JP2005115549A - 画像入力方法、画像入力プログラム、および写真自動販売機 - Google Patents

画像入力方法、画像入力プログラム、および写真自動販売機 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影画像に対して利用者が望むような画像を入力することのできる写真自動販売機を提供する。
【解決手段】 写真自動販売機では、撮影画像上にタッチペンでタッチして指定された入力位置が始点とされ(S407)、その始点に基づいて終点が算出される(S409)。そして、始点と終点とを結ぶ仮想の線分が生成されて(S411)、該線分上に、複数の画像要素の各々が配置されて、撮影画像に複数の画像要素が順に並んだムーブスタンプが入力される(S415)。該処理は、タッチペンが画像から離れるまで繰返され(S417でNO)、タッチペンの動きに伴って、ムーブスタンプが移動して表示される。
【選択図】 図8

Description

この発明は、画像入力方法、画像入力プログラム、および写真自動販売機に関し、特に、撮影画像に対して利用者が望むような画像を入力することのできる画像入力方法、画像入力プログラム、および写真自動販売機に関する。
近年ゲームセンタ等の遊戯を提供する店舗において、写真を撮影してシールプリント等にする写真自動販売機が数多く設置されている。このような写真自動販売機は、一般に利用者である被写体をカメラで撮影し、その撮影画像をタブレットディスプレイなどに表示して付属のタッチペンで文字や図形などを入力する(いわゆる、お絵描き)という機能がついているものが一般的になっている。そして、入力した画像は撮影画像と合成され、その合成画像がプリンタで印刷され利用者に提供される。
また最近では、お絵描きで入力する図形(いわゆるスタンプ)や文字(いわゆるペン)も多種多様化しており、たとえば、ペンで入力したライン上を複数の図形が変化しながら表示されるスタンプ(コロコロスタンプ)や、ペンで入力したライン上に周囲を縁取った線が描かれるペン(縁取りペン)などが知られている。
さらに、特許文献1のように、タッチペンで指定された開始位置と現在指定されている位置とを端点とする線上に所定の画像を配置し、タッチペンの移動に合わせて画像を再配置する、いわゆるビームスタンプが知られている。
特開2003−141558号公報
しかしながら、特許文献1で開示されているビームスタンプは、入力開始時に指定した開始位置を変えることができないため、指定した開始位置が気に入らない場合は、一度画像を入力した後に、該画像を消去し、再度入力するという手間が必要となる。また、入力位置によっては別の方向を向いていた方が自然な絵柄の画像の場合には、絵柄自体は利用者の好みであっても、画像全体のバランスが悪くなってしまい、結局気に入らないものとなってしまうことがある。
また、特許文献1で開示されているビームスタンプでは、端点を決めるために、所定の画像を配置したい位置までタッチペンを移動するという操作が必要となってしまい、操作ステップが多くて限られた時間内で満足のいくお絵描きができない場合もあるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、利用者が望むような画像を容易に入力することができ、また面白みのある画像入力が可能な画像入力方法、画像入力プログラム、および写真自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像入力方法は、第1の画像に、順に並んだ複数の画像要素からなる第2の画像を入力する画像入力方法であって、第1の画像上の位置を入力する位置入力ステップと、入力された位置から始点を特定する始点特定ステップと、特定された始点に基づいて、第1の画像上の終点を算出する終点算出ステップと、始点と終点とを結ぶ仮想の線分を、第1の画像上に生成する線分生成ステップと、第1の画像上に生成された仮想の線分上に、始点から終点に向かって、順に並んだ複数の画像要素を配置することで、第1の画像に第2の画像を入力する画像入力ステップとを備える。
また、終点算出ステップで算出される終点は、第1の画像の周上の点であることが好ましい。
また、終点算出ステップで算出される終点は、始点から所定の方向の点と、始点から所定の距離の点との少なくとも一方の点であることが好ましい。
また、終点算出ステップは、始点の属する第1の画像上の領域に基づいて終点を算出することが好ましい。
また、終点算出ステップで算出される終点は、第1の画像を含む平面上に定められた仮想の点である基点と始点とで定まる線上の点であることが好ましい。
さらに、終点算出ステップで算出される終点は、基点と始点とで定まる線と、第1の画像を含む平面上に定められた仮想の図形との交点であることがより好ましい。
さらに、終点算出ステップは、基点と始点との距離に基づいて終点を算出することがより好ましい。
また、画像入力ステップは、仮想の線分の長さに対して所定の割合の間隔で複数の画像要素の各々を配置することが好ましい。
または、画像入力ステップは、複数の画像要素のうち、仮想の線分の長さに応じた数の画像要素を配置することが好ましい。
また、複数の画像要素は、パタンと模様とサイズと形状とのいずれかが各々異なる画像であることが好ましい。
また、画像入力ステップは、始点の属する第1の画像上の領域に応じて、複数の画像要素の各々を反転して配置することが好ましい。
本発明の他の局面に従うと、印刷媒体は、上述の画像入力方法を含む写真自動販売機において第2の画像が入力された第1の画像を印刷して印刷物を生成するために用いられる。
本発明のさらに他の局面に従うと、写真自動販売機は、被写体画像を取得する画像取得手段と、被写体画像上の位置を入力する位置入力手段と、入力された位置から始点を特定する始点特定手段と、特定された始点に基づいて、被写体画像上の終点を算出する終点算出手段と、始点と終点とを結ぶ仮想の線分を、被写体画像上に生成する線分生成手段と、被写体画像上に生成された仮想の線分上に、始点から終点に向かって、順に並んだ複数の画像要素からなる編集用画像の複数の画像要素を配置することで、被写体画像に編集用画像を入力する画像入力手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像入力プログラムは、第1の画像に、順に並んだ複数の画像要素からなる第2の画像を入力する画像入力処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、第1の画像上の位置を入力する位置入力ステップと、入力された位置から始点を特定する始点特定ステップと、特定された始点に基づいて、第1の画像上の終点を算出する終点算出ステップと、始点と終点とを結ぶ仮想の線分を、第1の画像上に生成する線分生成ステップと、第1の画像上に生成された仮想の線分上に、始点から終点に向かって、順に並んだ複数の画像要素を配置することで、第1の画像に第2の画像を入力する画像入力ステップとを実行させる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施の形態にかかる写真自動販売機の外観の具体例を示す図である。写真自動販売機は、大きく分けて撮影操作を行なう側の筐体1と、撮影後の画像に、いわゆる「落書き」や「お絵描き」と言われる、スタンプ画像やペンによる文字などの入力である編集操作を行なう側の筐体2とを対にして備えている。
撮影操作側の筐体1は、コンピュータ装置101や、制御部102(基盤)(共に図4参照)などの各種機器類を収めると共に、筐体1と共に撮影ブース3を形成するパネルとフレーム材と背景カーテン5とを含んで構成される。編集操作側の筐体2は、コンピュータ装置101や、制御部102(基盤)や、プリンタ12(共に図4参照)などの各種機器類を収めると共に、筐体2と共に編集ブース4を形成するフレーム材を含んで構成される。
このような写真自動販売機において、被写体であるユーザ6は、筐体1、パネル、フレーム材、および背景カーテン5にて構成される撮影スペースである撮影ブース3内に入り、筐体1に相対する向きで撮影プレイを行なう。また、本実施の形態においては、被写体がユーザ(人)であるものとして説明を行なうが、被写体はユーザに限定されず、その他の物体であってもかまわない。また、被写体であるユーザは、1人であってもよいし、複数であってもよい。
撮影プレイが終了すると、利用者であるユーザ6は、筐体2およびフレーム材で構成される編集スペースである編集ブース4内に移り、撮影した画像にいわゆる「落書き」や「お絵描き」と言われる、スタンプ画像やペンによる文字などの入力である編集プレイを行なう。そして、撮影、編集の一連のプレイによって得られた画像は、シールなどの印刷媒体に印刷され、ユーザ6に提供される。
撮影ブース3は、撮影側コンピュータ装置101aや、撮影側制御部102a(基盤)(共に図4参照)などの各種機器類を収める撮影側筐体1と、パネルと、フレーム材と、背景カーテン5と、サイドカーテン39aとを含んで構成される。
撮影ブース3の内部に配されるパネルの内面には、照明の反射による間接光を得ることを目的とする場合は白色、逆に光を吸収させたいときは黒色、クロマキー合成を行なう目的のときは青色などの色彩が施される。すなわち、パネルの内面の色は、写真自動販売機がどのような撮影を行なうかによって、設計開発時に適宜選ばれる。また、パネルは、布またはビニール材で代替することもでき、その場合には、フレーム材にたるみなく張られた状態で固定される。
