JP4490085B2 - 写真プリント提供装置、写真プリント提供方法および写真プリント提供プログラム - Google Patents

写真プリント提供装置、写真プリント提供方法および写真プリント提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えばゲームセンター等に設置され、硬貨等の投入により撮影画像をプリントして販売する写真プリント提供装置、写真プリント提供方法および写真プリント提供プログラムに関するものである。
近年ゲームセンター等の遊戯を提供する店舗において、写真を撮影して写真プリント等にする写真プリント提供装置が数多く設置されている。このような写真プリント提供装置は、一般に使用者である被写体を撮影手段であるカメラで撮影し、その撮影画像をタブレットディスプレイ等に表示して付属のタッチペンで文字や図形等を入力する編集(いわゆるお絵描き)という機能がついているものが一般的になっている。そして、入力した画像は撮影画像と合成され、その合成画像がプリンタで印刷され使用者に提供される。このような、写真プリント提供装置では、複数回撮影し、画像表示部において、撮影した複数の撮影画像の中から、編集用の画像を選択する(例えば6枚撮影して4枚選択する等)ことが一般的である。
一般的に、上記のような写真プリント提供装置は、画像表示部が1つであるため、多くの使用者が撮影画像を迅速に確認することが困難であった。また、一方の使用者が書き込みを行なっている近傍のエリアに他方の使用者が書き込みを行なうことが困難となり、結局、多数の使用者が短い時間内に、多くの文字、図形などを書き込んで楽しむことが困難である。
そこで、複数の表示画面を設け、編集入力を迅速かつ効率的に入力することができる画像印刷装置が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照。)。特許文献1に示されるような装置は、複数の編集画面を備えて、複数人で編集することを可能にするようになっている。
また、編集入力を迅速かつ効率的に入力することができる画像印刷装置が提案されている(例えば、下記の特許文献2参照。)。特許文献2に示されるような装置は、複数表示された被写体の各画像に、それぞれ異なる編集を行なうことができるようになっている。
上記のような編集機能を備えた画像印刷装置においては、1つの撮影画像に、いくつかの異なる編集を施すことにより、1枚の印刷媒体に、数パターンの異なる編集を施した画像を印刷することができる。このような画像印刷装置では、使用者に1つの画像に対して何回も編集を行なわせるため、使用者が編集に費やす時間が長くなりすぎ、使用者の回転率が下がってしまうという問題がある。
そこで、多種類の画像を、より短時間に作成できる画像印刷装置が提案されている(例えば、下記の特許文献3参照。)。特許文献3に示されるような装置は、印刷する画像の種類を、より多くすることが可能となっている。
特許3196897号公報 特許3452198号公報 特開2003−25677号公報
しかしながら、上記のような装置においては、編集操作を行なうための編集用の画像を選択すると、その選択した画像のみにしかお絵描きできない。特に、お絵描きに慣れている使用者等は、編集作業が早いため、撮影した写真を全て編集したいという要望がある。
また、上記先行技術文献1のような画像印刷装置では、例えば、一方の使用者の写りはよいが、他方の使用者の写りはあまり良くない等、どの撮影画像を編集用の画像として選択したいかは使用者ごとに異なることが多い。そうであっても、選択できる編集用の画像の数は限られているため、使用者によっては自分の好みの撮影画像を編集用の画像として選択できないという問題がある。このため、結果的に1プレイにおいて全ての使用者が遊戯に満足し、それぞれ自分の好みの写真プリントを得ることが困難である。
また、上記先行技術文献2のような画像印刷装置では、短時間で、多様な写真が得られるが、上記と同様に、使用者がそれぞれ自分の好みの撮影画像を編集用の画像として選択できるとは限らないという問題がある。
また、上記先行技術文献3のような画像印刷装置では、印刷する画像が、一方の使用者が印刷したい画像であっても、他方の使用者が印刷したくない場合等、どの写真を印刷したいかは使用者ごとに異なることが多い。このため、1プレイにおいて全ての使用者が遊戯に満足し、それぞれ自分の好みの写真プリントを得ることが困難である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、使用者が遊戯に一層満足できる写真プリント提供装置、写真プリント提供方法および写真プリント提供プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の写真プリント提供装置は、使用者を撮影して複数の撮影画像を生成する撮影手段と、
上記撮影手段で撮影された撮影画像のうち所定のキープ画像に対する落書き入力を使用者に実行させる編集手段と、
記キープ画像と落書き入力画像との合成画像を写真プリントとして印刷出力する印刷手段と
上記撮影手段における撮影処理、複数の撮影画像の中から使用者に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択可能なキープ画像選択処理、上記編集手段における編集処理、画像の印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理、ならびに上記印刷手段における印刷処理をそれぞれ制御する制御手段とを備え、
上記制御手段はさらに
上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択処理、上記キープ画像選択処理で選択されたキープ画像に対する編集処理、ならびに上記キープ画像と上記編集処理で入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択処理、それぞれの処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御するとともに、
上記印刷処理において、上記それぞれの処理において複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力するよう制御することを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の写真プリント提供方法は、使用者を撮影して複数の撮影画像を生成する撮影手段と、
上記撮影手段で撮影された撮影画像のうち所定のキープ画像に対する落書き入力を使用者に実行させる編集手段と、
上記キープ画像と落書き入力画像との合成画像を写真プリントとして印刷出力する印刷手段と、
上記撮影手段における撮影処理、複数の撮影画像の中から使用者に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択可能なキープ画像選択処理、上記編集手段における編集処理、画像の印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理、ならびに上記印刷手段における印刷処理をそれぞれ制御する制御手段とを備えた装置で写真プリントを提供する方法であって、
上記制御手段は、
上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択ステップ、上記キープ画像選択ステップで選択されたキープ画像に対する編集ステップ、ならびに上記キープ画像と上記編集ステップで入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択ステップ、それぞれのステップにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御するとともに、
上記印刷ステップにおいて、上記それぞれのステップにおいて複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力するよう制御することを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の写真プリント提供プログラムは、使用者を撮影して複数の撮影画像を生成する撮影手段と、
上記撮影手段で撮影された撮影画像のうち所定のキープ画像に対する落書き入力を使用者に実行させる編集手段と、
上記キープ画像と落書き入力画像との合成画像を写真プリントとして印刷出力する印刷手段と、
上記撮影手段における撮影処理、複数の撮影画像の中から使用者に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択可能なキープ画像選択処理、上記編集手段における編集処理、画像の印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理、ならびに上記印刷手段における印刷処理をそれぞれ制御する制御手段とを備えた装置で写真プリントを提供するプログラムであって、
上記制御手段は、
上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択ステップ、上記キープ画像選択ステップで選択されたキープ画像に対する編集ステップ、ならびに上記キープ画像と上記編集ステップで入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択ステップ、それぞれのステップにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御するとともに、
上記印刷ステップにおいて、上記それぞれのステップにおいて複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力するよう制御する処理コンピュータ装置に実行させることを要旨とする。
すなわち、本発明によれば、上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択処理、上記キープ画像選択処理で選択されたキープ画像に対する編集処理、ならびに上記キープ画像と上記編集処理で入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択処理、それぞれの処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御する
したがって、例えば複数の使用者でキープ画像の選択を行なっている場合には、各使用者のキープ画像の選択操作がそれぞれ許容される。すなわち、各使用者は、それぞれ上記複数の撮影画像の中から自分の好みのキープ画像を選択する操作を行なうことができるとともに、キープ画像を選択しない操作を行なうことができる。また、各使用者は、キープ画像を選択する操作を行なうことで、その選択したキープ画像に対して落書き入力を実行し、キープ画像と落書き入力画像との合成画像を得ることができる。特に、落書き入力に慣れている使用者は、キープ画像を多めに選択し、編集に慣れていない使用者は、キープ画像を少なめに選択することができるため、使用者に対して熟練度に応じた遊戯を提供することができる。また、編集を行ないたくない使用者は、キープ画像を選択しない操作を行なうことで、キープ画像に対して落書き入力を実行しないで写真プリントを得ることができる。このように、各使用者の好みの選択操作に応じることができるため、使用者の遊戯に対する満足度が向上する。
さらに、それぞれの処理において複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力することから、結果的に1枚の写真プリントに印刷出力される印刷対象画像のバリエーションが増え、顧客満足度が一層向上する。
本発明において、上記撮影画像を表示する表示手段をさらに備え、
上記制御手段はさらに、上記キープ画像選択処理において、上記複数の撮影画像を上記表示手段に表示させ、上記複数の撮影画像のそれぞれにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるよう制御する場合には、
