JP2006331039A - 写真シール作成装置 - Google Patents

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真一 鶴田
Masaya Nishiguchi
雅也 西口
Mariko Inaizumi
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Masayuki Mukai
真之 向井
Miyoshi Matsuo
美佳 松尾
Manabu Katayama
学 片山
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さやか 武田
Erika Aihara
恵理香 相原
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Abstract

【課題】 画像のような情報を簡単かつ迅速に入力することができる写真シール作成装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る写真シール作成装置は、撮影された撮影画像を表示するとともに、利用者による編集を受け付ける編集用タッチパネルディスプレイ41と、利用者からの編集の入力を行なうための複数のタッチペン42(42L、42R)とを備える。タッチペン42は、ペン形状の入力装置であって、編集用タッチパネルディスプレイ41の表示画面に接触することによって該表示画面における位置を指定する位置指定手段としてのペン先42aと、編集処理機能や編集画像を変更するための編集情報変更手段としてのサイドスイッチ43とを備える。複数の編集処理機能、例えば、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能には、それぞれ様々な属性が予め用意されており、サイドスイッチ43の押下によって、各編集画像の属性を変更することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、写真シール作成装置に関し、特に側部にスイッチ(サイドスイッチ)を有するペン型の入力装置(以下、タッチペン)により画像のような情報を簡単かつ迅速に入力することができる写真シール作成装置に関する。
近年、ゲームセンターなどの遊戯を提供する店舗において、被写体である利用者を撮影する撮影プレイと、撮影画像をタッチパネルディスプレイなどに表示し、利用者がタッチペンで文字や図形などを自由に入力する、いわゆる「お絵描き」,「落書き」と呼ばれる編集プレイとを行なって、シール状の印刷媒体に出力する写真シール作成装置が普及している。編集プレイにおいては、ペン、スタンプ、フレームなど様々な種類の編集用画像が予め用意されており、利用者が所望する編集用画像を選択するとともに、多様かつ個性的な編集が行なえるように工夫されている。
特許文献1には、被写体を撮像した撮像画像を表示し、互いに異なる特定の編集情報を入力する複数の入力機能により、撮影画像に対する編集情報を入力する構成とした画像印刷装置が開示されている。このような画像印刷装置によれば、利用者は、ディスプレイに表示された画像編集画面において複雑な操作をせずに、入力する機能毎に個々に設置されているタッチペンを利用することができるので、複数の編集機能を容易に操作することができる。
また、特許文献2には、入力ペンによりタブレットの表示画面上の任意の位置を指定するに際し、入力ペンに設けられたスイッチにより表示画面に描画すべき線の太さを指定すると、指定された太さの線を用いて、入力ペンにより指定された位置に基づいて、表示画面上に画像を描くようにタブレットを制御するタブレット入力装置が開示されている。このようなタブレット入力装置によれば、スイッチは、入力ペンに設けられているので、描画操作を中断すること無くペン先の太さを変更することができ、また、ペン先の太さを指定・変更するために従来の如くアイコンを表示画面に表示する必要がないので、表示画面を広く有効に活用することができる。
特開2003−158713号公報 特開平5−88810号公報
しかしながら、編集プレイで用いる編集画面は、どのような編集機能があるかを利用者にひと目で把握させるために、例えば図33に示すような編集画面において全ての操作が完結するように構成されている。写真シール作成装置の編集用画像及び編集機能は多様化しているため、編集画面に様々な機能ボタンが配備されることになり、機能ボタンが編集画面上の面積を占有してしまい肝心の落書きを行なう描画領域が小さくなってしまうという問題があった。
また、編集機能の多様化のため、利用者は、機能ボタンを何度もタッチペンでタッチする必要があり、タッチペンの移動量が増大して時間を浪費してしまうという問題があった。利用者が写真シール作成装置を独占しないように、写真シール作成装置は、編集プレイに制限時間を設定している場合が多く、タッチペンのタッチ操作に時間が費やされてしまうと、利用者の思うような編集ができていない状態で編集プレイが終了してしまうという問題があった。
特許文献1に開示されている画像印刷装置では、使いたい機能毎に入力ペンなどの入力手段を適宜取替える必要があるので、その取替えに時間が費やされてしまうという問題がある。また、利用者によっては、取り替えの煩わしさから、多様な機能を十分に使い切れないこともあった。
特許文献2に開示されているタブレット入力装置では、入力ペンのスイッチを押下することによって描画するペン画像の太さを変更することができ、ひとつの機能に関して操作性を向上することはできるが、写真シール作成装置のように、フレーム画像を入力するためのフレームモード、スタンプ画像を入力するためのスタンプモード及びペン画像を入力するためのペンモードのような多様な編集機能を有している場合、上述のタブレット入力装置では、各々の編集入力機能のすべてに関して入力の操作性を向上することができるというものではない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、側部にスイッチ(サイドスイッチ)を有するペン型のような入力手段によって、画像のような情報を簡単かつ迅速に入力して、入力時の操作性を向上することができるとともに、編集時間を短縮することができる写真シール作成装置の提供を目的とする。
本発明に係る写真シール作成装置は、被写体を撮影する撮影手段と、該撮影手段により撮影された撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、表示された撮影画像に対して複数の編集処理機能のうちの少なくとも一つの編集処理機能に基づいて編集画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された編集画像と前記撮影画像とを合成処理する合成手段と、合成処理された画像を出力する出力手段とを備える写真シール作成装置において、前記入力手段は、ペン型の形状をなし、前記表示画面に接触することによって、該表示画面における位置を指定するための位置指定手段と、前記編集処理機能又は前記編集画像の少なくとも一方を変更させるための編集情報変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、被写体を撮影することによって得られた撮影画像を表示し、表示された撮影画像に対して、ペン型の形状の入力手段によって複数の編集処理機能のうちの少なくとも一つの編集処理機能に基づいて編集画像を入力する。入力手段には、表示画面に接触することによって該表示画面における位置を指定する位置指定手段と、編集処理機能や編集画像を変更するための編集情報変更手段とが備えられている。そして、入力された編集画像と撮影画像とを合成処理して出力する。例えば、編集情報変更手段による編集画像の変更の1つとして、入力された編集画像の属性(詳細は後述する)を変更することができる。写真シール作成装置においては、利用者は表示画像に対して編集画像を入力する(落書きする)際に、複数の編集処理機能、例えば、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能などを利用することができるが、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能には、それぞれ様々な属性が予め用意されており、編集情報変更手段によって、各編集画像の属性を変更することができる。例えば、スタンプ機能によるスタンプ画像においては、表示画面の指定した位置に、スタンプ画像を1つ配置したり、所定の間隔毎にスタンプ画像の画像要素を配置するいわゆる「コロコロスタンプ」というスタンプ画像を配置したりする場合があるが、編集情報変更手段によって、一般のスタンプとコロコロスタンプとのいずれかを選択することが可能となる。従来は、同一形状や同一柄であるにもかかわらず、別のスタンプとして編集画像選択ボタンとして、それぞれ設ける必要があったので、編集画面の表示面積を占有していたが、入力手段に、その選択機能を具備するようにさせたので、一般のスタンプとコロコロスタンプとを共用することができ、また編集画面のレイアウトを簡素化することができ、撮影画像を大きく表示して、入力時の操作性を向上することができる。また、操作性が向上することで、編集作業にかかる時間を短縮することができる。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した発明において、前記編集情報変更手段は、ペンの側部に設けられた一又は複数のスイッチよりなることを特徴とする。
本発明にあっては、編集処理機能や編集画像を変更させるための編集情報変更手段がペンの側部に設けられた一又は複数のスイッチよりなることにより、利用者は、ペンを持ちながら、指先などでスイッチを押下するといった単純な作業だけで編集処理機能や編集画像を変更することができる。これにより、ペンを移動することなく、編集処理機能や編集画像を変更することができ、操作性が向上する。特に、編集処理する時間に制限が設けられている場合、編集操作に時間が費やしてしまうと、思うような編集ができない状態で編集処理が終了されてしまうという問題があるが、スイッチの押下という極めて簡単な手法によって編集処理機能や編集画像を変更できることから、限られた時間内で、より多くの編集処理を行なうことができる。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した発明において、前記位置指定手段の表示画面への接触の有無と、前記スイッチの押下の有無とに応じて、編集処理機能が異なることを特徴とする。
本発明にあっては、表示画面における位置を指定するための位置指定手段の表示画面への接触の有無と、スイッチの押下の有無とに応じて、編集処理機能を異ならせる。これにより、より多くの編集処理機能をそれぞれの場合に割り当てることができる。例えば、位置指定手段の表示画面への接触が有り、かつスイッチの押下が有った場合には第1の編集処理機能を割り当て、位置指定手段の表示画面への接触が有り、かつスイッチの押下が無かった場合には第2の編集処理機能を割り当て、位置指定手段の表示画面への接触が無く、かつスイッチの押下が有った場合には第3の編集処理機能を割り当て、位置指定手段の表示画面への接触が無く、かつスイッチの押下が無かった場合には第4の編集処理機能を割り当てることができる。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した発明において、前記位置指定手段によって指定された位置に応じて、編集処理機能がさらに異なることを特徴とする。
本発明にあっては、表示画面における位置を指定するための位置指定手段が指定した位置に応じて、編集処理機能を異ならせる。これにより、さらにより多くの編集処理機能をそれぞれの場合に割り当てることができる。例えば、位置指定手段が指定する位置は、領域のような情報とすることができ、領域に応じて編集処理機能を適宜決定しておくことで、様々な編集処理を行なうことができる。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した各発明において、前記スイッチの押下によって前記編集画像の属性が変更されることを特徴とする。
本発明にあっては、スイッチの押下によって、編集画像の属性(例えば、種類、大きさ、色又は方向など)が変更される。写真シール作成装置においては、利用者は表示画像に対して編集画像を入力する(落書きする)際に、複数の編集処理機能、例えば、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能などを利用することができるが、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能には、編集画像の種類、大きさ、色又は方向といった様々な属性が用意されており、スイッチの押下によって、その属性を変更することができる。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した各発明において、前記スイッチの押下によって前記編集画像の位置が変更されることを特徴とする。
