JP3324038B1 - 分離型画像プリント供給装置及び該装置における編集猶予時間の延長方法 - Google Patents

分離型画像プリント供給装置及び該装置における編集猶予時間の延長方法

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JP3324038B1
JP3324038B1 JP2002031155A JP2002031155A JP3324038B1 JP 3324038 B1 JP3324038 B1 JP 3324038B1 JP 2002031155 A JP2002031155 A JP 2002031155A JP 2002031155 A JP2002031155 A JP 2002031155A JP 3324038 B1 JP3324038 B1 JP 3324038B1
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純一 外山
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Abstract

【要約】 【目的】 撮影した撮像データの編集に十分な時間を費
やせるようにすることで、利用者の満足度を高められる
と同時に、装置の利用の回転効率性を向上させること
で、運用者にとっても売上増大に貢献し得るような分離
型画像プリント供給装置及びその編集猶予時間の延長方
法を提供すること。 【構成】 利用者の撮像データを取得する撮影部Aと、
該撮像データへの各種イメージデータの合成等の編集を
行う編集部Bと、該編集により作成された画像データの
印刷を行う印刷部Cとに分離した構造を有する分離型画
像プリント供給装置において、先に撮影を行った利用者
が編集部Bでその撮像データを編集し得る編集猶予時間
は、新たな利用者が撮影部Aで撮像データを撮影し得る
撮影猶予時間と撮影開始時間とに対応して制限又は延長
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影した被写体の撮像
データを、タイトルやフレーム等各種のイメージデータ
と合成し、該合成された画像データをプリント供給する
ものであって、撮影部と編集部とが分離した構造の分離
型画像プリント供給装置及びその編集猶予時間の延長方
法であり、娯楽及びビジネス分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】出願人が最初に開発し、「プリクラ」の
流行語すら生んだ「プリント倶楽部」の名で知られる画
像プリント供給装置以降、様々な業者によって多数の類
似機種が製造され、市場に出回っているが、いずれもコ
イン投入から印刷指令を発するまでの時間(占有時間)
に5分以上を要するため、複数の利用者が待機している
場面では、その占有時間の長さに嫌気を来たし、利用を
断念されてしまい、それによって売上が減少するといっ
た問題点があった。
【0003】他方、装置の利用の回転効率を高めるた
め、撮像データへのイメージデータの書き込みなど編集
の時間を短めに設定した場合は、利用回転率の向上によ
り売上には貢献できるものの、編集作業により時間を掛
ける傾向の強い利用者にとっては、満足度が低くなって
しまうといった問題点があった。
【0004】この問題を解消するため、運用者側では、
待機時間の限界といわれる4分〜4分30秒の範囲内
で、撮影のための猶予時間と編集のための猶予時間の配
分を調整しているが、画像データのオリジナリティーを
重視する昨今の傾向から、編集に掛かる時間に長めの配
分を希望する利用者が多いため、思ったように調整が出
来ないでいるのが実情である。
【0005】また、最近では実用新案登録第30832
25号に係る画像印刷装置のように、撮影部と編集部を
分離したタイプのものが開発されており、この考案では
編集部で先の利用者が編集作業を行っている間は、撮影
部で撮影し直したりゲームができるような構造となって
いるが、本願発明のように編集部における編集猶予時間
を延長し得るものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、出願人は、撮
