JP2002224172A - 着脱型ベッド用付属品の固定機構 - Google Patents

着脱型ベッド用付属品の固定機構

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JP2002224172A
JP2002224172A JP2001026965A JP2001026965A JP2002224172A JP 2002224172 A JP2002224172 A JP 2002224172A JP 2001026965 A JP2001026965 A JP 2001026965A JP 2001026965 A JP2001026965 A JP 2001026965A JP 2002224172 A JP2002224172 A JP 2002224172A
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lever
shaft
mounting
side frame
fixing mechanism
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JP2001026965A
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Jiro Noguchi
二郎 野口
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Paramount Bed Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易で固定も確実な、着脱型ベッド用
付属品の固定機構を提供する。 【解決手段】 支柱部2の末端側の梁パイプ4b近傍
にリベット6でかしめ止めした、取付軸7を有し、この
取付軸7に取付軸7の中間側から末端側に形成した挿通
穴8に回動可能に挿通した操作軸9と、この操作軸9末
端側を、支柱部2の末端側から突出させて、前記操作軸
9末端側に取り付けた押圧子10と、前記操作軸9を回
動操作するためのレバー11とを有する。そして、前記
押圧子10は、例えば弾性体で構成して、断面略長円型
のものである。この場合押圧子10は、操作軸9先端の
レバー11を、サイドフレーム12長手方向に沿う側に
向けてポジション穴8bに保持した際に、長手側が前記
レバー11同様、サイドフレーム12長手方向に沿う方
向に向くように取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅用や病院用の
ベッド等に設けられる着脱型ベッド用付属品(側柵、介
助手段等)において、操作が容易で固定も確実な、着脱
型ベッド用付属品の固定機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、在宅用や病院用のベッド等に
は、様々な着脱型ベッド用付属品(側柵、介助手段等)
がある。例えば側柵においては、ベッドにおけるサイド
フレームに設けた取付穴に、脚部を単に差し込んで保持
するだけのものや、脚部末端に差込軸を変位可能に設け
て、この差込軸を取付穴に差し込んだ際、差込軸上部側
に設けたねじにより差込軸を変位させることで、脱落し
ないように保持する構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のただ差
し込むだけの側柵では、誰にでも側柵を簡単に抜き差し
が可能なため、痴呆患者が側柵を抜いて振り回すなどの
危険行為や、痴呆患者が前記側柵を抜いてベッドから降
り、徘徊するといった行為を招くおそれがある。また、
取付穴において、脚部ががたつくことがあるため、立ち
上がり時に柵部に体重をかけるとぐらつき、不安感を抱
かせたり、最悪の場合、転倒するおそれがある。一方、
後者のねじによる固定式の側柵では、取り付け、取り外
しに手間がかかり、不便であった。本発明はかかる背景
から提案されたものであって、在宅用や病院用のベッド
等に設けられる着脱型ベッド用付属品(側柵、介助手段
等)において、操作が容易で固定も確実な、着脱型ベッ
ド用付属品の固定機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、請求項1において、ベッド等のサ
イドフレームの取付穴にベッド用付属品の支柱部を差し
込んで着脱可能に固定するようにした着脱型ベッド用付
属品の固定機構であって、前記支柱部に、支柱部軸方向
に回動可能に挿通すると共に支柱部末端側から突出させ
た操作軸を有し、この操作軸末端側に押圧子を取り付け
る一方、操作軸先端側に操作軸を回動させるレバーを設
け、前記押圧子の外形を非円形形状に形成し、操作軸先
端のレバーを回動操作して、押圧子を前記取付穴に押圧
した状態で前記支柱部を拘束する構成とした着脱型ベッ
ド用付属品の固定機構を開示する。
【0005】また本発明では、請求項2において、前記