各使用者は、上記複数の撮影画像のそれぞれにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせることができる。すなわち、上記複数の撮影画像において各使用者の選択操作を許容することができるため、例えば、1つの撮影画像群を上記表示手段に表示するだけで、その撮影画像群で複数の使用者がそれぞれ異なる撮影画像をキープ画像として選択したり、同じ撮影画像をキープ画像として選択したり、撮影画像をキープ画像として選択しないようにすることができる。
本発明において、上記キープ画像を選択させるキープ画像選択領域を表示する表示手段をさらに備え、
上記制御手段はさらに、上記キープ画像選択処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるためのキープ画像選択領域を上記表示手段に複数表示させ、上記複数のキープ画像選択領域のそれぞれにおいて異なる選択操作を行わせるよう制御する場合には、
各使用者は、上記複数のキープ画像選択領域のそれぞれにおいて異なる選択操作を行なうことできる。すなわち、上記表示手段で使用者が上記キープ画像を選択できる領域が上記キープ画像選択領域として区分されるため、例えば複数の使用者で同時にキープ画像の選択を行なう場合には、各使用者に対してキープ画像を選択する空間を十分に与えることができ、各使用者が他の使用者と体がぶつかりあったり、各使用者が間違って他の使用者のキープ画像を選択してしまう等のように各使用者が他の使用者の選択操作の邪魔にならないようにすることができる。これにより、各使用者に対してキープ画像を快適、かつスムーズに選択させることができる。
本発明において、上記制御手段はさらに、上記合成画像の中から印刷出力する印刷対象画像を使用者に対して選択させる印刷対象画像選択処理を制御し、
上記印刷対象画像選択処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるよう制御し、
上記印刷手段は、上記印刷対象画像選択処理において複数の使用者によって個別に選択された印刷対象画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力する場合には、
例えば複数の使用者で印刷対象画像の選択を行なっている場合には、各使用者の印刷対象画像の選択操作がそれぞれ許容される。これにより、各使用者は、それぞれ上記合成画像の中から自分の好みの印刷対象画像を選択し、印刷対象画像として選択した合成画像を写真プリントとして得ることができる。
さらに、複数の使用者によって個別に選択された印刷対象画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力することから、結果的に1枚の写真プリントに印刷出力される印刷対象画像のバリエーションが増え、顧客満足度が一層向上する。
本発明において、記合成画像を表示する表示手段をさらに備え、
上記制御手段は、上記印刷対象画像選択処理において、上記合成画像を上記表示手段に表示させ、上記合成画像のそれぞれにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるよう制御する場合には、
各使用者は、上記合成画像のそれぞれにおいて異なる選択操作を行なうことできる。すなわち、上記合成画像において各使用者の選択操作を許容することができるため、例えば、上記合成画像を含む1つの印刷対象画像群を上記表示手段に表示するだけで、その印刷対象画像群で複数の使用者がそれぞれ異なる印刷対象画像群を選択したり、同じ印刷対象画像群を選択したり、印刷対象画像群を選択しないようにすることができる。
本発明において、上記制御手段はさらに、上記印刷対象画像選択処理において、上記印刷対象画像を複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるための印刷対象画像選択領域を上記表示手段に複数表示させ、上記複数の印刷対象画像選択領域のそれぞれにおいて異なる選択操作を行わせるよう制御し
上記印刷手段は、上記印刷対象画像選択処理において複数の使用者によって個別に選択された印刷対象画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力する場合には、
各使用者は、上記複数の印刷対象画像選択領域でそれぞれ異なる選択操作を行なうことできる。すなわち、上記表示手段で使用者が上記印刷対象画像を選択できる領域が上記印刷対象画像選択領域として区分されるため、例えば複数の使用者で同時にキープ画像を選択している場合には、各使用者に対して印刷対象画像を選択する空間を与えることができ、各使用者が他の使用者と体がぶつかりあったり、各使用者が間違って他の使用者の印刷対象画像を選択してしまう等のように各使用者が他の使用者の選択操作の邪魔にならないようにすることができる。これにより、各使用者に対して印刷対象画像を快適、かつスムーズに選択させることができる。
さらに、複数の使用者によって個別に選択された印刷対象画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力することから、結果的に1枚の写真プリントに印刷出力される印刷対象画像のバリエーションが増え、顧客満足度が一層向上する。
本発明において、上記制御手段はさらに、使用者に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて上記キープ画像選択領域の数を変更するよう制御する場合には、
使用者によって入力された使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記キープ画像選択領域を上記表示手段に2つ表示させ、「3人」であると、上記キープ画像選択領域を上記表示手段に3つ表示させることができる。したがって、使用者は、キープ画像を選択したい使用者の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みのキープ画像を選択することができ、そのキープ画像や合成画像を写真プリントとして得ることができる。
本発明において、上記制御手段はさらに、使用者に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて上記印刷対象画像選択領域の数を変更するよう制御する場合には、
使用者によって入力された使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記印刷対象画像選択領域を上記表示手段に2つ表示させ、「3人」であると、上記印刷対象画像選択領域を上記表示手段に3つ表示させることができる。したがって、使用者は、印刷対象画像を選択したい使用者の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みの印刷対象画像を選択することができ、その印刷対象画像を写真プリントとして得ることができる。
本発明において、上記制御手段はさらに、上記編集処理において、使用者の操作に応じて上記キープ画像を変更するよう制御する場合には、
使用者は、編集中に上記キープ画像を変更したいと思ったとき、上記キープ画像を変更し、その変更したキープ画像に対して落書き入力を実行することができる。したがって、各使用者は、一層自分の好みに合った写真プリントを得ることができる。
本発明において、上記制御手段はさらに、上記編集処理において、上記キープ画像選択処理で同じキープ画像が選択された場合、それぞれのキープ画像に対し異なる落書き入力を実行しうるよう制御する場合には、
例えば、複数の使用者で落書き入力を実行するときには、各使用者は、他の使用者と同じキープ画像でも、そのキープ画像に対して異なる落書き入力を実行することができる。したがって、各使用者は、他の使用者と同じキープ画像に対して独自の落書き入力画像が合成されるため、好みのキープ画像に対して好みの落書き入力が実行された写真プリントを得ることができる。このように、他の使用者と同じキープ画像でも、異なる落書き入力画像と合成されることにより、結果的に1枚の写真プリントに印刷出力される印刷対象画像のバリエーションが増え、顧客満足度が一層向上する。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図lは、本実施例における写真プリント提供装置の外観の具体例を示す図である。
この写真プリント提供装置(以下、「本装置」という)は、大きく分けて撮影操作を行なう側の面(撮影プレイ提供部)と、撮影後の画像にタッチペンによる画像やテキスト等の入力である編集操作(いわゆるお絵描き)を行なう側の面(編集プレイ提供部)とを対にして備えている。
また、本装置は、コンピュータ装置101、プリンタ12、および制御部102(図4)等の各種機器類を収める筐体1と、筐体1とともに、撮影空間3や編集空間4を形成するパネルとフレーム材とを含む。本装置において、被写体であるユーザ(使用者)6は、上記撮影空間3内に入り、筐体1に相対する向きで撮影を行なう。なお、以降の説明において、便宜上、筐体1の撮影操作側の面を正面とし、編集操作側の面を背面とする。
つぎに、図2を参照して、本装置の筐体1の正面について説明する。
図2に示すように、本装置の筐体1の正面には、カメラ21と、カメラ21により撮像される映像をリアルタイムで表示し、ユーザ6に撮像される映像を視角確認させるためのライブモニタ22と、BGMや操作方法等を音声で出力(アナウンス)するスピーカ23L,23Rと、後述のタブレットディスプレイ24と、後述の入力手段としての2つのタッチペン7L,7Rと、対価である硬貨を投入するためのコイン投入口26と、前面のメンテナンス等を行なうためのフロンドア28とが備えられる。
上記タブレットディスプレイ24は、ディスプレイにタッチパネルが積層され、複数の撮影画像の中からユーザ6に対して落書き入力させるためのキープ画像(編集用の画像)を選択させるキープ画像選択画面、人数選択画面、デモ画面等の各種画面や、実行されるプレイ方法(コース)の選択などの選択肢や、遊戯に必要な画像を適宜表示する表示手段としての機能と、ユーザ6がタッチペン7L,7R等で触れることにより、ユーザ6からの操作を受け付ける受付手段としての機能を有する。
上記タッチペン7L,7Rは、ペン形状の入力装置であって、タブレットディスプレイ24にタッチすることで、使用する項目(ボタン)の選択、操作の選択等の選択入力や情報の入力を行なうことができる。このタッチペン7L,7Rは、本装置に複数備えられて同時に複数のユーザ6からの入力操作を可能にしている。なお、ユーザ6からの複数の操作を受け付ける操作部(操作ボタン等)を設けてもよい。
上記タッチペン7L,7Rには、後述のCPU101aがタブレットディスプレイ24に対していずれのタッチペンから入力されたかを識別するために、それぞれ識別情報が付加されている。本実施例では、タッチペン7Lには、識別情報としてID=1、タッチペン7Rには識別情報としてID=2が割り当てられている。これにより、上記タッチペン7L,7Rは、それぞれ必要に応じてタブレットディスプレイ24に表示される各選択領域や各表示領域に独立して対応する。
上記カメラ21は、デジタルカメラが用いられている。カメラ21は、コンピュータ装置101からシャッタースピード、絞り値、露出補正、ホワイトバランス等の設定項目や撮影タイミング等が指示され、その指示に基いて被写体を撮影する撮影手段として機能する。
また、筐体1のカメラ21の周囲には、蛍光灯等の照明装置30やフラッシュ115等を内蔵し、被写体の照明を行なうための照明ボックス18が備えられている。
さらに、筐体1には、撮影側筐体1内部の熱を逃がすためのファン、外部装置への画像の配信、リモートメンテナンス等の外部装置と通信を行なうための通信ケーブルを差込むためのLAN(Local Area Network)ケーブル差込口等が備えられていることが好ましい。
また、撮影空間3内には、様々な色や柄の背景カーテン(図示していない)が配備され、撮影時の背景として用いられる。背景カーテンは、巻き上げ式、引き出し式等、ユーザ6の手動操作によりセットされてもよいし、ユーザ6の操作により自動でセットされてもよい。
さらに、図1に示すように、本装置の側面は、ユーザ6が撮影空間3内に出入りできるように開けられているが、ユーザ6のプライバシーに配慮するため、または外部光を遮断するため等の目的で、サイドカーテン(図示していない)が備えられている。
