JP3749696B2 - 画像撮影編集装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲームセンター等に設置され、硬貨等の投入により使用者を撮影し、撮影画像をプリントして販売する写真自販機の画像撮影編集装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、ゲームセンター等において、写真を撮影してシールプリント等にする写真自販機が数多く設置されている。このような写真自販機としては、実用新案登録第3083255号公報に開示された形式のものが知られている。上記公報に開示されているものを図16に基づいて説明すると、このものは、写真自販機1の外郭を形成する壁材2により内部空間3が形成され、この内部空間3内に写真撮影や撮影画像の編集等のための各種機器類が装備された筐体4を配置して、撮影ブース5と編集ブース6が形成されている。なお、図16は、理解しやすくするために、写真自販機1の天井を形成する部材や、筐体4の上面を覆う部材の図示は省略してある。
【0003】
上記撮影ブース5側に面する筐体4の前面7Aには、被写体8に対向する箇所にCCDカメラ9が取付けられ、その直ぐ近くに撮影画像モニタ10が配置されている。上記CCDカメラ9からの画像データを受信して撮影画像モニタ10に被写体の画像を表示したり、画像合成等の処理を行ったりするコンピュータ装置11が筐体4内に設けられている。筐体4の前面7Aにコインの投入口12が開口し、そこに投入されたコインは対価処理部13において金額のチェックがなされ、チェックの結果が適正であれば、上記対価処理部13からの動作信号がコンピュータ装置11に入力されて、写真自販機1の動作開始が可能となる。
【0004】
符号14は、写真撮影時に被写体8を照明する照明装置であり、CCDカメラ9のシャッタ操作に同期して、コンピュータ装置11からの動作信号により、照明機能が果たされる。また、符号15は上記前面7Aに取付けられたスピーカであり、撮影ブース5に入ってきた被写体8に写真撮影の手順等を音声で案内するようになっている。
【0005】
上記撮影ブース5で写真撮影が終了した被写体8は、通路16を通って編集ブース6へ移動し、ここで撮影画像に手書き画像や図形等を合成する編集作業が行われる。
【0006】
上記編集ブース6側に面する筐体4の後面7Bには、上記コンピュータ装置11から送信された撮影画像等の画像信号を受信して画像を表示するディスプレイ17が設けられている。上記ディスプレイ17の近傍にタッチペン18が配置され、使用者(被写体8)が上記タッチペン18の先端をディスプレイ17の表面に接触させて文字や図形等を描いて入力しうるようになっており、手書き入力された文字・図形等の画像データやスタンプ画像等が、CCDカメラ9で撮影された被写体8の撮影画像と合成されてディスプレイ17に表示されるようになっている。
【0007】
さらに、上記筐体4の内部には、コンピュータ装置11から送信された画像データを受信し、この画像を印刷媒体19に印刷するプリンタ20が設けられている。コンピュータ装置11からプリンタ20に送信される画像データは、通常、上記ディスプレイ17で合成された画像データであり、この画像データによる画像がプリンタ20で印刷媒体19に印刷され、プリント写真の状態で筐体4の後面7Bに形成された送出口から送出されるようになっている。
【0008】
なお、符号21は上記後面7Bに取付けられたスピーカであり、編集ブース6に入ってきた被写体8に編集作業の手順等を音声で案内するようになっている。また、符号22,23,24は、それぞれ写真自販機1の入口側のカーテン,出口側のカーテン,通路16の仕切り用のカーテンである。
【0009】
被写体8は、入口側のカーテン22をあけて撮影ブース5に入り、ここで先ず投入口12にコインを入れて写真自販機1が使用できる状態にする。それから、スピーカ15からの音声案内や、撮影画像モニタ10に表示される案内文字等にしたがって写真撮影を実行する。
【0010】
このようにして写真撮影が完了すると、被写体8は通路16をへて編集ブース6へ移動する。この移動の後からは、外で待っていた次の被写体8が撮影ブース5に入り、上述の手順と同じ要領で写真撮影が開始される。この次の人の写真撮影と同時進行をするような形で、先の被写体8がスピーカ21からの音声案内や、ディスプレイ17に表示される案内文字等にしたがって編集作業を完了する。その後、被写体8は編集済みの画像データに基づくプリント写真をプリンタ20から印刷出力させて、それを手にして出口側のカーテン23をあけて出て行く。
【0011】
上記のように、先の被写体8が編集ブース6から出て行くと、後からの被写体8が撮影ブース5から編集ブース6へ移動してきて、編集作業をおこなう。このようにして、被写体8が次々と写真自販機1を循環的に使用するのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記写真自販機1の写真撮影,編集作業,プリント写真入手の一連の流れを観察すると、編集作業に最も時間がかかっている。これは、被写体である使用者がどのような編集画像にするかをいろいろと思案し、少しでも趣向に富んだ編集をすることが主な原因になっている。このような事情を配慮して上述のような写真自販機1を設置しても、やはり編集作業の段階で長時間を要するものであるから、結局は、使用者の待ち時間が長くなり、いらいらした気持ちで順番待ちをすることとなり、顧客サービスの面で好ましくない。それと同時に、顧客の回転率が悪いと、写真自販機1による売上向上にも影響し、写真自販機1を設置した施設においては、好ましくないことである。
【0013】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、被写体である顧客が気分よく利用できるとともに、顧客の回転率を向上させることができる画像撮影編集装置および方法の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の画像撮影編集装置は、被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段で撮影される撮影画像を表示する第1表示手段を備えた撮影部と、上記撮影部とは異なる場所に設けられ、上記撮影画像に合成するための画像の入力を伴わない編集である事前編集を行う事前編集画面を表示する第2表示手段を備えた事前編集部と、上記撮影部および事前編集部とは異なる場所に設けられ、上記事前編集後に、上記事前編集された撮影画像に合成するための画像の入力を伴う編集入力を行う編集画面を表示する第3表示手段を備えた編集部とを有することを要旨とする。
また、本発明の第1の画像撮影編集方法は、撮影手段および第1表示手段を備えた撮影部と、上記撮影部とは異なる場所に設けられて第2表示手段を備えた事前編集部と、上記撮影部および事前編集部とは異なる場所に設けられて第3表示手段を備えた編集部とを有する装置による画像撮影編集方法であって、上記第1表示手段に撮影手段で撮影される撮影画像を表示して撮影処理を行うステップと、上記第2表示手段に撮影画像に合成するための画像の入力を伴わない編集である事前編集を行う事前編集画面を表示して事前編集処理を行うステップと、上記事前編集後に、上記第3表示手段に上記事前編集された撮影画像に合成するための画像の入力を伴う編集入力を行う編集画面を表示して編集処理を行うステップとを実行することことを要旨とする。
