JP2002226050A - 商品受け渡し方法及びシステム - Google Patents

商品受け渡し方法及びシステム

Info

Publication number
JP2002226050A
JP2002226050A JP2001025865A JP2001025865A JP2002226050A JP 2002226050 A JP2002226050 A JP 2002226050A JP 2001025865 A JP2001025865 A JP 2001025865A JP 2001025865 A JP2001025865 A JP 2001025865A JP 2002226050 A JP2002226050 A JP 2002226050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locker
product
commodity
delivery
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001025865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3744358B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Inomata
義弘 猪俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001025865A priority Critical patent/JP3744358B2/ja
Priority to CNB011447176A priority patent/CN1221917C/zh
Priority to KR1020010082821A priority patent/KR100566703B1/ko
Priority to US10/023,807 priority patent/US6999825B2/en
Publication of JP2002226050A publication Critical patent/JP2002226050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3744358B2 publication Critical patent/JP3744358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッカーを利用した商品受け渡し方法及びシ
ステムを提供する。 【解決手段】 少なくとも一のロッカーボックスを具え
るロッカーと、ネットワークと、前記ロッカーボックス
の施錠及び解錠動作を集中管理するロッカー管理手段
と、商品配送者の通信端末と、商品受取人の通信端末
と、このシステムの利用料金を決済する決済手段とを具
える商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理
手段が、前記ネットワークを介して配送者端末及び商品
受取人端末と通信を行うことにより、前記配送者がロッ
カーボックスに格納した商品を前記商品受取人が取り出
せるようロッカーボックスの動作を制御するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品受け渡し方法及
びシステムに関し、特に、商品を一時的に保管するロッ
カーシステムを介して商品の受け渡しを行うことによ
り、商品の納品場所、受取時を自在に選択しうるものと
し、また代金決済を簡便化する方法及びシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カタログを配布して電話やファク
シミリで注文を受け商品を受取人に提供する通信販売
や、インターネットを用いて商品情報の提供と受注を同
時に実現することによりカタログの配布を不要としたネ
ットショッピングなどの商品販売方法が利用されてい
る。このような商品販売方法において、注文した商品は
宅配業者の手により受取人の手元まで配送される。ここ
で利用される宅配業者は、商品の配達を確実に執り行う
ために受取証を用意しておき、受取人の捺印あるいは署
名と引き替えに商品を手渡すようにしている。
【0003】ところで、手荷物等を一時的に保管する手
段として、コインロッカーが利用されている。通常のコ
インロッカーでは、利用者が預ける物をロッカーボック
スに格納した後、コイン投入口にコインを入れてロッカ
ーボックスを施錠し、鍵を抜き取って、利用期間中これ
を保管する。ロッカー利用後にこの鍵を用いてロッカー
を解錠すると、投入したコインがロッカーに査収され、
ロッカーボックスが開いて預けた荷物を取り出すことが
可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信販売における商品受け渡し方法は宅配業者が受取人
の手元へ直接配達するため、配達時に受取人が不在の場
合は商品を受け取ることができない。この場合に宅配業
者は商品を一旦持ち帰って後日に再度配達することにな
り、重複する手間となる。また、受取人も宅配業者に連
絡して再配達の日時を指定する必要があり面倒である。
また商品と引き替えに受取証への捺印等により納品を確
認しているため、納品確認作業が煩雑なものになる。
【0005】また、例えば受取人が自宅や勤務先等に直
接届けられるのを望まない場合や、訪問先の近くで商品
を受け取りたい場合などに、最寄りの駅などで、配送業
者と直接対面することなく商品を受け取ることができれ
ば便利である。このような場合に、上述した従来のロッ
カーシステムを用いて商品を引き渡すことが考えられ
る。すなわち商品提供者は受取人の指定するロッカー
(ロッカーボックス)に商品を入れておき、受取人が都
合の良いときにロッカーまで出向いて商品を取り出すよ
うにする。しかしながら、この場合は商品提供者又はそ
の配送業者によるロッカーの施錠、及び受取人によるロ
ッカーの解錠に物理的な鍵を必要とするため、鍵の受け
渡しが面倒である。
【0006】また、特公平7−11806号公報には、
センタで集中管理するロッカーを介して注文品の受け渡
しを実現するシステムが開示されている。この公報記載
のシステムでは、顧客毎にIDカードを発行しておき、
注文に係る商品をロッカーに格納して、当該ロッカーは
IDカード及びパスワードにより認証できた場合にのみ
解錠して商品を取り出せるようにしている。しかしなが
ら、顧客毎のデータ登録及びIDカード発行を要するた
め顧客管理部門における手間がかかり、またロッカーに
ID読み取り部や入力キー等を設ける必要があるため構
成が複雑となり設置コストが高くなってしまう。
【0007】また、このように構成されるロッカーシス
テムは、IDカードを有さない人物は利用できないた
め、例えば受取人が別の者に受取を委任したいような場
合に、IDカードの受け渡しが必要となる。更に、この
ロッカーシステムは、IDカードを用いる商品受け渡し
システムに利用が限定されてしまい、不特定の者が一時
的に物を預ける従来通りのロッカーとして利用すること
ができない。
【0008】このような問題を鑑み、本発明は、商品を
一時的に保管するロッカーシステムを介して商品の受け
渡しを行うことにより商品宅配における不在時の問題等
を解消するとともに、低コストで構築することができ通
常のロッカーとしての利用も可能な商品受け渡し方法及
びシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る商品受け渡し方法は、商品を一時的に
保管するロッカーボックスの施錠及び解錠動作をネット
ワークを介して通信端末と相互通信可能なロッカー管理
者により一元管理することにより、商品提供者から商品
受取人へと商品を受け渡す方法において、前記ロッカー
管理者が商品受取人の情報を保存するステップと、前記
商品提供者が注文に係る商品を適宜のロッカーボックス
に格納するステップと、前記ロッカー管理者と前記商品
提供者間で通信を行い、前記商品提供者からの要求に応
じて当該ロッカーボックスを施錠するステップと、前記
商品受取人と前記ロッカーボックス管理者との間で通信
を行い、この商品受取人が前記商品の真正な受取人であ
るか否かを確認するステップと、この真正な商品受取人
からの要求に応じて前記ロッカーボックス管理者が前記
ロッカーボックスを解錠するステップと、を含むことを
特徴とする。
【0010】このようにして商品提供者から受取人へと
商品が受け渡されるようにすると、受取人が配送者と直
接対峙しなくても商品を受け取ることが可能になる。ま
た、配送者及び受取人の通信端末と通信を行うことによ
り当該配送者及び受取人を識別してロッカーボックスの
解錠/施錠を制御するため、従来例のようなカードキー
及びパスワードといった認証を不要としてシステム構築
を低コストで行うことができる。さらに、商品の受け取
り場所を受取人の希望に応じて選ぶなど、納品場所の選
定に自由度が増す。
【0011】上記方法では、前記商品を納品したロッカ
ーボックスを施錠した後に前記商品提供者からあるいは
ロッカー管理者から当該商品の受取人の通信端末に商品
が格納された旨及びこのロッカーボックスの位置情報を
送信するステップを含むことが望ましい。このように処
理を行い受取人に通知することにより、受取人がロッカ
ーに出向いた時点で商品が届いていなかったり、商品が
ロッカーに格納されたまま放置されるといった問題を解
消することができる。
【0012】この場合、受取人端末に送信されるロッカ
ーボックスの位置情報が、当該ロッカーボックスの位置
を示す地図データを含むようにして、受取人にロッカー
所在地の理解を容易にすることが望ましい。
【0013】さらに、本発明の方法は、商品受取人が商
品を取り出して前記ロッカーボックスを解錠した後に前
記商品提供者にその旨を通知するステップを含むことが
望ましい。このようにすると商品提供者が商品受け渡し
が完了したことを把握して、必要な処理を迅速に行うこ
とが可能となる。
【0014】また、本発明の方法は、前記ロッカーシス
テムの利用料を算出して利用料を決済するステップ、さ
らには前記受取人との間で商品の購入代金を決済するス
テップを含むようにしても良い。これらの処理によりロ
ッカー利用毎に小銭を用意したり商品代金を別々に決済
する必要がなくなり、本発明の利用者の手間を大幅に省
くことができる。
【0015】また、前記商品をロッカーボックスに受け
入れるステップは、適宜のロッカーボックスの予約を受
け付けるステップを含むようにしても良い。ロッカーを
予約可能とすることにより商品提供者が空きロッカーを
探して複数のロッカー間を移動するといった面倒を避け
ることができる。
【0016】この予約を受け付けるステップは、前記商
品提供者の通信端末に利用可能なロッカーについての情
報を送信するステップを含むようにするのが望ましい。
例えば利用可能なロッカーをリスト形式で提供し、その
中から商品提供者が適宜のロッカーを選択できるように
する。
【0017】本発明の商品受け渡し方法では、前記受取
人を確認するステップは、前記商品受取人の通信端末か
らの送信データに含まれる当該端末に固有のID情報を
参照して行うことが望ましい。例えば電話番号など、通
信時に自動的に送信情報に含められ端末所持者が任意に
変更できない固有のID情報を参照することにより受取
人を確認するようにすると、IDカードやパスワードな
どの認証を不要としてシステムを安価に構築するととも
