影、印刷、表示、外部へ送信、雑誌の投稿など
の本発明で必要となる操作を行う。
【0008】制御装置4には、外部のネットワークと接
続されるための通信制御装置が接続されている。制御装
置4は汎用のコンピュータで構成されるものであり、そ
の内部のメモリあるいは外部記憶装置には、風景、動
物、人物などから成る複数の背景画像が予め格納されて
いる。この制御装置4は、第1カメラ2もしくは天井固
定カメラ6で撮影した被写体画像を連続または所定時間
間隔で間欠的に取込んでいるが、被写体から直接または
間接的にシャッタタイミングが指示されるまでの間は、
カメラ2もしくは6から取込んだ被写体画像を、カメラ
2から撮影された場合はモニタ兼タッチパネル3に表示
させ、カメラ6から撮影された場合には天井撮影状態表
示パネル7及びモニタ兼タッチパネル3に表示させる。
【0009】被写体の撮影ポーズが決まり、被写体から
直接または間接的にシャッタタイミングが指示される
と、そのシャッタタイミングの被写体画像を切り出し、
その被写体画像をプリンタ装置5からシールに印刷して
出力させる。ここで、シャッタタイミングの指示の仕方
としては、(1)被写体の足によって操作されるスイッ
チ(図示なし)によりタイミングの所定時間経過後のタ
イミングを間接的に指示されたシャッタタイミングとし
て制御装置4に認識させ、該タイミングにおける合成画
像をプリンタ装置5から出力させる方法と、(2)モニ
タ兼タッチパネル3の操作により、音声及びモニタ兼タ
ッチパネル3及び天井固定カメラ撮影状態表示パネル7
によって誘導されるシャッタタイミングを認識し、該タ
イミングを直接的に指示されたシャッタタイミングとし
て制御装置4に認識させ、該タイミングにおける合成画
像をビデオプリンタ装置5から出力させる方法がある。
本実施形態では撮影ポーズを決めるまでの時間的余裕を
与えるために後者の方法を採用している。外部筐体1の
内部には、撮影した被写体画像を印刷するビデオプリン
タ5が配置されている。
【0010】図1で示される被写体の位置は、被写体の
頭上から撮影する場合、もしくは被写体の半身を撮影す
る場合に被写体が立つ位置を示すものである。ロールカ
ーテン8は半身を撮影する場合に背景となるものであ
り、頭上から撮影する場合にはロールカーテン位置まで
(符号11で示す範囲)が、撮影可能領域であることを
撮影者(被写体)に示すものになる。この場合、ロール
カーテン8は単一色でも構わないが、切り替え式スイッ
チによって複数の色のカーテンを撮影者の好みによって
巻き上げて切り替えることもできる。また、ロールカー
テン8の素材はターポリンなどを使用する。ターポリン
はそのまま使用すると、光沢が出てしまい、撮影時に迷
光となってしまって撮影結果に悪影響を及ぼすことが想
定できるため、表面につや消しを施す。なお、ターポリ
ンは難燃性があり、強い光を集中的に使用する画像撮影
装置内で使用するに安全性の確保という点でも適してい
る。
【0011】フラッシュ9は想定される被写体の頭部斜
め前方上に配置され、そのフラッシュ光が直接被写体に
反映しないように、フラッシュ光は符号12で示すよう
に反射光がレフ板10を通して、被写体の頭部及び顔部
分に照射されるように設定してあり、顔の露出があげる
ように設定してある。レフ板10は半球面体形状を形成
しており、光は透過するが減衰フィルターの役割があ
り、強い直接光ではなく、柔らかい透過光が放出され
る。レフ板10は白濁色で透過性を持つ材質で構成され
るものが適している。図示はしていないが筐体内部のモ
ニタ兼タッチパネル3の両側面にもそれぞれフラッシュ
及びレフ板が設置されている。
【0012】図2は第1カメラによる全身撮影(立像)
を行う場合の被写体Aの立ち位置を示す側面図である。
図2はロールカーテン8を天井にまで巻き上げ、図1の
被写体Aの立ち位置とは異なる位置で撮影する場合を示
す。図2で示す立ち位置に被写体Aが立ち、ロールカー
テン8を天井まで巻き上げると、第1カメラ2で撮影す
る全身撮影が可能になる。図1には開示していないが、
第1カメラ2に複数の固定焦点を持たせ、図1と図2の
ぞれぞれの立ち位置にセンサを設け、センサに反応した
立ち位置に適した固定焦点にあわせたフォーカスの切り
替えを行うカメラを搭載しても良い。
【0013】図3は、制御装置4の具体的かつ詳細な内
部構造を示す図である。第1カメラ2及び天井固定カメ
ラ6は制御装置4からコントロール可能である。第1カ
メラ部2では動画を表示するための解像度が低いNTS
