JP2004102300A - 写真シール自動販売方法とその装置 - Google Patents

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船越 寛
Tadashi Maeda
前田 匡
Hyoe Tamura
田村 兵衛
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Abstract

  【課題】
 この発明は、撮像空間の天井部に配置した複数の天井ストロボ照明ボックスで照明することで被写体を細部まで十分照明し、例えば専用器具を使用したスタジオ撮影と同等の照明効果による美しい撮像画像を得ることを目的とする。
  【解決手段】
 1以上の被写体を照明手段で照明しボックス状の撮像空間の前面に備えた撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力画像として出力手段で出力する写真シール自動販売方法またはその装置に対して、前記照明手段を、上から斜め後方に向かって被写体を照射するよう水平より前面側に向かって少し前のめりになるように傾けて前記撮像空間の天井部に配置した複数の天井ストロボ照明ボックスで構成し、該複数の天井ストロボ照明ボックスによって撮像と同期して被写体を照明すべく形成した。
 【選択図】  図11

Description

 この発明は、例えばゲームセンター等のアミューズメント施設、遊園地、テーマパーク、旅館、観光施設等の施設に設置され、被写体を照明してデジタルカメラ等のカメラで写真を撮像し、その画像をプリンタにてシール紙に印刷するような写真シール自動販売の方法及びその装置に関する。
 従来、上述の写真シール自動販売装置には、照明装置として撮像と同期してストロボ発光するストロボ照明や蛍光灯等を利用している。前記ストロボ照明装置は、ボックス状の撮像空間の前面に備えられたカメラの近傍に備えられ、撮像時に被写体を前面から照明する。また、蛍光灯照明装置は床や天井等にも備えられ、写真シール自動販売装置を利用者に利用可能にしている間、常時撮像空間を照明している。
 上述のような写真シール自動販売装置は、ストロボ照明装置による前面からの照明では、蛍光灯照明装置に比較して光量は多いものの陰影が強調されてしまうという欠点と、頭髪の上部等が十分照明されず、細部がきれいに撮像できないという欠点があった。 
 また、蛍光灯照明装置では被写体を十分に照明しきれず、床や天井に備えても前記ストロボ照明装置の欠点を補う効果は少なかった。
 この発明は、撮像空間の前面を除く位置からも撮像と同期して照明することで被写体を細部まで十分照明し、その照明を略均一にすることで陰影を強調させずに被写体を光で包み込み、例えば専用器具を使用したスタジオ撮影と同等の照明効果による美しい撮像画像を得ることを目的とする。
 この発明は、1以上の被写体を照明手段で照明しボックス状の撮像空間の前面に備えた撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力画像として出力手段で出力する写真シール自動販売方法であって、前記照明手段を上から斜め後方に向かって被写体を照射するよう水平より前面側に向かって少し前のめりになるように傾けて前記撮像空間の天井部に配置した複数の天井ストロボ照明ボックスで構成し、該複数の天井ストロボ照明ボックスによって撮像と同期して被写体を照明する写真シール自動販売方法又はその装置であることを特徴とする。
 前記撮像手段は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラで構成することができる。 
 前記編集対象の画像は、前記撮像画像のほか、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段で取得する画像、すなわち個人用デジタルカメラでの撮像やパソコンでのグラフィック制作等によるデジタル画像や、写真や絵画等の実画像をスキャナでスキャニングしたスキャニング画像を含む。
 前記所定の画像は、前記撮像画像、前記デジタル画像、前記スキャニング画像、及び/又はこれらの画像を編集手段で編集した編集画像であることを含む。 
 前記出力手段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリンタ又はカラープリンタ等画像を印刷する印刷手段、画像データを送信する通信手段、又は画像データを記憶媒体に書き込む記憶媒体リーダ/ライタであることを含む。
 前記構成により、被写体がどの位置にいても、天井から照明して毛髪等の被写体の上面部分を照明することができる撮像空間の天井面を天井ストロボ照明ボックス16aで覆って照明する場合と同様に、撮像空間全体を上から照明することができる。また、図11に示す被写体Mに斜線で表すように、複数人の被写体Mが存在する場合であっても、それぞれを十分照明することができ、正面からの照明では光が届かず陰になるような部分も照明できる。
 また、天井ストロボ照明ボックスを、前記照明手段を上から斜め後方に向かって被写体を照射するよう水平より前面側に向かって少し前のめりになるように傾けて前記撮像空間の天井部に配置したことにより、被写体の上部前方側や側部前方側等の部分を照明することができ、撮像手段で撮像され得る部分であって正面からの照明では光が届かない部分に対して、十分照明することができる。
 好ましい実施の形態として、前記複数の天井ストロボ照明ボックスの後方側の設置数を、前面側よりも増加して配置し、撮像と同期して被写体を照明することができる。 
 これにより、正面ストロボ照明ボックス16bの照明光があまり届かない後方の被写体Mを十分照明することができる。
 好ましい実施の形態として、前記複数の天井ストロボ照明ボックスのうち、後方側の天井ストロボ照明ボックスの光量を前面側よりも強く設定し、撮像と同期して被写体を照明することができる。 
 これにより、上記同様、正面ストロボ照明ボックス16bの照明光があまり届かない後方の被写体Mを十分照明することができる。