また、撮影ブース3内には背景カーテン5が配備され、撮影時の背景として用いられる。背景の色によって、被写体の写り方、特に色調が変ってくるため、さまざまな色、柄のカーテンが複数枚用意されている。また、背景カーテン5が備えられていなくても構わない。さらに、背景カーテン5は、巻上げ式、引出し方式など、ユーザ6の操作によりセットされてもよいし、タッチパネルディスプレイ22(図2参照)等を操作することで自動でセットされてもよい。また、背景カーテン5は、さまざまな種類が配備されることで、撮影における遊びの要素ともなり得る。
撮影ブース3の側面は、利用者であるユーザ6が撮影ブース3内に出入りできるように開けられているが、順番待ちなどの他のユーザに撮影している場面を見られたくないなどのユーザ6の気持ちに配慮するため、また外部光を遮断するためなどの目的で、その側面にサイドカーテン39aが備えられている。なお、撮影ブース3への出入りが一方の側面のみである場合には、その側面にのみサイドカーテン39aが備えられる。また、両側面から出入りできる場合には、両側面にサイドカーテン39aが備えられていてもよい。ユーザ6は、撮影を行なう際には、このサイドカーテン39aを開けて撮影ブース3に入り、撮影時はサイドカーテン39aを閉める。
図2に、本実施の形態にかかる写真自動販売機の撮影操作側の筐体1の構成の具体例を示す。
図2を参照して、写真自動販売機の筐体1の正面には、蛍光灯などの照明装置30やフラッシュ20などを内蔵し、被写体であるユーザ6の照明を行なうための照明部18a〜18c(これらを代表させて照明部18という)と、被写体であるユーザ6を撮影する撮影手段である1台のカメラ21、または複数のカメラ21a〜b(これらを代表させてカメラ21という)、カメラ21で撮影される画像をリアルタイムに表示する複数のライブモニタ24a〜24d(これらを代表させてライブモニタ24という)、および現在どのカメラで撮影されているかを通知するパイロットランプ25を含んで構成される撮影部19と、デモ画面や、実行されるプレイ方法(コース)の選択などの選択肢を表示すると共に、上下左右に選択肢の選択を移動させるカーソルボタン、当該選択を決定する決定ボタン、および当該決定をキャンセルするキャンセルボタンを含んで構成される操作ボタンを適宜画面表示し、該操作ボタンの画像領域に、ユーザが指などで触れることにより、ユーザからの操作を受付けるタッチパネルディスプレイ22と、デモンストレーション(以下、「デモ」と略す)音声や、BGM、操作方法などのアナウンスを出力するスピーカ23a〜23bと、対価である硬貨を投入するためのコイン投入口26と、投入された不良硬貨等を排出するコイン返却口27と、前面のメンテナンスなどを行なうためのフロントドア28とが備えられる。
タッチパネルディスプレイ22は、画面表示のみのモニタであってもよく、その場合は別途、操作ボタンを設ける。
照明部18aおよび照明部18cには、図2に図示されるように、それぞれ側面から見ると筐体1の外側に凸の曲線状である乳白色のアクリル等からなる拡散板がその前面に配備され、照明部18bには、平板または略平板の乳白色のアクリル等からなる拡散板がその前面に配備される。照明部18aは上部に向っていくに従い前方に突出し、照明部18cは下部に向っていくに従い前方に突出し、照明部18bは照明部18aと照明部18cとの間に位置する構造となっている。
照明部18の光源としては、蛍光灯などの照明装置30やフラッシュ20が用いられ、上記光源を乳白色のアクリル等からなる拡散板で覆って光源から照射された光を拡散させて被写体に照射することが行なわれている。上記拡散板は、できるだけ面積を大きくして撮影用ブース3内をできるだけ均一に照明することが行なわれている。照明部18内のフラッシュ20は、カメラ21のシャッタ動作に同期して発光する。
カメラ21で撮影される画像は、リアルタイムにライブモニタ24に表示され、これによりユーザ6はカメラ21からの撮像を確認しながら、ポーズをとり、撮影を行なうことができる。撮影部19に含まれるカメラ21は、一般にデジタルカメラが用いられる。一般的なデジタルカメラで設定できる項目(たとえばシャッタスピード、絞り値、露出補正、およびホワイトバランスなど)の変更や、撮影タイミングは、コンピュータ装置101(図4参照)から指示される。
ライブモニタ24は液晶ディスプレイから構成されて、カメラ21で撮影される画像をリアルタイムに表示する。カメラ21で撮像された動画データは、カメラ21と接続する画像信号線または、画像信号分配器などの画像信号分配手段によって、画像信号が複数のライブモニタ24a,24bに分配される。これにより、複数のライブモニタ24a,24bにリアルタイムで同時に同じ画像信号が供給され、画面表示される。
さらに図2には示されないものの、筐体1の上面には、筐体1内部の熱を逃がすためのファン31や、外部装置への画像の配信、リモートメンテナンスなどの、外部装置との通信を行なうときにケーブルを差込むためのLAN(Local Area Network)ケーブル差込口などが備えられていることが好ましい。なお、このようなファン31は、筐体1内部の熱を逃がす目的で備えられるものであるため、筐体1の上面に限定されず、熱を発生しやすい機器類の近傍などの他の場所に備えられても、また複数備えられてもかまわない。また、LANケーブル差込口が備えられる位置も、ケーブルの配線の取回しが容易な位置であれば筐体1の上面に限定されない。
編集ブース4は、編集側コンピュータ装置101bや、編集側制御部102b(基盤)や、プリンタ12(共に図4参照)などの各種機器類を収める編集側筐体2と、フレーム材と、サイドカーテン39bとを含んで構成される。
撮影ブース3と同様に編集ブース4にも、順番待ちなどの他のユーザ6に編集している場面を見られたくないなどのユーザ6の気持ちに配慮するため、また外部光を遮断するためなどの目的で、側面および背面にサイドカーテン39bが備えられている。
また、筐体1の編集ブース4側の面、つまり筐体1の背面側には、ユーザに対し音楽や操作方法の説明などを音声で出力するスピーカ23cと、編集ブース4を照明する照明部18dとが備えられる。
図3に、編集ブース4の編集側の筐体2の構成の具体例を示す。
図3を参照して、写真自動販売機の編集側の筐体2は、画像の編集を受付ける編集筐体7とプリンタ12やコンピュータ装置101を格納する印刷筐体8とに分かれる。
編集筐体7の正面には、撮影により得られた画像を表示し、画像の編集を受付ける操作ディスプレイ13と、画像入力を行なうためのタッチペン14とが備えられる。
操作ディスプレイ13は撮影後の画像を表示する。また、操作ディスプレイ13とタッチペン14とは対となって入力装置を構成し、ユーザ6より、撮影により得られた画像に対してタッチペン14を用いた編集入力(いわゆるお絵描き)を受付ける。
タッチペン14は、ペン形状の入力装置であって、操作ディスプレイ13にタッチすることで、背景、スタンプ、およびフレームなどの画像や文字の入力、または/および使用する項目(ボタン)の選択、操作の選択などの入力をすることができる。タッチペン14は、写真自動販売機に1本備えられていてもよいし、複数備えられて同時に複数のユーザからの入力操作を可能にしてもよい。
印刷筐体8には、箱型の形状を奏したプリント取出口9が備えられる。印刷筐体8の内部にはプリンタ12が備えられ、プリンタ12でプリントされた写真は排出され、ここに落とされる。また、印刷筐体8の上面部分は、ユーザ6の荷物置場などに使用できる。
プリント取出口9は、そこに落とされた写真が、ユーザが手にするまで地面に落ちない等の作用を奏するものであればその形状は限定されない。たとえば、印刷筐体8の内部方向に窪んだ箱状の空間と印刷筐体8の側面に沿う方向に取付けられた蓋とで形成されていてもよい。なお、プリント取出口9付近には、印刷中LED(Light Emitting Diode)10および印刷エラーLED11が備えられ、それらが点灯あるいは点滅することによって、印刷中、あるいは印刷中に用紙切れ、インク切れ、用紙詰り、メカニカルエラーなどのエラーが発生していることを通知する。
プリンタ12は、撮影された画像を紙やシールや金属やプラスチックなどの印刷媒体に印刷するためのプリンタであって、昇華型プリンタやサーモオートクローム方式(光定着型直接感熱記録方式)等のプリンタが一般的に用いられる。なお、本実施の形態においては、プリンタ12でシールが印刷されるものとして説明を行なうが、印刷媒体はシールに限定されず、上に示す他の印刷媒体であっても同様の処理が実行される。
なお、本実施の形態においては、編集側の筐体2は、編集筐体7と印刷筐体8とに分かれているものとするが、編集側の筐体2の構成はこのような構成に限定されるものではなく、編集機能と印刷機能との両方の役割を果たす構成であっても構わない。
また、本実施の形態においては、写真自動販売機は撮影ブース3と編集ブース4とに分かれて構成され、写真自動販売機の筐体はそれぞれの撮影側の筐体1と編集側の筐体2とに分かれて構成されているものとするが、写真自動販売機の構成はこのような構成に限定されるものではない。すなわち、本発明の作用効果を奏するものであれば、写真自動販売機の構成は、撮影ブース3と編集ブース4とが分かれておらず、同じスペースで撮影プレイ、編集プレイが順次行なわれる構成であっても構わないし、撮影側の筐体1と編集側の筐体2とが分かれておらず、1つの筐体に各種機器類が格納されていても構わない。
