JP2008220391A - 取付け器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
日常、腰に負担のかかる看護師や介護士、また、腰を曲げることのできない障害者や、手の握力等、不特定多数の人が利用する様々な用具において、車椅子の点滴棒などや、ベッドに吊下げる棒などを、屈む動作をせずに、足で簡単に取付けられる器具を提供することを目的とする。
【解決手段】
カム機構を備えた足踏みレバー(4)と、締付け具(3)と、棒を差込む取付けパイプ(2)と車軸などに固定する板(1)とから構成し、屈む動作をせずに、足で踏むことにより、確実に固定できることを特徴としている。
【選択図】図1
日常、腰に負担のかかる看護師や介護士、また、腰を曲げることのできない障害者や、手の握力等、不特定多数の人が利用する様々な用具において、車椅子の点滴棒などや、ベッドに吊下げる棒などを、屈む動作をせずに、足で簡単に取付けられる器具を提供することを目的とする。
【解決手段】
カム機構を備えた足踏みレバー(4)と、締付け具(3)と、棒を差込む取付けパイプ(2)と車軸などに固定する板(1)とから構成し、屈む動作をせずに、足で踏むことにより、確実に固定できることを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本発明は、膝より下にある取付け器具のネジを締める場合に、屈む動作を解消し、腰の負担を軽減できる取付け器具に関するものである。
例えば、車椅子などに点滴棒などを取付ける際、その市販の取付け器具は、車軸に固定されており、取付け方法として、まず、点滴棒などを、取付けパイプに差し込み、続いて、屈む動作をし、ネジを手で回し固定する。日常の中で、腰に負担の掛かる行動が多い看護師や介護士などには、屈む動作は苦痛である。また、車椅子を利用する患者によっては、点滴を必要としないケースもあるので、頻繁に点滴棒の着脱をしなければならない。また、緊急時を要する際には、この取付け器具では、取付けに時間を要し、如いては、患者生命の危険にも繋がる。
また、その市販の取付け器具は、パイプ状で底が貫通しており、走行中にネジが緩むと、点滴棒などが床まで滑り落ち引きずる形となり、曲げ使えなくなる。そのため、点滴棒などの取付け器具が装着されていても、取付け作業や、走行中に滑り落ちるなど負担が大きいため、車椅子を利用し、点滴を必要とする患者にキャスターのついた移動用点滴棒などを押させており、走行中には車椅子を利用する患者や、車椅子をおす看護師、介護士も気疲れをする。また、その行動は、移動用の点滴棒などが倒れた場合、患者の手腕から針がはずれ大変危険である。
特願2005−146384
しかしながら、車椅子などに点滴棒などを取付ける、その市販の取付け器具は、使用目的のわりに、高価であり、屈む動作をし、取付けるといった使い勝手を考えると購入してまで、車椅子に取付け器具を取付けるケースが少ない。また、使用しているその取付け器具は、取付けに時間を要し、如いては、患者生命の危険にも繋がる。また、締付け力が弱いと、走行中に滑り落ちて、点滴棒などを引きずり曲げてしまい、使えなくなるといった問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、屈む動作を解消し、腰の負担を軽減することができる取付け器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、車軸に固定する取付け板の取付け穴を長穴とし、異なる車椅子などにも取付けられることを特徴とする。
また、車軸に固定する取付け板に溶接等で取付けパイプを固定し、取付けパイプの溝と締付け具の溝が一致するよう取付け、つづいて、足踏みレバーを締付け具に取付け、カム機構を備えた足踏みレバーから構成し、前記足踏みレバーを足で踏むことにより取付けパイプと締付け具が縮むことで、確実に固定できることを特徴とする。
ここで、取付け器具に関しては車椅子、点滴棒と、特に問うものではない
本発明のうち請求項2の発明は、前記締め付け具において、足踏みレバーが回転せず、確実に下方向に踏み込めることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、車椅子に関して、点滴棒などを取付ける際に、どの車椅子にも取付けられるように、車軸などの取付け穴を長穴とし、点滴などを必要としている患者が、どのような車椅子を選んでも点滴棒などが取付けられる。また、膝より下にある取付け器具の固定をする際、屈む動作をすることがなく、足で、固定することにより、腰に対する負担を軽減することができる。他に、手で、締付ける際、ある程度の力で締め付けなければならいが、足で踏むことにより、確実に固定できる。従って、誰でも簡単に取付けができ、今まで使えなかった人でも簡単に取り付けることができ、患者や利用者の負担軽減につながる。
請求項2記載の発明によれば、前記締付け具のガイドがあることにより、回転せずに確実に、下方向に足で固定することができる。また、取付けの際に、屈む動作がなくなり、腰の負担が軽減される。
以下、本発明の取付け器具の実施形態について図面に基づき説明する。
本発明の取付け器具は、取付け板(1)と、取付けパイプ(2)と、締付け具(3)とカム機構を利用した足踏みレバー(4)と、から構成されており、前記取付け板にあけられた長穴(1A)にボルト等で固定されている。固定の際には、前記取付けパイプ(2)が床面に対して垂直になるよう、車椅子等に取付けられている。
また、前記締付け具(3)には前記足踏みレバー(4)を取付けられるよう穴をあけており、ナットで固定されている。前記締付け具(3)にガイド(3B)をつけることによって、足踏みレバーを確実に下方向に踏み込める様になされている。
本発明の取付け器具は、車椅子の点滴棒に限定されるものではなく、例えば、病院のベッド等、医療用バッグなどを吊下げる際に吊り下げる機能のついた棒を取付ける際、屈む動作をせずに、足で固定できる。また、膝より下にある、棒などの取付け器具に対しても有効であるため、車椅子の点滴棒に限るものではない。
以下の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は車椅子などの点滴棒などを取付ける際に、屈む動作をせずに取付けられる取付け器具である。取付け板(1)は車椅子などの車軸等に固定するためのものであり、穴は長穴とし角度調整、高さ調整できるものとしている。取付けパイプ(2)は点滴棒など(5)を差込むためのものであり、取付けパイプ(2)の下部には溝を入れてあり、縮むようにしている。また、取付けパイプ(2)の底部は車椅子フットレバーパイプの上部に位置し、点滴棒など(5)が床まで滑り落ちないようにしている。そのため、万が一緩んだとしても下まで滑り落ちることがないため、安全である。締付け具(3)はカム機構を備えた足踏みレバー(4)を取付けるものであり、締付ける際に、溝をいれ、縮むようにしている。また、取付けパイプ(2)の下部溝と締付け具(3)の溝を一致させて取付けることにより、踏む力を軽減している。カム機構を備えた足踏みレバー(4)は、図5に示すように偏心させた内輪(4A)を回転の中心として踏み込むことで、取付けパイプ(2)と、締付け具(3)を縮めて固定する。