【0015】
すなわち、本発明の画像撮影編集装置および方法は、上記編集プレイの前に編集プレイの準備である事前編集プレイを行うように構成したものである。
【0016】
したがって、上記事前編集プレイのステップを新規に介入させ、編集プレイに先だって遂行されるべき準備的な作業を、事前編集プレイにおいてあらかじめ完了させておくことができる。このような事前編集プレイとしては、例えば、編集したい写真の選定,写真の明るさの調整,写真の回転角度の調整,写真の切り抜き等の編集プレイの準備段階に相当する項目があげられる。
【0017】
このようにして、準備的な事前編集プレイを編集プレイとは別のプレイの態様で完了させておくことにより、編集プレイにおいては、使用者は種々工夫を凝らした創造性のある編集作業が集中的に遂行できる。その結果、編集プレイ自体の内容が本来の編集作業となって所要時間が短縮され、全体としては、撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ等の各プレイに要する時間が平準化される。これにより、異なる使用者は上記3種類のプレイに一斉に携わることが可能となり、いわゆる「3重接客方式」が実現し、使用者の流れが間断なく円滑になり、使用者の待ち時間の短縮化や順番待ちのいらいら感の解消が促進され、顧客サービスの向上,顧客回転率向上に伴う売上向上等が実現する。また、従来のように撮影プレイの後すぐに編集プレイを行う場合には、編集を行いながら編集の構想や構図を考えないといけないが、上記事前編集プレイの時間帯を介入させることで編集プレイまでに、あらかじめ編集の構想や構図等を考える時間を提供できるので、ゆとりのあるプレイが提供できる。
【0018】
本発明の画像撮影編集装置において、上記編集プレイの後に、編集された画像の印刷手段を動作する印刷プレイをおこなうように構成され、編集プレイを行う場所と印刷プレイを行う場所が別個に設けられている場合には、編集プレイに印刷プレイが付属したようなことも行われるのであるが、上記編集プレイと印刷プレイが明確に区分され、編集プレイと印刷プレイを独立した形態で存在させることとなり、印刷プレイを含まない状態の編集プレイによって編集プレイの時間短縮が図られる。これにより、異なる使用者は上記4種類のプレイに一斉に携わることが可能となり、いわゆる「4重接客方式」が実現し、使用者の流れが間断なく円滑になり、使用者の待ち時間の短縮化や順番待ちのいらいら感の解消が促進され、顧客サービスの向上,顧客回転率向上に伴う売上向上等が実現する。
【0019】
具体的な所要時間については、例えば、撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイのそれぞれの最長プレイ時間を3分とした場合、1組の利用者は合計で12分プレイできることになる。また、同時に4組の利用者が利用できるので、1時間に20組の利用者が利用できる。従来の全てのプレイを別個に設けられていない場合は、1利用者に対して10分のプレイ時間を提供したとしても、6組しか利用できなく、その効果は絶大である。また、利用者にも、十分なプレイ時間を提供できるので、より満足のいく遊戯を提供することができる。
【0020】
さらに、使用者自らがプリント写真のレイアウトを、新たに編成したような場合には、このようなレイアウト自体の編成に長時間を要する場合が多いので、編集プレイを行う場所と印刷プレイを行う場所を明確に区分しておくことにより、編集プレイと印刷プレイとの所要時間の平準化を図ることができる。
【0021】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等は1つの写真自販機において遂行されるように構成した場合には、各プレイが1つの写真自販機に集約された形態で遂行されるので、使用者の移動距離も短縮化される。さらに、各プレイを動作させる制御装置等が写真自販機のなかの1箇所に集約できるので、機器の共用が可能となって画像撮影編集装置としてのまとまりがコンパクトになり製造コストも抑えることができる。
【0022】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイは写真自販機内の撮影ブースにおいて遂行され、上記事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等は写真自販機の外側から遂行するように構成した場合には、撮影プレイに供されるスペースと事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等に供されるスペースが区分されているので、撮影ブースのスペース取りが他のプレイのためのスペース取りによって支障を受けることがなく、撮影ブースのスペースを大きく設定することができる。また、撮影プレイ以外のプレイは写真自販機の外側から遂行するので、各プレイに要するスペースが十分に確保できて、複数の使用者が各プレイごとに集まって楽しむことができる。
【0023】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイは写真自販機を構成する筐体の一側面で遂行され、上記事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等は、上記筐体の他側面で遂行されるように構成した場合には、筐体が中核的な態様で活用されるから、撮影ブースを省いて原価低減やスペース縮小に寄与することができる。同時に、筐体に上記4つのプレイに必要な各種機器類が集約されるので、機器の共用が可能となって画像撮影編集装置としてのまとまりがコンパクトになり製造コストも抑えることができる。
【0024】
本発明の画像撮影編集装置において、上記写真自販機の一横側面には、上記事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等に供される各種機器類が配置されていない場合には、上記一横側面を店舗内の壁面にそわせて写真自販機を設置することができ、他の店舗内施設との位置関係を最適化して、スペースの有効利用や顧客にとって移動しやすい店舗形態が実現する。
【0025】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等は異なった装置で遂行される場合には、各プレイを遂行する装置を適当な間隔をおいて分散的に配置することができることから、1つのプレイに友人グループのような複数の顧客が集まって楽しめるスペースが確保できる。さらに、各装置を適当に離して配置することにより、顧客のプライバシーを守る点でも有利である。また、狭い店舗であっても、各プレイの装置を分散的に配置することにより、店舗ごとに独自の配置を行う等、店舗全体としてのまとまりを良好にすることができる。
【0026】
本発明の画像撮影編集装置において、上記編集プレイにおいて、事前編集プレイで設定された事前編集の内容を変更できるように構成した場合には、編集プレイ中に使用者の気持ちが変わったときに、事前編集プレイで作成された内容を変更し、この変更した事前編集の内容を再度編集プレイに反映させることができ、使用者は、最終的に最も気に入ったプリント写真を入手することができる。
【0027】
