JP3766004B2 - ロッカー多目的利用システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駅構内等に設置されている貸しロッカーをコントロールセンターで遠隔管理して、貸しロッカーの多目的利用を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、駅構内等に設置されている貸しロッカー(いわゆる「コインロッカー」など)は、持ち歩くには邪魔になる手荷物を預ける目的などで利用されているのがほとんどである。従って、貸しロッカーの目的は、単に一時的に物を預けることにある。
【0003】
一方、パソコンやインターネットなどの情報技術(IT)の普及に伴い、電子商取引(EC)が盛んになった。個人でも、インターネットを利用して、書籍や雑貨等を購入することが多くなった。しかし、購入した物の受け渡しについては、問題が残っている。例えば、一人暮らしの社会人の場合は、自宅を留守にすることが多く、物を受け取れないことがある。
【0004】
さて、近年の通信技術の向上によって、機械にセンサーや制御装置を取り付けて、機械の動きや状況に関する情報を、通信ネットワークを通じて受発信することで遠隔管理する技術が可能となってきている。例えば、工場内で稼働する製造装置や検査装置を工場外から遠隔監視・操作することなどに使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者らは、貸しロッカーに遠隔管理技術を用いることで、従来の貸しロッカーにない目的のロッカーを提供できるのではないかと考えた。すなわち、駅構内等に設置されている貸しロッカーを遠隔的に一元管理することで、ロッカーを単なる物の預入場所であった貸しロッカーを物の受け渡し場所にして、多目的に利用できるのではないかと考えたのである。
【0006】
本発明は、貸しロッカーをコントロールセンターで遠隔管理して、貸しロッカーの多目的利用を図る技術の提供を課題とする。
ここで、請求項1から請求項7に記載の発明は、貸しロッカーをコントロールセンターで遠隔管理して、貸しロッカーの多目的利用を図るシステムの提供を目的とする。
また、請求項8および請求項9に記載の発明は、貸しロッカーをコントロールセンターで遠隔管理して、貸しロッカーの多目的利用を図るコンピュータプログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、通信機能を備えた貸しロッカーと、預入者などの情報通信端末装置と、預入者や貸しロッカーなどを通信でつなぐデータセンターとを備えることによって、前述の課題を解決する。
【0008】
(請求項1)
請求項1記載の発明は、貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用システムに係る。
すなわち、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件、貸しロッカーに荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用認証番号及び貸しロッカーから荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用認証番号を受信する予約依頼受信手段と、 受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手段と、 抽出した貸しロッカーに関する予約情報を、コントロールセンターのコンピュータから予約者の情報通信端末機へ通知する予約情報通知手段と、 抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手段と、 受信した預入者用認証番号及び取出者用認証番号をロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用認証番号等蓄積手段と、 予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用認証番号を受信する施錠依頼受信手段と、 受信したその預入者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用認証番号と照合する預入者用認証番号照合手段と、 照合の結果、預入者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手段と、 貸しロッカーから荷物を取り出す取出者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用認証番号を受信する解錠依頼受信手段と、 受信したその取出者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用認証番号と照合する取出者用認証番号照合手段と、 照合の結果、取出者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手段とを備えたロッカー多目的利用システムである。
【0009】
(用語説明)
「情報通信端末機」には、例えば、持ち運びが可能な移動情報通信端末機の他に、デスクトップ型のパソコンやコントローラなどの固定情報通信端末機も含まれる。「取出者用認証番号」とは、取出者を認証するための番号である。例えば、取出者が解錠依頼のためにネット対応の携帯電話を使った場合には、当該携帯電話の電話番号(発信者番号)、当該携帯電話の電子メールアドレス、当該携帯電話の端末IDなどである。また、パスワードのようなものであってもよい。
「予約条件」とは、例えば、予約したいロッカーの地域,場所,日時,個数などをいう。
【0010】
(作用)
請求項1記載の発明によれば、以下のような作用をなす。
まず、コントロールセンターのコンピュータは、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、貸しロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件、貸しロッカーに荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用認証番号及び貸しロッカーから荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用認証番号を受信する。そして、受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出する。
