JP2003134425A - 画像印刷装置および方法、印刷媒体ユニット、並びにプログラム - Google Patents

画像印刷装置および方法、印刷媒体ユニット、並びにプログラム

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JP2003134425A
JP2003134425A JP2001322448A JP2001322448A JP2003134425A JP 2003134425 A JP2003134425 A JP 2003134425A JP 2001322448 A JP2001322448 A JP 2001322448A JP 2001322448 A JP2001322448 A JP 2001322448A JP 2003134425 A JP2003134425 A JP 2003134425A
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弘毅 今井
Katsuyuki Inage
勝行 稲毛
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多様な編集処理を施したシールシートを
ユーザに提供する。 【解決手段】 シールシートに印刷される画像のイメー
ジであるシールイメージ245上の任意の2点が、入力
用の所定のペンにより指定されると、シールイメージ2
45上に、編集領域指定枠246が表示され、編集領域
指定枠246で囲まれた部分の画像が、編集領域画像2
41として、画面中央に表示される。ペン13、文字1
4、スタンプ15、および消しゴム16の内、任意のボ
タンが指定された後、編集領域画像241に落書きが入
力されると、その落書きは、編集領域画像341に表示
されるとともに、シールイメージ245上にも表示され
る。制限時間が経過したか、プリントボタン202が操
作されると、編集処理が終了し、落書きされた画像は、
シールシートに印刷され、ユーザに提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像印刷装置およ
び方法、印刷媒体ユニット、並びにプログラムに関し、
特に、撮影画像に、より多様な編集処理を施すことがで
きるようにした画像印刷装置および方法、印刷媒体ユニ
ット、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マス目状に分割されたシールシー
トの各マス目に、ユーザを撮影した画像をプリントし、
提供する画像印刷装置(例えば、プリント倶楽部(商標))
が知られている。
【0003】このような画像印刷装置の中には、撮影し
た画像に対して、ユーザにより書き加えられたマークや
落書きを、撮影した画像と一緒にシールシートに印刷す
る編集機能を備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像印刷装置の編集機能においては、撮影画像単位で、
編集を受け付けることは可能であるが、シールシートに
印刷される画像全体を対象として、編集を受け付けるこ
とができないという課題があった。
【0005】すなわち、図1は、従来の画像印刷装置に
おいて、ユーザからの編集操作の入力を受け付けるモニ
タのモニタ表示11の例を示している。図1において、
画像印刷装置のモニタは、編集操作の対象として、撮影
画像12を表示している。また、モニタには、撮影画像
12に対して、種々の編集を施すために、ペン13−1
およびペン13−2(以下、区別の必要がない場合、ペ
ン13と称する)、文字14−1および文字14−2(以
下、区別の必要がない場合、文字14と称する)、スタ
ンプ15−1およびスタンプ15−2(以下、区別の必
要がない場合、スタンプ15と称する)、消しゴム16
−1および消しゴム16−2(以下、区別の必要がない
場合、消しゴム16と称する)が表示されている。
【0006】ユーザは、画像印刷装置のモニタの近辺に
設置された入力用のペン(以下、タッチペンと称する)に
より、ペン13に触れてから、撮影画像12上にタッチ
ペンを走らせると、タッチペンを走らせた部分をなぞる
ようにして、撮影画像12上に、線分が表示される。ま
た、タッチペンにより、文字14に触れた後、撮影画像
12上の任意の位置に触れると、モニタ上の所定の位置
に、文字の一覧が表示され、一覧の中の希望する文字に
触れることにより、撮影画像12の、先にタッチペンで
触れた位置に、文字が表示される。また、タッチペンで
スタンプ15に触れると、モニタの所定の位置に、各種
記号などよりなるスタンプの一覧が表示され、ユーザ
は、その中から希望するスタンプに触れることによりス
タンプを選択した後、撮影画像12上の希望する位置に
触れると、その位置に選択されたスタンプが表示され
る。また、ペン13、文字14、およびスタンプ15に
より撮影画像12上に加えられた落書き(編集入力)を消
去したい場合、ユーザは、タッチペンにより消しゴム1
6に触れてから、消去したい部分に触れることにより、
入力された落書きを消去することができる。
【0007】従来の画像印刷装置においては、図1に示
されるように、撮影画像12単位で、ユーザからの編集
操作の入力を受け付けるようになされている。従って、
最終的にシールシートに印刷される画像全体を1つの単
位としてモニタに表示し、編集操作の入力を受け付ける
機能はなかった。そのため、ユーザは、最終的に画像が
印刷されたシールシート全体をイメージしながら、編集
操作を入力することができなかった。
【0008】また、従来の画像印刷装置の編集機能にお
いては、同一の撮影画像に対して、異なる編集処理を施
し、印刷媒体に印刷することができないという課題があ
った。
【0009】すなわち、編集処理を施された画像が印刷
されたシールシートは、図2に示すように、複数の同一
画像で構成され、面白みに欠けるという問題があった。
図2には、従来の画像印刷装置により画像が印刷された
シールシートの例が示されている。図2において、シー
ルシート31には、編集処理を施された画像である編集
画像32−1乃至32−4が印刷されている。編集画像
32−1乃至32−4は、すべて、同一の編集処理が施
された同一の撮影画像である。図2に示すように、従来
の画像印刷装置においては、1つの撮影画像に対して
は、1通りの編集処理しか受け付けないようになってい
るため、1つのシールシートを、より多様な画像で構成
することができなかった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、1つのシールシートに印刷される撮影画像
に対して、より多様な編集処理を施すことができるよう
にするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の画像印刷
装置は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影手段により
撮影された被写体の複数の画像のうちの1つを、編集入
力を受け付ける画像の表示位置として予め指定された第
1の位置に表示し、それ以外の1以上の画像を第1の位
置とは異なる第2の位置に表示する表示手段と、表示手
段により第1の位置に表示された画像に対して入力され
る編集入力を受け付ける受付手段と、受付手段により受
け付けられた編集入力に基づいて画像を編集する編集手
段と、表示手段により第1の位置に表示されている画像
と、第2の位置に表示されている1以上の画像のうち1
つとを入れ替えて表示する入れ替え手段と、編集手段に
より編集された画像を印刷する印刷手段とを備えること
を特徴とする。
【0012】撮影手段は、例えば、撮影装置により、表
示手段は、例えば、操作パネルにより、受付手段は、例
えば、タッチペンおよびタッチパネルにより、編集手段
は、例えば、表示プロセッサにより、交換手段は、例え
ば、表示プロセッサにより、印刷手段は、例えば、プリ
ンタにより、それぞれ構成される。
【0013】本発明の第1の画像印刷装置においては、
被写体が撮影され、撮影された被写体の複数の画像のう
ちの1つが、編集入力を受け付ける画像の表示位置とし
て予め指定された第1の位置に表示され、それ以外の1
以上の画像が第1の位置とは異なる第2の位置に表示さ
れ、第1の位置に表示された画像に対して入力される編
集入力が受け付けられ、受け付けられた編集入力に基づ
いて画像が編集され、第1の位置に表示されている画像
と、第2の位置に表示されている1以上の画像のうち1
つとが入れ替えて表示され、編集された画像が印刷され
る。
【0014】このように構成することにより、撮影され
た画像の全てに、それぞれ編集処理を施すことができ
る。
【0015】本発明の第1の画像印刷装置においては、
前記表示手段には、前記第1の位置に表示する前記画像
を、前記第2の位置に表示する前記画像より拡大して表
示するようにさせることができる。
【0016】このようにすることにより、より大きく表
示された画像に対して編集処理を行う事ができるので、
より細かい落書きを入力することができる。
【0017】本発明の第1の画像印刷装置においては、
前記表示手段により前記第1の位置に表示される前記画
像と、前記第2の位置に表示される1以上の前記画像
は、全て同じ撮影画像であるようにすることができる。
【0018】このようにすることにより、同一の撮影画
像に対して、異なる編集処理を施すことができるので、
より多様な画像により構成されたシールシートをユーザ
に提供することが可能となる。
【0019】本発明の第1の画像印刷装置においては、
前記印刷手段により前記画像が印刷される印刷媒体であ
って、装着された印刷媒体を識別するための識別情報を
読み取る読み取り手段と、読み取り手段による読み取り
結果に基づいて、印刷媒体への印刷を制御する制御手段
とをさらに設けるようにすることができる。
【0020】読み取り手段は、例えばIDタグリーダ/ラ
イタにより、制御手段は、例えばCPUにより、それぞれ
構成される。
【0021】このようにすることにより、画像印刷装置
にシールシートを補充する際、間違いなく、画像印刷装
置専用として予め指定されたシールシートを、補充する
ことが可能となる。
【0022】本発明の第1の印刷媒体ユニットは、上述
の画像印刷装置により使用される印刷媒体ユニットであ
って、前記印刷手段により画像が印刷される前記印刷媒
体を格納するとともに、前記読み取り手段により読み取
られる前記識別情報を保持することを特徴とする。
【0023】本発明の第1の画像印刷方法は、被写体を
撮影する撮影ステップと、撮影ステップの処理により撮
影された被写体の複数の画像のうちの1つを、編集入力
を受け付ける画像の表示位置として予め指定された第1
の位置に表示し、それ以外の1以上の画像を第1の位置
とは異なる第2の位置に表示する表示ステップと、表示
ステップの処理により第1の位置に表示された画像に対
して入力される編集入力を受け付ける受付ステップと、
受付ステップの処理により受け付けられた編集入力に基
づいて画像を編集する編集ステップと、表示ステップの
処理により第1の位置に表示されている画像と、第2の
位置に表示されている1以上の画像のうち1つとを入れ
替えて表示する入れ替えステップと、編集ステップの処
理により編集された画像を印刷する印刷ステップとを含
むことを特徴とする。
【0024】本発明の第1の画像印刷方法においては、
被写体が撮影され、撮影された被写体の複数の画像のう
ちの1つが、編集入力を受け付ける画像の表示位置とし
て予め指定された第1の位置に表示され、それ以外の1
以上の画像が第1の位置とは異なる第2の位置に表示さ
れ、第1の位置に表示された画像に対して入力される編
集入力が受け付けられ、受け付けられた編集入力に基づ
いて画像が編集され、第1の位置に表示されている画像
と、第2の位置に表示されている1以上の画像のうち1
つとが入れ替えて表示され、編集ステップの処理により
編集された画像が印刷される。
【0025】このようにすることにより、撮影された画
像の全てに、それぞれ編集処理を施すことができる。
【0026】本発明の第1のプログラムは、被写体の撮
影を制御する撮影制御ステップと、撮影制御ステップの
処理により撮影が制御された被写体の複数の画像のうち
の1つの、編集入力を受け付ける画像の表示位置として
予め指定された第1の位置への表示を制御し、それ以外
の1以上の画像の、第1の位置とは異なる第2の位置へ
の表示を制御する表示制御ステップと、表示制御ステッ
プの処理により第1の位置への表示が制御された画像に
対して入力される編集入力を受け付ける受付ステップ
と、受付ステップの処理により受け付けられた編集入力
に基づいて画像を編集する編集ステップと、表示制御ス
テップの処理により第1の位置への表示が制御されてい
る画像と、第2の位置への表示が制御されている1以上
の画像のうち1つとの表示を入れ替える入れ替えステッ
プと、編集ステップの処理により編集された画像を印刷
する印刷ステップとをコンピュータに実行させる。
【0027】本発明の第1のプログラムにおいては、被
写体の撮影が制御され、撮影が制御された被写体の複数
の画像のうちの1つの、編集入力を受け付ける画像の表