つぎに、図3を参照して、本装置の筐体1の背面について説明する。
図3に示すように、本装置の筐体1の背面には、後述のタブレットディスプレイ13と、後述の入力手段としての2つのタッチペン14L,14Rと、ユーザに対し音楽や操作方法の説明等を音声で出力するスピーカ15とが備えられ、編集空間4が形成されている。ユーザ6は、この編集空間4において、撮影した画像にスタンプ画像やテキスト等をペン入力する編集操作を行なう。
上記タブレットディスプレイ13は、ディスプレイにタッチパネルが積層され、後述の編集画面,印刷対象画像選択画面,印刷レイアウト選択画面等の遊戯に必要な各種画面や、実行されるプレイ方法(コース)の選択等の選択肢を表示すると共に、上下左右に選択肢の選択を移動させるカーソルボタン、当該選択を決定する「決定」ボタン、当該決定をキャンセルするキャンセルボタンとを含んで構成される操作ボタンや選択ボタンや、プレイ待機中のデモ画像、プレイ進行に応じた案内画像、選択画像等のユーザ6に必要な画像をコンピュータ装置101のプログラムが指示した内容で適宜画面表示する表示手段としての機能と、該操作ボタンや選択ボタンの画像領域に、ユーザ6がタッチペン14L,14R等で触れることにより、ユーザからの操作を受け付ける受付手段としての機能を有する。
なお、本実施例では、上記タブレットディスプレイ13を1つだけ設けているが、複数設けてもよい。
上記タッチペン14L,14Rは、ペン形状の入力装置であって、タブレットディスプレイ13にタッチすることで、背景、スタンプ、フレーム等の画像や文字(落書き入力画像)の入力、または使用する項目(ボタン)の選択、操作の選択等の選択入力や情報の入力を行なうことができる。このタッチペン14L,14Rは、本装置に複数備えられて同時に複数のユーザ6からの入力操作を可能にしている。
上記タッチペン14L,14Rには、後述のCPU101aがタブレットディスプレイ13に対していずれのタッチペンから入力されたかを識別するために、それぞれ識別情報が付加されている。本実施例では、タッチペン14Lには、識別情報としてID=1、タッチペン14Rには識別情報としてID=2が割り当てられている。これにより、上記タッチペン14L,14Rは、それぞれ必要に応じてタブレットディスプレイ13に表示される各選択領域(例えば、後述の印刷対象画像選択領域等)や各表示領域に独立して対応する。
また、上記筐体1の側面には、箱型の形状を奏したプリント取出口9が備えられる。写真プリントは、プリンタ12(図4)でプリントされ、上記プリント取出口9に排出される。プリント取出口9の近傍には、印刷中LED(Light Emitting Diode)10と印刷エラーLED11が備えられ、それらが点灯あるいは点滅することによって、ユーザ6は、印刷中であるという状態、あるいは印刷中に用紙切れ、インク切れ、用紙詰り、メカニカルエラー等のエラーが発生しているという状態を知ることができる。
上記プリンタ12(図4)は、画像を紙、シール、金属やプラスチック等の印刷媒体35(図4)に印刷するための印刷手段であって、昇華型プリンタやサーモオートクローム方式(光定着型直接感熱記録方式)等のプリンタが用いられる。なお、本装置では、プリンタ12は、シールに印刷するものとして説明を行なうが、印刷媒体35は、シールに限定されず、他の印刷媒体であっても同様の処理が実行される。
つぎに、図4を参照して、本実施例における本装置の機能について説明する。
図4に示すように、本装置は、本装置を動作させるためのコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ)101と、制御部102とを備える。制御部102は、基板等を含んで構成され動作中のコンピュータ装置101からの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する。
上記コンピュータ装置101は、各種機器の制御を行なう演算装置であるCPU(Central Processing Unit)101aと、装置を動作させるためのプログラム、そのプログラムで必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影された画像(撮影画像)、およびその他の各種画像等を記憶する記憶装置101bと、プログラムの一時的な作業領域ともなるメモリ101cと、上記カメラ21、上記プリンタ12、上記タブレットディスプレイ13等の周辺機器を制御するためのソフトウェアであるドライバ101dと、LANケーブル等の通信ケーブルを介して外部機器と接続された場合に通信を行なう通信部101eとを含んで構成されている。コンピュータ装置101は、電源プラグより電源が供給されている状態で電源スイッチ29が押されると、本装置に電源が投入されて上記プログラムが起動されて動作する。
上記CPU101aは、後述のキープ画像選択処理(S7)や編集処理(S9)等の各種処理を制御する制御手段としての機能を有する。また、CPU101aは、上記キープ画像選択処理(S7)において、複数の異なる選択操作を許容する。詳細には、上記キープ画像選択処理(S7)において、後述の選択画像表示領域をタブレットディスプレイ24に複数表示させ(S26)、複数の異なる選択操作を許容する(S28)。また、上記CPU101aは、必要に応じて乱数を発生させ、1つの乱数値を抽出し、この乱数値により乱数抽選を行ない各種の決定を行なう。
また、本装置は、電源を必要とするカメラ21、制御部102、および照明装置30等の各種装置の電源系統を制御する電源制御部103を備え、電源制御部103により外部からそれらの装置に対する電源の電圧を安定させるよう制御する。
上記電源の投入および切断は、電源スイッチ29を押すことで行なわれる。しかし、電源切断によりコンピュータ装置101で動作しているプログラムを強制的に終了させることは、動作を不安定にさせる原因となる場合がある。そのため、電源が落とされても、しばらくはUPS(Uninterrupted Power Supply)104が電源をバックアップし、コンピュータ装置101に停電信号を送信する。その間に、コンピュータ装置101はプログラムの終了の手続を行ない、プログラムを正常に終了させる。
上記制御部102は、サービスパネル105から制御信号を受け付ける。サービスパネル105は、投入されたコインの枚数をカウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、スピーカ15やスピーカ23L,23Rから出力する音声のボリュームを調整する音量調整つまみ、テストモードを行なうためのテストボタン、コインを投入しなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであって、本装置の設置者が各種設定やメンテナンスの操作を行なう際に用いる。
また、上記制御部102は、サービスパネル105、コイン制御部107からの信号を受付けコンピュータ装置101に通知したり、逆に、コンピュータ装置101からの制御信号(指示等)によりサービスパネル105、フラッシュ制御部113、フラッシュ115、コイン制御部107、印刷中LED10、印刷エラーLED11を制御したりする。
上記コイン制御部107は、コイン投入口26に投入されたコインの正当性を検出し、制御部102にコインが投入されたことを示すコイン検出信号を送信する。また、コイン制御部107は、ユーザ6に対してコイン投入を禁止するときは、上記制御部102からの信号により、コインが投入されないようにコイン投入口26をブロックすることができる。
上記サービスパネル105は、テストボタン、サービスボタンが押下されたことを示す信号を制御部102に送信する。逆に、制御部102からの信号により、コインカウンタ、プリントカウンタを動作させる(例えばカウンタを1インクリメントする)。また、コンピュータ装置101から出力される音声情報は、制御部102を介してサービスパネル105上の音量調整つまみで調整された音量でスピーカ15,23L,23Rから音声として出力される。
さらに、上記プリンタ12の状態がコンピュータ装置101に通知されると、コンピュータ装置101は、制御部102にその状態に応じた信号を送出する。制御部102は、その信号に基いて印刷中LED10や印刷エラーLED11を点灯または点滅させる。
なお、本装置の形態は、図1〜図4に示される具体例に限定されるものではない。すなわち、図1〜図4に示していない機能や装置が備えられていてもよいし、図1〜図4に示している機能や装置が必ずしも全て備えられていなくても構わない。例えば、プリンタ12は、本装置に含まれていなくてもよい。この場合、本装置は、LAN等の通信回線や無線通信等を介して印刷制御信号を外部に設けられたプリンタ12に出力してもよい。
つぎに、図5および図6のフローチャートを参照して、本装置の動作処理の一例について説明する。
図5および図6に示す処理は、コンピュータ装置101のCPU101aが記憶装置101bに記憶されるプログラムをメモリに読出して実行することによって実現される。ここで、図5〜図6において、「S」はステップを意味する。
上記電源スイッチ29が操作され、電源が投入されると、各種装置に電源が供給される。そして、コンピュータ装置101のCPU101aは、記憶装置101bに記憶されたプログラムを起動する。ついで、CPU101aは、各種装置が正常に接続されているかチェックし、初期化が必要な装置に対しては初期化を行なう。その後、本装置の利用を促すタイトルデモ(デモ画面)をタブレットディスプレイ24に表示し、それに応じてスピーカ23L,23Rから音声を出力するタイトルデモ処理を行なう(S1)。
ついで、CPU101aは、デモ画面が表示されている状態で、撮影側サービスパネル105において、テストボタンが押されたか否かを判別する(S2)。ここで、テストボタンが押されたと判別すると(S2で“YES”)、S3に進み、テストボタンが押されていないと判別すると(S2で“NO”)、S4に進む。
上記テストボタンが押されると(S2で“YES”)、本装置のメンテナンスを行なうためのテストモードを起動する(S3)。このテストモードは、本装置の設置者等が本装置を操作するためのモードである。このモードにおいては、当該本装置の利用状況(例えば、コイン投入数等)の確認、カメラ21やプリンタ12等の周辺機器の調整ができ、種々の設定を受け付ける。このテストモードを終了すると、S1に戻る。
ここで、本装置の設置者とは、本装置を設置し営業を行なっている店舗等の経営管理者、および従業員等を含み、営業中に、ユーザ6に対応できるものである。
本装置は、このタイトルデモによる案内している間に対価の投入を受け付けるようになっている。CPU101aは、デモ画面が表示されている間にコイン制御部107からコイン検出信号を受信し、所定の対価(例えば、400円)を受け付けたか否かを判別する(S4)。ここで、対価を受け付けたと判別すると(S4で“YES”)、S5に進み、対価を受け付けていないと判別すると(S4で“NO”)、S1に戻る。すなわち、デモ画面を表示しながら対価受け付けを監視している。
所定の対価を受け付けると(S4で“YES”)、CPU101aは、撮影モードの選択肢をタブレットディスプレイ24に提示し、撮影モードの選択をユーザ6から受け付ける撮影モード選択処理を行なう(S5)。
上記撮影モード選択処理(S5)が終了すると、CPU101aは、選択された撮影モードでユーザ6を撮影する撮影処理を行なう(S6)。この撮影処理では、CPU101aは、ライブモニタ22にカメラ21が取得する撮像映像をリアルタイムに表示させる。ユーザ6は、撮像映像がライブモニタ22にリアルタイムに表示されることで、ライブモニタ22に表示される画像を見ながら、好みの表情やポーズをとることができる。
なお、ここで、CPU101aは、カメラ21が取得した画像をそのままライブモニタ22に表示させてもよいし、左右に反転処理して表示させてもよい。カメラ21が取得した画像を左右に反転処理してライブモニタ22に表示させた場合、ユーザ6の姿を鏡に写す方向と同じ方向でライブモニタ22に表示することができる。そのため、ユーザ6は、ライブモニタ22を見ながら好みの表情やポーズをとることが容易になる。