影のために約3分の時間を猶予できると同時に、編集に
も3分以上の時間を猶予し得るようにすることで、利用
者の満足度を高めることができ、且つ、運用者にとって
も利用の効率性が高く、売上に貢献し得るような画像プ
リント供給装置を提供することを課題として、本発明を
開発するに至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】先ず、前記課題を解決す
るための手段として、請求項1記載の発明では、モニタ
ーを参照しながら、1又は2以上の撮影手段を用いて撮
影した被写体の撮像データに、記憶部から抽出し又は入
力手段を用いて作成したタイトルやフレームその他等の
イメージデータを合成し、該合成された画像データを印
刷手段を用いて印刷・供給するものであって、前記撮像
データの取得を行う撮影部と、前記撮像データへの前記
イメージデータの合成等の編集を行う編集部と、前記編
集された画像データの印刷を行う印刷部とが分離した構
造の分離型画像プリント供給装置において、利用者が前
記編集部で編集を行うことのできる編集猶予時間は、新
たな利用者が前記撮影部で撮影を行うことのできる撮影
猶予時間とその撮影開始時間とに対応して制限又は延長
され得ることを特徴とする分離型画像プリント供給装置
を提案する。
【0008】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明において、利用者が編集を行うことのできる
前記編集猶予時間は、設定された前記編集猶予時間が満
了した時点で、新たな利用者による前記撮影猶予時間に
残余時間がある場合は、その残余時間分だけ延長し得る
ことを特徴とする請求項1記載の分離型画像プリント供
給装置を提案する。
【0009】更に、請求項3記載の発明では、請求項1
又は請求項2記載の分離型画像プリント供給装置におい
て利用され、設定された編集猶予時間(T2)を読み込
む段階と、設定された撮影猶予時間(T1)を読みこむ
段階と、前記編集猶予時間(T2)が満了した時点で前
記撮影猶予時間(T1)の残余時間(T3)を読み出す
段階と、該残余時間(T3)を前記編集猶予時間(T
2)に付加する段階とを有することを特徴とする分離型
画像プリント供給装置における編集猶予時間の延長方法
を提案する。
【0010】加えて、請求項4記載の発明では、請求項
3記載の発明において、一定の時間値を有する基準値
(a)が設定されており、該基準値(a)と前記残余時
間(T3)とを対比する段階と、対比した数値の大小を
識別することで前記残余時間(T3)の前記編集猶予時
間(T2)への付加の許可・不許可を決定する段階とを
有することを特徴とする分離型画像プリント供給装置に
おける編集猶予時間の延長方法も提案する。
【0011】
【作用】本発明によれば、被写体の撮像データを撮影す
る撮影部と、前記撮像データへのイメージデータの合成
その他の編集を行う編集部と、前記合成等により作成さ
れた画像データを印刷するための印刷部とがそれぞれ分
離されているため、撮影が終了した場合は、撮影部を離
れ、編集や印刷の処理を別の場所で行うことになるが、
新たな利用者が撮影部で撮影を開始した場合、該撮影が
行われている時間分が編集猶予時間に加算されるため、
設定された編集猶予時間を越えて編集作業を行うことが
できる。
【0012】また、編集猶予時間は予め設定されている
が、実質的には最大、新たな利用者が撮影部に入って撮
影を開始するまでの時間と予め設定された撮影猶予時間
との合計時間分まで延長されることになる。その結果、
例えば、撮影部に入った新たな利用者が直ちに撮影を開
始した場合は、編集のための時間は、予め設定された撮
影猶予時間分しか延長されないが、撮影部に入ったもの
の、新たな利用者が撮影を開始しない限り、編集時間は
無制限に延長されることになる。
【0013】このように、本発明によれば、編集のため
の時間が、予め設定された編集猶予時間の経過後も、新
たな利用者による撮影終了までの残余時間分だけ延長さ
れるため、利用者が編集に十分な時間を掛けられるだけ
でなく、利用回転効率の向上により、運用者側にとって
も売上に貢献できるといったメリットがある。
