JP2002226226A - 光ファイバの製造方法 - Google Patents

光ファイバの製造方法

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JP2002226226A
JP2002226226A JP2002000109A JP2002000109A JP2002226226A JP 2002226226 A JP2002226226 A JP 2002226226A JP 2002000109 A JP2002000109 A JP 2002000109A JP 2002000109 A JP2002000109 A JP 2002000109A JP 2002226226 A JP2002226226 A JP 2002226226A
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doping
porous
tube
preform
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JP2002000109A
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Hazan Yoram De
デ ハザン ヨーラム
Chesney John Burnette Mac
バーネット マクチェスニー ジョン
Thomas Edward Stockert
エドワード シュトッカート トーマス
Alan White Christopher
アラン ホワイト クリストファー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
    • C03B37/01446Thermal after-treatment of preforms, e.g. dehydrating, consolidating, sintering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2201/00Type of glass produced
    • C03B2201/06Doped silica-based glasses
    • C03B2201/08Doped silica-based glasses doped with boron or fluorine or other refractive index decreasing dopant
    • C03B2201/12Doped silica-based glasses doped with boron or fluorine or other refractive index decreasing dopant doped with fluorine

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なフッ素ドーピング方法を提供する。 【解決手段】 低下屈折率光ファイバの製造用のフッ素
ドープトプリフォームを製造するための、多孔質シリカ
体のフッ素ドーピングに必要な処理時間は、ドーピング
工程を、“過剰量”のフッ素をシリカ粒子上に堆積させ
る予備堆積工程と、フッ素原子をシリカ粒子内に拡散さ
せるドライブ・イン工程とに分割することにより短縮さ
れる。ドライブ・イン工程は、焼結又は団結工程と容易
に組み合わされ、ドーピング処理の効率を更に高めるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低下屈折率(depress
ed index)光ファイバの製造方法に関する。更に詳細に
は、本発明はファイバの線引き前にプリフォームを製造
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デプレストクラッド(depressed clad)光
ファイバは、ドープトコア及び低ドープト若しくは非ド
ープトクラッドを有するファイバの代替物として198
0年代の初期に開発された。このようなデプレストクラ
ッド光ファイバは例えば、米国特許第4439007号
明細書に記載されている。デプレストクラッディングに