本発明の画像撮影編集装置において、上記機撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイのうちのいずれか1つのプレイまたは複数のプレイがそれぞれ複数の場所で遂行される場合には、各プレイのうち時間が長くかかるプレイを遂行する場所が、他のプレイを遂行する場所より多く設けられ、プレイ待ちといった状況を回避でき、顧客回転率を下げずに、利用者にとって満足のいく長時間プレイが提供できる。さらに、複数化されたプレイ場所のプレイ内容についても、異なったソフトウエアを装備する等して、プレイ内容を多様化することができる。
【0028】
例えば、撮影プレイにA,Bの2種類のタイプを用意し、事前編集プレイにCタイプを用意し、編集プレイにD,Eの2種類のタイプを用意し、さらに、印刷プレイにFタイプを用意した場合、4種類の組合わせのプレイ,すなわち、ACDF,ACEF,BCDF,BCEFの組合わせが提供でき、利用者に、より多様なプレイが実現し、再利用率も上げることができる。また、上記の例の場合は、同時に6組の異なる利用者が利用でき、いわゆる「4重接客方式」が「6重接客方式」の形態となり、接客能力を著しく高めることもできる。なお、上記4つのプレイの組合わせを柔軟に構成できるので、店舗管理者は店舗スペース,予算など事情にあわせて柔軟な装置導入ができる効果がある。さらに、例えば、複数ある印刷プレイ用の装置のうちの1つが何らかの原因で故障あるいは、印刷媒体等の消耗品が欠乏したときには、正常に作動している他の装置で印刷プレイを遂行し、その間に故障の修理や消耗品の手配を行うことができる。
【0029】
本発明の画像撮影編集装置において、編集プレイを遂行する場所が複数設けられている場合には、準備段階である事前編集プレイが設けられていても、使用者のなかには編集プレイに特に長時間をかける人が時々いるので、そのようなときに備えて複数場所における編集プレイにより、「編集プレイ待ち」といった状況を回避することができる。
【0030】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等からなる組が複数設けられている場合には、この組数増加に伴う大勢の顧客の受入れが可能となる。したがって、上述のいわゆる「4重接客方式」が、「8重接客方式」や「12重接客方式」の形態となり、接客能力を著しく高めることができる。さらに、例えば、複数ある事前編集プレイ用の装置のうち1つが何等かの原因で故障した時には、故障していない装置で事前編集プレイを遂行し、その間に故障の修理を行うことができて、写真自販機全体が使用不可となるような最悪の事態を回避することができる。
【0031】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等の遂行に必要なコンピュータ装置がサーバをへて外部ネットワークに接続されている場合には、各プレイの内容を通信インターネット等を通じて友人等に送信することができ、通信インターネット等を介して各プレイを楽しむことができる。あるいは、最終的に完成された画像データを両親や知人に送信して元気な様子を知らせるときにも、大変有効である。また、プレイの結果えられた画像データを外部ネットワーク経由で外部のサーバに保存するようにした場合には、上記画像データを他のコンピュータ端末等から閲覧したり等の再利用をすることもできる。さらに、外部から各プレイ装置の稼動状況を把握したり、保守,メンテナンス(いわゆるリモートメンテナンス)を行うこともできる。
【0032】
本発明の画像撮影編集装置において、上記印刷プレイにおける上記印刷手段から出力されるプリント写真のレイアウトは、使用者が自ら編成するレイアウトと既成の標準レイアウトの少なくともいずれかを含んでいる場合には、使用者は、上記両レイアウトを自由に選択してプリント写真を入手することができる。特に、使用者が自ら編成するレイアウトにおいては、自由にレイアウトができ、お気に入りの画像を大きく印刷するようにしたり、1組の利用者の人数によって同じ画像を少なくも多くも望みどおりにレイアウトできるため、各個人の望みに対応でき、限られた印刷媒体のスペースを無駄なく有効に利用した印刷ができる。このように柔軟なプリント写真の提供ができる。
【0033】
本発明の画像撮影編集装置において、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイの少なくともいずれかにおいて使用者による識別情報の入力を条件としてプレイが遂行可能となるように構成した場合には、例えば、使用者が磁気カード等のIDデータを持ち歩いて、どのプレイからでも楽しむことができる。また、使用者に時間がなくて翌日に続きのプレイをしたいとか、何等かの原因であるプレイの待ち時間が長くなっているようなときには、しばらく他の所で時間をつぶしてから、再度プレイに復帰することができる。
【0034】
本発明の画像撮影編集装置において、上記事前編集プレイは、上記撮影プレイによる撮影画像の選択、上記撮影画像の上下左右の反転,傾斜度合いの調整,回転,表裏の反転,トリミング,色調の選定・変更,切りぬき,合成等を行うものであり、上記のような編集プレイの準備段階に相当する事前処理がなされる。このように撮影画像に様々の事前編集が行えるので、自分の好みどおりに編集できる。また、編集プレイにおいて、よりプレイしやすい画像を準備することができる。
【0035】
また、本発明において、上記撮影部、事前編集部および編集部とは異なる場所に設けられ、上記編集部で編集された画像を写真プリントに印刷するための印刷レイアウトの編成を行う編成画面を表示する第4表示手段とを備えた印刷設定部を有するようにすることもできる。
【0036】
編集プレイに印刷プレイが付属したようなことも行われるのであるが、上記編集プレイと印刷プレイが明確に区分され、編集プレイと印刷プレイを独立した形態で存在させることとなり、印刷プレイを含まない状態の編集プレイによって編集プレイの時間短縮が図られる。これにより、異なる使用者は上記4種類のプレイに一斉に携わることが可能となり、いわゆる「4重接客方式」が実現し、使用者の流れが間断なく円滑になり、使用者の待ち時間の短縮化や順番待ちのいらいら感の解消が促進され、顧客サービスの向上,顧客回転率向上に伴う売上向上等が実現する。
【0037】
具体的な所要時間については、例えば、撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイのそれぞれの最長プレイ時間を3分とした場合、1組の利用者は合計で12分プレイできることになる。また、同時に4組の利用者が利用できるので、1時間に20組の利用者が利用できる。従来の全てのプレイを別個に設けられていない場合は、1利用者に対して10分のプレイ時間を提供したとしても、6組しか利用できなく、その効果は絶大である。また、利用者にも、十分なプレイ時間を提供できるので、より満足のいく遊戯を提供することができる。
【0038】
さらに、使用者自らがプリント写真のレイアウトを、新たに編成したような場合には、このようなレイアウト自体の編成に長時間を要する場合が多いので、編集プレイを行う場所と印刷プレイを行う場所を明確に区分しておくことにより、編集プレイと印刷プレイとの所要時間の平準化を図ることができる。
さらに、上記の画像撮影編集装置または方法に用いられる印刷媒体が準備され、この印刷媒体に対して上記のような短時間・高回転率のプレイでえられた画像が印刷される。
