JP3502946B2 - 写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート - Google Patents

写真シール自動販売方法とその装置、シール紙ユニット及び写真シールシート

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JP3502946B2
JP3502946B2 JP2002030443A JP2002030443A JP3502946B2 JP 3502946 B2 JP3502946 B2 JP 3502946B2 JP 2002030443 A JP2002030443 A JP 2002030443A JP 2002030443 A JP2002030443 A JP 2002030443A JP 3502946 B2 JP3502946 B2 JP 3502946B2
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寛 船越
匡 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばゲームセ
ンター等のアミューズメント施設、遊園地、テーマパー
ク、旅館、観光施設等の施設に設置され、被写体を照明
してデジタルカメラ等のカメラで写真を撮像し、その画
像をプリンタにてシール紙に印刷するような写真シール
自動販売の方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の写真シール自動販売装置に
は、照明装置として撮像と同期してストロボ発光するス
トロボ照明や蛍光灯等を利用している。前記ストロボ照
明装置は、ボックス状の撮像空間の前面に備えられたカ
メラの近傍に備えられ、撮像時に被写体を前面から照明
する。また、蛍光灯照明装置は床や天井等にも備えら
れ、写真シール自動販売装置を利用者に利用可能にして
いる間、常時撮像空間を照明している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような写真シー
ル自動販売装置は、ストロボ照明装置による前面からの
照明では、蛍光灯照明装置に比較して光量は多いものの
陰影が強調されてしまうという欠点と、頭髪の上部等が
十分照明されず、細部がきれいに撮像できないという欠
点があった。 また、蛍光灯照明装置では被写体を十分
に照明しきれず、床や天井に備えても前記ストロボ照明
装置の欠点を補う効果は少なかった。
【0004】この発明は、撮像空間の前面を除く位置か
らも撮像と同期して照明することで被写体を細部まで十
分照明し、その照明を略均一にすることで陰影を強調さ
せずに被写体を光で包み込み、例えば専用器具を使用し
たスタジオ撮影と同等の照明効果による美しい撮像画像
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、1以上の被
写体を照明手段で照明しボックス状の撮像空間の前面に
備えた撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理
を許容し、編集対象の画像に対して編集手段で編集して
編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出
力画像として出力手段で出力する写真シール自動販売方
法であって、前記撮像空間の天井部を構成する枠部上部
を後方が高くなるように傾斜させて形成し、前記照明手
段として天井ストロボ照明ボックスを拡散板と反射板と
ストロボ球とで形成し、該天井ストロボ照明ボックス
を、撮像空間の天井面を全面的に覆うと共に、上から斜
め後方へ向かって略均一に被写体を照射するように、上
記枠部上部の傾斜に合わせて上記拡散板及び上記反射板
を少し前のめりに傾斜させて天井部に配置し、該天井ス
トロボ照明ボックスで撮像と同期して被写体を照明する
写真シール自動販売方法又はその装置であることを特徴
とする。
【0006】さらに、この発明は、前記撮像手段を筐体
の正面中央位置に配置し、その左右および上部位置に拡
散板を配置し、反射板とストロボ球とで形成した前記照
明手段の正面ストロボ照明ボックスを配置して、前記の
左右の拡散板の板面を正面より内側に向かってわずかに
傾斜させ、上部の拡散板の板面を前面側が低くなるよう
に傾斜させて、これら各拡散板が被写体に対向するよう
に配置し正面ストロボ照明ボックスおよび前記天井ス
トロボ照明ボックスで撮像と同期して被写体を照明する
写真シール自動販売方法又はその装置であることを特徴
とする。
【0007】記撮像手段は、デジタルカメラ又はデジ
タルビデオカメラで構成することができる。前記編集対
象の画像は、前記撮像画像のほか、通信手段又は記憶媒
体読取手段等のデータ取込手段で取得する画像、すなわ
ち個人用デジタルカメラでの撮像やパソコンでのグラフ
ィック制作等によるデジタル画像や、写真や絵画等の実
画像をスキャナでスキャニングしたスキャニング画像を
含む。
【0008】前記所定の画像は、前記撮像画像、前記デ
ジタル画像、前記スキャニング画像、及び/又はこれら
の画像を編集手段で編集した編集画像であることを含
む。 前記出力手段は、モノトーンプリンタ、セピア(s
epia)トーンプリンタ又はカラープリンタ等画像を印刷
する印刷手段、画像データを送信する通信手段、又は画
像データを記憶媒体に書き込む記憶媒体リーダ/ライタ
であることを含む
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、以下図
面と共に説明する。 まず、図1に示す写真シール自動
販売機1の外観を表した斜視図と共に、写真シール自動
販売機1の構成について説明する。
【0010】写真シール自動販売機1はボックス状の枠
で囲まれた撮像空間を備え、その一側面には筐体2が設
置される。 筐体2の正面上部には、中央にデジタルカ
メラ17を備え、該デジタルカメラ17は撮像方向を水
平よりわずかに下向けに形成して撮像方向を上下に変更
可能に設ける。その周辺には、該デジタルカメラ17を