より、比較的低いドーピングしか受けていないか又は全
くドーピングされていないファイバコアを使用すること
もできる。これらのコアは低光損失をもたらす。
【0003】シングルモード及びマルチモードデプレス
トクラッド光ファイバの両方について様々な用途が開発
され、また、同様に、このようなデプレストクラッド光
ファイバの様々な製造方法も開発された。これらデプレ
ストクラッド光ファイバの用途及び製造方法は例えば、
米国特許第4691990号明細書に記載されている。
【0004】最近、非線形作用の制御が重要な光波シス
テムについてデプレストクラッド光ファイバが俄に注目
を浴びてきた。例えば、DWDMネットワークが動作す
る1.5〜1.6mm波長領域における光周波数の4波
混合において、低スロープで低分散ファイバが必要とさ
れている。この要件を満たすファイバ構造は、低ドープ
トシリカを1層以上含有する複数のクラッドを有するフ
ァイバ構造である。
【0005】デプレストクラッド光ファイバを製造する
方法の一例は、シリカコアファイバのクラッドをフッ素
又はホウ素でドープすることであり、これにより、シリ
カコアよりも小さな屈折率を有するクラッドが形成され
る。例えば、0.05%〜0.7%の範囲内の負の屈折
率差Δnを有するファイバはフッ素ドーピングを使用す
ることにより製造することができる。
【0006】つい最近、低ドープトコア領域を有するフ
ァイバが提案された。このファイバは、フッ素がドープ
されたコアシェルとゲルマニウムなどのような常用のド
ーパントがドープされた中心領域を有する。これによ
り、変性された“W”型の屈折率プロファイルが形成さ
れ、分散性制御に好適であることが発見された。こらら
ファイバの製造には一般的に、標準的なVAD法が使用
されるが、この方法は、シェル領域をフッ素で選択的に
ドーピングするステップにより複雑になる。フッ素は多
孔質構造体内に容易に拡散するので、ゲルマニウムドー
プトコア領域へのフッ素移行を防止することは困難であ
る。
【0007】低下屈折率コア又はクラッドを有するファ
イバは、常用の光ファイバ製造方法のうちの任意の方法
を用いて製造することができる。このような方法は、例
えば、MCVD及びPCVD(内側チューブ堆積方法)
及びVAD又はOVD(外側チューブ堆積方法)などの
ようなロッド・イン・チューブ方法を含む。シングルモ
ードデプレストクラッド光ファイバの場合、ロッド・イ
ン・チューブ方法は、大量のクラッド材料を必要とする
ので好ましい。これらファイバのプリフォームは高品質
で低損失クラッドチューブを必要とする。フッ素ドープ
トクラッドの場合、フッ素ドープトクラッドチューブを
製造する際の望ましいオプションはゾル・ゲル法による
製造である。この方法は米国特許第5240488号明
細書に詳述されている。ゾル・ゲル法によれば、多孔質
シリカチューブが生成され、次いで、このチューブを中
実(ガラス状)クラッドチューブに団結させるために加
熱される。その後、ロッドを挿入し、このチューブをロ
ッドの周囲でコラプスさせる。デプレストクラッド光フ
ァイバプリフォームは軸付け法(VAD)又は外部蒸着
法(OVD)法を用いても製造することができる。これ
ら各方法は、中間生成物を形成する。この中間生成物は
造形多孔質粒状物質であり、その後に、プリフォームに
団結される。これら物体の気孔率は一般的に、50%〜
90%の範囲内である。この気孔率は物体の全体積に対
する気孔の容積として測定される。
【0008】フッ素ドープトプリフォームの製造では、
クラッドチューブが依然として多孔質状態のうちに、す
なわち、団結前に、フッ素含有ガス雰囲気中でクラッド
を“ソーキング”することにより、多孔質シリカ体をフ
ッ素でドープすることが好ましい。この方法のこの工程
におけるクラッドチューブの気孔率は、フッ素ガスがク
ラッドチューブの壁面の全体厚さの全域及びコアロッド
の厚さ全域に容易に浸透することを可能にする。従来の
やり方では、フッ素は平衡ドーピング方法を用いてシリ
カ体内に拡散される。この方法では、シリカ体は、低分
圧フッ素の存在下で、すなわち、平衡を維持するために
フッ素の連続的フラックスを供給するのに十分な分圧下
