JP2020187250A - 写真作成ゲーム機、ゲーム提供方法、およびプログラム - Google Patents

写真作成ゲーム機、ゲーム提供方法、およびプログラム Download PDF

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里香 笹野
妥美 呉屋
Yasumi Kureya
妥美 呉屋
栄次 瀬尾
Eiji Seo
栄次 瀬尾
悠理乃 山本
Yurino Yamamoto
悠理乃 山本
志帆 前川
Shiho Maekawa
志帆 前川
貴代 神野
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【課題】利用者の満足度をより向上させる。【解決手段】利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得する撮影部を備え、撮影部は、複数のコースから利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、複数のコースから利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う。第1の撮影により得られた撮影画像は、シール紙に印刷される画像とされ、第2の撮影により得られた撮影画像は、利用者の携帯端末用の画像とされる。本技術は、例えば、写真作成ゲーム機に適用できる。【選択図】図18

Description

本技術は写真作成ゲーム機、ゲーム提供方法、およびプログラムに関し、例えば、利用者の満足度をより高められるようにした写真作成ゲーム機、ゲーム提供方法、およびプログラムに関する。
従来、アミューズメント施設等に設置される写真作成ゲーム機が知られている。写真作成ゲーム機は、利用者を撮影し、利用者の操作に応じて撮影画像に対して編集を施す。写真作成ゲーム機は、編集が施された撮影画像をシール紙に印刷する。
写真作成ゲーム機を利用者の満足度をより高めることは、常に望まれている。また、写真作成ゲーム機の集客率を向上させることも望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、利用者の満足度をより高めることができるようにするものである。
本技術の一側面の写真作成ゲーム機は、利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得する撮影部を備え、前記撮影部は、複数のコースから前記利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、前記複数のコースから前記利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う。
本技術の一側面のゲーム提供方法は、写真作成ゲーム機が、利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得し、前記撮影は、複数のコースから前記利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、前記複数のコースから前記利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う。
本技術の一側面のプログラムは、コンピュータに、利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得し、前記撮影は、複数のコースから前記利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、前記複数のコースから前記利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う処理を実行させる。
本技術の一側面の写真作成ゲーム機、ゲーム提供方法、およびプログラムにおいては、利用者を被写体とした撮影が行われることで撮影画像が取得される。撮影は、複数のコースから利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、複数のコースから利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影が行われる。
なお、写真作成ゲーム機は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
また、プログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、または、記録媒体に記録して、提供することができる。
本技術の一側面によれば、利用者の満足度を向上させることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の写真作成ゲーム機の外観の構成例を示す斜視図である。 写真作成ゲーム機の外観を他の角度から見た斜視図である。 利用者の移動について説明する図である。 事前選択部の構成例を示す図である。 撮影部の構成例を示す図である。 カメラユニットの詳細な構成を示す斜視図である。 カメラユニットの詳細な構成を示す斜視図である。 背景部の構成例を示す正面図である。 背景部の構成例を示す斜視図である。 編集ユニットの正面の構成例を示す図である。 編集ユニットの側面の構成例を示す図である。 写真作成ゲーム機の構成例を示すブロック図である。 写真作成ゲーム機の機能構成例を示すブロック図である。 写真作成ゲーム機の動作について説明するためのフローチャートである。 コース選択画面の一例を示す図である。 コース選択画面の一例を示す図である。 コース選択画面の一例を示す図である。 撮影処理について説明するためのフローチャートである。 ライブビュー表示画面の一例を示す図である。 撮影結果確認画面の一例を示す図である。 おまけ撮影ガイダンス画面の一例を示す図である。 おまけ撮影ガイダンス画面の一例を示す図である。 サンプルポーズ画面の一例を示す図である。 おまけプレビュー画面の一例を示す図である。 目の大きさを変更する画面の一例を示す図である。 編集処理について説明するためのフローチャートである。 準備画面の一例を示す図である。 編集対象選択画面の一例を示す図である。 編集画面の一例を示す図である。 サムネイル表示領域を拡大した図である。 携帯おまけ処理について説明するためのフローチャートである。 加工画面の一例を示す図である。 編集パレットの一例を示す図である。 分割数選択画面の一例を示す図である。 携帯送信用画像選択画面の一例を示す図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。
<写真作成ゲーム機の外観>
図1および図2は、写真作成ゲーム機1の外観の構成例を示す斜視図である。
写真作成ゲーム機1は、撮影画像や編集画像を提供するゲーム機である。写真作成ゲーム機1は、画像をシール紙に印刷したり、画像を利用者の携帯端末上で閲覧可能にしたりすることで、利用者に画像を提供する。写真作成ゲーム機1は、ゲームセンターなどのアミューズメント施設や店舗に設置される。
写真作成ゲーム機1の利用者は、主に女子高生や若い女性が中心とされる。写真作成ゲーム機1において、1組あたり主に2人や3人などの複数人の利用者がゲームを楽しむことができる。もちろん、写真作成ゲーム機1において、1人の利用者がゲームを楽しむこともできる。
写真作成ゲーム機1において、利用者は、自身が被写体となって撮影作業を行う。利用者は、編集作業により、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した画像に、手書きの文字やスタンプ画像などの合成用画像を合成させる。これにより、撮影画像が彩り豊かな画像に編集される。利用者は、編集済みの画像である編集画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。
写真作成ゲーム機1は、写真作成ゲームを提供する写真作成ゲーム機ということができる。
図1に示すように、写真作成ゲーム機1は、基本的に、撮影ユニット11と編集ユニット12が接した状態で設置されることによって構成される。撮影ユニット11と編集ユニット12は電気的に接続される。
撮影ユニット11は、人が中に入ることができる程度の大きさの空間を有する箱形状の筐体を有し、事前選択部20、撮影部21、および背景部22から構成される。事前選択部20は、撮影部21の側面に設置される。事前選択部20の前方の空間が、事前選択処理が行われる事前選択空間となる。また、撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離して設置される。撮影部21と背景部22の間に形成される空間が、撮影処理が行われる撮影空間となる。
事前選択部20は、事前選択処理として、写真作成ゲーム機1によって提供されるゲームを紹介するガイダンスを行ったり、撮影空間で行われる撮影処理における各種の設定を行ったりする。事前選択部20には、利用者が代金を投入する硬貨投入口や、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。事前選択部20は、撮影空間の空き状況に応じて、適宜、事前選択空間にいる利用者を撮影空間へと案内する。
撮影部21は、利用者を被写体として撮影するための装置である。撮影部21は、撮影空間に入った利用者の正面に位置する。撮影空間に臨む撮影部21の正面には、カメラや、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。
撮影空間において正面を向いている利用者から見て左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル41Aにより構成され、右側面が側面パネル41Bにより構成される。さらに、撮影部21の正面が正面パネル42により構成される。側面パネル41Aには、上述した事前選択部20が設置される。なお、事前選択部20が、側面パネル41Bに設置されるようにしてもよい。
背景部22は、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bから構成される。背面パネル51は、正面を向いている利用者の背面側に位置する板状の部材である。側面パネル52Aは、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル41Aと略同じ幅の板状の部材である。側面パネル52Bは、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル41Bと略同じ幅の板状の部材である。
側面パネル41Aと側面パネル52Aは、略同一平面に設けられる。側面パネル41Aと側面パネル52Aの上部は、板状の部材である連結部23Aによって連結される。側面パネル41Aと側面パネル52Aの下部は、床面に設けた例えば金属製の部材である連結部23A’によって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bも同様に、略同一平面に設けられる。側面パネル41Bと側面パネル52Bの上部は、連結部23Bによって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bの下部は、連結部23B’によって連結される。
撮影空間の床には、板状の部材である床材27が敷かれる。
側面パネル41A、連結部23A、および側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口となる。また、側面パネル41B、連結部23B、および側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口となる。
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、所定の色または柄の、背景に利用される巻き取り式の背景カーテンが収納される。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラによる撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えば利用者により選択された撮影コースに応じた色のカーテンを下ろす。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面、連結部23A、および連結部23Bに囲まれた天井が形成される。その天井の少なくとも一部には、天井シート24が設けられる。天井シート24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。
天井シート24は、シート状であってもよいし、板状であってもよい。また、天井シート24の一部に、通気孔となる開口部を設けてもよい。例えば、図1に示した天井シート24の両端(連結部23A側と連結部23B側)に開口部を設けてもよい。
