JP6159859B1 - 商品代金支払のためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

商品代金支払のためのシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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【課題】指定した位置で指定した受取人によって商品が受け取られた場合に、代金の支払が行われるようにする。【解決手段】商品代金支払のためのシステムにおいて、商品の受取人の携帯端末の電話番号である登録電話番号、商品の配送に用いる輸送機の格納部の錠前を解錠するための情報である解錠情報、商品の配送先である登録配送先位置情報、及び輸送機が商品の配送先に到着した時点の位置情報である輸送機到着位置情報を格納するよう構成されたデータベースと、前記携帯端末の電話番号及び現在位置情報を取得するよう構成された端末インターフェース部と、取得した携帯端末の電話番号及び現在位置情報が登録電話番号及び登録配送先位置情報及び前記輸送機到着位置情報の少なくとも一方と合致するかどうか検証するよう構成された認証部とを備え、端末インターフェース部が、認証部による検証結果が良好である場合に、解錠情報を携帯端末に送信するように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、商品代金支払のためのシステム、方法、及びプログラムに関し、より詳細には、指定した位置で指定した受取人によって商品が受け取られた場合に、代金の支払が行われるようにするためのシステム、方法、及びプログラムに関する。
従来、インターネット上で運営されるショップを利用した商品の取引が盛んに行われている(以下、単にインターネットショッピングともいう)。インターネットショッピングでは、発注者は、受取人を指定するとともに、受取人の住所又は居所、職場の住所あるいはこれらに近隣する取次店等の住所(以下、単に住所という)を配送先に指定する。発注者は、発注者とは異なる(別人である)受取人を指定することができる。例えば、ギフトを送る場合、インターネットショッピングで、取引当事者(発注者および受注者)以外の受取人および住所を指定して、商品の取引を行うことが可能である。
また、商品の配送手段として、遠隔操作及び/又は自動操縦により飛行させることができる小型の航空機(無人小型航空機、ドローン等と呼ばれる)の実用化が検討されている。無人小型航空機による商品の配送により、インターネットショッピングで、旅行先やイベント会場などの外出先あるいは避難場所など、住所以外の特定地点を指定して、商品の取引を行うことも予想される。
しかし、インターネットショッピングでの取引では、発注者は、受注者に取引代金を支払ったにもかかわらず商品が届かないのではという不安を感じることがある。特に、インターネットショッピングで、受取人及び住所以外の特定位置を指定して発注したギフト(商品)が、ドローン等の無人の輸送機で配送される場合には、商品が届かないのではという不安を感じるであろう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、指定した位置で指定した受取人によって商品が受け取られた場合に、代金の支払が行われるようにするためのシステム、方法、及びプログラムに関する。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、商品代金支払のためのシステムである。このシステムは、商品の受取人の携帯端末の電話番号である登録電話番号、前記商品の配送に用いる格納部の錠前を解錠するための情報である解錠情報、及び前記商品の配送先である登録配送先位置情報を格納するよう構成されたデータベースと、前記携帯端末と通信する端末インターフェース部と、前記登録配送先位置情報を用いて、前記携帯端末の現在位置が前記商品の配送先と合致するかどうか検証するよう構成された認証部とを備えることを特徴とする。
一実施形態では、前記端末インターフェース部は、前記認証部による検証結果が良好である場合に、前記解錠情報を前記携帯端末に送信するようさらに構成されている。また、前記端末インターフェース部は、前記携帯端末からの電話呼の着信に応答して、前記携帯端末の電話番号を取得するよう構成されている。前記認証部は、前記電話呼の着信に応答して取得した前記携帯端末の電話番号が前記登録電話番号と合致するかどうか検証するようにさらに構成されている。
一実施形態では、前記システムは、前記錠前が解錠されたことの通知に応答して、金融機関システムへ商品代金の本支払を指示するように構成されている。また、前記システムは、前記錠前が解錠されなかったことの通知に応答して、前記金融機関システムへ前記商品代金の払戻を指示するように構成されている。
一実施形態では、前記システムは、URLを有するWebサーバを含み、前記端末インターフェース部は、前記URLとともに前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を含むアクセス要求に応答して、前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を取得するよう構成されている。前記認証部は、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の電話番号が前記登録電話番号と合致するかどうか検証し、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の現在位置情報が前記登録配送先位置情報と合致するかどうか検証することにより、前記携帯端末の現在位置が前記配送先と合致するかどうか検証するよう構成されている。