抽出した貸しロッカーに関する予約情報はコントロールセンターのコンピュータから予約者の情報通信端末機へ通知され、また、抽出した貸しロッカーに予約表示をさせて他者の利用を防止する。さらに、受信した預入者用認証番号及び取出者用認証番号をロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する。その後、コントロールセンターのコンピュータは、予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者の情報通信端末機から、その貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用認証番号を受信する。そして、受信したその預入者用認証番号を、ロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用認証番号と照合し、照合の結果、預入者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータからの施錠指示によって施錠する。
さらにその後、コントロールセンターのコンピュータは、貸しロッカーから荷物を取り出す取出者の情報通信端末機から、その貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用認証番号を受信する。そして、受信したその取出者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用認証番号と照合し、照合の結果、取出者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータからの解錠指示によって解錠する。このように預入者と取出者とが異なる場合であっても貸しロッカーの予約を可能であり、貸しロッカーを介した実際の物の受け渡しが確実に行えるようになる。
【0011】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用システムに係る。
すなわち、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する当該ロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件を受信する予約依頼受信手段と、 受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手段と、 受信した予約依頼に対して荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用パスワード及び荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用パスワードを付与し、これをロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用パスワード等蓄積手段と、 この預入者用パスワード及び取出者用パスワードを含む抽出した貸しロッカーに関する予約情報を予約者へ通知する予約情報等通知手段と、 抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手段と、 予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用パスワードを受信する施錠依頼受信手段と、 受信したその預入者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用パスワードと照合する預入者用パスワード照合手段と、 照合の結果、預入者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手段と、 貸しロッカーから荷物を取り出す取出者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用パスワードを受信する解錠依頼受信手段と、 受信したその取出者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用パスワードと照合する取出者用パスワード照合手段と、 照合の結果、取出者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手段とを備えたロッカー多目的利用システムである。
【0012】
(作用)
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と異なり、コントロールセンターのコンピュータが予約依頼に対して預入者用パスワード及び取出者用パスワードを付与する。そして、貸しロッカーに荷物を預け入れる預入者から、コントロールセンターのコンピュータに対する貸しロッカーの施錠依頼に対してその預入用パスワードを要求する。
また、貸しロッカーから荷物を取り出す取出者から、コントロールセンターのコンピュー タに対する貸しロッカーの解錠依頼に対してその取出者用パスワードを要求する。これにより、貸しロッカーの施錠又は解錠の際に認証が行われ、貸しロッカーの予約管理が可能となる。
【0013】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載のロッカー多目的利用システムを限定したものである。
すなわち、予約依頼受信手段が、預入者及び/又は取出者の連絡先をも予約者の情報通信端末機から受信し、 予約情報通知手段が、各自の認証番号を含む予約情報をその預入者及び/又は取出者に係る情報通信端末機へ通知することとしている。
【0014】
(用語説明)
「預入者及び/又は取出者の連絡先」とは、預入者や取出者に連絡先のとれるものであって、例えば、電子メールアドレス、FAX番号、電話番号などである。
【0015】
(作用)
本請求項に係るロッカー多目的利用システムによれば、予約情報が、実際に貸しロッカーを利用する預入者及び/又は取出者へ通知されるので、予約者による預入者や取出者への連絡が不要となり、予約者の労力が軽減される。
【0016】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のロッカー多目的利用システムを限定したものである。