で、急速拡散の温度にまで加熱される。前記のΔn値の
場合、平衡には低フッ素分圧(10−3〜10−4
圧)が必要である。このような低分圧を使用すると、F
をシリカ体内へ含浸させることができる速度が制限さ
れ、これにより、非常に長い処理時間、例えば、一層適
当なサイズのプリフォームについて20時間超の処理時
間が必要となる。或る場合には、平衡ドーピング方法を
使用する高温ソーキングは、多孔質クラッドチューブの
部分的な早期団結を起こし、その結果、多孔質クラッド
チューブの外部部分付近の気孔が閉じる前に、ガス平衡
状態に達しない。これは、多孔質体全域にわたるフッ素
の完全な平衡状態を阻止し、そして、平衡ドーピング方
法の必要な低分圧は、容認不能なほど長い処理時間が必
要とされる点にまで含浸を減速する。厚いクラッドチュ
ーブの場合、処理時間は気が遠くなるほど長い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は新規なフッ素ドーピング方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は、少なくとも
一桁だけ全体的ドーピング処理を加速する光ファイバプ
リフォームのフッ素ドーピング方法により解決される。
本発明の新規な方法では、多孔質体内の個々の粒子の表
面領域は故意に過剰ドープされ、そして、所望の最終ド
ーピングレベルは、所望のドーピングレベルにまで固体
/固体拡散により達成される。本発明の方法の特徴の一
つは、粒子へのフッ素拡散工程をフッ素を含有しない雰
囲気中で行うことである。従来の平衡ドーピング方法と
本発明の方法を区別するために、本発明の方法を増分ド
ーピング方法と呼ぶ。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、光ファイバ製造に適した
焼結フォームに団結する前の多孔質クラッドチューブ1
1を示す模式的斜視図である。名称との整合性及び本発
明の明確な理解のために、“プリフォーム”という用語
は、団結後又はロッドとチューブを組立て、そして、ロ
ッドの周囲のチューブをコラプスした後の最終構造物を
意味する。プリフォーム段階は、光ファイバの線引き前
のガラスの最終製作段階である。使用される際、“クラ
ッドチューブ”という用語は、プリフォームを形成する
ためにコアガラスロッドが挿入された状態のガラスチュ
ーブを意味する。ゾル・ゲル法又は蒸着法若しくはその
他の同等な方法により形成されたクラッドチューブに関
連して、クラッドチューブは団結前は多孔質と呼ばれる
か、又は、団結が完了し、チューブが中実のガラスであ
り、そしてロッド・イン・チューブ組立の準備ができた
ことを示唆するクラッドチューブと呼ばれる。
【0012】本発明の増分ドーピング方法を説明する便
宜上、この説明で使用される実施例はゾル・ゲル法によ
り形成されたクラッドチューブである。本発明は、フッ
素がドープされるべき多孔質体を生じる任意の好適な方
法により製造されたプリフォームを用いる光ファイバの
製造にも同等に応用することができる。前記のように、
これらの方法は例えば、VAD、OVD、MCVDなど
であり、この多孔質体はクラッドチューブとコアロッド
の両方を包含する。
【0013】本発明のこの実施態様に有用なゾル・ゲル
方法は米国特許第4691990号明細書及び米国特許
第5240488号明細書に記載されている。基本工程
は、水と微細分散シリカ粒子とのゾルを形成するステ
ップと、ゲルを形成するために、このゾルを所望の金
型に注型するステップと、ゲル化体を乾燥させるステ
ップとからなり、これらの全てのステップはガラスチュ
ーブを二次加工する前に実施される。この方法の一例を
下記に説明する。
【0014】シリカ粉末を水中に分散させることにより
シリカゾルを形成する。粉末を構成する粒子は一般的に
10〜200m/gの範囲内の表面積を有する。シリ
カは例えば、Aerosil(登録商標)又はCab−
O−Sil(登録商標)などの商品名で市販されている
様々な種類のヒュームドシリカである。別法として、市
販のシリカゾルも使用できる。ゾルの代表的な濃度は3
0wt%〜70wt%である。これよりも高い濃度も有益で
あるが、ゲル体の収縮速度が遅くなる。その他の添加剤
