JP2007181163A - 写真撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが好みに応じた編集画像の入力を行える写真撮影装置を提供する。
【解決手段】 撮影ブース6内のユーザ7を撮影するカメラ2と、撮影した画像に対して編集画像を入力する編集処理においてフレーム画像を、撮影画像の全体にわたって重ねて配置する画像配置手段と、この画像配置手段により配置されたフレーム画像の少なくとも一部分を消去する画像消去手段とを備えることにより、ユーザはフレーム画像を好みに応じて入力することができる。
【選択図】図13

Description

本発明は、写真撮影装置に関する。
アミューズメント施設等に設置され、設けられた撮影ブース内において被写体(ユーザ)を自動的に撮影し、撮影ブースとは異なる編集ブースにおいて、ユーザから撮影画像に対してされる編集入力を受け付け、撮影した撮影画像と受け付けた編集画像とを合成して印刷用画像を作成し、この印刷用画像をシール等の印刷媒体に印刷して提供する写真撮影装置があることは広く知られている。
この編集画像としては、付属のタッチペンによりユーザから入力されるペン画像や、あらかじめ記憶されて、ユーザからの入力により選択されるスタンプ画像、フレーム画像および背景画像などがある。
一般に、ペン画像は、ユーザが編集ツールとしてペンツールを選択し、撮影画像が表示されているタブレットディスプレイに対してタッチペンにより描き込みを行うことで、撮影画像上に描かれる文字や図形などであり、スタンプ画像は、ユーザが編集ツールとしてスタンプツールを選択し、好みのスタンプ画像の図柄等を選択して、タッチペンにより撮影画像上に配置されるものである。また、フレーム画像は、ユーザが編集ツールとしてフレームツールを選択し、好みのフレーム画像の図柄等を選択して、タッチペンにより撮影画像上に配置されるものであり、背景画像は、ユーザが編集ツールとして背景ツールを選択し、好みの背景画像の図柄等を選択して、撮影画像上における被写体以外の箇所に配置されるものである。
近年の写真撮影装置の利用者層は、比較的に若い世代のユーザが多くを占めており、このようなユーザとしては、より個性的なポーズでの写真撮影および編集画像の入力を行うことで、オリジナリティの高い写真を取得することを望んでいる。
しかしながら、上記の編集画像のうち、ペン画像およびスタンプ画像は、ユーザが指定する入力位置に配置することができ、また、背景画像は、撮影画像上における被写体以外の箇所に描かれるので、比較的にユーザの希望が満たされるが、フレーム画像は、単純に、撮影画像の周縁部に沿って配置されるものが数多く存在する。その例として、図19に示すように、撮影画像100の周縁部に描かれるフレーム画像101がある。
このように、フレーム画像において、撮影画像の周縁部に沿って配置されるものが数多く存在することで、例えば、ユーザが2人よりも多人数で写真撮影装置を利用した際に、撮影範囲の右側もしくは左側に偏って写真撮影を行うと、気に入ったフレーム画像を配置しても、配置したフレーム画像が最も端のユーザに被さってしまうことがあり、このような場合には、せっかくのフレーム画像を、編集ツールとしての消しゴム機能により部分的に消去するなどの操作処理を行う必要があり、編集作業に余分な時間がかかってしまう。
これに対し、特許文献1には、ユーザが、撮影範囲の右側もしくは左側に偏って写真撮影を行った場合であっても、撮影画像の縁に沿った上下左右のそれぞれのフレーム画像を、それぞれ個別に配置できることが記載されている。
このような構成によると、ユーザが、撮影範囲の右側もしくは左側に偏って写真撮影を行った場合であっても、配置したフレーム画像が最も端のユーザに被さってしまうことを防止することができ、配置したフレーム画像を消しゴム機能により部分的に消去するなどの操作処理を行う必要が無く、編集作業に余分な時間がかかってしまうことを防止することができる。
特許3444873号公報
しかしながら、上述した従来の写真撮影装置や特許文献1に開示されている技術の場合であっても、配置されるフレーム画像は、撮影画像の周縁部の領域に限られている。このため、図19に示すように、ユーザ(被写体)102とフレーム画像101との間には、フレーム画像が描かれない領域103が生じてしまい、ユーザによっては、このような領域103にも同様のフレーム画像を描き込みたいと感じることがある。
また、特許文献1のように、撮影画像の縁に沿った上下左右のそれぞれのフレーム画像を、それぞれ個別に配置する場合であっても、配置されるそれぞれのフレーム画像は、あらかじめ記憶されているパターン(例えば直線状など、一定の形状)に基づいて配置されるため、利用するユーザの人数や撮影ポーズが異なる場合であっても、フレーム画像の大きさや形などは変化することが無く、より個性的な写真作成を望むユーザの要望に応じることが難しい。
これに対し、背景画像のように、撮影画像における被写体以外の箇所に画像を配置することも考えられるが、背景画像は被写体の上に重ねて表示できる画像ではなく、被写体と被写体で無い部分との境界がかえって際立ってしまい、仕上がった写真が不自然になってしまうこともある。
そこで本発明はこのような問題を解決して、ユーザが好みに応じた編集画像の入力を行える写真撮影装置を提供する。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、撮影ブース内の被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像に対して入力される所定の編集画像を、前記撮影画像の全体にわたって重ねて配置する画像配置手段と、前記画像配置手段により配置された編集画像の少なくとも一部分を消去する画像消去手段とを有するものである。
このような構成によると、画像配置手段により、編集画像を撮影画像の全体にわたって重ねて配置し、画像消去手段により配置された編集画像の少なくとも一部分を消去するので、ユーザは、利用人数の多寡や形成する撮影ポーズに関係なく、編集画像を好みに応じて編集することができる。すなわち、ユーザは、撮影画像における必要な部分に、好みの形状の編集画像を配置することができ、これにより、より個性的な写真を作成することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の写真撮影装置において、撮影画像に対して編集入力の位置を指定する位置指定手段を備え、画像消去手段には、前記位置指定手段により指定された位置を基準として、編集画像を消去する消去範囲が設定され、前記消去範囲はあらかじめ用意された複数種類の形状の中から選択される所定の図柄形状の領域内とされているものである。
このような構成によると、画像消去手段における消去範囲が、あらかじめ用意された複数種類の形状の中から選択される所定の図柄形状の領域内とされていることで、ユーザが、編集画像の不要部分を消去する際には、その形状に合わせて消去することができ、この消去操作を手早くかつ綺麗に行うことができ、仕上がり具合の良好な写真を作成することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の写真撮影装置において、消去範囲は、所定の図柄形状のまま、拡大および縮小することが可能に設定されているものである。
このような構成によると、消去範囲が所定の図柄形状のまま拡大および縮小することにより、この消去範囲を、ユーザの好みに応じた大きさに調整することができ、したがって、ユーザは、より個性的な写真を作成することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の写真撮影装置において、位置指定手段により、撮影画像に対して編集入力の位置が指定されている間、画像消去手段における消去範囲は、拡大および縮小するものである。
