JP4725233B2 - 俯瞰画像表示システム - Google Patents

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本発明は、複数のカメラで撮影された撮影画像を俯瞰画像に変換すると共に繋ぎ合わせることで、1つの連続した俯瞰表示画像として表示する俯瞰画像表示システムに関する。
従来、車両の死角となる領域の画像を地面に対して垂直に見下ろした俯瞰画像に変換して表示する俯瞰画像表示システムが知られており、車両の駐車時や狭い道路の通行時などにおいて運転者の視界を補助する目的で利用されている。また、近年では、車両前方、後方、左右両側方の全ての領域の画像を繋ぎ合わせて1つの連続した俯瞰表示画像として表示することで、車両周囲全域の様子を一目で把握できるようにした俯瞰画像表示システムが提案されており、実用化に向けての研究開発が盛んに進められている。
この俯瞰画像表示システムでは、車両の前方、後方、左右両側方にそれぞれ設置された4台のカメラを用いて車両周囲の領域を各々撮影し、これら4台のカメラで撮影された各撮影画像を視点変換処理により俯瞰画像に変換すると共にこれらを繋ぎ合わせることで、1つの連続した俯瞰表示画像として、車室内の表示装置に表示させるようにしいてる。この際、隣り合うカメラが撮影する被撮影領域は、その端部において互いに重複しており、この重複した部分で俯瞰画像の作成に使用する撮影画像を所定の基準に従って選択することで、所定の位置を繋ぎ目とする連続した俯瞰表示画像が作成されることになる。
ところで、以上のような俯瞰画像表示システムでは、互いに異なる位置に設置された複数のカメラの撮影画像を俯瞰画像に変換して繋ぎ合わせ、1つの連続した俯瞰表示画像を作成するようにしているので、作成された俯瞰表示画像はその繋ぎ目部分において不連続性が生じることが避けられず、この俯瞰表示画像の繋ぎ目部分に対応する位置に障害物が存在する場合には、この障害物を認識しにくくなるという問題が指摘されている。
このような問題への対応策として、例えば特許文献1には、隣り合うカメラの被撮影領域が互いに重複する部分において、一方のカメラで撮影した撮影画像の画素と他方のカメラで撮影した撮影画像の画素とを一定の規則に従って交互に配置して俯瞰画像を作成することで、一連の俯瞰表示画像に明確な繋ぎ目を生じさせないようにして、障害物の存在を認識し易くするという技術が開示されている。
特開2002−354468号公報
しかしながら、上述した特許文献1にて開示される技術では、2つのカメラで撮影した撮影画像の画素を交互に配置して被撮影領域が重複する部分の俯瞰画像を作成しているので、この部分に存在する障害物が俯瞰画像の中では2重の像として現れることになる。このため、障害物の存在自体は認識できても、当該障害物がポールなどの静止した構造物であるのか、或いは人体などの動く可能性のある物体であるのかといった判定を瞬時に行うことが困難となり、運転者が回避操作の判断に迷う要因となるといった問題が懸念される。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、障害物が存在する位置で不連続性が生じない俯瞰表示画像を表示して、障害物の存在やその種別を適切に認識できるようにした俯瞰画像表示システムを提供することを目的としている。
本発明は、前記目的を達成するために、一部が重複する複数の被撮影領域の画像を複数のカメラで各々撮影し、これら複数のカメラにより撮影された複数の撮影画像をそれぞれ俯瞰画像に変換すると共に繋ぎ合わせることで、1つの連続した俯瞰表示画像として表示装置に表示するにあたり、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分に対応する領域に障害物が存在するか否かを判断して、この領域に障害物が存在する場合には、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置を変化させるようにした。
本発明によれば、障害物が存在する領域を避けて繋ぎ目位置が設定され、障害物が存在する位置で不連続性が生じない俯瞰表示画像が表示されるので、この俯瞰表示画像することで障害物の存在やその種別を適切に認識することが可能となる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、ここでは、車両前方、後方、左右両側方の各領域を4つの車載カメラでそれぞれ撮影し、これら4つの車載カメラで撮影された画像を繋ぎ合わせて車両周囲全域を表す1つの連続した俯瞰表示画像を作成して表示する俯瞰画像表示システムに本発明を適用した例について説明するが、本発明は、ここで挙げる例に限らず、複数のカメラで撮影した画像から1つの俯瞰画像を作成して表示する各種の俯瞰画像表示システムに対して広く適用可能である。
(第1の実施形態)
本発明を適用した俯瞰画像表示システムの概略構成を図1に示す。この俯瞰画像表示システムは、図1に示すように、前方カメラ11、後方カメラ12、右側方カメラ13、左側方カメラ14の4つの車載カメラと、第1のソナー21、第2のソナー22、第3のソナー23、第4のソナー24の4つのソナーとが画像処理装置30にそれぞれ接続され、この画像処理装置30の出力側に、車室内に設置された液晶ディスプレイ等の表示装置40が接続された構成とされる。また、画像処理装置30には、表示装置40の表示画面を切り替えるための画面切替スイッチ41も接続されている。
前方カメラ11は、図2に示すように、車両前方の例えばフロントバンパーなどに設置され、車両前方の所定の被撮影領域A1の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。また、後方カメラ12は、車両後方の例えばリアバンパーなどに設置され、車両後方の所定の被撮影領域A2の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。また、右側方カメラ13は、車両右側のサイドミラーなどに設置され、車両右側方の所定の被撮影領域A3の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。さらに、左側方カメラ14は、車両左側のサイドミラーなどに設置され、車両左側方の所定の被撮影領域A4の画像を地面に対して斜めに見下ろす方向で撮影する。
これら4つの車載カメラ11,12,13,14が撮影する領域A1,A2,A3,A4は、それぞれ端部において、隣り合う他の車載カメラが撮影する領域と互いに重複している。すなわち、前方カメラ11が撮影する領域A1と右側方カメラ13が撮影する領域A3とは車両右前方のオーバーラップエリアOA1において重複し、前方カメラ11が撮影する領域A1と左側方カメラ14が撮影する領域A4とは車両左前方のオーバーラップエリアOA2において重複する。また、後方カメラ12が撮影する領域A2と右側方カメラ13が撮影する領域A3とは車両右後方のオーバーラップエリアOA3において重複し、後方カメラ12が撮影する領域A2と左側方カメラ14が撮影する領域A4とは車両左後方のオーバーラップエリアOA4において重複する。言い換えると、オーバーラップエリアOA1の画像は前方カメラ11と右側方カメラ13の何れでも撮影可能であり、オーバーラップエリアOA2の画像は前方カメラ11と左側方カメラ14の何れでも撮影可能である。また、オーバーラップエリアOA3の画像は後方カメラ12と右側方カメラ13の何れでも撮影可能であり、オーバーラップエリアOA4の画像は後方カメラ12と左側方カメラ14の何れでも撮影可能である。