すなわち、所定の時間経過後も施錠依頼又は解錠依頼のない貸しロッカーの預入者又は取出者に係る情報通信端末機に対して、貸しロッカーの状況を通知する状況通知手段を備えたロッカー多目的利用システムに係る。
【0017】
(作用)
請求項4記載の発明によれば、ロッカー利用者が荷物を貸しロッカーに預け入れたまま忘れている場合などもあるので、そのような利用者へロッカーの状況を通知することで注意を促すことになる。また、それによって、貸しロッカーの回転率の向上にも寄与する。
【0018】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載のロッカー多目的利用システムを限定したものである。
すなわち、予約表示手段は、抽出した貸しロッカーに予約表示をさせるとともに、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠させ、 預入者用認証番号又は預入者用パスワードによる預入者が取出者用パスワード照合手段に基づいて認証できた場合に、その予約された貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する予約ロッカー解錠手段とを備えたロッカー多目的利用システムに係る。
【0019】
(作用)
抽出された貸しロッカーを施錠することで、第三者がその貸しロッカーに荷物を入れることが不可能になるので、ロッカーの予約が確実になる。
【0020】
(請求項6)
請求項6記載の発明は、請求項2から請求項5のいずれかに記載のロッカー多目的利用システムを限定したものである。
すなわち、ロッカー抽出手段が予約条件に合致する貸しロッカーを抽出できなかった場合にそれに代替する予約可能なロッカー情報を予約者に係る情報通信端末機へ提供する代替ロッカー情報提供手段と、 提供した代替ロッカー情報の中から予約者が選択した貸しロッカーを、抽出した貸しロッカーとして受信する選択ロッカー受信手段とを備えたロッカー多目的利用システムに係る。
【0021】
(用語説明)
「代替する予約可能なロッカー情報」とは、例えば、予約条件にあげられていた「ロッカー場所」周辺のロッカーの空き情報を提供するとか、予約条件にあげられていた「日時」の前後で空いている時間帯の情報を提供するなどである。
【0022】
(作用)
予約条件に合致する貸しロッカーが抽出されなかった場合に、それに代替する予約可能なロッカー情報を提供することで、貸しロッカーの予約者に有意義な情報を提供できる。また、ロッカー設置者にとっても、貸しロッカーの回転率向上につながり、貸しロッカーの有効活用が図れる。
【0023】
(請求項7)
請求項7記載の発明は、請求項2から請求項6のいずれかに記載のロッカー多目的利用システムを限定したものであり、
コントロールセンターの管理下にある貸しロッカーの少なくとも場所及び利用状況の情報を予約者の情報通信端末機に提供する貸しロッカー情報提供手段を備えたことを特徴とする。
【0024】
(作用)
コントロールセンターの管理下にある貸しロッカーの少なくとも場所及び利用状況の情報が提供されることで、どの場所にある貸しロッカーが予約可能であるかを知ることができるので、その中から最適な貸しロッカーを予約することができるようになる。また、コントロールセンターにとっても、重複する無駄な予約依頼を回避でき、効率的な予約の受け付けが実現できる。
【0025】
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用方法を実行させるためのコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件を受信し、貸しロッカーに荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用認証番号を受信し、貸しロッカーから荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用認証番号を受信する予約依頼受信手順と、 受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手順と、 抽出した貸しロッカーに関する予約情報を、コントロールセンターのコンピュータから予約者の情報通信端末機へ通知する予約情報通知手順と、 抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手順と、 受信した預入者用認証番号及び取出者用認証番号をロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用認証番号等蓄積手順と、 予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用認証番号を受信する施錠依頼受信手順と、 受信したその預入者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用認証番号と照合する預入者用認証番号照合手順と、 照合の結果、預入者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手順と、 貸しロッカーから荷物を取り出す取出者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用認証番号を受信する解錠依頼受信手順と、 受信したその取出者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用認証番号と照合する取出者用認証番号照合手順と、 照合の結果、取出者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0026】