左右及び上部から囲むようにして半透明部材からなる3
つの拡散板162を備える。
【0011】前記筐体2の上部は内部を空洞に形成し、
前記拡散板162以外の内側面は白色に塗装して反射面
163を形成する。その空洞内の中央部には、ストロボ
発光する3つのストロボ照明装置161を拡散板162
に背を向けて3つ備えており、1つは図2の縦断面図に
示すように照明方向を少し上向きに設け、その下に図3
の横断面図(平面図)に示すように照明方向を左右外開
きに2つ並設する。これらのストロボ照明装置161、
拡散板162及び反射面163で、被写体を正面から照
明する正面ストロボ照明ボックス16bを構成する。
デジタルカメラ17の左右に設けた前記拡散板162
は、図3に示すように板面を正面より内側へ向かってわ
ずかに傾斜させ、デジタルカメラ17の上部に設けた拡
散板162は、図2に示すように前面側が低くなるよう
にわずかに傾斜させることで、これらの各板面が被写体
に対向するように形成されている。
【0012】筐体2の正面中央には、図1に示すように
画像を表示するディスプレイ18を備え、該ディスプレ
イ18にはタッチパネル14bを重ねて設け、タッチペ
ン14aによって落書き等をペンタッチ入力する入力装
置を備える。 筐体2の正面下部には、貨幣(例えば硬
貨)を投入する投入口15aを備え、その右側側面に写
真シールシート5cを排出する写真シール排出口19a
を備える。
【0013】筐体2の内部左側には、図4の部分拡大図
(一部断面図)に示すように、前記写真シール排出口1
9aの近傍にプリンタ19を備える。 該プリンタ19
には、シール紙ユニット5をセットしており、該シール
紙ユニット5はロール状に巻いたシール紙5aと正規品
か否かを識別させる識別データ等のデータを記憶させた
IDタグ5bで構成する。
【0014】前記プリンタ19の背部にはIDタグリー
ダ/ライタ20を備え付けており、前記IDタグ5bに
記憶の前記データを読取る。 なお、前記IDタグ5b
とシール紙5aは一体に形成し分離不可にしているが、
別体に形成し例えばシール紙5aはプリンタ19に、I
Dタグ5bはIDタグリーダ/ライタ20にそれぞれセ
ットするように構成しても良い。
【0015】写真シール自動販売機1の枠部の天井部に
は、図1に示すように、撮像空間の天井面を全面的に覆
うように、平面視四角形で側面視及び正面視台形の天井
ストロボ照明ボックス16aを備える。該天井ストロボ
照明ボックス16aは、底面に光を拡散させる拡散板1
62を設け、他の面の内面を白色に塗装して反射面16
3を形成する。前記天井ストロボ照明ボックス16aの
内部には、図2の縦断面図に示すようにストロボ球が発
光するストロボ照明装置161を照明方向が筐体2に向
かって水平より上向きになるように備え、その反射光に
より被写体を上から照明する。この天井ストロボ照明ボ
ックス16aは、前記拡散板162が水平より筐体2側
に向かって少し前のめりになるように傾けて備える。
【0016】前述の照明手段の構成により、前記ストロ
ボ照明装置161からの光は、ストロボ照明ボックス1
6(天井ストロボ照明ボックス16a,正面ストロボ照
明ボックス16b)の内部で反射面163によって様々
な方向に反射し、その反射光が拡散板162で拡散さ
れ、図2及び図3の仮想線に示すように、上から斜め後
方へ向かって略均一に被写体を照射する。
【0017】次に図5に示す写真シール自動販売機1の
制御回路ブロック図と共に、写真シール自動販売機1の
構造について説明する。 制御処理を実行する制御部1
0(図2)は筐体2の内部に設けられ、該制御部10
は、CPU12、ROM11、RAM13にて形成し、
CPU12はROM11に格納されているプログラムを
読み込んで制御処理を実行し、RAM13に処理用デー
タの読書きを行う。この実施の形態では、被写体である
利用者をデジタルカメラ17で撮像するシャッタのタイ
ミングと同期をとってストロボ照明装置161を発光さ
せる制御処理も行う。
【0018】入力装置14は、前述したようにディスプ
レイ18に重ねて設けられたタッチパネル14bとタッ
チペン14aとにより形成され、利用者にタッチペン1
4aで操作された内容に該当する信号を入力信号として
CPU12に送信する。 貨幣処理装置15は、前述の
投入口15aの内部に設けられ、投入された貨幣(例え
ば硬貨)の真偽判別、金種判別を行い、投入金額を処理
信号としてCPU12に送信する。
【0019】ストロボ照明装置161は、前述のストロ
ボ照明ボックス16の各内部に収納され、それぞれCP
U12からの照明制御信号に従ってストロボ発光を実行
し、その光を反射面163で反射させてさらに拡散板1
62で拡散させ、被写体を略均一に照明する。
【0020】デジタルカメラ17は、CPU12よりシ
ャッタ信号を受取り、動画データや静止画データといっ
た画像データをCPU12に送信する。 ディスプレイ
18は、CPU12より画像信号を受信し、該信号に従
って画像を表示する。 プリンタ19は、CPU12よ
りプリント画像データを受信し、シール紙5aに該プリ
ント画像を印刷した写真シールシート5c(図4)を排
出する。 IDタグリーダ/ライタ20は、シール紙ユ
ニット5に備えたIDタグ5bに記憶されているデータ
を読出信号で読取り、更新信号で前記データの更新を実
行する。これによって、CPU12はシール紙ユニット
5が正規のものであるか否かを判定し、必要に応じて印
刷回数であるカウント数を上書きする等の更新処理を実
行する。
【0021】スピーカ21は、CPU12より音声信号
を受取り、該信号に従って音声を鳴らす。
【0022】以上の構造により、CPU12はストロボ
照明装置161に照明制御信号を送信し、デジタルカメ
ラ17と同期をとって照明動作を実行し、前記ストロボ
照明装置161を収納したストロボ照明ボックス16で
被写体を略均一に照明する。
【0023】次に図6に示す処理フロー図と共に写真シ
ール自動販売機1の動作について説明する。利用者に貨
幣(例えば硬貨)を投入口15a(図1)に投入される