【0014】また、本発明では、撮影猶予時間の残余時
間分の編集部での編集時間への加算を、その残余時間の
量に応じて許可・不許可が決定されるので、残余時間が
僅かであるときに、これを編集猶予時間に付加すること
による混乱を回避することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る分離型画像プ
リント供給装置の実施例を示す概略説明図、図2は本発
明に係る分離型画像プリント供給装置の内部構造を示す
システム図、図3は撮影部と編集部及び印刷部を同一筐
体の異なる側部に設けた場合の実施例を示す概略説明
図、図4は撮影部の四方を壁面で囲み、編集部を2ヵ所
設けた場合の実施例を示す概略説明図、図5は本発明に
係る分離型画像プリント供給装置を用いて撮影処理を行
う場合の手順を示すフローチャート、図6は本発明に係
る分離型プリント供給装置を用いて編集処理及び印刷処
理を行う場合の手順を示すフローチャートである。
【0016】本発明に係る分離型画像プリント供給装置
は、被写体となる利用者の撮像データを取得する撮像部
と、該撮像データへのイメージデータの合成等の編集を
行う編集部と、該編集された画像データの印刷を行う印
刷部とが、従来の装置では何れも同一筐体の同じ側部に
設けられていたものが、同一筐体の異なる側部に、又
は、全く別個独立に設けられ、各構成要素は電気信号的
に接続されている。
【0017】先ず、本発明に係る画像プリント供給装置
の望ましい実施例としては、図1に示すとおり、筐体1
には、一側部に複数の撮影手段2などが設けられた撮影
部Aと、これとは反対の側部に入力手段3や印刷手段5
などが設けられた編集部B及び印刷部Cとが存在する。
図面では、撮影手段2は筐体1に3個と天井に1個の計
4個が記されているが、この数や配置については図示し
たものに限定されない。また、入力手段3やその操作部
4等を有する編集部Bや、印刷手段を有する印刷部Cに
ついても、図面ではそれぞれ1個が示されているが、編
集や印刷の効率性を高めるため、これらを2個以上設け
ても良い。
【0018】図1に示す実施例をより具体化したものが
図3及び図4に示す態様である。図3は主に本発明の分
離型画像プリント供給装置における撮影部A側を説明し
たもので、筐体1の一側面上に複数(図面では3個)の
撮影手段2が異なる高さで設けられており、また、利用
者を頭上から撮影するために天井に設けられる1個の撮
影手段2が設けられている。更に、撮影の状況を確認す
るためのモニター7と、コインを投入したり、前記複数
の撮影手段の中から所望とする撮影手段を選択したり、
撮影を指示するなど、撮影の作業を行うための操作部8
が設けられている。
【0019】図面ではまた、被写体となる利用者を明る
くて照らし出すために同一側面上の余白部や天井部に設
けられた複数の照明装置11や、操作の指示音声やミュ
ージックを出力するための複数(図面では2個)のスピ
ーカー12が設けられている。なお、撮影部Aには、主
たる映像や撮影情報を確認するためのモニター7とは別
に、各撮影手段2毎にその近傍にサブモニター13が設
けられており、選択した撮影手段の方向を向いたまま構
図やポーズ、表情などがチェックできるようになってい
る。
【0020】図4は主に本発明の分離型画像プリント供
給装置における編集部B側及び印刷部C側を説明したも
ので、前記撮影部Aが設けられる筐体1の側面とは反対
側の側面に当たり、編集部Bには複数(図面では2個)
の入力手段3とその操作部4が設けられている。入力手
段3は入力タッチペン、操作部4はデジタイザーなどの
座標入力装置の採用が予定され、操作部4に画面表示さ
れる各種項目の選択や、らくがきデータの作成、及び、
これらイメージデータと撮像データの合成等の作業がこ
こで行われることになるが、これら作業を実行し得るも
のであれば、必ずしも如上の手段に限定されない。
【0021】印刷部Cは、図面では、2個の操作部4の
中間に位置して、1個の印刷手段5が筐体1の内部の設
けられており、そのプリント排出口6が筐体1の側面に
現出しているだけである。なお、複数の印刷手段を筐体
1に内蔵する場合は、その数に見合ったプリント排出口