また、上記撮影処理(S6)では、ユーザ6は、撮影モードにしたがって撮影するだけではなく、タブレットディスプレイ24に表示される操作画面およびスピーカ23L,23Rから流れる音声にしたがって、背景カーテンの選択をしたり、カメラ21を好みの位置に移動させたり、カメラ21を回転、または向きを調整したりすることができる。これらのユーザ6からの指示は、タブレットディスプレイ24で受け付ける。さらに、カメラ21の近傍等にカメラ21の向きやズーム等の調整をユーザ6に行なわせるためのボタン等が備えられる場合には、CPU101aは、そのボタン等の操作に応じてカメラ21の向きやズーム等の調整指示を受け付ける。そして、受け付けた撮影モードや背景カーテン等で撮影が行なわれる。
撮影は、コンピュータ装置101がカメラ21に撮影信号を送信し、カメラ21がその撮影信号に応じてシャッタを切ることで、カメラ21からコンピュータ装置101の記憶装置101bに静止画像が取込まれることにより行なわれる。カメラ21の撮影タイミングは、コンピュータ装置101が動作プログラムにしたがって所定のタイミングで自動的に撮影信号をカメラ21に送信し、時間経過とともに「3、2、1」等のカウントダウンをタブレットディスプレイ24あるいはスピーカ23L,23Rに出力してユーザ6に報知されるようにしてもよい。また、カメラ21の近傍に設けられた撮影ボタン(図示していない)を押下することでシャッタが切られるようにしてもよい。上記撮影処理(S6)では、上記のような撮影を所定回数繰返し行なう。
上記撮影処理(S6)が終了すると、ユーザ6に対し上記複数の撮影画像の中からキープ画像の選択を許容するキープ画像選択処理(S7)を行なう。
ここで、図6を参照して、キープ画像選択処理について説明する。
上記キープ画像選択処理では、CPU101aは、まず、図7に示す人数選択画面をタブレットディスプレイ24に表示する(S21)。人数選択画面では、ユーザ6に対してユーザ6の人数を入力させるようになっている。本実施例では、人数選択画面に「何人でシールをわけるの?」と表示され、ユーザ6に対して、写真を分割する人数や編集入力を行なう人数を選択入力させるようになっている。
ここで、入力された使用者の人数(具体的には、使用者の人数を示す情報)に応じて、後述のキープ画像画面(図8)の選択画像表示領域の数や後述の印刷対象画像選択画面(図16)の印刷対象画像選択領域の数が設定される。
ついで、CPU101aは、上記人数選択画面において人数が選択されたか否かを判別する(S22)。ここで、人数が選択されたと判別すると(S22で“YES”)、S23に進み、人数が選択されていないと判別すると(S22で“NO”)、S24に進む。
人数が選択されると(S22で“YES”)、CPU101aは、写真を分割する人数を上記人数選択画面で選択された人数に決定する(S23)。そして、ここで、決定した人数をメモリ101cに格納し、S26に進む。
人数が選択されていないと(S22で“NO”)、CPU101aは、所定時間が経過したか否かを判別する(S24)。ここで、所定時間が経過したと判別すると(S24で“YES”)、S25に進み、所定時間が経過していないと判別すると(S24で“NO”)、S22に戻る。
所定時間が経過すると(S24で“YES”)、CPU101aは、写真を分割する人数を所定の人数(例えば、「2人」)に決定する(S25)。そして、ここで決定された人数をメモリ101cに記憶し、S26に進む。
つぎに、人数が決定されると(S23、S25)、CPU101aは、決定された人数に応じて後述の選択画像表示領域を表示する(S26)。ここで、表示される選択画像表示領域は、キープ画像選択画面(図8)にメモリ101cに記憶された人数に応じた数だけ表示される。すなわち、CPU101aは、ユーザ6に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数(使用者に関する情報)に応じて上記選択画像表示領域の数を変更する。
詳細には、図8に示すように、キープ画像選択画面は、撮影画像群(サムネイル表示された6枚の撮影画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」)を表示する撮影画像群表示領域85と、これらの撮影画像群の中からユーザ6がキープ画像として選択した撮影画像を表示する選択画像表示領域81a,81bと、ユーザ6に対して選択した内容で決定させる「決定」ボタン82a,82bとを含んで構成されている。
CPU101aは、撮影画像群表示領域85の複数の撮影画像のそれぞれにおいて異なる選択操作を許容するようになっている。
上記のように、上記選択画像表示領域は、上記のS23やS25で決定された人数と同じ数(2つ)だけ表示されている。このため、ユーザ6は、撮影側のタッチペン7Lで上記サムネイル表示された複数の撮影画像のうち好みの撮影画像をタッチすることにより、そのタッチした撮影画像が選択画像表示領域81aに表示され、キープ画像として選択される。一方、撮影側のタッチペン7Rで上記サムネイル表示された複数の撮影画像のうち好みの撮影画像をタッチすることにより、そのタッチした撮影画像が選択画像表示領域81bに表示され、キープ画像として選択される。
ここでは、本装置に用意されたタッチペン本数分と同数の組合せで、各ユーザ6がキープ画像の選択をそれぞれ行ない、異なる選択ができるようになっている。すなわち、それぞれのユーザ6は、編集したい所望の画像を選択できるようになっている。なお、タッチペンの数は、任意の数だけ設けることができる。これにより、1プレイ時のユーザ6の人数にかかわらず、各ユーザ6がそれぞれのタッチペンで独自の選択操作を行なうことができる。
図8に示すキープ画像選択画面の選択画像表示領域81aにおいては、撮影画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」の6枚がキープ画像として選択表示されている。一方、選択画像表示領域81bにおいては、撮影画像である「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」のうち「A」,「B」,「E」の3枚がキープ画像として選択表示されている。
このように、上記キープ画像選択画面(図8)では、人数選択画面(図7)で入力した人数(ここでは2人)と、同数の組合せ(ここでは2通り)でそれぞれキープ画像を選択することができる。
すなわち、上記CPU101aは、上記キープ画像選択処理において、上記複数の撮影画像を上記タブレットディスプレイ24に表示させ、上記複数の撮影画像のそれぞれにおいて異なる選択操作を許容するようになっている。
このようにすることにより、各ユーザ6は、上記複数の撮影画像のそれぞれにおいて異なる選択操作を行なうことできる。すなわち、上記複数の撮影画像において各ユーザ6の選択操作を許容することができるため、上記のように、1つの撮影画像群を上記タブレットディスプレイ24に表示するだけで、その撮影画像群で複数のユーザ6がそれぞれ異なる撮影画像をキープ画像として選択したり、同じ撮影画像をキープ画像として選択したり、撮影画像をキープ画像として選択しないようにすることができる。
また、図9に示すように、2人のユーザ6でキープ画像の選択を行なう場合において、いずれかのユーザ6が1つもキープ画像を選択しないとき、その選択しない操作が許容される。これは、ユーザ6により1つもキープ画像を選択しないまま、「決定」ボタン82bがタッチされることにより実現される。
すなわち、上記選択操作は、複数の撮影画像の中からいずれかの撮影画像をキープ画像として選択する操作と、キープ画像として選択しない操作とを含む趣旨である。
このように、CPU101aがそれぞれのユーザ6による異なる選択操作を許容することで、キープ画像を、それぞれ所望の数だけ選択することも可能であり、撮影した枚数だけ選択することもできるし、気に入ったものだけ選択することもできる。また、編集に慣れているユーザ6は多めに選択できるし、編集に慣れていないユーザ6は少なめに選択することができる。さらに、落書き入力をしたくないユーザ6は、キープ画像を選択しないことにより、落書き入力をせず、写真プリントを得ることができる。
また、複数のユーザ6でキープ画像の選択を行なっている場合には、各ユーザ6のキープ画像の選択操作がそれぞれ許容される。すなわち、各ユーザ6は、それぞれ上記複数の撮影画像の中から自分の好みのキープ画像を選択する操作を行なうことができるとともに、キープ画像を選択しない操作を行なうことができる。また、各ユーザ6は、キープ画像を選択する操作を行なうことで、その選択したキープ画像に対して落書き入力を実行し、キープ画像と落書き入力画像との合成画像を得ることができる。特に、落書き入力に慣れているユーザ6は、キープ画像を多めに選択し、編集に慣れていないユーザ6は、キープ画像を少なめに選択することができるため、ユーザ6に対して熟練度に応じた遊戯を提供することができる。また、ユーザ6は、キープ画像を選択しない操作を行なうことで、キープ画像に対して落書き入力を実行しないで写真プリントを得ることができる。このように、各ユーザ6の好みの選択操作に応じることができるため、ユーザ6の遊戯に対する満足度が向上する。
また、ユーザ6によって入力された上記使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記選択画像表示領域を上記タブレットディスプレイ24に2つ表示させ、「3人」であると、上記選択画像表示領域を上記タブレットディスプレイ24に3つ表示させることができる。したがって、ユーザ6は、キープ画像を選択したいユーザ6の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みのキープ画像を選択することができ、そのキープ画像や合成画像を写真プリントとして得ることができる。
なお、ユーザ6によって入力された上記使用者の人数が、例えば「1人」であると、CPU101aは、上記キープ画像選択処理(S7)において、上記選択画像表示領域を上記タブレットディスプレイ24に1つ表示させ、異なる選択操作を許容するようにしてもよい。
上記選択されたキープ画像は、後述の編集画面の画像選択領域にサムネイル表示される。また、後で詳しく説明するが、編集画面においてキープ画像を選択し直すこともできる。
図6に示すように、決定された人数に応じて選択画像表示領域81a,81bが表示されると(S26)、CPU101aは、選択操作が行なわれたか否かを判別する(S27)。具体的には、CPU101aは、タッチペン7L,7Rでキープ画像が選択され、あるいは選択されないで「決定」ボタン82a,82bがそれぞれタッチされたか否かを判別している。ここで、選択操作が行なわれたと判別すると(S27で“YES”)、S28に進み、選択操作が行なわれていないと判別すると(S27で“NO”)、S29に進む。なお、1人のユーザ6がタッチペン7L,7Rのいずれかを用いてキープ画像を選択してもよい。
選択操作が行なわれると(S27で“YES”)、CPU101aは、それぞれのユーザ6による異なる選択操作を同時に許容する(S28)。この選択操作がキープ画像を選択する操作である場合には、複数の撮影画像のうち、どの撮影画像が選択されたかを示す情報をメモリ101cに記憶させ(格納し)、画質選択処理(図5のS8)に進む。また、選択操作がキープ画像を選択しない操作である場合には、キープ画像が選択されなかったことを示す選択拒否情報をメモリ101cに格納し、画質選択処理(図5のS8)に進む。
選択操作が行なわれていないと(S27で“NO”)、CPU101aは、所定時間が経過したか否かを判別する(S29)。ここで、所定時間が経過したと判別すると(S29で“YES”)、S30に進み、所定時間が経過していないと判別すると(S29で“NO”)、S27に戻る。
所定時間が経過すると(S29で“YES”)、CPU101aは、上記撮影画像の中からキープ画像を自動的に決定する(S30)。具体的には、CPU101aは、上記複数の撮影画像の中から乱数抽選によりキープ画像(複数、単数を含む)を決定する。なお、上記複数の撮影画像の中から特定のキープ画像を決定してもよい。例えば、上記撮影画像「A」をキープ画像に決定してもよい。このように、自動的にキープ画像が決定されることで、ユーザ6は、どのような撮影画像がキープ画像に決定されるかを楽しみにすることができ、遊戯に一層面白みを感じることができる。ここで決定されたキープ画像の情報をメモリ101cに格納し、S28に進む。