と、貨幣処理装置15(図5)は真偽判定、金種判定を
実行し、CPU12に処理信号を送信して処理開始とな
る。
【0024】前記処理開始を受けて、CPU12はデジ
タルカメラ17で撮影している映像をディスプレイ18
に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ1
8に表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮影
開始ボタンの位置をタッチペン14aでタッチされるの
を待つ(ステップn1)。
【0025】利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン
14aでタッチすると、CPU12はスピーカ21に音
声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始す
る。そのカウントダウンの終了と共に、デジタルカメラ
17のシャッタと同期を取ってストロボ照明装置161
を発光させ、反射面163で反射して拡散板162で拡
散された略均一の均一光で照明された被写体を、デジタ
ルカメラ17で静止画像撮像する。
【0026】この間CPU12は経過時間を管理してお
り、制限時間(例えば60秒)が経過すれば強制的にス
テップn4に進む(ステップn2)。このとき、撮像画
像が存在していればそれを撮像画像として強制的に採用
し、まだ1枚も撮像されていない場合には強制的に撮像
を実行してその撮像画像を採用してもよい。 なお、前
記制限時間は、撮像画像が決定されるまでの間、CPU
12によってディスプレイ18にカウントダウンして表
示させる。
【0027】撮像終了時に制限時間が経過していなけれ
ば、CPU12はディスプレイ18に前記撮像画像を静
止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表
示する。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合は
ステップn1に戻る。キープボタンをタッチされた場合
は、CPU12はステップn1からステップn3までの
一連の工程Aで経過した時間(例えば40秒)を前記制
限時間から減算し、算出された残時間(この場合は20
秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ス
テップn3)。
【0028】CPU12はディスプレイ18にRGB信
号を送信して前記撮像画像を表示させ、ROM12に記
憶させている工程Aでの残時間(この場合は20秒)を
これから実行する工程Bの制限時間(例えば60秒)に
加算して、制限時間を増加(この場合は80秒)させる
(ステップn4)。このとき同時にディスプレイ18に
は次撮影ボタンと印刷ボタンを表示させ、利用者はタッ
チペン14aにて落書き画像に落書きを開始する。
【0029】CPU12は工程Bの経過時間を管理し、
前記加算した制限時間内(この場合は80秒)であれば
次のステップに進み、制限時間が経過すればステップn
7に強制的に進む(ステップn5)。 CPU12は、
利用者が落書き中であれば、ステップn5に戻り、落書
きが終了すれば次のステップに進む(ステップn6)。
【0030】利用者に印刷ボタンをタッチペン14aで
タッチされると、ステップn14へ一気に進む。次撮影
ボタンをタッチされた場合には、CPU12はステップ
n4からステップn7までの工程Bでの経過時間(例え
ば50秒)を制限時間(この場合は80秒)から減算
し、算出された残時間(この場合は30秒)をRAM1
3に記憶させて次のステップに進む(ステップn7)。
なお、この次撮影ボタンをタッチされるまでの間、C
PU12は工程Bの制限時間(この場合は80秒)をデ
ィスプレイ18に表示させている制限時間表示部にカウ
ントダウンして表示させる。
【0031】次の工程Cはステップn8からステップn
10の3つのステップからなり、前記工程Aと同じ動作
で撮像処理を行う。ただしこのときは、工程Cの最初の
ステップn8でCPU12は前記工程Bでの残時間(こ
の場合は30秒)を制限時間(60秒)に加算して制限
時間を増加(この場合は90秒)して処理を行う(ステ
ップn8からn10)。
【0032】次の工程Dはステップn11からステップ
n12の3つのステップからなり、前記工程Bのステッ
プn4からステップn6の3つのステップと同じ動作を
行う。前記工程Cで例えば40秒使用したとすると、残
りの50秒が工程Dに与えられている制限時間、例えば
60秒に加算され、利用者は110秒の間落書きを行う
ことができる(ステップn11からn13)。なお、こ
の工程Dでの落書きにおいては、CPU12はサムネイ
ル画像として工程Bでの落書き画像と工程Dでの落書き
画像を縮小表示させ、利用者にタッチペン14aでタッ
チされることで落書き画像を選択された落書き画像に入
れ替える。これにより、利用者は工程Dで時間が余れ
ば、工程Aでの落書きの続きを行うことができる。
【0033】次のステップでは、CPU12はディスプ
レイ18にRGB信号を送信して後述するシール分割・
配置選択処理を実行する(ステップn14)。
【0034】前記シール分割・配置選択処理が終了する
と、CPU12は選択された分割数及び配置に従って落
書き画像を配置した写真シールシート5cをプリンタ1
9に印刷させ、写真シール排出口19aから排出させる
(ステップn15)。
【0035】ここで前記シール分割・配置選択処理につ
いて、図7に示す処理フロー図と共に説明すると、CP
U12は、まず図8の画面イメージ説明図の(A)に示
す分割数選択画面をディスプレイ18に表示させる(ス
テップs1)。該分割数選択画面には分割数選択ボタン
30を6つ表示し、それぞれに2人用均等、2人用混
合、3人用均等、3人用混合、多人数均等、多人数混合
を選択する機能を割り当てる。利用者は、例えば10秒
に設定された制限時間内で前記分割数選択ボタン30の
1つ(例えば2人用混合)をタッチペン14aでタッチ
する(ステップs2)。前記制限時間内に前記分割数選