本発明を適用した俯瞰画像表示システムでは、以上の4つの車載カメラ11,12,13,14で撮影した被撮影領域A1,A2,A3,A4の画像をそれぞれ画像処理装置30に取り込み、画像処理装置30においてこれらの撮影画像を俯瞰画像に変換して繋ぎ合わせ、車両周囲全域を表す1つの連続した俯瞰表示画像を作成するようにしている。このとき、画像処理装置30では、詳細を後述する変換テーブルに従って各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の俯瞰画像の作成に使用する撮影画像を選択することで、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4内の所定の位置にそれぞれ繋ぎ目を有する一連の俯瞰表示画像が作成されることになる。そして、特に本発明を適用した俯瞰画像表示システムでは、この俯瞰表示画像の継ぎ目部分となる位置に障害物が存在する場合に、継ぎ目部分となる位置を変化させることによって障害物が存在する位置で不連続性が生じない俯瞰表示画像を表示するようにしており、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置に存在する障害物を検知する手段として、第1乃至第4の4つのソナー21,22,23,24を用いている。
第1のソナー21は、図3に示すように、車両右前方のオーバーラップエリアOA1内の所定領域を検知範囲SA1とするように、車両右前方の所定の位置に設置され、この検知範囲SA1内に存在する障害物を検知する。この第1のソナー21の検知範囲SA1は、画像処理装置30で作成される俯瞰表示画像においてオーバーラップエリアOA1内の所定の位置に設定される基本となる繋ぎ目位置PB1(変更前の繋ぎ目位置)を含む領域に設定される。つまり、俯瞰表示画像の変更前の繋ぎ目位置PB1上に障害物が存在する場合には、当該障害物が第1のソナー21によって検知される。そして、この第1のソナー21が俯瞰表示画像の繋ぎ目位置PB1上の障害物を検知した場合には、その旨の情報が画像処理装置30に入力される。
また、第2のソナー22は、車両左前方のオーバーラップエリアOA2内の所定領域を検知範囲SA2とするように、車両左前方の所定の位置に設置され、この検知範囲SA2内に存在する障害物を検知する。この第2のソナー22の検知範囲SA2は、画像処理装置30で作成される俯瞰表示画像においてオーバーラップエリアOA2内の所定の位置に設定される基本となる繋ぎ目位置PB2(変更前の繋ぎ目位置)を含む領域に設定される。つまり、俯瞰表示画像の変更前の繋ぎ目位置PB2上に障害物が存在する場合には、当該障害物が第2のソナー22によって検知される。そして、この第2のソナー22が俯瞰表示画像の繋ぎ目位置PB2上の障害物を検知した場合には、その旨の情報が画像処理装置30に入力される。
また、第3のソナー23は、車両右後方のオーバーラップエリアOA3内の所定領域を検知範囲SA3とするように、車両右後方の所定の位置に設置され、この検知範囲SA3内に存在する障害物を検知する。この第3のソナー23の検知範囲SA3は、画像処理装置30で作成される俯瞰表示画像においてオーバーラップエリアOA3内の所定の位置に設定される基本となる繋ぎ目位置PB3(変更前の繋ぎ目位置)を含む領域に設定される。つまり、俯瞰表示画像の変更前の繋ぎ目位置PB3上に障害物が存在する場合には、当該障害物が第3のソナー23によって検知される。そして、この第3のソナー23が俯瞰表示画像の繋ぎ目位置PB3上の障害物を検知した場合には、その旨の情報が画像処理装置30に入力される。
また、第4のソナー24は、車両左後方のオーバーラップエリアOA4内の所定領域を検知範囲SA4とするように、車両左後方の所定の位置に設置され、この検知範囲SA4内に存在する障害物を検知する。この第4のソナー24の検知範囲SA4は、画像処理装置30で作成される俯瞰表示画像においてオーバーラップエリアOA4内の所定の位置に設定される基本となる繋ぎ目位置PB4(変更前の繋ぎ目位置)を含む領域に設定される。つまり、俯瞰表示画像の変更前の繋ぎ目位置PB4上に障害物が存在する場合には、当該障害物が第4のソナー24によって検知される。そして、この第4のソナー24が俯瞰表示画像の繋ぎ目位置PB4上の障害物を検知した場合には、その旨の情報が画像処理装置30に入力される。
画像処理装置30は、図4に示すように、4つの車載カメラ11,12,13,14にそれぞれ対応させて、A/D変換部31a,31b,31c,31dと、デコード部32a,32b,32c,32dと、フレームメモリ33a,33b,33c,33dとを有している。また、画像処理装置30は、4つの車載カメラ11,12,13,14で撮影された撮影画像を俯瞰画像に変換する変換処理部34と、この変換処理部34での変換に用いる変換テーブルが格納されたEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶部35と、出力用フレームメモリ36と、エンコード部37と、D/A変換部38とを有している。
この画像処理装置30では、前方カメラ11により被撮影領域A1の画像が撮影されて当該前方カメラ11からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部31aにてA/D変換され、デコード部32aでRGB信号にデコードされて、前方カメラ11の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ33aに蓄積される。同様に、後方カメラ12により被撮影領域A2の画像が撮影されて当該後方カメラ12からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部31bにてA/D変換され、デコード部32bでRGB信号にデコードされて、後方カメラ12の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ33bに蓄積される。
また、右側方カメラ13により被撮影領域A3の画像が撮影されて当該右側方カメラ13からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部31cにてA/D変換され、デコード部32cでRGB信号にデコードされて、右側方カメラ13の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ33cに蓄積される。また、左側方カメラ14により被撮影領域A4の画像が撮影されて当該左側方カメラ14からコンポジット信号が入力されると、このコンポジット信号がA/D変換部31dにてA/D変換され、デコード部32dでRGB信号にデコードされて、左側方カメラ14の撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ33dに蓄積される。