示位置として予め指定された第1の位置への表示が制御
され、それ以外の1以上の画像の、第1の位置とは異な
る第2の位置への表示が制御され、第1の位置への表示
が制御された画像に対して入力される編集入力が受け付
けられ、受け付けられた編集入力に基づいて画像が編集
され、第1の位置への表示が制御されている画像と、第
2の位置への表示が制御されている1以上の画像のうち
1つとの表示が入れ替えられ、編集された画像が印刷さ
れる。
【0028】本発明の第2の画像印刷装置は、被写体を
撮影する撮影手段と、印刷媒体に印刷される画像の配置
に関する複数の候補の中から、ユーザからの望みの配置
の選択を受け付ける第1の受付手段と、撮影手段により
撮影された被写体の画像を、第1の受付手段により受け
付けられた選択に従って配置し、印刷媒体に印刷される
画像のイメージを作成する第1の作成手段と、第1の作
成手段により作成されたイメージを表示する第1の表示
手段と、第1の表示手段により表示されたイメージの一
部を、編集入力を受け付ける編集領域として指定する指
定手段と、指定手段により指定された編集領域の画像を
表示する第2の表示手段と、第2の表示手段により表示
された編集領域の画像に対して入力される編集入力を受
け付ける第2の受付手段と、第2の受付手段により受け
付けられた編集入力に基づいてイメージを編集する編集
手段と、編集手段により編集されたイメージを印刷する
印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0029】撮影手段は、例えば、撮影装置により、第
1の受付手段は、例えば、CPUにより、第1の作成手段
は、例えば、表示プロセッサにより、第1の表示手段
は、例えば、モニタにより、指定手段は、例えば、タッ
チペンにより、第2の表示手段は、例えば、モニタによ
り、第2の受付手段は、例えば、タッチペンおよびタッ
チパネルにより、編集手段は、例えば、表示プロセッサ
により、印刷手段は、例えば、プリンタにより、それぞ
れ構成される。
【0030】本発明の第2の画像印刷装置においては、
被写体が撮影され、印刷媒体に印刷される画像の配置に
関する複数の候補の中から、ユーザからの望みの配置の
選択が受け付けられ、撮影された被写体の画像が、受け
付けられた選択に従って配置され、印刷媒体に印刷され
る画像のイメージが作成され、作成されたイメージが表
示され、表示されたイメージの一部が、編集入力を受け
付ける編集領域として指定され、指定された編集領域の
画像が表示され、表示された編集領域の画像に対して入
力される編集入力が受け付けられ、受け付けられた編集
入力に基づいてイメージが編集され、編集されたイメー
ジが印刷される。
【0031】このようにすることにより、ユーザは、シ
ールシートの任意の位置に、落書き(編集操作)を入力す
ることが可能となる。
【0032】本発明の第2の画像印刷装置においては、
前記第1の表示手段と前記第2の表示手段には、同一の
画面により構成されるようにさせ、前記イメージは、前
記画面内の、前記イメージの表示位置として予め指定さ
れた第1の位置に表示され、前記編集領域の前記画像
は、前記画面内の、前記第1の位置とは異なる第2の位
置に表示されるようにすることができる。
【0033】このようにすることにより、シールシート
に印刷される画像のイメージと編集領域の画像とが接近
して表示されるため、ユーザは、大きく視線を動かすこ
となく、シールシートに印刷される画像のイメージと編
集領域の画像とを見比べることができる。
【0034】本発明の第2の画像印刷装置においては、
前記第1の表示手段に、前記第2の受付手段により受け
付けられた前記編集入力を、前記イメージと重ねて表示
させ、前記第2の表示手段に、前記第2の受付手段によ
り受け付けられた前記編集入力を、前記編集領域の前記
画像と重ねて表示させる表示制御手段をさらに設けるよ
うにすることができる。
【0035】表示制御手段は、例えば、表示プロセッサ
により構成される。
【0036】このようにすることにより、ユーザは、入
力した落書きを確認しながら、編集処理(落書き)を行う
ことができる。
【0037】本発明の第2の画像印刷装置においては、
前記指定手段により指定された前記編集領域の前記画像
の縦方向、および横方向の長さを、それぞれ所定の長さ
に拡大し、拡大画像を作成する第2の作成手段をさらに
設け、前記第2の表示手段には、前記第2の作成手段に
より作成された前記拡大画像を、前記編集領域の前記画
像として表示させ、前記編集手段には、前記第2の受付
手段により受け付けられた前記編集入力に、前記第2の
作成手段が前記画像を拡大したときの拡大倍率の逆数を
掛け算して、前記編集入力を縮小し、縮小された前記編
集入力に基づいて前記イメージを編集するようにさせる
ことができる。
【0038】第2の作成手段は、例えば、表示プロセッ
サにより構成される。
【0039】このようにすることにより、より大きく表
示された編集領域の画像に対して編集処理を行う事がで
きるので、より細かい落書きを入力することができる。
また、拡大表示された編集領域の画像に対する編集入力
を、編集領域の画像の拡大倍率の逆数を掛けて縮小させ
てから、編集することにより、シールシートに印刷され
る画像のイメージと合成する落書きの大きさを、イメー
ジに対応する大きさにすることができる。
【0040】本発明の第2の画像印刷装置においては、
前記表示制御手段には、前記第2の作成手段が前記画像
を拡大したときの拡大倍率の逆数を掛け算して、前記編
集入力を縮小し、縮小された前記編集入力を、前記イメ
ージと重ねて表示させるようにさせることができる。
【0041】このようにすることにより、落書きを、シ
ールシートに印刷される画像のイメージと合成する際
に、落書きの大きさを、イメージに対応する大きさにす
ることができる。
【0042】本発明の第2の画像印刷装置においては、
前記印刷手段により前記画像が印刷される印刷媒体であ
って、装着された印刷媒体を識別するための識別情報を
読み取る読み取り手段と、読み取り手段による読み取り
結果に基づいて、印刷媒体への印刷を制御する制御手段
とをさらに設けるようにすることができる。
【0043】読み取り手段は、例えばIDタグリーダ/ラ
イタにより、制御手段は、例えばCPUにより、それぞれ
構成される。
【0044】このようにすることにより、画像印刷装置
にシールシートを補充する際、間違いなく、画像印刷装
置専用として予め指定されたシールシートを、補充する
ことが可能となる。
【0045】本発明の第2の印刷媒体ユニットは、上述
の画像印刷装置により使用される印刷媒体ユニットであ
って、前記印刷手段により画像が印刷される前記印刷媒
体を格納するとともに、前記読み取り手段により読み取
られる前記識別情報を保持することを特徴とする。
【0046】本発明の第2の画像印刷方法は、被写体を
撮影する撮影ステップと、印刷媒体に印刷される画像の
配置に関する複数の候補の中から、ユーザからの望みの
配置の選択を受け付ける第1の受付ステップと、撮影ス
テップの処理により撮影された被写体の画像を、第1の
受付ステップの処理により受け付けられた選択に従って
配置し、印刷媒体に印刷される画像のイメージを作成す
る第1の作成ステップと、第1の作成ステップの処理に
より作成されたイメージを表示する第1の表示ステップ
と、第1の表示ステップの処理により表示されたイメー
ジの一部を、編集入力を受け付ける編集領域として指定
する指定ステップと、指定ステップの処理により指定さ
れた編集領域の画像を表示する第2の表示ステップと、
第2の表示ステップの処理により表示された編集領域の
画像に対して入力される編集入力を受け付ける第2の受
付ステップと、第2の受付ステップの処理により受け付
けられた編集入力に基づいてイメージを編集する編集ス
テップと、編集ステップの処理により編集されたイメー
ジを印刷する印刷ステップとを含むことを特徴とする。
【0047】本発明の第2の画像印刷方法においては、
被写体が撮影され、印刷媒体に印刷される画像の配置に
関する複数の候補の中から、ユーザからの望みの配置の
選択が受け付けられ、撮影された被写体の画像が、受け
付けられた選択に従って配置され、印刷媒体に印刷され
る画像のイメージが作成され、作成されたイメージが表
示され、表示されたイメージの一部が、編集入力を受け
付ける編集領域として指定され、指定された編集領域の
画像が表示され、表示された編集領域の画像に対して入
力される編集入力が受け付けられ、受け付けられた編集
入力に基づいてイメージが編集され、編集されたイメー
ジが印刷される。
【0048】このようにすることにより、ユーザは、シ
ールシートの任意の位置に、落書き(編集操作)を入力す
ることが可能となる。
【0049】本発明の第2のプログラムは、被写体の撮
影を制御する撮影制御ステップと、印刷媒体に印刷され
る画像の配置に関する複数の候補の中から、ユーザから
の望みの配置の選択を受け付ける第1の受付ステップ
と、撮影制御ステップの処理により撮影が制御された被
写体の画像を、第1の受付ステップの処理により受け付
けられた選択に従って配置し、印刷媒体に印刷される画
像のイメージを作成する第1の作成ステップと、第1の
作成ステップの処理により作成されたイメージの表示を
制御する第1の表示制御ステップと、第1の表示制御ス
テップの処理により表示が制御されたイメージの一部
を、編集入力を受け付ける編集領域として指定する指定
ステップと、指定ステップの処理により指定された編集
領域の画像の表示を制御する第2の表示制御ステップ
と、第2の表示制御ステップの処理により表示が制御さ
れた編集領域の画像に対して入力される編集入力を受け
付ける第2の受付ステップと、第2の受付ステップの処
理により受け付けられた編集入力に基づいてイメージを
編集する編集ステップと、編集ステップの処理により編
集されたイメージを印刷する印刷ステップとをコンピュ
ータに実行させる。
【0050】本発明の第2のプログラムにおいては、被
写体の撮影が制御され、印刷媒体に印刷される画像の配
置に関する複数の候補の中から、ユーザからの望みの配
置の選択が受け付けられ、撮影が制御された被写体の画
像が、受け付けられた選択に従って配置され、印刷媒体
に印刷される画像のイメージが作成され、作成されたイ
メージの表示が制御され、表示が制御されたイメージの
一部が、編集入力を受け付ける編集領域として指定さ
れ、指定された編集領域の画像の表示が制御され、表示
が制御された編集領域の画像に対して入力される編集入
力が受け付けられ、受け付けられた編集入力に基づいて
イメージが編集され、編集されたイメージが印刷され
る。
【0051】このようにすることにより、ユーザは、シ
ールシートの任意の位置に、落書き(編集操作)を入力す
ることが可能となる。
【0052】
【発明の実施の形態】図3は、本発明を適用した画像印
刷装置41の構成を示している。画像印刷装置41の筐
体50の前面の左右には、上方から下方へ向かってスピ
ーカ51−1およびスピーカ51−2、照明装置52−
1および照明装置52−2、操作パネル53−1および
操作パネル53−2、操作パネル53−1および操作パ
ネル53−2のそれぞれに表示された画像に対して、編
集図形、文字などを入力するタッチペン54−1および
タッチペン54−2が設けられる。なお、以下におい
て、スピーカ51−1およびスピーカ51−2のそれぞ
れを個々に区別する必要がない場合、まとめてスピーカ
51と、照明装置52−1および照明装置52−2のそ
れぞれを個々に区別する必要がない場合、まとめて照明
装置52と、操作パネル53−1および操作パネル53
−2のそれぞれを個々に区別する必要がない場合、まと
めて操作パネル53と、タッチペン54−1およびタッ
チペン54−2のそれぞれを個々に区別する必要がない
場合、まとめてタッチペン54と、それぞれ称する。
【0053】筐体50のほぼ垂直な面10Aに配置され
たスピーカ51は、ユーザに対して、硬貨を投入してか
らの撮影手順の進行を案内するガイダンスや、ユーザが
操作パネル53に表示されている自分自身の撮影画像に
対して、後述する編集を行う際のガイダンスなどを出力
する。
【0054】筐体50のほぼ垂直な(若干上方を向いて
いる)面10Bに配置された照明装置52は、撮影の際
のフラッシュとして機能するとともに、筐体50および
ユーザを囲むカーテン81(図4参照)等により外光が遮
断されているため、撮影前の状態においてもユーザを照
明する。
【0055】照明装置52−1と照明装置52−2の間
には、ユーザを撮影するためのCCD(Charge Coupled De
vice)カメラ55が設けられ、CCDカメラ55が撮影し
ている取り込み画像は、CCDカメラ55の下方に設けら
れている撮影画像表示部56に表示される。CCDカメラ
55と撮影画像表示部56により撮影装置57が構成さ
れ、ユーザは、足リモートコントローラ(以下、足リモ
コン61と称する)を操作して駆動装置58の駆動可能
範囲内で、撮影装置57を上下方向に移動させることが
できる。
【0056】筐体50のほぼ水平(若干上方を向いてい
る)な面10Cに配置されている操作パネル53は、液
晶ディスプレイまたはCRT(Cathode-Ray Tude)より構