一実施形態では、前記格納部は前記商品の配送に用いる輸送機に備えらており、前記データベースは、前記輸送機が前記商品の配送先に到着した時点の位置情報である輸送機到着位置情報をさらに格納するように構成され、前記システムは、URLを有するWebサーバを含み、前記端末インターフェース部は、前記URLとともに前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を含むアクセス要求に応答して、前記アクセス要求から前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を取得するようさらに構成され、前記認証部は、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の電話番号が前記登録電話番号と合致するかどうか検証し、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の現在位置情報が前記登録配送先位置情報及び前記輸送機到着位置情報の少なくとも一方と合致するかどうか検証することにより、前記携帯端末の現在位置が前記配送先と合致するかどうか検証するよう構成されている。
一実施形態では、前記格納部は前記商品の配送に用いる輸送機に備えられており、前記データベースは、前記輸送機の識別、及び前記輸送機が前記商品の配送先に到着した時点の位置情報である輸送機到着位置情報をさらに格納するように構成され、前記システムは、URLを有するWebサーバを含み、前記端末インターフェース部は、前記輸送機の識別を含む前記URLを含むアクセス要求に応答して、前記アクセス要求から前記輸送機の識別を取得するようさらに構成され、前記認証部は、前記アクセス要求に応答して取得した前記輸送機の識別により識別される輸送機の前記輸送機到着位置情報が前記登録配送先位置情報と合致するかどうか検証することにより、前記携帯端末の現在位置が前記配送先と合致するかどうか検証するよう構成されている。
本発明の第2の態様は、前記データベースを備えたシステムによって実行される、商品代金支払のための方法である。
本発明の第3の態様は、前記データベースとプロセッサとを備えたシステムに、前記商品代金支払のための方法を実行させるプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、指定した位置で指定した受取人によって商品が受け取られた場合に、代金の支払が行われるようにするためのシステム、方法、及びプログラムの提供が可能となる。
本発明の一実施形態にかかる商品代金支払のためのシステムの概略構成及び商品代金支払のための方法の概略を説明する図である。 携帯端末の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の商品代金支払のためのシステムにおける販売者のシステムを示す図である。 本発明の一実施形態の商品代金支払のためのシステムにおける販売者のシステム(記憶部)が備えるデータベースの一例を示す図である。 本発明の一実施形態において商品の配送に用いる輸送機の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の商品代金支払のための方法における認証処理のフローを示す図である。 本発明の一実施形態の商品代金支払のための方法における認証処理のフローを示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。以下の実施形態は、発注者Aが、販売者Cに対して、受取人B及び位置配送先である特定地点(住所以外)を指定して商品を発注し、受取人Bによって商品が受け取られた場合に、代金の支払が行われる例を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる商品代金支払のためのシステムの概略構成とともに、商品代金支払のための方法の概略フローを示す図である。発注者Aが操作する端末100、受取人Bが操作する携帯端末200及び販売者Cが運営する販売者システム300は、通信網(不図示)を介して相互に接続されている。また、販売者システム300は、通信網を介して金融機関Dが運営する金融機関システム400と接続されている。発注者Aの端末100は、金融機関Dの金融機関システム400と通信網を介して接続されていてもよい。この場合、発注者Aは、端末100からオンラインバンキングを利用して、商品代金を入金することができる。商品代金は、金融機関の窓口やATMでの振込によって入金されてもよい。
発注者Aは、商品の配送先となる受取人Bの住所以外の特定地点(携帯端末200から取得した位置情報(緯度、経度、高度))を取得し(ステップS600)、当該特定地点を指定して、商品を販売者Cへ発注する(ステップS602)。このとき、発注者Aは、携帯端末200の電話番号も販売者Cへ指定する。受取人Bの氏名等を通知してもよい。また、発注者Aは、商品代金を金融機関Dの口座d(例えば、販売者Cのために金融機関Dに開設した別段預金の口座等)へ入金(仮払)することで、受取人Bが商品を受け取った場合に、商品代金が販売者Cへ支払われるようにする(販売者Cの口座cへ入金されることで、本支払が行われるようにする)(ステップS604)。
