JP2003241296A - 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート - Google Patents

写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート

Info

Publication number
JP2003241296A
JP2003241296A JP2002001050A JP2002001050A JP2003241296A JP 2003241296 A JP2003241296 A JP 2003241296A JP 2002001050 A JP2002001050 A JP 2002001050A JP 2002001050 A JP2002001050 A JP 2002001050A JP 2003241296 A JP2003241296 A JP 2003241296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image pickup
editing
photo sticker
illuminating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002001050A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Inage
勝行 稲毛
Naohito Shiki
尚仁 志岐
Hidetsugu Kuroda
英嗣 黒田
Kentaro Niimi
健太郎 新美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2002001050A priority Critical patent/JP2003241296A/ja
Publication of JP2003241296A publication Critical patent/JP2003241296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像手段を可動して撮像範囲を変更しても、光
量バランスが良く美しい撮像画像を取得可能な写真シー
ル自動販売方法とその装置を提案し、撮像に対する高度
なアミューズメント性を確保した上で撮像画像の美しさ
に対する利用者の期待を満足させ、写真シール自動販売
の売上向上を図る。 【解決手段】照明手段で撮像空間内の1以上の被写体を
照明し撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理
を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して
編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出
力手段で出力する出力処理を実行する写真シール自動販
売方法又はその装置に対して、前記撮像手段の撮像範囲
を変更可能にし、該撮像範囲の変更方向の少なくとも1
方向と対応して前記照明手段で前記撮像範囲を照明す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば被写体を
照明して撮像した画像を編集して印刷するような写真シ
ール自動販売に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像手段で撮像空間内の被写体を
撮像し、その撮像画像を編集手段で編集し、その編集画
像を印刷手段で印刷した写真シールシートを販売する写
真シール自動販売装置が存在している。
【0003】このような写真シール自動販売装置として
は、撮像手段を1台固着して被写体を撮像するタイプ、
撮像手段を2台以上固着して選択した撮像手段で被写体
を撮像するタイプ、1台の撮像手段を可動に備えて可動
した位置から被写体を撮像するタイプが存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
写真シール自動販売装置の照明手段は、撮像空間の中心
方向を照明するように固定されており、被写体の立ち位
置の違いや撮像手段との距離の違いには対応しておら
ず、例えば多人数で撮像した際に左右の端側の被写体は
暗く写る、あるいは撮像手段から離れて撮像した場合に
図24の撮像画像説明図の(E’)に示すように足元が
暗く写る等、部分的な光量不足が発生していた。
【0005】また、撮像手段が可動するタイプであれ
ば、例えば撮像手段の撮像方向を下方斜め右へ極端に可
動した場合に、その撮像方向への光量が十分ではないた
め、図24の(F’)に示すように撮像空間中央に近い
撮像範囲の上方左側は十分な光量が得られても、下方右
側は光量不足で暗くなり、全体として光量バランスの悪
い撮像画像となっていた。
【0006】この発明は、撮像手段を可動して撮像範囲
を変更しても、光量バランスが良く美しい撮像画像を取
得可能な写真シール自動販売方法とその装置を提案し、
撮像に対する高度なアミューズメント性を確保した上で
撮像画像の美しさに対する利用者の期待を満足させ、写
真シール自動販売の売上向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、照明手段で
撮像空間内の1以上の被写体を照明し撮像手段で撮像し
て撮像画像を作成する撮像処理を許容し、編集対象の画
像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集
処理を許容し、所定の画像を出力手段で出力する出力処
理を実行する写真シール自動販売方法であって、前記撮
像手段の撮像範囲を変更可能にし、該撮像範囲の変更方
向の少なくとも1方向と対応して前記照明手段で前記撮
像範囲を照明する写真シール自動販売方法又はその装置
であることを特徴とする。
【0008】前記画像は、前記撮像画像のほか、通信手
段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段で取得する
画像、すなわち個人用デジタルカメラでの撮像やパソコ
ンでのグラフィック制作等によるデジタル画像や、写真
や絵画等の実画像をスキャナでスキャニングしたスキャ
ニング画像を含む。
【0009】前記所定の画像は、前記撮像画像、前記デ
ジタル画像、前記スキャニング画像、及び/又はこれら
の画像を編集手段で編集した編集画像であることを含
む。
【0010】前記撮像範囲の変更は、上下方向及び/又
は左右方向への変更であることを含む。前記照明手段
は、ストロボ照明装置、蛍光灯照明装置、及び/又は白
熱灯照明装置であることを含む。
【0011】前記出力手段は、画像を印刷する印刷手
段、画像データを送信する通信手段、又は画像データを
記憶媒体に書き込む記憶媒体リーダ/ライタであること
を含む。前記構成により、撮像範囲を変更してもその撮
像範囲に対して十分な照明を得た撮像を実行することが
できる。
【0012】好ましい実施の形態として、前記撮像手段
の撮像範囲と前記照明手段の照明範囲とを同期をとって
変更する、又は前記撮像手段と前記照明手段とで撮像照
明ユニットを構成することができる。これにより、撮像
範囲の細かい変更に対しても照明範囲の変更を対応させ
ることができる。
【0013】好ましい実施の形態として、前記照明手段
を第1の照明手段とし、第2の照明手段で前記撮像範囲
内の中央以外の周辺部を照明可能にして撮像することが
できる。
【0014】前記第2の照明手段は、撮像空間の下方、
上方、及び/又は側方を照明可能とすることを含む。前
記構成により、光量が不足しがちである撮像範囲の中央
以外の周辺部を十分照明することができ、全体的に明る
く美しい撮像画像を取得することができる。
【0015】好ましい実施の形態として、前記第2の照
明手段で前記撮像空間の床面を照明し、光量不足となり
やすい背景下部を前記床面での反射光で照明することが
できる。これにより、例えば撮像範囲を下方に大きく変
更したときに、撮像範囲内となる床面を明るく照明でき
ると共に、被写体が座って撮像した場合でも、直接顔へ
の照明を避けて顔のてかりを防止した上で、前記床面で
の反射光で背景下部をも照明することができる。また、
被写体と風景(被写体を除く部分)との明度差を判定
し、被写体を残して風景を変更するクロマキー合成等の