に運営者及び受取人双方の手間を省くことができる。
【0018】また、前記商品格納ステップがさらに、前
記ロッカーボックスにそれぞれ設けられた表示手段にラ
ンダムに生成した文字列を表示するステップと、前記商
品提供者が自己の通信端末に入力した文字列を受信する
ステップと、ここで受信した文字列と前記生成した文字
列とを比較するステップとを含むことにより、前記商品
提供者との間で対象となるロッカーボックスを特定する
ようにしても良い。また、前記商品受け渡しステップが
さらに、前記ロッカーボックスにそれぞれ設けられた表
示手段にランダムに生成した文字列を表示するステップ
と、前記商品受取人が自己の通信端末に入力した文字列
を受信するステップと、ここで受信した文字列と前記生
成した文字列とを比較するステップとを含むことによ
り、前記商品受取人との間で対象となるロッカーボック
スを特定するようにしても良い。
【0019】このように処理を行うことにより、何らか
の誤解により、商品提供者が商品を入れたのとは別のロ
ッカーを施錠してしまったり、受取人に受け渡す際に商
品が入ったのとは別のロッカーを解錠してしまったり、
受取人が別の地点にいるのに商品の入ったロッカーを解
錠してしまうといった事故を防ぐことができる。
【0020】さらに、前記表示手段に文字列を表示する
ステップは、前記ロッカーボックスにそれぞれ設けられ
たランプを点灯又は点滅させるステップを含んでも良
い。このようにランプの点灯又は点滅を用いて利用者に
示すようにすると、利用者のロッカー確認を容易にして
処理をスムースに行うことができる。
【0021】さらに、本発明の方法は、前記商品受取人
がロッカーボックスから商品を取り出した後に当該ロッ
カーボックスを施錠するステップを含むとともに、前記
商品格納ステップが、前記商品を格納しようとするロッ
カーボックスを解錠するステップを含むことにより、ロ
ッカーボックスが利用されていないときは施錠状態とす
ることが望ましい。これにより空きロッカーが犯罪等に
利用されるのを有効に防止することができる。
【0022】さらに本発明の方法では、前記ロッカー管
理人が保存した受取人の情報は、以降に受取人の変更あ
るいは追加が可能であっても良い。このように処理する
ことにより、例えば最初に設定した受取人が何らかの理
由により商品をロッカーから取り出せない場合に、第三
者を受取人として商品を引き取らせたり、商品提供者あ
るいは商品提供者が商品受取人となって商品を回収する
ことが可能となる。
【0023】また、本発明の方法は、商品提供者がロッ
カーボックスに商品を格納する際に、商品提供者とロッ
カー管理者との間で格納する商品のIDを確認するステ
ップを含むことが好ましい。このようにすることで誤配
を防止することができる。なお、商品IDは、バーコー
ド情報を用いて認識することができる。
【0024】更に、本発明の方法は、前記ロッカー管理
人が商品受取人に送る情報が、商品が格納されているロ
ッカーボックスの使用可能な期間に関する情報を含んで
いることが好ましい。ロッカーボックスの使用期限を受
取人に知らしめることによって、商品の取り忘れなどの
事故を防止する効果がある。
【0025】本発明の商品受け渡し方法は、更に、前記
商品提供者が前記適宜のロッカーボックスに商品を格納
する少なくとも一位の商品配送担当者を有しており、前
記ロッカー管理者が、前記商品提供者を構成する商品配
送担当者毎に、当該担当者が配送すべき商品の情報と、
当該配送商品を格納すべきロッカーボックスの情報を対
応させて管理しており、前記商品配送担当者の携帯する
通信端末と前記ロッカー管理者との間で通信を行って、
前記商品配送担当者が商品を格納すべきロッカーボック
スを前記ロッカー管理者が特定して開錠することを特徴
とする。
【0026】このように構成することにより、誤配を防
止し、商品格納の際の商品配送担当者の手間を少なくす
ることができる。
【0027】更に、前記配送担当者の通信端末と前記ロ
ッカー管理者間で行われる通信が、前記配送担当者が前
記ロッカー管理者に対して自己のID情報を通知するス
テップと、前記ロッカー管理者がこの通知を受けて、少
なくとも、当該配送担当者が配送すべき商品の情報と、
この商品を格納すべきロッカーの情報を含む配送リスト
を前記配送担当者に送信するステップと、前記配送担当
者が前記配送リストから配送する商品を選択して前記ロ
ッカー管理者に通知するステップとを含み、この通知を
受けて、前記ロッカー管理者が当該通知された商品を格
納すべきロッカーボックスを開錠するようにしてもよ
い。
【0028】この方法によれば、配送担当者は、所定の
ロッカーを前にして、ロッカー管理者から送られてきた
配送リストに基づいて、商品を指定すると、当該商品を
格納すべきロッカーボックスが解錠されるようになるの
で、誤配を防止することができる。
【0029】更に、本発明の商品受け渡し方法では、前
記商品配送担当者の通信端末とロッカー管理者間で行わ
れる通信が、前記配送担当者が配送すべき商品のID情
報を通知するステップを含み、前記ロッカー管理者が、
この商品のID情報から当該商品を格納すべきロッカー
ボックスを特定して、当該ロッカーボックスを解錠する
ように構成することもできる。
【0030】このような構成では、配送担当者は、所定
のロッカーを前にして、ロッカー管理者に例えば商品番
号などの商品IDを通知すれば、ロッカー管理者側で当
該商品を格納すべきロッカーボックスを特定して解錠す
るようにすることができるので、ロッカーボックスを探
す手間がなくなり、誤配を完全に防止することができ
る。商品のID情報には、バーコード情報を好適に使用
することができる。
【0031】なお、所定の期間経過後も受取人が商品を
受け取らなかった場合は、事前の協定に基づいて、商品
を回収し適当な処分を行うものとする。
【0032】以上に述べた方法を実現する本発明のシス
テムは、少なくとも一のロッカーボックスを具えるロッ
カーと、ネットワークと、前記ロッカーボックスの施錠
及び解錠動作を一元管理するロッカー管理手段と、商品
提供者の通信端末と、商品受取人の通信端末とを具える
商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理手段
が、前記ネットワークを介して商品提供者通信端末及び
受取人通信端末と通信を行うことにより、前記商品提供
者が適宜のロッカーボックスに商品を格納し、この格納
した商品を前記受取人が取り出せるようロッカーボック
スの動作を制御することを特徴とする。
【0033】また、前記決済機関が前記ネットワークに
接続されており、このシステムの利用料金をネットワー
クを介して決済することを特徴とする。この場合、前記
ロッカー管理手段が、前記受取人が商品を取り出せるよ
うロッカーボックスを解錠した時点で前記システムの利
用料を算出し、ネットワークを介して前記決済手段に送
出することが好ましい。
【0034】前記決済手段は、前記商品の購入代金の決
済手段を兼ねるように構成しても良い。また、前記ロッ
カー管理手段が前記決済機関を兼ねても良く、前記商品
提供者あるいは前記ロッカー管理手段が前記商品提供者
を兼ねるようにしても良い。
【0035】また、前記商品提供者端末及び受取人端末
が通信を行う業者を介して前記ネットワークに接続し、
さらに、前記通信業者が前記ロッカー管理手段を兼ねる
ようにしても良い。
【0036】また、前記ロッカーを構成するロッカーボ
ックスの各々が、前記ロッカー管理手段から送られてく
るランダムな文字列を表示する表示手段を具えるととも
に、前記ロッカー管理手段が、前記表示装置に表示した
文字列と前記受取人端末から受信した文字列が一致した
場合にのみ、前記ロッカーボックスを解錠制御して商品
を取り出せるようにすることが望ましい。
【0037】また、前記ロッカーを構成するロッカーボ
ックスの各々が、前記ロッカー管理手段により制御され
るランプを具えるようにしても良い。
【0038】また、前記ロッカーのロッカーボックス
は、利用しないとき、すなわち商品提供者端末あるいは
受取人端末からの解錠依頼を受けるまでは施錠された状
態として、犯罪等への利用を防止するようにする。
【0039】さらに、前記ロッカー管理手段が、前記受
取人端末からの要求によりロッカーボックスを解錠した
場合にその旨を前記商品提供者端末に通知することが望
ましい。
【0040】また、前記ロッカー管理手段が、前記商品
提供者端末と通信を行い、適宜のロッカーボックスの予
約を受け付ける予約処理手段を具えることが望ましい。
【0041】また、前記商品提供者端末が小型カメラを
備えており、当該小型カメラで読みとった商品情報を前
記ロッカー管理手段に通知する手段を具えることが好ま
しい。ロッカー管理手段では、この商品情報を手持ちの
情報と照合して、商品提供者が格納しようとしている商
品が、配送対象の商品であるか否かを確認するようにす
る。なお、この商品情報はバーコード情報であることが
好ましい。
【0042】また、本発明の商品受け渡しシステムは、
前記商品提供者が前記適宜のロッカーボックスに商品を
格納する少なくとも一人の商品配送担当者を有してお
り、前記ロッカー管理手段が、前記商品配送担当者毎
に、当該配送担当者が配送すべき商品の情報と、当該配
送商品を格納すべきロッカーボックスの情報を関連づけ
たデータを具え、前記商品配送担当者から送られてきた
情報に基づいて当該商品配送担当者が配送商品を格納す
べきロッカーボックスを特定して開錠する手段を具える
ことを特徴とする。
【0043】このように、ロッカー管理手段が、商品配
送担当者毎に、当該担当者が配送すべき配送商品と当該
商品を格納すべきロッカーボックスとを関連づけたデー
タを有することによって、配送担当者が配送を行おうと
している商品の情報を送れば、ロッカー管理手段ではそ
の商品を格納すべきロッカーボックスを特定して解錠す
る、あるいは、配送担当者が自分が位置しているロッカ
ーの情報を送れば、当該ロッカーに格納すべき商品の情
報をロッカー管理手段から得る等、さまざまなアレンジ
を行って、配送担当者の業務を支援することができ、そ
の結果、配送担当者の手間を少なくして、誤配を防止す
ることができる。
【0044】より具体的には、配送すべき商品に当該商
品のID情報を予め付しておき、商品配送担当者は携帯
する通信端末で前記商品のID情報を読み取って、前記
ロッカー管理者に送信し、ロッカー管理者は、この商品
IDから当該商品を格納すべきロッカーボックスを特定
して、そのロッカーボックスを解錠するようにすれば、
配送業者はロッカーボックスの前にたって、商品のID
情報を読みとってロッカー管理者に送るだけで、その商
品を格納すべきロッカーボックスが解錠される。配送業
者はその解錠されたボックスに商品を単に格納すればよ
く、ID情報に例えばバーコード情報を用い、通信端末
に付属の小型カメラでこれを読みとって送信するように
すれば、誤配を完全に防止することが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の商品受け渡しシ
ステムの実施形態の構成を示す図である。図1に示すと
おり、本発明のシステムは、ロッカー10、ロッカー1
0の各ボックス11の施錠/解錠動作を集中管理する管
理センタ20、携帯電話業者30、商品受取人40の携
帯電話端末40a、商品販売業者50、宅配業者60の
端末60a、宅配業者センタ62、決済機関70を具え
ており、これらの要素はネットワーク1に接続されてい
る。