他方、販売者Cは、受取人Bの氏名、携帯端末200の電話番号(登録電話番号)、指定された特定地点(緯度、経度、高度)(登録配送先位置情報)を登録し(ステップS602)、商品を輸送機500の格納部502へ格納し、施錠/解錠情報を決定し、格納部502を錠前504で施錠して、特定地点へ配送する(ステップS606)。例えば、格納部502には、錠前を解錠するための認証手順が示されている。認証手順については、図6及び7を参照して後述する。
受取人Bは、認証手順にしたがって、販売者システム300との間で認証手順を実行し(ステップS608)、解錠情報を取得する(ステップS610)。錠前504が解錠されたこと(商品が受け取られたこと)が販売者システム300及び金融機関システム400へ通知され(ステップS612)、金融機関Dの口座dから販売者Cの口座へ商品代金の本支払が行われる(ステップS618)。錠前504が解錠されなかったこと(商品が受け取られなかった)が販売者システム300及び金融機関システム400へ通知された場合(ステップS612)、金融機関Dの口座dから商品代金の返金が行われる(ステップS618)。商品代金の返金は、入金額から手数料を差し引いた差額としてもよい。
発注者Aの端末100は、汎用コンピュータであっても、携帯電話などの携帯端末であってもよい。典型的には、端末100は、プロセッサ(不図示)、メモリやハードディスク等の記憶部(不図示)、有線や無線式の通信部(不図示)、及びキーボード、テンキー、ポインティングデバイス、ディスプレイデバイス、タッチパネル式ディスプレイ等の入出力部(不図示)を備える。
図2は、受取人Bの携帯端末200の構成を示す図である。携帯端末200は、プロセッサ(不図示)、記憶部214、通信部212、入出力部210、及びGPSチップ等の位置検出部213を備える。携帯端末200は、発信番号通知機能を有する発呼部(不図示)を備える。
記憶部214は、プロセッサにより実行される各種プログラム及び各種データを記憶する。図2には、記憶部214に記憶されたプログラムをプロセッサにより実行することで実装されたメールクライアント206及びブラウザ208も示されている。受取人Bは、メールクライアント206及びブラウザ208を利用して、端末100や販売者システム300と情報の送受信を行うことができる。
メールクライアント206は、例えば、携帯端末200の電話番号を用いるSMSメッセージの送受信を行うSMSメッセンジャーを含む。
ブラウザ208は、URLで指定されるHTMLサーバ等のWebサーバへ、アクセス要求を送信し、アクセス要求に対する応答を受信することができる。アクセス要求に、アクセスするURLとともに、携帯端末200を識別する情報(例えば、電話番号)や携帯端末200の位置情報を含めて送信することができる。
入出力部210は、キーボード、テンキー、タッチパネル式ディスプレイ等を含む。通信部212は、無線LANのアクセスポイントや携帯電話通信網の基地局との無線接続を介して、他の携帯端末や、端末100や販売者システム300と各種情報(データ)を送受信することができる。
位置検出部213は、GPSチップセット等であり、携帯端末200の現在位置情報を取得する。取得した現在位置情報は、端末100や販売者システム300へ送信することができる。
図3は、販売者システム300の構成を示す図である。販売者システム300は、プロセッサ(不図示)、記憶部314、通信部312、入出力部310、及び端末インターフェース部302を備える。
記憶部314は、プロセッサにより実行される各種プログラム及び各種データを記憶する。図3には、記憶部314に記憶されたプログラムをプロセッサにより実行することで実装されたメッセージ作成部316、認証部318及び施錠/解錠情報生成部320も示されている。
図4は、記憶部314に格納されたデータベースの一例を示す。データベースの第1レコードは、本実施形態で説明する例に対応する情報を格納したレコードである。各レコードは、発注者、受取人、登録電話番号(受取人の携帯端末の電話番号)、商品を受け取る期限、配送に用いる輸送機の識別(ID)、輸送機500の格納部502の錠前504を施錠および解錠するための情報(施錠/解錠情報生成部320により生成された、例えば、英数文字列などのパスワード(PWD))、及び商品の配送先として登録された位置情報(登録配送先位置情報)を含む。さらに、各レコードは、商品の受取時に受取人(携帯端末200)から受信する、電話番号(受信電話番号)、携帯端末200の現在の位置の情報(受信位置情報)、輸送機500から受信する輸送機500の現在の位置の情報(輸送機到着位置情報)、及び認証部318による認証結果を含む。
再び図3を参照する。端末インターフェース部302は、端末100や携帯端末200との間で各種情報を送受信するためのインターフェースである。端末インターフェース部302は、記憶部314に記憶されたプログラムをプロセッサにより実行することで実装される電話着信部(電話番号検出部)304、メールサーバ306及びWeb308を含む。
電話着信部(電話番号検出部)304は、携帯端末200から発信番号通知機能を有効(ON)に設定して発呼された電話呼を着信に応答して、携帯端末200の電話番号を取得することができる。
メールサーバ306は、例えば、電話着信部(電話番号検出部)304が取得した携帯端末200の電話番号を用いてSMSメッセージの送受信を行うことができる。