合成技術で風景を変更する際、背景中央部に対して背景
下部及び床面の明るさが略均一となり、前記クロマキー
合成等の合成処理が容易に行える。
【0016】好ましい実施の形態として、前記照明手段
に光を反射する反射板及び/又は光を拡散する拡散板を
備え、反射光、拡散光、及び/又は反射拡散光で前記撮
像範囲を照明することができる。
【0017】これにより、撮像範囲を直接照明する場合
よりも1の照明手段で照明できる範囲が広範囲になり、
撮像範囲内の部分毎に対する光量の格差をより減少して
略均一に照明することができる。
【0018】好ましい実施の形態として、前記撮像手段
の位置を可動にし、該撮像手段の可動軌跡の外側に前記
編集手段、操作を入力する入力手段、及び/又は画像を
表示する表示手段を備えて撮像することができる。これ
により、撮像範囲の変更量を増加させることができ、利
用者はよりアミューズメント性の高い撮像を実行するこ
とができる。
【0019】またこの発明は、画像が印刷されるシール
紙と、該シール紙の真偽を識別させる識別体を備え、前
記写真シール自動販売方法又は前記写真シール自動販売
装置に備えられた識別手段で、前記識別体が識別されて
前記所定の画像が印刷されるシール紙ユニットとするこ
とができる。
【0020】前記識別体は、非接触でデータを読書きす
るIDタグ、バーコード、ICカード、特定形状に形成
したシール紙ユニットのユニット形状であることを含
む。前記識別手段は、IDタグに記憶のデータを読取る
IDタグリーダ、バーコードを読取るバーコードスキャ
ナ、ICカードに記憶のデータを読取るICカードリー
ダ、特定形状に形成したシール紙ユニットのユニット形
状と嵌合する嵌合部であることを含む。
【0021】前記シール紙ユニットは、識別体とシール
紙とを一体にして構成する、あるいは前記識別体とシー
ル紙とを別体にして構成することを含む。前記構成によ
り、前記写真シール自動販売方法又は前記写真シール自
動販売装置に適合したシール紙ユニットを確実に使用す
ることができる。
【0022】またこの発明は、前記写真シール自動販売
方法又は前記写真シール自動販売装置で前記所定の画像
を印刷する又は印刷した写真シールシートとすることが
できる。これにより、利用者は所定の画像を印刷した写
真シールシートを得ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明により、利用者は撮像範囲を通
常位置より大きく変更させた場合であっても適切な照明
を得た撮像を行うことができ、高度なアミューズメント
性と撮像画像の美しさを両立させることができる。
【0024】利用者にとっては撮像画像が暗くなるか否
かといった心配なく撮像範囲を変更して撮像できるた
め、顧客満足度の向上を図ることができると共に、撮像
結果が気に入らずに再プレイして取り直すという無駄を
防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を以下図面
と共に説明する。まず、図1に示す概略斜視図、図2に
示す正面図、図3に示す左側面図、及び図4に示す背面
図と共に、写真シール自動販売機1の外観について説明
する。
【0026】写真シール自動販売機1は、主要な装置を
備えた略ボックス状の筐体2、その正面側に枠3及び該
枠3から吊下げたカーテン12(図の仮想線及び実線)
で囲繞した撮像空間4、及び前記筐体2の背面側に枠3
及びカーテン12で囲繞した編集空間5を構成する。な
お、前記カーテン12は撮像条件を良くするため内面
(撮像される面)を白色にすると共に、撮像空間4の側
面に備えたカーテン12を、正面側の角で平面視L字型
に折り曲げて正面側のカーテン12に少し被せた状態で
吊下げ、前記折り曲げ部分の強度によって風などの要因
でカーテン12がめくれて隙間が発生することを防止し
ている。
【0027】前記撮像空間4の天井面には、被写体を上
から斜め正面側へ略均一に照明するため、前記天井面一
面を覆うように天井照明装置11Aを備える。該天井照
明装置11Aは、後述する図7に示すようにストロボ発
光するストロボ照明装置21a、光を反射する反射板1
4a、及び透過する光を拡散する拡散板13aで構成す
る。
【0028】前記筐体2の正面には、上部及び左右部に
拡散板13bを備えると共に、その奥側一面に反射板1
4bを備え、該拡散板13bと反射板14bで前後を挟
むようにして蛍光灯照明装置15,15を左右に配設す
る。
【0029】前記拡散板13bの内側辺と前記反射板1
4bとの間は、光を透過する透明板31,31(図6)
で接着して拡散板13bを固定すると共に、側面方向の
光の進行を妨げないように構成する。
【0030】前記反射板14bには中央縦に溝17を形
成し、図2の写真シール自動販売機1の正面図に仮想線
で示すように前記溝17上を上下動可能にして、U字型
のガイド22及び該ガイド22の上端に枢着したカメラ
ユニット18を備えている。
【0031】該カメラユニット18は、前記ガイド22
の上端との枢着部を軸にして、図3の写真シール自動販
売機1に示す左側面図に仮想線で示すように前後揺動可
能であり、カメラユニット18をなるべく上方へ移動で
きるように、筐体2の正面側を上に凸となるよう形成す
る。該カメラユニット18の正面は、図2に示すように
中央にデジタルカメラ19を備えてその下に撮像の際の
画像確認用モニタである液晶モニタ20を備え、この正
面部を図2の仮想線に示すように前後方向を軸芯として
回転可能に形成する。
【0032】前記カメラユニット18の下方には、斜め
上方で背面方向外側に光を照射するストロボ照明装置2
1b,21bを前記ガイド22に固着しており、溝17
に沿ってのカメラユニット18の上下動と同時に上下動
する。なお、前記ストロボ照明装置21b、前述の反射
板14、及び拡散板13bとで、カメラ対応照明装置1
1Bを構成する。また、前記カメラユニット18とスト
ロボ照明装置21bとガイド22とで、撮像照明ユニッ
トを構成する。
【0033】筐体2の下部は、前面を傾斜面とその下の
垂直面で構成し、前記傾斜面の左端に硬貨を投入する貨
幣投入口16aを備え、右端にデジタルカメラ19のズ
ームイン、ズームアウト、OK、又はキャンセル等の操
作を入力する操作部24を備える。
【0034】該操作部24の左横には、撮像画像を確認
するディスプレイ23を備え、前記垂直面の中央には、
筐体2の内部に備えたストロボ照明装置21c(図3)
の照明光を拡散する拡散板13cを備え、該拡散板13
cと前記ストロボ照明装置21cとで床面照明装置11
Cを構成する。
【0035】筐体2の背面には、図4に示すように落書
き編集時の表示及び入力を行うタッチモニタ27,27
及び該タッチモニタ27に入力するためのタッチペン2
7a,27aを備える。
【0036】筐体2の左側面下部には、図3に示すよう
に写真シールシートを排出するシール排出口26aを備
え、その内部には、図5に示す写真シール自動販売機1
を正面左上から見た部分拡大図(一部断面図)に示すよ
うにプリンタ26を備えて、該プリンタ26の下にパソ
コンで構成した制御装置10を備える。
【0037】前記プリンタ26には、シール紙ユニット
6がセットされており、該シール紙ユニット6は、ロー
ル状に巻いたシール紙6aと正規品か否かを識別させる
識別データ等のデータを記憶させたIDタグ6bで構成
する。前記プリンタ21の背部にはIDタグリーダ/ラ
イタ25が備え付けられており、前記IDタグ6bに記
憶の前記データを読み取る。
【0038】以上の構成により、カメラユニット18の
上下移動と同時にストロボ照明装置21bも上下移動
し、撮像範囲の上下移動に対応して照明範囲を上下移動
する。また、カメラユニット18を前後揺動あるいは回
転して撮像範囲を極端に変更した場合であっても、前記
天井照明装置11A及び床面照明装置11Cにより、撮
像範囲内全体を十分な光量で照明して撮像し、美しい撮
像画像を得ることができる。
【0039】次に、上述の美しい撮像画像を得るために
各ストロボ照明装置21が照明する照明方向について、
図6,7,8に示す照明方向説明図と共に説明する。図
6は、筐体2及び撮像空間4の平面図を示し、図中の矢
印はカメラ対応照明装置11Bからの照明光の進行方向
を示している。
【0040】カメラユニット18に備えたストロボ照明
装置21b,21bからの照明光は、平面視扇形の反射
