JP2016094298A - 宅配ボックス管理システム - Google Patents

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【課題】宅配ボックスないしその収納ボックスを荷送り業者のそれぞれに割り当てて管理し、宅配ボックスの利用効率を向上させる。【解決手段】宅配ボックスBnの各収納ボックスを荷送り業者Snのそれぞれに割り当て、収納ボックスの収納状態を該収納ボックスの割り当てがあった荷送り業者に関連付けて記憶する。宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2は、荷送り業者から宅配ボックスの収納状態の問い合わせがあったとき、問い合わせのあった荷送り業者に割り当てられた収納ボックスの収納状態を閲覧させる。【選択図】図1

Description

本発明は、公衆の場所に設置される宅配ボックスを管理する宅配ボックス管理システムに関するものである。
従来、宅配ボックス(宅配ロッカーとも呼ばれる)などの物品収受装置をマンションなどの集合住宅に配置し、種々の商品や荷物を宅配物として収受する構成が知られている。この種の構成においては、配達人が宅配物を宅配ボックスに収納し、集合住宅の居住者などの受取人はIDカードなどの認証手段を用いて自分宛ての宅配物が収納された宅配ボックスを開錠して宅配物を引き取っている。
また、宅配ボックスを集合住宅以外の場所、たとえば鉄道駅頭やコンビニエンスストア店頭などの公衆の場所に設置することによって、宅配ボックスを宅配物の預入れないし引き取りに用いることも考えられている。このような宅配ボックスは拠点型宅配ボックスあるいは街中ロッカーとも呼ばれ、利用が期待されている。
近年は、インターネットを介して商品を購入することが多くなり、インターネットを介して商品を提供する業者(通販業者)は、購入された商品を、宅配業者に委託して商品を購入者に宅配している。この場合、購入者は自宅に宅配されることが希望であるが、留守がちで必ずしも自宅受取りではなく、上述した公衆の場所に設置される宅配ボックスを介して宅配物を受け取ることを希望する。
下記の特許文献1には、公衆用の宅配ボックスで宅配物の発送受付けをし、公衆用の宅配ボックスで荷受けを行い、宅配物の発送受付け並びに荷受けの際の人的な負担を軽減できる宅配システムが記載されている。
また、特許文献2には、物品の受渡しボックスの空き状態を監視し、空き状態を通信網上で閲覧可能にし、空きボックスを予約することにより物品を宅配するシステムが記載されている。
特開2012−73685号公報 特開2002−150426号公報
宅配物を公衆の場所に設置される拠点型宅配ボックスなどを介して宅配物の荷送りをし、またその荷受けをする場合、荷送り業者あるいは荷受け人は宅配物を入庫ないし出庫できる宅配ボックスがあるかどうか、つまり収納ボックスが空いているかなどの収納状態を知る必要がある。しかしながら、特許文献1に記載されたシステムでは、宅配ボックスの収納状態を知ることができず、荷送り業者あるいは荷受け人が希望する空きボックスを指定することができない、という欠点がある。
また、特許文献2に記載のシステムでは、空きボックスを閲覧して指定できるようになっているが、空きボックスを所定の荷送り業者だけに利用させるような制限をかけることはできず、頻繁に宅配ボックスを利用するものには、不満が生じる、という欠点がある。
拠点型宅配ボックスの管理は、通常、荷送り業者や宅配業者ではなく、宅配ボックスを管理する専業の管理業者により行われるので、管理する宅配ボックスが特定の荷送り業者の専属ボックスである場合には、当該宅配ボックスが空いているからといって該特定の荷送り業者以外の業者に当該宅配ボックスの空き状態を閲覧させることは好ましくない。
また、多くの宅配物を荷送りする業者に多くの空き状態を閲覧させるのが荷送り効率を向上させることができるので、空き情報の提供を荷送り業者の宅配ボックス利用度に応じて振り分ける必要がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、宅配ボックスないしその収納ボックスを荷送り業者のそれぞれに割り当てて管理し、宅配ボックスの利用効率を向上させることができる宅配ボックス管理システムを提供することを課題とする。