再び、図5を参照して、上記キープ画像選択処理(S7)が終了すると、ユーザ6に対して、編集空間4へ移動するように促す案内をタブレットディスプレイ24に表示する。これにより、ユーザ6は、案内にしたがって、編集空間4へ移動する。そして、以降のユーザ6の操作は、編集空間4で行なわれ、CPU101aは、ユーザ6に対してキープ画像の画質を選択させる画質選択処理を行なう(S8)。画質選択処理では、キープ画像をタブレットディスプレイ13に表示する。そして、キープ画像自体の明るさ調整(ハイキー調整)、回転等の画像処理を行なう画面が表示され、ユーザ6の好みにより撮影した画像を調整または加工することができる。
上記画質選択処理(S8)が終了すると、CPU101aは、所定のキープ画像に対しての落書き入力をユーザ6に実行させる編集処理を行なう(S9)。この編集処理では、タブレットディスプレイ13に編集画面(図10)を表示し、ユーザ6がキープ画像に対して編集用画像(落書き入力画像)を入力する編集入力(落書き画像入力)を受け付けるようになっている。
上記所定のキープ画像は、ユーザ6により複数の撮影画像の中からキープ画像として選択された撮影画像と、CPU101aにより複数の撮影画像の中からキープ画像として自動的に選択された撮影画像とを含む趣旨である。
図10に示す編集画面は、ユーザ6がキープ画像に対する落書き入力する落書き入力領域70a,70bと、ユーザ6が上記落書き入力領域70a,70bに落書き入力するための落書き機能を選択する落書き機能選択領域71a,71bと、キープ画像を追加するための「写真追加」ボタン80a,80bと、後述の余白を編集するための「余白編集」ボタン84a,84bと、キープ画像選択処理(S7)で選択されたキープ画像をサムネイル表示し、その中から落書き画像を入力するためのキープ画像を選択するキープ画像表示領域86a,86bとを含んで構成されている。
上記落書き機能選択領域71a,71bには、一部のボタンを図示していないが、撮影された画像と入力する画像とを切り替えるための「切替」ボタンや、画像を切り替えて編集を行なうための「フレーム」ボタン,「スタンプ」ボタン,「ペン」ボタンや、入力した画像を消すための「けしごむ」ボタンや、入力操作を1つ前の状態に戻すための「ひとつもどる」ボタンや、画像入力を最初からやり直すための「はじめから」ボタン等の落書き機能(ツールボタン)が表示される。
上記編集画面のキープ画像表示領域86a,86bには、それぞれユーザ6が選択したキープ画像や自動的に選択されたキープ画像がサムネイル表示され、ユーザ6は、それらの中から落書き入力するキープ画像を選択する。そして、上記のいずれかのツールボタンを編集側のタッチペン14L,14Rでタッチして使用するツールを選択する。編集画面の左半分はタッチペン14Lで操作し、右半分はタッチペン14Rで操作する。
ユーザ6によりキープ画像が選択されなかったキープ画像表示領域には、キープ画像は、表示されない。具体的には、CPU101aは、メモリ101cに格納された選択拒否情報に基いて選択されなかったキープ画像表示領域においてキープ画像を表示しない制御を行なう。
また、上述の場合は、キープ画像の選択操作を2人で同時に許容しているため、編集画面上には、それぞれの選択されたキープ画像群に対応して2人で同時に編集操作ができるように、いわゆる2画面の構成をとっている。しかし、いずれかの使用者が1枚もキープ画像を選択しなかった場合は、編集画面の左半分に落書き入力領域を1つ大きく表示し、編集画面の右半分には落書き機能選択領域を1つ大きく表示する、いわゆる1画面での編集画面で操作するようにしてもよい。こうすることで、編集で用いるツール等が多く一覧表示でき、またユーザ6が撮影画像の細部への落書き入力がし易くなる。
さらに、落書き入力画像の色や柄等を選択した後、落書き入力領域70a,70bに表示されたキープ画像上で編集入力を行なう。編集中には、撮影された画像と編集入力された画像とをそれぞれ別の画層(レイヤ)に展開し、タブレットディスプレイ13上にそれら画層を重ねて表示する。それぞれの画層のどちらを上に表示するかは、用途により設定されている。例えば、編集入力された画像を撮影された画像の前景画像とする場合には、編集入力された画像が上の画層となる。なお、編集入力された画像(落書き入力画像)は、スタンプ画像の層やフレーム画像の層等の画層で構成されていてもよい。また、各画層を複数の層で構成し、落書き入力画像を当該複数の層で構成してもよい。
また、ここでキープ画像を追加したい場合は、「写真追加」ボタン80a,80bをタッチペン14L,14Rでタッチすることにより、上記撮影画像をキープ画像として追加することができる。
図11に示すように、キープ画像表示領域86bのキープ画像「A」,「B」,「E」の下方には、キープ画像として選択されなかった撮影画像「C」,「D」,「F」が表示されている。上記キープ画像「A」,「B」,「E」と上記撮影画像「C」,「D」,「F」とは色の明暗や色彩の違い等の表示態様により区別され表示されている。
例えば、図12に示すように、ユーザ6によりキープ画像表示領域86bの撮影画像「C」,「D」,「F」の中から撮影画像「F」がタッチ(選択)されると(図11)、CPU101aは、撮影画像「F」をキープ画像として追加する。これにより、ユーザ6は、その追加された撮影画像「F」に対して落書き入力を実行することができる。
なお、ユーザ6が所定のキープ画像(選択されたキープ画像)を除外するための「削除」ボタン(図示していない)を設けて、ユーザ6による「削除」ボタンの操作に応じて所定のキープ画像を除外するようにしてもよい。これにより、ユーザ6は、例えば編集時間制限により編集しきれないキープ画像を削除することができ、中途半端な落書き入力のままで編集が終了してしまうことを防止することができる。
すなわち、上記CPU101aは、上記編集処理(S9)において、ユーザ6の操作に応じて上記キープ画像を変更(追加や除外等)するため、ユーザ6は、編集中に上記キープ画像を変更したいと思ったとき、操作に応じて上記キープ画像を変更し、その変更したキープ画像に対して落書き入力を実行することができる。したがって、各ユーザ6は、一層自分の好みに合ったキープ画像や合成画像を得ることができる。なお、キープ画像の追加や削除の方法は、上述のような形態に限定するものではない。例えば、ユーザ6がキープ画像追加ボタン(「写真追加」ボタン)を押下(タッチ)すると、画面上にキープ画像選択領域が重畳して表示され、キープ画像選択領域に撮影画像がサムネイル表示され、その中から追加するキープ画像を選択するような形態でもよい。
また、図13に示すように、上記落書き入力領域70a,70bには、それぞれキープ画像「A」が編集可能に表示されている。落書き入力領域70a,70bには、それぞれキープ画像「A」が表示され、落書き入力領域70aのキープ画像「A」に対しては「ハート」画像が入力され、落書き入力領域70bのキープ画像「A」に対しては「三日月」画像が入力されている。
上記CPU101aは、上記編集処理(S9)において、上記キープ画像選択処理(S7)で同じキープ画像が選択された場合、それぞれのキープ画像に対し異なる落書き入力を実行しうるようになっている。具体的には、上記のように、同じ撮影画像がキープ画像として選択された場合、それぞれのキープ画像に対し異なる落書き入力を実行することができるようになっている。
このようにすることにより、複数のユーザ6で落書き入力を実行するときには、各ユーザ6は、他のユーザ6と同じキープ画像でもそのキープ画像に対して異なる落書き入力を実行することができる。したがって、各ユーザ6は、他のユーザ6と同じキープ画像に対して独自の落書き入力画像が合成された合成画像を得ることができる。これにより、各ユーザ6は、好みのキープ画像に対して好みの落書き入力が実行された合成画像を得ることができる。このように、他のユーザ6と同じキープ画像でも、異なる落書き入力画像と合成されることにより、結果的に印刷出力される写真プリントのバリエーションが増え、顧客満足度が一層向上する。
また、図14に示すように、上記CPU101aは、ユーザ6の操作(具体的には、上記「余白編集」ボタン84a,84bのタッチ)に応じてユーザ6に対して印刷対象画像が印刷されない領域(余白編集領域90a,90b)に落書き入力を実行させる余白編集処理を制御する。上記余白編集領域90bは、図15に示している。
CPU101aは、余白編集処理において、編集画面内に、落書き入力終了後(できあがり)の印刷媒体35の余白にメッセージや装飾画像等の落書き入力画像をユーザ6に対して入力させるためのシールの余白部分である余白編集領域90a,90bを含む余白レイアウト表示領域93a,93bと、上記余白編集領域90a,90bの表示方向をユーザ6に対して変更させるための「方向変更」ボタン89a,89b等を表示する。上記「方向変更」ボタン89bは、図15に示している。
ユーザ6は、写真の編集と同様に、落書き機能選択領域71a,71bから好みの落書き機能(ツールボタン)を選択して、余白編集領域90a,90bにスタンプ編集用画像やテキスト等を入力する余白編集を行なうことができる。図示においては、上記余白編集は、1プレイにおいて出力される写真プリント(印刷媒体35)の余白部分全体に対して行なわれている。
上記CPU101aは、「方向変更」ボタン89a,89bがタッチされることで、それに応じて余白編集領域90a,90bの方向を変更する。具体的には、ユーザ6によって「方向変更」ボタン89a,89bがタッチされるごとに縦長方向、横長方向に余白編集領域90a,90bの方向を切り替える。したがって、ユーザ6は、「方向変更」ボタン89a,89bをタッチすることで、余白編集領域90a,90bの方向を好みの方向に変更し、縦長方向、横長方向のいずれかのレイアウトで余白編集を行なうことができる。
これにより、ユーザ6は、余白編集領域(余白部分)に自分の好みのデザインや形態で、メッセージや所望の図柄等の装飾を施すことができ、オリジナリティあふれる写真プリントを得ることができる。
また、図15(A)に示すように、上記余白編集は、それぞれのユーザ6の持分に対して行なわれるようにしてもよい。この場合、上記CPU101aは、ユーザ6の操作(例えばユーザ6による人数の入力)に基いて余白編集領域を区分し、上記複数の余白編集領域のそれぞれにおいて選択操作を許容し、ユーザ6に対してそれぞれの余白編集領域90a,90bに落書き入力画像を実行させうる。
図示の例では、印刷媒体35を2人のユーザ6で半分に分ける場合において、それぞれの余白編集領域に異なる落書き入力されている。このようにすることにより、図15(B)に示すように、できあがった写真プリントを切断したときに、その写真プリントの余白部分が不自然な余白とならない。
なお、CPU101aは、上記「余白編集」ボタン84a,84bのタッチにより余白編集処理を行なうのではなく、編集処理を行なう前、あるいは編集処理の後に余白編集処理を行なうようにしてもよい。これにより、ユーザ6は、上記のように、写真編集時に上記「余白編集」ボタン84a,84bのタッチにより画面を切り替えて余白編集を行なうのでなく、写真編集を行なう前、あるいは写真編集が終了した後に、写真シールレイアウト選択と同時に余白編集を行なうことができる。また、余白編集領域90a,90bの方向は、縦長方向、横長方向に限定されるものではなく、任意の方向に変更できるように設定されていてもよい。
上記落書き入力領域70a,70bや上記余白編集領域90a,90bへの編集入力時間は、予め設定されている。そして、タブレットディスプレイ13上に残り時間を表示し、カウントダウンを行なう。残り時間が0になると編集入力が終了する。または、画面に表示された「終了」ボタン(図示していない)をタッチすることで強制的に終了させることもできる。このようにすることで、ユーザ6の1回のプレイ時間が長引くことを防止することができ、本装置の稼動回転率(顧客回転率)の低下を防ぐことができる。