【0046】ロッカー10は複数のロッカーボックス1
1で構成されており、それぞれのロッカーボックス11
が電気的に開閉可能な電子錠12と、少なくとも数桁の
文字列を表示することができる表示装置13と、各ボッ
クスの使用状況を示すランプ14とを具えている。ロッ
カー10は、ロッカー制御装置15を具えており、この
制御装置15はネットワーク1を介して管理センタ20
と通信を行うと共に、管理センタ20からの指令に応じ
て各ロッカーボックス11の電子錠12、表示装置1
3、ランプ14の動作を制御する。
【0047】ロッカー制御装置15はネットワーク1を
介して送られてくる管理センタ20からの制御指令によ
って、各ロッカーボックスの電子錠12の施錠、解錠操
作を行い、必要な情報を表示装置13に表示し、操作の
対象となるボックスのランプ14を点灯又は点滅させ
る。なお、ロッカー制御装置15(ロッカー10)はネ
ットワーク1に有線で直接接続されていても良いが、携
帯電話業者30あるいは専用の無線基地(図示せず)間
で行われる無線通信を介してネットワーク1に接続され
ても良い。
【0048】管理センタ20は宅配業者端末60aや商
品受取人端末40a、販売業者50や宅配業者センタ6
2とネットワーク1を介して相互通信を行い、ロッカー
制御装置15を介して各ロッカーボックス11の動作を
制御する。この管理センタ20は受信情報に含まれる電
話番号などの固有の情報を用いて通信相手を識別する機
能を有する。また、各ロッカーボックス11の使用状況
を管理しており、利用可能なロッカー(ボックス11)
の情報を販売業者50、宅配業者センタ62、宅配業者
端末60a、商品受取人40aに提供したり、ボックス
11の予約を受け付けたり、商品受取人に商品が渡った
か否かの情報を販売業者50、販売業者センタ62、宅
配業者端末60aに通知することができる。また、宅配
業者60がロッカーボックス11に商品を格納した場合
に、商品受取人40(端末40a)に対し商品が格納さ
れた旨及び格納場所等を通知する。なお、商品受取人4
0は、商品注文時に注文者が特定した者であり、予め管
理センタ20に登録しておく。必ずしも注文者と同一で
なくともよく、また、登録後に商品受取人40が管理セ
ンタ20に新たに別の受取人を指定することもできる。
【0049】また管理センタ20は、どの利用者がどの
ロッカーボックスをどれだけの時間利用したかを記録管
理し、予め取り決めた課金形態に則して商品受取人40
や、販売業者50又は宅配業者センタ62に利用料金を
課金し、決済機関70に送出する機能を有する。
【0050】商品受取人端末40a及び宅配人端末60
aはデータ通信が可能な端末であり、少なくとも情報入
力部と表示画面とを具える(図示せず)。これらの端末
は、管理センタ20から送られる情報を画面に表示し、
管理センタ20にロッカーボックスを指定して電子鍵1
2の施錠あるいは解錠を要求する機能を有する。
【0051】決済機関70は、ネットワーク1を介して
管理センタ20から送られてくる利用者のロッカーの利
用状況に応じて、システム利用料を決済する。また、場
合によっては、商品の購入代金を販売業者50と商品受
取人40との間で決済する。この決済機関70は管理セ
ンタ20や携帯電話業者30が兼任しても良い。
【0052】この実施形態の動作を図2乃至図4のフロ
ーチャートを用いて以下に具体的に説明する。図2は、
上記実施形態の商品受け渡しシステムにおいて、商品の
注文を受けた商品販売業者側の要求によりロッカーボッ
クスの予約を行うステップを示すフローチャートであ
る。まず、商品受取人40が商品販売業者50に対し、
商品受け取り地域又はロッカー所在地を指定して、商品
を購入したい旨を通知する(ステップS11)。このや
りとりは商品受取人40と販売業者50との間で行われ
るものであり、電話やFAXの他、ネットワーク1を用い
た電子注文など任意の方式で行って良い。
【0053】注文を受けた販売業者50は、管理センタ
20にアクセスし、商品受取人から指定された条件に合
致するロッカー(ロッカーボックス)の検索を要求する
(ステップS12)。これを受けた管理センタ20は、
自己が管理するロッカーのうち利用されていないロッカ
ーを検索し(ステップS13)、利用可能なロッカー情
報として検索結果を販売業者50に返信する(ステップ
S14)。ここで、検索結果は少なくともロッカー所在
地と、ロッカーの大きさ等の情報を含むものとし、例え
ばリスト形式で提供される。また、販売業者50が任意
のロッカーの欄をクリックして返信可能なHTML形式
などで提供されても良い。
【0054】次に、販売業者50は、ロッカー所在地や
注文商品の大きさ等を考慮して、提供された空きロッカ
ー情報のうち適宜のロッカーを選択し、管理センタ20
に当該ロッカーの予約処理を要求する(ステップS1
5)。これを受けた管理センタ20は当該ロッカー(ロ
ッカーボックス)の予約処理を行う。すなわち管理セン
タ20は要求に係るロッカーボックス11が解錠状態で
あれば施錠し、以降に第三者からの利用要求を受け付け
ないようにする。また、予約結果を販売業者50に返信
する。販売業者50は予約結果がOKであれば処理を続
行し、予約結果がNGであれば別の空きロッカーを指定
して再度予約要求を試みる(ステップS17)。
【0055】予約処理が成功したら、販売業者50は、
予約したロッカーの位置情報と注文商品の配送日時等を
商品受取人40に通知する。この情報は商品受取人40
がロッカーまで到達するのに必要な情報となるため、商
品受取人40が持ち歩けるよう商品受取人の移動通信端
末40aに送信するのが望ましい。なお、販売業者50
はこの通知を管理センタ20を介しておこなうようにし
ても良い。
【0056】以上に予約処理ステップを説明したが、別
の実施例として、注文商品を格納するロッカーの予約は
商品を配送する宅配業者センタ62や宅配業者60が行
っても良く、さらには商品受取人40が管理センタ20
と通信を行うことにより達成されても良い。商品受取人
40が予約を行う場合は、最初に商品受取人40が端末
40aを用いて管理センタ20にアクセスし、図2ステ
ップS12〜S17と同様の処理を行ってロッカーを予
約した後に、当該ロッカーを配送先に指定して商品販売
業者50に商品を注文するようにする。
【0057】また、場合によっては空きロッカーの予約
処理は行わなくても良い。すなわち、注文商品を配送す
る宅配業者60が商品受取人40から指定された地区の
ロッカー所在地まで行って直接空きロッカーを探し、注
文商品を格納して、管理センター20にその旨および格
納したロッカーの位置情報を通知するようにしても良
い。この場合に図2に示す処理は不要なものとする。
【0058】図3は、商品注文者が注文した商品をロッ
カーに格納するステップを説明するフローチャートであ
る。本例では、利用可能であっても未使用のボックス1
1は利用者からの要求があるまで施錠しておき、未使用
のボックス11が犯罪等に利用されるのを防止するよう
にしている。
【0059】まず、販売業者50から商品を託された宅
配業者60がロッカー所在地まで行き、宅配業者端末6
0aを用いて管理センタ20にアクセスし、商品を格納
するロッカー10(ボックス11)を指定して利用要求
を通知する(ステップS21)。ここでロッカーの指定
は、図2の処理によって予めボックスが予約されている
場合は予約番号やロッカー番号を通知することにより行
う。一方、ロッカーの予約をしない実施例の場合には、
予め空きボックス11のランプ14は点灯させておくよ
うにしたり、宅配業者端末60aから問い合わせを待っ
て管理センタ20が空きボックスを表示装置13やラン
プ14を用いて表示したりすることにより、宅配業者6
0が利用可能なボックス11を認識できるようにする。
【0060】宅配業者端末60aからの利用要求を受け
た管理センタ20は、指定されたボックス11のランプ
14を点滅させ(ステップS22)、当該ボックス11
の表示装置13に、ランダムに生成された文字列を表示
する(ステップS23)。この文字列情報はボックスへ
のアクセス毎に生成されるその場限りのものであり、宅
配業者60と管理センタ20が同一のボックスを対象と
しているかを確認するために用いられる。
【0061】宅配業者60は、ボックス11に表示され
た文字列を端末60aに入力し、当該ボックスの解錠要
求を管理センタ20に送信する(ステップS24)。管
理センタ20は、受信した文字列と表示装置13に表示
させた文字列とを比較し(ステップS25)、一致した
場合に、ロッカー10の制御装置15に指令を出して指
定されたボックス11の電子錠を解除する(ステップS
26)。ステップS25において文字列が一致しない場
合は、宅配業者端末60aにその旨を送信して、宅配業
者60にボックスの確認および再度の文字列入力を促す
(ステップS27)。この電子錠の解除には、実施例に
よっては予め管理センタ20と配送業者60との間で設
定されたパスワード認証などの処理を経ても良い。
【0062】指定されたボックス11が解錠されたら、
宅配業者60は、解錠されたボックス11に商品を入れ
て、端末60aを用いて管理センタ20にボックス11
の電子錠12の施錠を依頼する(ステップS28)。管
理センタ20は、宅配業者60からの依頼に基づいてボ
ックス11の電子錠12の施錠命令を出し、ロッカー制
御装置15がボックス11の電子錠を施錠するととも
に、ボックス11のランプ14を消灯させる(ステップ
S29)。同時に、ロッカーのアドレスに関連づけて、
利用開始時間を記録する。
【0063】さらに、商品販売業者50又は宅配業者端
末60aから、ロッカーに入れた商品の商品受取人40
についての情報を管理センタ20に通知するようにする
(ステップS30)。管理センタ20は商品を入れたロ
ッカーボックスに関連づけて受信情報を保存するととも
に、この商品受取人40の通信端末40aに商品が格納
された旨及び当該ロッカーの位置情報、その他当該ロッ
カーの解錠に必要な情報を送信する(ステップS3
1)。ここで、受取人端末40aに送信されるロッカー
の位置情報は、ロッカー所在地を表示した地図データと
すると、商品受取人40の理解を容易にすることができ
る。また、解錠に必要な情報は実施例によって異なる
が、パスワードによる認証を行う場合はパスワード等を
含むものとする。なお、ステップS30の通知はこの商
品格納ステップのどの時点で行っても良く、あるいは図
2で説明した予約ステップ中に行っても良い。なお、上
述したとおり、商品受取人40は受取人の変更を行うこ
とができる。この場合、受取人端末40aを用いて新し
い受取人の携帯電話番号等を管理センタ20に通知し
て、変更手続を行う。
【0064】図4は、商品受取人40がロッカーボック
ス11に格納された商品を取り出すステップを説明する
フローチャートである。図3のステップS31にて商品
がロッカーに格納された旨を受信した商品受取人40
は、端末40aに示される位置情報に基づきロッカー所
在地まで出向くようにする。ロッカーの前に到着した
ら、端末40aを用いてロッカー管理センタ20にアク
セスし、商品が格納されているロッカーを指定する(ス
テップS41)。このロッカーの指定は、管理センタ2
0が商品受取人端末40aから通知される携帯電話番号
等から商品受取人40を特定し、前(図3ステップS3
0)に保存した商品受取人情報を参照してロッカー番号
等を商品受取人端末40aに送信したうえで、商品受取
人40が追認する形式で行っても良いし、商品受取人4