本発明は、
荷送り業者から荷受け人に配達される宅配物を収納し、電気錠により開錠、施錠することが可能な収納ボックスを複数備えた公衆の場所に設置される複数の宅配ボックスと、
宅配ボックスの各収納ボックスを荷送り業者に割り当てて宅配ボックスを管理する管理サーバと、を備え、
前記管理サーバは、荷送り業者から宅配ボックスの収納状態の問い合わせがあったとき、該問い合わせのあった荷送り業者に割り当てられた宅配ボックスないしその収納ボックスの収納状態を該問い合わせのあった荷送り業者に送信することを特徴とする。
本発明では、宅配ボックスの各収納ボックスを荷送り業者に割り当てて管理できるので、宅配ボックスの利用効率を向上させることができる。
宅配ボックス管理システムの構成を示した説明図である。 宅配ボックス管理業者がインターネットを介して宅配ボックスと交信する状態を示した説明図である。 荷送り業者のデータを記録したデータベースを示す図である。 宅配ボックスの収納状態、宅配物の発送情報などを記録したデータベースを示す図である。 宅配物の荷送りの流れを示す説明図である。 宅配物の荷受けの流れを示す説明図である。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の宅配ボックス管理システムの全体構成、特にネットワークアーキテクチャに係る構成を概略示したものである。
図1において符号B1、B2、B3、B4は、宅配ボックスを示し、宅配ボックスB1、B2、B3、B4は、宅配物を収納し認証番号の入力あるいは読み取りに応じて電気錠を開錠ないし閉錠して宅配物を入庫ないし出庫することが可能な収納ボックスを複数備えている。宅配ボックスB1、B2、B3、B4は、鉄道駅頭やコンビニエンスストア店頭などの一般の人が利用できる公衆の場所に設置され、拠点型宅配ボックスあるいは街中ロッカーとも呼ばれている。
図1では、宅配ボックスは4つしか図示されていないが、それ以上の複数個配置されるもので、その各設置場所は互いに遠隔地であってよい。以下、複数個の宅配ボックスを指す場合には、符号の後に「.....」を用いて記載する。
宅配ボックスB1、B2、.....は、宅配ボックス管理業者1の管理サーバー2とインターネットNを介して接続されており、後述するように、宅配ボックスの収納状態が監視される。以下、インターネットを介した接続は、信号の流れを示す矢印に垂直な一点鎖線で図示される。
宅配ボックスB1、B2、.....は、宅配物が宅配ボックスの収納ボックスに収納されているか否かを示す荷物センサ信号、および収納ボックスに設けられた電気錠の開錠施錠を示す開錠施錠信号を各収納ボックス毎に宅配ボックス管理業者1に送信する。
宅配ボックス管理業者1は、宅配ボックスの収納ボックスからの荷物センサ並びに開錠施錠信号に基づいて各収納ボックスへの宅配物の預け入れ(入庫)並びに引き取り(出庫)を管理する。
符号S1、S2、S3は、宅配物を荷送りする荷送り業者を示し、例えば、インターネットを介して商品を販売する業者(通販業者)、商品を購入者などに宅配する商店、デパート、あるいは多数の商品を仲買し卸す商社などである。図1では、荷送り業者は3つしか図示されていないが、それ以上の荷送り業者が存在し、複数の荷送り業者を指す場合には、符号の後に「.....」を用いて記載する。
荷送り業者S1、S2、.....は、宅配ボックス管理業者1とインターネットを介して接続されており、宅配ボックス管理業者1が提供する宅配ボックスの収納状態を閲覧し空きボックスを指定して宅配物を荷送りする。
宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2は、荷送り業者S1、S2、.....が空きボックスを指定すると、後述するように、その収納ボックスあるいは該収納ボックスがある宅配ボックスの利用率を、指定した荷送り業者に関連付けて記録し、どの宅配ボックスあるいは収納ボックスがどの荷送り業者により何回利用されたかの情報を記録する。
符号D1、D2は配達業者、運送業者などを示し、荷送り業者が指定した宅配ボックスに宅配物を入庫する業者で、図1では複数(2つ)図示されているが、それ以上の配達業者があってもよく、また一つの業者であってもよい。