本発明にあっては、スイッチの押下によって編集画像の位置が変更される。入力された編集画像を保持しておき、スイッチの押下によって編集画像の位置を変更する。これにより、利用者は、編集画像の形状自体には満足したが、編集画像が被写体と重なってしまうなど、その位置に満足できない場合、スイッチの押下という極めて簡単な操作で編集画像を描画した状態のまま移動することができる。スイッチの押下という簡単な操作であることから、その操作に要する時間は短く、限られた時間内で編集処理を行なわなければならない場合に有用である。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した各発明において、前記スイッチの押下によって前記編集画像が消去されることを特徴とする。
本発明にあっては、スイッチの押下によって編集画像が消去される。これにより、利用者は、編集画像の形状自体に満足できない場合、スイッチの押下という極めて簡単な操作で編集画像を消去することができる。スイッチの押下という簡単な操作であることから、その操作に要する時間は短く、限られた時間内で編集を行なわなければならない場合に有用である。
本発明に係る写真シール作成装置は、上述した各発明において、編集処理機能を案内する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、編集処理機能を案内する手段を備えたことにより、利用者は現在又は次に選択する編集処理機能がどのように割り当てられているかを把握することができ、誤った編集処理が行なわれることを防止することができる。
本発明によれば、ペン型の形状の入力手段を、表示画面に接触することによって該表示画面における位置を指定するための位置指定手段と、編集処理機能や編集画像を変更させるための編集情報変更手段とを備える構成としたので、編集情報変更手段によって、編集処理機能や編集画像を変更することができる。したがって、ペン型の入力手段によって、編集処理機能や編集画像を簡単かつ迅速に入力するとともに、編集処理機能や編集画像を簡単に変更することができるので、入力時の操作性を向上することができる。また、操作性が向上により、編集作業にかかる時間を短縮することができる。
本発明によれば、編集処理機能や編集画像を変更させるための編集情報変更手段がペンの側部に設けられた一又は複数のスイッチよりなる構成としたので、利用者は、ペンを持ちながら、指先などでスイッチを押下するといった単純な作業だけで編集処理機能や編集画像を変更することができる。これにより、ペンを移動することなく、編集処理機能や編集画像を変更することができ、操作性が向上する。特に、編集処理する時間に制限が設けられている場合、スイッチの押下という極めて簡単な手法によって編集処理機能や編集画像を変更できることから、限られた時間内で、より多くの編集処理を行なうことができる。
本発明によれば、表示画面における位置を指定するための位置指定手段の表示画面への接触の有無と、スイッチの押下の有無とに応じて、編集処理機能を異ならせる構成としたので、より多くの編集処理機能をそれぞれの場合に割り当てることができる。
本発明によれば、表示画面における位置を指定するための位置指定手段が指定した位置に応じて、編集処理機能を異ならせる構成としたので、さらにより多くの編集処理機能をそれぞれの場合に割り当て、編集情報変更手段が1つのスイッチからなる場合であっても、多数ある編集処理機能の選択に十分に対応することができる。
本発明によれば、スイッチの押下によって、入力された編集画像の種類、大きさ、色又は方向が変更される構成としたので、利用者は、例えば、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能などの編集処理機能に基づいて入力した編集画像の種類、大きさ、色又は方向といった様々な属性をスイッチの押下という極めて簡単な操作によって変更することができる。
本発明によれば、スイッチの押下によって編集画像の位置が変更される構成としたので、利用者は、編集画像の形状自体には満足したが、編集画像が被写体と重なってしまうなど、その位置に満足できない場合、スイッチの押下という極めて簡単な操作で編集画像を描画した状態のまま移動することができる。スイッチの押下という簡単な操作であることから、その操作に要する時間は短く、限られた時間内で編集処理を行なわなければならない場合に有用である。
本発明によれば、スイッチの押下によって編集画像が消去される構成としたので、利用者は、編集画像の形状自体に満足できない場合、スイッチの押下という極めて簡単な操作で編集画像を消去することができる。スイッチの押下という簡単な操作であることから、その操作に要する時間は短く、限られた時間内で編集処理を行なわなければならない場合に有用である。
本発明によれば、編集処理機能を案内する手段を備える構成としたので、利用者は現在又は次に選択する編集処理機能がどのように割り当てられているかを把握することができ、誤った編集処理が行なわれることを防止することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の全体構成を示す側面図である。
本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置は、背面に編集用ユニット40が設けられた筐体1、及びバックユニット(背景装置)5などを備えている。筐体1の正面側が撮影操作を行なう撮影空間3をなし、背面側が編集操作を行なう編集空間4をなす。なお、撮影空間3への出入口は1箇所だけでもよく、一方の側面(左側面)にサイドカーテンを設け、他方の側面(右側面)にパネルのような遮光板を設けるようにしてもよい。つまり、写真シール作成装置を配備する店舗のレイアウトなどによって、いずれの側面を出入口に利用してもよい構成となっている。
バックユニット5には、撮影時における被写体の背景として用いられる背景カーテン7の上昇/下降を制御する巻取装置6が設けられており、利用者が撮影用操作パネルを操作することによって自動で昇降されるようになっている。背景カーテン7は、その色又は柄によって被写体に及ぼす印象が変わるため、図1に示すように、色又は柄の異なる複数の背景カーテンを用意しておくことが好ましい。このようにすれば、使用者が所望する背景カーテンを適宜選択し、背景の色調をかえることによって、所望する写真撮影を行なうことができる。また、それぞれの背景カーテンに対する撮影効果を使用者自身で見出すなどの撮影における遊びの要素ともなり得る。
図2は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の筐体を撮影側から見た斜視図である。
筐体1の正面には、常光灯である蛍光灯、閃光灯であるストロボなどを内蔵し、被写体である使用者に対して照明を行なうための照明部34a,34b,34c(以下、区別が不要な場合には照明部34とすることもある)が備えられている。照明部34aは斜め上前方から被写体に対して照明を行ない、照明部34bは左側前方から、照明部34cは右側前方から、被写体に対して照明を行なうように配置されている。このように、被写体を複数の方向から照明することによって、被写体に影が生じることを抑制して、被写体を美しく艶やかに撮影することができる。
また、筐体1の正面には、前方から被写体を撮影する撮影手段としてのカメラ31と、撮影されている画像(動画データ)をリアルタイムで表示するライブモニタ32とが配設されている。カメラ31は、例えばデジタルカメラであり、後述する撮影用コンピュータ装置によってシャッタスピード、絞り値、露出補正、ホワイトバランスなどが適宜設定され、被写体を撮影して動画像及び静止画像を得る。利用者によるシャッタボタンの押下、又はプログラムによる適宜なタイミングで、カメラ31のシャッタ動作が行われると、そのタイミングで静止画像が取得される。この静止画像は後述する編集対象の画像となる。ライブモニタ32は、液晶ディスプレイであり、カメラ31よって撮影されている画像がリアルタイムに表示されるため、使用者は表示されている画像を確認しながらポーズをとって撮影を行なうことができる。
また、筐体1の正面には、撮影用タッチパネルディスプレイ33が設けられており、撮影用タッチパネルディスプレイ33は、デモンストレーション画面(以下、デモ画面)及び撮影の操作手順などを表示するとともに、各種の入力を利用者から受け付ける。さらに、筐体1の正面下方には、撮影の対価であるコインを投入するためのコイン投入口、コイン排出口などが設けられたコインユニット35が設けられている。コインユニット35の内部には金庫が収納されており、コイン投入口から投入されたコインが蓄蔵される。また、筐体1には、図示しない撮影用スピーカが配置されており、BGM及び操作方法の説明などを音声で出力するようにしてある。
図3(a)は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の筐体1の編集側から見た斜視図である。
筐体1の背面には、撮影された撮影画像をその表示画面に表示するための表示手段としての編集用タッチパネルディスプレイ41と、利用者からの編集の入力を行なうための入力手段としての複数のタッチペン42(以下、区別が必要な場合にはタッチペン42L,42Rとすることもある)と、利用者に対してBGM及び操作方法の説明などを音声で出力する図示しない編集用スピーカとからなる編集用ユニット40が設けられている。なお、本例では、後述する撮影用コンピュータ(101a)及び編集用コンピュータ(101b)によって、ホワイトバランス処理、階調処理のような画像処理が行なわれた後に、撮影画像が編集用タッチパネルディスプレイ41の表示画面に表示される。
タッチペン42は、ペン形状の入力装置であって、編集用タッチパネルディスプレイ41にタッチすることで、背景、スタンプ、フレーム等の画像及び文字の入力、使用する項目の選択、並びに操作の選択などを入力することができる。本発明では、図3(b)に示すように、タッチペン42の側部に、詳細には利用者がタッチペン42を(ペンと同様の握りで)保持したときに利用者の指により押下可能な位置に、サイドスイッチ43を設け、サイドスイッチ43の押下によって入力操作、編集操作の利便性をさらに向上する(詳細は後述する)。つまり、タッチペン42のペン先42aを、編集用タッチパネルディスプレイ41の表示画面に接触させることによって、表示画面における位置を指定するための位置指定手段として機能させるとともに、サイドスイッチ43を押下することにより、編集処理機能や編集画像を変更させるための編集情報変更手段として機能させる。ペン先42aは、例えば、それ自体公知の静電結合方式又は電磁誘導方式のような検出方法を採用する。サイドスイッチ43は、例えば、長角シーソー型で先方/後方にそれぞれ1個のスイッチを配置したものなどが考えられるが、利用者がタッチペン42を持ちながら操作できる形態であればよく、その配置位置及びスイッチの個数を写真シール作成装置の機能に合わせて決定する。なお、以下の実施形態では、説明の簡略化のため、サイドスイッチ43が押下型の1つのスイッチであるとして説明する。
筐体1の内部には、編集された画像を紙、シール、金属、又はプラスチックなどの印刷媒体に印刷するための図示しない出力手段としてのプリンタが備えられている。プリンタは、昇華型プリンタ、サーモオートクローム方式(光定着型直接感熱印刷方式)などのプリンタが一般的に用いられる。なお、以下、プリンタによってシールが印刷されるものとして説明を行なうが、印刷媒体はシールに限定されず、上述した他の印刷媒体であってもよい。また、化学反応を利用した写真プリントであってもよい。
また、図2に示すように、本例では筐体1の側面側が印刷待機空間8をなし、筐体1の側面の下方には、プリント取出口52が備えられ、プリンタによって印刷された写真シールがプリント取出口52から出力される。プリント取出口52付近には、印刷中LED53と印刷エラーLED54とが備えられる。印刷中LED53が点灯又は点滅することによって、印刷中であることが利用者に通知され、印刷エラーLED54が点灯又は点滅することによって、用紙切れ、インク切れ、用紙詰り、メカニカルエラーなどのエラーが発生していることが通知される。もちろん、印刷時には「シールを印刷中です」の表示が、エラー発生時には「用紙切れ」,「インク切れ」,「用紙詰り」などの表示が編集用タッチパネルディスプレイ41に適宜なされ、利用者に報知するようにしてもよい。
