JP2002225509A - ラジアルカーカスタイヤ用のトレッドパターン - Google Patents

ラジアルカーカスタイヤ用のトレッドパターン

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JP2002225509A
JP2002225509A JP2001385271A JP2001385271A JP2002225509A JP 2002225509 A JP2002225509 A JP 2002225509A JP 2001385271 A JP2001385271 A JP 2001385271A JP 2001385271 A JP2001385271 A JP 2001385271A JP 2002225509 A JP2002225509 A JP 2002225509A
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tread
block
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pit
equal
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JP2001385271A
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Robert Radulescu
ラドレスク ロバート
Pierre Zerlauth
ゼルロー ピエール
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Societe de Technologie Michelin SAS
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Michelin Recherche et Technique SA Switzerland
Societe de Technologie Michelin SAS
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    • B60C11/032Patterns comprising isolated recesses
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 摩耗寿命性能を低減することなしに先縁部と
後縁部との間の摩耗差を減少させるような、重車両の駆
動車軸に取り付けられるようになっているラジアルカー
カスタイヤ用のトレッドを提供することを目的とする。 【解決手段】 トレッドパターンが長さ方向および横方
向の一般配向の切込みにより画成された複数のブロック
(3)を備えたトレッド(1)。各ブロックは接触面
(6)および横面を有しており、このトレッド(1)は
複数のトレッドパターンブロック(2)を備えており、
各横面と接触面(6)との交差により稜線を構成し、こ
の稜線は初めに接触して要素の先縁部(9)を構成し、
先縁部に沿って接触面と交差する横面は先縁部を構成
し、複数のブロックが多くとも5°に等しいテーパ角度
を持つ先面を有している。このトレッドは、各ブロック
(3)には、その接触面(6)に開口する複数の竪穴
(11)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ用のトレッド
パターンに関し、より詳細には、好適な走向方向を有
し、特に重車両に取り付けられるようになっているタイ
ヤ用のトレッドに関する。
【0002】
【従来技術】経験上、周方向および横要綱の一般配向の
溝により画成された複数のブロックを備えた重車両用の
ラジアルカーカスタイヤ用のトレッドでは、これらのブ
ロックは鋸歯摩耗(上記ブロックの縁部近傍で優先的に
展開すると言う点でいわゆる不規則摩耗)を受ける。こ
の種類の摩耗は個々取付けまたは双取り付けのいずれに
しても、車両の駆動車軸に取り付けされるタイヤのトレ
ッドでは特に大きい。定義により、トレッドパターンブ
ロックはタイヤの走向中、道路と接触するようになって
いる上面を備えており、横面と上面との各交差により稜
線を形成している。最初に接触帯域に入るブロックの縁
部は先縁部と呼ばれ、この縁部は1つまたはそれ以上の
稜線で構成されており、これらの稜線により画成される
横面は先壁部を構成する。最後に接触帯域からでるブロ
ックの縁部は後縁部と呼ばれ、これが属する横面はブロ
ックの後壁部と呼ばれる。
【0003】ここで述べる不規則(鋸歯)摩耗は後縁部
近傍で接触面におけるより大きい摩耗により現れる。
【0004】特に重車両の駆動車軸に嵌合されるタイヤ
で見られるこの不規則な鋸歯摩耗を低減するために、長
さ方向および横方向配向の溝により互いに分離された複