0が予め通知されているロッカー番号等を直接指定して
管理センタ20にアクセスしても良い。
【0065】ロッカー管理センタ20は、ロッカー制御
装置15に指示を出すことにより商品受取人40から指
定されたボックス11のランプを点滅させる(ステップ
S42)。これにより、商品受取人40は管理センタ2
0が認識したボックス11が自己が解錠を希望するボッ
クス11であるか否かを確認することができる。次に、
管理センタ20はランダムな文字列を生成し、ロッカー
制御装置15を介してボックス11の表示装置13にこ
の文字列を表示させる(ステップS43)。商品受取人
40はこの文字列を通信端末40aに入力し、ロッカー
管理センタ20に解錠要求を送信する(ステップS4
4)。なお、この文字列は管理センタ20と商品受取人
40とが同じロッカーボックスを解錠の対象としている
かを確認するための識別子であり、その場限り有効なも
のとなる。
【0066】商品受取人端末40aから文字列を受信し
たロッカー管理センタ20は、ロッカーの表示装置13
に表示した文字列と端末40aから受信した文字列とを
比較し(ステップS45)、一致した場合に、ロッカー
10の制御装置15に指令を出して指定されたボックス
11の電子錠を解除する(ステップS46)。ステップ
S45において文字列が一致しない場合は、端末40a
にその旨を送信して、商品受取人40にボックスの確認
および再度の文字列入力を促す(ステップS47)。こ
の電子錠の解除には、実施例によっては商品受取人40
は予め(図3ステップS31にて)管理センタ20から
通知されたパスワードによる認証を行っても良い。
【0067】指定されたボックス11が解錠されたら、
商品受取人40は、解錠されたボックス11から商品を
取り出し、検品したうえで端末40aを用いてロッカー
管理センタ20に査収した旨を通知する(ステップS4
8)。管理センタ20は、商品受取人40からの通知に
基づいてボックス11の電子錠12の施錠命令を出し、
ロッカー制御装置15がボックス11の電子錠を施錠す
るとともに、ボックス11のランプ14を点灯させる。
同時に、ロッカー管理センタ20はロッカーの利用終了
時間と以前に保存した利用開始時間とからロッカー利用
時間及び利用料を算出し、予め取り決められた支払い義
務者への課金情報として決済機関70に送出する(ステ
ップS49)。ここで、ロッカー利用料は予め定める課
金契約により、商品販売業者50、宅配業者60、宅配
業者センタ62、商品受取人40のいずれか、あるいは
いずれか二者以上に課金しても良い。
【0068】さらに、商品が無事に商品受取人の手元に
渡った旨を、商品販売業者50及び/又は宅配業者セン
タ62に通知する(ステップS50)。この通知を受け
た業者側では商品の受け渡しが完了した旨を把握し、必
要な処理を行うことができる。すなわち、実施例による
が、利用者40に対し商品購入代金の請求処理を行った
り、後に請求額と比較等するため今回のシステム利用料
を未払い金として計上したりする。
【0069】あるいは、管理センタ20は、商品受取人
40から商品査収完了通知を受信した時点で、この商品
受取人の課金情報として商品代金を計上するようにして
も良い。すなわち、管理センタ20が商品提供者あるい
は配送者に代わって商品代金の徴収を行うようにする。
これにより商品提供側及び商品受取人側双方の手間を省
くことができる。
【0070】図5および図6は、本発明の第2の実施形
態にかかる商品配送システムを示すフローチャートであ
る。第2実施形態では、配送する商品、配送先ロッカー
10およびロッカーボックス11、商品受取人等に関す
る情報をロッカー管理センタ20にて一括して管理する
ようにして、商品提供者、特に宅配業者60の業務を支
援するようにしている。なお、図5及び図6に示す例で
は、宅配業者60とロッカー管理センタ20の間に宅配
業者センタ62が介在する場合を例にとって説明する
が、宅配業者60をロッカー管理センタ20が兼ねるこ
とも可能であり、その場合宅配業者60との通信は宅配
業者60とロッカー管理センタ20との間で直接おこな
われる。
【0071】図5は、第2実施形態におけるロッカーボ
ックスの予約ステップを説明するためのフローチャート
である。図5に示すように、商品発注者40の発注(ス
テップS51)を受けて、商品発注者(店舗)は宅配業
者センタ62に対して、商品の配送を希望するロッカー
と、商品受取人、受取予定日時の指定を行う(ステップ
S52)。宅配業者センタ62は、配送担当者、配送す
る商品と、配送先のロッカーの情報をデータベース化し
て管理するとともに、この情報を配送予定日時と共にロ
ッカー管理センタ20に送る(ステップS53)。これ
を受けてロッカー管理センタ20では、指定されたロッ
カーのロッカーボックスが配送日時から受取日時まで利
用できるように予約処理を行う。この予約処理は、上述
した第1実施形態のそれと同様である(図2、ステップ
S15〜S18)。
【0072】図6は、第2実施形態における商品の配送
ステップを説明するためのフローチャートである。図6
に示すように所定のロッカー10の前にて宅配業者60
は、通信端末60aを用いて宅配業者センタ62にアク
セスして、自身が位置している配送先のロッカー10を
指定する(ステップS61)。宅配業者センタ62は、
前記データベースを参照して、指定されたロッカー10
にこの宅配業者60が格納すべき商品の一覧を宅配業者
の端末60aに送信する(ステップS62)。
【0073】宅配業者60はこの一覧から格納しようと
する商品を選択して指定すると(ステップS63)、宅
配業者センタ62はロッカー管理センタ20へロッカー
10の利用を依頼する(ステップS64)。ロッカー管
理センタ20では、これを受けて、保存してあったデー
タから当該商品を格納するロッカーボックス11を宅配
業者の端末60aに通知すると共に、当該ロッカーボッ
クス11のランプ14を点灯させて当該ロッカーボック
スの位置を宅配業者60に知らしめる。次いで、第1実
施例と同様にしてロッカー表示装置13にランダムに生
成された情報を表示する(ステップS65)。宅配業者
60は、表示装置13に表示されたランダムな情報を入
力してロッカー管理センタ20に送信し、当該ロッカー
ボックス11の解錠を依頼する(ステップS66)。管
理センタ20では、宅配業者60から送られてきたラン
ダムな情報が、管理センタ20から送った情報と合致す
るか否かを確認して、合致しない場合は(ステップS6
7 NG)、宅配業者60へ利用しようとしているボッ
クスの確認を依頼し(ステップS71)、合致した場合
は(ステップS67 OK)、指定されたボックス11
の電子錠を解錠する(ステップS68)。
【0074】宅配業者60は解錠されたボックス11に
商品を格納して、管理センタ20に施錠を指示する(ス
テップS69)。管理センタ20は、指示のあったボッ
クス11を施錠して、ランプ14を消灯し、前述の指定
のあった商品受取人40に対して、当該ロッカーボック
スに商品が格納された旨、当該ロッカーボックスの位置
情報を通知するとともに、宅配業者センタ62へは、商
品の格納が行われた旨を通知する(ステップS70)。
また、ロッカー利用開始時刻を記録する(ステップS7
0)。
【0075】同一のロッカー10に複数の商品を格納す
る場合は、上記ステップS64から70までの動作を繰
り返して行う。
【0076】なお、宅配業者60が、宅配業者センタ6
2から受け取った商品一覧から、配送商品を指定する場
合に、誤配を防ぐべく当該商品のIDを宅配業者センタ
62との間で確認するようにしても良い。この場合、宅
配業者60の携帯端末62aを小型カメラ付きの端末と
して、このカメラで商品に付されているバーコード情報
を読みとり、読みとった商品情報を宅配業者センタ62
に送るようにする。上述のステップS52で宅配業者セ
ンタ62が商品発注者から受け取ってロッカー管理セン
タ20に送る情報の中に配送商品のバーコード情報を含
めておき、ステップS69で宅配業者60が商品を格納
する際にバーコード情報を読みとってロッカー管理セン
タ20へ送り、管理センタ20で宅配業者60から送ら
れてきたバーコード情報を商品発注者から受け取った情
報と照らし合わせて、情報が一致した場合に以後の処理
を進めるようにする。
【0077】図7は、本発明の第3実施形態の構成を示
すフローチャートである。第3の実施形態も、第2実施
形態と同様に、配送する商品、配送先ロッカー10およ
びロッカーボックス11、商品受取人等に関する情報を
ロッカー管理センタ20にて一括して管理するようにし
て、宅配業者60の業務を支援するようにしている。な
お、以下に述べる第3および第4実施形態では、宅配業
者センタ62が各配送担当者60と、配送商品、配送先
ロッカー10およびロッカーボックス11を関連付けた
データベースを管理センタ20に送り、使用するロッカ
ーボックスを予約するまでの手順は第2実施例と同様
(図5参照)であるのでその説明は省略する。
【0078】第3実施形態では、宅配業者60は目的の
ロッカーの前に位置して、通信端末60aにてパスワー
ド入力を行って管理センタ20にアクセスする(ステッ
プS81)。管理センタ20では、このパスワードから
宅配業者60を認識して、当該宅配業者が配送すべき商
品の一覧を、その商品を格納するロッカーボックスと対
応させて宅配業者60に通知する(ステップS82)。
宅配業者60は、この一覧から格納する商品を選択して
管理センタ20に指定し(ステップS83)、管理セン
タ20では、この指定された商品に対応するロッカーボ
ックス11を解錠するようにする(ステップS84)。
【0079】図8は、ステップS82とS83における
宅配業者60と管理センタ20間で行われる通信の詳細
を説明するための図であり、宅配業者端末60aの画面
を示す。図8(a)に示すように、宅配業者60から管
理センタ20にアクセスすると、端末60aにはパスワ
ード入力が要求される。宅配業者60がパスワードを入
力すると、管理センタ20側では、当該パスワードにて
宅配業者を認識して、この宅配業者60が配送すべき商
品の一覧を送信する。
【0080】商品の一覧は、図8(b)〜(e)に示す
ように、配送地区、ロッカー地区、ロッカー位置、商品
IDとロッカーボックス番号の対応がツリー構造をなし
ている。宅配業者60は、図8(b)〜(d)の画面に
表示されるリストから、自分がいる場所を選択して応答
することによって、配送しようとしているロッカーを特
定する。ロッカー10が特定されると、管理センタ20
から図8(e)に示すように、その配送業者40が当該
ロッカー(ここでは「渋谷駅A1出口」のロッカー)に
配送すべき商品の商品番号と、それぞれの商品を格納す
べきロッカーボックス番号の対応が表示される。宅配業
者60が手持ちの配送商品とこの商品番号を照らし合わ
せて商品を指定すると、管理センタ20は指定を受けた
商品を格納するロッカーを解錠する。例えば、商品12
3を指定すると、05番のロッカーボックスのランプが
点滅して開くといった具合である。このように構成する
ことによって、宅配業者60は商品を格納すべきロッカ
ーボックスを開く手間を省くことができ、誤配を防止す
ることができる。
【0081】図9は、本発明の商品受け渡しシステムの
第4実施形態を示す図である。第4実施例では、バーコ
ードシステムを利用して宅配業者60の配送業務をより
容易にするようにしている。まず、宅配業者センタ6