Webサーバ308は、例えば、URLを有するHTMLサーバ等のWebサーバであり、携帯端末200のブラウザ208からのアクセス要求を受信し、アクセス要求に対する応答を送信することができる。Webサーバ308は、アクセス要求にURLとともに含められた携帯端末200を識別する情報(例えば、電話番号)や携帯端末200の位置情報を抽出することができる。
入出力部310は、キーボード、テンキー、タッチパネル式ディスプレイ等を含み、通信部312は、LANインターフェース等を含む。
施錠/解錠情報生成部320は、輸送機500の格納部502の錠前504を施錠および解錠するための情報(例えば、英数文字列などのパスワード)を生成する。施錠するための情報(販売者Cの担当者又は配送業者の担当者が、商品を格納部502へ格納して錠前504を施錠する際に使用する)および解錠するための情報(受取人Bが商品を格納部502から取り出すために錠前504を解錠してする際に使用する)は同一であっても、異なってもよい。
メッセージ作成部316は、メールサーバ306又はWebサーバ308が送信するメッセージを作成する。例えば、メッセージ作成部316は、携帯端末200に送信するための、URLを含むSMSメッセージや解錠情報を含むHTML形式のメッセージを作成することができる。
認証部318は、記憶部314に格納されたデータベース(図4)を参照することができる。認証部318は、着信した電話呼の電話番号とデータベースに登録された電話番号(登録電話番号)を比較し、両者が合致するかどうかを認証することができる。また、認証部318は、携帯端末から受信した位置情報(受信位置情報)とデータベースに登録された位置情報(登録配送先位置情報)又は輸送機500が到着した位置の情報(輸送機到着位置情報)とを比較し、両者が合致するかどうかを認証することができる。例えば、緯度又は経度の残差が数秒(0〜1秒=0〜30m)以内である場合に合致すると決定するとしてもよい。例えば、登録配送先位置情報と輸送機到着位置情報とが合致し、かつ携帯端末から受信した位置情報(受信位置情報)と輸送機到着位置情報とが合致する場合には、輸送機500は、配送先として指定された位置(受取人Bの住所以外の特定地点)に正しく到着し、かつ受取人Bが輸送機500の付近に居ると認識することができる。指定された位置に正しく到着した輸送機500の付近に居る受取人Bの携帯端末200へ、錠前504の解錠情報を送信することで、指定した位置で指定した受取人によって商品が受け取られるようにすることができる。図4の第1レコードは、認証結果が良好である場合(着信した電話呼の電話番号とデータベースの登録電話番号とが合致し、かつ携帯端末から受信した位置情報とデータベースの登録配送先位置情報又は輸送機到着位置情報とが合致する場合)を例示する。図4の第2レコードは、認証結果が不良である場合(携帯端末から受信した位置情報とデータベースの登録配送先位置情報又は輸送機到着位置情報とが合致しない場合)を例示する。
図5は、一実施形態において商品の配送に用いる輸送機500の構成を示す図である。本実施形態では、無人小型航空機(ドローン)を輸送機500として用いる例を説明するが、遠隔操作及び/又は自動操縦により走行させることができる車両に本発明を適応してもよい。
輸送機500は、商品530を格納する格納部502と、格納部502を施錠する錠前504を備える。また、輸送機500は、通信部512、位置検出部513、記憶部514、制御部520、駆動部522、及び積載物検知部524を備える。
位置検出部513は、GPSチップ等であり、輸送機500の現在位置情報を取得する。
積載物検知部524は、格納部502内の商品530を検出するためのものであり、例えば、重量計及び/又は格納部内部に設置されたカメラ(画像センサや深度センサなど)で実装することができる。積載物検知部524は、格納部502から商品530が取り出されたことを検知することができ、販売者システム300や遠隔制御者へ通知することができる。
通信部512は、遠隔制御者からの遠隔制御信号を受信し、また、カメラ(不図示)により撮影した輸送機500の周囲の画像を遠隔制御者へ送信することができる。通信部512は所定のタイミングで輸送中の現在位置情報を販売者システム300や遠隔制御者へ送信することができ、また、到着時に現在位置情報(到着地点の位置情報)を販売者システム300や遠隔制御者へ送信することができる。さらに、通信部512は、格納部502から商品530が取り出されたタイミングで現在位置情報を販売者システム300や遠隔制御者へ送信することもできる。
記憶部514は、登録配送先位置情報や、輸送機500の制御プログラムや、予め設定された輸送経路(飛行ルートや走行ルート)を格納することができる。
駆動部522は、輸送機500のプロペラや車輪等を駆動するエンジンまたはモータである。制御部520は、駆動部522を含む輸送機全体を制御する機能を担う。
再び図1を参照して、商品代金支払のためのシステムにおける商品代金支払い方法を説明する。
ステップS600で、発注者Aは、受取人Bへ商品の配送先となる受取人Bの住所以外の特定地点を問合せ、端末100で、位置検出部213により検出された位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分36秒、高度599m)を携帯端末200から受信することで、位置情報を取得する。