C出力(640*480ピクセル)と実際に撮影すると
きには解像度の高いデジタルデータ出力(1280*1
024)の2つの出力を有する。実際に撮影するときに
は高解像度のデータを制御用SCSIを介してビデオプ
リンタ5に直接送り、高品質な印刷結果を行うことがで
きる。なお、NTSC出力とデジタルデータ出力は使用
されるカメラによってその解像度が変わる。第1カメラ
2は2つの固定焦点を有しており、タッチパネル制御装
置309にて、全身撮影もしくは半身撮影の選択によっ
て、焦点距離の設定が切り替えられる。
【0014】天井固定カメラ6の近傍には、被写体が天
井を見上げた状態を表示する天井撮影状態表示用パネル
7も備えられている。構造としては第1カメラ2と同じ
構造となっている、ただし焦点距離は単焦点となってい
る。ビデオプリンタ5はデジタルI/Fを有するプリン
タであり、制御用SCSIを介して送られてきたデジタ
ルデータ、撮影合成結果の印刷を行う。SCSIボード
304は第1カメラ2や天井固定カメラ6から制御・撮
影データ入力、ビデオプリンタ5へのデータ出力用高速
データ転送を行う。キャプチャボード305はカメラ
2,6で撮影したモニタ動画像をパソコンモニタ上に表
示するためのビデオ信号キャプチャリングを行う。VG
Aボード306はパソコンモニタ上に画像・文字を表示
する。ディスプレイ307はタッチパネル308を兼ね
る。ディスプレイ307では操作方法及び撮影画像、モ
ニタ画面等を表示し、タッチパネル308はディスプレ
イ307のCRT管面上に設置されている透明なパネル
で触ったり押したりした位置情報を検出し、画面上で位
置情報が検出されるときに、各種の操作情報を入力が行
われる。タッチパネル308から検出された座標入力情
報はタッチパネル制御装置309によってマウスインタ
ーフェースに変換される。なお、タッチパネル制御装置
309は制御装置4のシリアルインターフェースに接続
されている。
【0015】制御装置4にはI/Oボード310が内蔵
される。電源やコインのON/OFFなどの全ての情報
に対する情報の検出やON/OFF情報を出力し、コイ
ンの投入やスイッチ類の押下を検出したり、コインカウ
ンタやプリンカウンタを進めたりする。さらには照明灯
の点灯及び消灯を制御するための情報を出力する。ON
/OFF情報によりリレー等の電気/電子的スイッチに
より蛍光灯を点灯・消灯する。サウンドボード311は
音声ガイダンスのメッセージを出力や、マシン作動中を
示すBGMを出力する。制御装置4は各種ボード及びF
DD、PD、HDD(リムーバブルケースに搭載)を搭
載したコンピュータで本システムの全体の制御を行う。
SCSIボード304、キャプチャボード305、VG
Aボード306、I/Oボード310、サウンドボード
311、シリアルインターフェース315、回線接続装
置316は制御装置4内に内蔵される。
【0016】制御装置4の機能構成図は図示しないが、
制御装置4内にはメモリが設けられ、カメラ2,6から
入力された被写体画像データが記憶されるほか、CPU
に発する命令と画像作成装置の制御手段となる命令群が
プログラムとして記憶されている。また、CPUの処理
データもワークメモリとして一時的に記憶する。前記メ
モリ以外にパターンメモリが設けられ、2種類のデータ
を分けて格納するように予め格納領域を分けてある。こ
の格納領域には被写体の明度と彩度を補正する為の領域
別明度・彩度データ及びモニタに表示する操作メニュー
等のガイドデータが記憶されている。パターンメモリの
もう一つの領域にはユーザが撮影した画像を格納されて
いる。
【0017】無停電電源装置313は、停電やスイッチ
が不注意で切られた場合にコンピュータが正常に終了処
理を終えるまで、電源をバックアップする。また、制御
装置4では、入力された属性情報に対しての暗号化処理
も行う。ここでの暗号に関しては本発明内で特に特徴づ
けられるものではないので詳しい説明は省略するがRS
A方式などの復号難度の高い暗号アルゴリズムでも単に
データを置換させただけの簡単なものが使用されていて
も構わない。
【0018】制御基板314は制御装置4からの電源に
対するON/OFF信号を各種の装置に適合した電圧値
に変換するための回路を搭載した基板であり、制御装置
4に搭載したI/Oボード310の入出力電圧はDC1
2Vであるため、12Vの電源回路を搭載している。各
リレー等への制御用電源の供給やスイッチ類への電圧印
加用の電源供給を行う。シリアルインターフェース31