2、あるいは商品販売業者60にて、配送商品100
に、少なくとも、当該商品ID、配送すべきロッカー位
置およびロッカーボックス番号を読みとり可能なバーコ
ード表示102を予め付けておく。宅配業者60の通信
端末60aには小型カメラを搭載して、宅配業者60は
配送すべきロッカー10の前にて、通信端末60aの小
型カメラで商品のバーコード表示102を読みとり、そ
の情報を管理センタ20へ送信する。管理センタ20で
はこの情報を受けて、当該商品100について予約して
ある(第2実施形態、図5参照)ロッカーボックスの解
錠手続を行う。このように構成すると、宅配業者60は
通信端末60aの小型カメラで商品に付いているバーコ
ードを読みとって管理センタ20に送信するだけで、配
送すべきロッカーボックスが解錠するので、誤配をほぼ
完全に防ぐことができる。
【0082】なお、この構成では、例えば宅配業者60
が目的のロッカー10と異なるロッカーの前で商品10
0に付されているバーコード102を読み取って送信し
た場合、まるで違う場所にあるロッカーが解錠するおそ
れがある。従って、バーコード102を読みとる前に、
何らかの形で宅配業者60と管理センタ20との間で通
信を行って、宅配業者60が目的のロッカー10の前に
いることを確認するのが好ましい。この確認方法につい
ては、上述の他の実施形態で行っている方法を適用する
ことができるので、ここでは重複した説明は省略する。
【0083】本発明では管理センタ20でロッカーボッ
クスの施錠/解錠を集中管理することにより、ボックス
毎の利用状況を的確に把握することができるため、商品
受取人40の都合によりあるいは何らかの理由で商品が
なかなかロッカーから取り出されない場合をも検知しう
る。このような場合、管理センタ20は所定期間ロッカ
ーの解錠要求を受けないことを検知したらネットワーク
を介し商品受取人端末40aに督促情報を送信し、併せ
てその間のロッカー利用料を課金して決済機関70に送
出するようにする。また、督促を受けた商品受取人40
が都合により商品を取り出しに行けない場合は、商品受
取人端末40aを用いて管理センタ20と通信を行い、
別の商品受取人として指定した第三者が商品を取り出せ
るようにする。あるいは、商品が生鮮食品など放置して
おけないようなものである場合は、予め取り決めた契約
等に従って管理センタ20が商品販売業者50あるいは
配送者60に通知し、業者が回収するようにすることも
可能である。
【0084】本発明のシステムにおいて、管理センタ2
0は、ロッカー10を通常の利用形態として運用するこ
ともできる。この場合は、ロッカー10に物を預け入れ
ようとする利用者の端末と通信を行って、ロッカーボッ
クス11を施錠するとともに利用者情報を保存してお
き、このボックスの解錠要求を受けた場合に保存した利
用者情報から利用者の確認を行って、ボックス11の解
錠を行うようにする。これらの運用方法は管理センタ2
0の制御プログラムを適宜変更するだけで実現でき、当
業者には自明であることなのでこれ以上の詳細な説明は
省略する。
【0085】以上に本発明の実施形態の動作例を説明し
たが、本発明における商品受け渡しシステムでは利用者
及び利用時間を特定し、履歴として管理することができ
るため、管理センタ20は利用者側からの要求に基づ
き、あるいは独自の課金プランとして様々な課金形態を
適用することができる。すなわち、従来のロッカーの課
金形態と同様に1回/日で固定的に課金しても良いし、
利用時間に比例した課金を行うことも可能である。さら
に、例えば深夜は安くするなど時刻単位での単価設定
や、頻繁に利用する利用者への割引などを実施すること
もできる。また、契約により商品販売業者50あるいは
宅配業者センタ62の貸し切りボックスとして、月ごと
に一定額で何回でも利用可能としても良い。
【0086】また、決済機関70による決済方法も、一
回の利用毎に請求書を発行する方法の他、一定期間毎
(例えば月に一度)にその期間内の利用料を合算して請
求しても良いし、プリペイド方式やネット接続された銀
行口座からの自動引き落としなどの電子決済を適用する
ことが可能である。
【0087】なお、上記実施例ではロッカーが利用され
ていないときも施錠して犯罪等への利用を防止するよう
にしているが、これは従来のロッカーと同様に解錠した
状態としても良い。この場合は、宅配業者60は商品配
送時に解錠されたロッカーボックスのうち適宜のボック
スを選択して商品を格納し、ボックス番号等を指定して
管理センタ30に施錠要求を送信し、これを受けたロッ
カー管理センタ20が制御装置15を介して指定ボック
ス11の電子錠12を制御するようにすれば良い。ま
た、商品受取人が商品を取り出した後もボックス11を
施錠しないようにする。また、ロッカー10に設けられ
たランプ14の動作は利用者が空きロッカーや指定のロ
ッカーが確認できれば他の動作でも良く、表示装置13
の表示内容等も利用者と管理センタ20が同じロッカー
を対象としていることが確認できれば上記実施例の動作
に限るものではない。
【0088】また、上述したように宅配業者や商品受取
人の端末から管理センタ20にアクセスする場合は、パ
スワードによる認証を行っても良い。利用者の端末がP
HS端末や携帯電話機である場合は固有のIDで管理セ
ンタ20側で識別可能であるためパスワード認証は必ず
しも必要ではないが、利用者の通信端末が公衆電話回線
網を利用するノートパソコンである場合等はパスワード
やIDによる認証が必須となる。なお、各ロッカーボッ
クス11が具える表示装置13と、ランプ14は必ずし
もなくともよい。さらに、システム利用料の決済は、無
料の場合が含まれることはいうまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上詳細に説明したとおり、本発明の商
品受け渡し方法及びシステムによれば、商品受取人が家
に不在の場合や商品受取人が自宅や勤務先に直接届けら
れるのを望まない場合でも、ロッカーを介して配送業者
と直接対面することなく商品の引き取りを行うことがで
きる。また、商品受取人の指定する地域で商品を受け取
ることができ、利便性が向上する。
【0090】さらに、利用者の有する通信端末を用いて
管理センタにアクセスすることにより商品受け渡しを行
うことができるため、ロッカーを用いる従来例のように
カードキー読み取り手段等をロッカーに設ける必要がな
くなり、安価かつ簡単にシステムを構築することができ
る。また、このシステムは商品受け渡し以外にも通常の
ロッカーとしての運用もできるため、例えば商品受け渡
しに利用されていないロッカーボックスの有効利用を図
ることができる。
【0091】また、配送する商品とその商品を格納すべ
きロッカーボックスを対応付けておくことにより、配送
業者の手間を軽減し、誤配を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の商品受け取りシステムの第1実施形
態の構成を示す図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る商品受け渡し方
法におけるロッカー予約ステップを説明するフローチャ
ートである。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る商品受け渡し方
法における商品格納ステップを説明するフローチャート
である。
【図4】 本発明の第1実施形態に係る商品受け渡し方
法における商品取り出しステップを説明するフローチャ
ートである。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る商品受け渡し方
法におけるロッカー予約ステップを説明するフローチャ
ートである。
【図6】 本発明の第2実施形態に係る商品受け渡し方
法における商品格納ステップを説明するフローチャート
である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係る商品受け渡し方
法における商品格納ステップを説明するフローチャート
である。
【図8】 図7に示す商品格納ステップにおける通信の
詳細を示す図である。
【図9】 本発明の第4実施形態に係る商品受け渡し方
法における商品格納ステップを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク 10 ロッカー 11 ロッカーボックス 12 電子錠 13 表示装置 14 ランプ 20 管理センタ 30 携帯電話業者 40 商品受取人 40a 商品受取人端末 50 商品販売業者 60 宅配業者 60a 宅配業者端末 62 宅配業者センタ 70 決済機関 100 商品 102 バーコード表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を一時的に保管するロッカーボック
    スの施錠及び解錠動作をネットワークを介して通信端末
    と相互通信可能なロッカー管理者により一元管理するこ
    とにより、商品提供者から商品受取人へと商品を受け渡
    す方法において、 前記ロッカー管理者が商品受取人の情報を保存するステ
    ップと、 前記商品提供者が注文に係る商品を適宜のロッカーボッ
    クスに格納するステップと、 前記ロッカー管理者と前記商品提供者間で通信を行い、
    前記商品提供者からの要求に応じて当該ロッカーボック
    スを施錠するステップと、 前記商品受取人と前記ロッカーボックス管理者との間で
    通信を行い、この商品受取人が前記商品の真正な受取人
    であるか否かを確認するステップと、 この真正な商品受取人からの要求に応じて前記ロッカー
    管理者が前記ロッカーボックスを解錠するステップと、 を含むことを特徴とする商品受け渡し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の商品受け渡し方法にお
    いて、前記商品を格納したロッカーボックスを施錠した
    後に、前記商品提供者からあるいは前記ロッカー管理者
    から当該商品の受取人の通信端末に商品が格納された旨
    及びそのロッカーボックスの位置情報を送信するステッ
    プを含むことを特徴とする商品受け渡し方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の商品受け渡し方法にお
    いて、前記商品受取人に送信されるロッカーボックスの
    位置情報が、当該ロッカーボックスの位置を示す地図デ
    ータを含むことを特徴とする商品受け渡し方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の商品
    受け渡し方法において、前記商品受取人が商品を取り出
    して前記ロッカーボックスを解錠した後に前記商品提供
    者に商品の受け渡しがなされた旨を通知するステップを
    含むことを特徴とする商品受け渡し方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の商品
    受け渡し方法において、更に、前記ロッカーシステムの
    利用料を決済するステップを含むことを特徴とする商品
    受け渡し方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の商品受け渡し方法にお
    いて、更に、前記商品受取人との間で商品の購入代金を