【0039】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0040】
図1から図6は、本発明の画像撮影編集装置の一実施の形態を示す図である。
【0041】
本発明の画像撮影編集装置は、写真自販機25に設けられているものであり、写真自販機25の外郭を形成する壁材26により、内部空間27が形成されている。この内部空間27の片側に、写真撮影や撮影画像の編集等を行うための各種機器類が装備された筐体28を配置し、筐体28以外の内部空間27が撮影ブース29のための空間とされている。なお、図1は、理解しやすくするために、写真自販機25の天井を形成する部材や、筐体28の上面を覆う部材の図示は省略してある。
【0042】
上記撮影ブース29側に面する筐体28の前面30Aには、被写体31に対向する箇所に撮影手段であるカメラ32が取付けられ、その直ぐ近くに撮影画像モニタ33が配置されている。上記カメラ32からの画像データを受信して撮影画像モニタ33に被写体31の画像を表示したり、画像合成等の処理を行ったりするコンピュータ装置34A,34Bが筐体28内に設けられている。筐体28の前面30Aにコインの投入口35が開口し、そこに投入されたコインは対価処理部36において金額のチェックがなされ、チェックの結果が適正であれば、上記対価処理部36からの動作信号がコンピュータ装置34Aに入力されて、写真自販機25の動作開始が可能となる。
【0043】
上記コンピュータ装置34Aへは、カメラ32から被写体31の画像データが送信され、この画像データをコンピュータ装置34Aから撮影画像モニタ33に送信して被写体31の画像が同モニタ33に表示される。また、カメラ32から同モニタ33に直接画像が送信されて表示するようにしてもよい。なお、撮影ブース29における撮影プレイの進行を音声で案内するためにスピーカ37が設けられ、筐体28の前面30Aに固定されており、コンピュータ装置34Aからの指示で出力動作するようになっている。
【0044】
上記被写体31は、撮影ブース29の内面に取付けられたシャッタ等操作部38を操作して、規定の撮影画数に達するまでカメラ32で順次撮影を行う。または、音声指示等により一定時間間隔で順次自動的に撮影が行われてもよい。この撮影による画像データはコンピュータ装置34Aに格納される。なお、符号39は写真撮影時に被写体31を照明する照明装置である。また、図2は、写真自販機25の外側の形状を示す左右の側面図と、後面図である。
【0045】
上記撮影画像に手書き画像やスタンプ図形等を合成する編集作業、すなわち編集プレイが遂行されるのであるが、この編集プレイの進行ステップ内容を詳細に観察すると、編集プレイの準備段階的な作業と創造性を駆使した本来の編集作業に大別することができる。このような観察結果に基づいて、事前編集作業である事前編集プレイを編集プレイの前に行うようにしている。
【0046】
上記事前編集プレイを遂行するために、筐体28の右側面(図示の被写体31の右側の筐体側面)30Bに事前編集ディスプレイ40が取付けられ、コンピュータ装置34Aに格納された事前編集の対象となる画像データが事前編集ディスプレイ40に表示される。被写体31は、そこに備えられたタッチペン41を用いて、撮影プレイによる複数枚の撮影画像のなかから編集または印刷プレイに使用する画像の選択、撮影画像の上下左右の反転,傾斜度合いの調整,回転,表裏の反転,トリミング,色調の選定・変更,切りぬき,合成等の編集プレイに先立った事前編集プレイを遂行する。
【0047】
図3は、上記事前編集ディスプレイ40の画面の1例を示す図であり、事前編集の対象となる撮影画像が表示される画像表示部42と、事前編集項目が表示されている事前編集項目表示部43と、同表示部43の各項目に対応した調整表示部44が設けられている。上記画像表示部42,事前編集項目表示部43,調整表示部44はタッチペン41を該当する箇所に接触させると、その箇所の撮影画像,事前編集項目,調整度合い等が指定されるようになっている。このような指定がなされる都度、その指定内容に伴った処理が撮影画像に施されて、コンピュータ装置34Aに格納される。
【0048】
図3は、上記画像表示部42に表示されている8つの撮影画像のなかから符号42Aのものがタッチペン41により選択され、さらに、事前編集項目表示部43のなかから「明るさ」がタッチペン41で選択された状態を示している。選択された撮影画像42Aの明るさを、最も明るい状態にするときには、調整表示部44の「超明るい」をタッチペン41で選択すると、最も明るい画像となる。
【0049】
あるいは、撮影画像の背景を切取って、切取った箇所に編集プレイで文字や図形等の画像を書き込んで入力したいときには、選択された撮影画像42Bの背景をタッチペン41で塗りつぶしてから、事前編集項目表示部43の「切抜き」をタッチペン41で選択すると、撮影画像42Bの背景が消去される。図3に示されている「ひとつもどる」をタッチペン41で触れると、直前の事前編集の操作内容が取り消される。また、「はじめから」をタッチペン41で触れると、選択されている画像を事前編集されていない状態に戻すことができる。また、調整表示部44は、図3ではボタン選択式の態様であるが、アナログ的な変更が可能なスライドバーやモノクロ画像,セピア画像への切換えをON,OFFで行う態様であってもよい。
【0050】
なお、当然のことであるが、1つの撮影画像について、明るさ調整や背景切取り等の複数の事前処理を行えるようになっている。
【0051】
上述のような各撮影画像ごとの事前編集プレイが終了した時点では、すでに事前編集によってえられた画像データがコンピュータ装置34Aに格納され、最後に編集プレイへの移行を指定する「お絵かき画面へ」の箇所をタッチペン41で接触すると、被写体31が編集プレイを行う場所へ移動できるようになる。なお、事前編集プレイの進行を音声で案内するためにスピーカ45が設けられ、筐体28の右側面30Bに固定されており、コンピュータ装置34Aからの指示で出力動作するようになっている。
【0052】
事前編集プレイの後に遂行される編集プレイは、筐体28の後面30Cの箇所で行われる。上記の事前編集プレイでえられた画像データは、コンピュータ装置34Aからコンピュータ装置34Bに送信される。編集プレイを遂行するために、編集用のディスプレイ46が後面30Cに取り付けられ、このディスプレイ46にコンピュータ装置34Bに格納された編集用の画像が表示されるようになっている。
【0053】
編集プレイは、編集プレイのベース画像となる事前編集後の画像をコンピュータ装置34Bから読み出して、それに手書き画像やスタンプ画像等をディスプレイ46と対をなすタッチペン47を用いて入力し、事前編集後の画像データと上記手書き等で入力された画像データがコンピュータ装置34Bで合成される。
【0054】
図4は、編集プレイ用のディスプレイ46の画面の1例を示す図であり、このものは左右にタッチペンが用意されていて左右で同様な編集プレイが行える形式のものである。したがって、ここでは右側だけについて説明をする。「きりかえ」表示部48の下向きの矢印をタッチペン47でタッチして行くと、事前編集プレイで選択された事前編集済みの画像が、コンピュータ装置34Bから読み出されて順次同表示部48に表示され、好みの画像の所で今度は横向きの矢印をタッチペン47でタッチすると、大きな画面とされた編集画面部49にその好みの画像が表示される。また、事前編集済みの画像を小さなサムネイル画像で一覧表示し、選択するようにしてもよい。
