JP4207429B2 - 画像印刷装置、印刷媒体ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像印刷装置、印刷媒体ユニットに関し、特に、利用者が、様々なポーズをとって、より面白みのある画像を撮影することができるようにした画像印刷装置、印刷媒体ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、利用者の画像を撮影し、これを予め用意されたフレーム画像や背景画像と合成してシールシートなどに印刷して提供する画像印刷装置(例えば、プリントクラブ(商標))が知られている。
【0003】
そして、この画像印刷装置には、利用者の全身を撮影することができるものもあり、通常、外部から利用者が見えないように、ボックス状に仕切られた空間の内部に画像印刷装置が設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような全身を撮影することができる画像印刷装置においては、ポーズをとる空間が限られているということもあり、様々なポーズをとって撮影することができないという課題があった。すなわち、完成するシールに面白みが欠けてしまうという課題があった。
【0005】
また、全身を撮影するには、撮影空間として、広いスペースが必要となるという課題があった。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、限られた空間において、様々なポーズをとって撮影することができるようにしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像印刷装置は、画像印刷装置自身の筐体の幅とほぼ同一の幅の、1段、または複数段の階段を有し、階段の最上段に所定の角度の斜面が設けられる撮影台が対向する位置に配置される画像印刷装置において、撮影台の斜面に寄りかかった被写体の全身を含む範囲を撮影可能範囲として有し、撮影台の斜面に寄りかかった被写体の正面に対して斜め下方から撮影可能な第1の撮影手段と、第1の撮影手段により撮影された画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷手段と備えることを特徴とする。
【0016】
この斜面を利用して撮影することにより、ユーザは、上述した撮影台の場合と同様に、様々なポーズをとって撮影することができる。また、ユーザの全身を撮影できる撮影空間を、よりコンパクトに構成することができる。
【0017】
画像印刷装置が設けられる撮影空間内で撮影を行う被写体の背景となるパネルの上方に設けられ、斜め下方を向いた面に撮像部が設置される撮像手段であって、撮影台の斜面に寄りかかった被写体の全身を含む範囲を撮影可能範囲として有する第2の撮影手段と、第1の撮影手段、および第2の撮影手段のうちのいずれにより撮影するかを選択する選択手段とを備え、印刷手段は、選択手段により選択された第1の撮影手段、または第2の撮影手段により撮影された画像を印刷するようにすることができる。
【0018】
第2の撮影手段は、所定のボックスの上方に設置されるため、被写体との距離を、より確保することができ、ユーザの全身を、容易にフレームに収めて撮影することができる。
【0019】
斜面に設けられた、画像印刷装置を操作する操作手段をさらに備えるようにすることができる。
【0020】
斜面に寄りかかった状態で、操作手段を操作することができるため、ユーザは、ゆっくりと好みのポーズをとって撮影することができる。
【0021】
印刷媒体に対して設定されている識別情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された識別情報に基づいて、印刷媒体が使用可能なものであるか否かを識別する識別手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0022】
識別情報は、例えば、IDタグにより管理されており、従って、取得手段は、例えば、IDタグから識別情報を接触、または非接触により取得するリーダライタにより構成される。また、識別情報がバーコードとされており、それに基づいて、印刷媒体が使用可能なものであるか否かが判定されるようにしてもよい。
【0023】
このように、識別情報等に基づいて認証するようにしたので、画像印刷装置に対して純正なものとされているシール紙以外のものが使用されるのを抑制することができる。
【0024】
本発明の画像印刷装置により使用される印刷媒体ユニットは、印刷媒体を格納し、識別情報を管理する管理手段を備え、管理手段により、画像印刷装置に対して識別情報が提供されることを特徴とする。
【0025】
管理手段は、例えば、IDタグやバーコードなどにより構成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した撮影台と対向する位置に設けられる、写真シール自動販売機としての画像印刷装置1の構成例を示す斜視図である。
【0030】
筐体11の面11−1の中央上方には、硬貨投入口12が設けられている。ユーザは、画像印刷装置1を利用するとき、所定の代金を硬貨投入口12に投入する。
【0031】
所定の角度だけ斜め上方を向いた面11−2には、ユーザが各種の操作を入力するとき操作される操作パネル13−1、および13−2が設けられる。操作パネル13−1、および13−2には、必要に応じて、各種の操作ボタンが表示され、ユーザは、操作パネル13−1および13−2の近傍にそれぞれ用意されているタッチペン14−1、および14−2を利用して、各種の処理を入力する。すなわち、操作パネル13−1、および13−2は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)の上に、タッチパネルが積層されることにより構成される。
【0032】