そして、画像処理装置30では、これら4つの車載カメラ11,12,13,14の撮影画像のデータがフレームメモリ33a,33b,33c,33dにそれぞれ蓄積されると、変換処理部34が、記憶部35に格納されている変換テーブルを参照して、各車載カメラ11,12,13,14の撮影画像を俯瞰画像に変換して繋ぎ合わせ、1つの連続した俯瞰表示画像を作成して当該俯瞰表示画像のデータを出力用フレームメモリ36に格納する。そして、この出力用フレームメモリ36に格納された俯瞰表示画像のデータ(RGB信号)がエンコード部37でコンポジット信号にエンコードされ、D/A変換部38にてD/A変換されて表示装置40に出力される。これにより、例えば図5に示すように、車両周囲全域を地面に対して垂直な方向で見下ろした様子を表す俯瞰表示画像が、表示装置40に表示されることになる。なお、このとき表示装置40は、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分を車両の乗員に視認し易くするために、この繋ぎ目部分に例えば黒色のラインを重畳表示する。
本発明を適用した俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置30の変換処理部34で行われる変換処理は、ポイント・トゥ・ポイント法と呼ばれるものである。このポイント・トゥ・ポイント法は、変換後の画像を構成する各画素のアドレスと変換前の画像を構成する各画素のアドレスとの対応関係を記載した変換テーブルを用い、変換前の画像を構成する各画素の配置を変換テーブルに従って変換することで、変換前の画像とは視点の異なる画像を作成するものである。ここで、特に本実施形態では、変換処理部34での変換処理に用いる変換テーブルとして、1つの基本変換テーブル50と、4つのサブテーブル(補助変換テーブル)51,52,53,54とが、記憶部35に格納されている。
基本変換テーブル50は、作成する俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を上述した基本となる繋ぎ目位置PB1,PB2,PB3,PB4としたときの当該俯瞰表示画像を構成する各画素のアドレスと、4つの車載カメラ11,12,13,14の撮影画像を構成する各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。すなわち、この基本変換テーブル50には、図6に示すように、繋ぎ目位置PB1と繋ぎ目位置PB2とに挟まれる車両前方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと前方カメラ11の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係と、繋ぎ目位置PB3と繋ぎ目位置PB4とに挟まれる車両後方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと後方カメラ12の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係と、繋ぎ目位置PB1と繋ぎ目位置PB3とに挟まれる車両右側方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと右側方カメラ13の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係と、繋ぎ目位置PB2と繋ぎ目位置PB4とに挟まれる車両左側方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと左側方カメラ14の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係とがそれぞれ記載されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、第1乃至第4のソナー21,22,23,24が何れも障害物を検知していない間、すなわち、俯瞰表示画像の基本となる繋ぎ目位置PB1,PB2,PB3,PB4上に障害物が存在しない間は、画像処理装置30の変換処理部34が、基本変換テーブル50を用いて変換処理を行う。したがって、この場合には、基本となる繋ぎ目位置PB1,PB2,PB3,PB4に繋ぎ目を有する俯瞰表示画像が作成されて表示装置40に表示されることになる。
サブテーブル51は、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA1内の繋ぎ目位置を、基本となる繋ぎ目位置PB1から変化させたときの当該俯瞰画像の変更部分における各画素のアドレスと、車載カメラ(ここでは右側方カメラ13)の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。すなわち、このサブテーブル51には、図7に示すように、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA1内の基本となる繋ぎ目位置PB1と変更後の繋ぎ目位置PS1との間の領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと、この領域の俯瞰画像を右側方カメラ13の撮影画像を用いて作成する場合の当該右側方カメラ13の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係が記載されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA1内の基本となる繋ぎ目位置PB1上に障害物が存在し、この基本となる繋ぎ目位置PB1上の障害物を第1のソナー21が検知したときには、画像処理装置30の変換処理部34が、サブテーブル51を優先的に用いて変換処理を行うとともに、このサブテーブル51に記載されていない領域については基本変換テーブル50を用いて変換処理を行う。これにより、オーバーラップエリアOA1内の繋ぎ目が基本となる繋ぎ目位置PB1から繋ぎ目位置PS1へと変更された俯瞰表示画像が作成されて表示装置40に表示されることになる。このように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA1内の基本となる繋ぎ目位置PB1上に障害物が存在する場合には、この障害物が存在する位置を避けるように繋ぎ目位置を変更して、車両の乗員が障害物を容易に認識しうる俯瞰表示画像を表示するようにしている。
なお、このとき、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分には、上述したように当該繋ぎ目部分を視認し易くするためのラインが重畳表示されるが、繋ぎ目位置を変更した場合には、例えばラインの色を黒色から赤色に変化させる、或いはラインを実線から破線に変化させるといったように、ラインの表示形態を変化させて重畳表示することが望ましい。これにより、車両の乗員は、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分を表すラインの表示形態の変化からも障害物の存在を認識することが可能となる。