ステップS602で、発注者Aは、端末100から販売者Cの販売者システム300へアクセスして、取得した位置情報を配送先として指定して、商品を発注する。発注者Aは、受取人Bの氏名、受取人の携帯端末の電話番号(登録電話番号(090-1234-XXXX))、商品を受け取る期限(2016年8月3日)を指定する。販売者システム300は、図4のデータベースにこれを登録する。
ステップS604で、発注者Aは、端末100から金融機関Dの金融機関システム400へアクセスして、商品代金を金融機関Dの口座dへ入金(仮払)する。これにより、指定された位置で指定した受取人Bが商品を受け取った場合に、商品代金が販売者Cへ支払われるようにする。
ステップS606で、販売者Cの販売者システム300において、施錠/解錠情報生成部320により錠前504の施錠/解錠情報(PWD1)が決定され、輸送機500の識別(ID)(ドローン1)とともに、データベースに登録される。販売者Cは、商品を輸送機500の格納部502へ格納し、格納部502を錠前504で施錠して、特定地点へ配送する。格納部502等には、錠前を解錠するための認証手順が示されている。
輸送機500は、登録された配送位置に到着すると、登録された期限まで待機する。輸送機500は、位置検出部513により検出された位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)を販売者システム300へ通知し、販売者システム300はこれを輸送機到着位置情報としてデータベースへ登録することができる。
ステップS608で、受取人Bは、格納部502等に示された認証手順にしたがって、販売者システム300との間で認証手順を実行する。図6及び7を参照して認証手順を説明する。
図6は、認証手順に、販売者システム300の電話番号とともに携帯端末200から発信番号通知機能をONにして発呼することが示されている場合の認証のフロー図である。図7は、認証手順に、携帯端末200からアクセスすべきWebサーバ308のURLが符号化されたQRコード(登録商標)とともにQRコードを読み取りURLを復元(複号)して携帯端末200のブラウザ208からWebサーバ308へアクセスすることが示されている場合のフロー図である
図6を参照すると、ステップS61で、受取人Bは、携帯端末200の発信番号通知機能をONに設定して、指定された電話番号に発呼する。
ステップS62で、販売者システム300において、電話着信部(電話番号検出部)304が、電話呼の着信に応答して、携帯端末200の電話番号(090-1234-XXXX)を取得する。さらに、認証部318が、データベースを参照して、取得した電話番号とデータベースに登録された登録電話番号(090-1234-XXXX)とを比較し、両者が合致するかどうかを認証する。
取得した電話番号と登録電話番号とが合致する場合、ステップS63で、販売者システム300において、メッセージ作成部316が、携帯端末200からアクセスすべきWebサーバ308のURLを含むSMSメッセージを作成し、メールサーバ306がこのSMSメッセージを携帯端末200へ送信する。
ステップS64で、受取人Bは、携帯端末200において、メールクライアント206で販売者システム300からのSMSメッセージを受信し、ブラウザ208から、SMSメッセージに含まれたURLへのアクセス要求を送信する。ブラウザ208は、アクセス要求に、アクセスするURLとともに、携帯端末200の電話番号(090-1234-XXXX)および携帯端末200の位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)が含めて送信する。
ステップS65で、販売者システム300において、Webサーバ308が、携帯端末200からのアクセス要求を受信し、携帯端末200の電話番号及び位置情報を抽出する。さらに、認証部318は、受信した携帯端末200の電話番号(090-1234-XXXX)とデータベースに登録された登録電話番号(090-1234-XXXX)とを比較し、両者が合致するかどうかを検証する。また、認証部318は、受信した携帯端末200の位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)と輸送機到着位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)とを比較し、両者が合致するかどうかを検証する。認証部318は、さらに登録配送先位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分36秒、高度599m)と輸送機到着位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)とを比較し、三者が合致するかどうかを検証してもよい。販売者システム300は、認証結果をデータベースに登録してもよい。
携帯端末200の位置情報と輸送機到着位置情報とが合致する場合、ステップS610で、販売者システム300において、メッセージ作成部316が、データベースから解錠情報(PWD1)を読み出し、これを含むアクセス要求に対応する応答メッセージ(テキスト形式又はHTML形式)を作成し、メールサーバ306またはWebサーバ308を介して、携帯端末200へ送信する。受取人Bは、携帯端末200のメールクライアント206又はブラウザ208で、応答メッセージを受信することで、解錠情報を取得する。受取人Bは、解錠情報を用いて、格納部502の錠前を解錠し、商品を取り出すことができる。
