JPH04189578A - ビデオプリンター装置およびその装置に使用する印画紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号などの画像情報を印画することがで
きるビデオプリンター装置およびその装置に使用する印
画紙に関するものである。

従来の技術 以下、図面を参照しながら従来のビデオプリンター装置
およびその装置に使用される印画紙について説明する。

第４図は従来のビデオプリンター装置の印画動作構成を
示す構成図、第６図は従来のビデオプリンター印画紙の
全体図、第６図は印画紙検品回路が検出した信号波形図
、第７図（ａ）、第７図（ｂ）は印画紙への印画動作を
示す印画動作図である。

第４図において、１０は映像信号入力端子、１１は映像
信号処理回路、１２は映像信号出力端子、１３は印画紙
、１４は印画紙給紙機構、１５は印画ヘッド機構、１６
は印画紙に書き込まれたマーカーを検圧する検出回路、
１７は印画動作を指示する操作板、１８はシステムコン
トロール回路、１９は印画画質の調整を行う画質調整操
作板である。第５図においてａは印画紙１３に形成され
た印画紙検出用マーカーである。第６図においてｐは印
画検圧用マーカーａを印画紙検圧回路１６に検出したと
きの信号波形である。第７図において、３１はインクシ
ート、３２は印画ヘッド、３３はヘッド駆動回路である
。

入力端子１ｏから入力された映像信号は、映像信号処理
回路１１で輝度信号と色信号に分離され色信号はさらに
、デコードして２種類の色差信号に分離した後、各々Ａ
／Ｄ変換して印画ヘッド機構１６に送られる。操作板１
７にてプリント動作開始ボタンが押されると、印画紙１
３が、印画紙給紙機構１４によシ印画ヘッド機構１５の
方向に導かれる。印画紙１３が、印画紙給紙機構１４に
より取り比された時、検圧回路１８で印画紙検圧用マー
カーａを検出する。検出方法は、光学的に行い光の反射
によって印画紙検圧用マーカーａを検圧する。図示しな
いが、検圧した信号ｐが、正常であれば印画紙１３の給
紙動作を継続し、異常であれば印画紙１３の給紙動作を
停止し、異常であることを知らせる。

印画ヘッド機構１５に送り込まれた印画紙１３は、入力
された映像信号に応じて、染料を染み込ませたインクシ
ート３１を印画ヘッド３２で加熱することによυ印画さ
れる。

ここで印画動作について第７図に基づいて、説明する。

印画紙給紙機構１４により、送り込まれた印画紙１３は
染料３５が塗布されたインクシート３１と接触する。こ
の状態で印画ヘッド３２に入力された映像信号に応じて
、ヘッド駆動回路３３が電圧を供給する。印画ヘッド３
２に電圧が印加されると印画ヘッド３２は発熱する。発
熱した印画ヘッド３２によりインクシート３１に塗布さ
れた染料３６が、印画紙１３に転写される。転写の順番
は、イエロー、マゼンタ、シアンの順で行い、イエロー
の転写が終わると印画紙１３を少し戻して次に、マゼン
タの転写を行う。以上３色の転写が終了すると、印画動
作の終了となる。

印画動作が終了すると印画紙１３は、再び印画紙給紙機
構１４に巻き込まれて、ビデオプリンター装置の外に排
出される。

印画する映像信号の画質調整は、画質調整回路１９にて
色相・色濃度・明るさ・先鋭層ヲ高力端子１２に接続し
たモニターＴＶを見ながら行う。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、調整した色相・色濃
度・明るさ・先鋭度の確認は、モニターＴＶでしかでき
ないため、実際に印画紙に印画された状態から画質、コ
ントラストなど使用者の意図通シになっているかいない
かの判断は、実際に印画動作を行わないと出来ない。

また、ある固定化されたある一定の色相・色濃度を強調
したい時、使用者の認識にニジ調整バラツキが発生する
ため、同一印画画像状態を得ることは難しい。

あるいは、印画紙の種類が違うとインクシートの染料が
印画紙に同一条件で転写できないという問題を有してい
た。

本発明は、上記問題点に鑑み、予め印画条件に関する情
報を書き込んだ印画紙と、ビデオプリンター装置が印画
時にその印画条件に関する情報を読み込むことにより、
印画時の調整の手間を省き、常に同一状態で印画するこ
とが出来るビデオプリンター装置およびその装置に使用
する印画紙を提供する。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、ビデオプリン
ターの印画条件に関する情報を書き込んだ印画紙と、印
画紙に書き込まれた印画条件に関する情報を検出する検
出手段と前記検出手段の情報をもとに装置本体を制御す
る印画動作制御手段を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、予め印画紙に書き込ま
れている印画動作に関する情報を検出して、印画動作を
行う。

実施例 以下、本発明の一実施例のビデオプリンター装置および
その装置に使用する印画紙について図面を参照しながら
説明する。

第１図は本発明のビデオプリンター装置に使用する印画
紙の全体図、第２図は本発明の第一の実施例におけるビ
デオプリンター装置を示すブロック図、第３図は本発明
の第二の実施例におけるビデオプリンター装置を示すブ
ロック図である。なお従来のビデオプリンター装置と同
様な構成のものは、同一番号を付して、説明を省略する
。