図4は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置は、主として撮影用の機器と編集用の機器とから構成されており、撮影用の機器を動作させるためのコンピュータ装置である撮影用コンピュータ装置101aと、編集用の機器を動作させるためのコンピュータ装置である編集用コンピュータ装置101bとを備えており、撮影用コンピュータ装置101aと編集用コンピュータ装置101bとは、相互にデータ転送ができるように電気的に接続されている。もちろん、ネットワークハブを介してLANケーブルなどにより、相互接続されているような形態であってもよい。
撮影用コンピュータ装置101a(編集用コンピュータ装置101b)は、各種機器の制御を行なう演算部であるCPU(Central Processing Unit)103a(103b)、各機器を動作させるためのコンピュータプログラム、コンピュータプログラムにて使用する音声データ及び画像データなどを記憶する記憶部104a(104b)、コンピュータプログラムの一時的な作業領域であるメモリ105a(105b)などを備えている。記憶部に記憶する画像データとしては、被写体を撮影した画像データ、画像データに対して入力された編集画像データなどがある。なお、各コンピュータ装置は、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータ、又は、ボードコンピュータなどであって、その形態は限定されるものではない。
撮影用コンピュータ装置101aは撮影用の動作を制御するコンピュータプログラムが、編集用コンピュータ装置101bは編集用の動作を制御するコンピュータプログラムが、それぞれの記憶部104a,104bに記憶されており、それぞれのコンピュータプログラムを読み出して実行することで、後述する撮影用の機器、編集用の機器の制御を行なえることから、撮影用の動作、編集用の動作を並行して行なうことができる。
また、写真シール作成装置は、外部電源(商用交流電源など)から電力の供給を入断する電源スイッチ81と、各種機器へ電力を供給する電源制御部82とを備えており、電源制御部82は、外部から入力される電圧を各種機器に必要な電圧に変換するとともに、安定して各種機器へ電力を供給するための制御を行なう。
さらに、電源制御部82と、撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bとの間には、無停電電源装置(以下、UPS(Uninterrupted Power Supply)という)83が設けられている。UPS83は、外部電源からの電力供給が停電などによって突発的に切断された場合においても、内蔵しているバッテリにより電力を撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bへ安定的に供給する。つまり、外部電源が停電により切断された場合、しばらくはUPS83が電源をバックアップし、撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bに停電信号を送信する。その間に、撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bはコンピュータプログラムの終了の手続きを行なって正常終了させる。従って、外部電源が切断された場合であっても、コンピュータプログラムが異常終了することがなくなるため、故障などの不具合の発生を防止できる。なお、電源を必要とする各種機器へ、UPS83から電力が供給されるようにしてもよい。
電源スイッチ81が押下されて写真シール作成装置に電力が供給されると、撮影用コンピュータ装置101aは、コンピュータプログラムを起動してカメラ31、ライブモニタ32、撮影用タッチパネルディスプレイ33を制御する。また、編集用コンピュータ装置101bは、コンピュータプログラムを起動して編集用タッチパネルディスプレイ41(タッチペン42)、プリンタ55を制御する。例えば、撮影用コンピュータ装置101aは、カメラ31の撮影タイミングの制御、及びカメラ31の設定項目(例えばシャッタスピード、絞り値、露出補正、ホワイトバランスなど)の変更を指示する。
カメラ31は、利用者がシャッタボタン(不図示)を押下した場合に、被写体である利用者の静止画像(撮影画像)を撮影して記憶部104aに記憶する。なお、一般に、シャッタボタンが押下されてからカウントダウンが行われ、その間に、利用者は所定の位置で撮影ポーズを決め、カウントが「0」になった時点で撮影が行われる。
撮影用コンピュータ装置101aは、撮影処理が終了した場合、記憶部104aに記憶された撮影画像を読み出して、編集用コンピュータ装置101bへ転送する。編集用コンピュータ装置101bは、転送された撮影画像をメモリ105bに一時的記憶して、編集用タッチパネルディスプレイ41に表示するとともに、撮影画像と、いわゆる「お絵描き」、「落書き」などと呼ばれる編集プレイにより入力を受け付けた編集画像とを合成し(合成手段として機能する)、合成した合成画像を記憶部104bに記憶する。
プリンタ55は、合成した画像(単に撮影画像としてもよい)を紙、シール、金属又はプラスチックなどの印刷媒体(ここではシールシート56)に印刷するための機器であって、昇華型プリンタ、サーモオートクローム方式(光定着型直接感熱印刷方式)等のプリンタが一般的に用いられる。以下、プリンタ55によって画像がシールシート56に印刷されるものとして説明を行なうが、印刷媒体はシールシートに限定されず、上述したような他の印刷媒体であってもよい。
また、撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bは、プログラムの実行、並びに、撮影用タッチパネルディスプレイ33及び編集用タッチパネルディスプレイ41(タッチペン42)で受け付けた利用者の入力に基づいて、制御部102に対して制御信号(指示コマンドなど)を送信する。
制御部102は、撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bの他に、ストロボ制御部61、ストロボ62、蛍光灯63、コイン制御部64、巻取装置6、撮影用スピーカ66、印刷中LED53、印刷エラーLED54、サービスパネル57、編集用スピーカ58と接続されおり、撮影用コンピュータ装置101a及び編集用コンピュータ装置101bから送信された制御信号に基づいて、接続されている各種機器を制御する。
ストロボ制御部61は、カメラ31及びストロボ62に接続され、カメラ31のシャッタタイミングに応じた同期信号を受け付け、同期信号に同期してストロボ62を発光させる。また、ストロボ制御部61はストロボ62の発光強度の設定を行なう。また、ストロボ62が複数ある場合には、発光させるストロボを適宜選択するようにして、様々な照明効果が得られるようにしてもよい。
撮影用スピーカ66、編集用スピーカ58は、制御部102を介して、各コンピュータ装置101a,101bから送信された制御信号を受け付け、それぞれ写真シール作成装置の撮影プレイ、編集プレイにおける操作などの案内及びBGMなどを出力する。
サービスパネル57は、投入されたコインの枚数をカウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、撮影用スピーカ66、編集用スピーカ58から出力する音声のボリュームを調整する音量調整つまみ、テストモードを行なうためのテストボタン、及びコインを投入しなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであって、写真シール作成装置の設置者(店舗運営者)が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いられる。
コイン制御部64は、コイン投入口に投入されたコインの正当性を検出し、コインが投入された場合、コインが投入されたことを示す通知信号を制御部102へ送信する。また、制御部102は、コンピュータ装置から受信した制御信号に従って、コイン制御部64に対して制御信号を送信する。コイン制御部64は、制御部102からの制御信号に基づいて、コイン投入口をブロックしてコインの投入を防止したり、投入されたコインをコイン排出口に排出するようにして、コインの投入を受け付けないようにして、例えば、プレイ中にコインが追加投入されるのを防止することができる。
プリンタ55は、用紙切れなどの各状態を編集用コンピュータ装置101bに通知し、編集用コンピュータ装置101bは、各状態に応じて、制御部102を介して印刷中LED53及び印刷エラーLED54へ制御信号を送信する。プリンタ55が印刷中である場合は、印刷中LED53が点灯又は点滅することによって、印刷中であることが利用者に通知される。また、用紙切れ、インク切れ、用紙詰り、メカニカルエラーなどのエラーが発生している場合は、印刷エラーLED54が点灯又は点滅することによって、エラーが発生していることが利用者に通知される。もちろん、各状態に応じた制御信号を編集用タッチパネルディスプレイ41へ送信することによって、編集用タッチパネルディスプレイ41に表示して、利用者に報知するようにしてもよい。
また、撮影用コンピュータ装置101aは、撮影用タッチパネルディスプレイを通じて利用者が所望の背景を選択する入力操作に従った指示信号を制御部102を介してバックユニット5の巻取装置6へ送信し、指示信号に従って背景カーテン(ロールスクリーン)を昇降させるモータの動作を制御する。このようにモータの動作を制御することによって、利用者が選択した背景カーテン7が自動的にセットされる。
[撮影空間で行なわれる撮影処理]
図5は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における撮影処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。
撮影処理においては、撮影用コンピュータ装置101aに設けられたCPU103aが、記憶部104aに格納されたコンピュータプログラムをメモリ105aに読出して実行することによって実現される。本例では、被写体である利用者を複数回撮影するものとする。
写真シール作成装置に電源が投入されると、各種機器に電力が供給され、撮影用コンピュータ装置101a(CPU103a)は、先ず、写真シール作成装置の初期化処理を行ない(ステップS1)、タイトルデモ画面を撮影用タッチパネルディスプレイ33に表示する(ステップS2)。タイトルデモ画面は、例えば写真シール作成装置の商品名「○○」と「コインを投入してね」という案内であって、コイン投入口にコインを投入することによって撮影プレイを開始するよう利用者に促す意味を有する。また、タイトルデモ画面の表示に対応して撮影用スピーカ66から音声案内を出力して、視覚のみならず聴覚に訴えるようにしてもよい。
撮影用タッチパネルディスプレイ33にタイトルデモ画面が表示されている状態では、撮影用コンピュータ装置101aは、サービスパネルのテストボタンの押下を監視する(ステップS3)。例えば、テストボタンが管理者(設置者)によって押下された場合(S3:YES)、写真シール作成装置のメンテナンスを行なうためのテストモードが起動される(ステップS4)。テストモードは、写真シール作成装置のメンテナンスを行なうための管理者用のモードであり、このモードでは、写真シール作成装置の使用状況(例えばコイン投入数など)の確認、カメラ31、プリンタ55などの各種機器の調整を行なうことができる。そして、管理者(設置者)によってメンテナンス処理が終了されると、テストモードを終了してS2へ移行し、タイトルデモ画面を再表示する。
また、タイトルデモ画面が表示されている状態では、撮影用コンピュータ装置101aは、コイン制御部65と協業し、写真シール作成装置を利用するための所定のコイン(対価)がコイン投入口に投入されたか否かを監視しており(ステップS5)、テストボタンが押下されず(S3:NO)、使用者により所定数の対価が投入された場合(S5:YES)、撮影を開始する(ステップS6)。なお、複数の撮影コースが用意されている場合、撮影前に利用者から撮影コースの選択を受け付けるようにする。
撮影が開始されると、先ず、カメラ31が取得した画像をライブモニタ32にリアルタイム表示する。このようにして、利用者は、ライブモニタ32に表示される画像を見ながら、好みの表情やポーズをとることができる。なお、カメラ31が取得した画像をそのままライブモニタ32に表示してもよいし、左右反転処理して表示してもよい。左右反転処理して表示した場合、使用者を鏡に写した状態のものと同じ映像がライブモニタ32に表示されるため、使用者は、ライブモニタ32を見ながら好みの表情及びポーズをとることがより容易になる。