地面とほぼ垂直な面11−3には、中央に撮影装置31が配置されている。ユーザは、図示せぬレールに従って、撮影装置31を上下方向に移動させ、その撮影方向の調整をすることができる。撮影装置31には、被写体を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラ31と、CCDカメラ31により撮影される動画像が表示される取り込み画像表示部33が配置されている。
【0033】
面11−3には、撮影装置31と、撮影装置31が上下方向に移動するレールを挟んで、照明装置15−1、および15−2が設けられている。照明装置15−1、および15−2は、CCDカメラ32により取り込まれる画像を静止画像として記憶するタイミングで(撮影するタイミングで)、内蔵する発光体を駆動し、被写体にフラッシュを照射する。
【0034】
面11−4には、スピーカ16−1および16−2が設けられており、撮影方法を案内する音声ガイダンスや、撮影時の効果音などを出力する。
【0035】
筐体11の側面である面11−5には、その下方に、シール取り出し口17が設けられており、被写体の画像が所定のシールシートに印刷されて、排出される。ユーザは、撮影を終了したとき、シール取り出し口17から排出されるシールシートを受け取る。
【0036】
このような構成を有する画像印刷装置1は、例えば、図2に示すように、所定の大きさの撮影ボックス41の内部に配置される。
【0037】
図2に示すように、画像印刷装置1の正面側(面11−1側)には、その対向する位置に、所定の距離だけ離間して背景パネル41−1が配置されている。そして、背景パネル41−1と筐体11の間にある撮影ボックス41の入口の上部には、カーテンフレーム42が設けられており、カーテン43が取り付けられている。すなわち、カーテン43により入口が覆われ、撮影ボックス41の内部の空間(以下、適宜、撮影空間と称する)が、外部から見えないようになされている。
【0038】
図3は、撮影空間の内部の各装置の配置の例を示す図であり、説明の便宜上、撮影ボックス41は、点線で示してある。
【0039】
撮影空間において、筐体11の正面には、所定距離だけ離間して本発明を適用した撮影台61が用意されている。この撮影台61は、水平方向の面61−1を1段目の階段の上面として、面61−2を2段目の階段の上面として構成されており、2段目の階段のさらに上方には、所定の角度を有する斜面61−3が設けられている。ユーザは、この撮影台61を利用して、様々なポーズをとって撮影することができる。撮影台61の詳細な構成については、後述する。
【0040】
背景パネル41−1の上方には、撮影装置71が設けられており、筐体11に設置される撮影装置31と同様に、CCDカメラ72、および取り込み画像表示部73が、所定の角度だけ斜め下方を向いた面に設置されている。CCDカメラ72により撮影された画像は、取り込み画像表示部73に動画像として表示される。その動画像データ、または撮影した静止画像データは、図示せぬケーブルを介して筐体11に供給される。すなわち、ユーザは、撮影装置31と撮影装置71のうち、いずれの撮影装置により撮影するかを選択することができる。
【0041】
図4は、撮影台61の側面を、図5は、撮影台61の正面をそれぞれ示す図である。
【0042】
図4に示すように、撮影台61は、面61−1を1段目の階段の上面とし、面61−2を2段目の階段の上面として構成されている。それぞれの階段の幅は、例えば、30cm乃至40cmの幅とされ、ユーザがそれぞれの階段の上に立って、様々なポーズをとることができるようになされている。
【0043】
斜面61−3は、水平を基準として、例えば、45度乃至50度の傾斜を有する面とされ、ユーザが面61−1などに足をかけて寄りかかることができるようになされている。なお、面61−1,61−2のそれぞれには、斜面61−3に寄りかかったユーザが転倒するのを防止するため、所定のストッパーなどが設けられる。
【0044】
図5において、撮影台61の幅は、例えば、筐体11の幅とほぼ同一の幅とされる。
【0045】
図6は、画像印刷装置1を利用して撮影しているユーザを含む撮影空間を、横から見たときの図を示しており、図7は、その撮影空間を上から見たときの図を示している。なお、この図において、撮影ボックス41は、斜線で示している。また、点線は、撮影装置31、および撮影装置71のそれぞれが、撮影可能な範囲を示している。
【0046】
図6、および図7に示すように、ユーザは、面61−2の上に足をかけて、斜面61−3に寄りかかって撮影することができる。このように、撮影台61を利用して撮影することにより、容易に、ユーザの全身を撮影することが可能となる。すなわち、撮影台61を利用しない場合、ユーザの全身を撮影するためには、撮影装置31とユーザとの間に十分な距離が必要となるのに対して、撮影台61を利用した場合、十分な距離を確保することができない場合であっても、ユーザの全身を容易にフレームに収めて撮影することができる。従って、撮影空間をよりコンパクトに構成することができる。
【0047】
さらに、撮影される画像は、ユーザの正面に対して、斜め下方から撮影されているため、足が長く見える画像となり、見栄えのよい画像となる。
【0048】
また、ユーザは、撮影装置71で撮影することにより、フレーム一杯に顔を近づけた画像を撮影することができ、しかも、その画像は、フレームから飛び出すようなものとなる。このように、より面白みのある画像を撮影することができる。
【0049】
さらに、ユーザは、撮影台61を利用することにより、撮影台61を利用しない場合に較べて、より面白みのあるポーズをとって撮影することができる。例えば、ユーザは、高い位置から見下ろすような視線で撮影したり、面61−2の上で、横ばいになって撮影したりすることができる。
【0050】
また、例えば、トーテムポールのように、複数人のユーザが重なって撮影するとき、撮影台61を利用しない場合には、複数人のユーザのそれぞれの全身がフレームに入ることは困難であるのに対して、撮影台61を利用することにより、容易に、全身をフレームに収めて撮影することができる。この場合、例えば、下になるユーザは、面61−1に腰掛け、上になるユーザは、面61−2に腰掛けるなどして撮影する。