数のブロックを備えたトレッドパターンがヨーロッパ特
許第EP0485778号に提案されている。この特許に
記載の実施例の1つの変更例は走向面と直角な方向と異
なる角度(先壁部では正、後壁部では負、アンダーカッ
ト)をなすように横溝により画成されたブロックの面を
設けることにある。
【0005】出願人は、わずかではあるが、摩耗は初め
の数キロメートル進んでから後縁部に現れ、この摩耗は
次いでブロック全体にわたって非常に不規則になり、一
方、先縁部と後縁部との間に非対称のテーパを有してい
ないトレッドパターンでは、摩耗は不規則であり、すな
わち、初めの数キロメートル進んでから先縁部における
よりも後縁部において大きくなり、またタイヤを使用す
るにつれて摩耗差が大きく強調されるので、先壁部にお
ける正のテーパ角度は不規則な摩耗に対して、主として
この摩耗の展開に対して有利であると言うことを認め
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】少なくとも10°に等
しいテーパ角度による解決策の実施の結果、湿った天候
時或いは雪道を走向する場合、水を排除するための各溝
で有効な容積がかなり減少する。しかも、テーパ角度が
10°より大きいか或いはそれに等しいと、トレッドが
摩耗するにつれてトレッドの走向面の幅が減少する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は摩耗寿命性能を
低減することなしに先縁部と後縁部との間の摩耗差を減
少させるような、重車両の駆動車軸に取り付けられるよ
うになっているラジアルカーカスタイヤ用のトレッドを
製造することに向けられている。また、本発明はトレッ
ドを備え、ラジアルカーカス補強体を有する重車両用タ
イヤに向けられている。
【0008】本発明によるタイヤは複数のトレッドパタ
ーン要素を備えており、これらのトレッドパターン要素
うちのいくつかは長さ方向の一般配向の切欠きおよび横
方向の一般配向の切欠きにより画成されてブロックを構
成しており、各ブロックは上側接触面および横面を有し
ており、各横面と上面との交差により稜線を形成し、こ
れらの稜線は、初めに接触して要素の先縁部を構成し、
最後に接触から外れてブロックの後縁部を構成する。先
縁部に沿って上側接触面と交差する横面は先面と呼ばれ
るものを構成し、後縁部に沿って上側接触面と交差する
横面は後面と呼ばれるものを構成する。複数のブロック
は、それらの先面が多くとも5°に等しいテーパ角度を
なしており、この角度は新設時に接触面と直角な線と先
面とにより形成される角度に対応し、この面のうちの、
トレッドの厚さの内側に最も遠い箇所が長さ方向におい
て新設時に先縁部における同じ面の箇所の前方にあると
きに正である。
【0009】しかも、接触面が多くとも5°のテーパ角
度を有する各ブロックには、その接触面に開口する複数
の竪穴が設けられており、各竪穴の平均方向は上記ブロ
ックの接触面と直角な線と少なくとも10°に等しい角
度βiをなしており、竪穴は0.2mm2と12mm2
の間の平均断面を有しており、竪穴は各ブロックに対し
て横方向に配向された少なくとも1つの線に配置されて
いる。
【0010】好ましくは、竪穴の深さは、トレッドの使
用期間の大部分の間、摩耗に対する有利な効果が維持さ
れるようにブロックの厚さの少なくとも50%に等し
い。
【0011】「竪穴」とは、接触綿に開口し、トレッドの
厚さの少なくとも一部、または実際、上記ブロックの厚
さの少なくとも50%にわたって延びる小さい断面の穴
を意味するものと理解され、これらの竪穴は特にトレッ
ド用のモールドに設けられた成形要素によりトレッドを
成形するときに形成し得る。
【0012】竪穴の平均線は、トレッドの新設時の走向
面におけるこの竪穴の横断面の質量中心と、竪穴の深さ
の90%に相当するトレッドの摩耗後の走向面における
この竪穴の横断面質量中心とを通る直線から延びてい
る。
【0013】有利には、好適な構成によれば、 − 各竪穴は走向中、材料の剥離のいずれの恐れをも回
避するために直径1.5mmと2.5mmとの間の円形
部分(または同等の非円形の部分)を有している。 − 竪穴の配向とブロックの先縁部の配向との間の最小
の角度偏差は少なくとも10°に等しい。 − ブロックはそれらの先面にゼロのテーパ角度を有し
ている(先面はブロックの接触面と直角である)。 − 竪穴はそれらの平均先のまわりにジグザグまたは起
伏のある痕跡を有している。 − ブロックの竪穴は互いに実質的に平行な幾つかの線
にわたってブロックの幅以内に分布されており、上記竪
穴は1つの線と他の線とで食い違い構成で配置されてい
る。 − 竪穴の平均線により形成される角度はすべて、竪穴
が先面に近ければ近いほど大きくなる。 − 竪穴の全容積は上記竪穴の無いブロックの全容積の
