JP2002330316A - 画像印刷装置および方法、印刷媒体、印刷媒体ユニット、並びに撮影台 - Google Patents

画像印刷装置および方法、印刷媒体、印刷媒体ユニット、並びに撮影台

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JP2002330316A
JP2002330316A JP2002021648A JP2002021648A JP2002330316A JP 2002330316 A JP2002330316 A JP 2002330316A JP 2002021648 A JP2002021648 A JP 2002021648A JP 2002021648 A JP2002021648 A JP 2002021648A JP 2002330316 A JP2002330316 A JP 2002330316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より面白みのある画像を撮影できるようにす
る。 【解決手段】 ユーザは、撮影ボックス41の内部に配
置される撮影台61を利用して撮影する。例えば、図に
示すように、撮影装置71を利用し、撮影代61の面6
1−2に足をかけて斜面61−3に寄りかかって撮影し
た場合、撮影される画像は、フレーム一杯に顔を近づけ
たものとなり、より面白みのある画像を撮影できる。ま
た、ユーザは、面61−3に寄りかかった状態で、撮影
装置31を利用して撮影することもできる。これによ
り、面61−3に寄りかかっているユーザの正面に対し
て、斜め下方から撮影されることとなり、足が長く見え
るような、より見栄えのよい画像を撮影することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像印刷装置およ
び方法、印刷媒体、印刷媒体ユニット、並びに撮影台に
関し、特に、利用者が、様々なポーズをとって、より面
白みのある画像を撮影することができるようにした画像
印刷装置および方法、印刷媒体、印刷媒体ユニット、並
びに撮影台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者の画像を撮影し、これを予
め用意されたフレーム画像や背景画像と合成してシール
シートなどに印刷して提供する画像印刷装置(例えば、
プリントクラブ(商標))が知られている。
【0003】そして、この画像印刷装置には、利用者の
全身を撮影することができるものもあり、通常、外部か
ら利用者が見えないように、ボックス状に仕切られた空
間の内部に画像印刷装置が設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな全身を撮影することができる画像印刷装置において
は、ポーズをとる空間が限られているということもあ
り、様々なポーズをとって撮影することができないとい
う課題があった。すなわち、完成するシールに面白みが
欠けてしまうという課題があった。
【0005】また、全身を撮影するには、撮影空間とし
て、広いスペースが必要となるという課題があった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、限られた空間において、様々なポーズを
とって撮影することができるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の撮影台は、画像
印刷装置とほぼ同一の幅の、1段、または複数段の階段
を備え、階段のうちの、最上段には所定の角度の斜面が
配置されていることを特徴とする。
【0008】撮影台を利用して撮影することにより、ユ
ーザは、従来では困難であった、様々なポーズをとるこ
とができ、より面白みのある画像を撮影することができ
る。例えば、撮影台の上に寝ころんで撮影したりするこ
とができる。
【0009】また、ユーザが撮影台の斜面に寄りかかっ
て撮影した場合、ユーザの正面に対して、斜め下方から
撮影されるため、十分な撮影空間を確保できない場合で
あっても、容易に、ユーザの全身をフレームに収めて撮
影することができる。さらに、撮影された画像は、足が
長く見えるなど、見栄えよいものとなる。
【0010】階段は、2段であるようにすることができ
る。
【0011】当然、3段以上の、さらに多くの階段を設
けるようにしてもよい。
【0012】斜面は、水平を基準として、45度乃至5
0度の傾斜を有する斜面から構成されるようにすること
ができる。
【0013】斜面には、画像印刷装置を操作する操作手
段が備えられるようにすることができる。
【0014】撮影手段を、撮影台の近傍に設けられるこ
とにより、ユーザは、画像印刷装置の筐体に近づかなく
ても、撮影の開始などを指示することができる。
【0015】本発明の画像印刷装置は、被写体の画像を
撮影する第1の撮影手段と、第1の撮影手段により撮影
された被写体の画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷手
段と、被写体が寄りかかることが可能な、所定の角度を
有する斜面とを備えることを特徴とする。
【0016】この斜面を利用して撮影することにより、
ユーザは、上述した撮影台の場合と同様に、様々なポー
ズをとって撮影することができる。また、ユーザの全身
を撮影できる撮影空間を、よりコンパクトに構成するこ
とができる。
【0017】斜面と対向する位置に設けられ、斜面に寄
りかかる被写体を撮影する第2の撮影手段と、第1の撮
影手段、および第2の撮影手段のうちのいずれにより撮
影するかを選択する選択手段とを備え、印刷手段は、選
択手段により選択された第1の撮影手段、または第2の
撮影手段により撮影された被写体の画像を印刷するよう
にすることができる。
【0018】第2の撮影手段は、所定のボックスの上方
に設置されるため、被写体との距離を、より確保するこ
とができ、ユーザの全身を、容易にフレームに収めて撮
影することができる。
【0019】斜面に設けられた、画像印刷装置を操作す
る操作手段をさらに備えるようにすることができる。
【0020】斜面に寄りかかった状態で、操作手段を操
作することができるため、ユーザは、ゆっくりと好みの
ポーズをとって撮影することができる。
【0021】印刷媒体に対して設定されている識別情報
を取得する取得手段と、取得手段により取得された識別
情報に基づいて、印刷媒体が使用可能なものであるか否
かを識別する識別手段とをさらに備えるようにすること
ができる。
【0022】識別情報は、例えば、IDタグにより管理さ
れており、従って、取得手段は、例えば、IDタグから識
別情報を接触、または非接触により取得するリーダライ
タにより構成される。また、識別情報がバーコードとさ