編集ユニット12は、撮影により得られた撮影画像に編集を施すための装置である。編集ユニット12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル42に接するようにして、撮影ユニット11に連結している。
図1に示される編集ユニット12の構成を正面側の構成とすると、編集ユニット12の正面側と背面側のそれぞれに、編集作業で用いられる構成が設けられる。この構成により、2組の利用者が同時に編集作業を行うことができる。
編集ユニット12の正面側は、面61と、面61の上方に形成された斜面62から構成される。面61は、床面に対して垂直で、撮影部21の側面パネル41Aと略平行な面である。斜面62には、編集作業に用いられる構成として、タブレット内蔵モニタやタッチペンが設けられる。斜面62の左側には、照明装置64の一端を支持する柱状の支持部63Aが設けられる。斜面62の右側には、照明装置64の他端を支持する柱状の支持部63Bが設けられる。支持部63Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部65が設けられる。
編集ユニット12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、3本のレール26A乃至26Cを、組み合わせて構成される。3本のレール26A乃至26Cは、上から見たときの形状がコの字状となるように組み合わせられる。平行に設けられるレール26Aとレール26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、レール26Aとレール26Bの他端は、レール26Cの両端にそれぞれ接合される。
カーテンレール26には、編集ユニット12の正面前方の空間と背面前方の空間が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。そのカーテンにより囲まれる編集ユニット12の正面前方の空間と背面後方の空間が、利用者が編集作業を行う編集空間となる。
後述するが、編集ユニット12の左側面には、印刷済みのシール紙が排出される排出口が設けられる。編集ユニット12の左側面前方の空間が、利用者が印刷済みのシール紙が排出されるのを待つ印刷待ち空間となる。
<利用者の移動について>
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について説明する。
図3は、写真作成ゲーム機1を上から見た平面図である。
利用者は、事前選択部20の前方の空間である事前選択空間A0において硬貨投入口に代金を投入する。次に、利用者は、タッチパネルモニタに表示される画面に従って各種の設定を行う。利用者は、例えば、撮影空間で行われる撮影に関するコースの選択などを事前選択作業として行う。
事前選択作業を終えた利用者は、白抜き矢印#1で示すように、側面パネル41Aと側面パネル52Aの間の出入り口G1から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入る。利用者は、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影作業を行う。
撮影作業を終えた利用者は、白抜き矢印#2で示すように出入り口G1から撮影空間A1を出て編集空間A2−1に移動するか、または、白抜き矢印#3で示すように出入り口G2から撮影空間A1を出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集ユニット12の正面側の編集空間である。一方、編集空間A2−2は、編集ユニット12の背面側の編集空間である。利用者が編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかは、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は、編集作業を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集作業を行うことができる。
編集作業が終了した後、編集画像の印刷が開始される。印刷が開始されると、編集空間A2−1での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#4で示すように編集空間A2−1から印刷待ち空間A3に移動する。また、編集空間A2−2での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−2から印刷待ち空間A3に移動する。
印刷待ち空間A3に移動した利用者は、印刷が終わるのを待つ。印刷が終了すると、利用者は、編集ユニット12の右側面に設けられた排出口から排出されたシール紙を受取、一連の写真シール作成ゲームを終える。
次に、各装置の構成について説明する。
<事前選択部の構成>
図4は、事前選択部20の構成例を示す図である。
事前選択部20の上側にはタッチパネルモニタ71が設けられる。タッチパネルモニタ71は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ71は、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示し、利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ71には、利用者の人数の選択などに用いられる画面が表示される。
タッチパネルモニタ71の下方には、スピーカ72が設けられる。スピーカ72は、事前選択処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音などを出力する。スピーカ72に隣接するようにして、利用者が硬貨を入れる硬貨投入返却口73が設けられる。
<撮影部の構成>
図5は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、側面パネル41A、側面パネル41B、および正面パネル42に囲まれるようにして構成される。
正面パネル42の中央よりやや上側には、カメラユニット81が設けられる。カメラユニット81の正面には、カメラ91とタッチパネルモニタ92が設けられる。
カメラ91は、例えば一眼レフカメラであり、レンズが露出するようにカメラユニット81に内蔵されている。カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を有し、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91は、利用者を被写体として撮影を行う撮影部として機能する。
カメラ91により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)は、タッチパネルモニタ92にリアルタイムで表示される。撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた静止画像は、撮影画像として保存される。
タッチパネルモニタ92は、カメラ91の下方に設けられる。タッチパネルモニタ92は、LCDなどのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ92は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUIを表示し利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。
カメラユニット81の上方には、天井の一部を構成するフレームに取り付けられるようにして、天井ストロボユニット82が設置される。天井ストロボユニット82は、内蔵されたストロボ発光管が発光することで、利用者の正面上方から、利用者の顔および上半身に光を照射する。天井ストロボユニット82の発光面は、透明または略透明なアクリル板などによって構成される。
天井ストロボユニット82の左右には、天井ストロボユニット82と同様に、天井の一部を構成するフレームに取り付けられるようにして、天井LEDユニット83A,83Bが設置される。天井LEDユニット83A,83Bは、内蔵されたLED電球が常時点灯することで、撮影空間内を常時照らす。
また、天井LEDユニット83A,83Bにはスピーカが設けられ、そのスピーカから撮影処理の案内音声、BGM、効果音などが出力される。
カメラユニット81の下方には、利用者の下半身および足元に光を照射する足元ストロボユニット84が設けられる。
足元ストロボユニット84と側面パネル41Aとの間には、箱状部85Aが設けられる。また、足元ストロボユニット84と側面パネル41Bとの間には、箱状部85Bが設けられる。箱状部85A,85Bの上面は、写真作成ゲーム機1の設置面と略水平な面をなし、撮影作業を行う利用者が手荷物などを置くための荷物置き場として用いられる。
<カメラユニットの詳細な構成>
ここで、図6および図7を参照して、カメラユニット81の詳細な構成について説明する。図6は、カメラユニット81の斜視図を示しており、図7は、カメラユニット81の側面図を示している。
カメラユニット81の前面81F(撮影方向を向く面)は、写真作成ゲーム機1の設置面(床面)に対して垂直な垂直面とされる。上述したように、カメラユニット81の前面81Fには、カメラ91とタッチパネルモニタ92が設けられる。カメラ91は、カメラユニット81の前面81Fからは、そのレンズが露出するようにして設けられる。
カメラユニット81の前面81Fの一部、具体的には、カメラ91のレンズの右側には、利用者が携帯する携帯端末を保持する携帯端末ホルダ93が設けられる。携帯端末ホルダ93は、その横方向の長さが、いわゆるスマートフォンをその長手方向を横にして載せ置くのに十分な長さとなるように形成される。
<背景部の構成>
図8および図9は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す正面図および斜視図である。
側面パネル52A,52Bは、従来の写真シール機と比較して、厚みをもって構成される。
図9に示されるように、側面パネル52Aの撮影空間A1側の面(図9中、手前側)には、側面ストロボユニット111Aが、側面パネル52Aに埋め込まれるようにして設けられる。側面ストロボユニット111Aは、内蔵されたストロボ発光管が発光することで、利用者の左側面から、利用者の顔付近に光を照射する。側面ストロボユニット111Aの発光面は、側面パネル52Aの撮影空間A1側の面と略同一平面をなし、透明または略透明なアクリル板などによって構成される。
なお、図示はしないが、側面パネル52Bの撮影空間A1側の面には、側面ストロボユニット111Bが、側面ストロボユニット111Aと同様にして、側面パネル52Bに埋め込まれるようにして設けられる。
背面パネル51の撮影空間A1側(図8中、手前側)の面には、白色のシート121が貼り付けられている。
また、上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、例えばピンク色のカーテンが巻き取られて収納されている。
利用者により選択された撮影コースに応じて、撮影時に、背景カーテンユニット25からピンク色のカーテンが下りてくるか否かが決定される。これにより、撮影コースによって異なる背景色の撮影画像が得られるようにできる。
<編集ユニットの構成>
図10は、編集ユニット12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
斜面62の略中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131の左側にはタッチペン132Aが設けられる。タブレット内蔵モニタ131の右側にはタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タブレットとディスプレイを積層して構成される。タブレットは、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bを用いた操作入力を可能とする。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集作業に用いられる編集画面が表示される。2人の利用者が同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aはタブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられ、タッチペン132Bはタブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる。
なお、タッチペン132Aを用いた操作とタッチペン132Bを用いた操作は識別される。適宜、タブレット内蔵モニタ131の左側の表示に対してはタッチペン132Aを用いた操作のみが可能とされ、右側の表示に対してはタッチペン132Bを用いた操作のみが可能とされる。以下、適宜、タッチペン132Aとタッチペン132Bを区別する必要がない場合、まとめてタッチペン132という。
図11は、編集ユニット12の左側面の構成例を示す図である。