板14bで反射し、左右に配設した拡散板13b,13
bで拡散して撮像空間4の正面側を略均一に照明する。
【0041】図7は、筐体2及び撮像空間4の右側面図
を示し、図中の矢印は天井照明装置11A、カメラ対応
照明装置11B、及び床面照明装置11Cからの照明光
の進行方向を示している。
【0042】天井照明装置11Aは、蛍光灯照明装置2
1aから正面側斜め上方に照射した照明光を反射板14
aで反射して拡散板13aで拡散し、撮像空間の正面側
上方を略均一に照明する。
【0043】カメラ対応照明装置11Bは、蛍光灯照明
装置21bから背面側斜め上方に照射した照明光を反射
板14bで反射して拡散板13bで拡散し、撮像空間の
正面側中央近辺を略均一に照明する。
【0044】床面照明装置11Cは、蛍光灯照明装置2
1cから正面側斜め下方に照射した照明光を拡散板13
bで拡散し、床面を略均一に照明すると共に、該床面で
反射した反射光で撮像空間の正面側下方を略均一に照明
する。
【0045】図8は、筐体2及び撮像空間4の正面図を
示し、図中の矢印は天井照明装置11A及び床面照明装
置11Cからの照明光の進行方向を示している。天井照
明装置11Aは、蛍光灯照明装置21aから上方に照射
した照明光を反射板14aで反射して拡散板13aで拡
散し、撮像空間を上から略均一に照明する。
【0046】床面照明装置11Cは、蛍光灯照明装置2
1cから下方に照射した照明光を拡散板13bで拡散
し、床面を略均一に照明すると共に、該床面で反射した
反射光で撮像空間の正面側下方を下から略均一に照明す
る。
【0047】以上の各照明方向説明図に示すとおり、天
井照明装置11A、カメラ対応照明装置11B、及び床
面照明装置11Cによって撮像空間4は隙間なく略均一
に照明されるため、カメラユニット18を極端な方向に
向けて撮像を行っても、被写体及び背景を略均一に照明
し、利用者が意図しない影が発生せず全体的に明るく美
しい撮像画像を得ることができる。
【0048】また、天井照明装置11Aで被写体を上か
ら照明するため、該天井照明装置11Aがない場合に発
生していた被写体の背景に影が写る、多人数であれば後
方の人物に前方の人物の影が写るといった問題を解消
し、さらに髪の毛の質感(テクスチャ)を際立たせて撮
像することができ、顔と髪の写り具合に対する被写体の
要求を満足することができる。
【0049】また、利用者が立って撮像したい場合や座
って撮像したい場合等の各要望に対して、カメラユニッ
ト18を上下移動されるとそれに伴って撮像空間4の中
央近傍を照明するストロボ照明装置21bも上下移動す
るため、撮像方向(撮像範囲)に対応した照明効果を得
ることができる。
【0050】すなわち、例えばカメラユニット18を最
大限上方へ移動した場合であれば、図9に示す筐体2及
び撮像空間4の右側面図に示すように、デジタルカメラ
19の撮像方向を下方に傾け、斜め上から被写体を撮像
するアングルとなる。
【0051】このとき、ストロボ照明装置21bはデジ
タルカメラ19の撮像方向とほぼ同方向に明るさの分布
の高い部分を合わせるように取り付けているため、何も
なければ正面側上方に向かって照明光を照射し、下方へ
の光量が不足し、被写体の顔が暗くなる。
【0052】これを防止するため、反射板14bは鉛直
方向の平面である鉛直面のみならず、天井面及び該天井
面の正面側に備えた傾斜面を形成しており、ストロボ照
明装置21bからの照明光は、図中に矢印で示すよう
に、反射板14bの前記鉛直面で反射し、さらに前記天
井面及び前記傾斜面でも反射して、デジタルカメラ19
の撮像方向とほぼ同方向に斜め上から被写体を照明す
る。
【0053】この斜め上からの照明光と、天井照明装置
11Aによる上からの照明光により、被写体の下方を十
分に照明することができ、図10に示す撮像画像説明図
の(A)に示すような撮像空間4の床面が暗い撮像結果
ではなく、(B)に示すように全体の明るい撮像結果を
得ることができる。
【0054】また、カメラユニット18を最大限下方に
移動して被写体をアップで撮像した場合は、ストロボ照
明装置21bの光が被写体で遮られて影となる被写体の
後方を、天井照明装置11Aで上から照明するため、図
11に示す撮像画像説明図の(C)に示すような、撮像
空間4の正面側のカーテン12(背景)に被写体の影が
写って暗くなった撮像結果ではなく、(D)に示すよう
に背景全体の明るい撮像結果を得ることができる。仮に
多人数で前後に重なった状態でこのような撮像を行った
場合でも、後方の人物に対して前方の人物の影が写って
暗くなることがなく、全員を明るく撮像した撮像画像を
得ることができる。
【0055】次に図12に示す回路ブロック図と共に、
写真シール自動販売機1の構造について説明する。写真
シール自動販売機1は、CPU,ROM,RAMを備え
て各装置の制御動作を実行する制御装置10と、該制御
装置10に接続して蛍光灯照明装置15、貨幣処理装置
16、デジタルカメラ19、ストロボ照明装置21、デ
ィスプレイ23、操作部24、IDタグリーダ/ライタ
25、プリンタ26、タッチモニタ27、スピーカ2
8、及び電源ユニット29を備えると共に、前記デジタ
ルカメラ19に接続して液晶モニタ20を備える。
【0056】前記制御装置10は、前述の通り各装置の
制御処理を実行する。また、後述するように撮像画像を
合成用スタンプ画像に変換する画像処理、すなわち撮像
画像から背景色(風景色)である白色部分にマスクをか
けて、被写体のみを合成用スタンプ画像として基本背景
画像に貼り付けるクロマキー合成を可能にする画像処理
を実行する。
【0057】前記蛍光灯照明装置15は、制御装置10
から照明制御信号を受け取り、利用者がプレイ中は常に
点灯して撮像空間4内を明るく照明する。
【0058】前記貨幣処理装置16は、コインセレクタ
及びコイン収納部(図示省略)で構成して前述の貨幣投
入口16aの内部に備え、投入された硬貨の真偽判別、
金種判別、及び収納を行い、投入枚数を枚数情報として
前記制御装置10に送信する。なお、この硬貨投入はプ
レイ開始信号にもなる。
【0059】前記デジタルカメラ19は、前記制御装置
10から受取るシャッタ信号で撮像を実行し、撮像した
静止画データ及び撮像前後に撮影している動画映像の動
画データを画像データとして制御装置10に送信する。
また、前記動画映像は、液晶モニタ20にもビデオ信号
として送信する。前記液晶モニタ20は、前述の通りデ
ジタルカメラ19からビデオ信号を受け、該デジタルカ
メラ19で撮影している動画映像をプレビュー表示す
る。
【0060】前記ストロボ照明装置21は、制御装置1
0から受取る照明制御信号で発光制御され、前記デジタ
ルカメラ19での撮像と同期をとってストロボ発光を実
行する。
【0061】前記ディスプレイ23は、前記制御装置1
0よりRGB信号を受信し、該信号に従って前記デジタ
ルカメラ19で撮影している動画映像をプレビュー表示
する、あるいは撮像した撮像画像を静止画表示して利用
者に撮像画像を確認させるといった表示を実行する。
【0062】前記操作部24は4つのボタンスイッチで
構成しており、利用者に各ボタンスイッチを押下される
ことで、シール分割数等の各種選択、決定、キャンセ
ル、及び前記デジタルカメラ19のズームイン/ズーム
アウトといった入力を受け、押下されたボタンを選択入
力信号として制御装置10に送信する。
【0063】前記IDタグリーダ/ライタ25は、シー
ル紙ユニット6に備えたIDタグ6bに記憶されている
データを読取信号で読取り、更新信号で前記データの更
新を実行する。これによって、シール紙ユニット6が正
規のものであるか否かを判定し、印刷回数を読み取って
交換が必要か否かを判定すると共に、必要に応じて印刷
回数であるカウント数を上書きする等の更新処理を実行
する。
【0064】前記プリンタ26は、前記制御装置10よ
りプリント画像データを受信し、受信したプリント画像
をシール紙ユニット6のシール紙6aに印刷し、作成し
た写真シールシート6c(図5)を排出する。
【0065】前記タッチモニタ27は、制御装置10か
ら受けるRGB信号に従って落書き編集を行う画像を表
示すると共に、利用者によってタッチペン27a(図
4)で撮像開始や落書き編集等の指示が入力され、その
座標信号を入力信号として前記制御装置10に送信す
る。
【0066】ここで、落書き編集とは、タッチモニタ2