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用方法を実行させるためのコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する当該ロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件を受信する予約依頼受信手順と、 受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手順と、 受信した予約依頼に対して荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用パスワード及び荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用パスワードを付与し、これをロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用パスワード等蓄積手順と、 この預入者用パスワード及び取出者用パスワードを含む抽出した貸しロッカーに関する予約情報を予約者へ通知する予約情報等通知手順と、 抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手順と、 予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用パスワードを受信する施錠依頼受信手順と、 受信したその預入者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用パスワードと照合する預入者用パスワード照合手順と、 照合の結果、預入者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手順と、 貸しロッカーから荷物を取り出す取出者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用パスワードを受信する解錠依頼受信手順と、 受信したその取出者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用パスワードと照合する取出者用パスワード照合手順と、 照合の結果、取出者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
【0027】
請求項8から請求項9に記載の発明を、コンピュータプログラムを記録した記録媒体に係る発明として提供することも可能である。ここで、「記録媒体」とは、それ自身では空間を占有し得ないプログラムを担持することができる媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、DVD−ROM、PDなどである。
【0028】
請求項1から請求項7に記載の多目的利用ロッカーシステムにのみ用いる多目的利用ロッカーを提供することもできる。
すなわち、貸しロッカーの場所,サイズ,料金,利用状況等の管理データを収集する管理データ収集手段と、収集した管理データをコントロールセンターへ送信する送信手段と、コントロールセンターからの予約表示指示、施錠指示および解錠指示を受信する受信手段と、受信手段が受信した予約表示指示に基づいて予約表示する予約表示手段と、受信手段が受信した施錠指示に基づいて施錠する施錠手段と、受信手段が受信した解錠指示に基づいて解錠する解錠手段とを備えた、コントロールセンターによって遠隔管理される多目的利用ロッカーである。
ここで「管理データ収集手段」とは、使用の有無を判断するセンサーや、使用時間を管理可能なタイマーなどである。送信手段は、コントロールセンターへデータ送信が行える装置である。具体的には、無線データ通信ネットワークなどである。
【0029】
上記したような多目的利用ロッカーは、以下のような作用をなす。
すなわち、貸しロッカーの場所,サイズ,料金,利用状況等の管理データを管理データ収集手段が収集し、送信手段がコントロールセンターへ送信する。その管理データに基づき、コントロールセンターからの予約表示指示、施錠指示および解錠指示が送信されたら、受信手段がこれを受信する。そして、受信手段が受信した予約表示指示に基づいて、予約表示手段が予約表示する。また、受信手段が受信した施錠指示に基づいて、施錠手段が施錠する。さらに、受信手段が受信した解錠指示に基づいて解錠手段が解錠する。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明について実施形態及び図面に基づいて説明する。ここで使用する図面は、図1〜図10である。
【0031】
(図1)
図1は、本発明たるロッカー多目的利用システムにおける貸しロッカーとコントロールセンターAとの関係について示したものである。本発明で利用される貸しロッカーは使用の有無を判別できるセンサーなどを内蔵しており、貸しロッカーの隣に設置されるコントローラが、使用の有無などを把握している。そして、そのコントローラは、コントロールセンターAと無線データ通信ネットワークで結ばれている。コントロールセンターAから出された指示はコントローラに届き、コントローラから各貸しロッカーに対する施錠・解錠などの制御がなされる。
【0032】
コントローラは、コントロールセンターAからの指示を受信するだけではなく、貸しロッカーを利用する預入者又は取出者からのデータ入力を受け付け、これをコントロールセンターAへ送信する機能を有する。また、読取機能を備えさせ、決済用ICカードなど各種カードの読取処理を可能としてもよい。なお、本発明は、貸しロッカーとコントロールセンターAとの間にコントローラを介する場合に限らず、コントロールセンターAが直接に各貸しロッカーを制御するようにしてもよい。
【0033】
(図2)
図2は、貸しロッカーの利用形態に関する第一実施形態を示すものである。営業マン甲と乙はともに顧客回りを主としている営業部員である。営業マン甲は、外出中に営業マン乙に渡さなければならない営業資料ができた。しかし、営業マン甲が直接に営業マン乙へその営業資料を手渡すことができない場合がある。こうした場合に、本実施形態を利用することができる。
すなわち、甲は、X駅東口に設置され、コントロールセンターAに管理されている貸しロッカーの302番(ロッカー302)に、営業マン乙へ渡さなければならない営業資料を預け入れる(1)。このロッカー302に営業資料を預入した甲は、所持しているネット対応の携帯電話を使って、ロッカー302の施錠を依頼する(2)。施錠依頼は、このロッカー302を管理しているコントロールセンターAに対して、少なくとも預け入れをしたロッカーの番号及びこのロッカーから営業資料を取り出す営業マン乙の認証番号を送信することによって行う。
【0034】