 好ましい実施の形態として、前記複数の天井ストロボ照明ボックスの位置を可動させ、撮像と同期して被写体を照明することができる。 
 この場合、前記小型ストロボ照明ボックス16cは、内部に備えた雌ネジ部分に挿入した雄ネジ型のシャフトSを正逆転するパルスモータPで回転させることで、断面がL字型のガイドフレームSに沿って前後に可動する。 
 これにより、被写体Mの位置に合わせて、照明の必要な部分を十分照明することができる。
 この発明により、被写体がどの位置にいても、天井から照明して毛髪等の被写体の上面部分を照明することができる撮像空間の天井面を天井ストロボ照明ボックス16aで覆って照明する場合と同様に、撮像空間全体を上から照明することができる。また、図11に示す被写体Mに斜線で表すように、複数人の被写体Mが存在する場合であっても、それぞれを十分照明することができ、正面からの照明では光が届かず陰になるような部分も照明できる。
 また、天井ストロボ照明ボックスを、前記照明手段を上から斜め後方に向かって被写体を照射するよう水平より前面側に向かって少し前のめりになるように傾けて前記撮像空間の天井部に配置したことにより、被写体の上部前方側や側部前方側等の部分を照明することができ、撮像手段で撮像され得る部分であって正面からの照明では光が届かない部分に対して、十分照明することができる。
 さらに、前記複数の天井ストロボ照明ボックスの後方側の設置数を、前面側よりも増加して配置し、撮像と同期して被写体を照明することで、正面ストロボ照明ボックス16bの照明光があまり届かない後方の被写体Mを十分照明することができる。
 さらに、前記複数の天井ストロボ照明ボックスのうち、後方側の天井ストロボ照明ボックスの光量を前面側よりも強く設定し、撮像と同期して被写体を照明することで、上記同様、正面ストロボ照明ボックス16bの照明光があまり届かない後方の被写体Mを十分照明することができる。
 さらに加えて、前記複数の天井ストロボ照明ボックスの位置を可動させ、撮像と同期して被写体を照明することで、被写体Mの位置に合わせて、照明の必要な部分を十分照明することができる。
 以上の効果により、利用者は美しい撮像結果を反映して印刷した写真シールシートを得ることができ、顧客満足度の向上を図ることができる。また、美しく撮像できる写真シール自動販売機に対して人気が高まっているため、写真シール自動販売機を設置する施設の経営者は、利用者増加と売上増加を見込むことができる。
 この発明の一実施形態を、以下図面と共に説明する。 
 まず、図1に示す写真シール自動販売機1の外観を表した斜視図と共に、写真シール自動販売機1の構成について説明する。
 写真シール自動販売機1はボックス状の枠で囲まれた撮像空間を備え、その一側面には筐体2が設置される。 
 筐体2の正面上部には、中央にデジタルカメラ17を備え、該デジタルカメラ17は撮像方向を水平よりわずかに下向けに形成して撮像方向を上下に変更可能に設ける。その周辺には、該デジタルカメラ17を左右及び上部から囲むようにして半透明部材からなる3つの拡散板162を備える。
 前記筐体2の上部は内部を空洞に形成し、前記拡散板162以外の内側面は白色に塗装して反射面163を形成する。その空洞内の中央部には、ストロボ発光する3つのストロボ照明装置161を拡散板162に背を向けて3つ備えており、1つは図2の縦断面図に示すように照明方向を少し上向きに設け、その下に図3の横断面図(平面図)に示すように照明方向を左右外開きに2つ並設する。これらのストロボ照明装置161、拡散板162及び反射面163で、被写体を正面から照明する正面ストロボ照明ボックス16bを構成する。 
 デジタルカメラ17の左右に設けた前記拡散板162は、図3に示すように板面を正面より内側へ向かってわずかに傾斜させ、デジタルカメラ17の上部に設けた拡散板162は、図2に示すように前面側が低くなるようにわずかに傾斜させることで、これらの各板面が被写体に対向するように形成されている。
 筐体2の正面中央には、図1に示すように画像を表示するディスプレイ18を備え、該ディスプレイ18にはタッチパネル14bを重ねて設け、タッチペン14aによって落書き等をペンタッチ入力する入力装置を備える。 
 筐体2の正面下部には、貨幣(例えば硬貨)を投入する投入口15aを備え、その右側側面に写真シールシート5cを排出する写真シール排出口19aを備える。
 筐体2の内部左側には、図4の部分拡大図(一部断面図)に示すように、前記写真シール排出口19aの近傍にプリンタ19を備える。 
 該プリンタ19には、シール紙ユニット5をセットしており、該シール紙ユニット5はロール状に巻いたシール紙5aと正規品か否かを識別させる識別データ等のデータを記憶させたIDタグ5bで構成する。
 前記プリンタ19の背部にはIDタグリーダ/ライタ20を備え付けており、前記IDタグ5bに記憶の前記データを読取る。 
 なお、前記IDタグ5bとシール紙5aは一体に形成し分離不可にしているが、別体に形成し例えばシール紙5aはプリンタ19に、IDタグ5bはIDタグリーダ/ライタ20にそれぞれセットするように構成しても良い。
 写真シール自動販売機1の枠部の天井部には、図1に示すように、撮像空間の天井面を全面的に覆うように、平面視四角形で側面視及び正面視台形の天井ストロボ照明ボックス16aを備える。該天井ストロボ照明ボックス16aは、底面に光を拡散させる拡散板162を設け、他の面の内面を白色に塗装して反射面163を形成する。前記天井ストロボ照明ボックス16aの内部には、図2の縦断面図に示すようにストロボ球が発光するストロボ照明装置161を照明方向が筐体2に向かって水平より上向きになるように備え、その反射光により被写体を上から照明する。この天井ストロボ照明ボックス16aは、前記拡散板162が水平より筐体2側に向かって少し前のめりになるように傾けて備える。