成されるモニタ110(図6参照)と、その上部に積層さ
れるタッチパネル109(図6参照)から構成される。操
作パネル53の近傍には、それぞれタッチペン54が設
けられ、CCDカメラ55により撮影された画像が操作パ
ネル53に表示されるため、ユーザは、タッチペン54
を利用して撮影画像に後述する落書き処理を施すことが
できる。また、操作パネル53には、撮影画像の他に、
画像プリントの作成および印刷処理の進行段階に応じて
種々の選択ボタン、メッセージなどが表示され、操作パ
ネル53に表示された選択ボタンをタッチペン54を利
用して選択することにより撮影手順が進行される。
【0057】操作パネル53−1の近傍にタッチペン5
4−1が、また、操作パネル53−2の近傍にはタッチ
ペン54−2が、それぞれ設けられており、操作パネル
53−1および操作パネル53−2のそれぞれに表示さ
れた撮影画像に、2人のユーザが同時に落書き処理など
を入力することができる。なお、操作パネル53−1と
操作パネル53−2に、異なる撮影画像をそれぞれ表示
させることができ、ユーザは、別々の撮影画像に対して
落書き処理などを入力することもできる。
【0058】操作パネル53の下方の筐体50のほぼ垂
直な面10Dには、硬貨投入口59が設けられている。
ユーザが所定の代金を硬貨投入口59に投入すると、撮
影手順が開始される。
【0059】筐体50の右側面10Eには、シール取出
口60が設けられており、撮影し、画像編集した撮影画
像が、所定数に分割されたシールに印刷されて排出され
る。
【0060】筐体50には、電源ユニットとしてUPS(Un
interruptible Power Supply)62、および硬貨収納部
63が内蔵されている。UPS62は、通常、外部から供
給される電力を、内蔵バッテリに充電させるとともに、
画像印刷装置41の各部に供給する。停電などで外部か
らの電力の供給が停止した場合、UPS62は、電源を内
蔵バッテリに切り替えて、画像印刷装置41の各部に電
力を供給することにより、画像印刷装置41の各部の破
損を防いでいる。
【0061】硬貨収納部63は、硬貨投入口59より投
入された硬貨を収納し、着脱可能になっている。画像印
刷装置41の管理者は、図示せぬ扉から、硬貨収納部6
3を画像印刷装置41の外部に取り出し、硬貨を取り出
すことができる。
【0062】なお、画像印刷装置41の内部のその他の
構成については、図6を参照して後述する。
【0063】筐体50の前方には、筐体50の幅とほぼ
同一の幅の2段の階段64が設置されている。ユーザ
は、撮影する場合、階段64を利用して、様々なポーズ
を取って、自分自身を撮影することができる。
【0064】図4は、画像印刷装置41の配置例を示す
図である。また、図5は、図4の配置を上方から見た場
合の図である。なお、以下の説明において、図3乃至図
5の間で、同一の部分に対しては、同一の符号が付され
ている。
【0065】図4中右側に、画像印刷装置41の筐体5
0が示されている。筐体50の面10Dの正面には、所
定の間隔をあけて背景パネル84が設置されている。ユ
ーザは、筐体50と背景パネル84の間の空間で、撮影
処理および編集処理を行う。図5に示されるように、背
景パネル84の直近に階段64が、据え付けられてい
る。筐体50の上端から背景パネル84の上端へ向かっ
て、カーテンバー82が渡されており、カーテンバー8
2には、カーテン81が取り付けられている。また、筐
体50の上端と、背景パネル84の上端を結ぶ面は、ビ
ニール製または、硬質な板よりなる天井83により覆わ
れている。
【0066】このように、撮影および編集を行う空間
(以下、ゲーム空間と称する)を、周りの空間から区切る
ことにより、撮影中のユーザの様子を外部から覗かれる
ことがないため、ユーザは、他人の目を気にすることな
く、ゲームに集中することができる。また、カーテン8
1、天井83、および背景パネル84のゲーム空間側の
面は、撮影する際に、照明装置52により発せられた光
を散乱させ、より高品質な撮影画像が得られるように、
色、反射率等が設定されている。
【0067】また、カーテン81、天井83、および背
景パネル84のゲーム空間側の面に、キャラクタの絵な
どをプリントしたり、ゲーム空間内に、照明装置52と
は別に、例えば青などの色のついた照明装置を設置し
て、ゲーム空間と周りの空間との雰囲気の格差を大きく
することにより、娯楽性を増すことも可能である。な
お、カーテン81のゲーム空間側の面の色を白にする
と、より高画質な撮影画像を得ることが可能となる。
【0068】ユーザは、ゲームを行う際、図5に矢印で
示されるように、カーテン91をくぐって、ゲーム空間
に入室し、撮影処理および編集処理を行い、その後、カ
ーテン81をくぐって、ゲーム空間から退出し、シール
取出口60の前で、シールシートを取得する。
【0069】図6は、画像印刷装置41の構成例を示す
ブロック図である。なお、図3と対応する部分には、同
一の符号を付してある。
【0070】CPU(Centoral Processing Unit)101
は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプ
ログラムに従って、全体の動作、処理を制御する。すな
わち、各処理部は、バス100を介してCPU101に接
続され、制御される。
【0071】RAM(Random Access Memory)103は、CPU
101の作業用データを記憶するとともに、各処理部に
おいてユーザが行った選択、指示などを一時的に記憶す
る。
【0072】ドライバ104は、図示せぬCD-ROMなどの
記録媒体を駆動し、記録情報を読み出す。CD-ROMなどの
記録媒体には、撮影処理、落書き処理などを含む種々の
処理を行うためのプログラムが記録されており、それら
のプログラムは実行時に、RAM103に転送されて実行
される。また、CD-ROMには、音声のガイダンスデータが
記録されており、音声出力装置111−1は、CPU10
1の指示に基づいてCD-ROMに記録されているガイダンス
データを読み出してスピーカ51−1に出力する。
【0073】スピーカ51−1がユーザに対して出力す
るガイダンスには、操作方法や、撮影直前のカウントダ
ウンなどがある。スピーカ51−2にも、スピーカ51
−1の出力処理と同様の処理が実行されて、メインの操
作パネル53−1からの入力に応じて音声ガイダンスが
出力される。なお、音声出力装置111−1と、音声出
力装置111−2は、それぞれ操作パネル53−1と操
作パネル53−2からの入力に対応して、異なる音声ガ
イダンスを出力させるようにすることもできる。
【0074】硬貨処理部105は、硬貨投入口59から
投入された硬貨の金額を検出し、所定の代金が投入され
たと検出した場合、その旨をCPU101に通知する。
【0075】プリンタ106は、画像シールを作成する
部分であり、CCDカメラ55により撮影され、後述の落
書き処理などが施された後の画像(プリントすべきとし
て確定した画像、以下、プリント画像と称する)をシー
ル紙ユニット120から供給されるシールシート(以
下、シール紙122とも称する)などに印刷し、出力す
る。プリンタ106は、ユーザが選択したプリント画像
を、指定された分割単位(後述する図10参照)のシー
ル紙122上に印刷する。なお、ユーザは、1枚のシー
ル紙122上に、数種類のプリント画像を選択して印刷
させることができる。
【0076】IDタグリーダ/ライタ107は、シール紙
ユニット120に付されているIDタグ121を読み取
り、CPU101に通知する。CPU101は、IDタグリーダ
/ライタ107より通知されたIDを、予めROM102に
記憶しているIDと照合することにより、シール紙ユニッ
ト120に収納されているシール紙122が、画像印刷
装置41が使用するシール紙として適当なシール紙であ
るか否かを判定し、画像印刷装置41を使用可能、また
は使用不可能にする。
【0077】すなわち、IDタグ121に書き込まれたID
と、予めROM102に記憶しているIDが一致した場合、C
PU101は、画像印刷装置41をゲーム可能にし、反対
に、IDタグ121に書き込まれたIDと、予めROM102
に記憶しているIDが一致しなかった場合、CPU101
は、画像印刷装置41をゲーム不可能にする。
【0078】シール紙ユニット120は、画像印刷装置
41から着脱可能になっており、内部にシール紙122
を装填し、また、IDタグリーダ/ライタ107がIDを読
み取り可能な所定の位置に、IDタグ121が付されてい
る。シール紙ユニット120に付されているIDタグ12
1には、装填されているシール紙122の種類に対応す
るIDが書き込まれている。
【0079】画像印刷装置の機種により、専用のシール
紙がある。そのため、従来、画像印刷装置に適合しない
シール紙(他の機種用のシール紙)を、画像印刷装置に装
填してしまうというミスがあった。そこで、このよう
に、画像印刷装置41専用のシールシートを識別する識
別手段を備えることにより、画像印刷装置41に専用の
シールシートを識別してプリントすることが可能とな
る。即ち、シールシートの台紙、または、台紙を収納す
るカートリッジ等に、バーコード、または、IDタグなど
を備え、専用のものか否かを識別可能にする。これによ
り、良質のシールが限定的に使用でき、良いプリントの
仕上がりが維持できる。
【0080】表示プロセッサ108−1は、CPU101
からの指示に基づいて撮影手順の案内画面をモニタ11
0−1に表示させる。表示プロセッサ108−1は、メ
モリを内蔵し、撮影した画像が記憶される。また、メモ
リは、落書き処理や明るさ調整、画像の拡大などの編集
処理において記憶領域として使用される。
【0081】また、表示プロセッサ108−1は、編集
処理において、ユーザがタッチペン54−1を利用して
入力する落書きを、編集イメージとして、編集されてい
る撮影画像と対応させて、メモリに記憶する。
【0082】画像印刷装置41は、従来のように、撮影
画像毎に、落書きを受け付けることもできる(図1)が、
シールシートに印刷される画像全体(以下、シールシー
トイメージと称する)を落書きの対象としてモニタ11
0−1に表示し、編集を受け付けるようにすることもで
きる。この場合、シールシートイメージ全体をモニタ1
10−1に表示し、落書きを受け付けるようにすると、
1つ1つの撮影画像は、小さくしか表示されなくなって
しまう。そこで、画像印刷装置41においては、モニタ
110−1には、シールシートイメージ全体が、端の方
に小さく表示され(図24のシールイメージ245)、シ
ールシートイメージの内、ユーザにより指定された範囲
が、中央に大きく表示され(図24の編集領域画像24
1を参照)、そこに落書きを受け付けるようになってい
る。
【0083】シールシートイメージ単位での編集処理が
行われた場合、表示プロセッサ108−1は、シールシ
ートイメージの内、ユーザにより編集領域として指定さ
れた範囲の画像を、モニタ110−1中央に拡大表示さ
せる。また、表示プロセッサ108−1は、拡大表示さ
れた範囲に対応する編集イメージデータも、同倍率で、
モニタ110−1に、画像と重ねて、拡大表示させる。
そして、拡大表示された画像に落書きが加えられると、
対応する部位の編集イメージデータの記憶が更新され
る。
【0084】なお、ユーザは、消しゴム処理を指定する
ことにより、1度付加した落書きを消去し、元の画像に
戻すことができる。その場合、表示プロセッサ108−
1は、その消しゴムで指定された部分の画像データを編
集イメージデータから消去することにより、ユーザが消
しゴムで指定した部分を、落書き処理を行う前の撮影画
像にもどす。
【0085】操作パネル53−1は、モニタ110−1
上に、透明なタッチパネル109−1が積層されて構成
されており、モニタ110−1には、上記の表示プロセ
ッサ108−1のメモリに記憶された撮影画像と編集イ
メージが、重ねて表示される。したがって、ユーザが落
書きなどを入力している最中は、落書きなどが施された
撮影画像が、モニタ110−1に表示される。
【0086】タッチパネル109−1は、タッチペン5
4−1からの入力を検出する。すなわち、ユーザは、モ
ニタ110−1に表示された選択ボタンをタッチペン5
4−1を用いて選択したり、モニタ110−1に表示さ
れた撮影画像に対して、その上に落書きなどを行う。タ
ッチペン54−1による入力データは、タッチパネル1
09−1により検出され、入力データとして表示プロセ
ッサ108−1に内蔵されるメモリに書き込まれる。
【0087】表示プロセッサ108−2、タッチパネル
109−2、およびモニタ110−2の構成は、それぞ
れ、表示プロセッサ108−1、タッチパネル109−
1、およびモニタ110−1と同様の構成であるため、
その構成の説明は、省略する。以下、表示プロセッサ1
08−1と表示プロセッサ108−2を個々に区別する
必要がない場合、まとめて表示プロセッサ108と、タ
ッチパネル109−1とタッチパネル109−2を個々
に区別する必要がない場合、まとめてタッチパネル10
9と、モニタ110−1とモニタ110−2のそれぞれ