ステップS612で、錠前504が解錠されたこと(商品が受け取られたこと)が販売者システム300及び金融機関システム400へ通知される。輸送機500から通知する場合は、輸送機ID(ドローン1)とともに通知する。受取人Bが携帯端末200から通知する場合は、電話番号とともに通知する。他方、登録された期限までに錠前504が解錠されなかった場合(商品が受け取られなかった場合)、その旨が販売者システム300及び金融機関システム400へ通知される。たとえば、輸送機500から輸送機ID(ドローン1)とともに通知される。販売者システム300が、これらの通知を受信して、金融機関システム400へ送付するようにしてもよい。あるいは、錠前504が解錠されなかった(商品が受け取られなかった)旨の通知は、販売者システム300が、データベースに登録された期限までに、携帯端末200からの発呼を着信できなかった場合(携帯端末200の電話番号の取得ができなかった場合)、及び/又は携帯端末200からのアクセス要求を受信できなかった場合(ウェブサーバ306のURLを含むアクセス要求を受信できなかった場合)に、販売者システム300が、金融機関システム400へ通知してもよい。販売者システム300は、データベースに認証結果とともに支払についての状況を登録してもよい。
図7(図6の認証のフローの代替フロー)を参照すると、ステップS71で、受取人Bは、携帯端末200の入出力部(カメラ)を用いてQRコードを読取り、URLを復元(復号)する。
ステップS72で、受取人Bは、ブラウザ208から、復元したURLへのアクセス要求を送信する。ブラウザ208は、アクセス要求に、アクセスするURLとともに、携帯端末200の電話番号および携帯端末200の位置情報を含めて送信する。
ステップS73で、ステップS65と同様に、販売者システム300において、Webサーバ308が、携帯端末200からのアクセス要求を受信し、携帯端末200の電話番号及び位置情報を抽出する。さらに、認証部318は、受信した携帯端末200の電話番号とデータベースに登録された登録電話番号とを比較し、両者が合致するかどうかを検証する。また、認証部318は、受信した携帯端末200の位置情報と輸送機到着位置情報とを比較し、両者が合致するかどうかを検証する。認証部318は、さらに登録配送先位置情報と輸送機到着位置情報とを比較し、三者が合致するかどうかを検証してもよい。
ステップS610及びS612で、図6を参照して上述したように、解錠情報が携帯端末200で受信され、商品が格納部502から取り出された場合、錠前504が解錠されたこと(商品が受け取られたこと)が販売者システム300及び金融機関システム400へ通知される。他方、登録された期限までに錠前504が解錠されなかった場合(商品が受け取られなかった場合)、輸送機500から販売者システム300及び金融機関システム400へ、あるいは、販売者システム300から金融機関システム400へ通知される。
図7の認証のフローにおいて用いるQRコードは、輸送機500を識別するIDを含むURLを符号化したものとすることができる。QRコードから復元したURLへのアクセス要求を送信することで、受信側(販売者システム300)に、どの輸送機500からQRコードが読み取られたかを通知することができる。輸送機500を識別するIDを含むURLを符号化したQRコードを用いる場合、図7に示す認証のフローのステップS72、S73及びS610を、以下のステップS72’、S73’及びS610’に変更することもできる。
ステップS72’で、受取人Bは、ブラウザ208から、復元したURLへのアクセス要求を送信する。ブラウザ208は、アクセス要求に、アクセスするURLを含めて送信する(携帯端末200の電話番号及び携帯端末200の位置情報をアクセス要求に含めずに送信する)。
ステップS73’で、販売者システム300において、Webサーバ308が、携帯端末200からのアクセス要求を受信する。認証部318は、輸送機500のIDを識別し、データベースを参照して輸送機500のIDに関連付けられた登録配送先位置情報と輸送機到着位置情報とを比較し、両者が合致するかどうかを検証する(認証部318は、携帯端末200の電話番号とデータベースに登録された登録電話番号が合致するかどうかの検証、及び携帯端末200の位置情報と輸送機到着位置情報とが合致するかどうかの検証を行わない)。販売者システム300は、登録配送先位置情報と輸送機到着位置情報とが合致する場合に、受取人Bが、携帯端末200を用いて、輸送機500の格納部502に示された認証手順からQRコードを読み取った(すなわち、受取人B及び携帯端末200は、商品の配送先として登録された位置(登録配送先位置情報により示された位置)にある輸送機500に近接(合致)している)と決定することができる。
携帯端末200の位置情報と輸送機到着位置情報とが合致すると決定した場合、ステップS610’で、販売者システム300は、データベースに登録された登録電話番号(090-1234-XXXX)を抽出し、当該登録電話番を用いたSMSメッセージにより解錠情報を携帯端末200へ送信する。
図7に示す認証のフローの変形例では、意図された受取人以外の他者が格納部502に示された認証手順からQRコードを読み取ったとしても、格納部502の錠前504を解錠するための解錠情報は、意図された受取人の携帯端末200の電話番号(データベースに予め登録された登録電話番号)へ送信されるので、解錠情報が他者へ渡ることは無い。また、携帯端末200の電話番号及び携帯端末200の位置情報をアクセス要求に含めるための事前の端末設定等を行う必要が無い。このように、図7に示す認証のフローの変形例では、よりシンプルな認証手順を提供することが可能となる。