 前述の照明手段の構成により、前記ストロボ照明装置161からの光は、ストロボ照明ボックス16(天井ストロボ照明ボックス16a,正面ストロボ照明ボックス16b)の内部で反射面163によって様々な方向に反射し、その反射光が拡散板162で拡散され、図2及び図3の仮想線に示すように、上から斜め後方へ向かって略均一に被写体を照射する。
 次に図5に示す写真シール自動販売機1の制御回路ブロック図と共に、写真シール自動販売機1の構造について説明する。 
 制御処理を実行する制御部10(図2)は筐体2の内部に設けられ、該制御部10は、CPU12、ROM11、RAM13にて形成し、CPU12はROM11に格納されているプログラムを読み込んで制御処理を実行し、RAM13に処理用データの読書きを行う。この実施の形態では、被写体である利用者をデジタルカメラ17で撮像するシャッタのタイミングと同期をとってストロボ照明装置161を発光させる制御処理も行う。
 入力装置14は、前述したようにディスプレイ18に重ねて設けられたタッチパネル14bとタッチペン14aとにより形成され、利用者にタッチペン14aで操作された内容に該当する信号を入力信号としてCPU12に送信する。 
 貨幣処理装置15は、前述の投入口15aの内部に設けられ、投入された貨幣(例えば硬貨)の真偽判別、金種判別を行い、投入金額を処理信号としてCPU12に送信する。
 ストロボ照明装置161は、前述のストロボ照明ボックス16の各内部に収納され、それぞれCPU12からの照明制御信号に従ってストロボ発光を実行し、その光を反射面163で反射させてさらに拡散板162で拡散させ、被写体を略均一に照明する。
 デジタルカメラ17は、CPU12よりシャッタ信号を受取り、動画データや静止画データといった画像データをCPU12に送信する。 
 ディスプレイ18は、CPU12より画像信号を受信し、該信号に従って画像を表示する。 
 プリンタ19は、CPU12よりプリント画像データを受信し、シール紙5aに該プリント画像を印刷した写真シールシート5c(図4)を排出する。 
 IDタグリーダ/ライタ20は、シール紙ユニット5に備えたIDタグ5bに記憶されているデータを読出信号で読取り、更新信号で前記データの更新を実行する。これによって、CPU12はシール紙ユニット5が正規のものであるか否かを判定し、必要に応じて印刷回数であるカウント数を上書きする等の更新処理を実行する。
 スピーカ21は、CPU12より音声信号を受取り、該信号に従って音声を鳴らす。
 以上の構造により、CPU12はストロボ照明装置161に照明制御信号を送信し、デジタルカメラ17と同期をとって照明動作を実行し、前記ストロボ照明装置161を収納したストロボ照明ボックス16で被写体を略均一に照明する。
 次に図6に示す処理フロー図と共に写真シール自動販売機1の動作について説明する。 
 利用者に貨幣(例えば硬貨)を投入口15a(図1)に投入されると、貨幣処理装置15(図5)は真偽判定、金種判定を実行し、CPU12に処理信号を送信して処理開始となる。
 前記処理開始を受けて、CPU12はデジタルカメラ17で撮影している映像をディスプレイ18に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ18に表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮影開始ボタンの位置をタッチペン14aでタッチされるのを待つ(ステップn1)。
 利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン14aでタッチすると、CPU12はスピーカ21に音声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始する。そのカウントダウンの終了と共に、デジタルカメラ17のシャッタと同期を取ってストロボ照明装置161を発光させ、反射面163で反射して拡散板162で拡散された略均一の均一光で照明された被写体を、デジタルカメラ17で静止画像撮像する。
 この間CPU12は経過時間を管理しており、制限時間(例えば60秒)が経過すれば強制的にステップn4に進む(ステップn2)。このとき、撮像画像が存在していればそれを撮像画像として強制的に採用し、まだ1枚も撮像されていない場合には強制的に撮像を実行してその撮像画像を採用してもよい。 
 なお、前記制限時間は、撮像画像が決定されるまでの間、CPU12によってディスプレイ18にカウントダウンして表示させる。
 撮像終了時に制限時間が経過していなければ、CPU12はディスプレイ18に前記撮像画像を静止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表示する。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合はステップn1に戻る。キープボタンをタッチされた場合は、CPU12はステップn1からステップn3までの一連の工程Aで経過した時間(例えば40秒)を前記制限時間から減算し、算出された残時間(この場合は20秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ステップn3)。
 CPU12はディスプレイ18にRGB信号を送信して前記撮像画像を表示させ、ROM12に記憶させている工程Aでの残時間(この場合は20秒)をこれから実行する工程Bの制限時間(例えば60秒)に加算して、制限時間を増加(この場合は80秒)させる(ステップn4)。このとき同時にディスプレイ18には次撮影ボタンと印刷ボタンを表示させ、利用者はタッチペン14aにて落書き画像に落書きを開始する。
 CPU12は工程Bの経過時間を管理し、前記加算した制限時間内(この場合は80秒)であれば次のステップに進み、制限時間が経過すればステップn7に強制的に進む(ステップn5)。 
 CPU12は、利用者が落書き中であれば、ステップn5に戻り、落書きが終了すれば次のステップに進む(ステップn6)。