図5に示すように、上記編集処理(S9)が終了すると、CPU101aは、上記所定のキープ画像および/または上記合成画像の中から印刷出力する印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる印刷対象画像選択処理を行なう(S10)。印刷対象画像選択処理では、上記CPU101aは、上記印刷対象画像選択処理において、上記キープ画像および/または上記合成画像を上記タブレットディスプレイ13に表示させ、上記キープ画像および/または上記合成画像のそれぞれにおいて異なる選択操作を許容するようになっている。
具体的には、上記CPU101aは、上記印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる印刷対象画像選択画面(図16)を表示し、ユーザ6から印刷対象画像の選択を受け付ける。
印刷対象画像選択画面(図16)には、上記キープ画像および/または上記合成画像を含む1つの印刷対象画像群を表示する印刷対象画像選択領域が表示される。
上記印刷対象画像選択領域の数は、上記人数選択画面(図7)で入力された使用者の人数に応じて変更されるようになっている。具体的には、印刷対象画像選択画面(図16)にメモリ101cに記憶された人数に応じた数だけ印刷対象画像選択領域を表示する。すなわち、CPU101aは、ユーザ6に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて印刷対象画像選択領域の数を変更する。
図16に示すように、印刷対象画像選択画面は、上記入力されたユーザ6の人数に応じた数の印刷対象画像選択領域92a,92bと、上記「決定」ボタン82a,82bとを含んで構成される。図示では、印刷対象画像選択画面に2つの印刷対象画像選択領域92a,92bが表示されている。なお、各印刷対象画像選択領域内にそれぞれ対応する「決定」ボタン82a,82bが表示されていてもよい。
上記印刷対象画像選択領域92aでは、印刷対象画像群(キープ画像や合成画像を含む画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」)が表示され、そのうち画像「A」,「E」,「F」がユーザ6によって印刷対象画像として選択されている。上記印刷対象画像選択領域92bでは、印刷対象画像群(キープ画像や合成画像を含む画像「A」,「B」,「E」,「F」)が表示され、それらの全てがユーザ6によって印刷対象画像として選択されている。選択されると、上述と同様に色の明暗や色彩の違い等の表示態様により区別され表示される。
ユーザ6は、タッチペン14Lで上記印刷対象画像選択領域92aに表示された画像のうち好みの画像をタッチすることにより、そのタッチした画像が印刷対象画像として選択でき、一方、タッチペン14Rで上記印刷対象画像選択領域92bに表示された画像のうち好みの画像をタッチすることにより、そのタッチした画像が印刷対象画像として選択できる。そして、「決定」ボタン82a,82bがタッチされることで、その選択が決定される。
すなわち、上記印刷対象画像選択領域92aは、タッチペン14Lの選択操作を受け付け、上記印刷対象画像選択領域92bは、タッチペン14Rの選択操作を受け付ける。このように、上記印刷対象画像選択領域92a,92bは、上記所定のキープ画像および/または上記合成画像の中から上記印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる領域として機能する。
このように、上記印刷対象画像選択処理(S10)において、上記印刷対象画像を上記タブレットディスプレイ13に表示させ、複数の異なる選択操作が同時に許容されるため、上記のように、複数のユーザ6で印刷対象画像の選択を行なっている場合には、各ユーザ6の印刷対象画像の選択操作がそれぞれ許容され、各ユーザ6は、それぞれ上記所定のキープ画像および/または上記合成画像の中から自分の好みの印刷対象画像を選択し、印刷対象画像として選択したキープ画像および/または合成画像を写真プリントとして得ることができる。
また、上記印刷対象画像選択処理(S10)において、上記印刷対象画像をユーザ6に対して選択させる印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に複数表示させ、上記複数の印刷対象画像選択領域92a,92bのそれぞれにおいて選択操作を許容されるため、各ユーザ6は、上記複数の印刷対象画像選択領域92a,92bのそれぞれにおいて選択操作を行なうことできる。すなわち、上記タブレットディスプレイ13でユーザ6が上記印刷対象画像を選択できる領域が上記印刷対象画像選択領域92a,92bとして区分されるため、例えば複数のユーザ6で同時にキープ画像を選択している場合には、各ユーザ6に対して印刷対象画像を選択する空間を与えることができ、各ユーザ6が他のユーザ6と体がぶつかりあったり、各ユーザ6が間違って他のユーザ6の印刷対象画像を選択してしまう等のように各ユーザ6が他のユーザ6の選択操作の邪魔にならないようにすることができる。これにより、各ユーザ6に対して印刷対象画像を快適、かつスムーズに選択させることができる。
また、印刷対象画像選択領域の数は、上記人数選択画面(図7)で入力された使用者の人数に応じて変更されるため、ユーザ6によって入力された使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に2つ表示させ、「3人」であると、上記印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に3つ表示させることができる。したがって、ユーザ6は、印刷対象画像を選択したいユーザ6の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みの印刷対象画像を選択することができ、その印刷対象画像を写真プリントとして得ることができる。
また、ユーザ6は、落書き入力に失敗した画像等を印刷しないようにすることができる。ただし、もちろんこの形態に限定されるものではなく、ユーザ6がそれぞれ選択するのでなく、異なるユーザ6が一緒に印刷対象画像を選択する形態であってもよい。
なお、ユーザ6によって入力された上記使用者の人数が、例えば「1人」であると、CPU101aは、上記印刷対象画像選択処理(S10)において、上記印刷対象画像選択領域を上記タブレットディスプレイ13に1つ表示させ、その印刷対象画像選択領域で選択操作を許容するようにしてもよい。また、使用者の人数が複数の場合でも、印刷対象画像選択領域が1つで、その中に、それぞれのユーザ6が編集入力したキープ画像を一覧で表示し、それぞれのタッチペン14L,14Rで、印刷対象画像を選択するようにしてもよい。
また、図8に示すようなレイアウトで、上記CPU101aは、上記印刷対象画像選択処理において、上記キープ画像および/または上記合成画像を含む印刷対象画像群を上記タブレットディスプレイ13に1つ表示させ、上記キープ画像および/または上記合成画像のそれぞれにおいて異なる選択操作を許容するようにしてもよい。このようにすることにより、1つの印刷対象画像群を上記タブレットディスプレイ13に表示するだけで、その印刷対象画像群で複数のユーザ6がそれぞれ異なる印刷対象画像群を選択したり、同じ印刷対象画像群を選択したり、印刷対象画像群を選択しないようにすることができる。
このように、上記CPU101aは、上記印刷対象画像選択処理において、複数の異なる選択操作を許容し、上記プリンタ12は、上記印刷対象画像選択処理において選択された印刷対象画像を印刷出力するようになっているため、例えば複数のユーザ6で印刷対象画像の選択を行なっている場合には、各ユーザ6の印刷対象画像の選択操作がそれぞれ許容される。これにより、各ユーザ6は、それぞれ上記キープ画像および/または上記合成画像の中から自分の好みの印刷対象画像を選択し、印刷対象画像として選択したキープ画像および/または合成画像を写真プリントとして得ることができる。
図5に示すように、上記印刷対象画像選択処理(S10)が終了すると、CPU101aは、ユーザ6が好みのシールレイアウトの選択を行なう印刷レイアウト選択処理を行なう(S11)。印刷レイアウト選択処理では、キープ画像の枚数に応じて、予め決められた複数の印刷レイアウトで構成された印刷レイアウト選択画面(図17)を表示し、上記複数の印刷レイアウトの中からユーザ6に対して好みの印刷レイアウトを選択させるようになっている。
図17(A)に示すように、印刷レイアウト選択画面は、複数のレイアウトを表示し、それらの中から好みのレイアウトをユーザ6に選択させるレイアウト選択領域94a,94bと、上記「決定」ボタン82a,82bとを含んで構成される。ここでは、複数のレイアウトは、それぞれユーザ6がそれぞれ選択したキープ画像の数にともない、好適な印刷レイアウトとなっていることが好ましい。
なお、図17(A)では、分割数で表現してあるが、これに限定するもではなく、具体的なレイアウトを表示して提示してもよい。また、CPU101aは、この印刷レイアウト選択処理において、余白編集処理を行なってもよい。このようにすることにより、図17(B)に示すように、写真プリント(印刷媒体35)をハサミ等で切断したときに、不自然な切断面にならず、美しい印刷レイアウトになる。また、ユーザ6がそれぞれ所望の写真プリントを得ることができるため、ユーザ6の顧客満足が向上する。
図5に示すように、上記印刷レイアウト選択処理(S11)が終了すると、CPU101aは、印刷処理を行なう(S12)。印刷処理では、選択されたレイアウトに基いてキープ画像と指示信号または/および編集対象であるキープ画像と落書き入力画像とを合成した合成画像と、指示信号とをプリンタ12に送信する。そして、プリンタ12にキープ画像または/および合成画像を印刷媒体35の表面に印刷させる印刷制御を行なう。すなわち、プリンタ12は、上記印刷対象画像選択処理(S10)において選択された印刷対象画像を印刷出力する。
また、CPU101aは、ユーザ6をプリンタ12の前に誘導するアナウンス音声(例えば、「シールは左から出るよ!」)をスピーカ15から出力するスピーカ制御、またはユーザ6をプリンタ12の前に誘導する表示をタブレットディスプレイ13に表示する表示を行なう。
プリンタ12は、CPU101aと独立して動作し、CPU101aの印刷制御により、キープ画像や合成画像をシール(写真プリント)として印刷し、その写真プリントをプリント取出口9から排出するシール排出処理を行なうようになっている。これにより、シールは、ユーザ6に提供される。
印刷処理(S12)を行なうと、S1に戻り、デモ画面をタブレットディスプレイ13に表示して次のユーザ6の利用を待機する。以上の処理が、1組のユーザ6が本実施例の写真プリント提供装置で行なうプレイである。
なお、上述の実施例では、1組のユーザ6が利用する形態を説明したが、図1に示すように、撮影を行なう撮影空間3と撮影された画像に編集を行なう編集空間4とが異なる場所に設置されていることから、2組のユーザ6が同時に利用することもできる。この場合、先のユーザ6が撮影を終了し編集空間4に移動すると、タブレットディスプレイ24にはデモ画像が表示され、次のユーザ6のコイン投入を受け付ける。そして、コインが投入されると、次のユーザ6の撮影が開始されるようにしてもよい。
また、このように2組のユーザ6が同時に利用する場合に、撮影や編集等の操作を制御するコンピュータ装置101が1台では処理に負荷がかかってしまう場合もある。このため、撮影側の制御を行なうコンピュータ装置と編集側の操作を制御するコンピュータ装置とをそれぞれ設け、ユーザ6の操作性を向上させることもできる。この場合、図4に示す機能ブロック図において、カメラ21、ライブモニタ22等撮影にのみ必要なものは撮影側のコンピュータ装置に接続されて制御され、タブレットディスプレイ13、プリンタ12等編集にのみ必要なものは編集側のコンピュータ装置に接続されて制御されてもよい。また、制御部102やサービスパネル105等両方の操作に必要なものは、機能を分割して撮影側と編集側とのそれぞれのコンピュータ装置に接続されて制御されてもよいし、どちらか一方のコンピュータ装置に接続されて制御されてもよい。