符号R1、R2、R3は、宅配物を宅配ボックスを介して受け取る荷受け人を示し、インターネットを介して、あるいは商店で商品を購入した購入者などである。このような荷受け人は、図1では、3人しか図示されていないが、3人以上の複数が存在する。複数の荷受け人を指す場合には、符号の後に「.....」を用いて記載する。
荷受け人R1、R2、.....は、宅配された商品が宅配ボックスに配達されると、宅配ボックス管理業者1あるいは宅配ボックスB1、B2、.....から、例えば電子メールなどでその入庫が通知されるので、その宅配ボックスに出向いて宅配物を出庫し引き取る。
図2には、宅配ボックスの構成例が図示されており、図2に示した宅配ボックス10は、図1の宅配ボックスB1、B2、.....の1つに相当する。
宅配ボックス10は、配達された宅配物を収納しあるいは収納された宅配物を取り出すための収納扉を備えた複数の収納ボックス10a、10b、.....から構成される。収納ボックス10a、10b、....の収納扉の開錠/施錠は電気錠(不図示)により制御される。電気錠が開錠されたとき、あるいは施錠されたときは、それぞれ開錠信号または施錠信号を宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信する。
また、宅配ボックス10の各収納ボックス10a、10b、.....には、荷物センサ信号を送信するための透過式ないし反射式光センサなどから構成した荷物センサ(不図示)が設けられる。収納ボックス10a、10b、.....は、収納する宅配物の大きさに応じて複数のサイズ(S、M、L…)のものを用意するのが望ましい。
宅配ボックス10はコンソール11を有し、コンソール11には、LCDパネルなどから構成されたディスプレイ11a、認証番号を入力するためのファンクションキーやテンキーから成るキーボード11b、および認証手段としてのIDカード12の情報あるいはバーコードを読み取るリーダー11c、種々の操作ボタンなどが設けられる。
なお、ディスプレイ11aは、タッチパネルとし、種々の操作ボタンやファンクションキーなどをタッチ式ボタンとするようにしてもよい。また、認証番号の入力も、タッチ式で入力させるようにしてもよい。
IDカード12は、宅配ボックス10の各収納ボックス10a、10b、.....の収納扉を施錠する電気錠の開錠に関わる認証手段の1つとして用いられるもので、宅配物を配達する配達人に配布される。IDカード12に記録される認証情報としては、配達業者名およびパスワードの組合せを用いることができる。
また、本システムでは、収納ボックス10a、10b、.....に設けられた電気錠の開錠に関わる認証には、宅配物の貼付書類に印刷された一次元あるいは2次元のバーコードが用いられる。配達人は、バーコードをリーダー11cにかざすと、収納ボックスの電気錠が自動開錠されるので、宅配物を開錠した収納ボックスに入庫することができる。
一方、荷受け人R1、R2、.....は、宅配ボックス管理業者1から電子メールなどで認証番号(受取り番号)あるいは認証番号を記録した一次元あるいは2次元のバーコードが送信されてくるので、認証番号をキーボード11bを介して入力するか、バーコードをリーダー11cで読み取らすことにより宅配物が収納された収納ボックスを開錠することができるので、該収納ボックスから宅配物を引き取ることができる。
宅配ボックス10には、図2の右側に示したように、CPU20a、ROM20b、RAM20c、インターフェース20dなどから構成される制御部20が設けられる。
制御部20は、IDカード12、バーコードあるいはキーボード11bを介した認証番号入力による認証に基づいて各収納ボックス10a、10b、.....の電気錠の開錠、施錠を制御し、各収納ボックスの開錠施錠信号並びに荷物センサからの信号をインターフェース20dを介してインターネットNに接続された宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信する。
なお、宅配ボックスが、例えば図2において、縦3列のユニットに分離され、各ユニット毎に管理される場合がある。本発明では、このように分離されたユニットも、宅配ボックスの範疇に入るもので、宅配ボックスとは、宅配ボックス全体あるいはユニット化された各ユニットを、含むものである。
宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2は、図3に図示したような荷送り業者のデータベース4、並びに図4に図示したような宅配ボックスの収納状態を記録したデータベース5などを格納した記憶装置3を備えている。
データベース4には、図3に示したように、荷送り業者S1、S2、.....毎に、荷送り業者を識別するID番号、その電子メールアドレス、その他、荷送り業者の管理サーバのIPアドレス、電話、Fax番号などが記録される。
データベース5には、図4に示したように、宅配ボックスB1、B2、.....毎にその設置場所L1、L2、L3、.....、と宅配ボックスの各収納ボックス番号が記録される。また、収納状態(ステータス)の項目が設けられ、その項目には、収納ボックスからの荷物センサー信号並びに開錠施錠信号に基づき収納ボックスに宅配物が収納(入庫)された判断されると、「入庫」の情報が、収納ボックスが空き状態となっている判断されると、「空き」の情報が記録される。
本実施例では、宅配ボックス単位で、あるいは宅配ボックスの収納ボックス単位で、宅配ボックスあるいはその収納ボックスが荷送り業者のそれぞれに割り当てられる。従って、データベース5には、宅配ボックス毎に、あるいは収納ボックス毎に割り当てを受けた荷送り業者が記録される。
図4に示した例では、宅配ボックスB1、B3は宅配ボックス単位で荷送り業者S1、S3に割り当てられており、宅配ボックスB2は収納ボックス単位で割り当てが行われ、収納ボックスb21、b24は荷送り業者S2に、収納ボックスb22は荷送り業者S1に、収納ボックスb23は荷送り業者S3に割り当てられている。
また、荷送り業者が宅配物を発送するとき、宅配物を識別する宅配物ID、該宅配物の宅配ボックスへの配達を依頼する配達業者、該宅配物の荷受け人、その荷受け人の電子メールアドレスを、発送情報として宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信するので、管理サーバ2は各情報をデータベース5のそれぞれの項目に記録する。
また、本実施例では、所定時間間隔で、例えば日単位あるいは月単位でどの収納ボックスがどの荷送り業者に何回利用されたかを示す利用率がデータベース5に記録される。宅配ボックス毎に利用率を計算する場合は、該宅配ボックスのすべての収納ボックスの利用率を収納ボックスで割り算した平均値を該宅配ボックスの利用率とする。
さらに、データベース5には、空きボックスを予約したい場合には、予約できるように予約の項目が設けられ、また予備の項目として備考欄が設けられ、追加的な発送情報が記録できるようになっている。
このように構成されたシステムにおいて、宅配物の荷送り並びに荷受けの流れを、図5、図6を用いて説明する。
図5は、荷送り業者S1が宅配物を宅配ボックスに荷送り(入庫)する流れを示している。荷送り業者S1の管理サーバSVは、宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2にアクセスし、宅配ボックスの収納状態を問い合わせる(T1)。
管理サーバ2は、荷送り業者S1から送信される荷送り業者のID番号あるいは問い合わせ信号のIPアドレスからデータベース4を参照して荷送り業者S1を特定する。続いて、管理サーバ2は、データベース5を参照して問い合わせのあった荷送り業者S1に割り当てられた収納ボックスの収納状態(ステータス)を読み出し、読み出された収納状態を問い合わせのあった荷送り業者に閲覧させる(T2)。
図4に示す例では、荷送り業者S1には、宅配ボックスB1のすべての収納ボックスと、宅配ボックスB2の収納ボックスb22が割り当てられているので、荷送り業者S1はこれらの割り当てられた収納ボックスの収納状態を閲覧することができる。この場合、収納状態が「空き」となった収納ボックスだけを閲覧させることもできる。
荷送り業者S1は、「空き」の収納ボックス(以下、空きボックスという)から、荷受け人の受け取りに最も適する空きボックス、例えば、荷受け人の住所近辺の空きボックス、あるいは荷受け人が希望する収納ボックスでそれが空きボックスであれば、その空きボックスを指定する。