また、サブテーブル52は、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA2内の繋ぎ目位置を、基本となる繋ぎ目位置PB2から変化させたときの当該俯瞰画像の変更部分における各画素のアドレスと、車載カメラ(ここでは左側方カメラ14)の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。すなわち、このサブテーブル52には、図8に示すように、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA2内の基本となる繋ぎ目位置PB2と変更後の繋ぎ目位置PS2との間の領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと、この領域の俯瞰画像を左側方カメラ14の撮影画像を用いて作成する場合の当該左側方カメラ14の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係が記載されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA2内の基本となる繋ぎ目位置PB2上に障害物が存在し、この基本となる繋ぎ目位置PB2上の障害物を第2のソナー22が検知したときには、画像処理装置30の変換処理部34が、サブテーブル52を優先的に用いて変換処理を行うとともに、このサブテーブル52に記載されていない領域については基本変換テーブル50を用いて変換処理を行う。これにより、オーバーラップエリアOA2内の繋ぎ目が基本となる繋ぎ目位置PB2から繋ぎ目位置PS2へと変更された俯瞰表示画像が作成されて表示装置40に表示されることになる。このように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA2内の基本となる繋ぎ目位置PB2上に障害物が存在する場合には、この障害物が存在する位置を避けるように繋ぎ目位置を変更して、車両の乗員が障害物を容易に認識しうる俯瞰表示画像を表示するようにしている。
また、サブテーブル53は、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA3内の繋ぎ目位置を、基本となる繋ぎ目位置PB3から変化させたときの当該俯瞰画像の変更部分における各画素のアドレスと、車載カメラ(ここでは右側方カメラ13)の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。すなわち、このサブテーブル53には、図9に示すように、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA3内の基本となる繋ぎ目位置PB3と変更後の繋ぎ目位置PS3との間の領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと、この領域の俯瞰画像を右側方カメラ13の撮影画像を用いて作成する場合の当該右側方カメラ13の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係が記載されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA3内の基本となる繋ぎ目位置PB3上に障害物が存在し、この基本となる繋ぎ目位置PB3上の障害物を第3のソナー23が検知したときには、画像処理装置30の変換処理部34が、サブテーブル53を優先的に用いて変換処理を行うとともに、このサブテーブル53に記載されていない領域については基本変換テーブル50を用いて変換処理を行う。このように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA3内の基本となる繋ぎ目位置PB3上に障害物が存在する場合には、この障害物が存在する位置を避けるように繋ぎ目位置を変更して、車両の乗員が障害物を容易に認識しうる俯瞰表示画像を表示するようにしている。
また、サブテーブル54は、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA4内の繋ぎ目位置を、基本となる繋ぎ目位置PB4から変化させたときの当該俯瞰画像の変更部分における各画素のアドレスと、車載カメラ(ここでは左側方カメラ14)の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。すなわち、このサブテーブル54には、図10に示すように、俯瞰表示画像におけるオーバーラップエリアOA4内の基本となる繋ぎ目位置PB4と変更後の繋ぎ目位置PS4との間の領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと、この領域の俯瞰画像を左側方カメラ14の撮影画像を用いて作成する場合の当該左側方カメラ14の撮影画像の画素のアドレスとの対応関係が記載されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA4内の基本となる繋ぎ目位置PB4上に障害物が存在し、この基本となる繋ぎ目位置PB4上の障害物を第4のソナー24が検知したときには、画像処理装置30の変換処理部34が、サブテーブル54を優先的に用いて変換処理を行うとともに、このサブテーブル54に記載されていない領域については基本変換テーブル50を用いて変換処理を行う。このように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、オーバーラップエリアOA4内の基本となる繋ぎ目位置PB4上に障害物が存在する場合には、この障害物が存在する位置を避けるように繋ぎ目位置を変更して、車両の乗員が障害物を容易に認識しうる俯瞰表示画像を表示するようにしている。
以上のように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、画像処理装置30の変換処理部34が変換処理の際に用いる変換テーブルを切り替えることによって、俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を変化させるようにしているが、変換テーブルの切り替えによって俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を変化させる最も単純な手法としては、繋ぎ目位置の組み合わせ毎に俯瞰表示画像全体を作成するための変換テーブル(上述した基本変換テーブルに相当する変換テーブル)を記憶部35に格納しておくことが考えられる。しかしながら、このような手法を採用した場合には、例えばオーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4のそれぞれで2箇所ずつの繋ぎ目位置を設定できるようにするには、俯瞰表示画像全体を作成するための変換テーブルを16(=2)種類持つ必要があり、記憶部35の記憶容量として膨大な容量が要求される。具体的には、例えば、俯瞰表示画像全体の画素数が縦480pix、横320pixで約154kpixであると仮定すると、俯瞰表示画像全体を作成するための変換テーブルを16種類持つには、記憶部35に約2.5Mpix分の記憶容量が必要とされる。
これに対して、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、上述したように、基本変換テーブル50と4種類のサブテーブル51,52,53,54とを用いることで、オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4のそれぞれで2箇所ずつの繋ぎ目位置を設定できるようにしているので、記憶部35に必要とされる記憶容量を大幅に低減できる。具体的には、俯瞰画像全体の画素数が約154kpixで、PB1−PS1間の領域、PB2−PS2間の領域、PB3−PS3間の領域、PB4−PS4間の領域の画素数がそれぞれ10kpix程度であるとすると、約194(=154+10×4)kpix分の容量ですむことになり、記憶部35に必要とされる記憶容量を上述した例に比べて10分の1以下とすることができる。