0.1%と5%との間である(極値が含まれる)。 − 接触面の質量中心を通り、接触面と直角である平面
と先面とのの間に含まれる竪穴の容積はこの平面と後面
との間に含まれる竪穴の容積より大きい。
【0014】有利には、本発明によるトレッドのブロッ
クのうちの少なくとも幾つかは上記のような第1の複数
の竪穴に加えて、第2の複数の竪穴を備えており、これ
らの第2竪穴の平均方向は上記ブロックの接触面と直角
な線と少なくとも10°に等しい角度γiを形成し、竪
穴は0.2mm2と12mm2との間の平均断面を有して
いる。第2の複数の竪穴の各々について選択された配向
は、これらの竪穴がブロックの厚さ以内で上記ブロック
の接触面の質量中心を通るブロックの平均平面から離れ
る方向に移動する傾向があることを意味している。
【0015】第2の複数の竪穴の各々は好ましくは接触
面と直角であって、接触面の質量中心を通る平面と後面
との間にある接触面の部分に開口するように形成されて
いる。この第2の複数の竪穴は不規則摩耗に対してでは
なく、所定の走向距離で摩耗するゴムの量の比として評
価されるブロックの平均摩耗率に対して有利な効果を有
する。
【0016】有利には、この第2の複数の竪穴は本発明
によれば、トレッドパターンの第1の複数の竪穴と対称
に作られている。
【0017】
【実施例】図1に示すトレッド1はその縁部に配置され
た2つの長さ方向リブ2と、長さ方向および横方向の一
般配向の溝4、5により画成された6列のブロックとを
備えている。2つの経線列20のブロック3は6辺多角
形の接触面6を有しており、他の列21、22のブロッ
ク3は矩形形状を有している。更に、図1に示す図は単
一の好適な変更例の図ではなく、本発明が許容するもの
の人造図であり、これは、特定の構成を単独で、或るは
少なくとも1つの上記構成との組合わせで使用し得るこ
とを意味しており、「構成」とは、異なる列のブロックの
厚さにおける断面図に相当する図2、図3および図4に
ついて説明する変更例の各々を意味するものと理解され
る。
【0018】矢印Rは好適な走向方向を示している。
【0019】ブロック3の各々は矩形の一般形状の長さ
方向配向(すなわち、このトレッドを嵌合したタイヤに
おける周方向配向)の溝4と、これらの周溝4に開口し
ている横溝5とにより画成されている。図1に見られ、
走向中、道路と接触するようになっているブロック3各
々の上側接触面6は稜線7により制限されている。走向
中、初めに道路と接触する稜線は、上記ブロックの稜線
のうちの、接触する初めのものであるので、ブロックの
先縁部9を構成し、この先縁部に長さ方向に対向する稜
線は接触から外れる接触面の最後の部分に相当し、ブロ
ック3の後縁部8を構成する。先縁部に沿って接触面6
と交差するブロック3の横面は先面と呼ばれるものを構
成し、後縁部8に沿って接触面6と交差するブロック3
の横面は後面と呼ばれるものを構成する。
【0020】中央列のブロックの特定の場合、先縁部は
これらのブロック各々の前側箇所を構成する2つの稜線
を備えている。
【0021】図2には、横溝5により画成されたリブ2
に近い列22のブロック3が図1の線II-IIに沿った断
面で見られ、このブロック3はその先面10が上記ブロ
ックの接触面6と直角である。このブロック3は(1
2、13で示した点(点12は接触面に位置決めされて
おり、点13はブロック内にある)間で延びる軸線の)
2.5mmの直径および(上記列22の2つのブロック
3を分離する横溝の深さEに実質的に等しい)24mm
に等しい深さPiの実質的に円筒形形状の複数の竪穴11
を備えており、これらの竪穴11は正の角度βiだけ接
触面と直角な平面に対して傾斜された同一平面(すなわ
ち、ブロックの接触面における点が上記ブロックの内側
に最も遠い点よりも先面から遠くなるように傾斜された
平面)にあるように配置されている。竪穴の底部は幅広
い帯域で終っている。図2において、点Aは先縁部と図
の平面との交差点に対応しており、点Fは後縁部とこの
平面との交差点に対応している。
【0022】図3に示すように、中間列21のブロック
3には、外形が実質的に楕円形である複数の竪穴11が
先縁部9と平行な直線に沿って配置されている。これら
の竪穴11は、列22のブロックに対応する変形例の場
合がそうであるように、単一の横方向線にわたって分布
される場合、同じ数の竪穴の存在により生じる長さ方向
の剛性の低下を制限するように、且つブロックを構成す
るゴムの剥離の恐れを低減するように、1つの線とその
隣の線とで食い違い構成で配置されている。
【0023】有利には、竪穴11はブロック3の横方向
に配向された3つの平面に配置されており、これらの平
面はブロックの接触面と直角な平面と角度β1、β2、β
3をなしており、これらの角度は下記関係を満たしてい