択ボタン30の1つがタッチされなければ、例えば2人
用均等を選択されたと強制的に決定して次のステップに
進む(ステップs3)。
【0036】なお、前記分割数選択ボタン30のうち、
混合と表示された3つのボタンは印刷サイズの異なる落
書き画像を混合させて印刷する場合に選択し、均等と表
示された3つのボタンは印刷サイズを均等に配置した落
書き画像を印刷する場合に選択する。
【0037】CPU12は前述のタッチによる入力信号
を受けてその選択をROM11に記憶させ(ステップs
4)、ディスプレイ18に図8の(B)に示す配置選択
画面を表示させる(ステップs5)。該配置選択画面に
は印刷画像表示部35を表示し、前述の分割数の選択
(この場合は2人用であるので2分割)に対応して、上
部印刷画像表示部35aと下部印刷画像表示部35bに
中央で上下に横点線にて分割する。 該印刷画像表示部
35の右側には、前記横点線の上下に分けて配置選択部
を表示する。該配置選択部は、前記横点線の上側には上
部印刷画像表示部35a内の落書き画像の配置を選択す
るための進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の
表示ボタン33aを表示し、下側には下部印刷画像表示
部35b内の落書き画像の配置を選択するための進むボ
タン32b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33
bを表示する。なお、図8の前記印刷画像表示部35を
左右に分割している縦点線は、左側に1回目の撮像によ
る落書き画像、右側に2回目の撮像による落書き画像を
分けて表示していることを示す補助線である。
【0038】利用者甲は、選択用ボタンである進むボタ
ン32a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33a
をタッチして自分の欲しい枚数、大きさに配置された上
部印刷画像表示部35a内の落書き画像の配置を選択
し、利用者乙は同様に進むボタン32b、戻るボタン3
1b、最初の表示ボタン33bをタッチして自分の欲し
い枚数、大きさに配置された下部印刷画像表示部35b
内の落書き画像の配置を選択する(ステップs6)。
【0039】利用者が例えば30秒に設定された制限時
間内で前記選択を終了して印刷ボタン34をタッチする
と次のステップである図6に示したステップn15に進
み(ステップs7)、前記印刷ボタン34をタッチされ
なくても前記制限時間が経過すれば強制的に図6に示し
たステップn15に進む(ステップs8)。
【0040】以上の動作により、利用者はストロボ照明
ボックス16によって略均一に細部まで照明されて撮像
することができ、特に図9の撮像画像に対する照明効果
の説明図の(a)に示すように頭髪の質感を明瞭に撮像
することができるため、図中の(b)に示す従来の撮像
での頭髪の質感と比較して利用者に与える満足度の向上
は顕著であり、その満足度の高い撮像画像に対して落書
き編集をした編集画像を印刷した写真シールシート5c
を得ることができる。
【0041】第2の実施例として、上述の写真シール自
動販売機1は、図10の斜視図に示すように形成するこ
ともできる。すなわちボックス状の枠部上部を拡散板1
62の傾きに合わせて一部傾斜させて形成し、拡散板1
62を除く天井部を適宜の板材で覆うことができる。
【0042】この実施例によれば、撮像空間の天井部と
天井ストロボ照明ボックス16aの底面(つまり拡散板
162)が密着しているため、該天井ストロボ照明ボッ
クス16aの照明光が撮像空間の外に洩れず、効率よく
被写体を照明することができる。
【0043】この実施例においても、写真シール自動販
売機1の構造及び動作は前述の実施例と同じであるの
で、同一機能を有するものには同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0044】なお、上述の2つの実施例では撮像空間の
天井に1つの大きな天井ストロボ照明ボックス16aを
設けたが、第3の実施例として図11の左側面から見た
縦断面図に示すように、小型に形成した小型ストロボ照
明ボックス16cを複数設けても良い。これにより、撮
像空間の天井面を天井ストロボ照明ボックス16aで覆
って照明する場合と同様に撮像空間全体を上から照明す
ることができる。また、図11に示す被写体Mに斜線で
表すように、複数人の被写体Mが存在する場合であって
も、それぞれを十分照明することができ、正面からの照
明では光が届かず陰になるような部分も照明できる。
【0045】また第4の実施例として、前記小型ストロ
ボ照明ボックス16cは、図12の横断面図に示すよう
に、撮像空間の後方側の設置数を増加させても良い。こ
れにより、正面ストロボ照明ボックス16bの照明光が
あまり届かない後方の被写体Mを十分照明することがで
きる。 また、図12と共に説明したように小型ストロ
ボ照明ボックス16cの数を変化させる代わりに、小型
ストロボ照明ボックス16cは一律に配置して後方の小
型ストロボ照明ボックス16cの光量を強く設定しても
良い。
【0046】また第5の実施例として、図13の左側面
から見た縦断面図に示すように、天井ストロボ照明ボッ
クス16aを水平に設置し、該天井ストロボ照明ボック
ス16aの拡散板162を側面視のこぎり型に形成して
も良い。これにより照明光は真下よりも少し後方へ向か
い、前述の実施例で天井ストロボ照明ボックス16aを
前方へ傾けたのと同様の効果を得ることができ、前後に
並んだ被写体の後方の被写体をも照明することができ
る。加えて、天井ストロボ照明ボックス16aを傾ける
必要がないため、該天井ストロボ照明ボックス16aの
組立時の構造が簡略化される。
【0047】また第6の実施例として、前記ストロボ照
明ボックス16は、側面や背面、床面等に設けても良
い。例えば側面に設けた場合であれば、図14の横断面
図に示すように、被写体Mを側面斜め前から照明するこ
とができ、正面からの照明では影になりやすい被写体M
の側部等を十分照明することができる。