ロッカー番号は、「ロッカーの設置場所−ロッカー番号」で表示される。この場合、X駅東口ロッカーの設置場所は「325」であるから、ロッカー番号は「325−302」となる。また、営業マン乙の認証番号として、例えば、営業マン乙の携帯電話の発信者番号「090−***」、電子メールアドレス「**@**」、端末ID「******」が使われる。ここでは、発信者番号「090−***」を認証番号とする。これを受けてコントロールセンターAでは、コントローラを介した遠隔操作によって、ロッカー302の施錠を行う(3)。また、一方で、受信した取出者乙の認証番号「090−***」をロッカー管理データベースのロッカー302の管理データとして蓄積する(4)。
【0035】
営業マン甲からX駅東口ロッカー302に営業資料を預入した旨の通知を受けた営業マン乙は、ロッカー302に行き、コントロールセンターAへ解錠依頼を行う(5)。解錠依頼は、預入したロッカーのロッカー番号を営業マン乙の所持する携帯電話を使って、コントロールセンターAへ送信する。
コントロールセンターAでは、そのロッカー番号「325−302」を受信するとともに、その携帯電話の発信者番号「090−***」を受信する。そして、その発信者番号をロッカー管理データベースに蓄積されていた当該ロッカー302の取出者乙の発信者番号と照合する(6)。照合の結果、発信者番号が一致する場合には、解錠依頼をしてきた取出者が正当な取出者であることの認証ができたことになる。このため、当該ロッカーを遠隔操作によって解錠する(7)。そして、営業マン乙は、ロッカー302から営業資料を取り出すことができる(8)。
【0036】
(図3)
図3は、貸しロッカーの利用形態に関する第二の実施形態を示す概略図である。図2の第一実施形態の場合と異なり、取出者の認証番号として、パスワードを使用したものである。ここでは、宅配業者甲(預入者)とその受取人乙(取出者)とが本実施形態を利用した。宅配業者甲が受取人乙の自宅へ荷物を届けたが留守であったとする。そこで、宅配業者甲が受取人乙に届ける荷物をX駅東口ロッカー302に預け入れる。そして、その貸しロッカーの施錠依頼時(2)に、ロッカー番号とともに宅配業者甲の決めた任意の取出者用パスワードを送信する。
【0037】
そして、宅配業者甲は、預入したロッカー番号、取出者用パスワードなどの預入情報を受取人乙に通知する。そして、受取人乙による解錠依頼時(5)に、そのロッカー番号と取出者用パスワードを送信する。そして、取出者用パスワードが一致すれば、解錠依頼をしてきた取出者である受取人乙を認証できる。すると、当該ロッカーを遠隔操作によって解錠する。そして、受取人乙は、ロッカー302から購入商品を取り出すことができる。こうすることで、受取人乙は、宅配業者甲から荷物を受け取るための時間をつくらずにすむ。また、宅配業者甲にとっては、再配送の手間が省けて、お互いにとって効率のよい受渡しができる。
【0038】
(図4)
図4は、貸しロッカーの利用形態に関する第三の実施形態を示す概略図である。図3の第二実施形態の場合と同様に、取出者の認証番号として、パスワードを使用したものである。認証番号としてパスワードを利用する場合は、初対面同士による物の受渡しの場合も考えられる。預入者が、取出者の認証番号として適切なもの(例えば、携帯電話の発信者番号など)を知らない場合が多いからである。
【0039】
ここでは、ネットオークションの売り手甲(預入者)と買い手乙(取出者)とが本実施形態を利用した。買い手乙は、ネットオークションで売り手甲が売り出した商品を購入する者である。売り手甲が買い手乙に売り出す商品をX駅東口ロッカー302に預け入れる。そして、その貸しロッカーの施錠依頼時(2)に、ロッカー番号とともに売り手甲の決めた任意の取出者用パスワードを送信する。そして、売り手甲は、預入したロッカー番号、その送信した取出者用パスワードなどの預入情報を買い手乙に別途通知する。そして、売り手乙による解錠依頼時(5)に、そのロッカー番号と取出者用パスワードを送信する。そして、取出者用パスワードが一致すれば、解錠依頼をしてきた取出者である買い手乙を認証できる。すると、当該ロッカーを遠隔操作によって解錠する。そして、買い手乙は、ロッカー302から購入商品を取り出すことができる。
【0040】
(図5)
図5は、貸しロッカーの利用形態に関する第四の実施形態を示す概略図である。パスワードを利用する点では、図3及び4の第二、三実施形態の場合と同様であるが、コントロールセンターAが取出者用パスワードを付与する点で、第二、三実施形態の場合と異なる。ここでは、クリーニングを利用する顧客甲(預入者)とクリーニング店乙(取出者)との間で本実施形態を利用することとした。顧客甲がクリーニング店乙に依頼する衣服をX駅東口ロッカー302に預け入れる。そして、その貸しロッカーに対する施錠依頼(2)をすると、コントロールセンターAから取出者用パスワードが付与され、顧客甲に通知される(5)。
【0041】
そして、顧客甲は、預入したロッカー番号、その送信した取出者用パスワードなどの預入情報をクリーニング店乙に別途通知する。そして、クリーニング店乙による解錠依頼時(6)に、そのロッカー番号と取出者用パスワードを送信する。そして、取出者用パスワードが一致すれば、解錠依頼をしてきた取出者であるクリーニング店乙を認証できる。すると、コントロールセンターAは当該ロッカーを遠隔操作によって解錠する。そして、クリーニング店乙は、ロッカー302から顧客甲の衣類を取り出すことができる。
【0042】
また、図示省略するが、図2〜5の実施形態において、所定の時間経過後も解錠依頼のない当該ロッカーの預入者又は取出者に対して、預入状態を通知する預入状態通知手段を備えてもよい。ロッカー利用者が荷物を当該ロッカーに預け入れたまま忘れている場合もあるので、そのような利用者へ注意を促すことになる。また、それによって、当該ロッカーの回転率の向上になる。
【0043】
(図6)
図6は、貸しロッカーの利用形態に関する第五の実施形態を示す概略図である。本実施形態は、貸しロッカーに対する予約機能を備えたものである。図6に基づいて、具体的に説明する。購入者丙(取出者)は、ECサイト甲(予約者)から商品を購入しようとする者である。購入者丙は、購入商品、その購入商品を受け取る場合の条件(受取条件)、認証番号を明示した商品購入申込をECサイト甲へ行う(1)。ECサイト甲では、その商品申込を受けて、コントロールセンターAに貸しロッカーの予約依頼を行う(2)。コントロールセンターAでは、その予約依頼を受信し、その予約条件に合致するロッカーを抽出する(3)。抽出されたロッカーに関する情報は、予約情報として予約者のECサイト甲へ通知される(4)。