再び図1を参照すると、ステップS618で、錠前504が解錠されたこと(商品が受け取られたこと)が通知されたことに応答して、金融機関Dの口座dから販売者Cの口座へ商品代金の本支払が行われる。他方、錠前504が解錠されなかったこと(商品が受け取られなかったこと)が通知されたことに応答して、商品代金の返金が行われる。商品代金の返金は、入金額から手数料を差し引いた差額としてもよい。販売者システム300が、通知に応答して、金融機関システム400に対して、本支払又は払戻を指示してもよい。金融機関システム400に対する払戻の指示は、販売者システム300が、データベースに登録された期限までに、携帯端末200からのアクセス要求を受信できなかった場合(ウェブサーバ306のURLを含むアクセス要求を受信できなかった場合)に、金融機関システム400へ通知してもよい。
なお、上記実施形態では、ステップS604において、発注者Aが、商品代金を金融機関Dの口座dへ入金(仮払)することで、受取人Bが商品を受け取った場合に、商品代金が販売者Cへ支払われるようにするようにしたが、銀行などの金融機関Dの代りに、クレジットカード会社の与信を利用した立替払を利用してもよい。この場合、商品の発注から立替払までの期間の間に、商品の受取期限を設定し、ステップS618において、商品が受取人Bによって受け取られなかった場合には、クレジットカード会社の立替払を中止すればよい。クレジットカード会社の立替払の中止は、商品代金の立替払に限り、手数料の立替払のみが実行されるようにしてもよい。立替払の中止は、販売者システム300が、クレジットカード会社に対して立替払の中止を指示すればよい。
また、上記実施形態では、輸送機500として無人小型航空機(ドローン)を用いる例を説明したが、商品の配送に用いる格納部502は、宅配ボックスや宅内ロッカー(以下、単に、宅配受取ロッカーという。)であってもよい。宅配受取ロッカーは、受取人の住所又は居所、職場の住所あるいはこれらに近隣する配送取次店や駅などに設置されたものとすることができる。
宅配受取ロッカーを格納部502とする場合、図4に示す記憶部314に格納されたデータベースは、配送に用いる輸送機の識別(ID)及び輸送機の現在の位置の情報(輸送機到着位置情報)の代りに、宅配受取ロッカーの識別(ID)及び宅配受取ロッカーの位置の情報を格納する。例えば、図3に示した端末インターフェース部302は、図1のステップS606の一部として、宅配受取ロッカー又は配送業者の担当者が操作する端末から、商品を格納した宅配受取ロッカーの識別(ID)を受信し、受信したIDに対応する位置情報を別のデータベースから読み出し、(輸送機到着位置情報の代りに)データベースへ登録するように構成することができる。また、販売者システム300の端末インターフェース部302は、図1のステップS606の一部として、施錠/解錠情報生成部320により決定された(さらにデータベースに登録された)錠前504の施錠/解錠情報を宅配受取ロッカー又は配送業者の担当者が操作する端末へ送信して、商品の格納及び宅配受取ロッカー(格納部502)の錠前504の施錠を指示することができる。
また、宅配受取ロッカーを格納部502とする場合の認証手順は、図6及び7を参照して説明した手順と同様である。ただし、図6に示したステップS65及び図7に示したステップS73で、販売者システム300の認証部318が、受信した携帯端末200の位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)と輸送機到着位置情報(緯度35度37分30秒、経度139度14分37秒、高度599m)とを比較する代りに、受信した携帯端末200の位置情報と商品が配送され施錠された宅配受取ロッカーの位置情報とを比較して両者が合致するかどうかを検証する点が異なる。
100 端末
200 携帯端末
206 メールクライアント
208 ブラウザ
210 入出力部
212 通信部
213 位置検出部
214 記憶部
300 販売者システム
302 端末インターフェース部
304 電話着信部(電話番号検出部)
306 メールサーバ
308 Webサーバ
310 入出力部
312 通信部
314 記憶部
316 メッセージ作成部
318 認証部
320 施錠/解錠情報生成部
400 金融機関システム
500 輸送機
502 格納部
504 錠前
512 通信部
513 位置検出部
514 記憶部
520 制御部
522 駆動部
524 積載物検知部
530 商品

Claims (8)

  1. 商品代金支払のためのシステムであって、
    商品の受取人の携帯端末の電話番号である登録電話番号、前記商品の配送に用いる格納部の錠前を解錠するための情報である解錠情報、及び前記商品の配送先である登録配送先位置情報を格納するよう構成されたデータベースと、
    前記携帯端末と通信するよう構成された端末インターフェース部と、
    前記登録配送先位置情報を用いて、前記携帯端末の現在位置が前記商品の配送先と合致するかどうか検証するよう構成された認証部と
    を備え、
    前記端末インターフェース部は、前記認証部による検証結果が良好である場合に、前記解錠情報を前記携帯端末に送信するようさらに構成された、ことを特徴とするシステム。