5は制御装置4からのデジタルデータを通信装置と送受
信するためにパラレルとシリアルにインターフェースを
変換する。
【0019】図4〜図6は本発明の画像撮影装置を利用
して撮影した撮影結果の例を示すものである。図4は第
1カメラ2を利用して半身撮影を行った場合の撮影結果
を示すものであり、同図(a)は1人の被写体A1の場
合の撮影結果、同図(b)は3人の被写体A1,A2,
A3の場合の撮影結果を示すものである。図5は天井固
定カメラ6を利用して、被写体が頭上を見上げる状態で
の撮影結果を示すものであり、同図(a)は1人の被写
体A1の場合の撮影結果、同図(b)は3人の被写体A
1,A2,A3の場合の撮影結果を示すものである。図
6は、図5(b)の撮影画像を印刷出力した例を示すも
のであり、図6(a)は図5(b)の撮影画像をそのま
ま、すなわち被写体A1が図面の上側になるように配置
して印刷した例である。図6(b)は図5(b)の撮影
画像に回転処理を行い、すなわち被写体A2が図面の上
側になるように配置して印刷した例である、天井固定カ
メラ6を使用する場合には、撮影範囲が図1の符号11
で示す範囲内において被写体の立ち位置が決まるため、
撮影範囲11内で立ち、見上げると想定される頭上の中
心軸上に天井固定カメラ6が位置するようになる。従っ
て、特に被写体が複数人である場合、撮影結果はどの方
向から見ても誰でも不公平なく、どこから見ても誰もが
中心になっているように見えるような印刷結果を得るこ
とができる。なお、撮影画像を回転する場合の回転角度
はタッチパネル308から被写体自身が自由に設定する
ことができる。
【0020】図7は本発明の利用形態を示すフローチャ
ートである。図7において、撮影者である被写体が出入
口11より装置の中に入り(ステップ701)、装置の
内部にある硬貨または代貨の投入口(図示せず)より硬
貨を投入すると(ステップ702)、その硬貨または代
貨の投入により装置が作動し、まず操作兼表示パネル3
に天井に固定されているカメラ6にて撮影するか、それ
とも第1カメラ2にて撮影するかを決定するように選択
メッセージが表示される(ステップ703)。天井撮影
を行う場合には、操作兼表示パネル3から誘導される音
声と、天井方向を見上げるように指示するメッセージが
表示される(ステップ704)。被写体は撮影指示に従
い、天井方向を見上げる。このとき、ロールカーテン8
は下りており、そのカーテンの位置が撮影可能な範囲で
あることがわかる。見上げた被写体は天井固定カメラ6
によって、その画像が取り込まれ、天井撮影状態表示パ
ネル7にどのように被写体が写っているかを表示する
(ステップ705)。数秒後に撮影する旨の案内が表示
され、撮影者はポーズを作る。数秒後のシャッタタイミ
ングの直前に投影合成画像が消去され、シャッタが切れ
る。すなわち、シャッタタイミングになった時点で被写
体の撮影映像が確定される(ステップ706)。撮影が
終了すると、正面のタッチパネル308に現在撮影した
結果が表示され(ステップ707)、ビデオプリンタ装
置5のシール出力口より、撮影結果が写真として印刷さ
れ出力される(ステップ712)。
【0021】ステップ703で正面撮影を選択した場
合、最初に全身撮影なのか、半身撮影なのかの選択を促
すメッセージを表示する(ステップ708)。全身撮影
を選択した場合はロールカーテン8は自動的に巻き上が
り、被写体は出入り口から筐体の内部の方に(奥)にあ
る立ち位置に移動する。半身撮影を選択した場合にはロ
ールカーテン8の手前に立ち、自分の好みの色のロール
カーテンを選択する(ステップ709)。数秒後に撮影
する旨の案内が表示され、被写体はポーズを作る。数秒
後のシャッタタイミングの直前に撮影画像が消去され、
シャッタが切れる。すなわち、シャッタタイミングにな
った時点で被写体の撮影映像が確定される(ステップ7
10)。撮影が終了すると、正面のタッチパネル3に現
在撮影した結果が表示され(ステップ711)、プリン
タ装置5のシール出力口より、撮影結果が写真として印
刷され出力される(ステップ712)。最後に、写真
(シール)を受け取り、出入り口から装置の外に出る
(ステップ713)。
【0022】本発明での天井固定カメラ6の撮影による
撮影結果と斜め前方上部からの撮影結果を比較した場
合、斜め前方上部からの撮影の場合、例えば3人の被写
体が並んで斜め上方からの撮影をした場合、撮影時のそ
れぞれの位置関係が決まってしまっているために常に誰
かが真中になってしまい、撮影結果に不公平が生じてし
