JP3082547U - 写真シール自動販売機及び写真シールシート - Google Patents

写真シール自動販売機及び写真シールシート

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JP3082547U
JP3082547U JP2001003745U JP2001003745U JP3082547U JP 3082547 U JP3082547 U JP 3082547U JP 2001003745 U JP2001003745 U JP 2001003745U JP 2001003745 U JP2001003745 U JP 2001003745U JP 3082547 U JP3082547 U JP 3082547U
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light
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寛 船越
匡 前田
兵衛 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この考案は、撮像空間の前面を除く位置からも
撮像と同期して照明することで被写体を細部まで十分照
明し、その照明を略均一にすることで陰影を強調させず
に被写体を照明で包み込み、例えば専用器具を使用した
スタジオ撮影と同等の照明効果による美しい撮像画像を
得ることを目的とする。 【解決手段】この考案は、ボックス状の撮像空間の前面
に撮像手段を備え、照明手段で被写体を照明し、前記撮
像手段で被写体を撮像し、印刷手段で前記撮像した画像
を写真シールに印刷する写真シール自動販売機であっ
て、前記照明手段は、撮像空間の前面を除く位置から撮
像と同期して被写体を照明する写真シール自動販売機で
あることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えばゲームセンター等のアミューズメント施設において、被写 体を照明してデジタルカメラ等のカメラで写真を撮像し、その画像をプリンタに てシール紙に印刷するような写真シール自動販売機及びその製造物である写真シ ールシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述の写真シール自動販売機には、照明装置として撮像と同期してスト ロボ発光するストロボ照明や蛍光灯等を利用している。前記ストロボ照明装置は 、ボックス状の撮像空間の前面に備えられたカメラの近傍に備えられ、撮像時に 被写体を前面から照明する。また、蛍光灯照明装置は床や天井等にも備えられ、 写真シール自動販売装置を利用者に利用可能にしている間常時撮像空間を照明し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような写真シール自動販売機は、ストロボ照明装置による前面からの照 明では、蛍光灯照明装置に比較して光量は多いものの陰影が強調されてしまうと いう欠点と、頭髪の上部等が十分照明されず、細部がきれいに撮像できないとい う欠点があった。 また、蛍光灯照明装置では被写体を十分に照明しきれず、床や天井に備えても 前記ストロボ照明装置の欠点を補う効果は少なかった。
【0004】 この考案は、撮像空間の前面を除く位置からも撮像と同期して照明することで 被写体を細部まで十分照明し、その照明を略均一にすることで陰影を強調させず に被写体を光で包み込み、例えば専用器具を使用したスタジオ撮影と同等の照明 効果による美しい撮像画像を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ボックス状の撮像空間の前面に撮像手段を備え、照明手段で被写 体を照明し、前記撮像手段で被写体を撮像し、印刷手段で前記撮像した画像を写 真シールに印刷する写真シール自動販売機であって、前記照明手段は、撮像空間 の前面を除く位置から撮像と同期して被写体を照明する写真シール自動販売機で あることを特徴とする。
【0006】 前記照明手段は、ストロボ照明装置で構成することができる。 前記撮像手段は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラで構成することが できる。 前記印刷手段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリンタ又はカ ラープリンタで構成することができる。
【0007】 前記構成により、前面を除く位置から撮像と同期して発光して被写体を照明す ることで、被写体の細部を十分照明して撮像することができる。また、例えば一 側面から被写体を照明する等、前面から照明するのとは違った照明効果を持つ撮 影結果を得ることもできる。