【0044】
ここで、コントロールセンターAからは、Y駅のロッカー201が抽出された(ロッカー番号「360−201」)。Y駅のロッカー201には、予約された状況がわかるように、「予約」の表示がされる(5)。なお、図示省略するが、この場合に、他者の使用を不可能とするために、遠隔操作により、当該ロッカー201を施錠することとしてもよい。また、さらにコントロールセンターAが予約依頼の際に受信した預入者用認証番号及び取出者用認証番号を、ロッカー管理データベースに蓄積する(6)。
【0045】
一方、実際にECサイト甲から依頼を受けて予約されたロッカー201に商品を預け入れる預入者である物流センター乙、及び、ECサイト甲から商品を購入する取出者である購入者丙に対して、ECサイト甲から予約内容が通知される(4')。予約内容は、商品の受け渡しのために予約された貸しロッカーの日時、番号、施錠或いは解錠のための認証番号などである。
その後、物流センター乙がY駅ロッカー201へ商品を預け入れ(7)、コントロールセンターAへ施錠依頼を行う(8)。施錠依頼には、物流センター乙が、予約されたロッカー番号「360−201」をコントロールセンターAに対して送信する。コントロールセンターAは、そのロッカー番号「360−201」を受信するとともに、物流センター乙の認証番号を受信する。
【0046】
なお、認証番号については、第一実施形態で説明したものを利用する(以下、同様)。そして、その認証番号をロッカー管理データベースに蓄積されたロッカー201の管理データとしての認証番号と照合する(9)。照合の結果、認証番号が一致すれば、ロッカー201の施錠が可能となる(10)。なお、予約依頼を受けて、コントロールセンターAが当該ロッカーを施錠した場合には、照合の結果、発信者番号が一致した場合に、当該ロッカーを解錠させる。そして、甲は荷物の預け入れが可能となる(7)。
【0047】
購入者丙は、ECサイト甲から通知された予約内容に従って、コントロールセンターAに対してロッカー201の解錠依頼を行う(11)。解錠依頼には、購入者丙が、予約されたロッカー番号「360−201」をコントロールセンターAに対して送信する。コントロールセンターAは、そのロッカー番号「360−201」を受信するとともに、購入者丙の認証番号を受信する。そして、その認証番号をロッカー管理データベースに蓄積されたロッカー201の管理データとしての認証番号と照合する(12)。照合の結果、認証番号が一致すれば、ロッカー201が解錠され(13)、商品の取出が可能となる(14)。
【0048】
(図7)
図7は、貸しロッカーの利用形態に関する第六の実施形態を示す概略図である。図7は、コントロールセンターAが預入者用パスワード及び取出者用パスワードを付与する点で、図6の第五実施形態の場合と異なる。
【0049】
(図8)
図8は、貸しロッカーの利用形態に関する第七の実施形態を示す概略図である。図8では、予約者と取出者が同一人である点で、第五、六実施形態の場合と異なる。すなわち第七実施形態では、外交営業マン甲が、営業の際に必要な販促品を指定する貸しロッカーに預入るよう販促品配送センターに指示する場合に使用する。こうすることで、外交営業マン甲は、無駄なく販促品を受け取ることができ、効率の良い営業活動が展開できる。
【0050】
(図9)
図9は、図6に示す第五の実施形態における購入者丙(取出者)とECサイト甲(予約者)とのやりとりを示す説明図である。まず、ECサイト甲では、購入者丙からの商品購入を受け付けるための、商品購入ページを提供する(1)。この商品購入ページには、購入を希望する商品番号を入力する欄の他に、購入した商品を受け取る条件を入力する欄が設けられている。商品購入ページにアクセスした(2)購入者丙は、必要な事項を入力して商品の購入を申し込む(3)。そして、ECサイト甲は、購入者丙からの申込を受信する(4)。
【0051】
貸しロッカーを利用した商品受取を希望する購入者丙の商品申込に対して、ECサイト甲はコントロールセンターAへ貸しロッカーの予約を依頼する(5)。すると、コントロールセンターAから、ECサイト甲へ予約情報が通知される(6)。ECサイト甲は、こうして予約できた貸しロッカーの予約内容を購入商品の取出者である購入者丙及び預入者である物流センター乙に通知し(7)、購入者丙及び物流センター乙がこれを受信する(8)。そして、購入者丙及び物流センター乙は、この通知された予約内容に従って、貸しロッカーの解錠依頼、施錠依頼を行う。
【0052】
(図10)
図10は、図6及び図7に示す実施形態において、コントロールセンターAが予約者の予約条件に合致するロッカーを抽出できない場合があり得る。そうした場合に、代替ロッカー情報提供手段がロッカー管理データベースから、予約者甲の予約条件に沿うような代替ロッカーを提供する機能を持たせたものである。
【0053】
図10に基づいて説明する。予約者甲が、予約依頼として、Z駅北口ロッカーの2時間後の利用希望を予約条件としてコントロールセンターAへ送信してきた。これに対してロッカー抽出手段は、Z駅北口ロッカー満杯により、予約可能なロッカーを抽出できなかった。この場合代替ロッカーとしては、第一に同一駅構内のコインロッカー、第二に前後の駅構内のコインロッカー、第三に沿線の駅構内のコインロッカーというように、予約可能なロッカーを抽出できるまで順次その検索対象を広めていくようにした。すると、Z駅の南口ロッカーに2つ空きがあった。また、同じZ駅の交番前ロッカーに5つ空きがあった。予約者甲は、この出力されたロッカー情報を見て、Z駅の南口ロッカーの予約を選択した。そして、コントロールセンターAは、予約者丙が選択したZ駅の南口ロッカーを抽出したロッカーとして受信する。また、図示省略するが、予約者が予約依頼をする前に、貸しロッカーの利用状況等の情報を提供するロッカー情報提供手段を備えてもよい。
【0054】
【発明の効果】
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、貸しロッカーをコントロールセンターで遠隔管理して、貸しロッカーの多目的利用を実現できるシステムを提供できた。
また、請求項8および請求項9に記載の発明によれば、貸しロッカーをコントロールセンターで遠隔管理して、貸しロッカーの多目的利用を実現できるコンピュータプログラムを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】貸しロッカーとコントロールセンターAとの関係について示した説明図である。