6が現出することになる。また、図示した実施例では、
印刷手段5とプリント排出口6とからなる印刷部Cは筐
体1と一体に構成されているが、撮影部Aと編集部Bを
備えた筐体を複数設置し、印刷部Cだけを分離して単体
設置し、全ての筐体で作成された画像データの印刷を一
手に引き受けるようにすることで、装置や設置のコスト
を削減できるほか、筐体1をより小型化できるため、娯
楽施設への複数台の配置が容易に行える。
【0022】図示した実施例では、2個の操作部4の各
上部に操作の指示音声やミュージック等を出力するため
のスピーカー14が設けられており、操作部4の表示画
面を他人の目から守るためのカーテン15が設けられて
いる。更に、図示した実施例では、前記した撮影部A側
には、撮影部Aが設けられる筐体1の側部を含む四方を
壁面で囲むための骨組み10が形成されており、該骨組
み10に沿ってブロックやシートで被覆することで、外
部から隔絶された撮影ルーム9を形成することができ
る。なお、撮影ルーム9については、外部とシャットア
ウトできるものであれば、図示したものに限定されず、
プラスチックやFRP等で一体成形したものでも、ま
た、宙から四方を囲む暗幕を吊り下げただけのものでも
良い。
【0023】次に、図2に基づいて、本発明に係る分離
型画像プリント供給装置のシステム構成を説明する。本
発明は撮影部Aと編集部B及び印刷部Cを分離し、それ
ぞれが電気信号的に接続していることを原則とするが、
前記したとおり、製造コストや娯楽施設等への設置の容
易性を考慮した場合、撮影部Aと編集部B及び印刷部C
の全てが同一の筐体の異なる側部に設けてあることが望
ましく、更なる設置コストの低減や設置の容易性を望む
場合は、印刷部Cを筐体とは別個独立に設け、全ての筐
体から出力される画像データを印刷処理させることが望
ましい。
【0024】撮影部A側の構成要素として、装置の利用
に当たってコインを投入するためのコイン投入口を含む
課金装置16、利用者の撮像データを取得する1又は2
以上の撮影手段2、該撮影手段2によって取得された撮
像データを中継するためのサテライトボード17、該サ
テライトボード17を中継して送られた撮像データを画
面表示するためのモニター7と撮影手段2の数に応じた
サブモニター13、PC19や前記サテライトボード1
7との間で各種指令を制御するコントロールボード1
8、該コントロールボード18を介して指令を遣り取り
する操作ボタンやサービスパネルからなる操作部8、そ
の他、照明装置11やスピーカー12などが存在する
が、撮影部A側には撮影手段2とその操作を行う操作部
8のみが現出し、編集や印刷を行うための作業要素が現
出されない点に構成上の特徴を有している。
【0025】なお、撮影を行うことのできる撮影猶予時
間(T1)と編集を行うことのできる編集猶予時間(T
2)はPC19内のタイムテーブルに予め設定されてお
り、撮影部A及び編集部Bでの作業開始の検出データを
受けて、それぞれカウントダウンが開始される。編集猶
予時間(T2)がカウントダウンにより0になると、そ
の時点での撮影猶予時間(T1)の残余時間(T3)が
読み出され、その時間分だけ前記タイムテーブル上のカ
ウントを復帰させることによって、編集時間が延長され
ることになる。
【0026】編集部B側の構成要素としては、撮影部A
で取得された利用者の撮像データや、PC19の記憶部
から読み出したフレームデータやタイトルデータ、又
は、任意に書き込んだらくがきデータ等のイメージデー
タ、更には、これらデータを合成した画像データを出力
表示したり、各種の指示・選択画面を表示するためのタ
ブレットからなる操作部4と、該操作部4上をポインテ
ィングすることで前記書き込みや選択を行うための入力
ペンからなる入力手段3が存在し、編集部B側には前記
した各種データの表示や合成等の編集を行うための入力
手段3と操作部4のみが現出し、撮影を行うための作業
要素が現出されない点に構成上の特徴を有している。な
お、印刷部Cを筐体1とは独立して設けた場合は、撮影
を行うための作業要素のみならず、印刷を行うための作
業要素も現出しない。
【0027】印刷部Cの構成要素としては、前記撮影部