【0008】 好ましい実施の形態として、前記照明手段を第1の照明手段とし、前記撮像空 間の前面には第2の照明手段を設け、前記撮像と同期して前記第2の照明手段も 併用し被写体を照明することができる。 前記第2の照明手段は、ストロボ照明装置で構成することができる。 前記構成により、前記第2の照明手段も撮像と同期して発光して照明すること で、被写体を全体と細部に渡って十分照明した撮像を得ることができる。
【0009】 好ましい実施の形態として、前記第1の照明手段は、少なくとも前記撮像空間 の天井に備えて被写体を上から照明することができる。 すなわち、上から照明することで頭髪を細部まで照明して撮像することができ 、撮像画像の美しさに大きく影響する頭髪の質感を向上させることができる。
【0010】 好ましい実施の形態として、前記第1及び第2の照明手段は、前記撮像空間内 の被写体を略均一に照明する均一照明手段に形成して被写体を照明することがで きる。 すなわち、被写体を略均一に照明することで、陰影が過度に強調されることを 防いで被写体を光で包み込むことができ、例えば専用器具を使用したスタジオ撮 影と同等の照明効果を持つ撮像結果を得ることができる。
【0011】 好ましい実施の形態として、前記均一照明手段は、光を反射する反射板と光を 拡散する拡散板とで適度の空間を設けて発光体を挟んで形成し、該発光体の光を 反射板に照射し、その反射光を拡散板で拡散させて略均一にした均一光で被写体 を照明することができる。 前記発光体は、ストロボ球で構成することができる。 前記構成により、光を反射板で反射させてさらに拡散板で拡散させることで、 点ではなく面として被写体を略均一に照明することができる。
【0012】 好ましい実施の形態として、前記第1の照明手段は、正面視及び側面視略台形 で平面視略四角形の中空のボックス形状に形成し、その底面は光を拡散させる拡 散板で形成し、底面を除くボックス内面は光を反射させる反射板にて形成し、該 ボックス内部に前記反射板に向けて発光体を設けて構成することができる。 すなわち、発光体からの光は前記ボックス内部で様々な方向に反射し、前記拡 散板を通過して略均一に被写体を照明することができる。
【0013】 好ましい実施の形態として、前記ボックスは撮像空間の天井部に備え、撮像空 間の前面側を下にして底面をわずかに傾斜させることができる。 すなわち、天井に備えた前記ボックスは被写体の上部をわずかに正面側から照 明することで、被写体の上部と上部前面を照射することができ、被写体上面だけ が照明されるような違和感なく被写体上部を細部まで照明することができる。こ れにより撮像空間の前面に第2の照明手段を設けた場合には、第1の照明手段及 び第2の照明手段は、被写体を前面及び上面わずかに前方を略均一に照明するこ とができる。
【0014】 好ましい実施の形態として、前記傾斜に合わせて撮像空間を囲む枠の天井部を 一部傾斜させることができる。 すなわち、前記ボックスに合わせて撮像空間の天井部を傾斜させることで、前 記ボックスからの照明が天井部で一部遮られるようなことがなく、略均一に被写 体を照明することができる。
【0015】 好ましい実施の形態として、前記第2の照明手段は、ボックス状の撮像空間の 前面に備えた筐体の上部を中空の筐体側ボックスに形成し、該筐体側ボックスの 前面は拡散板で形成し、他の面の内側は光を反射させる反射板にて形成し、その 内部に前記反射板に向けて発光体を設けることができる。 すなわち、筐体の上部を筐体側ボックスとして発光体の光を反射させる空間に 形成する事により、光を反射させる空間を広く取ることができ、拡散板を通して 照射される光を略均一にすることができる。また、別個にボックスを設ける必要 がないため、製造コストも削減できる。
【0016】 好ましい実施の形態として、前記拡散板は、その左右を内側に向けて板面を撮 像空間の中央に対向させる傾斜を設けることができる。 すなわち、拡散板を撮像空間の中央に対向させて傾斜させることにより、該拡 散板を通して照射される光は撮像空間の中央側に向き、効率よく被写体を略均一 に照射することができる。
【0017】 好ましい実施の形態として、前記拡散板は、その上部を下側に向けて板面を撮 像空間の中央に対向させる傾斜を設けることができる。 すなわち、前記筐体側ボックスの上部の拡散板を撮像空間の中央に対向させる ことで、被写体を前方斜め上からも照明することができる。これにより天井に第 1の照明手段を設けた場合には、第1の照明手段と第2の照明手段は被写体を前 面、前面斜め上及び上面から略均一に照明することができる。