このような構成によると、位置指定手段により、撮影画像に対して編集入力の位置が指定されている間、画像消去手段における消去範囲が拡大および縮小することにより、ユーザは、この消去範囲の大きさをより簡単に調整することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の写真撮影装置において、画像消去手段により消去した範囲の情報を記憶する消去情報記憶手段を備え、撮影画像に重ねて配置される編集画像が他の編集画像に変更された場合に、前記消去情報記憶手段に記憶した消去範囲の情報に基づいて、前記変更後の編集画像に前記消去範囲の情報を反映させて、前記変更後の編集画像において前記消去範囲内の編集画像を消去して表示するものである。
このような構成によると、ユーザは、撮影画像上に配置する編集画像を、他の編集画像に変更しても、その度ごとに消去範囲の入力を行う必要が無い。したがって、ユーザは、より簡単に撮影画像の編集を行うことができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の写真撮影装置において、編集画像が配置される領域を変更する領域変更手段を備えるものである。
このような構成によると、領域変更手段により、編集画像が配置される領域を変更することで、編集画像の消去操作をできるだけ少なくすることができ、ユーザは撮影画像の編集をより短時間で行うことができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の写真撮影装置において、領域変更手段は、位置指定手段により指定された位置を基準として、編集画像が配置される領域を変更するものである。
このような構成によると、ユーザは、編集画像が配置される領域の変更を、より簡単かつ短時間で行うことができる。
請求項8記載の発明は、請求項6または7に記載の写真撮影装置において、領域変更手段は、撮影ブース内において被写体を撮影する際に、編集画像が配置される領域の変更を行うものである。
このような構成によると、編集画像が配置される領域の変更を、撮影ブース内における撮影時に行うことができるので、ユーザは、仕上がりの写真を容易に想像できるようになり、それにふさわしい撮影ポーズを形成することができる。これにより、ユーザは、より好みに応じた個性的な写真を作成することができる。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れかに記載の写真撮影装置において、撮影画像全体にわたって配置される編集画像の表示を半透明表示に切り替える切替手段を備えるものである。
このような構成によると、切替手段により、撮影画像全体にわたって配置される編集画像の表示を半透明表示に切り替えることができるので、ユーザは、消去すべき編集画像をより簡単に把握することができる。
請求項10記載の発明は、請求項1〜9の何れかに記載の写真撮影装置において、位置指定手段は、任意の形状の消去領域を設定可能であり、前記位置指定手段により設定された消去領域内の編集画像を消去する領域内画像消去手段を有するものである。
このような構成によれば、ユーザが消去したい編集画像の範囲を位置指定手段により設定し、設定した範囲の編集画像を一括して消去できるので、編集画像の消去操作をより簡単かつ迅速に行うことができる。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の写真撮影装置において、編集画像における消去される部分と消去されない部分との境界線近傍の画像にぼかし処理を施す手段を有するものである。
このような構成によると、編集画像の一部分が切除されて消去されることを防止し、消去された範囲内における編集画像を目立たないようにすることができる。
以上のように本発明によれば、ユーザが好みに応じた編集画像の入力を行える写真撮影装置を提供することができる。
本発明の実施の形態の写真撮影装置1を、図1〜図18を参照しながら説明する。
(外観構成)
まず、写真撮影装置1の外観構成から説明する。図1は、本発明の実施の形態の写真撮影装置1の側面図である。
図1に示すように、写真撮影装置1は、被写体を撮影する撮影手段であるカメラ2を備えるとともに種々の処理および制御を行う機器を備える筐体3と、この筐体3におけるカメラ2と対向する位置に距離を置いて設けられている背景ユニット4と、筐体3と背景ユニット4の上部に左右一対の天井フレーム5が架設されて形成される撮影ブース6内に移動可能に設けられ、被写体であるユーザ7の撮影ポーズの形成を補助する撮影用椅子8とを備える。
筐体3における背景ユニット4に対向する側の面には、カメラ2のほか、カメラ2が現在撮影している動画像をユーザ7に対してリアルタイムで表示するライブモニタ35と、ユーザ7からの操作入力を受け付けるとともにデモ画面や撮影操作の手順等をユーザ7に対して表示するタッチパネルディスプレイ11(図2参照)と、撮影時にユーザ7を照射するための複数のストロボ12(図2参照)と、コインを投入するためのコイン投入口と、撮影操作時に音声案内やBGMを出力する撮影側スピーカ13(図2参照)とが設けられている。
また、この筐体3の撮影ブース6とは反対側の面には、撮影ブース6において撮影した画像を表示して、位置指定手段としてのタッチペン19によりユーザ7からの編集画像の入力を受け付けるタブレットディスプレイ20と、編集入力操作時に音声案内やBGMを出力する編集側スピーカ21とが設けられている。このタッチペン19は、タブレットディスプレイ20の左右にそれぞれ一つずつ設けられている。なお、図中の22Aは、この筐体3における撮影ブース6とは反対側の面が面する空間であってユーザ7が編集入力操作を行うスペースである編集ブースである。また、詳細は後述するが、背景ユニット4におけるユーザ側とは反対側の面にも、タッチペン19、タブレットディスプレイ20、編集側スピーカ21が設けられて編集ブース22Bが形成されている。したがって、本実施の形態の写真撮影装置1は、一つの撮影ブース6と二つの編集ブース22A、22Bとを備えることで、それぞれのブースにおいて異なるグループのユーザを同時に接客できるいわゆる三重接客方式を採用している。また、上記編集ブース22A、22Bの周囲には、ユーザがそれぞれのブースにおいて操作処理を行う際に、他の利用者から画像等の内容が見えないようにするための周囲カーテンが設けられているが、図面の煩雑化を避けるため、図示は省略している。
さらに、この筐体3の側面であって撮影ブース6の外側の面(図示では右側面)にはプリント取出口15が設けられ、このプリント取出口15からは、撮影画像と編集画像とを合成した印刷用画像(編集画像を入力しなかった場合には撮影画像)が筐体3の内部に収納されたプリンタ16(図2参照)によってシールシート17(図2参照)などの印刷媒体に印刷されたものが排出される。
また、背景ユニット4の上部には、撮影時に上下方向に展開されてユーザ7の背景となる複数種類の背景カーテン14を備えたカーテンユニット18が設けられている。背景カーテン14は、未使用時にはカーテンユニット18内に巻き取られた状態で収納されている。さらに、背景カーテン14は、ユーザ7からのタッチパネルディスプレイ11への操作を介して指定され、指定されたものが背景ユニット4の壁面に沿って垂下される。
また、背景ユニット4におけるユーザ側とは反対側には、上述したように、筐体3と同様、タッチペン19、タブレットディスプレイ20、編集側スピーカ21が設けられて、編集ブース22Bが設けられている。