まう。本発明では頭部中心軸上の天井方向から撮影する
ため、例えば同じように3人で撮影した結果によると頭
部中心軸からの撮影結果であるために、図6に示したよ
うに、結果として出力される写真では上下左右がどの方
向からでも見ることができるため、特定の人間が中心に
いるように見えなくなり、不公平感が起きないという利
点がある。
【0023】なお、フローチャートには明示しなかった
が、取り終えた撮影結果(印刷前の)画像に対して落書
き等の加工を加えることもできる。複数人で撮影された
場合、自分自身の画像の向いている方向を手前にして落
書きをすることが可能であり、この場合、画像を回転さ
せることで自分自身を正面位置に移動させることがで
き、そこに落書きを書き込む、複数人いた場合に各自が
画像を回転させて、自分が指定する画像を正面手前位置
に配置し、落書きを書き込むことができる。この結果と
して印刷されてきた写真はどの方向から見る場合にも落
書きを読むことができる。
【0024】以上のように、本実施形態の画像撮影装置
によれば、被写体の頭部中心上の天井に固定されたカメ
ラによって撮影することにより、下から真上を見上げる
という今までに撮影できなかったポーズで撮影すること
ができる。さらに複数人で真上を見上げて撮影した結果
によると頭部中心軸からの撮影結果であるために、結果
として出力される写真では上下左右がどの方向からでも
見ることができるため、特定の人間が中心にいるように
見えなくなり、不公平感が起きず満足度の高い撮影結果
を出力することができる。また、複数のフラッシュとレ
フ板を配置したことにより、満遍なく光を被写体に加え
ることができるため、満足度の高い撮影が可能になる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
人物等の被写体の多種多様な撮影要求(特に上方の撮影
要求)に容易に対処することができ、さらに水平方向か
らの撮影要求時の(全身、半身の撮影)という複数の撮
影形態を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す側面構成図である。
【図2】全身画像を撮影する場合の被写体の位置を示す
側面図である。
【図3】本発明の内部構成を示すブロック図である。
【図4】正面の第1カメラでの撮影画像の例を示す図で
ある。
【図5】天井部分のカメラでの撮影画像の例を示す図で
ある。
【図6】天井部分のカメラで撮影した画像の印刷出力例
を示す図である。
【図7】本発明の画像撮影装置の利用手順を示すフロ−
チャ−トである。
【符号の説明】
1…外部筐体、2…第1カメラ、3…モニタ兼タッチパ
ネル、4…制御装置、5…ビデオプリンタ、6…天井固
定カメラ、7…天井撮影状態表示用パネル、8…ロール
カーテン、9…フラッシュ、10…レフ板。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 E 7/18 7/18 Z Fターム(参考) 2H102 AB11 BB08 CA06 2H104 AA19 BC48 5C022 AA13 AB15 AB61 AB62 AC01 AC32 AC69 AC75 CA00 5C052 AA12 AB04 DD02 EE02 EE03 FA02 FA03 FA04 FB01 FC06 5C054 AA01 AA05 CC05 CD03 CF01 CG08 FA01 FF02 HA14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の撮影範囲に位置する被写体の立像
    を撮影する第1カメラと、前記第1カメラで撮影した被
    写体画像を電子処理する処理装置と、撮影画像を表示す
    る表示装置と、前記撮影画像をシール等の出力媒体に出
    力する出力装置とを備えた画像撮影装置であって、 前記撮影範囲に位置する被写体を真上方向から撮影する
    第2カメラと、被写体の上方に配置され、前記第2カメ
    ラで撮影した被写体画像を表示する確認用表示装置とを
    備え、被写体による指示に応じて、前記第2カメラで撮
    影した被写体画像を前記処理装置で作成し、前記出力装
    置から出力することを特徴とする画像撮影装置。
JP2001025106A 2001-02-01 2001-02-01 画像撮影装置 Pending JP2002232749A (ja)

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