撮影用コンピュータ装置101aは、撮影信号をカメラ31へ送信し、カメラ31がその撮影信号に同期してシャッタを切ることで、カメラ31から撮影用コンピュータ装置101aの記憶部104aに静止画像が取り込まれる。なお、各照明部34a,34b,34cに設けたストロボにも撮影信号が出力され、シャッタに同期して閃光されることはいうまでもない。もちろん、撮影前に1回〜数回の予備発光させることにより、赤目現象を軽減するようにしてもよい。
上述した如く、利用者は所定の撮影案内に従い順次撮影を行なう。そして、撮影用コンピュータ装置101aは、規定回数の撮影が終了しているか否かを判定する(ステップS7)。規定回数の撮影が終了していないと判定された場合(S7:NO)、処理をS6へ戻して撮影を繰り返す。一方、規定回数の撮影が終了したと判定された場合(S7:YES)、撮影した全ての画像を撮影用タッチパネルディスプレイ33に表示し、落書きする画像(編集対象画像)の選択を受け付ける編集対象画像選択処理を行なう(ステップS8)。
編集対象画像選択処理は、具体的には、撮影した画像のサムネイルを撮影用タッチパネルディスプレイ33に表示させ、表示された画像の中から、使用者が所望する画像をタッチすることによって、撮影した画像の中から後述する編集処理で用いる画像を規定枚数(例えば4枚)選択する処理のことである。なお、撮影は、所定の時間が経過したら撮影プレイを終了するような形態であってもよいし、規定回数の撮影が終了した場合であっても、所定の時間が経過していない場合、又は、編集空間4で他の利用者が編集操作を行なっている場合には、これらの条件がクリアされるまで、撮影プレイを楽しめるように、撮影を繰り返すことができるようにしてもよい。特に後者の場合、編集空間4にて直ちに編集プレイを行なうことが不可能であることから、撮影を繰り返すことによって、使用者が編集プレイ待ちとなることを防止できる。また、この場合の撮影は、おまけ的要素を有することから、顧客満足度を向上させる効果も存する。
そして、編集対象画像の選択を利用者により受け付けると、撮影用コンピュータ装置101aは、必要なデータ(例えば、選択した画像データ)が編集プレイに使用できるように、編集用コンピュータ装置101bへ転送する(ステップS9)。そして、編集空間4に移動して落書きなどの編集プレイを行なうように促す案内(例えば、「編集用に移動してください」)を撮影用タッチパネルディスプレイ33に表示し、処理をS2へ戻してタイトルデモ画面を再表示する。
[編集空間で行なわれる編集・印刷処理]
図6は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における編集・印刷処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。
編集・印刷処理は、編集用コンピュータ装置101bに設けられたCPU103bが、記憶部104bに格納されたコンピュータプログラムをメモリ105bに読出して実行することによって実現される。編集・印刷処理では、編集対象画像として選択された撮影画像に、編集処理機能、例えば、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能に基づいて、それぞれスタンプ画像、フレーム画像、ペン画像などの落書き画像(編集画像)を入力し、撮影画像と編集画像とを合成した画像をシールシート56に印刷する。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、編集プレイが開始されるまで、撮影空間3で撮影プレイをはじめるよう促す待機画面を編集用タッチパネルディスプレイ41に表示する(ステップS11)。待機画面は、撮影用のタイトルデモ画面と同様、撮影空間3にてコイン投入口にコインを投入することによって撮影プレイを開始するよう利用者に促す意味を有する。また、待機画面の表示に対応して編集用スピーカ58から音声案内を出力して、視覚のみならず聴覚に訴えるようにしてもよい。
撮影プレイを終えた利用者が編集プレイに移行する場合には、撮影用コンピュータ装置101aから編集用コンピュータ装置101bへ編集対象画像などの必要なデータが転送される(図5:S9)ことから、編集用コンピュータ装置101bは、撮影用コンピュータ装置101aからデータ転送が開始されたか否かを監視する(ステップS12)。データ転送が開始されていない場合(S12:NO)、処理をS12へ戻し、引き続きデータ転送が開始されたか否かを監視する。一方、データ転送が開始された場合(S12:YES)、待機画面に替えて、データが転送中であることを示すデータ転送中画面を編集用タッチパネルディスプレイ41に表示する(ステップS13)。
そして、編集用コンピュータ装置101bは、データ転送が完了した否かを監視する(ステップS14)。データ転送が完了していない場合(S14:NO)、処理をS14へ戻し、引き続きデータ転送が完了したか否かを監視する。一方、データ転送が完了した場合(S14:YES)、タッチペン42による編集対象画像に対する背景、スタンプ、ペンなどの落書き用画像の入力を受け付ける編集入力(落書き)処理を行なう(ステップS15)。本発明における編集入力処理は、タッチペン42のサイドスイッチ43を入力操作に用いることに特徴があり、本発明の本質であるため詳細については後述することとする。
そして、S15の編集入力処理が終了した場合、編集用コンピュータ装置101bは、シールシート56に印刷するときのレイアウトを選択させるための印刷レイアウト選択画面を編集用タッチパネルディスプレイ41に表示して、利用者による印刷レイアウトの選択を行なう(ステップS16)。印刷レイアウトが利用者により選択された場合、編集用コンピュータ装置101bは、選択された印刷レイアウト及び印刷対象画像(編集入力処理後の画像又は撮影画像)に基づいて印刷データを作成する(ステップS17)。
そして、編集用コンピュータ装置101bは、プリンタ55に指示信号を送出して印刷を開始し(ステップS18)、編集空間4から出て待機するように促す印刷案内画面を編集用タッチパネルディスプレイ41に所定時間表示する(ステップS19)。このようにすることにより、編集プレイが終了した利用者を編集空間4の外(例えば印刷待機空間8)へ誘導する。そして、処理をS11へ戻し、編集用タッチパネルディスプレイ41に待機画面を再表示する。また、印刷案内画面の表示に対応して編集用スピーカ58から音声案内(例えば、「シールは右から出るよ!」)を出力して、視覚のみならず聴覚に訴えるようにしてもよい。
[編集入力処理]
次に、本発明の主旨である編集入力処理(図6:S15参照)についてフローチャート及び編集画面の一例を用いて詳述する。
図7は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における編集入力処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、図8に示すような編集画面を編集用タッチパネルディスプレイ41に表示し(ステップ21)、編集制限時間を計時するためにタイマ計測を開始する(ステップS22)。利用者は、編集制限時間内は編集画面において編集プレイを行なうことができる。編集画面は複数の同じ機能を持った領域(ここでは左領域L及び右領域R)で構成され、左領域は該領域用のタッチペン42Lを用い、右領域は該領域用のタッチペン42Rを用いてそれぞれ独立して編集入力(落書き)を行なって、友達のような複数の利用者が同時に編集入力を行なうことができる。もちろん、編集画面の領域が複数である必要はなく、単数(1つの領域)で構成されていてもよい。
編集画面は、図8に示すように、編集の残時間、すなわち編集可能時間を示すためのタイマ201と、複数の編集対象画像のうちから落書きを行なおうとする画像を選択するための編集対象画像選択領域202と、編集処理機能(ここでは、スタンプ機能、フレーム機能、ペン機能)を選択するための機能選択ボタン203a,203b,203c(これらをまとめて機能選択ボタン203という)と、編集対象画像選択領域202から選択された編集対象画像を拡大表示して落書きを行なうための描画領域204L、204R(これらをまとめて、又は一方を描画領域204ということがある)と、選択したそれぞれの機能に対応した編集画像(スタンプ画像、フレーム画像、ペン画像)の柄、種類、色などを選択するための編集画像選択領域205L、205R(これらをまとめて編集画像選択領域205という)と、編集入力した編集画像を全て消去して、最初からやり直すための「はじめから」ボタン206L、206R(これらをまとめて「はじめから」ボタン206という)などで構成されている。
編集対象画像選択領域202には、編集対象画像がサムネイル表示されており、該サムネイル表示が編集対象画像選択ボタンとしての機能を有する。つまり、タッチペン42でタッチした画像が編集対象の画像として選択される。編集画像選択領域205には、編集画像の柄、種類、色を選択する編集画像選択ボタン207が表示される。編集画像選択ボタン207は、編集画像の柄、種類、色などの特徴を模したアイコン画像で表示される。もちろん編集画面の構成はこのような形態に限定するものではない。
利用者が編集入力処理を行なっている間、編集用コンピュータ装置101bは、所定の編集制限時間を超過したか、すなわち編集可能時間がゼロになったか否かを監視する(ステップS23)。所定の編集制限時間を超過していない場合(S23:NO)は編集入力処理を継続し、一方、所定の編集制限時間を超過した場合(S23:YES)、編集入力処理を終了、すなわちサブルーチンを終了してS16(図6)へ処理を移行する。
編集入力処理において、編集用コンピュータ装置101bは、編集画面がタッチされたか否かを監視しており(ステップS24)、編集画面がタッチされた場合(S24:YES)、タッチされた箇所が描画領域204内か否かを判定する(ステップS25)。タッチされた箇所が描画領域204外である場合(S25:NO)、機能選択処理(詳細は後述する)を行ない(ステップS26)、処理をS23へ戻す。一方、タッチされた箇所が描画領域内である(S25:YES)、描画処理(詳細は後述する)を行ない(ステップS27)、処理をS23へ戻す。
一方、編集画面がタッチされていない場合(S24:NO)、タッチペン42のサイドスイッチ43が押下されたか否かを監視する(ステップS28)。サイドスイッチ43が押下された場合(S28:YES)、サイドスイッチ処理(詳細は後述する)を行ない(ステップS29)、処理をS23へ戻す。一方、サイドスイッチ43が押下されない場合(S28:NO)、特定の処理を行なうことなく、処理をS23へ戻す。
このように、本実施の形態における編集入力処理では、タッチペン42がタッチした位置と、タッチペン42に設けられたサイドスイッチ43の押下とに応じて、それぞれに規定された制御を行なうようにする。つまり、編集画面にタッチペン42がタッチされた状態の場合は、後述する描画処理を行ない、編集画面にタッチペン42がタッチされていない状態で、サイドスイッチ43が押下された場合は、後述するサイドスイッチ処理を行なう。
[機能選択処理]
機能選択処理(図7:S26参照)は、編集画面上の機能選択ボタン203など、描画領域204以外の特定の領域及びボタンにタッチペン42がタッチした時の処理であり、編集画面に表示された様々な機能を選択する処理である。
具体的には、図8に示すように、編集対象画像選択領域202のサムネイル画像がタッチペン42でタッチされた場合、タッチしたサムネイル画像に対応する編集対象画像を描画領域204に大きく表示する。図8の場合、202の一番上の画像が42Lでタッチされて204Lに表示され、202の一番下の画像が42Rでタッチされて204Rに表示されている。また、「はじめから」ボタン206がタッチペン42L(42R)でタッチされた場合は、描画領域204L(204R)において入力された編集画像をすべて消去する。さらに、機能選択ボタン203のうちのいずれかのボタンがタッチペン42L(42R)でタッチされた場合、ボタンに対応する編集画像の編集画像選択ボタン207を編集画像選択領域205に表示する。例えば、フレーム機能ボタン203bがタッチされた場合は、フレーム画像の編集画像選択ボタン207を編集画像選択領域205に表示する。なお、編集画面は上述したような形態に限定されるものではなく、その他の機能が編集画面に表示されている場合は、タッチしたボタンの機能に応じた処理を行なう。
[描画処理]
次に、編集入力処理における描画処理(図7:S27参照)についてフローチャートを用いて詳述する。
図9は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における描画処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。描画処理(S27)は、描画時、すなわち描画領域204にタッチペン42がタッチしている時の処理である。