7上の操作を示し、該タッチモニタ27には、落書き用
のメニュー画面と撮像画像を表示する。利用者は、前記
メニュー画面上の操作ボタンを選択して撮像画像にタッ
チペン27aによる落書きを行うことができ、カラーペ
ン、カラースタンプなどのアイテムで撮像画像を画像処
理する操作や、合成用スタンプ画像を基本背景画像に配
置して合成する操作ができる。なお、落書き編集中は残
時間(又は経過時間)を表示している。
【0067】前記スピーカ28は、制御装置10から音
声信号を受け取り、写真シール自動販売機1の説明や操
作を促すアナウンス等の音声を発声する。前記電源ユニ
ット29は、写真シール自動販売機1の動作に必要な電
源を供給する。またUPS(Uninterruptible Power Su
pply)でバックアップをとることで、ブレーカ断時にも
制御装置10に内蔵のハードディスクの破損を回避する
よう構成している。
【0068】以上の構造により、写真シール自動販売機
1は、天井照明装置11A、カメラ対応照明装置11
B、及び床面照明装置11Cに内蔵する各ストロボ照明
装置21を撮像と同期をとって発光させ、該ストロボ照
明装置21の照明を得てデジタルカメラ19で撮像を実
行し、タッチモニタ27で落書き編集を許容してプリン
タ26でシール紙6aに画像を印刷した写真シールシー
ト6cを作成、排出する。
【0069】次に、図13に示す制御装置10の処理フ
ロー図と共に、写真シール自動販売機1の動作について
説明する。利用者(被写体)によって貨幣投入口16a
に硬貨(コイン)が投入されると、制御装置10はプレ
イを開始する(ステップn1)。
【0070】制御装置10は、スピーカ28に音声信号
を送信し、この写真シール自動販売機1の機能の概要を
説明すると共に、利用者に写真シールの分割数を操作部
24で選択させる(ステップn2)。次いで制御装置1
0は、後の落書き編集工程で実行可能な機能である合成
機能について利用者に説明する(ステップn3)。この
説明では、合成機能として、最初の撮像画像を基本背景
画像として背景に使用し、次に撮像する撮像画像を合成
用スタンプ画像として、前記基本背景画像にスタンプの
如く貼り付け可能にする機能があること、3回目と4回
目の撮像画像はそれぞれ基本背景画像と合成用スタンプ
画像のどちらにも使用できることをアナウンスする。
【0071】1回目の撮像として、制御装置10はスピ
ーカ28での音声によるカウントダウンと共にデジタル
カメラ19で撮像を実行し、制御装置10は該撮像画像
から基本背景画像を作成する(ステップn4)。
【0072】前記撮像による撮像画像をディスプレイ2
3に表示し、利用者が操作部24でOKを選択するまで
前記撮像を繰り返し(ステップn5)、OKであれば利
用者に対して撮像画像の明るさ(明度)を操作部24で
ソフトウェア的に調整することを許容する(ステップn
6)。この明るさの調整は、図14の画面イメージ図に
示すように、ディスプレイ23の画面下側に明るさの諧
調をレベル表示する明度調整部23aを表示し、該明度
調整部23a内に左右方向に並置した明度調整バー23
bを操作部24(図2)で選択させることによって、段
階的に明度を変更して調整する。利用者は、撮像画像表
示部23cの表示で明るさを確認して操作部24で決定
する。
【0073】2回目の撮像として、制御装置10はスピ
ーカ28での音声によるカウントダウンを実行すると共
にデジタルカメラ19で撮像を実行し、制御装置10は
該撮像画像から合成用スタンプ画像を作成する(ステッ
プn7)。
【0074】前記撮像による撮像画像をディスプレイ2
3に表示し、利用者が操作部24でOKを選択するまで
前記撮像を繰り返し(ステップn8)、OKであれば利
用者に対して前述した撮像画像の明るさの調整を許容す
る(ステップn9)。
【0075】3回目(又は4回目)の撮像として、制御
装置10はスピーカ28での音声によるカウントダウン
を実行すると共にデジタルカメラ19で撮像を実行し、
制御装置10は1つの撮像画像から基本背景画像及び合
成用スタンプ画像を作成する(ステップn10)。
【0076】前記撮像による撮像画像をディスプレイ2
3に表示し、利用者が操作部24でOKを選択するまで
前記撮像を繰り返し(ステップn11)、OKであれば
利用者に対して前述した撮像画像の明るさの調整を許容
する(ステップn12)。
【0077】前記ステップn10での撮像画像(基本背
景画像及び合成用スタンプ画像)を2枚キープするまで
ステップn10からステップn11を繰り返し(ステッ
プn13)、2枚キープすると制御装置10はタイムオ
ーバー(制限時間超過)となっていないか確認する(ス
テップn14)。
【0078】時間がまだ余っていた場合は、利用者に撮
り直しさせることを許容し(ステップn15)、操作部
24で基本背景画像の撮り直しか(ステップn16)合
成用スタンプ画像の撮り直しか(ステップn17)を選
択させる。
【0079】制御装置10は、デジタルカメラ19での
撮像を実行して(ステップn18)利用者によって操作
ボタン24でOKが選択されるまで繰り返す(ステップ
n19)。
【0080】OKであれば利用者に対して撮像画像の明
るさ(明度)を操作部24でソフトウェア的に調整する
ことを許容する(ステップn20)。
【0081】制御装置10は、該制御装置10に備えた
RAMに記憶している前記ステップn15で選択した側
の画像(基本背景画像又は合成用スタンプ画像)を古い
撮像画像から今撮像した撮像画像に差し替える(ステッ
プn21,n22)。
【0082】制御装置10は、タイムオーバー(制限時
間超過)となっていないか確認し(ステップn23)、
時間が余っていればステップn15に再度戻って撮り直
しを許容し、タイムオーバーとなっていた場合はステッ
プn24に処理を進める。
【0083】制御装置10は、ディスプレイ23の画像
(文字を含む)の表示とスピーカ28でのアナウンスに
より、落書き編集は筐体2の背面で実行することを伝え
て移動を促し(ステップn24)、筐体2の背面に備え
たタッチモニタ27,27で各撮像画像を表示して後述
する落書き編集を許容する(ステップn25)。なお、
この落書き編集のとき、基本背景画像及び合成アイテム
用画像として利用できる画像は各3枚となっており、3
枚の基本背景画像に対してどの合成アイテム用画像であ
っても合成可能に設定している。また、合成アイテム用
画像をクロマキー合成するためのマスク領域の境界が滑
らかでないなど不適切な場合には、落書き編集工程内で
タッチペン27aを用いて利用者が個別に修正できるよ
うに設定している。
【0084】制御装置10はプリンタ26にプリント画
像データを送信して撮像画像及び/又は該撮像画像に落
書き編集を施した編集画像をシール紙6aに印刷し(ス
テップn26)、シール排出口26aから写真シールシ
ート6cを排出し(ステップn27)、処理を終了す
る。
【0085】次に、前述のステップn25の落書き編集
について、図15に示す処理フロー図と共に、図16に
示す落書き編集画面の画面イメージ図、図17に示す合
成用スタンプ画像編集画面の画面イメージ図、及び図1
8に示す背景ブラシ使用画面の画面イメージ図を参照し
て説明する。
【0086】落書き編集処理に入ると、制御装置10
は、利用者によってタッチペン27a(図4)でタッチ
モニタ27(図4)がタッチされるのを待つ入力待ち状
態になる(ステップs1)。
【0087】図16に示す7つのペンボタン27cのい
ずれかがタッチされた場合には(ステップs2)、仮想
線で示すアイテム詳細選択枠27bにペンの種別、太さ
を選択させる画像(図示省略)を表示してタッチペン2
7a(図4)で選択させ(ステップs3)、撮像画像に
落書きさせる落書き編集枠27kで前記ペンによるペン
描画を許容する(ステップs4)。
【0088】前記ペンボタン27cの右側に表示した7
つのスタンプボタン27dのうち、「マジックスタン
プ」と表示した合成スタンプボタン27e以外のものが
タッチされた場合には(ステップs5)、アイテム詳細
選択枠27bにスタンプの種別を選択させる画像(図示
省略)を表示して選択させ(ステップs6)、撮像画像
に落書きさせる落書き編集枠27kで前記スタンプによ
るスタンプ描画を許容する(ステップs7)。
【0089】前記ステップs5で合成スタンプボタン2
7eがタッチされた場合には、アイテム詳細選択枠27