ここで、以上のような本実施形態の俯瞰画像表示システムにおける一連の処理の流れについて、図11のフローチャートに沿って説明する。この図11の処理フローは、車両のイグニッションスイッチがオンとされて当該俯瞰画像表示システムが起動された後、画面切替スイッチ41の操作により、俯瞰表示画像を表示する旨の指示が与えられることにより開始される。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、図11の処理フローが開始されると、まず、ステップS1において、前方カメラ11、後方カメラ12、右側方カメラ13、左側方カメラ14の4つの車載カメラが、車両周囲の被撮影領域A1,A2,A3,A4の画像をそれぞれ撮影する。そして、各車載カメラ11,12,13,14から撮影画像のコンポジット信号が画像処理装置30に入力されると、画像処理装置30が、ステップS2において、これら各車載カメラ11,12,13,14からのコンポジット信号をA/D変換部31a,31b,31c,31dにてそれぞれA/D変換した後、デコード部32a,32b,32c,32dでRGB信号にデコードし、各撮影画像のフレームを構成するデータとしてフレームメモリ33a,33b,33c,33dにそれぞれ蓄積する。
次に、画像処理装置30の変換処理部34が、記憶部35に格納されている変換テーブルを参照しながら、フレームメモリ33a,33b,33c,33dに蓄積された各撮影画像のデータを用いて車両周囲全域を表す俯瞰表示画像を作成するが、このとき、変換処理部34は、第1乃至第4のソナー21,22,23,24の検知結果に応じて、使用する変換テーブルを切り替えて、必要に応じて俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を変化させる。
すなわち、画像処理装置30の変換処理部34は、まず、ステップS3において、第1のソナー21が障害物を検知しているか否かを確認し、第1のソナー21が障害物を検知している場合には、次のステップS4において、上述したオーバーラップエリアOA1内のPB1−PS1間の領域について、サブテーブル51を用いて変換処理を行ってステップS5に進む。一方、第1のソナー21が障害物を検知していなければ、そのままステップS5に処理を移行する。
次に、画像処理装置30の変換処理部34は、ステップS5において、第2のソナー22が障害物を検知しているか否かを確認し、第2のソナー22が障害物を検知している場合には、次のステップS6において、上述したオーバーラップエリアOA2内のPB2−PS2間の領域について、サブテーブル52を用いて変換処理を行ってステップS7に進む。一方、第2のソナー22が障害物を検知していなければ、そのままステップS7に処理を移行する。
次に、画像処理装置30の変換処理部34は、ステップS7において、第3のソナー23が障害物を検知しているか否かを確認し、第3のソナー23が障害物を検知している場合には、次のステップS8において、上述したオーバーラップエリアOA3内のPB3−PS3間の領域について、サブテーブル53を用いて変換処理を行ってステップS9に進む。一方、第3のソナー23が障害物を検知していなければ、そのままステップS9に処理を移行する。
次に、画像処理装置30の変換処理部34は、ステップS9において、第4のソナー24が障害物を検知しているか否かを確認し、第4のソナー24が障害物を検知している場合には、次のステップS10において、上述したオーバーラップエリアOA4内のPB4−PS4間の領域について、サブテーブル54を用いて変換処理を行ってステップS11に進む。一方、第4のソナー24が障害物を検知していなければ、そのままステップS11に処理を移行する。
次に、画像処理装置30の変換処理部34は、ステップS11において、変換処理が行われていない残りの全ての領域について、基本変換テーブル50を用いて変換処理を行う。これにより、各車載カメラ11,12,13,14の撮影画像を俯瞰画像に変換して繋ぎ合わせた車両周囲全域を表す一連の俯瞰表示画像が作成される。この変換処理部34が作成した俯瞰表示画像のデータは、出力用フレームメモリ36に格納される。
俯瞰表示画像のデータが出力用フレームメモリ36に格納されると、画像処理装置30が、ステップS12において、この出力用フレームメモリ36に格納された俯瞰表示画像のデータ(RGB信号)をエンコード部37でコンポジット信号にエンコードし、D/A変換部38にてD/A変換して表示装置40へと出力する。
画像処理装置30から表示装置40へと俯瞰表示画像のデータが出力されると、表示装置40が、ステップS13において、画像処理装置30からのデータに基づいて表示処理を行い、車両周囲全域を地面に対して垂直な方向で見下ろした様子を表す俯瞰表示画像を表示する。このとき、表示装置40は、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分に当該繋ぎ目部分を視認し易くするためのラインを重畳して表示するが、ステップS4,S6,S8,S10の何れかにおいてサブテーブル51,52,53,54を用いた変換処理が行われた場合、すなわち、繋ぎ目位置が基本となる位置から変更された俯瞰表示画像が作成された場合には、当該変更された繋ぎ目部分のラインを他の繋ぎ目部分とは異なる表示形態で重畳表示する。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、画面切替スイッチ41の操作により俯瞰表示画像を表示する旨の指示が与えられている間、以上の一連の処理を所定周期で繰り返し行う。これにより、表示装置40には、障害物が存在する領域を避けて繋ぎ目位置が設定された適切な俯瞰表示画像が常に表示されることになる。
以上、具体的な例を挙げて詳細に説明したように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、4つの車載カメラ11,12,13,14で撮影した撮影画像を俯瞰画像に変換して繋ぎ合わせ、1つの連続した俯瞰表示画像を作成するにあたり、第1乃至第4のソナー21,22,23,24の何れかによって繋ぎ目部分に対応する領域に障害物が存在することが検知された場合には、俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を変化させて、この障害物が存在する領域を避けて繋ぎ目位置が設定された俯瞰表示画像を作成するようにしている。したがって、この俯瞰画像表示システムによれば、障害物が存在する位置で不連続性が生じない適切な俯瞰表示画像を表示装置40に表示することができ、この俯瞰表示画像を参照した車両の乗員に障害物の存在やその種別を容易に認識させることができる。
また、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、変換処理に用いる変換テーブルとして基本変換テーブル50の他に4種類のサブテーブル51,52,53,54を記憶部35に格納しておき、繋ぎ目位置を変化させる場合には、これらサブテーブル51,52,53,54を用いて変換処理を行うようにしているので、繋ぎ目位置の設定を簡便且つ適切に行うことができるとともに、記憶部35に必要とされる記憶容量を大幅に低減させることができる。