描画処理において、編集用コンピュータ装置101bは、現在どの編集処理機能が選択されているかを判定し、選択されている編集処理機能に応じて、サイドスイッチ43が押下された場合に実行される制御が異なるようになっている。
具体的には、編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、フレーム機能が選択されている(図7:S21の段階では、スタンプ、フレーム、ペンのいずれかの編集処理機能が初期設定として選択されている)か否かを判定し(ステップS31)、フレーム機能が選択されている場合(S31:YES)、フレームモード処理(詳細は後述する)を行なう(ステップS32)。一方、フレーム機能が選択されていない場合(S31:NO)、編集用コンピュータ装置101bは、スタンプ機能が選択されているか否かを判定し(ステップS33)、スタンプ機能が選択されている場合(S33:YES)、スタンプモード処理(詳細は後述する)を行ない(ステップS34)、スタンプ機能が選択されていない場合(S33:NO)、現在の編集処理機能がペン機能であると判断してペンモード処理(詳細は後述する)を行なう(ステップS35)。このように、現在選択されている機能に応じてサイドスイッチ43が押下されたときに実行される処理が異なるため、1つのサイドスイッチ43をタッチペン42に設けるだけで、多様な活用が可能であり、かつその操作性が優れる。
[フレームモード処理]
次に、描画処理のうちのフレームモード処理(図9:S32参照)についてフローチャート及び編集画面の一例を用いて詳述する。フレームモード処理(S32)は、描画処理においてフレーム機能が選択されているときの処理である。フレーム画像を入力する場合、複数のフレーム画像のうちのいずれのフレーム画像が撮影画像に好適であるかは、フレーム画像と撮影画像との合成イメージを実際に表示させてみないとわからないことが多く、フレーム画像を1つずつ撮影画像に合成して、その合成イメージを確認したいという利用者からの要望がある。
従来の写真シール作成装置では、入力したフレーム画像が気に入らない場合、及び他のフレーム画像を合成してみたい場合は、図33に示すような編集画面において、入力を取り消すために「もどる」ボタンをタッチした後に、再度別のフレーム画像の選択ボタンをタッチし、さらに描画領域をタッチするという操作をする必要があった。変更したフレーム画像が気に入らなければ、同様の処理を繰り返さなければならない。このように、従来の写真シール作成装置では、タッチペンをそれぞれのボタンの位置へ移動させ、それぞれのボタンをタッチする操作を繰り返す必要があった。つまり、撮影画像にフレーム画像を1つずつ合成するには、タッチペンを目的の位置に移動させたうえで、タッチ操作を繰り返す必要があった。
一方、操作性を向上すべく、フレーム画像の選択だけで描画領域をタッチしなくてもフレーム画像を切替える入力方法があるが、この入力方法では、タッチの必要がない分、タッチペン42によるタッチの回数が減少するものの、フレーム画像の選択ボタンをタッチするという移動のための操作は従来と同様である。また、「もどる」ボタンをタッチしなくても、フレーム画像を切替える場合は、複数のフレーム画像を撮影画像に重ねて入力するには、複雑な処理を追加する必要がある。
そこで、本発明におけるフレームモード処理においては、編集画面にタッチペン42がタッチされた状態でサイドスイッチ43が押下された場合、直前の入力を取り消すとともに、現在選択されているフレーム画像の種類(柄、色などの属性)を切替えるようにする。
図10は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるフレームモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートであり、図11は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるフレームモード処理の概要を説明するための説明図である。なお、図11(a),(b)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像及び描画領域204R(単に描画領域204ということがある)に表示されている編集対象画像の図示は省略している。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、入力レイヤを初期化し(ステップS41)、図11(a)に示すように、現在選択されているフレーム画像を描画領域204に表示する(ステップS42)。そして、編集用コンピュータ装置101bは、タッチペン42が編集画面から離れたか否かを監視する(ステップS43)。タッチペン42が編集画面から離れていない場合(S43:NO)、タッチペン42のサイドスイッチ43が押下されたか否かを監視する(ステップS45)。サイドスイッチ43が押されていない場合は(S45:NO)、処理をS43へ戻す。
一方、サイドスイッチ43が押下された場合(S45:YES)、描画領域204に表示しているフレーム画像を消去し(ステップS46)、フレーム画像の種類を切替える(ステップS47)。そして、編集用コンピュータ装置101bは、図11(b)に示すように、切替えたフレーム画像を描画領域204に表示し(ステップS48)、処理をS43へ戻す。一方、タッチペン42が編集画面から離れた場合(S43:YES)、現在の入力を確定して(ステップS44)、フレームモード処理を終了、すなわちサブルーチンを終了して図9のメインフローへ移行する。
このように、フレーム機能が選択されている場合、編集画面がタッチされているときにサイドスイッチ43が押下されると、直前の入力を取り消すとともに、現在選択されているフレーム画像の種類を切替える。したがって、タッチペン42を従来のように移動させることなく、描画領域204上のタッチとサイドスイッチ43の押下という単純な操作を繰り返すことによって、限られた落書き時間内で、より多くのフレーム画像と撮影画像との合成イメージを順次確認することができる。
また、描画領域204上のタッチによりフレーム画像を入力することから、従来と同様の操作性を保持しており、操作性が損なわれることはない。さらに、複数のフレーム画像を重ねて入力することも可能であり、その機能が減縮されるものではない。さらにまた、「もどる」ボタンが不要となることから、画像を表示するための描画領域204を広げることができるとともに、編集画面のレイアウトの柔軟性が高まり、編集画面のレイアウトを簡素化することができる。これにより、編集対象の画像を大きく表示でき、入力時の操作性が向上する。また、より多くの種類の編集画像を一覧表示することが可能となる。
[スタンプモード処理1]
次に、描画処理のうちのスタンプモード処理(図9:S34参照)についてフローチャート及び編集画面の一例を用いて詳述する。描画処理においてスタンプモード処理(S34)は、スタンプ機能が選択されているときの処理である。
従来の写真シール作成装置におけるスタンプ画像の入力は、入力したいスタンプ画像とサイズとをそれぞれタッチペン42でタッチして選択した後に、スタンプ画像を配置したい描画領域204の位置をタッチペン42でタッチすることにより行なわれていた。つまり、描画領域204をタッチすると、タッチした位置にスタンプ画像が表示され、タッチペン42を離すことで入力が決定される。つまり、描画領域204をタッチしないと、入力されるスタンプ画像が表示されないため、入力操作の前に、スタンプ画像の大きさを確認することができない。このため、入力したスタンプ画像の大きさが気に入らない場合、入力したスタンプ画像を消去し、サイズを再選択して再度入力するという操作が必要となり、煩わしいという問題があった。
そこで、本発明におけるスタンプモード処理においては、編集画面にタッチペン42がタッチされた状態でサイドスイッチ43が押下された場合、表示しているスタンプ画像のサイズを切替えるようにする。
図12は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートであり、図13及び図14は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の概要を説明するための説明図である。なお、図13(a),(b)、図14(c)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像及び描画領域204R(描画領域204)に表示されている編集対象画像の図示は省略している。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、入力レイヤを初期化し(ステップS51)、図13(a)に示すように、現在選択されているスタンプ画像を描画領域204上のタッチペン42がタッチしている位置に表示する(ステップS52)。そして、編集用コンピュータ装置101bは、タッチペン42が編集画面から離れたか否かを監視する(ステップS53)。タッチペン42が編集画面から離れていない場合(S53:NO)、タッチペン42が描画領域204上を移動したか否かを監視する(ステップS55)。
タッチペン42が移動している場合(S55:YES)、表示しているスタンプ画像を消去し(ステップS56)、図13(b)に示すように、スタンプ画像を移動後のタッチペン42のタッチ位置に表示し(ステップS57)、処理をS53へ戻す。
一方、タッチペン42が移動していない場合(S55:NO)、サイドスイッチ43が押下されたか否かを監視する(ステップS58)。サイドスイッチ43が押下されていない場合(S58:NO)、処理をS53へ戻し、サイドスイッチ43が押された場合は(S58:YES)、描画領域204に表示しているスタンプ画像を消去し(ステップS59)、スタンプ画像のサイズを切替える(ステップS60)。スタンプ画像のサイズの切替えは、予めサイズ毎に用意されたスタンプ画像を読み出すことにより実現したり、サイズに対応した拡大率、拡縮率でスタンプ画像を拡大、縮小することにより実現する。また、サイドスイッチ43を押下している間、所定の時間間隔毎に、スタンプ画像のサイズを自動的に切替えるようにしてもよい。サイズは段階的に、大→中→小→中→大→中→…と繰り返してもよいし、数ドットずつ拡大/縮小を繰り返してもよい。さらに、サイズ以外に、表示角度、色、柄(種類)などの属性が切替わってもよいし、スタンプ画像が立体化するようにしてもよい。
そして、編集用コンピュータ装置101bは、図14(c)に示すように、切替えたスタンプ画像を描画領域204上のタッチペン42がタッチしている位置に表示し(ステップS61)、処理をS53へ戻す。一方、タッチペン42が編集画面から離れた場合(S53:YES)、現在の入力を確定して(ステップS54)、スタンプモード処理を終了、すなわちサブルーチンを終了して図9のメインフローへ移行する。
このように、スタンプ機能が選択されている場合、編集画面がタッチされているときにサイドスイッチ43が押下されると、直前の入力を取り消すとともに、現在選択されているスタンプ画像の種類(属性)を切替える。したがって、サイドスイッチ43の押下という単純な操作で、タッチペン42の煩わしい移動操作をすることなく、そのサイズを確認しながら、スタンプ画像の入力を確定することができる。
また、「サイズ」ボタン(図33参照)が不要となることから、描画領域204を広くすることができるとともに、編集画面のレイアウトの柔軟性が高まり、編集画面のレイアウトを簡素化することができる。これにより、撮影画像を大きく表示でき、入力時の操作性が向上する。また、より多くの種類の編集用画像を一覧表示することが可能となる。
[ペンモード処理1]
次に、描画処理のうちのペンモード処理(図9:S35参照)についてフローチャート及び編集画面の一例を用いて詳述する。描画処理におけるペンモード処理(S35)は、ペン機能が選択されているときの処理である。
ペン機能を用いて星及びハートマークなどの絵柄、又は文章などのペン画像を利用者の思い通りに描画する場合、上手に描画できたにも関わらず、そのペン画像が他の落書きや被写体(例えば顔)と重なってしまい、ペン画像を移動させたいとの利用者からの要望がある。
従来の写真シール作成装置におけるペン画像の入力は、描画したペン画像を「もどる」ボタン(図33参照)などをタッチすることによって消去し、始めから再度描画する必要があった。しかしながら、再度、思い通りのペン画像を描画できるとは限らないことから、せっかく思い通りに描画したペン画像が台無しになってしまうという問題があった。