bに撮像画像をサムネイル表示する合成スタンプ選択ボ
タン27hを表示して、使用する合成用スタンプ画像を
選択させる(ステップs8)。
【0090】「マジックスタンプを作る」と表示した合
成スタンプ編集ボタン27fをタッチされた場合には
(ステップs9)、図17に示す合成用スタンプ画像編
集画面を表示して合成用スタンプ画像の編集を許容する
(ステップs10)。この合成用スタンプ画像の編集で
は、合成スタンプ表示枠27mに編集する合成用スタン
プ画像を表示する。
【0091】復元ボタン27nを選択された場合には、
ペン27pで透明になる部分(マスク部分)を不透明に
する編集を可能にし、透明化ボタン27oを選択された
場合には、ペン27pで不透明である部分を透明にする
編集を可能にする。
【0092】合成スタンプ表示枠27mに表示する合成
用スタンプ画像は、サムネイル表示した合成スタンプ選
択ボタン27qで選択可能にし、落書きに戻るボタン2
7rをタッチされると、合成スタンプ編集処理を終了し
て図16に示した落書き編集画面を表示する。
【0093】前記ステップs9で合成スタンプ編集ボタ
ン27fがタッチされないか、前記ステップs10が終
了すると、合成スタンプ配置属性ボタン27g,27g
で被写体である人物の前にスタンプするか後ろにスタン
プするかを選択させ(ステップs11)、合成スタンプ
選択ボタン27hで合成スタンプを選択させてサイズ選
択ボタン27iで大きさを選択させる(ステップs1
2)。
【0094】回転ボタン27jで合成用スタンプ画像の
配置角度を選択させ(ステップs13)、落書き編集枠
27kにタッチペン27a(図4)で配置する位置をタ
ッチさせて、合成用スタンプ画像の配置を決定する(ス
テップs14)。制御装置10は、落書き編集枠27k
に表示している撮像画像に前記合成用スタンプ画像を合
成する(ステップs15)。
【0095】このように、利用者は、図16と共に説明
した落書き編集画面、及び図17と共に説明した合成用
スタンプ画像編集画面を行き来して、落書き編集を実行
することができる。
【0096】なお、前記図17において、「こんなスタ
ンプになるよ」と書かれた部分には編集結果を実際のス
タンプ配置に近いサイズでサムネイル表示させ、かつ、
スタンプ配置した際に風景が透過する部分をハッチ柄で
表示することで、利用者にスタンプのサイズと編集した
結果スタンプがどのような形状になるかを目視でわかり
やすく示している。
【0097】また、合成スタンプ表示枠27mに表示さ
れた「ここは透明になるよ」という表示は、スタンプ合
成時に風景が透過する部分を「透明」という表現で示し
ており、透明と書かれた文字部分は風景が透過し、見え
ない部分は被写体が残るため、どこまで編集が終了して
どこが残っているのかを利用者にわかりやすく示してい
る。この合成スタンプ表示枠27mは、前述の「ここは
透明になるよ」と表示された部分よりもスタンプを大き
く表示しているため、利用者はスタンプの編集の進捗状
況や細かい編集の出来具合を確認することができる。
【0098】また、前記図16で背景ブラシボタン27
lをタッチされた場合には、図18に示す背景ブラシ使
用画面を表示し、白を判別するクロマキー機能によって
撮影画像から被写体と風景(背景)を判別し、ペンボタ
ン27cで選択した太さ、色、絵柄で風景のみにブラシ
で塗布することを許容する。
【0099】前記背景ブラシボタン27lの下方にはブ
ラシメニューが表示されており、各ブラシメニューには
次の機能を設定している。どこでもブラシ27tは、ク
ロマキー機能は使用せずに被写体、背景区別せずに塗り
つぶす。
【0100】かなり広め27uは、クロマキー機能を使
用して被写体、風景を区別して風景だけをペンで塗りつ
ぶす。ただし、風景領域を多く判別するような敷居値と
してクロマキー敷居値を設定しているため、時には境界
が被写体に重合することもある。
【0101】落書き範囲広め27vは、前記かなり広め
27uと同様の機能を有し、かなり広め27uに比較し
て背景を少なく判別するように前記敷居値を変更してい
る。背景のみOK27wは、前記落書き範囲広め27v
と同様の機能を有し、落書き範囲広め27vに比較して
さらに背景を少なく判別するように前記敷居値を変更し
ている。
【0102】落書き範囲狭め27xは、前記背景のみO
K27wと同様の機能を有し、背景のみOK27wに比
較してさらに背景を少なく判別するように前記敷居値を
変更しており、背景ブラシで塗れる範囲が狭くなる。
【0103】このように、かなり広め27u、落書き範
囲広め27v、背景のみOK27w、及び落書き範囲狭
め27xについては、かなり広め27uは背景ブラシで
塗れる範囲を広く取れるようにクロマキーパラメータを
調整したもので、該かなり広め27uから落書き範囲狭
め27xにいくに従って、背景ブラシで塗れる背景の領
域が狭くなるように設定している。
【0104】これにより、撮影時の服装や多人数時の微
妙な影などの原因で、クロマキー時の風景と被写体の敷
居値が影響を受けても、前記ブラシメニューによってそ
の影響を極力吸収した形で効率の良い落書き遊びを行う
ことができる。
【0105】なお、背景ブラシを利用するためのツール
として、画面上部には使用できる塗りつぶし色、絵柄を
選択できる塗りつぶし色選択メニュー27yを表示し、
前記背景ブラシボタン27lの右上にはブラシ太さを選
ぶブラシサイズ選択メニュー27zを表示する。
【0106】前記ブラシサイズ選択メニュー27zの右
上にはいっぺんに塗りつぶすボタン27sを表示し、こ
れをタッチされると、図18の落書き編集枠27kに表
示しているように、クロマキーの閾値に従い風景と判別
された部分を指定した絵柄もしくは色で一括して塗りつ
ぶす。本機能により、与えられた落書き編集時間内で利
用者が落書き編集を完了するにあたって、広範囲の風景
を同一色若しくは絵柄で塗りつぶすというペン操作では
時間がかかる作業を、いっぺんに塗りつぶすボタン27
sをタッチするという1回の操作によって短時間で完了
することができ、落書きペンやスプレーペン等のペンボ
タン27cを利用して行う落書き編集に時間を十分割り
当てることができる。これによって、風景の塗りつぶし
に時間をとられ、ペンボタン27cでの落書き時間が不
足するといった利用者の不満を解消することができると
共に、塗りつぶす風景の色若しくは絵柄を簡単に変更で
きるため、効率良く落書き操作を行うことができて利用
者の満足度が向上する。
【0107】以上の動作により、利用者は撮像画像及び
/又は編集画像を印刷した写真シールシート6cを取得
することができる。このようにして撮像された撮像結果
は、図19に示す撮像画像イメージ図のように、通常に
撮像した撮像画像(E)の場合はもちろん、カメラユニ
ット18を極端な角度にして撮像した撮像画像(F)も
全体的に明るい撮像画像となり、基本背景画像と合成ア
イテム用画像で撮像角度の異なる画像を利用した場合で
あっても、影の方向や濃度の違いによる不自然さを回避
することができる。
【0108】また、天井照明装置11A、カメラ対応照
明装置11B、及び床面照明装置11Cで全体的に略均
一に明るく照明しているため、撮像画像も全体的に明る
くなり、明度差の問題なくクロマキー合成用の合成アイ
テム用画像を作成できる。
【0109】すなわち、図中の(G)に示すように、合
成用スタンプ画像を作成して配置し、風景に例えばレン
ガ模様を合成するといった操作の際に、風景の明度差の
略均一化によって合成用スタンプ画像に人物以外の風景
が入ってしまうことが回避でき、容易に美しい合成画像
を作成することができる。
【0110】利用者は、前記合成画像にさらにペンボタ
ン27cで落書きを行うことで、図20の編集画像イメ
ージ図に示すように、合成用スタンプ画像や背景ブラシ
等で画像を合成すると共にペンボタン27cによる落書
きを行った編集画像を得ることができ、該編集画像を利
用者の選択に基づいて例えば均等8分割に配置して印刷
することで、図21の写真シールシートイメージ図に示
すように、前記編集画像を8つ均等に配置して印刷した
写真シールシート6cを得ることができる。
【0111】このようにして、複数回の撮像画像を合成
する処理や1回の撮像画像に対して、被写体(合成用ス
タンプ画像)を重ねて合成しても違和感のない自然な編
集画像を得ることができ、該編集画像を印刷した写真シ