上記の写真撮影装置1は、ユーザ7からのニーズに対応すべくさまざまな機能、例えば音声案内機能、ストロボ照射光の変更機能などを備えている。これらさまざまの機能を実現するための機能構成を、図2を参照しながら説明する。図2は、写真撮影装置1の機能構成を示すブロック図である。
(機能構成)
図2に示すように、写真撮影装置1は、カメラ2による撮影およびカメラ2によって撮影した画像の転送など、撮影側の処理を実行する撮影用コンピュータ装置23aと、編集処理時にユーザ7からタブレットディスプレイ20に入力された内容をこのタブレットディスプレイ20に表示するとともに、入力に基づいて編集入力する画像の作成、描画などを行う編集に関する処理や、プリンタ16の印刷に関する処理を実行する画像編集用コンピュータ装置23bと、動作中のコンピュータ装置23a、23bからの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板24とを備える。この撮影用コンピュータ装置23aと画像編集用コンピュータ装置23bとは互いに接続され、画像データなどの授受をピアツーピアで行う。
コンピュータ装置23a、23bは、CPU(Central Processing Unit)25a、25bと、写真撮影装置1に所定の処理を実行させるためのプログラム、種々の処理に必要なグラフィックデータ、音声データ、撮影画像、編集入力する画像などを記憶するハードディスクドライブ(HDD)26a、26bと、プログラムの一時的な作業領域となるメモリ27a、27bとを有する。特に、メモリ27bは、詳細は後述するが、消去した編集画像の範囲の情報を記憶する消去情報記憶手段としての機能を有する。
撮影用コンピュータ装置23aは、撮影ブース6での撮影側の処理を実行する。具体的には、内部のHDD26aに記憶された撮影側の処理のプログラムを実行して、ユーザ7からタッチパネルディスプレイ11を介して受け付けた入力操作に基づく指示信号に従って制御基板24に対して制御信号を送信する。また、撮影用コンピュータ装置23aは、カメラ2、タッチパネルディスプレイ11、制御基板24と電気的に接続され、それらを制御する。
画像編集用コンピュータ装置23bは、編集ブース22での編集入力等の処理および筐体3内に収納されているプリンタ16の印刷処理を実行する。具体的には、画像編集用コンピュータ装置23bは、タブレットディスプレイ20に対してユーザ7が行うタッチペン19による入力に応じて制御信号を制御基板24に送信する。この画像編集用コンピュータ装置23bは、プリンタ16、タブレットディスプレイ20、制御基板24に電気的に接続され、それらを制御する。さらに、画像編集用コンピュータ装置23bのCPU25bは、詳細は後述するが、編集画像を撮影画像の全体にわたって重ねて配置する画像配置手段、配置した編集画像の少なくとも一部を消去する画像消去手段、編集画像が配置される領域を変更する領域変更手段、撮影画像上に編集画像、ここではフレーム画像の表示を半透明表示に切り替える切替手段としての機能を備える。
プリンタ16は、撮影画像と、撮影画像に対して編集処理により入力された画像とを合成した印刷用画像をシールシート17などの印刷媒体に印刷する。本実施の形態1では、プリンタ16が印刷用画像をシールシート17に印刷する場合を説明するが、印刷媒体はシールシートに限定されず、他の印刷媒体でもよい。
筐体3に設けられているタッチパネルディスプレイ11は、ユーザ7の指等の接触を検知し、その位置に応じた指示信号を撮影用コンピュータ装置23aに送信する。このタッチパネルディスプレイ11は、撮影用コンピュータ装置23aから送信された画像、具体的には、カメラ2で撮像された画像、撮影のための案内、選択肢などをユーザ7に対して表示する。
タブレットディスプレイ20は、それぞれに対応する左右のタッチペン19におけるペン先の接触を検知し、その位置に応じた指示信号を画像編集用コンピュータ装置23bに送信する。このタブレットディスプレイ20は、画像編集用コンピュータ装置23bから送信された画像、具体的には、編集処理時にユーザ7により描画されたペン画像、スタンプ画像、フレーム画像、背景画像などの編集画像を、表示している撮影画像の上に重ねて表示する。
制御基板24は、コンピュータ装置23a、23bの他に、ストロボ制御部28、撮影ブース6や編集ブース22に設けられている蛍光灯29、サービスパネル30、印刷中LED31、印刷エラーLED32、コイン制御部33、カーテンユニット18および音声制御部34に接続され、それぞれを所定の設定に従って制御する。
ストロボ制御部28は、カメラ2およびストロボ12に接続され、カメラ2のシャッタタイミングに応じて発光するようにストロボ12を制御する。
コイン制御部33は、コイン投入口に投入されたコインの正当性を検出し、制御基板24にコインが投入されたことを示す検出信号を送信する。このとき、制御基盤24は、撮影用コンピュータ装置23aあるいは画像編集用コンピュータ装置23bから受信した制御信号(指示コマンドなど)にしたがって、コイン制御部33に対して制御信号を送信する。所定枚数のコインが投入されると、コイン制御部33は制御信号にしたがって、新たにコインが投入されないようにコイン投入口をブロックする。
サービスパネル30は、投入されたコインの枚数をカウントするコインカウンタ、印刷されたプリントの枚数をカウントするプリントカウンタ、撮影側スピーカ13、編集側スピーカ21から出力する音声のボリュームを調整する音量調整つまみ、後述するテストモードを行うためのテストボタン、コインを投入しなくても装置が利用できるようにするためのサービスボタン等を備えるパネルであり、写真撮影装置1が設置される店舗などの管理人が各種設定やメンテナンスの操作を行う際に用いる。サービスパネル30は、テストボタンの操作などが行われると、その操作にしたがった制御信号を制御基板24に対して送信したり、所定の指示信号をコンピュータ装置23a、23bに送信したりする。
また、制御基板24は、撮影用コンピュータ装置23aあるいは画像編集用コンピュータ装置23bから受信した制御信号(指示コマンドなど)にしたがって、サービスパネル30に対して制御信号を送信する。サービスパネル30は、この制御信号に従って、コインカウンタやプリントカウンタを動作させる(たとえばカウンタを1インクリメントする)。
音声制御部34は制御基板24を介して撮影用コンピュータ装置23aおよび画像編集用コンピュータ装置23bに接続されている。撮影用スピーカ13は、撮影ブース6に配備され、撮影用コンピュータ装置23aから制御基板24および音声制御部34を介して与えられる指示信号に基づいて、撮影のための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。編集用スピーカ21は、編集ブース22に配備され、画像編集用コンピュータ装置23bから制御基板24および音声制御部34を介して与えられる指示信号に基づいて、編集のための操作方法などの案内やBGMなどを出力する。
以上のような構成において、ユーザ7は、撮影ブース6内において、タッチパネルディスプレイ11を介して好みの背景カーテン14を選択し、選択した背景カーテン14を撮影ブース6の壁面に沿って垂下させたうえで、撮影用椅子8を利用するなどして好みの撮影ポーズを形成して写真撮影を行う。
上記のようにして、撮影を行ったユーザ7は、撮影した画像が表示される編集ブース22に移動し、タッチペン19を用いて、撮影画像が表示されるタブレットディスプレイ20に編集入力を行う。そして、編集入力が終わると、クロマキー合成が行われて生成された印刷用画像がシールシート17に印刷されて排出されるプリント取出口15に移動し、出力されるシールシート17を取得して写真撮影装置1の利用を終了する。