次に、図4に、本実施の形態にかかる写真自動販売機の機能構成の具体例を示し、その機能について説明する。
図4を参照して、本実施の形態にかかる写真自動販売機は、外部からの電源の供給を入断する電源スイッチ29と写真自動販売機内部に備わる各種機器に電源を供給する電源制御部103とを備える。電源制御部103は、外部から入力される電源電圧を安定させ各種機器に供給し、また、各種機器に必要な電圧に変換する制御を行なう。図4では、電源制御部103は、照明装置30、排熱のためのファン31、およびUPS(Uninterrupted Power Supply)104に接続されているが、その他電源を必要とするカメラ21、プリンタ12などにも、もちろんすべてこの電源制御部103またはUPS104より電源を供給している。
しかし、電源はいつでも安定的に供給されるわけではなく、停電などの突発的な電源切断が発生することもある。急な電源切断はコンピュータ装置101などの動作を不安定にさせ、故障の原因となり得る。このような状況に対応するため、UPS104を設置している。電源が切断されても、しばらくはUPS104が電源をバックアップし、撮影側コンピュータ装置101a、編集側コンピュータ装置101bなどに停電信号を送信する。その間に、撮影側コンピュータ装置101aおよび編集側コンピュータ装置101bはプログラムの終了の手続きを行ない、プログラムを正常に終了させる。ここでは図示していないが、電源を必要とする撮影側制御部102a、編集側制御部102bや、その他の装置などにもUPS104は停電時に電源を供給する。
本実施の形態にかかる写真自動販売機は、撮影側の装置と編集側の装置とに構成が分かれ、それぞれが独立し、かつ連携して機能しており、撮影側の装置を動作させるためのコンピュータ装置である撮影側コンピュータ装置101aと、編集側の装置を動作させるためのコンピュータ装置である編集側コンピュータ装置101b(コンピュータ装置101a,101bを代表させてコンピュータ装置101と称する)とを備える。上記撮影側コンピュータ装置101aと編集側コンピュータ装置101bとは、直接あるいはネットワークハブ(図示せず)等を介してLAN(Local Area Network)ケーブルなどにより、データ転送可能に接続されている。
撮影側コンピュータ装置101aおよび編集側コンピュータ装置101bは各々、各種機器の制御を行なう演算装置であるCPU(Central Processing Unit)と、装置を動作させるためのプログラムおよびプログラムで必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された画像、撮影画像に対して入力した編集用画像、およびその他の各種画像などを記憶する記憶装置と、プログラムの一時的な作業領域ともなるメモリと、周辺機器を制御するためのソフトウェアであるドライバと、LANケーブルを介して外部機器と接続された場合に通信を行なう通信部とを含んで構成されている。コンピュータ装置は、上述のような機能を備えているもの、たとえばコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ)、ボードコンピュータなど、その形態は問わない。
撮影側コンピュータ装置101aは撮影側の動作を制御するプログラムが、編集側コンピュータ装置101bは編集側の動作を制御するプログラムが、それぞれの記憶装置に記憶されており、それぞれのプログラムを読出して実行することで、後述の撮影側の装置および編集側の装置を制御する。このようにすることにより、撮影側および編集側のそれぞれで並列にプレイをすることが可能になる。なお、電源スイッチ29が押され、写真自動販売機に電源プラグより電源が投入されると、撮影側コンピュータ装置101aおよび編集側コンピュータ装置101bの電源が投入され、各記憶装置に記憶されているプログラムが自動で起動されて、写真自動販売機が動作可能な状態となる。
さらに図4を参照して、撮影側の各装置の機能について説明する。
撮影側の撮影側コンピュータ装置101aには、タッチパネルディスプレイ22、カメラ21、撮影側制御部102a、編集側コンピュータ装置101b、およびUPS104が接続される。
タッチパネルディスプレイ22は、ディスプレイにタッチパネルを積層し、デモ画面や、実行されるプレイ方法(コース)の選択などの選択肢を表示すると共に、上下左右に選択肢の選択を移動させるカーソルボタンと、当該選択を決定する決定ボタンと、当該決定をキャンセルするキャンセルボタンとを含んで構成される操作ボタンや選択ボタンを適宜画面表示し、該操作ボタンや選択ボタンの画像領域に、ユーザが指などで触れることにより、ユーザからの操作を受付ける。
なお、タッチパネルディスプレイ22は、デモ画面や、実行されるプレイ方法(コース)の選択などの選択肢を表示するのみのディスプレイであってもよい。この場合、切換ボタン、決定ボタン、およびキャンセルボタンなどを含んで構成された操作部をさらに設け、該操作部においてユーザ6からの入力を受付ける。また、タッチパネルディスプレイ22に替えて、タッチペンでの入力受付け可能なタブレットディスプレイを備えてもよい。
撮影側コンピュータ装置101aと接続される被写体を撮影するカメラ21には、さらに、分配器33を介してライブモニタ24、およびフラッシュ制御部106が接続される。
カメラ21は被写体を撮像して画像を取込む。カメラ21に取り込まれている撮像した動画データは、画像信号としてカメラ21から分配器33に送られる。さらに、分配器33は、カメラ21から入力された画像信号を複数のライブモニタ24に送出する。複数のライブモニタ24には、カメラ21で撮像される動画が同時に表示される。
また、カメラ21は、撮影側コンピュータ装置101aから、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの電気信号を送信可能なケーブルを介して、シャッタ動作が指示される。撮影側コンピュータ装置101aからシャッタ動作が指示されると、フラッシュ制御部106に対して信号を送出する。フラッシュ制御部106は、カメラ21のシャッタ動作タイミングに同期してフラッシュ20を発光させる。これは、一般にX接点と呼ばれる同期方法である。
そして、カメラ21は被写体を撮像し、被写体の画像(静止画)を得る。撮像した静止画像データは、必要に応じて撮影側コンピュータ装置101a内部の記憶装置に保存するために、カメラ21より取出される。
撮影側コンピュータ装置101aと接続される撮影側制御部102aには、撮影側サービスパネル105a、撮影側スピーカ23a,23b、およびコイン制御部107がさらに接続される。
撮影側サービスパネル105aは、投入されたコインの枚数をカウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、撮影側スピーカから出力する音声のボリュームを調整する音量調節つまみ、撮影側テストモードを行なうためのテストボタン、および対価を受付けなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであって、写真自動販売機の設置者が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いる。このため上記撮影側サービスパネル105aは、ユーザが容易に操作することができないように、本装置の筐体内部に設置される。
撮影側サービスパネル105aは、テストボタンまたは/およびサービスボタンが押下されたことを示す信号を撮影側制御部102aに送出する。逆に、撮影側制御部102aから制御信号を受取り、コインカウンタ、プリントカウンタを動作させる(たとえばカウンタを1インクリメントする)。また、撮影側サービスパネル105aは、音量調節つまみで調整された音量信号を撮影側制御部102aに対して出力する。
撮影側コンピュータ装置101aから撮影側制御部102aを介して撮影側スピーカ23aに出力された音声信号は、撮影側サービスパネル105a上の音量調節つまみで調整された音量で撮影側スピーカ23aから出力される。
コイン制御部107は、コイン投入口26に投入されたコインの正当性を検出し、コインが投入されたことを示す信号を撮影側制御部102aに対して出力する。また、コイン制御部107は撮影側制御部102から制御信号を受取り、該制御信号に基づいてコインの投入を受付けないようにするためにコイン投入口26をブロックしたり、投入されたコインをコイン返却口27に排出したりするように制御する。さらに、本装置がコイン投入口26に替わる対価の受付機能を備える場合は(たとえば、電子的に対価を受付ける読取装置など)、コイン制御部107は、上述の対価の受付機能により受付けた対価の正当性を検出して、対価を受付けたことを示す信号を撮影側制御部102aに送出する。
撮影側制御部102aは、コイン制御部107から対価を受付けたことを示す信号を受取ると、撮影プレイの開始を指示する指示信号を撮影側コンピュータ装置101aに対して出力する。撮影側コンピュータ装置101aは、撮影側制御部102aから指示信号を受付けて、プレイの開始などの所定の処理を実行する。
また、図4を参照して、編集側の各装置の機能について説明する。
編集側の編集側コンピュータ装置101bには、タッチペン14の入力を受付ける操作ディスプレイ13、プリンタ12、編集側制御部102b、撮影側コンピュータ装置101a、およびUPS104が接続される。