ールシート6cに対する利用者の満足度は飛躍的に向上
する。
【0112】次に、第2の実施形態について、図22に
示す写真シール自動販売機1の正面図と共に説明する。
該写真シール自動販売機1は、前述した第1の実施形態
でのストロボ照明装置21bを、正面左右に配設した拡
散板13b,13bの背部に5つずつ縦に並べて配設す
る。
【0113】図12の回路ブロック図に仮想線で示すよ
うに、制御装置10にはセンサ30を接続し、該センサ
30はカメラユニット18の位置を検知してその検知信
号を制御装置10に送信する。
【0114】制御装置10は、前記検知信号に基づいて
カメラユニット18の位置を識別し、撮像時には前記位
置に一番近いストロボ照明装置21bを左右1対発光さ
せるように制御する。
【0115】以上の構成により、カメラユニット18の
移動(すなわち撮像方向の移動)に対応して照明方向
(照明範囲)を変更することができる。この第2の実施
形態においても、他の構成、構造及び動作は第1の実施
形態と同様であるので、同一の部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0116】なお、前記センサ30は、カメラユニット
18の位置に加えて前後に揺動する角度をも検知するよ
うに構成しても良い。これにより、デジタルカメラ19
の撮像方向を判別してその撮像方向から被写体の位置を
概略把握することが出来るため、把握した被写体の位置
に対応してストロボ照明装置21bを発光させ、被写体
に対して略均一な強度分布の照明光で照明することがで
きる。
【0117】このように被写体に対する照明光の強度分
布を略均一にするためには、ストロボ照明装置21b自
体を光度調整可能なもので構成し、制御装置10の照明
制御信号に従った光度で発光するように設定すればよ
い。
【0118】また、制御装置10の照明制御信号によっ
て、複数のストロボ照明装置21bのうち2つ以上を選
択的に発光させて他のストロボ照明装置21bは消灯
し、発光したストロボ照明装置21bによって、被写体
に対する照明光の強度分布が略均一になるように設定し
ても良い。
【0119】あるいは、複数のストロボ照明装置21b
を発光させ、かつ、制御装置10からの照明制御信号で
制御して、そのうち幾つかのストロボ照明装置21bの
発光タイミングを後ろへ(あるいは前へ)ずらす事によ
って、デジタルカメラ19のシャッタ時に各ストロボ照
明装置21bの光度が異なるようにして、被写体に対す
る照明光の強度分布が略均一になるように調整して設定
しても良い。
【0120】なお、上述の各実施形態において、ストロ
ボ照明装置21は、図23のストロボ照明説明図の
(H)に示すように、発光部21dの上半分を拡散板2
1eで覆うようにして構成しても良い。これにより、近
距離の照明光が抑制され、図中の(I)に示すように、
本来仮想線41に示すように距離に対して急激に減衰す
る照明光が、実線42で示すようになだらかな減衰とな
り、近距離及び遠距離共に略均一に照明することができ
る。
【0121】また、ストロボ照明装置21の光度が強い
場合(光量が多い場合)は、前記発光部21dの一部を
黒色の樹脂板やビニールテープ等の遮光部材で覆っても
良い。これにより、ストロボ照明装置21の設計変更を
行わずとも、低コストで光度の微調整を行うことができ
る。
【0122】また、ストロボ照明装置21bをさらに後
方にずらすか下方にずらして備え、カメラユニット18
の揺動時に指詰めなどのトラブルを回避するように構成
しても良いし、ストロボ照明装置21bを後方にずらし
てカメラユニット18の背部に位置するように構成し、
カメラユニットの下部に配置していたストロボ照明装置
21bの高さ分だけ下方移動を延長するように構成して
も良い。
【0123】また、天井照明装置11Aはデジタルカメ
ラ19の撮像方向が略水平より上方の場合のみ照明す
る、あるいは床面照明装置11Cはデジタルカメラ19
の撮像方向が略水平より下方の場合のみ照明するように
設定し、撮像方向に対応して照明するように構成しても
良い。
【0124】また、カメラユニット18の上下動に加え
て揺動及び/又は回転にも対応して照明方向を変更する
ように、カメラユニット18自体にストロボ照明装置2
1bを備え付けても良い。これにより、ストロボ照明装
置21bの照明方向は、カメラユニット18の上下移動
と共に俯仰及び時計方向、反時計方向の回転にも同期す
る構成となり、撮像方向に完全対応して照明することが
できる。
【0125】また、デジタルカメラ19に広角変換レン
ズを備え付けてもよい。これにより、奥行きの狭い撮像
空間4であっても、広い撮像範囲を確保して全身撮像や
多人数での撮像に対応することができる。
【0126】また、床面照明装置11Cを筐体2の下部
左右に配設し、ディスプレイ23を備えない構成にして
もよい。これにより、カメラユニット18をさらに下方
へ移動可能にすることができる。
【0127】また、第2の実施形態でのセンサ30は、
カメラユニット18の移動でON/OFF制御されるス
イッチで構成し、カメラユニット18の位置に応じてO
Nとなったストロボ照明装置21bが撮像時に発光する
ように構成しても良い。
【0128】また、第2の実施形態のストロボ照明装置
21bを左右一対にして移動及び/又は揺動可能に構成
し、センサ30で検知したカメラユニット18の位置に
対応してその撮像方向に対応した方向を照明するように
構成しても良いし、センサ30でカメラユニット18の
揺動及び/又は回転をも検知して、その揺動及び/又は
回転による撮像方向に対応した方向を照明するように構
成しても良い。
【0129】また、操作部24をカメラユニット18の
正面の円周上に配置し、カメラユニットを移動、揺動、
又は回転してすぐに操作できるように構成しても良い。
また、拡散板13は、半透明の樹脂材又はガラス材で形
成しても良いし、光を透過し得る厚さの紙又は布で形成
しても良い。
【0130】また、反射板14は光が反射すればよいの
で、白色に変えて銀色等の色で塗装しても良いし、銀メ
ッキや金メッキ等のメッキ処理を施してもよいし、素材
を紙等の拡散効果の高いものにしてもよい。
【0131】また、前記反射板14bの天井面の正面側
に備えた傾斜面は、白色の布材で形成する等、鉛直面及
び天井面と別体に構成しても良い。また、カーテン12
は、白色に限らず青色又は緑色で塗装してクロマキー合
成に適した色に構成してもよいし、その他の色で構成し
ても良い。
【0132】また、以上の実施形態において、図1に仮
想線で示すように撮像空間4内及び編集空間5内にマイ
ナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置41,4
1を備えても良い。
【0133】従来、写真シール自動販売機1の撮像空間
4及び/又は編集空間5では、写真シール自動販売機1
の機能をアピールする等の目的で様々な絵柄が印刷され
たカーテン12からその印刷インクの匂いが充満する、
女性利用者の化粧品や香水の匂いが残る、デジタルカメ
ラ19・ストロボ照明装置21・ディスプレイ23等の
装置から人体に影響を及ぼす電磁波が輻射されるといっ
た問題が存在している。
【0134】写真シール自動販売機1を設置するゲーム
センター等のアミューズメント施設では、店内に設置す
る場合が多いため、空気の流れが少なく撮像空間4及び
編集空間5内で殆ど対流せず、前記問題が顕著に表れて
いる。
【0135】そこで、マイナスイオンを人工的に発生さ
せることで、人をリラックスさせストレスから解放す
る、空気中の悪臭や有毒ガスを分解・消臭する、浮遊す
る塵等のごみや細菌を沈降させてアレルギー等の症状を
緩和するといったマイナスイオンの効果を得て上述の問
題を解消することができる。
【0136】前記マイナスイオン発生装置41は、既知
のものを使用するものとしてその詳細な説明を省略する
が、装置に限らずマイナスイオンを発生する塗料をカー
テン12及び/又は筐体2に塗布しても良いし、塗料を
塗布した布、もしくはオブジェクトを撮像空間内に設置
しても良いし、空気清浄機を備えて空気を清浄にする構
成、あるいはファン等の空気を排出又は対流させる装置
を備えて空気の循環を促進して常に新しい空気を取り入
れる構成にしても良いし、これらの各要素の幾つかを複
合して備えても良い。
【0137】また、前記マイナスイオン発生装置41