今、荷送り業者S1が指定した収納ボックスが、図4の宅配ボックスB1の収納ボックスb11であるとする。このとき、荷送り業者S1は、宅配物を識別する宅配物ID、該宅配物の空きボックスへの配達を依頼する配達業者、該宅配物の荷受け人、その荷受け人の電子メールアドレスなどを、指定した宅配ボックスID(B1)並びに空きボックス番号(b11)とともに、発送情報として宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信する(T3)。
宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2は、荷送り業者S1から送信されてくる発送情報から新規配達項目を作成し(T4)、収納ボックスb11に収納される宅配物のID番号P1、配達業者D1、荷受け人R3、荷受け人の電子メールアドレスなどの情報をデータベース5に記録する。このとき、指定された収納ボックスb11の収納状態はまだ「空き」となっている。
配達業者D1は、定期的に荷送り業者S1を訪ねて宅配物を集荷するので、宅配する宅配物を荷送り業者S1から集荷し、指定された収納ボックスb11のある宅配ボックスB1が設置された場所L1に運搬する。
配達業者D1は、宅配ボックスB1に到達すると、宅配ボックスB1のコンソールにある宅配物のお届けボタンを押下する(T5)。この操作によりコンソール画面が宅配物のID番号を入力する画面に遷移するので(T6)、配達業者D1は、宅配物のID番号P1を入力するか、あるいは宅配物に印刷されたバーコードをリーダーで読みと取らせる(T7)。
入力あるいは読み取られた宅配物のID番号P1は宅配ボックスB1から宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信されるので(T8)、管理サーバ2は、データベース5に記録されている宅配物のID番号P1と照合し、その正否の判定を宅配ボックスB1に送信する(T9)。
宅配ボックスB1は送信された正否を判断し(T10)、正しい場合には、収納ボックスb11が自動開錠されるので、配達業者D1は宅配物を収納ボックスb11に入庫する(T11)。宅配ボックスB1は、宅配物が荷物センサにより正しく入庫されたと判断すると(T12)、収納ボックスの閉扉の警告が出るので、配達業者D1は収納ボックスb11を閉扉する(T13)。
宅配ボックスB1は入庫が完了すると、宅配物のお届け完了情報(受取り番号・入庫日時)を宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信する(T14)。
管理サーバ2は、宅配物のお届け完了情報を受信すると、データベース5の必要な項目、つまり収納ボックスb11の収納状態を「入庫」に変更し、利用率を更新する(T15)。続いて、管理サーバ2は宅配物のお届けが完了したことを荷送り業者S1に電子メールで通知し、また宅配ボックスB1の収納ボックスb11に宅配物のお届けがあったこと並びに受取り番号や入庫日時を荷受け人R3に電子メールで通知する(T16)。
図6は、入庫した宅配物を荷受け人が受け取る流れを示している。
配達業者D1が宅配物を宅配ボックスB1を介してその荷受け人R3に宅配すると、荷受け人R3には、電子メールで宅配物が場所L1にある宅配ボックスB1の収納ボックスb11に配達されたことが通知されるので(図5のT16)、荷受け人R3は宅配ボックスB1が設置された場所L1に出向き、宅配ボックスB1のコンソールにある宅配物の受取りボタンを押下する(T20)。この操作によりコンソール画面が宅配物の受取り番号を入力する画面に遷移するので(T21)、荷受け人R3は、電子メールで通知された受取り番号を入力するかあるいは該受取番号を示すバーコードをリーダーで読み取らせる(T22)。
宅配ボックスB1は、宅配物の受取り番号(T14)と荷受け人R3が入力あるいは読み取られた宅配物の受取り番号を照合し、その正否を判断する(T23)。正しい場合には、収納ボックスb11が自動開錠されるので、荷受け人R3は宅配物を収納ボックスb11から出庫する(T24)。宅配ボックスB1は、宅配物が荷物センサにより正しく出庫されたと判断すると(T25)、収納ボックスの閉扉の警告が出るので、荷受け人R3は収納ボックスb11を閉扉する(T26)。