    決済するステップを含むことを特徴とする商品受け渡し
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の商品
    受け渡し方法において、前記商品をロッカーボックスに
    格納するステップは、適宜のロッカーボックスの予約を
    受け付けるステップを含むことを特徴とする商品受け渡
    し方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の商品受け渡し方法にお
    いて、前記予約を受け付けるステップは、前記商品提供
    者の通信端末に利用可能なロッカーについての情報を送
    信するステップを含むことを特徴とする商品受け渡し方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の商品
    受け渡し方法において、前記商品受取人を確認するステ
    ップは、前記商品受取人の通信端末からの送信データに
    含まれる当該端末に固有のID情報を参照して行うこと
    を特徴とする商品受け渡し方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の商
    品受け渡し方法において、前記商品を格納するステップ
    がさらに、前記ロッカーボックスにそれぞれ設けられた
    表示手段にランダムに生成した文字列を表示するステッ
    プと、前記商品提供者が自己の通信端末に入力した文字
    列を受信するステップと、ここで受信した文字列と前記
    生成した文字列とを比較するステップとを含むことによ
    り、前記商品提供者との間で対象となるロッカーボック
    スを特定することを特徴とする商品受け渡し方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    商品受け渡し方法において、前記ロッカーボックスを開
    錠するステップがさらに、前記ロッカーボックスにそれ
    ぞれ設けられた表示手段にランダムに生成した文字列を
    表示するステップと、前記商品受取人が自己の通信端末
    に入力した文字列を受信するステップと、ここで受信し
    た文字列と前記生成した文字列とを比較するステップと
    を含むことにより、前記商品受取人との間で対象となる
    ロッカーボックスを特定することを特徴とする商品受け
    渡し方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載の商品受け
    渡し方法において、前記表示手段に文字列を表示するス
    テップが、前記ロッカーボックスにそれぞれ設けられた
    ランプを点灯又は点滅させるステップを含むことを特徴
    とする商品受け渡し方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
    商品受け渡し方法において、前記受取人の要求に応じて
    ロッカーボックスを解錠するステップが、前記受取人が
    ロッカーボックスから商品を取り出した後に当該ロッカ
    ーボックスを施錠するステップを含むとともに、前記商
    品を格納するステップが、前記商品を格納しようとする
    ロッカーボックスを解錠するステップを含むことによ
    り、ロッカーボックスが利用されていないときは施錠状
    態としたことを特徴とする商品受け渡し方法。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載の
    商品受け渡し方法において、前記保存した受取人の情報
    は、以降に受取人の変更あるいは追加が可能であること
    を特徴とする商品受け渡し方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
    商品受け渡し方法において、前記商品を格納するステッ
    プが更に、前記商品提供者と前記ロッカー管理者間で、
    格納すべき商品のIDを確認するステップを含むことを
    特徴とする商品受け渡し方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の商品受け渡し方法
    において、前記商品IDの認識をバーコードを用いて行
    うことを特徴とする商品受け渡し方法。
  17. 【請求項17】 請求項2乃至16のいずれかに記載の
    商品受け渡し方法において、前記ロッカー管理者から前
    記商品受取人に送る情報が、商品が格納されているロッ
    カーボックスの使用可能な期間に関する情報を含むこと
    を特徴とする商品受け渡し方法。
  18. 【請求項18】 請求項13乃至17のいずれかに記載
    の商品受け渡し方法において、 前記商品提供者が前記適宜のロッカーボックスに商品を
    格納する少なくとも一位の商品配送担当者を有してお
    り、 前記ロッカー管理者が、前記商品配送担当者毎に、当該
    担当者が配送すべき商品の情報と、当該配送商品を格納
    すべきロッカーボックスの情報を対応させて管理してお
    り、 前記商品配送担当者の携帯する通信端末と前記ロッカー
    管理者との間で通信を行って、前記商品配送担当者が商
    品を格納すべきロッカーボックスを前記ロッカー管理者
    が特定して開錠することを特徴とする商品受け渡し方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の商品受け渡し方法
    において、前記配送担当者の通信端末と前記ロッカー管
    理者間で行われる通信が、前記配送担当者が前記ロッカ
    ー管理者に対して自己のID情報を通知するステップ
    と、 前記ロッカー管理者がこの通知を受けて、少なくとも、
    当該配送担当者が配送すべき商品の情報と、この商品を
    格納すべきロッカーの情報を含む配送リストを前記配送
    担当者に送信するステップと、 前記配送担当者が前記配送リストから配送する商品を選
    択して前記ロッカー管理者に通知するステップとを含
    み、 この通知を受けて、前記ロッカー管理者が当該通知され
    た商品を格納すべきロッカーボックスを開錠することを
    特徴とする商品受け渡し方法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の商品受け渡し方法
    において、 前記商品配送担当者の通信端末とロッカー管理者間で行
    われる通信が、前記配送担当者が配送すべき商品のID
    情報を通知するステップを含み、 前記ロッカー管理者が、この商品のID情報から当該商
    品を格納すべきロッカーボックスを特定して、当該ロッ
    カーボックスを開錠することを特徴とする商品受け渡し
    方法。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至20のいずれかに記載の
    商品受け渡し方法において、前記商品提供者が商品を格
    納した後、所定の期間経過後も商品受取人が商品を受け
    取らなかった場合、前記ロッカー管理者が当該商品を回
    収し、処分することを特徴とする商品受け渡し方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも一のロッカーボックスを具
    えるロッカーと、ネットワークと、前記ロッカーボック
    スの施錠及び解錠動作を一元管理するロッカー管理手段
    と、商品提供者の通信端末と、商品受取人の通信端末と
    を具える商品受け渡しシステムにおいて、 前記ロッカー管理手段が、前記ネットワークを介して商
    品提供者通信端末及び受取人通信端末と通信を行うこと
    により、前記商品商品提供者が適宜のロッカーボックス
    に商品を格納し、この格納した商品を前記受取人が取り
    出せるようロッカーボックスの動作を制御することを特
    徴とする商品受け渡しシステム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の商品受け渡しシス
    テムにおいて、更に、当該システムの利用料金を決済す
    る決済手段を具えることを特徴とする商品受け渡しシス
    テム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の商品受け渡しシス
    テムにおいて、前記決済機関が前記ネットワークに接続
    されており、このシステムの利用料金をネットワークを
    介して決済することを特徴とする商品受け渡しシステ
    ム。
  25. 【請求項25】 請求項23又は24に記載の商品受け
    渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理手段が、前記
    受取人が商品を取り出せるようロッカーボックスを解錠
    した時点で前記システムの利用料を算出し、ネットワー
    クを介して前記決済手段に送出することを特徴とする商
    品受け渡しシステム。
  26. 【請求項26】 請求項23乃至25のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記決済手段は、前
    記商品の購入代金の決済手段を兼ねることを特徴とする
    商品受け渡しシステム。
  27. 【請求項27】 請求項23乃至26のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理手
    段が前記決済機関を兼ねることを特徴とする商品受け渡
    しシステム。
  28. 【請求項28】 請求項23乃至27のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理手
    段が前記商品提供者を兼ねることを特徴とする商品受け
    渡しシステム。
  29. 【請求項29】 請求項22乃至28のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記商品提供者端末
    及び受取人端末が通信を行う業者を介して前記ネットワ
    ークに接続されていることを特徴とする商品受け渡しシ
    ステム。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の商品受け渡しシス
    テムにおいて、前記通信業者が前記ロッカー管理手段を
    兼ねることを特徴とする商品受け渡しシステム。
  31. 【請求項31】 請求項22乃至30のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカーを構成
    するロッカーボックスの各々が、前記ロッカー管理手段
    から送られてくるランダムな文字列を表示する表示手段
    を具えることを特徴とする商品受け渡しシステム。
  32. 【請求項32】 請求項22乃至31のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカーを構成
    するロッカーボックスの各々が、前記ロッカー管理手段
    により制御されるランプを具えることを特徴とする商品
    受け渡しシステム。