【図2】貸しロッカーの利用形態に関する第一の実施形態を示す概略図である。
【図3】貸しロッカーの利用形態に関する第二の実施形態を示す概略図である。
【図4】貸しロッカーの利用形態に関する第三の実施形態を示す概略図である。
【図5】貸しロッカーの利用形態に関する第四の実施形態を示す概略図である。
【図6】貸しロッカーの利用形態に関する第五の実施形態を示す概略図である。
【図7】貸しロッカーの利用形態に関する第六の実施形態を示す概略図である。
【図8】貸しロッカーの利用形態に関する第七の実施形態を示す概略図である。
【図9】第四の実施形態における購入者丙とECサイト甲とのやりとりを示す説明図である。
【図10】貸しロッカーについての情報提供に関する概略図である。
Claims (9)
- 貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用システムであって、
貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件、貸しロッカーに荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用認証番号及び貸しロッカーから荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用認証番号を受信する予約依頼受信手段と、
受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手段と、
抽出した貸しロッカーに関する予約情報を、コントロールセンターのコンピュータから予約者の情報通信端末機へ通知する予約情報通知手段と、
抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手段と、
受信した預入者用認証番号及び取出者用認証番号をロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用認証番号等蓄積手段と、
予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用認証番号を受信する施錠依頼受信手段と、
受信したその預入者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用認証番号と照合する預入者用認証番号照合手段と、
照合の結果、預入者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手段と、貸しロッカーから荷物を取り出す取出者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用認証番号を受信する解錠依頼受信手段と、
受信したその取出者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用認証番号と照合する取出者用認証番号照合手段と、
照合の結果、取出者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手段とを備えたロッカー多目的利用システム。 - 貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用システムであって、
貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する当該ロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件を受信する予約依頼受信手段と、
受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手段と、
受信した予約依頼に対して荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用パスワード及び荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用パスワードを付与し、これをロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用パスワード等蓄積手段と、
この預入者用パスワード及び取出者用パスワードを含む抽出した貸しロッカーに関する予約情報を予約者へ通知する予約情報等通知手段と、
抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手段と、
予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用パスワードを受信する施錠依頼受信手段と、
受信したその預入者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用パスワードと照合する預入者用パスワード照合手段と、
照合の結果、預入者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手段と、
貸しロッカーから荷物を取り出す取出者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用パスワードを受信する解錠依頼受信手段と、
受信したその取出者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用パスワードと照合する取出者用パスワード照合手段と、
照合の結果、取出者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手段とを備えたロッカー多目的利用システム。 - 予約依頼受信手段が、預入者及び/又は取出者の連絡先をも予約者の情報通信端末機から受信し、
予約情報通知手段が、各自の認証番号を含む予約情報をその預入者及び/又は取出者に係る情報通信端末機へ通知することとした請求項1または請求項2のいずれかに記載のロッカー多目的利用システム。 - 所定の時間経過後も施錠依頼又は解錠依頼のない貸しロッカーの預入者又は取出者に係る情報通信端末機に対して、貸しロッカーの状況を通知する状況通知手段を備えた請求項1から請求項3のいずれかに記載のロッカー多目的利用システム。