編集ユニット12の左側面の下側にはシール紙排出口161が設けられる。編集ユニット12の内部にはプリンタが設けられている。そのプリンタにより、編集空間A2−1の利用者が写る画像、または、編集空間A2−2の利用者が写る画像が所定のレイアウトでシール紙に印刷され、シール紙排出口161から排出される。
<写真作成ゲーム機の内部構成>
図12は、写真作成ゲーム機1の構成例を示すブロック図である。図12において、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図12に示すように、写真作成ゲーム機1は、PC(Personal Computer)部301に対して、事前選択部302、撮影部304、編集部305A,305B、および印刷部306が外部入出力インタフェース303を介して接続されることによって構成される。情報処理部であるPC部301は、例えば編集ユニット12の筐体内部に搭載される。
PC部301を構成するCPU(Central Processing Unit)311、ROM(Read Only Memory)312、RAM(Random Access Memory)313は、バス314により相互に接続される。
CPU311は、所定のプログラムを実行し、写真作成ゲーム機1の全体の動作を制御する。ROM312は、CPU311が実行するプログラムやデータを記憶する。RAM312は、CPU311が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
バス314には、さらに、入出力インタフェース315が接続される。入出力インタフェース315には、記憶部316、通信部317、およびドライブ318が接続される。
記憶部316は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部316は、CPU311から供給された各種の設定情報などを記憶する。記憶部316に記憶されている情報はCPU311により適宜読み出される。
通信部317は、インターネットなどのネットワークのインタフェースである。通信部317は、CPU311による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部317は、利用者により選択された画像を、例えば写真作成ゲーム機1の製造メーカが管理する画像取得サイト管理サーバに送信する。通信部317から送信された画像は、所定の記憶領域が割り当てられて保存され、画像取得サイト管理サーバにアクセスしてきた携帯端末上で表示されたり、その携帯端末にダウンロードされたりする。
ドライブ318には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア319が適宜装着される。ドライブ318によりリムーバブルメディア319から読み出されたプログラムやデータは、CPU311に供給され、記憶部316に記憶されたり、インストールされたりする。
入出力インタフェース315には外部入出力インタフェース303が接続される。PC部301による各部の制御が、外部入出力インタフェース303を介して行われる。
事前選択部302は、事前選択空間A0にいる利用者を対象とした事前選択処理を実現する。事前選択部302は、タッチパネルモニタ71、スピーカ72、および硬貨処理部321から構成される。
タッチパネルモニタ71は、PC部301による制御に従って各種の選択画面を表示し、選択画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号はPC部301に供給され、各種の設定が行われる。
硬貨処理部321は、硬貨投入返却口73への硬貨の投入を検出する。硬貨処理部321は、所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、ゲームの開始を指示する起動信号をPC部301に出力する。
撮影部304は、撮影空間A1にいる利用者を対象とした撮影処理を実現する。撮影部304は、照明装置331、カメラ91、タッチパネルモニタ92、スピーカ332、および背景制御部333から構成される。
照明装置331は、撮影空間A1内の各ストロボユニットであり、PC部301から供給される照明制御信号に従って発光する。
カメラ91は、PC部301によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像(画像データ)をPC部301に出力する。
スピーカ332は、天井LEDユニット83A,83Bに内蔵されるスピーカである。
背景制御部333は、PC部301から供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。
編集部305Aは、編集空間A2−1にいる利用者を対象とした編集処理を実現する。編集部305Aは、タブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ341から構成される。編集部305Bは、編集空間A2−2にいる利用者を対象とした編集処理を実現し、編集部305Aと同一の構成を有する。なお、以下、編集部305A,305Bを特に区別しない場合には、単に、編集部305という。
タブレット内蔵モニタ131は、PC部301による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号はPC部301に供給され、編集対象となる撮影画像が編集される。
印刷部306は、プリンタ351を含むように構成される。プリンタ351にはシール紙ユニット352が装着される。
プリンタ351は、内蔵するヘッド361を駆動し、PC部301から供給された印刷データに基づいて、シール紙ユニット352に収納されているロール状のシール紙363に画像を印刷する。また、プリンタ351は、画像を印刷したシール紙363をカッター362によって所定のカット位置でカットして、シール紙排出口161に排出する。
<写真作成ゲーム機の機能構成例>
図13は、写真作成ゲーム機1の機能構成例を示すブロック図である。図13に示す機能部のうちの少なくとも一部は、CPU311により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
写真作成ゲーム機1においては、事前選択処理部401、撮影処理部402、編集処理部403、および印刷処理部404が実現される。
事前選択処理部401は、事前選択部302の各部を制御することで、事前選択処理を実行する。事前選択処理により、利用者の人数の選択、背景画像の選択などが行われる。利用者による選択内容を表す情報は撮影処理部402に供給される。
撮影処理部402は、撮影部304の各部を制御することで撮影処理を行う。撮影処理部402は、撮影処理を行うことによって得られた撮影画像のデータを編集処理部403に出力する。撮影処理部402から編集処理部403に対しては、撮影を複数回行うことによって得られた複数枚の撮影画像のデータが供給される。
編集処理部403は、編集部305の各部を制御することで編集処理を行う。編集処理には、撮影画像に写る利用者の目の大きさや肌の明るさを調整するための画像処理、撮影画像に対して編集を施すための画像処理などが含まれる。
編集処理部403は、撮影画像の編集を終えた後、編集画像を所定のレイアウトで配置することによって印刷データを生成し、印刷処理部404に出力する。
印刷処理部404は、プリンタ351に印刷データを出力し、編集画像の印刷を行う。
<写真作成ゲーム機の動作>
次に、図14のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真作成ゲーム機1の動作について説明する。
ステップS1において、事前選択処理部401は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを、硬貨処理部321から供給される起動信号に基づいて判定し、硬貨が投入されたと判定するまで待機する。
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、処理はステップS2に進む。ステップS2において、事前選択処理部401は、事前選択部302を制御することで、事前選択処理を行う。具体的には、事前選択処理部401は、撮影空間で行われる撮影に関するコースとして、利用者の人数に応じて行われるゲームの種類を決定する人数コースや、撮影画像における被写体の写りの選択などを利用者に行わせることで、各種の設定を行う。
例えば、被写体の写りの選択として、背景が選択される場合、図15または図16に示す選択画面が、事前選択部20のタッチパネルモニタ71に表示される。例えば、図15に示す画面が、人数コースを選択した後または選択する前に、タッチパネルモニタ71に表示される。図15に示した画面例について説明する。
図15に示した画面例において、上部には、メッセージ表示領域501が設けられており“どっちのリアル背景で撮る”といったメッセージが表示されている。リアル背景とは、背景カーテンにより撮影を行うことを意味する。背景カーテンは、図8を参照して説明したように背景部22の上部に設けられている背景カーテンユニット25に収納されている。
背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラによる撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えば利用者により選択された撮影コースに応じた色のカーテンを下ろす。ここでは、ピンクコースとシロコースが用意されている場合を例に挙げて説明する。ピンクコースは、ピンク色のカーテンが撮影時に背景カーテンユニット25から下りてきて、撮影が行われるコースである。シロコースは、背景部22の背面パネル51が白色であった場合、撮影時にはカーテンが下りることなく撮影が行われるコースである。
なおここでは、ピンクコースとシロコースの2種類のコースが用意され、利用者により選択されるとして説明を続けるが、コースとしては複数のコースが用意されていても良い。例えばピンク色や白色以外の他の色のコースや柄のコース等が設けられていても良い。例えば、水色コースや黄色コースなどや、レンガ柄のコースや花柄のコースなど、2または2以上のコースが用意され、利用者が選択できるように構成されていても良い。
また、ここでは、リアル背景として、選択された色や柄に応じたカーテンが撮影時に下りてくることで撮影が行われる場合を例に挙げて説明を続ける。よって、ピンクコースやシロコース以外のコースも設けた場合、そのコースに応じたカーテンも設けられ、背景カーテンユニット25に納められている。また、撮影時には、コースに応じたカーテンが、背景カーテンユニット25から下りてきて、撮影が行われる。
ここではリアル背景の場合を例に挙げて説明を続けるが、換言すれば、背景はカーテンの色や柄により設定されるとして説明を続けるが、画像処理により背景が設定されるようにしても良い。例えば、選択されたコースに応じた背景が、撮影時に、ライブビュー表示のときに画像処理により表示され、その画像処理により表示されている背景が、編集時や印刷時の画像にも反映されるようにしても良い。
図15の画面例を参照するに、ここでは、ピンクコースとシロコースの2種類のコースが用意されているため、ピンクコースかシロコースかを選択するためのボタン502がメッセージ表示領域501の下側に表示されている。
図15では、ピンクコースのボタン502Aが選択されている状態を示している。このボタン502のシロコースのボタン502Bが操作された場合、図16に示すような画面に切り替えられる。図16に示した画面は、ボタン502Bが選択されているときに状態を表している。ボタン502のうち、選択されているボタンは、選択されていないボタンと異なる表示がなされることで、選択されていることを利用者に認識させることができる表示とされている。
図15に示したピンクコースのボタン502Aが選択されている画面を参照する。ボタン502の下側には、イメージ画像が表示される画像表示領域503が設けられている。この画像表示領域503には、選択されているコースを、利用者にわかりやすく認識させるための画像やメッセージが表示される。図15に示した例では、ピンクコースが選択されているため、ピンクコースでは、背景がピンクであることを認識させるために、ピンク色の背景をバックにモデルが写っている画像が表示されている。なお、ピンク色の背景は、図では、ドットで表している。
このようなピンク色の背景をバックにモデルが写っている画像が表示されることで、利用者は、自己が撮影されるときのイメージを容易に想像することができる。また、画像表示領域503には、“ピンクコース”といった文字が大きく表示されている。この文字(メッセージ)により、利用者は、その時点で自己が選択しているコースは、ピンクコースであることを認識することができる。
さらに、画像表示領域503には、“全部ピンクのリアル背景”といったメッセージも表示されている。このような、ピンクコースの説明文や宣伝文などが画像表示領域503に表示されているようにすることもできる。