支柱部は末端側に装着して前記取付穴に差し込むように
した取付軸と、この取付軸に中間側から末端側に形成し
た挿通穴を介して前記操作軸を回動可能に設け、前記取
付軸中間側に、前記レバーを、サイドフレーム長手方向
に直交する方向と、サイドフレーム長手方向に沿う方向
とに保持する保持手段を設け、前記レバーを回動操作し
て、レバーをサイドフレーム長手方向に沿う方向に前記
保持手段により保持した際に、取付穴を押圧子により押
圧して前記支柱部を拘束する構成とした着脱型ベッド用
付属品の固定機構を開示する。
【0006】請求項1によれば、レバーの変位操作で取
付穴に差し込んで抜けないように固定したり、前記取付
穴から引き抜くことができる。
【0007】請求項2によれば、レバーをサイドフレー
ム長手方向に沿う方向に前記保持手段により保持した際
に、取付穴を押圧子により押圧して前記支柱部を拘束す
るようにしたので、ベッド用付属品は一見して拘束状態
にあるか否かを把握することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる着脱型ベッ
ド用付属品の固定機構について、一つの実施の形態を挙
げ、添付の図面を基に以下説明する。図1に着脱型ベッ
ド用付属品である、差込式の側柵1を示し、この側柵1
は、ベッド等のサイドフレームに植設した柵受けパイプ
の取付穴(後述)に差し込んで固定するための支柱部2、
3と、柵部4と、前記支柱部2、3のうちの支柱部2の
末端側に設けた、柵受けパイプの取付穴において固定す
るための固定機構5とから実質的に構成される。
【0009】前記支柱部2、3と柵部4とは、パイプ材
によって一体的に構成したもので、支柱部2、3は、サ
イドフレームに植設した柵受けパイプの形成間隔に対応
した間隔を有し、前記柵部4は、支柱部2、3を取り囲
むように設けた外枠パイプ4aと、支柱部2、3間に連
結するように介設した梁パイプ4bと、梁パイプ4bと
外枠パイプ4aとの間に介設した縦パイプ4c,4c
と、前記支柱部3と外枠パイプ4aとで囲まれた箇所に
介設した縦パイプ4d,4dとによって構成している。
【0010】そして前記支柱部2の末端側の固定機構5
は、図2に示すように支柱部2の末端側の梁パイプ4b
近傍にリベット6でかしめ止めした、取付軸7を有し、
この取付軸7に取付軸7の中間側から末端側に形成した
挿通穴8に回動可能に挿通した操作軸9と、この操作軸
9末端側を、支柱部2の末端側から突出させて、前記操
作軸9末端側に取り付けた押圧子10と、前記操作軸9
を回動操作するためのレバー11とを有している。
【0011】前記取付軸7は、前記支柱部2の末端側に
差込可能な外径とした取付部7aと、サイドフレーム1
2に植設した柵受けパイプ13の取付穴14に差込可能
な径を有する差込部7bと、操作軸9先端側に操作軸9
に直角方向に設けたレバー11を支えるためのレバー支
持部7cとを有している。また、前記取付軸7に形成し
た挿通穴8は、取付軸7の差込部7bに対応する箇所
に、サイドフレーム12長手方向に指向して偏心した位
置に形成すると共に、操作軸9の径に比較して若干大な
径の偏心部8aを有している。また、前記取付軸7のレ
バー支持部7cにおいては、前記挿通穴8の径は、前記
操作軸9の径にほぼ同一の寸法としている。
【0012】前記レバー支持部7cにおいて、図3に示
すように操作軸9先端のレバー11を、所定のポジショ
ン、すなわちサイドフレーム12長手方向に対して直交
する側と、サイドフレーム12長手方向に保持するため
のポジション穴8bを、取付軸7におけるレバー支持部
7cに連通形成している。なお、かかるレバー支持部7
cのポジション穴8bには、取付部7aの軸に沿って形
成した、前記操作軸9を取付軸7に嵌入するための嵌入
穴15を連通形成している。
【0013】そして、前記操作軸9末端側の押圧子10
は、操作軸9末端側にスプリングピン16を介して取り
付けられ、例えば弾性体で構成され、断面略長円型のも
のである(図4参照)。この場合押圧子10は、操作軸
9先端のレバー11を、サイドフレーム12長手方向に
沿う側に向けてポジション穴8bに保持した際に、長手
側が前記レバー11同様、サイドフレーム12長手方向
に沿う方向に向くように取り付けられる。
【0014】以上の構成において、側柵1をサイドフレ
ーム12の柵受けパイプ13の取付穴14に装着すると
きは、レバー11を、サイドフレーム12長手方向に対
して直交する側に向けてポジション穴8bに保持した状
態で、柵受けパイプ13,13の取付穴14,14に支
柱部2、3末端側の取付軸7,7を差し込むようにす
る。この場合、取付穴14,14内に嵌入するのは取付
軸7,7における差込部7bであり、この差込部7b
は、取付穴14の径とほぼ同寸法を有しているので、が
たつくことなく保持される。
【0015】そして、操作軸9先端のレバー11を操作
して、レバー11をサイドフレーム12長手方向に向
け、レバー支持部7cにおけるポジション穴8bに前記