をシリカゾルに含有させることもでき、流動性を保存す
るために、じゃ若干の追加水を添加し、純粋なシリカゾ
ルにおける固体/液体比率と同じ固体/液体比率を適当
に保つことができる。テトラメチルアンモニウムヒドロ
キシド(TMAH)のような適当な水溶性塩基を使用す
ることにより、混合物のpHを、例えば、10〜13の
範囲内のpHレベル、典型的にはpH約12に調整す
る。
【0015】0.5%〜2%、典型的には1%の蟻酸メ
チル又は別の酸生成媒体を添加することにより、数分間
かけてpHを低下させ、前記のようにして形成されたゾ
ルをゲル化させる。pHの目標値は約9である。ゲル化
剤を添加した後、かつ、実質的なゲル化が起こる前に、
ゾルを2本の同心状チューブの間の空間に注型し、多孔
質クラッドチューブを生成する。外側シリカチューブの
内径は多孔質クラッドチューブの近似的外径を確定し、
そして、内側スチールロッド又はチューブの外径は多孔
質クラッドチューブの内径を決定する。団結されたクラ
ッドチューブの最終寸法は、乾燥後のゲルの収縮及び団
結中の多孔質クラッドチューブの更なる収縮により決定
される。これらの寸法変更は周知であり、極めて再現性
が高く、しかも、ゾル・ゲル金型を設計する際に考慮さ
れる。
【0016】ゲル化が完了した後、数日間〜数週間かけ
てゲルを乾燥させる。乾燥された多孔質クラッドチュー
ブを、600℃以上の温度、好ましくは約1100℃の
温度にまでゆっくりと加熱し、有機添加物を焼却し、か
つ、その後の取り扱いのために材料を更に強化させる。
この時点で、チューブは取り扱いのために十分な団結性
を有するが、依然として多孔質である。
【0017】その後、図1で模式的に示されるように、
この多孔質チューブをドーピング炉12内で処理し、更
に、ドーピング炉内にフッ素ガス雰囲気を導入し、多孔
質クラッドチューブにフッ素ドーパントを供給する。通
常のフッ素源はSiFであり、キャリアガスはアルゴ
ン又はヘリウムなどである。この段階で、ドーピング炉
雰囲気を500℃〜1000℃の範囲内の温度にまで加
熱される。SiF分子は多孔質クラッドチューブの内
腔及び外表面の両方を通して物体内へ浸透する。従っ
て、チューブの厚さ全体に浸透する。同時に、原子状フ
ッ素の拡散が粒子面で起こる。この作用は、フッ素元素
による個々のシリカ粒子のドーピングを画成する拡散と
呼ばれる。図2に粒子拡散工程を示す。図2に示される
ように、個々のシリカ粒子13はフッ素14でドープさ
れる。拡散フロント15は、フッ素雰囲気に曝露されて
いる粒子の表面から粒子の中心部に向けて進行する。図
2に示されるように、拡散は不完全である。粒子の中心
部に向けた距離の関数として、フッ素の濃度を図3に示
す。図3の横座標は粒子の厚さによる距離Xであり、縦
座標はフッ素の濃度Cである。所望の屈折率降下に関す
る目標濃度はCで示される。
【0018】前記の平衡ドーピング方法は生得的に低速
である。ΔnはSiF分圧の1/4乗に比例する。 (1) Δn〜P1/4
【0019】Δn=0.001〜0.003のドーピン
グレベルに対応するSiFの平衡分圧はそれぞれ、1
×10−4〜8.0×10−4である。SiFの中間
的分圧又は高分圧における大きな多孔質体のドーピング
は一般的に、多孔質体への物質輸送により制限される。
しかし、平衡ドーピングで使用される低分圧領域では、
反応容器内へのSiFの導入速度が速度制限ステップ
となる。最近、屈折率変動は、SiFの添合重量に正
比例することが発見された。この事実は、この制限条件
下におけるSiF分圧に対するドーピング時間尺度の
従属性を予測するための使用できる。ドーピング時間尺
度tは、所望のΔn倍の本体質量を、SiF分圧、
SiF質量及びドーピング係数ηに関連される全流量
(全供給量に対するサンプル中に添合されたSiF
の分数)で割った比率により定義することができる。反
応炉への全モル流量F、サンプル重量W及び屈折率変動
Δnとすると、tは次式により得られる。 (2)tはα(ΔnW)/(PFM)(1/η)〜K
Δn/Δn(1/η)〜KΔn−3(1/η); K
〜W/(FM) (前記式中、M及びPは、SiFの分子量と分圧をそ
れぞれ示す。)式(2)の展開の第2ステップでは、前