画像表示領域503に表示される画像やメッセージは、シロコースのボタン502Bが選択されているときも基本的には同様である。図16を参照するに、シロコースのボタン502Bが選択されている場合、画像表示領域503には、背景が白であることを利用者に認識させるために、白色の背景をバックにモデルが写っている画像が表示されている。なお、白色の背景は、図では、薄い塗りつぶしで表している。
また、画像表示領域503には、“シロコース“といった文字が大きく表示されている。また、“全部白のリアル背景”といったメッセージも表示されている。このようにシロコースで撮影したときのイメージ画像やメッセージが表示されることで、利用者は、その時点で自己が選択しているコースは、シロコースであることを認識することができる。
このように、ボタン502のうち、選択されているボタン502Aまたはボタン502Bに応じた表示がなされる。また、ボタン502Aまたはボタン502Bが操作される毎に、図15または図16に示した画面に切り替えられる。
利用者は、選択しているコースで良い場合、画面下側に表示されている“OK”ボタン504を操作する。“OK”ボタン504が操作された場合、事前選択処理は、次の選択処理や、撮影空間への案内などの処理が実行される。
ここでは、ピンクコースとシロコースの2種類のコースが用意されている場合を例に挙げて説明したが、上記したように、複数のコースが用意されていても良く、用意されているコース数に応じて、図15や図16に示したユーザインターフェースとしての画面構成は適宜変更可能である。
例えば、図15や図16の画面がコースにより切り替えられるのではなく、換言すれば画像表示領域503の表示が切り替えられるのではなく、図17に示すように1画面に複数コースのそれぞれを表すボタンが表示されるようにしても良い。
図17は、4コース用意されているときの画面の一例を示す図である。画面上部には、メッセージ表示部511が設けられており、図17に示した画面例では“どのリアル背景で撮る”といったメッセージが表示されている。メッセージ表示部511やメッセージ表示領域501(図15、図16)のメッセージは、一例であり、限定を示す記載ではない。例えば、メッセージは、予め複数用意されており、ランダムに選択されて表示されるようにしても良い。例えば、“今日はどの背景で撮る”とか、“今日はシロコースがお勧め”といったメッセージであっても良く、これらのメッセージの内の1つのメッセージがランダムに選択され、表示されるようにしても良い。
メッセージ表示部511の下側(画面の中央部分)には、4つのボタン512が表示されている。ピンクコースを選択するときに操作されるボタン512A、シロコースを選択するときに操作されるボタン512B、花柄コースを選択するときに操作されるボタン512C、および山コースを選択するときに操作されるボタン512Dが表示されている。
ボタン512Aは、図15の画像表示領域503を縮小したような画像とすることができる。すなわち、ボタン512Aは、背景をピンクとしたモデルの画像や、“ピンクコース”といった文字が表示されているボタンとすることができる。
ボタン512Bは、図16の画像表示領域503を縮小したような画像とすることができる。すなわち、ボタン512Bは、背景を白としたモデルの画像や、“シロコース”といった文字が表示されているボタンとすることができる。
ボタン512Cは、背景が花柄であるモデルの画像や、“花柄コース”といった文字が表示されているボタンとすることができる。
ボタン512Dは、背景が山(山脈)であるモデルの画像や、“山コース”といった文字が表示されているボタンとすることができる。
利用者は、これらのボタン512のうちの1つを選択する。選択されたボタン512は、選択されていないボタン512と区別が付く表示がなされる。利用者は、選択したコースでよければ、“OK”ボタン513を操作することで、コースを決定する。また、予め設定されている時間内に“OK”ボタン513が操作されなかった場合、その時点で、選択されているボタン512のコースが選択されたとして、次の処理に移行される。
このように、コースの数によりユーザインターフェース(画面)を変えることはできる。
選択されたコースにより撮影時や編集時の処理も異なる。撮影時、ピンクコースのときには、ピンク色のカーテンが下りてピンク色を背景とした撮影が行われ、シロコースのときには白色を背景とした撮影が行われる。
ピンク色と白色とでは、光の反射率が異なるため、同一の光量の光を利用者(被写体)に照射した場合、異なる写り方となる可能性がある。最適な写りとなるように、ピンクコースのときとシロコースのときとでは、天井ストロボユニット82、足元ストロボユニット84(図5)、側面ストロボユニット111(図9)のストロボの発光量や発光パターンが異なる。
また、撮影時のライブビュー表示や、プレビュー表示される画像や、編集時に表示される撮影画像や、シール紙に印刷される画像において、顔領域や背景画像に対する画像処理が異なる。背景がピンク色の場合と白色の場合とで、例えば輝度やトーンカーブ等の処理領域を異ならせたり、パラメータを異ならせたりすることで、最適な写りとなるように処理がなされる。
また、撮影時に、利用者に提示されるサンプルポーズの画像の背景は、ピンクコースが選択されたときには、ピンク色であり、シロコースが選択されたときには、白色とされる。
また、編集時に、背景がピンク色の画像にピンク色のマークや文字で編集した場合、そのマークや文字は見づらくなるため、ピンク色以外の例えば白色で編集されるようにしても良い。また、編集時に、背景が白色の画像に白色のマークや文字で編集した場合、そのマークや文字は見づらくなるため、白色以外の例えばピンク色で編集されるようにしても良い。
このように、事前選択処理時に、背景色によるコースが選択される。そして、選択された背景色に合った処理が、事前選択処理後の撮影や編集などの処理時に実行される。
図14のフローチャートを参照した説明に戻る。ステップS3において、撮影処理部402は、撮影部304を制御することで、撮影処理を行う。具体的には、撮影処理部402は、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ92にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影し、撮影画像を生成する。撮影処理の詳細については、図18のフローチャートを参照して説明するとし、先に、図14のフローチャートを参照した説明を続ける。
撮影処理においては、合計7回の撮影が行われ、7枚の撮影画像が得られるとして説明を続ける。7回の撮影により得られる7枚の撮影画像のうち、利用者により選択された5枚の撮影画像は、編集処理の対象とされてシール紙に印刷されることはもちろん、携帯端末に送信される対象にもなり得る。
7回の撮影には、アップ撮影と全身撮影が含まれる。7回の撮影が、アップ撮影のみや、全身撮影のみでも良い。
アップ撮影とは、被写体の顔および上半身を撮影範囲とした撮影である。アップ撮影により、撮影画像として、被写体の顔および上半身が写るアップ画像が得られる。一方、全身撮影とは、被写体の全身を撮影範囲とした撮影である。全身撮影により、撮影画像として、被写体の全身が写る全身画像が得られる。全身撮影においては、斜め上から見た被写体の全身が写る全身画像が得られるようにしてもよいし、正面から見た被写体の全身が写る全身画像が得られるようにしてもよい。
撮影処理において、7枚の撮影画像が取得されると処理は、ステップS4に進められる。
ステップS4において、編集処理部403は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部305を制御することで、編集処理を行う。具体的には、編集処理部403は、撮影処理により得られた撮影画像に対して利用者に編集作業を行わせることで、編集が施された編集画像を生成する。編集処理の詳細については、図26を参照して後述する。
ステップS5において、印刷処理部404は、プリンタ351を制御することで、印刷処理を行う(開始する)。具体的には、印刷処理部404は、編集処理により得られた編集画像をプリンタ351に出力してシール紙に印刷する。なお、撮影処理により得られた撮影画像が、シール紙に印刷されるようにしてもよい。
印刷が終了すると、ステップS6において、プリンタ351は、画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口161に排出し、処理を終了させる。
<撮影処理の詳細>
ステップS3で行われる撮影処理の詳細について、図18のフローチャートを参照して説明する。
ステップS31において、所定の枚数の撮影画像を撮影するための撮影が、所定の回数だけ行われる。後述するおまけ撮影(追加撮影)と区別するために、通常撮影と記述する。通常撮影は、事前選択処理時に利用者により選択されたコース、ここでは、ピンクコースまたはシロコースのうち、利用者に選択されたコースで行われる撮影である。後述するおまけ撮影は、利用者に選択されていないコースで行われる通常撮影に追加して行われる撮影である。
ステップS31において通常撮影が所定の回数だけ行われる。ここでは7枚の撮影画像を取得するために、7回の通常撮影が行われる場合を例に挙げて説明を続ける。通常撮影が開始されると、撮影制御部323によって、カメラ91による動画像の撮影が開始され、撮影によって得られた利用者が映る動画像が、ライブビュー表示画面に表示される。
図19は、通常撮影時に、タッチパネルモニタ92上に表示されるライブビュー表示画面の一例を示す図である。
ライブビュー表示画面の略中央に設けられた画像表示領域551には、利用者が映る動画像がリアルタイムで表示される。画像表示領域551内には、枠552が表示される。この枠552内に表示されている画像が撮像され、撮影画像として記録される。利用者に、枠552内に表示されている画像が撮像されることを認識させるためのメッセージがライブビュー表示画面に表示されているようにしても良いし、音声によりメッセージが出されるようにしても良い。
画像表示領域551の左右には、サンプル画像表示領域553−1,553−2が設けられている。サンプル画像表示領域553には、サンプル画像が表示される。サンプル画像は、例えば、利用者に対して勧めるポーズをとったモデルの画像である。このサンプル画像表示領域553に表示されるモデルの背景色は、選択されているコースの色とされている。すなわち、ピンクコースが選択されているときの背景色はピンク色であり、シロコースが選択されているときの背景色は白色とされている。
ここでは、ピンクコースが選択されているときの通常撮影である場合を例に挙げて説明を続ける。ピンクコースが選択されている場合、画像表示領域551には、ピンク色のカーテンをバックにした利用者が撮影されている映像が表示される。サンプル画像表示領域553には、背景色がピンク色であるサンプル画像が表示される。
サンプル画像表示領域553の画像は、撮影毎に異なるポーズの画像としても良い。図19では、サンプル画像表示領域553の上部に“01”との表示がされており、1枚目の撮影であることが示され、1枚目の撮影時のサンプル画像が表示されている。
画像表示領域521の下側には7つの撮影画像表示領域554−1乃至554−7が設けられている。7回の通常撮影が行われ、7枚の撮影画像が得られる場合、図19に示すように、7つの撮影画像表示領域554−1乃至554−7が設けられる。撮影画像表示領域554には、通常撮影が行われることで取得された撮影画像が、順次表示される。図19ではまだ撮影が行われていないため、撮影画像表示領域554−1乃至554−7には、画像は表示されていない。
このようなライブビュー画像が所定の時間表示された後、撮影前のカウントダウンが開始され、撮影のタイミングになったとき、撮影制御部323は、静止画像を取得する撮影を行い、撮影結果をタッチパネルモニタ92に表示させる。
図20は、通常撮影時に、タッチパネルモニタ92上に表示される撮影結果確認画面の一例を示す図である。
図20に示される撮影結果確認画面の画像表示領域551には、通常撮影によって得られた静止画像が表示される。撮影結果確認画面上に「こんな風にとれたよ!」といったメッセージが表示されるようにしても良い。通常撮影によって得られた静止画像は、撮影画像表示領域554にも表示される。図20に示した例では、1枚目の撮影が行われたときの画面のため、撮影画像表示領域554−1に取得された静止画像が表示されている。
このようなライブビュー表示画面と撮影結果確認画面を交互に提示する通常撮影が7回繰り返されることで、7枚の撮影画像が取得される。
図18のフローチャートの説明に戻り、ステップS31において、通常撮影が所定の回数行われ、通常撮影における所定の枚数の静止画像が取得されると、ステップS32に処理は進められる。
ステップS32において、おまけ撮影ガイダンスが、タッチパネルモニタ92上に表示される。おまけ撮影ガイダンスは、通常撮影からおまけ撮影に移行するときに、利用者に提示されるガイダンスである。例えば、図21に示すようなおまけ撮影ガイダンス画面が、タッチパネルモニタ92上に表示される。