を個々に区別する必要がない場合、まとめてモニタ11
0と、それぞれ称する。
【0088】次に、図7および図8のフローチャートを
参照して、画像印刷装置41の印刷処理について説明す
る。また、各ステップの処理を説明する際、必要に応じ
て、図9乃至図18を参照する。なお、図9において、
例えば、左側に示す図9Aを操作パネル53−1の表示
例とし、右側に示す図9Bを操作パネル53−2の表示
例とする。図11乃至図15、および図17において
も、図9の構成と同様にして、操作パネル53の表示例
が示される。また、図に示されている各種ボタンを説明
する場合、同一機能を有するボタンには、同一符号を付
してあり、説明が重複するものについては、その説明を
適宜省略する。
【0089】ステップS1において、表示プロセッサ1
08は、CPU101からの指示に基づいて操作パネル5
3にデモ画面を表示する。操作パネル53−1のモニタ
110−1には、例えば、図9Aに示されるデモ画面が
表示され、操作パネル53−2のモニタ110−2に
は、例えば、図9Bに示されるようなデモ画面が表示さ
れる。デモ画面のデータは、図示せぬCD-ROMからドライ
バ104により読み込まれ、バス100を介して表示プ
ロセッサ108に転送される。
【0090】ステップS2において、CPU101は、硬
貨処理部105からの通知に基づいて、代金が投入され
たか否かを判定する。CPU101は、代金が硬貨投入口
59に投入されたと判定するまで表示プロセッサ108
に対して、デモ画面(図9)を表示することを指示し、
代金が投入されたと判定した場合、処理はステップS3
に進む。
【0091】ステップS3において、表示プロセッサ1
08は、CPU101からの指示に基づいて、操作パネル
53にシールレイアウト選択画面を表示する。操作パネ
ル53には、例えば、図10に示すように、シールレイ
アウト131−1乃至131−6(以下、区別する必要
がない場合、シールレイアウト131と称する)が表示
される。シールレイアウト131−1乃至131−6
は、構成する各マスの大きさの違いや配置の違いによ
り、レイアウトの種類が異なる。編集処理後、ユーザに
提供されるシールシートには、ステップS3で選択され
たシールレイアウトに従って、マス目毎に、1つの撮影
画像が印刷されている。ユーザは、表示された複数のシ
ールレイアウトの中より、好みのシールレイアウトをタ
ッチペン54で選択することができる。
【0092】ステップS4において、表示プロセッサ1
08は、CPU101からの指示に基づいて、操作パネル
53に撮影手順の説明画面を表示する。操作パネル53
−1には、例えば、図11Aおよび図11Bに示される
ような説明画面が表示され、操作パネル53−2には、
例えば、図11Cに示されるような説明画面が表示され
る。図11Cに示される操作パネル53−2は、CCDカ
メラ55がリアルタイムで撮影している、ビデオ信号と
しての取り込み画像が表示され、図11Aおよび図11
Bに示される操作パネル53−1には、操作パネル53
−2に表示されているCCDカメラ55の取り込み画像の
設定方法を説明する画面が表示されている。
【0093】図11Aの表示例においては、取り込み画
像を横長に表示するか、または縦長に表示するかの表示
切換ボタン141、CCDカメラ55のズーム機能を調整
するズーム調整ボタン142、およびCCDカメラ55が
取り込む光量を調整する明るさ調整ボタン143が表示
されている。また、足リモコン61を操作して、CCDカ
メラ55を含む撮影装置57を上下方向に移動できるこ
とが表示されている。ユーザは、この説明画面に応じ
て、タッチペン54−1を利用して操作パネル53−1
に表示されている上記ボタンを操作し、取り込み画像を
設定する。図11Bにおいては、アップ撮影を説明する
デモ画面と、その明るさを調整する明るさ調整ボタン1
43が表示されている。
【0094】CCDカメラ55により撮影されている、ビ
デオ信号としての(取り込まれている)取り込み画像
は、バス100を介して表示プロセッサ108に転送さ
れるとともに、撮影画像表示部56に転送されて、表示
される。すなわち、ここに動画像が表示される。また、
図11Aおよび図11Bに表示される説明画面にあわせ
て、音声出力装置111は、スピーカ51から音声ガイ
ダンスを出力する。
【0095】ステップS5において、表示プロセッサ1
08は、CPU101からの指示に基づいて操作パネル5
3に取り込み画像を表示する。操作パネル53−1に
は、例えば、図12Aに示すように、CCDカメラ55が
撮影している取り込み画面が表示される。既に撮影した
撮影画像のうち、ユーザが後述するキープボタンを操作
してキープ画像を選択している場合、操作パネル53−
2には、図12Bに示すように、キープ画像が表示され
る。なお、ユーザは、1枚のシールシートに最大4種類
の撮影画像をプリントできるので、最大4種類の画像を
キープすることができる。
【0096】ユーザは、操作パネル53−2に表示され
ている撮影画像からタッチペン54−2で指定すること
により、既に撮影した画像を削除することができる。ま
た、操作パネル53−1および、操作パネル53−2の
それぞれには、撮影開始ボタン151が表示されるとと
もに、撮影までの残り時間を示す残り時間メータ152
が表示されている。
【0097】ステップS6において、CPU101は、タ
ッチパネル109からの通知に基づいて、撮影開始ボタ
ン61が操作されたか否かを判定する。CPU101は、
撮影開始ボタン151が操作されたと判定するまで取り
込み画像を表示させて待機し、いずれかのタッチパネル
109の入力から撮影開始ボタン151が操作されたと
判定した場合、処理はステップS7に進む。
【0098】ステップS7において、表示プロセッサ1
08は、撮影前のカウントダウン画面を表示する。操作
パネル53−1には、例えば、図13Aのようなカウン
トダウン画面が表示される。表示プロセッサ108−1
は、CPU101からの指示に基づいて、画面左側に表示
されているカウントダウンインジゲータ161の1番上
の表示から点灯を開始する。CCDカメラ55は、カウン
トダウンインジゲータ161の1番下の表示が点灯され
たとき、撮影を実行し、デジタルデータとしての静止画
像データを作成する。操作パネル53−2にも、カウン
トダウンインジゲータ161が表示されており、表示プ
ロセッサ108−2は、表示プロセッサ108−1の処
理と同様に点灯させる。また、カウントダウンインジゲ
ータ161の点灯に合わせて、音声出力装置111は、
スピーカ51から音声ガイダンスによるカウントダウン
を出力する。また、CCDカメラ55が、撮影を実行する
のと同時に、照明装置52は、フラッシュをたく。
【0099】また、CCDカメラ55の取り込み画像は、C
CDカメラ55の下方に設けられている撮影画像表示部5
6にも表示される。これにより、ユーザは、操作パネル
53に視線を向けることなく、CCDカメラ55に視線を
合わせて撮影することができる。
【0100】ステップS8において、表示プロセッサ1
08は、CPU101からの指示に基づいて、操作パネル
53に印刷写真選択画面を表示する。操作パネル53−
1には、図14Aに示すように、それまでに撮影した撮
影画像のうち、プリントする(キープする)画像の選択
を促す画面が表示され、ユーザは、タッチペン54−1
でカーソルを移動して、キープ画像(印刷する画像)を
選択する。また、操作パネル53−2には、図14Bに
示すように、操作パネル53−1に表示されている撮影
画像から、選択された画像が拡大して表示される。ユー
ザは、操作パネル53−2に表示されているプリントボ
タン172を操作し、撮影画像をプリント(キープ)す
るか、削除ボタン173を操作して撮影画像を削除する
かを選択することができる。CPU101は、タッチパネ
ル109−2からの通知に基づいて、ユーザがプリント
ボタン172を操作したと判定した場合、処理はステッ
プS9に進む。
【0101】ステップS9において、表示プロセッサ1
08は、CPU101からの指示に基づいて、操作パネル
53に明るさ調整画面を表示する。操作パネル53−1
には、図15Aに示すように、ステップS7の処理で印
刷することが選択された撮影画像が表示され、その画像
の明るさを調整するとき操作される明るさ調整ボタン1
43、シールに加工しないとき操作される写真風ボタン
181、シールシートにプリントするとき操作されるシ
ール風ボタン182、横方向に表示されているキープ画
像を縦方向に表示を変更するとき操作される表示切換ボ
タン141、表示されている画像を削除して再び撮影す
るとき操作されるとりなおしボタン183、編集対象の
画像として残しておくとき操作されるキープボタン18
4が表示されている。
【0102】操作パネル53−2には、図15Bに示す
ように、ユーザがキープボタン184を操作することに
より、編集対象の画像として選択したキープ画像が表示
される。図15Bの表示例においては、キープ画像とし
て、既に3枚選択されているので、残り撮影可能枚数ウ
インドウ191に「残り1枚」と表示されている。ま
た、操作パネル53−2には、削除ボタン173が表示
されており、ユーザは、これを操作して、選択したキー
プ画像を削除することができる。さらに、操作パネル5
3−2には、撮影終了ボタン192が表示されており、
ユーザは、キープ画像を4枚選択する前でも、次に進む
ことができる。操作パネル53−1および操作パネル5
3−2には、残り時間メータ62に明るさ調整の制限時
間が表示されている。
【0103】ステップS10において、CPU101は、
明るさ調整画面(図15A)でとりなおしボタン183
が操作されたか否かを判定する。CPU101は、タッチ
パネル109−1からの通知に基づいてとりなおしボタ
ン103が操作されたと判定した場合、ステップS5に
戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0104】ステップS10において、CPU101は、
明るさ調整画面(図15A)でとりなおしボタン183
が操作されていないと判定した場合、ステップS11の
処理に進む。
【0105】ステップS11において、CPU101は、
明るさ調整画面(図15A)でキープボタン184が操
作されたか否かを判定する。CPU101は、キープボタ
ン184が操作されたと判定した場合、ステップS12
において、キープすることが選択された撮影画像をキー
プ画像に追加する。
【0106】ステップS13において、CPU101は、
表示プロセッサ108に問い合わせ、残り撮影可能枚数
が0か否か(4種類のキープ画像が選択されたか否か)
を判定する。CPU101は、残り撮影可能枚数が0でな
い(まだ撮影可能である)と判定した場合、処理はステ
ップS5に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行され
る。
【0107】CPU101は、ステップS13において、
残り撮影可能枚数が0であると判定した場合、並びに、
ステップS11でキープボタン104が操作されていな
いと判定された場合、ステップS14の処理に進む。
【0108】ステップS14において、CPU101は、
タッチパネル109−2からの通知に基づいて、操作パ
ネル53−2に表示されている撮影終了ボタン143
(図15B)が操作されたか否かを判定する。CPU10
1は、撮影終了ボタン111が操作されていないと判定
した場合、ステップS9の処理に戻り、明るさ調整画面
の表示を続ける。
【0109】ステップS14において、CPU101は、
撮影終了ボタン111が操作されたと判定した場合、ス
テップS15の処理に進む。また、CPU101は、ステ
ップS13の処理で、残り撮影可能枚数が0と判定する
と、ユーザに対して撮影終了ボタンしか操作できなくす
るので、この場合も処理はステップS15に進む。
【0110】ステップS15において、表示プロセッサ
108は、CPU101からの指示に基づいて、操作パネ
ル53−1に落書き画面を表示する。落書き画面は、例
えば、図16に示すように表示される。図16の例で
は、同一の撮影画像に対して、複数の異なる落書き処理
が施されている。すなわち、モニタ110−1に大きく
表示されている画像201−1、並びに、画面の下方に
表示されている画像201−2乃至201−4は、すべ
て同一の撮影画像であり、ユーザは、これら4つの画像
に対して、それぞれ異なる落書きを施すことができる。
【0111】ただし、図16の画面中では、画像201
−1にのみ落書きを施すことができる。例えば、画像2
01−2に落書きするためには、タッチペン54−1で
画像201−2に触れる必要があり、タッチペン54−
1で触れると、画像201−2が、画像201−1と入
れ替わって、拡大して表示され、落書きの受け付けが可
能になる。このとき、画像201−1は、画像201−
2が表示されていた位置に、画像サイズを縮小して表示
される。
【0112】このようにして、同一の撮影画像に対し
て、異なる落書きを施すことができる。なお、操作パネ
ル53−2にも、操作パネル53−1と同様の落書き画
面が表示され、タッチペン54−2をタッチペン54−