【0055】
上記編集画面部49に表示された画像に、タッチペン47を用いて文字や図形等を書き込み入力をしたり、タッチペン47でスタンプ図形を選択して各種の図形やふちどり等を入力したり、あるいは、けしごむ機能を動作させて書き込んだ画像を消し、再度書き込み等を行ったりして編集プレイが遂行される。このような編集プレイにおいては、上記事前編集プレイにより、明るさ調整や背景切抜き等の各種事前編集が完了しているので、被写体31は創造性を生かした作業に専念することができて、気持ちのこもった良質な編集プレイが迅速に遂行される。なお、編集プレイの進行を音声で案内するためにスピーカ50が設けられ、これは筐体28の後面30Cに固定されており、コンピュータ装置34Bの出力で動作するようになっている。そして、編集された最終的な画像の画像データが、コンピュータ装置34Bに格納され、次の印刷プレイに備えることとなり、被写体31は筐体28の左側面30Dの方へ移動する。
【0056】
上記編集プレイにおいて、編集プレイ中に使用者の気持ちが変わったりして、すでにお絵かき等された編集内容を変更したくなったときに、事前編集プレイで作成された内容を変更し、この変更した事前編集の内容を再度編集プレイに反映させることができる。そのために、事前編集の内容を示す画像をコンピュータ装置34Bから読み出して、事前編集に修正を加えてから編集プレイに移行することができる。したがって、使用者は、最終的に最も気に入ったプリント写真を入手することができる。例えば、編集プレイで入力したペン,文字,スタンプの色が撮影画像にマッチしない、または映えないような場合に、撮影画像の色調を再度変更することができる。
【0057】
上記編集プレイの後に遂行される印刷プレイは、筐体28の左側面30Dの箇所で行われる。上記印刷プレイにおける印刷手段であるプリンタ51は、筐体28の左側面30Dの内側に取付けられ、印刷媒体52に印刷されたプリント写真を手にして写真自販機25の使用は終了する。
【0058】
上記プリント写真のレイアウトは、筐体28の左側面30Dに取付けられたレイアウト用のディスプレイ53とそれと対をなすタッチペン54を用いて行うようになっている。このレイアウトの設定は、使用者31が自ら自己の好みに合わせて編成する方法と、既成の標準レイアウトにする方法がある。
【0059】
図5は、前者の使用者31が自ら編成するものを示すディスプレイ53の画像の図である。編集プレイでえられた画像データは、コンピュータ装置34Bからディスプレイ53に送信され、ディスプレイ53の例示表示部55に縦向きや横向き、あるいは各種の大きさの画像として表示される。この例示表示部55の画像を隣のレイアウト設定部56に、例えば、ドラッグ・アンド・ドロップで移行させ、好みの配列をすることにより、変化や趣向に富んだレイアウトが完成する。
【0060】
上記の完成したレイアウトの画像データは、コンピュータ装置34Bに格納され、プリンタ51は上記画像データをコンピュータ装置34Bから受信し、自ら編成したレイアウトのプリント写真が出力される。このようなレイアウト編成を使用者31が自ら行う場合には、上記レイアウト編成に長時間を要する場合があるので、印刷プレイの場所が編集プレイの場所とは別個に配置されていることが望ましい。
【0061】
また、図6は、後者の既成の標準レイアウトを示すディスプレイ53の画像の図である。編集プレイでえられた画像データは、コンピュータ装置34Bからディスプレイ53に送信され、ディスプレイ53の標準分割画面57が図示の場合では6種類表示される。使用者31は、このなかから好みの標準分割画面57をタッチペン54で選択して、選択したレイアウトのプリント写真が出力される。なお、印刷プレイの進行を音声で案内するためにスピーカ58が設けられ、筐体28の左側面30Dに固定されており、コンピュータ装置34Bからの指示で出力動作するようになっている。
【0062】
以上に述べた各プレイの順序で順次プレイが消化されて行くので、撮影プレイが終了したら直ちに次の使用者31が撮影ブース29に入り、順次3人目,4人目というように各プレイ箇所が全て使用状態になって、顧客回転率の良好な写真自販機25の運営がなされる。
【0063】
上記の実施の形態においては、コンピュータ装置を34Aと34Bの2台とし、比較的処理負荷の高い事前編集プレイと編集プレイとを別個のコンピュータ装置で処理するようにして、処理速度の低下を防止している。もちろん、処理能力の高いコンピュータ装置であれば、1台で画像撮影編集装置を動作させることができる。
【0064】
また、上記の編集プレイと同じ場所で印刷プレイを行うこともできる。この場合には、印刷手段から出力されるプリント写真のレイアウトは、既成の標準レイアウトにして印刷プレイの所要時間を短くするのが望ましい。
【0065】
なお、撮影プレイ以外の各プレイを行う箇所には、筐体28の上部に固定した支持部材59にカーテン60が配置され、プライバシーの保護を図っている。また、符号61は、壁材26に設けた出入口のカーテンである。なお、上述の例では、タッチペンで操作する例を挙げたが、タッチペンでなく指でディスプレイに触れて操作を行ってもよい。
【0066】
図7は、本発明の第2の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイのうち編集プレイに時間が長くかかるため、編集プレイを遂行する場所が他のプレイを遂行する場所よりも多く設けられている場合であり、図示のものは、筐体28の後面30Cに配置した編集プレイ用のディスプレイ46やタッチペン47が2組設けられている。そして、編集プレイの制限時間を他のプレイの制限時間の複数倍(この例では2倍)に設定している。それ以外は、上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0067】
したがって、この場合は、「編集プレイ待ち」といった状況を回避でき、顧客回転率を下げずに利用者により満足のいく長時間プレイを提供できる。それ以外は、上記実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0068】
図8は、本発明の第3の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、編集プレイを遂行する場所が多く設けられている場合であり、図示のものは、筐体28の後面30Cに配置した編集プレイ用のディスプレイ46やタッチペン47が合計4組設けられている。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0069】
したがって、特に、多数の顧客が一時に編集プレイに携わる場合であっても、多人数で利用することが多い装置であるため、同じ対価で各個人に公平に満足のいくプレイを提供できる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0070】