レバー11を保持させる。レバー11を回転させること
で操作軸9は、取付軸7における挿通穴8内で回転す
る。このとき、前記操作軸9は、取付軸7の差込部7b
における偏心部8a内を通過していることで回転するこ
とができる。すると操作軸9末端側の押圧子10は、長
手側が前記レバー11同様、サイドフレーム12長手方
向に向くことができ、柵受けパイプ13の取付穴14を
押圧して前記取付軸7を取付穴14内に固定保持するこ
とができるのである。
【0016】なお、前記レバー11操作により、取付軸
7に固定状態にあるときは、レバー11の向きは、サイ
ドフレーム12長手方向に向いた状態であるので、一見
して、側柵1が柵受けパイプ13の取付穴14に拘束さ
れているかどうか判別することができチェックが容易で
あり、側柵1の固定し忘れによる、痴呆症者による問題
行動を未然に防止することができる。このように、レバ
ー11の回動操作のみで、側柵1を拘束/拘束解除する
ことができるので、これまでの拘束機構に比較して格段
に操作が容易となることがわかる。
【0017】以上、本発明にかかる着脱型ベッド用付属
品の固定機構について、差込式の側柵を例示して説明し
たが、他のベッド用付属品、例えば介助バー、小物置き
台支柱等にも適用できることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、 1.不用意に柵が抜けなくなり、痴呆患者等による柵の
振り回しや、徘徊などの問題行動を未然に防止すること
ができる。 2.本体のぐらつきが低減し、手摺りとして安心して使
用することができる。 3.レバーの変位操作で本体を固定保持したり、引き抜
き可能であるので、操作が格段に容易となる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる着脱型ベッド用付属品の一例と
しての側柵を示す正面図である。
【図2】図1に示す側柵に適用した固定機構の構造を示
す、拡大的な要部断面説明図である。
【図3】図2に示す固定機構の別方向から見た、断面説
明図である。
【図4】図2に示す固定機構の操作を説明するための横
断面説明図である。
【符号の説明】
1 側柵 2、3 支柱部 4 柵部 4a 外枠パイプ 4b 梁パイプ 4c,4d 縦パイプ 5 固定機構 6 リベット 7 取付軸 7a 取付部 7b 差込部 7c レバー支持部 8 挿通穴 8a 偏心部 8b ポジション穴 9 操作軸 10 押圧子 11 レバー 12 サイドフレーム 13 柵受けパイプ 14 取付穴 15 嵌入穴 16 スプリングピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド等のサイドフレームの取付穴に
    ベッド用付属品の支柱部を差し込んで着脱可能に固定す
    るようにした着脱型ベッド用付属品の固定機構であっ
    て、前記支柱部に、支柱部軸方向に回動可能に挿通する
    と共に支柱部末端側から突出させた操作軸を有し、この
    操作軸末端側に押圧子を取り付ける一方、操作軸先端側
    に操作軸を回動させるレバーを設け、前記押圧子の外形
    を非円形形状に形成し、操作軸先端のレバーを回動操作
    して、押圧子を前記取付穴に押圧した状態で前記支柱部
    を拘束する構成としたことを特徴とする着脱型ベッド用
    付属品の固定機構。
  2. 【請求項2】 前記支柱部は末端側に装着して前記取
    付穴に差し込むようにした取付軸と、この取付軸に中間
    側から末端側に形成した挿通穴を介して前記操作軸を回
    動可能に設け、前記取付軸中間側に、前記レバーを、サ
    イドフレーム長手方向に直交する方向と、サイドフレー
    ム長手方向に沿う方向とに保持する保持手段を設け、前
    記レバーを回動操作して、レバーをサイドフレーム長手
    方向に沿う方向に前記保持手段により保持した際に、取
    付穴を押圧子により押圧して前記支柱部を拘束する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の着脱型ベッド用
    付属品の固定機構。
JP2001026965A 2001-02-02 2001-02-02 着脱型ベッド用付属品の固定機構 Pending JP2002224172A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012070767A (ja) * 2010-09-27 2012-04-12 Iura Co Ltd ベッド用グリップ等の固定機構における操作ハンドルの保持装置
JP2019141555A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 株式会社プラッツ ベッド用側柵

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040707