操作ディスプレイ13は、撮影側コンピュータ装置101aから受取ったカメラ21で撮影された画像や編集画面など必要な表示を、編集側コンピュータ装置101bのプログラムから指示された内容で出力して表示すると共に、タッチペン14からの入力を受付ける機能を備える。つまり、操作ディスプレイ13は、タッチペン14でタッチされた位置を検出して検出された位置に応じた指示信号を編集側コンピュータ装置101bに対して送出する機能を備える。
プリンタ12は、撮影された画像を紙やシールなどの印刷媒体に印刷すると共に、当該プリンタ12の状態を編集側コンピュータ装置101bに通知する。編集側コンピュータ装置101bは、その状態に応じて編集側制御部102bに信号を送出する。編集側制御部102bは、編集側コンピュータ装置101bから入力された信号によって、印刷中LED10または印刷エラーLED11を、点灯または点滅させる。
編集側コンピュータ装置101bと接続される編集側制御部102bには、編集側サービスパネル105b、編集側スピーカ23c、印刷中LED10、および印刷エラーLED11がさらに接続される。
編集側サービスパネル105bは、編集側スピーカ23cから出力する音声のボリュームを調整する音量調節つまみ、編集側テストモードを行なうためのテストボタン等を備えるパネルであって、当該本装置の設置者が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いる。このため上記編集側サービスパネル105bは、ユーザが容易に動作することができないように装置内部に設置される。上記編集側サービスパネル105bは、テストボタンが押下されたことを示す信号を編集側制御部102bに送出する。
編集側コンピュータ装置101bから編集側制御部102bを介して編集側スピーカ23cに出力された音声信号は、編集側サービスパネル105b上の音量調節つまみで調整された音量で編集側スピーカ23cから出力される。
なお、本実施の形態にかかる写真自動販売機は、図4に示されるように、2台のコンピュータ装置101を含んで構成され、以降に説明する処理はすべて撮影側コンピュータ装置101aおよび編集側コンピュータ装置101bのCPUがそれぞれのプログラムを実行することで行なわれるものとするが、写真自動販売機に含まれるコンピュータ装置101の数は2台に限定されず、撮影側の処理および編集側の処理を1台のコンピュータ装置101で制御してもよいし、2台以上のコンピュータ装置101で処理を適宜分散して制御してもよい。
次に、図5および図6のフローチャートを用いて、本実施の形態における写真自動販売機での処理について説明する。図5のフローチャートに示される処理は、主に写真自動販売機の撮影操作側での操作に応じて行なわれる処理であって、図6のフローチャートに示される処理は、写真自動販売機の編集操作側での操作に応じて行なわれる処理である。これらの処理は、撮影側コンピュータ装置101aおよび編集側コンピュータ装置101bのCPUが、記憶装置に記憶される各々のプログラム(撮影操作側のプログラムと編集操作側のプログラムと)をメモリに読出して並列的に実行することによって、並列的に行なわれる。
始めに、図5を用いて、主に写真自動販売機の撮影操作側での操作に応じた処理について説明する。
まず、電源スイッチ29が投入されると、各種装置の電源が投入される。電源の投入時が初回の工場出荷時である場合には(S100でYES)、撮影側コンピュータ装置101aの記憶装置に格納された筐体の起動をチェックするプログラムが自動的に起動して起動チェックモードに移行する(S110)。ステップS110では、撮影側コンピュータ装置101aのCPUは筐体の起動をチェックするプログラムを実行することで、始めに筐体の各種装置が正常に接続されて正常に作動しているかなどの動作をチェックし、初期化が必要な装置に対しては初期化を実行する。
電源の投入時が初回の工場出荷時でない場合、および/または筐体の起動チェック終了後は(S100でNO)、撮影操作側のタッチパネルディスプレイ22には当該写真自動販売機の利用を促すタイトルデモが表示され(S105)、編集操作側の操作ディスプレイ13には撮影を先に行なう旨の待機画面が表示される(図6のS200)。同時に音声をスピーカ23から出力する。
タイトルデモが表示されている状態で、サービスパネル105において、テストボタンが押下されたことを検出すると(S115でYES)、当該写真自動販売機のメンテナンスを行なうためのテストモードが起動され、種々の設定が行なわれる(S120)。
テストモードは、写真自動販売機の設置者が写真自動販売機を操作するためのモードであり、このモードにおいては当該写真自動販売機の利用状況(たとえばコイン投入数など)の確認や、カメラ21、プリンタ12など周辺機器の調整ができる。
一方、デモ画面が表示されている時にユーザ6より所定の必要な枚数のコインの投入など対価を受付けると、コイン検出部107は対価の受付けを検出する(S125)。撮影側制御部102aはコイン検出部107から検出信号を受信し、記憶装置に記憶された所定の画像データおよびサウンドデータを読出す。読出された画像データおよびサウンドデータは、グラフィックI/F回路(図示せず)およびサウンドI/F回路(図示せず)に送信される。そしてタッチパネルディスプレイ22からの表示およびスピーカ23からの音声によって、ユーザ6に適宜、各種のガイダンスなどの指示が出力され、ユーザ6に撮影方法の案内をする。
続いて撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、撮影人数選択画面をタッチパネルディスプレイ22に表示し、ユーザ6から被写体に関する情報として、被写体の状況である撮影人数の選択を受付ける(S130)。撮影人数選択画面においては撮影するユーザの人数が「2人以下」、「3人」、および「4人以上」などと選択可能に提示される。ステップS130でユーザ6は、撮影人数選択画面に沿ってタッチパネルディスプレイ22の画面上の該当する選択領域をタッチして決定する。
撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、タッチパネルディスプレイ22から受取った信号に基づいて、照明部18に対して制御信号を出力し、撮影する人数に応じて照明の設定を変更する。このため、撮影する人数に応じて好適な、より美しい撮影が実現できる。また、ここで受付けたユーザの撮影人数を記憶装置に記憶し、後に説明するシール分割のレイアウトを選択するときの画面表示や編集用画像やポーズ指定もこのとき入力した人数に対応して変更することが好ましい。
なお、上述の撮影人数選択画面の具体例においては人数の選択肢を「2人以下」、「3人」、および「4人以上」としているが、選択肢のバリエーションはこれに限定されるものではない。また、直接人数を入力する形態にしてもよい。
さらに、ステップS130で入力する利用者に関する情報は撮影人数に限定されず、好みの画質、髪の色、服装のタイプ、肌の色、撮影したいシチュエーション、および男女比などの情報であってもよい。そして、これらの情報に基づいて、同様に照明の設定などが変更されることが好ましい。たとえば、ステップS130で入力する利用者に関する情報が髪の色に関する情報ならば、ステップS130では選択画面として「黒髪キレイに」「明るい髪色キレイに」「みんなの髪色をキレイに」などの選択項目が提示された選択画面を表示する。そして、ユーザ6が選択した項目に対応させてカメラや照明の設定を変更し、それぞれのユーザの髪色にあった撮影を実現することが好ましい。
ステップS130での撮影人数の選択操作は規定時間内で行なうように予め設定されており、操作可能な残り時間もまた撮影人数選択画面に表示される。そして残り時間がなくなると現在選択されている選択肢が決定され、自動的に次の処理へ進む。以降の説明においても、特に説明しない限り、残り時間の表示は同様のものである。
続いて撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、画質モード選択画面をタッチパネルディスプレイ22に表示し、ユーザ6から写真の画質モードの選択を受付ける(S135)。画質モード選択画面において、画質モードとしては、たとえば、「くっきりモード」や「ふんわりモード」などが選択可能に提示される。ステップS135でユーザ6は、タッチパネルディスプレイ22の画面上の所望の画質モードの選択領域をタッチして決定する。
具体的には、上述の「くっきりモード」である画質モードは、輪郭や目元などがくっきりシャープに写るようにコントラストを強く設定されたモードで、顔立ちや化粧などをはっきりと強調したような写りが実現できる。また「ふんわりモード」である画質モードは、輪郭などが比較的ぼんやりとはっきり写らないようにコントラストを弱く設定されたモードで、柔らかく暖かい雰囲気の写りが実現できる。
撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、タッチパネルディスプレイ22から受取った信号に基づいて制御部102に対して制御信号を出力し、選択された画質モードに応じてカメラ21の設定を変更する。
続いて撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、背景色選択画面をタッチパネルディスプレイ22に表示し、ユーザ6から写真の背景の選択を受付ける(S140)。背景色選択画面においては、複数の背景画像が選択可能に提示され、ユーザからの選択を受付ける。