【0018】 好ましい実施の形態として、前記反射板は、光を反射させる塗装、メッキ又は 反射部材で形成することができる。 この考案は、前記写真シール自動販売機の照明手段を用いて撮像された画像を 印刷する又は印刷された写真シールシートとすることができる。これにより、利 用者は前記写真シール自動販売機の照明手段を用いて細部まで美しく撮像された 撮像画像を印刷された写真シールシートを得ることができる。
【0019】
【考案の実施の形態】
この考案の一実施形態を、以下図面と共に説明する。 まず、図1に示す写真シール自動販売機1の外観を表した斜視図と共に、写真 シール自動販売機1の構成について説明する。
【0020】 写真シール自動販売機1はボックス状の枠で囲まれた撮像空間を備え、その一 側面には筐体2が設置される。 筐体2の正面上部には、中央にデジタルカメラ17を備え、該デジタルカメラ 17は撮像方向を水平よりわずかに下向けに形成して撮像方向を上下に変更可能 に設ける。その周辺には、該デジタルカメラ17を左右及び上部から囲むように して半透明部材からなる3つの拡散板16aを備える。
【0021】 前記筐体2の上部は内部を空洞に形成し、前記拡散板16a以外の内側面は白 色に塗装して反射面16bを形成する。その空洞内の中央部には、ストロボ発光 する3つのストロボ照明装置16を拡散板16aに背を向けて3つ備えており、 1つは図2の縦断面図に示すように照明方向を少し上向きに設け、その下に図3 の横断面図(平面図)に示すように照明方向を左右外開きに2つ並設する。 デジタルカメラ17の左右に設けた前記拡散板16aは、図3に示すように板 面を正面より内側へ向かってわずかに傾斜させ、デジタルカメラ17の上部に設 けた拡散板16aは、図2に示すように板面が撮像空間の中央に対向するように 斜め下向きに傾斜させることで、これらの各板面が被写体に対向するように形成 されている。
【0022】 筐体2の正面中央には、図1に示すように画像を表示するディスプレイ18を 備え、該ディスプレイ18にはタッチパネル14bを重ねて設け、タッチペン1 4aによって落書き等をペンタッチ入力する入力装置を備える。 筐体2の正面下部には、貨幣(例えば硬貨)を投入する投入口15aを備え、 その右側側面に写真シール5を印刷して排出する写真シール排出口19aを備え る。
【0023】 写真シール自動販売機1の枠部の天井部には、平面視四角形で側面視及び正面 視台形の反射板16cを備える。該反射板16cは、内面を白色に塗装して反射 面16bを形成し、底面には光を拡散させる拡散板16aを設ける。前記反射板 16cの内部には、図2の縦断面図に示すようにストロボ球が発光するストロボ 照明装置16を照明方向が筐体2に向かって水平より上向きになるように備え、 その反射光により被写体を上から照明する。この反射板16c及び拡散板16a で囲まれた天井照明部は、前記拡散板16aが水平より筐体2側に向かって少し 前のめりになるように傾けて備える。
【0024】 前述の照明手段の構成により、前記ストロボ照明装置16からの光は、筐体2 内部及び反射板16c内部で反射面16bによって様々な方向に反射し、その反 射光が拡散板16aで拡散され、図2及び図3の仮想線に示すように、略均一に 被写体を照射する。
【0025】 次に図4に示す写真シール自動販売機1の制御回路ブロック図と共に、写真シ ール自動販売機1の構造について説明する。 制御処理を実行する制御部10(図2)は筐体2の内部に設けられ、該制御部 10は、CPU12、ROM11、RAM13にて形成し、CPU12はROM 11に格納されているプログラムを読み込んで制御処理を実行し、RAM13に 処理用データの読書きを行う。この実施の形態では、被写体である利用者をデジ タルカメラ17で撮像するシャッタのタイミングと同期をとってストロボ照明装 置16を発光させる制御処理も行う。また、撮像を行う撮像工程及び落書きを行 う編集工程のそれぞれに制限時間を設定しておき、各工程に残り時間ができると 、CPU12はこの残り時間を一旦ROM11に記憶させ、次工程の制限時間に 加算する処理も行う。
【0026】 入力装置14は、前述したようにディスプレイ18に重ねて設けられたタッチ パネル14bとタッチペン14aとにより形成され、利用者にタッチペン14a で操作された内容に該当する信号を入力信号としてCPU12に送信する。 貨幣処理装置15は、前述の投入口15aの内部に設けられ、投入された貨幣 (例えば硬貨)の真偽判別、金種判別を行い、投入金額を処理信号としてCPU 12に送信する。
【0027】 ストロボ照明装置16は、前述の拡散板16aの各内部に収納され、それぞれ CPU12からの照明制御信号に従ってストロボ発光を実行し、その光を反射面 16bで反射させてさらに拡散板16aで拡散させ、被写体を略均一に照明する 。