 利用者に印刷ボタンをタッチペン14aでタッチされると、ステップn14へ一気に進む。次撮影ボタンをタッチされた場合には、CPU12はステップn4からステップn7までの工程Bでの経過時間(例えば50秒)を制限時間(この場合は80秒)から減算し、算出された残時間(この場合は30秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ステップn7)。 
 なお、この次撮影ボタンをタッチされるまでの間、CPU12は工程Bの制限時間(この場合は80秒)をディスプレイ18に表示させている制限時間表示部にカウントダウンして表示させる。
 次の工程Cはステップn8からステップn10の3つのステップからなり、前記工程Aと同じ動作で撮像処理を行う。ただしこのときは、工程Cの最初のステップn8でCPU12は前記工程Bでの残時間(この場合は30秒)を制限時間(60秒)に加算して制限時間を増加(この場合は90秒)して処理を行う(ステップn8からn10)。
 次の工程Dはステップn11からステップn12の3つのステップからなり、前記工程Bのステップn4からステップn6の3つのステップと同じ動作を行う。前記工程Cで例えば40秒使用したとすると、残りの50秒が工程Dに与えられている制限時間、例えば60秒に加算され、利用者は110秒の間落書きを行うことができる(ステップn11からn13)。なお、この工程Dでの落書きにおいては、CPU12はサムネイル画像として工程Bでの落書き画像と工程Dでの落書き画像を縮小表示させ、利用者にタッチペン14aでタッチされることで落書き画像を選択された落書き画像に入れ替える。これにより、利用者は工程Dで時間が余れば、工程Aでの落書きの続きを行うことができる。
 次のステップでは、CPU12はディスプレイ18にRGB信号を送信して後述するシール分割・配置選択処理を実行する(ステップn14)。
 前記シール分割・配置選択処理が終了すると、CPU12は選択された分割数及び配置に従って落書き画像を配置した写真シールシート5cをプリンタ19に印刷させ、写真シール排出口19aから排出させる(ステップn15)。
 ここで前記シール分割・配置選択処理について、図7に示す処理フロー図と共に説明すると、CPU12は、まず図8の画面イメージ説明図の(A)に示す分割数選択画面をディスプレイ18に表示させる(ステップs1)。該分割数選択画面には分割数選択ボタン30を6つ表示し、それぞれに2人用均等、2人用混合、3人用均等、3人用混合、多人数均等、多人数混合を選択する機能を割り当てる。利用者は、例えば10秒に設定された制限時間内で前記分割数選択ボタン30の1つ(例えば2人用混合)をタッチペン14aでタッチする(ステップs2)。前記制限時間内に前記分割数選択ボタン30の1つがタッチされなければ、例えば2人用均等を選択されたと強制的に決定して次のステップに進む(ステップs3)。
 なお、前記分割数選択ボタン30のうち、混合と表示された3つのボタンは印刷サイズの異なる落書き画像を混合させて印刷する場合に選択し、均等と表示された3つのボタンは印刷サイズを均等に配置した落書き画像を印刷する場合に選択する。
 CPU12は前述のタッチによる入力信号を受けてその選択をROM11に記憶させ(ステップs4)、ディスプレイ18に図8の(B)に示す配置選択画面を表示させる(ステップs5)。該配置選択画面には印刷画像表示部35を表示し、前述の分割数の選択(この場合は2人用であるので2分割)に対応して、上部印刷画像表示部35aと下部印刷画像表示部35bに中央で上下に横点線にて分割する。 
 該印刷画像表示部35の右側には、前記横点線の上下に分けて配置選択部を表示する。該配置選択部は、前記横点線の上側には上部印刷画像表示部35a内の落書き画像の配置を選択するための進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33aを表示し、下側には下部印刷画像表示部35b内の落書き画像の配置を選択するための進むボタン32b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33bを表示する。なお、図8の前記印刷画像表示部35を左右に分割している縦点線は、左側に1回目の撮像による落書き画像、右側に2回目の撮像による落書き画像を分けて表示していることを示す補助線である。
 利用者甲は、選択用ボタンである進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33aをタッチして自分の欲しい枚数、大きさに配置された上部印刷画像表示部35a内の落書き画像の配置を選択し、利用者乙は同様に進むボタン32b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33bをタッチして自分の欲しい枚数、大きさに配置された下部印刷画像表示部35b内の落書き画像の配置を選択する(ステップs6)。
 利用者が例えば30秒に設定された制限時間内で前記選択を終了して印刷ボタン34をタッチすると次のステップである図6に示したステップn15に進み(ステップs7)、前記印刷ボタン34をタッチされなくても前記制限時間が経過すれば強制的に図6に示したステップn15に進む(ステップs8)。
 以上の動作により、利用者はストロボ照明ボックス16によって略均一に細部まで照明されて撮像することができ、特に図9の撮像画像に対する照明効果の説明図の(a)に示すように頭髪の質感を明瞭に撮像することができるため、図中の(b)に示す従来の撮像での頭髪の質感と比較して利用者に与える満足度の向上は顕著であり、その満足度の高い撮像画像に対して落書き編集をした編集画像を印刷した写真シールシート5cを得ることができる。
 第2の実施例として、上述の写真シール自動販売機1は、図10の斜視図に示すように形成することもできる。すなわちボックス状の枠部上部を拡散板162の傾きに合わせて一部傾斜させて形成し、拡散板162を除く天井部を適宜の板材で覆うことができる。