【0048】また第7の実施例として、図15の左側面
から見た縦断面図に示すように、前記小型ストロボ照明
ボックス16cを可動するように形成しても良い。この
場合、前記小型ストロボ照明ボックス16cは、内部に
備えた雌ネジ部分に挿入した雄ネジ型のシャフトSを正
逆転するパルスモータPで回転させることで、断面がL
字型のガイドフレームSに沿って前後に可動する。 こ
れにより、被写体Mの位置に合わせて、照明の必要な部
分を十分照明することができる。
【0049】また、前記小型ストロボ照明ボックス16
cは、拡散板162及び反射面163を備えず、ストロ
ボ照明装置161で直接被写体Mを照明するように形成
しても良い。通常ストロボ照明はコントラストが強調さ
れやすいため、拡散板162及び反射面163を備えて
被写体Mをソフトに照明するように形成したが、複数の
ストロボ照明装置161で照明すれば、被写体Mをソフ
トに照明することができる。
【0050】また、利用者が主に顔を撮影するアップ撮
影と、主に全身を撮影する全身撮影のどちらを選ぶかに
よって、アップ撮影の時は光量を少なく、全身撮影のと
きは光量を多くして、撮影の照明光度のバランスを取る
ように設定しても良い。このとき、撮影パターン(例え
ばアップ撮影か前進撮影のどちらか等)によって照明光
度のバランス等を変化させてもよいし、利用者が自分で
照明光度のバランス等を調節できるように構成しても良
い。
【0051】また、前面と天井のストロボ照明装置16
1は、同時に発光させるだけでなくどちらか一方のみを
発光させることもできるように、利用者が入力手段14
で選択できるように形成してもよい。これにより、例え
ば被写体を1側面から照明して照明側は明るくその反対
側は影になるような照明効果を得ることができ、撮像に
対する娯楽性を高めることができる。
【0052】また、反射面163は光が反射すればよい
ので、白色の塗装に変えて銀色の塗装又は銀メッキ等に
してもよいし、素材を紙等の拡散効果の高いものにして
もよい。
【0053】また、照明の光を略均一にする方法とし
て、前述の実施例で説明した反射面163による光の反
射、又は拡散板162による光の拡散のどちらか一方の
みを使用しても良い。この場合は、被写体を略均一に照
明する機能をある程度有した上でコストダウンを図るこ
とができる。
【0054】また、ストロボ照明装置161はデジタル
カメラ17からシンクロ信号を受信するように構成し、
デジタルカメラ17の撮像と同期をとって前記シンクロ
信号に従って発光するように構成しても良い。
【0055】また、第1の実施例で図7と共に説明した
シール分割・配置選択処理について詳述すると、図7に
示したサブルーチンにおいて、ステップs2で前記分割
数選択ボタン30にて例えば3人用均等が選択された場
合は、ステップs5で図16の(C)に示す配置選択画
面を表示させると良い。この場合は3人用であるので、
印刷画像表示部35は上部印刷画像表示部35c、中部
印刷画像表示部35d、下部印刷画像表示部35eの3
つに均等に分割され、上部には進むボタン32c、戻る
ボタン31c、最初の表示ボタン33c、中部には進む
ボタン32d、戻るボタン31d、最初の表示ボタン3
3d、下部には進むボタン32e、戻るボタン31e、
最初の表示ボタン33eがそれぞれ対応している。これ
により、ハサミ等で3つに容易に分割できる写真シール
シート5cを得ることができる。
【0056】また、そのサブルーチンにおいて、ステッ
プs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば多人数混
合を選択した場合には、ステップs5で図16の(D)
に示す配置選択画面を表示させると良い。この場合は横
点線による分割はなく縦点線による分割のみであり、印
刷画像表示部35の右側に表示した進むボタン32f、
戻るボタン31f、最初の表示ボタン33fで全体の配
置を選択する。利用者は、1回目の撮像による落書き画
像と2回目の撮像により落書き画像を縦点線で縦に分割
した後、それぞれを分配することができる。
【0057】これにより、利用者は撮像画像に落書き編
集を行った落書き画像(落書き編集してない場合は撮像
画像)を容易に分割できるように配置した写真シールシ
ート5cを得ることができる。
【0058】なお、図8の(B)、図16の(C)及び
(D)に示した縦点線を省き、例えば図8の(B)であ
れば、上部印刷画像表示部35a及び下部印刷画像表示
部35bをそれぞれ一体にして、上部印刷画像表示部3
5aには1回目の落書き画像のみを配置し、下部印刷画
像表示部35bには1回目及び2回目の落書き画像を配
置するような選択も可能に形成してもよい。これによ
り、利用者の選択できる自由度がさらに向上する。
【0059】また、例えば図8の(B)で進むボタン3
2b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33bを表
示せず、進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の
表示ボタン33aを操作して横点線で分割して落書き画
像が配置された印刷用画像を印刷画像表示部35に表示
するように形成してもよい。これにより、単純なインタ
ーフェースで利用者はハサミ等で容易に分割可能な写真
シールシート5cを得ることができる。 また、前記印
刷画像表示部35は横点線で縦方向に分割したが、これ
にかぎらず横方向等に分割してもよい。
【0060】また、図8の(A)と共に説明した分割数
の選択、図8の(B)及び図16の(C),(D)と共
に説明した印刷画像表示部35への落書き画像の配置
は、以下の各実施例のように構成することができる。
【0061】第8の実施例として、第1の実施例で図8
の(A)と共に説明した分割数選択画面を、図17に示
す画面イメージ図のようにすることができる。 すなわ
ち、図中の(E)に示すように、分割数選択ボタン30
として実際に分割線を表示したシール紙5aのイメージ
を表示して、利用者に分割位置を選択させることができ
る。