れており、それに基づいて、印刷媒体が使用可能なもの
であるか否かが判定されるようにしてもよい。
【0023】このように、識別情報等に基づいて認証す
るようにしたので、画像印刷装置に対して純正なものと
されているシール紙以外のものが使用されるのを抑制す
ることができる。
【0024】本発明の画像印刷装置により使用される印
刷媒体ユニットは、印刷媒体を格納し、識別情報を管理
する管理手段を備え、管理手段により、画像印刷装置に
対して識別情報が提供されることを特徴とする。
【0025】管理手段は、例えば、IDタグやバーコード
などにより構成される。
【0026】本発明の画像印刷装置の画像印刷方法は、
被写体の画像を撮影する第1の撮影ステップと、第1の
撮影ステップの処理により撮影された被写体の画像を所
定の印刷媒体に印刷する印刷ステップとを含むことを特
徴とする。また、本発明の画像印刷方法が適用される画
像印刷装置には、被写体が寄りかかることが可能な、所
定の角度を有する斜面が設けられる。
【0027】本発明の印刷媒体は、上述した、画像印刷
方法により印刷されたことを特徴とする。
【0028】印刷媒体は、例えば、複数のシールで構成
されるシールシートや、ポスター紙などとされる。ま
た、フロッピディスクや半導体メモリなどの記録媒体を
利用することもできる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した撮影台
と対向する位置に設けられる、写真シール自動販売機と
しての画像印刷装置1の構成例を示す斜視図である。
【0030】筐体11の面11−1の中央上方には、硬
貨投入口12が設けられている。ユーザは、画像印刷装
置1を利用するとき、所定の代金を硬貨投入口12に投
入する。
【0031】所定の角度だけ斜め上方を向いた面11−
2には、ユーザが各種の操作を入力するとき操作される
操作パネル13−1、および13−2が設けられる。操
作パネル13−1、および13−2には、必要に応じ
て、各種の操作ボタンが表示され、ユーザは、操作パネ
ル13−1および13−2の近傍にそれぞれ用意されて
いるタッチペン14−1、および14−2を利用して、
各種の処理を入力する。すなわち、操作パネル13−
1、および13−2は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(L
iquid Crystal Display)の上に、タッチパネルが積層さ
れることにより構成される。
【0032】地面とほぼ垂直な面11−3には、中央に
撮影装置31が配置されている。ユーザは、図示せぬレ
ールに従って、撮影装置31を上下方向に移動させ、そ
の撮影方向の調整をすることができる。撮影装置31に
は、被写体を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメ
ラ31と、CCDカメラ31により撮影される動画像が表
示される取り込み画像表示部33が配置されている。
【0033】面11−3には、撮影装置31と、撮影装
置31が上下方向に移動するレールを挟んで、照明装置
15−1、および15−2が設けられている。照明装置
15−1、および15−2は、CCDカメラ32により取
り込まれる画像を静止画像として記憶するタイミングで
(撮影するタイミングで)、内蔵する発光体を駆動し、
被写体にフラッシュを照射する。
【0034】面11−4には、スピーカ16−1および
16−2が設けられており、撮影方法を案内する音声ガ
イダンスや、撮影時の効果音などを出力する。
【0035】筐体11の側面である面11−5には、そ
の下方に、シール取り出し口17が設けられており、被
写体の画像が所定のシールシートに印刷されて、排出さ
れる。ユーザは、撮影を終了したとき、シール取り出し
口17から排出されるシールシートを受け取る。
【0036】このような構成を有する画像印刷装置1
は、例えば、図2に示すように、所定の大きさの撮影ボ
ックス41の内部に配置される。
【0037】図2に示すように、画像印刷装置1の正面
側(面11−1側)には、その対向する位置に、所定の
距離だけ離間して背景パネル41−1が配置されてい
る。そして、背景パネル41−1と筐体11の間にある
撮影ボックス41の入口の上部には、カーテンフレーム
42が設けられており、カーテン43が取り付けられて
いる。すなわち、カーテン43により入口が覆われ、撮
影ボックス41の内部の空間(以下、適宜、撮影空間と
称する)が、外部から見えないようになされている。
【0038】図3は、撮影空間の内部の各装置の配置の
例を示す図であり、説明の便宜上、撮影ボックス41
は、点線で示してある。
【0039】撮影空間において、筐体11の正面には、
所定距離だけ離間して本発明を適用した撮影台61が用
意されている。この撮影台61は、水平方向の面61−
1を1段目の階段の上面として、面61−2を2段目の
階段の上面として構成されており、2段目の階段のさら
に上方には、所定の角度を有する斜面61−3が設けら
れている。ユーザは、この撮影台61を利用して、様々
なポーズをとって撮影することができる。撮影台61の
詳細な構成については、後述する。
【0040】背景パネル41−1の上方には、撮影装置
71が設けられており、筐体11に設置される撮影装置
31と同様に、CCDカメラ72、および取り込み画像表
示部73が、所定の角度だけ斜め下方を向いた面に設置
されている。CCDカメラ72により撮影された画像は、
取り込み画像表示部73に動画像として表示される。そ
の動画像データ、または撮影した静止画像データは、図
示せぬケーブルを介して筐体11に供給される。すなわ
ち、ユーザは、撮影装置31と撮影装置71のうち、い
ずれの撮影装置により撮影するかを選択することができ
る。
【0041】図4は、撮影台61の側面を、図5は、撮
影台61の正面をそれぞれ示す図である。
【0042】図4に示すように、撮影台61は、面61
−1を1段目の階段の上面とし、面61−2を2段目の
階段の上面として構成されている。それぞれの階段の幅
は、例えば、30cm乃至40cmの幅とされ、ユーザがそ
れぞれの階段の上に立って、様々なポーズをとることが
できるようになされている。
【0043】斜面61−3は、水平を基準として、例え
ば、45度乃至50度の傾斜を有する面とされ、ユーザ
が面61−1などに足をかけて寄りかかることができる
ようになされている。なお、面61−1,61−2のそ
れぞれには、斜面61−3に寄りかかったユーザが転倒
するのを防止するため、所定のストッパーなどが設けら
れる。
【0044】図5において、撮影台61の幅は、例え
ば、筐体11の幅とほぼ同一の幅とされる。
【0045】図6は、画像印刷装置1を利用して撮影し