 この実施例によれば、撮像空間の天井部と天井ストロボ照明ボックス16aの底面(つまり拡散板162)が密着しているため、該天井ストロボ照明ボックス16aの照明光が撮像空間の外に洩れず、効率よく被写体を照明することができる。
 この実施例においても、写真シール自動販売機1の構造及び動作は前述の実施例と同じであるので、同一機能を有するものには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
 なお、上述の2つの実施例では撮像空間の天井に1つの大きな天井ストロボ照明ボックス16aを設けたが、第3の実施例として図11の左側面から見た縦断面図に示すように、小型に形成した小型ストロボ照明ボックス16cを複数設けても良い。これにより、撮像空間の天井面を天井ストロボ照明ボックス16aで覆って照明する場合と同様に撮像空間全体を上から照明することができる。また、図11に示す被写体Mに斜線で表すように、複数人の被写体Mが存在する場合であっても、それぞれを十分照明することができ、正面からの照明では光が届かず陰になるような部分も照明できる。
 また第4の実施例として、前記小型ストロボ照明ボックス16cは、図12の横断面図に示すように、撮像空間の後方側の設置数を増加させても良い。これにより、正面ストロボ照明ボックス16bの照明光があまり届かない後方の被写体Mを十分照明することができる。 
 また、図12と共に説明したように小型ストロボ照明ボックス16cの数を変化させる代わりに、小型ストロボ照明ボックス16cは一律に配置して後方の小型ストロボ照明ボックス16cの光量を強く設定しても良い。
 また第5の実施例として、図13の左側面から見た縦断面図に示すように、天井ストロボ照明ボックス16aを水平に設置し、該天井ストロボ照明ボックス16aの拡散板162を側面視のこぎり型に形成しても良い。これにより照明光は真下よりも少し後方へ向かい、前述の実施例で天井ストロボ照明ボックス16aを前方へ傾けたのと同様の効果を得ることができ、前後に並んだ被写体の後方の被写体をも照明することができる。加えて、天井ストロボ照明ボックス16aを傾ける必要がないため、該天井ストロボ照明ボックス16aの組立時の構造が簡略化される。
 また第6の実施例として、前記ストロボ照明ボックス16は、側面や背面、床面等に設けても良い。例えば側面に設けた場合であれば、図14の横断面図に示すように、被写体Mを側面斜め前から照明することができ、正面からの照明では影になりやすい被写体Mの側部等を十分照明することができる。
 また第7の実施例として、図15の左側面から見た縦断面図に示すように、前記小型ストロボ照明ボックス16cを可動するように形成しても良い。この場合、前記小型ストロボ照明ボックス16cは、内部に備えた雌ネジ部分に挿入した雄ネジ型のシャフトSを正逆転するパルスモータPで回転させることで、断面がL字型のガイドフレームSに沿って前後に可動する。 
 これにより、被写体Mの位置に合わせて、照明の必要な部分を十分照明することができる。
 また、前記小型ストロボ照明ボックス16cは、拡散板162及び反射面163を備えず、ストロボ照明装置161で直接被写体Mを照明するように形成しても良い。通常ストロボ照明はコントラストが強調されやすいため、拡散板162及び反射面163を備えて被写体Mをソフトに照明するように形成したが、複数のストロボ照明装置161で照明すれば、被写体Mをソフトに照明することができる。
 また、利用者が主に顔を撮影するアップ撮影と、主に全身を撮影する全身撮影のどちらを選ぶかによって、アップ撮影の時は光量を少なく、全身撮影のときは光量を多くして、撮影の照明光度のバランスを取るように設定しても良い。このとき、撮影パターン(例えばアップ撮影か前進撮影のどちらか等)によって照明光度のバランス等を変化させてもよいし、利用者が自分で照明光度のバランス等を調節できるように構成しても良い。
 また、前面と天井のストロボ照明装置161は、同時に発光させるだけでなくどちらか一方のみを発光させることもできるように、利用者が入力手段14で選択できるように形成してもよい。これにより、例えば被写体を1側面から照明して照明側は明るくその反対側は影になるような照明効果を得ることができ、撮像に対する娯楽性を高めることができる。
 また、反射面163は光が反射すればよいので、白色の塗装に変えて銀色の塗装又は銀メッキ等にしてもよいし、素材を紙等の拡散効果の高いものにしてもよい。
 また、照明の光を略均一にする方法として、前述の実施例で説明した反射面163による光の反射、又は拡散板162による光の拡散のどちらか一方のみを使用しても良い。この場合は、被写体を略均一に照明する機能をある程度有した上でコストダウンを図ることができる。
 また、ストロボ照明装置161はデジタルカメラ17からシンクロ信号を受信するように構成し、デジタルカメラ17の撮像と同期をとって前記シンクロ信号に従って発光するように構成しても良い。
 また、第1の実施例で図7と共に説明したシール分割・配置選択処理について詳述すると、図7に示したサブルーチンにおいて、ステップs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば3人用均等が選択された場合は、ステップs5で図16の(C)に示す配置選択画面を表示させると良い。この場合は3人用であるので、印刷画像表示部35は上部印刷画像表示部35c、中部印刷画像表示部35d、下部印刷画像表示部35eの3つに均等に分割され、上部には進むボタン32c、戻るボタン31c、最初の表示ボタン33c、中部には進むボタン32d、戻るボタン31d、最初の表示ボタン33d、下部には進むボタン32e、戻るボタン31e、最初の表示ボタン33eがそれぞれ対応している。これにより、ハサミ等で3つに容易に分割できる写真シールシート5cを得ることができる。