また、本装置においては、撮影空間3と編集空間4とを異なる位置に設けるように説明したが、これに限定されるものではなく、1つの空間において、撮影および編集が行なわれるようにしてもよい。
また、図18に示すように、写真プリント遊戯施設において撮影(撮影プレイ)や編集(編集プレイ)が行なわれるようにしてもよい。上記実施例と同じものは同じ符号で示している。
この写真プリント遊戯施設は、上記カメラ21等を有し、ユーザ6が撮影を行なう撮影プレイエリアCと、上記タブレットディスプレイ13等を有し、ユーザ6が編集プレイを行なう編集プレイエリアDと、上記プリンタ12を含むプリント装置211等を有し、ユーザ6が出力された写真プリントを受け取るプリントエリアPとを備えている。
上記撮影プレイエリアCには、それぞれカメラ21、タブレットディスプレイ24、タッチペン7L,7R、コンピュータ装置101等が設置された複数の撮影ブース201が設けられている。上記撮影ブース201は、区画壁やカーテン203により外部と区画されている。このように撮影ブース201が外部と区画されることにより、ユーザ6が撮影する際に人目が気にならず、プライバシーがある程度保護される。上記撮影プレイエリアCでは、前述と同様に、それぞれのユーザ6が編集入力するキープ画像を選択することができる。
上記編集プレイエリアDには、テーブル207が複数設けられている。それぞれのテーブル207には、複数のタブレットディスプレイ13,タッチペン14L,14Rが設置されている。ユーザ6は、上記撮影プレイエリアCで選択されたキープ画像に対して、いずれかのテーブル207のタブレットディスプレイ13等で編集入力できるようになっている。これにより、各ユーザ6は、自ら選択したキープ画像に対して編集プレイを行ないうるようになっている。また、上記編集プレイエリアDでは、複数のタブレットディスプレイ13とタッチペン14L,14Rを同時に使用することが可能となっている。上記タブレットディスプレイやタッチペンの数は、任意に設定される。上記編集プレイエリアDでも、前述と同様に、それぞれのユーザ6は、自ら選択したキープ画像に対して落書き入力(編集入力)を実行することができる。さらに、各ユーザ6は、自ら選択したキープ画像の数だけ編集入力することができる。このようにすることにより、お絵描きが早い人、じっくりお絵描きをしたい人、全くお絵描きをしたくない人等の各ユーザ6の遊戯形態に対応することができ、前述の作用効果に加えて、遊戯の興趣を一層高めることができる。
上記プリントエリアPには、複数のプリント装置211が設置されている。そして、この画像プリント遊戯施設では、図示のように、上記撮影プレイエリアC,編集プレイエリアD,プリントエリアPはそれぞれ別領域として設けられている。このようにすることにより、編集プレイエリアDで編集プレイを行なっているユーザ6が、撮影プレイエリアCで撮影プレイを行なっているユーザ6やプリントエリアPでプリントプレイを行なっているユーザ6との間にある程度の距離を隔てることができる。このため、ユーザ6は他のプレイをしているユーザ6をあまり気にすることなく広い場所でのびのびと編集プレイを楽しむことができる。また、撮影プレイを行なうユーザ6も、編集プレイやプリントプレイを行なっているユーザ6をあまり気にせずにのびのびと撮影プレイを楽しむことができる。
なお、上記のように、タッチペンでそれぞれの異なる選択操作を区別するものに限られない。
この場合、図19に示すように、CPU101aは、上記キープ画像選択処理において、上記キープ画像を選択させるキープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に複数表示させ、上記複数のキープ画像選択領域のそれぞれにおいて異なる選択操作を許容するようにしてもよい。
また、上記CPU101aは、ユーザ6に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて上記キープ画像選択領域の数を変更するようにしてもよい。これにより、ユーザ6によって入力された使用者の人数が、例えば「2人」であると、上記キープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に2つ表示させ、「3人」であると、上記キープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に3つ表示させることができる。したがって、ユーザ6は、キープ画像を選択したいユーザ6の数に応じて上記使用者の人数を入力することで、それぞれ自分の好みのキープ画像を選択することができ、そのキープ画像や合成画像を写真プリントとして得ることができる。
この場合、上記選択画像表示領域の数に応じて上記撮影画像群表示領域を表示し、それぞれの異なる選択操作を区別するようにしてもよい。図示のように、キープ画像選択画面において、3つの選択画像表示領域81a,81b,81cを表示する場合には、それぞれの選択画像表示領域に対応させて3つの撮影画像群表示領域85a,85b,85cと、3つの「決定」ボタン82a,82b,82cをともに表示し、ユーザ6により選択された撮影画像の属する撮影画像群表示領域に対応するキープ画像選択領域で選択操作を受け付けるようにしてもよい。すなわち、CPU101aは、1つの撮影画像群、1つのキープ画像選択領域、および「決定」ボタンで1つの組合せ(キープ画像選択領域)とし、決定された人数に応じて上記組合せを表示し、それぞれのキープ画像選択領域121a,121b,121cで異なる選択操作を許容する。
したがって、CPU101aは、ユーザ6により、例えば、撮影画像群表示領域85aの撮影画像群「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」の中から撮影画像「A」が選択(いずれかのタッチペン14L,14Rでタッチ)された場合、上記キープ画像選択領域121aで上記撮影画像「A」をキープ画像として選択する。そして、「決定」ボタン82aがタッチされると、そのキープ画像をメモリ101cに格納し、つぎの処理に進む。
すなわち、上記CPU101aは、上記キープ画像選択処理において、上記キープ画像選択領域を上記タブレットディスプレイ24に複数表示させ、上記複数のキープ画像選択領域121a,121b,121cのそれぞれにおいて異なる選択操作を許容するようになっている。
このようにすることにより、各ユーザ6は、上記複数のキープ画像選択領域121a,121b,121cのそれぞれにおいて選択操作を行なうことできる。すなわち、上記タブレットディスプレイ24でユーザ6が上記キープ画像を選択できる領域が上記キープ画像選択領域121a,121b,121cとして区分されるため、複数のユーザ6で同時にキープ画像の選択を行なう場合には、各ユーザ6に対してキープ画像を選択する空間を十分に与えることができ、各ユーザ6が他のユーザ6と体がぶつかりあったり、各ユーザ6が間違って他のユーザ6のキープ画像を選択してしまう等のように各ユーザ6が他のユーザ6の選択操作の邪魔にならないようにすることができる。これにより、各ユーザ6に対してキープ画像を快適、かつスムーズに選択させることができる。
また、各ユーザ6は、各キープ画像選択領域121a,121b,121cにおいて、上記と同様に異なる選択操作が許容されるため、前述の作用効果に加えて、設置されるタッチペンの本数をキープ画像選択領域に数と同じ数だけ設置しなくてもよい。また、各ユーザ6が手にしているタッチペンで他のユーザ6のキープ画像を選択する(キープ画像を選択し合う)ことができ、遊戯の面白みが一層向上する。また、この場合、タブレットディスプレイに代えて、ディスプレイにタッチパネルが積層され、ユーザ6が指等で触れることにより、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネルディスプレイを設けてもよい。
また、印刷対象画像の選択においても、キープ画像の選択と同様に、タッチペンでそれぞれの異なる選択操作を区別するものに限られない。これにより、前述の作用効果に加えて、設置されるタッチペンの本数をキープ画像選択領域に数と同じ数だけ設置しなくてもよい。また、各ユーザ6が手にしているタッチペンで他のユーザ6の印刷対象画像を選択する(印刷対象画像を選択し合う)ことができ、遊戯の面白みが一層向上する。また、この場合、タブレットディスプレイ13に代えてタッチパネルディスプレイを設けてもよい。
また、図20に示すようなキープ画像選択画面において、複数のユーザ6が同時にキープ画像の選択操作を実行できるようにしてもよい。
図20に示すキープ画像選択画面には、キープ画像選択領域221a,221b,221c,221d,221e,221fと、ユーザ6が現在の選択内容で選択を確定させるための「決定」ボタン223と、キープ画像の選択操作可能な時間を表示する残り時間表示領域225とを含んで表示されている。各キープ画像選択領域221a,221b,221c,221d,221e,221fには、それぞれ順番に撮影画像「A」,「B」,「C」,「D」,「E」,「F」が表示されている。
上記キープ画像選択領域221aには、上記キープ画像選択領域221aを囲むような枠状の枠状カーソル227,229が表示され、上記キープ画像選択領域221bには、上記枠状カーソル227が表示され、上記キープ画像選択領域221cには、上記枠状カーソル229が表示されている。
上記枠状カーソル227には、「左のペン」と表示されている。これにより、上記枠状カーソル227は、囲んでいるキープ画像選択領域に表示されている撮影画像が左のタッチペン14Lでキープ画像として選択されていることをユーザ6に示す。上記枠状カーソル229には、「右のペン」と表示されている。これにより、上記枠状カーソル229は、囲んでいるキープ画像選択領域に表示されている撮影画像が右のタッチペン14Rでキープ画像として選択されていることをユーザ6に示す。なお、上記枠状カーソル227,229の色や形状等の表示態様をそれぞれ異ならせてもよい。このようにすることにより、ユーザ6は、より自分の選択操作がわかりやすくなる。
図示のキープ画像選択画面では、ユーザ6は、左のタッチペン14Lや右のタッチペン14Rで複数のキープ画像選択領域の中からキープ画像として選択したい撮影画像が表示されたキープ画像選択領域をタッチすることで、その選択したキープ画像選択領域に対応する撮影画像をキープ画像として選択することができる。すなわち、その選択された撮影画像がキープ画像として選択されている状態となる。この状態で再度上記キープ画像選択領域をタッチすることでその選択が解除されるとともに、対応するキープ画像指示領域が消えるようになっている。これにより、ユーザ6は、どの撮影画像がキープ画像として選択されているかを認識することができる。そして、「決定」ボタン223をタッチすることで、選択操作可能な時間内であっても、現在の選択内容で選択を決定(確定)することができる。
図示では、撮影画像「A」は左のタッチペン14Lと右のタッチペン14Rの両方でキープ画像として選択され、撮影画像「B」は左のタッチペン14Lのみでキープ画像として選択され、撮影画像「C」は右のタッチペン14Rのみでキープ画像として選択されている状態を示し、その他の撮影画像「D」〜「F」はいずれにも選択されていない状態を示す。このように図示のキープ画像選択画面においても、上記複数の撮影画像のそれぞれにおいて異なる選択操作が許容され、上記と同様に上記複数の選択操作が同時に許容され、上記と同様な作用効果を奏する。
上記残り時間表示領域225は、秒を示す数字がカウントダウンされ、その数字が“0”になると、選択操作が強制的に終了され、現在の選択内容で選択が決定(確定)され、つぎの画面が表示される。また、選択操作可能な時間内であっても、上述のように、「決定」ボタン223がタッチされることでも、つぎの画面が表示される。
また、本装置のコンピュータ装置の制御方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカード等のコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスク等の記録媒体に記録させて、プログラムを提供することもできる。また、電気通信回線や衛星通信回線等のネットワークを通じて、プログラムを提供することもできる。提供されるプログラム製品は、ハードディスク等のプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