【0062】前記分割位置を選択後に次へボタン37を
利用者にタッチされると、次の配置選択画面(図8の
(B))を表示する。なお、次へボタン37を設けず、
前記分割数選択ボタン30をタッチすれば配置選択画面
を表示するように構成してもよい。 本実施例によれ
ば、分割位置が均等でなくても目でみて分割位置が確認
できるためメンタルモデル的にわかりやすく、分割位置
の選択の幅を広げることができる。
【0063】第9の実施例として、第1の実施例で図8
の(B)及び図16の(C),(D)と共に説明した印
刷画像表示部35への落書き画像の配置の決定を、図1
8の画面説明図に示すように、ドラッグ&ドロップで行
うことができる。すなわち、図中の(F)の画面イメー
ジ図に示すように、利用者にタッチペン14aで落書き
画像36a,36bのいずれかをタッチして選択させ、
次に上部印刷画像表示部35a又は下部印刷画像表示部
35bにタッチさせることで、サイズの異なる落書き画
像36(36a,36b)を、上部印刷画像表示部35
a及び下部印刷画像表示部35bに自由に配置すること
ができる。
【0064】このように配置して印刷した例として、図
中の(G)に示すような写真シールシート5cを得るこ
とができる。該写真シールシート5cには、ハサミ等で
分割する位置が識別できるように、落書き画像36と共
に点線の分割線5dを印刷する。 本実施例によれば、
利用者が任意の位置に任意の落書き画像36を配置でき
るため、利用者が得られる配置のバリエーションが増加
する。
【0065】第10の実施例として、落書き画像の配置
の決定を、図19の画面説明図に示すように落書き画像
を配置するパターンを先に選択させて、その後に配置す
る落書き画像を選択させて決定することができる。
【0066】すなわち、図中の(H)の画面イメージ図
に示すように、利用者に進むボタン32(32a,32
b)、戻るボタン31(31a,31b)、最初の表示
ボタン33(33a,33b)で落書き画像を配置する
パターンを選択させて該パターンを印刷画像表示部35
に表示し、利用者に落書き画像36をタッチして選択さ
せ、前記印刷画像表示部35にタッチさせることで、タ
ッチされた部分(例えばAがタッチされれば6つのA全
て)に前記落書き画像36を配置する。
【0067】図中の(I)は、前記印刷画像表示部35
に表示するパターンの例を示しており、例えば上部印刷
画像表示部35aのAには落書き画像36a、Bには落
書き画像36cを配置し、下部印刷画像表示部35bの
Aには落書き画像36b、Bには落書き画像36cを配
置した場合であれば図中の(J)に示すような写真シー
ルシート5cが得られる。
【0068】以上の第8,第9及び第10の実施例にお
いても、他の構成・構造・動作は前述の第1の実施例と
同様であるので、同一部分には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
【0069】なお、分割線5dは、ハサミマークや矢印
等の目印を印刷しても良いし、他の部分より余白部分を
多くして分割位置が識別できるようにしても良いし、写
真シールシート5cの台紙としてミシン目を入れたシー
ル紙5aを準備しておいても良い。
【0070】また、図7のステップs1で行った分割数
の選択は、図6のステップn1とステップn2の間で行
うように設定しても良い。またこのとき、分割数を選択
した後にOKか否かを選択させるように設定しても良
い。 また、前述の入力装置14は、タッチパネル14
bを人が指でタッチすることで入力を許容するタッチパ
ネルで形成してもよい。
【0071】また第11の実施例として、図6と共に説
明した写真シール自動販売機1の動作を示す処理フロー
の他の形態について、図20に示す処理フロー図と共に
説明する。 この実施例では、撮影工程である工程Eを
2回繰り返し、編集工程である工程F,Gで2枚の撮影
画像に落書きを行う場合について説明する。
【0072】利用者に貨幣(例えば硬貨)を投入口15
a(図1)に投入されると、貨幣処理装置15(図5)
は真偽判定、金種判定を実行し、CPU12に処理信号
を送信して処理開始となる。
【0073】前記処理開始を受けて、CPU12はデジ
タルカメラ17で撮影している映像をディスプレイ18
に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ1
8に表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮影
開始ボタンの位置をタッチペン14aでタッチされるの
を待つ(ステップu1)。
【0074】利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン
14aでタッチすると、CPU12はスピーカ20に音
声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始す
る。そのカウントダウンの終了と共にストロボ照明装置
16を発光させ、同時にデジタルカメラ17で静止画像
を撮影する。この間CPU12は経過時間を管理してお
り、制限時間(例えば60秒)が経過すれば強制的にス
テップu5に進む(ステップu2)。このとき、撮影画
像が存在していればそれを撮影画像として強制的に採用
し、まだ1枚も撮影されていない場合には強制的に撮影
を実行してその撮影画像を採用する。 なお、前記制限
時間は、撮影画像が決定されるまでの間、CPU12に
よってディスプレイ18にカウントダウンして表示さ
せ、制限時間が残り少なくなると(例えば残り10
秒)、CPU12がスピーカ20に音声信号を送信して
利用者に警告する。
【0075】撮影終了時に制限時間が経過していなけれ
ば、CPU12はディスプレイ18に前記撮影画像を静
止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表
示する。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合は
ステップu1に戻る。キープボタンをタッチされた場合