記の式(1)(Δn〜P1/4)からの関係を使用す
る。前記式(2)は、所定のサンプルサイズ及びSiF
の流量の場合、ドーピング時間尺度tはΔn−3
比例する。これを、幾つかの工程効率について図4に示
す。この実施例では、10kgのサンプルと10リット
ル/分の全容積流速を想定した。同じドーピング効率の
場合、Δnが一桁降下すると、ドーピング時間は三桁ま
で高まる。100%の効率において、Δn値が0.00
3及び0.001の場合、5時間及び130時間のドー
ピング時間が予測される。現実的に、これらドーピング
時間は、低ドーピング効率により一桁長くなると予測さ
れる。実際に、流速が増加しても、ドーピング時間は比
例的に減少しない。なぜなら、これは、反応時間の減少
により効率低下を生じるからである。サンプルサイズの
低下も効率を低下させ、更に重要なことには、スループ
ットを危うくする。図4の高Δn値では、導入速度によ
る予測ドーピング時間は非常に短い。従って、この領域
におけるドーピング処理は、多孔質体における拡散によ
り制限され、更に、ドーピング効率が低下する。しか
し、Δn=0.001〜0.003のような低ドーピン
グレベルでは、反応容器へのSiFの低導入速度のた
めに、ドーピング処理は明らかに非常に時間浪費的とな
る。
【0020】平衡ドーピング処理の低処理速度特性を克
服するために、根本的に異なるドーピング方法が使用さ
れる。平衡分圧よりも遙かに高い高SiF分圧を使用
し、多孔質体の粒子上の表面層として過剰量のフッ素を
予備堆積させる。或る場合には、予備堆積工程は、シリ
カ粒子全体へのフッ素の実際的な拡散のための有効拡散
温度以下の温度(すなわち、1000℃以下)で実施さ
れる。800℃〜1000℃の範囲内の温度が好まし
い。フッ素は主に分子吸着により粒子表面に堆積する。
この堆積は、原子拡散により粒子中に実質的に浸透する
ためにフッ素が必要とする時間に比べて概ね瞬間的であ
る。従って、プリフォームの屈折率変更に必要なフッ素
の全量は、比較的短いドーピング工程で濃厚表面層とし
て堆積される。この多孔質体粒子の表面上への過剰量の
フッ素の堆積は、増分ドーピング方法の第1段階であ
る。その後、多孔質体をフッ素ドーピング雰囲気から取
り出し(又は、Δnの平衡を<0.004未満にまで低
下させ)、そして、高温ドライブ・イン工程に曝露さ
せ、過剰量のフッ素を多孔質シリカ体の全体にわたって
均一に堆積層として拡散させる。増分ドーピング方法の
第2段階である、このドライブ・イン工程は、処理時間
を更に節約するために、本発明の方法の団結工程と組み
合わせることもできる。
【0021】本発明の増分ドーピング方法を図5〜図8
に示す。図5は、フッ素雰囲気中で処理される多孔質シ
リカ体の個々のシリカ粒子21を示す。粒子21の外側
上の予備堆積領域24は、粒子表面上に吸着された高濃
度のフッ素を含有する領域である。表面層におけるフッ
素の濃度はドーピング炉12内の雰囲気と概ね平衡であ
る。フッ素の分圧は所望の通りに調整できるが、プリフ
ォーム全体の最終ドーピングレベルに対応する平衡分圧
の少なくとも5倍であることが好ましい。この高分圧は
所望のΔnに左右されるが、一般的に、1%超である。
フッ素源としてSiFを使用すると、一般的に、予備
堆積雰囲気は1〜100%の範囲内のSiFを含有す
る。
【0022】予備堆積温度は広範囲にわたって変化させ
ることができるが、理想的な方法では、シリカ体の気孔
率に部分的に左右される。非常に多孔質な構造の場合、
多孔質体のSiF浸透は急速に進行する。1200℃
以下の温度が使用できる。例えば、VAD煤は特徴的
に、80%以上のレベルの気孔率を有する。直径が15
cmのVADコアロッドを、1000℃で約10分間の
うちに、増分量Δn〜0.002にまで均一にドープさ
せることができる。低気孔率構造の場合、浸透処理は一
般的に長くかかるので、この段階中の早期団結は避ける
べきである。温度範囲の下限(例えば、500℃)で
は、予備堆積処理は遅くなる。この温度範囲の下限は、
比較的高い制御度で小さなΔn濃度を生成するのに有用
である。すなわち、ドーピング濃度レベルは一層ゆっく
りと、かつ、時間と共に制御可能に変化する。この温度