また、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、表示装置40が俯瞰表示画像を表示する際に当該俯瞰表示画像の繋ぎ目部分にラインを重畳表示するとともに、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分の位置を変更したときには、当該変更された繋ぎ目部分のラインを他の繋ぎ目部分とは異なる表示形態で重畳表示するようにしているので、この俯瞰表示画像を参照した車両の乗員に対して、俯瞰表示画像の繋ぎ目部分を表すラインの表示形態の変化からも障害物の存在を容易に認識させることが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の俯瞰画像表示システムは、基本構成を上述した第1の実施形態と同様とし、画像処理装置30の変換処理部34における変換処理の手法が、上述した第1の実施形態とは若干異なるものである。以下、第1の実施形態と同様の部分については同一の符号を付して重複した説明を省略し、本実施形態に特徴的な部分を中心に説明する。
本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、図12に示すように、変換処理部34での変換処理に用いる変換テーブルとして、1つの基本変換テーブル60と、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4毎にそれぞれ2つずつのサブテーブル(第1の重複部変換テーブル及び第2の重複部変換テーブル)61a,61b,62a,62b,63a,63b,64a,64bとが、記憶部35に格納されている。また、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、これら基本変換テーブル60やサブテーブル61a,61b,62a,62b,63a,63b,64a,64bの他、詳細を後述する画素選択マップが記憶部35に格納されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、記憶部35に格納されている基本変換テーブル60は、オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4を除く領域の俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、4つの車載カメラ11,12,13,14の撮影画像を構成する各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。すなわち、この基本変換テーブル60には、図13に示すように、オーバーラップエリアOA1及びOA2を除く車両前方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと前方カメラ11の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係と、オーバーラップエリアOA3及びOA4を除く車両後方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと後方カメラ12の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係と、オーバーラップエリアOA1及びOA3を除く車両右側方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと右側方カメラ13の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係と、オーバーラップエリアOA2及びOA4を除く車両左側方領域の俯瞰画像の各画素のアドレスと左側方カメラ14の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係とがそれぞれ記載されている。
サブテーブル61aは、オーバーラップエリアOA1に関する第1の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA1の俯瞰画像を前方カメラ11の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、前方カメラ11の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。また、サブテーブル61bは、オーバーラップエリアOA1に関する第2の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA1の俯瞰画像を右側方カメラ13の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、右側方カメラ13の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。
また、サブテーブル62aは、オーバーラップエリアOA2に関する第1の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA2の俯瞰画像を前方カメラ11の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、前方カメラ11の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。また、サブテーブル62bは、オーバーラップエリアOA2に関する第2の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA2の俯瞰画像を左側方カメラ14の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、左側方カメラ14の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。
また、サブテーブル63aは、オーバーラップエリアOA3に関する第1の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA3の俯瞰画像を後方カメラ12の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、後方カメラ12の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。また、サブテーブル63bは、オーバーラップエリアOA3に関する第2の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA3の俯瞰画像を右側方カメラ13の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、右側方カメラ13の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。