は、CPU12はステップu1からステップu3までの
一連の工程Eで経過した時間(例えば50秒)を前記制
限時間から減算し、算出された残時間(この場合は10
秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ス
テップu3)。
【0076】ここで、キープされた撮影画像が1枚目で
あれば(つまり最後でなければ)、ステップu1に戻
り、2枚目であれば(つまり最後であれば)、次のステ
ップに進む(ステップu4)。
【0077】このとき、CPU12はディスプレイ18
にRGB信号を送信して前記撮影画像を表示させ、RO
M12に記憶させている工程Eでの残時間(この場合は
10秒)をこれから実行する工程Fの制限時間(例えば
60秒)に加算して、制限時間を増加(この場合は70
秒)させる。これと同時にディスプレイ18には印刷ボ
タンと、第1の実施例の次撮影ボタンに変えて次落書き
ボタン(図示省略)を表示させる(ステップu5)。
利用者はタッチペン14aにて図21の画面イメージ図
に示すペン18aと消しゴムペン18bで落書き画像1
8cに落書きを行う。
【0078】CPU12は工程Fの経過時間を管理し、
前記加算した制限時間内(この場合は70秒)であれば
次のステップに進み、制限時間が経過すればステップu
9に強制的に進む(ステップu6)。 CPU12は、
利用者が落書き中であれば、ステップu6に処理を戻
し、落書きが終了すれば次のステップに処理を進める
(ステップu7)。
【0079】利用者に印刷ボタンをタッチペン14aで
タッチされると、SPU12はステップu13へ一気に
処理を進め、次落書きボタンをタッチされた場合には、
ステップu5からステップu8までの工程Fでの経過時
間(例えば50秒)を制限時間(この場合は70秒)か
ら減算し、算出された残時間(この場合は20秒)をR
AM13に記憶させて次のステップに処理を進める(ス
テップu8)。 なお、この次落書きボタンをタッチさ
れるまでの間、CPU12は工程Fの制限時間(この場
合は70秒)をディスプレイ18に表示させている制限
時間表示部18g(図21)にカウントダウンして表示
させ、制限時間が残り少なくなると(例えば残り10
秒)、CPU12がスピーカ20に音声信号を送信して
利用者に警告する。
【0080】次の工程Gはステップu9からステップu
12の4つのステップからなり、前記工程Fのステップ
u5からステップu8の4つのステップと同様の動作を
行う。
【0081】現在工程E,Fを経て20秒の余り時間が
あるため、工程Gの制限時間は本来の60秒に20秒を
加算され、利用者は80秒の間落書きを行うことができ
る(ステップu9からs12)。なお、この工程Gで
は、工程Fでディスプレイ18に表示されていた次落書
きボタンを前落書きボタンに変更する(図示省略)。
【0082】このとき、制限時間内(例えば55秒)に
ステップu12で利用者が前落書きボタンをタッチする
と、CPU12は処理をステップu5に戻し、余り時間
の間(つまり25秒)1枚目の撮影画像に対する落書き
を許容する。
【0083】次のステップu13では、CPU12はデ
ィスプレイ18にRGB信号を送信してシール分割数及
び配置(例えば16分割均等配置など)を選択させる画
面を表示させ、利用者にタッチペン14aでタッチして
選択させる(ステップu13)。
【0084】前記選択がされると、CPU12は選択さ
れた分割数及び配置に従って落書き画像を配置した写真
シールシート5cをプリンタ19に印刷させ、写真シー
ル排出口19aから排出させる(ステップu14)。
【0085】以上の動作により、撮影した2枚の撮影画
像に対してそれぞれ制限時間を設定した編集工程で落書
きを行うため、意図しない落書き洩れを防止することが
できる。 図20と共に説明したこの実施例において
も、他の構成・構造は第1の実施例と同様であるので、
詳細な説明を省略する。
【0086】なお、以上の実施例において前記ステップ
u4での最後か否かの判断は、例えば印刷終了ボタンを
表示して利用者にタッチさせることで、2枚に限らず複
数枚キープ可能に設定しても良い。
【0087】また、前記ステップu2で制限時間が経過
したときに、ステップu4に進むように設定し、制限時
間を設定した工程Eを複数回繰り返して実行することを
可能に設定しても良い。 また、工程Eでの余り時間を
次の工程Fに追加しない設定にしても良い。
【0088】この発明の構成と、上述の実施形態との対
応において、この発明の写真シール自動販売装置は、実
施形態の写真シール自動販売機1に対応し、以下同様
に、識別体は、IDタグ5bに対応し、制御手段は、C
PU12、ROM11及びRAM13に対応し、照明手
段は、天井ストロボ照明ボックス16a及び正面ストロ
ボ照明ボックス16bに対応し、編集手段は、入力装置
14に対応し、撮像手段は、デジタルカメラ17に対応
し、出力手段は、プリンタ19に対応し、識別手段は、
IDタグリーダ/ライタ20に対応するも、この発明
は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではな
い。
【0089】
【発明の効果】この発明により、特定形態の天井ストロ
ボ照明ボックスおよび特定形態の正面ストロボ照明ボッ
クスからの光を撮像空間内の被写体に略均一に照射でき
るようになる。このため、被写体である利用者の人数や
撮像位置によっては、照明光の照射点が偏って十分照明
できない箇所が出てくるといった問題が解決できる。
【0090】また、照明光を点ではなく面で被写体に照
射するため、陰影を不必要に強調してしまうことなく被
写体を照明で包み込むことができる。これにより、例え
ば撮影スタジオで専門器具を使用した場合と同程度の照
明効果を得た美しい撮像画像に仕上げることができる。
【0091】以上の効果により、利用者は美しい撮像結
果を反映して印刷した写真シールシートを得ることがで
き、顧客満足度の向上を図ることができる。また、美し
く撮像できる写真シール自動販売機に対して人気が高ま