図9は、本発明の第4の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、筐体28を含む写真自販機25の一横側面62には、上記事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等に供される各種機器類、すなわち事前編集ディスプレイ40,タッチペン41,スピーカ45,編集プレイ用のディスプレイ46,タッチペン47,スピーカ50,プリント写真のレイアウト設定用のディスプレイ53,タッチペン54,スピーカ58,支持部材59,カーテン60等が配置されていない場合である。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0071】
上記一横側面62を店舗内の壁面63にそわせて写真自販機を設置することができ、他の店舗内施設との位置関係を最適化して、スペースの有効利用や顧客にとって移動しやすい店舗形態が実現する。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0072】
図10は、本発明の第5の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。上述の実施の形態においては、筐体28に各プレイに必要な各種機器類が装備されているが、この画像撮影編集装置は、写真自販機25の外郭を形成する壁材26の外側面に事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイに供される各種機器類が装着されている場合である。なお、壁材26の外側面に設けられた機器類は、図示しない接続ケーブルによりコンピュータ装置34A,34Bと接続されている。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0073】
したがって、撮影プレイに供されるスペースは写真自販機25内に配置され、他の事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等に供されるスペースが写真自販機25の外側に配置されているので、撮影ブースのスペース取りが他のプレイのためのスペース取りによって支障を受けることがなく、撮影ブースのスペースを大きく設定することができる。また、撮影プレイ以外のプレイは写真自販機の外側から遂行するので、各プレイに要するスペースが十分に確保できて、複数の使用者が各プレイごとに集まって楽しむことができる。また、筐体28の外側面62Aには、機器類が設けられていないため、写真自販機の設置の際、他の施設との位置関係を最適化することができる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0074】
図11および図12は、本発明の第6の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等が異なった装置で遂行される場合である。各プレイはカメラ32,照明装置39,撮影画像モニタ33,シャッタ等操作部38等を備えた撮影プレイ装置64、事前編集ディスプレイ40,タッチペン41,スピーカ45等を備えた事前編集プレイ装置65、編集プレイ用のディスプレイ46,タッチペン47,スピーカ50等を備えた編集プレイ装置66、プリント写真のレイアウト設定用のディスプレイ53,タッチペン54,スピーカ58等を備えた印刷プレイ装置67等の装置形態で画像撮影編集装置が編成されている。
【0075】
図12は、事前編集プレイ装置65の具体的な形状を示す斜視図であり、事前編集ディスプレイ40,タッチペン41等が配置され、カーテン60も設けられている。他のプレイ装置66,67も同様な形状である。また、撮影プレイ装置64は筐体だけにすることもできる。
【0076】
さらに、図11の2点鎖線図示の編集プレイ装置66は、編集プレイを遂行する場所を複数にする場合である。また、各プレイを動作するコンピュータ装置は、前述の符号34A,34Bのように1箇所から各プレイ装置に接続してもよいし、あるいは各プレイ装置ごとに配置してもよい。
【0077】
さらに、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイのうちのいずれか1つのプレイまたは複数のプレイがそれぞれ複数の場所で遂行されるように構成することもできる。図示していないが、撮影プレイ装置64を2種類,事前編集プレイ装置65を1種類,編集プレイ装置66を2種類,印刷プレイ装置67を1種類配置することにより、上記各種類を組合わせることにより、種々な組合わせの撮影編集が楽しめる。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0078】
上記のように、各プレイを遂行する装置64,65,66,67を適当な間隔をおいて分散的に配置することができることから、1つのプレイに友人グループのような複数の顧客が集まって楽しめるスペースが確保できる。さらに、各装置を適当に離して配置することにより、顧客のプライバシーを守る点でも有利である。また、狭い店舗であっても、各プレイの装置を分散的に配置することにより、店舗全体としてのまとまりを良好にすることができる。そして、上記のような種々な組合わせの撮影編集が楽しめる。各装置は電気的信号を送受信できるものであれば、有線,無線など接続方法は限定されるものではない。特に、有線LAN,無線LAN,Bluetooth,IEEE1394等のいずれかで接続されるのが好ましい。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0079】
図13は、本発明の第7の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、各プレイを遂行する装置64,65,66,67に配置されたそれぞれのコンピュータ装置をサーバ68に接続し、さらに、ルータ69をへて外部ネットワークに接続されている。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0080】
このようにして、各プレイの状態を表す画像データ等が外部ネットワークを通じて、別の場所にいる人に送信され、あるいは、それを受信した人からメッセージ等を写真自販機25の使用者に送信することができる。したがって、各プレイの内容を通信インターネット等を通じて友人等との間で送受信したり、通信インターネット等を介して各プレイを楽しんだりできる。あるいは、最終的に完成された画像データを両親や知人に送信して元気な様子を知らせるときにも、大変有効である。また、プレイの結果えられた画像データを外部ネットワーク経由で外部のサーバに保存するようにした場合には、上記画像データを他のコンピュータ端末等から閲覧したり等の再利用をすることもできる。さらに、外部から各プレイ装置の稼動状況を把握したり、保守,メンテナンス(いわゆるリモートメンテナンス)を行うこともできる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0081】
図14は、本発明の第8の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等からなる組が複数設けられている場合である。ここでは、各プレイを遂行する装置64,65,66,67が1つの組を形成し、この組が2組配置されている。また、図13に示した実施の形態と同様にサーバ68やルータ69を介して外部ネットワークに接続されている。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0082】