また、サブテーブル64aは、オーバーラップエリアOA4に関する第1の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA4の俯瞰画像を後方カメラ12の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、後方カメラ12の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。また、サブテーブル64bは、オーバーラップエリアOA4に関する第2の重複部変換テーブルであり、オーバーラップエリアOA4の俯瞰画像を左側方カメラ14の撮影画像を用いて作成する場合における当該俯瞰画像を構成する各画素のアドレスと、左側方カメラ14の撮影画像の各画素のアドレスとの対応関係を記載したテーブルである。
画素選択マップは、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の俯瞰画像を作成する際に、当該俯瞰画像の各画素毎に、第1の重複部変換テーブルと第2の重複部変換テーブルとの何れのサブテーブルを用いるかを規定したものである。具体的には、この画素選択マップでは、例えば図14に示すように、オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の俯瞰画像の各画素毎に、当該画素の変換に第1の重複部変換テーブルと第2の重複部変換テーブルとの何れのサブテーブルを用いるか、すなわち、当該画素のデータとして、隣り合う2つの車載カメラのうちのどちらの車載カメラで撮影された撮影画像のデータを用いるかを「0」と「1」の2値で規定している。なお、図14は、オーバーラップエリアOA1に関する画素選択マップの例であり、「0」は当該画素をサブテーブル61a(第1の重複部変換テーブル)を用いて変換する、すなわち、当該画素のデータとして前方カメラ11により撮影された撮影画像のデータを用いることを示しており、「1」は当該画素をサブテーブル61b(第2の重複部変換テーブル)を用いて変換する、すなわち、当該画素のデータとして右側方カメラ13により撮影された撮影画像のデータを用いることを示している。本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいては、このような画素選択マップが各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4毎にそれぞれ複数種類作成され、記憶部35に格納されている。
本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置30の変換処理部34は、各車載カメラ11,12,13,14により被撮影領域の画像が撮影されて各撮影画像のデータがフレームメモリ33a,33b,33c,33dに蓄積されると、オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4を除く領域については、基本変換テーブル60を用いて変換処理を行うとともに、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4については、複数の画素選択マップのうちの何れかに従って、各画素毎に第1の重複部変換テーブルと第2の重複部変換テーブルとを選択的に用いて変換処理を行う。これにより、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4内で画素選択マップにより規定される所定の位置に繋ぎ目を有する俯瞰表示画像が作成されることになる。このとき、画像処理装置30の変換処理部34は、第1乃至第4のソナー21,22,23,24が、画素選択マップで規定される所定の繋ぎ目位置上に存在する障害物を検知したときには、利用する画素選択マップを他の画素選択マップに切り替えてオーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の変換処理を行う。これにより、第1乃至第4のソナー21,22,23,24によって検知された障害物が存在する位置を避けるように繋ぎ目位置が設定された俯瞰表示画像が作成されることになる。
なお、本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、画像処理装置30の変換処理部34での変換処理に利用される画素選択マップは、y=axといった単純な式で代用することも可能である。すなわち、各オーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の俯瞰画像を構成する各画素の配置を、横方向の並びをx軸、縦方向の並びをy軸とするx−y座標として捉え、第1の重複部変換テーブルを用いる画素のかたまりと第2の重複部変換テーブルを用いる画素のかたまりとの境界線、すなわち俯瞰表示画像において繋ぎ目部分となる位置をy=axで表すようにすれば、この式を用いて、画素選択マップを用いた場合と同様の変換処理を行うことができる。
このようにy=axの式を用いてオーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4の変換処理を行うようにした場合には、画素選択マップを用いる場合に比べて、記憶部35に必要とされる記憶容量を大幅に低減することができる。また、このようにy=axの式を用いて変換処理を行う場合には、aの値を可変とすることで、俯瞰表示画像における繋ぎ目位置を任意に変更することが可能となり、例えば、車両の乗員の操作入力に応じてaの値を変更するようにすれば、俯瞰表示画像における繋ぎ目位置を車両の乗員が見易いと感じる位置に自由に設定することが可能となる。
以上、具体的な例を挙げて詳細に説明したように、本実施形態の俯瞰画像表示システムでは、4つの車載カメラ11,12,13,14で撮影した撮影画像を俯瞰画像に変換して繋ぎ合わせ、1つの連続した俯瞰表示画像を作成するにあたり、第1乃至第4のソナー21,22,23,24の何れかによって繋ぎ目部分に対応する領域に障害物が存在することが検知された場合には、俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を変化させて、この障害物が存在する領域を避けて繋ぎ目位置が設定された俯瞰表示画像を作成するようにしているので、上述した第1の実施形態と同様に、障害物が存在する位置で不連続性が生じない適切な俯瞰表示画像を表示装置40に表示することができ、この俯瞰表示画像を参照した車両の乗員に障害物の存在やその種別を容易に認識させることができる。
また、特に本実施形態の俯瞰画像表示システムにおいては、隣り合う車載カメラで被撮影領域が重複する部分であるオーバーラップエリアOA1,OA2,OA3,OA4については、画素変換マップ或いはy=axの式に従って、各画素毎に第1の重複部変換テーブルと第2の重複部変換テーブルとを選択的に用いて変換処理を行うようにしているので、画素変換マップを利用する場合には画素変換マップの数に応じて、また、y=axの式を利用する場合にはaの値に応じて俯瞰表示画像の繋ぎ目位置を任意に設定することが可能となり、繋ぎ目位置をよりきめ細かく変化させることが可能となる。
なお、以上説明した第1及び第2の実施形態の俯瞰画像表示システムは、本発明の一適用例を例示したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明で開示した内容に限定されるものではなく、これらの開示から容易に導き得る様々な代替技術も含まれることは勿論である。例えば、上述した俯瞰画像表示システムでは、障害物を検知する手段として第1乃至第4のソナー21,22,23,24を用いているが、障害物を検知する手段としては、これらソナー21,22,23,24以外にも、レーザレーダや、カメラで撮影した画像を画像処理する手法など、既知の障害物検知手段が何れも採用可能である。