Aで取得された利用者の撮像データに対して、前記編集
部Bにおいて各種イメージデータとの合成等の編集がな
された画像データを印刷するための印刷手段5が存在
し、印刷部C側には印刷されたプリントを排出するため
のプリント排出口6が現出するのみで、利用者の撮像デ
ータを撮影・取得するための作業要素が現出されない点
に構成上の特徴を有している。なお、印刷部Cを筐体1
とは独立して設けた場合は、撮影を行うための作業要素
のみならず、編集を行うための作業要素も現出しない。
【0028】
【実施例】撮影部Aでの作業 以下、本発明に係る分離型画像プリント供給装置を用い
て画像データのプリント供給を行う場合の作業手順を、
図面に基づいて説明する。先ず、本装置の運営者は、利
用者への利用に供するため、装置の電源をONにし、利
用を可能にするための初期処理を行う。本装置の初期処
理が完了すると、撮影プログラムが立ち上げられ、利用
者による撮影が可能な状態となる。
【0029】本装置を用いて画像プリントを行いたいと
希望する利用者は先ず、撮影ルーム9の中に入り、所定
のコインを操作部8付近に設けられたコイン投入口(図
示しない)に投入する。コイン投入によりクレジットが
成立すると(図中「Yes」)、撮影手段2による利用
者の撮影が可能な状態となり、同時に、予め設定された
撮影の猶予時間のカウントダウンが開始する(図中「タ
イムT1カウントダウンスタート」)。例えば、撮影の
ための猶予時間を3分と設定した場合は、この時点でゼ
ロに向けてカウントダウンが開始することになる。な
お、クレジットが成立しないときは、前記した初期処理
による撮影プログラム立ち上げ後の段階に戻り、再び利
用者によるコイン投入を待機する状態となる。
【0030】撮影の猶予時間のカウントダウンが開始す
ると、利用者は操作部8に設けられた撮影モードの選択
ボタン(図示しない)をプッシュして、所望とする撮影
モードを選択する。図示した実施例では、利用者の正面
に設けられた撮影手段2により通常の撮影を行う「ノー
マルモードオペレーション」と、恰もカメラマンが利用
者をモデルとして撮影するが如く、スピーカー12から
発せられるポーズ指示等のナレーションに従って、各所
に設けられた複数の撮影手段2がランダム又はアットラ
ンダムに撮影を行う「カメラマンモードオペレーショ
ン」とがプログラムされているので、希望の撮影モード
を選択し、ポジションP1に移動する。その際、モニタ
ー7に各撮影モードの内容が分かるよう、説明画面が表
示されるようにしても良い。なお、図示した実施例で
は、撮影手段2は低・中・高の高さに応じた3個のカメ
ラと、被写体を頭上から撮影するために天井に設けられ
た1個のカメラの、計4個が設けられているが、その数
や配置については必ずしもこれに限定されない。
【0031】撮影モードが選択されると、各モード毎に
プログラムされた内容で撮影が行われ、利用者の撮像デ
ータが取得される。なお、前記したとおり、撮影のため
の猶予時間は予め設定されており、「カメラマンモード
オペレーション」はプログラムに従って、所定の時間内
で全ての撮影が終了するよう設定されているが、「ノー
マルモードオペレーション」の場合は、例えば、撮影の
猶予時間(図中「T1」)が3分に設定されている場合
は、この残存時間が「0」になるまで何度でも繰り返し
て撮影を行うことができる(図中「No」)。設定され
た撮影の猶予時間が満了すると(図中「T1=0」)、
その旨の信号が発せられ(図中「Yes」)、撮影が終
了することになる(図中「撮影終了」)。また、複数の
撮影手段2の近傍にはそれぞれサブモニター13が設け
られており、モニター7を見ずとも、各撮影手段2を向
いたまま表情やポーズが確認できるようになっている。
【0032】撮影が終了すると、撮影部Aを出て編集部
Bに移動するよう、移動指示がモニター7に表示される
ので,利用者はその指示に従ってポジションP1からポ
ジションP2に場所を移動することになる(図中「場所
の移動指示」)。その後、撮影手段2にて取得された利
用者の撮像データはPC19の記憶部にて保存され、編
集部Bでの編集を待つことになる(図中「画像データの
転送or一時保存」)。なお、図示した実施例では、