ているユーザを含む撮影空間を、横から見たときの図を
示しており、図7は、その撮影空間を上から見たときの
図を示している。なお、この図において、撮影ボックス
41は、斜線で示している。また、点線は、撮影装置3
1、および撮影装置71のそれぞれが、撮影可能な範囲
を示している。
【0046】図6、および図7に示すように、ユーザ
は、面61−2の上に足をかけて、斜面61−3に寄り
かかって撮影することができる。このように、撮影台6
1を利用して撮影することにより、容易に、ユーザの全
身を撮影することが可能となる。すなわち、撮影台61
を利用しない場合、ユーザの全身を撮影するためには、
撮影装置31とユーザとの間に十分な距離が必要となる
のに対して、撮影台61を利用した場合、十分な距離を
確保することができない場合であっても、ユーザの全身
を容易にフレームに収めて撮影することができる。従っ
て、撮影空間をよりコンパクトに構成することができ
る。
【0047】さらに、撮影される画像は、ユーザの正面
に対して、斜め下方から撮影されているため、足が長く
見える画像となり、見栄えのよい画像となる。
【0048】また、ユーザは、撮影装置71で撮影する
ことにより、フレーム一杯に顔を近づけた画像を撮影す
ることができ、しかも、その画像は、フレームから飛び
出すようなものとなる。このように、より面白みのある
画像を撮影することができる。
【0049】さらに、ユーザは、撮影台61を利用する
ことにより、撮影台61を利用しない場合に較べて、よ
り面白みのあるポーズをとって撮影することができる。
例えば、ユーザは、高い位置から見下ろすような視線で
撮影したり、面61−2の上で、横ばいになって撮影し
たりすることができる。
【0050】また、例えば、トーテムポールのように、
複数人のユーザが重なって撮影するとき、撮影台61を
利用しない場合には、複数人のユーザのそれぞれの全身
がフレームに入ることは困難であるのに対して、撮影台
61を利用することにより、容易に、全身をフレームに
収めて撮影することができる。この場合、例えば、下に
なるユーザは、面61−1に腰掛け、上になるユーザ
は、面61−2に腰掛けるなどして撮影する。
【0051】以上のように、本発明を適用した撮影台6
1を利用することにより、様々なポーズをとることがで
き、より面白みのある画像を撮影することができる。ま
た、上述したように、狭いスペースであっても、容易
に、全身をフレームに収めて撮影することができるとと
もに、撮影される画像は、ユーザの正面に対して斜め下
から撮影されるため、足が長く見える画像となり、より
見栄えのよいものとなる。
【0052】以上においては、ユーザは、撮影を進行さ
せるとき、筐体11に設置されている操作パネル14−
1、または14−2を操作して撮影するとしたが、例え
ば、図8に示すように、撮影台61の斜面61−3に操
作パネル81を設置するようにしてもよい。これによ
り、ユーザは、筐体11に近づかなくても撮影を指示す
ることができるため、好みのポーズをゆっくりととるこ
とができる。例えば、筐体11の操作パネル14−1、
または14−2を操作して撮影する場合、ユーザは、撮
影のスタートを指示してから、撮影台61に急いで戻っ
てポーズをとらなければならない。
【0053】なお、撮影パネル81は、斜面61−3に
設置されることに限定されるものではなく、撮影台61
の近傍であれば、いずれの場所であってもよい。操作パ
ネル81から入力された各種の情報は、例えば床下に配
置される図示せぬケーブルを介して画像印刷装置1に供
給される。
【0054】以上においては、撮影台61に斜面61−
3を設けるようにしたが、画像印刷装置1に斜面を設け
ることにより、上述したものと同様の画像を撮影するこ
とができる。
【0055】図9は、本発明を適用した、写真シール自
動販売機としての画像印刷装置91の構成例を示す斜視
図である。
【0056】所定の角度だけ傾斜して筐体11に設けら
れている斜面101−1には、左上方に、硬貨投入口1
02が設けられている。ユーザは、画像印刷装置91を
利用して撮影するとき、所定の代金を投入する。また、
斜面101−1には、その右上方に、操作パネル103
が設けられている。ユーザは、モニタ105に表示され
る画面に従って、操作パネル103に配置されている各
種の操作ボタンを操作し、撮影処理を進行する。
【0057】地面に対してほぼ垂直な面101−2に
は、中央にモニタ105が設置され、その左右に照明装
置104−1、および104−2が配置されている。モ
ニタ105には、撮影方法を説明するガイド画面や、ユ
ーザがガイド画面に従って撮影したとき、その撮影画像
などが表示される。照明装置104−1、および104
−2は、被写体を撮影するタイミングで、内蔵する発光
体を駆動し、被写体にフラッシュを照射する。
【0058】面101−3には、上述した撮影装置71
と同様の構成を有する撮影装置121が設置されてい
る。すなわち、撮影装置121の所定の角度だけ下方を
向いている面には、被写体により反射される光を集光す
るCCDカメラ122と、CCDカメラ122により撮影され
た画像を動画像として表示する取り込み画像表示部12
3が設置される。
【0059】また、面101−3の撮影装置121の左
右には、スピーカ106−1、および106−2が設置
され、撮影方法の音声ガイダンスや、撮影時の効果音な
どをそれぞれ出力する。
【0060】筐体11の側面である面101−4には、
シール取り出し口107が設けられており、撮影を終了
したユーザは、撮影した画像が印刷され、筐体11から
排出されるシールシートを受け取る。
【0061】以上のような構成を有する画像印刷装置9
1は、図1の画像印刷装置1と同様に、撮影ボックス4
1に設置され、ユーザは、撮影ボックス41の内部の撮
影空間で、様々なポーズをとって撮影する。
【0062】図10は、画像印刷装置91を利用して撮
影しているユーザを含む撮影空間を、横から見たときの
図を示しており、図11は、その撮影空間を上から見た
ときの図を示している。上述したものと同一のものに関
しては、同一の符号を付してある。この図において、点
線は、撮影装置71、および撮影装置121のそれぞれ
が撮影可能な範囲を示している。
【0063】図10、および図11に示すように、ユー
ザは、筐体101に設けられている斜面101−1に寄
りかかって、操作パネル103を操作し、撮影すること
ができる。このように、斜面101−1を利用して撮影
することにより、容易に、ユーザの全身をフレームに収
めて撮影することが可能となる。
【0064】例えば、撮影空間を十分に確保することが
できずに、図10に示すような撮影装置71で、ユーザ
が立って撮影した場合、ユーザの頭や足がフレームから