上記実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の写真プリント提供装置の外観を示す側面図である。 写真プリント提供装置の撮影側を示す斜視図である。 写真プリント提供装置の編集側を示す斜視図である。 写真プリント提供装置の機能ブロック図である。 コンピュータ装置の制御処理を示すフローチャートである。 キープ画像選択処理を示すフローチャートである。 人数選択画面を示す図である。 キープ画像選択画面を示す図である。 キープ画像選択画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 編集画面を示す図である。 印刷対象画像選択画面を示す図である。 印刷レイアウト選択画面を示す図である。 写真プリント遊戯施設の一実施例を示す平面図である。 キープ画像選択画面を示す図である。 キープ画像選択画面を示す図である。
符号の説明
1 筐体
3 撮影空間
4 編集空間
6 ユーザ
7L タッチペン
7R タッチペン
9 プリント取出口
10 印刷中LED
11 印刷エラーLED
12 プリンタ
13 タブレットディスプレイ
14L タッチペン
14R タッチペン
15 スピーカ
18 照明ボックス
21 カメラ
22 ライブモニタ
23L スピーカ
23R スピーカ
24 タブレットディスプレイ
26 コイン投入口
28 フロントドア
29 電源スイッチ
30 照明装置
35 印刷媒体
70a 落書き入力領域
70b 落書き入力領域
71a 落書き機能選択領域
71b 落書き機能選択領域
80a 「写真追加」ボタン
80b 「写真追加」ボタン
81a 選択画像表示領域
81b 選択画像表示領域
81c 選択画像表示領域
82a 「決定」ボタン
82b 「決定」ボタン
82c 「決定」ボタン
84a 「余白編集」ボタン
84b 「余白編集」ボタン
85 撮影画像群表示領域
85a 撮影画像群表示領域
85b 撮影画像群表示領域
85c 撮影画像群表示領域
86a キープ画像表示領域
86b キープ画像表示領域
89a 「方向変更」ボタン
89b 「方向変更」ボタン
90a 余白編集領域
90b 余白編集領域
91a 「写真編集」ボタン
91b 「写真編集」ボタン
92a 印刷対象画像選択領域
92b 印刷対象画像選択領域
93a 余白レイアウト表示領域
93b 余白レイアウト表示領域
94a レイアウト選択領域
94b レイアウト選択領域
101 コンピュータ装置
101a CPU
101b 記憶装置
101c メモリ
101d ドライバ
101e 通信部
102 制御部
103 電源制御部
104 UPS
105 サービスパネル
107 コイン制御部
113 フラッシュ制御部
115 フラッシュ
121a キープ画像選択領域
121b キープ画像選択領域
121c キープ画像選択領域
201 撮影ブース
203 カーテン
207 テーブル
211 プリント装置
221a キープ画像選択領域
221b キープ画像選択領域
221c キープ画像選択領域
221d キープ画像選択領域
221e キープ画像選択領域
221f キープ画像選択領域
223 「決定」ボタン
225 残り時間表示領域
227 枠状カーソル
229 枠状カーソル
C 撮影プレイエリア
D 編集プレイエリア
P プリントエリア

Claims (12)

  1. 使用者を撮影して複数の撮影画像を生成する撮影手段と、
    上記撮影手段で撮影された撮影画像のうち所定のキープ画像に対する落書き入力を使用者に実行させる編集手段と、
    記キープ画像と落書き入力画像との合成画像を写真プリントとして印刷出力する印刷手段と
    上記撮影手段における撮影処理、複数の撮影画像の中から使用者に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択可能なキープ画像選択処理、上記編集手段における編集処理、画像の印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理、ならびに上記印刷手段における印刷処理をそれぞれ制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段はさらに
    上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択処理、上記キープ画像選択処理で選択されたキープ画像に対する編集処理、ならびに上記キープ画像と上記編集処理で入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択処理、それぞれの処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御するとともに、
    上記印刷処理において、上記それぞれの処理において複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力するよう制御することを特徴とする写真プリント提供装置。
  2. 上記撮影画像を表示する表示手段をさらに備え、
    上記制御手段はさらに、上記キープ画像選択処理において、上記複数の撮影画像を上記表示手段に表示させ、上記複数の撮影画像のそれぞれにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるよう制御する請求項1記載の写真プリント提供装置。
  3. 上記キープ画像を選択させるキープ画像選択領域を表示する表示手段をさらに備え、
    上記制御手段はさらに、上記キープ画像選択処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるためのキープ画像選択領域を上記表示手段に複数表示させ、上記複数のキープ画像選択領域のそれぞれにおいて異なる選択操作を行わせるよう制御する請求項1記載の写真プリント提供装置。
  4. 上記制御手段はさらに、上記合成画像の中から印刷出力する印刷対象画像を使用者に対して選択させる印刷対象画像選択処理を制御し、
    上記印刷対象画像選択処理において、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるよう制御し、
    上記印刷手段は、上記印刷対象画像選択処理において複数の使用者によって個別に選択された印刷対象画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力する請求項1〜3のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  5. 記合成画像を表示する表示手段をさらに備え、
    上記制御手段は、上記印刷対象画像選択処理において、上記合成画像を上記表示手段に表示させ、上記合成画像のそれぞれにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるよう制御する請求項4記載の写真プリント提供装置。
  6. 上記制御手段はさらに、上記印刷対象画像選択処理において、上記印刷対象画像を複数の使用者それぞれに対して個別の選択操作を行わせるための印刷対象画像選択領域を上記表示手段に複数表示させ、上記複数の印刷対象画像選択領域のそれぞれにおいて異なる選択操作を行わせるよう制御し
    上記印刷手段は、上記印刷対象画像選択処理において複数の使用者によって個別に選択された印刷対象画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力する請求項4記載の写真プリント提供装置。
  7. 上記制御手段はさらに、使用者に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて上記キープ画像選択領域の数を変更するよう制御する請求項3〜6のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  8. 上記制御手段はさらに、使用者に対して使用者の人数を入力させ、入力された使用者の人数に応じて上記印刷対象画像選択領域の数を変更するよう制御する請求項6または7記載の写真プリント提供装置。
  9. 上記制御手段はさらに、上記編集処理において、使用者の操作に応じて上記キープ画像を変更するよう制御する請求項1〜8のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  10. 上記制御手段はさらに、上記編集処理において、上記キープ画像選択処理で同じキープ画像が選択された場合、それぞれのキープ画像に対し異なる落書き入力を実行しうるよう制御する請求項1〜9のいずれか一項に記載の写真プリント提供装置。
  11. 使用者を撮影して複数の撮影画像を生成する撮影手段と、
    上記撮影手段で撮影された撮影画像のうち所定のキープ画像に対する落書き入力を使用者に実行させる編集手段と、
    上記キープ画像と落書き入力画像との合成画像を写真プリントとして印刷出力する印刷手段と、
    上記撮影手段における撮影処理、複数の撮影画像の中から使用者に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択可能なキープ画像選択処理、上記編集手段における編集処理、画像の印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理、ならびに上記印刷手段における印刷処理をそれぞれ制御する制御手段とを備えた装置で写真プリントを提供する方法であって、
    上記制御手段は、
    上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択ステップ、上記キープ画像選択ステップで選択されたキープ画像に対する編集ステップ、ならびに上記キープ画像と上記編集ステップで入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択ステップ、それぞれのステップにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御するとともに、
    上記印刷ステップにおいて、上記それぞれのステップにおいて複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力するよう制御することを特徴とする写真プリント提供方法。
  12. 使用者を撮影して複数の撮影画像を生成する撮影手段と、
    上記撮影手段で撮影された撮影画像のうち所定のキープ画像に対する落書き入力を使用者に実行させる編集手段と、
    上記キープ画像と落書き入力画像との合成画像を写真プリントとして印刷出力する印刷手段と、
    上記撮影手段における撮影処理、複数の撮影画像の中から使用者に対して落書き入力させるためのキープ画像を選択可能なキープ画像選択処理、上記編集手段における編集処理、画像の印刷レイアウトを選択する印刷レイアウト選択処理、ならびに上記印刷手段における印刷処理をそれぞれ制御する制御手段とを備えた装置で写真プリントを提供するプログラムであって、
    上記制御手段は、
    上記撮影処理で生成された複数の画像に対するキープ画像選択ステップ、上記キープ画像選択ステップで選択されたキープ画像に対する編集ステップ、ならびに上記キープ画像と上記編集ステップで入力された落書き入力画像との合成画像に対する印刷レイアウト選択ステップ、それぞれのステップにおいて、複数の使用者それぞれに対して個別の操作を行わせるよう制御するとともに、
    上記印刷ステップにおいて、上記それぞれのステップにおいて複数の使用者によって個別に操作された画像を、1枚の写真プリントとして印刷出力するよう制御する処理コンピュータ装置に実行させることを特徴とする写真プリント提供プログラム。
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