1と同様の手順で操作することにより、落書きが可能で
ある。ただし、例えば、操作パネル53−1において画
像に加えられた落書きは、操作パネル53−2に表示さ
れている画像にも反映される。逆に、操作パネル53−
2において画像に加えられた落書きは、操作パネル53
−1に表示されている画像に反映される。このように、
操作パネル53−1、または操作パネル53−2に入力
された編集操作を、他方の操作パネルにも反映させるこ
とができる。それを実現するため、画像201−1乃至
201−4に、それぞれ識別番号が振られ、識別されて
いる。こうすることにより、画像201−1乃至201
−4が、同一の撮影画像である場合も、4つの画像のそ
れぞれを区別して、他方の操作パネルに落書きを反映さ
せることが可能となる。
【0113】操作パネル53の左よりと右よりには、落
書き処理のツール、すなわちペン13、文字14、スタ
ンプ15、および消しゴム16が表示されている。これ
らのツールは、図1で説明した対応するツールと同一の
機能を有している。
【0114】なお、落書き処理の詳細な説明は後述す
る。
【0115】落書き処理には制限時間があり、ステップ
S15の落書き処理において、CPU101は、プリント
ボタン202が操作されたか、または、制限時間が経過
したと判定した場合、処理はステップS16に進む。
【0116】ステップS16において、表示プロセッサ
108は、CPU101からの指示に基づいて、プリント
したシールが横から排出されることを案内する案内画面
を、操作パネル53−1および操作パネル53−2に、
例えば、図17Aおよび図17Bに示すように表示させ
る。また、表示プロセッサ108の内蔵メモリに記憶さ
れた撮影画像データ(またはシールイメージ)と、撮影画
像上に書き加えられた落書きの画像データ(編集イメー
ジ)は、表示プロセッサ108により重ね合わせるよう
に合成され、プリンタ106に供給され、プリンタ10
6は、供給された画像をシールシートに印刷する。
【0117】ステップS17において、プリンタ106
により画像が印刷されたシールシートは、シール取出口
60より排出され、ユーザに提供される。図18のシー
ルシート211は、ステップS15において、撮影画像
に、図16に示される編集処理を施した場合に、ユーザ
に提供されるシールシートの例を示している。
【0118】図16に示された画像201−2は、図1
8に示されるように、編集画像212−2として、シー
ルシート211に印刷されている。また、図16の画像
201−3と画像201−4は、それぞれ、編集画像2
12−3、および編集画像212−4としてシールシー
ト211に印刷されている。図16の画像201−1
は、落書きが加えられた後、図18の編集画像212−
1としてシールシート211に印刷されている。シール
シートがユーザに提供された後、処理はステップS1に
戻る。
【0119】画像印刷装置41においては、操作パネル
53が2つ設けられているため、2人のユーザが分担し
て画像編集を入力することができる。そのため、例え
ば、図4のステップS14の処理で表示される落書き画
面において、複数のユーザが、1つの画像に対して、同
時に落書きを入力することができる。そのため、操作パ
ネルが1つの場合と比べ、同一の制限時間で、より多く
の画像に落書きすることができる。
【0120】また、シールシート全体を表示する表示手
段を別のモニタにしても良い。タブレット機能を備える
ことで、より大きな画面で、撮影画像(編集中の画像)を
確認することが可能となる。
【0121】また、片方の操作パネル(例えば、操作パ
ネル53−1)に、複数の画像(例えば4つの画像)を表
示し、操作パネル53−1に表示された複数の画像の中
から、タッチペン54−1により選択された画像を、操
作パネル53−2に拡大表示し、操作パネル53−2に
おいて、編集操作の入力を受け付けるようにしてもよ
い。
【0122】次に、図19のフローチャートを参照し
て、図8のステップS15の処理、すなわち、画像の編
集処理の詳細について説明する。なお、以下の説明にお
いては、表示プロセッサ108−1を表示プロセッサA
と、表示プロセッサ108−2を表示プロセッサBと、
タッチパネル109−1をタッチパネルAと、タッチパ
ネル109−2をタッチパネルBと、モニタ110−1
をモニタAと、モニタ110−2をモニタBとも、それ
ぞれ称する。
【0123】ステップS31において、操作パネル53
−1は、ドライバ104により記録媒体から読み出さ
れ、バス100を介して供給された編集手順の案内(例
えば、「落書きしちゃおう! 写真ごとに落書きする?
それともシール全体に落書きする? どちらか1つを
選んでね」のような案内)を表示する。また、音声出力
制御装置110−1は、ドライバ104により記録媒体
から読み出され、バス100を介して供給された編集手
順の案内用の音声を、スピーカ51−1より出力させ
る。
【0124】ステップS32において、CPU101は、
ユーザから入力された選択が、撮影画像単位の編集であ
るか否かを判定する。CPU101は、タッチパネル10
9−1からの通知に基づいて、撮影画像単位の編集は選
択されなかったと判定した場合、ステップS33に進
み、シールシート単位での編集の一連の処理を実行す
る。ステップS33の処理の後、処理は、図8のステッ
プS16に進む。ステップS33の処理の詳細な説明
は、図21と図22のフローチャートを参照して後述す
る。
【0125】ステップS32において、CPU101が、
撮影画像単位の編集が選択されたと判定した場合、ステ
ップS34の処理に進む。
【0126】先に説明したように、画像印刷装置41に
おいては、ユーザは、最大4種類の画像をキープするこ
とができる。また、落書き処理も、最大4つの画像に対
して行うことができる。そこで、ステップS34におい
て、操作パネル53−1は、図20に示すように、全て
のキープ画像を表示し、落書きする画像の選択を受け付
ける。
【0127】図20は、ステップS34における操作パ
ネル53−1の表示例である。図20において、画面の
上方に、キープ画像221−1乃至キープ画像221−
4が表示されており、ユーザは、タッチペン54−1に
より、落書きしたいキープ画像を画面の下方の枠222
内にドラッグアンドドロップすることにより、落書きす
る画像(以下、落書き画像と称する)を選択することがで
きる。図20においては、キープ画像221−1が、落
書き画像223−1として選択され、キープ画像221
−2が、落書き画像223−2および落書き画像223
−3として選択され、キープ画像221−4が、落書き
画像223−4として選択されている。
【0128】図20の例のように、同一の画像を2つ以
上、落書き画像として選択することも可能である。全て
の落書き画像として、同一のキープ画像を選択すること
も、勿論、可能である。ステップS34において、落書
き画像として選択されなかったキープ画像(図20にお
いてはキープ画像221−3)の画像データは、消去さ
れる。
【0129】一旦、落書き画像として選択した画像を消
去して、改めて、画像を選択したい場合、タッチペン5
4−1で消去ボタン224に触れた後、消去したい落書
き画像に触れることにより、その落書き画像を消去する
ことができる。
【0130】ステップS35において、CPU101は、
落書き画像の選択が終了するまで、操作パネル53−1
に、図20の画面を表示させる。落書き画像の選択が終
了した場合、タッチペン54−1で決定ボタン225に
触れることにより、落書きする画像が決定され、タッチ
パネル109−1からの通知に基づいて、CPU101
は、落書き画像が選択されたと判定し、ステップS36
の処理に進む。
【0131】ステップS36において、CPU101から
の指令により、操作パネル53−1および操作パネル5
3−2は、図16に示されるような画面を表示し、タッ
チペン54−1およびタッチペン54−2を介した、ユ
ーザからの落書きの入力を受け付ける。なお、図16に
おいては、画像201−1乃至201−4は、全て同一
のキープ画像により構成された例について示されてお
り、これは、ステップS34において、落書き画像とし
て、全て同一のキープ画像が選択された場合の例であ
る。画像201−1乃至201−4は、全て同一のキー
プ画像により構成されるとは限らない。
【0132】すなわち、ステップS36においては、図
16の画像201−1乃至201−4として、図20の
落書き画像223−1乃至223−4が表示される。す
なわち、図16の画像201−1として図20の落書き
画像223−1が表示される。また、図16の画像20
1−2、画像201−3、および画像201−4とし
て、図20の落書き画像223−2、落書き画像223
−3、および落書き画像223−4が、それぞれ表示さ
れる。
【0133】このようにして、ステップS36におい
て、ステップS34で選択された4つの落書き画像が操
作パネル53に表示され、落書きの入力が受け付けられ
る。
【0134】ステップS37において、CPU101は、
タッチパネルAから落書きが入力されたか否かを判定す
る。ユーザがタッチペン54−1を利用して落書きを入
力した場合、CPU101は、落書きが入力されたと判定
し、ステップS38の処理に進む。
【0135】ステップS38において、表示プロセッサ
Aは、CPU101からの指示に基づいて、タッチパネル
Aから入力された落書きを、メモリに記憶された編集イ
メージに書き加える。そして、表示プロセッサAは、CP
U101からの指示に基づいて、メモリに記憶されてい
る、撮影画像と編集イメージを重ねてモニタAに表示さ
せる。
【0136】ステップS39において、CPU101は、
タッチパネルAから入力され、ステップS38の処理で
モニタAに表示させた落書きを、モニタBにも反映させ
る(表示させる)必要があるか否かを判定する。すなわ
ち、CPU101は、編集対象の落書き画像としてモニタ
AとモニタBで同じ画像が選択されている場合、モニタ
BにもタッチパネルAからの入力を反映して表示させる
必要があると判定し、ステップS40の処理に進む。
【0137】ステップS40において、表示プロセッサ
Bは、CPU101からの指示に基づいて、ステップS3
8の処理で表示プロセッサAのメモリに書き加えた編集
イメージを、自らのメモリに記憶されている編集イメー
ジに書き加え、記憶させた画像情報をモニタBに表示さ
せる。その後、処理はステップS41に進む。
【0138】ステップS39において、CPU101が、
タッチパネルAから入力された落書きを、モニタBにも
反映させる(表示させる)必要がないと判定した場合、
ステップS41の処理に進む。また、ステップS37に
おいて、CPU101が、タッチパネルAから落書きが入
力されていないと判定した場合、ステップS41の処理
に進む。
【0139】ステップS41乃至ステップS44の処理
は、ステップS37乃至ステップS40の処理と同様の
処理である。すなわち、タッチパネルAとタッチパネル
Bで、落書き対象の画像として、同じキープ画像が選択
されており、同じ落書き処理が同時に入力された場合、
CPU101は、タッチパネルBから入力され、モニタB
に表示されている落書きを、モニタAに反映させて表示
させる必要があると判定した場合、ステップS40の処
理と同様に、反映処理を行う。
【0140】ステップS41において、タッチパネルB
から落書きが入力されていないと判定された場合、ステ
ップS43において、タッチパネルBから入力された落
書きを、モニタAに反映させる必要がないと判定された
場合、または、ステップS44の処理が完了した場合、
ステップS45の処理に進む。
【0141】ステップS45において、CPU101は、
落書き処理の制限時間が経過したか否か、または、プリ
ントボタン202が操作され、編集処理の終了が指示さ
れたか否かを判定する。CPU101は、編集処理の制限
時間が経過しておらず、かつ、編集処理が終了されてい
ないと判定した場合、ステップS46の処理に進む。
【0142】ステップS46において、CPU101は、
他の落書き画像への落書きが指示されているか否かを判
定する。例えば、モニタAに、図16のような表示がさ
れており、ユーザが、画像201−3に落書きをしたい
場合、ユーザは、タッチペンAにより画像201−3に
触れる。すると、CPU101は、他の落書き画像(画像2
01−3)への落書きが指示されたと判定し、ステップ
S36に戻り、CPU101は、モニタAに表示されてい
る画像201−3と画像201−1を入れ替えて表示さ
せる(画像201−3がモニタAの中央に拡大して表示
され、画像201−1は、もともと画像201−3が表
示されていた位置に、縮小されて表示される)。その
後、上述したステップS37以降の処理が繰り返され
る。
【0143】ステップS46において、CPU101が、
他の落書き画像への落書きは指示されていないと判定し
た場合、ステップS37に戻り、上述したステップS3
7以降の処理が繰り返される。
【0144】ステップS45において、CPU101が、
編集処理の制限時間が経過したと判定した場合、また
は、プリントボタン202が操作され、編集処理の終了