【0051】
以上のように、本発明を適用した撮影台61を利用することにより、様々なポーズをとることができ、より面白みのある画像を撮影することができる。また、上述したように、狭いスペースであっても、容易に、全身をフレームに収めて撮影することができるとともに、撮影される画像は、ユーザの正面に対して斜め下から撮影されるため、足が長く見える画像となり、より見栄えのよいものとなる。
【0052】
以上においては、ユーザは、撮影を進行させるとき、筐体11に設置されている操作パネル14−1、または14−2を操作して撮影するとしたが、例えば、図8に示すように、撮影台61の斜面61−3に操作パネル81を設置するようにしてもよい。これにより、ユーザは、筐体11に近づかなくても撮影を指示することができるため、好みのポーズをゆっくりととることができる。例えば、筐体11の操作パネル14−1、または14−2を操作して撮影する場合、ユーザは、撮影のスタートを指示してから、撮影台61に急いで戻ってポーズをとらなければならない。
【0053】
なお、撮影パネル81は、斜面61−3に設置されることに限定されるものではなく、撮影台61の近傍であれば、いずれの場所であってもよい。操作パネル81から入力された各種の情報は、例えば床下に配置される図示せぬケーブルを介して画像印刷装置1に供給される。
【0054】
以上においては、撮影台61に斜面61−3を設けるようにしたが、画像印刷装置1に斜面を設けることにより、上述したものと同様の画像を撮影することができる。
【0055】
図9は、本発明を適用した、写真シール自動販売機としての画像印刷装置91の構成例を示す斜視図である。
【0056】
所定の角度だけ傾斜して筐体11に設けられている斜面101−1には、左上方に、硬貨投入口102が設けられている。ユーザは、画像印刷装置91を利用して撮影するとき、所定の代金を投入する。また、斜面101−1には、その右上方に、操作パネル103が設けられている。ユーザは、モニタ105に表示される画面に従って、操作パネル103に配置されている各種の操作ボタンを操作し、撮影処理を進行する。
【0057】
地面に対してほぼ垂直な面101−2には、中央にモニタ105が設置され、その左右に照明装置104−1、および104−2が配置されている。モニタ105には、撮影方法を説明するガイド画面や、ユーザがガイド画面に従って撮影したとき、その撮影画像などが表示される。照明装置104−1、および104−2は、被写体を撮影するタイミングで、内蔵する発光体を駆動し、被写体にフラッシュを照射する。
【0058】
面101−3には、上述した撮影装置71と同様の構成を有する撮影装置121が設置されている。すなわち、撮影装置121の所定の角度だけ下方を向いている面には、被写体により反射される光を集光するCCDカメラ122と、CCDカメラ122により撮影された画像を動画像として表示する取り込み画像表示部123が設置される。
【0059】
また、面101−3の撮影装置121の左右には、スピーカ106−1、および106−2が設置され、撮影方法の音声ガイダンスや、撮影時の効果音などをそれぞれ出力する。
【0060】
筐体11の側面である面101−4には、シール取り出し口107が設けられており、撮影を終了したユーザは、撮影した画像が印刷され、筐体11から排出されるシールシートを受け取る。
【0061】
以上のような構成を有する画像印刷装置91は、図1の画像印刷装置1と同様に、撮影ボックス41に設置され、ユーザは、撮影ボックス41の内部の撮影空間で、様々なポーズをとって撮影する。
【0062】
図10は、画像印刷装置91を利用して撮影しているユーザを含む撮影空間を、横から見たときの図を示しており、図11は、その撮影空間を上から見たときの図を示している。上述したものと同一のものに関しては、同一の符号を付してある。この図において、点線は、撮影装置71、および撮影装置121のそれぞれが撮影可能な範囲を示している。
【0063】
図10、および図11に示すように、ユーザは、筐体101に設けられている斜面101−1に寄りかかって、操作パネル103を操作し、撮影することができる。このように、斜面101−1を利用して撮影することにより、容易に、ユーザの全身をフレームに収めて撮影することが可能となる。
【0064】
例えば、撮影空間を十分に確保することができずに、図10に示すような撮影装置71で、ユーザが立って撮影した場合、ユーザの頭や足がフレームからはずれてしまうことが予想される。これに対して、斜面101−1を利用して寄りかかって撮影することにより、容易にその全身をフレームに収めて撮影することが可能となる。
【0065】
また、撮影装置121により撮影された画像は、図6の撮影装置71により撮影された画像と同様に、フレーム一杯に顔を近づけた状態のものとなり、より面白みのある画像を撮影することができる。
【0066】
図12は、図9の画像印刷装置91の内部の構成例を示すブロック図である。
【0067】
CPU(Central Processing Unit)131は、ROM(Read Only Memory)132に記憶されているプログラム、または、プログラム記憶部134からRAM(Random Access Memory)133にロードしたプログラムに従って、画像印刷装置91の全体の動作をバス136を介して制御する。RAM133にはまた、CPU131が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0068】