本発明を適用した俯瞰画像表示システムの概略構成を示すブロック図である。 4つの車載カメラの取り付け位置と、各車載カメラの被撮影領域とを説明する図である。 第1乃至第4のソナーの検知範囲を説明する図である。 画像処理装置の詳細な構成を示すブロック図である。 表示装置に表示される俯瞰表示画像の概要を示す図である。 第1の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像を作成する際に用いる基本変換テーブルを説明する図である。 第1の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像を作成する際に用いるサブテーブルを説明する図である。 第1の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像の作成に用いる他のサブテーブルを説明する図である。 第1の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像の作成に用いる更に他のサブテーブルを説明する図である。 第1の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像の作成に用いる更に他のサブテーブルを説明する図である。 第1の実施形態の俯瞰画像表示システムにおける一連の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、記憶部に記憶されている変換テーブルの構成を示す図である。 第2の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像を作成する際に用いる基本変換テーブルを説明する図である。 第2の実施形態の俯瞰画像表示システムにおいて、俯瞰表示画像を作成する際に用いる画素選択マップを説明する図である。
符号の説明
11 前方カメラ
12 後方カメラ
13 右側方カメラ
14 左側方カメラ
21 第1のソナー
22 第2のソナー
23 第3のソナー
24 第4のソナー
30 画像処理装置
34 変換処理部
35 記憶部
40 表示装置
50,60 基本変換テーブル
51,52,53,54 サブテーブル
61a,62a,63a,64a サブテーブル(第1の重複部変換テーブル)
61b,62b,63b,64b サブテーブル(第2の重複部変換テーブル)

Claims (3)

  1. 一部が重複する複数の被撮影領域の画像を各々撮影する複数のカメラと、
    前記複数のカメラにより撮影された複数の撮影画像をそれぞれ俯瞰画像に変換すると共に繋ぎ合わせることで、1つの連続した俯瞰表示画像を作成する画像処理装置と、
    前記画像処理装置により作成された俯瞰表示画像を表示する表示装置と、
    少なくとも前記画像処理装置により作成される俯瞰表示画像の繋ぎ目部分に対応する領域を検知範囲とし、当該検知範囲内に存在する障害物を検知する障害物検知装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記障害物検知装置によって障害物が検知されたときに、前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置を変化させる俯瞰画像表示システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分を第1の位置としたときの当該俯瞰表示画像における画素と前記複数の撮影画像の画素との対応関係を示す基本変換テーブルと、
    前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分を前記第1の位置から第2の位置へと変化させたときの当該俯瞰表示画像の変更部分における画素と前記撮影画像の画素との対応関係を示す補助変換テーブルとを有し、
    前記障害物検知装置によって障害物が検知されない間は、前記基本変換テーブルに基づいて前記俯瞰表示画像を作成し、前記障害物検知装置によって障害物が検知されたときは、前記基本変換テーブルと前記補助変換テーブルとに基づいて前記俯瞰表示画像を作成することを特徴とする俯瞰画像表示システム。
  2. 一部が重複する複数の被撮影領域の画像を各々撮影する複数のカメラと、
    前記複数のカメラにより撮影された複数の撮影画像をそれぞれ俯瞰画像に変換すると共に繋ぎ合わせることで、1つの連続した俯瞰表示画像を作成する画像処理装置と、
    前記画像処理装置により作成された俯瞰表示画像を表示する表示装置と、
    少なくとも前記画像処理装置により作成される俯瞰表示画像の繋ぎ目部分に対応する領域を検知範囲とし、当該検知範囲内に存在する障害物を検知する障害物検知装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記障害物検知装置によって障害物が検知されたときに、前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置を変化させる俯瞰画像表示システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記複数の被撮影領域の重複する部分の俯瞰画像を前記複数のカメラのうちの一のカメラで撮影した撮影画像を変換して作成する場合の当該俯瞰画像における画素と前記一のカメラで撮影した撮影画像の画素との対応関係を示す第1の重複部変換テーブルと、
    前記複数の被撮影領域の重複する部分の俯瞰画像を前記複数のカメラのうちの他のカメラで撮影した撮影画像を変換して作成する場合の当該俯瞰画像における画素と前記他のカメラで撮影した撮影画像の画素との対応関係を示す第2の重複部変換テーブルと、
    前記複数の被撮影領域の重複する部分の俯瞰画像の各画素毎に、前記第1の重複部変換テーブルを用いて変換するか又は前記第2の重複部変換テーブルを用いて変換するかを選択することで前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置を決定する繋ぎ目位置決定手段とを有し、
    前記障害物検知装置によって障害物が検知されたときに、前記繋ぎ目位置決定手段が、前記複数の被撮影領域の重複する部分の俯瞰画像の何れかの画素での変換に用いる重複部変換テーブルを変更することにより、前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置を変化させることを特徴とする俯瞰画像表示システム。
  3. 前記表示装置は、前記画像処理装置により作成された俯瞰表示画像を表示する際に、当該俯瞰表示画像の繋ぎ目部分にラインを重畳表示するとともに、前記障害物検知装置によって障害物が検知されて前記俯瞰表示画像の繋ぎ目部分となる位置が変化したときは、前記ラインの表示形態を変化させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の俯瞰画像表示システム。
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