 また、そのサブルーチンにおいて、ステップs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば多人数混合を選択した場合には、ステップs5で図16の(D)に示す配置選択画面を表示させると良い。この場合は横点線による分割はなく縦点線による分割のみであり、印刷画像表示部35の右側に表示した進むボタン32f、戻るボタン31f、最初の表示ボタン33fで全体の配置を選択する。利用者は、1回目の撮像による落書き画像と2回目の撮像により落書き画像を縦点線で縦に分割した後、それぞれを分配することができる。
 これにより、利用者は撮像画像に落書き編集を行った落書き画像(落書き編集してない場合は撮像画像)を容易に分割できるように配置した写真シールシート5cを得ることができる。
 なお、図8の(B)、図16の(C)及び(D)に示した縦点線を省き、例えば図8の(B)であれば、上部印刷画像表示部35a及び下部印刷画像表示部35bをそれぞれ一体にして、上部印刷画像表示部35aには1回目の落書き画像のみを配置し、下部印刷画像表示部35bには1回目及び2回目の落書き画像を配置するような選択も可能に形成してもよい。これにより、利用者の選択できる自由度がさらに向上する。
 また、例えば図8の(B)で進むボタン32b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33bを表示せず、進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33aを操作して横点線で分割して落書き画像が配置された印刷用画像を印刷画像表示部35に表示するように形成してもよい。これにより、単純なインターフェースで利用者はハサミ等で容易に分割可能な写真シールシート5cを得ることができる。 
 また、前記印刷画像表示部35は横点線で縦方向に分割したが、これにかぎらず横方向等に分割してもよい。
 また、図8の(A)と共に説明した分割数の選択、図8の(B)及び図16の(C),(D)と共に説明した印刷画像表示部35への落書き画像の配置は、以下の各実施例のように構成することができる。
 第8の実施例として、第1の実施例で図8の(A)と共に説明した分割数選択画面を、図17に示す画面イメージ図のようにすることができる。 
 すなわち、図中の(E)に示すように、分割数選択ボタン30として実際に分割線を表示したシール紙5aのイメージを表示して、利用者に分割位置を選択させることができる。
 前記分割位置を選択後に次へボタン37を利用者にタッチされると、次の配置選択画面(図8の(B))を表示する。なお、次へボタン37を設けず、前記分割数選択ボタン30をタッチすれば配置選択画面を表示するように構成してもよい。 
 本実施例によれば、分割位置が均等でなくても目でみて分割位置が確認できるためメンタルモデル的にわかりやすく、分割位置の選択の幅を広げることができる。
 第9の実施例として、第1の実施例で図8の(B)及び図16の(C),(D)と共に説明した印刷画像表示部35への落書き画像の配置の決定を、図18の画面説明図に示すように、ドラッグ&ドロップで行うことができる。すなわち、図中の(F)の画面イメージ図に示すように、利用者にタッチペン14aで落書き画像36a,36bのいずれかをタッチして選択させ、次に上部印刷画像表示部35a又は下部印刷画像表示部35bにタッチさせることで、サイズの異なる落書き画像36(36a,36b)を、上部印刷画像表示部35a及び下部印刷画像表示部35bに自由に配置することができる。
 このように配置して印刷した例として、図中の(G)に示すような写真シールシート5cを得ることができる。該写真シールシート5cには、ハサミ等で分割する位置が識別できるように、落書き画像36と共に点線の分割線5dを印刷する。 
 本実施例によれば、利用者が任意の位置に任意の落書き画像36を配置できるため、利用者が得られる配置のバリエーションが増加する。
 第10の実施例として、落書き画像の配置の決定を、図19の画面説明図に示すように落書き画像を配置するパターンを先に選択させて、その後に配置する落書き画像を選択させて決定することができる。
 すなわち、図中の(H)の画面イメージ図に示すように、利用者に進むボタン32(32a,32b)、戻るボタン31(31a,31b)、最初の表示ボタン33(33a,33b)で落書き画像を配置するパターンを選択させて該パターンを印刷画像表示部35に表示し、利用者に落書き画像36をタッチして選択させ、前記印刷画像表示部35にタッチさせることで、タッチされた部分(例えばAがタッチされれば6つのA全て)に前記落書き画像36を配置する。
 図中の(I)は、前記印刷画像表示部35に表示するパターンの例を示しており、例えば上部印刷画像表示部35aのAには落書き画像36a、Bには落書き画像36cを配置し、下部印刷画像表示部35bのAには落書き画像36b、Bには落書き画像36cを配置した場合であれば図中の(J)に示すような写真シールシート5cが得られる。
 以上の第8,第9及び第10の実施例においても、他の構成・構造・動作は前述の第1の実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
 なお、分割線5dは、ハサミマークや矢印等の目印を印刷しても良いし、他の部分より余白部分を多くして分割位置が識別できるようにしても良いし、写真シールシート5cの台紙としてミシン目を入れたシール紙5aを準備しておいても良い。
 また、図7のステップs1で行った分割数の選択は、図6のステップn1とステップn2の間で行うように設定しても良い。またこのとき、分割数を選択した後にOKか否かを選択させるように設定しても良い。 
 また、前述の入力装置14は、タッチパネル14bを人が指でタッチすることで入力を許容するタッチパネルで形成してもよい。
 また第11の実施例として、図6と共に説明した写真シール自動販売機1の動作を示す処理フローの他の形態について、図20に示す処理フロー図と共に説明する。 
 この実施例では、撮影工程である工程Eを2回繰り返し、編集工程である工程F,Gで2枚の撮影画像に落書きを行う場合について説明する。