「画像データの転送or一時保存」の段階が利用者への
「場所の移動指示」の後となっているが、その先後につ
いてはこれに限定されず、両者を入れ替えても構わな
い。かくして、撮影部Aにおける一連の撮影処理が終了
すると、設定された撮影の猶予時間(T1)が初期値
(3分に設定した場合は3分)に復帰し、新たな利用者
によるコイン投入を待機することになる(図中「タイム
T1セット」)。
【0033】編集部Bでの作業 撮影部Aでの撮影処理が終了し、利用者が編集部Bのポ
ジションP2に移動した時点では、図6に示すように、
その前の利用者による編集処理が初期化され(図中「ら
くがき画面初期処理」)、PC19の記憶部に保存され
た撮像データが読み込まれ、タブレット等の操作部4に
表示されることになる(図中「画像データの読み込
み」)。なお、撮影手段2により取得した撮像データを
操作部4に画面表示するタイミングは、その前の利用者
による編集が終了し、場所移動の指示が発せられた時点
(図5中「場所の移動指示」)や、入力手段3による操
作部4への編集開始の指示入力等がきっかけとなる。ま
た、図示した実施例では、編集部Bは撮影部Aが設けら
れると同一の筐体1の異なる側部に設けられているが、
両者を完全に分離し、撮影部Aとは別個の構成としても
良い。
【0034】取得した利用者の撮像データが操作部4に
画面表示されると(図中「画像データの読み込み」)、
これと同時に、設定された編集のための猶予時間(図中
「T2」)のカウントダウンが開始する(図中「タイム
T2カウントダウン」)。例えば、編集のための猶予時
間(T2)を3分に設定した場合は、この時点からゼロ
に向けてカウントダウンが開始することになる。そこ
で、ポジションP2に移動している利用者は、操作部4
に表示される撮像データ上に、呼び出した各種フレーム
データやタイトルデータ、又は、入力手段3を用いて書
き込んだらくがき等のイメージデータを合成したり、色
調を変えるなどの編集を行う(図中「らくがき」)。な
お、設定された編集のための猶予時間(T2)が満了す
るまでは(図中「No」)、利用者は何度でも繰り返し
て編集作業を行うことができる。
【0035】かくして、設定された編集のための猶予時
間(T2)が満了によりゼロに至ると(図中「T2=
0」)、次いで、撮影部Aでの撮影のための猶予時間
(T1)の値が読み込まれる(図中「タイムT1の値読
み込み」)。これは、編集部Bで編集作業をしている間
に、新たな利用者が撮影部Aにて撮影を開始した場合、
撮影のための猶予時間(T1)が満了するまでに暫く余
裕があるときは、その残余時間分(T3)を延長して更
に編集作業が行えるようにしたもので、撮影部Aと編集
部Bを分離型とした本発明により達成された特徴の一つ
である。例えば、撮影のための猶予時間(T1)と編集
のための猶予時間(T2)をそれぞれ3分に設定した場
合、編集部Bでの編集作業が2分を経過したところで、
撮影部Aで新たな利用者による撮影が開始した場合は、
編集の猶予時間(T2)の3分が満了した時点では、撮
影の猶予時間(T1)は1分が経過したところであり、
2分の残余時間(T3)を有するため、その残余時間
(T3)を延長時間として編集作業に充てられるように
することで、実質的に編集時間を延長し、編集により多
くの時間を掛けられるようにし、利用者の満足度が高め
られるようにしたものである。
【0036】しかしながら、撮影部Aでの撮影の残余時
間(T3)が僅かである場合は、編集部Bでの編集時間
を延長することにより、却って混乱を招く虞があるた
め、延長の許可・不許可については一定の基準値を設け
ておくことが望ましい。図示した実施例では、その基準
値(a)を前記混乱を招かない程度の時間値として設定
し、その値と撮影の猶予時間(T1)の残余時間(T
3)とを対比させ、残余時間(T3)の値の方が大きい
場合は(図中「T3>a」)、編集時間の延長につき許
可の決定がなされ、利用者には延長を希望するか否かの
選択ができるようにしてある(図中「らくがき延長選
択」)。例えば、撮影と編集の各猶予時間(T1及びT
2)をそれぞれ3分に設定し、編集作業に2分を費やし
たところで新たな利用者による撮影が開始した前記ケー