はずれてしまうことが予想される。これに対して、斜面
101−1を利用して寄りかかって撮影することによ
り、容易にその全身をフレームに収めて撮影することが
可能となる。
【0065】また、撮影装置121により撮影された画
像は、図6の撮影装置71により撮影された画像と同様
に、フレーム一杯に顔を近づけた状態のものとなり、よ
り面白みのある画像を撮影することができる。
【0066】図12は、図9の画像印刷装置91の内部
の構成例を示すブロック図である。
【0067】CPU(Central Processing Unit)131
は、ROM(Read Only Memory)132に記憶されている
プログラム、または、プログラム記憶部134からRAM
(Random Access Memory)133にロードしたプログラ
ムに従って、画像印刷装置91の全体の動作をバス13
6を介して制御する。RAM133にはまた、CPU131が
各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適
宜記憶される。
【0068】プログラム記憶部134は、ハードディス
クやそのドライブからなり、CPU131が実行する様々
なプログラムなどを記憶する。ドライブ135は、フロ
ッピディスクやハードディスクなどの磁気ディスクや、
CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital
Versatile Disc)などの光ディスクなどの記録媒体に記
憶されているプログラムを読み出し、バス136を介し
てプログラム記憶部134などに供給する。例えば、ド
ライブ135からは、被写体の画像と合成する新たなフ
レーム画像などが供給される。
【0069】撮影装置121の内部には、CCDカメラ1
22および取り込み画像表示部123の他に、CCDカメ
ラ制御部124が配置されている。CCDカメラ制御部1
24は、ユーザが操作パネル103を操作することによ
り入力したCCDカメラ122の調節要求に応じて、CCDカ
メラ122のズーム率、取り込む光量などを制御する。
また、同様に、撮影装置71の内部にも、CCDカメラ7
2を制御するCCDカメラ制御部74が設けられている。
【0070】音声出力制御部137は、CPU131から
の制御に基づいて、スピーカ106−1、および106
−2を制御し、撮影方法などを説明する各種の音声ガイ
ダンスや、例えば、静止画像を取り込むときのシャッタ
ー音などの効果音を出力する。
【0071】表示プロセッサ138は、撮影処理が終了
し、ユーザが撮影した画像の編集を開始するとき、後述
するキープ画像記憶部140からバス136を介して転
送されてくるキープ画像を内蔵するメモリ138Aに記
憶する。そして、表示プロセッサ138は、タッチパネ
ル139において編集入力がされたとき、編集対象の画
像(以下、適宜、編集対象画像と称する)上における、
その入力位置を検出し、編集対象画像に反映させてモニ
タ105に表示させる。なお、図12においては、モニ
タ105とタッチパネル139は別の位置に示されてい
るが、実際には積層して配置されている。
【0072】キープ画像記憶部140は、ユーザが撮影
し、編集する画像として選択した画像を所定の枚数だけ
記憶する。例えば、キープ画像記憶部140は、キープ
画像(編集対象画像)を6枚まで記憶する。
【0073】硬貨処理部141は、硬貨投入口102か
ら投入された硬貨をカウントし、画像の作成代金として
予め設定されている所定の金額が投入されたと判定した
とき、それをCPU131に通知する。
【0074】プリンタ142は、所定の数、および大き
さに分割されたシールのシールシートを複数種類ストッ
クし、ユーザから選択されたシールシートに、編集済み
の画像を印刷する。プリンタ142により印刷されたシ
ールシートは、シール取り出し口107に排出され、ユ
ーザに提供される。
【0075】次に、図13のフローチャートを参照し
て、図9の画像印刷装置91の画像印刷処理について説
明する。また、必要に応じて図14乃至図20を参照し
て説明する。
【0076】ステップS1において、CPU131は、表示
プロセッサ138を制御し、プログラム記憶部134に
記憶されている、撮影の進行方法などのデモンストレー
ション画面(以下、デモ画面と称する)をモニタ105
に表示させる。
【0077】ステップS2において、CPU131は、硬貨
処理部141からの出力に基づいて、所定の代金(シー
ルシートの作成代金)が投入されたか否かを判定し、投
入されたと判定するまでデモ画面を表示して待機する。
一方、CPU131は、代金が投入されたと判定した場
合、ステップS3に進み、各種の機能や撮影方法を説明
する説明画面をモニタ105に表示する。
【0078】図14は、モニタ105に表示される説明
画面の例を示す図であり、撮影装置71により撮影する
か、または、撮影装置121により撮影するかを選択す
る画面とされている。なお、「+/−ボタンで選んで
ね」のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パ
ネル103の「+ボタン」を操作した場合、撮影装置7
1(ユーザがモニタ105を見ている場合、後ろ側にあ
るカメラ)により撮影することができ、「−ボタン」を
操作した場合、撮影装置121により撮影することがで
きる。また、画面の右上には、残りの撮影可能枚数(キ
ープ画像の枚数)が「6枚」として表示されている。
【0079】そして、撮影装置が選択されることに応じ
て、取り込み画像表示部に動画像の表示が開始される。
例えば、撮影装置71が選択された場合、取り込み画像
表示部73には、CCDカメラ72により撮影される動画
像が表示される。
【0080】図15は、モニタ105に表示される説明
画面の他の例を示す図であり、例えば、図14において
撮影装置が選択された後、表示される。この例において
は、撮影する画像を縦長の画像とするか、横長の画像と
するかを選択する画面とされている。なお、「+/−ボ
タンで選んでね」のメッセージが表示されており、ユー
ザは、操作パネル103の「+ボタン」を操作した場
合、縦長の画像を撮影することができ、「−ボタン」を
操作した場合、横長の画像を撮影することができる。
【0081】図16は、モニタ105に表示される説明
画面のさらに他の例を示す図であり、例えば、図15に
おいて撮影する画像の方向が選択された後、表示され
る。この例においては、「ズームの調整を+/−ボタン
でしてね。用意ができたらスタートボタンを押してね」
のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル
103の「+ボタン」、および「−ボタン」を操作する