上記のように組数の複数化により、大勢の顧客の受入れが可能となり、接客能力を著しく高めることができる。さらに、例えば、複数ある事前編集プレイ用の装置のうち1つが何等かの原因で故障した時には、故障していない装置で事前編集プレイを遂行し、その間に故障の修理を行うことができて、写真自販機全体が使用不可となるような最悪の事態を回避することができる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0083】
図15は、本発明の第9の実施の形態の画像撮影編集装置を示す。この画像撮影編集装置は、上記撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイの少なくともいずれかにおいて使用者による識別情報の入力を条件としてプレイが遂行可能となるように構成した場合である。使用者31が先ず最初に撮影プレイを遂行したときに、撮影プレイ装置64に対して使用者31の識別情報を入力すると、例えば、磁気カード70に識別情報が記録されて撮影プレイ装置64から送出される。この識別情報としては、通常、パスワードやID番号が用いられている。そして、使用者31の画像データは、この画像データに上記識別情報が関連付けられた状態でコンピュータ装置34Aに送信され、その格納部に格納される。
【0084】
つぎに、使用者31が、磁気カード70を事前編集プレイ装置65の受付部にセットすると、磁気カード70の識別情報と各画像データに付された識別情報とが照合されて、使用者31の画像が事前編集プレイ用のディスプレイ40に読み出し可能な状態になる。使用者31は、自己の画像を読み出して事前編集作業を行う。事前編集が完了した使用者31の画像データは、識別情報が付された状態で再びコンピュータ装置34Aに格納され、つぎの編集プレイに備える。
【0085】
上記のようにして事前編集プレイが完了して、使用者31が、磁気カード70を編集プレイ装置66の受付部にセットすると、磁気カード70の識別情報と各事前編集済みの画像データに付された識別情報とが照合されて、使用者31の画像が編集プレイ用のディスプレイ46に読み出し可能な状態になる。使用者31は、自己の画像を読み出して手書き画像等を入力しながら編集作業を行う。このような編集が完了した使用者31の画像データは、識別情報が付された状態で再びコンピュータ装置34Bに格納され、つぎの印刷プレイに備える。
【0086】
このように、編集プレイが完了して、使用者31が、磁気カード70を印刷プレイ装置67の受付部にセットすると、磁気カード70の識別情報と各編集済みの画像データに付された識別情報とが照合されて、使用者31の画像がプリント写真のレイアウト設定用のディスプレイ53に読み出し可能な状態になる。使用者31は、自己の画像を読み出して上記レイアウトの設定作業を行う。その後、プリンタ51より印刷媒体52に印刷されたプリント写真が出力される。
【0087】
なお、上記の構成や作動は、図1に示したコンピュータ装置34A,34Bを中心にした接続結線を前提にして説明してあるが、これを各プレイ装置64,65,66,67の各々にコンピュータ装置を設け、これらのコンピュータ装置をサーバ68で接続してもよい。また、撮影プレイ段階における上記識別情報は、サーバ68,コンピュータ装置34A,撮影プレイ装置64のコンピュータ装置等のいずれから発行してもよい。
【0088】
さらに、事前編集プレイ装置65,編集プレイ装置66,印刷プレイ装置67の各段階における磁気カード70の識別情報と、すでにサーバ68やコンピュータ装置34A,34B等に格納されている識別情報との照合は、サーバ68,コンピュータ装置34A,34B,各プレイ装置65,66,67のコンピュータ装置等のいずれにおいて行われてもよい。また、磁気カード70に代えてパスワードやID番号が印字された印刷用紙であってもよい。それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0089】
したがって、使用者31が磁気カード70等のIDデータを持ち歩いて、どのプレイでも楽しむことができる。また、使用者に時間がなくて翌日に続きのプレイをしたいとか、何等かの原因であるプレイの待ち時間が長くなっているようなときには、しばらく他の所で時間をつぶしてから、再度プレイに復帰することができる。それ以外は、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏する。
【0090】
以上のように、本発明の第1の画像撮影編集装置および方法によれば、上記事前編集プレイのステップを新規に介入させ、編集プレイに先だって遂行されるべき準備的な作業を、事前編集プレイにおいてあらかじめ完了させておくことができる。このような事前編集プレイとしては、例えば、編集したい写真の選定,写真の明るさの調整,写真の回転角度の調整,写真の切り抜き等の編集プレイの準備段階に相当する項目があげられる。
【0091】
このようにして、準備的な事前編集プレイを編集プレイとは別のプレイの態様で完了させておくことにより、編集プレイにおいては、使用者は種々工夫を凝らした創造性のある編集作業が集中的に遂行できる。その結果、編集プレイ自体の内容が本来の編集作業となって所要時間が短縮され、全体としては、撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイ等の各プレイに要する時間が平準化される。これにより、異なる使用者は上記4種類のプレイに一斉に携わることが可能となり、いわゆる「4重接客方式」が実現し、使用者の流れが間断なく円滑になり、使用者の待ち時間の短縮化や順番待ちのいらいら感の解消が促進され、顧客サービスの向上,顧客回転率向上に伴う売上向上等が実現する。また、従来のように撮影プレイの後すぐに編集プレイを行う場合には、編集を行いながら編集の構想や構図を考えないといけないが、上記事前編集プレイの時間帯を介入させることで編集プレイまでに、あらかじめ編集の構想や構図等を考える時間を提供できるので、ゆとりのあるプレイが提供できる。
【0092】
また、本発明の第2の画像撮影編集装置および方法によれば、編集プレイに印刷プレイが付属したようなことも行われるのであるが、上記編集プレイと印刷プレイが明確に区分され、編集プレイと印刷プレイを独立した形態で存在させることとなり、印刷プレイを含まない状態の編集プレイによって編集プレイの時間短縮が図られる。これにより、異なる使用者は上記4種類のプレイに一斉に携わることが可能となり、いわゆる「4重接客方式」が実現し、使用者の流れが間断なく円滑になり、使用者の待ち時間の短縮化や順番待ちのいらいら感の解消が促進され、顧客サービスの向上,顧客回転率向上に伴う売上向上等が実現する。
具体的な所要時間については、例えば、撮影プレイ,事前編集プレイ,編集プレイ,印刷プレイのそれぞれの最長プレイ時間を3分とした場合、1組の利用者は合計で12分プレイできることになる。また、同時に4組の利用者が利用できるので、1時間に20組の利用者が利用できる。従来の全てのプレイを別個に設けられていない場合は、1利用者に対して10分のプレイ時間を提供したとしても、6組しか利用できなく、その効果は絶大である。また、利用者にも、十分なプレイ時間を提供できるので、より満足のいく遊戯を提供することができる。