第１図、第２図を用いて、本発明の第一の実施例におけ
るビデオプリンター装置、およびその装置に使用する印
画紙について説明する。

第１図において、ａブロックからｅブロックまでは印画
紙マーカーであり、ａブロックは印画紙栓土用、ｂブロ
ックは色相・色濃度補正値情報であることを示す識別用
コード、Ｃ−ｄ−ｅプロッタは色の色相・色濃度補正値
コードを示すものでおる。第２図において、５ｏは色相
・色濃度補正値記憶回路である。

以上のように構成されたビデオプリンター装置の動作に
ついて、第１図と第２図を用いて説明す　　　　゛る。

印画紙１３が、印画紙給紙機構１４によって印画ヘッド
機構１５に導かれると、検出回路１６で印画紙１３に書
き込まれた印画紙マーカーａ　％　ｅの情報を検出する
。検出の方法は従来と同様なので説明を省略する。

印画紙１３には、ビデオプリンター装置本体が、印画紙
１３の有無を判別するための判別マーカーａ以外に、こ
のマーカーが、ビデオプリンター装置の印画動作条件で
あることを示す識別コードｂ、インクシートのイエロー
染料の加熱状態（加熱する強さ）を示す補正値コードＣ
，インクシートのマゼンタ染料の加熱状態を示す補正値
コードｄ、インクシートのシアン染料の加熱状態を示す
補正値コードｅが書き込まれている。各々のコードは、
バーコード状になっておりコード符号としては、例えば
、４ビツトのデータ（図示せず）で示されている。なお
、本実施例の説明では４ビツトの符号としたがＮビット
の符号でもよい。

検出した各々のコードは、色相・色濃度補正値記憶回路
５０に送られる。色相・色濃度補正値記憶回路６ｏでは
、まず識別用コードｂを検出して、このコード以下のコ
ードが、補正値コードであることを判断する。次に、イ
エロー染料の加熱状態補正値コードＣ，マゼンタ染料の
加熱状態補正値コードｄ、シアン染料の加熱状態補正値
コードｅの各々のコードを復号化したデータを色相・色
濃度補正値記憶回路６０に記憶しているデータの読み出
し用コードとして使用する。色相・色濃度補正値記憶回
路５０から読み出したデータ（例えば直流電圧）は、映
像信号処理回路１１の色信号処理部（図示せず）で色相
・色濃度を変化させて、入力端子１ｏから入力された映
像信号の色相・色濃度を変更する。以後の処理は、従来
と同様なので省略する。

次に、第３図を用いて本発明の第２の実施例におけるビ
デオプリンター装置について説明する。

第３図において、５５はヘッド温度補正値記憶回路であ
り、それ以外の構成は前述の第一の実施例と同様の構成
であるので説明を省略する。

本実施例ではインクシートを固定にして、材質の異なっ
た印画紙を多種類使用するとき、使用する印画紙とイン
クシートの相性が合わない場合（ここで表現する相性と
は使用する印画紙に印画するとき染料の定着性が最良と
なる状態）があるので、印画紙に識別用コードとして、
使用する印画紙の状態（例えば染料定着性情報）を書き
込み、ビデオプリンターで検出した染料定着性データに
よりヘッド温度補正値記憶回路５５に記憶しているヘッ
ド温度補正値を出力することによυ印画ヘッドの印加電
圧を変更して、常に使用するインクシートと印画紙の相
性を最良にするものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、記憶された色相・色濃度
補正値データを印画紙から読み込んだコ−ドによって選
択することによシ、印画したい映像信号の色調整の確認
のための試験用印画作業が不必要になり、誰が使用して
も同一印画画像が得られ、また、多種類の材質の印画紙
を使用することが出来るなどの優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のビデオプリンター装置に使用できる印
画紙を示す平面図、第２図は本発明の第一の実施例にお
けるビデオプリンター装置の構成を示すブロック図、第
３図は本発明の第二の実施例におけるビデオプリンター
装置の構成を示すブロック図、第４図は従来のビデオプ
リンター装置の構成を示すブロック図、第５図は従来の
ビデオプリンター装置に使用できる印画紙を示す平面図
、第６図は従来の印画紙検出回路が検出した信号波形図
、第７図（４）　、　（ｂ）は従来の印画紙への印画創
作を示す印画動作説明図である。 ５ｏ・・・・・・色相・色濃度補正値記憶回路、５５・
・・・・・ヘッド温度補正値記憶回路、ｂ・・・・・・
識別用コード、ａ、ｄ、ｅ・・・・・・補正値コード。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報を印画するビデオプリンター装置等に使
   用される印画紙であって、前記ビデオプリンター装置の
   印画条件に関する情報を書き込んだことを特徴とする印
   画紙。
2. （２）印画紙に書き込まれた印画条件に関する情報とし
   て、印画紙に印画する画像情報の色相・色濃度を補正す
   るデータであることを特徴とする請求項１記載の印画紙
   。
3. （３）印画紙に書き込まれた印画条件に関する情報とし
   て、印画紙の種類に関するデータであることを特徴とす
   る請求項１記載の印画紙。
4. （４）画像情報を印画するビデオプリンター装置におい
   て、印画紙に書き込まれた印画条件に関する情報を検出
   する検出手段と前記検出手段の情報をもとに装置本体を
   制御する印画動作制御手段を備えることを特徴とするビ
   デオプリンター装置。
5. （５）印画動作を制御する印画条件に関する情報によっ
   て、印画ヘッドに供給する電圧条件を制御する印画電圧
   制御手段を備えることを特徴とする請求項４記載のビデ
   オプリンター装置。