上記の一連の処理において、まず、撮影ブース6における撮影側の処理を、図3を参照しながら説明する。図3は、撮影側の処理を示すフローチャートである。撮影側の処理は、撮影用コンピュータ装置23aにおけるCPU25aがHDD26aに記憶された動作プログラムをメモリ27aに読出して実行することで実現される。
この撮影側の処理は、図3に示すように、はじめに、写真撮影装置1に電源が投入されると、撮影用コンピュータ装置23a、画像編集用コンピュータ装置23bのHDD26a、26bに格納された動作プログラムが起動する。CPU25a、25bは、各種機器が正常に接続されているかチェックし、初期化が必要な機器に対しては初期化を行う(S11)。
初期化処理時に、コイン制御部33がコイン投入口をロックするように作動している場合は、CPU25aはロックを解除する制御信号を送出し、ロックを解除する。そしてコイン投入を可能にする(S12)。
次にCPU25aは、写真撮影装置1の利用を促すタイトルデモ画面を撮影ブース6におけるタッチパネルディスプレイ11に表示し(S13)、その間にコイン制御部33において対価であるコインの投入を監視する(S14)。
コインが投入されておらず(S14でNO)、「テストボタン」が押された場合(S15でYES)には、CPU25aはテストモードプログラムを実行(S16)し、テストモード設定が終わると、処理をS13に戻す。S16においては、例えば撮影関連テストメニュー、落書き(編集)関連テストメニュー、システムテストメニュー、背景カーテンテストメニューなど、種々の項目があり、選択されたテストメニューに対応した設定や処理を行う(詳細な説明は省略する)。
また、S15において「テストボタン」が押されていない場合(S15でNO)には、処理をS14に戻す。
S14において、所定の枚数のコインが、ユーザにより投入されたと判断する(S14でYES)と、これ以上のコインが過剰に投入されないように、コイン投入口をロックする(S17)。
S17において、コインロックを行うと、次に、ユーザからタッチパネルディスプレイ11を介して、撮影コースの選択を受け付ける(S18)。この撮影コースは、例えばあらかじめ3種類程度が設定されており、それぞれのコースによって撮影回数、写り具合、使用する背景カーテン、明るさなどが異なるように設定されている。
S18において、撮影コースの選択を受け付けると、CPU25aは、選択された撮影コースの設定に基づいて撮影を開始し(S19)、所定回数の撮影が行われるまで撮影を続け(S20)、所定回数の撮影を終えると(S20でYES)、撮影した画像を画像編集用コンピュータ装置23bに転送し(S21)、処理をS12に戻してコインロックを解除し、S13でタイトルデモ画面を表示して、新たなユーザの利用を待つ。このとき、撮影を終えたユーザ7は撮影側の処理、すなわち撮影プレイが終了したことになるので、撮影ブース6を出て、次の編集側の処理、すなわち編集プレイを行うべく、所定の編集ブース22に移動し、編集プレイを開始する。なお、ここでは撮影回数を制限しているが、撮影時間を制限するようにしてもよい。また、所定回数撮影した後にまだ制限時間が残っている場合や、編集ブース22で先のユーザがまだ編集プレイをしている場合には、それらが終了するまで撮影プレイを続行できるようにしてもよいし、撮影ブース6内において待機させるように案内してもよい。
次に、編集ブース22にて行う編集処理について、図4〜図7を参照しながら説明する。編集処理は、画像編集用コンピュータ装置23bの電源が投入されると、HDD26bに記憶されたプログラムがメモリ27bに自動的に展開され、CPU25bにより実行される処理である。編集処理を実行することにより、ユーザに対して、カメラ2で撮影された撮影画像に対する編集画像の入力を提供する。
編集ブース22Aにおいて、第1のユーザに編集画像の入力を提供する第1の編集処理が実行され、編集ブース22Bにおいて、第2のユーザに編集画像の入力を提供する第2の編集処理が実行される。つまり、第1の編集処理と第2の編集処理は、独立に並行してCPU25bにより実行される。本実施の形態では、第1の編集処理と第2の編集処理は同様の機能を提供するため、以降、第1の編集処理と第2の編集処理を区別する必要がない場合は、総称して編集処理と呼ぶ。
編集処理における編集画像の入力の受け付けは、予め定められた所定の時間(編集時間)が経過、もしくは「おしまいボタン」が押されると終了する。
編集時間の制御を行うため、第1の編集処理、第2の編集処理のそれぞれに対応して「編集中フラグ」および「優先フラグ」が準備され、CPU25bにより適宜メモリ27bに展開され、読み書きされる。
「編集中フラグ」は、当該編集処理における編集画像の入力を受け付けている状態(ON)か、受け付けていない状態(OFF)を表す状態フラグであり、「優先フラグ」は、当該編集処理における画像入力を優先的に実行する状態(ON)か、非優先的に実行する状態(OFF)を表す状態フラグである。
まず、図4および図5を参照しながら編集処理の詳細を説明する。画像編集用コンピュータ装置23bの電源が投入されると、ステップS30においてCPU25bは初期化処理を実行し、編集処理に必要な各種設定を行う。この初期化処理において「編集中フラグ」及び「優先フラグ」はともにOFFにされる。
ステップS31においてCPU25bは、タブレットディスプレイ20に待機画面を表示する。待機画面には「撮影からはじめてね!」等、ユーザに対して撮影ブース6での撮影プレイを開始する旨の案内が表示される。そして、上記待機画面を表示しながら、CPU25bは、撮影用コンピュータ装置23aから撮影画像が送信されるかを監視する。
ステップS32においてCPU25bは、撮影用コンピュータ装置23aからの撮影画像の送信が開始されると、以降の画像入力の受け付け処理に必要な所定の撮影画像を受信し、受信した撮影画像に対して必要な画像処理を実行する。
ステップS33においてCPU25bは、「編集中フラグ」をONにし、当該編集処理が編集中である状態となる。
そして、CPU25bは、ステップS34において、タブレットディスプレイ20に編集画面を表示し、ステップS35において、タッチペン19によるユーザからの画像入力の受け付けを開始させる。編集画面の詳細については後述する。この時点では、編集時間の計時は開始されてなく、かつ、編集画面に「おしまいボタン」は表示されていない。
編集時間の計時の開始、および「おしまいボタン」の表示は、ステップS36の優先監視処理において、当該編集処理の「編集中フラグ」、「優先フラグ」、および同時に並行処理されている他の編集処理に対応づけられた「編集中フラグ」、「優先フラグ」を参照して実行される。ステップS36の優先監視処理については後述する。なお、「おしまいボタン」の表示は、印刷状況を見て、印刷中であれば、印刷終了後に表示するようにしても良い。
ステップS37においてCPU25bは、タッチペン19により「おしまいボタン」がタッチされたかを判定する。タッチペン19により「おしまいボタン」がタッチされた場合は、ステップS39に進み、タッチされていない場合はステップS38に進む。
ステップS38においてCPU25bは、編集時間が経過したかを判定する。編集時間が経過した場合は、ステップS39に進み、編集時間が経過していない場合は、ステップS36に戻り同様の処理を繰り返す。