スにおいて、基準値(a)を30秒に設定した場合は、
編集のための猶予時間(T2)が満了した時点で、撮影
のための猶予時間(T1)の残余時間(T3)が2分あ
るため、「2分(T3)>30秒(a)」の対比の結
果、T3の値の方が大きいため、編集時間の延長につき
許可の決定がなされて(図中「Yes」)、利用者は延
長を希望するか否かの選択を行えるようになる(図中
「らくがき延長選択」)。
【0037】この段階において、利用者が延長を選択し
た場合は(図中「Yes」)、再び、各種イメージとの
合成等の編集作業が可能となり(図中「らくがき」)、
撮影部Aでの撮影の猶予時間(T1)の残余時間(T
3)が満了するまで(図中「T3=0」)、繰り返し
(図中「No」)、編集部Bで編集作業を行うことができ
る。かくして、撮影部Aでの撮影の猶予時間(T1)が
満了すると(図中「Yes」)、プリントするシートの
分割数を選択すると(図中「シート分割数選択」)、編
集部Bでの編集が終了すると共に(図中「らくがき終
了」)、編集により作成された画像データが印刷部Cに
送られ、印刷手段5により選択した分割数でプリント排
出口6からプリントアウトされることになる(図中「プ
リントアウト」)。プリントアウトが終了すると、編集
のための猶予時間(T2)が初期値(3分に設定した場
合は3分)に復帰し(図中「タイムT2セット」)、新
たな利用者による編集開始を待機することになる(図中
「らくがき画面初期処理」)。なお、前記したケースに
おいて、撮影部Aでの撮影の猶予時間(T1)の残余時
間(T3)よりも基準値(a)の値の方が大きい場合
(図中「No」)、及び、前記残余時間(T3)の方が
基準値(a)の値より大きいために編集時間の許可の決
定がなされたにも拘わらず延長を選択しなかった場合
(図中「No」)は、編集により作成した画像データを
プリントする分割数を選択する段階に移行する(図中
「シート分割数選択」)。
【0038】なお、撮影した利用者の撮像データを編集
することで作成した画像データを印刷する印刷部Cは、
図1及び図4では筐体1の編集部Bが設けられると同じ
側部に設けられているが、同一筐体の異なる側部に設け
たり、又は、撮影部Aや編集部Bが設けられる筐体とは
完全に分離した、別個の構成としても良い。例えば、撮
影部Aと編集部Bを同一筐体の異なる側部に設け、印刷
部Cを独立の構成とすることで、筐体の小型化が可能と
なる。加えて、該筐体を娯楽施設に複数台設置し、これ
ら全ての筐体の編集部で作成された画像データを、別個
に独立した1つの印刷部Cでプリントすることで、低コ
スト化が図れ、また、装置の配置デザインも行い易くな
るといったメリットがある。
【0039】加えて、編集部で編集中に、新たな利用者
が撮影部で撮影を開始した場合に、編集のための猶予時
間(T2)が満了したとしても、その撮影のために猶予
される時間(T1)の残余時間分(T3)を編集時間に
充てられるようにすることで、編集のための猶予時間
(2)を実質的に延長できるといったメリットがある。
これにより、極端にいえば、撮影部にて新たな利用者が
撮影を開始しない限り、編集の時間を無制限に延長する
ことができることになる。
【0040】
【発明の効果】本発明では、設定された編集のための猶
予時間が満了しても、新たな利用者が撮影部で撮影を開
始した場合に、設定された撮影のための猶予時間の残余
時間分を延長時間として編集に充てられるため、十分な
余裕をもって編集を行うことができる。また、このよう
に撮影時間と編集時間がクロスされることで、利用の回
転効率を高めつつ、編集のために有効に時間を使うこと
ができる。
【0041】また、本発明では、編集猶予時間が満了し
た時点で、撮影猶予時間の残余時間と対比される基準値
が設けてあり、その数値の大小によって編集時間の延長
の許可・不許可が決定されるため、いたずらに編集時間
が延長されることで生ずる混乱を回避することができ
る。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離型画像プリント供給装置の実
施例を示す概略説明図である。
【図2】本発明に係る分離型画像プリント供給装置の内