そこで、本発明におけるペンモード処理においては、編集画面にタッチペン42がタッチされた状態でサイドスイッチ43が押下された場合、直前に入力したペン画像を消去することなく、そのペン画像を所望の位置に移動するようにする。
図15は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートであり、図16及び図17は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の概要を説明するための説明図である。なお、図16(a),(b)、図17(c)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像及び描画領域204R(描画領域204)に表示されている編集対象画像の図示は省略している。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、入力レイヤを初期化し(ステップS71)、図16(a)に示すように、現在選択されている色、柄、サイズ(太さ)のペン画像を描画領域204のタッチペン42がタッチしている位置に表示する(ステップS72)。そして、編集用コンピュータ装置101bは、タッチペン42が編集画面から離れたか否かを監視する(ステップS73)。タッチペン42が編集画面から離れていない場合(S73:NO)、タッチペン42が描画領域204上を移動したか否かを監視する(ステップS75)。
タッチペン42が移動していない場合(S75:NO)、処理をS73へ戻し、一方、タッチペン42が移動している場合(S75:YES)、サイドスイッチ43が押下されているか否かを判定する(ステップS76)。サイドスイッチ43が押下されていない場合(S76:NO)、図16(b)に示すように、タッチペン42のペン先が移動した軌跡上に現在選択されている色、柄、サイズのペン画像を表示し(ステップS77)、処理をS73へ戻す。
一方、サイドスイッチ43が押下された場合(S76:YES)、入力レイヤを確定し(ステップS78)、図17(c)に示すように、現在入力中のペン画像の表示を消去して(ステップS79)、ペン先が移動した移動後の位置にペン画像を表示し(ステップS80)、処理をS73へ戻す。一方、タッチペン42が編集画面から離れた場合(S73:YES)、現在の入力を確定して(ステップS74)、ペンモード処理を終了、すなわちサブルーチンを終了して図9のメインフローへ移行する。
このように、従来、描画したペン画像の位置が気に入らない場合は、一度入力したペン画像を消去して再度描画しなくてはならなかったが、上述したように本実施の形態では、サイドスイッチ43を押下することにより、ペン画像の形状を保持した状態で、そのペン画像を移動することが可能になるので、初めから描画し直す必要がなくなる。また、サイドスイッチ43の押下という極めて簡単な操作でペン画像を描画した状態のまま移動することができ、利用者に複雑な操作を要求するものではない。
また、「移動」ボタンなど、ペン画像を移動するための新たな機能ボタンを追加する必要がないことから、編集画面の表示面積を占有することもない。なお、上述したようなペン機能をスタンプ機能に適用して、サイドスイッチ43を押下することによってスタンプ画像の位置を移動することもできる。例えばサイドスイッチ43を押下しながら、タッチペン42のペン先を移動させた場合に、ペン先42aが移動した軌跡上をスタンプ画像が移動するようにするとこができる。
[サイドスイッチ処理]
次に、サイドスイッチ処理(図7:S29参照)についてフローチャートを用いて詳述する。
図18は本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるサイドスイッチ処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。サイドスイッチ処理(S29)は、編集画面にタッチペン42がタッチしていない場合にサイドスイッチ43が押下された場合の処理であり、現在選択されている機能に対応した処理を行なう。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、フレーム機能が選択されているか否かを判定する(ステップS81)。フレーム機能が選択されておらず、換言すれば、スタンプ機能又はペン機能が選択されている場合(S81:NO)、編集用コンピュータ装置101bは直前の入力を取り消し(ステップS82)、サイドスイッチ処理を終了、すなわちサブルーチンを終了して図7のメインフローへ移行する。一方、フレーム機能が選択されている場合(S81:YES)、編集用コンピュータ装置101bは、フレーム画像が描画領域204に表示されているか否かを判定し(ステップS83)、フレーム画像が表示されていない場合(S83:NO)、サイドスイッチ処理を終了、すなわちサブルーチンを終了して図7のメインフローへ移行する。
一方、フレーム画像が表示されている場合(S83:YES)、編集用コンピュータ装置101bは、表示されているフレーム画像の中で、最後に入力された最新のフレーム画像を消去し(ステップS84)、フレーム画像の種類を切替える(ステップS85)。そして、編集用コンピュータ装置101bは、切替えたフレーム画像を描画領域204に表示し(ステップS86)、サイドスイッチ処理を終了、すなわちサブルーチンを終了して図7のメインフローへ移行する。
このように、フレーム機能が選択され、編集画面をタッチしていない場合でも、サイドスイッチ43が押下されることによって、直近に入力されたフレーム画像を取り消すとともに、フレーム画像の種類を切替える。したがって、タッチペン42を従来のように移動させることなく、描画領域204上のタッチとサイドスイッチ43の押下という単純な操作を繰り返すことによって、限られた落書き時間内で、より多くのフレーム画像と撮影画像との合成イメージを順次確認することができる。
サイドスイッチ処理は、上述のような機能に限定するものではなく、編集画面にタッチしていない場合にサイドスイッチ43が押下されることで、編集対象画像を切替えるようにしてもよいし、編集対象画像である撮影画像の明るさやホワイトバランスを変更するようにしてもよい。
(実施の形態2)[スタンプモード処理2]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態2について説明する。
一般のスタンプ機能は、描画領域204上をタッチペン42でタッチした場合、そのタッチした位置にスタンプ画像が配置されるものであり、以前からよく知られている。また、描画領域204上においてタッチペン42を移動させることにより、その移動軌跡上の所定の間隔毎に、スタンプ画像の画像要素を配置するいわゆる「コロコロスタンプ」というスタンプ機能もよく知られている。従来の写真シール作成装置では、いわゆる一般のスタンプとコロコロスタンプとは異なるスタンプであり、編集画像選択領域205は夫々用意されていた。また、一般のスタンプとコロコロスタンプとは、描画領域204上の配置表現が異なるだけで、テーマなどが同じである場合、同一形状や同一柄のものが使用されていることが多い。このように、同一形状や同一柄であるにもかかわらず、別のスタンプとして編集画像選択ボタン207をそれぞれ設ける必要があるために、編集画面の表示面積を占有していた。
そこで、本発明の実施の形態2に係る編集入力処理(ここではスタンプモード処理)においては、編集画面にタッチペン42がタッチされた状態でサイドスイッチ43が押下された場合はコロコロスタンプとして機能し、サイドスイッチ43が押下されていない場合は一般のスタンプとして機能するようにする。
図19は本発明の実施の形態2に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートであり、図20及び図21は本発明の実施の形態2に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の概要を説明するための説明図である。なお、図20(a),(b)、図21(c)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像及び描画領域204R(描画領域204)に表示されている編集対象画像の図示は省略している。また、実施の形態2は実施の形態1のスタンプモード処理が異なるだけでその他の処理は同様であるため詳細な説明を省略する。
編集用コンピュータ装置101b(CPU103b)は、先ず、入力レイヤを初期化し(ステップS91)、図20(a)に示すように、現在選択されているスタンプ画像を描画領域204上のタッチペン42がタッチしている位置に表示する(ステップS92)。そして、編集用コンピュータ装置101bは、タッチペン42が編集画面から離れたか否かを監視する(ステップS93)。タッチペン42が編集画面から離れていない場合(S93:NO)、タッチペン42が描画領域204上を移動したか否かを監視する(ステップS95)。
タッチペン42が移動していない場合(S95:NO)、処理をS93へ戻すが、タッチペン42が移動している場合(S95:YES)、サイドスイッチ43が押下されたか否かを監視する(ステップS96)。サイドスイッチ43が押下されていない場合(S96:NO)、描画領域204に表示しているスタンプ画像を消去し(ステップS98)、図20(b)に示すように、移動後のタッチペン42のタッチ位置に消去したスタンプ画像を表示し(ステップS99)、処理をS93へ戻す。
一方、サイドスイッチ43が押下された場合(S96:YES)、図21(c)に示すように、タッチペン42が移動した軌跡上に所定の間隔、かつ所定の配列でスタンプ画像の画像要素を配置し(ステップS97)、処理をS93へ戻す。そして、タッチペン42が編集画面から離れた場合(S93:YES)、現在の入力を確定して(ステップS94)、スタンプモード処理を終了、すなわちサブルーチンを終了する。
このように、同一柄で配置方法が異なる両スタンプ(一般のスタンプ及びコロコロスタンプ)を入力する場合、サイドスイッチ43の押下という単純な操作を行なうことで、簡単にスタンプの機能を切替えることができる。また、限られた編集制限時間内で、より多くのスタンプを効率よく入力することができる。さらに、編集画像選択ボタンを、一般のスタンプとコロコロスタンプとで共用することができるため、編集画面のレイアウトを簡素化することができ、撮影画像を大きく表示して、入力時の操作性を向上することができる。
(実施の形態3)[消去モード処理]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態3について説明する。
編集入力処理では、利用者が編集画像を入力する入力操作と、入力した画像に満足できない場合に画像を消去する消去操作とを繰り返すことによって、撮影画像と合成すべき編集画像を完成させていく。従来の写真シール作成装置における消去操作は、「もどる」ボタン(図33参照)をタッチして直前の入力を消去したり、「はじめから」ボタンをタッチして全ての入力を消去したり、「ケシゴム」ボタンをタッチしてケシゴム機能を選択し、そのケシゴムの大きさを指定して入力した編集画像を消去したりすることによって行なわれている。
しかしながら、編集入力処理において、1つ前の入力状態に戻すための「もどる」ボタンのような機能がある場合には、1回の入力毎にデータ(レイヤ)を保持(例えばメモリに記憶)しておかなくてはならない。入力毎にデータを保持するようにすれば、フリーなメモリ容量が減少して操作性が悪化することから、所定回数の入力のみを保持することが多い。すなわち、「もどる」ボタンを押下していくと、それ以上戻れない(編集画像が消去できない)状態になる。このような場合は、「はじめから」ボタンを押すか、消去できない編集画像をケシゴム機能で消去する必要がある。したがって、この場合には、入力した編集画像を消去するには、タッチペン42の移動を伴う操作が必要となるため、煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明の実施の形態3に係る編集入力処理(ここでは消去モード処理)においては、サイドスイッチ43が押下されていない場合は通常入力として機能し、サイドスイッチ43が押下された場合は入力を消去する消去機能として機能する。また、サイドスイッチ43の押下の方法によって消去機能が異なるようにする。具体的には、サイドスイッチ43を押下した後に離した場合は、従来の「もどる」ボタンのように直前の入力を消去するように機能し。サイドスイッチ43を押下し続ける(長押し)場合は、従来の「ケシゴム」のようにタッチペン42のペン先領域に表示されている編集画像を消去するように機能する。