プログラム記憶部134は、ハードディスクやそのドライブからなり、CPU131が実行する様々なプログラムなどを記憶する。ドライブ135は、フロッピディスクやハードディスクなどの磁気ディスクや、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクなどの記録媒体に記憶されているプログラムを読み出し、バス136を介してプログラム記憶部134などに供給する。例えば、ドライブ135からは、被写体の画像と合成する新たなフレーム画像などが供給される。
【0069】
撮影装置121の内部には、CCDカメラ122および取り込み画像表示部123の他に、CCDカメラ制御部124が配置されている。CCDカメラ制御部124は、ユーザが操作パネル103を操作することにより入力したCCDカメラ122の調節要求に応じて、CCDカメラ122のズーム率、取り込む光量などを制御する。また、同様に、撮影装置71の内部にも、CCDカメラ72を制御するCCDカメラ制御部74が設けられている。
【0070】
音声出力制御部137は、CPU131からの制御に基づいて、スピーカ106−1、および106−2を制御し、撮影方法などを説明する各種の音声ガイダンスや、例えば、静止画像を取り込むときのシャッター音などの効果音を出力する

【0071】
表示プロセッサ138は、撮影処理が終了し、ユーザが撮影した画像の編集を開始するとき、後述するキープ画像記憶部140からバス136を介して転送されてくるキープ画像を内蔵するメモリ138Aに記憶する。そして、表示プロセッサ138は、タッチパネル139において編集入力がされたとき、編集対象の画像(以下、適宜、編集対象画像と称する)上における、その入力位置を検出し、編集対象画像に反映させてモニタ105に表示させる。なお、図12においては、モニタ105とタッチパネル139は別の位置に示されているが、実際には積層して配置されている。
【0072】
キープ画像記憶部140は、ユーザが撮影し、編集する画像として選択した画像を所定の枚数だけ記憶する。例えば、キープ画像記憶部140は、キープ画像(編集対象画像)を6枚まで記憶する。
【0073】
硬貨処理部141は、硬貨投入口102から投入された硬貨をカウントし、画像の作成代金として予め設定されている所定の金額が投入されたと判定したとき、それをCPU131に通知する。
【0074】
プリンタ142は、所定の数、および大きさに分割されたシールのシールシートを複数種類ストックし、ユーザから選択されたシールシートに、編集済みの画像を印刷する。プリンタ142により印刷されたシールシートは、シール取り出し口107に排出され、ユーザに提供される。
【0075】
次に、図13のフローチャートを参照して、図9の画像印刷装置91の画像印刷処理について説明する。また、必要に応じて図14乃至図20を参照して説明する。
【0076】
ステップS1において、CPU131は、表示プロセッサ138を制御し、プログラム記憶部134に記憶されている、撮影の進行方法などのデモンストレーション画面(以下、デモ画面と称する)をモニタ105に表示させる。
【0077】
ステップS2において、CPU131は、硬貨処理部141からの出力に基づいて、所定の代金(シールシートの作成代金)が投入されたか否かを判定し、投入されたと判定するまでデモ画面を表示して待機する。一方、CPU131は、代金が投入されたと判定した場合、ステップS3に進み、各種の機能や撮影方法を説明する説明画面をモニタ105に表示する。
【0078】
図14は、モニタ105に表示される説明画面の例を示す図であり、撮影装置71により撮影するか、または、撮影装置121により撮影するかを選択する画面とされている。なお、「+/−ボタンで選んでね」のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル103の「+ボタン」を操作した場合、撮影装置71(ユーザがモニタ105を見ている場合、後ろ側にあるカメラ)により撮影することができ、「−ボタン」を操作した場合、撮影装置121により撮影することができる。また、画面の右上には、残りの撮影可能枚数(キープ画像の枚数)が「6枚」として表示されている。
【0079】
そして、撮影装置が選択されることに応じて、取り込み画像表示部に動画像の表示が開始される。例えば、撮影装置71が選択された場合、取り込み画像表示部73には、CCDカメラ72により撮影される動画像が表示される。
【0080】
図15は、モニタ105に表示される説明画面の他の例を示す図であり、例えば、図14において撮影装置が選択された後、表示される。この例においては、撮影する画像を縦長の画像とするか、横長の画像とするかを選択する画面とされている。なお、「+/−ボタンで選んでね」のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル103の「+ボタン」を操作した場合、縦長の画像を撮影することができ、「−ボタン」を操作した場合、横長の画像を撮影することができる。
【0081】
図16は、モニタ105に表示される説明画面のさらに他の例を示す図であり、例えば、図15において撮影する画像の方向が選択された後、表示される。この例においては、「ズームの調整を+/−ボタンでしてね。用意ができたらスタートボタンを押してね」のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル103の「+ボタン」、および「−ボタン」を操作することにより、選択した撮影装置に設置されるCCDカメラのズーム調整を行うことができる。
【0082】
ステップS4において、CPU131は、図14、図15および図16に示したような説明画面に応じて、ユーザから各種の指示が入力されたとき、その入力に基づいて、各部を制御する。例えば、図14において撮影装置71が選択され(「+ボタン」が操作され)、図15に示すような説明画面において「+ボタン」が操作されたとき、CCDカメラ制御部74は、CPU131からの指示に基づいて、取り込む画像を縦長の画像とするようにCCDカメラ72を制御する。
【0083】