 利用者に貨幣(例えば硬貨)を投入口15a(図1)に投入されると、貨幣処理装置15(図5)は真偽判定、金種判定を実行し、CPU12に処理信号を送信して処理開始となる。
 前記処理開始を受けて、CPU12はデジタルカメラ17で撮影している映像をディスプレイ18に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ18に表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮影開始ボタンの位置をタッチペン14aでタッチされるのを待つ(ステップu1)。
 利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン14aでタッチすると、CPU12はスピーカ20に音声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始する。そのカウントダウンの終了と共にストロボ照明装置16を発光させ、同時にデジタルカメラ17で静止画像を撮影する。この間CPU12は経過時間を管理しており、制限時間(例えば60秒)が経過すれば強制的にステップu5に進む(ステップu2)。このとき、撮影画像が存在していればそれを撮影画像として強制的に採用し、まだ1枚も撮影されていない場合には強制的に撮影を実行してその撮影画像を採用する。 
 なお、前記制限時間は、撮影画像が決定されるまでの間、CPU12によってディスプレイ18にカウントダウンして表示させ、制限時間が残り少なくなると(例えば残り10秒)、CPU12がスピーカ20に音声信号を送信して利用者に警告する。
 撮影終了時に制限時間が経過していなければ、CPU12はディスプレイ18に前記撮影画像を静止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表示する。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合はステップu1に戻る。キープボタンをタッチされた場合は、CPU12はステップu1からステップu3までの一連の工程Eで経過した時間(例えば50秒)を前記制限時間から減算し、算出された残時間(この場合は10秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ステップu3)。
 ここで、キープされた撮影画像が1枚目であれば(つまり最後でなければ)、ステップu1に戻り、2枚目であれば(つまり最後であれば)、次のステップに進む(ステップu4)。
 このとき、CPU12はディスプレイ18にRGB信号を送信して前記撮影画像を表示させ、ROM12に記憶させている工程Eでの残時間(この場合は10秒)をこれから実行する工程Fの制限時間(例えば60秒)に加算して、制限時間を増加(この場合は70秒)させる。これと同時にディスプレイ18には印刷ボタンと、第1の実施例の次撮影ボタンに変えて次落書きボタン(図示省略)を表示させる(ステップu5)。 
 利用者はタッチペン14aにて図21の画面イメージ図に示すペン18aと消しゴムペン18bで落書き画像18cに落書きを行う。
 CPU12は工程Fの経過時間を管理し、前記加算した制限時間内(この場合は70秒)であれば次のステップに進み、制限時間が経過すればステップu9に強制的に進む(ステップu6)。 
 CPU12は、利用者が落書き中であれば、ステップu6に処理を戻し、落書きが終了すれば次のステップに処理を進める(ステップu7)。
 利用者に印刷ボタンをタッチペン14aでタッチされると、SPU12はステップu13へ一気に処理を進め、次落書きボタンをタッチされた場合には、ステップu5からステップu8までの工程Fでの経過時間(例えば50秒)を制限時間(この場合は70秒)から減算し、算出された残時間(この場合は20秒)をRAM13に記憶させて次のステップに処理を進める(ステップu8)。 
 なお、この次落書きボタンをタッチされるまでの間、CPU12は工程Fの制限時間(この場合は70秒)をディスプレイ18に表示させている制限時間表示部18g(図21)にカウントダウンして表示させ、制限時間が残り少なくなると(例えば残り10秒)、CPU12がスピーカ20に音声信号を送信して利用者に警告する。
 次の工程Gはステップu9からステップu12の4つのステップからなり、前記工程Fのステップu5からステップu8の4つのステップと同様の動作を行う。
 現在工程E,Fを経て20秒の余り時間があるため、工程Gの制限時間は本来の60秒に20秒を加算され、利用者は80秒の間落書きを行うことができる(ステップu9からs12)。なお、この工程Gでは、工程Fでディスプレイ18に表示されていた次落書きボタンを前落書きボタンに変更する(図示省略)。
 このとき、制限時間内(例えば55秒)にステップu12で利用者が前落書きボタンをタッチすると、CPU12は処理をステップu5に戻し、余り時間の間(つまり25秒)1枚目の撮影画像に対する落書きを許容する。
 次のステップu13では、CPU12はディスプレイ18にRGB信号を送信してシール分割数及び配置(例えば16分割均等配置など)を選択させる画面を表示させ、利用者にタッチペン14aでタッチして選択させる(ステップu13)。
 前記選択がされると、CPU12は選択された分割数及び配置に従って落書き画像を配置した写真シールシート5cをプリンタ19に印刷させ、写真シール排出口19aから排出させる(ステップu14)。
 以上の動作により、撮影した2枚の撮影画像に対してそれぞれ制限時間を設定した編集工程で落書きを行うため、意図しない落書き洩れを防止することができる。 
 図20と共に説明したこの実施例においても、他の構成・構造は第1の実施例と同様であるので、詳細な説明を省略する。
 なお、以上の実施例において前記ステップu4での最後か否かの判断は、例えば印刷終了ボタンを表示して利用者にタッチさせることで、2枚に限らず複数枚キープ可能に設定しても良い。