依存性特徴は、別の寸法制御性を本発明の方法に付加す
る。プリフォームの最終ドーピングレベルは、予備堆積
温度を調整することにより制御することが出来る。平衡
ドーピング方法では、ドーピングレベルは主にフッ素の
分圧により制御される。予備堆積工程は一般的に、10
〜240分間の範囲内で完了ように進行する。
【0023】早期団結の可能性を避けるために、予備堆
積の好ましい温度範囲は1050℃未満である。コア領
域のドーピングのための最も好ましいΔn値、すなわ
ち、比較的小さなΔn値の場合、1000℃以下の予備
堆積温度は所望の制御レベルを可能にする。
【0024】図5の粒子21内のフッ素濃度を図6に示
す。軸xは粒子の直径を示す。粒子の外部領域は非常に
高いフッ素濃度を有する。すなわち、目標濃度Cより
も遙かに高い濃度を有する。好ましい事例では、粒子表
面におけるフッ素濃度Cは少なくともCの10倍で
ある。
【0025】ドライブ・イン又は拡散工程を図7及び図
8に示す。図7におけるシリカ粒子21は、粒子全体に
フッ素が均一に分布したドライブ・イン後のシリカ粒子
である。粒子21のフッ素濃度プロファイルを図8に示
す。図8に示されるように、均一な濃度Cを有する。
【0026】ドライブ・イン工程は好ましくは焼結工程
と組み合わされ、そして、1300℃〜1800℃の範
囲内の温度で実施される。別法として、多孔質シリカ体
は、ドライブ・イン工程において1200℃〜1400
℃の範囲内の温度で処理し、そして、その後、団結のた
めに焼結される。ドライブ・イン/焼結工程のために必
要な処理時間はプリフォームのサイズ及び形状と使用温
度に応じて変化するが、一般的に、30〜500分間の
範囲内である。予備堆積及びドライブ・イン/焼結の両
方に必要な全体的処理時間は、1時間未満である。これ
は、フッ素ドープトプリフォームを製造する従来の方法
に比べて、処理時間が劇的に短縮されたことを示す。
【0027】焼結プリフォームはその後、慣用の方法で
光ファイバを線引きするために使用される。図9は光フ
ァイバ線引き装置の一例を示す。図9において、符号3
1はプリフォームであり、符号32はガラスプリフォー
ムを軟化させ、ファイバの線引きを開始するために使用
される加熱炉(図示されていない)を示す。線引きされ
たファイバは符号33で示される。次いで、線引き直後
のファイバ表面は、符号34で示されるコーティングカ
ップを通過される。コーティングカップ34は、塗料プ
レポリマー36を含有するチャンバ35を有する。コー
ティングチャンバからの液体塗料塗布ファイバはダイ4
1から出る。ダイ41とプレポリマーの流体力学との併
用によりコーティング厚さを制御する。その後、プレポ
リマー塗布ファイバ44に紫外線ランプ45を照射し、
プレポリマーを硬化させ、塗布工程を終了する。その他
の硬化輻射線も適当に使用することができる。硬化され
た被覆を有するファイバをその後、巻取りリール47で
巻取る。巻取りリールはファイバの線引き速度を制御す
る。典型的に1〜20m/秒の範囲内の線引き速度を使
用することができる。ファイバはコーティングカップ
内、特に出口ダイ41内の中心に配置させ、ファイバと
被覆との同心性を維持することが重要である。市販の装
置は一般的に、ファイバの心合わせを制御するプーリー
を有する。ダイ自体内の流体力学的圧力はファイバの心
合わせを助ける。マイクロステップ割送り装置(図示さ
れていない)により制御されるステッパーモータは巻取
りリールを制御する。
【0028】光ファイバ用の塗料は一般的に、ウレタン
類、アクリレート類又はウレタン−アクリレート類であ
り、これにUV光開始剤を添加する。図9に図示された
装置は単一のコーティングカップしか有しないが、一般
的に、2個のコーティングカップを有する塗布装置が使
用される。二重に塗布されたファイバでは、代表的な一
次又は内側塗料は、シリコン、ホットメルトワックスの
ような軟質で低モジュラスの材料あるいは比較的低いモ
ジュラスを有する多数のポリマー材料などである。二次
又は外側被覆用の通常の材料は高モジュラスポリマー、
典型的にはウレタン類又はアクリル樹脂類などである。
商業的実施では、これら両方の材料は低モジュラス及び