ことにより、選択した撮影装置に設置されるCCDカメラ
のズーム調整を行うことができる。
【0082】ステップS4において、CPU131は、図1
4、図15および図16に示したような説明画面に応じ
て、ユーザから各種の指示が入力されたとき、その入力
に基づいて、各部を制御する。例えば、図14において
撮影装置71が選択され(「+ボタン」が操作され)、
図15に示すような説明画面において「+ボタン」が操
作されたとき、CCDカメラ制御部74は、CPU131から
の指示に基づいて、取り込む画像を縦長の画像とするよ
うにCCDカメラ72を制御する。
【0083】CPU131は、ステップS5において、操作
パネル103からの出力に基づいて、撮影を開始すると
き操作される撮影スタートボタンが操作されたか否かを
判定し、まだ操作されていないと判定した場合、ステッ
プS3に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。一
方、CPU131は、撮影スタートボタンが操作されたと
判定した場合、ステップS6に進み、モニタ105にカ
ウントダウンインジケータを表示させ、撮影するタイミ
ングとなったとき、選択された撮影装置のCCDカメラに
より撮影される画像を記憶する。
【0084】図17は、ステップS6においてモニタ1
05に表示される表示画面の例を示す図である。図に示
すように、カウントダウンインジケータ151が表示さ
れ、例えば、左側の信号から順に点灯が開始され、1番
右側の信号が点灯されたとき、上述した例のように撮影
装置71が選択されている場合、CCDカメラ72により
撮影される画像が記憶される。なお、この例において
は、撮影するタイミングと同時に、「はい、ポーズ!」
のメッセージが表示されている。
【0085】撮影するタイミングとなったとき、CPU1
31は、照明装置104−1,104−2を制御してフ
ラッシュを被写体に照射するとともに、その瞬間にCCD
カメラ72により取り込まれている画像を、静止画像と
して保存し、キープ画像記憶部140に記憶させる。す
なわち、ユーザは、撮影スタートボタンを操作してから
撮影までの時間に、斜面101−1に寄りかかったり、
寝ころんだりしてポーズをとる。
【0086】ステップS7において、CPU131は、ステ
ップS6で撮影した画像の確認画面をモニタ105に表
示させる。
【0087】図18は、画像確認画面の例を示す図であ
り、モニタ105のほぼ中央に、ステップS6で撮影し
た画像が表示され、その上に、「これでいいかな?○/
×ボタンを押してね」のメッセージが表示されている。
ユーザは、表示されている画像をキープ画像として保存
するか否かを、操作パネル103の「○ボタン」または
「×ボタン」を操作して選択する。
【0088】そして、CPU131は、ステップS8で、操
作パネル103からの入力に基づいて、キープ画像とし
て保存することが指示されたか否かを判定し、指示され
ていない(「×ボタン」が操作された)と判定した場
合、ステップS9に進み、ステップS6で撮影し、キープ
画像記憶部140に記憶されている画像を消去する。そ
して、ステップS3に戻り、それ以降の処理が繰り返し
実行される。
【0089】一方、CPU131は、ステップS8におい
て、キープ画像として保存することが選択された(「○
ボタン」が操作された)と判定した場合、ステップS1
0に進み、その画像をキープ画像に追加する。
【0090】そして、ステップS11において、CPU13
1は、キープ画像として追加した画像の明るさを調整す
る明るさ調整画面をモニタ105に表示させる。
【0091】図19は、ステップS11でモニタ105
に表示される明るさ調整画面の例を示す図である。この
例においては、キープ画像として保存された画像が画面
のほぼ中央に表示され、その下に、明るさのレベルを指
定するボタンが表示されている。また、画面の上部に
は、「明るさを+/−ボタンで調整してね。よければ○
ボタンを押してね。」のメッセージが表示されており、
ユーザは、操作パネル103の「+ボタン」または「−
ボタン」を操作し、カーソル161を移動させて明るさ
を調整する。なお、ステップS10でキープ画像が選択
されたため、図19の右上方に示すように、残り撮影可
能枚数が1だけ減算されて、例えば、「5枚」とされ
る。
【0092】CPU131は、操作パネル103からの入
力に応じて、キープ画像の明るさを調整し、「○ボタ
ン」が操作されたとき、そのレベルの明るさでキープ画
像をキープ画像記憶部140に保存し、ステップS12
に進む。
【0093】ステップS12において、CPU131は、キ
ープ画像記憶部140に記憶されているキープ画像の枚
数を確認し、残り撮影可能枚数が「0枚」となったか、
または操作パネル103からの出力に基づいて、撮影を
終了するとき操作される「撮影終了ボタン」が操作され
たか否かを判定し、残り撮影可能枚数が「0枚」でな
い、かつ、「撮影終了ボタン」が操作されていないと判
定した場合、ステップS3に戻り、同様の撮影処理を繰
り返し実行する。
【0094】CPU131は、ステップS12において、残
り撮影可能枚数が「0枚」となった、または「撮影終了
ボタン」が操作されたと判定した場合、ステップS13
に進み、シールシートの分割数の選択画面をモニタ10
5に表示させる。このシールシートは、所定の数、およ
び大きさに分割された複数のシールの組み合わせからな
り、複数種類のパターンがプリンタ142に予め用意さ
れている。
【0095】図20は、ステップS13でモニタ105
に表示される分割数選択画面の例を示す図である。この
例においては、画面の上部に、「分割数を選択してね。
+/−ボタンで選んで○ボタンで決定してね。」のメッ
セージが表示されており、ユーザは、操作パネル103
の「+ボタン」、または「−ボタン」を操作してカーソ
ル171を移動させ、好みの分割数のシールシートを選
択する。なお、ユーザは、1枚のシールシートを様々な
大きさのシールに分割する「混合分割」、1枚のシール
シートをそれぞれが等しい大きさの32個のシールに分
割する「32分割」、1枚のシールシートをそれぞれが
等しい大きさの25個のシールに分割する「25分
割」、1枚のシールシートをそれぞれが等しい大きさの
9個のシールに分割する「9分割」のうちから、好みの
分割数のシールシートを選択することができるようにな
されている。なお、さらに複数のパターンからシールシ
ートを選択できる場合、図に示すように、画面の左右に
矢印でそれが示される。
【0096】そして、シールシートが選択されたとき、
ステップS14において、撮影した画像の編集画面がモ
ニタ105に表示されるため、ユーザは、モニタ105
にふれて画像の編集を行う。また、図1の画像印刷装置