【0028】 デジタルカメラ17は、CPU12よりシャッタ信号を受取り、動画データや 静止画データといった画像データをCPU12に送信する。 ディスプレイ18は、CPU12より画像信号を受信し、該信号に従って画像 を表示する。 プリンタ19は、CPU12よりプリント画像データを受信し、写真シール5 (図1)に該プリント画像を印刷して排出する。 スピーカ20は、CPU12より音声信号を受取り、該信号に従って音声を鳴 らす。
【0029】 次に図5に示す処理フロー図と共に写真シール自動販売機1の動作について説 明する。 利用者に貨幣(例えば硬貨)を投入口15a(図1)に投入されると、貨幣処 理装置15(図4)は真偽判定、金種判定を実行し、CPU12に処理信号を送 信して処理開始となる。
【0030】 前記処理開始を受けて、CPU12はデジタルカメラ17で撮影している映像 をディスプレイ18に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ18に 表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮影開始ボタンの位置をタッチペ ン14aでタッチされるのを待つ(ステップn1)。
【0031】 利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン14aでタッチすると、CPU12 はスピーカ20に音声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始する。そ のカウントダウンの終了と共に、デジタルカメラ17のシャッタと同期を取って ストロボ照明装置16を発光させ、反射面16bで反射して拡散板16aで拡散 された略均一の均一光で照明された被写体を、デジタルカメラ17で静止画像撮 像する。
【0032】 この間CPU12は経過時間を管理しており、制限時間(例えば60秒)が経 過すれば強制的にステップn4に進む(ステップn2)。このとき、撮像画像が 存在していればそれを撮像画像として強制的に採用し、まだ1枚も撮像されてい ない場合には強制的に撮像を実行してその撮像画像を採用してもよい。 なお、前記制限時間は、撮像画像が決定されるまでの間、CPU12によって ディスプレイ18にカウントダウンして表示させる。
【0033】 撮像終了時に制限時間が経過していなければ、CPU12はディスプレイ18 に前記撮像画像を静止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表示す る。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合はステップn1に戻る。キープ ボタンをタッチされた場合は、CPU12はステップn1からステップn3まで の一連の工程Aで経過した時間(例えば40秒)を前記制限時間から減算し、算 出された残時間(この場合は20秒)をRAM13に記憶させて次のステップに 進む(ステップn3)。
【0034】 CPU12はディスプレイ18にRGB信号を送信して前記撮像画像を表示さ せ、ROM12に記憶させている工程Aでの残時間(この場合は20秒)をこれ から実行する工程Bの制限時間(例えば60秒)に加算して、制限時間を増加( この場合は80秒)させる(ステップn4)。このとき同時にディスプレイ18 には次撮影ボタンと印刷ボタンを表示させる。 利用者はタッチペン14aにて落書き画像に落書きを行う。
【0035】 CPU12は工程Bの経過時間を管理し、前記加算した制限時間内(この場合 は80秒)であれば次のステップに進み、制限時間が経過すればステップn7に 強制的に進む(ステップn5)。 CPU12は、利用者が落書き中であれば、ステップn5に戻り、落書きが終 了すれば次のステップに進む(ステップn6)。
【0036】 利用者に印刷ボタンをタッチペン14aでタッチされると、ステップn14へ 一気に進む。次撮影ボタンをタッチされた場合には、CPU12はステップn4 からステップn7までの工程Bでの経過時間(例えば50秒)を制限時間(この 場合は80秒)から減算し、算出された残時間(この場合は30秒)をRAM1 3に記憶させて次のステップに進む(ステップn7)。 なお、この次撮影ボタンをタッチされるまでの間、CPU12は工程Bの制限 時間(この場合は80秒)をディスプレイ18に表示させている制限時間表示部 にカウントダウンして表示させる。
【0037】 次の工程Cはステップn8からステップn10の3つのステップからなり、前 記工程Aと同じ動作で撮像処理を行う。ただしこのときは、工程Cの最初のステ ップn8でCPU12は前記工程Bでの残時間(この場合は30秒)を制限時間 (60秒)に加算して制限時間を増加(この場合は90秒)して処理を行う(ス テップn8からn10)。