高モジュラスのアクリレート類である。被覆厚さは一般
的に、直径で150〜300μmの範囲内であり、約2
40μmが標準的である。
【0029】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に例証す
る。
【0030】実施例1 前記のような従来のゾル・ゲル法により生成された多孔
質シリカクラッドチューブを1100℃にまで加熱し、
塩素で脱水し、1000℃にまで冷却し、そして、ヘリ
ウムでパージした。1000℃において、多孔質チュー
ブを、ヘリウム中の10%SiFに曝露させ、そし
て、多孔質体の粒子上にSiFを予備堆積させるため
に、4時間ソーキングした。その後、多孔質チューブを
ヘリウム中で1500℃にまで加熱し、そして1時間焼
結し、多孔質体を団結させた。最終チューブのΔnは約
0.004であった。次いで、このチューブを、MCV
D又はVADコアロッドのためのオーバークラッドとし
て使用し、低下屈折率クラッドプリフォームを生成し
た。別法として、このチューブをコアロッドと共に使用
し、通常の屈折率を有するクラッド内にトレンチを生成
することもできる。完成されたプリフォームを図9に示
される装置内に挿入し、光ファイバを線引きした。
【0031】実施例2 標準的なシングルモードプリフォームについて一般的に
使用される多孔質VADブールをヘリウム内で1100
℃で7時間加熱し、その後、この温度でHe/10%塩
素で脱水した。1000℃にまで冷却した後、これをH
e/10%SiF中で30分間処理し、粒子の表面に
フッ素を予備堆積させた。その後、この予備堆積多孔質
体をドライブ・イン/団結処理のために1200℃〜1
550℃にまで加熱した。VADコア及びクラッドはΔ
n=0.002まで低下された。このΔnは30分間の
SiF処理を用いて得られたが、従来の平衡ドーピン
グ方法と比べて処理時間が飛躍的に短縮されている。従
来の平衡ドーピング方法では、2×10−3気圧のSi
分圧で処理すると、20時間必要である。この値
は、効率が100%であると仮定したものであるが、こ
の効率値は製造処理では一般的ではない。
【0032】前記の説明において、フッ素源はSiF
である。言うまでもなく、その他のフッ素源も使用でき
る。例えば、SiHF、SiH、SF、CF
なども好適に使用できる。これらのフッ素源も、Si
で生成された屈折率と同等の屈折率低下を生じる。
しかし、10−9気圧のような低いSiFで対処する
代わりに、低温Fドーピングを調整することにより、
1%以上、典型的には10%以上のSiF分圧で所望
の屈折率低下をもたらすこともできる。前記のように、
最初に分子種として、フッ素を個々の粒子上に予備堆積
する。ドライブ・イン機構は主として原子状フッ素の拡
散を含む。本発明の主たる特徴であるこの相違点を強調
するために、この予備堆積工程は、フッ素の予備堆積と
フッ素の拡散としてのドライブ・インを含むものとして
説明される。
【0033】
【発明の効果】本発明の方法は、大きなゾル・ゲル光フ
ァイバプリフォームを製造するのに特に有用である。現
在の商業的な言葉で言うところの大きなゾル・ゲル体と
は、5kg超の重量を有するゾル・ゲル体を意味する。
ゾル・ゲル法によるこのような大きな光ファイバプリフ
ォームの製造は非常に困難であった。その主な理由は、
平衡ドーピング方法によりこれら大きなプリフォームを
ドーピングするのに必要な時間が極端に長いからであ
る。従って、この大きなプリフォームの商業的な生産に
ついて使用した場合、本発明は特に顕著な作用効果を奏
する。この大きなプリフォームは一般的に、50mm超
の直径、また、しばしば75mm超の直径を有する。
【0034】特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で
記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関
係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドーピング炉中の多孔質クラッドチューブの模
式的斜視図である。
【図2】従来の平衡ドーピング方法により処理される多