ステップS130〜ステップS140で撮影人数と画質モードと背景とが決定すると、被写体であるユーザ6をカメラ21で撮影する処理(S150)に移行する
ユーザ6の所定の選択が終わったら、撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、所定のタイミングで、自動的にシャッタ動作を指示する。シャッタタイミングは、「3,2,1」や「はい、チー、ズ」などの音声出力などで指示される。このようにして被写体をカメラ21で撮影する処理が実行される(S150)。
さらに、シャッタ動作のタイミングと同期して、タッチパネルディスプレイ22の画面は白色に変化することが好ましい。本実施の形態においてタッチパネルディスプレイ22は、カメラ21の下側のユーザ6の正面に配置されているため、正面部分が白色に変わることによってハイキーな画像が得られるという効果がある。
このシャッタ動作によってカメラ21からの撮影画像が固定され、記憶装置に記憶される。これがステップS150で実行される1回の撮影処理である。
そして、撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、撮影の規定時間が終了しているか確認し(S160)、撮影の規定時間が終了していなければ(S160でYES)、処理をステップS150に戻して、規定時間内、撮影処理を繰返す。
上記制御された照明でステップS150の撮影が実行され、撮影の規定時間が終了すると(S160でNO)、撮影側コンピュータ装置101aのCPUは、撮影した画像の中から以降の編集処理で用いる写真を選択するための写真選択画面をタッチパネルディスプレイ22に表示し、ユーザ6より規定枚数(たとえば4枚)の選択を受付けて、選択された画像をキープ画像とする(S165)。
ステップS165においては、ユーザ6はタッチパネルディスプレイ22に表示される写真選択画面に沿ってタッチパネルディスプレイ22の画面上の選択領域にタッチして選択を行なう。具体的には、写真選択画面において撮影された画像がサムネイル画像として選択可能に表示され、ユーザ6は、その中から所望の画像を、タッチパネルディスプレイ22画面上のサムネイル画像をタッチして選択する。
撮影操作側での操作に応じて撮影処理が終了すると、タッチパネルディスプレイ22に「編集側に移動してください」などの案内を表示し、ユーザ6を編集操作側に移動するように誘導する。
撮影操作側での処理が終了し、撮影操作側から編集操作側に処理が移ると、撮影操作側では上記案内表示を終了し処理をステップS100へ戻す。すなわち、再びタッチパネルディスプレイ22にタイトルデモを表示し、次の利用者を待機する。また、撮影側コンピュータ装置101aは、上述の撮影操作側の処理で得られたキープ画像を編集側コンピュータ装置101bに対して出力し、編集操作側の動作プログラムに引渡す。さらに、撮影側コンピュータ装置101aは、上述のステップS130〜S140で入力された情報であって、後の編集操作で用いられる情報(たとえば撮影人数など)も編集側コンピュータ装置101bに対して出力し、編集操作側の動作プログラムに引渡す。これらの情報やキープ画像は、適宜、編集側コンピュータ装置101bの記憶装置に記憶される。
次に、図6を用いて、写真自動販売機の編集操作側での操作に応じた処理について説明する。
前述のとおり、撮影が終了し編集を行なう画像が装置に存在しない間は、操作ディスプレイ13には待機画面が表示される(S200)。
撮影側コンピュータ装置101aからの指示により、編集対象となる画像であるキープ画像が準備されると、まず、編集側コンピュータ装置101bのCPUは、操作ディスプレイ13に明るさ調整画面を表示し、明るさの選択を受付ける(S205)。ユーザ6は、タッチペン14を用いて撮影された画像を好みの色調の画像に調整する。
ここで、明るさ調整とは、画像の明るさだけを調整するのでなく、たとえば、彩度、濃度、色合い、など画像に係わる色調を調整することを含み、さらに、肌色のみを補正するなど写真自動販売機特有の画像処理を施すことも含む。
なお、ステップS205での明るさ調整は、撮影操作側での操作によって、ステップS135の画質の選択と同じタイミングで実行されてもよい。
ステップS205での明るさ調整が終了すると、続いて編集側コンピュータ装置101bのCPUは、操作ディスプレイ13に編集画面を表示し、ユーザ6よりキープ画像に対して編集用画像を入力する編集入力(お絵描き入力)を受付ける(S210)。
図7に、ステップS210で操作ディスプレイ13に表示される編集画面の具体例を示す。図7を参照して、編集画面には、編集処理が可能な残り時間を表示する残り時間表示領域と、現在の日付・時間や1行メッセージなどを表示する情報表示領域と、選択された各キープ画像をサムネイル表示するサムネイル表示領域と、編集対象画像として選択されたキープ画像を編集可能に表示する編集入力領域と、「ペン」「スタンプ」「スペシャル」「ライン」および「フレーム」などの編集に用いることが可能な機能を選択するための機能ボタンを表示する機能ボタン表示領域と、選択された機能において用いることが可能な、各アイテムやテクスチャや色を選択するためのボタン、選択した「スタンプ」や「ライン」等の大きさを選択したり、「ペン」の太さを選択したりするためのボタン、入力したスタンプ画像や文字などのお絵描きの一部を消すときに使用する「けしゴム」ボタン、直近で入力したお絵描きを取消すときに使用する「ひとつもどる」ボタン、お絵描きを取消してしまったがもう一度取消したお絵描きを復帰させたいときに使用する「ひとつすすむ」ボタン、何もお絵描きされていない初期状態のキープ画像に戻すとき選択される「はじめから」ボタン、およびお絵描きを終了するときに選択される「おしまい」ボタンなどの各指示ボタンを表示するボタン表示領域とが含まれる。
ステップS210でユーザ6は、図7に示される編集画面において、編集用画像を入力するために用いられる機能(ツール)として機能ボタン表示領域に表示される、ペンやスタンプなどの中から、所望するツールをタッチペン14で選択する。そして選択されたツールを用いて、任意の画像や文字等の編集用画像の入力操作を行なう。編集側コンピュータ装置101bは、操作ディスプレイ13から編集用画像の入力を受取る。
ステップS210において、編集側コンピュータ装置101bのCPUは、編集画面にて、キープ画像と入力されたペン画像や編集用画像とを、メモリ上のそれぞれ別のレイヤに展開し操作ディスプレイ13上にそれらレイヤを重ねて表示する。それぞれのレイヤのどちらを上に表示するかは、用途により設定されている。たとえば、編集用画像をキープ画像の前景画像とする場合には編集用画像が上のレイヤとなり、キープ画像の背景画像とする場合には編集用画像が下のレイヤとなる。さらに編集用画像は、スタンプ画像のレイヤ、フレーム画像のレイヤなど、それぞれ機能ごとの複数のレイヤで構成されていてもよい。このように編集用画像を表示するレイヤを複数のレイヤとすることにより、「ひとつもどる」、「ひとつすすむ」、および「はじめから」などの編集過程のコントロールを容易に実現できる。
なお、本実施の形態にかかる写真自動販売機が最も大きな特徴とするスタンプ機能における「ムーブスタンプ」を用いた編集処理については、後に詳細に説明する。
ステップS210における編集用画像の入力の受付けは、所定の制限時間に達するまで行なうことができる。そして、ステップS210での編集操作が終了すると、編集側コンピュータ装置101bのCPUは、ステップS130で選択された撮影人数を記憶装置から読出し、ステップS165で選択されたキープ画像またはステップS210で編集されたキープ画像である印刷対象の画像を、撮影人数に応じて、その撮影人数で分割するのに好適な複数のレイアウトに対応させた第1のシールレイアウト選択画面を優先的に操作ディスプレイ13に表示して、ユーザ6よりシールレイアウトの選択を受付ける(S215)。
編集側コンピュータ装置101bのCPUは、操作ディスプレイ13からシールレイアウトの選択の入力を受付けると、必要に応じてキープ画像と編集用画像とを合成して、ステップS165で選択されたキープ画像、またはキープ画像と編集用画像とを合成して得られた画像を、選択されたシールレイアウトに沿って編集して印刷対象画像データを生成する。そして、編集側コンピュータ装置101bのCPUは、印刷対象画像データと指示信号とをプリンタ12に送信する。
プリンタ12は、該指示信号に基づいて、編集側コンピュータ装置101bから受取った印刷対象画像データを所定の印刷媒体の表面に印刷し、印刷した印刷媒体をプリント取出口9から排出することでユーザ6に提供する(S220)。
なお、プリント取出口9が操作ディスプレイ13の側面側にある場合は、印刷を開始するタイミングで操作ディスプレイ13に「印刷中です。プリントは横から出ます。外に出て待ってね。」などの案内を表示することが好ましい。
そしてその後、処理をステップS200に戻し、待機画面を操作ディスプレイ13に表示して次の利用者の利用を待機する。
以上が本写真自動販売機における処理の説明である。
次に、本実施の形態にかかる写真自動販売機が最も大きな特徴とするスタンプ機能における「ムーブスタンプ」を用いた編集処理について、図8に示されるフローチャートを用いて説明する。
図8を参照して、始めに、ユーザ6は、図7に示される編集画面において、選択可能に表示されている機能の中から用いる機能として「スタンプ」をタッチペン14でタッチして選択し、さらに「スタンプ」機能において用いることが可能なアイテムとして「ムーブ」を選択する(S401)。