【0038】 次の工程Dはステップn11からステップn12の3つのステップからなり、 前記工程Bのステップn4からステップn6の3つのステップと同じ動作を行う 。前記工程Cで例えば40秒使用したとすると、残りの50秒が工程Dに与えら れている制限時間、例えば60秒に加算され、利用者は110秒の間落書きを行 うことができる(ステップn11からn13)。なお、この工程Dでの落書きに おいては、CPU12はサムネイル画像として工程Bでの落書き画像と工程Dで の落書き画像を縮小表示させ、利用者にタッチペン14aでタッチされることで 落書き画像を選択された落書き画像に入れ替える。これにより、利用者は工程D で時間が余れば、工程Aでの落書きの続きを行うことができる。
【0039】 次のステップでは、CPU12はディスプレイ18にRGB信号を送信してシ ール分割数及び配置(例えば16分割均等配置など)を選択させる画面を表示さ せ、利用者にタッチペン14aでタッチして選択させる(ステップn14)。
【0040】 前記選択がされると、CPU12は選択された分割数及び配置に従って落書き 画像を配置した写真シール5をプリンタ19に印刷させ、写真シール排出口19 aから排出させる(ステップn15)。
【0041】 上述の写真シール自動販売機1は、図6に示すように形成することもできる。 すなわちボックス状の枠部上部を拡散板16aの傾きに合わせて一部傾斜させて 形成し、拡散板16aを除く天井部を適宜の板材で覆うことができる。この場合 においても、写真シール自動販売機1の構造及び動作は前述の実施例と同じであ るので、同一機能を有するものには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0042】 なお、上述の2つの実施例では撮像空間の前面と天井にストロボ照明装置16 を設けたが、側面や背面等に設けても良い。 また、前面と天井のストロボ照明装置16は、同時に発光させるだけでなくど ちらか一方のみを発光させることもできるように、利用者が入力手段14で選択 できるように形成してもよい。これにより、例えば被写体を1側面から照明して 照明側は明るくその反対側は影になるような照明効果を得ることができ、撮像に 対する娯楽性を高めることができる。
【0043】 また、反射面16bは光が反射すればよいので、白色の塗装に変えて銀色の塗 装又は銀メッキ等にしてもよいし、素材を紙などの拡散効果の高い反射部材にし てもよい。
【0044】 また、照明の光を略均一にする方法として、前述の実施例で説明した反射面1 6bによる光の反射、又は拡散板16aによる光の拡散のどちらか一方のみを使 用しても良い。この場合は、被写体を略均一に照明する機能をある程度有した上 でコストダウンを図ることができる。
【0045】 この考案の構成と、上述の実施形態との対応において、 この考案の写真シールシートは、実施形態の写真シール5に対応し、 以下同様に、 制御手段は、CPU12、ROM11及びRAM13に対応し、 発光体は、ストロボ照明装置16に対応し、 第1、第2の照明手段、及び均一照明手段は、ストロボ照明装置16、拡散板1 6a及び反射面16bに対応し、 撮像手段は、デジタルカメラ17に対応し、 印刷手段は、プリンタ19に対応するも、 この考案は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではない。
【0046】
【考案の効果】
この考案により、照明手段からの光を撮像空間内の被写体に略均一に照射でき るようになる。このため、被写体である利用者の人数や撮像位置によっては、照 明光の照射点が偏って十分照明できない箇所が出てくるといった問題が解決でき る。
【0047】 また、照明光を点ではなく面で被写体に照射するため、陰影を不必要に強調し てしまうことなく被写体を照明で包み込むことができる。これにより、例えば撮 影スタジオで専門器具を使用した場合と同程度の照明効果を得た美しい撮像画像 に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【図2】写真シール自動販売機の内部を示す縦断面図。
【図3】写真シール自動販売機の内部を示す横断面図。
【図4】制御回路を示すブロック図。
【図5】撮影、編集及び印刷処理を示すフローチャー
ト。
【図6】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【符号の説明】