CPU131は、ステップS5において、操作パネル103からの出力に基づいて、撮影を開始するとき操作される撮影スタートボタンが操作されたか否かを判定し、まだ操作されていないと判定した場合、ステップS3に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。一方、CPU131は、撮影スタートボタンが操作されたと判定した場合、ステップS6に進み、モニタ105にカウントダウンインジケータを表示させ、撮影するタイミングとなったとき、選択された撮影装置のCCDカメラにより撮影される画像を記憶する。
【0084】
図17は、ステップS6においてモニタ105に表示される表示画面の例を示す図である。図に示すように、カウントダウンインジケータ151が表示され、例えば、左側の信号から順に点灯が開始され、1番右側の信号が点灯されたとき、上述した例のように撮影装置71が選択されている場合、CCDカメラ72により撮影される画像が記憶される。なお、この例においては、撮影するタイミングと同時に、「はい、ポーズ!」のメッセージが表示されている。
【0085】
撮影するタイミングとなったとき、CPU131は、照明装置104−1,104−2を制御してフラッシュを被写体に照射するとともに、その瞬間にCCDカメラ72により取り込まれている画像を、静止画像として保存し、キープ画像記憶部140に記憶させる。すなわち、ユーザは、撮影スタートボタンを操作してから撮影までの時間に、斜面101−1に寄りかかったり、寝ころんだりしてポーズをとる。
【0086】
ステップS7において、CPU131は、ステップS6で撮影した画像の確認画面をモニタ105に表示させる。
【0087】
図18は、画像確認画面の例を示す図であり、モニタ105のほぼ中央に、ステップS6で撮影した画像が表示され、その上に、「これでいいかな?○/×ボタンを押してね」のメッセージが表示されている。ユーザは、表示されている画像をキープ画像として保存するか否かを、操作パネル103の「○ボタン」または「×ボタン」を操作して選択する。
【0088】
そして、CPU131は、ステップS8で、操作パネル103からの入力に基づいて、キープ画像として保存することが指示されたか否かを判定し、指示されていない(「×ボタン」が操作された)と判定した場合、ステップS9に進み、ステップS6で撮影し、キープ画像記憶部140に記憶されている画像を消去する。そして、ステップS3に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0089】
一方、CPU131は、ステップS8において、キープ画像として保存することが選択された(「○ボタン」が操作された)と判定した場合、ステップS10に進み、その画像をキープ画像に追加する。
【0090】
そして、ステップS11において、CPU131は、キープ画像として追加した画像の明るさを調整する明るさ調整画面をモニタ105に表示させる。
【0091】
図19は、ステップS11でモニタ105に表示される明るさ調整画面の例を示す図である。この例においては、キープ画像として保存された画像が画面のほぼ中央に表示され、その下に、明るさのレベルを指定するボタンが表示されている。また、画面の上部には、「明るさを+/−ボタンで調整してね。よければ○ボタンを押してね。」のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル103の「+ボタン」または「−ボタン」を操作し、カーソル161を移動させて明るさを調整する。なお、ステップS10でキープ画像が選択されたため、図19の右上方に示すように、残り撮影可能枚数が1だけ減算されて、例えば、「5枚」とされる。
【0092】
CPU131は、操作パネル103からの入力に応じて、キープ画像の明るさを調整し、「○ボタン」が操作されたとき、そのレベルの明るさでキープ画像をキープ画像記憶部140に保存し、ステップS12に進む。
【0093】
ステップS12において、CPU131は、キープ画像記憶部140に記憶されているキープ画像の枚数を確認し、残り撮影可能枚数が「0枚」となったか、または操作パネル103からの出力に基づいて、撮影を終了するとき操作される「撮影終了ボタン」が操作されたか否かを判定し、残り撮影可能枚数が「0枚」でない、かつ、「撮影終了ボタン」が操作されていないと判定した場合、ステップS3に戻り、同様の撮影処理を繰り返し実行する。
【0094】
CPU131は、ステップS12において、残り撮影可能枚数が「0枚」となった、または「撮影終了ボタン」が操作されたと判定した場合、ステップS13に進み、シールシートの分割数の選択画面をモニタ105に表示させる。このシールシートは、所定の数、および大きさに分割された複数のシールの組み合わせからなり、複数種類のパターンがプリンタ142に予め用意されている。
【0095】
図20は、ステップS13でモニタ105に表示される分割数選択画面の例を示す図である。この例においては、画面の上部に、「分割数を選択してね。+/−ボタンで選んで○ボタンで決定してね。」のメッセージが表示されており、ユーザは、操作パネル103の「+ボタン」、または「−ボタン」を操作してカーソル171を移動させ、好みの分割数のシールシートを選択する。なお、ユーザは、1枚のシールシートを様々な大きさのシールに分割する「混合分割」、1枚のシールシートをそれぞれが等しい大きさの32個のシールに分割する「32分割」、1枚のシールシートをそれぞれが等しい大きさの25個のシールに分割する「25分割」、1枚のシールシートをそれぞれが等しい大きさの9個のシールに分割する「9分割」のうちから、好みの分割数のシールシートを選択することができるようになされている。なお、さらに複数のパターンからシールシートを選択できる場合、図に示すように、画面の左右に矢印でそれが示される。
【0096】
そして、シールシートが選択されたとき、ステップS14において、撮影した画像の編集画面がモニタ105に表示されるため、ユーザは、モニタ105にふれて画像の編集を行う。また、図1の画像印刷装置1のように、編集入力用のタッチペンが設置されている場合、それを用いて入力するようにしてもよい。