さらに、使用者自らがプリント写真のレイアウトを、新たに編成したような場合には、このようなレイアウト自体の編成に長時間を要する場合が多いので、編集プレイを行う場所と印刷プレイを行う場所を明確に区分しておくことにより、編集プレイと印刷プレイとの所要時間の平準化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像撮影編集装置の一実施の形態を示す平面図である。
【図2】上記画像撮影編集装置の外観図であり(A)は左側面図、(B)は後面図、(C)は右側面図である。
【図3】事前編集プレイ用ディスプレイの正面図である。
【図4】編集プレイ用ディスプレイの正面図である。
【図5】プリント写真のレイアウト設定用ディスプレイの正面図である。
【図6】プリント写真のレイアウト設定用ディスプレイの正面図である。
【図7】上記画像撮影編集装置の第2の実施の形態を示す部分的な平面図である。
【図8】上記画像撮影編集装置の第3の実施の形態を示す部分的な平面図である。
【図9】上記画像撮影編集装置の第4の実施の形態を示す平面図である。
【図10】上記画像撮影編集装置の第5の実施の形態を示す平面図である。
【図11】上記画像撮影編集装置の第6の実施の形態を示す斜視図である。
【図12】事前編集プレイ装置の形状を示す斜視図である。
【図13】上記画像撮影編集装置の第7の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】上記画像撮影編集装置の第8の実施の形態を示す斜視図である。
【図15】上記画像撮影編集装置の第9の実施の形態を示すブロック図である。
【図16】従来の技術を示す平面図である。
【符号の説明】
1 写真自販機
2 壁材
3 内部空間
4 筐体
5 撮影ブース
6 編集ブース
7A 前面
7B 後面
8 被写体
9 CCDカメラ
10 撮影画像モニタ
11 コンピュータ装置
12 投入口
13 対価処理部
14 照明装置
15 スピーカ
16 通路
17 ディスプレイ
18 タッチペン
19 印刷媒体
20 プリンタ
21 スピーカ
22 カーテン
23 カーテン
24 カーテン
25 写真自販機
26 壁材
27 内部空間
28 筐体
29 撮影ブース
30A 前面
30B 右側面
30C 後面
30D 左側面
31 被写体
32 カメラ
33 撮影画像モニタ
34A コンピュータ装置
34B コンピュータ装置
35 投入口
36 対価処理部
37 スピーカ
38 シャッタ等操作部
39 照明装置
40 事前編集ディスプレイ
41 タッチペン
42 画像表示部
42A 撮影画像
42B 撮影画像
43 事前編集項目表示部
44 調整表示部
45 スピーカ
46 ディスプレイ
47 タッチペン
48 「きりかえ」表示部
49 編集画面部
50 スピーカ
51 プリンタ
52 印刷媒体
53 ディスプレイ
54 タッチペン
55 例示表示部
56 レイアウト設定部
57 標準分割画面
58 スピーカ
59 支持部材
60 カーテン
61 カーテン
62 一横側面
62A 外側面
63 壁面
64 撮影プレイ装置
65 事前編集プレイ装置
66 編集プレイ装置
67 印刷プレイ装置
68 サーバ
69 ルータ
70 磁気カード

Claims (14)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段で撮影される撮影画像を表示する第1表示手段を備えた撮影部と、
    上記撮影部とは異なる場所に設けられ、上記撮影画像に合成するための画像の入力を伴わない編集である事前編集を行う事前編集画面を表示する第2表示手段を備えた事前編集部と、
    上記撮影部および事前編集部とは異なる場所に設けられ、上記事前編集後に、上記事前編集された撮影画像に合成するための画像の入力を伴う編集入力を行う編集画面を表示する第3表示手段を備えた編集部とを有することを特徴とする画像撮影編集装置。
  2. 上記事前編集画面により、複数の撮影画像のなかから編集に使用する画像選択を可能とする請求項1記載の画像撮影編集装置。
  3. 上記事前編集画面により、撮影画像の加工および/または色調調整を可能とする請求項1または2記載の画像撮影編集装置。
  4. 上記撮影部、事前編集部および編集部とは異なる場所に設けられ、上記編集部で編集された画像を写真プリントに印刷するための印刷レイアウトの編成を行う編成画面を表示する第4表示手段を備えた印刷設定部とを有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像撮影編集装置。
  5. 上記編成画面は、複数種類の既成のレイアウトのなかから印刷するレイアウトを選択する画面である請求項4記載の画像撮影編集装置。
  6. 上記編成画面は、印刷レイアウトを設定するためのレイアウト設定部と、上記編集部で編集された画像の向きや大きさを例示する画像を表示するための例示表示部とを表示し、上記例示表示部に表示された画像を上記レイアウト設定部に配列する画面である請求項4記載の画像撮影編集装置。
  7. 上記編集部は第3表示手段を複数備えている請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像撮影編集装置。
  8. 撮影手段および第1表示手段を備えた撮影部と、上記撮影部とは異なる場所に設けられて第2表示手段を備えた事前編集部と、上記撮影部および事前編集部とは異なる場所に設けられて第3表示手段を備えた編集部とを有する装置による画像撮影編集方法であって、
    上記第1表示手段に撮影手段で撮影される撮影画像を表示して撮影処理を行うステップと、上記第2表示手段に撮影画像に合成するための画像の入力を伴わない編集である事前編集を行う事前編集画面を表示して事前編集処理を行うステップと、上記事前編集後に、上記第3表示手段に上記事前編集された撮影画像に合成するための画像の入力を伴う編集入力を行う編集画面を表示して編集処理を行うステップとを実行することを特徴とする画像撮影編集方法。
  9. 上記事前編集画面により、複数の撮影画像のなかから編集に使用する画像選択を可能とする請求項8記載の画像撮影編集方法。
  10. 上記事前編集画面により、撮影画像の加工および/または色調調整を可能とする請求項8または9記載の画像撮影編集方法。
  11. 上記撮影部、事前編集部および編集部とは異なる場所に設けられて第4表示手段を備えた印刷設定部をさらに備え、
    上記第4表示手段に上記編集部において編集された画像を写真プリントに印刷するための印刷レイアウトの編成を行う編成画面を表示して印刷レイアウト編成処理を行うステップをさらに実行する請求項8〜10のいずれか一項に記載の画像撮影編集方法。
  12. 上記編成画面は、複数種類の既成のレイアウトのなかから印刷するレイアウトを選択する画面である請求項11記載の画像撮影編集方法。
  13. 上記編成画面は、印刷レイアウトを設定するためのレイアウト設定部と、上記編集部で編集された複数の画像の向きや大きさを例示する画像を表示するための例示表示部とを表示し、上記例示表示部に表示された画像を上記レイアウト設定部に配列する画面である請求項11記載の画像撮影編集方法。
  14. 上記編集部は第3表示手段を複数備えている請求項8〜13のいずれか一項に記載の画像撮影編集方法。
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