1…写真シール自動販売機 5…写真シール 10…制御部 16…ストロボ照明装置 16a…拡散板 16b…反射面 17…デジタルカメラ 19…プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田村 兵衛 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックス状の撮像空間の前面に撮像手段を
    備え、照明手段で被写体を照明し、前記撮像手段で被写
    体を撮像し、印刷手段で前記撮像した画像を写真シール
    に印刷する写真シール自動販売機であって、前記照明手
    段は、撮像空間の前面を除く位置から撮像と同期して被
    写体を照明する写真シール自動販売機。
  2. 【請求項2】前記照明手段を第1の照明手段とし、前記
    撮像空間の前面には第2の照明手段を設け、前記撮像と
    同期して前記第2の照明手段も併用し被写体を照明する
    請求項1記載の写真シール自動販売機。
  3. 【請求項3】前記第1の照明手段は、少なくとも前記撮
    像空間の天井に備えて被写体を上から照明する請求項1
    又は2記載の写真シール自動販売機。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の照明手段は、前記撮像
    空間内の被写体を略均一に照明する均一照明手段に形成
    して被写体を照明する請求項1、2又は3記載の写真シ
    ール自動販売機。
  5. 【請求項5】前記均一照明手段は、光を反射する反射板
    と光を拡散する拡散板とで適度の空間を設けて発光体を
    挟んで形成し、該発光体の光を反射板に照射し、その反
    射光を拡散板で拡散させて略均一にした均一光で被写体
    を照明する請求項4記載の写真シール自動販売機。
  6. 【請求項6】前記第1の照明手段は、正面視及び側面視
    略台形で平面視略四角形の中空のボックス形状に形成
    し、その底面は光を拡散させる拡散板で形成し、底面を
    除くボックス内面は光を反射させる反射板にて形成し、
    該ボックス内部に前記反射板に向けて発光体を設けて構
    成した請求項1から5のいずれか1つに記載の写真シー
    ル自動販売機。
  7. 【請求項7】前記ボックスは撮像空間の天井部に備え、
    撮像空間の前面側を下にして底面をわずかに傾斜させた
    請求項6記載の写真シール自動販売機。
  8. 【請求項8】前記傾斜に合わせて撮像空間を囲む枠の天
    井部を一部傾斜させた請求項7記載の写真シール自動販
    売機。
  9. 【請求項9】前記第2の照明手段は、ボックス状の撮像
    空間の前面に備えた筐体の上部を中空の筐体側ボックス
    に形成し、該筐体側ボックスの前面は拡散板で形成し、
    他の面の内側は光を反射させる反射板にて形成し、その
    内部に前記反射板に向けて発光体を設けた請求項2から
    8のいずれか1つに記載の写真シール自動販売機。
  10. 【請求項10】前記拡散板は、その左右を内側に向けて
    板面を撮像空間の中央に対向させる傾斜を設けた請求項
    9記載の写真シール自動販売機。
  11. 【請求項11】前記拡散板は、その上部を下側に向けて
    板面を撮像空間の中央に対向させる傾斜を設けた請求項
    9又は10記載の写真シール自動販売機。
  12. 【請求項12】前記反射板は、光を反射させる塗装、メ
    ッキ又は反射部材で形成した請求項5から11のいずれ
    か1つに記載の写真シール自動販売機。
  13. 【請求項13】請求項1から12のいずれか一つに記載
    の写真シール自動販売機の照明手段を用いて撮像された
    画像を印刷する又は印刷された写真シールシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3457662B1 (ja) 2002-09-19 2003-10-20 株式会社メイクソフトウェア 写真プリント作成装置
JP2004048244A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Omron Corp 写真プリント方法、写真プリント装置、写真プリントプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびプリント紙ユニット
WO2006070675A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. 分解組立可搬式写真撮影用スタジオ装置

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