「おしまいボタン」がタッチされる(S37でYES)か、もしくは編集時間が経過(S38でYES)すると、CPU25bはステップS39において「編集中フラグ」をOFFにし、ステップS40において「優先フラグ」をOFFにし、ユーザからの画像入力の受け付けを終了させる。
つまり、CPU25bは、画像入力の受け付けを開始した後、他の編集処理の状態を監視しながら(詳細は後述)、「おしまいボタン」による終了指示を受け付けた場合、または経過時間が経過した場合、画像入力の受け付けを終了させる制御を行う。
画像入力の受け付けが終了すると、CPU25bはステップS41において、編集画面に代えて、タブレットディスプレイ20に複数の印刷レイアウトを表示し、ユーザからの印刷レイアウトの選択を受け付ける。
そして、ステップS41で受け付けた印刷レイアウトにしたがって、CPU25bはステップS42において、印刷用画像を作成し、作成された印刷用画像をプリンタ16に送信し、印刷を開始するように指示する。
プリンタによる印刷が正常に開始されると、CPU25bは、タブレットディスプレイに「シールは横からでるよ!」等、ユーザに対してプリント取出口15で待機する旨の案内を表示し、次のユーザによる画像入力の受付を待機するため、処理をステップS31に戻し、以降ユーザごとに同様の処理を繰り返す。
次に、図5を参照し、図4のステップS36においてCPU25bが実行する優先監視処理について説明する。
まず、CPU25bはステップS50において、当該編集処理に対応付けられた「優先フラグ」がONであるか判定する。「優先フラグ」がONである場合はステップS53に進み、OFFである場合はステップS51に進む。
「優先フラグ」がOFFである場合、CPU25bはステップS51において、他の編集処理に対応付けられた「優先フラグ」がONであるかを判定する。他の編集処理に対応付けられた「優先フラグ」がONである場合は、優先監視処理を抜け、図4のステップS37に進み、OFFである場合は、図5のステップS52に進む。
CPU25bはステップS52において、当該編集処理の「優先フラグ」をONにし、優先監視処理を抜け、図4のステップS37に進む。
したがって、このステップS50〜ステップS52において、CPU25bは、独立して並行に実行されている第1の編集処理および第2の編集処理のそれぞれに対応付けられた「優先フラグ」のうち、一方の「優先フラグ」のみをONにするよう制御する。
そして、ステップS52において当該編集処理の「優先フラグ」がONにされた場合、いったん優先監視処理を抜けた後、再度実行される優先監視処理のステップS50において「優先フラグ」がONであると判定され、CPU25bはステップS53において、タブレットディスプレイ20の編集画面上における空きスペースに「おしまいボタン」を表示し、以降ユーザからの終了指示の受け付けが可能となる。
つまり、このような処理により、独立して並行に実行される第1の編集処理および第2の編集処理において、先に画像入力の受け付けを開始した編集処理の「優先フラグ」のみがONとなり、当該編集処理において「おしまいボタン」による終了指示の受け付けが可能となり、他方の編集処理においては「優先フラグ」がONとならないため、「おしまいボタン」による終了指示の受け付けは制限される(終了指示の受け付けを制限する制限手段)。
これにより、後から画像入力を始めたユーザが、先に画像入力を始めたユーザよりも先に画像入力を強制的に終了することを防止でき、先にプレイを開始したユーザから順にプリント取出し口へ誘導することができる。そのため、ユーザの移動による混乱、シールシートの取り間違え等のトラブルの原因を防止する事が可能となる。
図5の優先監視処理に戻って、CPU25bは、ステップS53において「おしまいボタン」を表示した後、ステップ54において、他の編集処理の「編集中フラグ」がONであるかを判定する。他の編集処理の「編集中フラグ」がOFFである場合(S54でNO)は、優先監視処理を抜け、図4のステップS37に進み、他の編集処理の「編集中フラグ」がONである場合(S54でYES)は、図5のステップS55に進む。
CPU25bはステップS55において、当該編集処理の編集時間の計時を開始する。既に、編集時間の計時が開始されている場合は、開始された編集時間の計時を継続する。そして、優先監視処理を抜け、図4のステップS37に進む。
したがって、このステップS50、S54、S55において、CPU25bは、当該編集処理の「優先フラグ」がONで、かつ、独立して並行に実行されている他の編集処理の「編集中フラグ」がONである場合に、当該編集処理の編集時間の計時を開始するよう制御する。
つまり、当該編集処理が優先的に実行される状態でないとき(「優先フラグ」がOFFのとき)、または、優先的に実行される状態であるとき(「優先フラグ」がONのとき)でも、他の編集処理において画像の入力を受け付けていない場合は、当該編集処理における編集時間の計時は開始されず、時間制限なく画像入力の受け付けが可能となる。そして、これにより、他の編集処理において画像入力を受け付けていない場合は、時間制限を気にすることなく画像入力が可能となり、他の編集処理において画像入力の受け付けが開始されると、時間制限が開始され、顧客回転率の低下を防ぐ事が可能となる。
さらに、これらの時間制限に関する制御を、複数の編集処理に優先順位をつけて行うため、後から画像入力を始めたユーザが、先に画像入力を始めたユーザよりも先に画像入力を終了することを防止でき、先にプレイを開始したユーザから順にプリント取出し口へ誘導することができる。そのため、ユーザの移動による混乱、シールシートの取り間違え等のトラブルの原因を防止する事が可能となる。
なお、本実施例においては、第1の編集処理と第2の編集処理の2つの編集処理が独立して並行に実行されているので、「当該編集処理」が第1の編集処理の場合、「他の編集処理」は第2の編集処理、もしくはその逆になる。
編集処理が3つ独立して並行に実行される例においては、「当該編集処理」が第1の編集処理の場合、「他の編集処理」は第2の編集処理および第3の編集処理となる。この場合、「優先フラグ」は、「ON」「OFF」の2つの値でなく、「1」「2」「3」等、優先される順番が識別できる内容に設定し、それらの順を比較することにより、2つの編集処理の場合と同様の処理の実現が可能となる。このとき「0」は「OFF」の状態を表す。
例えば画像入力を開始した順に、優先フラグを「1」、「2」、「3」の順に割り振り、優先フラグが「1」の編集処理の終了すれば、他の編集処理の「優先フラグ」を順に繰り上げ「1」「2」となるようにする。
そして、「優先フラグ」が「1」の編集処理が、前述の「優先フラグ」が「ON」の場合の処理に相当するので、複数の編集処理のうち、いずれかの編集処理においてのみ、終了指示の受付を可能となるように制御できる。
また、それぞれの編集処理に対応つけられた「編集中フラグ」は、前述同様、「ON」「OFF」であり、「優先フラグ」が「1」の編集処理において、他の編集処理の「編集中フラグ」を監視し、他の「編集中フラグ」のうち、いずれかの「編集中フラグ」が「ON」になれば、当該編集処理の編集時間の計時を開始するように制御できる。
また、上記においては、優先監視処理が図4に示すS36にて行われている場合を説明しているが、この処理は、S30〜S35までの間であれば、適宜に行ってもよい。また、優先監視処理は、特に図4に示す編集処理に含まれている必要は無く、図4に示す編集処理とは独立して行い、そのときの優先監視処理の結果を編集処理に反映させるようにしてもよい。
以上が、編集処理及び優先監視処理の説明である。次に、このような編集処理により、具体的にユーザに提供される処理がどのように変遷するか、その作用を図6及び図7を参照して説明する。