さらに、ステップS401において「ムーブ」が選択されると、編集画面には、キープ画像上に配置される「ムーブスタンプ」機能で用られる編集用画像(以下、模様画像と言う)を示すアイコンが選択可能に複数表示される。図7は、ここで表示される編集画面の具体例を示している。なお、ここで表示されるアイコンは、実際に配置する模様画像でなく、配置する模様画像をイメージできるものであればよい。そして、利用者は表示された複数のアイコンの中から好みの模様画像をタッチペンでタッチして選択する(S403)。
なお、本実施の形態において「ムーブスタンプ」機能で用いる画像(模様画像)は、キープ画像を含む平面上の2点である始点と終点とで定められる位置に始点と終点とで定められる方向に入力される編集用画像であって、複数の画像要素が所定の列に並んで構成される画像である。最も単純な模様画像としては、ドットである画像要素が連続した、始点と終点とを通る直線や曲線が挙げられる。また、ドットである画像要素が連続した、始点から終点に向かう矢印や稲妻などであってもよい。さらに、個別の画像である複数の画像要素が個々に所定の列に並んで構成されてもよい。本実施の形態においては、模様画像を個別の画像である複数の画像要素が個々に所定の列に並んで構成されるものとして説明を行なうが、上述のような直線や曲線など、画像要素がドットであるものであってもよい。
図9に模様画像の具体例を示す。図9に示されるように、模様画像が複数の個別の画像である画像要素から構成される場合、各複数の画像要素は、所定の列上に配置したときに統一感のある一連の画像となる柄を表わすことが好ましい。模様画像は、編集側コンピュータ装置101bの記憶装置に、図9に示されるように、これら画像要素が連結された1つの画像ファイルとして記憶される。より詳しくは、模様画像を含む画像ファイルは、画像の色、柄などのテクスチャ画像部(図9左の上)と、画素が存在するドットを表わす、いわゆるマスク画像部(図9左の下)とを含んで構成される。そして、後述の模様画像を表示する際には、この画像ファイルから、必要な1つの画像要素を切出し、対応するマスク画像を参照しながら該画像要素をキープ画像上に配置する。
なお、キープ画像上に配置する模様画像は特に限定されるものではない。つまり、図9に示されるように一連の画像要素の集合に限定されず、図10に示されるようなそれぞれ柄の異なる画像要素の集合であってもよいし、1つの画像を段階的に色を変化させて表わす(グラデーションなど)画像要素や、4コマ漫画のように連続性のあるアニメーション画像のそれぞれのコマ(画像)を表わす画像要素や、図11に示されるような1つの画像のサイズを段階的に変えた画像を表わす画像要素や、図12に示されるような1つの画像の段階的にパターンを変化させて表わす画像要素などの集合、またこれらを適宜組合わせたものであってもよい。さらに、以降の説明において、模様画像を、これら1つ1つの画像要素として表現している箇所や、画像要素全体を模様画像として表現している箇所があるが、解釈に影響を与えるものではない。
ステップS403で模様画像が選択されると、編集側コンピュータ装置101bのCPUは、操作ディスプレイ13の描画領域がタッチペン14でタッチされたかを監視する(S405)。そして、描画領域がタッチされたことを検出すると(S405でYES)、編集側コンピュータ装置101bのCPUは現在タッチされている座標を検出し、検出された座標(x,y)を始点と決定する(S407)。
さらに、編集側コンピュータ装置101bのCPUは、ステップS407で決定された始点に基づいて終点を算出する処理である終点算出処理を実行し(S409)、終点を決定する。なお、ステップS409における終点算出処理はムーブスタンプ処理のうちの最も特徴ある処理であるため、後に算出方法を具体的に実施例として挙げて、詳しく説明する。
ステップS409での終点算出処理の結果終点が求まると、得られた始点と終点とを結ぶ仮想の線分を生成し(S411)、模様画像を構成する各画像要素を配置する位置を算出する(S413)。なお、ステップS411で生成される始点と終点とを結ぶ仮想の線分は、直線に限定されずに、曲線を含むものであってもよい。
ステップS413での配置位置の算出方法の具体例としては、図13に示されるように、ステップS411で生成された仮想の線分の長さに対して予め設定してある比率配分で相対的な間隔で、画像要素の個数分の画像配置点を算出する方法が挙げられる。たとえば、該比率配分が等比率である場合、ステップS403で選択された模様画像が5つの画像要素を含んで構成されるものであるとき、図14に示されるように、5つの画像要素が等間隔に配置されるようにその画像配置点が算出される。
ステップS413において画像配置点が決定されると、図15に示されるように、画像配置点の各点上に予め設定された画像要素の順番通り画像要素を配置して表示する(S415)。
なお、画像要素の配置点の算出方法は上述のような画像要素の個数による算出方法に限定されず、図16に示されるように、ステップS411で生成された仮想の線分に対して、その端部から予め定められた位置を画像要素の配置点とし、線分の長さに応じて配置する画像要素の個数を変更してもよい。
さらに、ステップS419における画像要素の配置方法としては、前述の図15に示されるように、編集側コンピュータ装置101bの記憶装置に記憶される画像ファイルに含まれる画像要素をそのまま配置する方法であってもよいし、画像要素各々を、始点の位置に応じて反転させて配置してもよい。具体的に、図17〜図20を用いて説明する。
すなわち、図17〜図20に示されるように描画領域に複数の領域A〜Dを設け、ステップS415では、始めに、ステップS407で決定された始点が該領域のうちのいずれの領域に属するかを判定し、その判定結果に応じて、画像要素各々を反転させて配置する。図17に示される具体例では始点の属する領域が領域Dであり、領域Dに対応して、画像要素を反転させずに配置するものとしている。なお、図17において、始点は四角で、決定された終点は丸で示されている。この表示方法は、以降の図中でも同様である。また、模様画像のうちの最も始点に近い位置に配置される画像要素を第1の画像要素として着目し、図17中央図に示している。
図18に示される具体例では始点の属する領域が領域Aであり、領域Aに対応して、図17に示された画像要素各々を、垂直方向の直線に対して線対象に反転させて配置している。また、図19に示される具体例では始点の属する領域が領域Cであり、領域Cに対応して、図17に示された画像要素各々を、水平方向の直線に対して線対象に反転させて配置している。また、図20に示される具体例では始点の属する領域が領域Bであり、領域Bに対応して、図17に示された画像要素各々を、水平方向の点対象に反転させて配置している。
このような画像要素の配置が行なわれることで、模様画像を全体として1つの画像のように自然にかつ美しく表現することができる。
上述の始点を検出して画像を配置するまでの処理(S407〜S415)は、タッチペン14が操作ディスプレイ13から離れたことが検出されるまで、所定の間隔で繰返される(S417でNO)。すなわち、本実施の形態にかかる写真自動販売機では、この処理が繰返されている間、タッチペン14の移動に伴って、模様画像が配置される位置が変化して模様画像が再配置される。そのため、ユーザ6は、タッチペン14を移動させながら好みの位置に好みの画像を配置させる操作を、動きのある演出を楽しみながら行なうことができる。
そして、タッチペン14が操作ディスプレイ13から離れたことが検出されると(S417でYES)、そのときに描画領域に表示されている模様画像がキープ画像に入力される編集用画像として確定され(S419)、1回のムーブスタンプ処理が終了する。
さらに、本ムーブスタンプ処理のうちの最も特徴ある処理である、ステップS409での終点算出処理の具体例について、以下に種々の実施例を挙げて説明する。
[第1の実施例]
第1の実施例においては、描画領域に複数の領域を設け、ステップS409での終点算出処理では、ステップS407で決定された始点が属する領域に対応して予め設定されている点を、終点と決定する。
領域に対応して予め設定されている点としては、たとえば、図21に示されるように、始点が属する領域と、描画領域の中心に対して点対象の関係にある領域の頂点のうちの1つの点が挙げられる。より具体的には、図21を参照して、ステップS409での終点算出処理で、領域Aに始点が属する場合に、領域Aと描画領域の中心に対して点対象の関係にある領域Cの、領域Aから最も遠い頂点を終点と決定する終点の算出方法が挙げられる。
またたとえば、領域に対応して予め設定されている点としては、図22に示されるように、始点が属する領域の頂点のうちの1つの頂点であって描画領域の頂点でもある点が挙げられる。より具体的には、図22を参照して、ステップS409での終点算出処理で、領域Aに始点が属する場合に、領域Aの頂点であって描画領域の頂点でもある点を終点と決定する終点の算出方法が挙げられる。
またたとえば、領域に対応して予め設定されている点としては、図23に示されるように、始点が属する領域の頂点であって描画領域の頂点でもある点から右回りに伸びた辺と隣接する領域の境界線との交点が挙げられる。より具体的には、図23を参照して、ステップS409での終点算出処理で、領域Aに始点が属する場合に、領域Aの頂点であって描画領域の頂点でもある点から右回りに伸びた辺と隣接する領域の境界線との交点を終点と決定する終点の算出方法が挙げられる。