図22、図23、図24及び図25は本発明の実施の形態3に係る写真シール作成装置における消去モード処理の概要を説明するための説明図である。なお、図22(a),(b)、図23(c)、図24(a),(b)、図25(c)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像及び描画領域204R(描画領域204)に表示されている編集対象画像の図示は省略している。
本発明の実施の形態3に係る編集入力処理では、サイドスイッチ43が押下さない状態で編集画面の描画領域204をタッチすることによって編集画像(本例ではスタンプ画像)の入力が行なわれる。例えば、図22(a)に示すように、タッチペン42を用いて、花型、小ハート型、星型、大ハート型のスタンプ画像をこの順序で入力した場合、タッチペン42を画面から離した状態でサイドスイッチ43を1回押下すると(図22(b))、入力したスタンプ画像のうちの最新のスタンプ画像(ここでは大ハート型のスタンプ画像)が消去される(図23(c))。
同様に、サイドスイッチ43を1回押下する毎に、入力したスタンプ画像のうちの最新のスタンプ画像が順次消去される。ここでは、星型のスタンプ画像が消去され(図24(a))、さらに、小ハート型のスタンプ画像が消去される(図24(b))。このように、サイドスイッチ43が押下されることによって、「もどる」ボタンをタッチしたときのような処理が行なわれる。
また、サイドスイッチ43を押し続けながら、編集画面の描画領域204をタッチした場合、タッチペン42のペン先領域内に表示されているスタンプ画像が消去される(図25(c))。このように、サイドスイッチ43を押し続けながらタッチペン42で編集画面の描画領域204をタッチすることによって、「けしごむ」ボタンをタッチしたときのような処理が行なわれる。
上述したように、従来の「もどる」ボタンでは、予め定められた回数(ここでは3回)の編集画像が消去されると、編集画像が消去できないという状態になるが、本発明では、編集画像が消去できない状態になった場合は、そのままサイドスイッチ43を押し続けて描画領域204をタッチすれば、ケシゴム機能として使えることになることから、タッチペン42の移動が最低限に抑えることができ、操作性が向上する。また、描画領域204上のタッチとサイドスイッチ43の押下という単純な操作を繰り返すことによって、限られた落書き時間内で、入力操作と消去操作とを繰り返し行なえるため、利用者は満足のいく落書きを行ない易い。
さらに、従来の「もどる」ボタン、「けしごむ」ボタン(図33参照)が不要となることから、編集画面上からなくすことができ、編集画面のレイアウトの柔軟性が高まり、編集画面を簡素化することができる。これにより、編集対象画像を大きく表示でき、操作性が向上する。
なお、図25(c)に示すように、ケシゴムモードになった場合に、ケシゴムモードになったことを利用者に案内すべく、「ケシゴムモードだよ!」のようなメッセージを画面に表示したり、音声によって案内する案内手段を設けることが好ましい。このようにすれば、タッチペン入力における誤使用を防止することができる。もちろん、ケシゴムモード以外の消去モードやフレームモードなど場合も、サイドスイッチ43を押下することによって、タッチペン42がいずれの機能となっているかを、利用者にわかりやすく案内(表示・音声)することが好ましい。また、このような案内手段は、現在用いられている機能についてだけでなく、例えば、サイドスイッチ43の押下により機能が変更する場合などにおいて、押下後の機能が何であるかの案内であってもよい。
(実施の形態4)[編集対象画像変更処理]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態4について説明する。
従来の写真シール作成装置では、その編集画面において、編集対象画像を選択する場合に、編集対象画像選択領域に編集対象画像をサムネイル表示させ、サムネイル画像をタッチすることによって編集対象の画像として選択される。つまり、表示されたサムネイル画像が編集対象画像選択ボタンとして機能することから、複数のサムネイル画像を表示させる必要があり、目的の画像を選択するために、その画像が表示されている位置までタッチペン42を移動させたうえで該画像をタッチする。したがって、複数の画像を選択する場合には、タッチペン42の移動とタッチとを繰り返す必要があった。
図26は本発明の実施の形態4に係る写真シール作成装置における編集対象画像切替処理の概要を説明するための説明図である。なお、図26(a),(b)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像の図示は省略している。
本発明の実施の形態4に係る編集入力処理においては、編集対象画像を選択する場合に、サイドスイッチ43の押下に応じて、編集対象画像を切替えるようにする。例えば、図26(a)に示すように、編集用タッチパネルディスプレイ41に編集対象画像が表示されている場合、利用者によりサイドスイッチ43が押下されると、描画領域204には次の候補の編集対象画像が表示される(図26(b))。このように、サイドスイッチ43を1回押下する毎に、次の候補の編集対象画像が順次表示される。
このように、サイドスイッチ43が押下されると、描画領域204に表示される編集対象画像が切替わるため、編集対象画像選択ボタンとして機能するサムネイル画像を表示する必要がなくなることから、編集対象画像選択領域202(図33参照)が不要となって、編集画面を簡素化することができる。したがって、編集対象画像を大きく表示することができ、操作性が向上する。
(実施の形態5)[編集対象画像交換処理]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態5について説明する。
従来の写真シール作成装置では、その編集画面が、複数(ここでは2つとする)の同じ機能を持った画面(描画領域204L,204R)で構成されているものが一般的であり、一方の画面で落書き中の撮影画像(編集対象画像)は、他方の画面で落書きできないようになっていることが多い。このため、例えば編集画面の右領域で落書き中の編集対象画像を左領域で落書きし、左領域で落書き中の編集対象画像を右領域で落書きしたいという場合に煩わしい操作を必要とする。
より具体的には、右領域に対応するタッチペン42Rで別の編集対象画像のサムネイル画像をタッチすることによって描画領域204Rに表示する編集対象画像を切替え、左領域に対応するタッチペン42Lで先程まで右領域で落書きされていた編集対象画像のサムネイル画像をタッチすることによって、先程まで右領域で落書きされていた編集対象画像を描画領域204Lに表示する。さらに、右領域に対応するタッチペン42Rで先程まで左領域で落書きされていた編集対象画像のサムネイル画像をタッチすることによって、先程まで左領域で落書きされていた編集対象画像を描画領域204Rに表示する。このように複数の操作処理が必要であり、利用者にとっては、極めて煩わしいという問題があった。
図27は本発明の実施の形態5に係る写真シール作成装置における編集対象画像交換処理の概要を説明するための説明図である。
本発明の実施の形態5に係る編集入力処理(ここでは編集対象画像交換処理)においては、編集画面が複数の同じ機能を持った描画領域204L,204Rで構成され、複数のタッチペン42が配備されている場合、タッチペン42のサイドスイッチ43が押下されることによって、それぞれの描画領域204L,204Rに表示中の編集対象画像を交換するようにする。例えば、図27(a)に示すように、タッチペン42Lのサイドスイッチ43とタッチペン42Rのサイドスイッチ43とを押下した場合、描画領域204Rに表示されていた編集対象画像が描画領域204Lに表示され、描画領域204Lに表示されていた編集対象画像が描画領域204Rに表示される(図27(b))。
このように、2つのタッチペン42のサイドスイッチ43が押下されると、編集対象画像が交換されるため、従来のような編集対象画像選択領域のサムネイル画像を何度もタッチする必要がなくなり、入力時間を短縮することができる。このような編集対象画像交換処理も、落書き時間として計上されることから、肝心の落書きを行なうための時間が実質的に増加すると想定され、思い通りの落書きを行なうことができる。
(実施の形態6)[編集画像非表示処理]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態6について説明する。
従来の写真シール作成装置では、数多くの編集画像の入力を行なった場合、元の撮影画像(編集対象画像)がどのような感じであったかがわからなくなるという問題があった。「はじめから」ボタンなどを押下して入力した編集画像を消去してしまうと、せっかく時間を費やして入力した画像が台無しになってしまう。
図28及び図29は本発明の実施の形態6に係る写真シール作成装置における編集画像非表示処理の概要を説明するための説明図である。なお、図28(a),(b)、図29(c)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像の図示は省略している。
本発明の実施の形態6に係る編集入力処理(ここでは編集画像非表示処理)においては、サイドスイッチ43が押下されることによって、入力した編集画像を非表示にして、元の撮影画像のみを表示するようにする。例えば、図28(a)に示すように、多くの編集画像が入力されている場合、タッチペン42を画面から離した状態で、サイドスイッチ43を押下すると、利用者によって入力された編集画像が非表示になって、元の撮影画像のみが表示される(図28(b))。さらに、編集画像が非表示の状態で、もう一度、サイドスイッチ43を押下すると、入力されていた編集画像が再表示される(図29(c))。
このように、サイドスイッチ43が押下されると、入力されていた編集画像が非表示となるため、編集画像を消去することなく、元の撮影画像を確認することができる。なお、サイドスイッチ43を押下している間(長押ししている間)は、編集画像を非表示にして元の撮影画像のみを表示するようにしてもよい。
(実施の形態7)[ウインドウ表示処理]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態7について説明する。
図30及び図31は本発明の実施の形態7に係る写真シール作成装置におけるウインドウ表示処理の概要を説明するための説明図である。なお、図30(a),(b)、図31(c)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像の図示は省略している。
本発明の実施の形態7に係る編集入力処理(ここではウインドウ表示処理)においては、サイドスイッチ43が押下されることによって、編集画像を選択するためのウインドウを表示する(開く)ようにする。例えば、図30(a)に示すように、画像の編集を行なう場合、タッチペン42を画面から離した状態で、サイドスイッチ43を押下すると、編集画像(ここではスタンプ画像)を選択するためのウインドウが表示される(図30(b))。利用者はウインドウ内に表示されたスタンプ画像の中から所望のものを選択して編集入力を行なうことができる。さらに、ウインドウが表示されている状態で、再度サイドスイッチ43を押下すると、スタンプ画像を選択するためのウインドウが非表示となる(閉じる)(図31(c))。
このように、サイドスイッチ43が押下されると、編集画像選択領域となるウインドウが表示されるため、編集画像選択領域を編集画面に常時表示しておく必要はなく、そのための領域を確保する必要はないので、描画領域204を広くすることができる。もちろん、印刷レイアウト選択処理のように、編集入力処理以外の処理の場合でも、サイドスイッチ43の押下によって、レイアウトの選択、撮影画像の明るさの選択、編集対象とする画像の選択などを行なう際の選択肢を変更するようにしてもよい。
(実施の形態8)[ペンモード処理2]
次に、サイドスイッチ43を用いた編集入力処理の実施の形態8について説明する。
図32は本発明の実施の形態8に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の概要を説明するための説明図である。なお、図32(a),(b)においては、図面が煩雑になることを避けるため、描画領域204Lに表示されている画像及び描画領域204R(描画領域204)に表示されている編集対象画像の図示は省略している。
本発明の実施の形態8に係る編集入力処理(ここではペンモード処理)においては、サイドスイッチ43の押下に応じて、押下されている場合はキラキラした飾りのペン(キラキラペン)として機能し、押下されていない場合は通常のペンとして機能する。例えば、サイドスイッチ43を押下していない状態でペンを画面にタッチして移動した場合は通常のペンとして機能し(図32(a))、サイドスイッチ43を押下した状態でペンを画面にタッチして移動した場合はキラキラペンとして機能する(図32(b))。このキラキラペン機能とは、ペンモード機能による描画中に、利用者が任意のタイミングでサイドスイッチ43を押下することで、サイドスイッチ43が押下されたときの描画位置に、星印やハートマークなどの図柄を入力する機能である(図32(b)参照)。