 また、前記ステップu2で制限時間が経過したときに、ステップu4に進むように設定し、制限時間を設定した工程Eを複数回繰り返して実行することを可能に設定しても良い。 
 また、工程Eでの余り時間を次の工程Fに追加しない設定にしても良い。
 この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の写真シール自動販売装置は、実施形態の写真シール自動販売機1に対応し、
以下同様に、
識別体は、IDタグ5bに対応し、
制御手段は、CPU12、ROM11及びRAM13に対応し、
編集手段は、入力装置14に対応し、
発光体は、ストロボ照明装置161に対応し、
照明手段である天井ストロボ照明ボックスは、小型ストロボ照明ボックス16cに対応し、
撮像手段は、デジタルカメラ17に対応し、
出力手段は、プリンタ19に対応し、
識別手段は、IDタグリーダ/ライタ20に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではない。
写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。 写真シール自動販売機の内部を示す縦断面図。 写真シール自動販売機の内部を示す横断面図。 筐体の内部を示す部分拡大図(一部断面図)。 制御回路を示すブロック図。 撮影、編集及び印刷処理を示すフローチャート。 シール分割・配置選択処理を示すフローチャート。 シール分割・配置選択の画面イメージ説明図。 撮像画像に対する照明効果の説明図。 他の実施例における写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。 他の実施例における写真シール自動販売機の内部を示す縦断面図。 他の実施例における写真シール自動販売機の内部を示す横断面図。 他の実施例における写真シール自動販売機の内部を示す縦断面図。 他の実施例における写真シール自動販売機の内部を示す横断面図。 他の実施例における写真シール自動販売機の内部を示す縦断面図。 シール分割・配置選択の画面イメージ説明図。 分割位置選択の画面イメージ図。 配置操作及び仕上がりの写真シールシートを示す説明図。 配置操作及び仕上がりの写真シールシートを示す説明図。 他の実施例の撮影、編集及び印刷処理を示すフローチャート。 落書き編集画面の画面イメージ図。
符号の説明
  1…写真シール自動販売機
  5…シール紙ユニット
  5a…シール紙
  5b…IDタグ
  5c…写真シールシート5c
  10…制御部
  16…ストロボ照明ボックス
  16a…天井ストロボ照明ボックス
  16b…正面ストロボ照明ボックス
  16c…小型ストロボ照明ボックス
  17…デジタルカメラ
  19…プリンタ
  20…IDタグリーダ/ライタ
  161…ストロボ照明装置
  162…拡散板
  163…反射面

Claims (8)

  1.  1以上の被写体を照明手段で照明しボックス状の撮像空間の前面に備えた撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
    編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を出力画像として出力手段で出力する写真シール自動販売方法であって、
    前記照明手段を上から斜め後方に向かって被写体を照射するよう水平より前面側に向かって少し前のめりになるように傾けて前記撮像空間の天井部に配置した複数の天井ストロボ照明ボックスで構成し、
    該複数の天井ストロボ照明ボックスによって撮像と同期して被写体を照明する
    写真シール自動販売方法。
  2.  前記複数の天井ストロボ照明ボックスの後方側の設置数を、前面側よりも増加して配置し、撮像と同期して被写体を照明する
    請求項1に記載の写真シール自動販売方法。
  3.  前記複数の天井ストロボ照明ボックスのうち、後方側の天井ストロボ照明ボックスの光量を前面側よりも強く設定し、撮像と同期して被写体を照明する
    請求項1又は2に記載の写真シール自動販売方法。
  4.  前記複数の天井ストロボ照明ボックスの位置を可動させ、撮像と同期して被写体を照明する
    請求項1から3のいずれか1つに記載の写真シール自動販売方法。
  5.  1以上の被写体を照明手段で照明しボックス状の撮像空間の前面に備えた撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
    編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を出力画像として出力手段で出力する写真シール自動販売装置であって、
    前記照明手段を上から斜め後方に向かって被写体を照射するよう水平より前面側に向かって少し前のめりになるように傾けて前記撮像空間の天井部に配置した複数の天井ストロボ照明ボックスで構成し、
    該複数の天井ストロボ照明ボックスによって撮像と同期して被写体を照明するよう設定した
    写真シール自動販売装置。
  6.  前記複数の天井ストロボ照明ボックスの後方側の設置数を、前面側よりも増加して配置した
    請求項5に記載の写真シール自動販売装置。
  7.  前記複数の天井ストロボ照明ボックスのうち、後方側の天井ストロボ照明ボックスの光量を前面側よりも強く設定した
    請求項5又は6に記載の写真シール自動販売装置。
  8.  前記複数の天井ストロボ照明ボックスの位置を可動に設けた
    請求項5から7のいずれか1つに記載の写真シール自動販売装置。
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JP2019101076A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 フリュー株式会社 写真シール作成装置

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