っているため、写真シール自動販売機を設置する施設の
経営者は、利用者増加と売上増加を見込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【図2】写真シール自動販売機の内部を示す縦断面図。
【図3】写真シール自動販売機の内部を示す横断面図。
【図4】筐体の内部を示す部分拡大図(一部断面図)。
【図5】制御回路を示すブロック図。
【図6】撮影、編集及び印刷処理を示すフローチャー
ト。
【図7】シール分割・配置選択処理を示すフローチャー
ト。
【図8】シール分割・配置選択の画面イメージ説明図。
【図9】撮像画像に対する照明効果の説明図。
【図10】他の実施例における写真シール自動販売機の
外観を示す斜視図。
【図11】他の実施例における写真シール自動販売機の
内部を示す縦断面図。
【図12】他の実施例における写真シール自動販売機の
内部を示す横断面図。
【図13】他の実施例における写真シール自動販売機の
内部を示す縦断面図。
【図14】他の実施例における写真シール自動販売機の
内部を示す横断面図。
【図15】他の実施例における写真シール自動販売機の
内部を示す縦断面図。
【図16】シール分割・配置選択の画面イメージ説明
図。
【図17】分割位置選択の画面イメージ図。
【図18】配置操作及び仕上がりの写真シールシートを
示す説明図。
【図19】配置操作及び仕上がりの写真シールシートを
示す説明図。
【図20】他の実施例の撮影、編集及び印刷処理を示す
フローチャート。
【図21】落書き編集画面の画面イメージ図。
【符号の説明】
1…写真シール自動販売機 5…シール紙ユニット 5a…シール紙 5b…IDタグ 5c…写真シールシート5c 10…制御部 16…ストロボ照明ボックス 16a…天井ストロボ照明ボックス 16b…正面ストロボ照明ボックス 16c…小型ストロボ照明ボックス 17…デジタルカメラ 19…プリンタ 20…IDタグリーダ/ライタ 161…ストロボ照明装置 162…拡散板 163…反射面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/222 H04N 5/222 Z 5/238 5/238 Z 5/76 5/76 E (56)参考文献 特開 平10−180994(JP,A) 特開2000−224410(JP,A) 特開2000−81652(JP,A) 特開2000−206594(JP,A) 特開2000−347503(JP,A) 特開2000−131753(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/00 - 15/16 G03B 17/48 - 17/55 H04N 5/222 - 5/257 H04N 5/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1以上の被写体を照明手段で照明しボック
    ス状の撮像空間の前面に備えた撮像手段で撮像して撮像
    画像を作成する撮像処理を許容し、 編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を
    作成する編集処理を許容し、 所定の画像を出力画像として出力手段で出力する写真シ
    ール自動販売方法であって、 前記撮像空間の天井部を構成する枠部上部を後方が高く
    なるように傾斜させて形成し、 前記照明手段として天井ストロボ照明ボックスを拡散板
    と反射板とストロボ球とで形成し、 該天井ストロボ照明ボックスを、撮像空間の天井面を全
    面的に覆うと共に、上から斜め後方へ向かって略均一に
    被写体を照射するように、上記枠部上部の 傾斜に合わせ
    上記拡散板及び上記反射板を少し前のめりに傾斜させ
    天井部に配置し 天井ストロボ照明ボックスで撮像と同期して被写体を
    照明する写真シール自動販売方法。
  2. 【請求項2】記撮像手段を筐体の正面中央位置に配置
    し、その左右および上部位置に拡散板を配置し、反射板
    とストロボ球とで形成した前記照明手段の正面ストロボ
    照明ボックスを配置して、 前記の左右の拡散板の板面を正面より内側に向かって
    ずかに傾斜させ、上部の拡散板の板面を前面側が低くな
    るように傾斜させて、これら各拡散板が被写体に対向す
    るように配置し 正面ストロボ照明ボックスおよび前記天井ストロボ照明
    ボックスで撮像と同期して被写体を照明する請求項1に
    記載の写真シール自動販売方法。
  3. 【請求項3】1以上の被写体を照明手段で照明しボック
    ス状の撮像空間の前面に備えた撮像手段で撮像して撮像
    画像を作成する撮像処理を許容し、 編集対象の画像に対して編集手段で編集して編集画像を
    作成する編集処理を許容し、 所定の画像を出力画像として出力手段で出力する写真シ
    ール自動販売装置であって、 前記撮像空間の天井部を構成する枠部上部を後方が高く
    なるように傾斜させて形成し、 前記照明手段として天井ストロボ照明ボックスを拡散板
    と反射板とストロボ球とで形成し、 該天井ストロボ照明ボックスを、撮像空間の天井面を全
    面的に覆うと共に、上から斜め後方へ向かって略均一に
    被写体を照射するように、上記枠部上部の 傾斜に合わせ
    上記拡散板及び上記反射板を少し前のめりに傾斜させ
    天井部に配設した写真シール自動販売装置。
  4. 【請求項4】記撮像手段を筐体の正面中央位置に配設
    し、その左右および上部位置に拡散板を配し、反射板と
    ストロボ球とで形成した前記照明手段の正面ストロボ照
    明ボックスを配設して、前記の左右の拡散板の板面を正
    面より内側に向かってわずかに傾斜させ、上部の拡散板
    の板面を前面側が低くなるように傾斜させて、これら各
    拡散板が被写体に対向するように配設した請求項3に記
    載の写真シール自動販売装置。
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