が指示されたと判定した場合、図8のステップS16に
進む。
【0145】次に、図21および図22のフローチャー
トを参照して、図19のステップS33の処理、すなわ
ちシールシート単位での編集処理について、詳細に説明
する。なお、以下の説明においても、表示プロセッサ1
08−1を表示プロセッサAと、表示プロセッサ108
−2を表示プロセッサBと、タッチパネル109−1を
タッチパネルAと、タッチパネル109−2をタッチパ
ネルBと、モニタ110−1をモニタAと、モニタ11
0−2をモニタBとも、それぞれ称する。
【0146】ステップS61において、操作パネル53
−1は、図23に示すように、全てのキープ画像を表示
し、落書きする画像の選択を受け付ける。
【0147】図23は、ステップS61における操作パ
ネル53−1の表示例である。図23において、画面の
左側に、キープ画像221−1乃至キープ画像221−
4が表示されている。また、画面の右側には、図7のス
テップS3で選択されたシールレイアウトが表示されて
いる。ステップS3において、図10のシールレイアウ
ト131−2(4分割のシールレイアウト)が選択された
場合、ステップS61において、図23のように、同一
のシールレイアウト231(4分割のシールレイアウト)
が表示される。
【0148】ユーザは、タッチペン54−1により、キ
ープ画像を画面の右側のシールレイアウト231内の希
望する位置にドラッグアンドドロップすることにより、
所望する位置にキープ画像を配置することができる。図
20においては、キープ画像221−1が、シールレイ
アウト231の右上の領域に、キープ画像221−2
が、シールレイアウト231の左上の領域に、キープ画
像221−3が、シールレイアウト231の左下の領域
に、キープ画像221−4が、シールレイアウト231
の右下の領域に、それぞれ、配置されている。
【0149】図23には示されていないが、同一のキー
プ画像を、シールレイアウト231の2つ以上の領域に
配置することも可能である。全ての領域に、同一のキー
プ画像を配置することも、勿論、可能である。
【0150】なお、ステップS3において、例えば、図
10のシールレイアウト131−6のような、多数の領
域に細かく分割されたシールレイアウトを選択した場
合、ステップS61において、全ての領域にキープ画像
を配置するには、時間がかかるという問題がある。そこ
で、多数の領域に細かく分割されたシールレイアウトが
選択された場合、例えば、分割された領域の行毎に、配
置するキープ画像を選択するようにしても良い。また、
行に限らず、あらかじめ設定されたいくつかの領域を1
グループとして、配置するキープ画像を選択するように
してもよい。その場合、1グループを構成する全ての領
域には、同一のキープ画像が配置される。ステップS6
1において、シールレイアウト231のどの領域にも配
置されなかったキープ画像の画像データは、消去され
る。
【0151】一旦、シールレイアウト231に配置した
キープ画像を消去して、改めて、他のキープ画像を配置
したい場合、タッチペン54−1で消去ボタン224に
触れた後、消去したいキープ画像に触れることにより、
そのキープ画像を消去することができる。
【0152】ステップS62において、CPU101は、
キープ画像の配置が完了するまで、操作パネル53−1
に、図23の画面を表示させる。キープ画像の配置が完
了した場合、タッチペン54−1で決定ボタン225に
触れることにより、シールレイアウトへのキープ画像の
配置が決定され、タッチパネル109−1からの通知に
基づいて、CPU101は、キープ画像の配置が完了した
と判定し、ステップS63の処理に進む。
【0153】このように、シールシート上での画像の配
置を自由に選択することができるようにすることによ
り、ユーザは、より希望通りの画像が印刷されたシール
シートを作成することができる。
【0154】なお、上述においては、キープ画像の配置
を、ユーザの希望で決められるようにしているが、撮影
された順番に従って、予め設定された所定の位置に、キ
ープ画像を配置するようにすることも可能である。その
場合、ステップS61及びステップS62の処理は必要
ないので、1ゲームにかける時間を短縮することができ
る。
【0155】ステップS63において、表示プロセッサ
108−1は、キープ画像を、ステップS62で決定さ
れた配置に並べたシールイメージの画像データ(以下、
シールイメージデータと称する)を作成し、内蔵するメ
モリに記憶させる。また、表示プロセッサ108−2
は、表示プロセッサ108−1より、シールイメージデ
ータを取得し、内蔵するメモリに記憶させる。
【0156】そして、表示プロセッサ108−1および
表示プロセッサ108−2は、記憶したシールイメージ
データを読み出し、シールイメージを、モニタ110−
1およびモニタ110−2に、それぞれ表示させる。こ
れ以降、操作パネル53−1、および操作パネル53−
2の双方において、それぞれ、以下に説明する同様の処
理が実行される。
【0157】図24は、モニタ110の表示の例を示し
ている。図24において、操作パネル53(モニタ11
0)の右下に、シールイメージ245が表示されてい
る。なお、ステップS63の時点では、図24におい
て、シールイメージ245、ペン13、文字14、スタ
ンプ15、および消しゴム16のみが、操作パネル53
に表示されている。
【0158】ステップS64において、CPU101は、
編集処理(落書き)の経過時間の計測を開始する。同時
に、残り時間をユーザに提示する残り時間表示243
が、操作パネル53に表示され、時間経過に従って、カ
ウントダウンされてゆく。この時点では、まだ、図24
に示される編集領域画像241、スクロールボタン24
2−1乃至242−4、並びに、オプションバー244
は、操作パネル53に表示されていない。
【0159】本発明の画像印刷装置41においては、シ
ールシート単位で編集処理を行う場合、ユーザは、図2
4において、シールイメージ245上で、編集領域指定
枠246により、落書きを入力する範囲(編集領域)を指
定する。編集領域指定枠246で囲まれた部分の画像
は、切り出され、編集領域画像241として画面の中央
に表示され、落書きの入力を受け付ける。
【0160】そこで、まず、ステップS65において、
操作パネル53は、タッチペン54を介した編集領域の
指定を受け付ける。ユーザは、シールイメージ245上
の、任意の2点をタッチペン54により触れることによ
り、編集領域を指定することができる。編集領域が指定
されると、シールイメージ245上に、編集領域指定枠
246が表示され、ステップS66において画像の拡大
倍率が算出され、ステップS67において、編集領域指
定枠246で囲まれた部分の画像データが切り出され
て、ステップS68において、編集領域画像241とし
て、操作パネル53の中央に拡大表示される。
【0161】編集領域の指定方法について、図25を参
照して説明する。なお、図25においては、スクロール
ボタン242−1乃至242−4、並びに、オプション
バー244の記載は、省略されている。
【0162】図25において、ステップS65で、ユー
ザが、タッチペン54により、まず、シールイメージ2
51の点A(シールイメージ上の座標を(Xa,Ya)と
する)に触れ、次に、点B(シールイメージ上の座標を
(Xb,Yb) とする)に触れた場合、点Aと点Bを対角
線上の頂点として、編集領域指定枠252が決定され
る。図25に示すように、編集領域指定枠252の横方
向に伸びる辺の長さをx、縦方向に伸びる辺の長さをy
とする。
【0163】図25に示す通り、編集領域画像253の
表示範囲は、横方向の辺の長さがm、縦方向の辺の長さ
がnに設定されている。従って、編集領域指定枠252
として指定された4角形が、編集領域画像253の4角
形と相似形であれば、編集領域指定枠252で囲まれた
画像を単純に拡大して、編集領域画像253として表示
することができるが、両者が相似形でない場合、単純に
拡大することができない。
【0164】そこで、ステップS66において、操作パ
ネル53は、編集領域指定枠252で囲まれた画像の横
方向の拡大倍率m/x、および縦方向の拡大倍率n/y
を算出する。
【0165】次に、ステップS67において、編集領域
指定枠252に囲まれた部分の画像に対応する画像デー
タが、切り出される。
【0166】ステップS68において、操作パネル53
は、ステップS67で切り出された画像を拡大し、編集
領域画像253として表示する。
【0167】このように、シールイメージ251上に指
定された2点を対角線上の頂点として編集領域指定枠2
52を作成し、編集領域指定枠252で囲まれた部分の
画像を、横方向および縦方向に、それぞれ引き伸ばし
て、編集領域画像253として、表示させるようにした
場合、ユーザは、シールイメージ251上に2点を指定
する際、編集領域として指定される範囲(編集領域指定
枠252)を想像しやすい。そのため、編集領域の指定
を、直感的に行うことができる。
【0168】しかしながら、図25を参照して説明した
上述の方法の欠点として、編集領域画像253の縦方向
と横方向の拡大倍率が異なるため、図25にも示される
ように、編集領域画像253には、シールイメージ25
1上の編集領域指定枠252で囲まれた部分の画像が歪
んで表示される(図25においては、横方向に引き伸ば
されている)。そのため、編集領域画像253に対して
落書きが入力された後、シールイメージがシールシート
に印刷される際に、必ずしもユーザの想像通りの落書き
が印刷されるとは限らない。
【0169】そこで、もう1つの編集領域の指定方法に
ついて、図26を参照して、説明する。なお、図26に
おいては、スクロールボタン242−1乃至242−
4、並びに、オプションバー244の記載は、省略され
ている。
【0170】図26においても、図25に示された方法
と同様にして、ユーザは、タッチペン54を介して、シ
ールイメージ261上の2点(点A(Xa,Ya)、およ
び点B(Xb,Yb))を指定する。図26においては、
編集領域指定枠262の横方向の辺の長さxを |Xa―Xb|=x として算出し、編集領域指定枠262の縦方向の辺の長
さyを、 y=x・n/m として算出する。
【0171】なお、編集領域画像263の横方向の辺の
長さmと、縦方向の辺の長さnは、予め、所定の値に設
定されおり、従って、n/mは定数である。
【0172】このようにして、編集領域指定枠262の
横方向の辺の長さxと、縦方向の辺の長さyが決定され
る。次に、図26に示されるように、点Aを1頂点とし
て、横と縦の辺が、それぞれxとyの編集領域指定枠2
62が、表示される。ただし、編集領域指定枠262の
縦方向の辺を、点Aの上下のどちらに表示させるかが、
未定である。そこで、表示方向の決定方法として、Ya
を基準として、Yb>Yaなら、縦方向の辺を点Aの上
方に表示させ、Yb<Yaなら、縦方向の辺を点Aの下
方に表示させるようにすることができる。
【0173】この方法の場合、編集領域画像263に表
示される画像は、編集領域指定枠262で囲まれた部分
の画像を、縦方向と横方向に、同じ倍率で拡大するの
で、変種領域画像263には、歪みは生じない。従っ
て、編集領域画像263に対して落書きが入力された
後、シールイメージがシールシートに印刷される際に、
ユーザの想像通りの落書きが印刷されることになる。
【0174】ただし、図26を参照して上述した方法の
場合、編集領域指定枠262が、シールイメージ261
の外にはみ出してしまうこともありうる。この場合、は
み出した部分は、編集領域画像263として表示され
ず、従って、はみ出した部分には、落書きは受け付けら
れない。
【0175】図25および図26を参照して上述した、
2つの方法のどちらにおいても、シールイメージ上の2
点を指定する方法は、まず、タッチペン54により点A
を指定し、一旦、タッチペン54を操作パネル53から
離し、次に、点Bを指定するようになされているが、別
の方法として、タッチペン54で点Aを指定した後、タ
ッチペン54を、操作パネル53に接地させたまま、シ
ールイメージ上の任意の位置まで移動させ、操作パネル
53からタッチペン54を離した位置を点Bとする方法
を採用しても良い。この場合、タッチペン54が操作パ
ネル53上を移動中、タッチペン54が触れている点を
仮の点Bとして編集領域指定枠262を演算及び表示さ
せるようにしても良い。こうすることにより、ユーザ
は、より容易に編集領域の範囲を指定することができ
る。
【0176】図21および図24に戻って、ステップS
68で、編集領域画像241が表示されると、同時に、
スクロールボタン242−1乃至242−4が表示され
る。例えば、スクロールボタン242−1をタッチペン
54で触れると、指定される編集領域の範囲が、シール
イメージ245の上方にスライドしてゆく。
【0177】同様に、スクロールボタン242−2をタ
ッチペン54で触れると、指定される編集領域の範囲
が、シールイメージ245の右方にスライドしてゆく。
同様に、スクロールボタン242−3をタッチペン54
で触れると、指定される編集領域の範囲が、シールイメ
ージ245の左方にスライドしてゆく。同様に、スクロ