  33. 【請求項33】 請求項22乃至32のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカーのロッ
    カーボックスは、利用しないとき、すなわち商品提供者
    通信端末あるいは受取人通信端末からの解錠依頼を受け
    るまでは施錠された状態にあることを特徴とする商品受
    け渡しシステム。
  34. 【請求項34】 請求項22乃至33のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理手
    段が、前記受取人通信端末からの要求によりロッカーボ
    ックスを解錠した場合にその旨を前記商品提供者通信端
    末に通知することを特徴とする商品受け渡しシステム。
  35. 【請求項35】 請求項22乃至34のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記ロッカー管理手
    段がさらに、前記商品提供者通信端末と通信を行い、適
    宜のロッカーボックスの予約を受け付ける予約処理手段
    を具えることを特徴とする商品受け渡しシステム。
  36. 【請求項36】 請求項22乃至35のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、前記商品提供者端末
    が小型カメラを備えており、当該小型カメラで読みとっ
    た商品情報を前記ロッカー管理手段に通知する手段を具
    えることを特徴とする商品受け渡しシステム。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の商品受け渡しシス
    テムにおいて、前記商品情報がバーコード情報であるこ
    とを特徴とする商品受け渡しシステム。
  38. 【請求項38】 請求項22乃至35のいずれかに記載
    の商品受け渡しシステムにおいて、 前記商品提供者が前記適宜のロッカーボックスに商品を
    格納する少なくとも一人の商品配送担当者を有してお
    り、 前記ロッカー管理手段が、前記商品配送担当者毎に、配
    送商品の情報と、各配送商品を格納すべきロッカーボッ
    クスの情報を関連づけたデータを具え、前記商品配送担
    当者から送られてきた情報に基づいて当該商品配送担当
    者が配送商品を格納すべきロッカーボックスを特定して
    開錠する手段を具えることを特徴とする商品受け渡しシ
    ステム。
  39. 【請求項39】 請求項38に記載の商品受け渡しシス
    テムにおいて、 配送すべき商品が当該商品のID情報を有しており、 前記商品配送担当者が携帯する通信端末が前記商品が有
    する情報を読み取って、前記ロッカー管理者に送信する
    手段を具え、 前記ロッカー管理者が、前記商品配送担当者の通信端末
    から送られてきた商品に関する情報から当該商品を格納
    すべきロッカーボックスを特定して解錠する手段を具え
    ることを特徴とする商品受け渡しシステム。
JP2001025865A 2000-12-21 2001-02-01 商品受け渡し方法及びシステム Expired - Lifetime JP3744358B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001025865A JP3744358B2 (ja) 2001-02-01 2001-02-01 商品受け渡し方法及びシステム
CNB011447176A CN1221917C (zh) 2000-12-21 2001-12-21 锁柜系统,锁柜控制方法,控制中心和记录介质
KR1020010082821A KR100566703B1 (ko) 2000-12-21 2001-12-21 로커 시스템, 로커 제어 방법, 제어 센터, 및 기록 매체
US10/023,807 US6999825B2 (en) 2000-12-21 2001-12-21 Locker system, locker controlling method, control center, and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001025865A JP3744358B2 (ja) 2001-02-01 2001-02-01 商品受け渡し方法及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002226050A true JP2002226050A (ja) 2002-08-14
JP3744358B2 JP3744358B2 (ja) 2006-02-08

Family

ID=18890781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001025865A Expired - Lifetime JP3744358B2 (ja) 2000-12-21 2001-02-01 商品受け渡し方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3744358B2 (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234911A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Full Time System:Kk ロッカー配送システム
JP2008123494A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Eco Inc Rfidタグ付き物品の予約貸出および自己返却システム
JP2008165726A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Chonin Chin 無人化取引プラットフォーム
JP2015048236A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
JP2015092959A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
JP2016095782A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日本宅配システム株式會社 宅配ボックス管理システム
JP2016094298A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日本宅配システム株式會社 宅配ボックス管理システム
JP2016200972A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報提示方法及びサーバ
JP2017016387A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 富士機械製造株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2017019611A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 富士機械製造株式会社 ストッカシステム
JP2017052645A (ja) * 2015-09-12 2017-03-16 信光電通株式会社 物品収受ボックスを利用する配送システム
JP2017058802A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社村田製作所 配達システム及び配達方法
JP2017061790A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 株式会社デンソー キー閉じ込み防止装置
JP6159859B1 (ja) * 2016-08-30 2017-07-05 株式会社三井住友銀行 商品代金支払のためのシステム、方法、及びプログラム
CN107133752A (zh) * 2016-02-29 2017-09-05 阿里巴巴集团控股有限公司 用于物流配送的数据处理、基于配送方的移动终端进行物流配送的方法和装置
JP2018025896A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 東日本旅客鉄道株式会社 物品配達管理システム
KR20180021524A (ko) * 2016-08-22 2018-03-05 김세환 스마트박스 잠금/잠금해제 시스템 및 방법, 그리고 그 스마트박스
JP2019032737A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 グローリー株式会社 ロッカー管理システム、ロッカー装置及びロッカー管理方法
JP2019114051A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
JP2019114304A (ja) * 2019-04-22 2019-07-11 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報提示方法及びサーバ
JP2019145004A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 トヨタ自動車株式会社 情報システム、情報処理方法およびプログラム
JP2020077391A (ja) * 2014-07-23 2020-05-21 株式会社リコー パッケージに最も適合したデジタルロッカーの選択
WO2020170684A1 (ja) * 2019-02-21 2020-08-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配管理方法、及び、宅配システム
JP2020154572A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 三協立山株式会社 宅配ロッカーによる配達及び集荷システム
CN111861327A (zh) * 2020-07-21 2020-10-30 深圳市丰巢科技有限公司 一种派送上门商品的管理方法、装置、电子设备及介质
JP2021068046A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 配送管理サーバ、配送管理システム、および、配送管理方法
JP2021103547A (ja) * 2017-08-14 2021-07-15 Yper株式会社 収納装置
JP2021168179A (ja) * 2020-03-31 2021-10-21 Kddi株式会社 管理装置、対象物制御方法及びプログラム
JP7100931B1 (ja) 2021-10-12 2022-07-14 WAmazing株式会社 販売支援装置、販売支援方法、販売支援プログラム、および免税品販売システム
JP7111398B1 (ja) 2021-12-01 2022-08-02 株式会社Nice Eze 配送方法、およびアロケーションサーバ
JP2023000378A (ja) * 2021-06-17 2023-01-04 株式会社Nice Eze 宅配システムのためのプログラム、宅配サーバ、およびコンピュータ可読記録媒体