は、撮像空間4又は編集空間5のどちらか一方に備える
か、筐体2に内蔵して構成しても良いし、写真シール自
動販売機1の近辺に設置しても良い。
【0138】この発明の構成と、上述の実施形態との対
応において、この発明の写真シール自動販売装置は、実
施形態の写真シール自動販売機1に対応し、以下同様
に、識別体は、IDタグ6bに対応し、第1の照明手段
は、カメラ対応照明装置11Bに対応し、第2の照明手
段は、床面照明装置11Cに対応し、撮像手段は、デジ
タルカメラ19に対応し、表示手段は、ディスプレイ2
3に対応し、入力手段は、操作部24に対応し、識別手
段は、IDタグリーダ/ライタ25に対応し、出力手段
は、プリンタ26に対応するも、この発明は、上述の実
施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実
施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す概略斜視
図。
【図2】写真シール自動販売機の外観を示す正面図。
【図3】写真シール自動販売機の外観を示す左側面図。
【図4】写真シール自動販売機の外観を示す背面図。
【図5】写真シール自動販売機の内部を示す部分拡大図
(一部断面図)。
【図6】ストロボ照明装置の照明方向を示す説明図(平
面図)。
【図7】ストロボ照明装置の照明方向を示す説明図(右
側面図)。
【図8】ストロボ照明装置の照明方向を示す説明図(正
面図)。
【図9】筐体2及び撮像空間4を示す右側面図。
【図10】上から撮像した撮像画像説明図。
【図11】下から撮像した撮像画像説明図。
【図12】写真シール自動販売機の制御回路を示すブロ
ック図。
【図13】写真シール自動販売機の動作を示す処理フロ
ー図。
【図14】撮像画像の明るさを調整する画面の画面イメ
ージ図。
【図15】落書き編集時の動作を示す処理フロー図。
【図16】落書き編集を実行する画面の画面イメージ
図。
【図17】合成用スタンプ画像を編集する画面の画面イ
メージ図。
【図18】背景ブラシを使用する画面の画面イメージ
図。
【図19】撮像画像及び編集画像のイメージ説明図。
【図20】編集画像のイメージ説明図。
【図21】写真シールシートのイメージ説明図。
【図22】第2の実施形態における写真シール自動販売
機の外観を示す正面図。
【図23】他の実施形態におけるストロボ照明装置の外
観と機能を示す説明図。
【図24】従来の写真シール自動販売機での撮像画像の
イメージを示す説明図。
【符号の説明】
1…写真シール自動販売機 4…撮像空間 6…シール紙ユニット 6a…シール紙 6b…IDタグ 6c…写真シールシート 11B…カメラ対応照明装置 11C…床面照明装置 13…拡散板 14…反射板 19…デジタルカメラ 23…ディスプレイ 24…操作部 25…IDタグリーダ/ライタ 26…プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 英嗣 大阪府茨木市南春日丘5−3−17 (72)発明者 新美 健太郎 愛知県一宮市奥町字野越46番地 オムロン 一宮株式会社内 Fターム(参考) 2H053 CA14 CA15 CA33 DA03 DA04 DA05 2H104 AA19 BC48 5C022 AA13 AB15 AB62 AB64 AC13 AC27 CA01 5C052 AA12 AB04 DD10 FA02 FA03 FB05 FC06 FD09 FE01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明手段で撮像空間内の1以上の被写体を
    照明し撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理
    を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して
    編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出
    力手段で出力する出力処理を実行する写真シール自動販
    売方法であって、前記撮像手段の撮像範囲を変更可能に
    し、該撮像範囲の変更方向の少なくとも1方向と対応し
    て前記照明手段で前記撮像範囲を照明する写真シール自
    動販売方法。
  2. 【請求項2】前記撮像手段の撮像範囲と前記照明手段の
    照明範囲とを同期をとって変更する請求項1記載の写真
    シール自動販売方法。
  3. 【請求項3】前記照明手段を第1の照明手段とし、第2
    の照明手段で前記撮像範囲内の中央以外の周辺部を照明
    可能にして撮像する請求項1又は2記載の写真シール自
    動販売方法。
  4. 【請求項4】前記第2の照明手段で前記撮像空間の床面
    を照明し、該床面での反射光で前記撮像範囲を照明する
    請求項3記載の写真シール自動販売方法。
  5. 【請求項5】前記照明手段に光を反射する反射板及び/
    又は光を拡散する拡散板を備え、反射光、拡散光、及び
    /又は反射拡散光で前記撮像範囲を照明する請求項1か
    ら4のいずれか1つに記載の写真シール自動販売方法。
  6. 【請求項6】前記撮像手段の位置を可動にし、該撮像手
    段の可動軌跡の外側に前記編集手段、操作を入力する入
    力手段、及び/又は画像を表示する表示手段を備えて撮
    像する請求項1から5のいずれか1つに記載の写真シー
    ル自動販売方法。
  7. 【請求項7】照明手段で撮像空間内の1以上の被写体を
    照明し撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理
    を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して
    編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出
    力手段で出力する出力処理を実行する写真シール自動販
    売装置であって、撮像範囲を変更可能に前記撮像手段を
    構成し、該撮像範囲の変更方向の少なくとも1方向と対
    応して該撮像範囲を照明可能に前記照明手段を構成した
    写真シール自動販売装置。
  8. 【請求項8】前記撮像手段と前記照明手段とで撮像照明
    ユニットを構成した請求項7記載の写真シール自動販売
    装置。
  9. 【請求項9】前記照明手段を第1の照明手段とし、前記
    撮像範囲内の中央以外の周辺部を照明可能に第2の照明
    手段を構成した請求項7又は8記載の写真シール自動販
    売装置。
  10. 【請求項10】前記撮像空間の床面を照明して該床面で
    の反射光で前記撮像範囲を照明可能に前記第2の照明手
    段を構成した請求項9記載の写真シール自動販売装置。
  11. 【請求項11】前記照明手段に光を反射する反射板及び
    /又は光を拡散する拡散板を備えた請求項7から10の
    いずれか1つに記載の写真シール自動販売装置。
  12. 【請求項12】前記撮像手段を、位置を可動に構成し、
    該撮像手段の可動軌跡の外側に前記編集手段、操作を入
    力する入力手段、及び/又は画像を表示する表示手段を
    備えた請求項7から11のいずれか1つに記載の写真シ
    ール自動販売装置。
  13. 【請求項13】画像が印刷されるシール紙と、該シール
    紙の真偽を識別させる識別体を備え、請求項1から12
    のいずれか1つに記載の写真シール自動販売方法又は写
    真シール自動販売装置に備えられた識別手段で、前記識
    別体が識別されて前記所定の画像が印刷されるシール紙
    ユニット。
  14. 【請求項14】請求項1から12のいずれか1つに記載
    の写真シール自動販売方法又は写真シール自動販売装置
    で前記所定の画像を印刷する又は印刷した写真シールシ
    ート。