1のように、編集入力用のタッチペンが設置されている
場合、それを用いて入力するようにしてもよい。
【0097】ステップS14において画像の編集処理が
終了され、シールシートに編集済みの画像が印刷された
後、処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り
返し実行される。ユーザは、シール取り出し口107に
排出されるシールシートを受け取り、撮影を終了する。
【0098】次に、図21のフローチャートを参照し
て、図13のステップS14において実行される画像編
集処理について説明する。
【0099】ステップS31において、表示プロセッサ
138は、キープ画像データがバス136を介してキー
プ画像記憶部140から転送されてきたか否かを判定
し、転送されてきたと判定するまで待機する。すなわ
ち、撮影処理が終了され、編集処理が開始されるとき、
CPU131は、キープ画像記憶部140に記憶されてい
るキープ画像を表示プロセッサ138に転送させる。表
示プロセッサ138は、ステップS31で、キープ画像
データが転送されてきたと判定した場合、ステップS3
2に進み、それを内蔵するメモリ138Aに記憶する。
【0100】ステップS33において、表示プロセッサ
138は、モニタ105に編集画面を表示する。
【0101】図22は、モニタ105に表示される編集
画面の例を示す図である。編集画面は、基本的に、編集
対象画像表示部181、編集対象画像選択部182、入
力ツール選択部183、制限時間表示部184から構成
される。編集対象画像選択部182には、撮影されたキ
ープ画像がサムネイル表示され、ユーザは、編集対象の
画像(書き込みをする画像)を選択することができる。
ユーザにより編集対象画像として選択された画像は、編
集対象画像表示部181に拡大表示される。入力ツール
選択部183には、様々な入力ツール(書き込みツー
ル)を選択するとき操作されるボタンが表示され、ユー
ザは、この中から入力ツールを選択する。
【0102】入力ツールには、例えば、文字や図形を書
き込むとき使用される「ペン」や、同一の文字や図形を
入力するとき使用される「スタンプ」などがある。そし
て、「ペン入力モード」が選択されたとき、ペンの太さ
を選択するウインドウや、ペンの種類(例えば、クレヨ
ンのように、線の一部をかすれたように表示する「クレ
ヨンペン」)を選択するウインドウが表示される。ま
た、「スタンプ入力モード」が選択されたときも同様
に、スタンプを選択するウインドウが表示される。
【0103】制限時間表示部184には、編集処理を行
う時間として予め設定されている制限時間が表示され
る。この例においては、残り時間が「30秒」として表
示され、残り時間が「0秒」となったとき、強制的に編
集処理が終了されるようになされている。
【0104】上述したものの他に、編集画面の下方に
は、縦方向に表示されている編集対象画像を横方向に、
またはその逆に、表示を切り替えるとき操作される画像
方向切替ボタン191、入力した書き込みの1部分を消
去するとき操作される消しゴムボタン192、入力した
書き込みをやり直す(取り消す)とき操作されるやり直
しボタン193、入力した書き込みを全て消去し、何も
書き込まれていない画像に戻すとき操作される取り消し
ボタン194、および、編集処理を終了するとき操作さ
れる終了ボタン195が表示される。
【0105】ステップS34において、表示プロセッサ
138は、タッチパネル139からの入力に基づいて、
ユーザから入力された各種の指示を識別し、それに応じ
て編集対象画像を編集する。表示プロセッサ138は、
例えば、編集対象画像として選択された画像を、2つの
フレームバッファに記憶させ、入力された編集を片方の
フレームの画像に反映させる。そして、表示プロセッサ
138は、その編集が取り消されたとき(消しゴム処理
が入力されたとき)、編集が反映されていないフレーム
の画像(もう片方の画像)の対応する部分のデータを、
編集を反映させる画像のフレームに反映することによ
り、その編集を取り消す。
【0106】ステップS35において、表示プロセッサ
138は、タッチパネル139からの入力に基づいて編
集した画像をモニタ105に表示させる。すなわち、モ
ニタ105には、上述した2つのフレームバッファのう
ちの、編集を反映した方のフレームバッファに記憶され
ている画像が表示され、ユーザが書き込みをしたとき、
その書き込みがリアルタイムで反映されて表示される。
【0107】ステップS36において、表示プロセッサ
138は、制限時間が経過したか否か、または終了ボタ
ン195が操作されたか否かを判定し、制限時間が経過
していない、かつ、終了ボタン195が操作されていな
いと判定した場合、ステップS34に戻り、それ以降の
処理を繰り返し実行する。
【0108】一方、表示プロセッサ138は、制限時間
が経過した、またはタッチパネル139からの入力に基
づいて、撮影終了ボタン195が操作されたと判定した
場合、ステップS37に進み、編集済みの画像データを
バス136を介してプリンタ142に転送し、図13の
ステップS13で選択された分割数のシールシートの各
シールに、編集済みの画像を印刷する。
【0109】例えば、図13のステップS13におい
て、「28分割」(図示せず)のシールシートが選択さ
れ、かつ6種類の画像の全てを印刷することが指示され
た場合、表示プロセッサ138は、1つの編集済みの画
像を、4個づつのシールに印刷する。このように、シー
ルシート上のそれぞれのシールに印刷される画像を、ユ
ーザが個々に選択できるようにしてもよい。プリンタ1
42は、編集済みの画像を印刷したシールシートを、シ
ール取り出し口107に排出する。そして、図13のス
テップS14以降の処理が繰り返し実行される。
【0110】図23(A),(B)は、図1の画像印刷装
置1により、または上述した画像印刷装置91の処理に
より作成される印刷媒体(シールシート)の例を示す図
である。
【0111】図23(A)は、例えば、ユーザにより6
分割のシールシートが選択された場合とされており、シ
ールシート上のそれぞれのシールに、異なった画像がそ
れぞれ印刷されている。すなわち、上述したように、ユ
ーザは、印刷する画像を複数種類、キープ画像として撮
影することができ、この例においては、6種類の画像を
撮影した場合とされている。
【0112】図23(B)は、例えば、ユーザにより、
図20の選択画面から、「混合分割」が選択された場合
とされており、シールシート上の、2枚の大きいサイズ
のシールと、3枚の小さいサイズのシールとをそれぞれ
1組として、それぞれの組のシールに、異なった画像が
印刷されている。すなわち、この場合も、ユーザは、6