図21に示したおまけ撮影ガイダンス画面を参照する。おまけ撮影ガイダンス画面の上部には、メッセージ表示領域581が設けられ、“次はよくばりオマケ撮影だよ”というメッセージが表示されている。このメッセージ表示領域581にメッセージを表示することで、利用者に、次はおまけ撮影であることを認識させることができる。また、おまけ撮影、換言すれば、通常撮影に加えてさらに撮影を行えるという認識を利用者に与えることができ、お得感を感じさせることができる。
メッセージ表示領域581の下側には、おまけ撮影とは何かを利用者に認識させるために、選択コース表示領域582とおまけ撮影コース表示領域583が設けられている。おまけ撮影は、事前選択処理時に利用者が選択したコースとは別のコースで行う撮影であるため、利用者にそのような撮影であることを認識させるために、利用者が選択しているコースを表示する選択コース表示領域582が設けられている。
選択コース表示領域582には、利用者が選択したコースを表す画像やコース名が表示される。図21は、利用者がピンクコースを選択したときのおまけ撮影ガイダンス画面であるため、選択コース表示領域582には、背景色がピンク色のモデル画像が表示されている。
おまけ撮影コース表示領域583には、おまけ撮影で撮影できるコースを表す画像とコース名が表示される。ここでは、ピンクコースとシロコースが用意され、利用者はピンクコースを選択した場合であるため、おまけ撮影コース表示領域583には、シロコースで撮影を行えることを利用者に認識させるための画像やコース名が表示される。
図21に示したおまけ撮影コース表示領域583には、背景色が白色のモデル画像が表示されている。また、おまけ撮影コース表示領域583の右上には、“シロコースで+1枚撮影できる!”といったメッセージが表示された吹き出し表示領域584も表示されている。利用者は、おまけ撮影コース表示領域583と吹き出し表示領域584を参照することで、この場合、おまけ撮影としてシロコースで1枚の撮影が行われることを認識することができる。
事前選択処理時に利用者がシロコースを選択しており、シロコースでの通常撮影が行われた後であり、おまけ撮影に移行するときに表示されるおまけ撮影ガイダンス画面は、図22に示すような画面となる。シロコースが選択されている場合、選択コース表示領域582には、背景色が白色のモデル画像が表示されている。
また、おまけ撮影コース表示領域583には、背景色がピンク色のモデル画像が表示され、吹き出し表示領域584には、“ピンクコースで+1枚撮影できる!”といったメッセージが表示されている。
このように、利用者が選択したコースに対応したおまけ撮影ガイダンス画面が表示される。
このように、おまけ撮影では、利用者が選択していないコースでの撮影が行われ、そのことを明確に利用者に認識させるような画面がタッチパネルモニタ92上に表示される。
ここでは、ピンクコースとシロコースの2種類のコースが用意されている場合を例に挙げて説明しているため、図21または図22に示す画面が、選択されているコースに応じて表示されるが、複数のコースが用意されている場合にも本技術を適用することはできる。
複数のコースが用意されている場合も、利用者が選択したコースと、利用者が選択していないコースに分けることができる。そしてこのような場合、利用者が選択していないコースが複数あることになる。
利用者が選択していないコースが複数ある場合、複数のコースのうちの1つのコースが、おまけ撮影のコースとして選択される。選択は、ランダムに行われても良いし、所定の規則に基づいて行われても良い。所定の規則とは、例えば、予め利用者が選択したコース(コースAとする)と、そのコースが選択されたときのおまけ撮影におけるコース(コースBとする)を1対1で関連付けておき、利用者がコースAを選択したときには、コースBをおまけ撮影として選択するという規則を設け、その規則に基づいて選択が行われるようにしても良い。
また、利用者に選択された回数が少ないコースが、優先的におまけ撮影のコースとして選択されるようにしても良い。この場合、あまり選択されないコースを、利用者に宣伝することができ、次回から選択してもらう確率を高くすることができる。
利用者に選択されていないコースが複数ある場合、その選択されていない複数のコースを利用者に提示し、利用者が、おまけ撮影のコースを選択できるようにしても良い。このようにした場合、事前選択処理時に、通常撮影のコースとおまけ撮影のコースを、それぞれ選択できるようにしても良い。
ここでは、おまけ撮影は1枚として説明を続けるが、複数枚でも良い。おまけ撮影が複数回行われるようにした場合であり、利用者が事前選択処理時に、複数のコース(2以上のコース)から選択できるように構成されているような場合、おまけ撮影のコースとして、複数のコースが選択され、選択された複数のコースのそれぞれでおまけ撮影が実行されるようにしても良い。
また、事前選択処理時に選択できるコースの数によらず、おまけ撮影は複数回、例えば、2回と設定されていても良い。このように、おまけ撮影を複数回行う設定にした場合、通常撮影の回数以上にはならないように設定されているのが良いと考えられる。利用者が選択したコースでの撮影回数以上に、おまけ撮影の撮影回数が多い場合、利用者がコースを選択した意味が薄れ、利用者の満足度を低下させる一因となる可能性があるため、おまけ撮影の撮影回数は、利用者が選択したコースでの撮影回数より少ない回数に設定されている。
図18に示したフローチャートを参照した説明に戻る。ステップS32において、おまけ撮影ガイダンスが、所定の時間だけ表示されると、ステップS33に処理は進められる。
ステップS33において、タッチパネルモニタ92上にサンプルポーズ画面が表示される。図23は、タッチパネルモニタ92上に表示されるサンプルポーズ画面の一例を示す図である。サンプルポーズ画面は、例えば、図19に示したサンプル画像表示領域553に表示される画像と同じく、モデルが所定のポーズをとっている画像である。
このサンプルポーズ画面に表示されるサンプルポーズの画像の背景色は、おまけ撮影時のコースの色とされている。例えば、おまけ撮影が、シロコースで行われる場合、サンプルポーズの画像の背景色は、白色とされている。なお、サンプルポーズの画像の背景色は、おまけ撮影時のコースの色とは関係なく、常に同じ色であるように構成することも可能である。
ステップS33(図18)において、タッチパネルモニタ92上にサンプルポーズ画面が所定の時間表示されると、ステップS34に処理は進められる。ステップS34において、所定の回数、おまけ撮影が行われる。おまけ撮影も、基本的には通常撮影と同じである。
図24は、おまけ撮影時に、タッチパネルモニタ92上に表示されるライブビュー表示画面の一例を示す図である。
おまけ撮影時のライブビュー表示の画面構成は、通常撮影時のライブビュー表示と同様の画面構成とすることができる。通常撮影時のライブビュー表示の画面例は、図19に示したが、図19に示した画面例と同じく、おまけ撮影時のライブビュー表示の画面は、図24に示すように、ライブビュー表示画面の略中央に画像表示領域551が設けられ、利用者が映る動画像がリアルタイムで表示される。
また、画像表示領域551内には、枠552が表示される。画像表示領域551の左右には、サンプル画像表示領域553−1,553−2が設けられている。サンプル画像表示領域553には、サンプル画像が表示される。
画像表示領域551の下側には7つの撮影画像表示領域554−1乃至554−7が設けられている。おまけ撮影が、1回だけ行われる仕様である場合、1つの撮影画像表示領域554のみが表示されている画面構成とすることもできる。ここでは、通常撮影時と同様の画面構成である場合を例に挙げて説明を続ける。
撮影画像表示領域554−1乃至554−7には、モデル画像が表示されている。撮影画像表示領域554にモデル画像が表示されることで、通常撮影ではないことを利用者に、認識させることができる。
図24に示したおまけ撮影時のライブビュー表示の画面は、通常撮影が、ピンクコースで行われたため、おまけ撮影は、シロコースで行われるときの画面である。
通常撮影のピンクコースのときには、撮影空間にあるカーテンが下ろされて撮影が行われ、通常撮影からおまけ撮影に切り替わり、シロコースに切り替わるとき、撮影空間にあるカーテンは上げられる。
このカーテンの上げ下げにより、利用者におまけ撮影に切り替えられたことをより認識させることができる。利用者に、通常撮影とは異なる撮影が開始されることを認識させることができる。カーテンの上げ下げといった物体の物理的な移動を利用者に見せ、その移動に伴う音を利用者に聞かせることで、利用者は、別の撮影が行われるという期待感を感じ、気分が高揚する。
図24に示した画面例は、シロコースによる撮影時の画面であるため、画像表示領域551に表示されている利用者を撮影した画像の背景色は、白色となっている。また、サンプル画像表示領域553に表示されているサンプル画像のモデルの背景色も、白色となっている。
このようなライブビュー画像が所定の時間表示された後、撮影前のカウントダウンが開始され、撮影のタイミングになったとき、撮影制御部323は、静止画像を取得する撮影を行い、撮影結果をタッチパネルモニタ92に表示させる。この撮影結果の画面構成は、通常撮影時と同様の画面(図20)と同じ画面構成とすることができるため、ここでは説明を省略する。
ステップS34において、おまけ撮影が所定の回数行われ、おまけ撮影が終了されると、ステップS35に処理が進められる。
ステップS35において、目の大きさの変更が受け付けられる。図25は、目の大きさを変更するときにタッチパネルモニタ92上に表示される画面の一例を示す図である。
図25に示した目の大きさ変更画面の上部には、メッセージ表示領域611が設けられている。図24に示した例では、“目の大きさを選んでね”といったメッセージが表示されている。メッセージ表示領域611の下側であり、画面の略中央の領域には、撮影画像表示領域612が設けられてる。
撮影画像表示領域612には、通常撮影で得られた複数の撮影画像の内の1枚の撮影画像が表示される。例えば、通常撮影で最初に撮影された撮影画像が、撮影画像表示領域612に表示される。また、図25では図示していないが、他の撮影画像を表示させるためのボタンを表示し、そのボタンが操作された場合、撮影画像表示領域612内の撮影画像が他の撮影画像に切り替えられるようにしても良い。
なおここでは、通常撮影時に撮影された複数の撮影画像のうちの1枚が表示されるとして説明しているが、通常撮影とおまけ撮影のときに撮影された複数の撮影画像のうちの1枚の撮影画像が表示されるとしても良い。
また、通常撮影時に得られた全ての画像が一覧表示されるようにしてもよい。一覧表示されるようにした場合に、通常撮影時の画像だけでなく、おまけ撮影時の画像も、表示されるようにしても良い。
撮影画像表示領域612の下側には、4つのボタン613が設けられている。ボタン613−1乃至613−4は、それぞれ“スーパーナチュラル”、“ナチュラル”、“ボリューム”、“スーパーボリューム”に該当するボタンとされている。各ボタン613−1乃至613−4は、撮影画像の被写体の目の大きさを変えるためのボタンである。
“スーパーナチュラル”というボタン613−1は、目の大きさを小さく変更するときに操作されるボタンである。“ナチュラル”というボタン613−2は、目の大きさを変更しないときに操作されるボタンである。“ボリューム”というボタン613−3は、目の大きさを大きく変更するときに操作されるボタンである。“スーパーボリューム”というボタン613−4は、目の大きさを最も大きく変更するときに操作されるボタンである。
図25では、ボタン613−3が選択されている状態であり、ボタン613−3の周りには枠が表示され、選択されていないボタン613と区別が付く表示がなされている。撮影画像表示領域612の被写体の目は、選択されているボタン613に該当する目の大きさに変更されて表示される。図25に示した例では、“ボリューム”というボタン613−3が選択されているため、撮影画像表示領域612の被写体の目は、“ボリューム”に該当する大きさに変更されている。
選択されているボタン613が変更された場合、その変更されたボタン613に関連付けられている目の大きさに、撮影画像表示領域612の被写体の目の大きさは変更される。換言すれば、ボタン613−1乃至613−4のうち、選択されているボタン613に関連付けられている画像処理が、撮影画像表示領域612に表示されている画像に施され、画像処理後の画像に、撮影画像表示領域612内の画像が切り替えられる。
利用者は、撮影画像表示領域612に表示されている自己の画像で、目の大きさを確認しながら、所望の目の大きさを設定することができる。利用者は、選択しているボタン613に関連付けられている目の大きさで良ければ、“OK”ボタン614を操作する。“OK”ボタン614が操作された場合、その時点で、選択されている目の大きさで確定される。また、“OK”ボタン614が操作されずに、予め設定されている時間が経過した場合、その時点で、選択されている目の大きさで確定される。