【0097】
ステップS14において画像の編集処理が終了され、シールシートに編集済みの画像が印刷された後、処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。ユーザは、シール取り出し口107に排出されるシールシートを受け取り、撮影を終了する。
【0098】
次に、図21のフローチャートを参照して、図13のステップS14において実行される画像編集処理について説明する。
【0099】
ステップS31において、表示プロセッサ138は、キープ画像データがバス136を介してキープ画像記憶部140から転送されてきたか否かを判定し、転送されてきたと判定するまで待機する。すなわち、撮影処理が終了され、編集処理が開始されるとき、CPU131は、キープ画像記憶部140に記憶されているキープ画像を表示プロセッサ138に転送させる。表示プロセッサ138は、ステップS31で、キープ画像データが転送されてきたと判定した場合、ステップS32に進み、それを内蔵するメモリ138Aに記憶する。
【0100】
ステップS33において、表示プロセッサ138は、モニタ105に編集画面を表示する。
【0101】
図22は、モニタ105に表示される編集画面の例を示す図である。編集画面は、基本的に、編集対象画像表示部181、編集対象画像選択部182、入力ツール選択部183、制限時間表示部184から構成される。編集対象画像選択部182には、撮影されたキープ画像がサムネイル表示され、ユーザは、編集対象の画像(書き込みをする画像)を選択することができる。ユーザにより編集対象画像として選択された画像は、編集対象画像表示部181に拡大表示される。入力ツール選択部183には、様々な入力ツール(書き込みツール)を選択するとき操作されるボタンが表示され、ユーザは、この中から入力ツールを選択する。
【0102】
入力ツールには、例えば、文字や図形を書き込むとき使用される「ペン」や、同一の文字や図形を入力するとき使用される「スタンプ」などがある。そして、「ペン入力モード」が選択されたとき、ペンの太さを選択するウインドウや、ペンの種類(例えば、クレヨンのように、線の一部をかすれたように表示する「クレヨンペン」)を選択するウインドウが表示される。また、「スタンプ入力モード」が選択されたときも同様に、スタンプを選択するウインドウが表示される。
【0103】
制限時間表示部184には、編集処理を行う時間として予め設定されている制限時間が表示される。この例においては、残り時間が「30秒」として表示され、残り時間が「0秒」となったとき、強制的に編集処理が終了されるようになされている。
【0104】
上述したものの他に、編集画面の下方には、縦方向に表示されている編集対象画像を横方向に、またはその逆に、表示を切り替えるとき操作される画像方向切替ボタン191、入力した書き込みの1部分を消去するとき操作される消しゴムボタン192、入力した書き込みをやり直す(取り消す)とき操作されるやり直しボタン193、入力した書き込みを全て消去し、何も書き込まれていない画像に戻すとき操作される取り消しボタン194、および、編集処理を終了するとき操作される終了ボタン195が表示される。
【0105】
ステップS34において、表示プロセッサ138は、タッチパネル139からの入力に基づいて、ユーザから入力された各種の指示を識別し、それに応じて編集対象画像を編集する。表示プロセッサ138は、例えば、編集対象画像として選択された画像を、2つのフレームバッファに記憶させ、入力された編集を片方のフレームの画像に反映させる。そして、表示プロセッサ138は、その編集が取り消されたとき(消しゴム処理が入力されたとき)、編集が反映されていないフレームの画像(もう片方の画像)の対応する部分のデータを、編集を反映させる画像のフレームに反映することにより、その編集を取り消す。
【0106】
ステップS35において、表示プロセッサ138は、タッチパネル139からの入力に基づいて編集した画像をモニタ105に表示させる。すなわち、モニタ105には、上述した2つのフレームバッファのうちの、編集を反映した方のフレームバッファに記憶されている画像が表示され、ユーザが書き込みをしたとき、その書き込みがリアルタイムで反映されて表示される。
【0107】
ステップS36において、表示プロセッサ138は、制限時間が経過したか否か、または終了ボタン195が操作されたか否かを判定し、制限時間が経過していない、かつ、終了ボタン195が操作されていないと判定した場合、ステップS34に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0108】
一方、表示プロセッサ138は、制限時間が経過した、またはタッチパネル139からの入力に基づいて、撮影終了ボタン195が操作されたと判定した場合、ステップS37に進み、編集済みの画像データをバス136を介してプリンタ142に転送し、図13のステップS13で選択された分割数のシールシートの各シールに、編集済みの画像を印刷する。
【0109】
例えば、図13のステップS13において、「28分割」(図示せず)のシールシートが選択され、かつ6種類の画像の全てを印刷することが指示された場合、表示プロセッサ138は、1つの編集済みの画像を、4個づつのシールに印刷する。このように、シールシート上のそれぞれのシールに印刷される画像を、ユーザが個々に選択できるようにしてもよい。プリンタ142は、編集済みの画像を印刷したシールシートを、シール取り出し口107に排出する。そして、図13のステップS14以降の処理が繰り返し実行される。
【0110】
図23(A),(B)は、図1の画像印刷装置1により、または上述した画像印刷装置91の処理により作成される印刷媒体(シールシート)の例を示す図である。
【0111】