ールボタン242−4をタッチペン54で触れると、指
定される編集領域の範囲が、シールイメージ245の下
方にスライドしてゆく。
【0178】図24に示されるペン13、文字14、ス
タンプ15、および消しゴム16は、図1のペン13−
1、文字14−1、スタンプ15−1、および消しゴム
16−1と同一のものである。なお、図24において
は、ペン13が、タッチペン54で触れることにより指
定されており、オプションバー244として、ペン13
により落書きをした場合の、線の太さ、および色の指定
を受け付けるようになっている。タッチペン54で、オ
プションバー244上に触れることにより、ユーザは、
線の太さと色を指定することができる。なお、文字1
4、スタンプ15、または消しゴム16が指定されてい
た場合、それぞれ対応するオプションバー244が表示
される。
【0179】図22のステップS69において、CPU1
01は、タッチパネルAから落書きが入力されたか否か
を判定する。ユーザがタッチペン54−1を利用して落
書きを入力した場合、CPU101は、落書きが入力され
たと判定し、ステップS70の処理に進む。
【0180】ステップS70において、表示プロセッサ
Aは、CPU101からの指示に基づいて、タッチパネル
Aの編集領域画像241に入力された落書きを、メモリ
に記憶されている編集イメージの対応する位置に書き加
える。
【0181】ステップS71において、表示プロセッサ
Aは、CPU101からの指示に基づいて、メモリに記憶
した編集イメージを編集領域画像241に拡大表示させ
る。
【0182】ステップS72において、表示プロセッサ
Aは、CPU101からの指示に基づいて、メモリに記憶
した編集イメージをシールイメージ245に重ねて表示
させる。
【0183】ステップS73において、表示プロセッサ
Bは、CPU101からの指示に基づいて、ステップS7
0の処理で、表示プロセッサAの編集イメージに書き加
えられた落書き情報を、自らのメモリに記憶されている
編集イメージに書き加え、書き加えた画像情報をモニタ
Bに表示させる。その後、処理はステップS74に進
む。
【0184】ステップS69において、タッチパネルA
から落書きの入力はなかったと、CPU101が判定した
場合、ステップS74に進む。
【0185】ステップS74乃至ステップS78の処理
は、ステップS69乃至ステップS73の処理と同様の
処理である。すなわち、落書き処理がタッチパネルBか
ら入力された場合、CPU101は、タッチパネルBから
入力され、モニタBに表示されている落書きを、モニタ
Aに反映させて表示させる処理を行う。
【0186】ステップS78の処理が完了した場合、ま
たは、ステップS74において、タッチパネルBから落
書きが入力されていないと判定された場合、ステップS
79の処理に進む。
【0187】ステップS79において、CPU101は、
落書き処理の制限時間が経過したか否か、または、プリ
ントボタン202が操作され、編集処理の終了が指示さ
れたか否かを判定する。CPU101は、編集処理の制限
時間が経過しておらず、かつ、編集処理の終了が指示さ
れていないと判定した場合、ステップS80の処理に進
む。
【0188】ステップS80において、CPU101は、
タッチペン54を介して、シールイメージ245上に、
新たな2点の入力があったか、または、スクロールボタ
ン242−1乃至242−4のうちいずれかが操作され
たか否かを判定することにより、編集領域の指定範囲が
変更されたか否かを判定し、編集領域の指定範囲が変更
されたと判定した場合、ステップS66に戻り、上述し
たステップS66以降の処理を繰り返す。
【0189】ステップS80において、CPU101が、
編集領域の指定範囲は変更されていないと判定した場
合、ステップS69に戻り、上述したステップS69以
降の処理を繰り返す。
【0190】ステップS79において、CPU101が、
編集処理の制限時間が経過したと判定した場合、また
は、編集処理の終了が指示された判定した場合、処理
は、図8のステップS16に進み、上述したステップS
16以降の処理が繰り返される。
【0191】以上のような処理により、例えば、図27
に示すような画面が、モニタ110に表示され、落書き
を受け付けた場合、最終的に図28に示されるようなシ
ールシート281が、ユーザに提供される。すなわち、
図27においては、シールイメージ272は、4つの同
一の撮影画像により構成されている。そして、図28に
示されるように、4つの同一の撮影画像に、それぞれ異
なる編集処理を施して、印刷することが可能となる。本
発明の画像印刷装置41は、このように、同一の画像に
異なる編集処理(落書き)を施すこともできる。
【0192】また、図29および図30に示すように、
異なる撮影画像に、編集処理を施すことも、勿論、可能
である。図29は、モニタ110に表示された編集処理
の画面の例である。シールイメージ292に示されるよ
うに、図29においては、異なる4つの撮影画像によ
り、シールイメージ292は構成されている。このよう
にして、編集を受け付けた後、画像が印刷されたシール
シート301を図30に示す。図30においては、図2
9において、作成されたシールイメージ292と編集イ
メージが重ね合わされ、印刷されたシールシート301
が示されている。
【0193】なお、以上においては、2つの操作パネル
53が設けられている画像印刷装置41について説明し
たが、設置場所の可能な範囲で、操作パネル53を2つ
以上に増やしてもよい。
【0194】さらに、操作パネル53のそれぞれに、1
つづつタッチペン54が設けられるとしたが、CPU10
1が処理できる範囲で、1つの操作パネル53に対して
複数のタッチペン54を用意しても良い。
【0195】ところで、画像印刷装置41の管理者は、
画像印刷装置41内に装填しているシールシートがなく
なりそうになった場合、新しいシール紙ユニット120
に交換することにより、シールシートを補充する。シー
ルシートの補充に際し、画像印刷装置41のCPU101
は、シール紙ユニット120に付されているIDタグ12
1を照合することにより、補充されたシールシートが、
画像印刷装置41に適合したものか否かを判別すること
ができる。次に、図31を参照して、シールシート(シ
ール紙122)のID検出処理について説明する。
【0196】ステップS101において、CPU101
は、画像印刷装置41の所定の位置に、シール紙ユニッ
ト120が装着されたか否かを監視し、シール紙ユニッ
ト120が装着された場合、ステップS102に進む。
【0197】ステップS102において、CPU101か
らの指令により、IDタグリーダ/ライタ107は、シー
ル紙ユニット120に付されているIDタグ121のIDを
読み取り、CPU101に送信する。
【0198】ステップS103において、CPU101
は、ステップS102において、IDタグリーダ/ライタ
107より受信したIDと、予めROM102に記憶してい
るシール紙IDを照合し、両IDが同一であった場合、ステ
ップS104に進み、CPU101からの指令により、表
示プロセッサ108−1は、モニタ110−1に、画像
印刷装置41が使用可能(ゲーム可能)である旨のメッセ
ージを表示させる。
【0199】ステップS105において、CPU101
は、画像印刷装置41を通常のゲーム可能な状態(図7
のステップS1の状態)に復帰させる。
【0200】ステップS103において、CPU101
が、IDタグリーダ/ライタ107より受信したIDと、予
めROM102に記憶しているシール紙IDが一致しないと
判定した場合、ステップS106に進み、CPU101か
らの指令により、表示プロセッサ108−1は、モニタ
110−1に、画像印刷装置41が使用不可能(ゲーム
不可能)である旨のメッセージを表示させる。
【0201】ステップS107において、CPU101
は、画像印刷装置41が使用不可能(ゲーム不可能)に設
定する。その方法としては、例えば、硬貨投入口59か
ら硬貨を投入されないように、硬貨投入口59にシャッ
タを下ろすことなどが可能である。
【0202】なお、本実施の形態においては、シール紙
ユニット120にIDタグ121を付すようにしたが、シ
ール紙ユニット120に装填されているシール紙122
の種類を識別することが可能であれば、その他の方法に
より、シール紙122を識別するようにしても構わな
い。
【0203】例えば、IDタグ121の代わりに、バーコ
ード、ICカード等の方法を用いて、シール紙ユニット1
20を識別するようにしてもよい。また、シール紙ユニ
ット120の画像印刷装置への装着部分の形状を、画像
印刷装置の機種毎に異なるものにし、適合するシール紙
ユニット120だけ、画像印刷装置41に装着可能なよ
うにしても良い。
【0204】また、シール紙122とシール紙ユニット
120を分離可能に構成することも可能であり、また、
一体的に構成することも可能である。
【0205】
【発明の効果】本発明の第1の画像印刷装置および方
法、印刷媒体ユニット、並びにプログラムによれば、撮
影された被写体の複数の画像のうちの1つを、編集入力
を受け付ける画像の表示位置として予め指定された第1
の位置に表示し、それ以外の1以上の画像を第1の位置
とは異なる第2の位置に表示し、第1の位置に表示され
た画像に対して入力される編集入力を受け付け、受け付
けられた編集入力に基づいて画像を編集し、第1の位置
に表示されている画像と、第2の位置に表示されている
1以上の画像のうち1つとを入れ替えて表示するように
したので、撮影された画像の全てに、それぞれ編集処理
を施すことができる。
【0206】本発明の第2の画像印刷装置および方法、
印刷媒体ユニット、並びにプログラムによれば、印刷媒
体に印刷される画像の配置に関する複数の候補の中か
ら、ユーザからの望みの配置の選択を受け付け、撮影さ
れた被写体の画像を、受け付けられた選択に従って配置
し、印刷媒体に印刷される画像のイメージを作成し、作
成されたイメージを表示し、表示されたイメージの一部
を、編集入力を受け付ける編集領域として指定し、指定
された編集領域の画像を表示し、表示された編集領域の
画像に対して入力される編集入力を受け付け、受け付け
られた編集入力に基づいてイメージを編集するようにし
たので、シールシートの任意の位置に、落書き(編集操
作)を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像印刷装置のモニタの表示例である。
【図2】従来の画像印刷装置により作成されたシールシ
ートの例である。
【図3】本発明を適用した画像印刷装置の例を示す斜視
図である。
【図4】図3の画像印刷装置の配置例を示す図である。
【図5】図4の配置を上方から見た場合の図である。
【図6】図3の画像印刷装置の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】画像印刷装置の印刷処理を説明するフローチャ
ートである。
【図8】画像印刷装置の印刷処理を説明する図7に続く
フローチャートである。
【図9】デモ画面の表示例を説明する図である。
【図10】シールレイアウト選択画面の例を説明する図
である。
【図11】説明画面の表示例を説明する図である。
【図12】取り込み画像の例を説明する図である。
【図13】撮影画面の例を説明する図である。
【図14】印刷写真選択画面の例を説明する図である。
【図15】明るさ調整画面の例を説明する図である。
【図16】落書き画面の例を説明する図である。
【図17】案内画面の例を説明する図である。
【図18】図3の画像印刷装置により画像が印刷された
シールシートの例を示す図である。
【図19】図8のステップS15の処理を詳細に説明す
るフローチャートである。
【図20】落書き画像選択画面の例を示す図である。
【図21】図19のステップS33の処理を詳細に説明
するフローチャートである。
【図22】図19のステップS33の処理を詳細に説明
する図21に続くフローチャートである。
【図23】画像配置選択画面の例を示す図である。
【図24】シールシート単位での落書き画面の例を説明
する図である。
【図25】編集領域の指定方法を説明する図である。
【図26】他の編集領域の指定方法を説明する図であ
る。
【図27】シールシート単位での落書き画面の例を説明
する、別の図である。
【図28】図27の落書き画面により編集された画像が
印刷されたシールシートの例を示す図である。
【図29】シールシート単位での落書き画面の例を説明
する、さらに別の図である。
【図30】図29の落書き画面により編集された画像が
印刷されたシールシートの例を示す図である。
【図31】画像印刷装置のID検出処理を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