図1は車椅子などの点滴棒などを取付ける際に、屈む動作をせずに取付けられる取付け器具である。取付け板(1)は車椅子などの車軸等に固定するためのものであり、穴は長穴とし角度調整、高さ調整できるものとしている。取付けパイプ(2)は点滴棒など(5)を差込むためのものであり、取付けパイプ(2)の下部には溝を入れてあり、縮むようにしている。また、取付けパイプ(2)の底部は車椅子フットレバーパイプの上部に位置し、点滴棒など(5)が床まで滑り落ちないようにしている。そのため、万が一緩んだとしても下まで滑り落ちることがないため、安全である。締付け具(3)はカム機構を備えた足踏みレバー(4)を取付けるものであり、締付ける際に、溝をいれ、縮むようにしている。また、取付けパイプ(2)の下部溝と締付け具(3)の溝を一致させて取付けることにより、踏む力を軽減している。カム機構を備えた足踏みレバー(4)は、図5に示すように偏心させた内輪(4A)を回転の中心として踏み込むことで、取付けパイプ(2)と、締付け具(3)を縮めて固定する。
図10は、車椅子に取付けた際の取付け器具と点滴棒などを示したものである。点滴棒外管など(5)はパイプ形状になっており上部には溝を入れている。また、点滴用棒内管など(6)が納まるようになっており、点滴用棒内管など(6)の高さ調節をする際に簡単に固定できるように点滴用棒内管固定具(8)を点滴用棒外管など(5)の上部に取付けており、点滴棒外管など(5)の溝と点滴棒内管固定具(8)の溝とを一致させることで、締付け時の力を軽減している。また、点滴用棒内管固定具(8)はカム機構を備えており、図6に示すように偏心させた内輪を回転の中心として締付けることで、簡単に固定が出来るようにしている。点滴用棒内管など(6)の上部には、点滴バッグを吊下げるフック(7)を溶接等で固定しており、フック両端は点滴用バッグが揺れて落ちないように点滴用棒内管など(6)の上部より、先端が長くなっている。
図7は車椅子などの点滴棒などを取付ける際に、屈む動作をせずに差込むだけで取付けられる取付け器具である。取付けパイプ(9)は、図8に示す点滴棒など(10)を差込むためのものであり、取付けパイプ(9)の上部に穴(9A)をあけており、点滴棒など(10)を差込んだ際にスプリング圧で押された球(10A)と一致し固定するようになっている。また、取付けパイプ(9)の底部は車椅子フットレバーパイプの上部に位置し、点滴棒など(10)が床まで滑り落ちないようにしている。そのため、万が一緩んだとしても下まで滑り落ちることがないため、安全である。
100:取付け器具の全体図
1 :取付け板
1A :長穴
2 :取付けパイプ
2A :縮むための溝
3 :締付け具
3A :縮むための溝
3B :ガイド
4 :足踏みレバー
4A :偏心させた内輪
5 :外管
6 :内管
7 :吊り下フック
8 :締付け部
8A :縮むための溝
9 :穴を開けた取付けパイプ
9A :合わせ穴
10 :球を埋め込んだ外管
10A:スプリング圧で押されている球
1 :取付け板
1A :長穴
2 :取付けパイプ
2A :縮むための溝
3 :締付け具
3A :縮むための溝
3B :ガイド
4 :足踏みレバー
4A :偏心させた内輪
5 :外管
6 :内管
7 :吊り下フック
8 :締付け部
8A :縮むための溝
9 :穴を開けた取付けパイプ
9A :合わせ穴
10 :球を埋め込んだ外管
10A:スプリング圧で押されている球
Claims (2)
- 車椅子などに取付ける取付け器具であって、取付け部の穴は長穴とし、取付けパイプの溝と、取付けパイプの溝とを一致させるように取付けた締付け具と、締付け具に、カムの機構を利用した、足踏みレバーを備えており、足踏みレバーを踏むことにより、取付けパイプと締付け具が縮むことで固定する構成からなることを特徴とした取付け器具。
- 前記締付け具においては、ガイドをつけることにより、前記足踏みレバーにおいて、回転せず下方向に、足で踏むことができることにより、前期取付けパイプに差し込んだ棒を、確実に固定できることを特徴とする請求項1記載の取付け器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007058263A JP2008220391A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 取付け器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007058263A JP2008220391A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 取付け器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008220391A true JP2008220391A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39839708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007058263A Pending JP2008220391A (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 取付け器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008220391A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016016244A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | 株式会社岡村製作所 | 医療設備システム |
JP7389639B2 (ja) | 2019-12-20 | 2023-11-30 | 大輔 片岡 | 点滴台装着車いす |
-
2007
- 2007-03-08 JP JP2007058263A patent/JP2008220391A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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