このようにして利用者により選択された目の大きさは、撮影画像表示領域612に表示されている撮影画像だけではなく、表示されていない通常撮影時に撮影された他の撮影画像に対しても一括して適用される。または通常撮影時に撮影された撮影画像とおまけ撮影時に撮影された撮影画像に対して、一括して適用される。すなわち、撮影画像表示領域612に表示されている撮影画像と、表示されていない撮影画像に対して画像処理が施される。
なおここでは、目の大きさが選択される場合を例に挙げて説明したが、他の選択、例えば、肌の色や顔の大きさなどが選択されるようにすることもできる。また、目の大きさだけでなく、肌の色や顔の大きさなども選択されるようにすることもできる。
また、通常撮影時に得られた撮影画像と、おまけ撮影時に得られた撮影画像は、別々に処理されるようにしても良い。通常撮影とおまけ撮影とでは、背景色が異なるため、仮に同じ目の大きさであっても見え方が異なる可能性がある。また、通常撮影とおまけ撮影とでは、背景色に合わせて撮影時に、ストロボの発光量や発光パターンが微調整されているため、通常撮影時に得られた撮影画像とおまけ撮影時に得られた撮影画像に対して、同一の画像処理を施した場合でも、見え方が異なる可能性がある。
そこで、図25に示した画面において、通常撮影時の撮影画像に対して目の大きさの設定処理が行われた後、画面が切り替えられ、おまけ撮影時の撮影画像に対する目の大きさの設定処理が行われるようにしても良い。
ステップS35において、目の大きさの選択が終了されると、ステップS36に処理は進められる。ステップS36において、編集空間への移動の案内が行われることで、撮影処理は終了され、編集処理へと処理は移行される。
<編集処理の詳細>
ステップS4で行われる編集処理の詳細について、図26のフローチャートを参照して説明する。
編集処理が開始されると、ステップS61において、編集処理部403は、タブレット内蔵モニタ131に準備中用の画面を表示させる。図28を参照して後述するが、編集対象とされる画像を選択する画面には、複数の撮影画像が表示される。表示される複数の撮影画像は、上記した目の大きさを変更する画像処理が施されたり、被写体の顔を小顔にする画像処理が施されたりした画像である。このような複数の撮影画像に対して複数の画像処理を施すための時間が必要となる。
利用者が、撮影空間から編集空間に移動する前に、編集画面が準備できれば良いが、できない場合、利用者が編集空間に移動した後にしばらく編集を開始できない時間が発生する可能性がある。このような時間が発生した場合に、利用者に提示する画面が、タブレット内蔵モニタ131に表示される。ここではこのような画面を準備中用の画面と記述する。
図27は、ステップS61において、タブレット内蔵モニタ131に表示される準備中用の画面の一例を示す図である。
準備中の画面には、6枚の画像が表示される。図中、左上の画像621−1、右上の画像621−2、および中央下の画像621−3は、撮影時に利用者を撮影した画像(映像)である。撮影時に、ライブビュー表示していた映像を記録しておき、その記録した映像が、画像621−1乃至621−3として表示される。
画像621−1乃至621−3は、同一の画像(映像)であっても良いし、異なる画像(映像)であっても良い。
図中、中央上の画像622−1、左下の画像622−2、および右下の画像622−3は、予め用意されている画像であり、例えば、モデルの全身、顔、足などが撮像されている画像である。
図27に示したように、利用者を撮影した映像とモデルの画像を表示することで、利用者を飽きさせずに、編集画面を表示するための処理が行われている待ち時間を過ごすことができる。
図27に示した画面は、一例であり、他の画面構成であっても良い。例えば、利用者を撮影した映像(ライブビュー表示の映像)のみが大きく表示されるような画面であっても良い。
また、画像処理が施された画像は、ステップS63において編集対象とする画像が選択されるときの画面に表示されるが、その編集対象を選択する画面が表示される前に、ステップS62において、アドレス入力画面が表示され、アドレスの入力が行われる。このアドレス入力が行われている間に、撮影画像に対して画像処理を施すことも可能である場合、準備中用の画面を表示せずに、アドレス入力画面が表示されるようにしても良い。
またここでは、画像処理を施す時間を得るために準備中用の画面を表示するとしたが、このような画面を表示することで、編集処理へのガイダンスとすることもできるため、ガイダンスとして表示されるようにしても良い。
また、利用者が撮影空間で撮影しているときの映像(ライブビューの映像)が表示されることで、利用者は、自己が映っている映像を見ることで、正しい編集空間に移動したことを確認することができ、安心感を得ることができる。また、自己が映っている映像自体を楽しんで見ることもできるため、満足度を向上させることもできる。これらのことから、画像処理を施す時間を得るためではなくても、図27に示したような準備中用の画面が表示されるようにしても良い。
ステップS61において、準備中用の画面が表示されている間に、画像処理が施された画像を表示できる状態になると、ステップS62に処理が進められる。ステップS62において、アドレス入力画面が表示される。
ステップS62において、編集処理部403は、タブレット内蔵モニタ131にアドレス入力画面を表示させる。
アドレス入力画面は、利用者の所有する携帯端末のメールアドレスの入力に用いられる画面である。アドレス入力画面は、メールアドレスに用いることが可能なアルファベットや記号、携帯端末のキャリアを選択するためのボタンと、選択されたボタンに対応する文字列が表示されるテキストボックスが表示される。
アドレス入力画面において、メールアドレスの入力が終了すると、処理はステップS63に進められる。ステップS63において、編集処理部403は、タブレット内蔵モニタ131に、編集対象の画像を選択するための編集対象選択画面を表示させる。編集対象選択画面については図28を参照して後述するが、撮影された撮影画像から、編集や印刷を行いたい画像を選択するための画面である。利用者による編集対象の画像が選択されると、ステップS64に処理は進められる。
ステップS64において、編集処理部403は、タブレット内蔵モニタ131に編集画面を表示させる。編集画面については、図29を参照して後述するが、編集対象となる撮影画像の編集に用いられる画面である。編集画面には、編集対象となる撮影画像と、編集に用いられるスタンプ画像やペン画像などの各種の編集ツール(合成用画像)が表示される。
利用者は、タッチペン132を用いて、スタンプ画像やペン画像などを編集対象となる撮影画像上の所定の位置へ重畳することで、編集対象となる撮影画像に対する合成用画像の合成が行われる。
すなわち、ステップS65において、編集処理部403は、利用者の操作に応じて、編集対象となる撮影画像に編集を施す。
編集作業が終了すると、ステップS66において、編集処理部403は、タブレット内蔵モニタ131に分割数選択画面を表示させる。
分割数選択画面は、最終的に出力されるシール紙の分割数やシールレイアウトの選択に用いられる画面であり、図34を参照して後述する。シールレイアウトは、1枚のシール紙に配置される編集画像(撮影画像)の枚数や位置、大きさを決定するレイアウト(配置パターン)である。ここで、利用者により選択されたシールレイアウトに従って編集画像が配置されてなる画像、すなわち、最終的にシール紙に印刷されて出力される画像をレイアウト画像という。このレイアウト画像のイメージを表すシール紙イメージは、記憶部316に記憶される。
したがって、分割数選択画面には、例えば5枚の撮影画像のそれぞれに編集が施された編集画像が、異なるシールレイアウトで配置されたレイアウト画像が複数表示される。
分割数選択画面において、レイアウト画像のいずれかが選択されると、処理はステップS67に進められる。
ステップS67において、編集処理部403は、タブレット内蔵モニタ131に携帯送信用画像選択画面を表示させる。
携帯送信用画像選択画面は、携帯送信用画像の選択に用いられる画面であり、図35を参照して後述する。携帯送信用画像は、上述した画像取得サイト管理サーバを介して、利用者の所有する携帯端末上で表示されたり、その携帯端末にダウンロードされたりする撮影画像である。携帯送信用画像選択画面には、例えば編集が施された後の5枚の編集画像や、編集画面において作成された携帯送信専用の画像が表示される。
携帯送信用画像選択画面には、編集画像に代えて、編集が施される前の撮影画像が表示されるようにしてもよい。
携帯送信用画像選択画面において、携帯送信用画像として、画像のいずれかが選択されると、処理はステップS68に進められる。
ステップS68において、編集処理部403は、通信部317を制御することで、インターネットなどのネットワークを介して、利用者により選択された携帯送信用画像を、利用者によりアドレス入力画面に入力されたメールアドレスとともに、画像取得サイト管理サーバに送信する。
画像取得サイト管理サーバは、利用者により入力されたメールアドレス宛てに、携帯端末がサーバにアクセスするのに必要なURLが記載されたメールを送信する。そして、そのURLに基づいて、利用者が所有する携帯端末が、ネットワークを介して画像取得サイト管理サーバにアクセスすることで、画像取得サイト管理サーバに送信された画像が携帯端末に提供される。
その後、ステップS69において、編集処理部403は、編集作業を終えた利用者に対して、印刷待ち空間A3への移動を案内する。印刷待ち空間A3への移動の案内は、編集部305のタブレット内蔵モニタ131に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ341から出力させることによって行われる。
以上のようにして、編集処理が行われる。
<編集対象選択画面の例>
ここで、上述した編集処理のステップS63において表示される編集対象選択画面の詳細について説明する。
図28は、編集対象選択画面の一例を示す図である。編集対象選択画面の上部には、“編集したい画像を5枚選んでね”といったメッセージが表示されているメッセージ表示領域631が設けられている。
編集対象選択画面には、撮影された画像であり、画像処理が施された画像が一覧表示されている。一覧表示される画像は、通常撮影で撮影された画像である。ここでは、7回の通常撮影が行われ、7枚の撮影画像が得られる場合を例に挙げて説明しているため、7枚の撮影画像が一覧表示される。
おまけ撮影で撮影された撮影画像も、編集対象選択画面に表示されるようにしても良い。おまけ撮影が1回行われ、1枚の撮影画像が得られる場合、編集対象選択画面には、通常撮影時に撮影された7枚の撮影画像と、おまけ撮影時に撮影された1枚の撮影画像の計8枚の撮影画像が表示される。
ここでは、編集対象選択画面には、おまけ撮影時の撮影画像は表示されないとして説明を続ける。またおまけ撮影時の撮影画像は、編集対象の画像として、常に利用者に提供される画像として設定されている場合を例に挙げて説明を続ける。
図28に示した編集対象選択画面には、通常撮影時に撮影された撮影画像632−1乃至632−7の7枚の撮影画像が一覧表示されている。利用者は、撮影画像632−1乃至632−7の7枚の撮影画像から、編集したい画像を5枚選択する。
編集対象選択画面において選択された画像は、最終的にシール紙に印刷される画像となる。よって、メッセージ表示領域631に表示されるメッセージは、“印刷したい画像を5枚選んでね”でも良い。
利用者は、表示されている撮影画像632−1乃至632−7から、5枚の撮影画像を選択する。例えば、利用者は、タッチペン132で、選択したい撮影画像632をタッチすることで、選択することができる。選択された撮影画像632は、選択されていない撮影画像632と区別が付く表示がされる。図28に示した例では、撮影画像632−1と撮影画像632−6が選択済みであり、選択済みであることを示す“Select1”、“Select2”といったマークが表示されている。
利用者が5枚選択し、その選択で良ければ、“OK”ボタン633が操作される。この“OK”ボタン633は、撮影画像632−1乃至632−7から5枚選択された時点で、操作可能となるボタンとされている。例えば、図28に示したように、2枚しか選択されていない状態では、操作できないボタンとされている。そして、5枚の撮影画像632が選択されると、操作できるボタンとなり、表示も変えられ、操作できる状態であることを利用者が認識できる表示になる。
ステップS63(図26)において、編集対象選択画面が表示され、利用者により5枚の撮影画像632が選択され、“OK”ボタン633が操作されると、処理は、ステップS64に進められる。
<編集画面の例>
上述した編集処理のステップS64において表示される編集画面の詳細について説明する。図29は、タブレット内蔵モニタ131に表示される編集画面の例を示す図である。また図30は、図29に示した編集画面のうち、サムネイル表示領域711Lを拡大した図である。
編集画面は、基本的に、主な構成が左右対称に設けられることによって構成される。左側の領域は、タブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられる領域である。右側の領域は、タブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる領域である。このような編集画面の構成により、主に2人の利用者が同時に編集作業を行うことができる。