Cited By (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234911A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Full Time System:Kk ロッカー配送システム
JP2008123494A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Eco Inc Rfidタグ付き物品の予約貸出および自己返却システム
JP2008165726A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Chonin Chin 無人化取引プラットフォーム
JP2015048236A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
JP2015092959A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
JP7074117B2 (ja) 2014-07-23 2022-05-24 株式会社リコー パッケージに最も適合したデジタルロッカーの選択
JP2020077391A (ja) * 2014-07-23 2020-05-21 株式会社リコー パッケージに最も適合したデジタルロッカーの選択
JP2016094298A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日本宅配システム株式會社 宅配ボックス管理システム
JP2016095782A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日本宅配システム株式會社 宅配ボックス管理システム
JP2016200972A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報提示方法及びサーバ
JP2017016387A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 富士機械製造株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2017019611A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 富士機械製造株式会社 ストッカシステム
JP2017052645A (ja) * 2015-09-12 2017-03-16 信光電通株式会社 物品収受ボックスを利用する配送システム
JP2017058802A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社村田製作所 配達システム及び配達方法
JP2017061790A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 株式会社デンソー キー閉じ込み防止装置
CN107133752B (zh) * 2016-02-29 2022-01-28 菜鸟智能物流控股有限公司 用于物流配送的数据处理、基于配送方的移动终端进行物流配送的方法和装置
JP2019513253A (ja) * 2016-02-29 2019-05-23 ツァイニャオ スマート ロジスティクス ホールディング リミティド 配送物流及び品物流通におけるデータを処理する方法及び機器
CN107133752A (zh) * 2016-02-29 2017-09-05 阿里巴巴集团控股有限公司 用于物流配送的数据处理、基于配送方的移动终端进行物流配送的方法和装置
JP2018025896A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 東日本旅客鉄道株式会社 物品配達管理システム
KR20180021524A (ko) * 2016-08-22 2018-03-05 김세환 스마트박스 잠금/잠금해제 시스템 및 방법, 그리고 그 스마트박스
JP2018036766A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社三井住友銀行 商品代金支払のためのシステム、方法、及びプログラム
JP6159859B1 (ja) * 2016-08-30 2017-07-05 株式会社三井住友銀行 商品代金支払のためのシステム、方法、及びプログラム
JP2019032737A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 グローリー株式会社 ロッカー管理システム、ロッカー装置及びロッカー管理方法
JP2021103547A (ja) * 2017-08-14 2021-07-15 Yper株式会社 収納装置
JP7194463B2 (ja) 2017-08-14 2022-12-22 Yper株式会社 収納装置
JP2019114051A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
US11470456B2 (en) 2017-12-22 2022-10-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing method, and non-transitory computer-readable storage medium
JP7013851B2 (ja) 2017-12-22 2022-02-01 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
JP2019145004A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 トヨタ自動車株式会社 情報システム、情報処理方法およびプログラム
WO2020170684A1 (ja) * 2019-02-21 2020-08-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配管理方法、及び、宅配システム
JP2020154572A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 三協立山株式会社 宅配ロッカーによる配達及び集荷システム
JP2019114304A (ja) * 2019-04-22 2019-07-11 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 情報提示方法及びサーバ
JP2021068046A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 配送管理サーバ、配送管理システム、および、配送管理方法
JP7437906B2 (ja) 2019-10-18 2024-02-26 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 配送管理サーバ、配送管理システム、および、配送管理方法
JP2021168179A (ja) * 2020-03-31 2021-10-21 Kddi株式会社 管理装置、対象物制御方法及びプログラム
CN111861327A (zh) * 2020-07-21 2020-10-30 深圳市丰巢科技有限公司 一种派送上门商品的管理方法、装置、电子设备及介质
CN111861327B (zh) * 2020-07-21 2024-03-22 深圳市丰巢科技有限公司 一种派送上门商品的管理方法、装置、电子设备及介质
JP2023000378A (ja) * 2021-06-17 2023-01-04 株式会社Nice Eze 宅配システムのためのプログラム、宅配サーバ、およびコンピュータ可読記録媒体
JP7100931B1 (ja) 2021-10-12 2022-07-14 WAmazing株式会社 販売支援装置、販売支援方法、販売支援プログラム、および免税品販売システム
JP2023057985A (ja) * 2021-10-12 2023-04-24 WAmazing株式会社 販売支援装置、販売支援方法、販売支援プログラム、および免税品販売システム
JP7111398B1 (ja) 2021-12-01 2022-08-02 株式会社Nice Eze 配送方法、およびアロケーションサーバ
JP2023081738A (ja) * 2021-12-01 2023-06-13 株式会社Nice Eze 配送方法、およびアロケーションサーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3744358B2 (ja) 2006-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3744358B2 (ja) 商品受け渡し方法及びシステム
US6999825B2 (en) Locker system, locker controlling method, control center, and recording medium
JP3709805B2 (ja) 商品レンタルシステム及び方法
JP3560327B2 (ja) ロッカーシステム
JP6544034B2 (ja) 宅配ボックス管理サーバ、宅配ボックス管理システム、および、宅配ボックス管理方法
JP6738143B2 (ja) ロッカーシステム
JP4752106B2 (ja) 受渡しボックス及び受渡しボックスの予約方法及び受渡しボックスの課金方法
JP2002304559A (ja) 電子ロック式コインロッカー、これの予約システムおよびこれを用いた荷物の受け渡しシステム
JP2002109442A (ja) ロッカーによる自動決済システム
JP3543763B2 (ja) 既設ロッカーを利用した物販システムにおける、鍵管理システム及び方法
JP3642025B2 (ja) ロッカー管理システム及びロッカー管理方法
JP4345409B2 (ja) 受渡しボックスシステム及びその予約方法及び課金方法
JP7226960B2 (ja) ロッカー管理装置、ロッカー管理方法及びロッカー装置
JP3766004B2 (ja) ロッカー多目的利用システムおよびコンピュータプログラム
JP2006053704A (ja) 物流認証システム及び物流認証方法
JP7240848B2 (ja) 物品収納決済システム
JP2004026496A (ja) 配送先ロッカーの予約指定システム
JPWO2019188314A1 (ja) 回収支援装置及びタグ提供方法
JP2002269193A (ja) ロッカー管理システムを活用した物品受け渡し方法
JP2016088687A (ja) 物品配達システム、ロッカー装置及び物品配達管理方法
JP2002154661A (ja) 配送商品受取システム
JP2001338030A (ja) 委託荷物配送システム及び方法
JP2002245367A (ja) 物品配送システム、注文受付端末装置、キーロッカー装置及びプログラム
JP2004252582A (ja) 電子マネーを利用した金融システム
JP2006228105A (ja) アミューズメント施設運営システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3744358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term