このように、サイドスイッチ43の押下に応じて、ペンの機能を変更することができるため、ペンの機能を切替えるためのボタンを編集画面に表示しておく必要はなく、そのための領域を確保する必要はないので、描画領域204を広くすることができる。また、利用者は、サイドスイッチ43の押下という極めて簡単な方法でペンの機能を変更することができるので、操作に要する時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、サイドスイッチ43の押下に応じて、キラキラペンと通常のペンとを選択できるようにしたが、サイドスイッチ43の押下によって、ペン色が変更できるようにしたり、例えば、「あいうえお」と入力した場合に、「あ」が赤色、「い」が黄色、「う」が青色、「え」が黒色、「お」が緑色のように一文字毎にペン色が変更できるようにしたり、ペン色がグラデーション状に変更できるようにしてもよく、ペンの機能については限定されるものではない。本実施の形態の主旨は、サイドスイッチ43の押下に応じて、複数の機能のペンのうちから利用者が所望するペンを簡単に選択する点にあり、これによって、従来のペンの選択に比べて操作性を向上させることにある。なお、サイドスイッチ43の押下の回数に応じて、ペンの機能を順次変更するようにしてもよいことは言うまでもない。
また、サイドスイッチ43が押下されている間に入力した編集画像をグループ化するようにしてもよい。このようにすれば、例えば、消去機能を用いて編集画像を消去する場合、一回の消去処理によって、グループ化した編集画像を消去することができて有用である。また、一般のペン機能は、画面からペン先42aが離れることによって1入力として識別されてしまい、一筆毎(1入力毎)に別画像として扱われてしまうという問題があるが、このようなグループ化機能を設けることで、一筆で入力できない場合であっても、利用者が所望するように文字、単語、文章などを1つのグループ化された画像として識別させることができるため、極めて有用である。また、逆に、一筆で入力した場合であっても、サイドスイッチ43の押下に応じて別画像として扱うようにすることもできる。
なお、上述した各実施の形態では、タッチペン42に1つのサイドスイッチ43が設けられた場合について説明したが、複数のサイドスイッチ43がタッチペン42に設けられていてもよい。複数のサイドスイッチ43を設けた場合、それぞれのサイドスイッチ43に別の機能を割り当てることが好ましい。例えば、2つのサイドスイッチ43を設けた場合、一方のサイドスイッチには消去機能を割り当て、他方のサイドスイッチには編集対象画像の選択機能を割り当てるようにする。また、複数のサイドスイッチ43を同時に押下した場合、さらに別の機能が割り当てられるようにしてもよい。さらに、複数のサイドスイッチ43を設ける場合、サイドスイッチ43が一体的にタッチペン42に配備されていてもよい。例えば、長角シーソー型で先方/後方にそれぞれ1個のスイッチが配置されている場合、前方に押下すると編集画像のサイズが縮小され、後方に押下すると編集画像のサイズが拡大されるようにすれば、サイドスイッチが1つの場合に比べてさらに操作性が向上する。つまり、複数のサイドスイッチを設けて、同一機能の操作のうち、正方向の操作を一方のサイドスイッチに割り当て、逆方向の操作を他方のサイドスイッチに割り当てるようにすれば、利用者がスイッチを押下する回数を減少させることができ、限られた編集制限時間内で、より多くの編集処理が可能になって顧客の満足度が高まる。
また、各実施の形態で示される処理は、コンピュータ(撮影用コンピュータ装置101a、編集用コンピュータ装置101b)に内蔵するハードディスクなどの記録部104a,104bにプログラムを記録させた場合について説明したが、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAM及びメモリカードなどのコンピュータにて読取り可能な記録媒体に記録させて、プログラム製品として提供することもでき、提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどの記憶部にインストールされて実行される。また、電気通信回線や衛星通信回線等のネットワークを通じて、プログラム製品を提供することもできる。提供されるプログラム製品は、ハードディスク等の記憶部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
さらに、撮影用コンピュータ装置101a、編集用コンピュータ装置101bに接続される構成要素は上述した形態に限定されず、また、撮影用コンピュータ装置101aと編集用コンピュータ装置101bとが1台で構成されていなくてもよい。また、写真シール作成装置の形態は、図示した具体例に限定されるものではない。すなわち、図示されない他の機能が備えられていてもよいし、図示されている機能の必ずしもすべてが備えられていなくても構わない。例えば、プリンタは写真シール作成装置本体に含まれていなくてもよく、その場合、写真シール作成装置は、LAN等の専用回線や無線通信等を介して印刷を制御するための信号をプリンタに出力すればよい。
さらにまた、本発明における写真シール作成装置は撮影空間と編集空間とが別になっているが、同一の空間において行なわれてもよい。また、複数の撮影空間及び/又は複数の編集空間を備えた写真シール作成装置であってもよい。
また、各実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の全体構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の筐体を撮影用から見た斜視図である。 (a)は、本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の筐体の編集側から見た斜視図である。(b)は、タッチペンの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における撮影処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における編集・印刷処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における編集入力処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 編集画面の状態を示す状態図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置における描画処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるフレームモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるフレームモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る写真シール作成装置におけるサイドスイッチ処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の動作フローの概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態2に係る写真シール作成装置におけるスタンプモード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態3に係る写真シール作成装置における消去モード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態3に係る写真シール作成装置における消去モード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態3に係る写真シール作成装置における消去モード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態3に係る写真シール作成装置における消去モード処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態4に係る写真シール作成装置における編集対象画像切替処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態5に係る写真シール作成装置における編集対象画像交換処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態6に係る写真シール作成装置における編集画像非表示処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態6に係る写真シール作成装置における編集画像非表示処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態7に係る写真シール作成装置におけるウインドウ表示処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態7に係る写真シール作成装置におけるウインドウ表示処理の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態8に係る写真シール作成装置におけるペンモード処理の概要を説明するための説明図である。 従来の編集画面を示す図である。
符号の説明
1 筐体
3 撮影空間
4 編集空間
5 バックユニット(背景装置)
31 カメラ
32 ライブモニタ
33 撮影用タッチパネルディスプレイ
34(34a,34b,34c) 照明部
41 撮影用タッチパネルディスプレイ
42(42L,42R) タッチペン
43 サイドスイッチ
55 プリンタ
56 シールシート
101a 撮影用コンピュータ装置
101b 編集用コンピュータ装置
102 制御部
103a,103b CPU
104a,104b 記憶部
105a,105b メモリ

Claims (8)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、該撮影手段により撮影された撮影画像を表示画面に表示する表示手段と、表示された撮影画像に対して複数の編集処理機能のうちの少なくとも一つの編集処理機能に基づいて編集画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された編集画像と前記撮影画像とを合成処理する合成手段と、合成処理された画像を出力する出力手段とを備える写真シール作成装置において、
    前記入力手段は、ペン型の形状をなし、
    前記表示画面に接触することによって、該表示画面における位置を指定するための位置指定手段と、
    前記編集処理機能又は前記編集画像の少なくとも一方を変更させるための編集情報変更手段と
    を備えることを特徴とする写真シール作成装置。
  2. 前記編集情報変更手段は、ペンの側部に設けられた一又は複数のスイッチよりなること
    を特徴とする請求項1に記載の写真シール作成装置。
  3. 前記位置指定手段の表示画面への接触の有無と、前記スイッチの押下の有無とに応じて、編集処理機能が異なること
    を特徴とする請求項2に記載の写真シール作成装置。
  4. 前記位置指定手段によって指定された位置に応じて、編集処理機能がさらに異なること
    を特徴とする請求項3に記載の写真シール作成装置。
  5. 前記スイッチの押下によって前記編集画像の属性が変更されること
    を特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  6. 前記スイッチの押下によって前記編集画像の位置が変更されること
    を特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  7. 前記スイッチの押下によって前記編集画像が消去されること
    を特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の写真シール作成装置。
  8. 編集処理機能を案内する手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の写真シール作成装置。
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