図23(A)は、例えば、ユーザにより6分割のシールシートが選択された場合とされており、シールシート上のそれぞれのシールに、異なった画像がそれぞれ印刷されている。すなわち、上述したように、ユーザは、印刷する画像を複数種類、キープ画像として撮影することができ、この例においては、6種類の画像を撮影した場合とされている。
【0112】
図23(B)は、例えば、ユーザにより、図20の選択画面から、「混合分割」が選択された場合とされており、シールシート上の、2枚の大きいサイズのシールと、3枚の小さいサイズのシールとをそれぞれ1組として、それぞれの組のシールに、異なった画像が印刷されている。すなわち、この場合も、ユーザは、6種類の画像を撮影した場合とされている。
【0113】
このように、ユーザは、様々なポーズをとって撮影することができ、撮影した複数種類の画像をシールシートに印刷することができる。
【0114】
なお、画像印刷装置91のプリンタ142には、図23に示されるようなシールシート(シール紙)が複数連なった、ロール状のものが装着されており、プリンタ142は、シール紙を必要な分だけ切断し、そこに撮影した画像を印刷する。
【0115】
図24は、画像印刷装置91の他の構成例を示すブロック図であり、図に示されるように、ロール状に構成されるシール紙201Aには、IDタグ201Bが付されている。そして、このシール紙201AとIDタグ201Bにより、シール紙ユニット201が構成される。
【0116】
また、図24に示されるように、上述したプリンタ142は、より詳細には、プリンタ部142AとIDタグリーダ/ライタ142Bにより構成される。
【0117】
プリンタ部142Aは、編集処理等が施された画像データが供給されたとき、供給された画像データを、複数のシールが所定の位置、および大きさに配置されてなるシール紙201Aに印刷し、シール紙201Aをシール取り出し口107に排出する。
【0118】
IDタグリーダ/ライタ142Bは、IDタグ201Bに記憶されている識別情報(ID)を接触、または非接触により読み出し、それをCPU131に出力する。すなわち、IDタグ201Bは、シール紙ユニット201が画像印刷装置91に装着されたとき、IDタグリーダ/ライタ142Bの近傍に位置するようにシール紙ユニット201に設けられる。なお、シール紙201AとIDタグ201Bは、図24に示されるように一体的に構成されるようにしてもよいし、シール紙201Aがプリンタ部142Aに装着され、シール紙201Aに対応するIDタグ201Bが、プリンタ部142Aと異なる位置(IDタグリーダ/ライタ142Bの近傍の位置)に装着されるように、それぞれ分離して構成されるようにしてもよい。
【0119】
CPU131は、IDタグリーダ/ライタ142Bから供給されたIDに基づいて、装着されているシール紙ユニット201が、画像印刷装置91において利用可能なユニットであるか否かを判定し、利用可能なユニットであると判定したときにのみ、プリンタ部142Aを含む画像印刷装置91全体を動作可能にする。
【0120】
すなわち、CPU131により、画像印刷装置91において利用可能とされるシール紙ユニットのIDが管理されており、これにより、画像印刷装置1に対応していない(純正のものでない)シール紙が利用されるのを抑制することができる。また、IDタグ201Bにより、シール紙201Aの残量等も管理される。なお、シール紙ユニットが純正のものであるか否かを、シール紙ユニットにプリントされているバーコードなどにより確認させるようにしてもよい。また、単に、シール紙ユニットに施されている、個々を識別することが可能な形状により、装着されているシール紙ユニットが純正のものであるか否かを確認させるようにしてもよい。
【0121】
次に、図25のフローチャートを参照して、IDタグ201Bに記憶されているIDを検出し、それが正当なものであるか否かを認証する画像印刷装置91の処理について説明する。
【0122】
ステップS51において、CPU131は、画像印刷装置91の所定の位置に、シール紙ユニット201が装着されたか否かを判定し、シール紙ユニット201が装着されたと判定するまで待機する。一方、CPU131は、ステップS51において、シール紙ユニット201が画像印刷装置91に装着されたと判定された場合、ステップS52に進む。
【0123】
ステップS52において、IDタグリーダ/ライタ142Bは、CPU131からの指令に応じて、シール紙ユニット201に付されているIDタグ201Bにより管理されているIDを接触、または非接触により読み取り、それをCPU131に出力する。
【0124】
ステップS53において、CPU131は、IDタグリーダ/ライタ142Bから供給されてきたIDと、ROM132等に予め記憶されているIDを照合し、それらのIDが同一であるか否かを判定する。
【0125】
CPU131は、ステップS53において、IDタグリーダ/ライタ142Bから供給されてきたIDと、ROM132等に予め記憶されているIDが一致しないと判定した場合、ステップS54に進み、画像印刷装置91を使用できない旨のメッセージをモニタ105に表示させる。そして、CPU131は、ステップS55において、画像印刷装置91を使用禁止状態とし、処理を終了させる。
【0126】
一方、ステップS53において、CPU131は、IDタグリーダ/ライタ142Bから供給されてきたIDと、ROM132等に予め記憶されているIDが同一であると判定した場合、ステップS56に進み、画像印刷装置91を使用できる旨のメッセージをモニタ105に表示させる。また、CPU131は、ステップS57において、画像印刷装置91を使用可能状態とし、処理を終了させる。
【0127】
以上のように、IDタグ201Bにより管理されているIDに基づいて認証するようにしたので、画像印刷装置91に対して純正なものとされているシール紙ユニット201以外のユニットが使用されるのを抑制することができる。
【0128】