以下、編集画面の左側の領域(左側領域)について説明する。
左側領域の中央上方には、サムネイル表示領域711Lが設けられる。サムネイル表示領域711Lは、撮影画像を表すサムネイル画像の表示領域である。利用者は、サムネイル表示領域711Lに表示されているサムネイル画像を選択することによって、編集対象とする撮影画像を選択する。
図29(図30)の例では、6枚の撮影画像を表すサムネイル画像がサムネイル表示領域711Lに並んで表示されている。サムネイル表示領域711Lに表示される撮影画像は、編集画像選択画面により利用者が編集対象として選択した5枚の撮影画像と、おまけ撮影時に撮影された1枚の撮影画像の、計6枚の撮影画像である。このように、利用者により選択されたコースで撮影された画像と、利用者により選択されていないコースで撮影された画像とが、同一画面(サムネイル表示領域711)に表示される。
図30に示したサムネイル表示領域711Lにおいて、左側に並べて表示されている5枚のサムネイル画像は、通常撮影時に撮影された撮影画像(編集対象として利用者に選択された撮影画像)である。また、5枚のサムネイル画像の右側には、+マークが表示され、さらに1枚のサムネイル画像が表示されている。この1枚のサムネイル画像(サムネイル表示領域711Lにおいて、一番右端に表示されているサムネイル画像)は、おまけ撮影時に撮影された撮影画像である。
おまけ撮影時に撮影された撮影画像のサムネイル画像には、“欲張りおまけ”といった文字が表示されている。サムネイル画像付近に、+マークや“欲張りおまけ”といった表示がされることで、利用者に、おまけ撮影で得られた画像も編集できることをアピールすることができる。
また、おまけ撮影や、おまけ撮影で得られた画像に対して編集が行えることを、利用者にアピールすることで、お得感を与えることができ、利用者の満足度を向上させることができる。また、利用者が選択しなかったコースに対する宣伝もできるため、次回に選択してもらう可能性を高め、集客率を向上させることが期待できる。
なお、おまけ撮影が複数回行われる場合、おまけ撮影により得られた複数の撮影画像のサムネイル画像が、サムネイル表示領域711Lに表示されるようにしても良い。また、おまけ撮影が複数回行われる場合、おまけ撮影により得られた複数の撮影画像のうち選択された1枚の撮影画像のサムネイル画像が、サムネイル表示領域711Lに表示されるようにしても良い。その選択は、利用者により行われるようにしても良いし、写真作成ゲーム機1側で行うようにしても良い。
このように、おまけ撮影時に撮影された撮影画像も編集できるように構成されている。すなわち、通常撮影により得られた撮影画像と同等に、おまけ撮影により得られた撮影画像も、編集処理ができるように構成されている。利用者は、選択したコースでの撮影や編集を楽しむことができるように構成されていることはもちろんのこと、選択していないコースでの撮影や編集も楽しむことができる構成とされている。
図29に示した編集画面において、左側領域の略中央には、編集領域712Lが設けられる。編集領域712Lは、編集対象として、サムネイル表示領域711Lに表示されている6枚のサムネイル画像のうち、利用者により選択された撮影画像(編集対象画像)が、拡大されて表示される領域である。利用者は、タッチペン132を用いて編集ツールを選択し、編集領域712Lに表示された撮影画像に対して編集を行う。
編集領域712Lの左側には、メイクパレット713Lが表示される。メイクパレット713Lは、メイクツールを選択するためのアイコンの表示領域である。メイクツールには、涙袋ツール、ふたえ幅ツール、および目のかたちツールがある。涙袋ツールは、編集対象画像に写る人物の目の下方に涙袋を作る(作ったように見せる)ための機能を提供するものであり、ふたえ幅ツールは、編集対象画像に写る人物の目の二重まぶたの幅(厚さ)を強調するための機能を提供するものである。また、目のかたちツールは、編集対象画像に写る人物の目の形状を変更するための機能を提供するものである。
編集領域712Lの下方には、編集パレット714Lが表示される。編集パレット714Lは、ペン画像やスタンプ画像などの各種の編集ツール(合成用画像)の選択に用いられる。
編集パレット714Lにおいては、編集パレット714Lの編集画面中央側に設けられたボタン毎に各編集ツールが表示される。利用者は、それぞれのボタンを選択することによって、編集パレット714Lに表示される編集ツールを切り替える。例えば、「ペン」の名前が付されたボタンは、ペン画像を選択するときに操作されるボタンであり、「スタンプ」の名前が付されたボタンは、スタンプ画像を選択するときに操作されるボタンである。
編集画面の右側の領域(右側領域)には、以上のような左側領域の構成と同じ構成711R乃至714Rが、それぞれ位置を対称にして配置される。
編集画面において、左側領域と右側領域に挟まれた中央の領域(中央領域)には、スマートフォンの外観を模した2つの携帯おまけボタン715L,715Rが左右に並んで表示される。左側の携帯おまけボタン715Lは、タブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により操作され、右側の携帯おまけボタン715Rは、タブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により操作される。携帯おまけボタン715L,715Rが操作されると、携帯おまけの作成を行うことができる。携帯おまけは、携帯端末の待ち受け画面に表示されたり、メールに添付されたり、ブログを含むSNS(Social Networking System)にアップロードされたりする画像など、携帯端末上で用いられることを前提とした画像である。作成された携帯おまけは、携帯端末への送信専用の画像として、画像取得サイト管理サーバに送信される。
携帯おまけボタン715L,715Rの下方には、編集作業中のBGMの設定を行うときに操作されるボタンなども表示される。
このような編集画面により、主に2人の利用者が同時に編集作業を行うことができる。
<携帯おまけ作成処理について>
次に、図31のフローチャートを参照して、編集画面において、携帯おまけボタン715Lまたは715Rが操作されたときに実行される携帯おまけ作成処理について説明する。以下においては、タブレット内蔵モニタ131に向かって左側の利用者により携帯おまけボタン715Lが操作された場合の処理について説明する。
携帯おまけボタン715Lが操作されると、ステップS81において、編集処理部403は、編集画面の左側領域上に、加工画面を表示させる。加工画面は、携帯おまけとなる撮影画像を選択させたり、選択された撮影画像に施される各種の加工処理を選択させたりするための画面である。
図32は、加工画面の例を示す図である。加工画面の上部には、画像選択領域731が設けられる。画像選択領域731は、携帯おまけの選択候補となる例えば6枚の撮影画像のサムネイル画像が表示される領域である。この6枚の撮影画像のサムネイル画像は、サムネイル表示領域711Lに表示されている6枚のサムネイル画像と同一である。
すなわち、通常撮影時に撮影された5枚の撮影画像と、おまけ撮影時に撮影された1枚の撮影画像の計6枚の撮影画像に対応するサムネイル画像である。おまけ撮影時に撮影された撮影画像も、携帯おまけ画像の対象とされている。
画像選択領域731から選択された撮影画像が、携帯おまけとなる。なお、携帯おまけの選択候補は、いずれの編集も施されていない撮影画像とされる。
画像選択領域731の下方には、加工画像表示領域732が設けられる。加工画像表示領域732には、画像選択領域731において選択された携帯おまけとなる撮影画像に対して、各種の加工処理を施した画像(以下、加工画像という)が複数表示される。図32の例では、加工画像表示領域732に、9枚の加工画像が表示されているが、左上の画像を除いた画像それぞれに、異なる加工処理が施されている。なお、加工画像表示領域732に表示される加工画像は、画像選択領域731において他の撮影画像が選択される毎に、選択されたその撮影画像に加工処理を施した画像に切り替わる。
ステップS81の後、処理はステップS82に進み、編集処理部403は、加工画面に続いて、ぼかし画面を表示させる。ぼかし画面は、携帯おまけとなる撮影画像に、ぼかし処理を施すための画面である。
ステップS82の後、処理はステップS83に進み、編集処理部403は、ぼかし画面に続いて、トリミング画面を表示させる。トリミング画面は、携帯おまけとなる撮影画像においてトリミングされる領域(トリミング領域)を選択させる画面である。
ステップS83の後、処理はステップS84に進み、編集処理部403は、携帯おまけ落書き画面を表示させる。携帯おまけ落書き画面は、携帯おまけとなる撮影画像の編集に用いられる画面である。携帯おまけ落書き画面は、加工画面(図32)などのように、編集画面の左側領域全体の上に表示されるのではなく、編集画面の左側領域の編集パレット514Lを隠さないようにして表示される。したがって、ここでは、編集パレット514Lにおいて選択可能なペン画像やスタンプ画像などの各種の編集ツールを用いた編集が行われる。
以上のようにして、携帯おまけが作成される。
<複数のコンテンツを一括して合成する例>
図29に示した編集画面において、コンテンツとして、顔の認識結果に基づいた位置に合成される変身スタンプ画像がある。図33は、編集パレットの例を示す図である。
図33の編集パレット800においては、「なりきりセット」のタブが選択され、3枚のサンプル画像811,812,813が表示されている。
サンプル画像811,812,813は、モデルを被写体としたモデル画像に、顔の認識結果に応じた互いに異なる変身スタンプ画像が合成された画像である。サンプル画像811乃至813の背景色(柄)は、通常撮影時に選択されたコースに対応する色(柄)とされている。例えば、通常撮影時のコースとしてピンクコースが選択されていた場合、サンプル画像811乃至813の背景色は、ピンク色とされている。同じく、図示はしないが、例えば、通常撮影時のコースとしてシロコースが選択されていた場合、サンプル画像811乃至813の背景色は、白色とされている。
サンプル画像811においては、モデルの顔に、猫の耳を模した変身スタンプ画像が合成されるとともに、その変身スタンプ画像に対応した、ハート型の図形が複数配置された背景画像が合成されている。
サンプル画像812においては、モデルの顔に、犬の鼻と耳を模した変身スタンプ画像が合成されるとともに、その変身スタンプ画像に対応した、犬の足跡を模した図形が複数配置された背景画像が合成されている。
サンプル画像813においては、モデルの顔に、ねずみの鼻と耳を模した変身スタンプ画像が合成されるとともに、その変身スタンプ画像に対応した図形が複数配置された背景画像が合成されている。
編集パレット800のサンプル画像811の左側には前ボタン821が表示され、サンプル画像813の右側には次ボタン822が表示されている。前ボタン821は、サンプル画像811よりも前にあるサンプル画像を表示させたいときに操作されるボタンである。次ボタン822は、サンプル画像813よりも後にあるサンプル画像を表示させたいときに操作されるボタンである。
編集パレット800の右側には、OFFボタン823も表示されている。OFFボタン823は、編集対象画像に合成された変身スタンプ画像や背景画像を消去する際に選択されるボタンである。
このように、所定の編集パレット800においては、撮影時のコースに合ったサンプル画像が用意されており、そのサンプル画像が表示される。換言すれば、編集対象となっている撮影画像と同じ背景色のサンプル画像が用意されており、そのサンプル画像が表示される。利用者が編集したい画像の背景色と、サンプル画像の背景色が同一色とされていることで、利用者は、編集後のイメージをしやすくなり、所望とする編集を、より的確に、より早く行うことが可能となる。
<分割数選択画面の例>
ステップS66において、タブレット内蔵モニタ131に表示される分割数選択画面について説明を加える。図34は、分割数選択画面の一例を示す図である。
分割数選択画面は、最終的に出力されるシール紙の分割数やシールレイアウトの選択に用いられる画面である。シールレイアウトは、1枚のシール紙に配置される編集画像(撮影画像)の枚数や位置、大きさを決定するレイアウト(配置パターン)である。図34に示した画面の中央には、印刷されるシールのレイアウトを表示するレイアウト表示領域841が設けられている。レイアウト表示領域841に表示されているように、1枚のシールは、上部、中部、下部の3つの領域に分割されている。
利用者は、シールの上部と下部のレイアウトを、それぞれ選択できる。画面左側には、レイアウト表示領域841の上部のレイアウトを選択するためのレイアウト選択領域842が設けられており、画面右側には、レイアウト表示領域841の下部のレイアウトを選択するためのレイアウト選択領域843が設けられている。