図6の横軸は時間の経過を表し、縦軸はユーザごとの処理の流れを表す。また図7は、図6の横軸のイ〜トの時点での、第1の編集処理、第2の編集処理それぞれの「編集中フラグ」「優先フラグ」「編集時間の計時」「おしまいボタンの表示」の状態を表す。また、編集処理が行なわれていない場合の「編集時間の計時」「おしまいボタンの表示」の状態は、図中「×」で表す。
まず、イの時点においては、ユーザによる編集プレイがなされていないので、上述のいずれのフラグも「OFF」である。
そしてユーザAによる撮影が開始されて第1の編集処理が開始され、また、ユーザBによる撮影が開始されると(ロの時点)、第1の編集処理においては、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はON、「編集時間の計時」は停止の状態とされ、「おしまいボタン」が表示される。一方、第2の編集処理はこの時点では開始されていないので、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はOFFである。
次に、第2の編集処理が開始されると(ハの時点)、第1の編集処理においては、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はONの状態のままで、「編集時間の計時」は開始の状態とされ、「おしまいボタン」は表示されたままとなる。一方、第2の編集処理においては、「編集中フラグ」はON、「優先フラグ」はOFF、「編集時間の計時」は停止の状態とされ、「おしまいボタン」は非表示のままである。
そして、ユーザAについての第1の編集処理が終了し、次にユーザCによる撮影が開始されると(二の時点)、第2の編集処理においては、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はONの状態とされ、「編集時間の計時」は停止の状態のままで、「おしまいボタン」が表示される。
次に、ユーザCが撮影を終了して第1の編集処理を開始し、かつ、ユーザDが撮影を開始すると(ホの時点)、第1の編集処理においては、「編集中フラグ」はON、「優先フラグ」はOFF、「編集時間の計時」は停止の状態とされ、「おしまいボタン」は非表示のままである。一方、第2の編集処理においては、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はONのままで、「編集時間の計時」は開始の状態とされ、「おしまいボタン」は表示されたままである。
次に、ユーザBについての第2の編集処理が終了すると(への時点)、第1の編集処理においては、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はON、「編集時間の計時」は停止の状態のままで、「おしまいボタン」が表示される。一方、第2の編集処理は開始されていないので、いずれのフラグもOFFになっている。
そして、ユーザDについて第2の編集処理が開始されると、第1の編集処理においては、「編集中フラグ」および「優先フラグ」はONのままで、「編集時間の計時」は開始の状態とされ、「おしまいボタン」は表示のままである。一方、第2の編集処理においては、「編集中フラグ」はON、「優先フラグ」はOFF、「編集時間の計時」は停止の状態とされ、「おしまいボタン」は非表示にされる。
以上、図6にも示しているように、後から編集画像の入力を始めたユーザが、先に画像入力を始めたユーザよりも先に画像入力を強制的に終了することがなく、先にプレイを開始したユーザから順にプリント取出し口へ誘導することができる。そのため、ユーザの移動による混乱、シールシートの取り間違え等のトラブルの原因を防止する事が可能となる。
次に、図4に示したS35の画像入力について、図8〜図18を参照しながら説明する。図8は、S34にて表示される編集画面の例である。
図8に示す編集画面は、大きく左右の領域L、Rに分けられ、ユーザが左右に分かれてそれぞれに画像入力を行えるようにされている。領域Lは、左側のタッチペン19による操作入力を受け付け、領域Rは、右側のタッチペン19による操作入力を受け付ける。
この編集画面には、編集処理(編集プレイ)が可能な残り時間を表示するためのタイマ200、撮影された複数の撮影画像を表示して、編集対象画像を選択するための画像選択エリア201、画像選択エリア201から選択された撮影画像を拡大表示して、編集画像を描画する編集エリア202、複数のツールを表示して選択するための編集ツール203、各編集ツール203に対応したテンプレート204を表示するテンプレート表示エリア205、消しゴムボタンや柄のサイズ(ペンの太さ)などを変更するためのボタンなどからなる編集補助ボタン207などが表示されている。
この編集処理においては、ユーザはタッチペン19により、図8に示す編集画面における編集ツールボタン203から、好みの編集ツールを選択し、編集エリア202に表示されている撮影画像に対し、選択した編集ツールにより、ペン画像、スタンプ画像、フレーム画像、背景画像を入力する。
ペン画像、スタンプ画像、背景画像については、従来と同様に入力を行うので、本実施の形態においては説明を省略し、以下では、CPU25bが備える画像配置手段、画像消去手段、領域変更手段、切替手段としての機能を用いて行うフレーム画像の入力について説明する。なお、以下では説明の煩雑化を避けるため、領域Rにおいてなされる編集処理についての説明を行い、領域Lについての説明および図示は、領域Rにおいてなされる編集処理と同様であるので省略する。
まず、例えば、領域Rにおいて編集処理を行うユーザが編集ツール203から「フレーム」を選択すると、テンプレート表示エリア205は、図9に示すような表示(テンプレート表示エリア205以外は省略)に切り替わる。このテンプレート表示エリア205には、通常のフレーム画像のテンプレート204のほか、右側に「ノーマルフレーム」、「塗りつぶしフレーム」が表示されたフレーム選択ボタン208が表示される。図9においては、「ノーマルフレーム」ボタンが選択されている場合を示している。なお、このテンプレート204に表示される画像は、編集エリアに対してフレーム画像がどのように配置されるのかを示す、いわゆるサンプル画像である。
図9において表示されているフレームツールのテンプレート204は、「ノーマルフレーム」が選択されている状態であるので、従来と同様の図柄、すなわち図19に示したような、撮影画像の周縁部に描かれるものなどが描かれている。この「ノーマルフレーム」についても、従来と同様に入力を行うので、詳細な説明は省略するが、例えば、「ノーマルフレーム」において、テンプレート204からユーザの好みの図柄、例えばハートの図柄が選択され、このフレーム画像が編集エリア202に配置(描画)された状態の例を図10に示す。
図10に示す画像は、従来と同様の「ノーマルフレーム」機能により作成されているため、フレーム画像とユーザ(被写体)との間には、フレーム画像が描かれないスペース209が生じている。また、撮影画像には、左側から迫り出している状態のユーザの顔にフレーム画像が配置されてしまっている。このような場合、このユーザに重なる部分を、CPU25bが備える画像消去手段としての機能である消しゴムツールにより消去する。例えば、図8の207Aで示す消しゴムボタンを選択する。
次に、ユーザが、図9におけるフレーム選択ボタン208の「塗りつぶしフレーム」を選択した場合には、図9に示しているフレームツールのテンプレート204は、図11に示すような表示に切り替えられる。ここで、例えば「塗りつぶしフレーム」において、テンプレート204から図柄が選択されて、編集エリア202の全体にわたって、CPU25bが備える画像配置手段としての機能により、フレーム画像が配置(描画)された状態の例を図12に示す。なお、図12においては、編集エリア202以外は図示を省略している。