部構造を示すシステム図である。
【図3】撮影部と編集部及び印刷部を同一筐体の異なる
側部に設けた場合の実施例を示す概略説明図である。
【図4】撮影部の四方を壁面で囲み、編集部を2ヵ所設
けた場合の実施例を示す概略説明である。
【図5】本発明に係る分離型画像プリント供給装置を用
いて撮影処理を行う場合の手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明に係る分離型画像プリント供給装置を用
いて編集処理及び印刷処理を行う場合の手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 筐体 2 撮影手段 3 入力手段 4 操作部 5 印刷手段 6 プリント排出口 7 モニター 8 操作部 9 撮影ルーム 10 骨組み 11 照明装置 12 スピーカー 13 サブモニター 14 スピーカー 15 カーテン 16 課金装置 17 サテライトボード 18 コントロールボード 19 PC A 撮影部 B 編集部 C 印刷部 P1 撮影部のポジション P2 編集部のポジション T1 撮影のための猶予時間 T2 編集のための猶予時間 T3 撮影猶予時間の残余時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257 H04N 5/76 - 5/775 H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/18 G03B 17/53 B41J 5/30 B41J 29/00 B41J 29/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニターを参照しながら、1又は2以上
    の撮影手段を用いて撮影した被写体の撮像データに、記
    憶部から抽出し又は入力手段を用いて作成したタイトル
    やフレームその他等のイメージデータを合成し、該合成
    された画像データを印刷手段を用いて印刷・供給するも
    のであって、前記撮像データの取得を行う撮影部と、前
    記撮像データへの前記イメージデータの合成等の編集を
    行う編集部と、前記編集された画像データの印刷を行う
    印刷部とが分離した構造の分離型画像プリント供給装置
    において、利用者が前記編集部で編集を行うことのでき
    る編集猶予時間は、新たな利用者が前記撮影部で撮影を
    行うことのできる撮影猶予時間とその撮影開始時間とに
    対応して制限又は延長され得ることを特徴とする分離型
    画像プリント供給装置。
  2. 【請求項2】 利用者が編集を行うことのできる前記編
    集猶予時間は、設定された前記編集猶予時間が満了した
    時点で、新たな利用者による前記撮影猶予時間に残余時
    間がある場合は、その残余時間分だけ延長し得ることを
    特徴とする請求項1記載の分離型画像プリント供給装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の分離型画像
    プリント供給装置において利用され、設定された編集猶
    予時間(T2)を読み込む段階と、設定された撮影猶予
    時間(T1)を読みこむ段階と、前記編集猶予時間(T
    2)が満了した時点で前記撮影猶予時間(T1)の残余
    時間(T3)を読み出す段階と、該残余時間(T3)を
    前記編集猶予時間(T2)に付加する段階とを有するこ
    とを特徴とする分離型画像プリント供給装置における編
    集猶予時間の延長方法。
  4. 【請求項4】 一定の時間値を有する基準値(a)が設
    定されており、該基準値(a)と前記残余時間(T3)
    とを対比する段階と、対比した数値の大小を識別するこ
    とで前記残余時間(T3)の前記編集猶予時間(T2)
    への付加の許可・不許可を決定する段階とを有すること
    を特徴とする請求項3記載の分離型画像プリント供給装
    置における編集猶予時間の延長方法。
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