[第2の実施例]
第2の実施例において、ステップS409での終点算出処理では、ステップS407で決定された始点から予め定められた方向に伸びる仮想の直線上の点を、終点と決定する。
具体的には、始点から水平の1方向、または垂直の1方向に仮想の直線を伸ばし、仮想の直線と描画領域の辺との交点を終点と決定する。たとえば、図24に示される例では、始点から右方向に水平に仮想の直線を伸ばし、描画領域の右辺との交点を終点と決定する。また、図25に示される例では、始点から左方向に水平に仮想の直線を伸ばし、描画領域の左辺との交点を終点と決定する。また、図26に示される例では、始点から上方向に垂直に仮想の直線を伸ばし、描画領域の上辺との交点を終点と決定する。また、図27に示される例では、始点から下方向に垂直に仮想の直線を伸ばし、描画領域の下辺との交点を終点と決定する。
また、他の具体例としては、始点から水平の1方向、または垂直の1方向に向かう、予め定められた長さの仮想の線分の端点を終点と決定する。たとえば、図28に示される例では、始点から右方向に向かう所定の長さの仮想の線分の端点を終点と決定する。また、図29に示される例では、始点から左方向に向かう所定の長さの仮想の線分の端点を終点と決定する。また、図30に示される例では、始点から上方向に向かう所定の長さの仮想の線分の端点を終点と決定する。また、図31に示される例では、始点から下方向に向かう所定の長さの仮想の線分の端点を終点と決定する。
また、他の具体例としては、始点から水平の1方向、または垂直の1方向に描画領域の辺までの仮想の線分を生成して、その線分の中点を終点と決定する。たとえば、図32に示される例では、始点から描画領域の右辺に向かう仮想の線分を生成し、その線分の中点を終点と決定する。
[第3の実施例]
第3の実施例においては、描画領域に複数の領域を設け、ステップS409での終点算出処理では、ステップS407で決定された始点から、該始点が属する領域に対応して予め設定されている方向に伸びる仮想の直線上の点を、終点と決定する。
具体的には、図33に示されるように、描画領域に左側の領域と右側の領域とを設け、始点から、該始点が属する領域と逆の領域に向かう方向に水平に仮想の直線を伸ばし、仮想の直線と描画領域の右辺または左辺との交点を終点と決定する。また、図34に示されるように、描画領域に上側の領域と下側の領域とを設け、始点から、該始点が属する領域と逆の領域に向かう方向に垂直に仮想の直線を伸ばし、仮想の直線と描画領域の上辺または下辺との交点を終点と決定する。
また、他の具体例としては、図35に示されるように、描画領域に左側の領域と右側の領域とを設け、始点から、該始点が属する領域と逆の領域に向かう予め定められた長さの仮想の線分の端点を、終点と決定する。また、図36に示されるように、描画領域に上側の領域と下側の領域とを設け、始点から、該始点が属する領域と逆の領域に向かう予め定められた長さの仮想の線分の端点を、終点と決定する。
また、他の具体例としては、図37に示されるように、描画領域に左側の領域と右側の領域とを設け、始点から、該始点が属する領域と逆の領域に向かう予め定められた長さの仮想の線分の中点を、終点と決定する。
[第4の実施例]
第4の実施例において、ステップS409での終点算出処理では、予め所定の点を基点として設けて、ステップS407で決定された始点と基点とを通過する仮想の直線上の点を、終点と決定する。
具体的には、図38に示されるように、始点と基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との基点側の交点を終点と決定する。なお、図38において、基点は二重丸で示されている。この表示方法は、以降の図中でも同様である。また、図39に示されるように、始点と基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との始点側の交点を終点と決定する。また、図40に示されるように、始点の基点からの距離が所定の距離(図40中では点線の円に示される距離)以上である場合には、始点と基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との基点側の交点を、始点の基点からの距離が所定の距離以内である場合には、始点と基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との始点側の交点を終点と決定する。
また、他の具体例としては、図41に示されるように、始点と基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を終点と決定する。また、図42に示されるように、始点と基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点と逆に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を終点と決定する。また、図43に示されるように、始点の基点からの距離が所定の距離(図43中では点線の円に示される距離)以上である場合には、始点と基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を、始点の基点からの距離が所定の距離以内である場合には、始点と基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点と逆に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を終点と決定する。
なお、上述の基点は、描画領域外にあってもよい。具体的には、図44に示されるように、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との基点側の交点を終点と決定する。また、図45に示されるように、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との始点側の交点を終点と決定する。また、図46に示されるように、始点の基点からの距離が所定の距離(図46中では点線の円に示される距離)以上である場合には、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との基点側の交点を、始点の基点からの距離が所定の距離以内である場合には、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、該直線と描画領域の辺との始点側の交点を終点と決定する。
また、他の具体例としては、図47に示されるように、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を終点と決定する。また、図48に示されるように、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点と逆に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を終点と決定する。また、図49に示されるように、始点の基点からの距離が所定の距離(図49中では点線の円に示される距離)以上である場合には、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を、始点の基点からの距離が所定の距離以内である場合には、始点と描画領域外の基点とを通過する仮想の直線の、始点から基点と逆に向かう方向に予め定められた長さにある該直線上の点を終点と決定する。
また、他の具体例について、図50を用いて説明すると、基点を予め描画領域内の所定位置に設け、ステップS409での終点算出処理では、始めに、ステップS407で決定された始点と該基点とを通過する仮想の直線を生成する。次に、始点と基点との距離を求めて、該基点から始点と逆の方向に該距離にある直線上の点を抽出し、その点を終点と決定する。なお、この場合、基点は描画領域中央の点であることがより好ましい。
このようにすることで、ユーザ6は、タッチペン14の移動に伴った動きのある演出を楽しみながら編集操作を行なうことができる。
[第5の実施例]
第5の実施例においては、さらに描画領域に複数の領域を設け、ステップS409での終点算出処理では、予め設けられた複数の基点のうちの、ステップS407で決定された始点が属する領域に対応した基点と始点とを通過する仮想の直線上の点を、終点と決定する。
具体的には、図51に示されるように、予め描画領域の4頂点を複数の基点として設け、各頂点を含む4つの領域A〜Dを設定する。次に、始点が属する領域と描画領域の中心に対して点対象の関係にある領域に含まれる頂点である基点を用いて、始点と基点とを結ぶ仮想の線分を生成する。そして、該線分の中点を終点と決定する。
[第6の実施例]
第6の実施例においては、描画領域に仮想の図形を設け、ステップS409での終点算出処理では、ステップS407で決定された始点と基点とを通過する仮想の直線と、仮想の図形との交点を、終点と決定する。
具体的には、図52または図53に示されるように、描画領域に仮想の図形である仮想円を設け、始点および基点を通過する仮想の直線と仮想円との、基点側の交点、または始点側の交点を終点と決定する。