41 画像印刷装置 50 筐体 51−1および51−2 スピーカ 52−1および52−2 照明装置 53−1および53−2 操作パネル 54−1および54−2 タッチペン 55 CCDカメラ 56 撮影画像表示部 57 撮影装置 58 駆動装置 59 硬貨投入口 60 シール取出口 61 足リモコン 62 UPS 63 硬貨収納部 64 階段 100 バス 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 ドライバ 105 硬貨処理部 106 プリンタ 107 IDタグリーダ/ライタ 108−1および108−2 表示プロセッサ 109−1および109−2 タッチパネル 110−1および110−2 モニタ 111−1および111−2 音声出力装置 120 シール紙ユニット 121 IDタグ 122 シール紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AB01 BA03 BA05 BB03 BD06 CA02 CB17 CB20 5B021 AA30 LD15 PP08 QQ01 QQ03 5C052 FA02 FA03 FD08 FD09 5C053 FA04 FA06 FA14 JA16 KA01 KA05 LA01 LA03 LA04 LA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により撮影された前記被写体の複数の画像
    のうちの1つを、編集入力を受け付ける前記画像の表示
    位置として予め指定された第1の位置に表示し、それ以
    外の1以上の前記画像を前記第1の位置とは異なる第2
    の位置に表示する表示手段と、 前記表示手段により前記第1の位置に表示された前記画
    像に対して入力される前記編集入力を受け付ける受付手
    段と、 前記受付手段により受け付けられた前記編集入力に基づ
    いて前記画像を編集する編集手段と、 前記表示手段により前記第1の位置に表示されている前
    記画像と、前記第2の位置に表示されている1以上の前
    記画像のうち1つとを入れ替えて表示する入れ替え手段
    と、 前記編集手段により編集された前記画像を印刷する印刷
    手段とを備えることを特徴とする画像印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記第1の位置に表示
    する前記画像を、前記第2の位置に表示する前記画像よ
    り大きく表示することを特徴とする請求項1に記載の画
    像印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段により前記第1の位置に表
    示される前記画像と、前記第2の位置に表示される1以
    上の前記画像は、全て同じ撮影画像であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷手段により前記画像が印刷され
    る印刷媒体であって、装着された前記印刷媒体を識別す
    るための識別情報を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段による読み取り結果に基づいて、前記
    印刷媒体への印刷を制御する制御手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画
    像印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷手段により画像が印刷される前
    記印刷媒体を格納するとともに、前記読み取り手段によ
    り読み取られる前記識別情報を保持することを特徴とす
    る請求項4に記載の画像印刷装置により使用される印刷
    媒体ユニット。
  6. 【請求項6】 被写体を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の
    複数の画像のうちの1つを、編集入力を受け付ける前記
    画像の表示位置として予め指定された第1の位置に表示
    し、それ以外の1以上の前記画像を前記第1の位置とは
    異なる第2の位置に表示する表示ステップと、 前記表示ステップの処理により前記第1の位置に表示さ
    れた前記画像に対して入力される前記編集入力を受け付
    ける受付ステップと、 前記受付ステップの処理により受け付けられた前記編集
    入力に基づいて前記画像を編集する編集ステップと、 前記表示ステップの処理により前記第1の位置に表示さ
    れている前記画像と、前記第2の位置に表示されている
    1以上の前記画像のうち1つとを入れ替えて表示する入
    れ替えステップと、 前記編集ステップの処理により編集された前記画像を印
    刷する印刷ステップとを含むことを特徴とする画像印刷
    方法。
  7. 【請求項7】 被写体の撮影を制御する撮影制御ステッ
    プと、 前記撮影制御ステップの処理により撮影が制御された前
    記被写体の複数の画像のうちの1つの、編集入力を受け
    付ける前記画像の表示位置として予め指定された第1の
    位置への表示を制御し、それ以外の1以上の前記画像
    の、前記第1の位置とは異なる第2の位置への表示を制
    御する表示制御ステップと、 前記表示制御ステップの処理により前記第1の位置への
    表示が制御された前記画像に対して入力される前記編集
    入力を受け付ける受付ステップと、 前記受付ステップの処理により受け付けられた前記編集
    入力に基づいて前記画像を編集する編集ステップと、 前記表示制御ステップの処理により前記第1の位置への
    表示が制御されている前記画像と、前記第2の位置への
    表示が制御されている1以上の前記画像のうち1つとの
    表示を入れ替える入れ替えステップと、 前記編集ステップの処理により編集された前記画像を印
    刷する印刷ステップとをコンピュータに実行させるプロ
    グラム。
  8. 【請求項8】 被写体を撮影する撮影手段と、 印刷媒体に印刷される画像の配置に関する複数の候補の
    中から、ユーザからの望みの前記配置の選択を受け付け
    る第1の受付手段と、 前記撮影手段により撮影された前記被写体の画像を、前
    記第1の受付手段により受け付けられた前記選択に従っ
    て配置し、前記印刷媒体に印刷される前記画像のイメー
    ジを作成する第1の作成手段と、 前記第1の作成手段により作成された前記イメージを表
    示する第1の表示手段と、 前記第1の表示手段により表示された前記イメージの一
    部を、編集入力を受け付ける編集領域として指定する指
    定手段と、 前記指定手段により指定された前記編集領域の前記画像
    を表示する第2の表示手段と、 前記第2の表示手段により表示された前記編集領域の前
    記画像に対して入力される前記編集入力を受け付ける第
    2の受付手段と、 前記第2の受付手段により受け付けられた前記編集入力
    に基づいて前記イメージを編集する編集手段と、 前記編集手段により編集された前記イメージを印刷する
    印刷手段とを備えることを特徴とする画像印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の表示手段と前記第2の表示手
    段は、同一の画面により構成され、 前記イメージは、前記画面内の、前記イメージの表示位
    置として予め指定された第1の位置に表示され、前記編
    集領域の前記画像は、前記画面内の、前記第1の位置と
    は異なる第2の位置に表示されることを特徴とする請求
    項8に記載の画像印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の表示手段に、前記第2の受
    付手段により受け付けられた前記編集入力を、前記イメ
    ージと重ねて表示させ、前記第2の表示手段に、前記第
    2の受付手段により受け付けられた前記編集入力を、前
    記編集領域の前記画像と重ねて表示させる表示制御手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項8または9に記
    載の画像印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記指定手段により指定された前記編
    集領域の前記画像の縦方向、および横方向の長さを、そ
    れぞれ所定の長さに拡大し、拡大画像を作成する第2の
    作成手段をさらに備え、 前記第2の表示手段は、前記第2の作成手段により作成
    された前記拡大画像を、前記編集領域の前記画像として
    表示し、 前記編集手段は、前記第2の受付手段により受け付けら
    れた前記編集入力に、前記第2の作成手段が前記画像を
    拡大したときの拡大倍率の逆数を掛け算して、前記編集
    入力を縮小し、縮小された前記編集入力に基づいて前記
    イメージを編集することを特徴とする請求項8乃至10
    のいずれかに記載の画像印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記表示制御手段は、前記第2の作成
    手段が前記画像を拡大したときの拡大倍率の逆数を掛け
    算して、前記編集入力を縮小し、縮小された前記編集入
    力を、前記イメージと重ねて表示させることを特徴とす
    る請求項11に記載の画像印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷手段により前記画像が印刷さ
    れる印刷媒体であって、装着された前記印刷媒体を識別
    するための識別情報を読み取る読み取り手段と、 前記読み取り手段による読み取り結果に基づいて、前記
    印刷媒体への印刷を制御する制御手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の
    画像印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記印刷手段により画像が印刷される
    前記印刷媒体を格納するとともに、前記読み取り手段に
    より読み取られる前記識別情報を保持することを特徴と
    する請求項13に記載の画像印刷装置により使用される
    印刷媒体ユニット。
  15. 【請求項15】 被写体を撮影する撮影ステップと、 印刷媒体に印刷される画像の配置に関する複数の候補の
    中から、ユーザからの望みの前記配置の選択を受け付け
    る第1の受付ステップと、 前記撮影ステップの処理により撮影された前記被写体の
    画像を、前記第1の受付ステップの処理により受け付け
    られた前記選択に従って配置し、前記印刷媒体に印刷さ
    れる前記画像のイメージを作成する第1の作成ステップ
    と、 前記第1の作成ステップの処理により作成された前記イ
    メージを表示する第1の表示ステップと、 前記第1の表示ステップの処理により表示された前記イ
    メージの一部を、編集入力を受け付ける編集領域として
    指定する指定ステップと、 前記指定ステップの処理により指定された前記編集領域
    の前記画像を表示する第2の表示ステップと、 前記第2の表示ステップの処理により表示された前記編
    集領域の前記画像に対して入力される前記編集入力を受
    け付ける第2の受付ステップと、 前記第2の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記編集入力に基づいて前記イメージを編集する編集ステ
    ップと、 前記編集ステップの処理により編集された前記イメージ
    を印刷する印刷ステップとを含むことを特徴とする画像
    印刷方法。
  16. 【請求項16】 被写体の撮影を制御する撮影制御ステ
    ップと、 印刷媒体に印刷される画像の配置に関する複数の候補の
    中から、ユーザからの望みの前記配置の選択を受け付け
    る第1の受付ステップと、 前記撮影制御ステップの処理により撮影が制御された前
    記被写体の画像を、前記第1の受付ステップの処理によ
    り受け付けられた前記選択に従って配置し、前記印刷媒
    体に印刷される前記画像のイメージを作成する第1の作
    成ステップと、 前記第1の作成ステップの処理により作成された前記イ
    メージの表示を制御する第1の表示制御ステップと、 前記第1の表示制御ステップの処理により表示が制御さ
    れた前記イメージの一部を、編集入力を受け付ける編集
    領域として指定する指定ステップと、 前記指定ステップの処理により指定された前記編集領域
    の前記画像の表示を制御する第2の表示制御ステップ
    と、 前記第2の表示制御ステップの処理により表示が制御さ
    れた前記編集領域の前記画像に対して入力される前記編
    集入力を受け付ける第2の受付ステップと、 前記第2の受付ステップの処理により受け付けられた前
    記編集入力に基づいて前記イメージを編集する編集ステ
    ップと、 前記編集ステップの処理により編集された前記イメージ
    を印刷する印刷ステップとをコンピュータに実行させる
    プログラム。
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