印刷されるシールレイアウトは、例えば、図34に示した画面中央のレイアウト表示領域841に表示されているようなレイアウトとなる。印刷されるのは、通常撮影時に撮影され、編集対象とされた撮影画像である。この場合、通常撮影時に撮影された7枚の撮影画像のうち、5枚の撮影画像が編集対象として選択されているため、この5枚の撮影画像であり、編集された撮影画像が印刷される。
すなわち、印刷されるのは、通常撮影時に撮影された画像であり、換言すれば、同一コースで撮影された画像である。同一コースで撮影された画像であるため、背景色は、同一色となる。よって、利用者に提供されるシール紙は、背景色が統一された画像となり、シール紙としての完成度を高めることができる。
なお、おまけ撮影時に得られた撮影画像も、シール紙に印刷されるように構成することも可能である。おまけ撮影と通常撮影では、コースが異なるため、背景色が異なる画像となる。よって、背景色が異なる画像が混在することで、シール紙としての完成度が下がる可能性がある。シール紙としての完成度が下がらないレイアウトとなるように考慮されたレイアウトであれば、おまけ撮影時に撮影された撮影画像も、シール紙に印刷されるようにしても良い。
ここでは、おまけ撮影時に撮影された撮影画像は、シール紙には印刷されないとして説明を続ける。おまけ撮影時に撮影された撮影画像は、利用者の携帯端末用に送信される画像とされる。すなわち利用者は、通常撮影時に撮影された画像は、シール紙として取得することができ、おまけ撮影時に撮影された画像は、携帯端末用の画像として取得することができるように構成されている。
利用者は異なるコースで撮影された画像を取得することができる。よって、利用者の満足度を向上させることができる。
<携帯送信用画像選択画面の例>
ステップS67において、タブレット内蔵モニタ131に表示される携帯送信用画像選択画面について説明を加える。図35は、携帯送信用画像選択画面の一例を示す図である。
携帯送信用画像選択画面は、携帯送信用画像の選択に用いられる画面である。携帯送信用画像は、上述した画像取得サイト管理サーバを介して、利用者の所有する携帯端末上で表示されたり、その携帯端末にダウンロードされたりする撮影画像である。
図35に示すように、携帯送信用画像選択画面には、通常撮影で撮影された撮影画像であり、利用者により編集対象として選択され、編集が施された後の5枚の編集画像を表示する通常画像表示領域861が設けられている。
なお、通常画像表示領域861には、通常撮影で撮影された撮影画像であり、利用者により編集対象として選択され、編集された5枚の編集画像が表示される場合を例に挙げて説明するが、さらに、おまけ撮影で撮影された撮影画像(編集後の編集画像)も表示されるようにしても良い。このようにした場合、通常画像表示領域861には、6枚の画像が表示される。
携帯送信用画像選択画面には、編集画面において作成された携帯送信専用の画像(ケータイおまけで編集された画像)が表示される携帯画像表示領域862も設けられている。携帯画像表示領域862には、利用者Aと利用者Bのそれぞれが選択して編集した画像が表示されるため、2枚の編集画像が表示される。
なお、携帯送信用画像選択画面には、編集画像に代えて、編集が施される前の撮影画像が表示されるようにしてもよい。
利用者は、通常画像表示領域861、または携帯画像表示領域862のいずれかに表示されている画像から、自己の携帯端末に送信したい画像を選択する。利用者が、通常画像表示領域861、または携帯画像表示領域862から選択した画像には、アンカが表示されるなど、他の選択されていない画像と区別が付く表示がされる。
そして、OKボタン863が操作されると、処理はステップS68(図26)に進められる。
ステップS68において、編集処理部403は、通信部317を制御することで、インターネットなどのネットワークを介して、利用者により選択された携帯送信用画像を、利用者によりアドレス入力画面に入力されたメールアドレスとともに、画像取得サイト管理サーバに送信する。
画像取得サイト管理サーバには、利用者により携帯送信用画像として選択された画像を含む8枚の画像が送信される。8枚の画像は、通常画像表示領域861に表示されている5枚の画像、携帯画像表示領域862に表示されている2枚の画像、およびおまけ撮影時に撮影された1枚の画像の計8枚の画像となる。例えば、有料会員の場合、画像取得サイト管理サーバに保存された8枚の画像は、自由にダウンロードできるように構成されている。
また有料会員でない利用者に対しては、その利用者が携帯送信用画像として選択した1枚の画像と、おまけ撮影により撮影された1枚の画像の計2枚の画像をダウンロードできるように構成されている。
会員の有無に関係なく、おまけ撮影により撮影された画像は、携帯用の画像として利用者は取得できるように構成されている。
このように、通常撮影時に撮影された画像は、印刷用の画像とされる。またおまけ撮影により撮影された画像は、携帯用の画像とされる。利用者は異なるコースで撮影された画像を取得することができる。よって、利用者の満足度を向上させることができる。
このように編集作業が行われると、印刷処理が行われ、利用者は印刷された画像を取得する。
本技術によれば、利用者に選択したコースにおいて、満足する撮影や編集を行わせることができることはもちろんのこと、選択していないコースにおいても、撮影や編集を行わせることができ、満足感を増すことができる。すなわち、選択していないコースでも、撮影や編集が行えることで、お得感やお試し感を利用者に与えることができ、満足感を与えることができる。
また、選択していないコースに対して興味を持たせることができ、宣伝することができ、次回、選択していなかったコースを選択させるきっかけを与えることができる。よって、リピーターを増やし、集客率を向上させることができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図12に示されるように、装置本体とは別に、写真作成ゲーム機1の管理者にプログラムを配信するために配布される、そのプログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROMおよびDVDを含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア319により構成される。また、これらだけでなく、記録媒体は、装置本体に予め組み込まれた状態で管理者に配信されるプログラムが記録されているROM312や、記憶部316に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上において、印刷媒体は、シール紙や写真紙に限られるものではない。例えば、所定のサイズの紙やフィルム、プリペイドカードやIC(Integrated Circuit)カードなどのカード、あるいは、Tシャツなどの布地などに、画像を印刷するようにしてもよい。この場合、1または複数の撮影画像が配置されたシールレイアウト画像が、これらの印刷媒体に印刷されるようにしてもよい。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 写真作成ゲーム機, 11 撮影ユニット, 12 編集ユニット, 20 事前選択部, 21 撮影部, 22 背景部, 25 背景カーテンユニット, 81 カメラユニット, 82 天井ストロボユニット, 83 天井LEDユニット, 84 足元ストロボユニット, 91 カメラ, 92 タッチパネルモニタ, 93 携帯端末ホルダ, 111 側面ストロボユニット, 131 タブレット内蔵モニタ, 132 タッチペン, 401 事前選択処理部, 402 撮影処理部, 403 編集処理部, 404 印刷処理部, 501 メッセージ表示領域, 502 ボタン, 503 画像表示領域, 504 ボタン, 511 メッセージ表示部, 512 ボタン, 513 ボタン, 514 編集パレット, 521 画像表示領域, 551 画像表示領域, 552 枠, 553 サンプル画像表示領域, 554 撮影画像表示領域, 581 メッセージ表示領域, 582 選択コース表示領域, 583 撮影コース表示領域, 584 吹き出し表示領域, 611 メッセージ表示領域, 612 撮影画像表示領域, 613 ボタン, 614 ボタン, 621 :画像, 631 メッセージ表示領域, 632 撮影画像, 633 ボタン, 711 サムネイル表示領域, 712 編集領域, 713 メイクパレット, 714 編集パレット, 715 ボタン, 731 画像選択領域, 732 加工画像表示領域, 800 編集パレット, 811 サンプル画像, 812 サンプル画像, 813 サンプル画像, 821 前ボタン, 822 次ボタン, 823 OFFボタン, 841 レイアウト表示領域, 842 レイアウト選択領域, 843 レイアウト選択領域, 861 通常画像表示領域, 862 携帯画像表示領域, 863 OKボタン

Claims (13)

  1. 利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得する撮影部を備え、
    前記撮影部は、複数のコースから前記利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、前記複数のコースから前記利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う
    写真作成ゲーム機。
  2. 前記第1の撮影により得られた前記撮影画像は、シール紙に印刷される画像とされ、前記第2の撮影により得られた前記撮影画像は、前記利用者の携帯端末用の画像とされる
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  3. 前記第1の撮影が複数回行われ、前記第2の撮影が、前記第1の撮影の回数よりも少ない回数だけ行われる
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  4. 前記コースは、撮影時の前記利用者の背景に関するコースである
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  5. 前記第1の撮影と前記第2の撮影は、異なる背景で撮影が行われる
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  6. 前記第1の撮影と前記第2の撮影は、異なるカーテンを前記利用者の背後に下ろすことで撮影が行われる
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  7. 前記第1の撮影時に前記利用者に提示される画面内のサンプル画像と、前記第2の撮影時に前記利用者に提示される画面内のサンプル画像とは異なる
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  8. 前記第1の撮影から前記第2の撮影に移行するとき、追加撮影であることを前記利用者に認識させる画面が表示される
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  9. 前記第1の撮影により得られた前記撮影画像と、前記第2の撮影により得られた前記撮影画像を対象にした編集を施す編集処理部をさらに備える
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  10. 前記第1の撮影により得られた前記撮影画像と、前記第2の撮影により得られた前記撮影画像が、同一画面内に表示される
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  11. 前記編集処理部は、前記第1の撮影により得られた前記撮影画像のうち、前記利用者により編集対象の撮影画像として選択された複数の撮影画像と、前記第2の撮影により得られた前記撮影画像を、並べて表示する
    請求項9に記載の写真作成ゲーム機。
  12. 写真作成ゲーム機が、
    利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得し、
    前記撮影は、複数のコースから前記利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、前記複数のコースから前記利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う
    ゲーム提供方法。
  13. コンピュータに、
    利用者を被写体とした撮影を行うことで撮影画像を取得し、
    前記撮影は、複数のコースから前記利用者により選択されたコースでの第1の撮影と、前記複数のコースから前記利用者により選択されていない少なくとも1つのコースでの第2の撮影を行う
    処理を実行させるためのプログラム。
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