種類の画像を撮影した場合とされている。
【0113】このように、ユーザは、様々なポーズをと
って撮影することができ、撮影した複数種類の画像をシ
ールシートに印刷することができる。
【0114】なお、画像印刷装置91のプリンタ142
には、図23に示されるようなシールシート(シール
紙)が複数連なった、ロール状のものが装着されてお
り、プリンタ142は、シール紙を必要な分だけ切断
し、そこに撮影した画像を印刷する。
【0115】図24は、画像印刷装置91の他の構成例
を示すブロック図であり、図に示されるように、ロール
状に構成されるシール紙201Aには、IDタグ201B
が付されている。そして、このシール紙201AとIDタ
グ201Bにより、シール紙ユニット201が構成され
る。
【0116】また、図24に示されるように、上述した
プリンタ142は、より詳細には、プリンタ部142A
とIDタグリーダ/ライタ142Bにより構成される。
【0117】プリンタ部142Aは、編集処理等が施さ
れた画像データが供給されたとき、供給された画像デー
タを、複数のシールが所定の位置、および大きさに配置
されてなるシール紙201Aに印刷し、シール紙201
Aをシール取り出し口107に排出する。
【0118】IDタグリーダ/ライタ142Bは、IDタグ
201Bに記憶されている識別情報(ID)を接触、また
は非接触により読み出し、それをCPU131に出力す
る。すなわち、IDタグ201Bは、シール紙ユニット2
01が画像印刷装置91に装着されたとき、IDタグリー
ダ/ライタ142Bの近傍に位置するようにシール紙ユ
ニット201に設けられる。なお、シール紙201Aと
IDタグ201Bは、図24に示されるように一体的に構
成されるようにしてもよいし、シール紙201Aがプリ
ンタ部142Aに装着され、シール紙201Aに対応す
るIDタグ201Bが、プリンタ部142Aと異なる位置
(IDタグリーダ/ライタ142Bの近傍の位置)に装着
されるように、それぞれ分離して構成されるようにして
もよい。
【0119】CPU131は、IDタグリーダ/ライタ14
2Bから供給されたIDに基づいて、装着されているシー
ル紙ユニット201が、画像印刷装置91において利用
可能なユニットであるか否かを判定し、利用可能なユニ
ットであると判定したときにのみ、プリンタ部142A
を含む画像印刷装置91全体を動作可能にする。
【0120】すなわち、CPU131により、画像印刷装
置91において利用可能とされるシール紙ユニットのID
が管理されており、これにより、画像印刷装置1に対応
していない(純正のものでない)シール紙が利用される
のを抑制することができる。また、IDタグ201Bによ
り、シール紙201Aの残量等も管理される。なお、シ
ール紙ユニットが純正のものであるか否かを、シール紙
ユニットにプリントされているバーコードなどにより確
認させるようにしてもよい。また、単に、シール紙ユニ
ットに施されている、個々を識別することが可能な形状
により、装着されているシール紙ユニットが純正のもの
であるか否かを確認させるようにしてもよい。
【0121】次に、図25のフローチャートを参照し
て、IDタグ201Bに記憶されているIDを検出し、それ
が正当なものであるか否かを認証する画像印刷装置91
の処理について説明する。
【0122】ステップS51において、CPU131は、
画像印刷装置91の所定の位置に、シール紙ユニット2
01が装着されたか否かを判定し、シール紙ユニット2
01が装着されたと判定するまで待機する。一方、CPU
131は、ステップS51において、シール紙ユニット
201が画像印刷装置91に装着されたと判定された場
合、ステップS52に進む。
【0123】ステップS52において、IDタグリーダ/
ライタ142Bは、CPU131からの指令に応じて、シ
ール紙ユニット201に付されているIDタグ201Bに
より管理されているIDを接触、または非接触により読み
取り、それをCPU131に出力する。
【0124】ステップS53において、CPU131は、I
Dタグリーダ/ライタ142Bから供給されてきたID
と、ROM132等に予め記憶されているIDを照合し、そ
れらのIDが同一であるか否かを判定する。
【0125】CPU131は、ステップS53において、I
Dタグリーダ/ライタ142Bから供給されてきたID
と、ROM132等に予め記憶されているIDが一致しない
と判定した場合、ステップS54に進み、画像印刷装置
91を使用できない旨のメッセージをモニタ105に表
示させる。そして、CPU131は、ステップS55にお
いて、画像印刷装置91を使用禁止状態とし、処理を終
了させる。
【0126】一方、ステップS53において、CPU13
1は、IDタグリーダ/ライタ142Bから供給されてき
たIDと、ROM132等に予め記憶されているIDが同一で
あると判定した場合、ステップS56に進み、画像印刷
装置91を使用できる旨のメッセージをモニタ105に
表示させる。また、CPU131は、ステップS57にお
いて、画像印刷装置91を使用可能状態とし、処理を終
了させる。
【0127】以上のように、IDタグ201Bにより管理
されているIDに基づいて認証するようにしたので、画像
印刷装置91に対して純正なものとされているシール紙
ユニット201以外のユニットが使用されるのを抑制す
ることができる。
【0128】また、印刷媒体は、シールシートに限られ
るものではなく、例えば、所定のサイズの紙や、ポスタ
ー用の紙などに印刷するようにしてもよい。また、撮影
した画像データを、ユーザが自ら用意したフロッピディ
スクなどの記録媒体に記録させることができるようにし
てもよい。
【0129】上述したように、本発明を適用した撮影台
61、および画像印刷装置91を利用して、ユーザは、
様々なポーズをとって撮影することができるが、角度
や、階段の幅などの寸法は、上述したものに限定される
ものではない。すなわち、斜面を、より急角度に構成す
ることもできるし、その素材を柔らかい素材により構成
するようにしてもよい。
【0130】また、以上においては、主に、図9の画像
印刷装置91の処理について説明したが、図1の画像印
刷装置1の処理も、基本的に図13の処理と同様の処理
である。
【0131】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来で
は困難であった、様々なポーズをとることができ、より
面白みのある画像を撮影することができる。また、十分
な撮影空間を確保できない場合であっても、容易に、ユ
ーザの全身をフレームに収めて撮影することができる。
さらに、撮影された画像は、足が長く見えるなど、見栄
えよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像印刷装置の構成例を示す斜視図である。