次に、ユーザは、消しゴムツールを用いて、図13に示すように、配置されたフレーム画像における不要部分を、好みに応じて消去する操作を行う。図中の破線部A、Bは、ユーザが消しゴムツールによって消去した範囲を示すものであり、実際の編集エリア202には表示されていない。消しゴムツールとしては、タッチペン19でトレースした跡が消去されるものであってもよいし、タッチペン19で囲んだ領域内が消去されるものであってもよい。また、消しゴムツールとしては、編集画像のすべてを消去する場合、ペン画像のみを消去する場合、スタンプ画像のみを消去する場合、フレーム画像のみを消去する場合を切り替えられるようにしておくとさらに好適である。
なお、図13においては、ユーザにより消去範囲が破線部A、Bにより決定すると、破線部に重なる図柄、例えば図柄210、211は、破線部A、Bにより一部分(消去範囲内に含まれる部分)は切除された形状になるが、特にハートなどの図柄は、切除されることが好ましくない場合がある。このような場合には、図14に示すように、消去範囲内に含まれる図柄の一部分が消去されないようにしてもよい。また、破線部A、Bにより図柄の一部分(消去範囲内に含まれる部分)が切除される場合の別の対応として、図示は省略するが、消去範囲内に含まれた部分が急に消去されるのではなく、破線部A、Bよりも内側に入るに従って徐々に画像が消去されるように、すなわちフェードアウトするように消去して、境界部がぼやけるように表示してもよい。また、このような境界部がぼやけるような表示は、フレーム画像に限らず、他の編集画像においても適用してもよい。なお、このような境界部がぼやけるように表示する消しゴムとしては、図8における207Bにて示している。
また、上記のようにして、消去する範囲として破線部A、Bがユーザにより入力されると、この消去情報を、消去情報記憶手段としてのメモリ27bに一時的に保存しておき、次にハート以外の図柄(図11参照)のフレーム画像に変更されたときに、変更されたフレーム画像に前記消去情報を反映させて、この変更後のフレーム画像において、消去範囲内の画像を消去した状態で表示するようにしてもよい。
ここで、上記の、タッチペン19で囲んだ領域内が消去される場合を詳細に説明すると、まず、ユーザが「塗りつぶしフレーム」を選択して、テンプレート204から図柄を選択すると、図12に示すように、編集エリア202の全体にわたってフレーム画像が配置(描画)される。このとき、図8に示す編集画面における編集補助ボタン207の一つとして、例えば「ペンで囲んで消す」などのボタン(図示は省略)を表示しておく。
次に、ユーザは、前記「ペンで囲んで消す」ボタンを選択し、図15に示すように、タッチペン19により、フレーム画像における消去したい消去領域212を囲んで指定する。なお、この消去領域212の外形線は編集エリア202上に表示されていても、表示されていなくてもよい。
そして、CPU25bは、タッチペン19により消去領域212が特定されたと判断すると、CPU25bが備える領域内画像消去手段としての機能により、図16に示すように、この消去領域212の内側に表示されているフレーム画像を消去する。なお、本実施の形態の場合は、消去領域212としてはタッチペン19により囲まれた部分の内側を設定しているが、囲まれた部分の外側を消去領域212と設定してもよい。
なお、図16における213は、消去領域212の境界線の外側と内側とにまたがる画像の内側部分であり、この部分は、既に上述したように、特にハートなどの図柄の場合、一部分が切除されて消去されることが好ましくない。このため、CPU25bが有する、画像にぼかし処理を施す手段により、消去領域212内に含まれる部分であっても完全に消去せずに、消去領域212の外側部分と内側部分との境界線の近傍がぼやけるようなぼかし処理が施されている。例えばこの場合、消去領域212の内側部分の画像と、外側部分の画像との境界部の近傍がぼやけるように表示し(図中においては、図示の都合上、消去領域212の内側部分を細い破線にて示している)、ハートの図柄の一部分が切除されて消去されることを防止しつつ、消去領域212内におけるフレーム画像をぼかし表示にして通常の画像よりも目立たないようにしている。このようにすることで、ユーザに対してふわりとした温かみのある印象を与え、より満足度の高い編集プレイを提供することができる。また、上記において、境界線の近傍と記載したように、ぼかし表示になるようにデータ処理を施す箇所は、消去領域212の内側部分であっても、外側部分であってもかまわない。この場合、ぼかし表示する範囲としては、ペン先を感知した位置から所定の範囲内の画像とするとよい。
このように、ユーザが消去したい画像の消去領域212をタッチペン19により設定し、設定された消去領域212内の画像を一括して消去できるようにすることで、消しゴムツールによってフレーム画像を消去する場合に比べて、フレーム画像の消去操作をより簡単かつ迅速に行うことができ、ユーザに対して、いっそう満足度の高い編集プレイを提供することができる。
以上のようにすることで、ユーザは配置されたフレーム画像の不要部分を簡単に削除して、ユーザの顔にフレーム画像がかからないようにできるとともに、図10に示すスペース209にもフレーム画像を描画することができる。このように、ユーザは、編集エリア202全体にわたって配置されているフレーム画像の不要箇所を好みに応じて削除することができるので、より個性的な写真を作成することができる。
以上のようにして編集処理を終えると、図4のS36以降の処理を行い、写真撮影装置1の利用を終了する。
なお、上記においては、単なる消しゴムツールによりフレーム画像を消去した場合を説明したが、図8において「型抜き消しゴム」ボタンが選択されると、図17に示すように、あらかじめ用意された複数種類の形状、例えばハート型、星型、三角形状などの、消しゴムで消去できる範囲の形状を、編集補助ボタン207に表示し、そのうちの所定の形状が選択されて、タッチペン19により編集エリア202がタッチされると、その接触位置を中心として、消去できる範囲が選択された図柄形状に表示される、いわゆる型抜き消しゴムにより消去してもよい。図17の破線部は、型抜き消しゴムにより消去される範囲を示している。また、図18は、このような型抜き消しゴムによりフレーム画像の一部を消去した状態を示す図であり、破線部Aは、星型の型抜き消しゴムによりフレーム画像が消去されている状態を示し、破線部Bは、ハート型の型抜き消しゴムによりフレーム画像が消去されている状態を示している。なお、図17においては、「型抜き消しゴム」ボタンの種類が小さく表示されているため、例えばテンプレート表示エリア205の表示を切り替えて、型抜き消しゴムの形状を大きく表示するようにしたり、説明の表示をしたりしても良い。
また、図示は省略するが、このような型抜き消しゴムを利用する場合、CPU25bが有する領域変更手段としての機能により、タッチペン19のペン先をタブレットディスプレイ20に接触させている間、型抜き消しゴムにより消去できる図柄形状の範囲が徐々に拡大し、そして縮小するような表示にし、ペン先を離すとその大きさで消去範囲を確定するようにしてもよい。