る。 β1>β2>β3 平面P1は平面P2と先面との間に位置決めされており、
平面P3は平面P2と後面との間に位置決めされている。
【0024】他方、平面P1、P2、P3に位置決めされ
ている竪穴の深さH1、H2、H3はそれぞれ下記関係を
満たしている。 H1>H2>H3 および H3=E 上記式中、Eはブロックを画成する横溝の深さである。
【0025】線IV-IVに沿った経線列20のブロック3
の断面を示している図4において、平均線が接触面と直
角な線と角度βiを形成する竪穴11を区別することが
できる。先面10はここでは3°に等しいテーパ角度α
を有する。各竪穴11の痕跡は12、13で示した点を
通る平均先のまわりにジグザグの形状を有しており、点
12は新設時に接触面6における竪穴の横断面の質量中
心に相当し、点13はブロック3の内側の最も遠い竪穴
の点に相当する。
【0026】図2、図3および図4について説明した3
つの例では、横溝の容積は図5に示すような従来技術の
解決策で得られるものより非常に大きい。図5では、一
方がその先縁部10と15°のテーパ角度αAを形成し
ており、他方がその後縁部14と5°のテーパ角度αF
を形成している2つのトレッドパターンブロックが、深
さEと、実質的に深さに伴なって非常に減少している幅
(この幅は新設時に接触面にわたってLに等しく、溝の
底部でL'に等しい)とを有する溝5を画成している。
【0027】図示した場合すべてにおいて、竪穴11は
それらの底部で破断するいずれの問題をも回避するため
に幅広い部分15で終っている。
【0028】(ブロックの接触面を示している)図6お
よび(同じブロックの厚さにおける先VII−VIIに沿った
断面図を示している)図7には、本発明によるブロック
3の変形例が示されており、このブロックは第1および
第2の複数の竪穴を備えている。第1の複数の竪穴は接
触面と直角な平面に対してすべて22°の同じ角度βで
配向された竪穴111よりなり、これらの竪穴111す
べてはブロック3の先面10と、接触面6と直角であっ
て、上記面の質量中心を通る平面Pvとの間で接触面6に
開口している。この第1の複数の竪穴は不規則摩耗が現
れるか、或いは何にもかかわらず現れた場合に増幅され
る恐れを減じることによりこう縁部に現れる不規則摩耗
を減じることによってブロックの摩耗に対する有利な効
果を有する。
【0029】第2の複数の竪穴は第1の複数の竪穴と対
称のパターンで配置された竪穴112よりなり、これら
の竪穴112の各々は上記変更例における角度βに等し
く且つ対向した角度γで配向されている。この第2の複
数の竪穴は新設時に、ブロックの平均規則的摩耗率を減
じるために第1の複数の竪穴はの存在を補償する機能を
有しており、「平均規則的摩耗率」とは、走向キロメー
トル数に関係付けられたブロック全体にわたる摩耗によ
る材料の損失を意味するものと理解される。
【0030】竪穴の第1および第2系列の竪穴111、
112の横断面は、各ブロックに切込み(すなわち、幅
が0.6mmに実質的に等しく、ブロックの横幅の少な
くとも50%にわたって延びている切込みが設けられて
いる場合がそうであるように、上記竪穴の底部に届き、
次いでタイヤの内面を攻撃するかも知れない種々の物
体、特に、石の貫通をできるだけ回避するために、十分
に(好ましくは、6mm 2未満に)減少されている。
【0031】後者の変更例の他の利点は2つの複数の竪
穴を有するトレッドを備えたタイヤに特定の走向方向を
選定することが必要でないと言う点である。
【0032】もちろん、本発明は上記例に限定されず、
当業者によれば、本発明の範囲を逸脱することなしに種
々の変更例を行なうことができ、本発明は任意の種類の
タイヤ、特に走向中、不規則な摩耗がある任意のタイヤ
に容易に適応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレッドパターンの平面図であ
る。
【図2】図1に示すブロックの厚さに沿った断面II-II
の図である。
【図3】図1の第2ブロックの厚さに沿った断面III-II
Iの図である。
【図4】図1の第3ブロックの厚さに沿った断面IV-IV
の図である。
【図5】従来技術によるブロックの断面図である。
【図6】第1および第2の複数の竪穴を備えた本発明に
よるブロックの変更例の図である。
【図7】図6のブロックの断面VII−VIIの図である。
【符号の説明】
1 トレッド 2 リブ 3 ブロック 4 長さ方向溝 5 横溝 6 接触面 7 稜線 8 後縁部 9 先縁部 11 竪穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ラドレスク フランス エフ−63170 プリニュナ レ サルリエヴェ リュー デ ヴィニュ 10 (72)発明者 ピエール ゼルロー フランス エフ−63140 シャトーガイ リュード シャヴァロッシェ 15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトレッドパターン要素を備えてお