JP2002001050A 2001-12-13 2002-01-08 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート Pending JP2003241296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002001050A JP2003241296A (ja) 2001-12-13 2002-01-08 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-380005 2001-12-13
JP2001380005 2001-12-13
JP2002001050A JP2003241296A (ja) 2001-12-13 2002-01-08 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003241296A true JP2003241296A (ja) 2003-08-27

Family

ID=27790787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002001050A Pending JP2003241296A (ja) 2001-12-13 2002-01-08 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003241296A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050047483A (ko) * 2003-11-17 2005-05-20 가부시키가이샤 아틀루스 화상처리장치
JP2005300870A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Omron Entertainment Kk 写真シール販売装置
JP2007049572A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Fujifilm Corp 撮影装置
JP2009169207A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Furyu Kk 写真シール機、および情報処理方法
JP2012070343A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Sharp Corp 印刷システム、プリンタドライバ、画像形成装置、及び印刷方法
JP2013178449A (ja) * 2012-02-09 2013-09-09 Furyu Kk 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム
JP2015210513A (ja) * 2014-07-04 2015-11-24 フリュー株式会社 写真シール作成装置
JP2019124711A (ja) * 2018-01-11 2019-07-25 フリュー株式会社 写真シール作成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050047483A (ko) * 2003-11-17 2005-05-20 가부시키가이샤 아틀루스 화상처리장치
JP2005300870A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Omron Entertainment Kk 写真シール販売装置
JP2007049572A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Fujifilm Corp 撮影装置
JP4551295B2 (ja) * 2005-08-11 2010-09-22 富士フイルム株式会社 撮影装置
JP2009169207A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Furyu Kk 写真シール機、および情報処理方法
US8873091B2 (en) 2010-09-27 2014-10-28 Sharp Kabushiki Kaisha Printing system, computer, image forming apparatus and printing method
JP2012070343A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Sharp Corp 印刷システム、プリンタドライバ、画像形成装置、及び印刷方法
JP2013178449A (ja) * 2012-02-09 2013-09-09 Furyu Kk 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム
JP2016191933A (ja) * 2012-02-09 2016-11-10 フリュー株式会社 写真シール作成装置
JP2018067007A (ja) * 2012-02-09 2018-04-26 フリュー株式会社 写真シール作成装置
JP2015210513A (ja) * 2014-07-04 2015-11-24 フリュー株式会社 写真シール作成装置
US9389485B2 (en) 2014-07-04 2016-07-12 Furyu Corporation Photo booth
JP2019124711A (ja) * 2018-01-11 2019-07-25 フリュー株式会社 写真シール作成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3959433B2 (ja) 写真シール自動販売方法とその装置
JP2005079662A (ja) 写真自動販売機における画像編集方法、写真自動販売機、および画像編集プログラム
JP2003241296A (ja) 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート
JP2005025027A (ja) 写真自動販売機および写真自動販売機におけるポーズ誘導方法
JP5311258B2 (ja) 画像出力装置、画像出力方法及びコンピュータプログラム
JP3852585B2 (ja) 写真シール自動販売方法とその装置
JP2004357018A (ja) 写真自動販売機および写真自動販売機における写真の提供方法
JP4479739B2 (ja) 写真シール自動販売方法とその装置
JP3973913B2 (ja) 写真シール自動販売装置
JP2004159158A (ja) 写真プリント提供装置および方法
JP2003107574A (ja) 撮影システム
JP4239602B2 (ja) 写真シール作成方法及びその装置
JP2003207841A (ja) 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート
JP2004287369A (ja) 写真プリント装置、写真プリント装置における撮影方法、およびプリント媒体ユニット
JP4318565B2 (ja) 写真自動販売機、写真自動販売機の制御方法、および写真自動販売機の制御プログラム
JP3328679B1 (ja) 写真シール自動販売用描画方法および写真シール自動販売機
JP3502946B2 (ja) 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート
JP2003177461A (ja) 写真撮影装置および方法
JP2003203272A (ja) 写真シール作成方法とその自動販売装置
JP2005070955A (ja) 写真自動販売機および写真自動販売機における写真撮影方法
JP3524088B1 (ja) 画像入力方法、画像入力プログラム、および写真自動販売機
JP3753064B2 (ja) 写真シール自動販売方法及びその装置
JP3082547U (ja) 写真シール自動販売機及び写真シールシート
JP2010054924A (ja) 写真撮影編集装置
JP5998344B2 (ja) 撮影遊技機、撮影遊技機の制御方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050119

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050303

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080701