また、印刷媒体は、シールシートに限られるものではなく、例えば、所定のサイズの紙や、ポスター用の紙などに印刷するようにしてもよい。また、撮影した画像データを、ユーザが自ら用意したフロッピディスクなどの記録媒体に記録させることができるようにしてもよい。
【0129】
上述したように、本発明を適用した撮影台61、および画像印刷装置91を利用して、ユーザは、様々なポーズをとって撮影することができるが、角度や、階段の幅などの寸法は、上述したものに限定されるものではない。すなわち、斜面を、より急角度に構成することもできるし、その素材を柔らかい素材により構成するようにしてもよい。
【0130】
また、以上においては、主に、図9の画像印刷装置91の処理について説明したが、図1の画像印刷装置1の処理も、基本的に図13の処理と同様の処理である。
【0131】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来では困難であった、様々なポーズをとることができ、より面白みのある画像を撮影することができる。また、十分な撮影空間を確保できない場合であっても、容易に、ユーザの全身をフレームに収めて撮影することができる。さらに、撮影された画像は、足が長く見えるなど、見栄えよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像印刷装置の構成例を示す斜視図である。
【図2】図1の画像印刷装置が格納される撮影ボックスの外観を示す斜視図である。
【図3】図2の撮影ボックスの内部における各装置の配置例を示す図である。
【図4】本発明を適用した撮影台の側面図である。
【図5】本発明を適用した撮影台の正面図である。
【図6】撮影空間を横から見た図である。
【図7】図6の撮影空間を上から見た図である。
【図8】本発明を適用した撮影台の他の構成例を示す図である。
【図9】本発明を適用した画像印刷装置の構成例を示す斜視図である。
【図10】図9の画像印刷装置が格納される撮影空間を横から見た図である。
【図11】図10の撮影空間を上から見た図である。
【図12】図9の画像印刷装置の内部の構成例を示すブロック図である。
【図13】図9の画像印刷装置の処理を説明するフローチャートである。
【図14】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図15】図9のモニタの他の表示例を示す図である。
【図16】図9のモニタのさらに他の表示例を示す図である。
【図17】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図18】図9のモニタの他の表示例を示す図である。
【図19】図9のモニタのさらに他の表示例を示す図である。
【図20】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図21】図9の画像印刷装置の他の処理を説明するフローチャートである。
【図22】図9のモニタの表示例を示す図である。
【図23】本発明を適用した画像印刷装置により作成される印刷媒体の例を示す図である。
【図24】図9の画像印刷装置の内部の他の構成例を示すブロック図である。
【図25】図9の画像印刷装置のさらに他の処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
61 撮影台
71 撮影装置
72 CCDカメラ
73 取り込み画像表示部
81 操作パネル
91 画像印刷装置
103 操作パネル
121 撮影装置
122 CCDカメラ
123 取り込み画像表示部
142 プリンタ
201 印刷媒体ユニット

Claims (5)

  1. 画像印刷装置自身の筐体の幅とほぼ同一の幅の、1段、または複数段の階段を有し、前記階段の最上段に所定の角度の斜面が設けられる撮影台が対向する位置に配置される画像印刷装置において、
    前記撮影台の斜面に寄りかかった被写体の全身を含む範囲を撮影可能範囲として有し、前記撮影台の斜面に寄りかかった前記被写体の正面に対して斜め下方から撮影可能な第1の撮影手段と、
    前記第1の撮影手段により撮影された画像を所定の印刷媒体に印刷する印刷手段と
    を備えることを特徴とする画像印刷装置。
  2. 前記画像印刷装置が設けられる撮影空間内で撮影を行う被写体の背景となるパネルの上方に設けられ、斜め下方を向いた面に撮像部が設置される撮像手段であって、前記撮影台の斜面に寄りかかった前記被写体の全身を含む範囲を撮影可能範囲として有する第2の撮影手段と、
    前記第1の撮影手段、および前記第2の撮影手段のうちのいずれにより撮影するかを選択する選択手段と
    を備え、
    前記印刷手段は、前記選択手段により選択された前記第1の撮影手段、または前記第2の撮影手段により撮影された画像を印刷する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 前記斜面に設けられた、前記画像印刷装置を操作する操作手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像印刷装置。
  4. 前記印刷媒体に対して設定されている識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記識別情報に基づいて、前記印刷媒体が使用可能なものであるか否かを識別する識別手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像印刷装置。
  5. 前記印刷媒体を格納し、前記識別情報を管理する管理手段を備え、
    前記管理手段は、前記画像印刷装置に対して前記識別情報を提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像印刷装置により使用される印刷媒体ユニット
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