孔質クラッドチューブ内のシリカ粒子の模式的断面図で
ある。
【図3】図2に示された粒子の厚さによる距離に対する
ドーパント濃度の関係を示す特性図である。
【図4】平衡ドーピング方法に関する、ドーピング時間
対屈折率変化の関係を示す特性図である。
【図5】本発明による予備堆積工程後のドーパント分布
を示す、本発明の増分ドーピング方法により処理された
シリカ粒子の模式的断面図である。
【図6】図5の粒子の距離に対するドーパント濃度の関
係を示す特性図である。
【図7】本発明のドライブ・イン工程後の不純物分布を
示す、図5の粒子の模式的断面図である。
【図8】図7の粒子による距離に対するドーパント濃度
の関係を示す特性図である。
【図9】光ファイバ線引き装置の一例の模式的構成図で
ある。
【符号の説明】
11 多孔質クラッドチューブ 12 ドーピング炉 13 シリカ粒子 14 フッ素 15 拡散フロント 21 シリカ粒子 22 炉 24 予備堆積領域 31 プリフォーム 32 サセプタ 33 線引きファイバ 34 コーティングカップ 35 チャンバ 36 コーティングポリマー 41 ダイ 44 ポリマー塗布ファイバ 45 UVランプ 47 巻取りリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ジョン バーネット マクチェスニー アメリカ合衆国、08833 ニュージャージ ー州、レバノン、クレイトタウン ロード 2 (72)発明者 トーマス エドワード シュトッカート アメリカ合衆国、07041 ニュージャージ ー州、ミルバーン、ノーウッド テラス 29 (72)発明者 クリストファー アラン ホワイト アメリカ合衆国、08853 ニュージャージ ー州、ネシャニー、レイナ プレイス 301 Fターム(参考) 4G021 CA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)光ファイバプリフォームを準備する
    ステップと、 (b)このプリフォームを軟化温度にまで加熱するステッ
    プと、 (c)このプリフォームから光ファイバを線引きするステ
    ップとからなる光ファイバの製造方法において、 前記光ファイバプリフォームは、 (i)シリカ粒子の多孔質シリカ体を準備するステップ
    と、 (ii)フッ素を前記シリカ粒子上に予備堆積させるため
    に、前記多孔質シリカ体をフッ素雰囲気中で10〜24
    0分間にわたって加熱するステップと、 (iii)前記多孔質シリカ体をプリフォームに団結させる
    ために、前記多孔質シリカ体を、フッ素を含有しない雰
    囲気中で、1300℃よりも高い温度で加熱するステッ
    プにより製造されることを特徴とする光ファイバの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記フッ素雰囲気はSiFを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記フッ素雰囲気はSiFを10%超
    含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 (a)多孔質シリカ体の重量が5kg超で
    ある、シリカ粒子の多孔質シリカ体を準備するステップ
    と、 (b)フッ素を前記シリカ粒子上に予備堆積させるため
    に、前記多孔質シリカ体をフッ素雰囲気中で10〜24
    0分間にわたって、800℃〜1000℃の範囲内の温
    度で加熱するステップと、 (c)前記多孔質シリカ体をプリフォームに団結させるた
    めに、前記多孔質シリカ体を、フッ素を含有しない雰囲
    気中で、1300℃よりも高い温度で加熱するステップ
    とからなることを特徴とする光ファイバプリフォームの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記フッ素雰囲気はSiFを含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の方法。
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