宅配ボックスB1は宅配物の出庫が完了すると、宅配物の受取り完了情報を宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2に送信する(T27)。
管理サーバ2は、宅配物の受取り完了情報を受信すると、データベース5の必要な項目を更新する(T28)。これにより収納ボックスb11の収納状態は「空き」に変更され、宅配物ID番号、配達業者、荷受け人、荷受け人のメールアドレスの項目はクリアされる。管理サーバ2は、続いて荷送り業者S1に荷受け人R3による宅配物の受取りが完了したことを電子メールで通知する(T29)。
上述したように、宅配ボックス管理業者1の管理サーバ2は、各収納ボックスの利用率を計算するので、荷送り業者により空きボックスが指定されると、その収納ボックスの利用率が増加し、指定回数が少ないと、利用率は低いままになる。多くの宅配物を荷送りする業者には、多く宅配ボックスを割り当てると荷送り効率を向上させることができる。従って、宅配ボックスの利用効率を向上させるために、利用率に応じて宅配ボックスないしは各収納ボックスの荷送り業者への割り当てを行うようにし、宅配ボックスを多く利用する荷送り業者には、多くの宅配ボックスないしは収納ボックスを割り当てるようにする。
また、本実施例では、空きボックスを予約することなく宅配が行われるが、荷送り業者が利用率の高い空きボックスを宅配物受取りボックスとして指定したとき、他の荷送り業者がその利用率の高い空きボックスを指定するのを防止するために、当該収納ボックスの予約を勧めるメッセージを荷送り業者に送信するようにしてもよい。
また、上述した実施例では、宅配物の宅配ボックスへの入庫があったとき、宅配ボックス管理業者の管理サーバが電子メールを介して該入庫を宅配物の荷受け人に通知したが、入庫のあった宅配ボックスが電子メールを介して該入庫を宅配物の荷受け人に通知するようにしてもよい。
1 宅配ボックス管理業者
2 管理サーバ
3 記憶装置
4、5 データベース
10 宅配ボックス
11 コンソール
20 制御部

Claims (6)

  1. 荷送り業者から荷受け人に配達される宅配物を収納し、電気錠により開錠、施錠することが可能な収納ボックスを複数備えた公衆の場所に設置される複数の宅配ボックスと、
    宅配ボックスの各収納ボックスを荷送り業者に割り当てて宅配ボックスを管理する管理サーバと、を備え、
    前記管理サーバは、荷送り業者から宅配ボックスの収納状態の問い合わせがあったとき、該問い合わせのあった荷送り業者に割り当てられた宅配ボックスないしその収納ボックスの収納状態を該問い合わせのあった荷送り業者に送信することを特徴とする宅配ボックス管理システム。
  2. 前記管理サーバは、宅配ボックスの各収納ボックスの利用率を計算し、利用率に応じて該収納ボックスの荷送り業者への割り当てを行うことを特徴とする請求項1に記載の宅配ボックス管理システム。
  3. 前記管理サーバは、荷送り業者が利用率の高い収納ボックスを宅配物受取りボックスとして指定したとき、当該収納ボックスの予約を勧めるメッセージを該荷送り業者に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の宅配ボックス管理システム。
  4. 前記管理サーバは、荷送り業者から収納状態の問い合わせがあったとき、問い合わせのIPアドレスから荷送り業者を識別し、該識別された荷送り業者に割り当てられた収納ボックスの収納状態を閲覧させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の宅配ボックス管理システム。
  5. 宅配物の宅配ボックスへの入庫があったとき、前記管理サーバが電子メールを介して該入庫を宅配物の荷受け人に通知することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の宅配ボックス管理システム。
  6. 宅配物の宅配ボックスへの入庫があったとき、入庫のあった宅配ボックスが電子メールを介して該入庫を宅配物の荷受け人に通知することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の宅配ボックス管理システム。
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