- 予約表示手段は、抽出した貸しロッカーに予約表示をさせるとともに、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠させ、 預入者用認証番号又は預入者用パスワードによる預入者が取出者用パスワード照合手段に基づいて認証できた場合に、その予約された貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する予約ロッカー解錠手段とを備えた請求項2から請求項4のいずれかに記載のロッカー多目的利用システム。
- ロッカー抽出手段が予約条件に合致する貸しロッカーを抽出できなかった場合にそれに代替する予約可能なロッカー情報を予約者に係る情報通信端末機へ提供する代替ロッカー情報提供手段と、
提供した代替ロッカー情報の中から予約者が選択した貸しロッカーを、抽出した貸しロッカーとして受信する選択ロッカー受信手段とを備えた請求項2から請求項5のいずれかに記載のロッカー多目的利用システム。 - コントロールセンターの管理下にある貸しロッカーの少なくとも場所及び利用状況の情報を予約者の情報通信端末機に提供する貸しロッカー情報提供手段を備えた請求項2から請求項6のいずれかに記載のロッカー多目的利用システム。
- 貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用方法を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
そのプログラムは、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件を受信し、貸しロッカーに荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用認証番号を受信し、貸しロッカーから荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用認証番号を受信する予約依頼受信手順と、
受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手順と、
抽出した貸しロッカーに関する予約情報を、コントロールセンターのコンピュータから予約者の情報通信端末機へ通知する予約情報通知手順と、
抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手順と、
受信した預入者用認証番号及び取出者用認証番号をロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用認証番号等蓄積手順と、
予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用認証番号を受信する施錠依頼受信手順と、
受信したその預入者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用認証番号と照合する預入者用認証番号照合手順と、
照合の結果、預入者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手順と、貸しロッカーから荷物を取り出す取出者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用認証番号を受信する解錠依頼受信手順と、
受信したその取出者用認証番号を、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用認証番号と照合する取出者用認証番号照合手順と、照合の結果、取出者用認証番号が一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 - 貸しロッカーをコントロールセンターによって遠隔管理し、多目的に利用するロッカー多目的利用方法を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
そのプログラムは、貸しロッカーの予約を希望する予約者の情報通信端末機から、コントロールセンターに対する当該ロッカーの予約依頼として、少なくとも予約条件を受信する予約依頼受信手順と、
受信した予約条件に基づいて、ロッカー管理データベースから予約可能な貸しロッカーを抽出するロッカー抽出手順と、
受信した予約依頼に対して荷物を預け入れる預入者を認証するための預入者用パスワード及び荷物を取り出す取出者を認証するための取出者用パスワードを付与し、これをロッカー管理データベースに貸しロッカーの管理データとして蓄積する預入者用パスワード等蓄積手順と、
この預入者用パスワード及び取出者用パスワードを含む抽出した貸しロッカーに関する予約情報を予約者へ通知する予約情報等通知手順と、
抽出したロッカー情報に係る貸しロッカーに対してコントロールセンターのコンピュータからの指示によって予約表示をさせる予約表示手順と、
予約した貸しロッカーへ荷物を預け入れる預入者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの施錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び預入者用パスワードを受信する施錠依頼受信手順と、
受信したその預入者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した預入者用パスワードと照合する預入者用パスワード照合手順と、
照合の結果、預入者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される施錠指示によって施錠する預入ロッカー施錠手順と、
貸しロッカーから荷物を取り出す取出者から、コントロールセンターに対する貸しロッカーの解錠依頼として、少なくともその貸しロッカーのロッカー番号及び取出者用パスワードを受信する解錠依頼受信手順と、
受信したその取出者用パスワードを、ロッカー管理データベースにおける貸しロッカーの管理データとして蓄積した取出者用パスワードと照合する取出者用パスワード照合手順と、
照合の結果、取出者用パスワードが一致した場合に、その貸しロッカーをコントロールセンターのコンピュータから送信される解錠指示によって解錠する預入ロッカー解錠手順とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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