また、仮想の図形は円に限定されず、図54および図55に示されるように、三角形などでもよく、その場合にも同様に、描画領域に仮想の図形である仮想三角形を設け、始点および基点を通過する仮想の直線と仮想三角形との、基点側の交点、または始点側の交点を終点と決定する。また、キープ画像に含まれる被写体の画像を画像抽出技術を用いて抽出し、該被写体の形状を仮想の図形としてもよい。
また、図56に示されるように、仮想の図形は描画領域外に設けてもよく、その場合にも同様に、始点および基点を通過する仮想の直線と描画領域外の仮想円との、基点側の交点、または始点側の交点を終点と決定する。
[変形例]
変形例においては、描画領域に所定の基点を設けて、上述のステップS409の終点算出処理およびステップS411の仮想の線分の生成処理に替えて、またはそれらの処理と共に、ステップS407で決定された始点が基点と一致する場合、予め定められた線分を仮想の線分として生成する処理を行なう。
具体的には、図57(a)や図57(b)に示されるように、ステップS407で決定された始点が、描画領域の中心に設けられた基点に一致する場合に、描画領域中央をクロスする仮想の線分が生成される。そして、上述のステップS415では、該仮想の線分上に模様画像に含まれる各画像要素が配置される。
なお、予め定められた線分は、直線に限定されずに、曲線を含むものであってもよいし、図58(a)に示されるような円形や、図58(b)に示されるような三角形などの図形であってもよい。
または、ステップS407で決定された始点が基点から所定の距離内にある場合に、上述の予め定められた線分を仮想の線分として生成する処理を行なってもよい。
具体的には、図59(a)や図59(b)に示されるように、ステップS407で決定された始点が、描画領域の中心に設けられた基点から所定の範囲内(図59において点線で示される円内)にある場合に、描画領域中央をクロスする仮想の線分が生成される。そして、上述のステップS415では、該仮想の線分上に模様画像に含まれる各画像要素が配置される。
なお、予め定められた線分は、直線に限定されずに、上述と同様に曲線を含むものであってもよいし、図60(a)に示されるような円形や、図60(b)に示されるような三角形などの図形であってもよい。
本実施の形態にかかる写真自動販売機において、変形例に説明されたような「ムーブスタンプ」を用いた編集処理が実行されることで、タッチペン14でタッチした位置によってキープ画像上にクロスする模様画像が現われ、ユーザ6に驚きを与えることができる。
さらに、上述の写真自動販売機で実行される模様画像の入力方法である画像入力方法を、写真自動販売機以外の、たとえばパーソナルコンピュータ等の画像処理装置において実現することもできる。また、画像入力方法プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態にかかる写真自動販売機の外観の具体例を示す図である。 本実施の形態にかかる写真自動販売機の撮影操作側の筐体1の構成の具体例を示す図である。 本実施の形態にかかる写真自動販売機の編集操作側の筐体2の構成の具体例を示す図である。 写真自動販売機の機能構成の具体例を示す図である。 本実施の形態における写真自動販売機での処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における写真自動販売機での処理を示すフローチャートである。 編集画面の具体例を示す図である。 「ムーブスタンプ」を用いた編集処理を示すフローチャートである。 模様画像の具体例を示す図である。 模様画像の具体例を示す図である。 模様画像の具体例を示す図である。 模様画像の具体例を示す図である。 画像要素の配置位置の算出方法の具体例を示す図である。 画像要素の配置位置の算出方法の具体例を示す図である。 画像要素の配置の具体例を示す図である。 画像要素の配置位置の算出方法の具体例を示す図である。 画像要素の配置の具体例を示す図である。 画像要素の配置の具体例を示す図である。 画像要素の配置の具体例を示す図である。 画像要素の配置の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。 終点算出処理の具体例を示す図である。
符号の説明
1,2 写真自動販売機の筐体、3 撮影ブース、4 編集ブース、6 ユーザ、7 編集筐体、8 印刷筐体、9 プリント取出口、10 印刷中LED、11 印刷エラーLED、12 プリンタ、13 操作ディスプレイ、14 タッチペン、18 照明部、19 撮影部、20 フラッシュ、21 カメラ、22 タッチパネルディスプレイ、23 スピーカ、24 ライブモニタ、25 パイロットランプ、26 コイン投入口、27 コイン返却口、28 フロントドア、29 電源スイッチ、30 照明装置、31 ファン、33 分配器、39 サイドカーテン、101 コンピュータ装置、102 制御部、103 電源制御部、104 UPS、105 サービスパネル、106 フラッシュ制御部、107 コイン制御部。

Claims (14)

  1. 第1の画像に、順に並んだ複数の画像要素からなる第2の画像を入力する画像入力方法であって、
    前記第1の画像上の位置を入力する位置入力ステップと、
    前記入力された位置から始点を特定する始点特定ステップと、
    前記特定された始点に基づいて、前記第1の画像上の終点を算出する終点算出ステップと、
    前記始点と前記終点とを結ぶ仮想の線分を、前記第1の画像上に生成する線分生成ステップと、
    前記第1の画像上に生成された前記仮想の線分上に、前記始点から前記終点に向かって、前記順に並んだ複数の画像要素を配置することで、前記第1の画像に前記第2の画像を入力する画像入力ステップとを備える、画像入力方法。
  2. 前記終点算出ステップで算出される前記終点は、前記第1の画像の周上の点である、請求項1に記載の画像入力方法。
  3. 前記終点算出ステップで算出される前記終点は、前記始点から所定の方向の点と、前記始点から所定の距離の点との少なくとも一方の点である、請求項1または2に記載の画像入力方法。
  4. 前記終点算出ステップは、前記始点の属する前記第1の画像上の領域に基づいて前記終点を算出する、請求項1〜3のいずれかに記載の画像入力方法。
  5. 前記終点算出ステップで算出される前記終点は、前記第1の画像を含む平面上に定められた仮想の点である基点と前記始点とで定まる線上の点である、請求項1〜4のいずれかに記載の画像入力方法。
  6. 前記終点算出ステップで算出される前記終点は、前記基点と前記始点とで定まる線と、前記第1の画像を含む平面上に定められた仮想の図形との交点である、請求項5に記載の画像入力方法。
  7. 前記終点算出ステップは、前記基点と前記始点との距離に基づいて前記終点を算出する、請求項5または6に記載の画像入力方法。
  8. 前記画像入力ステップは、前記仮想の線分の長さに対して所定の割合の間隔で前記複数の画像要素の各々を配置する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像入力方法。
  9. 前記画像入力ステップは、前記複数の画像要素のうち、前記仮想の線分の長さに応じた数の前記画像要素を配置する、請求項1〜7のいずれかに記載の画像入力方法。
  10. 前記複数の画像要素は、パタンと模様とサイズと形状とのいずれかが各々異なる画像である、請求項1〜9のいずれかに記載の画像入力方法。
  11. 前記画像入力ステップは、前記始点の属する前記第1の画像上の領域に応じて、前記複数の画像要素の各々を反転して配置する、請求項1〜10のいずれかに記載の画像入力方法。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の画像入力方法を含む写真自動販売機において前記第2の画像が入力された前記第1の画像を印刷して印刷物を生成するための、印刷媒体。
  13. 被写体画像を取得する画像取得手段と、
    前記被写体画像上の位置を入力する位置入力手段と、
    前記入力された位置から始点を特定する始点特定手段と、
    前記特定された始点に基づいて、前記被写体画像上の終点を算出する終点算出手段と、
    前記始点と前記終点とを結ぶ仮想の線分を、前記被写体画像上に生成する線分生成手段と、
    前記被写体画像上に生成された前記仮想の線分上に、前記始点から前記終点に向かって、順に並んだ複数の画像要素からなる編集用画像の前記複数の画像要素を配置することで、前記被写体画像に前記編集用画像を入力する画像入力手段とを備える、写真自動販売機。
  14. 第1の画像に、順に並んだ複数の画像要素からなる第2の画像を入力する画像入力処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記第1の画像上の位置を入力する位置入力ステップと、
    前記入力された位置から始点を特定する始点特定ステップと、
    前記特定された始点に基づいて、前記第1の画像上の終点を算出する終点算出ステップと、
    前記始点と前記終点とを結ぶ仮想の線分を、前記第1の画像上に生成する線分生成ステップと、
    前記第1の画像上に生成された前記仮想の線分上に、前記始点から前記終点に向かって、前記順に並んだ複数の画像要素を配置することで、前記第1の画像に前記第2の画像を入力する画像入力ステップとを実行させる、画像入力プログラム。
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