  2. 前記錠前が解錠されたことの通知に応答して、金融機関システムへ商品代金の本支払を指示し、
    前記錠前が解錠されなかったことの通知に応答して、前記金融機関システムへ前記商品代金の払戻を指示するように構成された、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記端末インターフェース部は、前記携帯端末からの電話呼の着信に応答して、前記携帯端末の電話番号を取得するようさらに構成され、
    前記認証部は、前記電話呼の着信に応答して取得した前記携帯端末の電話番号が前記登録電話番号と合致するかどうか検証するようにさらに構成された、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記システムは、URLを有するWebサーバを含み、
    前記端末インターフェース部は、前記URLとともに前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を含むアクセス要求に応答して、前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を取得するようさらに構成され、
    前記認証部は、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の電話番号が前記登録電話番号と合致するかどうか検証し、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の現在位置情報が前記登録配送先位置情報と合致するかどうか検証することにより、前記携帯端末の現在位置が前記配送先と合致するかどうか検証するよう構成されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のシステム。
  5. 前記格納部は前記商品の配送に用いる輸送機に備えられており、
    前記データベースは、前記輸送機が前記商品の配送先に到着した時点の位置情報である輸送機到着位置情報をさらに格納するように構成され、
    前記システムは、URLを有するWebサーバを含み、
    前記端末インターフェース部は、前記URLとともに前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を含むアクセス要求に応答して、前記アクセス要求から前記携帯端末の電話番号及び前記携帯端末の現在位置情報を取得するようさらに構成され、
    前記認証部は、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の電話番号が前記登録電話番号と合致するかどうか検証し、前記アクセス要求に応答して取得した前記携帯端末の現在位置情報が前記登録配送先位置情報及び前記輸送機到着位置情報の少なくとも一方と合致するかどうか検証することにより、前記携帯端末の現在位置が前記配送先と合致するかどうか検証するよう構成された、ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のシステム。
  6. 前記格納部は前記商品の配送に用いる輸送機に備えられており、
    前記データベースは、前記輸送機の識別、及び前記輸送機が前記商品の配送先に到着した時点の位置情報である輸送機到着位置情報をさらに格納するように構成され、
    前記システムは、URLを有するWebサーバを含み、
    前記端末インターフェース部は、前記輸送機の識別を含む前記URLを含むアクセス要求に応答して、前記アクセス要求から前記輸送機の識別を取得するようさらに構成され、
    前記認証部は、前記アクセス要求に応答して取得した前記輸送機の識別により識別される輸送機の前記輸送機到着位置情報が前記登録配送先位置情報と合致するかどうか検証することにより、前記携帯端末の現在位置が前記配送先と合致するかどうか検証するよう構成された、ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のシステム。
  7. 商品の受取人の携帯端末の電話番号である登録電話番号、前記商品の配送に用いる格納部の錠前を解錠するための情報である解錠情報、及び前記商品の配送先である登録配送先位置情報を格納するよう構成されたデータベースを備えたシステムによって実行される、商品代金支払のための方法であって、前記システムが、
    前記携帯端末と通信することと、
    前記登録配送先位置情報を用いて、前記携帯端末の現在位置が前記商品の配送先と合致するかどうか検証することと、
    検証結果が良好である場合に、前記解錠情報を前記携帯端末に送信することとを含む、ことを特徴とする方法。
  8. 商品の受取人の携帯端末の電話番号である登録電話番号、前記商品の配送に用いる格納部の錠前を解錠するための情報である解錠情報、前記商品の配送先である登録配送先位置情報を格納するよう構成されたデータベースと、プロセッサとを備えたシステムに、商品代金支払のための方法を実行させるプログラムであって、前記システムに、
    前記携帯端末と通信することと、
    前記登録配送先位置情報を用いて、前記携帯端末の現在位置が前記商品の配送先と合致するかどうか検証することと、
    検証結果が良好である場合に、前記解錠情報を前記携帯端末に送信すること
    を実行させる、ことを特徴とするプログラム。
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