また、上記の例では、ハートの図柄のフレーム画像を選択した場合の説明をし、この場合であれば、一つのハートの図柄とその隣のハートの図柄との間隙から、撮影画像を確認できるが、選択するフレーム画像の図柄の中には、前記間隙が非常に小さいものや、前記間隙が無いようなフレーム画像も存在する。このような場合、ユーザは撮影画像を十分に確認できず、消去範囲の確定が困難になってしまうこともある。このような場合に備えて、編集画面上の空きスペースに、「フレーム画像を透かして表示する」などのボタンを設け、CPU25bが有する切替手段としての機能により、配置されるフレーム画像を半透明など、透かして表示するようにしておいても良い。また、この透かして表示する、表示しないの切り替えは、上記の「フレーム画像を透かして表示する」などのボタンを編集画面上に設ける場合のほか、例えばタッチペン19を、握りの部分に押しボタンが設けられたいわゆるサイドスイッチ付きのタッチペンに換え、このサイドスイッチを押下することで、前記表示の切り替えを行うようにしてもよい。さらに、この場合、「透かして表示する」により表示された画像を、そのままの状態、すなわち透かして表示している状態のまま印刷できるようにしてもよい。また、この「透かして表示する」というボタンは、フレーム画像だけでなく、ペン画像やスタンプ画像においても有効にするようにしてもよい。さらに、透かして表示する際には、透かして表示する編集画像の透過度を、ユーザが任意の透過度に調整できるようにしてもよい。
また、上記においては、型抜き消しゴムを選択したうえで、タッチペン19のペン先をタブレットディスプレイ20に接触させると、この型抜き消しゴムにより消去できる図柄形状の範囲が徐々に拡大し、そして縮小するようにしてもよいことを述べたが、これに関連して、フレーム画像が編集エリア202の全体にわたって表示されたときに、タッチペン19のペン先をタブレットディスプレイ20に接触させることで、CPU25bが有する領域変更手段としての機能により、編集エリア202におけるフレーム画像の表示領域が変化する、例えば表示領域が徐々に拡大し、そして縮小するようにしてもよい。この拡大、縮小のパターンとしては、編集エリア202の中央から外側に向けて徐々に表示領域が狭くなる場合と、逆に編集エリア202の外側から中央に向けて徐々に表示領域が狭くなる場合などがある。
さらに、上記においては、「塗りつぶしフレーム」が選択され、所定のフレーム画像が選択されると、このフレーム画像が編集エリア202の全体にわたって表示される場合を説明したが、例えば、撮影ブース6における撮影時に、背景以外の部分、すなわち被写体部分のマスクを形成しておき、編集処理時に「塗りつぶしフレーム」が選択され、所定のフレーム画像が選択された際には、この形成したマスク以外の部分にフレーム画像が表示されるようにしてもよい。
また、上記において、フレーム画像に関する処理は、編集処理時に行っている場合を説明しているが、撮影ブースにおいてフレーム画像を選択する際にも適用できる。
また、上記においては、フレーム画像における消去される部分とされない部分との境界部の近傍にぼかし処理を施す場合を説明したが、これに限らず、半透明処理などの画像処理を施して、フレーム画像の図柄の一部分が切除されて消去されることを防止してもよい。
以上のように、本発明によると、ユーザは、編集エリア202全体にわたって配置されているフレーム画像の不要箇所を好みに応じて削除することができるので、より個性的な写真を作成することができる。
本発明の実施の形態の写真撮影装置の側面図である。 写真撮影装置の機能構成を示すブロック図である。 撮影側の処理を示すフローチャートである。 編集処理を示すフローチャートである。 監視処理を示すフローチャートである。 写真撮影装置の利用状態を示す図である。 図6に示した利用状態における第1および第2の編集処理の状況を示す図である。 編集画面の例を示す図である。 ノーマルフレーム選択時のテンプレート表示エリアを示す図である。 ノーマルフレーム選択時に配置されるフレーム画像の例を示す図である。 塗りつぶしフレーム選択時のテンプレート表示エリアを示す図である。 塗りつぶしフレーム選択時に配置されるフレーム画像の例を示す図である。 図12に示す状態からフレーム画像の不要部分が消去された状態の例を示す図である。 図12に示す状態からフレーム画像の不要部分が消去された状態の例を示す図である。 タッチペンにより消去領域を設定してフレーム画像を消去する場合を説明する図である。 フレーム画像における消去される部分と消去されない部分との境界線近傍の画像がぼかし表示されている状態を説明する図である。 型抜き消しゴムについて説明する図である。 図12に示す状態からフレーム画像の不要部分が消去された状態の例を示す図である。 従来のフレーム画像が入力された状態の例を示す図である。
符号の説明
2 カメラ
6 撮影ブース

Claims (11)

  1. 撮影ブース内の被写体を撮影する撮影手段と、撮影した画像に対して入力される所定の編集画像を、前記撮影画像の全体にわたって重ねて配置する画像配置手段と、前記画像配置手段により配置された編集画像の少なくとも一部分を消去する画像消去手段とを有することを特徴とする写真撮影装置。
  2. 撮影画像に対して編集入力の位置を指定する位置指定手段を備え、画像消去手段には、前記位置指定手段により指定された位置を基準として、編集画像を消去する消去範囲が設定され、前記消去範囲はあらかじめ用意された複数種類の形状の中から選択される所定の図柄形状の領域内とされていることを特徴とする請求項1記載の写真撮影装置。
  3. 消去範囲は、所定の図柄形状のまま、拡大および縮小することが可能に設定されていることを特徴とする請求項2記載の写真撮影装置。
  4. 位置指定手段により、撮影画像に対して編集入力の位置が指定されている間、画像消去手段における消去範囲は、拡大および縮小することを特徴とする請求項3記載の写真撮影装置。
  5. 画像消去手段により消去した範囲の情報を記憶する消去情報記憶手段を備え、撮影画像に重ねて配置される編集画像が他の編集画像に変更された場合に、前記消去情報記憶手段に記憶した消去範囲の情報に基づいて、前記変更後の編集画像に前記消去範囲の情報を反映させて、前記変更後の編集画像において前記消去範囲内の編集画像を消去して表示することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の写真撮影装置。
  6. 編集画像が配置される領域を変更する領域変更手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の写真撮影装置。
  7. 領域変更手段は、位置指定手段により指定された位置を基準として、編集画像が配置される領域を変更することを特徴とする請求項6記載の写真撮影装置。
  8. 領域変更手段は、撮影ブース内において被写体を撮影する際に、編集画像が配置される領域の変更を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の写真撮影装置。
  9. 撮影画像全体にわたって配置される編集画像の表示を半透明表示に切り替える切替手段を備えることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の写真撮影装置。
  10. 位置指定手段は、任意の形状の消去領域を設定可能であり、前記位置指定手段により設定された消去領域内の編集画像を消去する領域内画像消去手段を有することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の写真撮影装置。
  11. 編集画像における消去される部分と消去されない部分との境界線近傍の画像にぼかし処理を施す手段を有することを特徴とする請求項10記載の写真撮影装置。
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