    り、これらのトレッドパターン要素(2、3)うちのい
    くつかは長さ方向の一般配向(4)の切欠きおよび横方
    向の一般配向(5)の切欠きにより画成されてブロック
    を構成しており、各ブロック(3)は上側接触面(6)
    および横面を有しており、各横面と上側接触面(6)と
    の交差により稜線(7)を形成し、これらの稜線は、初
    めに接触してブロック(3)の先縁部(9)を構成し、
    最後に接触から外れてブロックの後縁部(8)を構成
    し、先縁部(9)に沿って上側接触面(6)と交差する
    横面は先面(10)と呼ばれるものを構成し、後縁部に
    沿って上側接触面と交差する横面は後面と呼ばれるもの
    を構成し、複数のブロック(3)が、多くとも5°に等
    しいテーパ角度を持つそれらの先面(10)を有してお
    り、この角度が新設時に接触面と直角な線と先面(1
    0)とにより形成される角度に対応している、タイヤ用
    のトレッドにおいて、 接触面(6)が多くとも5°のテーパ角度を有する各ブ
    ロック(3)には、その接触面に開口する複数の竪穴
    (11)が設けられており、各竪穴(11)の平均方向
    は上記ブロック(3)の接触面(6)と直角な線と少な
    くとも10°に等しい角度βiを形成し、竪穴(11)
    は0.2mm2と12mm2との間の平均断面を有してい
    ることを特徴とするトレッド(1)。
  2. 【請求項2】 竪穴(11)のうちの幾つは少なくとも
    1.5mmに等しく、多くとも2.5mmに等しい直径
    の円形表面と同等な部分の表面を有していることを特徴
    とする請求項1に記載のトレッド(1)。
  3. 【請求項3】竪穴(11)の配向とブロック(3)の先
    面(10)の配向との間の最小の角度偏差が少なくとも
    10°に等しいことを特徴とする請求項1または2に記
    載のトレッド(1)。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのブロック(3)の竪穴
    (11)は互いに実質的に平行な複数の線にわたって上
    記ブロックの幅以内で分布されており、蒸気竪穴(1
    1)は1つの線と他の線とで食い違い構成で配置されて
    いることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれ
    か1項に記載のトレッド(1)。
  5. 【請求項5】 竪穴(11)の全容積はブロックの全体
    積の0.1%と5%との間であることを特徴とする請求
    項1ないし4のうちのいずれか1項に記載のトレッド
    (1)。
  6. 【請求項6】 ブロック(3)のうちの少なくとも幾つ
    かは他の複数の竪穴(112)を備えており、これらの
    竪穴の平均方向は上記ブロックの接触面(6)と直角な
    線と少なくとも10°に等しい角度γiを形成してお
    り、角度γiのサインは角度βiのサインと対向してお
    り、竪穴(112)は0.2mm2と12mm2との間の
    平均断面を有していることを特徴とする請求項1ないし
    4のうちのいずれかの項に記載のトレッド(1)。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのブロック(3)の竪穴
    (11、111、112)は新設時に接触面と直角に測
    定して、少なくとも横溝(5)の深さEの50%に等し
    い深さを有していることを特徴とする請求項1ないし6
    のうちのいずれかの項に記載のトレッド(1)。
  8. 【請求項8】 竪穴(11、111、112)はトレッ
    ドの厚さ以内でジグザグまたは起伏のある痕跡を有して
    いることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれ
    かの項に記載のトレッド。
  9. 【請求項9】 先面(10)のテーパ角度がゼロである
    ことを特徴とする請求項1ないし8のうちのいずれかの
    項に記載のトレッド。
  10. 【請求項10】 重車両の駆動車軸に取り付けられるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1ないし9のう
    ちのいずれかの項に記載のトレッド(1)を備えたタイ
    ヤ。
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