【図2】図1の画像印刷装置が格納される撮影ボックス
の外観を示す斜視図である。
【図3】図2の撮影ボックスの内部における各装置の配
置例を示す図である。
【図4】本発明を適用した撮影台の側面図である。
【図5】本発明を適用した撮影台の正面図である。
【図6】撮影空間を横から見た図である。
【図7】図6の撮影空間を上から見た図である。
【図8】本発明を適用した撮影台の他の構成例を示す図
である。
【図9】本発明を適用した画像印刷装置の構成例を示す
斜視図である。
【図10】図9の画像印刷装置が格納される撮影空間を
横から見た図である。
【図11】図10の撮影空間を上から見た図である。
【図12】図9の画像印刷装置の内部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図13】図9の画像印刷装置の処理を説明するフロー
チャートである。
【図14】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図15】図9のモニタの他の表示例を示す図である。
【図16】図9のモニタのさらに他の表示例を示す図で
ある。
【図17】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図18】図9のモニタの他の表示例を示す図である。
【図19】図9のモニタのさらに他の表示例を示す図で
ある。
【図20】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図21】図9の画像印刷装置の他の処理を説明するフ
ローチャートである。
【図22】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図23】本発明を適用した画像印刷装置により作成さ
れる印刷媒体の例を示す図である。
【図24】図9の画像印刷装置の内部の他の構成例を示
すブロック図である。
【図25】図9の画像印刷装置のさらに他の処理を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
61 撮影台 71 撮影装置 72 CCDカメラ 73 取り込み画像表示部 81 操作パネル 91 画像印刷装置 103 操作パネル 121 撮影装置 122 CCDカメラ 123 取り込み画像表示部 142 プリンタ 201 印刷媒体ユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した被写体の画像を、所定の印刷媒
    体に印刷する画像印刷装置と対向する位置に配置される
    撮影台において、 前記画像印刷装置とほぼ同一の幅の、1段、または複数
    段の階段を備え、 前記階段のうちの、最上段には所定の角度の斜面が配置
    されていることを特徴とする撮影台。
  2. 【請求項2】 前記階段は、2段であることを特徴とす
    る請求項1に記載の撮影台。
  3. 【請求項3】 前記斜面は、水平を基準として、45度
    乃至50度の傾斜を有する斜面から構成されることを特
    徴とする請求項1または2に記載の撮影台。
  4. 【請求項4】 前記斜面には、前記画像印刷装置を操作
    する操作手段が備えられることを特徴とする請求項1,
    2または3に記載の撮影台。
  5. 【請求項5】 被写体の画像を撮影する第1の撮影手段
    と、 前記第1の撮影手段により撮影された前記被写体の画像
    を所定の印刷媒体に印刷する印刷手段と、 前記被写体が寄りかかることが可能な、所定の角度を有
    する斜面とを備えることを特徴とする画像印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記斜面と対向する位置に設けられ、前
    記斜面に寄りかかる前記被写体を撮影する第2の撮影手
    段と、 前記第1の撮影手段、および前記第2の撮影手段のうち
    のいずれにより撮影するかを選択する選択手段とを備
    え、 前記印刷手段は、前記選択手段により選択された前記第
    1の撮影手段、または前記第2の撮影手段により撮影さ
    れた前記被写体の画像を印刷することを特徴とする請求
    項5に記載の画像印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記斜面に設けられた、前記画像印刷装
    置を操作する操作手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項5または6に記載の画像印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷媒体に対して設定されている識
    別情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記識別情報に基づい
    て、前記印刷媒体が使用可能なものであるか否かを識別
    する識別手段とをさらに備えることを特徴とする請求項
    5,6または7に記載の画像印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記印刷媒体を格納し、前記識別情報を
    管理する管理手段を備え、 前記管理手段は、前記画像印刷装置に対して前記識別情
    報を提供することを特徴とする請求項8に記載の画像印
    刷装置により使用される印刷媒体ユニット。
  10. 【請求項10】 被写体が寄りかかることが可能な、所
    定の角度を有する斜面を備える画像印刷装置の画像印刷
    方法において、 前記被写体の画像を撮影する第1の撮影ステップと、 前記第1の撮影ステップの処理により撮影された前記被
    写体の画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷ステップと
    を含むことを特徴とする画像印刷方法。
  11. 【請求項11】 被写体が寄りかかることが可能な、所
    定の角度を有する斜面を備える画像印刷装置の画像印刷
    方法により印刷された印刷媒体において、 前記被写体の画像を撮影する第1の撮影ステップと、 前記第1の撮影ステップの処理により撮影された前記被
    写体の画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷ステップと
    を含むことを特徴とする画像印刷方法により印刷された
    ことを特徴とする画像印刷媒体。
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